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JP7701285B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力源と駆動輪との間に設けられたロックアップクラッチ付き流体式伝動装置を備えた車両の制御装置に関するものである。
動力源と、前記動力源と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられた、ロックアップクラッチを有する流体式伝動装置と、を備えた車両の制御装置が良く知られている。例えば、特許文献1に記載されたロックアップクラッチの制御装置がそれである。この特許文献1には、ロックアップクラッチを解放状態から係合状態へ切り替える際に、ロックアップクラッチのスリップ量が所定値未満になったときの、ロックアップクラッチの推定圧から指示圧を減算した値を、所定基準値と比較して設定した学習補正値に応じてロックアップクラッチの解放開始時の指示圧を補正することが開示されている。
特開2012-177434号公報
ところで、ロックアップクラッチのスリップ量が所定値未満である状態には、ロックアップクラッチの油圧が過大であることに起因するロックアップクラッチの係合状態によってスリップ量がゼロとなっている状態を含んでいる。その為、ロックアップクラッチの油圧を学習によって適切に補正することができない可能性がある。例えば、ロックアップクラッチのスリップ量が目標値となるようにフィードバック制御によってロックアップクラッチの指示圧を補正するロックアップクラッチのスリップ制御に際して、ロックアップクラッチのスリップ量が目標値に対して所定範囲内に収束したときのフィードバック制御による補正量を用いて、次回のスリップ制御におけるロックアップクラッチの指示圧を学習によって補正することが考えられる。この学習において、スリップ量の目標値に対して所定範囲内にスリップ量のゼロ値が含まれているときには、スリップ量がゼロのときに収束したと判断してしまう場合がある。この場合、実際にはロックアップクラッチが完全係合状態とされているだけであって、スリップ制御が安定して行われている状態ではないが、収束したと判断したときのフィードバック制御による補正量を用いてしまうと、ロックアップクラッチの油圧を学習によって適切に補正することができない可能性がある。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、ロックアップクラッチの指示圧を学習によって適切に補正することができる車両の制御装置を提供することにある。
第1の発明の要旨とするところは、(a)動力源と、前記動力源と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられた、ロックアップクラッチを有する流体式伝動装置と、を備えた車両の、制御装置であって、(b)解放状態、スリップ状態、及び係合状態のうちの何れかの制御状態となるように前記ロックアップクラッチを制御すると共に、前記ロックアップクラッチの入力回転速度と出力回転速度との回転速度差であるスリップ量の目標値を実現する前記ロックアップクラッチの指示圧を設定して前記スリップ状態となるように前記ロックアップクラッチを制御するスリップ制御を行う際には、前記スリップ量の実際値が前記スリップ量の目標値となるようにフィードバック制御によって前記ロックアップクラッチの指示圧を補正するロックアップクラッチ制御部と、(c)前記スリップ制御に際して、前記スリップ量の実際値が前記スリップ量の目標値に対して所定範囲内に収束したと判断したときに前記フィードバック制御による前記ロックアップクラッチの指示圧に対する補正量を取得し、次回の前記スリップ制御において設定される前記ロックアップクラッチの指示圧を前記補正量を用いて学習によって補正する学習制御部と、を含んでおり、(d)前記学習制御部は、前記所定範囲を前記スリップ量の目標値に基づいて設定するものであり、(e)前記学習制御部は、前記スリップ量の目標値に対して前記所定範囲内に前記スリップ量のゼロ値が含まれないように前記所定範囲を設定することにある。
また、第の発明は、前記第の発明に記載の車両の制御装置において、前記学習制御部は、前記スリップ量の目標値に対する正側の所定範囲と前記スリップ量の目標値に対する負側の所定範囲とを異なる値に設定することにある。
また、第の発明は、前記第の発明に記載の車両の制御装置において、前記学習制御部は、前記スリップ量の目標値が正値である場合には前記正側の所定範囲よりも前記負側の所定範囲を小さな値に設定する一方で、前記スリップ量の目標値が負値である場合には前記負側の所定範囲よりも前記正側の所定範囲を小さな値に設定することにある。
また、第の発明は、前記第1の発明から第の発明の何れか1つに記載の車両の制御装置において、前記学習制御部は、前記スリップ量の実際値が前記所定範囲内に入った状態が所定時間以上継続した場合に、前記スリップ量の実際値が前記所定範囲内に収束したと判断することにある。
また、第の発明は、前記第1の発明から第の発明の何れか1つに記載の車両の制御装置において、前記所定範囲は、狙いのスリップ状態に制御されていると判断することができる予め定められた閾値である。
前記第1の発明によれば、ロックアップクラッチのスリップ制御に際して、ロックアップクラッチのスリップ量の実際値が目標値に対して所定範囲内に収束したと判断されたときにフィードバック制御によるロックアップクラッチの指示圧に対する補正量が取得され、次回のスリップ制御において設定されるロックアップクラッチの指示圧がその補正量を用いて学習によって補正されるものであり、所定範囲がロックアップクラッチのスリップ量の目標値に基づいて設定されるので、所定範囲が一律の値に設定される場合に比べて、スリップ量が実際に収束したときの補正量が取得され易くされる。よって、ロックアップクラッチの指示圧を学習によって適切に補正することができる。
また、前記第の発明によれば、ロックアップクラッチのスリップ量の目標値に対して所定範囲内にスリップ量のゼロ値が含まれないようにその所定範囲が設定されるので、スリップ量が実際に収束したときの補正量を適切に取得することができる。
また、前記第の発明によれば、ロックアップクラッチのスリップ量の目標値に対する正側の所定範囲とスリップ量の目標値に対する負側の所定範囲とが異なる値に設定されるので、スリップ量の目標値に対して所定範囲内にスリップ量のゼロ値が含まれないようにその所定範囲を設定することができる。
また、前記第の発明によれば、ロックアップクラッチのスリップ量の目標値が正値である場合には正側の所定範囲よりも負側の所定範囲が小さな値に設定される一方で、スリップ量の目標値が負値である場合には負側の所定範囲よりも正側の所定範囲が小さな値に設定されるので、ロックアップクラッチのスリップ量の目標値が正値であっても負値であっても、ロックアップクラッチの指示圧を学習によって適切に補正することができる。
また、前記第の発明によれば、ロックアップクラッチのスリップ量の実際値が所定範囲内に入った状態が所定時間以上継続した場合に、スリップ量の実際値が所定範囲内に収束したと判断されるので、スリップ制御が安定して行われているときの補正量を取得することができる。
また、前記第の発明によれば、前記所定範囲は、狙いのスリップ状態に制御されていると判断することができる予め定められた閾値であるので、ロックアップクラッチの指示圧を学習によって適切に補正することができる。
本発明が適用される車両の概略構成を説明する図であると共に、車両における各種制御の為の制御機能及び制御系統の要部を説明する図である。 加速時スリップ制御が実行された場合のタイムチャートの一例を示す図である。 所定範囲の設定方法の一例を説明する図である。 電子制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートであり、LUクラッチ指示圧を学習によって適切に補正する為の制御作動を説明するフローチャートである。 図4のフローチャートに示す制御作動を実行した場合のタイムチャートの一例を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される車両10の概略構成を説明する図であると共に、車両10における各種制御の為の制御機能及び制御系統の要部を説明する図である。図1において、車両10は、エンジン12と、駆動輪14と、エンジン12と駆動輪14との間の動力伝達経路に設けられた動力伝達装置16と、を備えている。
エンジン12は、車両10の動力源である。エンジン12は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の公知の内燃機関である。エンジン12は、後述する電子制御装置80によって、車両10に備えられたスロットルアクチュエータや燃料噴射装置や点火装置等を含むエンジン制御装置50が制御されることによりエンジン12の出力トルクであるエンジントルクTeが制御される。
動力伝達装置16は、車体に取り付けられる非回転部材であるケース18内において、トルクコンバータ20、自動変速機22等を備えている。トルクコンバータ20は、エンジン12に連結されている。自動変速機22は、トルクコンバータ20に連結されており、トルクコンバータ20と駆動輪14との間の動力伝達経路に介在させられている。又、動力伝達装置16は、自動変速機22の出力回転部材である変速機出力軸24に連結されたプロペラシャフト26、プロペラシャフト26に連結されたディファレンシャルギヤ28、ディファレンシャルギヤ28に連結された1対のドライブシャフト30等を備えている。又、動力伝達装置16は、エンジン12とトルクコンバータ20とを連結するエンジン連結軸32等を備えている。
トルクコンバータ20は、エンジン連結軸32と連結されたポンプ翼車20a、及び自動変速機22の入力回転部材である変速機入力軸34と連結されたタービン翼車20bを備えている。ポンプ翼車20aはトルクコンバータ20の入力部材であり、タービン翼車20bはトルクコンバータ20の出力部材である。エンジン連結軸32は、トルクコンバータ20の入力回転部材でもある。変速機入力軸34は、タービン翼車20bによって回転駆動されるタービン軸と一体的に形成されたトルクコンバータ20の出力回転部材でもある。トルクコンバータ20は、エンジン12と駆動輪14との間の動力伝達経路に設けられた、エンジン12からの動力を流体を介してエンジン連結軸32から変速機入力軸34へ伝達する流体式伝動装置である。トルクコンバータ20は、ポンプ翼車20aとタービン翼車20bとを連結する、つまりエンジン連結軸32と変速機入力軸34とを連結するLUクラッチ36を備えている。LUクラッチ36は、トルクコンバータ20の入出力回転部材を連結する直結クラッチ、すなわち公知のロックアップクラッチである。
LUクラッチ36は、例えば多板式或いは単板式のクラッチにより構成される油圧式の摩擦係合装置である。LUクラッチ36は、車両10に備えられた油圧制御回路52から供給される調圧された油圧であるLU油圧PRluによりLUクラッチ36のトルク容量であるLUトルクTluが変化させられることで、作動状態つまり制御状態が切り替えられる。
LUクラッチ36の制御状態としては、LUクラッチ36が解放された状態である解放状態(完全解放状態ともいう)、LUクラッチ36が滑りを伴って係合された状態であるスリップ状態、及びLUクラッチ36が係合された状態である係合状態(完全係合状態ともいう)がある。LUクラッチ36が解放状態とされることにより、トルクコンバータ20はトルク増幅作用が得られるトルクコンバータ状態とされる。又、LUクラッチ36が係合状態とされることにより、トルクコンバータ20はポンプ翼車20a及びタービン翼車20bが一体回転させられるロックアップ状態とされる。
自動変速機22は、例えば不図示の1組又は複数組の遊星歯車装置と、係合装置CBと、を備えている、公知の遊星歯車式の自動変速機である。係合装置CBは、例えば複数の公知の油圧式の摩擦係合装置を含んでいる。係合装置CBは、各々、油圧制御回路52から供給される調圧された油圧であるCB油圧PRcbによりそれぞれのトルク容量であるCBトルクTcbが変化させられることで、係合状態、スリップ状態、解放状態などの制御状態が切り替えられる。
自動変速機22は、係合装置CBのうちの何れかの係合装置の係合によって、変速比(ギヤ比ともいう)γat(=AT入力回転速度Ni/AT出力回転速度No)が異なる複数の変速段(ギヤ段ともいう)のうちの何れかのギヤ段が形成される有段変速機である。自動変速機22は、後述する電子制御装置80によって、ドライバー(=運転者)のアクセル操作や車速V等に応じて形成されるギヤ段が切り替えられる。AT入力回転速度Niは、変速機入力軸34の回転速度であり、自動変速機22の入力回転速度である。AT入力回転速度Niは、トルクコンバータ20の出力回転速度であるタービン回転速度NtつまりLUクラッチ36の出力回転速度であるLU出力回転速度と同値である。AT入力回転速度Niは、タービン回転速度Ntで表すことができる。AT出力回転速度Noは、変速機出力軸24の回転速度であり、自動変速機22の出力回転速度である。
動力伝達装置16において、エンジン12から出力される動力は、エンジン連結軸32から、トルクコンバータ20、自動変速機22、プロペラシャフト26、ディファレンシャルギヤ28、及びドライブシャフト30等を順次介して駆動輪14へ伝達される。前記動力は、特に区別しない場合には駆動力、トルク、及び力も同意である。
車両10は、機械式のオイルポンプであるMOP54を備えている。MOP54は、ポンプ翼車20aに連結されており、エンジン12により回転駆動させられて動力伝達装置16にて用いられる作動油OILを吐出する。MOP54が吐出した作動油OILは、油圧制御回路52へ供給される。油圧制御回路52は、MOP54が吐出した作動油OILを元にして各々調圧した、CB油圧PRcb、LU油圧PRluなどを供給する。
車両10は、更に、車両10の制御装置を含む電子制御装置80を備えている。電子制御装置80は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより車両10の各種制御を実行する。電子制御装置80は、必要に応じてエンジン制御用、クラッチ制御用、変速機制御用等の各コンピュータを含んで構成される。
電子制御装置80には、車両10に備えられた各種センサ等(例えばエンジン回転速度センサ60、タービン回転速度センサ62、出力回転速度センサ64、アクセル開度センサ66、スロットル弁開度センサ68、ブレーキスイッチ70、油温センサ72など)による検出値に基づく各種信号等(例えばエンジン12の回転速度であるエンジン回転速度Ne、AT入力回転速度Niと同値であるタービン回転速度Nt、車速Vに対応するAT出力回転速度No、運転者の加速操作の大きさを表す運転者のアクセル操作量であるアクセル開度θacc、電子スロットル弁の開度であるスロットル弁開度θth、ホイールブレーキを作動させる為のブレーキペダルが運転者によって操作されている状態を示す信号であるブレーキオン信号Bon、油圧制御回路52内の作動油OILの温度である作動油温THoilなど)が、それぞれ供給される。エンジン回転速度Neは、トルクコンバータ20の入力回転速度つまりLUクラッチ36の入力回転速度であるLU入力回転速度と同値である。
電子制御装置80からは、車両10に備えられた各装置(例えばエンジン制御装置50、油圧制御回路52など)に各種指令信号(例えばエンジン12を制御する為のエンジン制御指令信号Se、係合装置CBを制御する為のCB油圧制御指令信号Scb、LUクラッチ36を制御する為のLU油圧制御指令信号Sluなど)が、それぞれ出力される。
各油圧制御指令信号Sについて、LU油圧制御指令信号Sluを例示して説明する。電子制御装置80は、LU油圧PRluの指令値として、油圧制御回路52から調圧されたLU油圧PRluを供給させる為のLUクラッチ36の指示圧であるLUクラッチ指示圧Spluを算出する。指示圧とは、係合装置に供給される作動油OILに対して電子制御装置80から指示される目標油圧であって、この指示圧に応じて係合装置に供給される実際の油圧である実油圧が変化する。電子制御装置80は、LUクラッチ指示圧Spluを、油圧制御回路52に備えられたLUソレノイドSLluを駆動する為のLU指示電流値Siluに変換する。LUソレノイドSLluは、LU油圧PRluを出力するLUクラッチ36用のソレノイドバルブである。LU指示電流値Siluは、電子制御装置80に備えられた、LUソレノイドSLluを駆動する駆動回路であるソレノイド用ドライバに対する指示電流である。LU油圧制御指令信号Sluは、LU指示電流値Siluに基づいて、ソレノイド用ドライバがLUソレノイドSLluを駆動する為の駆動電流又は駆動電圧である。つまり、LUクラッチ指示圧Spluは、LU油圧制御指令信号Sluに変換されて油圧制御回路52へ出力される。本実施例では、便宜上、LUクラッチ指示圧SpluとLU油圧制御指令信号Sluとを同意に取り扱う。
電子制御装置80は、車両10における各種制御を実現する為に、エンジン制御手段すなわちエンジン制御部82、変速機制御手段すなわち変速機制御部84、LUクラッチ制御手段すなわちLUクラッチ制御部86、及び学習制御手段すなわち学習制御部88を備えている。
エンジン制御部82は、動力源としてのエンジン12の作動を制御する動力源制御手段すなわち動力源制御部である。エンジン制御部82は、例えば駆動要求量マップにアクセル開度θacc及び車速Vを適用することで、運転者による車両10に対する駆動要求量を算出する。前記駆動要求量マップは、予め実験的に或いは設計的に求められて記憶された関係すなわち予め定められた関係である。前記駆動要求量は、例えば駆動輪14における要求駆動トルクTrdemである。前記駆動要求量としては、駆動輪14における要求駆動力Frdem[N]、変速機出力軸24における要求AT出力トルク等を用いることもできる。前記駆動要求量の算出では、車速Vに替えてAT出力回転速度Noなどを用いても良い。エンジン制御部82は、伝達損失、補機負荷、自動変速機22の変速比γat等を考慮して、要求駆動トルクTrdemを実現するように、エンジン12を制御するエンジン制御指令信号Seをエンジン制御装置50へ出力する。
変速機制御部84は、例えば予め定められた関係である変速マップを用いて自動変速機22の変速判断を行い、必要に応じてつまりその変速判断の結果に応じて自動変速機22の変速制御を実行する為のCB油圧制御指令信号Scbを油圧制御回路52へ出力する。変速機制御部84は、自動変速機22の変速制御では、例えば係合装置CBのうちの解放側係合装置の解放状態への切替えと、係合装置CBのうちの係合側係合装置の係合状態への切替えと、によって自動変速機22の変速を行う。前記変速マップは、例えば車速V及び要求駆動トルクTrdemを変数とする二次元座標上に、自動変速機22の変速が判断される為の変速線を有する所定の関係である。前記変速マップでは、車速Vに替えてAT出力回転速度Noなどを用いても良いし、又、要求駆動トルクTrdemに替えて要求駆動力Frdemやアクセル開度θaccやスロットル弁開度θthなどを用いても良い。
LUクラッチ制御部86は、解放状態、スリップ状態、及び係合状態のうちの何れかの制御状態となるようにLUクラッチ36を制御する、つまりLUクラッチ36の制御状態を制御するロックアップクラッチ制御部である。具体的には、LUクラッチ制御部86は、例えば予め定められた関係であるロックアップ領域線図を用いて制御領域の判断を行い、その判断した制御領域に対応する制御状態が実現されるLU油圧PRluをLUクラッチ36へ供給する為のLU油圧制御指令信号Sluを油圧制御回路52へ出力する。前記ロックアップ領域線図は、例えば車速V及び要求駆動トルクTrdemを変数とする二次元座標上に、完全解放領域すなわちロックアップオフ領域、スリップ領域、及び完全係合領域すなわちロックアップ領域を有する所定の関係である。
LUクラッチ制御部86は、制御領域がロックアップ領域であると判断した場合には、LUクラッチ36への入力トルクすなわちLU入力トルクTinluを伝達可能なLUトルクTluが得られる為のLU油圧PRluを設定してLUクラッチ36を完全係合状態とする、LUクラッチ36のロックアップ制御を実行する。LU入力トルクTinluは、例えばエンジントルクTeである。LU入力トルクTinluを伝達可能なLUトルクTluは、例えばLU入力トルクTinluに安全率(>1)を乗算したトルク値である。
LU入力トルクTinluに対してLUトルクTluが小さいと、LUクラッチ36に滑りが生じる。LUクラッチ制御部86は、制御領域がスリップ領域であると判断した場合には、LU入力トルクTinluに対して、LUクラッチ36のスリップ量すなわちLUスリップ量Nslpluの目標値である目標LUスリップ量Nslplutを実現させる為のLU油圧PRluを設定してLUクラッチ36を狙いのスリップ状態とする、LUクラッチ36のスリップ制御すなわちLUスリップ制御を行う。LUクラッチ36の狙いのスリップ状態は、目標LUスリップ量Nslplutが実現された目標のスリップ状態である。つまり、LUクラッチ制御部86は、目標LUスリップ量Nslplutを実現するLUクラッチ指示圧Spluを設定してスリップ状態となるようにLUクラッチ36を制御するLUスリップ制御を行う。LUスリップ量Nslpluは、LU入力回転速度(=エンジン回転速度Ne)とLU出力回転速度(=タービン回転速度Nt)との回転速度差(=Ne-Nt)である。前記ロックアップ領域線図において、スリップ領域は、例えばロックアップ領域と比較して低車速領域にて設定されており、ロックアップ制御の実行が難しい領域でスリップ状態としてエネルギー効率向上やドライバビリティ向上を図る為の領域である。又、スリップ領域は、ドライバビリティやこもり音等(例えばNV(騒音・振動)性能)を考慮して設定されている領域でもある。
LUスリップ制御は、加速時スリップ制御や減速時スリップ制御がある。加速時スリップ制御は、アクセルオフからアクセルオンとされた車両発進時、アクセルオンが維持された定常走行時、アクセル踏み増しによる加速走行時などにおいて、スリップ状態が維持されるようにLUクラッチ36を制御するLUスリップ制御である。これにより、車両10が駆動状態のときには、例えばエンジン回転速度Neの吹き上がりが抑制されたり、車内こもり音等が抑制される。減速時スリップ制御は、アクセルオフの減速走行時において、エンジン12が変速機入力軸34に対して追従回転させられるようにLUクラッチ36を制御するLUスリップ制御である。これにより、車両10が被駆動状態のときには、例えばエンジン12への燃料供給を停止するフューエルカット作動を実行可能なフューエルカット領域が拡大される。LUスリップ制御によってLUスリップ量Nslpluが適切に制御されることで、例えばエネルギー効率向上とNV性能向上との両立を図ることが可能となる。
図2は、LUクラッチ36を解放状態からスリップ状態へ移行させる際の加速時スリップ制御が実行された場合のタイムチャートの一例を示す図である。図2において、t1a時点は、例えば加速走行中に制御領域がスリップ領域に到達したと判定されたことにより、LUクラッチ36のパック詰め制御すなわちLUパック詰め制御が開始された時点を示している。パック詰め制御は、摩擦係合装置を、摩擦係合装置の摩擦プレート等におけるパッククリアランスが詰められたパック詰め完了状態とする制御である。摩擦係合装置のパック詰め完了状態は、そのパック詰め完了状態から摩擦係合装置へ供給する油圧を増大させれば摩擦係合装置がトルク容量を持ち始める状態である。LUパック詰め制御では、先ず、LU油圧PRluの初期応答性を向上させる為に、一時的に高い急速充填圧となるLUクラッチ指示圧Spluを出力するクイックアプライ(=QA)が実行され(t1a時点-t2a時点参照)、次いで、LUクラッチ36のパック詰めを完了させる為に、急速充填圧よりも低い定圧待機圧となるLUクラッチ指示圧Spluを出力する定圧待機が実行される(t2a時点-t3a時点参照)。LUパック詰め制御の開始時点から、LUパック詰め制御に必要な時間である所定のQA時間及び定圧待機時間が経過した後、加速時スリップ制御が開始される(t3a時点参照)。加速時スリップ制御では、LUスリップ量Nslpluの実際値である実LUスリップ量Nslplurを目標LUスリップ量Nslplutに近づけるように、LUクラッチ指示圧Spluを漸増するスイープアップが実行される(t3a時点-t4a時点参照)。その後、実LUスリップ量Nslplurを目標LUスリップ量Nslplutとする為のLUクラッチ指示圧Spluを出力するLUスリップ制御が実行される(t4a時点以降参照)。
LUクラッチ制御部86は、LUスリップ制御を行う際には、実LUスリップ量Nslplurが目標LUスリップ量Nslplutとなるようにフィードバック(=FB)制御によってLUクラッチ指示圧Spluを補正する。LUクラッチ制御部86は、実LUスリップ量Nslplurを目標LUスリップ量Nslplutとする為のLUクラッチ指示圧Splu、例えば図2のt4a時点以降に示したLUスリップ制御におけるLUクラッチ指示圧SpluをFB制御によって補正する。具体的には、LUクラッチ制御部86は、次式(1)に示すように、LUクラッチ指示圧Spluのフィードフォワード(=FF)量としての油圧FF値Spluffに、FB量としての油圧FB値Splufbを加えることによって、LUクラッチ指示圧Spluを補正する。次式(1)において、「Spluff」は、実LUスリップ量Nslplurを目標LUスリップ量Nslplutとする為のLUクラッチ指示圧Spluである油圧FF値であり、「Splufb」は、油圧FF値Spluffを補正する、FB制御によるLUクラッチ指示圧Spluに対する補正量である油圧FB値である。LUクラッチ制御部86は、例えばLU入力トルクTinluや目標LUスリップ量Nslplutに応じた値が予め定められたマップ又は関数を用いて、油圧FF値Spluffを算出する。前記マップ又は関数は、例えばLU入力トルクTinluが大きい程、油圧FF値Spluffが大きな値となるように予め定められている。LUクラッチ制御部86は、例えば次式(2)を用いて油圧FB値Splufbを算出する。次式(2)は、比例項(P成分)、積分項(I成分)、及び微分項(D成分)を有する予め定められたFB制御式である。次式(2)において、右辺第1項が比例項であり、右辺第2項が積分項であり、右辺第3項が微分項である。「ΔNs」は、実LUスリップ量Nslplurと目標LUスリップ量Nslplutとの差としてのスリップ量差(=Nslplur-Nslplut)であり、「Kp」は比例定数(ゲイン)であり、「Ki」は積分定数(ゲイン)であり、「Kd」は微分定数(ゲイン)である。
Splu=Spluff+Splufb ・・・(1)
Splufb=Kp×ΔNs+Ki×∫(ΔNs)dt+Kd×d(ΔNs)/dt ・・・(2)
学習制御部88は、LUスリップ制御に際して、実LUスリップ量Nslplurが目標LUスリップ量Nslplutに対して所定範囲RNGf内に収束したと判断したときに油圧FB値を取得する。学習制御部88は、次回のLUスリップ制御において設定されるLUクラッチ指示圧Spluを、取得した油圧FB値を用いて学習によって補正する。油圧FB値は、LUクラッチ指示圧Spluを学習する為の学習値である。次回のLUスリップ制御において設定されるLUクラッチ指示圧Spluは、例えば予め定められたマップ又は関数を用いて算出される油圧FF値Spluffである。学習制御部88は、今回のLUスリップ制御において用いた、例えば予め定められたマップにおけるLU入力トルクTinluや目標LUスリップ量Nslplutに応じた油圧FF値Spluff(Tinlu、Nslplut)に、油圧FB値を付加することで、そのマップにおける油圧FF値Spluff(Tinlu、Nslplut)を書き換える。所定範囲RNGfは、例えばLUクラッチ36が狙いのスリップ状態に制御されていると判断することができる予め定められた閾値である。LUスリップ制御におけるLUスリップ量Nslpluが適切に制御され得るLUクラッチ指示圧Spluが学習されることで、例えば個体ばらつきや経年劣化への対応が可能となる。
ノイズ等の影響により、又は,実LUスリップ量Nslplurの変化が大きいときなど、一時的に実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に入ってしまう可能性がある。このような場合、実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に収束したとは言えない。そこで、学習制御部88は、実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に入った状態が所定時間TMf以上継続した場合に、実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に収束したと判断する。所定時間TMfは、LUスリップ制御が安定して行われている状態であることを判断する為の予め定められた閾値である。
ところで、油圧FB値を用いた学習において、目標LUスリップ量Nslplutに関わらず一律の所定範囲RNGfを用いて実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に収束しているか否かを判断すると、LUスリップ制御が安定して行われている状態ではない場合に実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に収束したと判断してしまう可能性がある。例えば、実LUスリップ量Nslplurがゼロの場合、実際にはLUクラッチ36が完全係合状態とされているだけであって、LUスリップ制御が安定して行われている状態ではない。目標LUスリップ量Nslplutに対して所定範囲RNGf内にLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれている場合に、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときに所定範囲RNGf内に収束したと判断し、そのときの油圧FB値を用いてしまうと、LUクラッチ指示圧Spluを学習によって適切に補正することができない可能性がある。
そこで、学習制御部88は、所定範囲RNGfを目標LUスリップ量Nslplutに基づいて設定する。
図3は、所定範囲RNGfの設定方法の一例を説明する図である。図3において、「α(>0)」、「β(>0)」、「Nslplut1(>0)」、及び「Nslplut2(>0)」の各符号を用いて、同一の符号を付したときの値は、絶対値が同値であることを示している。
本実施例Aでは、第1目標LUスリップ量Nslplut1に対して「±α」となる所定範囲RNGfが設定されている。本実施例Aでは、「+α」となる正側の所定範囲RNGf内はもちろんのこと、「-α」となる負側の所定範囲RNGf内にもLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれていない。従って、本実施例Aでは、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときに所定範囲RNGf内に収束したと判断されることはない。
一方で、比較例Aでは、第1目標LUスリップ量Nslplut1よりも小さな値の第2目標LUスリップ量Nslplut2に対して本実施例Aと同様に「±α」となる所定範囲RNGfが設定されている。しかしながら、比較例Aでは、本実施例Aと異なり、「-α」となる負側の所定範囲RNGf内にはLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれている。その為、比較例Aでは、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときに所定範囲RNGf内に収束したと判断されてしまうことがある。そうすると、比較例Aでは、LUクラッチ指示圧Spluを学習によって適切に補正することができない可能性がある。
比較例Aに対して、本実施例Bでは、第2目標LUスリップ量Nslplut2に対して正側は比較例Aと同様に「+α」となる所定範囲RNGfが設定されているものの、負側は比較例Aと異なり「-β」となる所定範囲RNGfが設定されている。「β」は「α」よりも小さな値であって、負側の所定範囲RNGf内にLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれない値が設定されている。従って、本実施例Bでは、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときに所定範囲RNGf内に収束したと判断されることはない。
他方で、比較例Bでは、本実施例Bとは正負が反転した負値の第2目標LUスリップ量Nslplut2に対して本実施例Bと同様に「+α」となる正側の所定範囲RNGfと「-β」となる負側の所定範囲RNGfとが設定されている。しかしながら、比較例Bでは、本実施例Bと異なり、「+α」となる正側の所定範囲RNGf内にはLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれている。その為、比較例Bでは、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときに所定範囲RNGf内に収束したと判断されてしまうことがある。そうすると、比較例Bでは、LUクラッチ指示圧Spluを学習によって適切に補正することができない可能性がある。
比較例Bに対して、本実施例Cでは、負値の第2目標LUスリップ量Nslplut2に対して「+β」となる正側の所定範囲RNGfと「-α」となる負側の所定範囲RNGfとが設定されている。つまり、本実施例Cでは、負値の第2目標LUスリップ量Nslplut2に対して「α」よりも小さな値の「β」が正側の所定範囲RNGfに設定されている。従って、本実施例Cでは、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときに所定範囲RNGf内に収束したと判断されることはない。
このように、学習制御部88は、目標LUスリップ量Nslplutに対して所定範囲RNGf内にLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれないように所定範囲RNGfを設定する。例えば、学習制御部88は、目標LUスリップ量Nslplutに対する正側の所定範囲RNGfと目標LUスリップ量Nslplutに対する負側の所定範囲RNGfとを異なる値に設定する。具体的には、学習制御部88は、目標LUスリップ量Nslplutが正値である場合には正側の所定範囲RNGfよりも負側の所定範囲RNGfを小さな値に設定する一方で、目標LUスリップ量Nslplutが負値である場合には負側の所定範囲RNGfよりも正側の所定範囲RNGfを小さな値に設定する。
より具体的には、学習制御部88は、LUクラッチ制御部86によるLUスリップ制御の実施中であるか否かを判定する。学習制御部88は、LUスリップ制御の実施中であると判定した場合には、LUクラッチ指示圧Spluを学習する為の学習条件の1つである学習基本条件が成立しているか否かを判定する。学習基本条件は、後述する学習値取得条件とは別の学習条件である。学習基本条件は、例えば作動油温THoilが暖機完了後の常温であり、車速Vが安定した中車速以上であり、エンジントルクTeが安定したトルク域にある等の条件である。学習制御部88は、LUスリップ制御の実施中であると判定した場合には、学習基本条件とは別の学習条件である学習値取得条件が成立しているか否かを判定する。学習値取得条件は、実LUスリップ量Nslplurが目標LUスリップ量Nslplutに基づいて設定された所定範囲RNGf内に収束したという条件である。
学習制御部88は、LUスリップ制御の実施中であると判定したときに、学習条件(学習基本条件、学習値取得条件)が成立していると判定した場合には、学習値としての油圧FB値を取得して記憶する。学習制御部88は、次回のLUスリップ制御における油圧FF値Spluffを、油圧FB値を用いて学習によって補正する。
図4は、電子制御装置80の制御作動の要部を説明するフローチャートであって、LUクラッチ指示圧Spluを学習によって適切に補正する為の制御作動を説明するフローチャートであり、例えば繰り返し実行される。図5は、図4のフローチャートに示す制御作動を実行した場合のタイムチャートの一例を示す図である。
図4において、フローチャートの各ステップは学習制御部88の機能に対応している。ステップ(以下、ステップを省略する)S10において、LUスリップ制御の実施中であるか否かが判定される。このS10の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられる。このS10の判断が肯定される場合はS20において、学習基本条件が成立しているか否かが判定される。このS20の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられる。このS20の判断が肯定される場合はS30において、学習値取得条件が成立しているか否か、つまり実LUスリップ量Nslplurが目標LUスリップ量Nslplutに基づいて設定された所定範囲RNGf内に収束したという条件が成立しているか否かが判定される。このS30の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられる。このS30の判断が肯定される場合はS40において、学習値としての油圧FB値が取得されて記憶される。
図5は、加速時スリップ制御の実施中にLUクラッチ指示圧Spluの学習が行われた場合の一例を示す図である。図5において、t1b時点は、アクセルオンが維持された加速走行中にアクセル踏み増し操作が開始された時点を示している。加速時スリップ制御の実施中ではあるが、アクセル踏み増し操作に伴ってエンジントルクTeが急増させられることによって一時的にエンジン回転速度Neの吹き上がりが発生している(t1b時点以降参照)。その為、油圧FB値が急増させられることで実LUスリップ量Nslplurが目標LUスリップ量Nslplutに抑え込まれている(t1b時点-t2b時点参照)。この際、油圧FB値の急増分は直ぐには負値にならないので、LUクラッチ指示圧Spluの増大によって実LUスリップ量Nslplurが目標LUスリップ量Nslplutを下回ってしまう。このとき、LUクラッチ指示圧Spluがどんなに大きくなってもLUクラッチ36が完全係合状態とされるだけであり、実LUスリップ量Nslplurがゼロを下回ることはない。比較例では、正側(実線の矢印a参照)と負側(破線の矢印b参照)とで同値となる一律の所定範囲RNGfが設定されており、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときに所定範囲RNGf内に収束したと判断されて油圧FB値が取得される(t2b時点参照)。このとき取得された油圧FB値を用いてLUクラッチ指示圧Spluの学習が行われると、実LUスリップ量Nslplurが目標LUスリップ量Nslplutを下回っているにも関わらず正値の油圧FB値が用いられる為、次回の油圧FF値Spluffを増大する補正が行われる。このような学習による補正が繰り返されると、次回の油圧FF値Spluffが過度に増大させられ、LUクラッチ指示圧Spluが過多状態となってLUクラッチ36の急係合ショックを招く可能性がある。このような現象は、目標LUスリップ量Nslplutが小さな値のときに発生し易い。これに対して、本実施例では、目標LUスリップ量Nslplutが所定範囲RNGfに基づいて設定されている。例えば、目標LUスリップ量Nslplutが正値であるので、本実施例では、正側の所定範囲RNGf(実線の矢印c参照)よりも負側の所定範囲RNGf(破線の矢印d参照)が小さな値に設定されている。これにより、実LUスリップ量Nslplurがゼロのときには、実LUスリップ量Nslplurは所定範囲RNGf内に入っていない(t2b時点-t3b時点参照)。従って、目標LUスリップ量Nslplutが小さな値の場合、LUクラッチ指示圧Spluが過多であることによってLUクラッチ36が完全係合状態とされて実LUスリップ量Nslplurがゼロとされている状態における油圧FB値は、LUクラッチ指示圧Spluの学習には用いられ得ない。本実施例では、実LUスリップ量Nslplurが負側の所定範囲RNGf(破線の矢印d参照)内に入った状態が所定時間TMf以上継続したときに、油圧FB値が取得され(t4b時点参照)、その油圧FB値が用いられることでLUクラッチ指示圧Spluの学習が適切に実施される。
上述のように、本実施例によれば、LUスリップ制御が行われる際のLUクラッチ指示圧Spluの学習において、所定範囲RNGfが目標LUスリップ量Nslplutに基づいて設定されるので、所定範囲RNGfが一律の値に設定される場合に比べて、実LUスリップ量Nslplurが実際に収束したときつまりLUスリップ制御が安定したときの油圧FB値が取得され易くされる。よって、LUクラッチ指示圧Spluを学習によって適切に補正することができる。つまり、目標LUスリップ量Nslplutによっては実LUスリップ量Nslplurの収束判断可能な領域が異なることに対して、誤学習なく適切な所定範囲RNGfの設定が可能となる。
また、本実施例によれば、目標LUスリップ量Nslplutに対して所定範囲RNGf内にLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれないように所定範囲RNGfが設定されるので、実LUスリップ量Nslplurが実際に収束したときの油圧FB値を適切に取得することができる。
また、本実施例によれば、目標LUスリップ量Nslplutに対する正側の所定範囲RNGfと目標LUスリップ量Nslplutに対する負側の所定範囲RNGfとを異なる値に設定されるので、目標LUスリップ量Nslplutに対して所定範囲RNGf内にLUスリップ量Nslpluのゼロ値が含まれないように所定範囲RNGfを設定することができる。
また、本実施例によれば、目標LUスリップ量Nslplutが正値である場合には正側の所定範囲RNGfよりも負側の所定範囲RNGfが小さな値に設定される一方で、目標LUスリップ量Nslplutが負値である場合には負側の所定範囲RNGfよりも正側の所定範囲RNGfが小さな値に設定されるので、目標LUスリップ量Nslplutが正値であっても負値であっても、LUクラッチ指示圧Spluを学習によって適切に補正することができる。
また、本実施例によれば、実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に入った状態が所定時間TMf以上継続した場合に、実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に収束したと判断されるので、LUスリップ制御が安定して行われているときの油圧FB値を取得することができる。
また、本実施例によれば、所定範囲RNGfは、LUクラッチ36が狙いのスリップ状態に制御されていると判断することができる予め定められた閾値であるので、LUクラッチ指示圧Spluを学習によって適切に補正することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に入った状態が所定時間TMf以上継続した時点における油圧FB値が学習値として取得されたが、この態様に限らない。例えば、実LUスリップ量Nslplurが所定範囲RNGf内に入った状態が所定時間TMf以上継続した時点から学習条件が成立している間は、制御サイクル毎に取得された油圧FB値が学習値として更新されても良い。
また、前述の実施例では、動力源としてエンジン12を例示したが、この態様に限らない。例えば、動力源は、エンジン12に加えて又は替えて、電動機が用いられても良い。つまり、動力源としてエンジンのみを備えたエンジン車両、エンジンを備えず電動機のみを動力源とする電気自動車、動力源としてエンジン及び電動機を備えた、パラレル方式又はシリーズ方式のハイブリッド車両などであっても、本発明を適用することができる。
また、前述の実施例では、自動変速機22として遊星歯車式の自動変速機を例示したが、この態様に限らない。例えば、自動変速機22は、公知のDCT(Dual Clutch Transmission)を含む同期噛合型平行2軸式自動変速機、公知のベルト式無段変速機などであっても良い。尚、自動変速機22は、必ずしも備えられている必要はない。
また、前述の実施例では、流体式伝動装置としてトルクコンバータ20が用いられたが、この態様に限らない。例えば、流体式伝動装置として、トルクコンバータ20に替えて、トルク増幅作用のないフルードカップリングなどの他の流体式伝動装置が用いられても良い。要は、動力源と、動力源と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられた、ロックアップクラッチを有する流体式伝動装置と、を備えた車両であれば、本発明を適用することができる。
尚、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:車両
12:エンジン(動力源)
14:駆動輪
20:トルクコンバータ(流体式伝動装置)
36:LUクラッチ(ロックアップクラッチ)
80:電子制御装置(制御装置)
84:変速機制御部
86:LUクラッチ制御部(ロックアップクラッチ制御部)

Claims (5)

  1. 動力源と、前記動力源と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられた、ロックアップクラッチを有する流体式伝動装置と、を備えた車両の、制御装置であって、
    解放状態、スリップ状態、及び係合状態のうちの何れかの制御状態となるように前記ロックアップクラッチを制御すると共に、前記ロックアップクラッチの入力回転速度と出力回転速度との回転速度差であるスリップ量の目標値を実現する前記ロックアップクラッチの指示圧を設定して前記スリップ状態となるように前記ロックアップクラッチを制御するスリップ制御を行う際には、前記スリップ量の実際値が前記スリップ量の目標値となるようにフィードバック制御によって前記ロックアップクラッチの指示圧を補正するロックアップクラッチ制御部と、
    前記スリップ制御に際して、前記スリップ量の実際値が前記スリップ量の目標値に対して所定範囲内に収束したと判断したときに前記フィードバック制御による前記ロックアップクラッチの指示圧に対する補正量を取得し、次回の前記スリップ制御において設定される前記ロックアップクラッチの指示圧を前記補正量を用いて学習によって補正する学習制御部と、
    を含んでおり、
    前記学習制御部は、前記所定範囲を前記スリップ量の目標値に基づいて設定するものであり、
    前記学習制御部は、前記スリップ量の目標値に対して前記所定範囲内に前記スリップ量のゼロ値が含まれないように前記所定範囲を設定することを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記学習制御部は、前記スリップ量の目標値に対する正側の所定範囲と前記スリップ量の目標値に対する負側の所定範囲とを異なる値に設定することを特徴とする請求項に記載の車両の制御装置。
  3. 前記学習制御部は、前記スリップ量の目標値が正値である場合には前記正側の所定範囲よりも前記負側の所定範囲を小さな値に設定する一方で、前記スリップ量の目標値が負値である場合には前記負側の所定範囲よりも前記正側の所定範囲を小さな値に設定することを特徴とする請求項に記載の車両の制御装置。
  4. 前記学習制御部は、前記スリップ量の実際値が前記所定範囲内に入った状態が所定時間以上継続した場合に、前記スリップ量の実際値が前記所定範囲内に収束したと判断することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の車両の制御装置。
  5. 前記所定範囲は、狙いのスリップ状態に制御されていると判断することができる予め定められた閾値であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の車両の制御装置。
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