以下に、添付図面を参照して、この出願の特定の実施形態について詳細に説明する。
この出願は、スタンドアロン、すなわち、将来のネットワークに配置される新たな基地局、バックホールリンク及びコアネットワークのような通信システムに適用されてもよく、或いは、非スタンドアロンのような様々な通信システムに適用されてもよい。
例えば、この出願の技術的解決策は、新無線(new radio, NR)システムとも呼ばれてもよい第5世代(5th generation, 5G)システム、又は第6世代(6th generation, 6G)システム若しくは第7世代(7th generation, 7G)システム、又は他の将来の通信システムに適用されてもよく、或いは、代替として、デバイス対デバイス(device to device, D2D)システム、マシン対マシン(machine to machine, M2M)システム、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)システム、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation, CA)システム、デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity, DC)技術システム等に適用されてもよい。
この出願におけるセル再選択方法は、例えば、限定されるものではないが、図1に示す通信システムに適用されてもよい。図1は、通信システム100のシナリオの図である。通信システム100は、限定されるものではないが、1つ以上のネットワークデバイス(例えば、ネットワークデバイス101)、1つ以上の端末デバイス(例えば、端末デバイス102)、コアネットワーク等を含んでもよい。1つ以上のネットワークデバイスは、同じ端末デバイスをスケジューリングして、ダウンリンクサービスを端末デバイスに提供するか或いは端末デバイスからアップリンクサービスを受信してもよい。コアネットワークは、スライスグループ構成情報を構成してもよい。スライスグループ構成情報は、各トラッキングエリア(Tracking Area, TA)のスライスグループと、スライスグループに含まれるネットワークスライスとを含む。さらに、コアネットワークは、非アクセス層(Non-Access Stratum, NAS)メッセージを端末デバイスに送信してもよく、NASメッセージは、スライスグループ構成情報を搬送する。さらに、ネットワークデバイスは、スライス情報を端末デバイスに送信して、端末デバイスが、スライスグループ構成情報に基づいて、アクセスされることが意図されるネットワークスライスに基づいてセル再選択を実行するのを支援してもよい。
この出願の実施形態では、ネットワークデバイスは、ワイヤレストランシーバ機能を有するデバイス、又はデバイスに配置され得るチップでもよい。ネットワークデバイスは、限定されるものではないが、進化型ノードB(evolved NodeB, eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller, RNC)、ノードB(NodeB, NB)、ネットワークデバイスコントローラ(base station controller, BSC)、ネットワークデバイストランシーバ局(base transceiver station, BTS)、ホームネットワークデバイス(例えば、home evolved NodeB又はhome NodeB, HNB)、ベースバンドユニット(baseband unit, BBU)、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity, Wi-Fi)システムにおけるアクセスポイント(access point, AP)、ワイヤレス中継ノード、ワイヤレスバックホールノード、送受信ポイント(transmission and reception point, TRP)、送信ポイント(transmission point, TP)等を含む。代替として、ネットワークデバイスは、5G、6G又は更には7Gシステムにおいて使用されるデバイス、例えば、NRシステムにおけるgNB若しくは送信ポイント(TRP又はTP)、又は5Gシステムにおけるネットワークデバイスの1つのアンテナパネル若しくはアンテナパネルのグループ(複数のアンテナパネルを含む)でもよく、或いは、gNB又は送信ポイントを構成するネットワークノード、例えば、ベースバンドユニット(BBU)、分散ユニット(distributed unit, DU)、又はビークル対全てのモノ(vehicle-to-everything, V2X)若しくはインテリジェント運転シナリオにおける路側ユニット(road side unit, RSU)でもよい。
いくつかの展開では、gNB又は送信ポイントは、集約ユニット(central unit, CU)、DU等を含んでもよい。gNB又は送信ポイントは、無線ユニット(radio unit, RU)を更に含んでもよい。CUは、gNB又は送信ポイントのいくつかの機能を実現し、DUは、gNB又は送信ポイントのいくつかの機能を実現する。例えば、CUは、無線リソース制御(radio resource control, RRC)レイヤ及びパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol, PDCP)レイヤの機能を実現し、DUは、無線リンク制御(radio link control, RLC)レイヤ、媒体アクセス制御(media access control, MAC)レイヤ及び物理(physical, PHY)レイヤの機能を実現する。RRCレイヤにおける情報は、最終的にはPHYレイヤにおける情報になるか、或いは、PHYレイヤにおける情報から変換される。したがって、アーキテクチャにおいて、RRCレイヤシグナリング又はPDCPレイヤシグナリングのような上位レイヤシグナリングはまた、DUにより送信されるもの、又はDU+RUにより送信されるものと考えられてもよい。ネットワークデバイスは、CUノード、DUノード、又はCUノード及びDUノードを含むデバイスでもよいことが理解され得る。
さらに、CUは、無線アクセスネットワーク(radio access network, RAN)内のネットワークデバイス、すなわち、アクセスネットワークデバイスに分類されてもよく、或いは、CUは、コアネットワーク(core network, CN)内のネットワークデバイス、すなわち、略してコアネットワークデバイスに分類されてもよい。これはここでは限定されない。
この出願の実施形態では、端末デバイスは、限定されるものではないが、ユーザ機器(user equipment, UE)、アクセス端末デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末デバイス、モバイルデバイス、ユーザ端末デバイス、ユーザエージェント、ユーザ装置等を含んでもよい。他の例では、端末デバイスは、携帯電話、タブレットコンピュータ、ワイヤレストランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実における端末デバイス、拡張現実における端末デバイス、産業制御におけるワイヤレス端末デバイス、自動運転におけるワイヤレス端末デバイス、遠隔医療におけるワイヤレス端末デバイス、スマートグリッドにおけるワイヤレス端末デバイス、交通セキュリティにおけるワイヤレス端末デバイス、スマートシティにおけるワイヤレス端末デバイス、スマートホームにおけるワイヤレス端末デバイス、上記のV2X vehicle-to-everythingにおけるワイヤレス端末デバイス、ワイヤレス端末デバイスタイプのRSU等でもよい。
この出願の実施形態における技術的解決策を明確に説明するために、「第1」及び「第2」のような用語は、基本的に同じ機能又は目的を提供する同じ項目又は同様の項目の間を区別するためにこの出願の実施形態においては使用される。当業者は、「第1」及び「第2」のような用語が数又は実行順序を限定せず、「第1」及び「第2」のような用語が明確な違いを示さないことを理解し得る。「及び/又は」という用語は、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係を記述し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在すること、AとBとの双方が存在すること、及びBのみが存在することを示してもよい。「/」という文字は、通常では関連するオブジェクトの間の「又は」の関係を示す。
まず、この出願における関連する概念について説明する。
1.ネットワークスライシング(Network Slicing)
ネットワークスライシングでは、ネットワークリソースの柔軟な割り当て及びオンデマンドネットワーキングを通じて、異なる特徴を有する複数の隔離された論理サブネットが、同じセットの物理インフラストラクチャ上で仮想化されて、ターゲットサービスをユーザに提供する。これらの論理サブネットは、単一ネットワークスライス選択支援情報(Single Network Slice Selection Assistance Information, S-NSSAI)を使用することにより識別及び区別される。S-NSSAIのそれぞれは、以下の内容を含んでもよい。
(1)スライス又はサービスタイプ(Slice/service type, SST)、これはネットワークスライスの特定の特徴及びサービスタイプを示す、及び
(2)スライスディファレンシエータ(Slice Differentiator, SD)、これはSSTの補足であり、同じSSTを満たす複数のネットワークスライスインスタンスの間を更に区別するために使用されてもよい。SDは任意選択である。
以下のタイプのネットワークスライスが存在する。
(1)加入ネットワークスライス選択支援情報(Subscribe NSSAI):これは端末デバイスの加入データである。
(2)デフォルトネットワークスライス選択支援情報(Default NSSAI):オペレータの戦略に従って、端末デバイスの1つ以上の加入NSSAIがデフォルトNSSAIとして設定されてもよい。端末デバイスが登録要求(Registration Request)メッセージ内に許可ネットワークスライス(Allowed NSSAI)を含まない場合、ネットワーク側は、デフォルトNSSAIが存在する場合にはサービスを端末デバイスに提供するためにデフォルトNSSAIを使用する。
(3)要求ネットワークスライス選択支援情報(Requested NSSAI):これは、端末デバイスにより登録要求(Registration Request)メッセージに含まれるAllowed NSSAI又は構成ネットワークスライス選択支援情報(Configured NSSAI)である。
(4)Allowed NSSAI:端末デバイスにより要求されたNSSAIについて、ネットワーク側は、端末デバイスへの登録受け付け(Registration Accept)メッセージ内にAllowed NSSAIの識別子を含めて、ネットワーク側により許可されたS-NSSAIを端末デバイスに通知する。
(5)Configured NSSAI:これは、ネットワークにおいて利用可能なS-NSSAIを端末デバイスに通知するために、使用のために端末デバイスについてネットワーク側により構成されたNSSAIである。ネットワーク側は、端末デバイスへの登録受け付け(Registration Accept)メッセージに、Configured NSSAI情報要素(Information Element, IE)を含める。登録が実行された後に端末デバイスの構成が変化した場合、ネットワーク側は、構成更新コマンド(Configuration update command)を介して、Configured NSSAIを更新するように端末デバイスに命令してもよい。端末デバイスは、端末デバイスについて各ネットワークにより構成されたConfigured NSSAIを不揮発性記憶空間に記憶する。各公衆陸上移動ネットワーク(Public Land Mobile ,Network PLMN)は、1つのConfigured NSSAのみを構成できる。
説明を容易にするために、この出願では、ネットワークスライスは略してスライスと呼ばれ、端末デバイスがアクセスすることを意図するネットワークスライスは意図されるスライス(Intended Slice)と呼ばれる。Intended Sliceは、異なる端末デバイス挙動について異なる。例えば、セル再選択又は選択プロセスにおいて、Intended SliceはAllowed/Requested S-NSSAIである。初期登録プロセスにおいて、Intended SliceはRequested S-NSSAIであり、すなわち、Intended Slice=Requested S-NSSAIである。アイドル状態において、Intended Slice=Allowed S-NSSAIである。非アクティブ状態の端末デバイスについて、Intended Slice=Suspended S-NSSAI、すなわち、非アクティブ状態の端末デバイスのアクティブ化されたPDUセッションに関連するS-NSSAIである。モバイル発信(Mobile Originated, MO)サービスについて、Intended Sliceは、MOサービスに関連するS-NSSAIである。
2.スライスグループ
スライスグループは、特定の規則に従って識別される1つ以上のスライスのグループである。特定の規則は、限定されるものではないが、SSTに基づいて或いは統一アクセス制御(Unified Access Control, UAC)に基づいてグループ識別を実行することを含む。スライスグループに含まれるスライスは、スライスグループ識別子とスライスとの間の対応関係として表されてもよい。
スライスグループ識別子とスライスとの間の対応関係は、トラッキングエリア(Tracking Area, TA)粒度で有効であり、すなわち、スライスグループのTAは、スライスグループの有効エリアを示す。対応して、TAのスライスグループは、TAがサポートできるスライスグループ、又はTA内の有効なスライスグループを示す。
異なるスライスグループは、スライスグループ識別子により区別されてもよく、異なるTAは、トラッキングエリアコード(Tracking Area Code, TAC)により区別されてもよい。スライスグループ識別子のコード化長は制限されているので、スライスグループがTA粒度で構成される場合、同じスライスグループ識別子が異なるTAにおいて使用されてもよい。言い換えると、異なるTA内の同じスライスグループ識別子は、異なるスライスに対応してもよい。
説明を容易にするために、この明細書では、端末デバイスにより決定され且つ意図されるネットワークスライスを含むスライスグループ(Intended Slice Group)は、第1のスライスグループと呼ばれ、対応して、第1のスライスグループのTAは、第1のTAと呼ばれる。
3.スライスグループ構成情報
スライスグループ構成情報は、非アクセス層(Non-Access Stratum, NAS)を介してコアネットワークにより端末デバイスに通知される。スライスグループ構成情報は、特定の端末デバイスのために構成されてもよく、或いは、非特定の端末デバイスのために構成されてもよい。これはこの出願では限定されない。スライスグループ構成情報は、複数のTAのそれぞれのスライスグループと、スライスグループに含まれるスライスとを含むか、或いは、各スライスと各スライスグループとの間の対応関係と、対応関係に対応する有効なTACとが、スライスグループ構成情報において構成される。
この出願では、スライスグループ構成情報は、限定されるものではないが、以下の任意選択の実現方式を含んでもよい。
実現方式3-1:スライスグループ構成情報に重複するスライスグループ識別子が存在する。具体的には、異なるTAに同じスライスグループ識別子が存在するが、スライスグループ識別子は異なるスライスに対応する。
例えば、図2は、この出願の実施形態による或るタイプのスライスグループ構成情報の図である。図2に示すように、Slice Group #Nはスライスグループ識別子(Slice Group ID)を示し、TA NはTACを示し、S Nはスライス識別子を示し、Cell Nはセル識別子を示す。端末デバイスがTA 1内のセルに在圏し、スライスとスライスグループ識別子との間の対応関係及び対応する有効なTACが以下のように設定される。
(1)TA 1によりカバーされる周波数はF1(Cell 1)及びF2(Cell 2)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1,S4}
Slice Group #2={S2,S3}
(2)TA 2によりカバーされる周波数は、F2(Cell 3)及びF3(Cell 4)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1,S2}
Slice Group #3={S3,S4,S5}
(3)TA 3によりカバーされる周波数は、F1(Cell 5)及びF3(Cell 6)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #4={S1}
図2に示すスライスグループ構成情報において、TA 1とTA 2との間に重複するSlice Group #1が存在するが、Slice Group #1は、2つのTAにおける異なるスライスに対応することが分かる。各TAによりカバーされる周波数は、他の構成情報を介して取得されてもよい。
実現方式3-2:スライスグループ構成情報には、重複するスライスグループ識別子と、スライスグループ識別子とスライスとの間の重複する対応関係とが存在する。すなわち、異なるTA内に同じスライスグループ識別子が存在し、スライスグループ識別子は同じスライスに対応する。
例えば、図3は、この出願の実施形態による他のタイプのスライスグループ構成情報の図である。図3に示すように、Slice Group #Nはスライスグループ識別子(Slice Group ID)を示し、TA NはTACを示し、S Nはスライス識別子を示し、Cell Nはセル識別子を示す。端末デバイスがTA 1内のセルに在圏し、スライスとスライスグループ識別子との間の対応関係及び対応する有効なTACが以下のように設定される。
(1)TA 1によりカバーされる周波数はF1(Cell 1)及びF2(Cell 2)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1,S4}
Slice Group #2={S2,S3}
(2)TA 2によりカバーされる周波数は、F2(Cell 3)及びF3(Cell 4)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1}
Slice Group #3={S3,S4,S5}
(3)TA 3によりカバーされる周波数は、F1(Cell 5)及びF3(Cell 6)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #4={S1,S4}
図3に示すスライスグループ構成情報において、TA 1とTA 2との間に重複するSlice Group #1が存在するが、Slice Group #1は、2つのTAにおける異なるスライスに対応することが分かる。TA 1とTA 3との間に重複するSlice Group #1が存在し、Slice Group #1は、2つのTA内の同じスライスに別々に対応する。言い換えると、TA 1とTA 3との間に、重複するスライスグループ識別子及び重複する対応関係が存在する。
4.スライス情報
スライス情報は、各周波数上でサポート可能なスライスグループと、各スライスグループに対応する各周波数の周波数優先度とを含む。さらに、スライス情報内の周波数は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数と、隣接セルの周波数とを含む。任意選択で、スライス情報は、限定されるものではないが、以下の任意選択の実現方式を含んでもよい。
実現方式4-1:スライス情報は、各周波数上でサポート可能なスライスグループと、各スライスグループに対応する各周波数の周波数優先度とを含むが、異なるTAが同じ周波数をカバーし、重複するスライスグループ識別子で構成されるとき、同じ周波数は、スライス情報内で同じスライスグループに対応する複数の周波数優先度を有してもよい。
任意選択で、周波数がスライス情報内で同じスライスグループに対応する複数の周波数優先度を有するとき、第1のスライスグループに対応する周波数の周波数優先度は、複数の周波数優先度に基づいて決定される。例えば、第1のスライスグループに対応する周波数の周波数優先度は、複数の周波数優先度の和の平均値、又は複数の周波数優先度のうち最も高い周波数優先度である。
例えば、図2に示すスライスグループ構成情報を受信した後に、端末デバイスは、表1-1に示すスライス情報リストを更に受信してもよい。周波数F1上でサポートされるスライスグループは、Slice-Group #1、Slice-Group #2及びSlice-Group #4であり、3つのスライスグループに対応する周波数F1の周波数優先度は、Freq-F1-priority 1、Freq-F1-priority 2及びFreq-F1-priority 3である。周波数F2上でサポートされるスライスグループは、Slice-Group #1、Slice-Group #2及びSlice-Group #3である。3つのスライスグループに対応する周波数F2の周波数優先度において、周波数F2は、Slice-Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F2-priority 1及びFreq-F2-priority 2を有し、Slice-Group #2に対応する周波数F2の周波数優先度は、Freq-F2-priority 3であり、Slice-Group #3に対応する周波数F2の周波数優先度は、Freq-F2-priority 4である。周波数F3上でサポートされるスライスグループは、Slice-Group #1、Slice-Group #3及びSlice-Group #4であり、3つのスライスグループに対応する周波数F3の周波数優先度は、Freq-F1-priority 1、Freq-F1-priority 2及びFreq-F1-priority 3であり、以下同様である。
周波数F2は、Slice-Group #1について2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F2-priority 1及びFreq-F2-priority 2を有する。この場合、Slice-Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度は、(Freq-F2-priority 1+Freq-F2-priority 2)/2、又はFreq-F2-priority 1及びFreq-F2-priority 2のうち高い方の周波数優先度である。例えば、高い方の周波数優先度がFreq-F2-priority 1である場合、Slice-Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度はFreq-F2-priority 1である。
他の例では、図3に示すスライスグループ構成情報を受信した後に、端末デバイスは、表1-2に示すスライス情報リストを更に受信してもよい。周波数F1上でサポートされるスライスグループは、Slice-Group #1及びSlice-Group #2である。2つのスライスグループに対応する周波数F1の周波数優先度において、周波数F1は、Slice-Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F1-priority 1及びFreq-F1-priority 2を有し、Slice-Group #2に対応する周波数F1の周波数優先度は、Freq-F1-priority 3である。周波数F2上でサポートされるスライスグループは、Slice-Group #1、Slice-Group #2及びSlice-Group #3である。3つのスライスグループに対応する周波数F2の周波数優先度において、周波数F2は、Slice-Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F2-priority 1及びFreq-F2-priority 2を有し、Slice-Group #2に対応する周波数F2の周波数優先度は、Freq-F2-priority 3であり、Slice-Group #3に対応する周波数F2の周波数優先度は、Freq-F2-priority 4である。周波数F3上でサポートされるスライスグループは、Slice-Group #1及びSlice-Group #3である。3つのスライスグループに対応する周波数F3の周波数優先度において、周波数F3は、Slice-Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F3-priority 1及びFreq-F3-priority 2を有し、Slice-Group #3に対応する周波数F3の周波数優先度は、Freq-F3-priority 3であり、以下同様である。
表1-1におけるものと同様に、周波数F1は、Slice-Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F1-priority 1及びFreq-F1-priority 2を有する。この場合、Slice-Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度は、(Freq-F1-priority 1+Freq-F1-priority 2)/2、又はFreq-F1-priority 1及びFreq-F1-priority 2のうち高い方の周波数優先度である。例えば、高い方の周波数優先度がFreq-F1-priority 1である場合、Slice-Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度はFreq-F1-priority 1である。同様に、周波数F2及び周波数F3はそれぞれ、Slice-Group #1に対応する2つの周波数優先度を有する。詳細はここでは再び説明しない。
実現方式4-2:スライス情報は、各周波数上でサポート可能なスライスグループと、各スライスグループに対応する各周波数の周波数優先度とを含み、スライス情報は、各スライスグループのTAを更に含む。このように、同じスライスグループに対応する同じ周波数の周波数優先度は、TAにおいて一意である。
例えば、図2に示すスライスグループ構成情報を受信した後に、端末デバイスは、表2-1に示すスライス情報リストを更に受信してもよい。表1-1に示すスライス情報リストと比較すると、表2-1に示すスライス情報リストには、各スライスグループのTAが追加されている。この場合、Slice-Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度は、TA 1においてFreq-F2-priority 1であり、TA 2においてFreq-F2-priority 2である。すなわち、同じスライスグループに対応する同じ周波数の周波数優先度は、TAにおいて一意である。
他の例では、図3に示すスライスグループ構成情報を受信した後に、端末デバイスは、表2-2に示すスライス情報リストを更に受信してもよい。表1-2に示すスライス情報リストと比較すると、表2-2に示すスライス情報リストには、各スライスグループのTAが追加されている。この場合、Slice-Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度は、TA 1においてFreq-F2-priority 1であり、TA 2においてFreq-F2-priority 2である。すなわち、同じスライスグループに対応する同じ周波数の周波数優先度は、TAにおいて一意である。同様に、Slice-Group #1に対応する周波数F1及び周波数F3のそれぞれの周波数優先度も一意である。詳細はここでは再び説明しない。
実現方式4-3:スライス情報は、各周波数上でサポート可能なスライスグループと、各スライスグループに対応する各周波数の周波数優先度とを含み、スライス情報は、各周波数に対応し且つ各スライスグループをサポート可能なセル識別子(例えば、物理セル識別子(Physical Cell Identifier, PCI))リストを更に含む。各周波数は、異なるTA及びスライスグループに対応し、異なるセル識別子リストを有する。
例えば、図2に示すスライスグループ構成情報を受信した後に、端末デバイスは、表3-1に示すスライス情報リストを更に受信してもよい。表2-1と比較して、表3-1において、全ての周波数は、サポートされるスライスグループについて異なるTAにおいて対応する周波数優先度及び対応するPCIリスト(list)を有する。
他の例では、図3に示すスライスグループ構成情報を受信した後に、端末デバイスは、表3-2に示すスライス情報リストを更に受信してもよい。表2-2と比較して、表3-2において、全ての周波数は、サポートされるスライスグループについて異なるTAにおいて対応する周波数優先度及び対応するPCIリスト(list)を有する。
現在、セル再選択は、アイドル(IDLE)状態又は非アクティブ(INACTIVE)状態にある端末デバイスが、隣接セルの信号品質及び現在のセルの信号品質を監視して、最適なセルを選択してサービス信号を提供するプロセスである。隣接セルは、周波数内セル、周波数間セル、RAT間セル等を含む。セル再選択の測定開始基準について、2つのパラメータ、すなわち、隣接セルのセル再選択優先度及び現在在圏しているセルの信号品質が考慮される必要がある。具体的には、隣接セルのセル再選択優先度が現在在圏しているセルのセル再選択優先度よりも高いとき、現在在圏しているセルの信号品質にかかわらず、端末デバイスは、隣接セル測定を無条件に開始して、セル再選択プロセスを実行する必要がある。代替として、隣接セルのセル再選択優先度が現在在圏しているセルのセル再選択優先度以下であるとき、端末デバイスは、現在在圏しているセルの信号品質を測定し、現在在圏しているセルの信号品質がネットワーク側により配信された品質基準よりも高いか否かを決定する必要がある。現在在圏しているセルの信号品質がネットワーク側により配信された品質基準よりも高い場合、端末デバイスは、隣接セル測定を開始せず、或いは、現在在圏しているセルの信号品質がネットワーク側により配信された品質基準よりも高くない場合、端末デバイスは、隣接セル測定を開始する。隣接セル測定を開始した後に、端末デバイスは、サービングセルの信号品質、隣接セルの信号品質、ネットワーク側により配信された再選択閾値及びセルアクセスパラメータのようなセル再選択条件に基づいて、在圏できるターゲットセルを決定する必要がある。セルアクセスパラメータは、セルが禁止されている(barred)か否か、セルが予約されている(reserved)か否か、アクセスクラス等を含む。
したがって、TA粒度で構成された上記のスライスグループについてセル再選択をどのように実行するかは、解決されるべき緊急の問題である。
この出願はセル再選択方法を提供する。端末デバイスは、少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループに対応する第1のTAを決定してもよく、端末デバイスは、各第1のTAの優先度及び各第1のスライスグループに対応する周波数優先度に基づいて隣接セル測定を実行して、セル再選択条件を満たすターゲットセルを取得し、端末デバイスは、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定してもよい。セル再選択方法によれば、セル再選択は、TA粒度で構成されたスライスグループに基づいて実行でき、その結果、ブロードキャストシステムメッセージで搬送される必要がある情報オーバーヘッドは、ネットワークスライスベースのセル再選択方法と比較して低減されることが分かる。
説明を容易にするために、ターゲットセルが取得される隣接セル測定に使用される周波数優先度に対応する第1のスライスグループは、第2のスライスグループと呼ばれ、第2のスライスグループの第1のTAは、第2のTAと呼ばれる。
以下に、添付図面を参照して、この出願の実施形態について更に説明する。
図4は、この出願の実施形態によるセル再選択方法の概略フローチャートである。図4に示すように、セル再選択方法は、限定されるものではないが、以下のステップを含む。
S101:端末デバイスは、少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のトラッキングエリアTAを決定する。
上記のように、第1のスライスグループは、端末デバイスがアクセスすることを意図するネットワークスライスを含むスライスグループであり、第1のTAは、対応する第1のスライスグループの有効領域である。
端末デバイスが少なくとも1つの第1のスライスグループ及び第1のTAを決定する方式は、限定されるものではないが、以下の2つの実現方式を含んでもよい。
実現方式101-1:少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のTAは、端末デバイスのNASにより決定され、端末デバイスのアクセス層(Access Stratum, AS)に転送される。
具体的には、端末デバイスは、NASを介して、Intended Slice及びスライスグループ構成情報に基づく導出を通じて、少なくとも1つの第1のスライスグループ及び第1のTAを取得し、端末デバイスは、(第1のTA:第1のスライスグループ)を端末デバイスのASに転送する。したがって、この実現方式では、端末デバイスが少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のTAを決定することは、以下を含む。端末デバイスは、NASを介してコアネットワークからスライスグループ構成情報を受信し、スライスグループ構成情報は、複数のTAのそれぞれのスライスグループと、スライスグループに含まれるネットワークスライスとを含み、端末デバイスは、NASを介して、Intended Sliceに基づいて複数のTA及び各TAのスライスグループから少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のTAを決定し、端末デバイスは、NASを介して少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のTAを端末デバイスのASに転送する。
例えば、図2に示すスライスグループ構成情報が例として使用され、Intended Slice=S1であると仮定する。この場合、NASを介した導出を通じて端末デバイスにより取得される第1のスライスグループ及び第1のTAは以下の通りである。
TA 1:Slice Group #1={S1,S4}
TA 2:Slice Group #1={S1,S2}
TA 3:Slice Group #4={S1}
さらに、端末デバイスは、NASを介して第1のスライスグループ及び第1のTAを端末デバイスのASに転送して、セル再選択動作を実行してもよい。
他の例では、図3に示すスライスグループ構成情報が例として使用され、Intended Slice=S1であると仮定する。この場合、NASを介した導出を通じて端末デバイスにより取得される第1のスライスグループ及び第1のTAは以下の通りである。
TA 1:Slice Group #1={S1,S4}
TA 2:Slice Group #1={S1}
TA 3:Slice Group #1={S1,S4}
さらに、端末デバイスは、NASを介して第1のスライスグループ及び第1のTAを端末デバイスのASに転送して、セル再選択動作を実行してもよい。
実現方式101-2:少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のTAは、端末デバイスのアクセス層ASにより決定される。
具体的には、端末デバイスのNASは、Intended Slice及びスライスグループ構成情報を端末デバイスのASに転送し、端末デバイスのASは、導出を通じて少なくとも1つの第1のスライスグループ及び第1のTAを取得する。端末デバイスが少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のTAを決定することは、以下を含む。端末デバイスは、NASを介してコアネットワークからスライスグループ構成情報を受信し、スライスグループ構成情報は、複数のTAのそれぞれのスライスグループと、スライスグループに含まれるネットワークスライスとを含み、端末デバイスは、NASを介してIntended Slice及びスライスグループ構成情報を端末デバイスのASに転送し、端末デバイスは、ASを介して、Intended Sliceに基づいて複数のTA及び各TAのスライスグループから少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のTAを決定する。
例えば、図2に示すスライスグループ構成情報及びIntended Slice S1は、まず、端末デバイスのNASにより端末デバイスのASに転送され、次いで、端末デバイスのASは、導出を通じて上記の第1のスライスグループ及び第1のTAを取得する。他の例では、同様に、図3に示すスライスグループ構成情報及びIntended Slice S1は、まず、端末デバイスのNASにより端末デバイスのASに転送され、次いで、端末デバイスのASは、導出を通じて上記の第1のスライスグループ及び第1のTAを取得する。
この出願において、端末デバイスがNASを介してコアネットワークからスライスグループ構成情報を受信する方式は、限定されるものではないが、以下の2つの任意選択の実現方式を含んでもよい。
任意選択の実現方式では、端末デバイスがNASを介してコアネットワークからスライスグループ構成情報を受信する前に、アクセスネットワークデバイスは、ネットワーク管理デバイスからスライスグループ情報を受信し、スライスグループ情報は、各スライスグループに含まれるネットワークスライスを示し、アクセスネットワークデバイスは、TA識別子(すなわち、TAC)を各スライスグループに結び付けて、スライスグループ構成情報を取得し、アクセスネットワークデバイスは、スライスグループ構成情報をコアネットワークに送信し、コアネットワークデバイスは、非アクセス層NASメッセージを端末デバイスに送信し、NASメッセージは、Intended Slice及びスライスグループ構成情報を搬送する。この実現方式では、アクセスネットワークデバイスは、TACを各スライスグループに結び付け、アクセスネットワークデバイスとコアネットワークデバイスとの間のインタフェース、例えば、NGインタフェースを通じて、スライスグループ構成情報をコアネットワークに送信してもよいことが分かる。
他の任意選択の実現方式では、端末デバイスがNASを介してコアネットワークからスライスグループ構成情報を受信する前に、ネットワーク管理デバイスは、スライスグループ構成情報をコアネットワークデバイスに送信し、コアネットワークデバイスは、NASメッセージを端末デバイスに送信し、NASメッセージは、Intended Slice及びスライスグループ構成情報を搬送する。
S102:端末デバイスは、各第1のTAの優先度及び各第1のスライスグループに対応する周波数優先度に基づいて隣接セル測定を実行して、セル再選択条件を満たすターゲットセルを取得する。
各第1のTAの優先度は、第1のTAの第1のスライスグループに含まれるスライスの数に基づいて決定されてもよい。例えば、第1のスライスグループに含まれるスライスのより大きい数は、第1のスライスグループの第1のTAのより高い優先度を示す。代替として、少なくとも1つの第1のTAにおいて、端末デバイスが現在在圏しているTAの優先度が最も高い、等である。これは、この出願では限定されない。
各第1のスライスグループに対応する周波数優先度は、アクセスネットワークからのスライス情報に基づいて取得される。上記のように、スライス情報は、各周波数上でサポート可能なスライスグループと、各スライスグループに対応する各周波数の周波数優先度とを含む。任意選択で、スライス情報は、限定されるものではないが、実現方式4-1~実現方式4-3におけるスライス情報を含んでもよい。
スライス情報は、ブロードキャスト又はユニキャスト方式でアクセスネットワークデバイスにより端末デバイスに送信されてもよい。ブロードキャスト方式では、スライス情報は、ブロードキャストメッセージを使用することにより搬送されてもよい。ユニキャスト方式では、スライス情報は、RRC専用シグナリングを使用することにより搬送されてもよい。
ステップS102において、端末デバイスは、各第1のTAの優先度に基づいて、最も高い優先度を有する第1のTAを決定し、第1のTAの第1のスライスグループに対応する周波数優先度に基づいて、最も高い優先度を有する第1のTAについて隣接セル測定を実行してもよい。セル再選択条件を満たすターゲットセル、例えば、信号品質がネットワーク側により配信された閾値を満たすターゲットセルが取得された場合、端末デバイスはステップS103を実行し、或いは、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、端末デバイスは、2番目に低い優先度を有する第1のTAを決定し、第1のTAの第1のスライスグループに対応する周波数優先度に基づいて、2番目に低い優先度を有する第1のTAについて隣接セル測定を実行する、等である。セル再選択条件を満たすターゲットセルが全ての第1のTAにおいて見つからない場合、端末デバイスは、現在のセルに在圏し続ける。
S103:端末デバイスは、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定する。
この出願において、セル再選択条件を満たすターゲットセルは、ステップS102において取得され、端末デバイスは、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを更に決定する必要がある。上記のように、第2のTAは、第2のスライスグループの第1のTAであり、第2のスライスグループは、ターゲットセルが取得される隣接セル測定に使用される周波数優先度に対応する第1のスライスグループである。
任意選択の実現方式では、端末デバイスが、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定することは、以下を含む。第2のTAが、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAと同じであるとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏することを決定し、或いは、第2のTAが、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAと異なるとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏しないことを決定する。
他の任意選択の実現方式では、スライス情報が、表3-1又は表3-2におけるスライス情報リストに示すように、各周波数に対応し且つ各スライスグループをサポート可能なセル識別子リストを更に含むとき、端末デバイスが、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定することは、以下を含む。ターゲットセルのセル識別子が第1のセル識別子リストに含まれるとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏することを決定し、或いは、ターゲットセルのセル識別子が第1のセル識別子リストに含まれないとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏しないことを決定し、第1のセル識別子リストは、ターゲットセルと同じ周波数を有し且つ第2のスライスグループをサポート可能なセル識別子リストである。
更に他の任意選択の実現方式では、実現方式3-2におけるスライスグループ構成情報において、重複するスライスグループ識別子と、スライスグループ識別子とスライスとの間の対応関係とが存在する。すなわち、異なるTA内に同じスライスグループ識別子が存在し、スライスグループ識別子は同じスライスに対応する。ステップS103において、端末デバイスが、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定することは、以下を含む。ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAが第2のTA又は第2のTAの等価TAであるとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏することを決定し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAが第2のTA又は第2のTAの等価TAでないとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏しないことを決定する。第2のTAの等価TAは、第2のスライスグループと同じである第1のスライスグループの第1のTAである。すなわち、第2のTAの第1のスライスグループ(すなわち、第2のスライスグループ)と第2のTAの等価TAの第1のスライスグループとの間に同じスライスグループ識別子及び同じ含まれるネットワークスライスが存在する。
もう1つの他の任意選択の実現方式では、スライス情報が、各周波数に対応し且つ各スライスグループをサポート可能なセル識別子リストを更に含むとき、端末デバイスが、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定することは、以下を含む。ターゲットセルのセル識別子が第1のセル識別子リストに含まれ、第2のTAがターゲットセルによりブロードキャストされたトラッキングエリアコードTACにより識別されるTAと同じであるとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏することを決定し、或いは、ターゲットセルのセル識別子が第1のセル識別子リストに含まれないか或いは第2のTAがターゲットセルによりブロードキャストされたトラッキングエリアコードTACにより識別されるTAと異なるとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏しないことを決定し、第1のセル識別子リストは、ターゲットセルと同じ周波数を有し且つ第2のスライスグループをサポート可能なセル識別子リストである。この実現方式では、第1のスライスグループ及び第1のスライスグループに含まれるスライスがターゲットセルにおいて有効であるか否かは、2つの側面、すなわち、ターゲットセルのセル識別子及びTACから決定されてもよく、次いで、ターゲットセルに在圏するか否かが決定されることが分かる。
更にもう1つの他の任意選択の実現方式では、スライス情報が、各周波数に対応し且つ各スライスグループをサポート可能なセル識別子リストを更に含むとき、端末デバイスが、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定することは、以下を含む。ターゲットセルのセル識別子が第1のセル識別子リストに含まれ、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAが第2のTA又は第2のTAの等価TAであるとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏することを決定し、或いは、ターゲットセルのセル識別子が第1のセル識別子リストに含まれないか或いはターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAが第2のTA又は第2のTAの等価TAでないとき、端末デバイスは、ターゲットセルに在圏しないことを決定し、第1のセル識別子リストは、ターゲットセルと同じ周波数を有し且つ第2のスライスグループをサポート可能なセル識別子リストである。この実現方式では、第1のスライスグループ及び第1のスライスグループに含まれるスライスがターゲットセルにおいて有効であるか否かは、2つの側面、すなわち、ターゲットセルのセル識別子及びTACから決定されてもよく、次いで、ターゲットセルに在圏するか否かが決定されることが分かる。
この出願において、ネットワーク側がTA粒度でスライスグループを構成するときに重複するスライスグループIDを使用する場合、端末デバイスもまた、Intended Slice及びアクセスネットワークデバイスによりブロードキャスト又はユニキャストされたスライス情報に基づいて、特定のTACにより対応してサポートされるスライスグループID及び周波数優先度を取得できることが分かる。したがって、上記の周波数優先度に基づいてセル再選択を実行するとき、端末デバイスは、ターゲットセルのTACに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定してもよい。
図5は、この出願の実施形態による他のセル再選択方法の図である。図5に示すセル再選択方法は、例として、実現方式4-1~実現方式4-3におけるスライス情報において、図2に示すスライスグループ構成情報と、表1-1、表2-1又は表3-1に示すスライス情報リストとを使用することにより、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとコアネットワークデバイスとの間の相互作用の観点から記載される。図2に示すように、端末デバイスは、現在、TA 1内のセルに在圏している。任意選択で、セル再選択方法は、限定されるものではないが、以下のステップを含んでもよい。
S201:コアネットワークデバイスは、スライスグループ構成情報を端末デバイスに送信し、対応して、端末デバイスは、スライスグループ構成情報を受信する。
スライスグループ構成情報は、実現方式3-1における図2に示されている。
(1)TA 1によりカバーされる周波数はF1(Cell 1)及びF2(Cell 2)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1,S4}
Slice Group #2={S2,S3}
(2)TA 2によりカバーされる周波数は、F2(Cell 3)及びF3(Cell 4)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1,S2}
Slice Group #3={S3,S4,S5}
(3)TA 3によりカバーされる周波数は、F1(Cell 5)及びF3(Cell 6)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #4={S1}
S202:アクセスネットワークデバイスは、スライス情報を端末デバイスに送信し、対応して、端末デバイスは、スライス情報を受信する。
例えば、図2に示すスライスグループ構成情報について、端末は、表1-1、表2-1又は表3-1に示すスライス情報リスト内のスライス情報を受信してもよい。
S203:端末デバイスは、Intended Slice=S1及びスライスグループ構成情報に基づいて、少なくとも1つの第1のスライスグループ及び第1のTAを決定する。
例えば、図2に示すスライスグループ構成情報が例として使用され、端末デバイスにより決定される第1のスライスグループ及び第1のTAは、以下の通りである。
TA 1:Slice Group #1={S1,S4}
TA 2:Slice Group #1={S1,S2}
TA 3:Slice Group #4={S1}
セル再選択方法において、図2に示すスライスグループ構成情報が例として使用される。端末デバイスが現在在圏しているTA 1が最も高い優先度を有し、TA 2内の第1のスライスグループがTA内のものよりも多くのネットワークスライスを含む場合、TA 2は2番目に低い優先度を有し、TA 3は最も低い優先度を有する。
S204:端末デバイスは、TA 1、TA 2及びTA 3の優先度、並びにTA 1のSlice Group #1、TA 2のSlice Group #1及びTA 3のSlice Group #4にそれぞれ対応する周波数優先度に基づいて隣接セル測定を実行して、セル再選択条件を満たすターゲットセルを取得する。
TA 1~TA 3のそれぞれの優先度は、スライスグループ構成情報に基づいて決定され、TA 1のSlice Group #1、TA 2のSlice Group #1及びTA 3のSlice Group #4にそれぞれ対応する周波数優先度は、スライス情報に基づいて決定される。任意選択で、ステップS204の前に、端末デバイスは、受信されたスライス情報に基づいて、各第1のスライスグループに対応する周波数優先度を更に決定してもよい。
この出願では、第1のスライスグループに対応する周波数優先度は、第1のスライスグループに対応し且つスライス情報において第1のスライスグループがサポートされる周波数の周波数優先度である。
S205:端末デバイスは、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定する。
任意選択で、第2のTAは、TA 1、TA 2又はTA 3でもよく、対応して、第2のスライスグループは、Slice Group #1又はSlice Group #4でもよい。Slice Group #1及びSlice Group #4に対応する周波数優先度は、ステップS202において受信されたスライス情報に基づいて決定される。
任意選択の実現方式では、実現方式3-1において図2に示すスライスグループ構成情報、及び実現方式4-1におけるスライス情報において表1-1に示すスライス情報リストが例として使用される。端末デバイスが現在在圏しているTA 1が最も高い優先度を有すると仮定する。TA 2内の第1のスライスグループは、TA 3内の第1のスライスグループよりも多くのネットワークスライスを含むので、TA 2は2番目に低い優先度を有し、TA 3は最も低い優先度を有する。ステップS204及びステップS205は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ(1):端末デバイスは、TA 1について、表1-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 1であり、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度が(Freq-F2-priority 1+Freq-F2-priority 2)/2であり、Slice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 1であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 1と周波数優先度(Freq-F2-priority 1+Freq-F2-priority 2)/2との双方は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高いが、周波数優先度Freq-F3-priority 1は、在圏しているセルの周波数優先度よりも低い。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(2)が実行される。
ステップ(2):TA 2について、表1-1に示すスライス情報はTA情報を含まず、TA 1の第1のスライスグループはTA 2の第1のスライスグループと同じスライスグループ識別子を有するので、端末デバイスが、表1-1に示すスライス情報から、Slice Group #1に対応する周波数及び周波数優先度を決定するステップは、ステップ(1)と同じである。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(3)が実行され続ける。
ステップ(3):端末デバイスは、TA 3について、表1-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #4に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 3であり、Slice Group #4に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 3であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 3は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高いが、周波数優先度Freq-F3-priority 3は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも低い。この場合、端末デバイスは、周波数F1に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、端末デバイスは、現在のセルに在圏し続け、セル再選択手順を再び実行する。
セル再選択方法では、TACに結び付けられていないスライス情報を受信した場合であっても、端末は、誤解を回避するために、導出を通じて新たな周波数優先度を取得できることが分かる。これは、セル再選択がスライスグループに基づいて実行されるときのアクセスネットワーク側のシグナリングオーバーヘッドを低減する。
他の任意選択の実現方式では、実現方式4-2におけるスライス情報において表2-1に示すスライス情報リストが例として使用される。端末デバイスが現在在圏しているTA 1が最も高い優先度を有する場合、TA 2内の第1のスライスグループは、TA 3内の第1のスライスグループよりも多くのネットワークスライスを含むので、TA 2は2番目に低い優先度を有し、TA 3は最も低い優先度を有する。ステップS204及びステップS205は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ(1):端末デバイスは、TA 1について、表2-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 1であり、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度がFreq-F2-priority 1であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 1と周波数優先度Freq-F2-priority 1との双方は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高い。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(2)が実行される。
ステップ(2):表2-1に示すスライス情報はTA情報を含むので、端末デバイスは、TA 2について、表2-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度がFreq-F2-priority 2であり、Slice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 1であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F2-priority 2と周波数優先度Freq-F3-priority 1との双方は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高い。この場合、端末デバイスは、周波数F2及び周波数F3に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(3)が実行され続ける。
ステップ(3):端末デバイスは、TA 3について、表2-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #4に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 3であり、Slice Group #4に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 3であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 3は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高いが、周波数優先度Freq-F3-priority 3は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも低い。この場合、端末デバイスは、周波数F1に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、端末デバイスは、現在のセルに在圏し続け、セル再選択手順を再び実行する。
この実現方式では、第1のTAの第1のスライスグループに対応する周波数優先度が決定されるとき、スライス情報はTA情報を更に含むので、第1のTAの第1のスライスグループに対応する周波数優先度は、第1のTAによりカバーされ且つ第1のスライスグループに対応する周波数の周波数優先度、又は第1のTAの第1のスライスグループに対応する周波数の周波数優先度であることが分かる。例えば、表1-1にTA情報が存在しないので、Slice Group #1に対応する周波数優先度は、Slice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度Freq-F1-priority 1、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度Freq-F2-priority 1及び周波数優先度Freq-F2-priority 2、並びにSlice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度Freq-F3-priority 1である。TA情報が表2-1に含まれるので、TA 1のSlice Group #1に対応する周波数優先度は、TA 1のSlice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度Freq-F1-priority 1、及びTA 1のSlice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度Freq-F2-priority 1である。しかし、周波数F3上でサポートされるSlice Group #1のTAはTA 2であるので、周波数F3の周波数優先度は含まれない。
更に他の任意選択の実現方式では、実現方式4-3におけるスライス情報において表3-1に示すスライス情報リストが例として使用される。端末デバイスが現在在圏しているTA 1が最も高い優先度を有し、TA 2内の第1のスライスグループがTA 3内の第1のスライスグループよりも多くのネットワークスライスを含む場合、TA 2は2番目に低い優先度を有し、TA 3は最も低い優先度を有する。ステップS204及びステップS205は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ(1):端末デバイスは、TA 1について、表3-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 1であり、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度がFreq-F2-priority 1であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 1と周波数優先度Freq-F2-priority 1との双方は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高い。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルのセル識別子がTA 1のSlice Group #1をサポートするPCI list 1又はPCI list 4に含まれるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルのセル識別子がTA 1のSlice Group #1をサポートするPCI list 1又はPCI list 4に含まれないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(2)が実行される。
ステップ(2):表3-1に示すスライス情報はTA情報及びPCI listを含むので、端末デバイスは、TA 2について、表3-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度がFreq-F2-priority 2であり、Slice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 1であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F2-priority 2と周波数優先度Freq-F3-priority 1との双方は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高い。この場合、端末デバイスは、周波数F2及び周波数F3に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルのセル識別子がTA 2のSlice Group #1をサポートするPCI list 5又はPCI list 8に含まれるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルのセル識別子がTA 2のSlice Group #1をサポートするPCI list 5又はPCI list 8に含まれないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(3)が実行され続ける。
ステップ(3):端末デバイスは、TA 3について、表3-1に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #4に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 3であり、Slice Group #4に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 3であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 3は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高いが、周波数優先度Freq-F3-priority 3は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも低い。この場合、端末デバイスは、周波数F1に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルのセル識別子がTA 3のSlice Group #4をサポートするPCI list 3に含まれるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルのセル識別子がTA 3のSlice Group #4をサポートするPCI list 3に含まれないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、端末デバイスは、現在のセルに在圏し続け、セル再選択手順を再び実行する。
もう1つの他の任意選択の実現方式では、図2に示すスライスグループ構成情報及び表3-1に示すスライス情報リストについて、端末デバイスは、2つの側面、すなわち、ターゲットセルのセル識別子及びTACから、第1のスライスグループ及び第1のスライスグループに含まれるスライスがターゲットセルにおいて有効であるか否かを決定して、ターゲットセルに在圏するか否かを決定してもよい。詳細については、図4において記載されたセル再選択方法の関連する内容を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
この実現方式では、スライス情報はTA情報及びPCI listを含むので、端末デバイスは、ターゲットセルのセル識別子が第2のTAの第2のスライスグループをサポートするPCI listに含まれるか否かに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定してもよいことが分かる。図5に示すセル再選択方法において、ネットワーク側がTA粒度でスライスグループを構成するときに重複するスライスグループIDを使用する場合、端末デバイスは、Intended Slice及びアクセスネットワークデバイスによりブロードキャスト又はユニキャストされたスライス情報に基づいて、特定のTACにより対応してサポートされるスライスグループID及び周波数優先度を取得できることが分かる。したがって、上記の周波数優先度に基づいてセル再選択を実行するとき、端末デバイスは、ターゲットセルのSIB 1内のTACに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定する。
この出願の実施形態は更に他のセル再選択方法を提供する。セル再選択方法は、例として、実現方式4-1~実現方式4-2におけるスライス情報において、図3に示すスライスグループ構成情報と、表1-2、表2-2又は表3-2に示すスライス情報リストとを使用することにより記載される。図3に示すように、端末デバイスは、現在、TA 1内のセルに在圏している。任意選択で、セル再選択方法において、コアネットワークデバイスから端末デバイスにより受信されるスライスグループ構成情報は、実現方式3-2において図3に示されている。
(1)TA 1によりカバーされる周波数はF1(Cell 1)及びF2(Cell 2)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1,S4}
Slice Group #2={S2,S3}
(2)TA 2によりカバーされる周波数は、F2(Cell 3)及びF3(Cell 4)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1}
Slice Group #3={S3,S4,S5}
(3)TA 3によりカバーされる周波数は、F1(Cell 5)及びF3(Cell 6)であり、スライスグループIDとNSSAIとの間の対応関係は以下のように記述される。
Slice Group #1={S1,S4}
この場合、端末デバイスはIntended Slice S1及び図3に示すスライスグループ構成情報に基づいて、少なくとも1つの第1のスライスグループ及び第1のTA、すなわち、
TA 1:Slice Group #1={S1,S4}
TA 2:Slice Group #1={S1}
TA 3:Slice Group #1={S1,S4}
を決定する。
セル再選択方法において、端末デバイスが現在在圏しているTA 1が最も高い優先度を有し、TA 3内の第1のスライスグループがTA 2内の第1のスライスグループよりも多くのネットワークスライスを含む場合、TA 3は2番目に低い優先度を有し、TA 2は最も低い優先度を有すると仮定する。さらに、TA 1におけるSlice Group #1は、TA 3におけるSlice Group #1と同じであり、TA 1におけるSlice Group #1に含まれるスライスは、TA 3におけるSlice Group #1に含まれるスライスと同じである。したがって、TA 3はTA 1の等価TAであり、対応して、TA 1もTA 3の等価TAである。
端末デバイスは、Slice Group #1に対応する周波数優先度に基づいて、TA 1、TA 3及びTA 2の優先度順に隣接セル測定を順次実行して、ターゲットセルを取得し、次いで、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定する。
任意選択の実現方式では、実現方式4-1におけるスライス情報において表1-2に示すスライス情報リストが例として使用され、端末デバイスは、各TAのSlice Group #1に対応する周波数優先度に基づいて、TA 1、TA 3及びTA 2の優先度順に隣接セル測定を実行して、ターゲットセルを取得し、次いで、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定する。表1-2にはTA情報が存在しないので、表1-2に示すスライス情報リスト内のSlice Group #1をサポートする周波数は、F1、F2及びF3であり、周波数F1は、Slice Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F1-priority 1及びFreq-F1-priority 2を有する。任意選択で、Slice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度が(Freq-F1-priority 1+Freq-F1-priority 2)/2である例が使用される。同様に、周波数F2は、Slice Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F2-priority 1及びFreq-F2-priority 2を有する。任意選択で、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度が(Freq-F2-priority 1+Freq-F2-priority 2)/2である例が使用される。同様に、周波数F3は、Slice Group #1に対応する2つの周波数優先度、すなわち、Freq-F3-priority 1及びFreq-F3-priority 2を有する。任意選択で、Slice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度が(Freq-F3-priority 1+Freq-F3-priority 2)/2である例が使用される。
この実現方式では、端末デバイスが各TAのSlice Group #1に対応する周波数優先度に基づいてTA 1、TA 3及びTA 2の優先度順に隣接セル測定を実行して、ターゲットセルを取得し、次いで、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定することは、以下のステップを含んでもよい。
ステップ(1):端末デバイスは、TA 1について、表1-2に示すスライス情報に基づいて、Slice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度が(Freq-F1-priority 1+Freq-F1-priority 2)/2であり、Slice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度が(Freq-F2-priority 1+Freq-F2-priority 2)/2であり、Slice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度が(Freq-F3-priority 1+Freq-F3-priority 2)/2であると決定する。さらに、周波数優先度(Freq-F1-priority 1+Freq-F1-priority 2)/2と周波数優先度(Freq-F2-priority 1+Freq-F2-priority 2)/2との双方は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高いが、周波数優先度(Freq-F3-priority 1+Freq-F3-priority 2)/2は、在圏しているセルの周波数優先度よりも低い。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1又はTA 3であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1又はTA 3でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(3)が実行される。
ステップ(2):表1-2に示すスライス情報はTA情報を含まず、TA 1の第1のスライスグループはTA 2の第1のスライスグループと同じスライスグループ識別子を有するので、表1-2に示すスライス情報からTA 2について端末デバイスにより決定される、Slice Group #1をサポートする周波数及びSlice Group #1に対応する周波数優先度は、TA 1について決定されるものと同じである。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、端末デバイスは、現在のセルに在圏し続け、セル再選択手順を再び実行する。
ステップ(3):TA 3の第1のスライスグループは、TA 1の第1のスライスグループと同じスライスグループ識別子を有するので、表1-2に示すスライス情報からTA 3について端末デバイスにより決定される、Slice Group #1をサポートする周波数及び対応する周波数優先度は、TA 1について決定されたものと同じである。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3又はTA 1であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3又はTA 1でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(2)が実行される。
セル再選択方法では、TACに結び付けられていないスライス情報を受信した場合であっても、端末は、誤解を回避するために、導出を通じて新たな周波数優先度を取得できる。スライスベースのセル再選択方法と比較して、この出願におけるセル再選択方法によれば、セル再選択がスライスグループに基づいて実行されるとき、アクセスネットワーク側のシグナリングオーバーヘッドが低減される。
他の任意選択の実現方式では、実現方式4-2におけるスライス情報において表2-2に示すスライス情報リストが例として使用され、表2-2に示すスライス情報はTA情報を含む。この場合、表2-2に示すスライス情報リストにおいて、TA 1のSlice Group #1がサポートされる周波数はF1及びF2であり、TA 1のSlice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度はFreq-F1-priority 1であり、TA 1のSlice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度はFreq-F2-priority 1であり、TA 2のSlice Group #1がサポートされる周波数はF2及びF3であり、TA 2のSlice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度はFreq-F2-priority 2であり、TA 2のSlice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度はFreq-F3-priority 1であり、TA 3のSlice Group #1がサポートされる周波数はF1及びF3であり、TA 3のSlice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度はFreq-F1-priority 2であり、TA 3のSlice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度はFreq-F3-priority 2である。端末デバイスが、各TAのSlice Group #1に対応する周波数優先度に基づいて、TA 1、TA 3及びTA 2の優先度順に隣接セル測定を実行して、ターゲットセルを取得し、次いで、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定することは、以下のステップを含んでもよい。
ステップ(1):端末デバイスは、TA 1について、表2-2に示すスライス情報に基づいて、TA 1のSlice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 1であり、TA 1のSlice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度がFreq-F2-priority 1であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 1と周波数優先度Freq-F2-priority 1との双方は、端末デバイスが現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高い。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F2に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1又はTA 3であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 1又はTA 3でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(3)が実行される。
ステップ(2):端末デバイスは、TA 2について、表2-2に示すスライス情報に基づいて、TA 2のSlice Group #1に対応する周波数F2の周波数優先度がFreq-F2-priority 2であり、TA 2のSlice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 1であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F2-priority 2と周波数優先度Freq-F3-priority 1との双方は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高い。この場合、端末デバイスは、周波数F2及び周波数F3に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、端末デバイスは、現在のセルに在圏し続け、セル再選択手順を再び実行する。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 2でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。
ステップ(3):端末デバイスは、TA 3について、表2-2に示すスライス情報に基づいて、TA 3のSlice Group #1に対応する周波数F1の周波数優先度がFreq-F1-priority 2であり、TA 3のSlice Group #1に対応する周波数F3の周波数優先度がFreq-F3-priority 2であると決定する。さらに、周波数優先度Freq-F1-priority 2と周波数優先度Freq-F3-priority 2との双方は、現在在圏しているセルの周波数優先度よりも高い。この場合、端末デバイスは、周波数F1及び周波数F3に基づいて隣接セル測定を実行する。セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得されない場合、ステップ(2)が実行される。代替として、セル再選択条件を満たすターゲットセルが取得された場合、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3又はTA 1であるとき、端末デバイスはターゲットセルに在圏し、或いは、ターゲットセルによりブロードキャストされたTACにより識別されるTAがTA 3又はTA 1でないとき、端末デバイスは、ターゲットセルが禁止又は予約されており、候補ターゲットセルから除外されると決定する。
更に他の任意選択の実現方式では、実現方式4-3におけるスライス情報において表3-2に示すスライス情報リストが例として使用される。表3-2に示すスライス情報は、TA情報を含み、表2-2と比較して、各周波数に対応し且つ各スライスグループをサポート可能なセル識別子リストを含む。TA 1のSlice Group #1~TA 3のSlice Group #1がそれぞれサポートされる周波数と、表3-2に示すスライス情報リストに基づいて端末デバイスにより決定される対応する周波数優先度とは、表2-2に示すスライス情報リストに基づいて決定されるものと同じである。詳細はここでは再び説明しない。この実現方式と上記の実現方式との間の違いは、ターゲットセルが取得された後に、ターゲットセルのセル識別子が、対応するTAのSlice Group #1をサポートするPCI listに含まれるか否かに基づいて、端末デバイスがターゲットセルに在圏するか否かが決定されてもよいという点にある。この実現方式は、図2に示すスライスグループ構成情報及び表3-1に示すスライス情報に対応する実現方式と同様である。詳細はここでは再び説明しない。
もう1つの他の任意選択の実現方式では、図3に示すスライスグループ構成情報及び表3-2に示すスライス情報リストについて、端末デバイスは、2つの側面、すなわち、ターゲットセルのセル識別子及びTACから、第1のスライスグループ及び第1のスライスグループに含まれるスライスがターゲットセルにおいて有効であるか否かを決定して、ターゲットセルに在圏すべきか否かを決定してもよい。詳細については、図4において記載されたセル再選択方法の関連する内容を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
セル再選択方法において、ネットワーク側は、TA粒度でスライスグループを構成するとき、重複するスライスグループID及び重複する対応関係を使用してもよく、端末は、誤解を回避するために、スライス情報に基づく導出を通じて周波数優先度を依然として取得できることが分かる。スライスに基づいてセル再選択を実行するための方法と比較して、この出願では、セル再選択がスライスグループに基づいて実行されるとき、アクセスネットワーク側は、スライス毎にスライス情報を端末デバイスに送信する必要がなく、その結果、アクセスネットワーク側のシグナリングオーバーヘッドが低減されることが分かる。
上記の実施形態では、実施形態の説明はそれぞれの焦点を有する。冗長を回避するために、実施形態において詳細に記載されていない部分については、他の実施形態における関連する説明を参照する。さらに、スライスグループ構成情報の様々な実現方式、スライス情報の様々な実現方式、及び他の内容の任意選択の実現方式の組み合わせのレイアウトは、限定されるものではないが、上記の実施形態における説明を含む。
この出願の実施形態において提供されるセル再選択方法のうちいずれか1つにおける機能を実現するために、ネットワークデバイス及び端末デバイスは、ハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを別々に含み、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造とソフトウェアモジュールとの組み合わせの形式で上記の機能を実現してもよい。上記の機能のうち1つは、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造とソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することにより実行されてもよい。図6及び図7はそれぞれ、この出願の実施形態による可能な通信装置の構造の図である。通信装置は、上記の方法の実施形態における端末デバイス又はネットワークデバイスの機能を実現するように構成されてもよい。したがって、上記の方法の実施形態の有益な効果も実現できる。
図6に示す通信装置600は、通信ユニット601及び処理ユニット602を含んでもよい。通信ユニット601は、送信ユニット及び受信ユニットを含んでもよい。送信ユニットは、送信機能を実現するように構成され、受信ユニットは、受信機能を実現するように構成される。通信ユニット601は、送信機能及び/又は受信機能を実現してもよい。通信ユニットはまた、トランシーバユニットとして記載されてもよい。
通信装置600は、端末デバイスでもよく、端末デバイス内の装置でもよく、或いは、端末デバイスの機能を有する装置でもよい。
実現方式では、通信装置600は、上記のセル再選択方法における端末デバイスの関連する動作を実行してもよい。処理ユニット602は、少なくとも1つの第1のスライスグループ及び各第1のスライスグループの第1のトラッキングエリアTAを決定するように構成され、第1のスライスグループは、端末デバイスがアクセスすることを意図するネットワークスライスを含むスライスグループである。処理ユニット602は、各第1のTAの優先度及び各第1のスライスグループに対応する周波数優先度に基づいて隣接セル測定を実行して、セル再選択条件を満たすターゲットセルを取得するように更に構成される。処理ユニット602は、第2のTAに基づいて、ターゲットセルに在圏するか否かを決定するように更に構成され、第2のTAは、第2のスライスグループの第1のTAであり、第2のスライスグループは、ターゲットセルが取得される隣接セル測定に使用される周波数優先度に対応する第1のスライスグループである。
。
さらに、通信ユニット601は、上記の方法の実施形態におけるスライスグループ構成情報及びスライス情報を受信するように構成されてもよい。
処理ユニット602及び通信ユニット601のより詳細な説明については、上記の方法の実施形態における関連する説明を参照する。
通信装置600は、アクセスネットワークデバイスでもよく、アクセスネットワークデバイス内の装置でもよく、或いは、アクセスネットワークデバイスの機能を有する装置でもよい。
実現方式では、通信装置600は、上記のセル再選択方法におけるアクセスネットワークデバイスの関連する動作を実行してもよい。処理ユニット602は、スライス情報を決定するように構成され、スライス情報は、各周波数上でサポート可能なスライスグループと、各スライスグループに対応する各周波数の周波数優先度と、各スライスグループのトラッキングエリアTAとを含む。通信ユニット601は、スライス情報を端末デバイスに送信するように構成され、スライス情報は、端末デバイスがネットワークスライスのセル再選択を実行するのを支援するために使用される。任意選択の実現方式では、スライス情報は、各周波数に対応し且つ各スライスグループをサポート可能なセル識別子リストを更に含む。
他の実現方式では、通信ユニット601は、ネットワーク管理デバイスからスライスグループ情報を受信してもよく、スライスグループ情報は、各スライスグループに含まれるネットワークスライスを示す。処理ユニット602は、TA識別子を各スライスグループに結び付けて、スライスグループ構成情報を取得し、スライスグループ構成情報は、各TAのスライスグループと、スライスグループに含まれるネットワークスライスとを含む。通信ユニット601は、スライスグループ構成情報をコアネットワークに送信し、スライスグループ構成情報は、端末デバイスがスライス情報及び端末デバイスがアクセスすることを意図するネットワークスライスに基づいてセル再選択を実行するのを支援するために使用される。
処理ユニット602及び通信ユニット601のより詳細な説明については、上記の方法の実施形態における関連する説明を参照する。
通信装置600は、コアネットワークデバイスでもよく、コアネットワークデバイス内の装置でもよく、或いは、コアネットワークデバイスの機能を有する装置でもよい。
実現方式では、通信装置600は、上記のセル再選択方法におけるコアネットワークデバイスの関連する動作を実行してもよい。通信ユニット601は、ネットワーク管理デバイス又はアクセスネットワークデバイスからスライスグループ構成情報を受信するように構成され、スライスグループ構成情報は、各TAのスライスグループと、スライスグループに含まれるネットワークスライスとを含む。通信ユニット601は、非アクセス層NASメッセージを端末デバイスに送信するように更に構成され、NASメッセージは、スライスグループ構成情報を搬送し、スライスグループ構成情報は、端末デバイスがスライス情報及びアクセスされることが意図されるネットワークスライスに基づいてセル再選択を実行するのを支援するために使用される。
実現方式の関連する内容については、上記の方法の実施形態の関連する内容を参照する。さらに、通信装置600は、他の実施形態における関連する動作を更に実行してもよい。
図7に示す通信装置700は、プロセッサ701及びインタフェース回路702を含んでもよい。プロセッサ701及びインタフェース回路702は互いに結合されている。インタフェース回路702は、インタフェース回路又は入力/出力インタフェースでもよいことが理解され得る。任意選択で、通信装置700は、プロセッサ701により実行される命令を記憶するか、或いは、プロセッサ701により命令を実行するために必要とされる入力データを記憶するか、或いは、プロセッサ701が命令を実行した後に生成されたデータを記憶するように構成されたメモリ703を更に含んでもよい。
通信装置700が端末デバイスであるとき、プロセッサ701は、図4におけるS101~S103を実行するか、或いは、プロセッサ701は、図5における203~S205を実行し、インタフェース回路702は、図5におけるS201及びS202を実行するように構成される。
通信装置700がアクセスネットワークデバイス又はコアネットワークデバイスのようなネットワークデバイスであるとき、インタフェース回路702は、図5におけるS201及びS202を実行するよう構成される。
通信装置が端末デバイスにおいて使用されるチップであるとき、端末デバイス内のチップは、上記の方法の実施形態における端末デバイスの機能を実現する。端末デバイス内のチップは、端末デバイス内の他のモジュール(例えば、無線周波数モジュール又はアンテナ)から情報を受信し、情報は、ネットワークデバイスにより端末デバイスに送信される。代替として、端末デバイス内のチップは、情報を端末デバイス内の他のモジュール(例えば、無線周波数モジュール又はアンテナ)に送信し、情報は、端末デバイスによりネットワークデバイスに送信される。
通信装置がネットワークデバイスにおいて使用されるモジュールであるとき、ネットワークデバイス内のモジュールは、上記の方法の実施形態におけるネットワークデバイスの機能を実現する。ネットワークデバイス内のモジュールは、ネットワークデバイス内の他のモジュール(例えば、無線周波数モジュール又はアンテナ)から情報を受信し、情報は、端末デバイスによりネットワークデバイスに送信される。代替として、ネットワークデバイス内のモジュールは、情報をネットワークデバイス内の他のモジュール(例えば、無線周波数モジュール又はアンテナ)に送信し、情報は、ネットワークデバイスにより端末デバイスに送信される。ここでのネットワークデバイス内のモジュールは、ネットワークデバイスのベースバンドチップでもよく、或いは、DU又は他のモジュールでもよい。ここでのDUは、オープン無線アクセスネットワーク(open radio access network, O-RAN)アーキテクチャにおけるDUでもよい。
この出願の実施形態におけるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit, CPU)でもよく、或いは、他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor, DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array, FPGA)若しくは他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、又はこれらのいずれかの組み合わせでもよいことが理解され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又はいずれかの通常のプロセッサでもよい。
この出願の実施形態における方法のステップは、ハードウェアの方式で実現されてもよく、或いは、プロセッサによりソフトウェア命令を実行する方式で実現されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含んでもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ハードディスク、CD-ROM、又は当技術分野で周知のいずれかの他の形式の記憶媒体に記憶されてもよい。例えば、記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、情報を記憶媒体に書き込むことができるように、プロセッサに結合される。明らかに、記憶媒体は、プロセッサのコンポーネントでもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに配置されてもよい。さらに、ASICは、ネットワークデバイス又は端末デバイスに位置してもよい。明らかに、プロセッサ及び記憶媒体は、代替として、ネットワークデバイス又は端末デバイス内のディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
上記の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらのいずれかの組み合わせを使用することにより実現されてもよい。ソフトウェアが実施形態を実現するために使用されるとき、実施形態の全部又は一部は、コンピュータプログラム製品の形式で実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータプログラム又は命令を含む。コンピュータプログラム又は命令がコンピュータにロードされて実行されたとき、この出願の実施形態における手順又は機能の全部又は一部が実行される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、ネットワークデバイス、ユーザ機器又は他のプログラム可能装置でもよい。コンピュータプログラム又は命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、或いは、コンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータプログラム又は命令は、有線又は無線方式でウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタに伝送されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能ないずれかの使用可能な媒体、又は1つ以上の使用可能な媒体を統合するデータ記憶デバイス、例えば、サーバ若しくはデータセンタでもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク又は磁気テープでもよく、或いは、光学媒体、例えば、デジタルビデオディスクでもよく、或いは、半導体媒体、例えば、ソリッドステートドライブでもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、揮発性又は不揮発性記憶媒体でもよく、或いは、2つのタイプの記憶媒体、すなわち、揮発性記憶媒体及び不揮発性記憶媒体を含んでもよい。
この出願の実施形態では、別段の記載がない限り、或いは、論理的な矛盾がない限り、異なる実施形態における用語及び/又は説明は一貫しており、相互に参照されてもよく、異なる実施形態における技術的特徴は、その内部の論理的関係に基づいて組み合わされて、新たな実施形態を形成してもよい。