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JPH04116106A - 加圧焼結方法 - Google Patents

加圧焼結方法

Info

Publication number
JPH04116106A
JPH04116106A JP2233665A JP23366590A JPH04116106A JP H04116106 A JPH04116106 A JP H04116106A JP 2233665 A JP2233665 A JP 2233665A JP 23366590 A JP23366590 A JP 23366590A JP H04116106 A JPH04116106 A JP H04116106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
sintering
pressure
workpiece
mold
Prior art date
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Granted
Application number
JP2233665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2983268B2 (ja
Inventor
Kenichi Sunamoto
健市 砂本
Naoki Sasaki
尚樹 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKANE TEKKO KK
Mazda Motor Corp
Original Assignee
AKANE TEKKO KK
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AKANE TEKKO KK, Mazda Motor Corp filed Critical AKANE TEKKO KK
Priority to JP2233665A priority Critical patent/JP2983268B2/ja
Publication of JPH04116106A publication Critical patent/JPH04116106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983268B2 publication Critical patent/JP2983268B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は加圧焼結方法に関する。
(従来技術) 加圧焼結方法は、一般に、特開昭58−215305号
公報に示すように、型内に焼結用粉体を充填し、その焼
結用粉体を所定の温度、圧力下で行うが、この加圧焼結
方法を改良して、焼結用粉体の一部を液相化し、その液
相を焼結用粉体内部に進入させるもの(液相焼結)が考
えられている。これにより、高密度な焼結体を得ること
が可能となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、型には、第15図に示すようにダイ1°と加圧
パンチ2°との間において、また、第16図に示すよう
にパンチ2° 2°間において、さらには、第17図に
示すように一体焼結接合される構成部材3と型(パンチ
2°)との間において、クリアランスa、b、cがそれ
ぞれ存在することになっており、上述の方法により焼結
用粉体の一部を液相化しても、実際には、その液相は焼
結用粉体から上記クリアランスa、b、c等に向けて流
出することになっている。このため、この方法により得
られる焼結体においては、十分な高密度が得られない状
態にある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は
、加圧焼結に際し、焼結用粉体の一部を液相化する加圧
焼結方法において、該加圧焼結方法により得られる焼結
体が十分な高密度を得られるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段、作用)かかる目的を達
成するために本発明にあって′は、型内に焼結用粉体を
セットし、該焼結用粉体を加圧焼結するに際し、該焼結
用粉体の一部を液相化する加圧焼結方法において、 加圧焼結を行う前に、前記焼結用粉体を該焼結用粉体の
焼結温度では焼結しない別の粉体で覆ってお(、構成と
しである。
上述の第1の発明の構成により、加圧焼結に際し、加圧
力が別の粉体を介して焼結用粉体に伝達される一方、焼
結用粉体の一部が液相化しても、その液相の流れは別の
粉体により止められ、焼結用粉体から液相か流出するこ
とを期ぐことかできることになり、加圧力により液相を
焼結用粉体内部に十分に進入させることができることに
なる。
このため、焼結体を十分に高密度化することができるこ
とになる。
しかも、焼結用粉体から液相が流出することを別の粉体
により防ぐことができるため、型内におけるクリアラン
スに液相が流入して、型同士(例えばダイとパンチ)が
接合されて作動不良を生じたり、型と焼結体とが接合し
て離型が困難となったり、さらには、液相の流出に基づ
いて焼結体が変形したりすることが防止できることにな
る。
また、上記目的を達成するために本発明にあっては、ダ
イとパンチとが構成要素として形成する焼結用粉体セッ
ト空間に焼結用粉体をセットし、該焼結用粉体を加圧焼
結するに際し、該焼結用粉体の一部を液相化する加圧焼
結方法において、加圧焼結を行う前に、前記ダイと前記
パンチとの間のクリアランスを、前記焼結用粉体セット
空間に臨むクリアランス開口において、前記焼結用粉体
の焼結温度では焼結しない別の粉体で塞ぐ、構成としで
ある。
上述の第2の発明の構成により、ダイとパンチとの間で
あって焼結用粉体セット空間に臨むクリアランスに焼結
用粉体の液相が該焼結用粉体から流出することが防がれ
ることになる。このため、上記第1の発明同様、焼結体
を十分に高密度化できると共に、ダイとパンチとが接合
されて作動不良を生じたりすること等が防止できること
になる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
焼結用粉体と一体焼結接合される構成部材を、型内の焼
結用粉体セット空間を横切るようにして前記型に嵌合す
ると共に前記焼結用粉体セット空間に焼結用粉体をセッ
トし、該焼結用粉体を加圧焼結するに際し、該焼結用粉
体の一部を液相化する加圧焼結方法において、 加圧焼結を行う前に、前記型と前記構成部材との間のク
リアランスを、前記焼結用粉体セット空間に臨むクリア
ランス開口において、前記焼結用粉体の焼結温度では焼
結しない別の粉体で塞ぐ、構成としである。
上述の第3の発明の構成により、型と構成部材との間で
あって焼結用粉体セット空間に臨むクリアランスに焼結
用粉体の液相が該焼結用粉体から流出することが防がれ
ることになる。このため、上記第1の発明同様、焼結体
を十分に高密度化できると共に、型と構成部材とが接合
されて離型が困難となったりすること等が防止できるこ
とになる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
ダイと互いに接近・離間動する一対のパンチとで形成す
るカム形状の焼結用粉体セット空間を横切るようにして
、該一対のパンチにパイプを相対変位可能に嵌合すると
共に、該焼結用粉体セット空間に焼結用粉体をセットし
、該焼結用粉体を加圧焼結するに際し、該焼結用粉体の
一部を液相化する加圧焼結方法において、 加圧焼結を行う前に、前記パイプと前記パンチとの間の
クリアランス、及び前記ダイと前記パンチとの間のクリ
アランスを、前記焼結用粉体セット空間に臨むクリアラ
ンス開口において、前記焼結用粉体の焼結温度では焼結
しない別の粉体で塞ぐ、構成としである。
上述の第4の発明の構成により、カムシャフトを形成す
る場合において、パイプとパンチとの間のクリアランス
、ダイとパンチとの間のクリアランスに焼結用粉体の液
相が該焼結用粉体から流出することが防がれることにな
る。このため、カムシャフトの形成において、カムを十
分に高密度化できると共に、パイプとパンチ、ダイとパ
ンチが互いに接合されたりすること等が防止できること
になる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
焼結用粉体をもって複雑形状の加工物を形成し、該加工
物を型内にセットし、該加工物を加圧焼結するに際し、
該加工物の一部を液相化する加圧焼結方法において、 加圧焼結を行う前に、前記型と前記加工物との間に、前
記加工物の焼結温度では焼結しない別の粉体を充填する
、構成としである。
上述の第5の発明の構成により、加工物が複雑形状であ
ろうとも、加圧焼結に際し、加圧力が、型と加工物との
間に充填される別の粉体を介して加工物に適正に伝達さ
れる一方、加工物の一部が液相化しても、その液相の流
れは別の粉体により止められ、加工物から液相が流出す
ることを防ぐことができることになり、加圧力により液
相を加工物内部に十分に進入させることができることに
なる。このため、焼結すべき加工物が複雑形状であろう
とも、均一で十分に高密度な焼結体を得ることができる
ことになる。
しかも、加工物から液相が流出することを別の粉体によ
り防ぐことができるため、前記第1の発明等同様、型内
におけるクリアランスに液相が流入して、型同士(例え
ばダイとパンチ)が接合されたり、型と焼結体とが接合
して離型が困難となったり、さらには液相の流出に基づ
いて焼結体が変形したりすることが防止できることにな
る。
さらには、型と加工物との間に別の粉体を充填して、型
、加工物の形状にかかわらず、加圧力を加工物に適正に
伝達できることしたため、型の形状は加工物の形状と無
関係に決めることができる。このため、加工物の形状が
複雑でも、型として、既存の単純(平)形状ものを用い
ることができる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
特許請求の範囲第5項記載において、加圧焼結を行う前
に、前記加工物を予め仮焼結させておく、構成としであ
る。
上述の第6の発明の構成により、前述の第5の発明と同
様の作用効果を生じることになる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
特許請求の範囲第5項又は第6項記載において、前記別
の粉体の充填は、前記加工物の型内へのセット後に該別
の粉体を流入させることにより行う、構成としである。
上述の第7の発明の構成により、前述の第5の発明と同
様の作用効果を生じることができることになる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
特許請求の範囲第5項又は第6項記載において、前記別
の粉体の充填は、予め該別の粉体をもって前記型と前記
加工物との間の空間形状と同じ形状を有する成形体を成
形し、該成形体を、前記加工物のセット前に前記型内に
セットすることにより行う、構成としである。
上述の第8の発明の構成により、前述の第5の発明と同
様の作用効果を生じることになる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
特許請求の範囲第5項〜第8項記載のいずれかにおいて
、前記加工物は砥粒を混入した研磨材により形成されて
いる、構成としである。
上述の第9の発明の構成により、砥石を製造する場合に
おいても、前述の第5の発明と同様の作用効果を得るこ
とができることになる。
また、前述の目的を達成するために本発明にあっては、
特許請求の範囲第1項〜第9項記載のいずれかにおいて
、前記別の粉体にアルミナ粉が用いられる、構成としで
ある。
上述の第10の発明の構成により、前述の第1、第5の
発明等と同様の作用効果を生じることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1〜第4の発明、第10の発明を、カムシャフ
トの形成を例にとって説明する。
第1図において、1は本実施例に係る方法により得られ
るカムシャフトで、該カムシャフト1はバイブ2と該バ
イブ2外周に一体焼結接合されるカム部材3とからなっ
ている。
このカムシャフト1は、第2図〜第7図の説明図(第2
図〜第7図は、理解を容易にするために、一つのカム部
材3をパイプ2に一体焼結接合する場合を示している)
に示す手順に従って形成される。
すなわち、先ず、第2図に示すように、バイブ2がダイ
4の孔5を上下に貫通した状態で保持される。この場合
、第2図においては図示を略すが、下パンチ6がダイ4
の孔5下方側において該孔5に対して進退勤可能に配設
され、上パンチ7がダイ4の孔5上方側において該孔5
に対して進退勤可能に配設されており、この両パンチ6
.7に対してバイブ2が相対変位可能に嵌合される。
なお、ダイ4の孔5はカム部材3の側面形状と一致する
ように穿設されている。
次に、第3図に示すように、下パンチ6の先端面がダイ
4の上面よりも1〜2mm低い位置にまで上昇され、下
パンチ6の先端面とダイ4の孔5とによって凹所8が形
成される。そして、その凹所8内には別の粉体としての
アルミナ粉9が、ダイ4の上面と同一平面をなすまで投
入され、その凹所8内にはアルミナ粉9層が全体的に形
成される。
本実施例においては、上記アルミナ粉9には、ダイ4と
下パンチ6との間のクリアランス等が5〜20umであ
ることを考慮して1粒径が1〜10umのものが用いら
れており、そのアルミナ粉の融点は2050℃となって
いる。本実施例では、別の粉体としてアルミナ粉を用い
ているが、これに代えて、窒化ホウ素、炭化ケイ素等を
用いてもよい。
次に、第4図に示すように、下パンチ6が下降され、ア
ルミナ粉9層上面とダイ4の孔5とにより所定体積の凹
所1oが形成される。そして、その凹所10内には焼結
用粉体としての金属粉11が、ダイ4の上面と同一平面
をなすまで投入され、その凹所10内には金属粉11層
が形成される。
上記金属粉11としては、例えば、組成がCr:5%、
Mai1%、P:0.5%、Si:1%、C:2.5%
、残りFeのものが用いられることになっており、その
金属粉11の液相発生は950℃とされ、アルミナ粉9
の融点よりもはるかに低くされている。
次に、第5図に示すように、下パンチ6がさらに1〜2
mm程度下降され、金属粉11層の上面とダイ4の孔5
とにより前記凹所8と同体積の凹所12が形成される。
そして、その凹所12内には前述同様のアルミナ粉9が
、ダイ4の上面と同一平面をなすまで投入され、その凹
所12内にはアルミナ粉9層が形成される。
次に、第6図に示すように、上パンチ7が、その先端面
が上側のアルミナ粉9層の上面に当接するまで下降され
、その後は、上バンチ7と下パンチ6とは、上側のアル
ミナ粉9層、金属粉11層及び下側のアルミナ粉9層を
上下から挟んだ状態で所定位置まで下降される。これに
より、ダイ4と上・下パンチ6.7とは、ダイ4の孔S
内において、焼結用粉体セット空間13を形成し、その
焼結用粉体セット空間13内に金属粉11層をセットし
終えたことになる。このとき、上、下側のアルミナ粉9
層は金属粉11層を上下から覆うことになり、これに伴
って、上側のアルミナ粉9層は、ダイ4と上バンチ7と
の間のクリアランス、上バンチ7とバイブ2との間のク
リアランスを塞ぎ、下側のアルミナ粉9層は、ダイ4と
下パンチ6との間のクリアランス、下パンチ6とバイブ
2との間のクリアランスを塞ぐことになる。なお、本実
施例においては、カムシャフトlを対象とし、カム部材
3の周面(カム面)に一定の精度が要求されることにな
るため、カム部材3となる金属粉11層の周面はダイ4
の孔5内周面に直接、当接され、アルミナ粉9層によっ
ては覆われてはいない。
次に、第7図に示すように、金属粉11層に対して加圧
焼結が行われる。本実施例においては、加圧焼結として
加圧通電焼結が行われることになっており、14は、そ
の除用いる電源である。
この加圧通電焼結は、例えば、焼結温度980℃、上・
下パンチにより加圧条件20kgf/mm2の下で行わ
れる。
このとき、加圧通電焼結により金属粉11層の一部が液
相化することになるが、その液相の流れは、上記焼結温
度980℃ではアルミナ粉9が焼結しないことから、ア
ルミナ粉9層により止められ、上記液相は金属粉層から
前述の各クリアランスに向って流出することはない。
その一方、上・下バンチ6.7による加圧力はアルミナ
粉9層を介して金属粉11層に対して伝達されることに
なり、液相は金属粉11 (層)内部に十分に進入され
ることになる。
したがって、上記加圧通電焼結により、焼結体としての
カム部材3を十分に高密度化することができることにな
り、バイブ2に対するカム部材3の保持力も高いものと
することができることになる。
しかも、アルミナ粉9層が、金属粉11層からの液相の
流出を防ぐため、液相が、前述の型内のクリアランスに
流入することを防止できることになり、ダイ4と下バン
チ6、ダイ4と上パンチ7同士が接合されて作動不良を
生じたり、上・下パンチ6.7とカムシャフトl (焼
結体)とが接合されて離型が困難となったり、さらには
、液相の流出に基づいてカムシャフト(焼結体)が変形
したりすることを防止できることになる。
上記実施例においては、アルミナ粉9層を形成するに際
して(第3図、第5図参照)、アルミナ粉を投入したが
、それに代えて、アルミナ粉と粘結部材(例えばアクリ
ル樹脂)とを混練して、それをシート状に圧延し、それ
を所定形状に裁断したものを用いてもよい。
また、あまり形状精度が要求されないようなものを製造
する場合には、金属粉11重層体をアルミナ粉9層で覆
うようにしてもよい。
次に、第5〜第10の発明を、砥石を製造する場合を例
にとって、第8図〜第11図に基づいて説明する。
先ず、第8図に示すように、砥石の外形をなす、軸15
先端部に加工物16を取付けたものを用意する。加工物
16の全体としての大きさは、本方法による焼結後の収
縮量を考慮して、最終的な大きさよりもやや大きくされ
ており、その先端部は複雑形状である円弧形状とされて
いる。加工物16には、例えばダーイヤモンド砥粒(2
5,v。
1%)、黄銅粉(Zn40wt%)75vo1%)が含
まれており、本実施例においては、加工物16は、同相
焼結によって仮焼結がなされている。軸15に対する加
工物16の取付けは、上述の仮焼結を利用して、直接に
、加工物16を軸15に取付けたり、仮焼結後の加工物
16に対して軸16を嵌合したりすることによって行わ
れる。
次に、第9図に示すように、加工物16が取付けられた
軸15を、ダイ4の孔S内に進入している円筒状の第1
下バンチ17と該第1下パンチ17内部に配設されてい
る第2下バンチ18とを利用して嵌合保持する。このと
き、第1下バンチ17は、その先端面がダイ4上面より
も1〜2mm低い位置に位置されて、第1下バンチ17
とダイ4の孔5とによって凹所19が形成されており、
その凹所19内には別の粉体としてのアルミナ粉9が、
ダイ4上面と同一平面をなすまで投入される。これによ
り、凹所19内にはアルミナ粉9層が形成されることに
なる。なお、アルミナ粉9としては、前記実施例と同様
のものが用いられている。
次に、第10図に示すように、第1、第2下パンチ17
.18を複動させることによって加工物16をダイ4の
孔5内に収容し、該加工物16の上面(円弧面)とダイ
4の孔5とが形成する空間20にアルミナ粉9を充填し
て、アルミナ粉9層を形成する。
次に、第11図に示すように、上パンチ7を、その先端
面が上側のアルミナ粉9層に当接するまで下降させ、そ
の後は、上バンチ7と第1、第2下パンチ17.18と
を、上側と下側のアルミナ粉9層及び加工物16を上下
から挟んだ状態で所定位置まで移動させる。
このとき、下側のアルミナ粉9層は、ダイ4と第1下バ
ンチ17との間のクリアランス開口、第1、第2下パン
チ17.18間のクリアランス開口を塞ぐことになり、
上側のアルミナ粉9層はダイ4と上パンチ7との間のク
リアランス開口を塞ぐことになる。
次に、加工物16に対して加圧焼結を行う。本実施例に
おいても、加圧焼結として加圧通電焼結が行われること
になっており、この加圧通電焼結は、焼結温度900℃
、加圧条件10kgf/mm2の下で行われる。
このとき、加圧通電焼結により、加工物16の一部が液
相化することになるが、その液相の流れは、上記焼結温
度900℃ではアルミナ粉9が焼結しないことから、ア
ルミナ粉9層により止められ、液相は加工物16から前
記型内のクリアランスに向って流出することはない。
その一方、加工物16が円弧形状(複雑形状)を有して
いても、上バンチ7、第1、第2下バンチ17.18に
よる加圧力は、上側と下側のアルミナ粉9層を介して加
工物16に適正に伝達されることになり、液相は加工物
16内部に十分に進入されることになる。したがって、
加工物16が円弧形状を有していても、焼結体である砥
石を均一で十分に高密度なものとすることができること
になり、ダイヤモンド砥粒保持力を高(することができ
る。
しかも、このとき、加工物16からの液相の流出をアル
ミナ粉9層が防いで型内のクリアランスに液相が流入す
ることを防止するため、ダイ4と第1下バンチ17、ダ
イ4と上バンチ7同士が接合されて作動不良を生じ、た
り、第2バンチ18と焼結体とが接合されて離型が困難
となったり、さらには、液相の流出に基づいて砥石(焼
結体)が変形したりすることを防止できることになる。
さらには、上パンチ7と加工物16との間の空間20に
別の粉体としてのアルミナ粉9を充填して、上パンチ7
、加工物16の形状にかかわりなく、加工物16の円弧
形状に対して適正に加圧力が作用するようにしたため、
上バンチ7として、単純(平)形状のものを用いる・こ
とができることになる。
第12図〜第14図は、前記砥石を製造する場合の他の
実施例を示している。
この実施例においては、先ず、予め、前記実施例に係る
空間20(第10図参照)形状と同じ形状を有する成形
体21をアルミナ粉9と粘結剤とを用いて成形し、その
成形体21を、第12図に示すように下バンチ6先端面
上に載置する。
次に、第13図に示すように、ダイ4の孔5内において
、成形体21に対して前記加工・物16(前記実施例で
用いたもの)を、該加工物16の円弧形状が沿うように
してセットすると共にその加工物16上にアルミナ粉9
によりアルミナ粉9層を形成する。
次いで、第14図に示・す−ように、上バンチ7と下バ
ンチ6とを利用して、前記実施例同様、上・下側のアル
ミナ粉9層及び加工物16を、ダイ4の孔5内における
所定位置に移動し、型内への加工物16のセットを終え
る。
そして、この後は、前記砥石の製造に係る実施例と同じ
手順に従って加圧焼結を行う。
したがって、この実施例においても、前記砥石の製造に
係る実施例と同様の作用効果を生じることになる。
(発明の効果) 以上述べたように、第1〜第3の発明においては、焼結
体を十分に高密度化できると共に、型内における各クリ
アランスに液相が流入して、型同士が接合されて作動不
良を生じたり、型と焼結体とが接合して離型が困難とな
ったり、さらには、液相の流出に基づいて焼結体が変形
したりすることが防止できる。
また、第4の発明にあっては、カムシャフトを形成する
場合において、上述の第1〜第3の発明と同様の作用効
果を得ることができる。
さらに、第5〜第8、第10の発明にあっては、焼結す
べき加工物が複雑形状であろうとも、均一で十分に高密
度な焼結体を得ることができると共に、前述の第1の発
明等と同様、型内におけるクリアランスに液相が流入し
て型同士が接合されたりすること等を防止できる。しか
も、型として、既存の単純形状のものを用いることがで
きる。
第9の発明にあっては、砥石を製造する場合においても
、第5の発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る方法により形成される
カムシャフトを示す斜視図、 第2図〜第7図は、本発明の実施例に係る方法によって
形成されるカムシャフトの形成手順を示す説明図、 第8図〜第11図は、本発明の実施例に係る方法によっ
て製造される砥石の製造手順を示す説明図、 第12図〜第14図は、本発明の他の実施例に係る方法
によって製造される砥石の製造手順を示す説明図、 第15図〜第17図は、型内におけるクリアランスの存
在を説明する説明図である。 9・・−アルミナ粉 l・−・金属粉 3・・−焼結用粉体セラ 6・・−加工物 7・・・第1下パンチ 8・・・第2下パンチ ト・・成形体 上空間 特許出願人 あかね鉄工有限会社 l・・・バイブ 4・・−ダイ 5・・・孔 6・・・下バンチ 7・・・上パンチ 第2図 第5図 第3図 第6図 第4図 第7図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型内に焼結用粉体をセットし、該焼結用粉体を加
    圧焼結するに際し、該焼結用粉体の一部を液相化する加
    圧焼結方法において、 加圧焼結を行う前に、前記焼結用粉体を該焼結用粉体の
    焼結温度では焼結しない別の粉体で覆っておく、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  2. (2)ダイとパンチとが構成要素として形成する焼結用
    粉体セット空間に焼結用粉体をセットし、該焼結用粉体
    を加圧焼結するに際し、該焼結用粉体の一部を液相化す
    る加圧焼結方法において、加圧焼結を行う前に、前記ダ
    イと前記パンチとの間のクリアランスを、前記焼結用粉
    体セット空間に臨むクリアランス開口において、前記焼
    結用粉体の焼結温度では焼結しない別の粉体で塞ぐ、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  3. (3)焼結用粉体と一体焼結接合される構成部材を、型
    内の焼結用粉体セット空間を横切るようにして前記型に
    嵌合すると共に、前記焼結用粉体セット空間に焼結用粉
    体をセットし、該焼結用粉体を加圧焼結するに際し、該
    焼結用粉体の一部を液相化する加圧焼結方法において、 加圧焼結を行う前に、前記型と前記構成部材との間のク
    リアランスを、前記焼結用粉体セット空間に臨むクリア
    ランス開口において、前記焼結用粉体の焼結温度では焼
    結しない別の粉体で塞ぐ、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  4. (4)ダイと互いに接近・離間動する一対のパンチとで
    形成するカム形状の焼結用粉体セット空間を横切るよう
    にして、該一対のパンチにパイプを相対変位可能に嵌合
    すると共に、該焼結用粉体セット空間に焼結用粉体をセ
    ットし、該焼結用粉体を加圧焼結するに際し、該焼結用
    粉体の一部を液相化する加圧焼結方法において、 加圧焼結を行う前に、前記パイプと前記パンチとの間の
    クリアランス、及び前記ダイと前記パンチとの間のクリ
    アランスを、前記焼結用粉体セット空間に臨むクリアラ
    ンス開口において、前記焼結用粉体の焼結温度では焼結
    しない別の粉体で塞ぐ、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  5. (5)焼結用粉体をもって複雑形状の加工物を形成し、
    該加工物を型内にセットし、該加工物を加圧焼結するに
    際し、該加工物の一部を液相化する加圧焼結方法におい
    て、 加圧焼結を行う前に、前記型と前記加工物との間に、前
    記加工物の焼結温度では焼結しない別の粉体を充填する
    、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  6. (6)特許請求の範囲第5項記載において、加圧焼結を
    行う前に、前記加工物を予め仮焼結させておく、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  7. (7)特許請求の範囲第5項又は第6項記載において、
    前記別の粉体の充填は、前記加工物の型内へのセット後
    に該別の粉体を流入させることにより行う、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  8. (8)特許請求の範囲第5項又は第6項記載において、
    前記別の粉体の充填は、予め該別の粉体をもって前記型
    と前記加工物との間の空間形状と同じ形状を有する成形
    体を成形し、該成形体を、前記加工物のセット前に前記
    型内にセットすることにより行う、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  9. (9)特許請求の範囲第5項〜第8項記載のいずれかに
    おいて、前記加工物は砥粒を混入した研磨材により形成
    されている、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
  10. (10)特許請求の範囲第1項〜第9項記載のいずれか
    において、前記別の粉体にアルミナ粉が用いられる、 ことを特徴とする加圧焼結方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008189954A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Mitsubishi Materials Pmg Corp Fe基焼結合金とその製造方法
CN116096515A (zh) * 2020-10-03 2023-05-09 贺利氏科纳米北美有限责任公司 具有大尺寸的烧结陶瓷体及其制造方法
JP2023543686A (ja) * 2020-10-03 2023-10-18 ヘレーウス コナミック ノース アメリカ エルエルシー 大寸法の焼結セラミック体の作製装置

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