JPH0442761Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442761Y2 JPH0442761Y2 JP1504688U JP1504688U JPH0442761Y2 JP H0442761 Y2 JPH0442761 Y2 JP H0442761Y2 JP 1504688 U JP1504688 U JP 1504688U JP 1504688 U JP1504688 U JP 1504688U JP H0442761 Y2 JPH0442761 Y2 JP H0442761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capsule
- sample
- tank
- pressure
- metal material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
流体を扱う機器或いは容器等のように使用状態
で流体漏れがあつてはならないか、もしくは流体
の漏れが一定規格以内であることが必要な製品も
しくは部品をその生産工程中において順次検査
し、良否を判定するために漏れ検査装置が用いら
れる。この考案は該装置に使用する基準タンクに
関する。
で流体漏れがあつてはならないか、もしくは流体
の漏れが一定規格以内であることが必要な製品も
しくは部品をその生産工程中において順次検査
し、良否を判定するために漏れ検査装置が用いら
れる。この考案は該装置に使用する基準タンクに
関する。
「従来の技術」
例えばエンジンのシリンダ或いは防水型時計の
容器、ガス器具等の各種機器は気体または液体の
漏れが全くないか、もしくは漏れ量が一定規格以
内であることが要求されている。このためこのよ
うな機器もしくは部品は製造工程において漏れに
関する検査を行つている。この漏れ検査装置は例
えば被検査物(以下試料と言う)と基準タンクに
正の流体圧を与え、これら間の差圧の変化を測定
して試料の良否を判定するものである。即ち、試
料に流体圧を与え、その流体圧が所定値に達した
時点から一定時間経過する間の差圧の変化を監視
し、差圧の変化が規定の範囲内にあるか否かによ
り良否を判定するものである。
容器、ガス器具等の各種機器は気体または液体の
漏れが全くないか、もしくは漏れ量が一定規格以
内であることが要求されている。このためこのよ
うな機器もしくは部品は製造工程において漏れに
関する検査を行つている。この漏れ検査装置は例
えば被検査物(以下試料と言う)と基準タンクに
正の流体圧を与え、これら間の差圧の変化を測定
して試料の良否を判定するものである。即ち、試
料に流体圧を与え、その流体圧が所定値に達した
時点から一定時間経過する間の差圧の変化を監視
し、差圧の変化が規定の範囲内にあるか否かによ
り良否を判定するものである。
この考案の理解を容易にするために第7図及び
第8図を用いて差圧検出式漏れ検査装置について
説明する。
第8図を用いて差圧検出式漏れ検査装置について
説明する。
空圧源11の出力側に接続された流管10は調
圧弁12及び三方弁14を介して三方弁14の出
口側で二分され、分岐路15−1,15−2にそ
れぞれ接続されている。調圧弁12の出口と三方
弁14の入口との間には検査圧を設定する圧力計
13が接続されている。
圧弁12及び三方弁14を介して三方弁14の出
口側で二分され、分岐路15−1,15−2にそ
れぞれ接続されている。調圧弁12の出口と三方
弁14の入口との間には検査圧を設定する圧力計
13が接続されている。
分岐路15−1は電磁弁16を介して導管18
の一端に接続され、この導管18の他端部には漏
れを検査すべき試料20を接続する機構が設けら
れる。この導管18の他端部の機構により試料2
0が順次接続されて漏れ検査が可能な構成となつ
ている。一方、分岐路15−2は電磁弁17を介
して導管19の一端に接続され、この導管19の
他端部には基準タンク21が接続されている。電
磁弁16及び17の出口側において導管18及び
19の間に差圧検出器22が取り付けられてい
る。
の一端に接続され、この導管18の他端部には漏
れを検査すべき試料20を接続する機構が設けら
れる。この導管18の他端部の機構により試料2
0が順次接続されて漏れ検査が可能な構成となつ
ている。一方、分岐路15−2は電磁弁17を介
して導管19の一端に接続され、この導管19の
他端部には基準タンク21が接続されている。電
磁弁16及び17の出口側において導管18及び
19の間に差圧検出器22が取り付けられてい
る。
差圧検出器22の出力信号は増幅器31を介し
て比較器32に与えられ、比較器32において基
準信号設定器33の出力基準値と比較可能な構成
とされる。
て比較器32に与えられ、比較器32において基
準信号設定器33の出力基準値と比較可能な構成
とされる。
試料20を導管18の端部に取り付け、導管1
9には漏れのない基準タンク21を取り付けて三
方弁14のa端〜b端間を閉状態とし(a端、b
端とも閉塞される)、調圧弁12を開いて圧力計
13によつて空圧源11から与えられる空気圧が
所定の値となるように調整する。次に電磁弁16
及び17を開状態とし、三方弁14のa端〜b端
間を開状態にして設定された一定圧の空気を分岐
路15−1,15−2、導管18,19を通じて
それぞれ試料20及び基準タンク21に供給す
る。この状態を第8図Aに示すように加圧区間と
し、その時間をT1で表わす。
9には漏れのない基準タンク21を取り付けて三
方弁14のa端〜b端間を閉状態とし(a端、b
端とも閉塞される)、調圧弁12を開いて圧力計
13によつて空圧源11から与えられる空気圧が
所定の値となるように調整する。次に電磁弁16
及び17を開状態とし、三方弁14のa端〜b端
間を開状態にして設定された一定圧の空気を分岐
路15−1,15−2、導管18,19を通じて
それぞれ試料20及び基準タンク21に供給す
る。この状態を第8図Aに示すように加圧区間と
し、その時間をT1で表わす。
電磁弁16及び17を開にしてから一定時間
T1が経過して試料20及び基準タンク21内の
圧力が安定した後に、電磁弁16及び17を閉状
態にする。この時点より差圧の変化がある程度安
定する所定の時間T2後に差圧検出器22に接続
された自動零補正式増幅器31に零補正信号34
が制御回路35より与えられ、増幅器31の出力
を予め零の状態に設定するとともに、この零設定
時点から一定時間T3後に増幅器31の出力信号
の読取りが行われる。零設定時点から読取りを行
うまでの時間T3を検測時間と称する。増幅器3
1を零点設定したとき、増幅器31の感度は高感
度の状態に切替えられ試料20の良否を判定する
状態では差圧検出器22の検出信号を増幅器31
によつて大きく拡大して読取るようにしている。
T1が経過して試料20及び基準タンク21内の
圧力が安定した後に、電磁弁16及び17を閉状
態にする。この時点より差圧の変化がある程度安
定する所定の時間T2後に差圧検出器22に接続
された自動零補正式増幅器31に零補正信号34
が制御回路35より与えられ、増幅器31の出力
を予め零の状態に設定するとともに、この零設定
時点から一定時間T3後に増幅器31の出力信号
の読取りが行われる。零設定時点から読取りを行
うまでの時間T3を検測時間と称する。増幅器3
1を零点設定したとき、増幅器31の感度は高感
度の状態に切替えられ試料20の良否を判定する
状態では差圧検出器22の検出信号を増幅器31
によつて大きく拡大して読取るようにしている。
ここで電磁弁16,17を開に制御し、圧力を
与える期間T1と、電磁弁16,17を閉じて圧
力を安定させる期間T2と、増幅器31を零設定
してから読取りを行うまでの検測時間T3を通し
て一検測サイクルと称する。この期間T1,T2,
T3の切替えは制御回路35によつて行われる。
与える期間T1と、電磁弁16,17を閉じて圧
力を安定させる期間T2と、増幅器31を零設定
してから読取りを行うまでの検測時間T3を通し
て一検測サイクルと称する。この期間T1,T2,
T3の切替えは制御回路35によつて行われる。
試料20の気密が完全で漏れが存在しない状態
では、増幅器31からの出力信号は、一定検測時
間において理想的には零となる。試料20に漏れ
が存在するとその内部の圧力が漸次減少し一定検
測時間T3内の出力信号は漏れ量にほぼ比例した
値となる。
では、増幅器31からの出力信号は、一定検測時
間において理想的には零となる。試料20に漏れ
が存在するとその内部の圧力が漸次減少し一定検
測時間T3内の出力信号は漏れ量にほぼ比例した
値となる。
基準信号設定器33から与えられる基準信号と
増幅器31の出力信号が比較器32で比較され、
出力信号が基準信号を越えたか否かにより、良品
もしくは不良品を示す良品判定出力36が得られ
る。
増幅器31の出力信号が比較器32で比較され、
出力信号が基準信号を越えたか否かにより、良品
もしくは不良品を示す良品判定出力36が得られ
る。
検測時間T3が終了すると三方弁のa端を閉塞
するとともにb端を大気開放とされているc端に
接続して、試料20、基準タンク21及び関連す
る導管内を排気して大気圧とし、検査済の試料2
0を取り外して新しいものを接続機構に装着した
後、再び上述の検測サイクルが繰り返される。
するとともにb端を大気開放とされているc端に
接続して、試料20、基準タンク21及び関連す
る導管内を排気して大気圧とし、検査済の試料2
0を取り外して新しいものを接続機構に装着した
後、再び上述の検測サイクルが繰り返される。
ところで試料の内部の空気温度の検測サイクル
中の変化状態は試料の形状、寸法により可成り異
なるものである。いま、検査を行う場所の周囲温
度が20℃で、試料自身(金属部)及び圧搾空気等
の温度もこの温度に等しくされている場合に、形
状、寸法の異なる2つの試料a,b内部の空気温
度を測定すると第9図に示すように変化してい
る。即ち、試料内部の空気(加圧前は大気圧に等
しい)は空圧源11よりの圧搾空気により圧縮さ
れるが、この圧縮は一種の断熱圧縮に相当し、圧
縮された空気の温度が急激に上昇する。しかし、
周囲の金属部の熱伝導により次第に冷却される。
検測時間T3における空気温度の大きさ及びその
変化率は試料a,bにより相違している。この空
気温度の変化により空気圧が変化する。このタン
ク内部の空気温度の変化による空気圧の変化は基
準タンク21についても同様に存在するものであ
り、タンクの寸法、形状の相違により空気温度、
従つてその圧力の変化状態が異なるのである。ま
た、周囲温度の変化により試料20及び基準タン
ク21の寸法、従つて内容積が変化し、このため
それぞれの内部圧力が変動する。これら断熱圧縮
による内部空気温度の変動や周囲温度の変動に起
因する内部圧力の変化が試料20と基準タンク2
1とで同一であれば測定誤差にはならない。この
ため基準タンク21としては、試料群の中より漏
れが無い(または無視できる)ものを別途選出し
て基準タンクとして用いる。
中の変化状態は試料の形状、寸法により可成り異
なるものである。いま、検査を行う場所の周囲温
度が20℃で、試料自身(金属部)及び圧搾空気等
の温度もこの温度に等しくされている場合に、形
状、寸法の異なる2つの試料a,b内部の空気温
度を測定すると第9図に示すように変化してい
る。即ち、試料内部の空気(加圧前は大気圧に等
しい)は空圧源11よりの圧搾空気により圧縮さ
れるが、この圧縮は一種の断熱圧縮に相当し、圧
縮された空気の温度が急激に上昇する。しかし、
周囲の金属部の熱伝導により次第に冷却される。
検測時間T3における空気温度の大きさ及びその
変化率は試料a,bにより相違している。この空
気温度の変化により空気圧が変化する。このタン
ク内部の空気温度の変化による空気圧の変化は基
準タンク21についても同様に存在するものであ
り、タンクの寸法、形状の相違により空気温度、
従つてその圧力の変化状態が異なるのである。ま
た、周囲温度の変化により試料20及び基準タン
ク21の寸法、従つて内容積が変化し、このため
それぞれの内部圧力が変動する。これら断熱圧縮
による内部空気温度の変動や周囲温度の変動に起
因する内部圧力の変化が試料20と基準タンク2
1とで同一であれば測定誤差にはならない。この
ため基準タンク21としては、試料群の中より漏
れが無い(または無視できる)ものを別途選出し
て基準タンクとして用いる。
「考案が解決しようとする課題」
試料を基準タンクとして用いる場合、その試料
が繰り返しの使用に耐える強度を持ち、加圧によ
る変形が無く、また経時的な変形や変質も無く、
寸法的にも手頃であれば問題はない。しかしなが
ら、試料が例えば合成樹脂材で構成され、寸法や
材質の経時変化が大きく、また加圧による変形の
ばらつきが大きく基準タンクとして使用するには
信頼性が低い場合や、試料の寸法が大形のために
スペース上基準タンクに採用できない場合があ
り、このような場合には差圧検出による漏れ検査
装置は使用できず、他の方式(例えば試料内の圧
力変化を直接測定する方式)の検査装置を設備せ
ざるを得なかつた。
が繰り返しの使用に耐える強度を持ち、加圧によ
る変形が無く、また経時的な変形や変質も無く、
寸法的にも手頃であれば問題はない。しかしなが
ら、試料が例えば合成樹脂材で構成され、寸法や
材質の経時変化が大きく、また加圧による変形の
ばらつきが大きく基準タンクとして使用するには
信頼性が低い場合や、試料の寸法が大形のために
スペース上基準タンクに採用できない場合があ
り、このような場合には差圧検出による漏れ検査
装置は使用できず、他の方式(例えば試料内の圧
力変化を直接測定する方式)の検査装置を設備せ
ざるを得なかつた。
この考案の目的は試料が基準タンクとして使用
できない場合にこれに代わるべき基準タンクを提
供し、差圧検出式漏れ検査装置の適用範囲を拡大
しようとするものである。
できない場合にこれに代わるべき基準タンクを提
供し、差圧検出式漏れ検査装置の適用範囲を拡大
しようとするものである。
「課題を解決するための手段」
この考案の漏れ検査装置用基準タンクには、一
端が開口とされた円筒状の金属材料より成るカプ
セルと、そのカプセルの中心軸に沿つてカプセル
の内端面に植立てられた金属材料より成る軸棒
と、その軸棒に挿通された環状の金属材料より成
る複数のカラーと、上記軸棒に挿通された中心孔
をもつ円板状の金属材料より成る複数のフイン
と、上記カプセル内に空気圧を印加するためのポ
ートが形成され、そのカプセルの開口を閉塞する
円板状の金属材料より成る蓋とが設けられ、 上記フイン及びカラーの個数と上記軸棒に挿通
する順序を変更してタンクの内部の容積と表面積
とが調整される。
端が開口とされた円筒状の金属材料より成るカプ
セルと、そのカプセルの中心軸に沿つてカプセル
の内端面に植立てられた金属材料より成る軸棒
と、その軸棒に挿通された環状の金属材料より成
る複数のカラーと、上記軸棒に挿通された中心孔
をもつ円板状の金属材料より成る複数のフイン
と、上記カプセル内に空気圧を印加するためのポ
ートが形成され、そのカプセルの開口を閉塞する
円板状の金属材料より成る蓋とが設けられ、 上記フイン及びカラーの個数と上記軸棒に挿通
する順序を変更してタンクの内部の容積と表面積
とが調整される。
「実施例」
この考案の基準タンクは第1図に示すように、
一端が開口とされた円筒状のカプセル1の中心軸
に沿つて円柱状の軸棒2がカプセル1の内端面に
植立てられ、その軸棒2の頂端より、軸棒の外径
より僅かに大きな内径をもつ環状のカラー3(第
2図A)及び軸棒2の外径より僅かに大きな中心
孔4aをもつ円柱状のフイン4(第2図B)が交
互に挿通される。カラー3及び4を各5個収容し
たカプセル1の上部に円柱状の蓋5がカプセルの
側壁の上部にねじ6により取り付けられる。その
側壁の上部にはカプセルと同軸心の環状の溝が形
成され、その溝に0リング7が装着されていて、
タンクの気密が得られるようにしている。蓋5の
中心には接続機構を介して導管に連結し、空気圧
を印加するためのポート5aがあけられている。
カプセル1の外周面にはカプセルを固定するため
の取付片8が取り付けられる。カプセル1、軸棒
2、カラー3、フイン4、蓋5等はアルミまたは
鉄などの金属材料で構成される。
一端が開口とされた円筒状のカプセル1の中心軸
に沿つて円柱状の軸棒2がカプセル1の内端面に
植立てられ、その軸棒2の頂端より、軸棒の外径
より僅かに大きな内径をもつ環状のカラー3(第
2図A)及び軸棒2の外径より僅かに大きな中心
孔4aをもつ円柱状のフイン4(第2図B)が交
互に挿通される。カラー3及び4を各5個収容し
たカプセル1の上部に円柱状の蓋5がカプセルの
側壁の上部にねじ6により取り付けられる。その
側壁の上部にはカプセルと同軸心の環状の溝が形
成され、その溝に0リング7が装着されていて、
タンクの気密が得られるようにしている。蓋5の
中心には接続機構を介して導管に連結し、空気圧
を印加するためのポート5aがあけられている。
カプセル1の外周面にはカプセルを固定するため
の取付片8が取り付けられる。カプセル1、軸棒
2、カラー3、フイン4、蓋5等はアルミまたは
鉄などの金属材料で構成される。
この考案の基準タンクとしては、例えば第3図
に示すように複数種類のものが用意される。内容
積は例えば250〜500c.c.,500c.c.〜1及び1〜2
の3種とされる。タンクの容積は収容するフイ
ン及びカラーの個数により調整でき、一般的には
試料に最も近い内容積となるように種類と収容す
るフイン及びカラーの個数が決められる。第3図
の場合にはフイン及びカラーの体積はそれぞれ80
c.c.及び1.7c.c.とされ、また併用されるコマA及び
B(後に説明する)の体積はそれぞれ3c.c.及び2
c.c.とされる。
に示すように複数種類のものが用意される。内容
積は例えば250〜500c.c.,500c.c.〜1及び1〜2
の3種とされる。タンクの容積は収容するフイ
ン及びカラーの個数により調整でき、一般的には
試料に最も近い内容積となるように種類と収容す
るフイン及びカラーの個数が決められる。第3図
の場合にはフイン及びカラーの体積はそれぞれ80
c.c.及び1.7c.c.とされ、また併用されるコマA及び
B(後に説明する)の体積はそれぞれ3c.c.及び2
c.c.とされる。
フイン4及びカラー3の軸棒2へ取り付ける形
態は同じ内容積でも例えば第4図A,Bに示すよ
うに、内部表面積をフインとカラーの組立順序を
変えることによつて調整できる。基準タンクを第
4図AまたはBに示すように設定し、実際に漏れ
検査を行つた場合の基準タンク内の空気の温度変
化を測定すると、例えばそれぞれ第5図A及びB
の特性が得られる。第4図Bの場合の方がタンク
内の表面積がはるかに大きいために、断熱圧縮効
果により上昇した空気の温度はその熱がタンクの
金属部分に伝導して冷却され、Aの場合より急速
に基準タンクの金属部の温度(室温にほゞ等し
い)に近づく。検測時間における内部空気温度は
室温に近く、変化率も小さい。従つて、その空気
の圧力も安定状態に近いはずである。フインを装
着する形態は準備段階において試料を数個検査し
てみて、検測時間における増幅器31の出力の変
化が良否の判定に悪影響を与えない程度に小さく
なるようにタンク内の表面積を調整する。もし小
さくならない場合には、フイン、カラーの個数を
増減し、場合によつては他の容積の基準タンクに
変えて同様の調整を行う。このようにして基準タ
ンク内の圧力変化特性は実際の試料に近づくよう
に調整される。
態は同じ内容積でも例えば第4図A,Bに示すよ
うに、内部表面積をフインとカラーの組立順序を
変えることによつて調整できる。基準タンクを第
4図AまたはBに示すように設定し、実際に漏れ
検査を行つた場合の基準タンク内の空気の温度変
化を測定すると、例えばそれぞれ第5図A及びB
の特性が得られる。第4図Bの場合の方がタンク
内の表面積がはるかに大きいために、断熱圧縮効
果により上昇した空気の温度はその熱がタンクの
金属部分に伝導して冷却され、Aの場合より急速
に基準タンクの金属部の温度(室温にほゞ等し
い)に近づく。検測時間における内部空気温度は
室温に近く、変化率も小さい。従つて、その空気
の圧力も安定状態に近いはずである。フインを装
着する形態は準備段階において試料を数個検査し
てみて、検測時間における増幅器31の出力の変
化が良否の判定に悪影響を与えない程度に小さく
なるようにタンク内の表面積を調整する。もし小
さくならない場合には、フイン、カラーの個数を
増減し、場合によつては他の容積の基準タンクに
変えて同様の調整を行う。このようにして基準タ
ンク内の圧力変化特性は実際の試料に近づくよう
に調整される。
基準タンク内の空気温度の変化状態を微細に調
整するために、第6図に示すように、フイン4の
上面に短かな柱状のコマ8(例えばアルミまたは
鉄より成る)を1個または複数個載置するように
して、容積と表面積とを可変するようにすること
もできる。コマとしては例えば2c.c.のものと3c.c.
のものとが各15個ずつ用意される。
整するために、第6図に示すように、フイン4の
上面に短かな柱状のコマ8(例えばアルミまたは
鉄より成る)を1個または複数個載置するように
して、容積と表面積とを可変するようにすること
もできる。コマとしては例えば2c.c.のものと3c.c.
のものとが各15個ずつ用意される。
「考案の効果」
以上述べたように、この考案によれば、基準タ
ンクに装着するフイン及びカラーの個数及びそれ
らの実装形態を変えて容積と内部表面積を変化さ
せ、これにより断熱圧縮されたタンク内空気の温
度変化、従つてその圧力変化の状態を試料内空気
のそれに合わせることが可能となり、よつて試料
を基準タンクに採用できない場合に、これに代わ
つて用いることができ、よつて差圧検出式漏れ検
査装置の適用範囲を大幅に拡大することができ
る。
ンクに装着するフイン及びカラーの個数及びそれ
らの実装形態を変えて容積と内部表面積を変化さ
せ、これにより断熱圧縮されたタンク内空気の温
度変化、従つてその圧力変化の状態を試料内空気
のそれに合わせることが可能となり、よつて試料
を基準タンクに採用できない場合に、これに代わ
つて用いることができ、よつて差圧検出式漏れ検
査装置の適用範囲を大幅に拡大することができ
る。
また、この考案の基準タンクは上記の場合に限
らず、専用の基準タンクとしても使用することが
でき、上記漏れ検査装置の使い勝手を向上するも
のである。
らず、専用の基準タンクとしても使用することが
でき、上記漏れ検査装置の使い勝手を向上するも
のである。
第1図はこの考案の基準タンクの実施例を示す
断面図、第2図は第1図のカラー3及びフイン4
の斜視図、第3図は第1図の基準タンクの容積と
フイン、カラー、コマの構成例を示す図、第4図
は内容積は同一であるがフインとカラーの積み重
ね順序を変えて内部の表面積を調節した例を示す
ためのこの考案の基準タンクの断面図、第5図A
及びBはそれぞれ第4図A及びBの基準タンクを
漏れ検査に使用した場合のタンク内部の空気温度
の変化特性を示す図、第6図はフインの上面に複
数のコマを載置して、内部の容積と表面積とを調
整した例を示すためのこの考案の基準タンクの断
面図、第7図は差圧検出式漏れ検査装置のブロツ
ク図、第8図は第7図の動作を説明するための波
形図、第9図は第7図の試料20内部の空気温度
の変化特性を示す図である。
断面図、第2図は第1図のカラー3及びフイン4
の斜視図、第3図は第1図の基準タンクの容積と
フイン、カラー、コマの構成例を示す図、第4図
は内容積は同一であるがフインとカラーの積み重
ね順序を変えて内部の表面積を調節した例を示す
ためのこの考案の基準タンクの断面図、第5図A
及びBはそれぞれ第4図A及びBの基準タンクを
漏れ検査に使用した場合のタンク内部の空気温度
の変化特性を示す図、第6図はフインの上面に複
数のコマを載置して、内部の容積と表面積とを調
整した例を示すためのこの考案の基準タンクの断
面図、第7図は差圧検出式漏れ検査装置のブロツ
ク図、第8図は第7図の動作を説明するための波
形図、第9図は第7図の試料20内部の空気温度
の変化特性を示す図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端が開口とされた円筒状の金属材料より成る
カプセルと、 そのカプセルの中心軸に沿つてカプセルの内端
面に植立てられた金属材料より成る軸棒と、 その軸棒に挿通された環状の金属材料より成る
複数のカラーと、 上記軸棒に挿通された中心孔をもつ円板状の金
属材料より成る複数のフインと、 上記カプセル内に空気圧を印加するためのポー
トが形成され、そのカプセルの開口を閉塞する円
板状の金属材料より成る蓋とを具備し、 上記フイン及びカラーの個数と上記軸棒に挿通
する順序を変更してタンク内部の容積と表面積と
を調整するようにしたことを特徴とする漏れ検査
装置用基準タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1504688U JPH0442761Y2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1504688U JPH0442761Y2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01120640U JPH01120640U (ja) | 1989-08-16 |
| JPH0442761Y2 true JPH0442761Y2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=31226758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1504688U Expired JPH0442761Y2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442761Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010266283A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Fukuda:Kk | リークテスト装置及び方法 |
| JP2010266282A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Fukuda:Kk | リークテスト装置及び方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021021566A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | 株式会社デンソー | 差圧式リークテスト装置 |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP1504688U patent/JPH0442761Y2/ja not_active Expired
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010266283A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Fukuda:Kk | リークテスト装置及び方法 |
| JP2010266282A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Fukuda:Kk | リークテスト装置及び方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01120640U (ja) | 1989-08-16 |
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