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JP7809772B1 - エレベータ制御装置、エレベータ制御システムおよびエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御装置、エレベータ制御システムおよびエレベータ制御方法

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JP7809772B1
JP7809772B1 JP2024162357A JP2024162357A JP7809772B1 JP 7809772 B1 JP7809772 B1 JP 7809772B1 JP 2024162357 A JP2024162357 A JP 2024162357A JP 2024162357 A JP2024162357 A JP 2024162357A JP 7809772 B1 JP7809772 B1 JP 7809772B1
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JP2024162357A
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陸斗 盛田
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】エレベータの乗車効率およびエレベータの運転効率を維持しつつ、セキュリティ階への一般利用者の入場を抑制すること。
【解決手段】実施形態のエレベータ制御装置は、自律移動体用の行き先階呼びを受信した場合に、自律移動体用の行き先階呼びを登録し、乗りかごに自律移動体を乗車させて、乗りかごをセキュリティ階に移動する制御部と、乗りかごに自律移動体と利用者とが同乗しているか否かを判断し、同乗していると判断した場合には、乗車モードを同乗モードに設定する同乗判断部と、乗車モードが同乗モードであり、かつ、自律移動体を乗車させた乗りかごがセキュリティ階に到着した場合に、利用者による前記セキュリティ階での降車を抑制する抑制処理を実行する抑制処理部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、エレベータ制御装置、エレベータ制御システムおよびエレベータ制御方法に関する。
近年のエレベータ制御システムにおいては、ロボット等の自律移動体をエレベータの乗りかごに乗車させて、各種作業を実行するため、行き先階(目的階)に移動させる等の自律移動体運転を行っている。
従来技術では、自律移動体の行き先階が、一般利用者が入場を制限され、特定者のみ入場可能なセキュリティ階である場合に、乗りかごに一般利用者を同乗させず、自律移動体が単独で乗りかごに乗車している際にのみ、セキュリティ階で扉を開状態にすることを許可することでセキュリティ階への一般利用者の入場を抑制することとしている。
しかしながら、エレベータは一般利用者も利用するため、自律移動体がセキュリティ階に入場するためにエレベータを利用する場合に、一般利用者と乗りかごで乗り合わせてしまうことがある。その際、一般利用者の行き先階よりも先に自律移動体の行き先階であるセキュリティ階に乗りかごが着床すると、当該一般利用者がセキュリティ階で降車可能となり、セキュリティ上の問題が発生してしまう。
このような問題を解決するために、従来技術では、乗りかご内に一般利用者が乗車していない場合にのみ、セキュリティ階への行き先階呼びを登録する制御を行ったり、一般利用者が乗りかごに乗車した場合には、当該一般利用者の行き先階呼びを優先させて、当該一般利用者が降車した後に、セキュリティ階への自律移動体の行き先階呼びに応答するという制御が行われている。
特許第6687713号公報 特許第6668520号公報
しかしながら、これらの従来技術による制御では、自律移動体がセキュリティ階に入場するまでに時間を要し、あるいは、乗りかご内に自律移動体が長時間乗車してしまい、乗りかごへの乗車効率やエレベータの運転効率が低下してしまうという問題がある。
実施形態のエレベータ制御装置は、建物内に設置される昇降可能な乗りかごを有するエレベータごとに設けられ、前記エレベータを制御するエレベータ制御装置であって、前記乗りかごの行き先である行き先階が指定され、前記乗りかごの移動を要求するための行き先階呼びと、自律的に移動可能な自律移動体の前記行き先階として、一般の利用者の入場が制限され特定者が入場可能なセキュリティ階が指定された、自律移動体用の行き先階呼びと、を受信可能な受信部と、前記自律移動体用の行き先階呼びを受信した場合に、前記自律移動体用の行き先階呼びを登録し、前記乗りかごに前記自律移動体を乗車させて、前記乗りかごを前記セキュリティ階に移動する制御部と、前記乗りかごに前記自律移動体と前記利用者とが同乗しているか否かを判断し、同乗していると判断した場合には、乗車モードを同乗モードに設定する同乗判断部と、前記乗車モードが前記同乗モードであり、かつ、前記自律移動体を乗車させた前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合に、前記利用者による前記セキュリティ階での降車を抑制する抑制処理を実行する抑制処理部と、を備え、前記制御部は、前記乗車モードが前記同乗モードである場合において、前記利用者から、所定のセキュリティ解除操作の入力とともに行き先階として前記セキュリティ階が指定された行き先階呼びを受信した場合、前記行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階が前記自律移動体用の行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階と一致するか否かを判断し、一致する場合には、前記行き先階呼びを行った利用者が前記特定者であると判断し、前記同乗モードを解除する
図1は、第1の実施形態に係るエレベータ制御システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る乗りかご内の操作盤の構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る制御盤の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係る昇降機クラウド内のサーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態に係るロボットクラウド内のサーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態に係るロボットの機能的構成の一例を示すブロック図である。 図7は、第1の実施形態に係るエレベータ制御処理の全体の流れの一例を示すシーケンス図である。 図8は、第1の実施形態に係る降車抑制処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る降車抑制処理の手順(続き)の一例を示すフローチャートである。 図10は、変形例におけるセキュリティ階の乗り場にロボットの降車する状態の一例を示す図である。 図11は、第2の実施形態に係る警告処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかるエレベータ制御システム1の全体構成の一例を示す図である。本実施形態のエレベータ制御システム1は、図1に示すように、複数のエレベータ2A,2Bごとに設けられる制御盤100A,100Bと、複数のエレベータ2A,2Bごとに設けられるコントローラ150A、150Bと、管制室160内に設けられるセキュリティシステム161と、昇降機クラウド200内のサーバ210と、ロボットクラウド300内のサーバ310と、監視センター400と、エレベータ会社700と、を主に備えている。
本実施形態では、マンションビル等のビル3(建物の一例)に、複数のエレベータ2A、2Bが設置されている。図1の例では、二つのエレベータ2A,2Bを図示しているが、一台のエレベータのみ、あるいは、三台以上のエレベータが存在するように構成してもよい。
エレベータ2A,2Bのそれぞれは、各昇降路20A,20B内に乗りかご50A,50Bを備える。その他、各昇降路20A,20B内には、不図示の巻上機およびカウンターウェイトを備える。乗りかご50A,50Bとカウンターウェイトは、それぞれに昇降路20A,20B内に立設された不図示の一対のガイドレールに昇降自在に支持されており、ロープを介して昇降動作する。
乗りかご50A,50Bには、利用者5Aの他、自律移動体としてのロボット500A、500B、500Cも乗車可能となっている。
乗りかご50A,50Bには、操作盤4A,4Bと、カメラ7A,7Bと、荷重センサ8A,8Bと、人感センサ12A,12Bと、が設けられている。
操作盤4A,4Bは、乗りかご50A,50B内の利用者から各種操作を受け付け、また、乗りかご50に各種報知を行うものである。操作盤4A,4Bは、制御盤100A,100Bに有線または無線で接続されている。
図2は、第1の実施形態に係る乗りかご50内の操作盤4A,4Bの構成の一例を示す図である。操作盤4A,4Bの中央部には、図2に示すように、複数の押しボタン413と、二つの開閉用押しボタン414と、が設けられている。
複数の押しボタン413のそれぞれには、階床番号が付されている、利用者が所望する行き先階に対応する階床番号の押しボタン413を押下することで行き先階呼びが操作盤4A,4Bから、制御盤100A、100Bに送信される。
二つの開閉用押しボタン414の一方は、利用者による押下により、乗りかご50A,50Bの扉を開状態にする指示を行うボタンである。二つの開閉用押しボタン414の他方は、利用者による押下により、乗りかご50A,50Bの扉を閉状態にする指示を行うボタンである。ここで、扉を開状態にすることを、戸開と称する場合があり、扉を閉状態にすることを、戸閉と称する場合がある。
ここで、行き先階呼びとは、乗りかご50内の利用者が、その乗りかご50を所望の行き先階へと向かわせるために行う要求(操作データ)である。行き先階呼びには、行き先階が指定されている。
また、本実施形態では、ロボット用の行き先階呼びが、昇降機クラウド200のサーバ210から、コントローラ150を介して、制御盤100に送信される。ロボット用の行き先階呼びは、エレベータ2の利用を希望するロボット500のロボットIDと、出発階と、行き先階(目的階とも称する)と、が指定され、乗りかご50を指定された出発階に移動させて、当該出発階から指定された行き先階へと向かわせるために行うための操作データである。
なお、押しボタン413,開閉用押しボタン414とともに、あるいは押しボタン413,開閉用押しボタン414に代えて、非接触式のセンサを操作盤4A,4Bに設ける構成としてもよい。
操作盤4A,4Bの上部には、図2に示すように、液晶表示部411と、スピーカ412とが設けられている。液晶表示部411は、制御盤100A,100B等からの指示により、各種表示を行うディスプレイ装置である。図2の例では、液晶表示部411には、乗りかご50A,50Bが上昇中であることを示す上矢印と、現在3階を通過していることを示す「3」の文字が表示されている。
スピーカ412は、制御盤100A,100B等からの指示により、各種の音声出力を行う。
また、操作盤4A,4Bの下部には、図2に示すように、カードリーダ415が設けられている。カードリーダ415は、近接通信により、利用者等が所持するICカードやスマートフォンから情報を読み取って。読み取った情報を、制御盤100A,100B等に送信する。
図1に戻り、乗りかご50A,50B内のカメラ7A,7Bは、乗りかご50A,50B内部を撮影し、撮像画像を制御盤100A,100Bに送出する。また、乗り場25において、乗りかご50A,50Bの扉が開いている場合には、カメラ7A,7Bは、乗り場を撮像可能となっており、撮像画像を制御盤100A,100Bに送出する。
荷重センサ8A,8Bは、乗りかご50A,50Bの底面に設けられ、乗りかご50の重量を検知する。乗りかご50A,50B内に利用者5Aやロボット500A,500Bが乗車している場合には、荷重センサ8A,8Bは、乗りかご50自体の重量の他、乗車している利用者5Aの体重、ロボット500A,500Bの重量も加算されて検知する。荷重センサ8A,8Bは、検知した重量を検知信号として制御盤100A,100Bに送出する。
人感センサ12A,12Bは、乗りかご50A,50Bの天井に設けられ、乗りかご50A,50B内の利用者(人)の存在を検知し、検知信号を制御盤100A,100Bに送出する。
乗り場25は、各階に設けられている。乗り場25は、利用者やロボット500がエレベータ2A,2Bの乗りかご50A,50Bの到着を待機する場所である。
乗り場25は、図1に示すように、カメラ9と、照明装置13と、が設けられる。カメラ9は、乗りかご50の出入り口となるホールドア(不図示)の横の壁面に設けられ、乗り場25で待機する利用者等、乗り場25の状況を撮像する。照明装置13は、乗り場25の天井に設けられ、乗り場25を照明する。また、乗り場25に、不図示の操作盤も設けられている。操作盤からは利用者による乗り場呼びが行われる。
ここで、乗り場呼びとは、乗り場の利用者が、上下いずれかの行き先方向に向かう乗りかご50をその乗り場に到着させるために行う要求(操作データ)である。乗り場呼びには、行き先方向と乗り場呼びを行った階(すなわち、出発階)とが指定されている。
カメラ9、照明装置13、操作盤は、制御盤100A,100Bと有線または無線で接続される。
昇降路20A,20Bのそれぞれの内部には、制御盤100A,100Bとコントローラ150A,150Bとが設けられる。制御盤100A、100Bは、乗りかご50A、50Bに設けられた操作盤4A,4Bと無線または有線で接続される。
制御盤100A、100Bのそれぞれは、エレベータ2A,2B内の乗りかご50A,50Bの運行を制御する。制御盤100A,100Bのそれぞれは、コントローラ150A,150Bのそれぞれに、有線または無線で接続されている。制御盤100A、100Bの詳細については後述する。
コントローラ150A,150Bのそれぞれは、ネットワークで昇降機クラウド200内のサーバ210に接続される。コントローラ150A,150Bは、制御盤100A,100Bとサーバ210との間の通信を制御し、制御盤100A,100Bとサーバ210との間でやり取りされる各種信号を仲介するためのインターフェース機能およびハブ機能を備えた仲介装置である。コントローラ150A,150Bのそれぞれは、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータの構成となっている。
管制室160には、ビル3の管理人や関係者等が在席する。管制室160には、セキュリティシステム161が設置されている。
セキュリティシステム161は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータの構成となっており、ロボット500A,500B、制御盤100A,100B等と通信可能となっている。セキュリティシステム161は、セキュリティに関する各種処理を実行する。
セキュリティシステム161は、制御盤100A,100Bから、関係者によるセキュリティ階でのロボット500の乗りかご50からの降車の監視の要求を受信し、当該要求を受信した場合に、セキュリティ階でのロボットの乗りかご50あ、50Bからの降車の監視を行う関係者を、セキュリティ階に派遣する。
ここで、セキュリティ階とは、一般の利用者の入場が制限され特定者が入場可能な階床である。
管制室160のビル3の管理人や関係者等は、制御盤100A,100Bに対する各種指示を与える。また、管制室160の管理人は、PCや端末装置を介して、制御盤100A,100Bからメール等により各種指示を受信する。
昇降機クラウド200内のサーバ210は、エレベータ2A,2Bの乗りかご50A,50Bに対する各種制御をコントローラ150A,150Bを介して制御盤100A,100Bに指示し、また、制御盤100A,100Bからの各種指示や各種データをコントローラ150A,150Bを介して受信する。昇降機クラウド200内のサーバ210は、ネットワークで監視センター400(社内サーバ)とロボットクラウド300のサーバ310とに接続される。
監視センター400には、不図示の社内サーバが設置されている。社内サーバは、エレベータ11の関連会社内に設置されるサーバであり、エレベータ2の保守管理や遠隔監視に必要な情報を、エレベータ2A,2Bより収集している。これによれば、エレベータ2A,2Bに不具合が発生した場合に、保守員は、監視センター400の社内サーバに収集された保守管理に必要な情報を参照して、当該発生した不具合に対応することが可能である。また、昇降機クラウド200を通じて機能やサービスが実行される際、必要に応じて監視センター400の社内サーバにアクセスして建物やエレベータ情報を参照したり、保守員がエレベータの管理に必要な情報を取得したりすることが可能である。
ロボットクラウド300のサーバ310は、昇降機クラウド200のサーバ210から各種指示や各種データを受信する。ロボットクラウド300のサーバ310は、ネットワークで、ビル3内の複数のロボット500A,500B、500Cと接続されており、複数のロボット500A,500B、500Cのそれぞれに対して各種指示を送信する。
昇降機クラウド200のサーバ210、ロボットクラウド300のサーバ310の詳細については後述する。
エレベータ会社700は、エレベータ2を提供する会社であり、エレベータ会社700内には、サーバ710が設けられている。
サーバ710は、昇降機クラウド200のサーバ210との間、ロボットクラウド300のサーバ310との間、昇降機クラウド200のサーバ210とロボットクラウド300のサーバ310との間、昇降機クラウド200のサーバ210と制御盤100との間、昇降機クラウド200のサーバ210とビル3を管理する管制室100のセキュリティシステム161や監視センター400との間、の信号のやり取りを保存する。言い換えれば、昇降機クラウド200のサーバ210のミラーサーバのような振る舞いをする。また、サーバ710は、これら各装置間のエラー発報を保存する機能を有している。
なお、エレベータの数は限定されるものではなく、ビル3内に三台以上設けられている。このため、昇降路20A、20B、乗りかご50A,50B、制御盤100A、100B、コントローラ150A,150Bの数もエレベータ2A,2Bの数に応じて変わってくる。ここで、複数のエレベータ2A,2B、複数の昇降路20A、20B、複数の乗りかご50A,50B、複数の制御盤100A,100B、複数のコントローラ150A,150Bのそれぞれを区別しない場合には、エレベータ2、昇降路20、乗りかご50、制御盤100、コントローラ150と称する。操作盤4A,4B、カメラ7A,7B、荷重センサ8A,8B、人感センサ12A,12Bのそれぞれを区別しない場合には、操作盤4、カメラ7、荷重センサ8、人感センサ12と称する。
次に、制御盤100の詳細について説明する。
図3は、第1の実施形態にかかる制御盤100の機能的構成の一例を示すブロック図である。制御盤100は、エレベータ制御装置の一例である。
制御盤100は、一般的なコンピュータの構成であり、図3に示すように、制御部120と、通信部102と、同乗判断部123と、抑制処理部124と、扉制御部125と、記憶部110と、を主に備えている。
また、制御盤100は、図3に示すように、荷重センサ8と、乗りかご50内のカメラ7と、乗り場25のカメラ9と、人感センサ12と、乗り場25の照明装置13と、に有線または無線で接続されている。荷重センサ8(8A,8B)は上述したとおり乗りかご50に設けられている。カメラ7は、乗りかご50の天井付近に乗りかご50内、および乗りかご50の扉が開いた状態では乗り場を撮像可能に設けられている。
記憶部110は、例えばROMやRAMなどの記憶媒体(すなわち、メモリデバイス)である。記憶部110には、管理データベース111(これ以降、「管理DB111」と称する)が記憶されている。
管理DB111は、エレベータ2を利用するための種々のデータが登録されたデータベースである。例えば、管理DB111には、制御盤100が制御するエレベータ2に乗車可能なロボット500のロボットID等を登録している。ここで、ロボットIDは、ロボット500を識別するための情報である。
また、記憶部110には、ロボット乗り込みフラグも保存されている。ロボット乗り込みフラグは、乗りかご50にロボット500が乗車しているか否かを示すフラグである。ロボット乗り込みフラグがオンの場合には、ロボット500が乗りかご50に乗車していることを示す。ロボット乗り込みフラグがオフの場合には、ロボット500が乗りかご50に乗車していないことを示す。
さらに、記憶部110には、乗車モードが記憶される。乗車モードは、乗りかご50に利用者とロボットとが同乗しているか否かを示すモードであり、同乗している場合には、乗車モードに同乗モードが設定される。同乗していない場合には、乗車モードには何も設定されない。
通信部102は、所定の通信プロトコルを有する通信デバイスからなり、制御盤100とコントローラ150との間の通信処理を行う。すなわち、通信部102は、コントローラ150を介して、他の制御盤100、昇降機クラウド200のサーバ210と各種データの送受信を行う。また、通信部102は、管制室160の管理人の携帯端末やPC等との間で各種指示や通知を送受信する。
本実施形態では、通信部102は、コントローラ150を介して、行き先階呼び、およびロボット用の行き先階呼びを、昇降機クラウド200のサーバ210から受信する。また、通信部102は、昇降機クラウド200のサーバ210から、コントローラ150を介して、ロボット500で二次元コードから解析されたセキュリティ解除のための情報を受信する。
制御部120は、ハードウェアプロセッサ(CPU)からなる。制御部120は、図2に示すように、通常運転制御部121と、ロボット連動運転制御部122と、を主に備えている。
通常運転制御部121は、通常運転を制御する。
通常運転とは、ロボットを同乗させず、人のみを乗りかご50に乗車させた運転である。通常運転制御部121は、乗りかご50の群管理制御を行っている。
ここで、群管理制御とは、乗りかご50の呼びが行われた階等の出発階に最も近い乗りかご50を割り当てる制御である。本実施形態では、通常運転制御部121は、例えば、他のエレベータ2の制御盤100に対して出発階と現在の乗りかご50の位置や昇降状況を問い合わせてその回答を受信することで当該他の制御盤100と連携し、群管理制御を行っている。
ロボット連動運転制御部122は、ロボット連動運転を制御する。
ロボット連動運転とは、ロボット500を乗りかご50に乗車させる運転である。ロボット連動運転は、人を乗りかご50に同乗させないロボット専用運転と、人を乗りかご50に同乗可能なロボット非専用運転がある。ロボット連動運転は、ロボット運転と称する場合もある。
本実施形態のロボット連動運転制御部122は、通信部102がロボット500の行き先階としてセキュリティ階が指定されロボット用の行き先階呼びを受信した場合に、ロボット用の行き先階呼びを記憶部110等に登録し、乗りかご50にロボット500を乗車させて、乗りかご50をセキュリティ階に移動する。
また、ロボット連動運転制御部122は、後述する乗車モードが同乗モードである場合において、利用者から、所定のセキュリティ解除操作の入力とともに行き先階としてセキュリティ階が指定された行き先階呼びを受信した場合、行き先階呼びで指定されたセキュリティ階がロボット用の行き先階呼びで指定されたセキュリティ階と一致するか否かを判断し、一致する場合には、行き先階呼びを行った利用者が、セキュリティ階への入場を許可された特定者であると判断し、同乗モードを解除する。
ここで、所定のセキュリティ解除操作としては、例えば、操作盤4の所定の押しボタン413や開閉用押しボタン414を組み合わせで複数押下する操作や、カードリーダ415に対するICカード等のタッチ操作等があげられる。この他、セキュリティ解除操作として、ロボット500に対する所定の操作(例えば、二次元コードをかざす操作)や乗りかご50外からの操作(例えば、乗り場25の操作盤からの操作)等を、セキュリティ解除操作とすることもできる。
また、ロボット連動運転制御部122は、ロボット用の行き先階呼びで行き先階としてセキュリティ階が指定されている場合には、乗りかご50内の操作盤4に対して、セキュリティ階の表示を行わない指示を行う。
同乗判断部123は、乗りかご50にロボット500と利用者とが同乗しているか否かを判断する。具体的には、同乗判断部123は、荷重センサ8からの検知信号により、検知信号が示す乗りかご50全体の荷重が、予め定められた乗りかご50自体の荷重と、予め定められたロボット500の荷重との加算値より大きい場合に、乗りかご50にロボット500と利用者とが同乗していると判断する。あるいは、同乗判断部123は、カメラ7で乗りかご50内を撮像した撮像画像に基づいて、即ち、当該撮像は像を解析して、撮像画像に利用者が写っている場合に、乗りかご50にロボット500と利用者とが同乗していると判断する。若しくは、同乗判断部123は、人感センサ12からの検知信号により、人を検知した場合に、乗りかご50にロボット500と利用者とが同乗していると判断する。
なお、同乗の判断手法は、これらに限定されるものではない。
また、同乗判断部123は、ロボット500と利用者とが乗りかご50に同乗していると判断された場合、乗車モードを同乗モードに設定する。
さらに、同乗判断部は、セキュリティ階でロボット500が乗りかご50から降車した場合、または、乗りかご50がセキュリティ階に到着する前に、乗りかご50からすべての利用者が降車したと判断した場合には、同乗モードを解除する。
また、同乗判断部123は、乗りかご50にロボット500が乗車中であるか、ロボット500が乗りかご50から降車中であるを、荷重センサ8やカメラ7を用いた上述した手法で判断する。
抑制処理部124は、乗車モードが同乗モードであり、かつ、ロボット500を乗車させた乗りかご50がセキュリティ階に到着した場合に、利用者によるセキュリティ階での降車を抑制する抑制処理を実行する。
抑制処理部124は、抑制処理として、乗りかご50内に注意喚起のための出力を行う。例えば、抑制処理部124は、乗りかご50内の操作盤4のスピーカ412から、セキュリティ階なので一般利用者は入場できない旨の注意喚起のメッセージを出力する。あるいは、操作盤4の液晶表示部411に同様のメッセージを表示することができる。
抑制処理部124は、ロボット500を乗車させた乗りかご50がセキュリティ階に到着した場合、または、ロボット500を乗車させた乗りかご50がセキュリティ階に近づいて減速した場合に、抑制処理として、セキュリティ階の乗り場25に設けられた照明装置13の照明の照度を下げる。
抑制処理部124は、抑制処理として、管制室160のセキュリティシステム161に対して、関係者によるセキュリティ階でのロボット500の乗りかご50からの降車の監視の要求を送信する。
抑制処理部124による上述した抑制処理は、乗りかご50の一般の利用者に、セキュリティ階で乗りかご50から降車させないように、言い換えれば、一般の利用者にセキュリティ階に入場させないようにするために注意喚起をする処理であり、これらの抑制処理を、注意喚起動作と称する。
扉制御部125は、乗りかご50の扉の開閉を制御する。ここで、扉を開状態にすることを、戸開と称し、扉を閉状態にすることを、戸閉と称する。
次に、昇降機クラウド200内のサーバ210の詳細について説明する。
図4は、第1の実施形態にかかる昇降機クラウド200内のサーバ210の機能的構成の一例を示すブロック図である。サーバ210は、図4に示すように、一般的なコンピュータの構成として、制御部211と、通信部212と、記憶部220と、を主に備える。
記憶部220は、例えばROMやRAMなどの記憶媒体(メモリデバイス)である。記憶部220には、各種プログラムが記憶される。
通信部212は、所定の通信プロトコルを有する通信デバイスからなり、サーバ210と制御盤100のコントローラ150との間の通信処理や、サーバ210とロボットクラウド300内のサーバ310との間の通信処理を行う。
本実施形態の通信部212は、ロボットクラウド300のサーバ310から、ロボット500のセキュリティ階への移動要求を受信する。また、通信部212は、後述する制御部211で生成された行き先階呼び、ロボット用の行き先階呼び、および行き先階を含む乗り場呼びを、制御盤100に送信する。
制御部211は、ハードウェアプロセッサ(CPU)からなる。
制御部211は、通信部212が、通信部212が受信した、ロボット500のセキュリティ階への移動要求から、当該セキュリティ階を行き先階とし、当該行き先階と出発階とを指定したロボット用の行き先階呼びを生成する。ここで、出発階は、基準階とすることができる。
次に、ロボットクラウド300内のサーバ310の詳細について説明する。
図5は、第1の実施形態にかかるロボットクラウド300内のサーバ310の機能的構成の一例を示すブロック図である。
サーバ310は、図5に示すように、一般的なコンピュータの構成として、制御部311と、通信部312と、記憶部320と、を主に備える。
記憶部320は、例えばROMやRAMなどの記憶媒体(メモリデバイス)である。記憶部320には、各種プログラムが記憶されている。
通信部312は、所定の通信プロトコルを有する通信デバイスからなり、サーバ310と昇降機クラウド200内のサーバ210との間の通信処理や、サーバ310とロボット500との間の通信処理を行う。
本実施形態の通信部312は、ロボット500から、ロボットIDとともに、ロボット500のセキュリティ階への移動要求を受信し、受信したロボット500のセキュリティ階への移動要求を、昇降機クラウド200のサーバ210に送信する。
制御部311は、ハードウェアプロセッサ(CPU)からなる。制御部311は、ロボット500に関する各種処理の制御を行う。
次に、ロボット500の詳細について説明する。
図6は、第1の実施形態にかかるロボット500の機能的構成の一例を示すブロック図である。ロボット500は、図6に示すように、カメラ506と、二次元コードリーダ507と、各種センサ505と、制御部501と、入力部508と、通信部502と、走行制御部509と、駆動部503と、記憶部510と、を主に備えている。
カメラ506は、ロボット500の周囲を撮像し、撮像画像をロボットクラウド300のサーバ310に送信する。さらに撮像画像を制御盤100に送信するようにロボット500を構成してもよい。
二次元コードリーダ507は、利用者や特定者若しくは管制室160の関係者等が近接させた二次元コードを読取る装置である。
各種センサ505は、例えば、人感センサ、加速度センサ、荷重センサ等が該当するが、これらに限定されるものではない。
記憶部510は、例えばROMやRAMなどの記憶媒体(メモリデバイス)である。記憶部510には、各種プログラムが記憶される。
入力部508は、二次元コードリーダ507で読み取った二次元コードを入力して解析する。
通信部502は、所定の通信プロトコルを有する通信デバイスからなり、ロボット500とロボットクラウド300内のサーバ310との間の通信処理を行う。
本実施形態では、通信部502は、セキュリティ階への移動要求を、ロボットクラウド300のサーバ310に送信する。
制御部501は、ハードウェアプロセッサ(CPU)からなる。制御部501は、エレベータ2の運行時には、記憶部510の各種プログラムを読み出して実行することより、エレベータ2での各種動作を実行する。
駆動部503は、ロボット500の駆動を行って走行させるモータ等である。
走行制御部509は、駆動部503を制御して、ロボット500の走行を制御する。
なお、ロボット500の上記構成は一例であり、この他、スピーカ等の音声出力部やタッチパネル等の入力部をさらに備えていてもよい。
次に、以上のように構成された本実施形態のエレベータ制御システム1によるエレベータ制御処理について説明する。
図7は、第1の実施形態にかかるエレベータ制御処理の全体の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、ロボット500では、通信部502がセキュリティ階への移動要求を、ロボットクラウド300のサーバ310へ送信する(S11)。その後、ロボット500は、出発階に移動する。
ロボットクラウド300のサーバ310では、通信部312が、ロボット500から、セキュリティ階への移動要求を受信し、受信した当該移動要求を、昇降機クラウド200のサーバ210へ送信する(S12)。
昇降機クラウド200のサーバ210では、通信部212がロボットクラウド300のサーバ310からセキュリティ階への移動要求を受信すると、制御部211が、受信したセキュリティ階への移動要求に基づいて、セキュリティ階を行き先階とし、当該行き先階と出発階とを指定したロボット用の行き先階呼びを生成する(S13)。そして、通信部212は、生成されたロボット用の行き先階呼びを、制御盤100に送信する(S14)。
制御盤100では、通信部102が、コントローラ150を介して、ロボット用の行き先階呼びを受信すると、ロボット連動運転制御部122は、他のエレベータ2と連携して、群管理制御を行って、乗りかご50の割当を行う(S15)。そして、割り当てられた乗りかご50を管理する制御盤100のロボット連動運転制御部122は、割り当てた乗りかご50をロボット用の行き先階呼びで指定された出発階に移動する(S16)。乗りかごが出発階に到着したら、扉制御部125は、乗りかご50を戸開する(S17)。
ロボット500は、戸開した乗りかご50に乗車する(S18)。
ロボット500が乗りかご50に乗車すると、制御盤100では、扉制御部125は、荷重センサ8からの荷重の変化により、ロボット500が乗車したと判断し、戸閉する(S19)。
次に、制御盤100では、ロボット連動運転制御部122が、乗りかご50を行先階として指定されたセキュリティ階に移動する(S20)。次に、乗りかご50がセキュリティ階に到着したら、制御盤100は、降車抑制処理を実行する(S21)。
その後、ロボット500は、乗りかご50から降車し、セキュリティ階へ入場する(S22)。
ここで、S21の降車抑制処理の詳細について説明する。
図8、9は、第1の実施形態に係る降車抑制処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、制御盤100の同乗判断部123は、乗りかご50の荷重等から、乗りかご50にロボット500が乗車中か否かを判断する(S101)。ロボット500が乗車中でなければ(S101:No)、同乗判断部123は、セキュリティ階でロボット500が降車中であるか否かを判断する(S103)。
セキュリティ階でロボット500が降車中である場合には(S103:Yes)、同乗判断部123は、ロボット乗り込みフラグをオンにして、処理はS106へ進む。セキュリティ階でロボット500が降車中でない場合には(S103:No)、同乗判断部123は、ロボット乗り込みフラグをクリアして、処理はS106へ進む。
S101で、ロボット500が乗りかご50に乗車中であれば(S101:Yes)、同乗判断部123は、ロボット乗り込みフラグをオンにして、処理はS106へ進む。
S106では、同乗判断部123は、ロボット乗り込みフラグがオンであるか否かを判断する(S106)。ロボット乗り込みフラグがオフである場合には(S106:No))、同乗判断部123は、同乗モードを終了する(S110)。
一方、S106で、ロボット乗り込みフラグがオンである場合には(S106:Yes) 、同乗判断部123は、乗りかご50に利用者が乗車中であるか否かを判断する(S107)。乗りかご50に利用者が乗車中でない場合には(S107:No)、同乗判断部123は、同乗モードを終了する(S109)。乗りかご50に利用者が乗車中である場合には(S107:Yes)、同乗判断部123は、照射モードを同乗モードに設定する(S108)。
次に、同乗判断部123は、現在の乗車モードが同乗モード中であるか否かを判断する(S112)。同乗モード中でない場合には(S112:No)、処理は終了し、呼出し元に復帰する。一方、同乗モード中である場合には(S112:Yes)、同乗判断部123は、現在、セキュリティ階でロボット500が降車中であるか否かを判断する(S113)。
現在、セキュリティ階でロボット500が降車中である場合には(S113:Yes)、抑制処理部124は、抑制処理として、上述した注意喚起動作を実行する(S114)。セキュリティ階でロボット500が降車中でない場合には(S113:No)、S114は実行されない。
そして、同乗判断部123は、ロボット500が乗りかご50からの降車を完了したか否かを判断する(S115)。まだ降車を完了していなければ(S115:No)、S114で、抑制処理部124は、注意喚起動作の実行を継続する。一方、ロボット500が乗りかご50からの降車を完了した場合には(S115:Yes)、処理は終了し、呼出し元に復帰する。
このように本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、ロボット500は、一般の利用者の入場が制限され特定者が入場可能なセキュリティ階への移動要求を、ロボットクラウド300のサーバ310に送信する。ロボットクラウド300のサーバ310は、ロボット500から、セキュリティ階への移動要求を受信して、受信したセキュリティ階への移動要求を、昇降機クラウド200のサーバ210に送信する。昇降機クラウド200のサーバ210は、セキュリティ階への移動要求を受信し、受信したセキュリティ階への移動要求に基づいて、セキュリティ階を行き先階として、乗りかごの移動を要求するためのロボット用の行き先階呼びを生成し、生成されたロボット用の行き先階呼びを、制御盤100に送信する。制御盤100は、昇降機クラウド200のサーバ210から、行き先階呼びと、ロボット用の行き先階呼びと、を受信可能であり、受信したロボット用の行き先階呼びを登録し、乗りかご50にロボット500を乗車させて、乗りかご50をセキュリティ階に移動し、乗りかご50にロボット500と利用者とが同乗しているか否かを判断し、同乗していると判断した場合には、乗車モードを同乗モードに設定し、乗車モードが同乗モードであり、かつ、ロボット500を乗車させた乗りかご50がセキュリティ階に到着した場合に、利用者によるセキュリティ階での降車を抑制する抑制処理を実行する。
このため、本実施形態によれば、一般利用者とロボット500とが乗りかご50に同乗した場合でも、セキュリティ階で戸開した際の一般利用者の降車を抑制し、ロボット500のみ降車させる。従って、本実施形態によれば、エレベータ2の乗車効率およびエレベータ2の運転効率を維持しつつ、セキュリティ階への一般利用者の入場を抑制することができる。
本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、抑制処理として、乗りかご50内に注意喚起のための出力を行う。このため、本実施形態によれば、乗りかご50内に注意喚起のための出力を行うことで、セキュリティ階への一般利用者の入場をより確実に抑制することができる。
本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、セキュリティ階でロボット500が乗りかご50から降車した場合、または、乗りかご50がセキュリティ階に到着する前に、乗りかご50からすべての利用者が降車したと判断した場合には、同乗モードを解除する。このため、本実施形態によれば、セキュリティ階でロボット500が乗りかご50から降車した場合、または、乗りかご50がセキュリティ階に到着する前に、乗りかご50からすべての利用者が降車した場合に、同乗モードを解除することで、エレベータ2の乗車効率およびエレベータ2の運転効率を確保することができる。
本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、乗車モードが同乗モードである場合において、利用者から、所定のセキュリティ解除操作の入力とともに行き先階としてセキュリティ階が指定された行き先階呼びを受信した場合、行き先階呼びで指定されたセキュリティ階がロボット用の行き先階呼びで指定されたセキュリティ階と一致するか否かを判断し、一致する場合には、行き先階呼びを行った利用者がセキュリティ階に入場を許可された特定者であると判断し、同乗モードを解除する。このため本実施形態によれば、特定者を的確に判断して、同乗モードを解除するので、エレベータ2の乗車効率およびエレベータ2の運転効率を確保することができる。
また、本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、ロボット500を乗車させた乗りかご50がセキュリティ階に到着した場合、または、ロボット500を乗車させた乗りかご50がセキュリティ階に近づいて減速した場合に、抑制処理として、セキュリティ階の乗り場に設けられた照明装置13の照明の照度を下げる。このため本実施形態によれば、セキュリティ階の乗り場に設けられた照明装置13の照明の照度を下げることで、セキュリティ階への一般利用者の入場をより確実に抑制することができる。
本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、抑制処理として、セキュリティシステム161に対して、関係者によるセキュリティ階でのロボット500の乗りかご50からの降車の監視の要求を送信し、セキュリティシステム161は、上記要求を受信した場合に、セキュリティ階でのロボット500の乗りかご50からの降車の監視を行う関係者を、セキュリティ階に派遣する。このため、本実施形態によれば、セキュリティ階でのロボット500の乗りかご50からの降車の監視を行う関係者を、セキュリティ階に派遣することで、セキュリティ階への一般利用者の入場をより確実に抑制することができる。
本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、ロボット用の行き先階呼びで行き先階としてセキュリティ階が指定されている場合には、乗りかご50内にの操作盤4に対して、セキュリティ階の表示を行わない指示を行う。ロボット用の行き先階呼びで操作盤4においてセキュリティ階の押しボタン413の点灯表示がされていると、利用者が行き先階の指定のため押しボタン413を押下しない可能性があり、これにより利用者の乗りかご50への乗車を的確に判断することが困難な場合がある。これに対し本実施形態では、ロボット用の行き先階呼びで行き先階としてセキュリティ階が指定されている場合でも、操作盤4のセキュリティ階の点灯等の表示がおこなわれないので、利用者の乗りかご50への乗車を的確に判断することができ、これにより、エレベータ2の乗車効率およびエレベータ2の運転効率を維持しつつ、セキュリティ階への一般利用者の入場を抑制することができる。
(変形例)
抑制処理、すなわち注意喚起動作としては、さらに以下の態様が考えられる。
例えば、抑制処理として、ロボット500に対して、昇降機クラウド200のサーバ210,ロボットクラウド300のサーバ310を介して、乗りかご50から降車後、乗り場のホールドアの手前で一時停止し、乗りかご50がセキュリティ階から出発した後で、動作を再開する旨の指示を、送信するように抑制処理部124を構成することができる。
この場合、ロボット500では、上記指示を受信した場合に、走行制御部509により、乗りかご50から降車し、降車後、乗り場25のホールドア14の手前で一時停止し、乗りかご50がセキュリティ階から出発した後で、動作を再開する、
図10は、変形例におけるセキュリティ階の乗り場25にロボット500の降車する状態の一例を示す図である。図10(a)では、ロボット500が降車を開始した状態を示し、図10(b)は、ロボット500が降車を完了して、ホールドア14の手前で一時停止した状態を示している。このようにロボット500がホールドア14の手前で一時停止することで、乗りかご50内の利用者がセキュリティ階に入場することを阻止することができる。
他の例として、ロボット500は、荷物の配達のためにエレベータ2を利用するものとする。この場合、同乗モードにおいて、乗りかご50がセキュリティ階に到着した場合に、抑制処理として、管制室160内のセキュリティシステム161に対して、関係者に荷物の受け渡しのためにセキュリティ階の乗り場のエレベータの前に向かう旨の要求を送信し、ロボット500に対して、昇降機クラウド200のサーバ210、ロボットクラウド300のサーバ310を介して、乗りかご50から降車せずに関係者に荷物を受け渡す旨の指示を送信するように、抑制処理部124を構成することができる。
この場合、セキュリティシステム161は、上記要求を受信した場合に、関係者に指示することで、荷物の受け渡しのためにセキュリティ階の乗り場25のエレベータ2の前に派遣する。また、ロボットT500は、上記指示を受信した場合に、乗りかご50から降車せずに関係者に荷物を受け渡す動作を実行する。
さらに他の例として、乗車モードが同乗モードでない場合には、乗りかご50がセキュリティ階に到着した場合に、ロボット500に対して、昇降機クラウド200のサーバ210、ロボットクラウド300のサーバ310を介して、乗りかご50から降車して荷物の受け渡しを行う旨を指示する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、乗りかご50がセキュリティ階に到着し、同乗モードの場合、利用者が乗りかご50を降車してセキュリティ階に入場しないように抑制処理(すなわち、注意喚起動作)を行っていたが、それにも拘わらず、利用者が乗りかご50を降車してしまう場合が考えられる。この第3の実施形態は、セキュリティ階で利用者が乗りかご50を降車してしまった場合に、警告を行っている。
本実施形態に係るエレベータ制御システム1、昇降機クラウド200のサーバ210、ロボットクラウド300のサーバ310、およびロボット500の構成については、第1の実施形態と同様である。
本実施形態に係る制御盤100は、第1の実施形態の構成と同様であるが、以下の点で第1の実施形態と異なっている。
本実施形態に係る制御盤100の同乗判断部123は、第1の実施形態と同様の機能に加え、利用者が乗りかご50から降車したか否かを判断する。
本実施形態に係る制御盤100の抑制処理部124は、第1の実施形態と同様の機能に加え、同乗モードにおいて、乗りかご50がセキュリティ階に到着し、ロボット500が乗りかご50から降車した後に、同乗判断部123により、利用者も乗りかご50から降車したと判断された場合には、警告処理を実行する。具体的には、抑制処理部124は、警告処理として、ロボット500に警告を出力させる指示を送信し、または、管制室160のセキュリティシステム161に警告を出力させる指示を送信する。
次に、以上のように構成された本実施形態のエレベータ制御システム1の制御盤100による警告処理について説明する。
なお、本実施形態のエレベータ制御システム1によるエレベータ制御処理の全体の流れについては第1の実施形態と同様である。
図11は、第2の実施形態に係る警告処理の手順の一例を示すフローチャートである。
ここで、警告処理の前に、第1の実施形態に係る降車抑制処理が、図8のS101からS115と同様に実行される。
S115の処理の後、同乗判断部123は、セキュリティ階で利用者が降車したか否かを判断する(S201)。セキュリティ階で利用者が降車していない場合には(S201:No)、処理は終了し、呼出し元に復帰する。
一方、セキュリティ階で利用者が降車した場合には(S201:Yes)、抑制処理部124は、上述した警告動作処理を実行する(S202)。そして、処理は終了し、呼出し元に復帰する。
このように本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、利用者が前記乗りかごから降車したか否かを判断し、同乗モードにおいて、乗りかご50がセキュリティ階に到着し、ロボット500が乗りかご50から降車した後に、利用者も前記乗りかごから降車したと判断された場合には、警告動作処理を実行する。このため、本実施形態では、注意喚起処理等の抑制処理を行ってもセキュリティ階に入場した利用者に対して警告動作処理を行うことで、エレベータ2の乗車効率およびエレベータ2の運転効率を維持しつつ、セキュリティ階への一般利用者の一時的な入場を止めさせることができる。
また、本実施形態に係るエレベータ制御システム1では、制御盤100は、警告動作処理として、ロボット500に警告を出力させる指示を送信し、または、管制室160のセキュリティシステム161に警告を出力させる指示を送信する。このため、本実施形態によれば、ロボット500に警告を出力させる指示を送信し、または、管制室160のセキュリティシステム161に警告を出力させることで、セキュリティ階への一般利用者の一時的な入場をより確実に止めさせることができる。
(変形例)
上記実施形態および変形例では、制御盤100からのロボット500に対する指示。ロボット500から制御盤100への指示を、昇降機クラウド200のサーバ210と、ロボットクラウド300のサーバ310と、を介して行っていたが、これに限定されるものではない。例えば、制御盤100からロボット500へ直接指示を送信し、ロボット500から制御盤100へ直接指示を送信するように構成することができる。
上記実施形態および変形例にかかる制御盤100、サーバ210,310およびロボット500で実行される各制御プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上記実施形態および変形例にかかる制御盤100、サーバ210,310およびロボット500で実行される各制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上記実施形態および変形例にかかる制御盤100、サーバ210,310およびロボット500で実行される各制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
また、上記実施形態および変形例にかかる制御盤100、サーバ210,310およびロボット500で実行される各制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
上記実施形態および変形例にかかる制御盤100、サーバ210,310およびロボット500で実行される各制御プログラムは、上述した機能部の各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記ROMから制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、機能部の各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータ制御システム、2,2A,2B…エレベータ、3…ビル、4,4A,4B…操作盤、5A…利用者、7、7A,7B…カメラ、8、8A,8B…荷重センサ、12,12A,12B…人感センサ、13…照明装置、20,20A,20B…昇降路、25…乗り場、50,50A,50B…乗りかご、100,100A,100B…制御盤(エレベータ制御装置)、120,211,311,501…制御部、102,212,312,502…通信部、110,220,320,510…記憶部、111…管理DB、121…通常運転制御部、122…ロボット連動運転制御部、123…同乗判断部、124…抑制処理部、125…扉制御部、150,150A,150B…コントローラ、160…管制室、161…セキュリティシステム、200…昇降機クラウド、210…サーバ、300…ロボットクラウド、310…サーバ、415…カードリーダ、500…ロボット,503…駆動部、507…二次元コードリーダ、508…入力部、509…走行制御部。

Claims (16)

  1. 建物内に設置される昇降可能な乗りかごを有するエレベータごとに設けられ、前記エレベータを制御するエレベータ制御装置であって、
    前記乗りかごの行き先である行き先階が指定され、前記乗りかごの移動を要求するための行き先階呼びと、自律的に移動可能な自律移動体の前記行き先階として、一般の利用者の入場が制限され特定者が入場可能なセキュリティ階が指定された、自律移動体用の行き先階呼びと、を受信可能な受信部と、
    前記自律移動体用の行き先階呼びを受信した場合に、前記自律移動体用の行き先階呼びを登録し、前記乗りかごに前記自律移動体を乗車させて、前記乗りかごを前記セキュリティ階に移動する制御部と、
    前記乗りかごに前記自律移動体と前記利用者とが同乗しているか否かを判断し、同乗していると判断した場合には、乗車モードを同乗モードに設定する同乗判断部と、
    前記乗車モードが前記同乗モードであり、かつ、前記自律移動体を乗車させた前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合に、前記利用者による前記セキュリティ階での降車を抑制する抑制処理を実行する抑制処理部と、を備え
    前記制御部は、前記乗車モードが前記同乗モードである場合において、前記利用者から、所定のセキュリティ解除操作の入力とともに行き先階として前記セキュリティ階が指定された行き先階呼びを受信した場合、前記行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階が前記自律移動体用の行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階と一致するか否かを判断し、一致する場合には、前記行き先階呼びを行った利用者が前記特定者であると判断し、前記同乗モードを解除する、
    エレベータ制御装置。
  2. 前記抑制処理部は、前記抑制処理として、前記乗りかご内に注意喚起のための出力を行う、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  3. 前記同乗判断部は、さらに、前記セキュリティ階で前記自律移動体が前記乗りかごから降車した場合、または、前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着する前に、前記乗りかごからすべての前記利用者が降車したと判断した場合には、前記同乗モードを解除する、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  4. 前記抑制処理部は、前記自律移動体を乗車させた前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合、または、前記自律移動体を乗車させた前記乗りかごが前記セキュリティ階に近づいて減速した場合に、前記抑制処理として、前記セキュリティ階の乗り場に設けられた照明装置の照明の照度を下げる、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  5. 前記抑制処理部は、前記抑制処理として、前記建物内に設けられ、前記エレベータ制御装置と有線または無線で接続され、前記建物内のセキュリティに関する管理を行うセキュリティシステムに対して、関係者による前記セキュリティ階での前記自律移動体の前記乗りかごからの降車の監視の要求を送信する、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  6. 前記抑制処理部は、前記抑制処理として、前記自律移動体に対して、前記乗りかごから降車後、乗り場のホールドアの手前で一時停止し、前記乗りかごが前記セキュリティ階から出発した後で、動作を再開する旨の指示を、送信する、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  7. 前記自律移動体は、荷物の配達のために前記エレベータを利用し、
    前記抑制処理部は、前記同乗モードにおいて、前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合に、前記抑制処理として、前記建物内に設けられ、前記エレベータ制御装置と有線または無線で接続され、前記建物内のセキュリティに関する管理を行うセキュリティシステムに対して、関係者に前記荷物の受け渡しのために前記セキュリティ階の乗り場の前記エレベータの前に向かう旨の要求を送信し、前記自律移動体に対して、前記乗りかごから降車せずに前記関係者に前記荷物を受け渡す旨の指示を送信する、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  8. 前記抑制処理部は、前記乗車モードが前記同乗モードでない場合には、前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合に、前記自律移動体に、前記乗りかごから降車して前記荷物の受け渡しを行う旨を指示する、
    請求項に記載のエレベータ制御装置。
  9. 前記同乗判断部は、さらに、前記利用者が前記乗りかごから降車したか否かを判断し、
    前記抑制処理部は、さらに、前記同乗モードにおいて、前記乗りかごがセキュリティ階に到着し、前記自律移動体が前記乗りかごから降車した後に、前記同乗判断部により、前記利用者も前記乗りかごから降車したと判断された場合には、警告動作処理を実行する。
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  10. 前記抑制処理部は、前記警告動作処理として、前記自律移動体に警告を出力させる指示を送信し、または、前記建物内に設けられたセキュリティシステムに警告を出力させる指示を送信する、
    請求項に記載のエレベータ制御装置。
  11. 前記制御部は、前記自律移動体用の行き先階呼びで前記行き先階として前記セキュリティ階が指定されている場合には、前記乗りかご内に設けられ、前記行き先階を表示する操作盤に対して、前記セキュリティ階の表示を行わない指示を行う、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  12. 建物内に設置される昇降可能な乗りかごを有するエレベータごとに設けられ、前記エレベータを制御するエレベータ制御装置と、前記乗りかごに乗車可能であって自律的に移動可能な自律移動体と、前記エレベータ制御装置とネットワークで接続され、前記建物内のすべての前記エレベータを制御する昇降機用サーバと、前記昇降機用サーバと前記自律移動体とにネットワークで接続される自律移動体用サーバと、を備えるエレベータ制御システムであって、
    前記自律移動体は、
    一般の利用者の入場が制限され特定者が入場可能なセキュリティ階への移動要求を、前記自律移動体用サーバに送信し、
    前記自律移動体用サーバは、
    前記自律移動体から、前記セキュリティ階への前記移動要求を受信して、前記セキュリティ階への前記移動要求を、前記昇降機用サーバに送信し、
    前記昇降機用サーバは、
    前記セキュリティ階への前記移動要求を受信し、受信した前記セキュリティ階への前記移動要求に基づいて、前記セキュリティ階を行き先階として、前記乗りかごの移動を要求するための自律移動体用の行き先階呼びを生成し、生成された前記自律移動体用の行き先階呼びを、前記エレベータ制御装置に送信し、
    前記エレベータ制御装置は、
    前記昇降機用サーバから、行き先階呼びと、前記自律移動体用の行き先階呼びと、を受信可能な受信部と、
    受信した前記自律移動体用の行き先階呼びを登録し、前記乗りかごに前記自律移動体を乗車させて、前記乗りかごを前記セキュリティ階に移動する制御部と、
    前記乗りかごに前記自律移動体と前記利用者とが同乗しているか否かを判断し、同乗していると判断した場合には、乗車モードを同乗モードに設定する同乗判断部と、
    前記乗車モードが前記同乗モードであり、かつ、前記自律移動体を乗車させた前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合に、前記利用者による前記セキュリティ階での降車を抑制する抑制処理を実行する抑制処理部と、を備え
    前記制御部は、前記乗車モードが前記同乗モードである場合において、前記利用者から、所定のセキュリティ解除操作の入力とともに行き先階として前記セキュリティ階が指定された行き先階呼びを受信した場合、前記行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階が前記自律移動体用の行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階と一致するか否かを判断し、一致する場合には、前記行き先階呼びを行った利用者が前記特定者であると判断し、前記同乗モードを解除する、
    エレベータ制御システム。
  13. 前記建物内に設けられ、前記エレベータ制御装置と有線または無線で接続され、前記建物内のセキュリティに関する管理を行うセキュリティシステム、をさらに備え、
    前記抑制処理部は、前記抑制処理として、前記セキュリティシステムに対して、関係者による前記セキュリティ階での前記自律移動体の前記乗りかごからの降車の監視の要求を送信し、
    前記セキュリティシステムは、前記要求を受信した場合に、前記セキュリティ階での前記自律移動体の前記乗りかごからの降車の監視を行う関係者を、前記セキュリティ階に派遣する、
    請求項12に記載のエレベータ制御システム。
  14. 前記抑制処理部は、前記抑制処理として、前記自律移動体に対して、前記乗りかごから降車後、乗り場のホールドアの手前で一時停止し、前記乗りかごが前記セキュリティ階から出発した後で、動作を再開する旨の指示を、前記昇降機用サーバと前記自律移動体用サーバとを介して送信し、
    前記自律移動体は、前記指示を受信した場合に、前記乗りかごから降車し、降車後、前記乗り場の前記ホールドアの手前で一時停止し、前記乗りかごが前記セキュリティ階から出発した後で、動作を再開する、
    請求項12に記載のエレベータ制御システム。
  15. 前記建物内に設けられ、前記エレベータ制御装置と有線または無線で接続され、前記建物内のセキュリティに関する管理を行うセキュリティシステム、をさらに備え、
    前記自律移動体は、荷物の配達のために前記エレベータを利用するものであり、
    前記抑制処理部は、前記同乗モードにおいて、前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合に、前記抑制処理として、前記建物内に設けられたセキュリティシステムに対して、関係者に前記荷物の受け渡しのために前記セキュリティ階の乗り場の前記エレベータの前に向かう旨の要求を送信し、前記自律移動体に対して、前記乗りかごから降車せずに前記関係者に前記荷物を受け渡す旨の指示を、前記昇降機用サーバと前記自律移動体用サーバとを介して送信し、
    前記セキュリティシステムは、前記要求を受信した場合に、関係者を、前記荷物の受け渡しのために前記セキュリティ階の乗り場の前記エレベータの前に派遣し、
    前記自律移動体は、前記指示を受信した場合に、前記乗りかごから降車せずに前記関係者に前記荷物を受け渡す動作を実行する、
    請求項12に記載のエレベータ制御システム。
  16. 建物内に設置される昇降可能な乗りかごを有するエレベータごとに設けられ、前記エレベータを制御するエレベータ制御装置と、前記乗りかごに乗車可能であって自律的に移動可能な自律移動体と、前記エレベータ制御装置とネットワークで接続され、前記建物内のすべての前記エレベータを制御する昇降機用サーバと、前記昇降機用サーバと前記自律移動体とにネットワークで接続される自律移動体用サーバと、を備えるエレベータ制御システムで実行されるエレベータ制御方法であって、
    前記自律移動体が、一般の利用者の入場が制限され特定者が入場可能なセキュリティ階への移動要求を、前記自律移動体用サーバに送信するステップと、
    前記自律移動体用サーバが、前記自律移動体から、前記セキュリティ階への前記移動要求を受信して、前記セキュリティ階への前記移動要求を、前記昇降機用サーバに送信するステップと、
    前記昇降機用サーバが、前記セキュリティ階への前記移動要求を受信し、受信した前記セキュリティ階への前記移動要求に基づいて、前記セキュリティ階を行き先階として、前記乗りかごの移動を要求するための自律移動体用の行き先階呼びを生成し、生成された前記自律移動体用の行き先階呼びを、前記エレベータ制御装置に送信するステップと、
    前記エレベータ制御装置が、前記昇降機用サーバから、行き先階呼びと、前記自律移動体用の行き先階呼びと、を受信可能なステップと、
    前記エレベータ制御装置が、受信した前記自律移動体用の行き先階呼びを登録し、前記乗りかごに前記自律移動体を乗車させて、前記乗りかごを前記セキュリティ階に移動する制御ステップと、
    前記エレベータ制御装置が、前記乗りかごに前記自律移動体と前記利用者とが同乗しているか否かを判断し、同乗していると判断した場合には、乗車モードを同乗モードに設定するステップと、
    前記エレベータ制御装置が、前記乗車モードが前記同乗モードであり、かつ、前記自律移動体を乗車させた前記乗りかごが前記セキュリティ階に到着した場合に、前記利用者による前記セキュリティ階での降車を抑制する抑制処理を実行するステップと、
    を含み、
    前記制御ステップは、前記乗車モードが前記同乗モードである場合において、前記利用者から、所定のセキュリティ解除操作の入力とともに行き先階として前記セキュリティ階が指定された行き先階呼びを受信した場合、前記行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階が前記自律移動体用の行き先階呼びで指定された前記セキュリティ階と一致するか否かを判断し、一致する場合には、前記行き先階呼びを行った利用者が前記特定者であると判断し、前記同乗モードを解除する、
    エレベータ制御方法。
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JP2020111426A (ja) 2019-01-10 2020-07-27 東芝エレベータ株式会社 エレベータの運転方法および運転システム
JP2024092407A (ja) 2022-12-26 2024-07-08 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベーターシステム

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