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JPH0429727A - リポ蛋白除去用高分子多孔膜 - Google Patents

リポ蛋白除去用高分子多孔膜

Info

Publication number
JPH0429727A
JPH0429727A JP13534390A JP13534390A JPH0429727A JP H0429727 A JPH0429727 A JP H0429727A JP 13534390 A JP13534390 A JP 13534390A JP 13534390 A JP13534390 A JP 13534390A JP H0429727 A JPH0429727 A JP H0429727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
filtration
porous polymer
plasma
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13534390A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Satani
佐谷 満州夫
Hajime Ishikawa
元 石川
Seiichi Manabe
征一 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP13534390A priority Critical patent/JPH0429727A/ja
Publication of JPH0429727A publication Critical patent/JPH0429727A/ja
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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蛋白を含有する水溶液、特に血漿、血清中に
含有されるリポ蛋白を除去する高分子多孔膜に関するも
のである。本発明の好ましい適用例としては、 (1)高脂血症患者の血漿交換療法における二次フィル
ター (2)採血、献血現場での孔度血漿、高脂血漿からの低
リポ蛋白血漿の取得。
(3)血漿分画工程での原料血漿、中間製品、製剤から
のリポ蛋白の除去。
(4)輸注用ベツドサイド・フィルター(5)ヘーター
・プロピオラクトン法、SolventDeterge
nt法等化学薬品による血漿、血液製剤のウィルス不活
化工程においで生産効率をあけるための前処理としての
リポ蛋白の除去。
〔従来の技術〕
リポ蛋白は、脂質と蛋白との複合体である。すなわち、
脂質は疎水性なのでそれ自体では血漿や血清中には独立
に存在することは出来ず、脂質の周囲を蛋白と一部のリ
ン脂質が取り巻くような形で血中に存在する。脂質の中
で、コレステロール、リン脂質、中性脂肪はアポ蛋白と
特殊な結合をしてリポ蛋白の形で存在し、遊離脂肪酸は
主としてアルブミンと結合し、ともに血中を循環し生体
に利用される。
リポ蛋白は、脂質の構成および脂質代謝上の役割からい
くつかの種類にわけられ、その呼称は測定法によって異
なり、超遠心法では、その密度に基づいて、カイロミク
ロン(CM)密度(g/ml )0.95以下、:超低
比重リポ蛋白(VLDL)密度(g/mA’)0、95
1〜1.006 ;中間型(IDL)密度< g /7
nl)1.006〜1.019置低比重リポ蛋白(LD
L)密度(g /ynl )1.019〜1.063 
、高比重リポ蛋白(HDL2)密度(g7/7nl)1
.063〜1.125.  ;高比重リポ蛋白(HDL
3)密度(g /ml )1.125以上に分類される
(中村治雄氏著血清脂質の異常とその治療、23頁、南
山堂参照)。
血漿中のリポ蛋白粒子の密度は、リポ蛋白を構成する蛋
白と脂質の割合で決まり、脂質が多いほど密度は小さく
、粒子の直径は大きくなる。リポ蛋白粒子の直径は、カ
イロミクロンで80nm以上、VLDLで30〜80n
m、  IDL、 LDL、 HDL等は30nm以下
といわれる。一方、電気泳動法ではpreβ−1βα−
リポ蛋白の3分画が認められ、各々〜’LDL、 LD
L、HDLに対応する。
脂質、リポ蛋白は生体にとって有用欠くべからざるもの
であるが、必要以上の高濃度で血中に常時存在すること
は、生体にとって好ましいことではなく、高脂血症など
の弊害をもたらすことがある。従来、血中の脂質の物理
的除去方法として、吸着法がある。例えば、多孔質セル
ロース粒子にデキストラン硫酸を固定化した吸着剤(鐘
淵化学工業すポソーバLA−40)は低比重リポ蛋白を
選択吸着し、高コレステロール血漿の治療に使用されて
いる。
しかし、膜濾過による脂質、リポ蛋白の除去の実際例は
まだない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の第一の目的は、血漿や血清中からリポ蛋白を除
去する高分子多孔膜を提供することにある。本発明の第
二の目的は、リポ蛋白を除去する際、血漿や血清中に存
在する有用蛋白であるアルブミン、グ七プリン等の濃度
、生理活性が、濾過後もほとんど変化のない高分子多孔
膜を提供することにある。本発明の第三の目的は、リポ
蛋白除去のために濾過を行なうに際し、目詰りの少ない
、濾過速度の大きい、濾過容量の大きい高分子多孔膜を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、蛋白質を含有する水溶液、人又は動物の血漿
もしくは血清中から、リポ蛋白を除去するための、5重
量%の人血清アルブミン水溶液の濾過速度(Jp)と純
水の濾過速度(Jw)の比(Jp/Jw)が、(115
0)以上であり、かつ、粒子径30nmの金コロイド粒
子の阻止係数(R)が、0.3以上であり、かつ、電子
顕微鏡法による平均孔径2reが、蛋白質を含有する水
溶液が流入する高分子多孔膜内壁面から、蛋白を含有す
る水溶液の濾波か流出する高分子多孔膜外壁面に向って
次第に減少することを特徴とし、かつ、高分子多孔膜内
壁面の電子顕微鏡法による平均孔径2reが、1100
nm〜1000nの範囲にあり、高分子多孔膜外壁面の
電子顕微鏡法による平均孔径2百が、15nm〜150
nmの範囲にあることを特徴とする高分子多孔膜に関す
る。
本発明で使用する高分子多孔膜は、5重量%の人血清ア
ルブミン水溶液の濾過速度(Jp)と純水の濾過速度(
Jw)の比(Jp/Jw)が、(1150)以上であり
、かつ、粒子径30nmの金コロイド粒子の阻止係数(
R)が0.3以上であることが必要である。蛋白を効率
良く回収するためにはJpとJwの比を考慮することが
必要である。
除去するリポ蛋白も、リポ蛋白以外の血漿中の有用蛋白
もともに、蛋白なので、濾過に際し、膜への蛋白の吸着
の少ない膜素材を選ばなければならない。本発明者らは
、(Jp/Jw)の異なる各種の高分子多孔膜を用いて
検討を行った結果、(Jp/Jw)が大きくなるに伴っ
てリポ蛋白の除去と蛋白の回収が効率よく行われるとと
もに、濾過の前後において蛋白の組成変化が少ないこと
を見いだした。
かかる観点から、(Jp/Jw)は(1150)以上で
あることが必要であり、好ましくは(1/20)以上、
より好ましくは(1/10)以上である。(Jp/Jw
)が(1150)未満では、リポ蛋白除去と蛋白質の回
収の効率が低いのみならず、時間の経過とともに多孔膜
表面に蛋白のケーク層が形成され、−層これらの効率が
低下する。高分子多孔膜のアルブミン透過率(アルブミ
ンを5重量%溶解した水溶液を高分子多孔膜で濾過した
際10分後のアルブミン透過率)が80%以上の場合に
は、蛋白のケーク層が形成され難くなり、液中の蛋白の
透過率70%以上が可能となる。また水溶液や緩衝溶液
で洗浄濾過することにより、蛋白の回収率は80%以上
が達成可能となる。
高分子多孔膜のアルブミン吸着率(アルブミン濃度50
0ppm、食塩0.9重量%の生理的食塩水溶液からの
25℃におけるアルブミン吸着量)が100μg/ボ以
下の場合には、蛋白の濃度が1重量%以上であっても、
リポ蛋白とその他血漿蛋白との分離が効率良く行なわれ
ることを見出した。
血漿中ではリポ蛋白は、脂質の含量により、いろいろな
密度の、いろいろな粒子径のものが存在する。脂質含量
の高いカイロミクロンやVLDLのように、粒子の直径
が30nm以上のリポ蛋白から、30nm以下のLDL
 、 HDLのリポ蛋白が存在する。また、リポ蛋白の
濃度も人によっているいろで乳康血漿のような高濃度の
血漿もある。リポ蛋白のうち粒子径が15nm以下のリ
ポ蛋白と、リポ蛋白以外の血漿蛋白であるグロブリンや
血液凝固因子とを濾過によって分離することは難しいが
、本発明者らは、鋭意研究の結果、粒子径30nmの金
コロイド粒子の阻止係数(R)が、0.3以上である本
高分子多孔膜を用いて濾過すれば、50%以上の血漿中
のリポ蛋白が除去されることを見出した。
この時、血漿中に含有される有用蛋白であるアルブミン
、グロブリンも、高い収率で濾波に回収されることを見
出した。
粒子径30nmの金コロイド粒子の阻止係数(R)が、
0.3未満であれば、リポ蛋白の除去率は30%未満に
低下する。阻止係数(R)は、0.3以上、好ましくは
0.4以上であり、0.4以上であれば、リポ蛋白の除
去率は30%以上となる。
リポ蛋白を除去するだけの目的であれば、阻止係数(R
)を、3.0以上にすればリポ蛋白の除去率は80%以
上になるが、同時に血漿中の有用蛋白であるグロブリン
の透過率が低下して来る。
血漿を実際に濾過する局面において問題になるのは、濾
過速度と濾過容量である。血漿中ではリポ蛋白は、脂質
の含量により、いろいろな粒子径のものが存在する。カ
イロミクロンやVLDLのように、粒子の直径が30n
m以上のリポ蛋白から、LDL、HDLのように30n
m以下の蛋白が存在する。特にカイロミクロンのように
脂質含量が高く、低密度で粒子径も80nm以上である
リポ蛋白は、膜の孔を塞ぎやすく、濾過速度を低下させ
、あるいは濾過を著しく困難にする。本発明者らは、鋭
意研究の結果、この解決策として膜の内壁面の平均孔径
を、外壁面の平均孔径より大きくし、かつ孔径を内壁面
より外壁面に向って次第に減少する高分子多孔膜を発明
した。すなわち、電子顕微鏡法による平均孔径2百が、
蛋白を含有する水溶液が流入する高分子多孔膜内壁面か
ら、蛋白を含有する水溶液の濾波が流出する高分子多孔
膜外壁面に向って次第に減少することを特徴とし、高分
子多孔膜内壁面の電子顕微鏡法による平均孔径2πが、
1100nm〜1000nの範囲、好ましくは70nm
〜500nmの範囲にあり、高分子多孔膜外壁面の電子
顕微鏡法による平均孔径2reが、15nm〜150n
mの範囲、好ましくは25nm〜80nmの範囲にある
高分子多孔膜が好適である。高分子多孔膜内壁面の平均
孔径が1100n以下であると目詰まりを起こし易(,
11000n以上であると膜の強度が低下する。高分子
多孔膜外壁面の平均孔径が、15nm以下であるとリポ
蛋白以外の血漿蛋白の透過性が低下し、150nm以上
であるとリポ蛋白の阻止率が低下する。血漿中のリポ蛋
白の濃度は人によっているいろで孔度血漿のような高濃
度の血漿もあり、またその成分の各種リポ蛋白の濃度も
いろいろである。膜面積を大きくしたり、多段濾過も有
り得るが、いずれも経済的見地から好ましくない。本発
明の高分子多孔膜を採用することにより、リポ蛋白以外
の血漿蛋白は、濾過後の濾波に濾過前の組成と変わるこ
となく回収される。市販されている従来の膜では、リポ
蛋白は除去出来ても同時に血漿中の有用蛋白であるアル
ブミン、グロブリンまで除かれ、また、濾過時間が長(
なると、血漿中の蛋白の変性が起こり、濾波中の蛋白の
有用性が損なわれるので濾過速度は血漿の濾過に際して
は、重要な因子である。濾過容量すなわち単位濾過面積
あたりの処理可能液量も経済的見地から大きいことが望
まれる。
高分子多孔膜の膜全体としての平均孔径は、水濾過速度
法による平均孔径で30〜1100nが好ましい。多孔
膜の形態は、平膜、チューブ状膜、中空糸膜等があげら
れる。膜厚は10〜200μmが好ましい。さらに好ま
しくは20〜80μmである。中空糸膜の場合、内径は
100μm〜1mmが好ましい。高分子膜の素材として
は、例えば、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニル
アルコール共重合体、再生セルロース、ポリウレタン、
ムコ多糖類、低置換度酢酸セルロース、低置換度酪酸セ
ルロース、硫酸セルロース、ポリメチルメタクリレート
、ポリアクリル酸、ポリスチレン等が挙げられる。
般には、アルブミン吸着量の低い親水性高分子や、疎水
性高分子に親水化を施したものが好ましく、銅アンモニ
ア法再生セルロース、ポリビニルアルコールを主成分と
する高分子、部分ケン化セルロースが好ましい。濾波の
生体への影響が小さい点からは、銅アンモニア法再生セ
ルロースが最適である。蛋白水溶液としては、人又は動
物の血漿、血清が本発明では好適に採用されるが、リポ
蛋白を含む蛋白溶液にも適用し得る。
本発明のリポ蛋白除去方法を実施するに際しては、血漿
を高分子多孔膜の膜面にそって、平行に流しながら濾過
を行う方法(平行濾過)と、血漿をほぼ静止状態下で膜
に接触させて濾過を行なう方法(垂直濾過)がある。本
発明の目的を効率良く達成する上からは、濾過対象とな
る溶液の液量が比較的多い場合は平行濾過が好ましい。
濾過対象となる血漿の液量が比較的少量で、かつ短時間
の濾過が要求される場合には垂直濾過が好ましい。
リポ蛋白以外の血漿蛋白の回収率を、さらに高めるため
には、高分子多孔膜の孔構造として下記のような特別な
構造を与えることが好ましい。すなわち、多孔膜の孔構
造がネットワーク構造であり、かつ、膜厚方向にはネッ
トワークが積層した多層構造をとっている。ここでネッ
トワーク構造とは高分子が網目状の凝集体を構成し、網
の目に対応するのが孔である構造である。多層構造とは
、(a)高分子多孔膜の表面あるいは裏面に中空糸形状
の場合は内壁面あるいは外壁面に平行な面内では注目す
る面内の場所に依存せず、独立の孔径分布と孔形状を持
ち、この−枚の面では濾過性能の点で一枚のスクリーン
フィルターとして近似でき、(b)該平面内での相互の
位置関係は実質的には無秩序かあるいは多孔膜が中空糸
の場合には、繊維軸方向へのみ配列する規則性が認めら
れ、(C)この面内ではある特定された孔径分布と平均
孔径、面内空孔率が測定でき、(d)膜表面からの厚さ
方向での距離を異にする面の相互の間には、平均孔径、
孔径分布、面内空孔率のいずれかが、膜外壁面からの距
離に依存して減少し、各層間の孔には相互に事実上相関
性はない。多層構造をもつ多孔膜は、液体窒素中で破断
し、その断面を電子顕微鏡で観察すると、直径0.05
〜2μmの粒子の堆積物で近似される。
本発明で示された孔構造の特徴を持つ膜は、(a)ミク
ロ相分離を発生させ、(b)該分離で発生した粒子(高
分子濃厚相が粒子となる場合が大部分であり、高分子希
薄相が粒子となる場合もある)の直径か50nm以上1
000nm以下となるように成長させ、(C)該分離が
膜の表裏面にそって同時に発生し、膜厚方向に進行させ
るために、厳密に原液および凝固液組成および温度が制
御されている条件下で製膜され、(d)膜外壁面と膜内
壁面での膜の平均孔径は、凝固液組成、中空剤液組成で
コントロールされる。
銅アンモニア法再生セルロース多孔質膜を例にして本発
明で示した多孔膜の製法を説明する。セルロース濃度を
2〜lO%の範囲内で設定した溶液を調製する。紡糸原
液から未溶解成分および気泡を除去する。紡糸原液は1
0〜40°Cの設定された温度に厳密に制御(通常±0
.5°C以内)されている。
環状紡出口の外側紡出口より紡糸原液を吐出させる。環
状紡出口の中央紡出口よりは、厳密に温度と組成が制御
された凝固剤(中空剤と略称する)を吐出する。吐出さ
れた紡糸原液はただちに凝固浴を通過する。この際の凝
固浴には中空剤と異なる組成液を採用する。中空剤、凝
固浴の液組成と液温度とは厳密に制御されていることが
必要である。中空剤と凝固浴中の液体とによりミクロ相
分離が発生する。凝固浴の組成、中空剤の組成、凝固浴
の長さ、紡速、中空剤の吐出速度、巻取速度を制御する
ことにより原液中に粒子を発生させ、直径50nm〜1
1000nの範囲で最終の中空糸内部の粒子径を定める
ことか出来る。かくして得られた中空糸を希硫酸で再生
後水洗し、緊張下で乾燥する。
中空糸を製造するに際し、特に糸長方向に引っ張り力が
働かないように工夫して得られる多層構造膜は、本発明
の目的に好適である。
以下に本発明で測定される種々の物性値の測定方法をま
とめて示す。
純水および5重量%の人血清アルブミン水溶液の濾過速
度:純水および5重量%の人血清アルブミン水溶液を2
0°Cで膜間差圧200+nmHgで濾過する。
濾波量で0.511rdにおける平均の濾過速度を算出
しこれを濾過速度(−7分)とする。人血清アルブミン
水溶液は、人血清アルブミンを5重量%の濃度に純水中
に溶解して調製する。アルブミンの濃度は、紫外線吸収
スペクトルの波長280nmの透過率を測定し、予め定
められた検量線を用いて算出する。
金コロイド粒子の阻止係数(R):金コロイド粒子の阻
止係数(R)は、次式で算出する。阻止係数(R) =
pog+o(Co/C+) 、ここでC0は濾過前の原
液中の金コロイド粒子の濃度、C7は濾波中の金コロイ
ド粒子の濃度である。
30 nmの金コロイド粒子は、Nature(Vol
、 241.2022、Janua、ry 1973)
“Controlled Nucleation fo
rthe Regulation of the Pa
rticle 5ize in Mon。
disperse Gold 5uspensions
”の報文に基づいて、HAuCl 4のクエン酸ソーダ
による還元反応で調製した。単分散粒子の粒径は、電子
顕微鏡で測定する。
金コロイド粒子の原液濃度は、粒子数で約1011個/
dであり、濾波中の粒子数は吸光度法(波長530nm
)で定量する。
電子顕微鏡法による平均孔径2re:高分子多孔膜を樹
脂(例えば、アクリル樹脂)で包埋後、ウルトラミクロ
トーム(スエーデンLKB社製Ultra−tomeI
II 8800型)に装着したガラスナイフを用いて表
面(中空糸の場合外壁面)から膜厚方向にそって厚さ0
.5〜1μmの試料を順に切りだす。
その試料切片を溶媒(例えば、クロロホルム)で脱包埋
後、それぞれの切片の電子顕微鏡写真を撮る。
注目する切片の1 ctJあたり、孔半径がr−r+d
rに存在する孔の数をN(r)drと表示する。平均孔
径2πは次式で与えられる。
水濾過速度法による平均孔径(2r+;nm単位):純
水をあらかじめ平均孔径0.2μのフィルターを用いて
濾過し、微粒子を除去した純水を作る。この純水を20
°Cで膜間差圧(ΔP)200 mmHgの一定圧力下
で濾過速Jvを測定する。ただし、Jvの単位は(ml
/分)である。測定に使用した高分子多孔膜の有効面積
をA(rrr)とし、見かけ密度法で得られた該多孔膜
の空孔率をPrρとすると、2汀は次式で与えられる。
2 r+ =2.0(Jv−d・η/ΔP−A−Prρ
)1″ここで、dは膜厚(μm単位)、ηは純水の粘度
(センチポイズ単位)。空孔率Prρは水膨潤時の見か
け密度ρaW、ポリマーの密度ρp1セルロースの場合
o p = 1.561g/Jを用いて、Prρ(X)
−(1−ρaw/ρp)×100の式から求める。
リポ蛋白の定量法:ヘパリンCa沈澱・比濁法でVLD
Lを測定する。
β−リポ蛋白の定量法:電気泳動法で測定する。
アルブミンの定量法: BCG法で測定する。
グロブリンの定量法:電気泳動法でγ−グロブリンを測
定する。
〔実施例〕
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
セルロースリンターを精製しこれを公知の方法で調製し
た銅アンモニア溶液(銅アンモニア/水の重量比が3.
7/6.3 /90.1)中に4.8重量%で溶解し、
濾過後脱泡し紡糸原液とした。この紡糸原液を25.0
±0.5℃に制御しつつ環状紡出口の外側紡出口(外径
2.5mmφ、内径1.5mmφ)より2.37rLl
/分で吐出させた。一方、水/アセトン/アンモニア比
100.0150.410.53 (重量比)で厳密に
組成が制御された溶液(中空剤)を採用し、これを25
.0±0.5℃に温度制御しつつ中央紡出口(外径0.
4mmφ)より4.1 J/分で吐出させた。
吐出された糸状物を水/アセトン/アンモニア比100
.0/32.010.21 (重量比)で厳密に組成が
制御された25.0±0.5°Cの混合溶液中に直接導
き該溶液中で6.0m/分の速度で巻き取った。吐出直
後の透明青色状の繊維状物は次第に、ミクロ相分離を生
起し、引き続いて凝固が起こり、繊維としての構造が形
成された。その後、25.0±0.5℃で2重量%の硫
酸水溶液で定長で再生し、その後水洗した。得られた中
空糸を20.0℃で真空乾燥した。かくして得られた中
空糸の外径は380μm、膜厚は40μm1内径は30
0μm、水濾過速度性孔径は80nmであった。該中空
糸内外壁面の走査型電子顕微鏡観察によれば、両壁面は
いずれもネットワーク構造をとり、また、該ネットワー
クが堆積した構造を示し、膜内壁面の平均孔径2reは
387nm 、膜外壁面の平均孔径2reは47nmで
あった。この膜の(Jp/Jw)は(1/10)であり
、30nm金コロイド粒子の阻止係数(R)は1.9で
あった。この中空糸を250本束ねて有効オ過面積0.
02rn’の円筒状の濾過用モジュールを組み立て、リ
ポ蛋白除去用フィルターとした。
人血漿を本発明のフィルターで膜間差圧200mmHg
で垂直濾過法で濾過した。
同様な方法で、水濾過速度性孔径30.40.50およ
び60nmの高分子多孔膜を作り、フィルターを組み立
てて、新鮮人血漿を濾過した。
結果を第1表に示す。
以下余白 〔効 果〕 本発明の高分子多孔膜を用いることにより、血漿からリ
ポ蛋白を除去できる。更に、血漿リポ蛋白以外の血漿蛋
白の変性や生理活性の低下をほとんど起すことなく高い
収率で回収出来、大きい濾過速度で血漿を濾過出来る。
特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、5重量%の人血清アルブミン水溶液の濾過速度(J
    p)と純水の濾過速度(Jw)の比(Jp/Jw)が、
    (1/50)以上であり、かつ、粒子径30nmの金コ
    ロイド粒子の阻止係数(R)が、0.3以上である、蛋
    白を含有する水溶液よりリポ蛋白を除去するリポ蛋白除
    去用高分子多孔膜。 2、電子顕微鏡法による平均孔径2@r_e@が、蛋白
    を含有する水溶液が流入する高分子多孔膜内壁面から、
    蛋白を含有する水溶液の濾波が流出する高分子多孔膜外
    壁面に向って次第に減少することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の高分子多孔膜。 3、高分子多孔膜内壁面の電子顕微鏡法による平均孔径
    2@r_e@が、100nm〜1000nmの範囲にあ
    り、高分子多孔膜外壁面の電子顕微鏡法による平均孔径
    2@r_e@が、15nm〜150nmの範囲にあるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高分子多孔
    膜。 4、濾過対象とする蛋白を含有する水溶液が、人又は動
    物の血漿もしくは血清であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項および/又は第2項および/又は第3項記
    載のリポ蛋白除去用高分子多孔膜。
JP13534390A 1990-05-28 1990-05-28 リポ蛋白除去用高分子多孔膜 Pending JPH0429727A (ja)

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