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JP7780411B2 - アンテナ装置および無線通信機器 - Google Patents

アンテナ装置および無線通信機器

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JP7780411B2
JP7780411B2 JP2022153955A JP2022153955A JP7780411B2 JP 7780411 B2 JP7780411 B2 JP 7780411B2 JP 2022153955 A JP2022153955 A JP 2022153955A JP 2022153955 A JP2022153955 A JP 2022153955A JP 7780411 B2 JP7780411 B2 JP 7780411B2
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Description

本発明は、アンテナ装置および無線通信機器に関する。
近年のモバイル端末では、様々なアンテナが搭載されている。例えば、特許文献1には、フレームの内部で給電点に接続される第1の金属片と、隙間を介して第1の金属片と結合給電される第2の金属片を用いる技術により、広帯域なアンテナを実現する技術が開示されている。
特表2021-524166号公報
近年のモバイル端末は、4G用アンテナ、GPS(Global Positioning System)アンテナ、Bluetooth(登録商標)アンテナ、Wi-Fi(登録商標)アンテナ、5G用アンテナなど複数のシステムのアンテナを提供することが要望されている。異なるシステムに用いられる複数のアンテナが容量結合により接続されることは望ましくない。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、隣り合うアンテナを別々にアンテナ給電する場合であっても、隣り合うアンテナが相互にアンテナ特性を改善することが可能なアンテナ装置および無線通信機器を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明に係るアンテナ装置および無線通信機器は、次のとおりである。
(1)すなわち、本発明の一態様は、第1の周波数fで動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナと、前記第1のアンテナに近接して配置された第2のアンテナと、を備え、前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fよりも低周波数である第2の周波数fで動作し、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側に給電点を有し、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が開放となっており、前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fの波長λの略1/2の長さを有することを特徴とするアンテナ装置である。
(2)また、本発明の他の一態様は、上述したアンテナ装置であって、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第2のスリット側に配置されており、前記第1のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第3のスリット側に配置されている。
(3)また、本発明の他の一態様は、上述したアンテナ装置であって、前記第1のアンテナの給電部に、前記第2の周波数fにおいてローインピーダンスとなるフィルタである第1のフィルタを備える。
(4)また、本発明の他の一態様は、上述したアンテナ装置であって、前記第2のアンテナの給電部に、前記第1の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるフィルタである第2のフィルタを備える。
(5)また、本発明の他の一態様は、上述したアンテナ装置であって、前記第2のアンテナは、前記第2の周波数fと異なる周波数である第3の周波数fで動作可能であり、前記第1のアンテナの給電部に、前記第3の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるフィルタである第3のフィルタを備える。
(6)また、本発明の他の一態様は、アンテナ装置を備える無線通信機器であって、前記アンテナ装置は、第1の周波数fで動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナと、前記第1のアンテナに近接して配置された第2のアンテナと、を備え、前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fよりも低周波数である第2の周波数fで動作し、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側に給電点を有し、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が開放となっており、前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fの波長λの略1/2の長さを有することを特徴とする無線通信機器である。
本発明によれば、隣り合うアンテナを別々にアンテナ給電する場合であっても、隣り合うアンテナが相互にアンテナ特性を改善することが可能なアンテナ装置および無線通信機器を提供することができる。
第1実施形態のアンテナ装置および無線通信機器の一例を示す断面図である。 第1実施形態における第1のアンテナの動作を示す図である。 第1実施形態における第2のアンテナの動作を示す図である。 第2実施形態のアンテナ装置および無線通信機器の一例を示す断面図である。 第2実施形態における第1のアンテナの動作を示す図である。 第2実施形態における第2のアンテナの動作を示す図である。 第3実施形態のアンテナ装置および無線通信機器の一例を示す断面図である。 第3実施形態における第2のアンテナの動作を示す図である。 第2のフィルタの一例を示す図である。 第1のフィルタの一例を示す図である。 第3のフィルタの一例を示す図である。 第3のフィルタおよび第1のフィルタを組み合わせた一例を示す図である。
以下、好適な実施形態に基づいて、本発明を説明する。
実施形態のアンテナ装置および無線通信機器は、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末、携帯情報端末、モバイルPC端末等に用いることができるが、これらに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1に、アンテナ装置30および無線通信機器100の第1実施形態を例示する。
無線通信機器100は、アンテナ装置30を用いて、無線通信を行う機器である。特に図示しないが、無線通信機器100は、表示パネル、背面パネル、金属フレーム、回路基板、記録媒体、電池、ケーブルなどを備えてもよい。
特に図示しないが、アンテナ装置30は、電気絶縁性の部材で覆われて保護されてもよい。電気絶縁性の部材は、例えば、樹脂で構成されてもよいし、他の素材で構成されてもよい。
アンテナ装置30は、互いに近接して配置された第1のアンテナ10および第2のアンテナ20を備えている。第1のアンテナ10は、第1の周波数fで動作する先端ショート型のアンテナである。第2のアンテナ20は、第1の周波数fよりも低周波数である第2の周波数fで動作する。
以下の説明では、第1のアンテナ10および第2のアンテナ20を総称して、単に「アンテナ10,20」という場合がある。アンテナ10,20は、4G用アンテナ、GPSアンテナ、Bluetooth(登録商標)アンテナ、Wi-Fi(登録商標)アンテナ、5G用アンテナなど複数のシステムから選択される組み合わせであってもよい。
第1のアンテナ10は、先端ショート部11を有する。先端ショート部11は、第1のアンテナ10の給電点13から見た先端側に、短絡部15が配置されることで構成される。ここで、短絡部15の役割は無線通信機器100のGNDに接地することである。もちろん、短絡部15は回路基板のGNDに接続されるものでもよい。第1のアンテナ10の給電点13は、第1のアンテナ10の給電部14に接続されている。第1のアンテナ10は、逆Fアンテナとして設計してもよい。
第1のアンテナ10は、第1の周波数fの波長λの略1/2の長さを有することが好ましい。第1のアンテナ10は、波長λに対して半波長(λ/2)系の動作をすればよい。例えば、第1のアンテナ10の物理長L1が、波長λの約3/8倍から約5/8倍であってもよい。
第1のアンテナ10は、先端ショート部11とは反対側の端部12を有してもよい。反対側の端部12は、他の金属部材40に対して、第3のスリット33側に配置されている。この場合、第1のアンテナ10は、先端ショート部11と、反対側の端部12との間で、波長λの略1/2の物理長L1を有する。
第1のアンテナ10が、第3のスリット33側で、反対側の端部12を有することにより、第1のアンテナ10の整合調整が容易となることや、高調波を利用しやすいメリットがあるためアンテナ設計が容易になる。第3のスリット33は、他の金属部材40の第1のアンテナ10に近接する端部41に配置されている。
第2のアンテナ20は、第1のアンテナ10に近接しているが、第1のスリット31により、第1のアンテナ10から物理的に切断されている。第2のアンテナ20は、第1のアンテナ10の先端ショート部11側の端部21を有する。第1のスリット31は、先端ショート部11と先端ショート部11側の端部21との間に配置されている。
第2のアンテナ20は、第1のアンテナ10の先端ショート部11側に給電点23を有する。第2のアンテナ20の給電点23は、第2のアンテナ20の給電部24に接続されている。第2のアンテナ20は、先端ショート部11側とは反対側の端部22が開放となっている。第2のアンテナ20は、逆Lアンテナとして設計してもよい。
反対側の端部22は、他の金属部材40に対して、第2のスリット32側に配置されている。この場合、第2のアンテナ20は、先端ショート部11側の端部21と、反対側の端部22との間で、物理長L2を有する。第2のスリット32は、他の金属部材40の第2のアンテナ20に近接する端部42に配置されている。
第2のアンテナ20は、第1の周波数fの波長λの略1/2の長さを有する。この構成によれば、隣り合う2つのアンテナ10,20は互いに良好なアンテナ性能を確保することが可能となる。
図2を参照して、第1のアンテナ10の動作を説明する。上述したように、第1のアンテナ10は、第2のアンテナ20と、アンテナ10,20間で結合する。
第2のアンテナ20の物理長L2の設定により、第1のアンテナ10が動作する第1の周波数f(波長λ)に対し、第2のアンテナ20は、両端が開放された略半波長(λ/2)の長さを有する被励振素子として見える。第1のアンテナ10は、第2のアンテナ20と同相でアンテナ結合し、強め合うため、第1のアンテナ10のアンテナ性能が改善する。
第2のアンテナ20は、被励振素子として、波長λに対して半波長(λ/2)系の動作をすればよい。例えば、第2のアンテナ20の物理長L2が、波長λの約3/8倍から約5/8倍であってもよい。
図3を参照して、第2のアンテナ20の動作を説明する。上述したように、第2のアンテナ20は、第1のアンテナ10と、アンテナ10,20間で結合する。また、第2の周波数fが第1の周波数fよりも低周波数、すなわち、f<fであるから、それぞれ波長に換算して、波長λが波長λよりも長い波長、すなわち、λ>λとなる。
第2のアンテナ20が動作する第2の周波数fの波長λに対して、第1のアンテナ10は、両端がショート、物理長L1がλの半波長(λ/2)よりも短く見える。このとき、第2のアンテナ20に対して第1のアンテナ10は両端がショートいわゆる地線として見えるかつ、その物理長が第2のアンテナ20の波長λに対して半波長よりも短い物理長となっているため、第1のアンテナ10が第2のアンテナ20のアンテナ放射の妨げとならず、第2のアンテナ20は良好なアンテナ性能となる。
したがって、アンテナ装置30によれば、2つのアンテナ10,20が隣り合ったアンテナ構成においても、良好なアンテナを提供することが可能となる。
(実施例1)
次に、第1実施形態に関して、実施例1を示す。第1のアンテナ10は、Wi-Fiアンテナ(2.4GHz帯+5GHz帯)である。第2のアンテナ20は、GPS/4G用/5G用アンテナ(1.6GHz帯+3.4~4.6GHz帯)である。
第1の周波数fは、2.4GHzに設定される。第1のアンテナ10の物理長L1は、略λ/2に設定される。第1のアンテナ10は、λ/2系の逆Fアンテナとして2.4GHzで動作し、fの2倍波を利用して5GHz帯をカバーする。第1のアンテナ10は、図2を参照して説明したように動作する。
第2の周波数fは、1.6GHzに設定される。第2のアンテナ20の物理長L2は、略λ/2に設定される。第2のアンテナ20は、λ/4系の逆Lアンテナとして1.6GHzで動作し、基本波の3倍波を利用して、3.4~4.6GHzで動作する。第2のアンテナ20は、図3を参照して説明したように動作する。
なお、fは、fの3/4倍以下であることが好ましく、例えば、fの1/2倍以上3/4倍以下であってもよい。したがって、λは、λの4/3倍以上であることが好ましく、例えば、λの4/3倍以上2倍以下であってもよい。
(第2実施形態)
図4に、アンテナ装置30および無線通信機器100の第2実施形態を例示する。
第2実施形態では、第1のアンテナ10の給電部14に、第2の周波数fにおいてローインピーダンスとなるフィルタである第1のフィルタ51を備える。また、第2のアンテナ20の給電部24に、第1の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるフィルタである第2のフィルタ52を備える。
第2実施形態において、その他の構成は、第1実施形態と同様にすることができる。このため、同一または対応する構成には同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
第1のフィルタ51および第2のフィルタ52は、例えばインダクタ(インダクタンスL)とコンデンサ(キャパシタンスC)を用いたLC回路で構成されてもよい。
特定の周波数においてハイインピーダンスとなるフィルタとしては、ノッチフィルタ等が挙げられる。図9に、第1の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるノッチフィルタからなる第2のフィルタ52を例示する。インダクタLとコンデンサCの各定数はf=1/(2π√(L*C))を満たすように各定数を選定すればよい。Lの定数の選定について、Lの値を大きく設定するとfにおいてよりハイインピーダンスとなるように調整可能となり、第2のアンテナ20にアンテナ結合する第1のアンテナ10のアンテナ性能をより改善することが可能となる。ただし、Lの定数を大きく設定すると第2のアンテナ20の周波数f周辺におけるアンテナ整合調整が難しくなるため、アンテナ整合ロスが発生してしまう。そのため、L・Cの定数選定は第1のアンテナ10、第2のアンテナ20のそれぞれのアンテナ性能のバランス等を鑑みて適宜選定すればよい。
特定の周波数においてローインピーダンスとなるフィルタとしては、シャントフィルタ、ローパスフィルタ等が挙げられる。図10に、第2の周波数fにおいてローインピーダンスとなるシャントフィルタからなる第1のフィルタ51を例示する。インダクタLとコンデンサCの各定数はf=1/(2π√(L*C))を満たすように各定数を選定すればよい。Lの定数の選定について、Lの値を小さく設定するとfにおいてよりローインピーダンスとなるように調整可能となり、第1のアンテナ10にアンテナ結合する第2のアンテナ20のアンテナ性能をより改善することが可能となる。ただし、Lの定数を小さく設定すると第1のアンテナ10の周波数f周辺におけるアンテナ整合調整が難しくなるため、アンテナ整合ロスが発生してしまう。そのため、L・Cの定数選定は第1のアンテナ10、第2のアンテナ20のそれぞれのアンテナ性能のバランス等を鑑みて適宜選定すればよい。
図5を参照して、第2実施形態における第1のアンテナ10の動作を説明する。第2のアンテナ20の給電部24に第2のフィルタ52を追加することにより、第1のアンテナ10の動作周波数fにおいて、第2のアンテナ20の給電接続状況にかかわらず、第2のアンテナ20の給電部24との接続が安定してオープンに見える。
第2のフィルタ52の追加により、第2のアンテナ20の物理長がちょうどλ/2、かつ両端開放接続となる。このため、第2のアンテナ20が第1のアンテナ10の被励振素子として動作させるのに好適となる。
図6を参照して、第2実施形態における第2のアンテナ20の動作を説明する。第1のアンテナ10の給電部14に第1のフィルタ51を追加することにより、第2のアンテナ20の動作周波数fにおいて、第1のアンテナ10の給電部14との接続がほぼショートに見える。
第1のフィルタ51の追加により、第1のアンテナ10の物理長がλ/2より短く保たれ、かつ両端短絡接続となる。このため、第1のアンテナ10が第2のアンテナ20に対して地線として動作させるのに好適となり、第2のアンテナ20のアンテナ放射の妨げとならない動作に好適となる。
したがって、第2実施形態のアンテナ装置30によれば、第1実施形態で示した、2つのアンテナ10,20が隣り合っても、良好なアンテナを提供することに関して、性能をより向上させることができる。
(実施例2)
次に、第2実施形態に関して、実施例2を示す。第1のアンテナ10は、Wi-Fiアンテナ(2.4GHz帯+5GHz帯)である。第2のアンテナ20は、GPS/4G用/5G用アンテナ(1.6GHz帯+3.4~4.6GHz帯)である。
第1の周波数fは、2.4GHzに設定される。第1のアンテナ10の物理長は、略λ/2に設定される。第1のアンテナ10は、λ/2系の逆Fアンテナとして2.4GHzで動作し、fの2倍波を利用して5GHz帯をカバーする。
第2のアンテナ20の給電部24には、第1の周波数f(2.4GHz帯)においてハイインピーダンスとなる第2のフィルタ52が設けられる。第1のアンテナ10は、図5を参照して説明したように動作する。
第2の周波数fは、1.6GHzに設定される。第2のアンテナ20の物理長は、略λ/2に設定される。第2のアンテナ20は、λ/4系の逆Lアンテナとして1.6GHzで動作し、基本波の3倍波を利用して、3.4~4.6GHzで動作する。
第1のアンテナ10の給電部14には、第2の周波数f(1.6GHz帯)においてローインピーダンスとなる第1のフィルタ51が設けられる。第2のアンテナ20は、図6を参照して説明したように動作する。
(第3実施形態)
図7に、アンテナ装置30および無線通信機器100の第3実施形態を例示する。
第3実施形態では、第2のアンテナ20が、第2の周波数fと異なる周波数である第3の周波数fで動作可能である。さらに、第1のアンテナ10の給電部14には、第3の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるフィルタである第3のフィルタ53が設けられる。
第3実施形態において、その他の構成は、第1実施形態と同様にすることができる。このため、同一または対応する構成には同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
第3のフィルタ53は、例えばインダクタ(インダクタンスL)とコンデンサ(キャパシタンスC)を用いたLC回路で構成されてもよい。特定の周波数においてハイインピーダンスとなるフィルタとしては、ノッチフィルタ等が挙げられる。図11に、第3の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるノッチフィルタからなる第3のフィルタ53を例示する。インダクタLとコンデンサCの各定数はf=1/(2π√(L*C))を満たすように各定数を選定すればよい。Lの定数の選定について、Lの値を大きく設定するとfにおいてよりハイインピーダンスとなるように調整可能となり、第1のアンテナ10にアンテナ結合する第2のアンテナ20のアンテナ性能をより改善することが可能となる。ただし、Lの定数を大きく設定すると第1のアンテナ10の周波数f周辺におけるアンテナ整合調整が難しくなるため、アンテナ整合ロスが発生してしまう。そのため、L・Cの定数選定は第1のアンテナ10、第2のアンテナ20のそれぞれのアンテナ性能のバランス等を鑑みて適宜選定すればよい。
第3実施形態における第1のアンテナ10は、第1実施形態で図2を参照して説明したように動作する。
特に図示しないが、第2の実施形態と同様に、第3実施形態における第2のアンテナ20の給電部24に、第1の周波数fにおいてハイインピーダンスとなる第2のフィルタ52を設けてもよい。この場合、第1のアンテナ10は、図5を参照して説明したように動作する。
図8を参照して、第3実施形態における第2のアンテナ20の動作を説明する。第1のアンテナ10の給電部14に第3のフィルタ53を追加することにより、第2のアンテナ20における周波数f(波長λ)において、第1のアンテナ10は短絡部15がショート接続、給電部14の接続が開放接続に見える。このため、好適に第1のアンテナ10が第2のアンテナ20の地線として動作させることが可能となる。
(実施例3)
次に、第3実施形態に関して、実施例3を示す。第1のアンテナ10は、Wi-Fiアンテナ(2.4GHz帯+5GHz帯)である。第2のアンテナ20は、GPS/4G用/5G用アンテナ(1.6GHz帯+3.4~4.6GHz帯)である。
第1の周波数fは、2.4GHzに設定される。第1のアンテナ10の物理長は、略λ/2に設定される。第1のアンテナ10は、λ/2系の逆Fアンテナとして2.4GHzで動作し、fの2倍波を利用して5GHz帯をカバーする。第1のアンテナ10は、図2を参照して説明したように動作する。
第2のアンテナ20の給電部24に、第1の周波数f(2.4GHz帯)においてハイインピーダンスとなる第2のフィルタ52を設けた場合、第1のアンテナ10は、図5を参照して説明したように動作する。
第2の周波数fは、1.6GHzに設定される。第3の周波数fは、1.2GHzに設定される。fはfの略半分であり、第3の周波数fに対応する波長λは、λの略2倍である。
上述したように、fが、fの3/4倍以下である場合、fがfより低周波数であってもよい。fがfよりも低周波数であるのと同様に、fがfよりも低周波数であってもよい。
第2のアンテナ20の物理長は、略λ/2に設定される。第2のアンテナ20は、λ/4系の逆Lアンテナとして1.6GHzで動作し、基本波の3倍波を利用して、3.4~4.6GHzで動作する。
1.6GHz帯の周波数は、例えばGPSのL1波(1575.42MHz)であってもよい。1.2GHz帯の周波数は、例えばGPSのL2波(1227.60MHz)、L5波(1176.45MHz)であってもよい。
第1のアンテナ10の給電部14には、f(1.2GHz帯)においてハイインピーダンスとなる第3のフィルタ53が設けられる。これにより、第2のアンテナ20は、図8を参照して説明したように動作する。
第1のアンテナ10の物理長は略λ/2であるから、波長λに対しては、略λ/4の物理長になる。先端ショート部11において一端がショート接続となる。給電部14側において、第3のフィルタ53により、もう一端が第1のアンテナ10の給電接続状況にかかわらず、安定してOPEN接続となる。このため、第2のアンテナ20の動作周波数fにおいて、第1のアンテナ10が地線として動作する。
第1のアンテナ10は、波長λに対して1/4波長(λ/4)系の動作をすればよい。例えば、第1のアンテナ10が略λ/4の物理長という場合、波長λの約1/8倍から約3/8倍であってもよい。
特に図示しないが、第3のフィルタ53は、第1のフィルタ51を兼ねることも可能である。実施例3の設定を用いるなら、第3の周波数f(1.2GHz)においてハイインピーダンスとなり、第2の周波数f(1.6GHz)においてローインピーダンスとなるフィルタを第1のアンテナ10の給電部14に設けてもよい。図12に、第3の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるノッチフィルタからなる第3のフィルタ53および第2の周波数fにおいてローインピーダンスとなるシャントフィルタからなる第1のフィルタ51を組み合わせた場合を例示する。インダクタL、インダクタL、コンデンサC、コンデンサCの各定数の選定は、第1のフィルタ51および第3のフィルタ53に関し、図10~図11を参照して先述した通りで選定すればよい。
これにより、第2のアンテナ20の動作周波数f(1.2GHz)において、第1のアンテナ10の給電接続状況にかかわらず、安定してオープン接続とすることができる。さらに第2のアンテナ20の動作周波数f(1.6GHz)において、第1のアンテナ10の給電接続状況にかかわらず、安定してショート接続とすることができる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。改変としては、各実施形態における構成要素の追加、置換、省略、その他の変更が挙げられる。また、2以上の実施形態に用いられた構成要素を適宜組み合わせることも可能である。
,C,C…コンデンサ、L,L,L…インダクタ、L1…第1のアンテナの物理長、L2…第2のアンテナの物理長、10…第1のアンテナ、11…先端ショート部、12…先端ショート部とは反対側の端部、13…第1のアンテナの給電点、14…第1のアンテナの給電部、15…短絡部、20…第2のアンテナ、21…先端ショート部側の端部、22…先端ショート部側とは反対側の端部、23…第2のアンテナの給電点、24…第2のアンテナの給電部、30…アンテナ装置、31…第1のスリット、32…第2のスリット、33…第3のスリット、40…他の金属部材、41…第1のアンテナに近接する端部、42…第2のアンテナに近接する端部、51…第1のフィルタ、52…第2のフィルタ、53…第3のフィルタ、100…無線通信機器。

Claims (6)

  1. 第1の周波数fで動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナに近接して配置された第2のアンテナと、を備え、
    前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fよりも低周波数である第2の周波数fで動作し、
    前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側に給電点を有し、
    前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が開放となっており、
    前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fの波長λの略1/2の長さを有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第2のスリット側に配置されており、
    前記第1のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第3のスリット側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1のアンテナの給電部に、前記第2の周波数fにおいてローインピーダンスとなるフィルタである第1のフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第2のアンテナの給電部に、前記第1の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるフィルタである第2のフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第2のアンテナは、前記第2の周波数fと異なる周波数である第3の周波数fで動作可能であり、
    前記第1のアンテナの給電部に、前記第3の周波数fにおいてハイインピーダンスとなるフィルタである第3のフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  6. アンテナ装置を備える無線通信機器であって、
    前記アンテナ装置は、
    第1の周波数fで動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナに近接して配置された第2のアンテナと、を備え、
    前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fよりも低周波数である第2の周波数fで動作し、
    前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側に給電点を有し、
    前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が開放となっており、
    前記第2のアンテナは、前記第1の周波数fの波長λの略1/2の長さを有することを特徴とする無線通信機器。
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