[go: up one dir, main page]

JP7722031B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP7722031B2
JP7722031B2 JP2021131675A JP2021131675A JP7722031B2 JP 7722031 B2 JP7722031 B2 JP 7722031B2 JP 2021131675 A JP2021131675 A JP 2021131675A JP 2021131675 A JP2021131675 A JP 2021131675A JP 7722031 B2 JP7722031 B2 JP 7722031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
region
control circuit
semiconductor device
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021131675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023026061A (ja
Inventor
善昭 豊田
英明 片倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2021131675A priority Critical patent/JP7722031B2/ja
Priority to US17/846,461 priority patent/US20230050067A1/en
Priority to CN202210782112.1A priority patent/CN115939122A/zh
Publication of JP2023026061A publication Critical patent/JP2023026061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7722031B2 publication Critical patent/JP7722031B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D89/00Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
    • H10D89/60Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD]
    • H10D89/601Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD] for devices having insulated gate electrodes, e.g. for IGFETs or IGBTs
    • H10D89/611Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD] for devices having insulated gate electrodes, e.g. for IGFETs or IGBTs using diodes as protective elements

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、静電気放電(ESD)等の外部サージから半導体素子を保護する保護素子を備える半導体装置に関する。
従来、縦型のパワー半導体素子(出力段素子)と、パワー半導体素子を制御する制御回路を同一の半導体チップに集積(混載)したハイサイド型パワーICが使用されている。例えば、インテリジェントパワースイッチ(IPS)と呼ばれる車載用のパワーICが挙げられる。ハイサイド型パワーICの制御回路において、マイコン等からの外部信号を入力する信号入力端子に制御回路用素子のゲートが接続される場合がある。この場合、信号入力端子に印加された外部サージによる制御回路用素子のゲート破壊を防ぐために、信号入力端子とGND端子との間にダイオード等の保護素子が付加される。
信号入力端子に要求される入力電圧が高い場合、比較的耐圧が低い横型ダイオードを直列に多段接続し、要求される入力電圧を下回らないように耐圧をあげて保護素子として使用する。多段ダイオードとして、シリコン基板中に形成されたダイオード(拡散ダイオード)を使用した場合、ダイオードの縦方向寄生バイポーラ構造が誤動作を起こす懸念がある。このため、多段ダイオードには寄生バイポーラ構造の無いポリシリコンダイオードが使用される。また、特許文献1~4には、外部サージから半導体素子を保護する保護素子がそれぞれ開示されている。
特許第5764254号 特許第4957686号 特許第5130843号 特許第5214704号
保護素子としてポリシリコンダイオードを使用する場合、ポリシリコンダイオードの単位面積に対するサージ耐量は拡散ダイオードよりも低いため、必要なサージ耐量を確保するために大面積が必要となる。
上記課題に鑑み、本発明は、外部サージから制御回路用素子を保護する保護素子の小面積化が可能となる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、(a)第1導電型の半導体基体と、(b)半導体基体に接続された高電位側端子と、(c)半導体基体の上部に設けられた横型の制御回路用素子と、(d)制御回路用素子の制御電極に接続された信号入力端子と、(e)制御回路用素子の主電極領域に接続された低電位側端子と、(f)信号入力端子と半導体基体との間に順方向に接続された入力側ダイオードと、(g)半導体基体と低電位側端子との間に接続された縦型保護素子と、を備える半導体装置であることを要旨とする。
本発明によれば、外部サージから制御回路用素子を保護する保護素子の小面積化が可能となる半導体装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置の回路図である。 本発明の第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。 比較例に係る半導体装置の回路図である。 比較例に係る半導体装置の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置の回路図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置の断面図である。 本発明の第2実施形態及び比較例に係る半導体装置における保護素子の印加電圧と電流との関係を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の回路図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の他の回路図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の更に他の回路図である。
以下において、図面を参照して本発明の各実施形態を説明する。以下の説明で参照する図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
以下の説明では、「第1主電極領域」及び「第2主電極領域」は、主電流が流入若しくは流出する半導体素子の主電極領域である。「第1主電極領域」とは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)であれば、エミッタ領域又はコレクタ領域のいずれか一方となる半導体領域を意味する。電界効果トランジスタ(FET)や静電誘導トランジスタ(SIT)であれば、ソース領域又はドレイン領域のいずれか一方となる半導体領域を意味する。静電誘導サイリスタ(SIサイリスタ)やゲートターンオフサイリスタ(GTO)であれば、アノード領域又はカソード領域のいずれか一方となる半導体領域を意味する。また、「第2主電極領域」とは、IGBTであれば、上記第1主電極領域とはならないエミッタ領域又はコレクタ領域のいずれか一方となる領域を意味する。FETやSITであれば、上記第1主電極領域とはならないソース領域又はドレイン領域のいずれか一方となる半導体領域を意味する。SIサイリスタやGTOであれば、上記第1主電極領域とはならないアノード領域又はカソード領域のいずれか一方となる領域を意味する。即ち、「第1主電極領域」がソース領域であれば、「第2主電極領域」はドレイン領域を意味する。「第1主電極領域」がエミッタ領域であれば、「第2主電極領域」はコレクタ領域を意味する。「第1主電極領域」がアノード領域であれば、「第2主電極領域」はカソード領域を意味する。なお、単に「主電極領域」と記載する場合は、技術的及び文脈的に妥当な第1主電極領域又は第2主電極領域のいずれか一方を包括的に意味する。
また、以下の説明における「上面」「下面」等の上下や左右等の方向の定義は、単に説明の便宜上の定義であって、本発明の技術的思想を限定するものではない。例えば、対象を90°回転して観察すれば上下は左右に変換して読まれ、180°回転して観察すれば上下は反転して読まれることは勿論である。
また、以下の説明では、第1導電型がn型、第2導電型がp型の場合について例示的に説明する。しかし、導電型を逆の関係に選択して、第1導電型をp型、第2導電型をn型としても構わない。また、「n」や「p」に付す「+」又は「-」は、「+」又は「-」が付されていない半導体領域に比して、それぞれ相対的に不純物濃度が高い又は低い(換言すれば、比抵抗が低い又は高い)半導体領域であることを意味する。但し、図面の表現において、同じ「n」と「n」とが付された半導体領域であっても、それぞれの半導体領域の不純物濃度(比抵抗)が厳密に同じであることを意味するものではない。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る半導体装置は、図1に示すように、外部信号が入力される信号入力端子101と、第1電位が印加される高電位側端子(VCC端子)102と、第1電位よりも低い第2電位が印加される低電位側端子(GND端子)103とを備える。高電位側端子102には、第1電位として、例えばハイサイド型パワーICの15V程度の電源電位であるVCC電位が印加される。低電位側端子103には、第2電位として、例えば接地電位であるGND電位が印加される。
第1実施形態に係る半導体装置は、内部電源回路100及び制御回路300を備える。内部電源回路100は、高電位側端子102に接続されている。内部電源回路100は、複数の制御回路用素子(不図示)を含む。内部電源回路100が所望の回路動作を実現するように、内部電源回路100内の所定の箇所に高電位側端子102を介してVCC電位が印加される。
制御回路300は、横型の制御回路用素子T1を備える。制御回路用素子T1は、例えばMOSトランジスタで構成されている。制御回路用素子T1の第1主電極(ドレイン)は直接または、他の制御回路用素子(不図示)を介して内部電源回路100に接続されている。制御回路用素子T1のドレインには、内部電源回路100を介して、第1電位(VCC電位)よりも低く、第2電位(GND電位)よりも高い第3電位(例えば5V程度)が印加される。制御回路用素子T1の第2主電極(ソース)は低電位側端子103に接続されている。制御回路用素子T1の制御電極(ゲート)は信号入力端子101に接続されている。
第1実施形態に係る半導体装置は、信号入力端子101に印加される外部サージから制御回路用素子T1を保護するための保護素子として、入力側ダイオードD1及び縦型保護素子(縦型保護ダイオード)D2を備える。入力側ダイオードD1は、信号入力端子101と高電位側端子102との間に接続された順方向のダイオードで構成されている。入力側ダイオードD1のアノードは信号入力端子101及び制御回路用素子T1のゲートに接続されている。入力側ダイオードD1のカソードは、高電位側端子102及び内部電源回路100に接続されている。
縦型保護ダイオードD2は、高電位側端子102と低電位側端子103との間に逆方向に接続されたダイオードで構成されている。縦型保護ダイオードD2のカソードは、入力側ダイオードD1のカソード、高電位側端子102及び内部電源回路100に接続されている。縦型保護ダイオードD2のアノードは、低電位側端子103及び制御回路用素子T1のソースに接続されている。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置を適用した半導体集積回路の断面図である。図2に示すように、第1実施形態に係る半導体装置(半導体集積回路)は、同一の半導体チップに、制御回路部1及び出力部2をモノリシックに集積したハイサイド型パワーICである。図2の左側に示す制御回路部1が、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置の回路図に対応する部分である。図2の右側に示す出力部2は、制御回路部1により制御されるパワー半導体素子である出力段素子T0を備える。
図2に示すように、第1実施形態に係る半導体装置は、第1導電型(n型)の半導体基体(11,12)を備える。半導体基体(11,12)は、n型の低比抵抗層11と、低比抵抗層11の上面側に設けられ、低比抵抗層11よりも低不純物濃度且つ高比抵抗のn型の高比抵抗層12で構成されている。
低比抵抗層11は、例えばシリコン(Si)からなる半導体基板(Siウェハ)で構成されている。高比抵抗層12は、低比抵抗層11上にエピタキシャル成長されたSiからなるエピタキシャル成長層で構成されている。なお、高比抵抗層12となるn型の半導体基板(Siウェハ)の下面側に、n型の不純物添加層からなる低比抵抗層11をイオン注入や熱拡散で形成することで半導体基体(11,12)を構成してもよい。
型の半導体基板を低比抵抗層11とする場合、低比抵抗層11の不純物濃度は例えば2×1018cm-3~1×1019cm-3程度である。この場合、高比抵抗層12の不純物濃度は例えば1×1012cm-3~1×1016cm-3程度に選択でき、ここでは例えば1×1015cm-3~1×1016cm-3程度である。n型の半導体基板からなる高比抵抗層12の下面に、n型の不純物添加層で低比抵抗層11を形成する場合は、低比抵抗層11の不純物濃度を5×1018cm-3~1×1021cm-3程度とすることが可能である。なお、低比抵抗層11の不純物濃度は一定でなくてもよく、低比抵抗層11の下面で1×1021cm-3程度まで高不純物濃度となるような不純物プロファイルでも構わない。低比抵抗層11は、例えば5×1018cm-3~2×1019cm-3程度の上層と、3×1019cm-3~1×1021cm-3程度の下層との複合構造で構成されていてもよい。
半導体基体(11,12)は、Siからなる半導体材料を母材とする場合を例示するが、母材はSiに限定されない。Siの他にも、例えば、炭化ケイ素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、ダイヤモンド又は窒化アルミニウム(AlN)等のSiよりも禁制帯幅が広い半導体(ワイドバンドギャップ半導体)材料も適用可能である。
低比抵抗層11の下面側には下面電極(裏面電極)10が設けられている。下面電極10には高電位側端子102が電気的に接続されている。下面電極10には、高電位側端子102を介してVCC電位が印加され、半導体基体(11,12)の電位がVCC電位に固定される。
図2の左側に示す制御回路部1は、制御回路用素子T1、入力側ダイオードD1、縦型保護ダイオードD2及び内部電源回路100を含む。図2では図示を省略するが、内部電源回路100は、半導体基体(11,12)に設けられた複数の制御回路用素子を含む。制御回路用素子T1は、例えば横型のnチャネルMOSFETで構成されている。制御回路用素子T1は、高比抵抗層12の上部に設けられたp型のウェル領域13に設けられている。制御回路用素子T1は、ウェル領域13の上部に選択的に、互いに離間して設けられたn型の第1主電極領域(ドレイン領域)14及びn型の第2主電極領域(ソース領域)15を備える。制御回路用素子T1は、ウェル領域13の上部に選択的に、ドレイン領域14及びソース領域15から離間して設けられたウェル領域13よりも高不純物濃度のp型のベースコンタクト領域16を備える。
制御回路用素子T1は、ウェル領域13上に設けられた平面型の制御電極構造(31,32)を備える。制御電極構造(31,32)は、ドレイン領域14とソース領域15の間に挟まれたウェル領域13上に設けられたゲート絶縁膜31と、ゲート絶縁膜31上に配置されたゲート電極32を備える。ゲート電極32には、信号入力端子101が電気的に接続されている。ゲート電極32は、ゲート絶縁膜31を介して、ウェル領域13の表面ポテンシャルを静電的に制御することにより、ウェル領域13の表層に反転チャネルを形成する。
ゲート絶縁膜31としては、例えばシリコン酸化膜(SiO膜)等が使用可能であるが、SiO膜の他にもシリコン酸窒化(SiON)膜、ストロンチウム酸化物(SrO)膜、シリコン窒化物(Si)膜、アルミニウム酸化物(Al)膜も使用可能である。或いは、マグネシウム酸化物(MgO)膜、イットリウム酸化物(Y)膜、ハフニウム酸化物(HfO)膜、ジルコニウム酸化物(ZrO)膜、タンタル酸化物(Ta)膜、ビスマス酸化物(Bi)膜でもよい。更にはこれらの単層膜内のいくつかを選択し、複数を積層した複合膜等も使用可能である。
ゲート電極32の材料としては、例えばn型不純物又はp型不純物が高濃度に添加されたポリシリコン(ドープドポリシリコン)が使用可能であるが、ドープドポリシリコン(DOPOS)の他にもタングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)等の高融点金属、高融点金属とポリシリコンとのシリサイド等が使用可能である。更にゲート電極32の材料はポリシリコンと高融点金属のシリサイドとの複合膜であるポリサイドでもよい。
図2には、入力側ダイオードD1及び縦型保護ダイオードD2の回路記号を模式的に示している。入力側ダイオードD1は、高比抵抗層12の一部であるカソード領域と、高比抵抗層12の上部に設けられたp型のアノード領域21とのpn接合により構成されている。アノード領域21の上部には、アノード領域21よりも高不純物濃度のp型のアノードコンタクト領域22が設けられている。アノードコンタクト領域22には、信号入力端子101及び制御回路用素子T1のゲート電極32が電気的に接続されている。
なお、図2では、入力側ダイオードD1が半導体基体(11,12)中に形成された拡散ダイオードで構成されている場合を例示したが、入力側ダイオードD1は拡散ダイオードに限定されない。例えば、入力側ダイオードD1は、半導体基体(11,12)の絶縁膜30上に設けられた横型のポリシリコンダイオードであってもよい。
縦型保護ダイオードD2は、高比抵抗層12の一部であるカソード領域と、高比抵抗層12の上部に設けられたp型のアノード領域23とのpn接合により構成されている。アノード領域23の上部には、アノード領域23よりも高不純物濃度のp型のアノードコンタクト領域24が設けられている。アノードコンタクト領域24には、低電位側端子103、並びに制御回路用素子T1のソース領域15及びベースコンタクト領域16が電気的に接続されている。
入力側ダイオードD1を構成するアノード領域21の深さ及び不純物濃度は、縦型保護ダイオードD2を構成するアノード領域23の深さ及び不純物濃度と同じでよく、アノード領域21及びアノード領域23は同一工程で形成可能である。図2では、縦型保護ダイオードD2を構成するアノード領域23の幅が、入力側ダイオードD1を構成するアノード領域21の幅と同じ場合を例示するが、縦型保護ダイオードD2を構成するアノード領域23の幅は、アノード領域21の幅よりも広くてもよく、要求されるサージ耐量に応じて適宜調整可能である。
高比抵抗層12の上面には絶縁膜30が設けられている。絶縁膜30は、例えばシリコン局部的酸化(LOCOS)法により選択的(局所的)に形成された局部絶縁膜(LOCOS膜)等のフィールド酸化膜で構成されている。なお、絶縁膜30は、フィールド酸化膜以外の絶縁膜で構成されていてもよい。絶縁膜30は、ドレイン領域14、ソース領域15、ベースコンタクト領域16、アノードコンタクト領域22及びアノードコンタクト領域24等を露出するように選択的に設けられている。
図2の右側に示す出力部2は、縦型の出力段素子T0を備える。出力段素子T0は、例えば、トレンチゲート型のnチャネルMOSFETで構成されている。出力段素子T0は、低比抵抗層11の一部を第1主電極領域(ドレイン領域)として機能させ、このドレイン領域上に位置する高比抵抗層12の一部をドリフト層として機能させる。
高比抵抗層12の上部にはp型のボディ領域(ベース領域)81が設けられている。ボディ領域81の上部にはn型の第2主電極領域(ソース領域)82が選択的に設けられている。ボディ領域81の上部には、ソース領域82に接してボディ領域81よりも高不純物濃度のp型のベースコンタクト領域83が選択的に設けられている。ソース領域82及びベースコンタクト領域83には出力端子(不図示)が電気的に接続されている。
半導体基体(11,12)の上面側にはトレンチ80が設けられている。トレンチ80は、少なくとも側面の一部がボディ領域81と接し、ボディ領域81よりも深く設けられている。高比抵抗層12の上部には、トレンチ80に接するように、p型のウェル領域84が設けられている。
トレンチ80の内側には、トレンチ80の内面に沿ってゲート絶縁膜85が設けられている。トレンチ80の内側には、ゲート絶縁膜85を介してゲート電極86が埋め込まれ、トレンチ型の制御電極構造(85,86)を構成している。ゲート電極86は、ゲート絶縁膜85を介して、ボディ領域81のトレンチ80の側面側の部分の表面ポテンシャルを静電的に制御することにより、ボディ領域81のトレンチ80の側面側に反転チャネルを形成させる。出力段素子T0においては、上面側のソース領域82と、ソース領域82に対向する下面側の低比抵抗層11の一部で構成されるドレイン領域との間を、反転チャネルを介して主電流が流れる。
次に、第1実施形態に係る半導体装置の保護素子の動作を説明する。図1に示した信号入力端子101に外部サージが印加されると、入力側ダイオードD1を介して、高電位側端子102に接続された半導体基体(11,12)の電位が上昇する。縦型保護ダイオードD2が降伏し、逆方向電流が流れる程度にまで電位が上昇すると、サージ電流I1は、入力側ダイオードD1、縦型保護ダイオードD2を介して低電位側端子103に流れて吸収される。
<比較例>
次に、比較例に係る半導体装置を説明する。比較例に係る半導体装置は、図3に示すように、信号入力端子101、高電位側端子(VCC端子)102及び低電位側端子(GND端子)103を備え、更に内部電源回路100及び制御回路素子T1を備える点は、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と共通する。しかし、比較例に係る半導体装置は、保護素子として、信号入力端子101と低電位側端子103との間に逆方向に直列接続された複数段(多段)のポリシリコンダイオードD31,…,D3m(mは2以上の整数)を備える点が、第1実施形態に係る半導体装置と異なる。複数段のポリシリコンダイオードD31,…,D3mは、例えば2段~3段で構成されている。
図4は、比較例に係る半導体装置の断面図である。図4では、図2に示した出力部2は図示を省略している。図4に示すように、比較例に係る半導体装置において、絶縁膜30上には、p型半導体層71及びn型半導体層72が互いに接して設けられている。更に、絶縁膜30上には、p型半導体層71及びn型半導体層72から離間して、p型半導体層73及びn型半導体層74が互いに接して設けられている。更に、絶縁膜30上には、p型半導体層71,73及びn型半導体層72,74から離間して、p型半導体層75及びn型半導体層76が互いに接して設けられている。
p型半導体層71,73,75及びn型半導体層72,74,76は、高濃度に不純物が添加されたポリシリコンで構成されている。p型半導体層71及びn型半導体層72のpn接合により、図3に示したポリシリコンダイオードD31が構成されている。p型半導体層75及びn型半導体層76のpn接合により、図3に示したポリシリコンダイオードD3mが構成されている。
比較例に係る半導体装置では、保護素子としてポリシリコンダイオードD31,…,D3mを使用している。しかし、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mの単位面積に対するサージ耐量は拡散ダイオードよりも低く、必要なサージ耐量を確保するために大面積が必要となる。
これに対して、第1実施形態に係る半導体装置によれば、保護素子として入力側ダイオードD1及び縦型保護ダイオードD2を使用している。同じ面積では入力側ダイオードD1及び縦型保護ダイオードD2の方が、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mよりも破壊電流が大きいため、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mよりも小さな面積で同等のサージ電流吸収能力(サージ耐量)を確保することができ、保護素子の省面積化が可能となる。更に、入力側ダイオードD1及び縦型保護ダイオードD2を使用することにより、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mを使用する場合よりも放熱性を向上することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る半導体装置は、図5に示すように、信号入力端子101、高電位側端子(VCC端子)102及び低電位側端子(GND端子)103を備え、更に内部電源回路100及び制御回路用素子T1を備える点は、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と共通する。しかし、第2実施形態に係る半導体装置は、縦型保護素子200がアクティブクランプ型保護素子である点が、第1実施形態に係る半導体装置と異なる。
縦型保護素子200は、縦型のMOSトランジスタT2と、直列接続された複数段(多段)の横型ダイオード(ポリシリコンダイオード)D41,…,D4i(iは2以上の整数)、及び抵抗(ポリシリコン抵抗)R1を備える。複数段の横型ダイオードD41,…,D4iは、例えば2段~3段で構成されている。なお、横型ダイオードD41,…,D4iは1段で構成されていてもよい。
MOSトランジスタT2の第1主電極(ドレイン)は、入力側ダイオードD1のカソード、高電位側端子102及び内部電源回路100に接続されている。MOSトランジスタT2の第2主電極(ソース)は、低電位側端子103及び制御回路用素子T1のソースに接続されている。
複数段の横型ダイオードD41,…,D4iの一端に位置する横型ダイオードD41のカソードは、MOSトランジスタT2のドレイン、入力側ダイオードD1のカソード、高電位側端子102及び内部電源回路100に接続されている。複数段の横型ダイオードD41,…,D4iの他端に位置する横型ダイオードD4iのアノードは、MOSトランジスタT2のゲート及び抵抗R1の一端に接続されている。抵抗R1の他端は、MOSトランジスタT2のソース、低電位側端子103及び制御回路用素子T1のソースに接続されている。
アクティブクランプ型保護素子である縦型保護素子200の動作電圧は、横型ダイオードD41,…,D4iの耐圧、横型ダイオードD41,…,D4iの動作抵抗と抵抗R1による分圧比、MOSトランジスタT2の閾値電圧等によって決まり、横型ダイオードD41,…,D4iの段数等で調整可能である。
図6は、第2実施形態に係る半導体装置を適用した半導体集積回路の断面図である。第2実施形態に係る半導体装置(半導体集積回路)は、第1実施形態に係る半導体装置と同様に、同一の半導体チップに、制御回路部1及び出力部2をモノリシックに集積したハイサイド型パワーICである。図6の左側に示す制御回路部1が、図5に示した第2実施形態に係る半導体装置の回路図に対応する部分である。図6の右側に示す出力部2は、制御回路部1により制御されるパワー半導体素子である出力段素子T0を備える。
図6の左側に示す制御回路部1において、MOSトランジスタT2は、例えばトレンチゲート型のnチャネルMOSFETで構成されている。低比抵抗層11の一部がMOSトランジスタT2の第1主電極領域(ドレイン領域)として機能し、このドレイン領域上に位置する高比抵抗層12の一部がMOSトランジスタT2のドリフト層として機能する。
高比抵抗層12の上部にはp型のボディ領域(ベース領域)25が配置されている。ボディ領域25の上部にはn型の第2主電極領域(ソース領域)26が選択的に設けられている。ボディ領域25の上部には、ソース領域26に接してボディ領域25よりも高不純物濃度のp型のベースコンタクト領域27が選択的に設けられている。ソース領域26及びベースコンタクト領域27には、低電位側端子103が電気的に接続されている。
半導体基体(11,12)の上面側にはトレンチ20が設けられている。トレンチ20は、少なくとも側面の一部がボディ領域25と接し、ボディ領域25よりも深く設けられている。高比抵抗層12の上部には、トレンチ20に接するように、p型のウェル領域28が設けられている。
トレンチ20の内側には、トレンチ20の内面に沿ってゲート絶縁膜33が設けられている。トレンチ20の内側には、ゲート絶縁膜33を介してゲート電極34が埋め込まれ、トレンチ型の制御電極構造(33,34)を構成している。ゲート電極34は、ゲート絶縁膜33を介して、ボディ領域25のトレンチ20の側面側の部分の表面ポテンシャルを静電的に制御することにより、ボディ領域25のトレンチ20の側面側に反転チャネルを形成させる。
MOSトランジスタT2は、出力段素子T0と同様の構造であり、出力段素子T0と同一工程で形成することができる。MOSトランジスタT2の制御電極構造(33,34)は、出力段素子T0の制御電極構造(85,86)と同一構造であってよい。MOSトランジスタT2のボディ領域25は、出力段素子T0のボディ領域81と同一の深さ及び不純物濃度であってもよい。MOSトランジスタT2のソース領域26は、出力段素子T0のソース領域82と同一の深さ及び不純物濃度であってもよい。MOSトランジスタT2のベースコンタクト領域27は、出力段素子T0のベースコンタクト領域83と同一の深さ及び不純物濃度であってもよい。
絶縁膜30上には、n型半導体層41及びp型半導体層42が互いに接して設けられている。n型半導体層41は、高比抵抗層12の上部に設けられた高比抵抗層12よりも高不純物濃度のn型の基板コンタクト領域29に電気的に接続されている。更に、絶縁膜30上には、n型半導体層41及びp型半導体層42から離間して、n型半導体層43及びp型半導体層44が互いに接して設けられている。p型半導体層44は、MOSトランジスタT2のゲート電極34に電気的に接続されている。
更に、絶縁膜30上には、n型半導体層41,43及びp型半導体層42,44から離間して、抵抗層40が設けられている。抵抗層40の一端には、p型半導体層44及びMOSトランジスタT2のゲート電極34が電気的に接続されている。抵抗層40の他端には、低電位側端子103、MOSトランジスタT2のソース領域26及びベースコンタクト領域27が電気的に接続されている。
n型半導体層41,43、p型半導体層42,44及び抵抗層40は、不純物が高濃度に添加されたポリシリコンからなる。n型半導体層41及びp型半導体層42のpn接合により、図5に示した横型ダイオードD41が構成されている。n型半導体層43及びp型半導体層44のpn接合により、図5に示した横型ダイオードD4iが構成されている。抵抗層40は、図5に示した抵抗R1に対応する。第2実施形態に係る半導体装置の他の構成は、第1実施形態に係る半導体装置と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
次に、第2実施形態に係る半導体装置の保護素子の動作を説明する。図5に示した信号入力端子101に外部サージが印加されると、サージ電圧は、入力側ダイオードD1を介して半導体基体(11,12)の電位を上昇させる。半導体基体(11,12)の電位が上昇すると横型ダイオードD41,…,D4iが降伏し、横型ダイオードD41,…,D4i、抵抗R1の経路にサージ電流の一部が流れる。この電流によりMOSトランジスタT2のゲートの電位が持ち上がり、所定の閾値電圧以上になると、MOSトランジスタT2がオンする。これにより、図5に破線で示すように、サージ電流I3が、入力側ダイオードD1、高電位側端子102に接続された半導体基体(11,12)、MOSトランジスタT2(一部については抵抗R1に流れる)、低電位側端子103という経路を流れて吸収される。
第2実施形態に係る半導体装置によれば、保護素子として入力側ダイオードD1及び縦型保護素子200を使用することにより、同じ面積では入力側ダイオードD1及び縦型保護素子200の方が、図3に示した比較例に係る半導体装置のポリシリコンダイオードD31,…,D3mよりも破壊電流が大きいため、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mよりも小さな面積で同等のサージ電流吸収能力(サージ耐量)を確保することができ、保護素子の省面積化が可能となる。更に、入力側ダイオードD1及び縦型保護素子200を保護素子として使用することで、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mを使用する場合よりも放熱性を向上することができる。
更に、縦型保護素子200がアクティブクランプ型保護素子で構成されているため、横型ダイオードD41,…,D4iの段数等を調整することにより、縦型保護素子200のサージ耐量を調整し易くなる。更に、縦型保護素子200のMOSトランジスタT2は、出力段素子T0と同様の構造であるため、出力段素子T0と同一工程で形成可能であり、縦型保護素子200を形成するための工数の増大を抑制可能となる。
図7は、第2実施形態に係る半導体装置及び比較例に係る半導体装置のそれぞれの保護素子における印加電圧と電流の関係を示す。図7では、第2実施形態に係る半導体装置の場合を実線で示し、比較例に係る半導体装置の場合を破線で示す。図7の横軸の印加電圧V1は、比較例に係る半導体装置のポリシリコンダイオードD31,…,D3mの降伏電圧である。印加電圧V2は、第2実施形態に係る半導体装置の入力側ダイオードD1の順方向電圧と横型ダイオードD41,…,D4iの降伏電圧の和である。印加電圧V3は、第2実施形態に係る半導体装置の縦型保護素子200のアクティブクランプ開始電圧(入力側ダイオードD1の順方向電圧、横型ダイオードD41,…,D4iの降伏電圧、MOSトランジスタT2のしきい値電圧(オンする電圧)の和)である。図7の縦軸の電流I11は、比較例に係る半導体装置のポリシリコンダイオードD31,…,D3mの破壊電流である。電流I12は、第2実施形態に係る半導体装置のMOSトランジスタT2の破壊電流である。
図7に破線で示すように、比較例に係る半導体装置では、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mが降伏してから破壊するまで動作抵抗は中程度である。これに対して、図7に実線で示すように、第2実施形態に係る半導体装置では、横型ダイオードD41,…,D4iが降伏してからMOSトランジスタT2がオンするまでの動作抵抗は、比較例に係る半導体装置の動作抵抗よりも大きく、MOSトランジスタT2がオンすると、比較例に係る半導体装置の動作抵抗よりも小さくなる。また、同じ面積では、MOSトランジスタT2の破壊電流I12が、ポリシリコンダイオードD31,…,D3mの破壊電流I11よりも大きい。よって、第2実施形態に係る半導体装置によれば、比較例に係る半導体装置と比較して、同等のサージ耐量を確保するのに小型化が可能となる。
例えば、第2実施形態に係る半導体装置によれば、比較例に係る半導体装置でポリシリコンダイオードD31,…,D3mを3段とした場合と比較して、保護素子の面積を50%程度削減することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る半導体装置は、図8に示すように、信号入力端子101、高電位側端子(VCC端子)102及び低電位側端子(GND端子)103を備え、更に内部電源回路100を備える点は、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と共通する。しかし、第3実施形態に係る半導体装置は、制御回路300に含まれる複数の横型の制御回路用素子T11,T12を保護対象とする点が、第1実施形態に係る半導体装置と異なる。複数の制御回路用素子T11,T12は、図1に示した制御回路用素子T1と同様の構造を有する。
制御回路用素子T11の第1主電極(ドレイン)は直接または、他の制御回路用素子(不図示)を介して内部電源回路100に接続されている。制御回路用素子T11の第2主電極(ソース)は低電位側端子103に接続されている。制御回路用素子T11の制御電極(ゲート)は信号入力端子101に接続されている。制御回路用素子T11のゲートには、信号入力端子101を介して外部信号IN1が印加される。
制御回路用素子T12の第1主電極(ドレイン)は直接または、他の制御回路用素子(不図示)を介して内部電源回路100に接続されている。制御回路用素子T12の第2主電極(ソース)は低電位側端子103に接続されている。制御回路用素子T12の制御電極(ゲート)は信号入力端子104に接続されている。制御回路用素子T12のゲートには、信号入力端子104を介して、外部信号IN1とは異なる外部信号IN2が印加される。
信号入力端子101及び制御回路用素子T11のゲートには、入力側ダイオードD11のアノードが接続されている。信号入力端子104及び制御回路用素子T12のゲートには、入力側ダイオードD12のアノードが接続されている。入力側ダイオードD11,D12のカソードには、共通の縦型保護素子(縦型保護ダイオード)D2のカソードが接続されている。第3実施形態に係る半導体装置の他の構成は、第1実施形態に係る半導体装置と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
第3実施形態に係る半導体装置によれば、複数の制御回路用素子T11,T12を保護対象とする場合に、共通の縦型保護ダイオードD2を使用することができる。このため、複数の制御回路用素子T11,T12のゲートのそれぞれに多段のポリシリコンダイオードを逆方向に接続する場合と比較して、保護素子を小型化することができる。
また、第3実施形態に係る半導体装置において、図9に示すように、縦型保護ダイオードD2の代わりに、アクティブクランプ型保護素子である縦型保護素子200を使用してもよい。縦型保護素子200の構成は第2実施形態に係る半導体装置と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
また、図8及び図9では、2つの制御回路用素子T11,T12を保護対象とする場合を例示した。しかし、3つ以上の制御回路用素子を保護対象としてもよい。その場合、制御回路用素子のそれぞれに入力側ダイオードのアノードを接続し、複数の入力側ダイオードのカソードに共通の縦型保護ダイオードD2又はアクティブクランプ型保護素子である縦型保護素子200を接続すればよい。
図10は、図8で示した制御回路300の具体例を示した図である。制御回路300において、制御回路用素子T11と内部電源回路100との間には、信号増幅用の負荷抵抗の役割で設けられた、ゲートとソースとが接続されたデプレッション型MOST51が接続されている。デプレッション型MOST51のゲート及びソースが制御回路用素子T11のドレインに接続され、デプレッション型MOST51のドレインが内部電源回路100に接続されている。また、制御回路用素子T12と内部電源回路100との間には、同様にゲートとソースとが接続されたデプレッション型MOST52が接続されている。デプレッション型MOST52のゲート及びソースが制御回路用素子T12のドレインに接続され、デプレッション型MOST52のドレインが内部電源回路100に接続されている。
デプレッション型MOST51のゲート及びソースと、制御回路用素子T11のドレインは、論理回路310に接続されている。デプレッション型MOST52のゲート及びソースと、制御回路用素子T12のドレインは、論理回路310に接続されている。論理回路310には、駆動回路320及び保護回路330が接続されている。駆動回路320は、高電位側端子102及び低電位側端子103に接続されている。更に、駆動回路320は、出力段素子T0のゲートに接続されている。保護回路330は、高電位側端子102及び低電位側端子103に接続されている。出力段素子T0のドレインは高電位側端子102に接続され、出力段素子T0のソースは出力端子105に接続されている。
信号入力端子101から入力される外部信号IN1は、出力段素子T0を制御する信号である。信号入力端子101から入力される外部信号IN1に対応する信号が、制御回路用素子T11のドレインから論理回路310を介して駆動回路320に入力され、駆動回路320において出力段素子T0の駆動信号に変換される。出力段素子T0の駆動信号は出力段素子T0のゲートに印加される。
信号入力端子104から入力される外部信号IN2は、保護回路330を制御する信号である。信号入力端子104から入力される外部信号IN2に対応する信号が、制御回路用素子T12のドレインから論理回路310に入力される。論理回路310は、入力された信号に応じて、保護回路330を制御する信号を生成し、生成された信号により保護回路330の動作が制御される。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は第1~第3実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第1及び第2実施形態では、出力段素子T0としてトレンチゲート型のMOSトランジスタを例示したが、これに限定されない。例えば、出力段素子T0がトレンチゲート型のIGBTであってもよい。出力段素子T0がIGBTの場合は、n型の低比抵抗層11をp型の半導体層とすればよい。
また、第1及び第2実施形態に係る半導体装置(半導体集積回路)としてハイサイド型パワーICを説明したが、ハイサイド型パワーIC以外の半導体集積回路にも適用可能である。
また、第1~第3実施形態がそれぞれ開示する構成を、矛盾の生じない範囲で適宜組み合わせることができる。このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…制御回路部
2…出力部
10…下面電極(裏面電極)
11…低比抵抗層
12…高比抵抗層
13…ウェル領域
14…主電極領域(ドレイン領域)
15,26,82…主電極領域(ソース領域)
16,27,83…ベースコンタクト領域
20,80…トレンチ
21,23…アノード領域
22,24…アノードコンタクト領域
25,81…ボディ領域(ベース領域)
28,84…ウェル領域
29…基板コンタクト領域
30…絶縁膜
31,33,85…ゲート絶縁膜
32,34,86…ゲート電極
40…抵抗層
41,43,72,74,76…n型半導体層
42,44,71,73,75…p型半導体層
100…内部電源回路
101,104…信号入力端子
102…高電位側端子(VCC端子)
103…低電位側端子(GND端子)
105…出力端子
200…縦型保護素子
300…制御回路
310…論理回路
320…駆動回路
330…保護回路
D1,D11,D12…入力側ダイオード
D2…縦型保護素子(縦型保護ダイオード)
D31,D3m…ポリシリコンダイオード
D41,D4i…横型ダイオード
R1…抵抗
T0…出力段素子
T1,T11,T12…制御回路用素子
T2…MOSトランジスタ
T51,T52…デプレッション型MOS

Claims (13)

  1. 第1導電型の半導体基体と、
    前記半導体基体に接続された高電位側端子と、
    前記半導体基体の上部に設けられた横型の第1制御回路用素子と、
    前記第1制御回路用素子の制御電極に接続された第1信号入力端子と、
    前記第1制御回路用素子の第1主電極領域に接続された低電位側端子と、
    前記第1信号入力端子と前記半導体基体との間に順方向に接続された入力側ダイオードと、
    前記半導体基体と前記低電位側端子との間に接続された縦型保護素子と、
    前記半導体基体の上部に設けられた横型の第2制御回路用素子と、
    前記第2制御回路用素子の制御電極に接続された第2信号入力端子と、
    前記第2信号入力端子と前記高電位側端子との間に順方向に接続された第2入力側ダイオードと、
    を備え
    前記入力側ダイオード及び前記第2入力側ダイオードのそれぞれのカソードには、共通の前記縦型保護素子が接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1制御回路用素子の第2主電極領域と、前記高電位側端子との間に接続された内部電源回路を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記縦型保護素子が、前記高電位側端子と前記低電位側端子の間に逆方向に接続された縦型保護ダイオードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記入力側ダイオードは、
    前記半導体基体の一部であるカソード領域と、
    前記半導体基体の上部に設けられた第2導電型のアノード領域と、
    を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記縦型保護ダイオードは、
    前記半導体基体の一部であるカソード領域と、
    前記半導体基体の上部に設けられた第2導電型のアノード領域と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記第1制御回路用素子は、
    前記半導体基体の上部に設けられた第2導電型のウェル領域と、
    前記ウェル領域の上部に設けられた第1導電型の第1及び第2主電極領域と、
    前記第1及び第2主電極領域に挟まれた前記ウェル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    を備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 第1導電型の半導体基体と、
    前記半導体基体に接続された高電位側端子と、
    前記半導体基体の上部に設けられた横型の第1制御回路用素子と、
    前記第1制御回路用素子の制御電極に接続された第1信号入力端子と、
    前記第1制御回路用素子の第1主電極領域に接続された低電位側端子と、
    前記第1信号入力端子と前記半導体基体との間に順方向に接続された入力側ダイオードと、
    前記半導体基体と前記低電位側端子との間に接続された縦型保護素子と、
    を備え、
    前記縦型保護素子が、
    前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に接続された縦型のMOSトランジスタと、
    前記高電位側端子にカソードが接続された横型ダイオードと、
    前記横型ダイオードのアノードと、前記低電位側端子との間に接続された抵抗と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  8. 前記入力側ダイオードは、
    前記半導体基体の一部であるカソード領域と、
    前記半導体基体の上部に設けられた第2導電型のアノード領域と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記縦型のMOSトランジスタは、
    前記半導体基体の上部に設けられた第2導電型のウェル領域と、
    前記ウェル領域の上部に設けられた第1導電型の主電極領域と、
    前記半導体基体の上部に設けられたトレンチ内にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の半導体装置。
  10. 前記横型ダイオードは、前記半導体基体上に絶縁膜を介して設けられたポリシリコンダイオードで構成されていることを特徴とする請求項7~9のいずれか1項に記載の半導体装置。
  11. 前記抵抗は、前記半導体基体上に絶縁膜を介して設けられたポリシリコン抵抗で構成されていることを特徴とする請求項7~9のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記半導体基体の上部に設けられた横型の第2制御回路用素子と、
    前記第2制御回路用素子の制御電極に接続された第2信号入力端子と、
    前記第2信号入力端子と前記高電位側端子との間に順方向に接続された第2入力側ダイオードと、
    を更に備えることを特徴とする請求項~11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 前記半導体基体に設けられた縦型の出力段素子を更に備えることを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2021131675A 2021-08-12 2021-08-12 半導体装置 Active JP7722031B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021131675A JP7722031B2 (ja) 2021-08-12 2021-08-12 半導体装置
US17/846,461 US20230050067A1 (en) 2021-08-12 2022-06-22 Semiconductor device
CN202210782112.1A CN115939122A (zh) 2021-08-12 2022-06-30 半导体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021131675A JP7722031B2 (ja) 2021-08-12 2021-08-12 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023026061A JP2023026061A (ja) 2023-02-24
JP7722031B2 true JP7722031B2 (ja) 2025-08-13

Family

ID=85176402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021131675A Active JP7722031B2 (ja) 2021-08-12 2021-08-12 半導体装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230050067A1 (ja)
JP (1) JP7722031B2 (ja)
CN (1) CN115939122A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2025042937A (ja) * 2023-09-15 2025-03-28 株式会社東芝 半導体装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043532A (ja) 2000-07-31 2002-02-08 Rohm Co Ltd 半導体装置
JP2004253765A (ja) 2002-12-25 2004-09-09 Fuji Electric Holdings Co Ltd 半導体装置とその製造方法およびそれを用いた電力変換装置
JP2004273647A (ja) 2003-03-06 2004-09-30 Sanken Electric Co Ltd 半導体素子及びその製造方法
US20090268357A1 (en) 2005-01-07 2009-10-29 Koen Reynders Hybrid ESD Clamp
JP2010278188A (ja) 2009-05-28 2010-12-09 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP2015201664A (ja) 2015-06-25 2015-11-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
WO2016148156A1 (ja) 2015-03-17 2016-09-22 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2021022656A (ja) 2019-07-26 2021-02-18 富士電機株式会社 半導体装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146188A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Fujitsu Ltd Diode device
JPS63115363A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Nec Corp 入力保護回路
JP3067188B2 (ja) * 1990-10-01 2000-07-17 日本電気株式会社 半導体集積回路
US7105912B2 (en) * 2004-09-15 2006-09-12 United Microelectronics Corp. Resistor structure and method for manufacturing the same
JP5896554B2 (ja) * 2012-02-17 2016-03-30 ローム株式会社 半導体装置
JP2016058654A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 株式会社東芝 半導体装置
DE112016000204T5 (de) * 2015-05-15 2017-08-24 Fuji Electric Co., Ltd. Ansteuerschaltung
JP6610114B2 (ja) * 2015-09-16 2019-11-27 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP6627973B2 (ja) * 2016-06-03 2020-01-08 富士電機株式会社 半導体装置
US10468485B2 (en) * 2017-05-26 2019-11-05 Allegro Microsystems, Llc Metal-oxide semiconductor (MOS) device structure based on a poly-filled trench isolation region
US10475783B2 (en) * 2017-10-13 2019-11-12 Nxp B.V. Electrostatic discharge protection apparatuses
WO2020230465A1 (ja) * 2019-05-16 2020-11-19 富士電機株式会社 半導体集積回路

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043532A (ja) 2000-07-31 2002-02-08 Rohm Co Ltd 半導体装置
JP2004253765A (ja) 2002-12-25 2004-09-09 Fuji Electric Holdings Co Ltd 半導体装置とその製造方法およびそれを用いた電力変換装置
JP2004273647A (ja) 2003-03-06 2004-09-30 Sanken Electric Co Ltd 半導体素子及びその製造方法
US20090268357A1 (en) 2005-01-07 2009-10-29 Koen Reynders Hybrid ESD Clamp
JP2010278188A (ja) 2009-05-28 2010-12-09 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置
WO2016148156A1 (ja) 2015-03-17 2016-09-22 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015201664A (ja) 2015-06-25 2015-11-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP2021022656A (ja) 2019-07-26 2021-02-18 富士電機株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN115939122A (zh) 2023-04-07
JP2023026061A (ja) 2023-02-24
US20230050067A1 (en) 2023-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5428144B2 (ja) 半導体装置
US8901647B2 (en) Semiconductor device including first and second semiconductor elements
US12393214B2 (en) Device design for short-circuit protection of transistors
JPH11284175A (ja) Mos型半導体装置
CN105226096A (zh) 场效应半导体器件以及其运行和制造的方法
JP2008509548A (ja) 半導体スイッチ装置と電子素子
US20180269871A1 (en) Transistor device
CN103915485A (zh) 电荷补偿半导体器件
US11948937B2 (en) Semiconductor integrated circuit with edge structure to decrease leakage current
JP2680788B2 (ja) 集積化構造の能動クランプ装置
JP7722031B2 (ja) 半導体装置
EP2172975A2 (en) Insulated gate bipolar transistor
JPH0282533A (ja) バイポーラ・トランジスタ
US10490656B2 (en) Charge-compensation semiconductor device and a manufacturing method therefor
JP3665367B2 (ja) 半導体装置
JP3671751B2 (ja) 半導体装置およびその使用方法
US20250151324A1 (en) Vertical power semiconductor device including a sensor electrode
JP5465937B2 (ja) 半導体装置、半導体装置の制御方法、半導体モジュール
CN114866076A (zh) 半导体装置
CN109524452A (zh) 半导体器件
JP4431761B2 (ja) Mos型半導体装置
JP7647087B2 (ja) 半導体装置
JP2013214597A (ja) 半導体デバイス
US12477774B2 (en) Semiconductor device having sensing element
JP2002057335A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220610

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7722031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150