JPH0447445B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0447445B2 JPH0447445B2 JP32937687A JP32937687A JPH0447445B2 JP H0447445 B2 JPH0447445 B2 JP H0447445B2 JP 32937687 A JP32937687 A JP 32937687A JP 32937687 A JP32937687 A JP 32937687A JP H0447445 B2 JPH0447445 B2 JP H0447445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating tube
- layer
- woven fabric
- mixed woven
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、変圧器など電磁誘導機器の巻線の芯
形として好適な絶縁管に関するものである。
形として好適な絶縁管に関するものである。
従来、この種の絶縁管として、例えば第3図に
示すような変圧器巻線に用いられるものがある。
これを図に基づき説明すると、1は変圧器の鉄
心、2はこれに嵌着された絶縁管、3はこの絶縁
管2を鉄心1に強固に固定するためこれらの間に
圧入された楔部材、4は上記絶縁管2の外周に巻
回された低圧巻線、5はこの低圧巻線4の外側に
スペーサ6を介して装着された絶縁管、7はこの
絶縁管5の外周に巻回された高圧巻線である。
示すような変圧器巻線に用いられるものがある。
これを図に基づき説明すると、1は変圧器の鉄
心、2はこれに嵌着された絶縁管、3はこの絶縁
管2を鉄心1に強固に固定するためこれらの間に
圧入された楔部材、4は上記絶縁管2の外周に巻
回された低圧巻線、5はこの低圧巻線4の外側に
スペーサ6を介して装着された絶縁管、7はこの
絶縁管5の外周に巻回された高圧巻線である。
このような変圧器に用いられる絶縁管は、耐熱
性、機械的強度、絶縁耐力に優れたものが要求さ
れるため、従来は以下のようにして製作されてい
る。
性、機械的強度、絶縁耐力に優れたものが要求さ
れるため、従来は以下のようにして製作されてい
る。
すなわち、絶縁管は例えばガラス繊維のような
細糸から成る交織布を基材とし、これに熱硬化性
の樹脂を塗布または含浸させて半硬化状態とし、
これを芯形上に多数回巻回して所定の厚さとし、
その後樹脂を加熱硬化させて第4図に示すような
管体に製作されていた。
細糸から成る交織布を基材とし、これに熱硬化性
の樹脂を塗布または含浸させて半硬化状態とし、
これを芯形上に多数回巻回して所定の厚さとし、
その後樹脂を加熱硬化させて第4図に示すような
管体に製作されていた。
従来の絶縁管は以上のように、基材に細糸を交
織した薄手の布を用いているので、その外観の凹
凸は少なく出来映えは良好だが、所定厚さの絶縁
管を製作するのに必要な量の樹脂を塗布又は含浸
させた半硬化状態の基材を作るのに長い基材を必
要とするため長時間を要し、またこの基材を絶縁
管に製作するときも多数回巻回しなければならな
いため長時間を要し、作業性が悪く、高価なもの
となつていた。
織した薄手の布を用いているので、その外観の凹
凸は少なく出来映えは良好だが、所定厚さの絶縁
管を製作するのに必要な量の樹脂を塗布又は含浸
させた半硬化状態の基材を作るのに長い基材を必
要とするため長時間を要し、またこの基材を絶縁
管に製作するときも多数回巻回しなければならな
いため長時間を要し、作業性が悪く、高価なもの
となつていた。
本発明は上記のような問題点を解消するために
なされたもので、外観出来映えも良く、製作上の
作業性も良い安価な絶縁管を得ることを目的とす
る。
なされたもので、外観出来映えも良く、製作上の
作業性も良い安価な絶縁管を得ることを目的とす
る。
本発明に係る絶縁管は、基材に厚さの異なる複
数の交織布を用いたものである。
数の交織布を用いたものである。
本発明においては、厚手の基材と薄手の基材を
有効に利用することにより外観の凹凸を押さえつ
つ所定の厚さを得るのに短かい長さ、少ない巻回
数でよいため、基材に熱硬化性樹脂で塗布または
含浸させた半硬化状態のシートを作る時間も、絶
縁管を製作する時間も短縮できる。
有効に利用することにより外観の凹凸を押さえつ
つ所定の厚さを得るのに短かい長さ、少ない巻回
数でよいため、基材に熱硬化性樹脂で塗布または
含浸させた半硬化状態のシートを作る時間も、絶
縁管を製作する時間も短縮できる。
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説
明すると、本実施例の絶縁管8は、織目の小さい
薄手の交織布を基材とする最内層9と、これの外
周に巻回された織目の大きい厚手の交織布を基材
とする中央層10と、この中央層10の外周に巻
回された上記最内層9同様の基材から成る最外層
11とから形成され、いずれの層もそれぞれの交
織布に巻回前に熱硬化性の樹脂が塗布又は含浸さ
れており、このコーテイング処理に関しては従来
と同様である。
明すると、本実施例の絶縁管8は、織目の小さい
薄手の交織布を基材とする最内層9と、これの外
周に巻回された織目の大きい厚手の交織布を基材
とする中央層10と、この中央層10の外周に巻
回された上記最内層9同様の基材から成る最外層
11とから形成され、いずれの層もそれぞれの交
織布に巻回前に熱硬化性の樹脂が塗布又は含浸さ
れており、このコーテイング処理に関しては従来
と同様である。
次に上記実施例に係る絶縁管8の製作手順につ
いて説明すると、先ず織目の小さい薄手の交織布
に熱硬化性の樹脂を塗布または含浸させたシート
を図示しない芯形上に数回巻回して最内層9とな
る筒体に形成する。次いでこの上に織目の大きい
厚手の交織布に熱硬化性の樹脂を塗布または含浸
させたシートを所要厚さ巻回して中央層10を形
成し、この後、この中央層10の外周に織目の小
さい薄手の交織布に熱硬化性の樹脂を塗布または
含浸させたシートを数回巻回して絶縁管の最外層
11を形成する。この最外層11のシートと最内
層9のシートは同一品を使用してもよい。
いて説明すると、先ず織目の小さい薄手の交織布
に熱硬化性の樹脂を塗布または含浸させたシート
を図示しない芯形上に数回巻回して最内層9とな
る筒体に形成する。次いでこの上に織目の大きい
厚手の交織布に熱硬化性の樹脂を塗布または含浸
させたシートを所要厚さ巻回して中央層10を形
成し、この後、この中央層10の外周に織目の小
さい薄手の交織布に熱硬化性の樹脂を塗布または
含浸させたシートを数回巻回して絶縁管の最外層
11を形成する。この最外層11のシートと最内
層9のシートは同一品を使用してもよい。
このように本実施例の絶縁管8は、薄手の最内
層、最外層シートは数回の巻回数として、中央層
には厚手のシートを使用しているため、所定の厚
さを得るのに少ない巻回数でよい。また、最内層
9、最外層11、中央層10に用いるシート長さ
はいずれも短かくてよいため、半硬化状態のシー
ト製作時間、絶縁管の製作時間も短かくてよい。
更に、絶縁管8の最内層9、最外層11には織目
の小さい薄手の交織布を使用しているため、仕上
り外観は従来品と同等の表面状態のものが得ら
れ、絶縁管の内径側への楔打ち込み、外径側への
コイル導体巻回も問題なく実施できる。
層、最外層シートは数回の巻回数として、中央層
には厚手のシートを使用しているため、所定の厚
さを得るのに少ない巻回数でよい。また、最内層
9、最外層11、中央層10に用いるシート長さ
はいずれも短かくてよいため、半硬化状態のシー
ト製作時間、絶縁管の製作時間も短かくてよい。
更に、絶縁管8の最内層9、最外層11には織目
の小さい薄手の交織布を使用しているため、仕上
り外観は従来品と同等の表面状態のものが得ら
れ、絶縁管の内径側への楔打ち込み、外径側への
コイル導体巻回も問題なく実施できる。
なお、上記実施例では絶縁管の最内層9、最外
層11の両方に織目の小さい薄手の交織布に熱硬
化性の樹脂を塗布または含浸させたシートを用い
たが、第2図に示すように、内層12に織目の大
きい厚手の交織布を用い、これを図示しない芯形
の上に巻回し、最外層13にのみ織目の小さい薄
手の交織布を用いた絶縁管14としてもよい。こ
の場合、内層12に織目の大きい厚手の交織布を
用いるが、芯形チユーブの上に複数回巻回される
ため、最内径側のシートはこの上に巻回されるシ
ートの外圧により芯形に十分押し付けられ、表面
は凹凸がなくなることが実験の結果明らかとなつ
ている。したがつて、最外層13には織目の小さ
い薄手の交織布を用いることにより、上記実施例
と同様の効果を得ることができる。
層11の両方に織目の小さい薄手の交織布に熱硬
化性の樹脂を塗布または含浸させたシートを用い
たが、第2図に示すように、内層12に織目の大
きい厚手の交織布を用い、これを図示しない芯形
の上に巻回し、最外層13にのみ織目の小さい薄
手の交織布を用いた絶縁管14としてもよい。こ
の場合、内層12に織目の大きい厚手の交織布を
用いるが、芯形チユーブの上に複数回巻回される
ため、最内径側のシートはこの上に巻回されるシ
ートの外圧により芯形に十分押し付けられ、表面
は凹凸がなくなることが実験の結果明らかとなつ
ている。したがつて、最外層13には織目の小さ
い薄手の交織布を用いることにより、上記実施例
と同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施例ではいずれも最外層に織目
の小さい薄手の交織布を用いたものを示したが、
これに限らず、例えば絶縁管の内径側が重視され
るような機器に本発明を適用するような場合には
最外層に織目の大きい厚手の交織布を用いること
もでき、これら各層の設定は任意に選択し得るこ
とは明らかである。
の小さい薄手の交織布を用いたものを示したが、
これに限らず、例えば絶縁管の内径側が重視され
るような機器に本発明を適用するような場合には
最外層に織目の大きい厚手の交織布を用いること
もでき、これら各層の設定は任意に選択し得るこ
とは明らかである。
以上のように、本発明によれば、基材に厚さの
異なる複数の交織布を用いたので、製作作業性が
良く、製作時間も短かくかつ安価にでき、外観の
表面状態も従来品と同等なものが得られるという
効果がある。
異なる複数の交織布を用いたので、製作作業性が
良く、製作時間も短かくかつ安価にでき、外観の
表面状態も従来品と同等なものが得られるという
効果がある。
第1図a,bはいずれも本発明の一実施例によ
る絶縁管を示すもので、第1図aは正面図、第1
図bはその側面図、第2図a,bはいずれも本発
明の他の実施例を示す第1図a,b相当図、第3
図a,bはいずれも変圧器に適用された従来の絶
縁管を示すもので、第3図aは平面図、第3図a
はその縦断面図、第4図a,bはいずれも第3図
のものの絶縁管を示す第1図a,b相当図であ
る。 8,14……絶縁管、[9……最内層(薄手の
交織布)、11,13……最外層]−(薄手の交織
布)、[10……中央層(厚手の交織布)、12…
…内層]−(厚手の交織布)。なお、各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
る絶縁管を示すもので、第1図aは正面図、第1
図bはその側面図、第2図a,bはいずれも本発
明の他の実施例を示す第1図a,b相当図、第3
図a,bはいずれも変圧器に適用された従来の絶
縁管を示すもので、第3図aは平面図、第3図a
はその縦断面図、第4図a,bはいずれも第3図
のものの絶縁管を示す第1図a,b相当図であ
る。 8,14……絶縁管、[9……最内層(薄手の
交織布)、11,13……最外層]−(薄手の交織
布)、[10……中央層(厚手の交織布)、12…
…内層]−(厚手の交織布)。なお、各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可撓性基材に熱硬化樹脂を塗布または含浸さ
せて半硬化状態とし、これを芯形上に巻回して筒
状に形成した絶縁管において、上記基材に厚さの
異なる複数の交織布を用いたことを特徴とする絶
縁管。 2 最内層と最外層の基材には薄手の交織布、中
央層の基材には厚手の交織布を用いたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の絶縁管。 3 内層の基材には厚手の交織布を、外層の基材
には薄手の交織布を用いたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の絶縁管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32937687A JPH01171212A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 絶縁管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32937687A JPH01171212A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 絶縁管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01171212A JPH01171212A (ja) | 1989-07-06 |
| JPH0447445B2 true JPH0447445B2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=18220750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32937687A Granted JPH01171212A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 絶縁管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01171212A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009041052A1 (ja) | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Oiles Corporation | 合成樹脂製スラスト滑り軸受 |
| WO2010013415A1 (ja) | 2008-07-28 | 2010-02-04 | オイレス工業株式会社 | 合成樹脂製スラスト滑り軸受 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP32937687A patent/JPH01171212A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009041052A1 (ja) | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Oiles Corporation | 合成樹脂製スラスト滑り軸受 |
| WO2010013415A1 (ja) | 2008-07-28 | 2010-02-04 | オイレス工業株式会社 | 合成樹脂製スラスト滑り軸受 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01171212A (ja) | 1989-07-06 |
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