JPH0412464Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412464Y2 JPH0412464Y2 JP7726583U JP7726583U JPH0412464Y2 JP H0412464 Y2 JPH0412464 Y2 JP H0412464Y2 JP 7726583 U JP7726583 U JP 7726583U JP 7726583 U JP7726583 U JP 7726583U JP H0412464 Y2 JPH0412464 Y2 JP H0412464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- circuit
- sensor amplifier
- output
- inverting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧力等の被測定量に応じて変化する
可変コンデンサの容量を直流の電圧信号に変換す
る容量電圧変換回路に関するものである。
可変コンデンサの容量を直流の電圧信号に変換す
る容量電圧変換回路に関するものである。
一般に被測定量に応じて電極間の距離が変化す
る可変コンデンサの容量Cxは、電極間の基準間
隔dからの変位量χに対し、x=0のときの初期
容量をC0とする次式で与えられる。
る可変コンデンサの容量Cxは、電極間の基準間
隔dからの変位量χに対し、x=0のときの初期
容量をC0とする次式で与えられる。
Cx=C0d/d+x ……(1)
このため従来は第1図に示すように、可変コン
デンサ1を演算増幅器からなるセンサアンプ2の
帰還回路に抵抗R1の抵抗3とともに並列に接続
し、センサアンプ2の入力に一定容量Csの固定コ
ンデンサ4を介して交流電源5より正弦波の交流
電圧e1(周波数、振幅Ep-p)を加え、帰還回路
の時定数CxR1を交流電源5の電源周期1/fよ
り充分に大きく選び、センサアンプ2の出力e2を
整流回路6で整流して、固定コンデンサ4の容量
Csと可変コンデンサ1の容量Cxとの比Cs/Cxす
なわち変位量xに対応した直流電圧E0を得てい
る。ところで直流電圧E0には、信号成分(Cs/
Cx)Eの他に、センサアンプ2にバイアス電流iB
を流すための抵抗3による電圧降下ibR1が含まれ
ている。したがつてセンサアンプ2の特性変化に
よりバイアス電流iBが変化するとその影響を受け
る。
デンサ1を演算増幅器からなるセンサアンプ2の
帰還回路に抵抗R1の抵抗3とともに並列に接続
し、センサアンプ2の入力に一定容量Csの固定コ
ンデンサ4を介して交流電源5より正弦波の交流
電圧e1(周波数、振幅Ep-p)を加え、帰還回路
の時定数CxR1を交流電源5の電源周期1/fよ
り充分に大きく選び、センサアンプ2の出力e2を
整流回路6で整流して、固定コンデンサ4の容量
Csと可変コンデンサ1の容量Cxとの比Cs/Cxす
なわち変位量xに対応した直流電圧E0を得てい
る。ところで直流電圧E0には、信号成分(Cs/
Cx)Eの他に、センサアンプ2にバイアス電流iB
を流すための抵抗3による電圧降下ibR1が含まれ
ている。したがつてセンサアンプ2の特性変化に
よりバイアス電流iBが変化するとその影響を受け
る。
本考案は、帰還回路に可変コンデンサと抵抗が
接続され、入力回路に固定コンデンサが接続され
たセンサアンプに、直流の基準電圧源からの一定
電圧をスイツチでオンオフして加え、センサアン
プの出力を前記スイツチと同期して反転と被反転
とを交互に切換えて増幅した後平均化することに
よつて、センサアンプの特性変化の影響を受けな
い容量電圧変換回路を実現したものである。
接続され、入力回路に固定コンデンサが接続され
たセンサアンプに、直流の基準電圧源からの一定
電圧をスイツチでオンオフして加え、センサアン
プの出力を前記スイツチと同期して反転と被反転
とを交互に切換えて増幅した後平均化することに
よつて、センサアンプの特性変化の影響を受けな
い容量電圧変換回路を実現したものである。
第2図は本考案変換回路の一実施例を示す接続
図である。第2図において第1図の従来例と異る
ところは、直流の基準電圧源7からの一定電圧Es
をスイツチ8でオンオフしてセンサアンプ2の入
力回路に加えるとともに、反転/非反転切換形ア
ンプ9でセンサアンプ2の出力E2を前記スイツ
チ8と同期して反転と非反転とに交互に切換えて
増幅した後平均値回路10で平均して直流の出力
電圧E0を得るようにした点である。反転/非反
転切換形アンプ9は、演算増幅器91と、演算増
幅器91の非反転入力端子(+)とコモン間に接
続されたスイツチ92と、センサアンプ2の出力
端と演算増幅器91の反転入力端子(−)間に接
続された抵抗93と、センサアンプ2の出力端と
演算増幅器91の非反転入力端子(+)間に接続
された抵抗94および、演算増幅器91の出力端
子と反転入力端子(−)間に接続された帰還抵抗
95からなつている。なお抵抗93,94,95
の抵抗値は等しく選ばれている。スイツチ92は
スイツチ8とともに発振器11からの出力パルス
Pで駆動され、アンプ9を反転と非反転とに交互
に切換える。すなわちスイツチ92がa側に接続
されると演算増幅器91の非反転入力端子(+)
がコモンに接続されるため、センサアンプ2の出
力E2が抵抗93を介して演算増幅器91の反転
入力端子(−)に加わり、E2をゲイン1で反転
増幅し、スイツチ92がb側に接続されると演算
増幅器91の非反転入力端子(+)がコモンから
切離されるため、センサアンプ2の出力E2が抵
抗94を介して演算増幅器91の非反転入力端子
(+)に加わるようになり、E2をゲイン1で非反
転増幅する。
図である。第2図において第1図の従来例と異る
ところは、直流の基準電圧源7からの一定電圧Es
をスイツチ8でオンオフしてセンサアンプ2の入
力回路に加えるとともに、反転/非反転切換形ア
ンプ9でセンサアンプ2の出力E2を前記スイツ
チ8と同期して反転と非反転とに交互に切換えて
増幅した後平均値回路10で平均して直流の出力
電圧E0を得るようにした点である。反転/非反
転切換形アンプ9は、演算増幅器91と、演算増
幅器91の非反転入力端子(+)とコモン間に接
続されたスイツチ92と、センサアンプ2の出力
端と演算増幅器91の反転入力端子(−)間に接
続された抵抗93と、センサアンプ2の出力端と
演算増幅器91の非反転入力端子(+)間に接続
された抵抗94および、演算増幅器91の出力端
子と反転入力端子(−)間に接続された帰還抵抗
95からなつている。なお抵抗93,94,95
の抵抗値は等しく選ばれている。スイツチ92は
スイツチ8とともに発振器11からの出力パルス
Pで駆動され、アンプ9を反転と非反転とに交互
に切換える。すなわちスイツチ92がa側に接続
されると演算増幅器91の非反転入力端子(+)
がコモンに接続されるため、センサアンプ2の出
力E2が抵抗93を介して演算増幅器91の反転
入力端子(−)に加わり、E2をゲイン1で反転
増幅し、スイツチ92がb側に接続されると演算
増幅器91の非反転入力端子(+)がコモンから
切離されるため、センサアンプ2の出力E2が抵
抗94を介して演算増幅器91の非反転入力端子
(+)に加わるようになり、E2をゲイン1で非反
転増幅する。
このように構成した本考案変換回路の動作を第
3図の波形図を参照して以下に説明する。まず発
振器11から第3図イに示す如き周波数fなるパ
ルスPでスイツチ8を切換えると、第3図ロに示
すように周波数がfで、振幅がEs/2なる矩形波電 圧E1が固定コンデンサ4を介してセンサアンプ
2の入力に加えられ、センサアンプ2の出力端に
は第3図ハに示す波形の出力電圧E2が生ずる。
この出力電圧E2には信号成分Cs/CxEの他に、セン サアンプ2にバイアス電流iBを流すために可変コ
ンデンサ1に並列に接続された抵抗3の電圧降下
iBR1が重畳されている。その結果スイツチ8がa
側の時の出力電圧E2の値E21は、 E21=−Cs/Cx・Es/2−iBR1 ……(2) となり、スイツチ8がb側のときの出力電圧E2
の値E22は、 E22=Cs/Cx・Es/2−iBR1 ……(3) となる。このセンサアンプ2の出力電圧E2が反
転/非反転切換形アンプ9に加えられる。アンプ
9においては、スイツチ92が発振器11の出力
パルスPで駆動され、a側とb側とに交互に切換
えられるので、演算増幅器91の出力端には第3
図ニの実線に示す如き振幅E31とE32を交互に繰り
返す波形の電圧E3が生ずる。この電圧E3の振幅
E31,E32は次式で与えられる。
3図の波形図を参照して以下に説明する。まず発
振器11から第3図イに示す如き周波数fなるパ
ルスPでスイツチ8を切換えると、第3図ロに示
すように周波数がfで、振幅がEs/2なる矩形波電 圧E1が固定コンデンサ4を介してセンサアンプ
2の入力に加えられ、センサアンプ2の出力端に
は第3図ハに示す波形の出力電圧E2が生ずる。
この出力電圧E2には信号成分Cs/CxEの他に、セン サアンプ2にバイアス電流iBを流すために可変コ
ンデンサ1に並列に接続された抵抗3の電圧降下
iBR1が重畳されている。その結果スイツチ8がa
側の時の出力電圧E2の値E21は、 E21=−Cs/Cx・Es/2−iBR1 ……(2) となり、スイツチ8がb側のときの出力電圧E2
の値E22は、 E22=Cs/Cx・Es/2−iBR1 ……(3) となる。このセンサアンプ2の出力電圧E2が反
転/非反転切換形アンプ9に加えられる。アンプ
9においては、スイツチ92が発振器11の出力
パルスPで駆動され、a側とb側とに交互に切換
えられるので、演算増幅器91の出力端には第3
図ニの実線に示す如き振幅E31とE32を交互に繰り
返す波形の電圧E3が生ずる。この電圧E3の振幅
E31,E32は次式で与えられる。
E31=Cs/Cx・Es/2+iBR1 ……(4)
E32=Cs/Cx・Es/2−iBR1 ……(5)
よつて、平均値回路10で演算増幅器91の出力
E3を平均すると、第2図ニの点線に示すように
なり、平均値回路10の出力電圧E0は、 E0=E31+E32/2=1/2・Cs/CxEs ……(6) となり、バイアス電流iBの項が除去され、センサ
アンプ2の特性変化の影響を受けない。
E3を平均すると、第2図ニの点線に示すように
なり、平均値回路10の出力電圧E0は、 E0=E31+E32/2=1/2・Cs/CxEs ……(6) となり、バイアス電流iBの項が除去され、センサ
アンプ2の特性変化の影響を受けない。
なお、抵抗3はセンサアンプ2にバイアス電流
iBを与えるためのものであるので、第4図に示す
ようにセンサアンプ2の出力E2をローパスフイ
ルタ12を介して抵抗3に与え、交流分の帰還を
少なくしてもよい。この場合抵抗3の抵抗値R1
は第2図の実施例に比してローパスフイルタ12
のゲインG(f)の値だけ小さくできる。また反
転/比反転切換形アンプ9としては第4図に示す
ように、演算増幅器91の非反転入力端子(+)
を抵抗96でコモンに接続し、スイツチ92でセ
ンサアンプ2の出力E2を演算増幅器91の反転
入力端子(−)と非反転入力端子(+)に交互に
加えるようにしてもよい。この場合抵抗95,9
6に図示の如くそれぞれコンデンサ97,98を
並列に接続することにより、演算増幅器91の出
力端に平均値を得ることができる。
iBを与えるためのものであるので、第4図に示す
ようにセンサアンプ2の出力E2をローパスフイ
ルタ12を介して抵抗3に与え、交流分の帰還を
少なくしてもよい。この場合抵抗3の抵抗値R1
は第2図の実施例に比してローパスフイルタ12
のゲインG(f)の値だけ小さくできる。また反
転/比反転切換形アンプ9としては第4図に示す
ように、演算増幅器91の非反転入力端子(+)
を抵抗96でコモンに接続し、スイツチ92でセ
ンサアンプ2の出力E2を演算増幅器91の反転
入力端子(−)と非反転入力端子(+)に交互に
加えるようにしてもよい。この場合抵抗95,9
6に図示の如くそれぞれコンデンサ97,98を
並列に接続することにより、演算増幅器91の出
力端に平均値を得ることができる。
以上説明したように本考案においては、センサ
アンプの特性変化の影響を受けない容量電圧変換
回路が得られる。
アンプの特性変化の影響を受けない容量電圧変換
回路が得られる。
第1図は従来回路の一例を示す接続図、第2図
は本考案回路の一実施例を示す接続図、第3図は
その動作説明のための波形図、第4図は本考案回
路の他の実施例を示す接続図である。 1……可変コンデンサ、2……センサアンプ、
3……抵抗、4……固定コンデンサ、7……直流
の基準電圧源、8……スイツチ、9……反転/非
反転切換形アンプ、10……平均値回路、11…
…発振器、12……ローパスフイルタ。
は本考案回路の一実施例を示す接続図、第3図は
その動作説明のための波形図、第4図は本考案回
路の他の実施例を示す接続図である。 1……可変コンデンサ、2……センサアンプ、
3……抵抗、4……固定コンデンサ、7……直流
の基準電圧源、8……スイツチ、9……反転/非
反転切換形アンプ、10……平均値回路、11…
…発振器、12……ローパスフイルタ。
Claims (1)
- 被測定量に応じて容量が変化する可変コンデン
サと、この可変コンデンサおよび抵抗が帰還回路
に接続され、一定容量の固定コンデンサが入力回
路に接続されたセンサアンプと、このセンサアン
プの入力に直流の基準電圧源からの一定電圧をオ
ンオフして加えるためのスイツチと、前記センサ
アンプの出力を前記スイツチと同期して反転と非
反転とに交互に切換えて増幅した後平均化する回
路とを具えた容量電圧変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7726583U JPS59183609U (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 容量電圧変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7726583U JPS59183609U (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 容量電圧変換回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59183609U JPS59183609U (ja) | 1984-12-06 |
| JPH0412464Y2 true JPH0412464Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=30207297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7726583U Granted JPS59183609U (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 容量電圧変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59183609U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037439A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 静電容量検出回路 |
-
1983
- 1983-05-23 JP JP7726583U patent/JPS59183609U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59183609U (ja) | 1984-12-06 |
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