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JP7769183B1 - 月型芯およびそれを備えてなる履物 - Google Patents

月型芯およびそれを備えてなる履物

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JP7769183B1
JP7769183B1 JP2025023851A JP2025023851A JP7769183B1 JP 7769183 B1 JP7769183 B1 JP 7769183B1 JP 2025023851 A JP2025023851 A JP 2025023851A JP 2025023851 A JP2025023851 A JP 2025023851A JP 7769183 B1 JP7769183 B1 JP 7769183B1
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裕一 舟橋
拓也 近藤
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広島化成株式会社
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Abstract

【課題】履物の装着性(履き易さ)や耐久性(寿命)を向上させた月型芯およびそれを備えてなる履物を提供する。
【解決手段】履物1の踵部42及び踵ガイド部44に内設される月型芯5において、平面視で水平断面形状がアーチ状となるように左右両端が前方に向けて延出され、側面視で後面が後方に向けて湾曲して突出される芯本体部50と、芯本体部50の上部に連続され、側面視で後面が前方に向けて湾曲して突出されるとともに上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出される芯山部51と、少なくとも芯山部51の周縁に沿って突設される芯リブ部52と、が一体に形成されてなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、月型芯およびそれを備えてなる履物の技術に関し、より詳細には、履物の踵部及び踵ガイド部に内設される月型芯およびそれを備えてなる履物に関する。
従来、底面に滑り止め用の凹凸が形成されてなるソールと、ソールの上部に履き口を介して足を出し入れ可能に配設されるアッパー等とで構成され、アッパーの踵部に所定の月型芯が内設された履物が公知である。特に近年では、この種の履物では、靴ベラを使用したり履物を履くために屈み込んだりする等の動作をすることなく、容易に履物内に足を差し入れることができるように、履物(踵部)の形状や月型芯の形状を改善した構成が提案されているところである。
従来の履物としては、例えば、特許文献1又は特許文献2に開示されるように、踵部の上部に連続され、側面視で上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出される踵ガイド部が配設されてなる構成が提案されている。かかる構成において、踵部及び踵ガイド部に月型芯が内設されることで、月型芯にて剛性が付与された踵ガイド部にて踵の荷重を支えながら足を前方斜め下方向に滑らせることができるため、履き口を後方へ広げる動作が不要となり、履き口に踵を入れる際に、踵部や踵ガイド部が履物内に巻き込まれたり折り込まれたりすることなく履物内にスムーズに足を差し入れることができる。
しかしながら、上述した特許文献1又は特許文献2に開示される従来の履物の構成では、特許文献1の月型芯のように上部の周縁の角が立つ形状に形成されるか、特許文献2の月型芯のように上部の周縁の厚みが内側の中央部よりも薄く尖った形状に形成される構成であったため、履き口に踵を入れる際に、踵ガイド部に対する足当たりが悪く、また踵ガイド部にて履物のアッパーを構成する甲表材や裏材が月型芯の上部と擦れて破れてしまう場合がある等、履物の装着性(履き易さ)や耐久性(寿命)に劣るという問題があった。
特表2024-535159号公報 特開2024-160524号公報
そこで、本発明では、月型芯およびそれを備えてなる履物に関し、前記従来の課題を解決するもので、履物の装着性(履き易さ)や耐久性(寿命)を向上させた月型芯およびそれを備えてなる履物を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、履物の踵部及び踵ガイド部に内設される月型芯において、平面視で水平断面形状がアーチ状となるように左右両端が前方に向けて延出され、側面視で後面が後方に向けて湾曲して突出される芯本体部と、前記芯本体部の上部に連続され、側面視で後面が前方に向けて湾曲して突出されるとともに上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出される芯山部と、少なくとも前記芯山部の周縁に沿って、前記芯山部の上端の延出方向よりも水平方向に近い方向に向けて突設される芯リブ部と、が一体に形成されてなるものである。
請求項2においては、前記芯リブ部は、前記芯山部の縁部から側方に向けて突設されるものである。
請求項3においては、前記芯リブ部は、前記芯山部の縁部からの突出高さが左右中心から左右端部に向けて徐々に低くなるように形成されるものである。
請求項4においては、前記芯リブ部は、前記芯山部の縁部と段差なく滑らかに連続されるものである。
請求項5においては、請求項1又は請求項2に記載の月型芯を備えてなる履物であって、前記芯本体部が内設される踵部と、前記踵部の上方斜め後方に向けて湾曲して延出され、前記芯山部及び前記芯リブ部が内設される踵ガイド部と、を具備してなるものである。
本発明の効果として、履物の装着性(履き易さ)や耐久性(寿命)を向上できる。
本発明の一実施例に係る履物の全体的な構成を示した側面図である。 月型芯の斜視図である。 月型芯の側面図である。 図3の月型芯の側面断面である。 月型芯の平面図である。 月型芯の背面図である。 月型芯の芯リブ部の拡大図である。 履物の踵部及び踵ガイド部の拡大断面図である。 同じく履物の踵部及び踵ガイド部の拡大断面図である。
次に、発明を実施するための形態を説明する。
まず、本実施例の履物1の全体構成について、以下に概説する。
図1に示すように、本実施例の履物1は、底面に滑り止め用の凹凸が形成されてなるソール2と、ソール2の上部に履き口3を介して足を出し入れ可能に配設されるアッパー4等とで構成され、本実施例では、後述するように、アッパー4の踵部42及び踵ガイド部44に所定の月型芯5が内設されることで、踵部42及び踵ガイド部44が容易に折れたり潰れたりせず、履物内に足をスムーズに差し入れることができるように構成されている(図9参照)。
アッパー4は、主に着用者の前足部、中足部及び後足部の一部を覆う本体部40と、履き口3を構成する開口部41と、主に着用者の後足部の踵を覆う踵部42等とが一体に形成されている。アッパー4は、本体部40にて履き口3からつま先に至るまでの前方領域を覆うように形成され、踵部42にて履き口3の側方から踵を囲むようにして後方領域を覆うように形成されている。
アッパー4は、履物1の外側に配設される甲表材4aと、履物の内側に配設される裏材4bとで形成されており、甲表材4a及び裏材4bの離間に後述する月型芯5が内設されている(図8及び図9参照)。なお、甲表材4a及び裏材4bの材質は、履物全体で同一の素材より形成されてもよく、また履物1の部分、或いは甲表材4a及び裏材4bによって異なる素材より形成されてもよい。
本実施例の履物1は、アッパー4(甲表材4a及び裏材4b)の一部又は全部に伸縮性素材を用いることによって伸縮自在性を付与することができる。伸縮性素材としては、例えば、伸縮性を有する公知のメッシュ素材、ニット素材及び合成皮革等を用いることができる。アッパー4の素材としては、履物1の使用目的や用途に応じて、伸縮性の異なる素材や伸縮方向の異なる素材等を適宜組み合わせたり、それらの素材の使用箇所や使用割合を適宜変更したりすることが可能である。
本体部40には、履き口3の後端に向けて斜め上方に延出され、主に着用者の中足部の上面を覆う舌部43が縫製により固定されており、舌部43にて履き口3を履物1の前後方向にさらに大きく露出できるように構成されている。開口部41は、後述する踵ガイド部44とともに上端部にて足を出し入れする履き口3を形成している。
踵部42は、側面視で後面が後方に向けて湾曲して突出される形状に形成され、中央上部に上述した開口部41と連続して履き口3を形成する踵ガイド部44が配設されている。踵部42及び踵ガイド部44には、後述する月型芯5が甲表材4a及び裏材4bの離間に内設されている(図8及び図9参照)。
踵ガイド部44は、踵部42の中央上部に連続され、側面視で上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出されて履き口3を拡開する形状に形成されている。このように本実施例の履物1は、踵ガイド部44が設けられることで、履き口3に踵を入れる際に、つま先の折り曲げ角度を小さくして踵ガイド部44を介して履物内に足をスムーズに差し入れることができるように構成されている。
本実施例の履物1は、開口部41及び踵ガイド部44の甲表材4a及び裏材4bの離間に、ウレタン樹脂等の弾力性を有する素材よりなるクッション部材45・46が内設されている。クッション部材45・46は、開口部41及び踵ガイド部44が履き口3の内側に向けて突出するように配設されており、クッション部材45・46の弾力性によって履物内に足を差し入れる際の足当たりが改善されている。なお、後述するように、踵ガイド部44では、裏材4bと月型芯5(の芯山部51)との離間にクッション部材46が配設され、クッション部材46にて月型芯5(の芯山部51)の一部が覆われている(図8及び図9参照)
次に、本実施例の月型芯5の構成について、以下に詳述する。
図2乃至図9に示すように、月型芯5は、全体として踵部42及び踵ガイド部44の形状に沿うように形成されており、具体的には、側面視で下方から上方に至るにつれて後面が後方に向けて膨らむように凸状に湾曲された下方湾曲部5aが形成され、下方湾曲部5aに連続して前方に向けて湾曲された上方湾曲部5bが形成され、更に連続して上端が上方斜め後方に向けて湾曲して上方延出部5cが形成されており、左右中心における水平方向に直交する垂直切断断面形状が略S字状となるように形成されている。また、月型芯5は、背面視で下方から上方に至るにつれて漸次幅狭となるように形成されている。
本実施例の月型芯5は、平面視で水平断面形状がアーチ状となるように左右両端が前方に向けて延出され、側面視で後面が後方に向けて湾曲して突出される芯本体部50と、芯本体部50の上部に連続され、側面視で後面が前方に向けて湾曲して突出されるとともに上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出される芯ガイド部51と、少なくとも芯山部51の周縁に沿って突設される芯リブ部52等とで構成されている。
芯本体部50は、平面視で左右両端がやや開くように形成され、側面視で下端ほど前方に突出する略台形状に形成されている。芯本体部50の左右両端は、月型芯5の中で最も前方に位置される。芯本体部50の下端は、側面視で水平直線状に形成され、月型芯5が履物1の踵部42に水平又は水平に準じた姿勢で内設されることで、芯本体部50にて着用者の踵を包む姿勢となるように形成されている。
芯本体部50は、側面視で後面が後方に向けて湾曲して突出されることで月型芯5の下方湾曲部5aを構成し、下方湾曲部5aにて踵を覆う曲面状に形成されている。また、芯本体部50は、背面視で上端の幅が下端の幅より狭く下方から上方に向けて漸次幅狭となるように形成されている。
芯山部51は、芯本体部50の左右中心の上部に上方に向けて延在され、平面視で左右両端がやや開くように形成されるとともに、側面視で上端が上方で収束する略三角形状に形成されている。本実施例では、芯山部51の上端は、芯本体部50の後面(月型芯5の下方湾曲部5a)よりも前方に位置されるが(図3等参照)、芯山部51の上端が後方に向けてより延出されて、月型芯5の中で最も後方に位置されるように構成されてもよい。
芯山部51は、芯本体部50の上部に連続されて前方に向けて湾曲されることで上方湾曲部5bを構成し、上方湾曲部5bにて着用者の踵のくびれに対応して前方に突出する湾曲形状に形成されている。また、芯山部51は、上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出されることで上方延出部5cを構成し、上方延出部5cにて月型芯5の上端の後方に拡開する形状に形状されている。芯山部51は、背面視で上端の幅が下端の幅より狭く下方から上方に向けて漸次幅狭となるように形成されている。
芯リブ部52は、月型芯5の周縁に沿って配設され、少なくとも芯山部51の周縁に沿って芯山部51の縁部から側方(平面視で芯山部51の周縁に沿った後方及び左右方向)に向けて突設されている。上述したように月型芯5の芯山部51は、上端が側方に拡開した形状とされていることから、かかる芯山部51の上端の拡開形状に沿うようにして芯リブ部52が配設されている。芯リブ部52の突設方向は、側面視で芯山部51の上端(上方延出部5c)の延出方向である上方斜め後方よりも更に水平方向に近い方向に向けて延出され、芯リブ部52にて側面視で芯山部51の上端が水平方向に近い方向に向けて折り曲げられた形状となるように配設されている。
芯リブ部52は、芯山部51の縁部から連続されて突設されており、芯山部51及び芯リブ部52の連続箇所において角が立つことなく、芯山部51の端面と芯リブ部52の上面との連続面が段差なく滑らかに連続されている。また、芯リブ部52は、芯山部51の縁部の側面に対して直交する垂直切断断面形状が略矩形状となるように形成されており、芯リブ部52の突出端の角部が丸みを有するように面取りされている。
芯リブ部52は、芯山部51とともに月型芯5の周縁の厚みが内側の中央部よりも肉厚となる肉厚部を構成し、芯リブ部52が突設される箇所において、芯山部51の縁部からの芯リブ部52の突出高さH及び突出幅Wの分だけ肉厚とされている(図7参照)。芯リブ部52の突出高さH及び突出幅Wは、月型芯5(芯本体部50及び芯山部51)の形状や厚み等に応じて履き口3に踵を入れる際の足当たりを阻害しない程度に適宜設定することができる。
芯リブ部52の突出高さHは、平面視で芯山部51の縁部から芯リブ部52の突出端までの長さのことであり、本実施例の芯リブ部52は、芯山部51の周縁に沿って突出高さHが均一ではなく、平面視で左右端部よりも左右中心が高く、左右中心から左右端部に向けて徐々に低くなるように形成されている。本実施例の芯リブ部52は、左右端部で月型芯5(芯山部51)の側面との連続面が段差なく滑らかに連続するように、換言すると、左右端部の突出高さHが「0(ゼロ)」となるように形成されている。
芯リブ部52の突出幅Wは、側面視で芯リブ部52の上下方向の長さのことであり、本実施例の芯リブ部52は、芯山部51の周縁に沿って突出幅Wが均一となるように平面視で左右中心から左右端部まで同じ突出幅Wとなるように形成されている。
図1、図8及び図9に示すように、本実施例の月型芯5は、芯本体部50にて下方湾曲部5aが構成され、芯山部51にて上方湾曲部5b及び上方延出部5cが構成されることで、踵部42及び踵ガイド部44に月型芯5が内設された履物1では、芯本体部50にて剛性が付与された踵部42が踵を覆う曲面形状に保持され、芯山部51にて剛性が付与された踵ガイド部44が足首の形状に沿う形状でかつ上端が後方に反り返った形状に保持されている。
踵ガイド部44に月型芯5(の芯山部51)が内設された状態では、芯山部51と裏材4bとの離間にクッション部材46が配設されており、クッション部材46にて、芯山部51の履き口3に向けた表面の一部、及び芯山部51の履き口3に向けた表面から連続される芯リブ部52の表面の一部又は全部が覆われている。特に、月型芯5は、クッション部材46にて芯リブ部52の上方が覆われており、芯山部51の縁部や芯リブ部52が踵ガイド部44の裏材4bに接触しないように配設されている。
本実施例の月型芯5が配設された履物1では、履き口3に踵を入れる際には、芯山部51の上方湾曲部5b及び上方延出部5cにて踵の荷重が支えられながら、踵ガイド部44にて足を前方斜め下方向に滑らせることができ、踵ガイド部44が履物内に巻き込まれたり折り込まれたりすることなく履物内にスムーズに足を差し入れることができる。また、芯山部51の上方湾曲部5b及びクッション部材46にて踵ガイド部44の内側の上下方向の段差が強調されることで、踵ガイド部44にて着用者の踵の踵骨隆起を包んで履物内で踵を適切にホールドして、不用意に履物1が脱げるのを防止することができる。
なお、本実施例の月型芯5は、上述した芯本体部50、芯山部51及び芯リブ部52が比較的硬質な樹脂により一体に形成されている。月型芯5の素材としては、例えば、熱可塑性エラストマー(TPE)、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPEE)、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)、熱可塑性ゴム(TPR)、熱可塑性ポリウレタン、エチレン-酢酸ビニル共重合体樹脂及びABS樹脂等の熱可塑性樹脂や、エポキシ樹脂及び不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
以上のように、本実施例の月型芯5は、履物1の踵部42及び踵ガイド部44に内設される月型芯5において、平面視で水平断面形状がアーチ状となるように左右両端が前方に向けて延出され、側面視で後面が後方に向けて湾曲して突出される芯本体部50と、芯本体部50の上部に連続され、側面視で後面が前方に向けて湾曲して突出されるとともに上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出される芯山部51と、少なくとも芯山部51の周縁に沿って突設される芯リブ部52とが一体に形成されてなるため、履物1の装着性(履き易さ)や耐久性(寿命)を向上させることができる。
すなわち、本実施例の月型芯5は、芯山部51の周縁に沿った縁部に芯リブ部52が突設されることで、芯山部51の縁部の角が立たず、また芯山部51の周縁の厚みが内側の中央部よりも厚くなるように形成することができるため、履き口3に踵を入れる際の足当たりを阻害せず履物1の履き易さを良好にし、かつアッパー4の素材(甲表材4aや裏材4b)との擦れ等を低減して履物1の寿命を延ばすことができる。
特に、本実施例の月型芯5は、芯リブ部52は、芯山部51の縁部から側方に向けて突設され、芯山部51の上端の延出方向よりも水平方向に近い方向に向けて突設されるものであるため、履き口3に踵を入れる際に、芯リブ部52にて足当たりが阻害されることがなく、アッパー4の素材(甲表材4aや裏材4b)との擦れを効果的に低減することができる。
また、本実施例の月型芯5は、芯リブ部52は、芯山部51の縁部からの突出高さHが左右中心から左右端部に向けて徐々に低くなるように形成されるものであるため、履き口3に踵を入れる際に最も踵の荷重を支える箇所である芯山部51の左右中心が芯リブ部52にて肉厚状に形成されるため、履物1の装着性と耐久性をより向上できる。
また、本実施例の月型芯5は、芯リブ部52は、芯山部51の縁部と段差なく滑らかに連続されるものであるため、履き口3に踵を入れる際に、芯リブ部52にて足当たりが阻害されることがなく、アッパー4の素材(甲表材4aや裏材4b)との擦れを効果的に低減することができる。
なお、履物1及び月型芯5の構成としては、上述した実施例に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
すなわち、上述した実施例の月型芯5は、芯リブ部52が芯山部51の周縁に沿って突設される構成について説明したが、かかる芯リブ部52の配置構成は少なくとも芯山部51の周縁に沿って突設されればよく、例えば、芯山部51の周縁の他に、芯山部51と連続する芯本体部50の左右両端の上周縁の一部に沿って突設されてもよい。
また、上述した実施例の月型芯5は、芯リブ部52の芯山部51の縁部の側面に対して直交する垂直切断断面形状が略矩形状に形成される構成について説明したが、かかる芯リブ部52の形状は履物1の装着性や耐久性を発揮する形状であればよく、例えば、略半円状や突出端が曲面状に面取りされた形状等に形成されてもよい。
また、上述した実施例の月型芯5は、芯リブ部52の突出高さHが、芯山部51の周縁に沿って均一ではなく、平面視で左右中心から左右端部に向けて徐々に低くなるように形成される構成について説明したが、かかる芯リブ部52の形状はこれに限定されず、例えば、芯リブ部52の突出高さHが芯山部51の周縁に沿って均一となるように平面視で左右中心から左右端部まで同じ突出高さHとなるように形成されてもよい。なお、芯リブ部52の突出幅Wについても、上述した実施例とは異なり、例えば、左右中心から左右端部に向けて徐々に狭くなるように形成されてもよい。
また、本実施例の月型芯5は、断面の厚さが均一となるように形成されているが、かかる月型芯5の形状は履物1の踵部42及び踵ガイド部44の形状を保持するために十分な強度が得られる断面の厚さであればよく、例えば、下方湾曲部5aの一部の断面の厚さが他の箇所よりも徐々に薄くなるように形成されてもよく、又は上方湾曲部5bの近傍の断面の厚さが他の箇所よりも徐々に厚くなるように形成されてもよい。
また、上述した実施例の履物1は、本体部40に舌部43を有する構成について説明したが、履物1の形状はこれに限定されず、例えば、舌部43や靴紐(シューレース)を有さないハンズフリーの履物等として構成されてもよい。
1 履物
2 ソール
3 履き口
4 アッパー
4a 甲表材
4b 裏材
5 月型芯
5a 下方湾曲部5a
5b 上方湾曲部5b
5c 上方延出部5c
40 本体部
41 開口部
42 踵部
43 舌部
44 踵ガイド部
45 クッション部材
46 クッション部材
50 芯本体部
51 芯山部
52 芯リブ部

Claims (5)

  1. 履物の踵部及び踵ガイド部に内設される月型芯において、
    平面視で水平断面形状がアーチ状となるように左右両端が前方に向けて延出され、側面視で後面が後方に向けて湾曲して突出される芯本体部と、
    前記芯本体部の上部に連続され、側面視で後面が前方に向けて湾曲して突出されるとともに上端が上方斜め後方に向けて湾曲して延出される芯山部と、
    少なくとも前記芯山部の周縁に沿って、前記芯山部の上端の延出方向よりも水平方向に近い方向に向けて突設される芯リブ部と、
    が一体に形成されてなることを特徴とする月型芯。
  2. 前記芯リブ部は、前記芯山部の縁部から側方に向けて突設される請求項1に記載の月型芯。
  3. 前記芯リブ部は、前記芯山部の縁部からの突出高さが左右中心から左右端部に向けて徐々に低くなるように形成される請求項1又は請求項2に記載の月型芯。
  4. 前記芯リブ部は、前記芯山部の縁部と段差なく滑らかに連続される請求項1又は請求項2に記載の月型芯。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の月型芯を備えてなる履物であって、
    前記芯本体部が内設される踵部と、
    前記踵部の上方斜め後方に向けて湾曲して延出され、前記芯山部及び前記芯リブ部が内設される踵ガイド部と、
    を具備してなることを特徴とする履物。
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