JP7786035B2 - ケーシング詰め食肉加工食品の製造方法 - Google Patents
ケーシング詰め食肉加工食品の製造方法Info
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すなわち、本発明は以下の通りである。
[2]加工でん粉が、α化でん粉、アセチル化リン酸架橋でん粉、アセチル化アジピン酸架橋でん粉、アセチル化酸化でん粉、酢酸でん粉、酸化でん粉、ヒドロキシプロピルでん粉、リン酸架橋でん粉及びα化リン酸架橋でん粉からなる群より選択される少なくとも一つである、[1]記載の製造方法。
[3]食肉に(C)トランスグルタミナーゼを配合することを更に含む、[1]又は[2]記載の製造方法。
[4]食肉に(D)炭酸塩を配合することを更に含む、[1]~[3]のいずれか一つに記載の製造方法。
[5]食肉を充填するケーシングが、コラーゲンケーシングである、[1]~[4]のいずれか一つに記載の製造方法。
[6]ケーシング詰め食肉加工食品が、ソーセージである、[1]~[5]のいずれか一つに記載の製造方法。
[7]成分(B)が、α化でん粉である、[1]~[6]のいずれか一つに記載の製造方法。
[8]食肉に(A)リパーゼと、(B)加工でん粉、食物繊維及び難消化性でん粉からなる群より選択される少なくとも一つとを配合することを含む、ケーシング詰め食肉加工食品の食感改善方法。
[9]加工でん粉が、α化でん粉、アセチル化リン酸架橋でん粉、アセチル化アジピン酸架橋でん粉、アセチル化酸化でん粉、酢酸でん粉、酸化でん粉、ヒドロキシプロピルでん粉、リン酸架橋でん粉及びα化リン酸架橋でん粉からなる群より選択される少なくとも一つである、[8]記載の方法。
[10]食肉に(C)トランスグルタミナーゼを配合することを更に含む、[8]又は[9]記載の方法。
[11]食肉に(D)炭酸塩を配合することを更に含む、[8]~[10]のいずれか一つに記載の方法。
[12]食肉を充填するケーシングが、コラーゲンケーシングである、[8]~[11]のいずれか一つに記載の方法。
[13]ケーシング詰め食肉加工食品が、ソーセージである、[8]~[12]のいずれか一つに記載の方法。
[14]ケーシング詰め食肉加工食品の食感改善が、ケーシング詰め食肉加工食品のケーシング硬化抑制である、[8]~[13]のいずれか一つに記載の方法。
[15]成分(B)が、α化でん粉である、[8]~[14]のいずれか一つに記載の方法。
[16](A)リパーゼと、(B)加工でん粉、食物繊維及び難消化性でん粉からなる群より選択される少なくとも一つとを組み合わせてなる、ケーシング詰め食肉加工食品の食感改善剤。
[17]加工でん粉が、α化でん粉、アセチル化リン酸架橋でん粉、アセチル化アジピン酸架橋でん粉、アセチル化酸化でん粉、酢酸でん粉、酸化でん粉、ヒドロキシプロピルでん粉、リン酸架橋でん粉及びα化リン酸架橋でん粉からなる群より選択される少なくとも一つである、[16]記載の剤。
[18](C)トランスグルタミナーゼを更に組み合わせてなる、[16]又は[17]記載の剤。
[19](D)炭酸塩を更に組み合わせてなる、[16]~[18]のいずれか一つに記載の剤。
[20]ケーシング詰め食肉加工食品のケーシングが、コラーゲンケーシングである、[16]~[19]のいずれか一つに記載の剤。
[21]ケーシング詰め食肉加工食品が、ソーセージである、[16]~[20]のいずれか一つに記載の剤。
[22]ケーシング詰め食肉加工食品の食感改善が、ケーシング詰め食肉加工食品のケーシング硬化抑制である、[16]~[21]のいずれか一つに記載の剤。
[23]成分(B)が、α化でん粉である、[16]~[22]のいずれか一つに記載の剤。
また本発明によれば、ケーシング詰め食肉加工食品のケーシングの硬化を抑制でき、ケーシング詰め食肉加工食品の食感改善方法及びケーシング詰め食肉加工食品の食感改善剤を提供できる。
本明細書において「リパーゼ」及び「加工でん粉、食物繊維及び難消化性でん粉からなる群より選択される少なくとも一つ」を、それぞれ単に「成分(A)」及び「成分(B)」と称する場合がある。
RS1:でん粉質が、細胞壁等の硬い組織に囲まれていることで、消化酵素に接触せず消化されないタイプ
RS2:十分に加熱されていない未糊化のでん粉や、アミロース含量が高いでん粉等、でん粉粒自体が耐消化性を有するタイプ
RS3:でん粉が加熱されて糊化した後、再結晶することにより、消化されにくい構造に変化(β化)したタイプ(老化でん粉)
RS4:でん粉が高度に加工(化学的処理、物理的処理、酵素的処理)を施されることによって、消化酵素の作用を受けにくくなったタイプ
本明細書において「トランスグルタミナーゼ」を、単に「成分(C)」と称する場合がある。
すなわち、温度37℃、pH6.0のトリス緩衝液中、ベンジルオキシカルボニル-L-グルタミルグリシン及びヒドロキシルアミンを基質とする反応系で、トランスグルタミナーゼを作用せしめ、生成したヒドロキサム酸をトリクロロ酢酸存在下で鉄錯体を形成させた後、525nmにおける吸光度を測定し、ヒドロキサム酸量を検量線により求め、1分間に1μモルのヒドロキサム酸を生成せしめる酵素量を1ユニット(1U)とする(特開昭64-27471号公報参照)。
本明細書において「炭酸塩」を、単に「成分(D)」と称する場合がある。
また、本発明の製造方法が、ケーシングに充填される食肉に成分(A)及び成分(B)を配合することに加え、成分(C)及び成分(D)を配合することを含む場合、食肉に成分(A)~(D)を配合する順序は特に制限されず、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)の順序、又はその逆の順序等で配合し得る。あるいは、成分(A)~(D)を、同時に食肉に配合してもよい。
本発明の製造方法において、ケーシングに充填される、成分(A)等が配合された食肉を、便宜上、以下において「原料組成物」と称する場合がある。
本発明の製造方法は、換言すると、食肉及び成分(A)等を含む原料組成物を、ケーシングに充填することを含む、ケーシング詰め食肉加工食品の製造方法とも言い得る。
本発明の剤において用いられる「リパーゼ」(成分(A))及び「加工でん粉、食物繊維及び難消化性でん粉からなる群より選択される少なくとも一つ」(成分(B))は、それぞれ上述の本発明の製造方法において用いられる成分(A)及び成分(B)と同様であり、好適な態様も同様である。
本発明の剤に含まれる成分(A)が複数の製剤に含有される場合、本発明の剤に含まれる(A)の量は、複数の製剤に含まれる(A)の量を合計して算出される。当該説明は、本発明の剤に含まれる成分(A)以外の成分の量(例えば、「本発明の剤に含まれる成分(B)の量」等)についても準用される。
本発明の剤において用いられ得る「トランスグルタミナーゼ」(成分(C))は、上述の本発明の製造方法において用いられ得る成分(C)と同様であり、好適な態様も同様である。
本発明の剤において用いられ得る「炭酸塩」(成分(D))は、上述の本発明の製造方法において用いられ得る成分(D)と同様であり、好適な態様も同様である。
また本発明の剤は、成分(A)及び成分(B)に加えて成分(C)及び成分(D)を含む場合、成分(A)~(D)の全てを、一つの製剤に含有するものであってよく、あるいは、成分(A)~(D)を、複数(二つ以上)の製剤に含有するものであってもよい。例えば、本発明の剤は、成分(A)~(D)を、それぞれ単独で含む複数の製剤を組み合わせたもの等であってよい。
本発明の剤の形態が固体状の場合の基剤としては、例えば、澱粉、デキストリン、シクロデキストリン、スクロース及びグルコース等の各種糖類、蛋白質、ペプチド、食塩、固形脂、二酸化ケイ素、及びそれらの混合物、また酵母菌体や各種の粉末エキス類等が挙げられる。
尚、以下の実施例において用いられた原料のうち、水以外の原料は、特に断りのない限り、いずれも食品素材、食品添加物として市販されている製品を用いた。水は、水道水を浄水器に通したものを用いた。
(ソーセージの調製)
下記(1)~(7)の手順で、試験区1~7のソーセージをそれぞれ調製した。
(1)原料調製
原料肉(国産豚ウデ肉)より、筋及び脂身を除去し、電動肉挽き機(SIS株式会社製、AMG31A)を用いて5mmにひき肉し、ミンチ肉を得た。
(2)一次混合
食品用の卓上ミキサー(ホバート社製、N-50)に、下表1に示す原料群I(豚ウデ肉のミンチ肉、豚脂、食塩、重合リン酸塩、L-アスコルビン酸ナトリウム、10重量%亜硝酸ナトリウム、市販のリパーゼ製剤)を投入し、2分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(3)塩漬
上記(2)で得られた混合物を、ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で18時間保管して塩漬した。
(4)二次混合
塩漬に供した混合物及び下表1に示す原料群II(調味料、加工でん粉、α化でん粉、炭酸カルシウム、水、市販のトランスグルタミナーゼ製剤)を食品用の卓上ミキサー(ホバート社製、N-50)に投入し、3分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(5)ケーシングへの充填
上記(4)で得られた混合物20gを、コラーゲンケーシング(株式会社ニッピ製、直径:21mm)に充填した。
(6)加熱処理
上記(5)で得られた充填物を、スモークハウス(株式会社大道産業製、SUB-400C)を用いて、60℃で30分間加熱して乾燥させた後、当該スモークハウスにて60℃で10分間くん煙し、次いで、当該スモークハウスにて75℃で30分間蒸煮した。
(7)冷却
ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で30分間冷却し、ソーセージを得た。
試験区1~7のソーセージをそれぞれ、ガススチームコンベクションオーブン(株式会社コメットカトウ製、CSV-G6)を用いて、70℃の乾熱条件下(ガススチームコンベクションオーブンのモード:ホットエアーモード)にて4時間保管した後、ソーセージのケーシングの硬さについて、専門パネル3名で官能評価を行った。
ソーセージのケーシングの硬さの官能評価は、「非常に柔らかい」場合(調製直後の試験区1のソーセージのケーシングの硬さ)を10点、「非常に硬い」場合(上記の乾熱条件下にて4時間保管した後の試験区1のソーセージのケーシングの硬さ)を0点とする0~10点の評価基準に基づき、専門パネル3名が合議により、1点刻みで評点付けすることにより行った。
結果を表2に示す。
一方、試験区3及び6以外のソーセージでは、ケーシングの硬化抑制効果が確認されなかった。
(ソーセージの調製)
下記(1)~(7)の手順で、試験区8~14のソーセージをそれぞれ調製した。
(1)原料調製
原料肉(国産豚ウデ肉)より、筋及び脂身を除去し、電動肉挽き機(SIS株式会社製、AMG31A)を用いて5mmにひき肉し、ミンチ肉を得た。
(2)一次混合
食品用の卓上ミキサー(ホバート社製、N-50)に、下表3に示す原料群I(豚ウデ肉のミンチ肉、豚脂、食塩、重合リン酸塩、L-アスコルビン酸ナトリウム、10重量%亜硝酸ナトリウム、市販のリパーゼ製剤)を投入し、2分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(3)塩漬
上記(2)で得られた混合物を、ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で18時間保管して塩漬した。
(4)二次混合
塩漬に供した混合物及び下表3に示す原料群II(調味料、アセチル化リン酸架橋でん粉、α化パフ化でん粉、炭酸カルシウム、水、市販のトランスグルタミナーゼ製剤)を食品用の卓上ミキサー(ホバート社製、N-50)に投入し、3分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(5)ケーシングへの充填
上記(4)で得られた混合物20gを、コラーゲンケーシング(株式会社ニッピ製、直径:21mm)に充填した。
(6)加熱処理
上記(5)で得られた充填物を、スモークハウス(株式会社大道産業製、SUB-400C)を用いて、60℃で30分間加熱して乾燥させた後、当該スモークハウスにて60℃で10分間くん煙し、次いで、当該スモークハウスにて75℃で30分間蒸煮した。
(7)冷却
ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で30分間冷却し、ソーセージを得た。
試験区8~14のソーセージをそれぞれ、ガススチームコンベクションオーブン(株式会社コメットカトウ製、CSV-G6)を用いて、70℃の乾熱条件下(ガススチームコンベクションオーブンのモード:ホットエアーモード)にて4時間保管した後、ソーセージのケーシングの硬さについて、専門パネル3名で官能評価を行った。
ソーセージのケーシングの硬さの官能評価は、「非常に柔らかい」場合を◎、「柔らかい」場合を○、「硬い」場合を△、「非常に硬い」場合を×とし、専門パネル3名が合議により評価して行った。
結果を表4に示す。
一方、試験区10及び13以外のソーセージでは、ケーシングの硬化抑制効果が確認されなかった。
(ソーセージの調製)
下記(1)~(7)の手順で、試験区15~20のソーセージをそれぞれ調製した。
(1)原料調製
各原料肉(鶏ムネ肉及び鶏モモ肉、牛肩ロース肉、真鱈)より、筋及び脂身を除去し、電動肉挽き機を用いて5mmにひき肉し、鶏肉、牛肉、魚肉のミンチ肉をそれぞれ得た。
(2)一次混合
食品用のニーダーに、下表5に示す原料群I(鶏肉、牛肉又は魚肉のミンチ肉、豚脂、食塩、重合リン酸塩、L-アスコルビン酸ナトリウム、10重量%亜硝酸ナトリウム、市販のリパーゼ製剤)を投入し、2分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(3)塩漬
上記(2)で得られた混合物を、ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で18時間保管して塩漬した。
(4)二次混合
塩漬に供した混合物及び下表5に示す原料群II(調味料、アセチル化リン酸架橋でん粉、α化パフ化でん粉、炭酸カルシウム、水、市販のトランスグルタミナーゼ製剤)を食品用の卓上ミキサー(ホバート社製、N-50)に投入し、3分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(5)ケーシングへの充填
上記(4)で得られた混合物20gを、コラーゲンケーシング(株式会社ニッピ製、直径:21mm)に充填した。
(6)加熱処理
上記(5)で得られた充填物を、スモークハウス(株式会社大道産業製、SUB-400C)を用いて、60℃で30分間加熱して乾燥させた後、当該スモークハウスにて60℃で10分間くん煙し、次いで、当該スモークハウスにて75℃で30分間蒸煮した。
(7)冷却
ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で30分間冷却し、ソーセージを得た。
試験区15~20のソーセージをそれぞれ、ガススチームコンベクションオーブン(株式会社コメットカトウ製、CSV-G6)を用いて、70℃の乾熱条件下(ガススチームコンベクションオーブンのモード:ホットエアーモード)にて4時間保管した後、ソーセージのケーシングの硬さについて、専門パネル3名で試験例2と同様に官能評価を行った。
結果を表6に示す。
一方、試験区16、18、20以外のソーセージでは、ケーシングの硬化抑制効果が確認されなかった。
(ソーセージの調製)
下記(1)~(7)の手順で、試験区21~31のソーセージをそれぞれ調製した。
(1)原料調製
原料肉(国産豚ウデ肉)より、筋及び脂身を除去し、電動肉挽き機を用いて5mmにひき肉し、ミンチ肉を得た。
(2)一次混合
食品用のニーダーに、下表7、8に示す原料群I(豚肉のミンチ肉、豚脂、食塩、重合リン酸塩、L-アスコルビン酸ナトリウム、10重量%亜硝酸ナトリウム、市販のリパーゼ製剤)を投入し、2分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(3)塩漬
上記(2)で得られた混合物を、ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で18時間保管して塩漬した。
(4)二次混合
塩漬に供した混合物及び下表7、8に示す原料群II(調味料、各種加工でん粉、α化パフ化でん粉、食物繊維、難消化性でん粉、炭酸カルシウム、水、市販のトランスグルタミナーゼ製剤)を食品用の卓上ミキサー(ホバート社製、N-50)に投入し、3分間混合した(ミキサー回転速度:1速)。
(5)ケーシングへの充填
上記(4)で得られた混合物20gを、コラーゲンケーシング(株式会社ニッピ製、直径:21mm)に充填した。
(6)加熱処理
上記(5)で得られた充填物を、スモークハウス(株式会社大道産業製、SUB-400C)を用いて、60℃で30分間加熱して乾燥させた後、当該スモークハウスにて60℃で10分間くん煙し、次いで、当該スモークハウスにて75℃で30分間蒸煮した。
(7)冷却
ホシザキ業務用冷蔵庫(ホシザキ株式会社製、HRF-120ZT3)を用いて、5℃で30分間冷却し、ソーセージを得た。
試験区21~31のソーセージをそれぞれ、ガススチームコンベクションオーブン(株式会社コメットカトウ製、CSV-G6)を用いて、70℃の乾熱条件下(ガススチームコンベクションオーブンのモード:ホットエアーモード)にて4時間保管した後、ソーセージのケーシングの硬さについて、専門パネル3名で試験例2と同様に官能評価を行った。
結果を表9に示す。
一方、試験区21のソーセージでは、ケーシングの硬化抑制効果が確認されなかった。
また本発明によれば、ケーシング詰め食肉加工食品のケーシングの硬化を抑制でき、ケーシング詰め食肉加工食品の食感改善方法及びケーシング詰め食肉加工食品の食感改善剤を提供できる。
Claims (18)
- 食肉に(A)リパーゼと、(B)加工でん粉、食物繊維及び難消化性でん粉からなる群より選択される少なくとも一つとを配合することを含む、ケーシングの硬化が抑制されたケーシング詰め食肉加工食品の製造方法。
- 加工でん粉が、α化でん粉、アセチル化リン酸架橋でん粉、アセチル化アジピン酸架橋でん粉、アセチル化酸化でん粉、酢酸でん粉、酸化でん粉、ヒドロキシプロピルでん粉、リン酸架橋でん粉及びα化リン酸架橋でん粉からなる群より選択される少なくとも一つである、請求項1記載の製造方法。
- 食肉に(C)トランスグルタミナーゼを配合することを更に含む、請求項1又は2記載の製造方法。
- 食肉に(D)炭酸塩を配合することを更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の製造方法。
- 食肉を充填するケーシングが、コラーゲンケーシングである、請求項1~4のいずれか一項に記載の製造方法。
- ケーシング詰め食肉加工食品が、ソーセージである、請求項1~5のいずれか一項に記載の製造方法。
- 食肉に(A)リパーゼと、(B)加工でん粉、食物繊維及び難消化性でん粉からなる群より選択される少なくとも一つとを配合することを含む、ケーシング詰め食肉加工食品のケーシング硬化抑制方法。
- 加工でん粉が、α化でん粉、アセチル化リン酸架橋でん粉、アセチル化アジピン酸架橋でん粉、アセチル化酸化でん粉、酢酸でん粉、酸化でん粉、ヒドロキシプロピルでん粉、リン酸架橋でん粉及びα化リン酸架橋でん粉からなる群より選択される少なくとも一つである、請求項7記載の方法。
- 食肉に(C)トランスグルタミナーゼを配合することを更に含む、請求項7又は8記載の方法。
- 食肉に(D)炭酸塩を配合することを更に含む、請求項7~9のいずれか一項に記載の方法。
- 食肉を充填するケーシングが、コラーゲンケーシングである、請求項7~10のいずれか一項に記載の方法。
- ケーシング詰め食肉加工食品が、ソーセージである、請求項7~11のいずれか一項に記載の方法。
- (A)リパーゼと、(B)加工でん粉、食物繊維及び難消化性でん粉からなる群より選択される少なくとも一つとを組み合わせてなる、ケーシング詰め食肉加工食品のケーシング硬化抑制剤。
- 加工でん粉が、α化でん粉、アセチル化リン酸架橋でん粉、アセチル化アジピン酸架橋でん粉、アセチル化酸化でん粉、酢酸でん粉、酸化でん粉、ヒドロキシプロピルでん粉、リン酸架橋でん粉及びα化リン酸架橋でん粉からなる群より選択される少なくとも一つである、請求項13記載の剤。
- (C)トランスグルタミナーゼを更に組み合わせてなる、請求項13又は14記載の剤。
- (D)炭酸塩を更に組み合わせてなる、請求項13~15のいずれか一項に記載の剤。
- ケーシング詰め食肉加工食品のケーシングが、コラーゲンケーシングである、請求項13~16のいずれか一項に記載の剤。
- ケーシング詰め食肉加工食品が、ソーセージである、請求項13~17のいずれか一項に記載の剤。
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