JP7759430B1 - 露光装置、露光方法及び物品の製造方法 - Google Patents
露光装置、露光方法及び物品の製造方法Info
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Abstract
【解決手段】原版を介して基板を露光する露光装置であって、前記原版のパターンを前記基板に投影する投影光学系と、前記投影光学系の少なくとも1つの光学素子に対して局所的に力を与えることによって前記光学素子を駆動する駆動部と、前記投影光学系の結像性能の変動を補正する補正部と、を有し、前記補正部は、前記駆動部が前記光学素子を駆動した際に生じる前記光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動に関する変動情報と、前記駆動部による前記光学素子の駆動に関する駆動情報との関係を示す情報に基づいて、前記駆動部による前記光学素子の駆動に応じて前記結像性能の変動を補正する、ことを特徴とする露光装置を提供する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1実施形態における露光装置100の構成を模式的に示す図である。露光装置100は、例えば、半導体素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッドなどの物品(デバイス)の製造工程であるリソグラフィ工程に用いられ、基板上にパターンを形成するリソグラフィ装置である。露光装置100は、原版(レチクル又はマスク)及び投影光学系を介して基板(基板上の各ショット領域)を露光し、原版のパターンを基板に転写する。露光装置100は、例えば、原版と基板とを静止させた状態で露光する露光装置(ステッパ)として構成してもよいし、原版と基板とを走査しながら露光する露光装置(スキャナ)として構成してもよい。
第1実施形態では、光学素子104は、露光光を透過するレンズやプレートなどの光学素子を想定し、駆動部105は、光学素子104を投影光学系102の光軸103に平行な方向に駆動する場合について説明した。第2実施形態では、図6(a)、図6(b)及び図6(c)を参照して、投影光学系102が屈折力を有する反射ミラーを含む光学系で構成されている場合について説明する。
本発明の実施形態における物品の製造方法は、例えば、半導体素子、フラットパネルディスプレイ、液晶表示素子、MEMSなどの物品を製造するのに好適である。かかる製造方法は、上述した露光装置100(露光方法)を用いて感光剤が塗布された基板を露光する工程と、露光された感光剤を現像する工程とを含む。また、現像された感光剤のパターンをマスクとして基板に対してエッチング工程やイオン注入工程などを行い、基板上に回路パターンが形成される。これらの露光、現像、エッチングなどの工程を繰り返して、基板上に複数の層からなる回路パターンを形成する。後工程で、回路パターンが形成された基板に対してダイシング(加工)を行い、チップのマウンティング、ボンディング、検査工程を行う。また、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、レジスト剥離など)を含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性及び生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
原版を介して基板を露光する露光装置であって、
前記原版のパターンを前記基板に投影する投影光学系と、
前記投影光学系の少なくとも1つの光学素子に対して局所的に力を与えることによって前記光学素子を駆動する駆動部と、
前記投影光学系の結像性能の変動を補正する補正部と、
を有し、
前記補正部は、前記駆動部が前記光学素子を駆動した際に生じる前記光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動に関する変動情報と、前記駆動部による前記光学素子の駆動に関する駆動情報との関係を示す情報に基づいて、前記駆動部による前記光学素子の駆動に応じて前記結像性能の変動を補正する、
ことを特徴とする露光装置。
前記駆動部は、前記光学素子に対して、前記力として、圧縮力及び引張力のうちの少なくとも一方を与えることによって前記光学素子を駆動する、ことを特徴とする項目1に記載の露光装置。
前記駆動部は、前記光学素子を前記投影光学系の光軸に垂直な方向に駆動する、ことを特徴とする項目1又は2に記載の露光装置。
前記変動情報と前記駆動情報との関係を示す前記情報を生成する生成部を更に有する、ことを特徴とする項目1乃至3のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記生成部は、前記駆動部が前記光学素子を駆動した際に生じる前記光学素子の変形を計測して得られた計測値を取得し、取得した前記計測値を基に光学的なシミュレーションを行って前記結像性能の変動を求めることによって、前記変動情報と前記駆動情報との関係を示す前記情報を生成する、ことを特徴とする項目4に記載の露光装置。
前記生成部は、前記駆動部が前記光学素子を駆動した際に生じる前記光学素子の変形を構造解析シミュレーションを行って求め、求めた前記光学素子の変形を基に光学的なシミュレーションを行って前記結像性能の変動を求めることによって、前記変動情報と前記駆動情報との関係を示す前記情報を生成する、ことを特徴とする項目4に記載の露光装置。
前記生成部は、前記駆動部により前記光学素子を駆動しながら前記光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動を計測して得られた計測値を取得することによって、前記変動情報と前記駆動情報との関係を示す前記情報を生成する、ことを特徴とする項目4に記載の露光装置。
前記変動情報と前記駆動情報との関係を示す前記情報を記憶する記憶部を更に有する、ことを特徴とする項目1乃至7のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記変動情報は、前記投影光学系の収差の変動、結像位置の横ずれの変動、結像倍率の変動及びディストーションの変動のうちの少なくとも1つの情報を含む、ことを特徴とする項目1乃至8のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記駆動情報は、前記駆動部が駆動する前記光学素子の駆動位置、前記光学素子を電圧によって駆動するために前記駆動部に与える電圧値又は電流値、前記光学素子を空圧によって駆動するために前記駆動部に与える圧力値、及び、前記駆動部が駆動する前記光学素子の加速度のうちの少なくとも1つの情報を含む、ことを特徴とする項目1乃至9のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記補正部は、前記投影光学系の前記光学素子とは別の光学素子を、前記投影光学系の光軸に平行な方向及び前記投影光学系の光軸に垂直な面に対して傾ける方向のうちの少なくとも一方に駆動する補正駆動部を含む、ことを特徴とする項目1乃至10のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記補正駆動部が前記光学素子を駆動した際に生じる前記別の光学素子の変形は、前記駆動部が前記光学素子を駆動した際に生じる前記光学素子の変形よりも小さい、ことを特徴とする項目11に記載の露光装置。
前記補正部は、前記原版を、前記投影光学系の光軸に平行な方向に駆動する原版駆動部を含む、ことを特徴とする項目1乃至12のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記補正部は、前記基板を、前記投影光学系の光軸に垂直な面内で駆動する基板駆動部を含む、ことを特徴とする項目1乃至13のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記補正部は、前記原版を照明する光の波長を変更する波長変更部を含む、ことを特徴とする項目1乃至14のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記補正部は、前記投影光学系の結像性能の変動として、3回回転対称の波面収差の変動を補正する、ことを特徴とする項目1乃至15のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
前記光学素子の変形は、前記光学素子の光学面の変形を含む、ことを特徴とする項目1乃至16のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
原版を介して基板を露光する露光装置であって、
前記原版のパターンを前記基板に投影する投影光学系と、
前記投影光学系の少なくとも1つの反射ミラーを駆動する駆動部と、
前記投影光学系の結像性能の変動を補正する補正部と、
を有し、
前記補正部は、前記駆動部が前記反射ミラーを駆動した際に生じる前記反射ミラーの変形に起因する前記結像性能の変動に関する変動情報と、前記駆動部による前記反射ミラーの駆動に関する駆動情報との関係を示す情報に基づいて、前記駆動部による前記反射ミラーの駆動に応じて前記結像性能の変動を補正する、
ことを特徴とする露光装置。
前記反射ミラーは、前記原版からの光を反射するための反射面と、前記光を通過させるための貫通孔と、を含む凹面ミラーである、ことを特徴とする項目18に記載の露光装置。
前記駆動部は、前記反射ミラーを、前記投影光学系の光軸に平行な方向、前記投影光学系の光軸に垂直な方向及び前記投影光学系の光軸に垂直な面に対して傾ける方向のうちの少なくとも一方に駆動する、ことを特徴とする項目18又は19に記載の露光装置。
前記補正部は、前記投影光学系の前記反射ミラーとは別の光学素子を駆動する補正駆動部を含む、ことを特徴とする項目18乃至20のうちいずれか1項目に記載の露光装置。
原版のパターンを基板に投影する投影光学系を有する露光装置を用いて、前記基板を露光する露光方法であって、
前記投影光学系の少なくとも1つの光学素子に対して局所的に力を与えることによって前記光学素子を駆動する第1工程と、
前記投影光学系の結像性能の変動を補正する第2工程と、
を有し、
前記第2工程では、前記光学素子を駆動した際に生じる前記光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動に関する変動情報と、前記光学素子の駆動に関する駆動情報との関係を示す情報に基づいて、前記第1工程における前記光学素子の駆動に応じて前記結像性能の変動を補正する、
ことを特徴とする露光方法。
項目22に記載の露光方法を用いて基板を露光する工程と、
露光した前記基板を現像する工程と、
現像された前記基板から物品を製造する工程と、
を有することを特徴とする物品の製造方法。
Claims (18)
- 基板を露光する露光装置であって、
原版のパターンを前記基板に投影する投影光学系と、
前記投影光学系に含まれる第1光学素子に対して局所的に力を加えて、前記投影光学系の光軸に対して垂直な第1方向に前記第1光学素子を移動させる第1駆動部と、
前記投影光学系の結像性能の変動を補正する補正部と、
を有し、
前記補正部は、
前記第1光学素子とは異なる第2光学素子と、
前記第2光学素子を駆動する第2駆動部と、を含み、
前記第1駆動部による前記第1光学素子の移動と、前記力が加えられることで生じる前記第1光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動との関係を示す情報に基づいて、前記第2駆動部は、前記投影光学系の光軸に平行な方向へ前記第2光学素子を移動させる駆動と、前記投影光学系の光軸に垂直な面に対して前記第2光学素子を傾ける駆動とのうち少なくとも一方を行い、
前記第2駆動部の駆動による前記第2光学素子の変形は、前記第1駆動部の駆動による前記第1光学素子の変形よりも小さい、
ことを特徴とする露光装置。 - 前記第1駆動部は、前記第1光学素子に圧縮力と引張力とのうち少なくとも一方を与えて前記第1光学素子を移動させる、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記情報を生成する生成部を更に有する、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記生成部は、前記第1光学素子の駆動による前記第1光学素子の変形を計測して得られた計測値を取得し、取得した前記計測値を基に光学的なシミュレーションを行って前記結像性能の変動を求めることによって、前記情報を生成する、ことを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
- 前記生成部は、前記第1光学素子の駆動による前記第1光学素子の変形について構造解析シミュレーションを行って求め、求めた前記第1光学素子の変形を基に光学的なシミュレーションを行って前記結像性能の変動を求めることによって、前記情報を生成する、ことを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
- 前記生成部は、前記第1駆動部により前記第1光学素子を駆動しながら前記第1光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動を計測して得られた計測値を取得することによって、前記情報を生成する、ことを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
- 前記情報を記憶する記憶部を更に有する、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記第1光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動に関する情報は、前記投影光学系の収差の変動、結像位置の横ずれの変動、結像倍率の変動及びディストーションの変動のうちの少なくとも1つの情報を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記第1駆動部による前記第1光学素子の駆動に関する情報は、前記第1駆動部が駆動する前記第1光学素子の駆動位置、前記第1光学素子を電圧によって駆動するために前記第1駆動部に与える電圧値又は電流値、前記第1光学素子を空圧によって駆動するために前記第1駆動部に与える圧力値、及び、前記第1駆動部が駆動する前記第1光学素子の加速度のうちの少なくとも1つの情報を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記補正部は、前記原版を、前記投影光学系の光軸に平行な方向に駆動する原版駆動部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記補正部は、前記基板を、前記投影光学系の光軸に垂直な面内で駆動する基板駆動部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記補正部は、前記原版を照明する光の波長を変更する波長変更部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記補正部は、3回回転対称の波面収差を補正する、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記第1光学素子の変形は、前記第1光学素子の光学面の変形を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記第1光学素子は、ミラーである、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記ミラーは、前記原版からの光を反射するための反射面と、前記光を通過させるための貫通孔と、を含む凹面ミラーである、ことを特徴とする請求項15に記載の露光装置。
- 原版のパターンを基板に投影する投影光学系を有する露光装置を用いて、前記基板を露光する露光方法であって、
前記投影光学系に含まれる第1光学素子に対して局所的に力を加えて前記投影光学系の光軸に対して垂直な第1方向に前記第1光学素子を移動させる第1工程と、
前記投影光学系の結像性能の変動を補正する第2工程と、
を有し、
前記第2工程において、前記第1光学素子の移動と、前記力が加えられることで生じる前記第1光学素子の変形に起因する前記結像性能の変動との関係を示す情報に基づいて、前記第1光学素子とは異なる第2光学素子を駆動する駆動部は、前記投影光学系の光軸に平行な方向へ前記第2光学素子を移動させる駆動と、前記投影光学系の光軸に垂直な面に対して前記第2光学素子を傾ける駆動とのうちの少なくとも一方を行い、
前記駆動部の駆動による前記第2光学素子の変形は、前記力による前記第1光学素子の変形よりも小さい、
ことを特徴とする露光方法。 - 請求項17に記載の露光方法を用いて基板を露光する工程と、
露光した前記基板を現像する工程と、
現像された前記基板から物品を製造する工程と、
を有することを特徴とする物品の製造方法。
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| JP2024068617A JP7759430B1 (ja) | 2024-04-19 | 2024-04-19 | 露光装置、露光方法及び物品の製造方法 |
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| JP2013115348A (ja) | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Canon Inc | 投影光学系の結像特性の変動量の算出方法、露光装置およびデバイス製造方法 |
| WO2022248433A1 (en) | 2021-05-27 | 2022-12-01 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Projection exposure apparatus and method for designing a component of a projection exposure apparatus |
| JP2023162947A (ja) | 2022-04-27 | 2023-11-09 | キヤノン株式会社 | 補正方法、露光方法、物品の製造方法、プログラム、光学装置、および露光装置 |
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