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JP7729665B1 - 詰替えパウチ用吊り下げノズル - Google Patents

詰替えパウチ用吊り下げノズル

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JP7729665B1
JP7729665B1 JP2025079071A JP2025079071A JP7729665B1 JP 7729665 B1 JP7729665 B1 JP 7729665B1 JP 2025079071 A JP2025079071 A JP 2025079071A JP 2025079071 A JP2025079071 A JP 2025079071A JP 7729665 B1 JP7729665 B1 JP 7729665B1
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Abstract

【課題】部品点数を極めて少なくし、且つ、ポンプ機能を十分に確保することが可能な詰替えパウチ用吊り下げノズルを提供する。
【解決手段】装着部10は、詰替えパウチの一端部の取出口に装着可能である。第一のダックビル型逆止弁11は、弾性で構成され、入口部が、前記装着部の出口部に設置され、出口部が、第一のスリットで収束する二枚の弁葉で構成される。ポンプ室12は、弾性の筒状に構成され、入口部が、前記第一のダックビル型逆止弁の出口部を覆うように外装され、出口部が、第二のスリットで収束する二枚の弁葉で構成される第二のダックビル型逆止弁部であり、前記第二のダックビル型逆止弁部の二枚の弁葉が、前記第一のダックビル型逆止弁の二枚の弁葉の収束方向と同じ方向で配置される。枠体13は、可撓性の枠状に構成され、入口部が、前記ポンプ室の入口部と、前記第一のダックビル型逆止弁の入口部とを挟んで、前記装着部に装着される。
【選択図】図2

Description

本発明は、詰替えパウチ用吊り下げノズルに関する。
通常、シャンプーやリンス、洗剤等の液体を収容するポンプ容器が使用されるが、その液体がポンプ容器から無くなると、ユーザは、詰替えパウチの液体をポンプ容器に移して、再度、ポンプ容器を利用する。ここで、詰替えパウチとは、液体をポンプ容器に詰め替える際に使用される袋状の容器を意味する。
ここで、ユーザが、詰替えパウチを使用する際に、詰替えパウチの一端部を切断して、切断した一端部から液体をポンプ容器に移すが、ユーザにとって、詰替えパウチの一端部の切断に手間が掛かったり、ポンプ容器への液体の移しが失敗したりするという課題がある。又、ユーザが詰替えパウチから液体を取り出した後に、詰替えパウチ内に液体が一部残存してしまうという課題がある。そこで、詰替えパウチの下端部にノズルを装着し、詰替えパウチを吊り下げて、詰替えパウチをポンプ容器として利用する試みがなされている。
例えば、特表2002-510247号公報(特許文献1)には、液体リザーバと、液体計量チャンバと、一方向逆止弁とを備える切換え可能な液体分配用カートリッジポンプが開示されている。ここで、液体計量チャンバは、リザーバから入口を通して液体を受ける圧縮可能な弾性ハウジングを有する。又、逆止弁の少なくとも一つが、開口のある可撓性膜とこの可撓性膜の開口に嵌まり、可撓性膜を変形させる弁座を備える。又、変形された可撓性膜が、弾性復元力を有し、この復元力によって可撓性膜が弁座に作用して、液体シールをなす。これにより、容易に液体を吐き出すことが出来るとしている。
又、国際公開第2021/059696号(特許文献2)には、凹部を有する本体と、凹部の開口部を覆う蓋体と、ポンプ室を備えるディスペンサーとが開示されている。このディスペンサーは、蓋体をポンプ室内に向かって押圧して変形させる吐出操作をすることで、ポンプ室内の液体をノズル部から吐出させる。又、このディスペンサーは、吐出操作を解除することで、ポンプ室内に液体を流入させる。これにより、吐出操作が容易であり、且つ、ポンプ室内への液体の吸入も良好になるとしている。
特表2002-510247号 国際公開第2021/059696号公報
現在、市場に出回っている詰替えパウチ用吊り下げノズルでは、一般的な逆止弁やコイルバネ、ボール弁等が用いられており、構造が複雑で、部品点数が多く、コストが高くなるという課題がある。例えば、上述の吊り下げノズルでは、弾性のポンプ室の弾性復元力を用いて、ポンプ機能を付加するが、このポンプ室だけでは、ポンプ機能を十分に確保することが出来ず、どうしても弾性力に優れるコイルバネを用いる必要があり、構造の複雑化を招いているという課題がある。ここで、上述した特許文献1-2に記載の技術でも、同様の課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、部品点数を極めて少なくし、且つ、ポンプ機能を十分に確保することが可能な詰替えパウチ用吊り下げノズルを提供することを目的とする。
本発明に係る詰替えパウチ用吊り下げノズルは、装着部と、第一のダックビル型逆止弁と、ポンプ室と、枠体とを備える。装着部は、可撓性の筒状に構成され、吊り下げ部により吊り下げられる詰替えパウチの一端部の取出口に装着可能である。第一のダックビル型逆止弁は、弾性で構成され、入口部が、前記装着部の出口部に設置され、出口部が、第一のスリットで収束する二枚の弁葉で構成される。ポンプ室は、弾性の筒状に構成され、入口部が、前記第一のダックビル型逆止弁の出口部を覆うように外装され、出口部が、第二のスリットで収束する二枚の弁葉で構成される第二のダックビル型逆止弁部であり、前記第二のダックビル型逆止弁部の二枚の弁葉が、前記第一のダックビル型逆止弁の二枚の弁葉の収束方向と同じ方向で配置される。枠体は、可撓性の枠状に構成され、入口部が、前記ポンプ室の入口部と、前記第一のダックビル型逆止弁の入口部とを挟んで、前記装着部に装着され、側面部が、前記ポンプ室の側面の一部に当接し、出口部が、前記第二のダックビル型逆止弁部の第二のスリットに対応した開口部を有し、前記ポンプ室の第二のダックビル型逆止弁部の二枚の弁葉に外側から当接する。
本発明によれば、部品点数を極めて少なくし、且つ、ポンプ機能を十分に確保することが可能となる。
本発明の実施形態に係る詰替えパウチ用吊り下げノズルの斜視図と、詰替えパウチ用吊り下げノズルの使用状態を示す斜視図とである。 本発明の実施形態に係る詰替えパウチ用吊り下げノズルの分解正面図と、分解右側面図と、組立右側面図とである。 本発明の実施形態に係る詰替えパウチ用吊り下げノズルの内部構造を示した右側面図と、底面視斜視図と、右側面視断面図とである。 本発明の実施形態に係る詰替えパウチ用吊り下げノズルの右側面視断面図とである。 本発明の実施形態に係る詰替えパウチ用吊り下げノズルの右側面視断面図である。 第二のダックビル型逆止弁部における二枚の弁葉に突出部を設けた場合の詰替えパウチ用吊り下げノズルの右側面図と、右側面視断面図と、底面視斜視図と、拡大右側面図とである。 枠体の出口部の下方両端部に突出部を設けた場合の詰替えパウチ用吊り下げノズルの右側面図と、右側面視断面図と、底面視斜視図と、拡大右側面図とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本発明に係る詰替えパウチ用吊り下げノズル1(以下、吊り下げノズルとする)は、図1-図3に示すように、装着部10と、第一のダックビル型逆止弁11と、ポンプ室12と、枠体13とを備える。
ここで、装着部10は、可撓性の筒状に構成され、図1に示すように、吊り下げ部20により吊り下げられる詰替えパウチ2の一端部21の取出口22に装着可能である。ここで、装着部10の筒状に特に限定は無いが、例えば、円筒状、楕円筒状、四角筒状、多角筒状等を挙げることが出来る。
又、第一のダックビル型逆止弁11は、弾性で構成され、入口部11aが、装着部10の出口部10aに設置され、出口部11bが、第一のスリット11cで収束する二枚の弁葉11dで構成される。
又、ポンプ室12は、弾性の筒状に構成され、入口部12aが、第一のダックビル型逆止弁11の出口部11bを覆うように外装され、出口部12bが、第二のスリット12cで収束する二枚の弁葉12dで構成される第二のダックビル型逆止弁部である。
ここで、ポンプ室12の筒状に特に限定は無いが、例えば、装着部10の筒状や第一のダックビル型逆止弁11の出口部11bの筒状に対応した形状とされ、例えば、装着部10の筒状が、円筒状、楕円筒状、四角筒状、多角筒状等であれば、ポンプ室12の筒状は、装着部10の筒状に合わせて、円筒状、楕円筒状、四角筒状、多角筒状等に設計される。又、第一のダックビル型逆止弁11とポンプ室12とは、弾性であるため、装着部10と枠体13と比較して、軟質素材である。
又、ポンプ室12は、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dが、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dの収束方向と同じ方向で配置される。ここで、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dが、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dの収束方向と同じ方向であるとは、具体的には、図2に示すように、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dが示す「くの字」が、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dが示す「くの字」と同じ方向で並列していることを意味する。
又、枠体13は、可撓性の枠状に構成され、入口部13aが、ポンプ室の入口部12aと、第一のダックビル型逆止弁11の入口部11aとを挟んで、装着部10の出口部10aに装着される。ここで、枠体13の枠状とは、ポンプ室12の外表面を囲んだり支えたりする骨組みの一部を意味する。又、可撓性の枠体13が、弾性のポンプ室12と、弾性の第一のダックビル型逆止弁11の入口部11aとを挟んで、可撓性の装着部10に装着されることで、ポンプ室12と第一のダックビル型逆止弁11が密着して、ポンプ室12や第一のダックビル型逆止弁11の内部の液体Lが漏れ出ることを防止することが出来る。
又、枠体13には、側面部13bが、ポンプ室12の側面の一部12e(ここでは、ポンプ室の左右の側面部)に当接し、出口部13cが、第二のダックビル型逆止弁部12bの第二のスリット12cに対応した開口部13c1を有し、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12bを外側から当接する。当接とは、接触している状態、又は、接触する可能性のある状態を意味する。ここで、枠体13は、左右の側面部13bが入口部13aから出口部13cに延出して、入口部13aが、左右の側面部13bを介して出口部13cを支持し、枠体13の形状は、前後の側面部が存在しない形状としている。そのため、枠体13の内部に装着されるポンプ室12の側面の一部12e以外の側面、つまり、前後の側面部は、存在せずに、外部に露出している。
これにより、部品点数を極めて少なくし、且つ、ポンプ機能を十分に確保することが可能となる。即ち、本発明では、装着部10と、第一のダックビル型逆止弁11と、ポンプ室12と、枠体13の4つの構成要素で構成されている。これにより、従来技術と比較して、部品点数を格段に少なくし、コストを劇的に抑えることが出来る。又、本発明は、従来技術のように、コイルバネを使用することが無いため、構造を簡素化することが可能であり、ユーザの使用容易性を高める。
更に、本発明は、ポンプ室12の第二のダックビル型逆止弁部12bの収束方向を第一のダックビル型逆止弁11の収束方向と同じにし、枠体13の側面部13bを、ポンプ室12の側面の一部12eに当接させて、且つ、枠体13の出口部13cを、開口部13c1で、第二のダックビル型逆止弁部12bの第二のスリット12cを通過させた上で、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dを外側から当接させる。これにより、吊り下げノズル1の先端部(下方端部)からの液漏れを防止することができる。
ここで、本発明に係る吊り下げノズル1の動作について具体的に説明すると、図1-2に示すように、先ず、ユーザが、詰替えパウチ2の取付口22に吊り下げノズル1の装着部10を装着し、詰替えパウチ2の吊り下げ部20を吊り下げる。すると、図4に示すように、詰替えパウチ2の中の液体Lが、取付口22を通じて、吊り下げノズル1の装着部10に入り、装着部10に設置された第一のダックビル型逆止弁11の入口部11aから内部に充填される。つまり、液体Lが、第一のダックビル型逆止弁11の内部に満たされた状態となる。尚、満たすとは、ここでは、全てを満たす状態の他に、一部を満たす状態を意味する。
ここで、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dは、第一のスリット11cで収束していることから、二枚の弁葉11dが外部に向けて引っ張られる力が働かない限り、第一のダックビル型逆止弁11の内部に充填された液体Lが、第一のスリット11cから出ることは無い。
次に、ユーザが、ポンプ室12のうち、枠体13の側面部13bが存在しない押圧用の側面部12e(左右の側面部12e)を押圧(スクイズ)する。ここで、スクイズとは、絞る、圧迫するという意味である。すると、ポンプ室12の弾性によって、押圧用の側面部12eがへこんで、ポンプ室12の第二のダックビル型逆止弁部12bが変形し、ポンプ室12の内部に存在する空気が、第二のダックビル型逆止弁部12bの第二のスリット12cから外部に放出される。
ここで、ユーザが、ポンプ室12を押圧した際に、ポンプ室12の内部上方の空気が、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dを第一のスリット11cへの収束方向に押し上げるため、第一のスリット11cがより密着して、第一のスリット11cからの液体Lの逆戻りを防止する。
そして、ユーザが、押圧用の側面部12eへの押圧を解除すると、ポンプ室12の弾性によって、ポンプ室12の押圧用の側面部12e(スクイズ部)が元に戻る。すると、ポンプ室12の内部が陰圧となり、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dが外部に向けて引っ張られ、第一のダックビル型逆止弁11の液体Lが、第一のスリット11cから放出される。ここで、第一のスリット11cから放出された液体Lは、ポンプ室12の内部に満たされる。これにより、吊り下げノズル1による液体Lの放出準備が完了する。
尚、一回のスクイズで、ポンプ室12の内部の空気が全て放出されることは無く、ポンプ室12の内部に一定量の空気が残ったままになるため、第一のスリット11cから放出された液体Lは、ポンプ室12の内部に所定量だけ溜まり、ポンプ室12の内部上方には、空気が残った状態となる。
ここで、第一のダックビル型逆止弁11も、第二のダックビル型逆止弁部12bも、液体Lを一方向(ここでは、下方)にしか送出しないから、ポンプ室12の内部から詰替えパウチ2のほうに逆流することはない。
そして、図5に示すように、ユーザが、再度、ポンプ室12の押圧用の側面部12eを押圧すると、ポンプ室12の弾性によって、押圧用の側面部12eがへこんで、ポンプ室12の第二のダックビル型逆止弁部12bが変形し、ポンプ室12の内部に存在する液体Lが、第二のダックビル型逆止弁部12bの第二のスリット12cから外部に放出される。
ここで、第一のダックビル型逆止弁11は、液体Lを一方向にしか送出しないから、液体Lは、第二のダックビル型逆止弁部12bの第二のスリット12cから外部に放出するだけで、ポンプ室12の内部の液体Lが、第一のダックビル型逆止弁11から詰替えパウチ2のほうに逆流することはない。
又、ユーザのポンプ室12の押圧によって、ポンプ室12の内部上方に存在する空気や液体Lが、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dを第一のスリット11cへの収束方向に押し上げるため、第一のスリット11cがより密着して、第一のスリット11cからの液体Lの逆戻りを防止する。
次に、ユーザが、再度、押圧用の側面部12eへの押圧を解除すると、ポンプ室12は、弾性のため、ポンプ室12に復元する作用が働き、ポンプ室12の弾性によって、ポンプ室12の押圧用の側面部12eが元に戻るが、ここで、ポンプ室12の内部の液体Lが外部に放出された上で、ポンプ室12の形状が元に戻ることで、再度、ポンプ室12の内部が陰圧となり、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dが外部に向けて引っ張られる。すると、第一のダックビル型逆止弁11の第一のスリット11cが解放されて、第一のダックビル型逆止弁11の液体Lが、第一のスリット11cからポンプ室12に放出される。そして、第一のスリット11cから放出された液体Lは、ポンプ室12の内部に再度、満たされる。又、第一のダックビル型逆止弁11の液体Lが放出することで、詰替えパウチ2の液体Lが再度、第一のダックビル型逆止弁11の内部に注ぎ込まれる。これにより、ユーザが、第二のスリット12cから液体Lを放出する前の状態に戻る。
ここで、ユーザのスクイズ操作により、ポンプ室12が陰圧になり、詰替えパウチ2から液体Lがポンプ室12の内部に適切に供給される。そして、第一のダックビル型逆止弁11と第二のダックビル型逆止弁部12bとの効果で、詰替えパウチ2へは逆流しない。これにより、詰替えパウチ2の液体Lを十分に使用することが出来る。
又、本発明では、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dが、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dの収束方向と同じ方向で配置されていることから、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dが元に戻る場合のポンプ室12の陰圧が、第一のダックビル型逆止弁11の二枚の弁葉11dへ直接作用する。これにより、第二のダックビル型逆止弁部12bの第二のスリット12cからの液体Lの放出と、第一のダックビル型逆止弁11の第一のスリット11cからの液体Lの放出とを適切に連動させることが可能となり、ポンプ機能を高めている。
更に、一般的なポンプには、二つ以上の逆止弁に加えてバネを用いるため、部品点数が増加するが、本発明では、上述のように、第一のダックビル型逆止弁11と第二のダックビル型逆止弁部12bとを適切に組み合わせていることから、ポンプ室12は、弾性で構成されているため、ポンプ室12に復元する作用が働く。そのため、バネを用いなくても、十分なポンプ機能を実現することが出来る。
尚、上述と同様に、一回のスクイズで、ポンプ室12の内部の空気が全て放出されることは無いため、第一のスリット11cから放出された液体Lは、ポンプ室12の内部に所定量だけ溜まって、ポンプ室12の内部上方には、空気が残った状態となる。
ところで、従来のダックビル型逆止弁では、内部に満たされた液体が、自重でスリットや二枚の弁葉を押すことになり、スリットが自動的に開いて、液漏れが発生することがあった。本発明では、枠体13の出口部13cが、ポンプ室12の第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dを外側から当接することで、常時、第二のスリット12cが閉じた状態を支持して維持することが可能であり、液漏れを確実に防止することが出来る。
又、本発明では、ポンプ室12にバネを使用しないため、ポンプ室12だけの復元力では、ポンプ室12の形状が元に戻り難い可能性がある。そこで、本発明では、枠体13の側面部13bが、ポンプ室12の側面の一部12e(左右の側面部)に当接して支持することで、枠体13の側面部13bが、変形後のポンプ室12に対して、板バネのように作用して、ポンプ室12の形状が元に戻り易くしている。これにより、ポンプ機能を十分に果たすことが可能となる。
ここで、装着部10と枠体13を構成する樹脂に特に限定は無いが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等を挙げることが出来る。
又、第一のダックビル型逆止弁11とポンプ室12を構成する弾性体に特に限定は無いが、例えば、エチレンプロピレンゴム(エプトシーラー)、シリコーンゴム、エラストマー、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴム等を挙げることが出来る。
又、ポンプ室12の弾性率の値は、第一のダックビル型逆止弁11の弾性率の値以上であると好ましい。これにより、変形後のポンプ室12が元に戻ろうとする時に、ポンプ室12の内部に確実に陰圧を生じさせて、第一のダックビル型逆止弁11を開くようにすることが可能となる。
例えば、シリコーンゴムの弾性率は、1MPa-50MPaの範囲内であり、エラストマー(TPE)の弾性率は、10MPa-100MPaの範囲内であるため、ポンプ室12の弾性体をエラストマーとし、第一のダックビル型逆止弁11の弾性体をシリコーンゴムとすれば、ポンプ室12の弾性率の値は、第一のダックビル型逆止弁11の弾性率の値以上となるであろう。
又、第二のダックビル型逆止弁部12bの形状は、第一のダックビル型逆止弁11の形状と同一の形状か、第一のダックビル型逆止弁11の形状よりも大きい形状であると好ましい。
又、装着部10の出口部10aと枠体13の入口部13aとの装着形態に特に限定は無いが、例えば、装着部10の出口部10aの外側に、装着用の筒部を設け、枠体13の入口部13aの内側に、筒部に合致する筒部を設けて、装着部10の出口部10aの筒部を枠体13の入口部13aの筒部に合致させるように構成しても良いし、装着部10の出口部10aの筒部に引っ掛け部を設け、枠体13の入口部13aの筒部に、引っ掛け部が引っ掛かる係合部を設けて、装着部10の出口部10aの引っ掛け部を枠体13の入口部13aの係合部に引っ掛けるように構成しても良い。
又、枠体13の形状は、上述では、筒状の入口部13aに左右の側面部13bを設けて、左右の側面部13bで、第二のダックビル型逆止弁部12bの形状に対応する形状の出口部13cを支持する形状であるが、これに限らず、例えば、ポンプ室12を押圧出来る範囲内で、側面部13bの数を増やしたり減らしたりしても構わない。
ところで、第二のダックビル型逆止弁部12bの下方両端部や枠体13の出口部13cの下方両端部の構成に特に限定は無いが、例えば、第二のダックビル型逆止弁部12bの下方両端部、又は、枠体13の出口部13cの下方両端部に、第二のスリット12cの直下に液溜まりが生じるような空間Sを設ける突出部を設けても良い。
例えば、図6に示すように、第二のダックビル型逆止弁部12bにおける二枚の弁葉12dのそれぞれに、第二のスリット12cから外部に突出する突出部12fを設けることが出来る。ここで、突出部12fは、枠体13の開口部13c1から外部に突出するように二枚の弁葉12dのそれぞれに設けられており、二つの突出部12fの間に、液溜まりが生じるような空間Sが設けられている。
ここで、従来では、スリットの先端部に液溜まりが出来て、その液溜まりが、目立つとともに、何らかの原因で、下方に落ちて、衛生的に問題が生じることがある。本発明では、二枚の弁葉12dから外部に沿って突出部12fを設けることで、二枚の弁葉12dの突出部12fの間に液溜まりが生じるような空間Sを設けて、第二のスリット12cから液溜まりが生じたとしても、突出部12fの間の空間Sに液溜まりが止まり、液溜まりが下方に落ちることを防止し、衛生的な使用を可能とする。
又、例えば、図7に示すように、枠体13の出口部13cのうち、第二のダックビル型逆止弁部12bの二枚の弁葉12dに沿った下方両端部のそれぞれに、第二のスリット12cを挟んで、外部に突出する突出部13dを設けても構わない。ここで、枠体13の出口部13cの下方両端部のそれぞれから突出部13dが設けられることで、二つの突出部12fの間に、液溜まりが生じるような空間Sが設けられている。これにより、上述と同様に、突出部13dの間に液溜まりが生じるような空間Sを設けて、第二のスリット12cから液溜まりが生じたとしても、突出部13dの間の空間Sに液溜まりが止まり、液溜まりが下方に落ちることを防止し、衛生的な使用を可能とする。
ここで、突出部12f、13dの形状に特に限定は無いが、例えば、図6、図7に示すように、断面形状が半楕円状であり、第二のスリット12cに沿って長尺の直方体形状でも良いし、断面形状が半多角形状であり、第二のスリット12cに沿って長尺の直方体形状でも良い。
又、二つの突出部12f、13dとの間の距離に特に限定は無いが、例えば、突出部13dの間に液溜まりが生じるように、1mm~10mmの範囲内で設定されると好ましい。更に、二つの突出部12f、13dの突出方向のサイズに特に限定は無いが、例えば、突出部13dの間に液溜まりが生じるように、1mm~10mmの範囲内で設定されると好ましい。又、二つの突出部12f、13dは、第二のダックビル型逆止弁部12b又は枠体13の出口部13cと一体成形でも良いし、第二のダックビル型逆止弁部12b又は枠体13の出口部13cと別体で、後から装着しても構わない。
又、吊り下げ部20に特に限定は無いが、例えば、図1に示すように、S字状のフックやJ字状のフック等を挙げることが出来る。
又、詰替えパウチ2の一端部21の位置に特に限定は無いが、例えば、詰替えパウチ2の形状が長方形状であれば、詰替えパウチ2の一端部21は、長方形状の四方のいずれかの一端部や角部、端部の中央部を挙げることが出来る。
又、詰替えパウチ2の取出口22は、装着部10と装着可能であれば、特に限定は無いが、例えば、取出口22に雄型のねじ部を設け、装着部10に雌型のねじ部を設けて、両者を装着可能に構成しても良いし、逆に、取出口22に雌型のねじ部を設け、装着部10に雄型のねじ部を設けても構わない。
又、詰替えパウチ2の取出口22は、詰替えパウチ2の一端部21に予め設けられても良いし、ユーザが、詰替えパウチ2の一端部21を切断して、切断された一端部21に別体の取出口22を装着しても構わない。
以上のように、本発明に係る容器用キャップは、食品調味料、薬品、化粧品、シャンプー、リンス、液体せっけんなど、固体、半液体、液体、ゲル等の内容物を収容する容器用キャップに有用であり、ブリッジを確実に切断するとともに、環状帯を中栓に強固に固定することが可能な容器用キャップとして有効である。
1 詰替えパウチ用吊り下げノズル
10 装着部
11 第一のダックビル型逆止弁
12 ポンプ室
13 枠体

Claims (4)

  1. 可撓性の筒状に構成され、吊り下げ部により吊り下げられる詰替えパウチの一端部の取出口に装着可能な装着部と、
    弾性で構成され、入口部が、前記装着部の出口部に設置され、出口部が、第一のスリットで収束する二枚の弁葉で構成される第一のダックビル型逆止弁と、
    弾性の筒状に構成され、入口部が、前記第一のダックビル型逆止弁の出口部を覆うように外装され、出口部が、第二のスリットで収束する二枚の弁葉で構成される第二のダックビル型逆止弁部であり、前記第二のダックビル型逆止弁部の二枚の弁葉が、前記第一のダックビル型逆止弁の二枚の弁葉の収束方向と同じ方向で配置されたポンプ室と、
    可撓性の枠状に構成され、入口部が、前記ポンプ室の入口部と、前記第一のダックビル型逆止弁の入口部とを挟んで、前記装着部に装着され、側面部が、前記ポンプ室の側面の一部に当接し、出口部が、前記第二のダックビル型逆止弁部の第二のスリットに対応した開口部を有し、前記ポンプ室の第二のダックビル型逆止弁部の二枚の弁葉に当接する枠体と、
    を備える詰替えパウチ用吊り下げノズル。
  2. 前記ポンプ室のうち、前記枠体の側面部が存在しない押圧用の側面が押圧されて、当該ポンプ室の押圧用の側面が元に戻ると、前記詰替えパウチの液体が前記第一のダックビル型逆止弁の第一のスリットから前記ポンプ室に満たされ、前記ポンプ室の押圧用の側面が押圧されると、前記ポンプ室に満たされた液体が前記第二のダックビル型逆止弁部の第二のスリットから押し出され、前記ポンプ室の押圧用の側面が元に戻ると、前記詰替えパウチの液体が前記第一のダックビル型逆止弁の第一のスリットから前記ポンプ室に満たされる、
    請求項1に記載の詰替えパウチ用吊り下げノズル。
  3. 前記ポンプ室の弾性率の値は、前記第一のダックビル型逆止弁の弾性率の値以上である、
    請求項1に記載の詰替えパウチ用吊り下げノズル。
  4. 前記第二のダックビル型逆止弁部の下方両端部、又は、前記枠体の出口部の下方両端部に、前記第二のスリットの直下に液溜まりが生じるような空間を設ける突出部を更に備える、
    請求項1に記載の詰替えパウチ用吊り下げノズル。
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