JPH04228826A - ターボ過給機の軸受 - Google Patents
ターボ過給機の軸受Info
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- JPH04228826A JPH04228826A JP9829691A JP9829691A JPH04228826A JP H04228826 A JPH04228826 A JP H04228826A JP 9829691 A JP9829691 A JP 9829691A JP 9829691 A JP9829691 A JP 9829691A JP H04228826 A JPH04228826 A JP H04228826A
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- safety
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
- F16C2360/24—Turbochargers
Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、シャフトを半径方向に
支持する軸受ケーシングの孔内に浮動式に、かつ軸線方
向変位を防止して配置されたスリーブを含むターボ過給
機の軸受に係わり、この軸受においては、スリーブの回
転が、軸受ケーシング内に配置されており、一方ではス
リーブの切欠と、また他方では軸受ケーシングの切除部
と係合する要素によって防止されている。
支持する軸受ケーシングの孔内に浮動式に、かつ軸線方
向変位を防止して配置されたスリーブを含むターボ過給
機の軸受に係わり、この軸受においては、スリーブの回
転が、軸受ケーシング内に配置されており、一方ではス
リーブの切欠と、また他方では軸受ケーシングの切除部
と係合する要素によって防止されている。
【従来の技術】上記のようなターボ過給機の軸受は、西
独特許第37 12 444 A1号から公知で
ある。 スリーブの回転を防止するためにばね要素が設置されて
おり、この要素は第1の端部によってスリーブの軸線方
向溝に係合する。軸受ケーシングが、好ましくは半径方
向においてシャフトに向かって開いた切除部を有し、こ
の切除部にばね要素の他方の端部が係合する。ばね要素
の第1の端部とスリーブの溝との間には実際上線接触し
か存在せず、このような接触によって比較的大きい面圧
が生じ、場合によってはスリーブの破損に至る恐れが有
る。ばね要素はシャフトに関して実質的に半径方向平面
内に配置されているが、その上記両端部は各々約90°
軸線方向に屈曲されている。特に屈曲の領域で、破壊に
関する特別の危険が確認され得る。即ち、ばね要素はき
わめて頻繁に回動すると見込まれ、150,000回転
/分を越える回転速度では、回動特性と、機能上の安全
性及び耐用年数とに関して困難が生じる恐れが有る。上
記のような高い回転速度は特に、約1.5リットル以下
、最高でも2リットルまでのモータに適用されるいわゆ
る小型のターボ過給機に必要とされる。そのようなター
ボ過給機のシャフトは、高回転速度での摩擦損を考慮し
てきわめて細く、従って撓みやすく形成されている。 このような高速回転のターボ過給機では、第1または第
2の臨界回転速度の2倍を上回る回転速度領域で発生し
得る、“オイルホイップ”と呼称される効果によって更
に別の困難も生じる。オイルホイップ効果は、シャフト
端部がシャフトの回転に重なる第2の回転運動を幾何学
的軸線の周囲に行なうようなシャフトの動きを生起する
。軸受ブシュの、軸線方向において互いに離隔する2つ
の軸受面の間に位置するシャフト部分が反対方向ヘ回転
しようとし、従っていわゆる綱撚り効果が生じる。上記
重なる回転運動がシャフト回転速度の半分の速度て実現
すると、シャフトと軸受ブシュとの間に金属接触が起こ
り得、その結果軸受負荷容量が完全に失われ、軸受が破
壊されかねない。シャフトが変形することによって、軸
受ブシュと共にスリーブの両端の縁が許容不能に押圧さ
れる恐れが有る。浮動式の軸受ブシュは、常に互いから
独立に軽微な半径方向運動及び傾斜運動を行ない得る。 カナダ特許第718,715号からは、一方の軸線方向
端部に歯を有する軸受スリーブを具備したターボ過給機
が公知である。軸受ケーシングに有歯圧力ディスクが結
合されており、このディスクの歯が軸受スリーブの歯と
噛合して、回転を防止する。軸受スリーブの自由な運動
は、他の自由度においても少なくとも損なわれる。 即ち、長手軸線と直交する2本の空間軸線の周囲への回
転自由度である他の2つの回転自由度と、長手軸線方向
への並進自由度とが少なからず損なわれる。軸受スリー
ブ及び圧力ディスクの歯の接触面に大きい面圧が掛かる
ことは不可避である。ブリネリングによって歯が破損す
る危険が生じ、この危険は回転速度の上昇と共に増大す
る。スリーブの自由な運動もしくは浮動式の配置を十分
に達成することはできない。この公知ターボ過給機は、
約80,000回転/分以下の回転速度用に設計されて
いる。更に、Seeger−Orbis GmbH,
Wiesbadener Strasse 2
43, D−6240 Koenigstein/
Taunusの1987年2月の主要カタログから、張
り出し状の拡張部を有する安全リングが公知である。拡
張部には、対応して形成されたタップのピンが着脱のた
めに差し込まれる孔が設けられている。この安全リング
は、シャフト上または孔内に位置する軸受リング、歯車
その他の機械部材を軸線方向において固定するのに有用
である。このような安全リングでそのまま回転を防止す
ることは無理である。150,000回転/分を越える
ような非常に大きい回転速度で回転する小型のターボ過
給機は、最小のシャフト直径にてまさしく小さい回転質
量を有する。 シャフトを変形させる不平衡荷重はロータの質量の10
0倍にまで達し得る。このような荷重をもたらすシャフ
トの撓みと、その結果としての綱撚り効果とは許容不能
なほど甚だしくなる恐れが有り、その場合には先に述べ
たような機械的損傷が起こり得るのみでなく、大きい騒
音の発生も予期されることとなる。最初に述べたばね要
素を用いれば、この問題は一部解決され得るが、その際
軸受孔内のスリーブがばね要素の一方の屈曲端部によっ
て一方の側だけ捕捉されることにより傾く恐れが有る。 そのようにスリーブが傾くと、スリーブと軸受孔との間
の油膜緩衝が妨げられ、更にはスリーブと軸受孔との金
属接触が起こりかねない。ばね要素がその一端でスリー
ブの溝内に、また他端で軸受ケーシングの切除部内に線
接触するので、摩耗が比較的甚だしくなることは避けら
れない。特に線接触に起因するこの摩耗は、軸受ケージ
ング内に存在する潤滑剤によっても実際上殆ど回避され
得ない。
独特許第37 12 444 A1号から公知で
ある。 スリーブの回転を防止するためにばね要素が設置されて
おり、この要素は第1の端部によってスリーブの軸線方
向溝に係合する。軸受ケーシングが、好ましくは半径方
向においてシャフトに向かって開いた切除部を有し、こ
の切除部にばね要素の他方の端部が係合する。ばね要素
の第1の端部とスリーブの溝との間には実際上線接触し
か存在せず、このような接触によって比較的大きい面圧
が生じ、場合によってはスリーブの破損に至る恐れが有
る。ばね要素はシャフトに関して実質的に半径方向平面
内に配置されているが、その上記両端部は各々約90°
軸線方向に屈曲されている。特に屈曲の領域で、破壊に
関する特別の危険が確認され得る。即ち、ばね要素はき
わめて頻繁に回動すると見込まれ、150,000回転
/分を越える回転速度では、回動特性と、機能上の安全
性及び耐用年数とに関して困難が生じる恐れが有る。上
記のような高い回転速度は特に、約1.5リットル以下
、最高でも2リットルまでのモータに適用されるいわゆ
る小型のターボ過給機に必要とされる。そのようなター
ボ過給機のシャフトは、高回転速度での摩擦損を考慮し
てきわめて細く、従って撓みやすく形成されている。 このような高速回転のターボ過給機では、第1または第
2の臨界回転速度の2倍を上回る回転速度領域で発生し
得る、“オイルホイップ”と呼称される効果によって更
に別の困難も生じる。オイルホイップ効果は、シャフト
端部がシャフトの回転に重なる第2の回転運動を幾何学
的軸線の周囲に行なうようなシャフトの動きを生起する
。軸受ブシュの、軸線方向において互いに離隔する2つ
の軸受面の間に位置するシャフト部分が反対方向ヘ回転
しようとし、従っていわゆる綱撚り効果が生じる。上記
重なる回転運動がシャフト回転速度の半分の速度て実現
すると、シャフトと軸受ブシュとの間に金属接触が起こ
り得、その結果軸受負荷容量が完全に失われ、軸受が破
壊されかねない。シャフトが変形することによって、軸
受ブシュと共にスリーブの両端の縁が許容不能に押圧さ
れる恐れが有る。浮動式の軸受ブシュは、常に互いから
独立に軽微な半径方向運動及び傾斜運動を行ない得る。 カナダ特許第718,715号からは、一方の軸線方向
端部に歯を有する軸受スリーブを具備したターボ過給機
が公知である。軸受ケーシングに有歯圧力ディスクが結
合されており、このディスクの歯が軸受スリーブの歯と
噛合して、回転を防止する。軸受スリーブの自由な運動
は、他の自由度においても少なくとも損なわれる。 即ち、長手軸線と直交する2本の空間軸線の周囲への回
転自由度である他の2つの回転自由度と、長手軸線方向
への並進自由度とが少なからず損なわれる。軸受スリー
ブ及び圧力ディスクの歯の接触面に大きい面圧が掛かる
ことは不可避である。ブリネリングによって歯が破損す
る危険が生じ、この危険は回転速度の上昇と共に増大す
る。スリーブの自由な運動もしくは浮動式の配置を十分
に達成することはできない。この公知ターボ過給機は、
約80,000回転/分以下の回転速度用に設計されて
いる。更に、Seeger−Orbis GmbH,
Wiesbadener Strasse 2
43, D−6240 Koenigstein/
Taunusの1987年2月の主要カタログから、張
り出し状の拡張部を有する安全リングが公知である。拡
張部には、対応して形成されたタップのピンが着脱のた
めに差し込まれる孔が設けられている。この安全リング
は、シャフト上または孔内に位置する軸受リング、歯車
その他の機械部材を軸線方向において固定するのに有用
である。このような安全リングでそのまま回転を防止す
ることは無理である。150,000回転/分を越える
ような非常に大きい回転速度で回転する小型のターボ過
給機は、最小のシャフト直径にてまさしく小さい回転質
量を有する。 シャフトを変形させる不平衡荷重はロータの質量の10
0倍にまで達し得る。このような荷重をもたらすシャフ
トの撓みと、その結果としての綱撚り効果とは許容不能
なほど甚だしくなる恐れが有り、その場合には先に述べ
たような機械的損傷が起こり得るのみでなく、大きい騒
音の発生も予期されることとなる。最初に述べたばね要
素を用いれば、この問題は一部解決され得るが、その際
軸受孔内のスリーブがばね要素の一方の屈曲端部によっ
て一方の側だけ捕捉されることにより傾く恐れが有る。 そのようにスリーブが傾くと、スリーブと軸受孔との間
の油膜緩衝が妨げられ、更にはスリーブと軸受孔との金
属接触が起こりかねない。ばね要素がその一端でスリー
ブの溝内に、また他端で軸受ケーシングの切除部内に線
接触するので、摩耗が比較的甚だしくなることは避けら
れない。特に線接触に起因するこの摩耗は、軸受ケージ
ング内に存在する潤滑剤によっても実際上殆ど回避され
得ない。
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、冒頭
に述べたようなターボ過給機軸受を、スリーブの回転を
防止する手段としてばね要素以外の手段が適用され得る
ように改良することを目的とする。スリーブは回動特性
の観点から小さい質量を有するべきであり、また騒音の
少ない運転が保証されるべきである。当接面同士の間の
大きい面圧と、その結果としての甚だしい摩耗とは回避
されるべきである。耐用年数も改善されるべきである。 ターボ過給機はきわめて細く撓みやすいシャフトを具備
し得るべきであり、その際の摩擦損は僅かであるべきで
ある。ターボ過給機の回転質量、特にタービン翼車、細
いシャフト及び圧縮機翼車の回転質量が小さい場合も、
安定した回転運動と、更には騒音の少ない運転とが保証
されるべきである。
に述べたようなターボ過給機軸受を、スリーブの回転を
防止する手段としてばね要素以外の手段が適用され得る
ように改良することを目的とする。スリーブは回動特性
の観点から小さい質量を有するべきであり、また騒音の
少ない運転が保証されるべきである。当接面同士の間の
大きい面圧と、その結果としての甚だしい摩耗とは回避
されるべきである。耐用年数も改善されるべきである。 ターボ過給機はきわめて細く撓みやすいシャフトを具備
し得るべきであり、その際の摩擦損は僅かであるべきで
ある。ターボ過給機の回転質量、特にタービン翼車、細
いシャフト及び圧縮機翼車の回転質量が小さい場合も、
安定した回転運動と、更には騒音の少ない運転とが保証
されるべきである。
【課題を解決するための手段】上述の目的は、請求の範
囲第1項にその特徴を記した本発明によって達成される
。
囲第1項にその特徴を記した本発明によって達成される
。
【作用】本発明によるターボ過給機は、構成が単純であ
りながら機能上高い安全性を有する点で優れており、そ
の際150,000回転/分を越える大きい回転速度に
おいてさえ、軸受の損傷や煩わしい騒音が確実に回避さ
れる。シャフトは軸受摩擦損が僅かであるようにごく小
さい直径を有し得、安定な運転が先に指摘した諸欠点を
伴わずに実現される。回転防止のために設置される安全
リングはばね鋼板から成り、僅かな手間で製造され得る
。安全リングは矩形横断面を有する帯状材から打ち抜き
及び圧延によって、しかも好ましくはただ1工程で製造
され、それによってライン生産、及び多い個数の観点か
ら、特に先に述べたばねリングとの比較においてまさに
著しいコスト及び製造上の長所が得られる。安全リング
のV字形の波形部は、スリーブの端面に対応してV字形
に形成された切欠と係合して比較的大きい当接面を構成
し、それによって先に述べた大きい面圧は回避され得る
。波形部及び切欠は実質的に半径方向に伸張し、その際
切欠底部は波形部の外側面の頂部領域において丸み付け
られた輪郭に好ましく適合し得る。この適合は、製造公
差を考慮しつつ平らな当接が確実に保証されるように実
現されている。従って、切欠面同士が突き当たって鋭い
角を成すことも可能である。スリーブ端面にV字形の切
欠を形成することは、総形フライスを用いることによっ
て僅かな手間しか掛からず、容易に実施し得る。更に、
スリーブ端面と安全リングとの間には摩耗を防止する油
膜が生じる。V字形の波形部は、実質的に半径方向平面
内に有る安全リング表面から軸線方向に突出し、スリー
ブ端面に対応して形成された切欠と係合する。好ましく
は、スリーブの捩じれに対抗する対称の支持を実現する
べく、直径を挟んで位置する2つの波形部が安全リング
に設けられる。それによって、スリーブは軸受孔内でも
はや傾き得ず、スリーブの面と軸受孔の面とが直接接触
することは回避される。最後に、スリーブと軸受孔との
間の圧膜緩衝が妨げられる恐れは無い。取り付けは市販
工具を用いて、安全リングに通常適用される方法で実施
できる。安全リングは、それ自体公知であるように小孔
を具えた2つの端部を有し、小孔には取り付けのため、
従来構造のやっとこの先端が插入される。安全リングの
、直径を挟んで上記2つの端部の反対側に、半径方向外
側ヘ向いた張り出し部が設けてあり、この張り出し部は
U字形に形成されており、軸受ケーシングの切除部と係
合する。取り付けを容易にするため、好ましくは張り出
し部は安全リング平面から突出して、安全リングが装着
された時にはスリーブから離隔して位置するように一定
角度屈曲されている。それによって、取り付けの際、安
全リングをまず張り出し部の領域で固定することが容易
に可能となり、その際、2つの小孔付き端部は軸受スリ
ーブから対応して離隔するので、これらの端部の小孔に
插入された取り付け工具がその先端でスリーブの端面に
触れることはない。軸受ケーシングの切除部は、好まし
くは専ら、張り出し部が屈曲されていることに起因して
安全リングが唯一の決まった状態でしか装着され得ない
ような深さを有する。切除部の底面は実質的に、軸受ス
リーブの端面と位置合わせされている。軸受ケーシング
に設けられた、U字形張り出し部を受容する切除部は軸
受ケーシングの軸線方向において好ましくは、第1の構
成例で環形溝として形成された環形チャンバの軸受スリ
ーブに隣接する後方面の位置までの深さを有する。従っ
て、安全リングを180°回転して装着することは不可
能であり、なぜならそのような装着は切除部の底面に阻
止されるからである。取り付け工具、もしくはやっとこ
が抜き取られた後、安全リングはその両端部によってス
リーブの方ヘ押し込まれ、軸受ケーシングの環形溝内に
完全に嵌め込まれ得る。本発明の特別の構成では、軸受
ケーシング内で安全リングは第2のリングによって軸線
方向移動を防止され、その際安全リングは専ら軸受スリ
ーブの回転防止を保証する。このような機能分離に基づ
いて存在する2つの部分、即ち回転を防止する安全リン
グと軸線方向移動を防止する付加的リングとは、材料及
び機能に関して適正に、かつ互いから独立に設計され得
る。それによって、安全リングの、軸線方向移動も回転
も防止する第1の例よりはるかに優れた長所が得られる
。第1の例では、ばね鋼から成る安全リングがそのさほ
ど高くない弾性のゆえに、特に撓んだ箇所で破損するこ
とから問題が生起し得る。そのうえ、安全リングが開い
た構造であることによっても破損の危険が生じ得る。第
1の例によれば安全リングは軸受ケージングに設けられ
た切欠内に装着されているので、機能上必然的にプレス
トレスの存在が予期され、このプレストレスは運転時に
頻繁に起こる回動のために破損をもたらし得る。最後に
、第1の例の安全リングを自動的に取り付けようとする
と、甚だしい困難が生じる。第2の例によって機能分離
が達成され、回転を防止する安全リングと軸線方向移動
を防止する第2のリングとが完全に分割されることによ
り、指摘された問題点は確実に回避される。 今や、安全リングは軸受ケーシングに設けられた、該リ
ングを受容する切欠内にクリアランスを伴って自動的に
装着され得る。続いて、工具、特にテーパ工具によって
やはり自動的に、第2のリングが軸受ケーシング内に装
着される。第2のリングは、軸受ケーシングに設けられ
た対応する環形溝内で軸線方向において固定されて、安
全リングの軸線方向での固定を実現し、安全リングは今
やプレストレス無しで、かつ十分なクリアランスを伴っ
て軸線方向で、及びは半径方向で固定されている。第2
のリングは、標準型または重量型のDIN 472に
よる安全リングとしても、Lリング、Vリング、または
DIN 5417及び7993による止め輪としても
形成され得る。当然ながら、孔または切欠内て軸線方向
において固定されて別の構成要素、即ちここでは軸受ス
リーブを含めた軸受ケーシングの軸線方向固定を可能に
するものであれば、上記以外のリングも本発明の範囲内
で設置され得る。安全リングは(ばね鋼のような)硬化
材料によっては構成されていないので、破損の危険は有
利に回避され、また緩衝作用が少なからず改善される。 安全リングの製造は単純化され、その際、不良品の出現
を恐れる必要性が実際上無くなる。本発明の更に別の構
成を、特許請求の範囲第2項〜第13項に記した。
りながら機能上高い安全性を有する点で優れており、そ
の際150,000回転/分を越える大きい回転速度に
おいてさえ、軸受の損傷や煩わしい騒音が確実に回避さ
れる。シャフトは軸受摩擦損が僅かであるようにごく小
さい直径を有し得、安定な運転が先に指摘した諸欠点を
伴わずに実現される。回転防止のために設置される安全
リングはばね鋼板から成り、僅かな手間で製造され得る
。安全リングは矩形横断面を有する帯状材から打ち抜き
及び圧延によって、しかも好ましくはただ1工程で製造
され、それによってライン生産、及び多い個数の観点か
ら、特に先に述べたばねリングとの比較においてまさに
著しいコスト及び製造上の長所が得られる。安全リング
のV字形の波形部は、スリーブの端面に対応してV字形
に形成された切欠と係合して比較的大きい当接面を構成
し、それによって先に述べた大きい面圧は回避され得る
。波形部及び切欠は実質的に半径方向に伸張し、その際
切欠底部は波形部の外側面の頂部領域において丸み付け
られた輪郭に好ましく適合し得る。この適合は、製造公
差を考慮しつつ平らな当接が確実に保証されるように実
現されている。従って、切欠面同士が突き当たって鋭い
角を成すことも可能である。スリーブ端面にV字形の切
欠を形成することは、総形フライスを用いることによっ
て僅かな手間しか掛からず、容易に実施し得る。更に、
スリーブ端面と安全リングとの間には摩耗を防止する油
膜が生じる。V字形の波形部は、実質的に半径方向平面
内に有る安全リング表面から軸線方向に突出し、スリー
ブ端面に対応して形成された切欠と係合する。好ましく
は、スリーブの捩じれに対抗する対称の支持を実現する
べく、直径を挟んで位置する2つの波形部が安全リング
に設けられる。それによって、スリーブは軸受孔内でも
はや傾き得ず、スリーブの面と軸受孔の面とが直接接触
することは回避される。最後に、スリーブと軸受孔との
間の圧膜緩衝が妨げられる恐れは無い。取り付けは市販
工具を用いて、安全リングに通常適用される方法で実施
できる。安全リングは、それ自体公知であるように小孔
を具えた2つの端部を有し、小孔には取り付けのため、
従来構造のやっとこの先端が插入される。安全リングの
、直径を挟んで上記2つの端部の反対側に、半径方向外
側ヘ向いた張り出し部が設けてあり、この張り出し部は
U字形に形成されており、軸受ケーシングの切除部と係
合する。取り付けを容易にするため、好ましくは張り出
し部は安全リング平面から突出して、安全リングが装着
された時にはスリーブから離隔して位置するように一定
角度屈曲されている。それによって、取り付けの際、安
全リングをまず張り出し部の領域で固定することが容易
に可能となり、その際、2つの小孔付き端部は軸受スリ
ーブから対応して離隔するので、これらの端部の小孔に
插入された取り付け工具がその先端でスリーブの端面に
触れることはない。軸受ケーシングの切除部は、好まし
くは専ら、張り出し部が屈曲されていることに起因して
安全リングが唯一の決まった状態でしか装着され得ない
ような深さを有する。切除部の底面は実質的に、軸受ス
リーブの端面と位置合わせされている。軸受ケーシング
に設けられた、U字形張り出し部を受容する切除部は軸
受ケーシングの軸線方向において好ましくは、第1の構
成例で環形溝として形成された環形チャンバの軸受スリ
ーブに隣接する後方面の位置までの深さを有する。従っ
て、安全リングを180°回転して装着することは不可
能であり、なぜならそのような装着は切除部の底面に阻
止されるからである。取り付け工具、もしくはやっとこ
が抜き取られた後、安全リングはその両端部によってス
リーブの方ヘ押し込まれ、軸受ケーシングの環形溝内に
完全に嵌め込まれ得る。本発明の特別の構成では、軸受
ケーシング内で安全リングは第2のリングによって軸線
方向移動を防止され、その際安全リングは専ら軸受スリ
ーブの回転防止を保証する。このような機能分離に基づ
いて存在する2つの部分、即ち回転を防止する安全リン
グと軸線方向移動を防止する付加的リングとは、材料及
び機能に関して適正に、かつ互いから独立に設計され得
る。それによって、安全リングの、軸線方向移動も回転
も防止する第1の例よりはるかに優れた長所が得られる
。第1の例では、ばね鋼から成る安全リングがそのさほ
ど高くない弾性のゆえに、特に撓んだ箇所で破損するこ
とから問題が生起し得る。そのうえ、安全リングが開い
た構造であることによっても破損の危険が生じ得る。第
1の例によれば安全リングは軸受ケージングに設けられ
た切欠内に装着されているので、機能上必然的にプレス
トレスの存在が予期され、このプレストレスは運転時に
頻繁に起こる回動のために破損をもたらし得る。最後に
、第1の例の安全リングを自動的に取り付けようとする
と、甚だしい困難が生じる。第2の例によって機能分離
が達成され、回転を防止する安全リングと軸線方向移動
を防止する第2のリングとが完全に分割されることによ
り、指摘された問題点は確実に回避される。 今や、安全リングは軸受ケーシングに設けられた、該リ
ングを受容する切欠内にクリアランスを伴って自動的に
装着され得る。続いて、工具、特にテーパ工具によって
やはり自動的に、第2のリングが軸受ケーシング内に装
着される。第2のリングは、軸受ケーシングに設けられ
た対応する環形溝内で軸線方向において固定されて、安
全リングの軸線方向での固定を実現し、安全リングは今
やプレストレス無しで、かつ十分なクリアランスを伴っ
て軸線方向で、及びは半径方向で固定されている。第2
のリングは、標準型または重量型のDIN 472に
よる安全リングとしても、Lリング、Vリング、または
DIN 5417及び7993による止め輪としても
形成され得る。当然ながら、孔または切欠内て軸線方向
において固定されて別の構成要素、即ちここでは軸受ス
リーブを含めた軸受ケーシングの軸線方向固定を可能に
するものであれば、上記以外のリングも本発明の範囲内
で設置され得る。安全リングは(ばね鋼のような)硬化
材料によっては構成されていないので、破損の危険は有
利に回避され、また緩衝作用が少なからず改善される。 安全リングの製造は単純化され、その際、不良品の出現
を恐れる必要性が実際上無くなる。本発明の更に別の構
成を、特許請求の範囲第2項〜第13項に記した。
【実施例】本発明を、添付図面に示した特別の実施例に
基づき以下に詳述する。図1の左手側に示した圧縮機ケ
ーシング2と右手側に示したタービンケーシング4とは
軸受ケーシング6を介して公知のように互いに結合され
ている。圧縮機翼車10及びタービン翼車12はシャフ
ト14に相対回転不能に配置されており、軸受ケーシン
グ6内にはシャフト14を半径方向に支持するスラスト
軸受16が設置されている。孔8を通って圧力油、特に
モータからの圧力油が軸受ケーシング6に、軸受の潤滑
及び冷却のために供給され得る。シャフト14は比較的
小さい直径を有し、軸受ケーシング6の内側孔18内で
、軸線方向に互いに離隔して位置する2つの軸受ブシュ
20、22によって半径方向に支持されている。2つの
軸受ブシュ20、22は、軸線方向に伸長する2つの細
長いウェブ24によって互いに一体的に結合されて、ス
リーブ26を構成している。図1からは、図平面の背後
に位置する方のウェブ24のみが知見される。他方のウ
ェブ24は対応して図平面手前に配置されている。スリ
ーブ26は両ウェブ24間に、上下各1つの開放部28
を有する。2つのウェブ24は各々シャフト14側方に
配置されており、シャフト14の鉛直方向下側に位置す
る方の開放部28を通って潤滑剤が滞りなく流出し得、
スリーブ26の中央領域での油の滞留と、その結果とし
ての損失とは回避される。2つのウェブ24は軸線方向
において両軸受ブシュ20、22の、後段に詳述する外
側軸受面36とほぼ同じ長さを有する。スリーブ26は
軸受ケーシング6内で、軸線方向において2つの安全リ
ング30と32との間にクリアランスを伴って配置され
ており、その際シャフト14の軸線方向の支持は既に述
べたスラスト軸受16によって行なわれている。タービ
ン翼車12の方を向いた、従来のように形成された安全
リング32は軸受ケーシング6の環形溝内に配置されて
おり、このリング32は専ら軸線方向での固定を実現す
る。これに対して、スラスト軸受16や圧縮機翼車10
の方を向いた安全リング30は、後段に詳述するように
特別の方法で、回転を防止するべく形成されている。軸
受ブシュ20、22の外側軸受面36は内側軸受面34
より大きい長さをそれぞれ有する。即ち、軸受ケーシン
グ6の内側孔18を構成する内側面と2つの外側軸受面
36との間に各1つの油膜ギャップが存在し、このギャ
ップは内側軸受面34よりはるかに大きい軸線方向長さ
と、従って面積とを有する。各軸受面に届く孔38を介
して、孔8内に供給された圧力油が軸受面へと送られる
。軸受ブシュ20、22は外周溝40を具え、溝40は
その周上に分配された4つの半径方向孔42を有し、こ
れらの孔42を通って圧力油が内側軸受面に達する。両
内側軸受面34からスリーブ26中央に向かって各1つ
の、より大きい直径を有する拡張部44が続いている。 拡張部44はウェブ24へと連続的に移行し、ウェブ2
4はシャフト14からの半径方向距離に対応している。 2つの拡張部44はいずれも軸線方向に伸張して、内側
軸受面34の大きさを減少させている。即ち、内側軸受
面34は外側軸受面36よりはるかに小さく、それによ
って摩擦損が小さく維持される。図2は、図1に示した
軸受ケーシング6の線A−Aにおける断面図であり、こ
の図からはケーシング6が切除部46を有することが知
見される。切除部46には安全リング30が、U字形の
張り出し部48によって係合する。安全リング30は、
半径方向外側に位置するその支持部50、及び端部52
によって軸受ケーシング6の、図平面の背後に位置する
環形溝内に装着されている。安全リング30は、直径を
挟んで張り出し部48の反対側に位置する2つの端部5
2を有し、これらの端部52は公知のように、取り付け
工具のための孔を具えている。安全リング30は張り出
し部48もしくは2つの端部52から実質的に角度90
°だけ回転した位置に2つの放射状波形部54、56を
有し、波形部54、56の頂部は軸受スリーブ26の方
を、即ちこの図では図平面の背後の方を指している。半
径方向外側へと屈曲された張り出し部48によって、安
全リング30は軸受ケーシング6内で周方向において固
定される。波形部54、56は軸受スリーブ26に設け
られた対応する切欠と係合し、それによって軸受スリー
ブ26は、軸受ケーシング6に対して回転するのを防止
される。切除部46は2つの当接面58、60を有し、
これらの面58、60は軸線方向に伸張し、かつ特に切
除部46の中心面62に対して実質的に平行に、及び該
面62に関して実質的に対称に位置する。当接面58、
60を軸線方向に伸張させることによって、張り出し部
48の、やはり軸線方向に伸張する側面64、66が線
状に当接するのみでなく、比較的大きい面積にわたって
も当接し、それによって許容しがたく大きい面圧が回避
されることが確実となる。図3は図2の線B−Bにおけ
る断面を拡大して示し、その際シャフト14はその一部
のみが示してある。図3からは、圧力油のための孔38
を備えた軸受ケーシング6と、外周溝40及び半径方向
孔42を備えた軸受スリーブ26とが良く知見され得る
。スリーブ26の軸線方向端面74に安全リング30が
当接し、リング30はその半径方向外側の領域によって
軸受ケーシング6の、ここでは環形溝として形成された
環形チャンバ68内に配置されている。スリーブ26が
半径方向では内側孔18に関して、軸線方向ては安全リ
ング32に関して自由な浮動運動を行なえるように存在
するクリアランスは、簡略化のため図示しない。更に、
切除部46の当接面58も知見され得、この当接面58
には張り出し部48の、図平面に対して実質的に平行で
ある側面が当接する。切除部46の底面75は実質的に
、環形溝もしくは環形チャンバ68の後方面69と同じ
半径方向平面内に有る。屈曲された張り出し部48によ
って、安全リング30が常に、波形部54と切欠76と
が係合するように装着されることが保証される。それに
よって取り付け上の安全性が向上し、なぜなら安全リン
グ30を180°回転して装着することは不可能である
からである。このような構成の結果として、工具を用い
て安全リング30を装着する際にU字形張り出し部48
の縁が底面75に接触し、安全リング30を環形溝68
内に逆さまに装着することは不可能である。波形部54
は、実質的にV字形である断面を有し、かつ実質的に半
径方向に伸張している。波形部54の平滑な外側面70
、72も、伸張して実質的にV字形を成し、これらの面
70、72は互いに対して90°の角度を成す。スリー
ブ26はその軸線方向端面の領域に、やはりV字形に形
成された切欠76を備え、この切欠76と波形部54と
が係合する。切欠76も実質的に半径方向に伸張する。 反対側、即ち図3の図平面手前において安全リング30
は先に述べた他方の波形部56を有し、同様にスリーブ
26は、上述の切欠76に対応する別の切欠76を有す
る。これら2つの切欠76は共に端面74に、総形フラ
イスを用いてただ1工程で容易に形成される。平滑な切
欠面の輪郭は、外側面70及び72に、互いの間に90
°の角度を成して配置された外側面70と72との間に
、撓み、もしくは押圧された時に出現する経過半径を含
めたものに対応する。波形部54の外側面70、72は
対向する切欠76の面に密に当接し、その際線接触とそ
れに伴う大きい面圧とは確実に回避される。軸受スリー
ブ26は、ここに図示した安全リング30と先に述べた
別の安全リング32との間に軸線方向クリアランスを伴
って位置する。孔38を介して供給される潤滑剤は、そ
の一部が軸受ケージング6とスリーブ26との間の環状
ギャップ内にも達し、かつそこから更に端面74及び安
全リング30、従って切欠76の領域にも達し、それに
よって摩耗が確実に防止される。 切欠76及び端面74によってスリーブ26の回転が防
止されるが、しかしその際スリーブ26の、他の自由度
に関する自由な運動は保証される。そのうえ、特に2つ
の波形部54及び56や2つの切欠76が直径を挟んで
対称に配置されていることによって、軸受ケーシング6
の内側孔18内でスリーブ26が傾くことは回避され、
従ってスリーブ26と、軸受孔もしくは内側孔18を構
成するケーシング内側面との間の油膜緩衝が妨げられる
こともない。図4及び図5に、安全リング30を軸線方
向及び半径方向に見たところをそれぞれ示す。安全リン
グ30はばね鋼板から成り、押し抜き部材としてただ1
工程て製造されている。波形部54、56は軸線方向に
おいて軸受スリーブ側へ突出し、一方U字形の張り出し
部48は屈曲されて、上記とは反対の側へ小角度78だ
け傾いている。張り出し部48の内側面81は安全リン
グ30の中心から、一点鎖線で示した指示部50の外側
面の半径より大きいか少なくとも等しい距離だけ離隔し
ており、それによって周方向での十分な弾性が保証され
ている。張り出し部48をU字形に形成することによっ
て付加的な弾性効果が得られる。しかし、張り出し部4
8の内側面81は場合によっては安全リングの中心から
僅かしか離隔しないこともあり得ると考えられる。ここ
で重要であるのは、張り出し部48を構成するリング部
分が半径方向外側へと屈曲され始める箇所である領域8
0が、軸受ケーシング6の環形溝68が切除部46へと
移行する場所に位置するということである。安全リング
30の、互いの間にギャップを有する2つの端部52は
、安全リング30取り付け用の取り付け工具、特に市販
のやっとこのための孔82、84をそれぞれ具える。 安全リング30は波形部54、56の領域に切除部86
、87を有し、それによって軸受ケーシング6に設けら
れた環形溝68内への確実な装着が可能となる。そのう
え、上記切除部86、87は、リング構成材料が波形部
の頂部領域において撓む過程で半径方向外側ヘと押し出
されて生じた盛り上がり92、94が環形溝68内への
確実な装着を妨げるのを防止する。安全リング30は支
持部52と、端部52の半径方向外側に位置する領域と
によって軸受ケーシング6の環形溝68と係合している
。屈曲された張り出し部48の領域でも確実な装着が実
現されるように、張り出し部48の両側方にも切除部8
8、89が設けられている。安全リングの取り付けにつ
いて、図1を参照しつつ以下に説明する。まず、特にD
INに従って製造された通常の安全リング32とスリー
ブ26とが軸受ケーシング6の内側孔18内に設置され
る。次に、本発明により波形部を有して形成された安全
リング30が市販のやっとこによって保持され、その際
、やっとこの先端がリング端部52に設けられた孔82
、84に差し込まれることで、2つの端部52は互いに
対して押し付けられる。このように保持された安全リン
グ30はやっとこによって内側孔18内に、最初にU字
形の張り出し部48が軸受ケーシング6の切除部46と
係合して該切除部46内に設置され得るように插入され
る。やっとこの先端は安全リング30の材料厚を上回る
長さを有し、従ってリング30の外側面から突出するこ
とが指摘される。上記導入時、張り出し部48は実質的
に半径方向平面内に位置し、また安全リング30のその
他の部分は軸受スリーブ26の端面74から所与の角度
で離隔しており、その際、孔82、84を備えた端部5
2が最も端面74から離れている。張り出し部48の領
域で既に安全リング30は軸受ケーシング6の環形溝6
8内に設置されており、従ってやっとこの先端は孔82
、84から抜き取られ得る。その後、安全リング30は
弱い軸線方向圧力で軸受スリーブ26の方へ押し遣られ
、端部52も含めて完全に環形溝68内に弾性的に嵌め
込まれる。取り付け完了状態において、張り出し部48
は角度78に対応してスリーブ26の端面74から離隔
する。張り出し部48が屈曲されていなければ、孔82
、84を貫通したやっとこの先端が、安全リング30が
環形溝68内に設置される前に端面74に当たると考え
られる。図6に、本発明の特別の構成の縦断面を示す。 図1のターボ過給機と同じ構成要素については詳しく図
示せず、以下の説明でも詳述しない。端面74に対向し
て、環形チャンバ68内に、スリーブ26の切欠76と
係合する波形部54を有する安全リング31が配置され
ている。環形チャンバ68は内測孔18より大きい直径
を有し、かつタービン側へ開いた構造に形成されており
、従って安全リング31は軸線方向において変形するこ
となく、かつクリアランスを伴って插入され得る。 この構成の場合、軸線方向移動を防止する付加リング9
6が有用であり、リング96は環形チャンバ68の環形
溝98内に装着されている。付加的リング96はDIN
472による安全リングとして、またVリング、K
リング、止め輪等として形成され得る。この付加的リン
グ96は通常、きわめて様々な形態の孔用の軸線方向安
全要素として形成され得る。取り付けは自動装置で容易
に行なわれ得、その際まず安全リング31が環形チヤン
バ68内にクリアランスを伴って插入され、その後付加
リング96が、軸線方向での移動を防止するべく環形溝
98内に装着される。安全リング31は焼き入れされて
いない鋼から成り、従ってばね鋼に比較して改善された
緩衝効果を有し、この効果はスリーブ26の軸受ブシユ
20との間のクリアランスに好影響を及ぼす。この特別
の構成例においてスリーブ26が軸受ケーシング6に対
して有する軸線方向での相対運動性は、安全リング31
の弾性に起因して、図1に示した構成例の場合より大き
い。安全リング31は、環形チャンバ68内で該チャン
バ68の後方面69と付加リング96との間に緩く装着
されており、その際所与のクリアランスが存在すること
により軸線方向にも半径方向にも運動可能である。従っ
て、浮動式の軸受スリーブ26の運動は殆ど制限されず
、回転特性が更に改善される。図7及び図8に、安全リ
ング31を軸線方向及び半径方向から見たところをそれ
ぞれ示す。この特別の構成では、安全リング31は、そ
の周囲全体にわたって閉じているディスクとして形成さ
れている。図4との比較において明らかなように、張り
出し部48は塊状に形成されているが、これは、安全リ
ング31は取り付けのために圧縮される必要が無く、変
形しなくとも容易に環形チャンバ68内に装着され得る
からである。張り出し部48はこの例では屈曲されず、
従って安全リング31の平面内に有る。安全リング31
もリング30同様、波形部54、56の領域に側方切除
部86、87を有し、それによって軸受ブシュ20の関
連する切欠76との係合が可能となる。半径方向外側部
分100、101は各々、実質的に90゜である角度1
10にわたって伸張する。それによって、一方では環形
チャンバ68の後方面69との、また他方では付加リン
グ96との、軸線方向での確実な当接が保証される。切
除部86、87各々の開きも90°にわたる。図8から
明らかなように、波形部56の壁104、106は半径
方向面108に関して、45°である角度102だけ傾
斜しており、これに対応することが波形部54にも認め
られる。上方の外側領域100に、付加的リング96の
方へ突出して該リング96のギャップと係合する取り付
け用突起112が設けられている。付加リング96は環
形溝98内への装着のために2つの自由端部を有し、こ
れらの端部の間に上記ギャップが存在することが指摘さ
れる。取り付け用突起112は、付加的リング96の接
触面が一周する環形溝98の全体にわたって一定でない
場合に必要となり、このことは特にVリングとして形成
されている場合に該当する。突起を具備した上記のよう
なリングが任意に插入されると、突起が軸受ケーシング
の、張り出し部のために設けられた切除部内に位置し得
、その場合リングのために必要な応力はもはや存在しな
くなる。この事態を回避するため、付加リング96は、
安全リング31の取り付け用突起112が該リング96
の自由端部同士の間に存在するギャップと係合するよう
に設置される。これによって、付加リング96の回転は
阻止されている。取り付け用突起112は外側領域10
0に配置されており、この領域100は直径を挟んで張
り出し部48の反対側に位置する。取り付け用突起11
2は、上方の外側領域100以外の場所に配置すること
も可能である。
基づき以下に詳述する。図1の左手側に示した圧縮機ケ
ーシング2と右手側に示したタービンケーシング4とは
軸受ケーシング6を介して公知のように互いに結合され
ている。圧縮機翼車10及びタービン翼車12はシャフ
ト14に相対回転不能に配置されており、軸受ケーシン
グ6内にはシャフト14を半径方向に支持するスラスト
軸受16が設置されている。孔8を通って圧力油、特に
モータからの圧力油が軸受ケーシング6に、軸受の潤滑
及び冷却のために供給され得る。シャフト14は比較的
小さい直径を有し、軸受ケーシング6の内側孔18内で
、軸線方向に互いに離隔して位置する2つの軸受ブシュ
20、22によって半径方向に支持されている。2つの
軸受ブシュ20、22は、軸線方向に伸長する2つの細
長いウェブ24によって互いに一体的に結合されて、ス
リーブ26を構成している。図1からは、図平面の背後
に位置する方のウェブ24のみが知見される。他方のウ
ェブ24は対応して図平面手前に配置されている。スリ
ーブ26は両ウェブ24間に、上下各1つの開放部28
を有する。2つのウェブ24は各々シャフト14側方に
配置されており、シャフト14の鉛直方向下側に位置す
る方の開放部28を通って潤滑剤が滞りなく流出し得、
スリーブ26の中央領域での油の滞留と、その結果とし
ての損失とは回避される。2つのウェブ24は軸線方向
において両軸受ブシュ20、22の、後段に詳述する外
側軸受面36とほぼ同じ長さを有する。スリーブ26は
軸受ケーシング6内で、軸線方向において2つの安全リ
ング30と32との間にクリアランスを伴って配置され
ており、その際シャフト14の軸線方向の支持は既に述
べたスラスト軸受16によって行なわれている。タービ
ン翼車12の方を向いた、従来のように形成された安全
リング32は軸受ケーシング6の環形溝内に配置されて
おり、このリング32は専ら軸線方向での固定を実現す
る。これに対して、スラスト軸受16や圧縮機翼車10
の方を向いた安全リング30は、後段に詳述するように
特別の方法で、回転を防止するべく形成されている。軸
受ブシュ20、22の外側軸受面36は内側軸受面34
より大きい長さをそれぞれ有する。即ち、軸受ケーシン
グ6の内側孔18を構成する内側面と2つの外側軸受面
36との間に各1つの油膜ギャップが存在し、このギャ
ップは内側軸受面34よりはるかに大きい軸線方向長さ
と、従って面積とを有する。各軸受面に届く孔38を介
して、孔8内に供給された圧力油が軸受面へと送られる
。軸受ブシュ20、22は外周溝40を具え、溝40は
その周上に分配された4つの半径方向孔42を有し、こ
れらの孔42を通って圧力油が内側軸受面に達する。両
内側軸受面34からスリーブ26中央に向かって各1つ
の、より大きい直径を有する拡張部44が続いている。 拡張部44はウェブ24へと連続的に移行し、ウェブ2
4はシャフト14からの半径方向距離に対応している。 2つの拡張部44はいずれも軸線方向に伸張して、内側
軸受面34の大きさを減少させている。即ち、内側軸受
面34は外側軸受面36よりはるかに小さく、それによ
って摩擦損が小さく維持される。図2は、図1に示した
軸受ケーシング6の線A−Aにおける断面図であり、こ
の図からはケーシング6が切除部46を有することが知
見される。切除部46には安全リング30が、U字形の
張り出し部48によって係合する。安全リング30は、
半径方向外側に位置するその支持部50、及び端部52
によって軸受ケーシング6の、図平面の背後に位置する
環形溝内に装着されている。安全リング30は、直径を
挟んで張り出し部48の反対側に位置する2つの端部5
2を有し、これらの端部52は公知のように、取り付け
工具のための孔を具えている。安全リング30は張り出
し部48もしくは2つの端部52から実質的に角度90
°だけ回転した位置に2つの放射状波形部54、56を
有し、波形部54、56の頂部は軸受スリーブ26の方
を、即ちこの図では図平面の背後の方を指している。半
径方向外側へと屈曲された張り出し部48によって、安
全リング30は軸受ケーシング6内で周方向において固
定される。波形部54、56は軸受スリーブ26に設け
られた対応する切欠と係合し、それによって軸受スリー
ブ26は、軸受ケーシング6に対して回転するのを防止
される。切除部46は2つの当接面58、60を有し、
これらの面58、60は軸線方向に伸張し、かつ特に切
除部46の中心面62に対して実質的に平行に、及び該
面62に関して実質的に対称に位置する。当接面58、
60を軸線方向に伸張させることによって、張り出し部
48の、やはり軸線方向に伸張する側面64、66が線
状に当接するのみでなく、比較的大きい面積にわたって
も当接し、それによって許容しがたく大きい面圧が回避
されることが確実となる。図3は図2の線B−Bにおけ
る断面を拡大して示し、その際シャフト14はその一部
のみが示してある。図3からは、圧力油のための孔38
を備えた軸受ケーシング6と、外周溝40及び半径方向
孔42を備えた軸受スリーブ26とが良く知見され得る
。スリーブ26の軸線方向端面74に安全リング30が
当接し、リング30はその半径方向外側の領域によって
軸受ケーシング6の、ここでは環形溝として形成された
環形チャンバ68内に配置されている。スリーブ26が
半径方向では内側孔18に関して、軸線方向ては安全リ
ング32に関して自由な浮動運動を行なえるように存在
するクリアランスは、簡略化のため図示しない。更に、
切除部46の当接面58も知見され得、この当接面58
には張り出し部48の、図平面に対して実質的に平行で
ある側面が当接する。切除部46の底面75は実質的に
、環形溝もしくは環形チャンバ68の後方面69と同じ
半径方向平面内に有る。屈曲された張り出し部48によ
って、安全リング30が常に、波形部54と切欠76と
が係合するように装着されることが保証される。それに
よって取り付け上の安全性が向上し、なぜなら安全リン
グ30を180°回転して装着することは不可能である
からである。このような構成の結果として、工具を用い
て安全リング30を装着する際にU字形張り出し部48
の縁が底面75に接触し、安全リング30を環形溝68
内に逆さまに装着することは不可能である。波形部54
は、実質的にV字形である断面を有し、かつ実質的に半
径方向に伸張している。波形部54の平滑な外側面70
、72も、伸張して実質的にV字形を成し、これらの面
70、72は互いに対して90°の角度を成す。スリー
ブ26はその軸線方向端面の領域に、やはりV字形に形
成された切欠76を備え、この切欠76と波形部54と
が係合する。切欠76も実質的に半径方向に伸張する。 反対側、即ち図3の図平面手前において安全リング30
は先に述べた他方の波形部56を有し、同様にスリーブ
26は、上述の切欠76に対応する別の切欠76を有す
る。これら2つの切欠76は共に端面74に、総形フラ
イスを用いてただ1工程で容易に形成される。平滑な切
欠面の輪郭は、外側面70及び72に、互いの間に90
°の角度を成して配置された外側面70と72との間に
、撓み、もしくは押圧された時に出現する経過半径を含
めたものに対応する。波形部54の外側面70、72は
対向する切欠76の面に密に当接し、その際線接触とそ
れに伴う大きい面圧とは確実に回避される。軸受スリー
ブ26は、ここに図示した安全リング30と先に述べた
別の安全リング32との間に軸線方向クリアランスを伴
って位置する。孔38を介して供給される潤滑剤は、そ
の一部が軸受ケージング6とスリーブ26との間の環状
ギャップ内にも達し、かつそこから更に端面74及び安
全リング30、従って切欠76の領域にも達し、それに
よって摩耗が確実に防止される。 切欠76及び端面74によってスリーブ26の回転が防
止されるが、しかしその際スリーブ26の、他の自由度
に関する自由な運動は保証される。そのうえ、特に2つ
の波形部54及び56や2つの切欠76が直径を挟んで
対称に配置されていることによって、軸受ケーシング6
の内側孔18内でスリーブ26が傾くことは回避され、
従ってスリーブ26と、軸受孔もしくは内側孔18を構
成するケーシング内側面との間の油膜緩衝が妨げられる
こともない。図4及び図5に、安全リング30を軸線方
向及び半径方向に見たところをそれぞれ示す。安全リン
グ30はばね鋼板から成り、押し抜き部材としてただ1
工程て製造されている。波形部54、56は軸線方向に
おいて軸受スリーブ側へ突出し、一方U字形の張り出し
部48は屈曲されて、上記とは反対の側へ小角度78だ
け傾いている。張り出し部48の内側面81は安全リン
グ30の中心から、一点鎖線で示した指示部50の外側
面の半径より大きいか少なくとも等しい距離だけ離隔し
ており、それによって周方向での十分な弾性が保証され
ている。張り出し部48をU字形に形成することによっ
て付加的な弾性効果が得られる。しかし、張り出し部4
8の内側面81は場合によっては安全リングの中心から
僅かしか離隔しないこともあり得ると考えられる。ここ
で重要であるのは、張り出し部48を構成するリング部
分が半径方向外側へと屈曲され始める箇所である領域8
0が、軸受ケーシング6の環形溝68が切除部46へと
移行する場所に位置するということである。安全リング
30の、互いの間にギャップを有する2つの端部52は
、安全リング30取り付け用の取り付け工具、特に市販
のやっとこのための孔82、84をそれぞれ具える。 安全リング30は波形部54、56の領域に切除部86
、87を有し、それによって軸受ケーシング6に設けら
れた環形溝68内への確実な装着が可能となる。そのう
え、上記切除部86、87は、リング構成材料が波形部
の頂部領域において撓む過程で半径方向外側ヘと押し出
されて生じた盛り上がり92、94が環形溝68内への
確実な装着を妨げるのを防止する。安全リング30は支
持部52と、端部52の半径方向外側に位置する領域と
によって軸受ケーシング6の環形溝68と係合している
。屈曲された張り出し部48の領域でも確実な装着が実
現されるように、張り出し部48の両側方にも切除部8
8、89が設けられている。安全リングの取り付けにつ
いて、図1を参照しつつ以下に説明する。まず、特にD
INに従って製造された通常の安全リング32とスリー
ブ26とが軸受ケーシング6の内側孔18内に設置され
る。次に、本発明により波形部を有して形成された安全
リング30が市販のやっとこによって保持され、その際
、やっとこの先端がリング端部52に設けられた孔82
、84に差し込まれることで、2つの端部52は互いに
対して押し付けられる。このように保持された安全リン
グ30はやっとこによって内側孔18内に、最初にU字
形の張り出し部48が軸受ケーシング6の切除部46と
係合して該切除部46内に設置され得るように插入され
る。やっとこの先端は安全リング30の材料厚を上回る
長さを有し、従ってリング30の外側面から突出するこ
とが指摘される。上記導入時、張り出し部48は実質的
に半径方向平面内に位置し、また安全リング30のその
他の部分は軸受スリーブ26の端面74から所与の角度
で離隔しており、その際、孔82、84を備えた端部5
2が最も端面74から離れている。張り出し部48の領
域で既に安全リング30は軸受ケーシング6の環形溝6
8内に設置されており、従ってやっとこの先端は孔82
、84から抜き取られ得る。その後、安全リング30は
弱い軸線方向圧力で軸受スリーブ26の方へ押し遣られ
、端部52も含めて完全に環形溝68内に弾性的に嵌め
込まれる。取り付け完了状態において、張り出し部48
は角度78に対応してスリーブ26の端面74から離隔
する。張り出し部48が屈曲されていなければ、孔82
、84を貫通したやっとこの先端が、安全リング30が
環形溝68内に設置される前に端面74に当たると考え
られる。図6に、本発明の特別の構成の縦断面を示す。 図1のターボ過給機と同じ構成要素については詳しく図
示せず、以下の説明でも詳述しない。端面74に対向し
て、環形チャンバ68内に、スリーブ26の切欠76と
係合する波形部54を有する安全リング31が配置され
ている。環形チャンバ68は内測孔18より大きい直径
を有し、かつタービン側へ開いた構造に形成されており
、従って安全リング31は軸線方向において変形するこ
となく、かつクリアランスを伴って插入され得る。 この構成の場合、軸線方向移動を防止する付加リング9
6が有用であり、リング96は環形チャンバ68の環形
溝98内に装着されている。付加的リング96はDIN
472による安全リングとして、またVリング、K
リング、止め輪等として形成され得る。この付加的リン
グ96は通常、きわめて様々な形態の孔用の軸線方向安
全要素として形成され得る。取り付けは自動装置で容易
に行なわれ得、その際まず安全リング31が環形チヤン
バ68内にクリアランスを伴って插入され、その後付加
リング96が、軸線方向での移動を防止するべく環形溝
98内に装着される。安全リング31は焼き入れされて
いない鋼から成り、従ってばね鋼に比較して改善された
緩衝効果を有し、この効果はスリーブ26の軸受ブシユ
20との間のクリアランスに好影響を及ぼす。この特別
の構成例においてスリーブ26が軸受ケーシング6に対
して有する軸線方向での相対運動性は、安全リング31
の弾性に起因して、図1に示した構成例の場合より大き
い。安全リング31は、環形チャンバ68内で該チャン
バ68の後方面69と付加リング96との間に緩く装着
されており、その際所与のクリアランスが存在すること
により軸線方向にも半径方向にも運動可能である。従っ
て、浮動式の軸受スリーブ26の運動は殆ど制限されず
、回転特性が更に改善される。図7及び図8に、安全リ
ング31を軸線方向及び半径方向から見たところをそれ
ぞれ示す。この特別の構成では、安全リング31は、そ
の周囲全体にわたって閉じているディスクとして形成さ
れている。図4との比較において明らかなように、張り
出し部48は塊状に形成されているが、これは、安全リ
ング31は取り付けのために圧縮される必要が無く、変
形しなくとも容易に環形チャンバ68内に装着され得る
からである。張り出し部48はこの例では屈曲されず、
従って安全リング31の平面内に有る。安全リング31
もリング30同様、波形部54、56の領域に側方切除
部86、87を有し、それによって軸受ブシュ20の関
連する切欠76との係合が可能となる。半径方向外側部
分100、101は各々、実質的に90゜である角度1
10にわたって伸張する。それによって、一方では環形
チャンバ68の後方面69との、また他方では付加リン
グ96との、軸線方向での確実な当接が保証される。切
除部86、87各々の開きも90°にわたる。図8から
明らかなように、波形部56の壁104、106は半径
方向面108に関して、45°である角度102だけ傾
斜しており、これに対応することが波形部54にも認め
られる。上方の外側領域100に、付加的リング96の
方へ突出して該リング96のギャップと係合する取り付
け用突起112が設けられている。付加リング96は環
形溝98内への装着のために2つの自由端部を有し、こ
れらの端部の間に上記ギャップが存在することが指摘さ
れる。取り付け用突起112は、付加的リング96の接
触面が一周する環形溝98の全体にわたって一定でない
場合に必要となり、このことは特にVリングとして形成
されている場合に該当する。突起を具備した上記のよう
なリングが任意に插入されると、突起が軸受ケーシング
の、張り出し部のために設けられた切除部内に位置し得
、その場合リングのために必要な応力はもはや存在しな
くなる。この事態を回避するため、付加リング96は、
安全リング31の取り付け用突起112が該リング96
の自由端部同士の間に存在するギャップと係合するよう
に設置される。これによって、付加リング96の回転は
阻止されている。取り付け用突起112は外側領域10
0に配置されており、この領域100は直径を挟んで張
り出し部48の反対側に位置する。取り付け用突起11
2は、上方の外側領域100以外の場所に配置すること
も可能である。
【図1】ターボ過給機の縦断面図である。
【図2】図1の線A−Aにおける断面図である。
【図3】図2の線B−Bにおける断面図である。
【図4】安全リングを軸線方向に見たところを示す説明
図である。
図である。
【図5】安全リングを半径方向に見たところを示す説明
図である。
図である。
【図6】第2の実施例の部分縦断面図である。
【図7】図6の安全リングを軸線方向に見たところを示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】図6の安全リングを半径方向に見たところを示
す説明図である。
す説明図である。
6 軸受ケーシング
14 シャフト
18 孔
26 スリーブ
30,31 安全リング
46 切除部
48 張り出し部
54,56 波形部
68 環形チャンバ
76 切欠
Claims (13)
- 【請求項1】 シャフトを半径方向に支持する軸受ケ
ーシングの孔内に浮動式に、かつ軸線方向変位を防止し
て配置されたスリーブを含むターボ過給機の軸受であっ
て、スリーブの回転は、軸受ケーシング内に配置されて
おり、一方ではスリーブの切欠と、また他方では軸受ケ
ーシングの切除部と係合する要素によって防止されてお
り、前記要素が軸受ケーシングの環形チャンバ内に配置
された安全リングとして形成されており、安全リングは
軸受ケーシングの環形チャンバに続く切除部と係合する
張り出し部を有し、安全リングはスリーブの軸線方向端
面の方を向いた波形部を少なくとも1つ有し、波形部の
外側面はスリーブの切欠の、少なくとも1つの面に当接
することを特徴とするターボ過給機の軸受。 - 【請求項2】 波形部及び切欠が実質的にV字形の輪
郭を有すると共に半径方向への広がりを有することを特
徴とする請求項1に記載の軸受。 - 【請求項3】 安全リングが半径方向で互いに反対側
に位置する2つの波形部を有し、その際スリーブの端面
にも半径方向で互いに反対側に位置する2つの切欠が対
応して設けられていることを特徴とする請求項1又は2
に記載の軸受。 - 【請求項4】 波形部及び切欠が実質的に、軸受ケー
シングに設けられた1つの孔の伸長方向と直交する一平
面内に配置されており、張り出し部は実質的に、前記孔
の軸線を含む軸受軸線方向の平面内に配置されているこ
とを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の
軸受。 - 【請求項5】 張り出し部がその側面によって切除部
の当接面に当接し、その際これらの面は好ましくは軸線
方向に伸張すると共に平滑に形成されており、張り出し
部は屈曲されて、安全リングのその他の部分から軸線方
向において波形部が突出するのと反対の側ヘ所与の角度
だけ傾いていることを特徴とする請求項1から4のいず
れか一項に記載の軸受。 - 【請求項6】 切除部の底面が実質的に環形チャンバ
の後方面と同じ半径方向の平面内に配置されていること
を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の軸
受。 - 【請求項7】 安全リングが波形部の領域において半
径方向外側に切除部を有しており、張り出し部の両側方
に各1つの切除部を有することを特徴とする請求項1か
ら6のいずれか一項に記載の軸受。 - 【請求項8】 環形溝として形成された環形チャンバ
内に配置された安全リングが、好ましくは鉛直に伸張す
る中心面に関して対称であるように形成されており、そ
の際安全リングの、互いに離隔する2つの孔付き端部は
鉛直方向上方に位置し、一方張り出し部は下向きに設け
られていることを特徴とする請求項1から7のいずれか
一項に記載の軸受。 - 【請求項9】 張り出し部がばね効果を得るべく実質
的にU字形に形成されており、張り出し部の内側面は安
全リングの中心から、少なくとも安全リングの支持部の
外側面と同じ距離に有ることを特徴とする請求項1から
8のいずれか一項に記載の軸受。 - 【請求項10】 環形チャンバ内の安全リングが付加
リングによって軸線方向変位を防止されており、その際
安全リングは軸線方向において付加リングと環形チャン
バの後方面との間に、好ましくは軸線方向クリアランス
を伴って配置されており、半径方向において環形チャン
バの内側面に対してクリアランスを有することを特徴と
する請求項1から7のいずれか一項に記載の軸受。 - 【請求項11】 安全リングが直径を挟んで位置する
2つの外側領域を有し、これらの領域における安全リン
グの外径は付加リングの内径より大きく、前記2つの領
域は各々、実質的に90度の大きさを有する角度にわた
って伸張することを特徴とする請求項1から7及び10
のいずれか一項に記載の軸受。 - 【請求項12】 安全リングが閉じたリングとして形
成されており、軸線方向において変形せずに、軸受ケー
シングの内側に向かって開き、かつ特に一定の直径を有
して形成された環形チャンバの内側面に対してクリアラ
ンスを有して装着され得ることを特徴とする請求項1か
ら7、10及び11のいずれか一項に記載の軸受。 - 【請求項13】 安全リングが付加リングに設けられ
たギャップに係合する取り付け用突起を有しており、前
記ギャップは付加リングの、互いに対向する自由端部同
士の間に存在することを特徴とする請求項1から7及び
10から12のいずれか一項に記載の軸受。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4002583A DE4002583C1 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | |
| DE4002583.7 | 1990-01-30 | ||
| EP90123403A EP0440917B1 (de) | 1990-01-30 | 1990-12-06 | Abgasturbolader-Lagerung |
| DE90123403.9 | 1990-12-06 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04228826A true JPH04228826A (ja) | 1992-08-18 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9829691A Pending JPH04228826A (ja) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | ターボ過給機の軸受 |
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| JP (1) | JPH04228826A (ja) |
| AT (1) | ATE93578T1 (ja) |
| BR (1) | BR9100366A (ja) |
| CS (1) | CS18591A2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013541676A (ja) * | 2010-11-09 | 2013-11-14 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 排気ガスターボチャージャ |
| CN103670540A (zh) * | 2012-09-11 | 2014-03-26 | 霍尼韦尔国际公司 | 外座圈定位垫圈 |
| DE112011103128B4 (de) | 2010-10-28 | 2024-05-29 | Borgwarner Inc. | Wälzkörperlagereinsatz mit Axialschubdämpfung und Drehschutzanordnungen |
-
1990
- 1990-12-06 AT AT90123403T patent/ATE93578T1/de active
-
1991
- 1991-01-28 CS CS91185A patent/CS18591A2/cs unknown
- 1991-01-29 BR BR9100366A patent/BR9100366A/pt unknown
- 1991-01-30 JP JP9829691A patent/JPH04228826A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112011103128B4 (de) | 2010-10-28 | 2024-05-29 | Borgwarner Inc. | Wälzkörperlagereinsatz mit Axialschubdämpfung und Drehschutzanordnungen |
| JP2013541676A (ja) * | 2010-11-09 | 2013-11-14 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 排気ガスターボチャージャ |
| JP2016153651A (ja) * | 2010-11-09 | 2016-08-25 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 排気ガスターボチャージャ |
| CN103670540A (zh) * | 2012-09-11 | 2014-03-26 | 霍尼韦尔国际公司 | 外座圈定位垫圈 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CS18591A2 (en) | 1991-10-15 |
| BR9100366A (pt) | 1991-10-22 |
| ATE93578T1 (de) | 1993-09-15 |
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