JPH04224815A - ポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂 - Google Patents
ポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂Info
- Publication number
- JPH04224815A JPH04224815A JP41408490A JP41408490A JPH04224815A JP H04224815 A JPH04224815 A JP H04224815A JP 41408490 A JP41408490 A JP 41408490A JP 41408490 A JP41408490 A JP 41408490A JP H04224815 A JPH04224815 A JP H04224815A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aromatic hydrocarbon
- formaldehyde resin
- hydrocarbon formaldehyde
- polyol
- type aromatic
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオール型芳香族炭
化水素ホルムアルデヒド樹脂に関する発明である。本発
明のポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
をウレタン樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、エポ
キシ樹脂、及び不飽和ポリエステル樹脂等の原料および
改質剤等に使用すると、これらの樹脂の耐水性、耐薬品
性、及び耐熱性を向上することができる。
化水素ホルムアルデヒド樹脂に関する発明である。本発
明のポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
をウレタン樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、エポ
キシ樹脂、及び不飽和ポリエステル樹脂等の原料および
改質剤等に使用すると、これらの樹脂の耐水性、耐薬品
性、及び耐熱性を向上することができる。
【従来の技術】公知の縮合方法で得られた芳香族炭化水
素ホルムアルデヒド樹脂と脂肪族多価アルコールとを酸
触媒存在下に、反応させてポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂を製造する方法は知られていた。 しかしながら、上記公知の縮合方法で得られた芳香族炭
化水素ホルムアルデヒド樹脂の分子構造中には、2つの
芳香環の間に存在するアセタール基(−CH2O−)
及び末端基を構成するアセタール基が多く存在する。該
アセタール基を多く含む芳香族炭化水素ホルムアルデヒ
ド樹脂を使用して多価アルコールと反応させてポリオー
ル型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂を製造すると
、反応中にアセタール基が分解してホルムアルデヒドが
生成し、該ホルムアルデヒドは多価アルコールと反応し
て、副性物であるホルマールが20〜30重量%と多量
に存在し、又、分子内脱水物も多く含まれるという不都
合があった。そのために、ポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂の特徴である耐水性、耐薬品性、
及び耐熱性が充分発揮されず、その改良が望まれていた
。
素ホルムアルデヒド樹脂と脂肪族多価アルコールとを酸
触媒存在下に、反応させてポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂を製造する方法は知られていた。 しかしながら、上記公知の縮合方法で得られた芳香族炭
化水素ホルムアルデヒド樹脂の分子構造中には、2つの
芳香環の間に存在するアセタール基(−CH2O−)
及び末端基を構成するアセタール基が多く存在する。該
アセタール基を多く含む芳香族炭化水素ホルムアルデヒ
ド樹脂を使用して多価アルコールと反応させてポリオー
ル型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂を製造すると
、反応中にアセタール基が分解してホルムアルデヒドが
生成し、該ホルムアルデヒドは多価アルコールと反応し
て、副性物であるホルマールが20〜30重量%と多量
に存在し、又、分子内脱水物も多く含まれるという不都
合があった。そのために、ポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂の特徴である耐水性、耐薬品性、
及び耐熱性が充分発揮されず、その改良が望まれていた
。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決し、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂と多価ア
ルコール類とを反応させて得られるポリオール型芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂中に、アセタール基が少
なく、ホルムアルデヒドと多価アルコール類との縮合物
であるホルマール濃度が極めて低い、かつ特定の範囲の
OH価を有するポリオール型芳香族炭化水素ホルムアル
デヒド樹脂を提供することにある。
解決し、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂と多価ア
ルコール類とを反応させて得られるポリオール型芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂中に、アセタール基が少
なく、ホルムアルデヒドと多価アルコール類との縮合物
であるホルマール濃度が極めて低い、かつ特定の範囲の
OH価を有するポリオール型芳香族炭化水素ホルムアル
デヒド樹脂を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明者は、原料として
使用する芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂を多価ア
ルコールと反応させる前あらかじめ、加熱・水蒸気処理
して分子構造中のアセタール基を減少させ、その後多価
アルコールと反応させることにより、多価アルコールと
の縮合反応中にアセタール基の分解に基づくホルムアル
デヒドガスが発生せず、かつホルムアルデヒドと多価ア
ルコールとの縮合物であるホルマールの副生を少なくで
き、かつ該ホルマールを水洗で除去できることを見出し
、本発明を完成した。すなわち、本発明は、芳香族炭化
水素ホルムアルデヒド樹脂と多価アルコールとを反応さ
せて得られるポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデ
ヒド樹脂であって、該樹脂中のホルマール濃度が5重量
%以下であり、かつOH価が50〜500mgKOH/
gであるポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド
樹脂に関する発明である。以下に原料として使用する芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂の前処理法に関して
以下に説明する。尚、本発明で使用する芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂の原料として、炭素数7〜9の芳
香族炭化水素、具体的には、トルエン、エチルベンゼン
、キシレン、メシチレン、プソイドクメン、メチルエチ
ルベンゼン等が挙げられるが、これらの中でm−キシレ
ン、メシチレン等が好ましい。公知の方法で製造した芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂に酸触媒を添加し撹
拌下に温度100〜150℃で15〜120分間熱処理
後、温度100℃以上で少なくとも30分間水蒸気を吹
込ながら水蒸気処理し、ついで触媒と水分の除去のため
、キシレン等の溶媒に溶解し、水洗後、蒸留により溶媒
の除去をおこなう。上記熱処理・水蒸気処理により、芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂の分子構造中のアセ
タール基の極めて少ない芳香族炭化水素ホルムアルデヒ
ド樹脂が得られる。次に、ポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂の製造方法について記載する。 ■ 本発明で使用する原料等 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂は、上記熱処理・
水蒸気処理された分子構造中にアセタール基の極めて少
ないものを使用する。多価アルコールとしては、トリメ
チロールプロパン、ネオペンチルグリコール、エステル
グリコール、スピログリコール、ペンタエリスリトール
、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−
ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、トリメ
チロールエタン、1,2−オクタンジオール、1,10
−デカンジオール、1,2,4−ブタンジオール、3−
ヘキサン−2,5−ジオール、2,5−ジメチル−3−
ヘキサン−2,5−ジオール、2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオール、ポリエチレングリコール
、ポリオキシプロピレングリコール等の脂肪族アルコー
ルが挙げられるが、芳香族アルコールも使用することが
可能である。酸触媒は特に制限はないが有機の強酸が好
ましく、具体的にはパラトルエンスルホン酸、メタキシ
レンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸クロライド等
が挙げられる。■ 前処理された芳香族炭化水素ホル
ムアルデヒド樹脂と多価アルコールとの反応上記酸触媒
存在下、前処理された芳香族炭化水素ホルムアルデヒド
樹脂に多価アルコールを加え、攪拌下100〜180℃
、好ましくは110〜150℃の温度条件で1〜5時間
、好ましくは2〜3時間反応させる。反応終了後、上記
反応液にキシレン等の芳香族炭化水素溶媒を加えて希釈
し、水洗することにより、多価アルコールの分子内脱水
物を水和し、及び少量副生しているホルマール、触媒で
あるパラトルエンスルホン酸等を除去することができる
。更に、希釈剤である芳香族炭化水素を水蒸気蒸留およ
び減圧蒸留により留去して、ホルムアルデヒドと多価ア
ルコールとの縮合物および多価アルコールの分子内脱水
物の含有量の極めて少ないポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂が得られる。しかしながら、公知
の方法で得た芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂を未
処理のまま使用すると得られたポリオール型芳香族炭化
水素ホルムアルデヒド樹脂中に不純物としてホルマール
が多量に含まれており、又、ホルマールが多量に含まれ
る場合は水洗でホルマールを除去するのは不可能である
。本発明において、加熱処理・水蒸気処理された芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂と使用する多価アルコー
ルの種類及び比率を変えることにより、OH価(mgK
OH/g)が50〜300程度の粘度及び分子量の異な
る種々のポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド
樹脂を得ることができる。
使用する芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂を多価ア
ルコールと反応させる前あらかじめ、加熱・水蒸気処理
して分子構造中のアセタール基を減少させ、その後多価
アルコールと反応させることにより、多価アルコールと
の縮合反応中にアセタール基の分解に基づくホルムアル
デヒドガスが発生せず、かつホルムアルデヒドと多価ア
ルコールとの縮合物であるホルマールの副生を少なくで
き、かつ該ホルマールを水洗で除去できることを見出し
、本発明を完成した。すなわち、本発明は、芳香族炭化
水素ホルムアルデヒド樹脂と多価アルコールとを反応さ
せて得られるポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデ
ヒド樹脂であって、該樹脂中のホルマール濃度が5重量
%以下であり、かつOH価が50〜500mgKOH/
gであるポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド
樹脂に関する発明である。以下に原料として使用する芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂の前処理法に関して
以下に説明する。尚、本発明で使用する芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂の原料として、炭素数7〜9の芳
香族炭化水素、具体的には、トルエン、エチルベンゼン
、キシレン、メシチレン、プソイドクメン、メチルエチ
ルベンゼン等が挙げられるが、これらの中でm−キシレ
ン、メシチレン等が好ましい。公知の方法で製造した芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂に酸触媒を添加し撹
拌下に温度100〜150℃で15〜120分間熱処理
後、温度100℃以上で少なくとも30分間水蒸気を吹
込ながら水蒸気処理し、ついで触媒と水分の除去のため
、キシレン等の溶媒に溶解し、水洗後、蒸留により溶媒
の除去をおこなう。上記熱処理・水蒸気処理により、芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂の分子構造中のアセ
タール基の極めて少ない芳香族炭化水素ホルムアルデヒ
ド樹脂が得られる。次に、ポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂の製造方法について記載する。 ■ 本発明で使用する原料等 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂は、上記熱処理・
水蒸気処理された分子構造中にアセタール基の極めて少
ないものを使用する。多価アルコールとしては、トリメ
チロールプロパン、ネオペンチルグリコール、エステル
グリコール、スピログリコール、ペンタエリスリトール
、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−
ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、トリメ
チロールエタン、1,2−オクタンジオール、1,10
−デカンジオール、1,2,4−ブタンジオール、3−
ヘキサン−2,5−ジオール、2,5−ジメチル−3−
ヘキサン−2,5−ジオール、2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオール、ポリエチレングリコール
、ポリオキシプロピレングリコール等の脂肪族アルコー
ルが挙げられるが、芳香族アルコールも使用することが
可能である。酸触媒は特に制限はないが有機の強酸が好
ましく、具体的にはパラトルエンスルホン酸、メタキシ
レンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸クロライド等
が挙げられる。■ 前処理された芳香族炭化水素ホル
ムアルデヒド樹脂と多価アルコールとの反応上記酸触媒
存在下、前処理された芳香族炭化水素ホルムアルデヒド
樹脂に多価アルコールを加え、攪拌下100〜180℃
、好ましくは110〜150℃の温度条件で1〜5時間
、好ましくは2〜3時間反応させる。反応終了後、上記
反応液にキシレン等の芳香族炭化水素溶媒を加えて希釈
し、水洗することにより、多価アルコールの分子内脱水
物を水和し、及び少量副生しているホルマール、触媒で
あるパラトルエンスルホン酸等を除去することができる
。更に、希釈剤である芳香族炭化水素を水蒸気蒸留およ
び減圧蒸留により留去して、ホルムアルデヒドと多価ア
ルコールとの縮合物および多価アルコールの分子内脱水
物の含有量の極めて少ないポリオール型芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂が得られる。しかしながら、公知
の方法で得た芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂を未
処理のまま使用すると得られたポリオール型芳香族炭化
水素ホルムアルデヒド樹脂中に不純物としてホルマール
が多量に含まれており、又、ホルマールが多量に含まれ
る場合は水洗でホルマールを除去するのは不可能である
。本発明において、加熱処理・水蒸気処理された芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂と使用する多価アルコー
ルの種類及び比率を変えることにより、OH価(mgK
OH/g)が50〜300程度の粘度及び分子量の異な
る種々のポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド
樹脂を得ることができる。
【実施例】次に、実施例により本発明をより具体的に説
明する。本実施例において、「部」とあるのは、いずれ
も「重量部」を示す。尚、本実施例において、以下の評
価方法を採用した。 ■ OH価 (mgKOH/g)、及び−CH2OH
基(wt%) 無水酢酸−ピリジン法(JIS K0
070)により測定した。 ■ 粘度( CP at 70 ℃)回転型粘度計を
使用して、JIS K6833に準じて測定した。 ■ 酸素元素分析値 炭素、水素、及び窒素元素を測定し、残りを酸素濃度と
した。 ■ 数平均分子量、及び分子量分布 ウオータース製GPC装置を使用して測定した。尚、検
量線の作成はポリスチレンを使用した。分子量分布は、
以下の式より算出した。分子量分布=(重量平均分子量
)/(数平均分子量) ■ ホルマール濃度 GC法により測定した。参考例 m−キシレンとホルマリンを酸触媒存在下に反応して得
たキシレン樹脂(三菱瓦斯化学(株)製キシレン樹脂、
ニカノールG)188部、パラトルエンスルホン酸0.
19部を仕込み、撹拌しながら昇温し、130〜140
℃で30分間熱処理した。熱処理後、同温度条件下で、
90分間水蒸気処理を行った。水蒸気処理の際のスチー
ムの吹込量は、206部であった。水蒸気処理後、反応
液をキシレン溶媒に溶解し、水洗して遊離したホルムア
ルデヒドを除去した。次いで、蒸留によりキシレンを留
去し、キシレン樹脂部を得た。得られたキシレン樹脂の
評価結果を第1表に示す。尚、NMRによる13Cの測
定では、得られた樹脂中にアセタール基は検出されなか
った。 実施例1 参考例で得た熱処理・水蒸気処理したキシレン樹脂18
8部にトリメチロールプロパン304部、及びパラトル
エンスルホン酸0.19部配合し、撹拌下に昇温し、1
30〜140℃で2時間反応させた。反応中に生成した
水は、系外へ留出させた。反応液にキシレン300部を
添加して希釈し、70℃の温水500部で洗浄した。次
に、減圧蒸留により、キシレンを留去し、ポリオール型
芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂239部を得た。 得られた樹脂のOH価、−CH2OH濃度、粘度、酸素
元素分析、平均分子量、分子量分布、及びホルマール濃
度の測定をおこなった。結果をまとめて、第1表に示す
。尚、上記と同様の水洗を全部で3回繰り返すと、得ら
れたポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
中のホルマール濃度は1.15wt%に減少することが
できた。 実施例2 参考例で得た熱処理・水蒸気処理したキシレン樹脂
225部にトリメチロールプロパン199部、及びパラ
トルエンスルホン酸0.23部配合し、撹拌下に昇温し
、130〜135℃で2時間反応させた。反応中に生成
した水は、系外へ留出させた。反応液にキシレン300
部を添加して希釈し、70℃の温水500部で洗浄した
。 次に、減圧蒸留により、キシレンを留去し、ポリオール
型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂239部を得た
。得られた樹脂について実施例1と同様の測定をおこな
った。結果をまとめて、第1表に示す。尚、上記と同様
の水洗を全部で3回繰り返すと、得られたポリオール型
芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂中のホルマール濃
度は1.20wt%に減少することができた。 比較例1 三菱瓦斯化学(株)製キシレン樹脂、ニカノールG(熱
処理・水蒸気処理等をおこなっていないもの)188部
にトリメチロールプロパン304部、及びパラトルエン
スルホン酸0.19部配合し、撹拌下に昇温し、130
〜140℃で4時間反応させた。反応生成物中のホルマ
ール濃度は、23.0wt%、分子内脱水されたものが
18.0wt%含まれていた。反応中に生成した水は、
系外へ留出させた。反応液にキシレン300部を添加し
て希釈し、70℃の温水500部で洗浄した。次に、減
圧蒸留により、キシレンを留去し、ポリオール型芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂312部を得た。得られ
た樹脂について実施例1と同様の測定をおこなった。結
果をまとめて、第1表に示す。
明する。本実施例において、「部」とあるのは、いずれ
も「重量部」を示す。尚、本実施例において、以下の評
価方法を採用した。 ■ OH価 (mgKOH/g)、及び−CH2OH
基(wt%) 無水酢酸−ピリジン法(JIS K0
070)により測定した。 ■ 粘度( CP at 70 ℃)回転型粘度計を
使用して、JIS K6833に準じて測定した。 ■ 酸素元素分析値 炭素、水素、及び窒素元素を測定し、残りを酸素濃度と
した。 ■ 数平均分子量、及び分子量分布 ウオータース製GPC装置を使用して測定した。尚、検
量線の作成はポリスチレンを使用した。分子量分布は、
以下の式より算出した。分子量分布=(重量平均分子量
)/(数平均分子量) ■ ホルマール濃度 GC法により測定した。参考例 m−キシレンとホルマリンを酸触媒存在下に反応して得
たキシレン樹脂(三菱瓦斯化学(株)製キシレン樹脂、
ニカノールG)188部、パラトルエンスルホン酸0.
19部を仕込み、撹拌しながら昇温し、130〜140
℃で30分間熱処理した。熱処理後、同温度条件下で、
90分間水蒸気処理を行った。水蒸気処理の際のスチー
ムの吹込量は、206部であった。水蒸気処理後、反応
液をキシレン溶媒に溶解し、水洗して遊離したホルムア
ルデヒドを除去した。次いで、蒸留によりキシレンを留
去し、キシレン樹脂部を得た。得られたキシレン樹脂の
評価結果を第1表に示す。尚、NMRによる13Cの測
定では、得られた樹脂中にアセタール基は検出されなか
った。 実施例1 参考例で得た熱処理・水蒸気処理したキシレン樹脂18
8部にトリメチロールプロパン304部、及びパラトル
エンスルホン酸0.19部配合し、撹拌下に昇温し、1
30〜140℃で2時間反応させた。反応中に生成した
水は、系外へ留出させた。反応液にキシレン300部を
添加して希釈し、70℃の温水500部で洗浄した。次
に、減圧蒸留により、キシレンを留去し、ポリオール型
芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂239部を得た。 得られた樹脂のOH価、−CH2OH濃度、粘度、酸素
元素分析、平均分子量、分子量分布、及びホルマール濃
度の測定をおこなった。結果をまとめて、第1表に示す
。尚、上記と同様の水洗を全部で3回繰り返すと、得ら
れたポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
中のホルマール濃度は1.15wt%に減少することが
できた。 実施例2 参考例で得た熱処理・水蒸気処理したキシレン樹脂
225部にトリメチロールプロパン199部、及びパラ
トルエンスルホン酸0.23部配合し、撹拌下に昇温し
、130〜135℃で2時間反応させた。反応中に生成
した水は、系外へ留出させた。反応液にキシレン300
部を添加して希釈し、70℃の温水500部で洗浄した
。 次に、減圧蒸留により、キシレンを留去し、ポリオール
型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂239部を得た
。得られた樹脂について実施例1と同様の測定をおこな
った。結果をまとめて、第1表に示す。尚、上記と同様
の水洗を全部で3回繰り返すと、得られたポリオール型
芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂中のホルマール濃
度は1.20wt%に減少することができた。 比較例1 三菱瓦斯化学(株)製キシレン樹脂、ニカノールG(熱
処理・水蒸気処理等をおこなっていないもの)188部
にトリメチロールプロパン304部、及びパラトルエン
スルホン酸0.19部配合し、撹拌下に昇温し、130
〜140℃で4時間反応させた。反応生成物中のホルマ
ール濃度は、23.0wt%、分子内脱水されたものが
18.0wt%含まれていた。反応中に生成した水は、
系外へ留出させた。反応液にキシレン300部を添加し
て希釈し、70℃の温水500部で洗浄した。次に、減
圧蒸留により、キシレンを留去し、ポリオール型芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂312部を得た。得られ
た樹脂について実施例1と同様の測定をおこなった。結
果をまとめて、第1表に示す。
【表1】第 1 表
【発明の効果】本発明により得られるポリオール型芳香
族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂をウレタン樹脂、アク
リル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、
及びエポキシ樹脂等の原料、改質剤等に使用すると各樹
脂の耐水性、耐薬品性、耐熱性、初期粘着性、および可
撓性等を向上することができる。
族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂をウレタン樹脂、アク
リル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、
及びエポキシ樹脂等の原料、改質剤等に使用すると各樹
脂の耐水性、耐薬品性、耐熱性、初期粘着性、および可
撓性等を向上することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
と多価アルコールとを反応させて得られるポリオール型
芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂であって該樹脂中
のホルマール濃度が5重量%以下であり、かつOH価が
50〜500mgKOH/gであるポリオール型芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41408490A JPH04224815A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41408490A JPH04224815A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04224815A true JPH04224815A (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=18522616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41408490A Pending JPH04224815A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ポリオール型芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04224815A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019065150A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 三菱瓦斯化学株式会社 | (メタ)アクリル変性芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂、該樹脂を含む組成物、該樹脂を含んで得られる硬化物及び該樹脂の製造方法 |
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1990
- 1990-12-26 JP JP41408490A patent/JPH04224815A/ja active Pending
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