JP7731375B2 - タッチパネル用導電性部材、タッチパネルおよびタッチパネル表示装置 - Google Patents
タッチパネル用導電性部材、タッチパネルおよびタッチパネル表示装置Info
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Description
また、本発明は、タッチパネル用導電性部材を含むタッチパネルにも関している。
また、本発明は、タッチパネルを含むタッチパネル表示装置にも関している。
検出部は、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電性酸化物で形成されることがあるが、透明導電性酸化物以外に金属等の不透明な導電材料でも形成される。金属等の不透明な導電材料は上述の透明導電性酸化物に比べて、パターニングがしやすく、屈曲性に優れ、抵抗がより低い等の利点がある。
また、本発明は、このタッチパネル用導電性部材を含むタッチパネルを提供することも目的とする。
また、本発明は、このタッチパネルを含むタッチパネル表示装置を提供することも目的とする。
または、第1の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する第1の金属細線と第3の金属細線との間隔は、第1の方向に直交する方向に沿って単調増加と単調減少とが連続するように変化することもできる。
第2の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する第2の金属細線と第4の金属細線との間隔は、第2の方向に直交する方向に沿って単調増加と単調減少とが連続するように変化することもできる。
また、第2の方向に直交する方向において連続的に変化する第2の金属細線と第4の金属細線との間隔における最大値と最小値との差分は、間隔の平均値の1/30以上1/2以下であることが好ましい。
または、第1の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する第1の金属細線の配列間隔と、第1の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する第3の金属細線の配列間隔の少なくとも一方は、第1の方向に直交する方向に沿って連続的に変化することもできる。
または、第2の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する第2の金属細線の配列間隔と、第2の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する第4の金属細線の配列間隔の少なくとも一方は、第2の方向に直交する方向に沿って連続的に変化することもできる。
または、透明絶縁部材は、絶縁層からなり、タッチパネル用導電性部材は、透明基板をさらに備え、第1のメッシュ状電極、第2のメッシュ状電極および絶縁層は、透明基板の一方の表面上に配置されていてもよい。
また、透明基板は、可撓性フィルムであることが好ましい。
本発明に係るタッチパネル表示装置は、上記のタッチパネルと表示モジュールとを含むことを特徴とする。
なお、以下において、数値範囲を示す表記「~」は、両側に記載された数値を含むものとする。例えば、「sが数値t1~数値t2である」とは、sの範囲は数値t1と数値t2を含む範囲であり、数学記号で示せばt1≦s≦t2である。
「直交」および「平行」等を含め角度は、特に記載がなければ、技術分野で一般的に許容される誤差範囲を含むものとする。
「透明」とは、光透過率が、波長400nm~800nmの可視光波長域において、少なくとも40%以上のことであり、好ましくは75%以上であり、より好ましくは80%以上、さらにより好ましくは90%以上のことである。光透過率は、JIS K 7375:2008に規定される「プラスチック--全光線透過率および全光線反射率の求め方」を用いて測定されるものである。
図1に、本発明の実施の形態1におけるタッチパネル1の構成を示す。
タッチパネル1は、表面1Aと裏面1Bを有しており、裏面1B側に液晶ディスプレイ等を有する図示しない表示モジュールが配置された状態で使用される。タッチパネル1の表面1Aは、タッチ検出面であり、タッチパネル1の操作者が、タッチパネル1を通して表示装置に表示された画像を観察する視認側となる。
タッチパネル1は、表面1A側に配置された透明な絶縁性のカバーパネル2を有し、透明な接着剤4により、表面1Aとは反対側のカバーパネル2の面上にタッチパネル用導電性部材3が、透明な絶縁層7Bを介して接合されている。
また、第1の導電層6Aの複数の第1のパッド12、複数の第1の周辺配線13、複数の第1の外部接続端子14、第2の導電層6Bの複数の第2のパッド22、複数の第2の周辺配線23、複数の第2の外部接続端子24は、タッチパネル用導電性部材3に区画された周辺領域S2に配置されている。
第1のメッシュ状電極11は、第1の方向D1に沿って延在し且つ第2の方向D2に配列された複数の第1の金属細線M1と、第2の方向D2に沿って延在し且つ第1の方向D1に配列されて複数の第1の金属細線M1と交差する複数の第2の金属細線M2からなる。複数の第1の金属細線M1は、互いに一定のピッチPを隔てて配列され、複数の第2の金属細線M2は、互いに一定のピッチRを隔てて配列されている。このようにして、第1のメッシュ状電極11において、複数の第1の金属細線M1と複数の第2の金属細線M2により、複数の矩形の開口部を有する第1のメッシュパターンMP1が形成される。
この場合には、タッチパネル用導電性部材3を表示モジュール8上に配置した際のモアレと画像の濃淡ムラをさらに目立たないようにすることができる。
また、観察者は、間隔を測定する数を多くするほど間隔が連続的に変化しているか否かを精度良く判断できるが、例えば、20箇所で測定を行えば十分に精度良く判断できる。そのため、このような観点から、10箇所以上20箇所以下で測定を行うことが好ましい。
また、互いに隣接する第1の金属細線M1と第3の金属細線M3との間隔が第2の方向D2に沿って連続的に変化し、且つ、互いに隣接する第2の金属細線M2と第4の金属細線M4との間隔が第1の方向D1に沿って連続的に変化してもよい。
これにより、第1のメッシュパターンMP1と第2のメッシュパターンMP2とが互いに位置ずれを起こしたとしても、タッチパネル用導電性部材3を表示モジュール8上に配置した際のモアレと画像の濃淡ムラが目立ちにくく、タッチパネル用導電性部材3を介して視認される画像品質を保つことができる。
また、第1の金属細線M1と第3の金属細線M3との間隔と同様に、第1のメッシュパターンMP1と第2のメッシュパターンMP2とが互いに位置ずれを起こした場合にタッチパネル用導電性部材3を介して視認される画像品質を保つ観点から、第1の方向D1において連続的に変化する第2の金属細線M2と第4の金属細線M4との間隔における最大値と最小値との差分は、間隔の平均値の1/30以上1/2以下であることが好ましい。
例えば、図7に示すように、第1の方向D1は、第2の方向D2に直交する方向に対して傾斜していてもよい。この場合に、平面視において、第1の金属細線M1、第2の金属細線M2、第3の金属細線M3および第4の金属細線M4により、平行四辺形の開口部を有するメッシュパターンが形成される。
しかしながら、モアレと濃淡ムラを抑制する観点から、第1の方向D1と第2の方向D2との交差角度は、50°以上90°以下であることが好ましく、60°以上80°以下であることがより好ましい。さらに、モアレを抑制する観点から、第1の方向D1と第2の方向D2は、表示モジュール8の画素配列の方向に対して、それぞれ傾斜していることが好ましい。
このようにして、第1の金属細線M1、第2の金属細線M2、第3の金属細線M3および第4の金属細線M4が曲線形状を有している場合でも、これらが直線形状を有している場合と同様に、第1のメッシュパターンMP1と第2のメッシュパターンMP2との間の位置ずれに起因する、タッチパネル用導電性部材3を表示モジュール8上に配置した際のモアレと画像の濃淡ムラが目立ちにくく、タッチパネル用導電性部材3を介して視認される画像品質を保つことができる。
図3に示す実施の形態1のタッチパネル用導電性部材3では、複数の第1の金属細線M1が一定のピッチPで配列され、複数の第3の金属細線M3がピッチPとは異なる一定のピッチQで配列されることにより、平面視において、第1の金属細線M1と第3の金属細線M3との間隔L1、L2、・・・、LNが第2の方向D2に沿って連続的に変化しているが、複数の第1の金属細線M1は一定のピッチPで配列されていなくてもよく、複数の第3の金属細線M3も一定のピッチQで配列されていなくてもよい。
このタッチパネル用導電性部材43は、図3に示す実施の形態1のタッチパネル用導電性部材3において、第1のメッシュ状電極11と同一の第1のメッシュ状電極51を備え、第2のメッシュ状電極21の代わりに第2のメッシュ状電極61を備えたものである。
また、複数の第1の金属細線M1と複数の第3の金属細線M3の双方が、第2の方向D2に沿って連続的に変化する配列間隔で配列され得る。
透明基板5は、透明で電気絶縁性を有し、第1の導電層6Aおよび第2の導電層6Bを支持することができれば、特に限定されるものではないが、例えば、樹脂基板およびガラス基板等が用いられる。より具体的に、透明基板5を構成する材料として、例えば、ガラス、強化ガラス、無アルカリガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET:polyethylene terephthalate)、ポリエチレンナフタレート(PEN:polyethylene naphthalate)、シクロオレフィンポリマー(COP:cyclo-olefin polymer)、環状オレフィン・コポリマー(COC:cyclic olefin copolymer)、ポリカーボネート(PC:polycarbonate)、アクリル樹脂、ポリエチレン(PE:polyethylene)、ポリプロピレン(PP:polypropylene)、ポリスチレン(PS:polystylene)、ポリ塩化ビニル(PVC:polyvinyl chloride)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC:polyvinylidene chloride)、トリアセチルセルロース(TAC:cellulose triacetate)等を使用することができる。透明基板5の厚みは、例えば、20μm~1100μmが好ましく、20μm~500μmがより好ましい。特に、PETのような有機樹脂基板の場合は、厚み20μm~200μmであることが好ましく、30μm~100μmであることがより好ましい。
透明基板5と第1の導電層6Aおよび第2の導電層6Bとの密着性を向上させるために、透明基板5と第1の導電層6Aとの間および透明基板5と第2の導電層6Bとの間に下塗り層を配置することもできる。この下塗り層は、高分子を含んでおり、透明基板5と第1の導電層6Aとの密着性および透明基板5と第2の導電層6Bとの密着性がより向上する。
実施の形態1における第1の金属細線M1、第2の金属細線M2、第3の金属細線M3および第4の金属細線M4の厚みは、特に限定されるものではないが、0.01μm~10.00μmが好ましく、2.00μm以下であることがより好ましく、0.02μm~2.00μmであることが特に好ましい。
第1の金属細線M1、第2の金属細線M2、第3の金属細線M3および第4の金属細線M4の視認性を向上させるために、少なくとも第1の金属細線M1、第2の金属細線M2、第3の金属細線M3および第4の金属細線M4の視認側に黒化層を形成してもよい。黒化層としては、金属酸化物、金属窒化物、金属酸窒化物、金属硫化物等が使用され、代表的には、酸窒化銅、窒化銅、酸化銅、酸化モリブデン等が使用できる。
スパッタ法による第1の金属細線M1、第2の金属細線M2、第3の金属細線M3および第4の金属細線M4の形成方法について説明する。まず、スパッタにより、銅箔層を形成し、フォトリソグラフィの方法により銅箔層から銅配線を形成することにより、第1の金属細線M1、第2の金属細線M2、第3の金属細線M3および第4の金属細線M4を形成することができる。なお、スパッタの代わりに、いわゆる蒸着により銅箔層を形成することもできる。銅箔層は、スパッタ銅箔または蒸着銅箔以外にも、電解銅箔が利用可能である。より具体的には、特開2014-29614号公報に記載の銅配線を形成する工程を利用することができる。
カバーパネル2の材質としては、強化ガラス、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA:polymethyl methacrylate)等を使用することができ、カバーパネル2の厚みは0.1mm~1.5mmが好ましい。
<接着剤>
カバーパネル2とタッチパネル用導電性部材3とを互いに接着させる接着剤4としては、光学透明粘着シート(OCA:Optical Clear Adhesive)または光学透明粘着樹脂(OCR:Optical Clear Resin)を使用することができ、好ましい膜厚は、10μm以上200μm以下である。光学透明粘着シートとしては、例えば、3M社製の8146シリーズの使用が可能である。
Claims (15)
- 透明絶縁部材と、
前記透明絶縁部材を挟んで互いに対向するように配置された第1のメッシュ状電極および第2のメッシュ状電極とを備え、
前記第1のメッシュ状電極は、定められた第1の方向に沿って延在し且つ前記第1の方向に直交する方向に配列された複数の第1の金属細線と、前記第1の方向と異なる第2の方向に沿って延在し且つ第2の方向に直交する方向に配列されて前記複数の第1の金属細線と交差する複数の第2の金属細線からなり、
前記第2のメッシュ状電極は、前記第1の方向に沿って延在し且つ前記第1の方向に直交する方向に配列された複数の第3の金属細線と、前記第2の方向に直交する方向に沿って延在し且つ前記第2の方向に直交する方向に配列されて前記第3の金属細線と交差する複数の第4の金属細線からなり、
平面視において、前記第1の金属細線と前記第3の金属細線とは、前記第1の方向に直交する方向において交互に配置され、且つ、前記第2の金属細線と前記第4の金属細線とは、前記第2の方向に直交する方向において交互に配置され、
前記第1の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第1の金属細線と前記第3の金属細線との間隔は、前記第1の方向に直交する方向に沿って単調増加した後に単調減少するか、前記第1の方向に直交する方向に沿って単調減少した後に単調増加するように変化し、且つ、1つの極大値または極小値を有し、
または、前記第2の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第2の金属細線と前記第4の金属細線との間隔は、前記第2の方向に直交する方向に沿って単調増加した後に単調減少するか、前記第2の方向に直交する方向に沿って単調減少した後に単調増加するように変化し、且つ、1つの極大値または極小値を有し、
または、前記第1の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第1の金属細線と前記第3の金属細線との間隔は、前記第1の方向に直交する方向に沿って単調増加した後に単調減少するか、前記第1の方向に直交する方向に沿って単調減少した後に単調増加するように変化し、且つ、1つの極大値または極小値を有し、且つ、前記第2の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第2の金属細線と前記第4の金属細線との間隔は、前記第2の方向に直交する方向に沿って単調増加した後に単調減少するか、前記第2の方向に直交する方向に沿って単調減少した後に単調増加するように変化し、且つ、1つの極大値または極小値を有する、
タッチパネル用導電性部材。 - 前記第1の方向に直交する方向において互いに隣接する前記第1の金属細線と前記第3の金属細線との間隔における最大値と最小値との差分は、前記間隔の平均値の1/30以上1/2以下である請求項1に記載のタッチパネル用導電性部材。
- 前記第2の方向に直交する方向において互いに隣接する前記第2の金属細線と前記第4の金属細線との間隔における最大値と最小値との差分は、前記間隔の平均値の1/30以上1/2以下である請求項1または2のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。
- 前記複数の第1の金属細線は、前記第1の方向に直交する方向において、定められた第1のピッチにより配列され、
前記複数の第3の金属細線は、前記第1の方向に直交する方向において、前記第1のピッチとは異なる第3のピッチにより配列される請求項1~3のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。 - 前記第1の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第1の金属細線の配列間隔と、前記第1の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第3の金属細線の配列間隔の少なくとも一方は、前記第1の方向に直交する方向に沿って単調に変化する請求項1~4のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。
- 前記複数の第2の金属細線は、前記第2の方向に直交する方向において、定められた第2のピッチにより配列され、
前記複数の第4の金属細線は、前記第2の方向に直交する方向において、前記第2のピッチとは異なる第4のピッチにより配列される請求項1~5のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。 - 前記第2の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第2の金属細線の配列間隔と、前記第2の方向に直交する方向に沿って互いに隣接する前記第4の金属細線の配列間隔の少なくとも一方は、前記第2の方向に直交する方向に沿って単調に変化する請求項1~6のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。
- 前記第1の方向と前記第2の方向の交差角度は、60°以上80°以下である請求項1~7のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。
- 前記第1の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第2の金属細線との交点間において直線形状を有し、
前記第2の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第1の金属細線との交点間において直線形状を有し、
前記第3の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第4の金属細線との交点間において直線形状を有し、
前記第4の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第3の金属細線との交点間において直線形状を有する請求項1~8のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。 - 前記第1の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第2の金属細線との交点間において曲線形状を有し、
前記第2の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第1の金属細線との交点間において曲線形状を有し、
前記第3の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第4の金属細線との交点間において曲線形状を有し、
前記第4の金属細線は、互いに隣接する2本の前記第3の金属細線との交点間において曲線形状を有する請求項1~8のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。 - 前記透明絶縁部材は、透明基板からなる請求項1~10のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。
- 前記透明絶縁部材は、絶縁層からなり、
透明基板をさらに備え、
前記第1のメッシュ状電極、前記第2のメッシュ状電極および前記絶縁層は、前記透明基板の一方の表面上に配置されている請求項1~10のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材。 - 前記透明基板は、可撓性フィルムである請求項11または12に記載のタッチパネル用導電性部材。
- 請求項1~13のいずれか一項に記載のタッチパネル用導電性部材を含む、
タッチパネル。 - 請求項14に記載のタッチパネルと、
表示モジュールとを含む、
タッチパネル表示装置。
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