図1aは、様々な実施形態による、ネットワーク環境100内の電子装置101の例を示すブロック図である。図1aを参照すると、ネットワーク環境100における電子装置101は、第1のネットワーク198(例えば、近距離無線通信ネットワーク)を介して、電子装置102と通信するか、又は第2のネットワーク199(例えば、遠距離無線通信ネットワーク)を介して、電子装置104又はサーバ108と通信することができる。一実施形態によれば、電子装置101は、サーバ108を介して電子装置104と通信することができる。一実施形態によれば、電子装置101は、プロセッサ120、メモリ130、入力モジュール150、音響出力モジュール155、ディスプレイモジュール160、オーディオモジュール170、センサモジュール176、インタフェース177、接続端子178、触覚モジュール179、カメラモジュール180、電力管理モジュール188、バッテリ189、通信モジュール190、加入者識別モジュール196、又はアンテナモジュール197を含むことができる。特定の実施形態では、電子装置101には、これらの設定要素のうち少なくとも1つ(例えば、接続端子178)が省略されてもよく、又は1つ以上の他の設定要素が追加されてもよい。特定の実施形態では、これらの設定要素のいくつか(例えば、センサモジュール176、カメラモジュール180、又はアンテナモジュール197)は、1つの設定要素(例えば、ディスプレイモジュール160)に統合することができる。
プロセッサ120は、例えば、ソフトウェア(例えば、プログラム140)を実行して、プロセッサ120に接続された電子装置101の少なくとも1つの他の設定要素(例えば、ハードウェア又はソフトウェア設定要素)を制御することができ、様々なデータ処理又は演算を行うことができる。一実施形態によれば、データ処理又は演算の少なくとも一部として、プロセッサ120は、別の設定要素(例えば、センサモジュール176又は通信モジュール190)から受信した命令又はデータを、揮発性メモリ132に格納し、揮発性メモリ132に格納された命令又はデータを処理し、結果データを不揮発性メモリ134に格納することができる。一実施形態によれば、プロセッサ120は、メインプロセッサ121(例えば、中央処理装置又はアプリケーションプロセッサ)又はそれとは独立的に又は一緒に動作可能な補助プロセッサ123(例えば、グラフィック処理装置、ニューラルネットワーク処理装置(NPU:neural processing unit)、イメージシグナルプロセッサ、センサハブプロセッサ、又はコミュニケーションプロセッサ)を含むことができる。例えば、電子装置101がメインプロセッサ121及び補助プロセッサ123を含む場合、補助プロセッサ123は、メインプロセッサ121よりも低電力を使用するか、又は指定された機能に特化するように設定され得る。補助プロセッサ123は、メインプロセッサ121とは別に、又はその一部として実装され得る。
補助プロセッサ123は、例えば、メインプロセッサ121が非アクティブ(例えば、スリープ)状態にある間、メインプロセッサ121の代わりに、又はメインプロセッサ121がアクティブ(例えば、アプリケーションの実行)状態にある間、メインプロセッサ121と共に、電子装置101の設定要素のうち少なくとも1つの設定要素(例えば、ディスプレイモジュール160、センサモジュール176、又は通信モジュール190)に関連付けられた機能又は状態の少なくとも一部を制御することができる。一実施形態によれば、補助プロセッサ123(例えば、イメージシグナルプロセッサ又はコミュニケーションプロセッサ)は、機能的に関連する他の設定要素(例えば、カメラモジュール180又は通信モジュール190)の一部として実装され得る。一実施形態によれば、補助プロセッサ123(例えば、ニューラルネットワーク処理装置)は、人工知能モデルの処理に特化したハードウェア構造を含むことができる。人工知能モデルは、機械学習を通じて生成できる。そのような学習は、例えば、人工知能が実行される電子装置101自体で行われてもよく、別途のサーバ(例えば、サーバ108)を介して行われてもよい。学習アルゴリズムは、例えば、指導型学習(supervised learning)、非指導型学習(unsupervised learning)、準指導型学習(semi-supervised learning)、又は強化学習(reinforcement learning)を含むことができるが、前述の例に限定されない。人工知能モデルは、複数の人工ニューラルネットワーク層を含むことができる。人工ニューラルネットワークは、深層ニューラルネットワーク(DNN:deep neural network)、CNN(convolutional neural network)、RNN(recurrent neural network)、RBM(restricted boltzmann machine、DBN(deep belief network)、BRDNN(bidirectional recurrent deep neural network)、深層Qネットワーク(deep Q-networks)、又は前記の2つ以上の組み合わせのうち1つであり得るが、前述の例に限定されない。人工知能モデルは、ハードウェア構造に加えて、追加的又は代替的にソフトウェア構造を含み得る。
メモリ130は、電子装置101のうち少なくとも1つの設定要素(例えば、プロセッサ120又はセンサモジュール176)によって用いられる様々なデータを格納することができる。データは、例えば、ソフトウェア(例えば、プログラム140)、及びそれに関連する命令のための入力データ又は出力データを含み得る。メモリ130は、揮発性メモリ132又は不揮発性メモリ134を含むことができる。
プログラム140は、ソフトウェアとしてメモリ130に格納されてもよく、例えば、オペレーティングシステム142、ミドルウェア144、又はアプリケーション146を含んでもよい。
入力モジュール150は、電子装置101の設定要素(例えば、プロセッサ120)に用いられる命令又はデータを、電子装置101の外部(例えば、ユーザ)から受信することができる。入力モジュール150は、例えば、マイクロフォン、マウス、キーボード、キー(例えば、ボタン)、又はデジタルペン(例えば、スタイラスペン)を含むことができる。
音響出力モジュール155は、音響信号を電子装置101の外部に出力することができる。音響出力モジュール155は、例えば、スピーカ又はレシーバを含むことができる。スピーカは、マルチメディアの再生や録音の再生など、一般的な用途に使用できる。レシーバは、着信電話を受信するために使用できる。一実施形態によれば、レシーバは、スピーカとは別個に、又はその一部として実装され得る。
ディスプレイモジュール160は、電子装置101の外部(例えば、ユーザ)に情報を視覚的に提供することができる。ディスプレイモジュール160は、例えば、ディスプレイ、ホログラム装置、又はプロジェクタ及び対応する装置を制御するための制御回路を含むことができる。一実施形態によれば、ディスプレイモジュール160は、タッチを感知するように設定されたタッチセンサ、又は前記タッチによって生じる力の強度を測定するように設定された圧力センサを含み得る。
オーディオモジュール170は、音を電気信号に変換するか、逆に電気信号を音に変換することができる。一実施形態によれば、オーディオモジュール170は、入力モジュール150を介して音を取得するか、音響出力モジュール155、又は電子装置101と直接又は無線で接続された外部電子装置(例えば、電子装置102)(例えば、スピーカ又はヘッドホン)を介して、音を出力することができる。
センサモジュール176は、電子装置101の動作状態(例えば、電力又は温度)、又は外部の環境状態(例えば、ユーザ状態)を感知し、感知された状態に対応する電気信号又はデータ値を生成することができる。一実施形態によれば、センサモジュール176は、例えば、ジェスチャセンサ、ジャイロセンサ、気圧センサ、磁気センサ、加速度センサ、グリップセンサ、近接センサ、カラーセンサ、IR(infrared)センサ、生体センサ、温度センサ、湿度センサ、又は照度センサを含むことができる。
インタフェース177は、電子装置101が外部電子装置(例えば、電子装置102)と直接又は無線で接続するために使用され得る1つ又はそれ以上の指定されたプロトコルをサポートすることができる。一実施形態によれば、インタフェース177は、例えば、HDMI(登録商標)(high definition multimedia interface)、USB(universal serial bus)インタフェース、SDカードインタフェース、又はオーディオインタフェースを含み得る。
接続端子178は、それを介して、電子装置101を外部電子装置(例えば、電子装置102)と物理的に接続できるコネクタを含むことができる。一実施形態によれば、接続端子178は、例えば、HDMI(登録商標)コネクタ、USBコネクタ、SDカードコネクタ、又はオーディオコネクタ(例えば、ヘッドホンコネクタ)を含むことができる。
触覚モジュール179は、ユーザが触覚又は運動感覚を介して、電気信号を認識することができる機械的な刺激(例えば、振動又は動き)又は電気的な刺激に変換できる。一実施形態によれば、触覚モジュール179は、例えば、モータ、圧電素子、又は電気刺激装置を含むことができる。
カメラモジュール180は、静止画像及び動画像を撮影することができる。一実施形態によれば、カメラモジュール180は、1つ又はそれ以上のレンズ、イメージセンサ、イメージシグナルプロセッサ、又はフラッシュを含むことができる。
電力管理モジュール188は、電子装置101に供給される電力を管理することができる。一実施形態によれば、電力管理モジュール188は、例えば、PMIC(power management integrated circuit)の少なくとも一部として実装することができる。
バッテリ189は、電子装置101の少なくとも1つの設定要素に、電力を供給することができる。一実施形態によれば、バッテリ189は、例えば、充電式でない1次電池、充電式の2次電池、又は燃料電池を含むことができる。
通信モジュール190は、電子装置101と外部電子装置(例えば、電子装置102、電子装置104、又はサーバ108)との間の直接(例えば、有線)通信チャネル又は無線通信チャネルの確立、及び確立された通信チャネルを介した通信の実行をサポートすることができる。通信モジュール190は、プロセッサ120(例えば、アプリケーションプロセッサ)から独立して動作可能であり、直接(例えば、有線)通信又は無線通信をサポートする1つ又はそれ以上のコミュニケーションプロセッサを含み得る。一実施形態によれば、通信モジュール190は、無線通信モジュール192(例えば、セルラー通信モジュール、近距離無線通信モジュール、又はGNSS(global navigation satellite system)通信モジュール)又は有線通信モジュール194(例えば、LAN(local area network)通信モジュール、又は電力線通信モジュール)を含むことができる。これらの通信モジュールのうち、該当する通信モジュールは、第1のネットワーク198(例えば、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)、WiFi(wireless fidelity)ダイレクト、又はIrDA(infrared data association)などの近距離通信ネットワーク)又は第2のネットワーク199(例えば、レガシーセルラーネットワーク、5Gネットワーク、次世代通信ネットワーク、インターネット、又はコンピュータネットワーク(例えば、LAN又はWAN)などの遠距離通信ネットワーク)を介して、外部電子装置104と通信することができる。そのようないくつかの種類の通信モジュールは、1つの設定要素(例えば、単一のチップ)に統合されてもよく、又は互いに別個の複数の設定要素(例えば、複数のチップ)として実装されてもよい。無線通信モジュール192は、加入者識別モジュール196に格納された加入者情報(例えば、国際モバイル加入者識別子(IMSI))を使用して、第1のネットワーク198又は第2のネットワーク199などの通信ネットワーク内で、電子装置101を確認又は認証することができる。
無線通信モジュール192は、4Gネットワーク後の5Gネットワーク及び次世代通信技術、例えば、NR接続技術(new radio access technology)をサポートすることができる。NR接続技術は、高容量データの高速伝送(eMBB(enhanced mobile broadband))、端末電力最小化と複数端末の接続(mMTC(massive machine type communications))、又は高信頼度と低遅延(URLLC(ultra-reliable and low-latency communications)) をサポートする可能性がある。無線通信モジュール192は、例えば、高いデータレートを達成するために、高周波帯域(例えば、mmWave帯域)をサポートすることができる。無線通信モジュール192は、高周波帯域での性能を確保するための様々な技術、例えば、ビームフォーミング(beamforming) 、大規模多入力多出力(massive MIMO(multiple-input and multiple-output))、全次元多入力多出力(FD-MIMO:full dimensional MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビーム形成(analog beam-forming)、又は大規模アンテナ(large scale antenna)などの技術をサポートすることができる。無線通信モジュール192は、電子装置101、外部電子装置(例えば、電子装置104)、又はネットワークシステム(例えば、第2のネットワーク199)で規定された様々な要件をサポートすることができる。一実施形態によれば、無線通信モジュール192は、eMBBを実現するためのピークデータレート(Peak data rate、例えば、20Gbps以上)、mMTCを実現するための損失カバレッジ(例えば、164dB以下)、又はURLLCを実現するためのUプレーンレイテンシ(U-plane latency、例:ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)はそれぞれ、0.5ms以下、又はラウンドトリップは、1ms以下)をサポートすることができる。
アンテナモジュール197は、信号又は電力を外部(例えば、外部電子装置)に送信することも、外部から受信することもできる。一実施形態によれば、アンテナモジュール197は、サブストレート(例えば、PCB)上に形成された導電体又は導電性パターンからなる放射体を含むアンテナを含むことができる。一実施形態によれば、アンテナモジュール197は、複数のアンテナ(例えば、アレイアンテナ)を含むことができる。この場合、第1のネットワーク198又は第2のネットワーク199などの通信ネットワークで使用される通信方式に適した少なくとも1つのアンテナが、例えば、通信モジュール190によって、前記複数のアンテナから選択され得る。信号又は電力は、前記選択された少なくとも1つのアンテナを介して、通信モジュール190と外部電子装置との間で送信又は受信することができる。特定の実施形態によれば、放射体以外の他の部品(例えば、RFIC(radio frequency integrated circuit))が、アンテナモジュール197の一部としてさらに形成され得る。
様々な実施形態によれば、アンテナモジュール197は、mmWaveアンテナモジュールを形成することができる。一実施形態によれば、mmWaveアンテナモジュールは、プリント回路基板、該プリント回路基板の第1の面(例えば、低面)、又はそれに隣接して配置され、指定された高周波帯域(例えば、mmWave帯域)をサポートすることができるRFIC、及び前記プリント回路基板の第2の面(例えば、上面又は側面)に又はそれに隣接して配置され、前記指定された高周波帯域の信号を送受信することができる複数のアンテナ(例えば、アレイアンテナ)を含み得る。
前記設定要素のうち少なくとも一部は、周辺機器間通信方式(例えば、バス、GPIO(general purpose input and output)、SPI(serial peripheral interface)、又はMIPI(mobile industry processor interface))を介して、互いに接続され、信号(例:命令又はデータ)を相互に交換することができる。
一実施形態によれば、命令又はデータは、第2のネットワーク199に接続されたサーバ108を介して、電子装置101と外部電子装置104との間で送信又は受信され得る。外部電子装置102又は104のそれぞれは、電子装置101と同じ又は異なる種類の装置であり得る。一実施形態によれば、電子装置101で実行される動作の全部又は一部は、外部電子装置102、104、又は108のうち1つ又はそれ以上の外部電子装置で実行できる。例えば、電子装置101は、何らかの機能又はサービスを自動的に、又はユーザ又は他の装置からの要求に応じて実行する必要がある場合、電子装置101は、機能又はサービスを自ら実行するのではなく、又はさらに、1つ又はそれ以上の外部電子装置に、その機能又はそのサービスの少なくとも一部を実行するように要求することができる。前記要求を受信した1つ又はそれ以上の外部電子装置は、要求された機能又はサービスの少なくとも一部、又は前記要求に関連する追加の機能又はサービスを実行し、その実行の結果を電子装置101に伝達することができる。電子装置101は、前記結果を、そのまま又は追加的に処理して、前記要求への応答の少なくとも一部として提供することができる。このために、例えば、クラウドコンピューティング、分散コンピューティング、モバイルエッジコンピューティング(MEC:mobile edge computing)、又はクライアントサーバコンピューティング技術を使用することができる。電子装置101は、例えば、分散コンピューティング又はモバイルエッジコンピューティングを使用して、超低遅延サービスを提供することができる。他の実施形態では、外部電子装置104は、IoT(Internet of things)機器を含むことができる。サーバ108は、機械学習及び/又はニューラルネットワークを用いたインテリジェントサーバであり得る。一実施形態によれば、外部電子装置104又はサーバ108は、第2のネットワーク199に含まれてもよい。電子装置101は、5G通信技術及びIoT関連技術に基づいて、インテリジェントサービス(例えば、スマートホーム、スマートシティ、スマートカー、又はヘルスケア)に適用することができる。
図1bは、様々な実施形態による、電子装置を含むネットワーク環境の例を示す図である。図1bを参照すると、本開示の様々な実施形態によるネットワーク(例えば、図1aの第2のネットワーク199)は、電子装置101、第1の通信ネットワーク111a、及び/又は第2の通信ネットワーク112aを含み得る。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、1つの装置で2つのSIMをサポートするDSDS(dual SIM dual standby)モードで動作することができる。例えば、電子装置101は、第1のSIM111及び第2のSIM112の2つのSIMを含む(又は接続される)ことができる。第1のSIM111及び第2のSIM112は、その種類に制限はない。例えば、第1のSIM111及び第2のSIM112は、着脱可能なrSIM(removable SIM)(例えば、SIMカード)であり得る。例えば、電子装置101は、第1のSIM111及び第2のSIM112をそれぞれ収容するために、第1の構造物である第1のスロット(slot)(図示せず)及び第2のスロット(図示せず)を内部に含むことができる。この場合、例えば、電子装置101が、第1のSIM111及び第2のSIM112を含むという意味は、第1のSIM111及び第2のSIM112が、電子装置101に取り付けられた状態を意味することができ、必ずしも第1のSIM111及び第2のSIM112が電子装置101に含まれることを意味するわけではないことを、当業者は理解するだろう。さらに別の例として、第1のSIM111及び第2のSIM112のうち少なくとも1つは、組み込み加入者識別モジュール(embedded subscriber identity module;eSIM)を含むことができる。eSIM は、eUICCと命名されることもある。
様々な実施形態によれば、第1のSIM111は、第1の通信ネットワーク111aの通信事業者にサブスクライブされたSIMであり、電子装置101は、第1のSIM111を用いて、第1の通信ネットワーク111aに接続することにより、無線通信サービスを提供されることができる。第2のSIM112は、第2の通信ネットワーク112aの通信事業者にサブスクライブされたSIMであり、電子装置101は、第2のSIM112を用いて、第2の通信ネットワーク112aに接続することにより、無線通信サービスを提供されることができる。別の例としては、図示されていないが、第1のSIM111及び第2のSIM112は、同じ通信ネットワークの通信事業者にサブスクライブされたSIMであってもよい。例えば、第1の通信ネットワーク及び第2の通信ネットワークの事業者は、同じであってもよい。例えば、第1のSIM111及び第2のSIM112のそれぞれは、同じ通信事業者にサブスクライブされた異なる加入者情報に対応するSIMであり得る。
図2aは、様々な実施形態による、レガシーネットワーク通信及び5Gネットワーク通信をサポートするための電子装置101のブロック図200である。図2aを参照すると、電子装置101は、プロセッシング回路(processing circuit)を含む第1のコミュニケーションプロセッサ212、プロセッシング回路を含む第2のコミュニケーションプロセッサ214、第1のRFIC(radio frequency integrated circuit)222、第2のRFIC224、第3のRFIC226、第4のRFIC228、第1のRFFE(radio frequency front end)232、第2のRFFE234、第1のアンテナモジュール242、第2のアンテナモジュール244、第3のアンテナモジュール246、及びアンテナ248を含むことができる。電子装置101は、プロセッサ120及びメモリ130をさらに含むことができる。第2のネットワーク199は、第1のセルラーネットワーク292と第2のセルラーネットワーク294とを含むことができる。別の実施形態によれば、電子装置101は、図1に記載された部品のうち少なくとも1つの部品をさらに含み得、第2のネットワーク199は、少なくとも1つの他のネットワークをさらに含むことができる。一実施形態によれば、第1のコミュニケーションプロセッサ212、第2のコミュニケーションプロセッサ214、第1のRFIC222、第2のRFIC224、第4のRFIC228、第1のRFFE232、及び第2のRFFE234は、無線通信モジュール192の少なくとも一部を形成することができる。別の実施形態によれば、第4のRFIC228は省略されてもよく、又は第3のRFIC226の一部として含まれてもよい。
第1のコミュニケーションプロセッサ212は、第1のセルラーネットワーク292との無線通信に使用される帯域の通信チャネルの確立、及び確立された通信チャネルを介したレガシーネットワーク通信をサポートすることができる。様々な実施形態によれば、第1のセルラーネットワークは、第2世代(2G)、3G、4G、又はLTE(long term evolution)ネットワークを含むレガシーネットワークであり得る。第2のコミュニケーションプロセッサ214は、第2のセルラーネットワーク294との無線通信に使用される帯域のうち、指定された帯域(例えば、約6GHz~約60GHz)に対応する通信チャネルの確立、及び確立された通信チャネルを介した5Gネットワーク通信をサポートすることができる。様々な実施形態によれば、第2のセルラーネットワーク294は、3GPP(登録商標)で定義される5Gネットワークであり得る。さらに、一実施形態によれば、第1のコミュニケーションプロセッサ212又は第2のコミュニケーションプロセッサ214は、第2のセルラーネットワーク294との無線通信に使用される帯域のうち他の指定された帯域(例えば、約6GHz以下)に対応する通信チャネルの確立、及び確立された通信チャネルを介した5Gネットワーク通信をサポートすることができる。
第1のコミュニケーションプロセッサ212は、第2のコミュニケーションプロセッサ214とデータを送受信することができる。例えば、第2のセルラーネットワーク294を介して送信されると分類されたデータが、第1のセルラーネットワーク292を介して送信されるものに変更できる。この場合、第1のコミュニケーションプロセッサ212は、第2のコミュニケーションプロセッサ214から送信データを伝達され得る。例えば、第1のコミュニケーションプロセッサ212は、プロセッサ間インタフェース213を介して、第2のコミュニケーションプロセッサ214とデータを送受信することができる。前記プロセッサ間インタフェース213は、例えば、UART(universal asynchronous receiver/transmitter)(例えば、HS-UART(high speed-UART)又はPCIe(peripheral component interconnect bus express)インタフェースとして実現することができるが、その種類に制限はない。又は、第1のコミュニケーションプロセッサ212と第2のコミュニケーションプロセッサ214とは、例えば、共有メモリ(shared memory)を用いて、制御情報とパケットデータ情報とを交換することができる。第1のコミュニケーションプロセッサ212は、第2のコミュニケーションプロセッサ214と、センシング情報、出力強度に関する情報、RB(resource block)割り当て情報などの様々な情報を送受信することができる。
実装に応じて、第1のコミュニケーションプロセッサ212は、第2のコミュニケーションプロセッサ214と直接接続されない場合もある。この場合、第1のコミュニケーションプロセッサ212は、第2のコミュニケーションプロセッサ214と、プロセッサ120(例えば、application processor)を介して、データを送受信することもできる。例えば、第1のコミュニケーションプロセッサ212及び第2のコミュニケーションプロセッサ214は、プロセッサ120(例えば、application processor)とHS-UARTインタフェース又はPCIeインタフェースを介して、データを送受信することができるが、インタフェースの種類に制限はない。あるいは、第1のコミュニケーションプロセッサ212及び第2のコミュニケーションプロセッサ214は、プロセッサ120(例えば、application processor)と共有メモリ(shared memory)を用いて、制御情報とパケットデータ情報とを交換することができる。
一実施形態によれば、第1のコミュニケーションプロセッサ212と第2のコミュニケーションプロセッサ214とは、単一(single)のチップ又は単一のパッケージ内に実装することができる。様々な実施形態によれば、第1のコミュニケーションプロセッサ212又は第2のコミュニケーションプロセッサ214は、プロセッサ120、補助プロセッサ123、又は通信モジュール190と単一のチップ又は単一のパッケージ内に形成できる。例えば、図2bと同様に、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のセルラーネットワーク292及び第2のセルラーネットワーク294の通信のための機能の両方をサポートすることができる。
第1のRFIC222は、送信時に、第1のコミュニケーションプロセッサ212によって生成されたベースバンド(baseband)信号を、第1のセルラーネットワーク292(例えば、レガシーネットワーク)に使用される約700MHz~約3GHzの無線周波数(RF)信号に変換できる。受信時には、RF信号がアンテナ(例えば、第1のアンテナモジュール242)を介して、第1のネットワーク292(例えば、レガシーネットワーク)から取得され、RFFE(例えば、第1のRFFE232)を介して前処理(preprocess)することができる。第1のRFIC222は、前処理されたRF信号を、第1のコミュニケーションプロセッサ212によって処理できるように、ベースバンド信号に変換することができる。
第2のRFIC224は、送信時に、第1のコミュニケーションプロセッサ212又は第2のコミュニケーションプロセッサ214によって生成されたベースバンド信号を、第2のセルラーネットワーク294(例えば、5Gネットワーク)に使用するSub6帯域(例えば、約6GHz以下)のRF信号(以下、5G Sub6 RF信号)に変換することができる。受信時には、5G Sub6 RF信号が、アンテナ(例えば、第2のアンテナモジュール244)を介して、第2のセルラーネットワーク294(例えば、5Gネットワーク)から取得され、RFFE(例えば、第2のRFFE234)を介して前処理することができる。第2のRFIC224は、前処理された5G Sub6 RF信号を、第1のコミュニケーションプロセッサ212又は第2のコミュニケーションプロセッサ214のうち対応するコミュニケーションプロセッサによって処理できるように、ベースバンド信号に変換することができる。
第3のRFIC226は、第2のコミュニケーションプロセッサ214によって生成されたベースバンド信号を、第2のセルラーネットワーク294(例えば、5Gネットワーク)で使用される5G Above6帯域(例えば、約6GHz~約60GHz)のRF信号(以下、5G Above6 RF信号)に変換することができる。受信時には、5G Above6 RF信号は、アンテナ(例えば、アンテナ248)を介して、第2のセルラーネットワーク294(例えば、5Gネットワーク)から取得され、第3のRFFE236を介して前処理され得る。第3のRFIC226は、前処理された5G Above6 RF信号を、第2のコミュニケーションプロセッサ214によって処理できるように、ベースバンド信号に変換することができる。一実施形態によれば、第3のRFFE236は、第3のRFIC226の一部として形成することができる。
電子装置101は、一実施形態によれば、第3のRFIC226とは別に、又は少なくともその一部として、第4のRFIC228を含むことができる。この場合、第4のRFIC228は、第2のコミュニケーションプロセッサ214によって生成されたベースバンド信号を、中間(intermediate)周波数帯域(例えば、約9GHz~約11GHz)のRF信号(以下、IF信号)に変換した後、前記IF信号を第3のRFIC226に伝達することができる。第3のRFIC226は、IF信号を5G Above6 RF信号に変換することができる。受信時には、5G Above6 RF信号をアンテナ(例えば、アンテナ248)を介して、第2のセルラーネットワーク294(例えば、5Gネットワーク)から受信し、第3のRFIC226によってIF信号に変換できる。第4のRFIC228は、IF信号を第2のコミュニケーションプロセッサ214によって処理できるように、ベースバンド信号に変換することができる。
一実施形態によれば、第1のRFIC222及び第2のRFIC224は、単一のチップ又は単一のパッケージの少なくとも一部として具現することができる。様々な実施形態によれば、図2a又は図2bにおいて、第1のRFIC222及び第2のRFIC224が、単一のチップ又は単一のパッケージとして具現される場合、統合RFICとして具現することができる。この場合、前記統合RFICが、第1のRFFE232及び第2のRFFE234に接続され、ベースバンド信号を第1のRFFE232及び/又は第2のRFFE234がサポートする帯域の信号に変換し、前記変換された信号を第1のRFFE232及び第2のRFFE234の1つに送信することができる。一実施形態によれば、第1のRFFE232及び第2のRFFE234は、単一のチップ又は単一のパッケージの少なくとも一部として具現することができる。一実施形態によれば、第1のアンテナモジュール242又は第2のアンテナモジュール244のうち少なくとも1つのアンテナモジュールは、省略されるか、又は他のアンテナモジュールと組み合わせて、対応する複数の帯域のRF信号を処理することができる。
一実施形態によれば、第3のRFIC226とアンテナ248とは、同じサブストレートに配置され、第3のアンテナモジュール246を形成することができる。例えば、無線通信モジュール192又はプロセッサ120が、第1のサブストレート(例えば、メインPCB)に配置され得る。この場合、第1のサブストレートとは別の第2のサブストレート(例えば、サブPCB)の一部の領域(例えば、下面)には、第3のRFIC226が、他の一部の領域(例えば、上面)には、アンテナ248が配置されて、第3のアンテナモジュール246を形成することができる。第3のRFIC226とアンテナ248とを、同じサブストレートに配置することによって、それらの間の伝送線路の長さを短くすることができる。これは、例えば、5Gネットワーク通信に使用される高周波帯域(例えば、約6GHz~約60GHz)の信号が、伝送線路によって損失(例えば、減衰)されるのを減らすことができる。これにより、電子装置101は、第2のネットワーク294(例えば、5Gネットワーク)との通信の品質又は速度を向上させることができる。
一実施形態によれば、アンテナ248は、ビームフォーミングに使用できる複数のアンテナエレメントを含むアンテナアレイとして形成することができる。この場合、第3のRFIC226は、例えば、第3のRFFE236の一部として、複数のアンテナエレメントに対応する複数の位相変換器(phase shifter)238を含むことができる。送信時に、複数の位相変換器238のそれぞれは、対応するアンテナエレメントを介して、電子装置101の外部(例えば、5Gネットワークのベースステーション)に送信される5G Above6 RF信号の位相を変換することができる。受信時には、複数の位相変換器238のそれぞれは、対応するアンテナエレメントを介して、前記外部から受信した5G Above6 RF信号の位相を、同じ又は実質的に同じ位相に変換することができる。これにより、電子装置101と前記外部との間のビームフォーミングによる送信又は受信が可能になる。
第2のセルラーネットワーク294(例えば、5Gネットワーク)は、第1のセルラーネットワーク292(例えば、レガシーネットワーク)とは独立して動作することができるか(例えば、Stand‐Alone(SA))、又は接続して動作することができる(例えば、 Non-Stand Alone(NSA))。例えば、5Gネットワークには、アクセスネットワーク(例えば、5G radio access network(RAN)又はネクストジェネレーション(next generation)RAN(NG RAN))のみがあり、コアネットワーク(例えば、next generation core(NGC))は存在しなくてもよい。この場合、電子装置101は、5Gネットワークのアクセスネットワークにアクセスした後、レガシーネットワークのコアネットワーク(例えば、evolved packed core(EPC))の制御の下で、外部ネットワーク(例えば、インターネット)にアクセスすることができる。レガシーネットワークと通信するためのプロトコル情報(例えば、LTEプロトコル情報、又は、5Gネットワークと通信するためのプロトコル情報(例えば、New Radio(NR)プロトコル情報)は、メモリ230に格納され、他の部品(例えば、プロセッサ120、第1のコミュニケーションプロセッサ212、又は第2のコミュニケーションプロセッサ214)によってアクセスできる。
図3は、様々な実施形態による電子装置の例のブロック図を示す。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、プロセッシング回路を含むプロセッサ120、プロセッシング回路を含む統合コミュニケーションプロセッサ260、RF回路320、第1のSIM331又は第2のSIM341のうち少なくとも1つを含むことができる。第1のSIM331又は第2のSIM341のうち少なくとも1つは、rSIMであり得る。この場合、電子装置101は、rSIMとの接続のための少なくとも1つのスロットをさらに含んでもよい。なお、前述したように、rSIMは、電子装置101に着脱可能であり、必ずしも電子装置101の設定要素である必要はない。第1のSIM331又は第2のSIM341のうち少なくとも1つは、eSIMであり得る。
様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、指定された数(例えば、2つ)のSIMをサポートすることができる。統合コミュニケーションプロセッサ260に代えて、第1のコミュニケーションプロセッサ(例えば、図2aの第1のコミュニケーションプロセッサ212)及び第2のコミュニケーションプロセッサ(例えば、図2aの第2のコミュニケーションプロセッサ214)が、電子装置101に含まれるように具現されてもよいことを、当業者は理解するであろう。電子装置101は、図示されていないが、指定された数を超えるSIM(例えば、2つのrSIM及び1つのeSIM)を含むことができる。この場合、電子装置101は、複数のSIMと統合コミュニケーションプロセッサ260との間で、SIM接続を切り替えるためのスイッチ(図示せず)をさらに含むことができる。
様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、無線通信に使用される帯域の通信チャネルの確立、及び確立された通信チャネルを介したネットワーク通信をサポートすることができる。例えば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2世代(2G)、3G、4G、又は5Gネットワーク通信のうち少なくとも1つをサポートすることができる。RF回路320は、例えば、RFIC(radio frequency integrated circuit)、RFFE(radio frequency front end)、又はアンテナモジュールのうち少なくとも1つを含むことができる。RF回路320は、統合コミュニケーションプロセッサ260から出力されるデータ(例えば、ベースバンド信号)をRF信号に処理して、アンテナモジュールを介して送信することができる。あるいは、RF回路320は、アンテナモジュールを介して受信されたRF信号をベースバンド信号に変換して、統合コミュニケーションプロセッサ260に伝達することができる。RF回路320は、統合コミュニケーションプロセッサ260がサポートする通信方式に従って、RF信号又はベースバンド信号を処理することができ、RF回路320の種類に制限はない。設定要素間インタフェースは、例えば、GPIO(general purpose input/output)、UART(universal asynchronous receiver/transmitter)(例えば、HS-UART(high speed-UART)又はPCIe(peripheral component interconnect bus express)インタフェース)として具現することができるが、その種類に制限はない。又は、設定要素のうち少なくとも一部は、例えば、共有メモリ(shared memory)を使用して制御情報又はパケットデータ情報を交換することができる。一方、図3の実施形態では、プロセッサ120と統合コミュニケーションプロセッサ260とが、異なるハードウェアであるように示されているが、これは、単なる例示であり、プロセッサ120と統合コミュニケーションプロセッサ260とは、異なるハードウェアとして具現することができるが、別の実施形態によれば、プロセッサ120と統合コミュニケーションプロセッサ260とは、単一のチップに実装することもできる。
統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のSIM331及び第2のSIM341から格納された情報を取得することができる。例えば、格納された情報は、ICCID(integrated circuit card identifier)、IMSI、HPLMN(home public land mobile network)関連情報、又はMSISIDN(mobile subscriber international ISDN number)のうち少なくとも1つを含み得る。格納された情報は、基本ファイル(elementary file:EF)と命名する場合がある。統合コミュニケーションプロセッサ260は、取得した第1のSIM331及び/又は第2のSIM341に格納された情報に基づいて、第1のSIM331及び/又は第2のSIM341に対応するネットワーク通信のための認証手順を、RF回路320を介して実行することができる。認証が成功すると、統合コミュニケーションプロセッサ260は、RF回路320を介して第1のSIM331及び/又は第2のSIM341に対応するネットワーク通信を実行することができる。
様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のSIM331又は第2のSIM341によるデュアルSIMのネットワーク通信を実行することができる。RF回路320は、複数のRF経路を提供することができる。電子装置101は、DSDSモードで実行することができる。様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のSIM331と第2のSIM341とを接続することができ、両方のSIM331、341をDSDSモードで動作することができる。例えば、第1のSIM331に関連付けられた動作が、RF回路320を使用して実行される間、第2のSIM341に関連付けられた動作は、猶予され得る。例えば、第2のSIM341に関連付けられた動作が、RF回路320を使用して実行される間、第1のSIM331に関連付けられた動作は、猶予され得る。様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260には、SIMを処理するための2つのインタフェース(例えば、ISO7816によるインタフェース)が含まれ得、第1のSIM331及び第2のSIM332は、2つのインタフェースに接続できる。例えば、一方のインタフェースには、第1のスロット330を接続することができ、他方のインタフェースには、第2のスロット340を接続することができる。
図4aは、様々な実施形態によるアプリケーション別のデータセッションの確立の例を説明するための図である。
様々な実施形態によれば、電子装置101には、複数のアプリケーション401、402が実行され得る。例えば、複数のアプリケーション401、402のうち少なくとも一部は、電子装置101に格納されていてもよく、又は少なくとも一部は、電子装置101によってアクセスされてもよい。複数のアプリケーション401、402は、データネットワーク450とデータを送受信することができる。電子装置101は、DNNを選択することができる情報403を格納することができ、それに基づいて、DNNを選択することもできる。第1のアプリケーション401は、第1のネットワークスライス430を介して、データネットワーク450とデータを送受信することができ、第2のアプリケーション402は、第2のネットワークスライス440を介して、データネットワーク450とデータを送受信することができる。第1のネットワークスライス430及び第2のネットワークスライス440の各々は、SMF(session management function)431、441、PCF(policy control function)432、442、UPF(user plane function)433、443を含むことができる。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、RAN410を介して、コア420、430、440に接続することができる。コアの一部420は、AMF421及びNSSF422を含むことができ、電子装置101は、AMF421を介して、SMF431、441と制御データを送受信することができる。電子装置101は、第1のアプリケーション401に関連付けられたデータを、第1のネットワークスライス430のUPF433を介して、データネットワーク450と送受信することができ、第2のアプリケーション402に関連付けられたデータは、第2のネットワークスライス440のUPF443を介して、データネットワーク450と送受信することができる。電子装置101には、経路選択のための記述子である、DNNを選択できる情報403、第1のネットワークスライス430を選択できる情報404、及び第2のネットワークスライス440を選択できる情報405(例えば、トラフィック記述子及び/又は経路選択記述子)が格納され得る。電子装置101は、格納された経路選択のための情報に基づいて、第1のネットワークスライス430を介した第1のデータセッション(例えば、PDU session#1)及び第2のネットワークスライス440を介した第2のデータセッション(例えば、PDU session#2)を確立することができる。電子装置101は、第1のデータセッション(PDU session#1)を用いて、第1のアプリケーション401に関連付けられた情報を送受信することができ、第2のデータセッション(PDU session#2)を用いて、第2のアプリケーション402に関連付けられた情報を送受信することができる。
例えば、第1のアプリケーション401は、大容量データの送受信を要求するアプリケーションであり、第1のネットワークスライス430は、eMBB(enhanced mobile broadband)特性をサポートすることができる。例えば、第2のアプリケーション402は、低遅延データの送受信を要求するアプリケーションであり、第2のネットワークスライス440は、URLLC(ultra reliable low latency communications)特性をサポートすることができる。これにより、第1のアプリケーションは、第1のネットワークスライス430を介して、データネットワーク450と大容量データを送受信することができ、第2のアプリケーションは、第2のネットワークスライス440を介して、データを低遅延速度で送受信することができる。
様々な実施形態によれば、第1のネットワークスライス430に基づく第1のデータセッション(例えば、session#1)は、第1のSIM331に対応して確立されてもよく、第2のネットワークスライス440に基づく第2のデータセッション(例えば、session#2)は、第2のSIM341に対応して確立されてもよい。図4aでは、第1のSIM331に対応して、1つの第1のデータセッション(例えば、session#1)が確立され、第2のSIM341に対応して、1つの第2のデータセッション(例えば、session#2)が確立されたように示されているが、これは、例示的なものであり、1つのSIMに対して複数のデータセッションを確立することができることを、当業者は理解するであろう。
様々な実施形態によれば、両方のSIM331、341が、DSDSモードで動作する場合、第1のデータセッション(例えば、session#1)を介して、データパケットが処理されている間には、第1のデータセッション(例えば、session#1)を介して、データパケットの処理が猶予され得る。さらに、第2のデータセッション(例えば、session#2)を介して、データパケットが処理される間には、第1のデータセッション(例えば、session#1)を介して、データパケットの処理が猶予され得る。第1のSIM331の動作によって、URLLCのための第2のアプリケーション402のデータパケットの処理が遅延される場合には、サービス遅延による問題が発生することがある。様々な実施形態による電子装置101は、URLLCのためのデータパケットの処理が要求される場合、第1のSIM331による動作(例えば、第1のアプリケーション401に基づくデータパケット処理及び/又は第1のSIM331に関連付けられたシグナリング動作)を猶予しながら、URLLCのためのデータパケットの処理を優先的に実行することができる。
図4bは、様々な実施形態による電子装置の動作方法の例を説明するためのフローチャートを示す。図4bの実施形態は、図4cを参照して説明する。図4cは、様々な実施形態によるS-NSSAI(single-network slice selection assistance information)の構造(structure)の例を示す。
様々な実施形態によれば、電子装置101(例えば、プロセッサ120、第1のコミュニケーションプロセッサ212、第2のコミュニケーションプロセッサ214、又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つ)は、動作471では、ネットワーク470(例えば、AMF及び/又はSMF)にPDUセッション確立要求(PDU session establishment request)メッセージを送信することができる。PDUセッション確立要求は、PDUセッションの確立を開始するためのメッセージであり得る。
様々な実施形態によれば、ネットワーク470は、電子装置101のPDUセッションを確立するかどうかを決定することができる。ネットワーク470が、電子装置101に対してPDUセッションを確立すると判断した場合、ネットワーク470は、動作473において、PDUセッション確立承諾(PDU session establishment accept)メッセージを電子装置101に送信できる。PDUセッション確立承諾メッセージには、PDUセッション識別子(PDU session ID)、PDUアドレス(PDU address)、又はS-NSSAIのうち少なくとも1つが含まれ得る。ネットワーク470は、PDUセッション識別子(PDU session ID)、PDUアドレス(PDU address)、又はS-NSSAIのうち少なくとも1つを電子装置101に設定することができる。PDUセッション識別子は、PDUセッションを識別するための情報を含むことができ、例えば、5GSMメッセージの二番目のオクテットの1~8のビットに、PDUセッション識別子IE(information element)を含むことができる。PDUセッション識別子は、例えば、実際のデータパケットが送信されるべきラジオベアラ(radio bearer)を識別するために使用され得る。PDUアドレスは、ネットワーク470によって電子装置101に付与されたIPアドレスであり得る。例えば、PDUアドレスは、PDUセッションに関連付けられたIPv4アドレス(例えば、IPv4)、PDUセッションに関連付けられたIPv6リンクローカルアドレスのインタフェース識別子(例えば、IPv6)、又はPDUセッションに関連付けられたIPv6リンクローカルアドレスのためのインタフェースの識別子及びIPv4アドレス(例えば、IPv4v6)のうちいずれか一つであり得るが、制限はない。PDUアドレスは、PDUセッションタイプ(例えば、IPv4、IPv6、IPv4v6、unstructured、又はイーサネットのいずれかのタイプを表す値)と、アドレス情報とを含むこともできる。
S-NSSAIは、ネットワークスライスを識別するための情報であり得る。図4cと同様に、様々な実施形態によるS-NSSAI480は、SST(slice/service type)481及びSD(slice differentiator)482を含むことができる。SST481は、特徴及びサービスの観点から予想されるネットワークスライス動作を表すことができる。SD482は、同じSSTの複数のネットワークスライスのそれぞれを区別するための要素であり得る。表1は、SST値による特徴を示す。
電子装置101は、PDUセッション確立承諾メッセージに含まれるSST値に基づいて、PDUセッションの特徴を確認することができる。例えば、PDUセッション確立承諾メッセージに含まれるSST値が「2」の場合、電子装置101は、当該PDUセッションが、URLLC用であることを確認することができる。図5は、様々な実施形態によるアプリケーション別のデータセッションの確立の例を説明するための図である。
様々な実施形態によれば、電子装置101(例えば、プロセッサ120、第1のコミュニケーションプロセッサ212、第2のコミュニケーションプロセッサ214、又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つ)は、動作501では、第1のSIM331に対応する第1のPDUセッションを確立することができる。動作503において、電子装置101は、第2のSIMに対応する第2のPDUセッションを確立することができる。前述したように、電子装置101は、PDUセッション確立要求メッセージの送信及びPDUセッション確立承諾メッセージの受信に基づいて、PDUセッションを確立することができる。例えば、電子装置101は、アプリケーションの要求に基づいて、PDUセッションの確立手順を実行することができるが、そのトリガに制限はない。 電子装置101は、第1のSIM331に関連付けられたアプリケーションの要求(又は、第1のSIM331に関連付けられた他の種類のトリガ)に基づいて、第1のPDUセッションを確立することができる。電子装置101は、第2のSIM341に関連付けられたアプリケーションの要求(又は、第2のSIM341に関連付けられた他の種類のトリガ)に基づいて、第2のPDUセッションを確立することができる。電子装置101は、第1のPDUセッションに対応する第1のPDUセッション確立承諾メッセージに含まれるS-NSSAIに基づいて、第1のPDUセッションに対応するネットワークスライスタイプを確認することができる。電子装置101は、第2のPDUセッションに対応する第2のPDUセッション確立承諾メッセージに含まれるS-NSSAIに基づいて、第2のPDUセッションに対応するネットワークスライスタイプを確認することができる。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、動作505において、第1のPDUセッションのネットワークスライスタイプが、予め指定された第1のタイプであることに基づいて、第1のPDUセッションの第1の情報を格納することができる。一実施形態では、電子装置101は、URLLCを予め指定された第1のタイプとして設定することができる。例えば、第1のPDUセッションに対応するネットワークスライスタイプがURLLCであり、第2のPDUセッションに対応するネットワークスライスタイプがeMBBである場合、電子装置101は、第1のPDUセッションのネットワークスライスタイプが予め指定された第1のタイプであることを確認することができる。前述したように、電子装置101は、PDUセッション確立承諾メッセージ内のSST値に基づいて、特定のネットワークスライスタイプが、指定されたタイプであるか否かを判断することができる。例えば、電子装置101は、「2」のSST値を予め指定された値として設定することができ、PDUセッション確立承諾メッセージ内のSST値が「2」であるか否かを確認することができる。特定のPDUセッションのネットワークスライスタイプが、指定された第1のタイプであると確認された場合、電子装置101は、そのPDUセッションに関する情報(例えば、PDUアドレス及び/又はPDUセッション識別子)を、優先的にパケットデータを処理するための情報として格納することができる。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、動作507において、格納された第1の情報に対応する第1のSIM331に関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、第2のSIM341に関連付けられた動作の実行を猶予しながら、RF回路320を用いて、第1のSIM331に関連付けられた第1のデータパケットを処理することができる。一例では、電子装置101は、第1のSIM331の第1のPDUセッションに関連付けられた第1のデータパケットの送信要求を確認することができる。例えば、電子装置101は、第1のPDUセッションに関連付けられたアプリケーションからの第1のデータパケット送信要求を確認することができる。電子装置101は、該当処理要求が、格納された第1の情報に対応することを確認することができる。例えば、電子装置101は、第1のデータパケットに関連付けられたIPアドレスが、第1の情報として格納されたPDUアドレスに対応することを確認することができる。例えば、電子装置101は、第1のデータパケットに対応するPDUセッション識別子が、第1の情報として格納されたPDUセッション識別子に対応することを確認することができる。処理要求が第1の情報に対応することを確認すると、電子装置101は、PDUセッションに関連付けられたデータパケット処理を優先的に実行することができ、他のSIMによる少なくとも1つの動作を猶予(又は無視)することができる。例えば、第2のSIM341に関連付けられたデータパケットの処理要求が確認された場合、電子装置101は、第1のデータパケット処理を優先的に実行することができ、第2のSIM341に関連付けられたデータ パケットの処理を猶予(又は無視)することができる。例えば、第2のSIM341に関連付けられたシグナリング動作(例えば、ページングの可否のためのPDCCHのモニタリング)を猶予(又は無視)することができる。これにより、URLLCのためのデータパケットの処理を優先的に実行することができ、DSDSに基づく他のSIM(例えば、第2のSIM341)に基づく動作によって中断されない可能性がある。一方、指定されたネットワークスライスタイプが、URLLCであることは単に例示的なものであり、ネットワークスライスタイプの種類に制限はない。複数のネットワークスライスタイプが指定されてもよい。
図6は、様々な実施形態によるデータパケットの優先処理の例を説明するための図である。
様々な実施形態によれば、電子装置101(例えば、プロセッサ120、第1のコミュニケーションプロセッサ212、第2のコミュニケーションプロセッサ214、又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つ)は、第1のSIM331に対応する第1のPDUセッション及び第2のSIM341に対応する第2のPDUセッションを確立することができる。電子装置101は、第1のPDUセッションに対応する第1のPDUセッション確立承諾メッセージ内の情報、及び、第2のPDUセッションに対応する第2のPDUセッション確立承諾メッセージ内の情報を確認することができる。例えば、電子装置101は、確認された情報に基づいて、第1のPDUセッションのネットワークスライスタイプが、指定されたタイプ(例えば、URLLC)であることを確認することができる。電子装置101は、確認結果に応じて、第1のPDUセッションに関連付けられた情報610を、優先処理の可否を判断するための参照用情報として格納することができる。
様々な実施形態によれば、第1のPDUセッションに関連付けられた情報610は、第1のPDUセッションのPDUアドレスを含むことができるが、その種類に制限はない。第1のPDUセッションのPDUアドレスは、例えば、192.17.145.20であり得、電子装置101は、それを格納することができる。PDUアドレスは、例えば、PDN(packet data network)によって電子装置に割り当てられるIPアドレスであり得る。図6では、統合コミュニケーションプロセッサ260が、第1の情報610を参照するように示されているが、これは、単に例示的なものであり、プロセッサ120は、第1の情報610を参照してもよく、これは、後述するようにする。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、第1のSIM331に関連付けられた第1のデータパケットの処理要求611を確認することができる。図6では、第1のSIM331が、直接第1のデータパケットの処理要求611を、統合コミュニケーションプロセッサ260に提供するように示されているが、これは、説明の便宜のためであり、例えば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のSIM331に対応する第1のプロトコルスタックから、第1のデータパケットの処理要求611を提供され得る。第1のデータパケットの処理要求611は、第1のIPアドレス611a(例えば、192.17.145.20)に関連付けられてもよい。電子装置101は、第2のSIM341に関連付けられた第2のデータパケットの処理要求612を確認することができる。図6では、第2のSIM341が、直接第2のデータパケットの処理要求612を、統合コミュニケーションプロセッサ260に提供するように示されているが、これは、説明の便宜のためであり、例えば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のSIM341に対応する第2のプロトコルスタックから第2のデータパケットの処理要求612を提供されてもよい。第2のデータパケットの処理要求612は、第2のIPアドレス612a(例えば、192.17.145.30)に関連付けられてもよい。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、第1のデータパケットの処理要求611のIPアドレス611aが、予め格納された第1の情報610に対応し、第2のデータパケットの処理要求612のIPアドレス612aが、予め格納された第1の情報610に対応していないことを確認することができる。電子装置101は、RF回路320を用いて、第1のデータパケットを処理することができる。これにより、RF回路320を用いて、第1のSIM331に関連付けられた第1のデータパケットを送信することができる。一方、電子装置101は、第2のデータパケットの処理要求612を猶予(又は無視)することができる。RF回路320は、第1のデータパケットを処理するために、第1のSIM331によって使用され、その間に第2のSIM341に関連付けられた動作は、猶予又は無視され得る。電子装置101は、第2のSIM341に関連付けられたデータパケットの処理要求612だけでなく、第2のSIM341に関連付けられたシグナリング動作(例えば、ページングの可否をモニタリングする動作)を猶予(又は、無視)することができる。したがって、RF回路320は、第1のSIM331によって独占され得る。 電子装置101は、例えば、第1のSIM331に関連付けられた第1のデータパケットの処理が完了したことが確認されるまで、第2のSIM341に関連付けられた動作を猶予(又は無視)することができる。あるいは、電子装置101は、予め指定された期間中に、第2のSIM341に関連付けられた動作を猶予(又は無視)してもよい。前述のように、電子装置101は、指定されたネットワークスライスタイプに基づくデータパケットの処理が、優先的に実行され、他のSIMによる割り込みが発生しない可能性がある。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、第1のSIM331の第1のPDUセッションに関連付けられたデータパケットが処理されている間、第2のSIM341に関連付けられたすべての動作を猶予(又は無視)するように設定できる。別の実施形態によれば、電子装置101は、第1のSIM331の第1のPDUセッションに関連付けられたデータパケットが処理されている間、第2のSIM341に関連付けられたすべての動作の一部は、猶予(又は無視)するが、他の部分を実行するように設定することもできる。例えば、電子装置101は、第2のSIM341のデータパケット処理は、猶予するが、第2のSIM341に基づくページングの可否のモニタリング動作は、第1のSIM331の第1のPDUセッションに関連付けられたデータパケットが、処理されているかどうかに関係なく、実行されてもよい。例えば、第2のSIM341に関連付けられた動作の一部は、割り込み可能な動作として設定されてもよい。URLLCサービスの低遅延よりも、第2のSIM341のページングの正確な受信がより重要な場合、電子装置101は、第2のSIM341のページングの可否のモニタリング動作を、第1のPDUセッションに関連付けられたデータパケットの処理中に実行することもできる。割り込み可能な第2のSIM341の動作に制限はない。
図7は、様々な実施形態によるアプリケーションプロセッサ及び統合コミュニケーションプロセッサの動作の例を説明するためのフローチャートを示す。図7の実施形態は、図8を参照して説明する。図8は、様々な実施形態による電子装置の例のブロック図を示す。
様々な実施形態によれば、プロセッサ120は、動作701において、第1のデータパケットの処理要求を確認することができる。例えば、図8を参照すると、プロセッサ120は、アプリケーション層810及びTCP/IPスタック820を定義することができる。アプリケーション層810には、少なくとも1つのアプリケーション(例えば、第1のアプリケーション811及び第2のアプリケーション812)が実行されてもよい。TCP/IPスタック820は、パケット通信方式のインターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)と、伝送コントロールである伝送制御プロトコル(transport control protocol:TCP)とで設定することができる。様々な実施形態によれば、TCPがユーザデータプロトコル(user data protocol)に置き換えられてもよいことを、当業者は理解するであろう。TCP/IPスタック820は、アプリケーション811、812からデータパケットを受信することができる。TCP/IPスタック820は、データパケットの伝送順序制御、データパケットの再伝送を行うことができる。TCP/IPスタック820は、受信したデータパケットにIPアドレスを含めて提供することができる。TCP/IPスタック820から提供されるIPアドレスが追加されたデータパケットを、IPパケットと呼ぶことができる。TCP/IPスタック820は、例えば、第1のポート(port)821(又はソケット(socket))を介して、第1のアプリケーション811から第1のデータパケットを受信し、第2のポート822を介して、第2のアプリケーション812から第2のデータパケットを受信することができる。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、アプリケーション層810において、他のエンティティ(例えば、サーバ)と通信を行うために、ソケットを形成することができる。電子装置101は、TCP又はUDPのプロトコル、ローカルIPアドレス、ローカルポート番号、リモートIPアドレス、又はリモートポート番号のうち少なくとも1つに関連付けられたソケットを形成することができ、それによって、アプリケーション811、812及びTCP/IPスタック820の間に、形成されたソケットに対応するポートを定義することができる。例えば、第1のアプリケーション811に対応する第1のソケット及び第2のアプリケーション812に対応する第2のソケットは、表2のような情報に基づいて形成できる。
電子装置101は、OSによるAPI(例えば、Socket()、及び/又はConnected())に基づいて、ソケットを形成することができ、APIに制限はない。電子装置101は、例えば、同期化パケット(例えば、SYNパケット)及び/又はアーク(例えば、SYN ACK、及び/又はアーク)を用いて、他のエンティティ(例えば、サーバ)との接続を形成することができる。TCP/IPスタック820は、形成されたソケットと、PDUセッションとの間の関連情報を確認し管理することができる。図8の実施形態では、アプリケーション811、812が、1つのポートに接続されているように示されているが、これは、例示的なものであり、1つのアプリケーション用に複数のソケットが形成されてもよく、その場合には、1つのアプリケーションが複数のポートを介して、TCP/IPスタック820とデータを送受信することができる。様々な実施形態によれば、第1のSIM331に対応する第1のPDUセッション及び第2のSIM341に対応する第2のPDUセッションが、すでに確立されていると想定する。図5を参照して説明したように、第1のPDUセッションのネットワークスライスタイプが、指定されたタイプ(例えば、URLLC)であることに基づいて、第1のPDUセッションの第1の情報831をメモリ830に格納することができる。第1の情報831は、例えば、第1のPDUセッションのPDUアドレスであり得る。一方、第1のポート821は、第1のアプリケーション811に対応して設定された第1のPDUセッションの第1のPDUアドレスに対応するように設定され、第2のポート822は、第2のアプリケーション812に対応して設定された第2のPDUセッションの第2のPDUアドレスに対応するように設定されてもよい。様々な実施形態によれば、プロセッサ120は、動作703において、第1のデータパケットの処理要求が、予め格納された第1のPDUアドレスに対応することを確認することができる。TCP/ICスタック820は、第1のポート821を介して、第1のデータパケットが受信されることに基づいて、第1のデータパケットに関連付けられたIPアドレスが、第1のPDUアドレスであることを確認することができる。TCP/ICスタック820は、第2のポート822を介して、第2のデータパケットが受信されることに基づいて、第2のデータパケットに関連付けられたIPアドレスが、第2のPDUアドレスであることを確認することができる。プロセッサ120は、第1のデータパケットに関連付けられたIPアドレスが、格納された第1の情報831、例えば、第1のPDUアドレスに対応することを確認することができる。
様々な実施形態によれば、プロセッサ120は、動作705において、第1のSIM331に関連付けられた動作の優先処理を、統合コミュニケーションプロセッサ260に要求することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作707において、第1のSIMに関連付けられたデータパケットを、RF回路320を使用して処理することができる。RF回路320を用いたデータパケットの処理は、データパケットの送信及び/又はデータパケットの受信を含むことができる。データパケットの送信は、ポートを介したデータパケットの取得、データパケットに対応するベースバンド信号を処理して、RF信号の生成(例えば、中間周波数信号の生成も含む)、及び/又はRF信号を、少なくとも1つのアンテナを介して放射すること意味する場合がある。データパケットの送信のための動作は、例えば、RF信号の生成及び放射を実行するために、RF回路320を設定する複数のハードウェアのうち少なくとも一部を制御する動作を含み得る。データパケットの受信は、少なくとも1つのアンテナを介したRF信号の取得及び/又は処理、RF信号からベースバンド信号の取得(例えば、中間周波数信号の生成も含む)、及び/又はベースバンド信号に対応するデータパケットを、対応するポートに提供することを意味することがある。データパケットを受信するための動作は、例えば、RF信号の取得、及びベースバンド信号の取得のために、RF回路320を設定する複数のハードウェアのうち少なくとも一部を制御する動作を含み得る。
様々な実施形態によれば、動作709において、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のSIM341に関連付けられた動作の実行を猶予することができる。例えば、TCP/ICスタック820は、第1のネットワークインタフェース841を介して、第1のSIM331に関連付けられた第1のデータパケットを、統合コミュニケーションプロセッサ260に提供することができる。例えば、TCP/ICスタック820は、第2のネットワークインタフェース842を介して、第2のSIM341に関連付けられた第2のデータパケットを、統合コミュニケーションプロセッサ260に提供することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260には、例えば、3GPPプロトコルスタック850が定義されてもよい。3GPPプロトコルスタック850は、例えば、提供されたデータパケットを、RF回路320を介して物理信号に出力するための少なくとも1つの動作を実行するための命令の集合であり得、3GPPの規格に従うことができる。例えば、3GPPプロトコルスタック850は、第1のSIM331に対応する第1のプロトコルスタック851と、第2のSIM341に対応する第2のプロトコルスタック852とから設定されてもよい。第1のプロトコルスタック851は、第1のSIM331に関連付けられた動作を実行するための命令の集合であり得、第2のプロトコルスタック852は、第2のSIM341に関連付けられた動作を実行するための命令の集合であり得る。
様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のネットワークインタフェース841を介して受信した第1のデータパケットを、RF回路320を使用して処理することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のSIM331に関連付けられた動作の優先処理要求に基づいて、第2のSIM341に関連付けられた動作の実行を猶予(又は無視)することができる。例えば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のネットワークインタフェース842を介して、第2のデータパケットが受信されても、第2のデータパケットの処理を猶予(又は無視)することができる。例えば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のネットワークインタフェース842が、第2のSIM341に関連付けられていることを、事前に確認して格納することができ、その後、第2のネットワークインタフェース842を介した第2のデータパケットの処理を猶予することができる。あるいは、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のSIM341に関連付けられたシグナリング動作を猶予(又は無視)することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、例えば、第2のプロトコルスタック852から、RF回路320の使用が要求されても、これを猶予又は無視することができる。
様々な実施形態によれば、RF回路320は、含まれる少なくとも1つのアンテナを介して、外部からRF信号を取得することができる。RF回路320は、RF信号から得られたベースバンド信号を、統合コミュニケーションプロセッサ260に提供することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、ベースバンド信号を処理して、データパケットをTCP/IPスタック820に提供することができる。TCP/IPスタック820は、提供されたデータパケットを、対応するポートに提供することができる。TCP/IPスタック820は、データパケットのIPアドレスが、予め格納された第1の情報831に対応するか否かを判断することができる。TCP/IPスタック820は、データパケットのIPアドレスが、予め格納された第1の情報831に対応する場合、第1のSIM331のRF回路320の優先利用を、統合コミュニケーションプロセッサ260に要求することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、RF回路320を用いて、第1のSIM331に関連付けられたデータパケットの処理を実行することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のネットワークインタフェース842を介して、第2のデータパケットが受信されても、第2のデータパケットの処理を猶予(又は無視)することができる。あるいは、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のSIM341に関連付けられたシグナリング動作を猶予(又は無視)することもできる。
図9aは、様々な実施形態によるデータパケットの優先処理の例を説明するための図である。
様々な実施形態によれば、電子装置101(例えば、プロセッサ120、第1のコミュニケーションプロセッサ212、第2のコミュニケーションプロセッサ214、又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つ)は、動作901では、PDUセッション確立要求メッセージを送信することができる。電子装置101は、動作903において、PDUセッション確立承諾メッセージを受信することができる。電子装置101は、動作905において、PDUセッション確立承諾に含まれるS-NSSAIのSST値(例えば、図4cの481)を確認することができる。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、動作907において、SST値が、予め指定された値であるか否かを判断することができる。例えば、URLLCが優先処理のためのネットワークスライスタイプとして設定されている場合、予め指定された値は、「2」であり得る。前述したように、予め指定された値は、「2」以外の他の値として指定されてもよく、複数で指定されてもよい。SST値が、予め指定された値であると判断された場合(907-はい)、電子装置101は、動作909において、PDUアドレス及び/又はPDUセッション識別子を格納することができる。表3は、電子装置101が確立したPDUセッションに関する情報の例である。
例えば、電子装置101は、5つのPDUセッションを確立することができ、各PDUセッション確立承諾メッセージ内の情報に基づいて、表2の情報を確認して格納することができる。電子装置101は、SST値が、指定された値(例えば、2)を有するPDUセッションに関する情報を、参照用情報として格納することができる。表4は、電子装置101が格納したURLLC関連の優先処理のための参照用情報の一例である。
表4では、PDUアドレスとPDUセッション識別子の両方が格納されるように説明されているが、両方の情報のいずれか1つのみが格納されてもよく、これとは異なる情報が、参照用情報として格納されてもよい。例えば、TCP/IPスタック(例えば、図8の820)において、優先処理するかどうかを決定する場合、PDUアドレスのみが、参照用情報として格納され得る。例えば、コミュニケーションプロセッサの3GPPプロトコルスタックで、優先処理するかどうかを決定する場合、PDUセッション識別子のみが、参照用情報として格納されることもある。例えば、電子装置101は、PDUアドレス及びPDUセッション識別子に加えて、PDUセッション識別子に対応するRB ID、又はPDUセッション識別子に対応するネットワークインタフェースを、参照用情報として用いることもできる。RB IDに関する説明は、図9bを参照して説明される。例えば、TCP/IPスタック(例えば、図8の820)は、送信用データパケットを処理するか、又は受信用データパケットを処理することができる。TCP/IPスタックは、送信用データパケットのソースIPアドレス(source IP address)が格納された参照用情報のPDUアドレスに対応(例えば、一致)するか否かを判断することができる。例えば、表3のような参照用情報が格納された場合、TCP/IPスタックにおいて、送信用データパケットのソースIPアドレスが、192.17.145.20であることを確認することができる。TCP/IPスタックは、表3の参照用情報のうち「192.17.145.20」が、ソースIPアドレスである192.17.145.20と同一であることを判断でき、下位層(例えば、3GPPプロトコルスタック)(又は、統合コミュニケーションプロセッサ260)に、第1のSIM331に関連付けられたデータパケットの優先処理を要求することができる。下位層(例えば、3GPPプロトコルスタック)(又は、統合コミュニケーションプロセッサ260)は、第1のSIM331に関連付けられたデータパケットの処理を実行しながら、他のSIM(例えば、第2のSIM341)に関連付けられた動作の実行を猶予(又は無視)することができる。例えば、TCP/IPスタックでは、送信用データパケットのソースIPアドレスが、192.22.166.3であることを確認することができる。TCP/IPスタックは、表3の参照用情報のうち、ソースIPアドレスである192.22.166.3と同じPDUアドレスがないことを判断することができる。TCP/IPスタックは、下位層に特別な要求を提供しない。下位層(例えば、3GPPプロトコルスタック)(又は、統合コミュニケーションプロセッサ260)は、DSDSモードに応じた方式で、第1のSIM331に関連付けられた動作及び第2のSIM341に関連付けられた動作を、RF回路320を用いて行うことができる。
例えば、表3のような参照用情報が格納された場合、TCP/IPスタックにおいて、受信用データパケットの宛先IPアドレスが、192.17.145.20であることを確認することができる。TCP/IPスタックは、表3の参照用情報のうち「192.17.145.20」が、宛先IPアドレスである192.17.145.20と同一であることを判断することができ、下位層(例えば、3GPPプロトコルスタック)(又は、統合コミュニケーションプロセッサ260)に、第1のSIM331に関連付けられたデータパケットの優先処理を要求することができる。下位層(例えば、3GPPプロトコルスタック)(又は、統合コミュニケーションプロセッサ260)は、第1のSIM331に関連付けられたデータパケットの処理を実行しながら、他のSIM(例えば、第2のSIM341)に関連付けられた動作の実行を猶予(又は無視)することができる。例えば、TCP/IPスタックでは、受信用データパケットの宛先IPアドレスが、192.22.166.3であることを確認することができる。TCP/IPスタックは、表3の参照用情報のうち宛先IPアドレスである192.22.166.3と同じPDUアドレスがないことを判断することができる。TCP/IPスタックは、下位層に特別な要求を提供しない。下位層(例えば、3GPPプロトコルスタック)(又は、統合コミュニケーションプロセッサ260)は、DSDSモードに応じた方式で、第1のSIM331に関連付けられた動作及び第2のSIM341に関連付けられた動作を、RF回路320を用いて行うことができる。
図9bは、様々な実施形態による電子装置及びネットワークの動作方法の例を説明するためのフローチャートを示す。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、ネットワーク910とRRC接続を形成することができる。電子装置101は、動作911において、ネットワーク910にRRCセットアップ要求(Setup Request)メッセージを送信することができる。ネットワーク910は、動作913において、RRCセットアップ要求メッセージに対応して、RRCセットアップメッセージを送信することができる。電子装置101は、動作915において、ネットワーク910にRRCセットアップ完了(Setup Complete)メッセージを送信することができる。
様々な実施形態によれば、電子装置101は、動作917において、RRC再設定(Reconfiguration)メッセージを、ネットワーク910から受信することができる。RRC再設定(Reconfiguration)メッセージには、RB ID情報が含まれ得る。例えば、ネットワーク910は、無線環境でデータ送受信を処理することができる(D)RB情報を、再設定メッセージを介して電子装置101に提供することができる。電子装置101は、例えば、DRB-ToAddModパラメータに基づいて、電子装置101に割り当てられた(D)RB情報を認識することができる。電子装置101は、(D)RB IDと共に伝達されるPDUセッションID情報を介して、特定のRB IDが、どのPDUとリンクされているかを確認することができる。電子装置101は、例えば、RB IDとPDUセッションとの間の関連情報を格納及び管理することができる。これにより、電子装置101は、RB IDとスライスタイプとの関連情報を格納及び管理することもできる。RB IDとPDUセッションとが関連付けられるため、電子装置101は、あるRB IDが使用されるときに、URLLCが使用されるかを確認することができる。例えば、第1のSIM331に関連付けられた第1のRB IDが使用される場合、第1のRB IDがURLLCに対応する場合、電子装置101は、第2のSIM341に関連付けられた動作を猶予(又は 、無視)することができる。電子装置101は、動作919において、ネットワーク910にRRC再設定メッセージ(RRC reconfiguration message)を送信することができる。
図10は、様々な実施形態によるアプリケーションプロセッサ及び統合コミュニケーションプロセッサの動作の例を説明するためのフローチャートを示す。図10の実施形態は、図11を参照して説明する。図11は、様々な実施形態による電子装置の例のブロック図を示す。
様々な実施形態によれば、プロセッサ120は、動作1001において、第1のデータパケットの処理要求を確認することができる。プロセッサ120は、動作1003において、第1のデータパケットの処理要求を、統合コミュニケーションプロセッサ260に提供することができる。例えば、図11を参照すると、プロセッサ120には、アプリケーション層1110が定義され得る。アプリケーション層1110には、少なくとも1つのアプリケーション(例えば、第1のアプリケーション1111及び第2のアプリケーション1112)が実行されてもよい。統合コミュニケーションプロセッサ260は、TCP/IPスタック1120及び3GPPプロトコルスタック(例えば、第1のプロトコルスタック1141及び第2のプロトコルスタック1142)を定義することができる。TCP/IPスタック1120は、アプリケーション1111、1112からデータパケットを受信することができる。TCP/IPスタック1120は、例えば、第1のポート1121を介して、第1のアプリケーション1111から第1のデータパケットを受信し、第2のポート1122を介して、第2のアプリケーション1112から第2のデータパケットを受信することができる。
様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作1005において、第1のデータパケットの処理要求が、予め格納された第1のPDUアドレスに対応することを確認することができる。例えば、TCP/IPスタック1120は、送信用データパケットのソースIPアドレスが、メモリ1130に予め格納されている第1の情報1131のPDUアドレスに対応するか否かを判断するか、及び/又は受信用データパケットの宛先IPアドレスが、予め格納されている第1の情報1131のPDUアドレスに対応するか否かを判断することができる。第1のデータパケットの処理要求が、予め格納された第1のPDUアドレスに対応する場合、統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作1007において、第1のSIMに関連付けられた動作の優先処理を決定することができる。動作1009において、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第1のSIMに関連付けられたデータパケットを、RF回路320を使用して処理することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作1011において、第2のSIM341に関連付けられた動作の実行を猶予することができる。例えば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、第2のSIM341に対応する第2のプロトコルスタック1442からのRF回路320の使用が要求されても、これを猶予(又は無視)することができる。
図12は、様々な実施形態によるアプリケーションプロセッサ及び統合コミュニケーションプロセッサの動作の例を説明するためのフローチャートを示す。図12の実施形態は、図13を参照して説明する。図13は、様々な実施形態による電子装置の例のブロック図を示す。
様々な実施形態によれば、プロセッサ120は、動作1201において、第1のデータパケットの処理要求を確認することができる。例えば、図13を参照すると、電子装置101(例えば、プロセッサ120)には、アプリケーション層1310が定義され得る。アプリケーション層1310には、少なくとも1つのアプリケーション(例えば、第1のアプリケーション1311及び第2のアプリケーション1312)が実行されてもよい。電子装置101には、TCP/IPスタック1320が定義されることができる。TCP/IPスタック1320は、例えば、プロセッサ120及び/又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つに定義することができる。
様々な実施形態によれば、プロセッサ120は、動作1203において、第1のデータパケットの処理要求を、統合コミュニケーションプロセッサ260に提供することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260で定義された3GPPプロトコルスタック1330は、例えば、第1のネットワークインタフェース1321及び第2のネットワークインタフェース1322を介して、TCP/IPスタック1320からデータパケットを受信することができる。第1のネットワークインタフェース1321及び第2のネットワークインタフェース1322は、例えば、PDUセッションごとに設定することができる。3GPPプロトコルスタック1330は、ネットワークインタフェース1321、1322を介して提供されるデータパケットを、ネットワークインタフェースに対応するPDUセッションを介して送信することができる。3GPPプロトコルスタック1330は、PDUセッションを介して受信されるデータパケットを、対応するネットワークインタフェース1321、1322を介して、TCP/IPスタック1320に提供することができる。
様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作1205において、第1のデータパケットの処理要求が、予め格納された第1のPDUセッション識別子に対応することを確認することができる。3GPPプロトコルスタック1330は、例えば、第1のネットワークインタフェース1321に対応するデータパケットの処理要求に基づいて、これに対応するPDUセッション識別子が「3」であることを確認することができる。例えば、表3の例のように、電子装置101は、優先処理のための参照用情報として、「3」及び「4」のPDUセッション識別子を予め格納してもよい。統合コミュニケーションプロセッサ260で定義された3GPPプロトコルスタック1330は、ネットワークインタフェース1321、1322と、PDUセッション識別子との関連情報を参照することができる。3GPPプロトコルスタック1330は、PDUセッション識別子である「3」が、参照用情報である「3」と同一であることを確認することができる。
様々な実施形態によれば、統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作1207において、第1のデータパケットの処理要求が、予め格納された第1のPDUセッション識別子に対応することに基づいて、第1のSIM331に関連付けられた動作のRF回路1340を用いた優先処理を決定することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作1209において、第1のSIM331に関連付けられたデータパケットを、RF回路1340を用いて処理することができる。統合コミュニケーションプロセッサ260は、動作1211において、第2のSIM341に関連付けられた動作の実行を猶予(又は無視)することができる。
図14aは、様々な実施形態による電子装置の動作の例を説明するためのフローチャートを示す。
様々な実施形態によれば、電子装置101のコミュニケーションプロセッサ(例えば、第1のコミュニケーションプロセッサ212、第2のコミュニケーションプロセッサ214、又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つ)には、スケジューラ1400、第1のプロトコルスタック1401、及び第2のプロトコルスタック1402が定義され得る。第1のプロトコルスタック1401は、第1のSIM331に関連付けられた動作を実行するための命令の集合であり得、第2のプロトコルスタック1402は、第2のSIM341に関連付けられた動作を実行するための命令の集合であり得る。スケジューラ1400は、RF回路(例えば、RF回路320)のSIM別の使用権限を設定しても、SIM別の使用期間を設定してもよい。例えば、指定されたネットワークスライスタイプに関連付けられたイベントが発生していない場合には、スケジューラ1400は、DSDSモードに応じて、第1のSIM331及び第2のSIM341のそれぞれについて、RF回路の使用期間(あるいは、権限)を設定することができる。例えば、スケジューラ1400は、プロトコルスタック別の要求に基づいて、RF回路の使用期間(又は権限)を設定することができる。
様々な実施形態によれば、第1のプロトコルスタック1401は、動作1411において、スケジューラ1400に、RF回路のリソースを要求することができる。動作1413において、スケジューラ1400は、第1のSIM331に関連付けられた動作の優先処理を確認することができる。例えば、スケジューラ1400は、TCP/IPスタック及び/又は3GPPプロトコルスタックから、第1のSIM331に関連付けられた動作の優先処理要求を確認することができる。様々な実施形態において、スケジューラ1400は、3GPPプロトコルスタックに含まれてもよく、この場合、スケジューラ1400は、TCP/IPスタックから第1のSIM331に関連付けられた動作の優先処理要求を確認するか、又はPDUセッション識別子に基づいて、第1のSIM331に関連付けられた動作の優先処理を確認することもできる。動作1415において、スケジューラ1400は、第1のSIM331に関連付けられた動作の処理を許可することができる。これにより、RF回路320を用いて、第1のSIM331に関連付けられた動作を実行することができる。
様々な実施形態によれば、第2のプロトコルスタック1402は、動作1417において、スケジューラ1400に、RF回路のリソースを要求することができる。第2のプロトコルスタック1402は、第2のSIM341に関連付けられたデータパケットの処理及び/又は第2のSIM341に関連付けられたシグナリングのトリガに基づいて、スケジューラ1400に、RF回路のリソースを要求することができる。動作1419において、スケジューラ1400は、第1のSIM331に関連付けられた動作の優先処理を確認することができる。動作1421において、スケジューラ1400は、第2のSIM341に関連付けられた動作の処理を拒否することができる。これにより、第2のSIM341に関連付けられた動作による第1のSIM331の動作の割り込みを防止及び/又は回避することができる。スケジューラ1400は、第1のプロトコルスタック1401から、第1のデータパケットの処理が完了したことが通知されるまで、又は指定された期間の後に、第2のプロトコルスタック1402からのリソース要求を許可することができる。
図14bは、様々な実施形態によるスケジューラを説明するための階層の例を示す。
図14bのように、3GPPプロトコルは、例えば、コアネットワークに関連するプロトコルのためのNASスタック1440、無線通信に関連するプロトコルのためのRRCスタック1450、L2スタック1460、及びL1スタック1470を含むことができる。例えば、第1のSIM331の対応には、第1のNASスタック1441(NAS/Stack1)、第1のRRCスタック1451(RRC/Stack1)、第1のL2スタック1461(L2/Stack1)、及び第1のL1スタック1471(L1/Stack1)を設定することができる。例えば、第2のSIM341の対応には、第2のNASスタック1442(NAS/Stack2)、第2のRRCスタック1452(RRC/Stack2)、第2のL2スタック1462(L2/Stack2)、及び第2のL1スタック1472(L1/Stack2)を設定することができる。第1のSIM331に対応するスタック1441、1451、1461、1471と、第2のSIM341に対応するスタック1442、1452、1462、1472は、独立して動作することができる。
様々な実施形態によるスケジューラ1480(例えば、図14aのスケジューラ1400)は、第1のSIM331に対応するスタック1441、1451、1461、1471と、第2のSIM341に対応するスタック1442、1452、1462、1472からアクセス可能であり得る。例えば、TCP/IPスタック1430から伝達された情報に基づいて、NASスタック1441、1442からスケジューラ1480に権限を要求して取得することができる。例えば、TCP/IPスタック1430から伝達された情報に基づいて、RCスタック1451、1452及び/又はL1スタック1461、1462は、RF関連制御権限を要求し取得することもできる。スケジューラ1480が位置する層に制限はない。
図15は、様々な実施形態による電子装置の動作の例を説明するためのフローチャートを示す。
様々な実施形態によれば、電子装置101のコミュニケーションプロセッサ(例えば、第1のコミュニケーションプロセッサ212、第2のコミュニケーションプロセッサ214、又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つ)には、スケジューラ1400、第1のプロトコルスタック1401、及び第2のプロトコルスタック1402が定義され得る。第1のプロトコルスタック1401は、動作1511において、第1のSIM331に関連付けられた動作の開始を通知することができる。スケジューラ1400は、動作1513において、第2のプロトコルスタック1402に、第2のSIM341に関連付けられた動作の猶予を要求することができる。第2のプロトコルスタック1402は、動作の猶予要求に基づいて、第2のSIM341に関連付けられた動作の実行を猶予することができる。例えば、第2のSIM341に関連付けられたデータパケットの処理及び/又は第2のSIM341に関連付けられたシグナリングのトリガが検出されても、第2のプロトコルスタック1402は、RF回路1400のリソースを要求しないことがある。これにより、第2のSIM341に関連付けられた動作による第1のSIM331の動作の割り込みを防止及び/又は回避することができる。
様々な実施形態によれば、第1のプロトコルスタック1401は、動作1515において、第1のSIM331に関連付けられた動作の終了をスケジューラ1400に通知することができる。スケジューラ1400は、動作1517において、第2のプロトコルスタック1402に、第2のSIM1402に関連付けられた動作の再開を要求することができる。例えば、第2のSIM341に関連付けられたデータパケットの処理及び/又は第2のSIM341に関連付けられたシグナリングのトリガに基づいて、第2のプロトコルスタック1402は、スケジューラ1400に、RF回路1400のリソースを要求することができる。
図16は、様々な実施形態による電子装置の動作方法の例を説明するための図を示す。
様々な実施形態によれば、電子装置101(例えば、プロセッサ120)には、アプリケーション層1310が定義できる。アプリケーション層1310には、少なくとも1つのアプリケーション(例えば、第1のアプリケーション1311及び第2のアプリケーション1312)が実行されてもよい。電子装置101には、TCP/IPスタック1320が定義され得る。TCP/IPスタック1320は、例えば、プロセッサ120及び/又は統合コミュニケーションプロセッサ260のうち少なくとも1つに定義することができる。
様々な実施形態によれば、TCP/IPスタック1320は、第1のアプリケーション1311から第1のデータパケット1601を受信し、第2のアプリケーション1312から第2のデータパケット1602を受信することができる。第1のアプリケーション1311及び第2のアプリケーション1312に対応して、第1のPDUセッション及び第2のPDUセッションが確立されたと想定する。TCP/IPスタック1320は、アプリケーション別のネットワークスライスタイプの関連情報を予め格納することができる。表5は、関連情報の一例である。
表5は、単に例示的なものであり、TCP/IPスタック1320は、表4のアプリケーションに代わって、ポート番号を使用することができる。TCP/IPスタック1320は、第1のデータパケット1601が、第1のアプリケーション1311から受信(又は、第1のポートを介して受信)されることを確認し、それに応じて、SST値2に対応することを確認することができる。TCP/IPスタック1320は、第2のデータパケット1602が、第2のアプリケーション1312から受信(又は、第2のポートを介して受信)されることを確認し、それに応じて、SST値1に対応することを確認することができる。TCP/IC1320は、予め指定されたSST値(例えば、2)に対応する第1のデータパケット1601を、3GPPプロトコルスタック1330に提供することができる。TCP/IC1320は、予め指定されたSST値(例えば、2)に対応しない第2のデータパケット1602の提供を猶予(又は無視)することができる。これにより、第1のデータパケット1601を優先的に処理することができ、第2のデータパケット1602を後で処理することができ、指定された種類のサービスを割り込みなしに実行することができる。
様々な実施形態によれば、電子装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及び前記少なくとも1つのプロセッサに接続された第1のSIMに関連付けられたデータパケット、及び、前記少なくとも1つのプロセッサに接続された第2のSIMに関連付けられたデータパケットを処理するように設定されたRF回路を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のSIMに対応する第1のPDUセッションを確立し、前記第2のSIMに対応する第2のPDUセッションを確立し、前記第1のPDUセッションのネットワークスライスタイプが、予め指定された第1のタイプであることに基づいて、前記第1のPDUセッションの第1の情報を格納し、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を使用して処理するように設定することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作の少なくとも一部として、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたIPアドレスを確認し、前記IPアドレスが、前記格納された第1の情報の少なくとも1つのPDUアドレスに対応することを確認するように設定され得る。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のPDUセッションに対応するPDUセッション確立承諾メッセージに含まれるSST値が、少なくとも1つの予め指定された値であることに基づいて、前記少なくとも1つのPDUアドレスを格納するようにさらに設定できる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、TCP/IPスタックに基づいて、前記第1のSIMに関連付けられた第1のアプリケーションからの第1のポートを介して、前記第1のデータパケットの処理を受信し、前記TCP/IPスタックに基づいて、前記第1のポートに基づいて、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたIPアドレスを確認するようにさらに設定することができる。前記第1のポートは、前記第1のアプリケーションが実行されるアプリケーション層と、前記TCP/IPスタックとの間のデータパケットの送受信に使用することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作の少なくとも一部として、前記TCP/IPスタックに基づいて、3GPPプロトコルスタックに、前記第1データパケットの優先処理を要求し、前記3GPPプロトコルスタックに基づいて、前記第1のデータパケットを、前記RF回路を使用して処理しながら、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予するように設定することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作の少なくとも一部として、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたPDUセッション識別子が、前記格納された第1の情報の少なくとも1つのPDUセッション識別子に対応することを確認するように設定することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のPDUセッションに対応するPDUセッション確立承諾メッセージに含まれるSST値が、少なくとも1つの予め指定された値であることに基づいて、前記少なくとも1つのPDUセッション識別子を格納するようにさらに設定できる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、3GPPプロトコルスタックに基づいて、TCP/IPスタックから第1のネットワークインタフェースを介して、前記第1のデータパケットの処理を受信し、前記3GPPプロトコルスタックに基づいて、前記第1のネットワークインタフェースに基づいて、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたPDUセッション識別子を確認するようにさらに設定され得る。前記第1のネットワークインタフェースは、前記3GPPプロトコルスタックと、前記TCP/IPスタックとの間のデータパケットの送受信に使用することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作の少なくとも一部として、前記第2のSIMに関連付けられた第2のデータパケットの処理要求の猶予、及び/又は前記第2のSIMに関連付けられたシグナリング動作の猶予を設定することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作の少なくとも一部として、前記第2のSIMに関連付けられたプロトコルスタックからの前記RF回路のリソース要求を拒否するか、及び/又は前記第2のSIMに関連付けられたプロトコルスタックに、前記第2のSIMに関連付けられた動作の猶予を要求するように設定することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のデータパケットの処理の完了及び/又は指定された時間の満了に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行の猶予を中断するようにさらに設定されることができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作の少なくとも一部として、前記第1のデータパケットの処理要求及び前記第2のSIMに関連付けられた第2のデータパケットの処理要求が提供された場合、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを処理し、その後、前記第2のデータパケットを処理するように設定することができる。
様々な実施形態によれば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを処理し、その後、前記第2のデータパケット
を処理する動作の少なくとも一部として、前記第1のデータパケットを提供する第1のアプリケーションが、前記第1の情報に対応することに基づいて、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを処理し、その後、前記第2のデータパケットを処理するように設定できる。
様々な実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサ、及び前記少なくとも1つのプロセッサに接続された第1のSIMに関連付けられたデータパケット、及び、前記少なくとも1つのプロセッサに接続された第2のSIMに関連付けられたデータパケットを処理するように設定されたRF回路を含む電子装置の動作方法は、前記第1のSIMに対応する第1のPDUセッションを確立する動作、前記第2のSIMに対応する第2のPDUセッションを確立する動作、前記第1のPDUセッションのネットワークスライスタイプが、予め指定された第1のタイプであることに基づいて、前記第1のPDUセッションの第1の情報を格納する動作、及び前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作を含むことができる。
様々な実施形態によれば、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作は、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたIPアドレスを確認する動作と、前記IPアドレスが、前記格納された第1の情報の少なくとも1つのPDUアドレスに対応することを確認する動作とを含み得る。
様々な実施形態によれば、動作方法は、前記第1のPDUセッションに対応するPDUセッション確立承諾メッセージに含まれるSST値が、少なくとも1つの予め指定された値であることに基づいて、前記少なくとも1つのPDUアドレスを格納する動作をさらに含むことができる。
様々な実施形態によれば、動作方法は、TCP/IPスタックに基づいて、前記第1のSIMに関連付けられた第1のアプリケーションからの第1のポートを介して、前記第1のデータパケットの処理を受信する動作、及び前記TCP/IPスタックに基づいて、前記第1のポートに基づいて、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたIPアドレスを確認する動作をさらに含み得る。前記第1のポートは、前記第1のアプリケーションが実行されるアプリケーション層と、前記TCP/IPスタックとの間のデータパケットの送受信に使用することができる。
様々な実施形態によれば、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作は、前記TCP/IPスタックに基づいて、3GPPプロトコルスタックに、前記第1のデータパケットの優先処理を要求する動作、及び前記3GPPプロトコルスタックに基づいて、前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理しながら、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予する動作を含むことができる。
様々な実施形態によれば、前記格納された第1の情報に対応する第1のSIMに関連付けられた第1のデータパケットの処理要求に基づいて、前記第2のSIMに関連付けられた動作の実行を猶予しながら、前記第1のSIMに関連付けられた前記第1のデータパケットを、前記RF回路を用いて処理する動作は、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたPDUセッション識別子が、前記格納された第1の情報の少なくとも1つのPDUセッション識別子に対応することを確認することができる。
様々な実施形態によれば、動作方法は、3GPPプロトコルスタックに基づいて、TCP/IPスタックから、第1のネットワークインタフェースを介して第1のデータパケットの処理を受信する動作、及び前記3GPPプロトコルスタックに基づいて、前記第1のネットワークインタフェースに基づいて、前記第1のデータパケットの処理に関連付けられたPDUセッション識別子を確認する動作をさらに含み得る。前記第1のネットワークインタフェースは、前記3GPPプロトコルスタックと、前記TCP/IPスタックとの間のデータパケットの送受信に使用することができる。
本明細書に開示された様々な実施形態による電子装置は、様々な形態の装置であり得る。 電子装置は、例えば、携帯用通信装置(例えば、スマートフォン)、コンピュータ装置、携帯用マルチメディア装置、携帯用医療機器、カメラ、ウェアラブル装置、又は家電機器を含むことができる。本明細書の実施形態による電子装置は、前述の機器に限定されない。
本開示の様々な実施形態及びそれに使用される用語は、本明細書に記載された技術的特徴を、特定の実施形態に限定することを意図するものではなく、その実施形態の様々な変更、等価物、又は代替物を含むことを理解されたい。図面の説明に関して、類似又は関連付けられた設定要素には、同様の参照番号を使用する場合がある。項目に対応する名詞の単数形は、関連付けられた文脈上、明らかに別段の指示がない限り、前記項目の1つ又は複数を含むことができる。本明細書において、「A又はB」、「A及びBのうち少なくとも1つ」、「A又はBのうち少なくとも1つ」、「A、B又はC」、「A、B及びCのうち少なくとも1つ」、及び「A、B又はCのうち少なくとも1つ」などの句のそれぞれは、その句の対応する句に一緒に列挙された項目のいずれか、又はそれらの可能なすべての組み合わせを含むことができる。「第1」、「第2」、又は「一番目」又は「二番目」などの用語は、単にその設定要素を他の対応する設定要素と区別するために使用される場合があり、その設定要素を他の側面(例えば、重要性又は順序)に限定しない。ある(例えば、第1の)設定要素が、他の(例えば、第2の)設定要素に、「機能的に」又は「通信的に」という用語と組み合わせて、又はそのような用語なしで、「結合」又は「接続」と言及されている場合、それは、前記のいくつかの設定要素が、前記の他の設定要素に直接(例えば、有線で)、無線で、又は第3の設定要素を介して接続され得ることを意味する。
本明細書の様々な実施形態で使用される「モジュール」という用語は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアで実装されるユニット、又はそれらの組み合わせを含むことができ、例えば、論理、論理ブロック、部品、又は回路などの用語と交換可能に使用することができる。モジュールは、一体に設定された部品又は1つ又はそれ以上の機能を実行する、前記部品の最小単位又はその一部であり得る。例えば、一実施形態によれば、モジュールは、ASIC(application-specific integrated circuit)の形態で実装され得る。
本明細書の様々な実施形態は、機器(machine、例えば、電子装置101)によって読み取り可能な記憶媒体(storage medium、例えば、内蔵メモリ136又は外部メモリ138)に格納された1つ又はそれ以上の命令を含むソフトウェア(例えば、プログラム140)として実施することができる。例えば、機器(例えば、電子装置101)のプロセッサ(例えば、プロセッサ120)は、記憶媒体に格納された1つ又はそれ以上の命令のうち少なくとも1つの命令を呼び出し、それを実行することができる。これにより、機器が、前記呼び出された少なくとも1つの命令に従って、少なくとも1つの機能を実行するように動作することを可能にする。前記1つ又はそれ以上の命令は、コンパイラによって生成されたコード又はインタプリタによって実行され得るコードを含むことができる。機器で読み取り可能な記憶媒体は、非一時的(non-transitory)記憶媒体の形態で提供されてもよい。ここで、「非一時的」とは、記憶媒体が実在(tangible)する装置であり、信号(signal、例えば、電磁波)を含まないことを意味するだけであり、この用語は、データが記憶媒体に半永久的に保存される場合と、一時的に保存される場合とを区別しないことがある。
一実施形態によれば、本明細書に開示された様々な実施形態による方法は、コンピュータプログラム製品(computer program product)に含まれて提供されてもよい。コンピュータプログラム製品は、商品として販売者と購入者との間で取引され得る。コンピュータプログラム製品は、機器で読み取り可能な記憶媒体(例えば、compact disc read only memory(CD-ROM))の形態で配布されるか、又はアプリケーションストア(例えば、プレイストア(商標))を介して又は2つのユーザ装置(例:スマートフォン)間で直接、オンラインで配布(例えば、ダウンロード又はアップロード)されてもよい。オンライン配布の場合、コンピュータプログラム製品の少なくとも一部は、製造元のサーバ、アプリケーションストアのサーバ、又は中継サーバのメモリなどの機器で読み取り可能な記憶媒体に少なくとも一時的に保存されるか、一時的に生成され得る。
様々な実施形態によれば、前記の設定要素の各設定要素(例えば、モジュール又はプログラム)は、単数又は複数の個体を含んでもよく、複数の個体のいくつかは、異なる設定要素に分離配置され得る。様々な実施形態によれば、前述の該当設定要素のうち1つ又はそれ以上の設定要素又は動作を省略しても、又は1つ又はそれ以上の他の設定要素又は動作を追加してもよい。代替的又は追加的に、複数の設定要素(例えば、モジュール又はプログラム)は、1つの設定要素に統合することができる。この場合、統合された設定要素は、前記複数の設定要素の各設定要素の1つ又はそれ以上の機能を、統合前に前記複数の設定要素のうち該当設定要素によって実行されるのと同じ又は同様に実行することができる。様々な実施形態によれば、モジュール、プログラム、又は他の設定要素によって実行される動作は、順次、並列的、繰り返し、又はヒューリスティックに実行されてもよく、又は前記動作のうち1つ又はそれ以上が異なる順序で実行されても、又は省略されてもよく、あるいは、1つ以上の他の動作が追加される場合がある。