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JP7768581B2 - 建設汚泥処理装置および建設汚泥処理方法 - Google Patents

建設汚泥処理装置および建設汚泥処理方法

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JP7768581B2
JP7768581B2 JP2023147968A JP2023147968A JP7768581B2 JP 7768581 B2 JP7768581 B2 JP 7768581B2 JP 2023147968 A JP2023147968 A JP 2023147968A JP 2023147968 A JP2023147968 A JP 2023147968A JP 7768581 B2 JP7768581 B2 JP 7768581B2
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Description

本発明は、産業廃棄物である建設発生土および建設汚泥を、汎用砂、左官砂等の再生砂および埋戻し材などに用いることができるスラリー状の流動化処理土に再生するための建設汚泥処理装置および建設汚泥処理方法に関する。
従来から工事現場で発生する水分が多い建設汚泥は、産業廃棄物であり、中間処理場でセメント等を混合して流動化処理土として埋め戻されている。また、建設泥土を工場に集めて処理することによって流動化処理土を提供するするシステムの例として、特許文献1がある。特許文献1は、工場に集めた泥土から大きい粒径の礫・石片を除去し、同泥土を水分を含んだ泥水の形態または脱水して脱水物の形態で工場に保管し、使用現場の要求に応じて比重調整した泥水に、セメント等を混入して流動化処理土に再生する技術が開示されている。
また、特許文献2には、建設発生土や建設汚泥の再利用と減容化を図る方法として、建設発生土や建設汚泥からなる土質材料に水を加えて解泥するとともに礫を除去した解泥水とセメントミルクをトラックミキサに供給して混錬し、流動化処理土を製造する方法が開示されている。
また、特許文献3には、流動化処理土の供給方法として、土砂に水を混合して解泥した後、振動ふるい機で比較的大きな異物を除外するだけの簡易な方法が開示されている。
特開2006-051437号公報 特開2018-021378号公報 特開2021-070992号公報
上記特許文献1~3の従来技術では、工事現場で発生する建設土砂および建設汚泥は、性状の変化が大きく、比重が1.1~1.4、pHが6~12であり、組成としては砂の含有比率が高く、有機物およびセメント系物質を含む産業廃棄物汚泥を原材料とするので、再生された流動化処理土の強度、流動性、分離抵抗性などの性能に差があり、セメントなどの固化材の添加量を調整しても、製造後の強度試験および分離試験で目的とする特性の流動化処理土が得られず、無駄が生じやすいという問題がある。
また、処理工程上の問題点として、受入、分級、貯留、混練、積出の各工程があるが、分級には、砂の含有量にばらつきがあるため、貯留する原材料の砂濃度の差が大きく、製造した流動化処理土の品質のばらつきが生じ易い。また原材料のpHが高い場合、処理中の貯留時間が長くなると、壁面、撹拌羽根、配管にスケールが生じ、配管であれば閉塞するおそれがある。したがって、スケールを除去するためのメンテナンスによる製造停止時間が増大するという問題がある。
しかも原材料の泥水の濃度が低い場合、固化材の添加量を増やす必要がある。しかし、固化材成分の多くがCO排出量の多いセメント系であり、コスト面のみならず環境負荷が大きくなるという問題がある。近年、流動化処理土の需要が高まる中で、多様な原材料(産業廃棄物汚泥)をいかにニーズに最適な製品とするかが重要になっているとともに、SDGS(Sustainable Development Goals)の観点から固化材の減量化と原材料の有効利用との両立が求められている。
したがって本発明の目的は、多様化する建設発生土および建設汚泥を原材料とし、最小限の固化剤で所望する品質の流動化処理土を得ることができ、有価物である砂を回収できる建設汚泥処理装置および建設汚泥処理方法を提供することである。
本発明の建設汚泥処理装置は、
建設土砂(固形状)および建設汚泥(液状)を再生砂および流動化処理土に再生する建設汚泥処理装置であって、
建設土砂が搬入される土砂受入部と、
建設汚泥が搬入される汚泥受入部と、
前記土砂受入部に搬入された前記建設土砂および前記汚泥受入部に搬入された前記建設汚泥を解砕する解砕部と、
前記解砕部による解砕後の被処理物を、再生砂と懸濁水とに分離する分級部と、
前記分級部によって分離された懸濁水に、中和剤を添加して中和する中和処理部と、
前記中和処理部で中和された懸濁水に凝集剤を添加して、前記懸濁水中の懸濁物を凝集して濃縮した懸濁水を得る沈降濃縮部と、
前記沈降濃縮部で濃縮された懸濁水に固化材を添加して、スラリー状の流動化処理土を生成する流動化処理土生成部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の建設汚泥処理装置の構成として、前記汚泥受入部は前記建設汚泥を貯留する原泥ピット、および前記建設汚泥を固形物と懸濁水とに分離するサンドデバイダを含み、前記サンドデバイダは、振動篩とサイクロンと調整槽とを含むことを特徴とする。
また、前記解砕部は、ボールミルを含むことを特徴とする請求項1に記載の建設汚泥処理装置。
また、本発明の建設汚泥処理装置は、前記分級部が、スパイラル分級機、水切用振動篩およびサイクロンを含むことを特徴とする。
また、本発明の建設汚泥処理装置は、前記再生砂が、平均粒径0.74mm~2mmの砂粒子であることを特徴とする。
また、本発明の建設汚泥処理方法は、建設土砂および建設汚泥を砂および流動化処理土に再生する建設汚泥処理方法であって、
建設土砂が搬入される土砂受入工程と、
建設汚泥が搬入される汚泥受入工程と、
前記土砂受入工程で搬入された前記建設土砂および前記汚泥受入工程で搬入された前記建設汚泥を解砕する解砕工程と、
前記解砕工程で解砕された後の被処理物を、再生砂と懸濁水とに分離する分級工程と、
前記分級工程で分離された懸濁水に、中和剤を添加して中和する中和処理工程と、
前記中和処理工程で中和された懸濁水に凝集剤を添加して、前記懸濁水中の懸濁物を凝集して濃縮した懸濁水を得る沈降濃縮工程と、
前記沈降濃縮工程で濃縮された懸濁水に固化材を添加して、スラリー状の流動化処理土を生成する流動化処理土生成工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、建設土砂と建設汚泥を同時に処理することにより、土砂、泥土、汚泥、泥水などの含有比率が多様化した原材料であっても、固化材を減量化し、所望する特性の砂(汎用砂、左官砂等)および埋戻し材などに用いることができるスラリー状の流動化処理土に再生して、原材料を有効利用することができる。
また、本発明によれば、沈降濃縮部の前に中和処理部を設けたことにより、受入汚泥が、カルシウム分を多く含みpHが高い場合であっても、壁面、撹拌羽根、配管にスケールが生じ難く、スケールを除去するためのメンテナンスによる製造停止時間を短縮することができ、配管の閉塞を防止することができる。また、受入泥水のカルシウム分の含有量の違いによるpHの変動があっても、固化剤の添加量の変動を少なくすることができ、流動化処理土の性能劣化を防ぎ、流動化処理土の性能を安定させることができる。
本発明の一実施形態の建設汚泥処理装置の全体構成を示す図である。 土砂受入部Aの構成を示す拡大図である。 汚泥受入部Bの構成を示す拡大図である。 解砕部Cにボールミル28を使用した構成を示す拡大図である。 分級部Dの構成を示す拡大図である。 中和処理部Eの構成を示す拡大図である。 高分子凝集剤を添加して沈降分離を行う沈降分離装置として角型シックナー57を使用した場合の沈降濃縮部Fの構成を示す拡大図である。 スラリー貯槽部Gの構成を示す拡大図である。 流動化処理土生成部Hの構成を示す拡大図である。 脱水部Iの構成を示す拡大図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の建設汚泥処理装置1の全体構成を示す図である。なお、建設汚泥処理装置1によって建設汚泥処理方法が実施されるものとして、以下に説明する。実施形態に係る建設汚泥処理装置1は、建設工事の地盤掘削によって発生する建設残土、浚渫土砂、含水率の高い泥状の建設泥土、建設汚泥、建設泥水を含む被処理土を砂(汎用砂、左官砂等)および流動化処理土に再生するために使用することができる。砂(汎用砂、左官砂等)は、建設材料、公園等に使用される。また、流動化処理土は、流動性および自硬性を有し、地中埋設管、共同溝の埋め戻し土、建築基礎地盤の空洞充填などに使用される。建設汚泥処理装置1は、土砂受入部A、汚泥受入部B、解砕部C、分級部D、中和処理部E、沈降濃縮部F、スラリー貯槽部G、流動化処理土生成部Hおよび脱水部Iを備える。
(土砂受入部A)
図2は、土砂受入部Aの構成を示す拡大図である。土砂受入部Aは、土砂などの固形物の建設汚泥が、例えばダンプトラックなどの搬送車両10Aによって搬入される土砂ピット2A、傾斜篩3、磁石篩4、搬送コンベア5、および土砂ピット2A内の被処理土6を傾斜篩3に供給するバケットを備えたバックホウ7を備える。
土砂ピット2A内に搬送車両10Aによって搬入された被処理土6は、バックホウ7によって傾斜篩3に供給される。傾斜篩3は、供給された被処理土6から平均粒径が150mm以下の粒子を搬送コンベア5に落下させ、平均粒径が150mmを超える粒子を移送手段8によって瓦礫ピット2Bへ排出する。また、土砂ピット2Aには、汚泥受入部Bから移送手段17によって振動篩13の下段篩の篩上の砂礫が移送されてくる。傾斜篩3を通過した粒子および汚泥受入部から移送されてきた被処理物は、搬送コンベア5によって、解砕部Cの被処理物受入部29に投入される。搬送コンベア5は、第1コンベア5A、第2コンベア5B、第3コンベア5Cからなり、搬送方向下流側の第3コンベア5Cの上方には、磁石篩4が配置され、被処理物中の鉄、ニッケル等の金属分が除去される。
(汚泥受入部B)
図3は、汚泥受入部Bの構成を示す拡大図である。汚泥受入部Bは、流動性のある建設汚泥(流動物)を貯留する原泥ピット11および前記建設汚泥を固形物と懸濁水とに分離するサンドデバイダ12を備え、前記サンドデバイダ12は、振動篩13とサイクロンS1と調整槽14とを備える。
原泥ピット11には、例えばローリ車などの搬送車両10Bによって泥土および泥水などの流動性のある建設汚泥が搬入される。原泥ピット11は、ピット内の空間が仕切り壁11Cによって、原泥ピット第1槽11Aと原泥ピット第2槽11Bとに仕切られる。原泥ピット第1槽11Aには、搬送車両10Bから建設汚泥が搬入される。原泥ピット第1槽11Aに搬入された建設汚泥の重量の大きな砂、礫などの固形物は沈殿させ、重量の小さい固形物を含んだ液状物は仕切り壁11Cを越流して原泥ピット第2槽11Bへ流入し、貯留される。なお、搬入される建設汚泥が、重量の大きな砂、礫などの固形物を含んでいない場合は、建設汚泥を直接原泥ピット第2槽11Bに投入することができる。原泥ピット第1槽11Aの底部には、撹乱式サンドポンプP1が配設され、原泥ピット第1槽11Aに沈殿した建設汚泥の重量の大きな砂、礫などの固形物を含む水との混合液が、撹乱式サンドポンプP1によって吸引され、撹乱式サンドポンプP1の吐出口に接続された管15を経て解砕部Cの被処理物受入部29に圧送される。原泥ピット第2槽11Bの底部には、排出ポンプP2が配設され、排出ポンプP2の吐出口に接続された管16を経て、原泥ピット第2槽11Bの底部の液状の建設汚泥が、サンドデバイダ12の振動篩13の下段篩上に移送される。
振動篩13は、上段の篩の目開きが下段の篩の目開きよりも細かい上下2段の篩からなる振動篩であり、篩の目開きは、0.3~30mmの範囲で上段の篩の目開きが下段の篩の目開きよりも細かいようにされるが、一例を示すと上段の篩の目開きが0.5mm、下段の篩の目開きが20mmである。振動篩13の下段篩で篩い分けられた篩上の砂礫は、移送手段17によって、土砂ピット2Aに移送される。移送手段17は、たとえば落下シュートであってもよい。振動篩13の上方には、サイクロンS1が配設される。サイクロンS1は、供給口、第1出口、および第2出口を有する。供給口には管18の一端部が接続され、第1出口には管19が接続され、第2出口には管20が接続される。
サンドデバイダ12の調整槽14は、仕切り壁21を有する。調整槽14内の空間は、仕切り壁21によって、沈殿室22と撹拌室23とに分割される。沈殿室22には、サイクロン第2出口に接続された管20を経て、サイクロンS1によって分離された微小な粒子が供給される。沈殿室22には、排出ポンプP3が配設される。排出ポンプP3の吐出口には、管18の他端部が接続される。排出ポンプP3に吸引された沈殿室22の下層の被処理物は、管18を経てサイクロンS1の供給口に導かれ、固形物が重量に応じて分離される。サイクロンS1内で、重量の大きな固形物は管19を経て振動篩13の上段篩に戻され、重量の小さい粒子は管20を経て沈殿室22に供給される。沈殿室22から重量の小さい固形物を含んだ懸濁水は、仕切り壁21を越流して撹拌室23に流入する。
撹拌室23には撹拌ブレード24が配設される。撹拌ブレード24は、鉛直な軸線まわりにモータM1によって回転駆動される回転軸25に設けられ、撹拌室23内の被処理物が沈殿堆積しないように撹拌される。撹拌室23の側壁には、排出口が設けられ、排出口には管26の一端部が接続される、管26の他端部は、排出ポンプP4の流入口に接続される。排出ポンプP4の吐出口には管27の一端部が接続され、被処理物は管27を経て管27の他端部から流動化ミキサ槽72もしくは脱水汚泥槽88に移送される。流動化ミキサ槽72へ供用される場合、希釈ポンプP16によって管87Bを経て希釈水が撹拌室23に供給され比重調整される。
(解砕部C)
解砕部Cでは、解砕機としてボールミル、ロッドミル、ハンマーミル等の解砕機を使用することができるが、破砕が過剰にならず、良質な砂を得ることができ、泥土解砕と砂分級との両立が可能なボールミルを使用することが好ましい。ボールミルを使用することで、砂分を残しつつ泥土塊を解砕可能となり、解砕された固形物を含む泥水の性状維持と有価物としての砂回収量確保の両立を図ることができる。以下、解砕部Cにボールミルを使用する例について説明する。
図4は、解砕部Cにボールミル28を使用した構成を示す拡大図である。ボールミル28は、被処理物受入部29、ボールミル本体部30および篩分け手段31を備える。被処理物受入部29は、ホッパー状の専用給口機が用いられる。ボールミル本体部30は、円筒状であり、回転ドラムを有し、その中に複数の鉄球が収容されている。篩分け手段31は、ボールミル本体部30の排出口に連通して設けられ、金網によってほぼ円錐台状に形成された篩分け手段であり、本実施形態においては、先端に向かって拡径する円錐台状の形状の筒体になったものが好ましい。
解砕部Cの被処理物受入部29では、土砂受入部Aから供給される粒子、汚泥受入部Bから管15から供給される粒子を含む水および洗浄水を受け入れ、その混合物をボールミル本体部30に供給する。土砂受入部Aから供給される粒子は、土砂受入部Aからベルトコンベア等の移送手段9によって供給することができる。汚泥受入部Bから供給される粒子を含む水は、汚泥受入部Bから配設された管15を経て汚泥受入部Bの原泥ピット第2槽11Bの底部から撹乱式サンドポンプP1によって供給される。洗浄水は、循環水槽84から配設された管85を経て排出ポンプP5によって吸引されたものが、被処理物受入部29に供給される。循環水槽84は、本実施形態の建設汚泥処理装置1内を循環する循環水を貯えるための貯槽で、後述するように、循環水槽84には、沈降濃縮部Fの角型シックナー57の越流水および脱水部Iのフィルタープレス76のろ液が供給される。また、循環水が不足する場合は、外部から補給水が追加される。
ボールミル本体部30は、円筒形の回転ドラムに複数の鉄球を収容し、ドラムの回転によって鉄球が落下する衝撃によって混合された被処理物を解砕する。鉄球は、例えば、回転ドラムの直径が2.1mで長さが3.3mの装置では、直径10cmのものを100~200個用いる。このようなボールミルを用いることによって、受け入れた被処理物を洗浄水にて洗浄しながら撹拌し、解砕するので、ロッドミルやロッドスクラバに比べて重量が小さい球状の重錘を用い、原料を過度に細かく解砕せず、平均粒径が2mm以下の壁材およびコンクリートモルタルの細骨材として有用性の高い再生砂を得ることができる。また、ボールミルは、鉄球が摩耗すると、新たな鉄球を補充すればよく、ロッドミルやロッドスクラバに比べて、摩耗したロッドを新たなものと交換するような手間を要せず、メンテナンス性が優れている。
ボールミル本体部30で解砕された固形物を含む泥水である被処理物は、ボールミル本体部30の排出口に連通して設けられた篩分け手段31に排出され、先端に向かって拡径する円錐台状の円筒状金網(トロンメル)によって、解砕されなかった固形物が分離される。解砕されなかった固形物は、オーバータンク32に集積される。篩分け手段31の金網の網の目は、再利用される再生砂の粒度に合わせて決めることができるが、一例をあげると、5mmの目の粗さの金網を用いた場合、5mm以下の汎用性高い砂を得ることができる。篩分け手段31の金網の網の目を通過した解砕された固形物を含む泥水(被処理物)は、流路86を経て分級部Dに移送される。
(分級部D)
図5は、分級部Dの構成を示す拡大図である。分級部Dでは解砕部Cで解砕された被処理物を、再生砂と懸濁水とに分離する。分級部Dは、第1分級部D1、第2分級部D2、および原水ピット37からなる。第1分級部D1は、スパイラル分級機33、および水切用振動篩36等の装置から構成されている。第2分級部D2は、サイクロンS2、および水切用振動篩46等から構成されている。
まず、第1分級部D1について説明する。スパイラル分級機33は、スパイラル分級機下部のピット34とスクリューコンベア35とによって構成される。解砕部Cで解砕された被処理物は、スパイラル分級機33のピット34に流路86を経て移送されるが、ボールミル28の篩分け手段31をピット34よりも高い位置に設けて被処理物を自然落下させるのが好ましく、そして、ボールミル28の篩分け手段31の直下にピット34を設けて被処理物を自然落下させれば、流路86を設ける必要はない。ピット34の底部には、沈殿した粒度の大きい解砕された固形物が沈殿し、沈殿した固形物は、スクリューコンベア35によって水切用振動篩36に運ばれる。また、スクリューコンベア35で移送されなかった粒度の小さい解砕された固形物を含む懸濁水は、スパイラル分級機のピット34から越流して原水ピット37に流入する。
水切用振動篩36は、篩の目開きが1.0mmの篩からなる振動篩であり、スクリューコンベア35によって移送されてきた粒度の大きい解砕された固形物を含む泥水は篩に落下し、篩を通過しなかった粒度の粗い再生砂は、ベルトコンベア38によって砂ヤード39に集められる。篩を通過した懸濁水は、原水ピット37に移される。
次に、第2分級部D2について説明する。第2分級部D2では、上部にサイクロンS2を装備した水切用振動篩46によって第1分級部D1で得られる砂よりも微細な砂を分級する。サイクロンS2には、中和処理部Eの懸濁水受入ピット51Aから懸濁水受入ピット51Aで濃縮された懸濁水が供給される。
サイクロンS2では、中和処理部Eの懸濁水受入ピット51Aから管49で移送されてきた懸濁水から、遠心分離により粒度の大きい粒子をサイクロンS2下部に分離、捕集し、水切用振動篩46の篩に管44を経て戻される。サイクロンS2で捕集されなかった粒子を含む懸濁水は、サイクロンS2上部からオーバーフローしてサイクロンS2上部に配設された管45を経て中和処理部Eの懸濁水受入ピット51Aに排出される。
サイクロンS2から管44を経て水切用振動篩46に供給される懸濁水は、水切用振動篩46によって、再生砂と懸濁水に分別される。水切用振動篩46では、洗浄水を供給して篩上の砂を洗浄することにより、より良質な再生砂を製造することができる。水切用振動篩46によって分別された再生砂は、ベルトコンベア47によって砂ヤード48に集められる。水切用振動篩46の篩目を通過した懸濁水は、自然流下で原水ピット37に移送される。
第2分級部D2の水切用振動篩46は、1.0mm以下の超微細な砂を製造することができ、篩の目開きを0.8mmにした場合は、0.8mm~1.0mmの砂を製造することができる。このような超微細な砂は、左官砂等に利用することができる。
第1分級部D1の水切用振動篩36篩の目開きを1.0mmとし、脱水篩で細粒SS分と水分とを落とすことで良質な再生砂を生産することができる。前記の目開きの篩を用いた場合、篩を通過しなかった砂は平均粒径が1mm~2mmであり、水抜けの優れた汎用性の高い砂である。また、水切用振動篩36で捕集されず、サイクロンS2で分離し水切用振動篩46で捕集された砂は、平均粒径が0.8mm~1mmであり、左官砂として利用できる。水切用振動篩36の網目を1mmとし、サイクロンS2および水切用振動篩46と組み合わせたことによって、平均粒径が細かい左官砂を得ることができ、再生砂の有効利用を図ることができる。
原水ピット37は、撹拌装置40が備えられ、スパイラル分級機下部のピット34、水切用振動篩36および水切用振動篩46から受け入れた懸濁水の懸濁物が沈殿堆積しないように撹拌装置40により撹拌されている。撹拌装置40は、原水ピット37内の懸濁水の懸濁物が沈殿堆積しないように撹拌できる撹拌装置であればどのようなものであってもよいが、図5に示したように撹拌ブレード41設けた回転軸42をモータM2によって回転駆動する撹拌装置40が好適に用いられる。原水ピット37中の懸濁水は、排出ポンプP6に配設された管43を経て中和処理部Eの懸濁水受入ピット51Aに移送される。
(中和処理部E)
本実施形態で処理する建設汚泥および泥水は、セメント成分が多く含まれているのでpH値が高く、処理で生ずる排水は放流時にpH調整が必要であるが、処理過程においてもpH値が高いと被処理物が固化し、設備にスケールとして付着して設備のメンテナンスによる製造設備の稼働停止が必要になる等の問題を生じる。そのため、本実施形態においては、分級部Dの後に中和処理部Eを設けた。
図6は、中和処理部Eの構成を示す拡大図である。中和処理部Eは、希硫酸槽50およびPH調整槽51を備える。PH調整槽51は、仕切り壁51Cによって、懸濁水受入ピット51Aと調整撹拌槽51Bとに仕切られる。
懸濁水受入ピット51Aには、懸濁水が分級部Dの原水ピット37から管43を経て供給され、第2分級部D2のサイクロンS2から懸濁水が管45を経て移送されてくる。懸濁水受入ピット51Aで懸濁水を滞留させることによって、比重の大きい懸濁物は下部に沈降し、懸濁水受入ピット51Aの上部と下部では懸濁水の濃度差が生じる。上部の懸濁物の濃度が低くなった懸濁水は、仕切り壁51Cの上端部を越流して調整撹拌槽51Bに流入する。懸濁水受入ピット51Aの底部には、排出ポンプP15が配設され、排出ポンプP15の吐出口には管49が接続されて、懸濁物の濃度が濃くなった懸濁水が第2分級部D2のサイクロンS2に供給される。
調整撹拌槽51Bには、調整撹拌槽51B内の懸濁水を撹拌するために撹拌装置52が装備される。調整撹拌槽51Bには、懸濁水のpHを調整するために希硫酸槽50から、定量ポンプP7によって吸引された希硫酸が管53を経て注入される。撹拌装置52は、調整撹拌槽51B内の懸濁水の懸濁物が沈殿堆積しないように撹拌できる撹拌装置であればどのようなものであってもよいが、図6に示したように撹拌ブレード54を設けた回転軸55をモータM3によって回転駆動する撹拌装置52が好適に用いられる。
pH調整は、調整撹拌槽51B内のpH値を測定して行うこともできるが、流入する懸濁水の流量およびpH値を測定し、フィードフォワード制御またはフィードバック制御することによって、より微細にpH調整をすることができる。また、PH調整槽51を大容量にすることによって、製品のばらつきを防止することができる。PH調整槽51でpH調整された懸濁水は、PH調整槽51から排出ポンプP8によって管56を経て沈降濃縮部Fに移送される。また、pH調整された懸濁水の一部は、スラリー貯槽のスラリー濃度を調整するために管56から分岐する管56Aを経てスラリー貯槽65に移送する場合がある。
分級部Dの後に中和処理部Eが設けられるので、懸濁水の高pHによる固化が抑制され、メンテナンスのための製造停止時間を減少させることができる。またPH調整槽51に大量の懸濁水を貯留することによって、懸濁水中の懸濁物の濃度が均一化され、製品品質のばらつきを抑制することができる。
(沈降濃縮部F)
沈降濃縮部Fには、中和処理部EでpH調整された懸濁水が供給される。pH調整された懸濁水は、水に微細な固体が分散した懸濁水であり、沈降濃縮部Fで凝集剤を添加して沈降分離装置に送られ、沈降分離装置で水中の凝集した懸濁物質を重力によって沈降させて、沈降汚泥と上澄水に分離する。沈降分離装置としては、円型シックナー、角型シックナー等の各種のシックナーを使用することができる。また、凝集剤は、無機凝集剤、高分子凝集剤等の凝集剤を適宜選択して使用することができる。
図7は、高分子凝集剤を添加して沈降分離を行う沈降分離装置として角型シックナー57を使用した場合の沈降濃縮部Fの構成を示す拡大図である。沈降濃縮部Fは、高分子溶解槽58と角型シックナー57とを備える。高分子溶解槽58は、高分子凝集剤が撹拌された状態で貯蔵されている。高分子凝集剤は、高分子溶解槽58から定量ポンプP9によって管59を経て管56に注入され、PH調整槽51でpH調整された懸濁水と管56の管内で混合されて、角型シックナー57に供給される。角型シックナー57は、下部に排出スクリュー60を装備した沈降濃縮槽である。懸濁水中の懸濁粒子は高分子凝集剤によって凝集して沈降速度の大きい凝集粒子となり、重力によって沈降濃縮分離され、角型シックナー57の下部に濃縮汚泥となって堆積する。濃縮汚泥は、排出スクリュー60で排出ポンプP10の取り込み口周辺に掻き集められて、角型シックナー57下部の排出口に配設された管61から排出ポンプP10によって濃縮された懸濁水として後述のスラリー貯槽65に移送される。角型シックナー57の上部には、越流せき62が設けられ清澄した水が越流して水路63で循環水槽84に供給される。
(スラリー貯槽部G)
図8は、スラリー貯槽部Gの構成を示す拡大図である。スラリー貯槽部Gは、撹拌装置64を有するスラリー貯槽65を備える。スラリー貯槽65には、角型シックナー57で沈降分離された濃縮汚泥が、管61を経て供給される。また、スラリーの濃度調整のためにpH調整された懸濁水の一部が、管56Aを経て供給される場合がある。スラリー貯槽65は、濃縮汚泥が沈降堆積しないように撹拌装置64によって撹拌が行われ、濃縮汚泥が均一な状態に保持され貯槽されている。撹拌装置64は、濃縮汚泥が沈殿堆積しないように撹拌できる撹拌装置であればどのようなものであってもよいが、図8に示したように撹拌ブレード66を設けた回転軸67をモータM4によって回転駆動する撹拌装置64が好適に用いられる。スラリー貯槽65の濃縮汚泥は、排出ポンプP11によって管68を経て流動化処理土生成部Hに供給され、流動化処理土の製造に供される。そして、流動化処理土の製造に供されない余剰の濃縮汚泥は、管68から分岐する管68Aを経て脱水汚泥槽に移送される。また、スラリー貯槽65は、撹拌ポンプP12および管69を具備し、スラリーを循環撹拌させることでスラリー貯槽内の付着・固化を防止する。
(流動化処理土生成部H)
図9は、流動化処理土生成部Hの構成を示す拡大図である。流動化処理土生成部Hは、固化材サイロ70、固化材供給コンベア71、流動化ミキサ槽72、および流動化処理土ピット73を備える。流動化ミキサ槽72は、流動化処理土を製造する槽である。流動化ミキサ槽72には、スラリー貯槽65で濃縮された濃縮汚泥、汚泥受入部Bの撹拌室23の被処理物である汚泥および固化材サイロ70に貯留されている固化材が投入される。固化材は、セメント、セメント系固化材、石灰等を用いることができるが、通常は、セメントを用いる。固化材サイロ70から流動化ミキサ槽72への固化材の輸送は、固化材供給コンベア71で行われる。固化材供給コンベア71は、どのようなコンベアであってもよいが、投入量の調整が容易にできるスクリューコンベアが好適に使用できる。また、スラリー貯槽65で濃縮された濃縮汚泥は、排出ポンプP11によって管68を経て供給され、汚泥受入部Bの撹拌室23の被処理物である汚泥は、排出ポンプP4によって管27を経て供給される。流動化ミキサ槽72に投入された濃縮汚泥および固化材は、撹拌装置74によって混合されてスラリー状の流動化処理土が製造される。撹拌装置74は、撹拌装置74Bだけでも良いが、小型の撹拌装置74Aを固化材が投入される水面下付近に設けることが好ましい。撹拌装置74Aにより、投入されて泥水表面に残った固化材を泥水に混ぜ込むことができる。そして、流動化処理土の濃度調整が必要な場合は、循環水槽84中の希釈ポンプP16によって管87Aで希釈水を流動化ミキサ槽72に供給して濃度を調整することができる。製造された流動化処理土は、管75で流動化処理土ピット73に移送され貯蔵される。移送は、流動化ミキサ槽72を流動化処理土ピット73よりも高い位置に設けて、流動化処理土を自然落下させるのが好ましい。
(脱水部I)
図10は、脱水部Iの構成を示す拡大図である。脱水部Iは、脱水汚泥槽88、フィルタープレス76、ろ水槽77および中和槽78等から構成される。脱水部Iでは、スラリー貯槽65から管68および管68Aを経て移送される濃縮汚泥および汚泥受入部Bの撹拌室23から管27を経て移送される汚泥が、脱水汚泥槽88に供給される。脱水汚泥槽88では、汚泥が沈降堆積しないように撹拌装置89によって撹拌が行われ、濃縮汚泥が均一な状態に保持され貯槽されている。撹拌装置89は、濃縮汚泥が沈殿堆積しないように撹拌できる撹拌装置であればどのようなものであってもよいが、スラリー貯槽65で用いたタイプの撹拌装置が好適に用いられる。脱水汚泥槽88の汚泥は、排出ポンプP17を具備した管90によってフィルタープレス76に供給され、ろ液と脱水ケーキに分離される。ろ液は、ろ水槽77に集められ、ろ水槽77から排出ポンプP13によって、一部は、配設された管79を経て循環水槽84に戻されボールミル28の洗浄に利用され、残りは、配設された管80を経て中和槽78に移送さる。中和槽78では、水質汚濁防止法に基づく放流基準のpH5.8~8.6にpH調整された後、排出ポンプP14によって管81で放流される。脱水ケーキは、搬出コンベア82および搬出コンベア83によって搬出され貯蔵された後、改良土として使用するか廃棄される。
以上のとおり、建設汚泥処理装置1によって、建設汚泥処理方法に係る実施形態を実施することができる。すなわち、本実施形態に係る建設汚泥処理方法は、建設土砂および建設汚泥を再生砂および流動化処理土に再生する建設汚泥処理方法であって、土砂受入部Aに建設土砂が搬入される土砂受入工程と、汚泥受入部Bに建設汚泥が搬入される汚泥受入工程と、解砕部Cにおいて、前記土砂受入工程で搬入された前記建設土砂および前記汚泥受入工程で搬入された前記建設汚泥を解砕する解砕工程と、分級部Dにおいて、前記解砕工程で解砕された後の被処理物を、再生砂と懸濁水とに分離する分級工程と、中和処理部Eにおいて、前記分級工程で分離された懸濁水に、中和剤を添加して中和する中和処理工程と、沈降濃縮部Fにおいて、前記中和処理工程で中和された懸濁水に凝集剤を添加して、前記懸濁水中の懸濁物を凝集して濃縮した懸濁水を得る沈降濃縮工程と、スラリー貯槽部G、流動化処理土生成部H、および脱水部Iにおいて、前記沈降濃縮工程で濃縮された懸濁水に固化材を添加して、スラリー状の流動化処理土を生成する流動化処理土生成工程と、を含む。
本実施形態の建設汚泥処理方法によれば、沈降濃縮部の前に中和処理部を設けたことにより、受入汚泥が、カルシウム分を多く含みpHが高い場合であっても、壁面、撹拌羽根、配管にスケールが生じ難く、スケールを除去するためのメンテナンスによる製造停止時間を短縮することができ、配管の閉塞を防止することができる。また、受入泥水のカルシウム分の含有量の違いによるpHの変動があっても、固化剤の添加量の変動を少なくすることができ、流動化土の性能劣化を防ぎ、流動化処理土の性能を安定させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、また、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良などが可能である。上記各実施形態をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
本発明に係る建設汚泥処理装置および建設汚泥処理方法は、産業廃棄物である建設汚泥および泥水を、埋戻し材などに用いることができるスラリー状の流動化処理土および砂(汎用砂、左官砂等)に再生することができる。
A 土砂受入部
B 汚泥受入部
C 解砕部
D 分級部
D1 第1分級部
D2 第2分級部
E 中和処理部
F 沈降濃縮部
G スラリー貯槽部
H 流動化処理土生成部
I 脱水部
M1~M4 モーター
P1 撹乱式サンドポンプ
P2~P6、P8、P10~P15、P17 排出ポンプ
P7、P9 定量ポンプ
P16 希釈水ポンプ
S1、S2 サイクロン
1 建設汚泥処理装置
2A 土砂ピット
2B 瓦礫ピット
3 傾斜篩
4 磁石篩
5 搬送コンベア
6 被処理土
7 バックホウ
8、9 移送手段
10A、10B 搬送車両
11 原泥ピット
11A 原泥ピット第1槽
11B 原泥ピット第2槽
11C 仕切り壁
12 サンドデバイダ
13 振動篩
14 調整槽
15、16、18、19、20 管
17 移送手段
21 仕切り壁
22 沈殿室
23 撹拌室
24 撹拌ブレード
25 回転軸
26、27 管
28 ボールミル
29 被処理物受入部
30 ボールミル本体部
31 篩分け手段
32 オーバータンク
33 スパイラル分級機
34 ピット
35 スクリューコンベア
36 水切用振動篩
37 原水ピット
38 ベルトコンベア
39 砂ヤード
40 撹拌装置
41 撹拌ブレート
42 回転軸
43、44、45 管
46 水切用振動篩
47 ベルトコンベア
48 砂ヤード
49 管
50 希硫酸槽
51 PH調整槽
51A 懸濁水受入ピット
51B 調整撹拌槽
51C 仕切り壁
52 撹拌装置
53 管
54 撹拌ブレート
55 回転軸
56、59、61 管
57 角型シックナー
58 高分子溶解槽
60 排出スクリュー
62 越流せき
63 水路
64 撹拌装置
65 スラリー貯槽
66 撹拌ブレート
67 回転軸
68、69 管
70 固化材サイロ
71 固化材供給コンベア
72 流動化ミキサ槽
73 流動化処理土ピット
74、74A、74B 撹拌装置
75 管
76 フィルタープレス
77 ろ水槽
78 中和槽
79、80、81 管
82、83 搬出コンベア
84 循環水槽
85 管
86 流路
87A、87B 管
88 脱水汚泥槽
89 撹拌装置
90 管

Claims (5)

  1. 建設土砂および建設汚泥を再生砂および流動化処理土に再生する建設汚泥処理装置であって、
    建設土砂が搬入される土砂受入部と、
    建設汚泥が搬入される汚泥受入部と、
    前記土砂受入部に搬入された前記建設土砂および前記汚泥受入部に搬入された前記建設汚泥を解砕する解砕部と、
    前記解砕部による解砕後の被処理物を、再生砂と懸濁水とに分離する分級部と、
    前記分級部によって分離された懸濁水に、中和剤を添加して中和する中和処理部と、
    前記中和処理部で中和された懸濁水に凝集剤を添加して、前記懸濁水中の懸濁物を凝集して濃縮した懸濁水と清澄した水を得る沈降濃縮部と、
    前記沈降濃縮部で濃縮された懸濁水に固化材を添加して、スラリー状の流動化処理土を生成する流動化処理土生成部と、
    前記沈降濃縮部で濃縮された懸濁水をろ液と脱水ケーキに分離する脱水部と、
    前記沈濃縮部で得た清澄水と前記脱水部で分離されたろ液と補給水とが供給され、前記解砕部に水を供給する循環水槽とを含み、
    前記解砕部は、ボールミルを含み、前記ボールミルに前記循環水槽の水、前記建設土砂および前記建設汚泥が供給されることを特徴とする建設汚泥処理装置。
  2. 前記汚泥受入部は、前記建設汚泥を貯留する原泥ピット、および前記建設汚泥を固形物と懸濁水とに分離するサンドデバイダを含み、前記サンドデバイダは、振動篩とサイクロンと調整槽とを含むことを特徴とする請求項1に記載の建設汚泥処理装置。
  3. 前記分級部は、スパイラル分級機、水切用振動篩およびサイクロンを含むことを特徴とする請求項1に記載の建設汚泥処理装置。
  4. 前記再生砂は、平均粒径が0.74mm~2mmの砂粒子であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の建設汚泥処理装置。
  5. 建設土砂および建設汚泥を再生砂および流動化処理土に再生する建設汚泥処理方法であって、
    建設土砂が搬入される土砂受入工程と、
    建設汚泥が搬入される汚泥受入工程と、
    前記土砂受入工程で搬入された前記建設土砂および前記汚泥受入工程で搬入された前記建設汚泥を解砕する解砕工程と、
    前記解砕工程で解砕された後の被処理物を、再生砂と懸濁水とに分離する分級工程と、
    前記分級工程で分離された懸濁水に、中和剤を添加して中和する中和処理工程と、
    前記中和処理工程で中和された懸濁水に凝集剤を添加して、前記懸濁水中の懸濁物を凝集して濃縮した懸濁水と清澄した水を得る沈降濃縮工程と、
    前記沈降濃縮工程で濃縮された懸濁水に固化材を添加して、スラリー状の流動化処理土を生成する流動化処理土生成工程と、
    前記沈降濃縮工程で濃縮された懸濁水をろ液と脱水ケーキに分離する脱水工程と、
    前記沈濃縮工程で得た清澄水と前記脱水工程で分離されたろ液と補給水とが循環水槽に供給され、前記循環水槽の水が前記解砕工程に供給された後、前記分級工程、前記中和処理工程、前記沈降濃縮工程を経てまたは前記分級工程、前記中和処理工程、前記沈降濃縮工程、前記脱水工程を経て、前記循環水槽に循環される循環水工程とを含み、
    前記解砕工程は、ボールミルを含み、前記ボールミルに前記循環水槽の水、前記建設土砂および前記建設汚泥が供給されることを特徴とする建設汚泥処理方法。
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