JP7638041B1 - プログラム、方法、情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザが操作可能なユーザ端末、サーバからなる情報処理システムに用いられるプログラムであって、サーバが、暗号資産を、ユーザに関連づけられた所定のユーザウォレットに格納する格納ステップと、所定のユーザウォレットに対して支払先にかかる精算コントラクトを割り当てる割当ステップと、ユーザ端末により行われたカード決済に関するリクエストを受信したことに応じて、カード決済事業者が提供するカードシステムに対するカード決済を行う決済ステップと、ユーザから当該カード決済に対応する出金の承認を得ることなく、カード決済に応じた暗号資産を、精算コントラクトに基づきユーザウォレットから移転する処理を実行する移転ステップと、を実行するプログラム。
【選択図】 図2
Description
特許文献1には、ウォレット間でやり取りの真正性を確保しつつ使い勝手のよいウォレットを提供する技術が開示されている。
そこで、本開示は、上記課題を解決すべくなされたものであって、その目的は、利便性に優れた暗号資産を用いたカード決済サービスを提供することである。
本開示におけるシステム1は、暗号資産を担保としたカード決済サービスを提供する情報処理システムである。
システム1は、ネットワークNを介して接続された、サーバ10、ユーザ端末20、決済端末30、ブロックチェーン50、第三者承認エンティティ60、カードシステム70の情報処理装置を備える。
図1は、システム1の機能構成を示すブロック図である。
図2は、システム1の動作を示すブロック図である。
図3は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
図4は、ユーザ端末20の機能構成を示すブロック図である。
サーバ10は、暗号資産を担保としたカード決済サービスを提供する情報処理装置である。
サーバ10は、記憶部101、制御部104を備える。
サーバ10の記憶部101は、アプリケーションプログラム1011、ユーザテーブル1012を備える。
ユーザテーブル1012は、ユーザIDを主キーとして、ユーザID、ユーザ名、ユーザデータ、利用限度額、登録済支払い暗合資産、未精算残高のカラムを有するテーブルである。
図5は、ユーザテーブル1012のデータ構造を示す図である。
ユーザ名は、ユーザの氏名を記憶する項目である。ユーザ名は、氏名ではなく、ニックネームなど任意の文字列を設定しても良い。
ユーザデータは、ユーザ個人の固有情報と、ユーザの特性や背景に関する属性情報を含む。
ユーザの固有情報は、ユーザの生年月日(年齢)、性別等のユーザの固有の情報を含む。
ユーザの属性情報は、ユーザの教育歴(最終学歴、専攻、卒業年)、職業、職歴、興味・関心、居住地、言語等の情報を含む。
利用限度額は、ユーザが設定した暗号資産による決済の利用上限額を記憶する項目である。この金額は、ユーザウォレット501に保管されている暗号資産の価値を超えて設定することはできない。
登録済支払い暗合資産は、ユーザが決済に使用する暗号資産(トークン)の種類を記憶する項目である。複数のトークンを登録することが可能で、それぞれの暗合資産のアドレスや識別子が保存される。この情報は、ユーザウォレット501における資産管理や、カードシステム70での決済処理時に参照される。登録済支払い暗合資産に登録されていない暗合資産は、決済には使用できないが、ユーザは自由に出し入れすることができる。
未精算残高は、ユーザのクレジットカード利用額のうち、まだ精算されていない金額を記憶する項目である。この残高は、ユーザが暗号資産で行った決済の総額から、既に精算された金額を差し引いた値となる。精算コントラクト521は、定期的な精算処理時にこの値を参照し、必要な資金移動を行う。また、未精算残高は利用限度額の変更時にチェックされ、利用限度額は、未精算残高よりも低い金額に設定することはできない。
サーバ10の制御部104は、ユーザ登録制御部1041を備える。制御部104は、記憶部101に記憶されたアプリケーションプログラム1011を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
ユーザテーブル1012に記憶される情報は、ユーザが任意の情報処理端末からサービス提供者が運営するウェブページなどを開き、所定の入力フォームに情報を入力しサーバ10へ送信する。ユーザ登録制御部1041は、受信した情報をユーザテーブル1012の新しいレコードに記憶し、ユーザ登録が完了する。これにより、ユーザテーブル1012に記憶されたユーザはサービスを利用することができるようになる。
ユーザ登録制御部1041によるユーザ情報のユーザテーブル1012への登録に先立ち、サービス提供者は所定の審査を行いユーザによるサービス利用可否を制限しても良い。
ユーザIDは、ユーザを識別できる任意の文字列または数字で良く、ユーザが希望する任意の文字列または数字、もしくはユーザ登録制御部1041が自動的に任意の文字列または数字を設定しても良い。
ユーザ端末20は、サービスを利用するユーザが操作する情報処理装置である。ユーザ端末20は、例えば、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でもよいし、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよい。また、HMD(Head Mount Display)、腕時計型端末等のウェアラブル端末であってもよい。
ユーザ端末20は、記憶部201、制御部204、入力装置206、出力装置208を備える。
ユーザ端末20の記憶部201は、ユーザID2011、アプリケーションプログラム2012、EOAウォレット2013を備える。
アプリケーションプログラム2012は、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションを含む。
アプリケーションプログラム2012は、ユーザ端末20に記憶されているウェブブラウザアプリケーション上で実行されるJavaScript(登録商標)などのインタープリター型プログラミング言語を含む。
ユーザ端末20の制御部204は、入力制御部2041、出力制御部2042を備える。制御部204は、記憶部201に記憶されたアプリケーションプログラム2012を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
ユーザ端末20の入力装置206は、カメラ2061、マイク2062、位置情報センサ2063、モーションセンサ2064、タッチデバイス2065を備える。
ユーザ端末20の出力装置208は、ディスプレイ2081、スピーカ2082を備える。
決済端末30は、クレジットカードの加盟店(商品、サービス等を販売する一般店舗、ウェブサイト等)においてクレジットカード決済を行うための情報処理装置である。決済端末30は、例えば、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でもよいし、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよい。
ブロックチェーン50(Blockchain)は、分散型のデジタル台帳技術を実装したシステムである。このシステムは、暗号資産の取引や契約の実行を安全かつ透明に記録し、管理するための基盤となる。ブロックチェーンは、複数のノードによって維持され、改ざんが極めて困難な構造を持つ。
第三者承認エンティティ60は、サーバを提供する事業者とは異なる第三者が提供する情報処理装置である。
第三者承認エンティティ60(Third-party Approval Entity)は、暗号資産を担保としたクレジットカード決済システムにおいて、トランザクションの安全性と信頼性を確保するための承認機関である。第三者承認エンティティ60は、ユーザウォレット501からの資金引き出しやシステム全体の操作に対して、追加の承認を提供する。第三者承認エンティティは、マルチシグ(複数署名)プロセスの一部として機能し、不正な取引や誤操作を防止する。このエンティティの存在により、システム全体のセキュリティが強化され、ユーザーと事業者双方の信頼を高めることができる。
カードシステム70(Card System)は、カード発行、取引処理、オーソリゼーション、精算などの従来のクレジットカードにかかるサービスを提供する情報処理装置である。カードシステム70は、加盟店との通信や決済情報の暗号化、不正検知など、セキュアな決済環境を提供する。
以下、システム1の各処理について説明する。
図6は、初期設定処理の動作を示すフローチャートである。
図7は、初期設定処理の動作を示すブロック図である。
図8は、初期設定処理の動作を示すシーケンス図である。
図9は、カード利用処理の動作を示すフローチャートである。
図10は、カード利用処理の動作を示すブロック図である。
図11は、カード利用処理の動作を示すシーケンス図である。
図12は、精算処理(第一実施形態)の動作を示すフローチャートである。
図13は、精算処理(第一実施形態)の動作を示すブロック図である。
図14は、精算処理(第一実施形態)の動作を示すシーケンス図である。
図15は、精算処理(第二実施形態)の動作を示すフローチャートである。
図16は、精算処理(第二実施形態)の動作を示すブロック図である。
図17は、精算処理(第二実施形態)の動作を示すシーケンス図である。
図18は、精算処理(第三実施形態)の動作を示すフローチャートである。
図19は、精算処理(第三実施形態)の動作を示すブロック図である。
図20は、精算処理(第三実施形態)の動作を示すシーケンス図である。
図21は、移転処理の動作を示すフローチャートである。
図22は、移転処理の動作を示すブロック図である。
図23は、移転処理の動作を示すシーケンス図である。
図24は、限度額変更処理の動作を示すフローチャートである。
図25は、限度額変更処理の動作を示すブロック図である。
図26は、限度額変更処理の動作を示すシーケンス図である。
初期設定処理は、本開示にかかるカード決済サービスを利用する際に初期設定を行うための処理である。
図6は、初期設定処理の動作を示すフローチャートである。
図7は、初期設定処理の動作を示すブロック図である。
図8は、初期設定処理の動作を示すシーケンス図である。
初期設定処理は、ユーザ登録ステップと、ユーザウォレット生成ステップと、ウォレット情報登録ステップと、支払い暗合資産送付ステップと、支払登録ステップと、利用限度額設定ステップと、からなる一連の処理である。
以下に、初期設定処理の詳細を説明する。
ステップS101において、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、記憶部201に記憶されたアプリケーションプログラム2012(以下、ユーザアプリ)を実行し、本開示にかかるサーバ10が提供するカード決済サービスにユーザ登録をする。サーバ10の制御部104は、ユーザ端末20から受信したユーザ情報を、ユーザテーブル1012の新たなレコードのユーザ名、ユーザデータの項目に記憶する。これにより、サーバ10にユーザの情報が記憶される。
ステップS102において、ユーザアプリは、EOAウォレット2013に対してウォレット生成の署名リクエストを送信する。EOAウォレット2013は、Wallet Factoryコントラクト531に対してウォレット生成の署名付きトランザクションを送信する。Wallet Factoryコントラクト531は、新しいユーザウォレット501を生成する。
ステップS103において、生成されたユーザウォレット501は、サーバ10にウェブフックを送信し、生成完了を通知する。サーバ10の制御部104は、ユーザウォレット501の情報を含めたユーザ登録を完了し、ユーザテーブル1012の対応するレコードを更新する。サーバ10は、ユーザ端末20に登録完了を通知する。
ステップS104において、サーバ10の制御部104は、暗号資産を、ユーザに関連づけられた所定のユーザウォレットに格納する格納ステップを実行する。
具体的に、ユーザは、生成されたユーザウォレット501に対して支払い暗合資産を送付(移転)する。ユーザは、ユーザアプリを介して送金操作を行い、EOAウォレット2013から支払い暗合資産をユーザウォレット501に転送する。この操作により、ユーザウォレット501に決済用の暗号資産が保管される。
ステップS105において、サーバ10の制御部104は、所定のユーザウォレットに対して支払先にかかる精算コントラクトを割り当てる割当ステップを実行する。
具体的に、ユーザは、ユーザアプリを用いて支払先の登録操作を行う。ユーザアプリは、EOAウォレット2013に対して支払先登録の署名リクエストを送信する。EOAウォレット2013は、ユーザウォレット501に対して支払先登録の署名付きトランザクションを送信する。ユーザウォレット501は、支払先の登録を実行し、結果をユーザアプリに返送する。サーバ10は、登録された支払先情報をユーザテーブル1012の該当するレコードの登録済支払い暗合資産の項目に記録する。
ステップS106において、ユーザは、ユーザアプリを用いて利用限度額の登録操作を行う。ユーザアプリは、EOAウォレット2013に対して利用限度額登録の署名リクエストを送信する。EOAウォレット2013は、ユーザウォレット501に対して利用限度額登録の署名付きトランザクションを送信する。ユーザウォレット501は、現在の残高と比較して利用限度額が適切であるかチェックを行う。具体的に、利用限度額は、ユーザウォレット501に保管されている暗号資産の価値を超えて設定することはできない。
チェック結果に基づいて利用限度額の登録を実行し、結果をユーザアプリに返送する。サーバ10は、承認された利用限度額をユーザテーブル1012の該当するレコードの利用限度額項目に記録する。
利用限度額設定ステップの詳細は、後述する利用額変更処理を参照。
カード利用処理は、ユーザがカード加盟店(一般の店舗)等においてクレジットカードにより商品またはサービスを購入する処理である。
図9は、カード利用処理の動作を示すフローチャートである。
図10は、カード利用処理の動作を示すブロック図である。
図11は、カード利用処理の動作を示すシーケンス図である。
カード利用処理は、決済開始ステップと、利用可能額確認ステップと、売上処理ステップと、からなる一連の処理である。
以下に、カード利用処理の詳細を説明する。
ステップS301において、サーバ10の制御部104は、ユーザ端末により行われたカード決済に関するリクエストを受信したことに応じて、カード決済事業者が提供するカードシステムに対するカード決済を行う決済ステップを実行する。
具体的に、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、記憶部201に記憶されたユーザアプリを実行し、店舗、ウェブサイト等のカード加盟店において商品またはサービス等の購入をカード決済にて行う。
ユーザは、ユーザアプリを介して決済操作を行う。ユーザ端末20の制御部204は、加盟店の決済端末30に決済情報を送信する。加盟店の決済端末30は、クレジットカードのカード決済事業者(VISA、MasterCard、JCB等がある)が提供するカードシステム70に対して、ユーザを特定可能なユーザID2011(ユーザID2011は、ユーザのクレジットカード番号等のクレジットカードを特定するための情報を含む)、決済金額(商品またはサービス等の購入品の金額)、その他、クレジットカード決済に必要な情報を含む、オーソリ(与信)取得要求を送信する。カードシステム70は、受信したオーソリ取得要求をサーバ10へ送信する。
サーバ10の制御部104は、オーソリ取得要求を受信し、受け付ける。
ステップS302において、決済ステップは、上限金額設定ステップにおいて設定した上限金額の範囲内でカード決済を行うステップを実行する。サーバ10の制御部104は、決済ステップの前に、カード決済に関するリクエストに基づいてオーソリ取得要求を受信するオーソリ取得ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の制御部104は、受信したユーザID2011に基づき、ユーザテーブル1012のユーザIDの項目を検索し、利用限度額の項目を取得する。サーバ10の制御部104は、利用限度額から未精算残高を差し引いた金額と、今回の決済金額を比較し、決済可能かどうかを判断する。
具体的に、差し引いた金額が決済金額よりも大きい場合には決済が可能と判断し、差し引いた金額が決済金額よりも小さい場合には決済が可能ではないと判断する。
サーバ10の制御部104は、決済が可能であると判断した場合は、精算コントラクト521に対してオーソリ金額の一時ロックを要求する。精算コントラクト521は、ユーザウォレット501に対してオーソリ金額分の一時ロックを実行する。これにより、重複決済を防止する。なお、本開示においてユーザに対して利用限度額が設定されている場合には、ユーザウォレット501の残高を照会しない。これにより、ユーザウォレットを照会する必要がないため、カード決済処理の速度を向上させることができる。
なお、精算コントラクト521は、ユーザウォレット501の残高を確認する構成としても良い。
サーバ10の制御部104は、オーソリ金額のロックが成功したことを確認し、カードシステム70に決済が可能であることを示す情報を含むレスポンスを送信する。カードシステム70は、加盟店の決済端末30に決済承認を含むレスポンスを送信する。
サーバ10の制御部104は、決済が可能でないと判断した場合は、カードシステム70に決済が可能ではないことを示す情報を含むレスポンスを送信する。カードシステム70は、加盟店の決済端末30に決済拒否を含むレスポンスを送信する。
ステップS303において、決済ステップは、上限額設定ステップにおいて上限金額が設定されている場合に、所定のユーザウォレットを照会することなしにカード決済を行うステップを実行する。
サーバ10の制御部104は、オーソリ取得ステップにおいて受信したオーソリ取得要求に応じて、ユーザウォレット内の暗号資産の移転をロックするロックステップを実行する。決済ステップは、ロックステップの後に、カード決済を行うステップを実行する。
具体的に、加盟店の決済端末30は、カードシステム70に対して売上処理要求を送信する。カードシステム70は、受信した売上処理要求をサーバ10に送信する。サーバ10は、カードシステム70から受信した売上処理要求に基づき、売上を確定する。
サーバ10は、ユーザテーブル1012の該当するレコードの未精算残高を、元の未精算残高に、今回の売上金額を加えた新たな未精算残高へ更新する。
サーバ10は、精算コントラクト521に対して売上確定金額のロックを要求する。精算コントラクト521は、一時的にロックされていたオーソリ金額を、確定した売上金額分だけ完全にロックする。精算コントラクト521は、ユーザウォレット501に対して売上確定金額のロックを実行し、これにより当該金額が精算まで保留される。
これにより、一般のカードと同様の利便性を保ちつつ、ブロックチェーン技術を活用した安全かつ透明性の高い決済を実現することができる。オーソリ時の一時的なロックと売上確定後の完全なロックにより、資金の適切な管理と重複決済を防止することができる。
精算処理(第一実施形態)は、ユーザによるカード決済の利用に応じて、ユーザウォレットから定期的に暗号資産を移転する処理である。
なお、ユーザはカードの発行時にあらかじめ、事業者、第三者承認エンティティ、およびBINスポンサーそれぞれに対して、暗号資産の移転のための署名を個別に委託している。これにより、各エンティティが独立して署名を行うことができ、セキュリティと透明性が確保されている。
図12は、精算処理(第一実施形態)の動作を示すフローチャートである。
図13は、精算処理(第一実施形態)の動作を示すブロック図である。
図14は、精算処理(第一実施形態)の動作を示すシーケンス図である。
精算処理(第一実施形態)は、利用履歴照会ステップと、請求集計ステップと、移転ステップと、からなる一連の処理である。
以下に、精算処理(第一実施形態)の詳細を説明する。
ステップS501Aにおいて、カードシステム70は、所定期間のカードの利用履歴を含む清算金を請求するリクエストをサーバ10に対して送信する。リクエストは、当該利用履歴にかかるユーザのユーザID(ユーザを特定する情報、本開示においてはユーザID2011)を含む。
具体的に、サーバ10の制御部104は、受信したリクエストに含まれるユーザID2011に基づき、ユーザテーブル1012のユーザIDの項目を検索し、ユーザ情報を取得する。サーバ10の制御部104は、受信した利用履歴に基づき、各ユーザの請求データを集計する。サーバ10の制御部104は、利用履歴とロック金額とのチェックを行い、ユーザによる所定期間のカード利用に伴う精算すべき金額(利用代金)を算出する。
具体的に、サーバ10の制御部104は、所定期間内の全取引の金額を合計(合計取引金額)し、既にロックされている金額(オーソリ時にロックされた金額)を差し引き、過去の清算で未処理の金額がある場合は加算することにより清算すべき金額を算出する。
本開示の精算処理(第一実施形態)においては、サーバ10の制御部104は、ユーザに対して所定の支払期日までに支払う旨の情報を含むメッセージを送信しないものとする。なお、サーバ10の制御部104は、ユーザに対して所定の支払期日までに支払う旨の情報を含むメッセージを送信しても良い。この場合、ユーザは、後述する精算処理(第二実施形態)、精算処理(第三実施形態)により決済期日を待たずに精算処理を行うことができる。
ステップS503Aにおいて、サーバ10の制御部104は、ユーザからカード決済に対応する出金の承認を得ることなく、カード決済に応じた暗号資産を、精算コントラクトに基づきユーザウォレットから移転する処理を実行する移転ステップを実行する。
移転ステップは、ユーザウォレットから暗号資産を移転する際に、第三者承認エンティティからの承認を受け付けたことに応じて、ユーザウォレットから暗号資産を移転するステップを実行する。
移転ステップは、請求集計ステップにおいて集計した請求金額に応じた暗号資産をユーザウォレットから移転するステップを実行する。移転ステップは、ユーザウォレットからサーバを提供する事業者の事業者ウォレットへ、暗号資産を移転するステップを実行する。
具体的に、サーバ10の制御部104は、支払期日が到来すると、事業者、第三者承認エンティティ、BINスポンサーの秘密鍵による共同署名(マルチシグ方式)によって、暗号資産を入金ウォレットに移転する。この場合、事業者と第三者承認エンティティのいずれか一方の秘密鍵による単独署名では移転できないものとする。
第三者承認エンティティ60は、カードシステム70に対して該当ユーザの利用金額を照会するためのリクエストを送信する。カードシステム70は、第三者承認エンティティ60に対して該当ユーザの要求された期間の利用金額を含むレスポンスを送信する。
具体的に、第三者承認エンティティ60は、カードシステム70から受け取った情報と、サーバ10から受け取った精算処理の詳細を照合し、整合性を確認する。第三者承認エンティティ60は、サーバ10から受信した精算期間、精算金額と、カードシステム70から受信した利用期間、利用金額とが一致することを確認する。その他、第三者承認エンティティは、サーバ10から受信した取引の詳細(日時、金額、加盟店等)の情報のそれぞれが、カードシステム70から受信した利用の詳細(日時、金額、加盟店等)と一致するか否かを可能な範囲で確認しても良い。
第三者承認エンティティ60は、サーバ10から受信した精算処理の情報と、カードシステム70から受信した利用に関する情報とが整合すると判断した場合は、精算コントラクト521に対して署名を送信しする。
一方、第三者承認エンティティ60は、整合しないと判断した場合は、精算コントラクト521に対して署名を行わない。また、この場合、第三者承認エンティティ60は、整合しないことを示す情報(ユーザID2011、不整合の内容、タイムスタンプ等を含む)情報を、サーバ10、カードシステム70へ送信しても良い。
精算コントラクト521は、共同署名の要件の検証を行い署名確認が失敗した場合、エラーイベントを発行しエラーの詳細を示す情報を含むメッセージをサーバ10へ送信する。
BINスポンサーは、本開示にかかる情報処理システム1を提供する事業者、第三者承認エンティティとは資本関係がなく、独立した判断を行うことができる立場の組織である。BINスポンサーは、精算金請求権の保全が必要と判断した場合に特別な権限を持ち、第三者承認エンティティとの共同署名(マルチシグ)によって、担保暗号資産をBINスポンサー自身のウォレットに移転する権限を有する。
BINスポンサーは、システム全体の安全性と信頼性を高める存在である。
精算コントラクト521は、送信したトランザクションの状態を監視し、ブロックチェーン上で確認されるまで待機する。トランザクションがブロックに含まれ、一定数のブロック確認を経た後、精算コントラクト521は移転が完了したと判断する。精算コントラクト521は、ユーザウォレット501の残高、精算済み記録の更新を実行する。
これにより、ユーザの事前の署名委託に基づき、マルチシグ方式を用いた安全かつ透明性の高い精算処理が実現される。第三者承認エンティティとBINスポンサーの関与により、処理の正当性が担保され、同時に柔軟な資金管理が可能である。また、各エンティティが独立して署名を行うことで、セキュリティと透明性が担保される。
精算処理(第二実施形態)は、ユーザによるカード決済の利用に応じて、任意のタイミングでユーザが代金を暗合資産で支払う処理である。
具体的に、ユーザが支払期日までに、任意のウォレットから利用代金相当額暗号資産を、事業者、BINスポンサー及び第三者承認エンティティがマルチシグ方式によって管理する入金ウォレットに移転する。
図15は、精算処理(第二実施形態)の動作を示すフローチャートである。
図16は、精算処理(第二実施形態)の動作を示すブロック図である。
図17は、精算処理(第二実施形態)の動作を示すシーケンス図である。
精算処理(第二実施形態)は、精算登録ステップと、入金ステップと、精算クリアステップと、移転ステップと、からなる一連の処理である。
以下に、精算処理(第二実施形態)の詳細を説明する。
ステップS501Bは、ステップS501Aと同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS502Bにおいて、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、ユーザアプリを介して、任意のタイミングで(規定の支払日よりも前に)精算処理を開始することを選択する。サーバ10の制御部104は、ユーザの未精算残高を確認し、精算すべき金額をユーザ端末20へ送信し、ユーザ端末20の制御部204は未精算残高をユーザに提示する。
ユーザは、ユーザは、支払いに使用する暗号資産を選択する。選択された暗合資産は、システムがサポートする暗号資産である。ユーザは、選択した暗号資産を、事業者、BINスポンサー及び第三者承認エンティティがマルチシグ方式によって管理する入金ウォレットに送信する
サーバ10の制御部104は、入金ウォレットでの暗合資産の受け取りを確認する。確認処理は、トランザクションの検証、入金額の正確性の確認、使用された暗号資産の有効性の確認等を含む。
サーバ10の制御部104は、入金が確認された場合に、入金をユーザに関連付けて記憶する。サーバ10の制御部104は、入金確認後、ユーザに入金完了の通知を送信する。
ステップS503Bにおいて、サーバ10の制御部104は、精算コントラクト521に対して精算データのクリアを指示する。精算コントラクト521は、クリア指示を受け取ると、関連する全てのデータ(ユーザID、入金額、入金日時など)を確認する。精算コントラクト521は、入金された暗合資産の金額と、清算すべき金額の整合性をチェックする。精算コントラクト521は、整合性が確認されたら、ユーザウォレット501に設定されていた一時的なロックを解除する。
精算コントラクト521は、ユーザの精算状況を「精算済み」に更新し、精算日時や精算金額などの情報を記録する。精算コントラクト521は、精算データクリアの完了を示すイベントをブロックチェーン上に発行する。精算コントラクト521は、精算データクリアの完了をサーバ10の制御部104に通知する。
ステップS504Bは、ステップS503Aと同様の処理であるため説明を省略する。
精算処理(第三実施形態)は、ユーザによるカード決済の利用に応じて、任意のタイミングでユーザが代金を現金で支払う処理である。
ユーザは支払期日までに、自らの銀行口座から事業者の銀行口座に入金する。
図18は、精算処理(第三実施形態)の動作を示すフローチャートである。
図19は、精算処理(第三実施形態)の動作を示すブロック図である。
図20は、精算処理(第三実施形態)の動作を示すシーケンス図である。
精算処理(第三実施形態)は、精算登録ステップと、入金ステップと、精算クリアステップと、からなる一連の処理である。
以下に、精算処理(第二実施形態)の詳細を説明する。
ステップS501Cは、ステップS501Aと同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS502Cにおいて、ユーザは、ユーザアプリを通じて、任意のタイミングで(規定の支払日よりも前に)精算処理を開始することを選択する。サーバ10の制御部104は、ユーザの未精算残高を確認し、精算すべき金額をユーザに提示する。
ユーザは、自らの銀行口座から事業者の銀行口座(事業者口座)に対して現金を振り込む。サーバ10の制御部104は、事業者口座での入金を確認する。
サーバ10の制御部104は、事業者講座における入金が確認されたときに、この入金をユーザの記録に関連付けて保存する。サーバ10の制御部104は、ユーザに入金完了の通知を送信する。
ステップS503Cは、ステップS503Bと同様であるため説明を省略する。
移転処理は、ユーザがコントラクトウォレット(ユーザウォレット501)から資金を引き出す一連の処理である。この処理は、移転指示ステップ、残高チェックステップ、移転ステップの3つの主要ステップからなる。
図21は、移転処理の動作を示すフローチャートである。
図22は、移転処理の動作を示すブロック図である。
図23は、移転処理の動作を示すシーケンス図である。
移転処理は、ユーザによる出金指示、支払い暗合資産の確認と残高チェック、および実際の資金移転を含む一連の流れである。この過程で、ユーザウォレット、EOAウォレット、および出金先ウォレットが連携して動作する。
ステップS701において、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、ユーザアプリを介して、ユーザウォレット501からの出金操作を行う。ユーザは、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、ユーザアプリを介して、出金先ウォレットと、出金額を指定する。ユーザアプリは、EOAウォレット2013に対して出金操作の署名リクエストを送信する。EOAウォレット2013は、ユーザウォレット501に対して出金操作の署名付きトランザクションを送信する。
ステップS702において、ユーザウォレット501は、出金要求された暗合資産が支払い暗合資産として登録されているかどうかを確認する。ユーザウォレット501は、支払い暗合資産として登録されている場合、現在の残高から出金要求額を差し引いた金額が利用限度額以上であるかをチェックする。ユーザウォレット501は、チェックの結果、利用限度額を下回る場合は出金を拒否し、処理を終了する。ユーザウォレット501は、支払い暗合資産として登録されていない場合は、残高チェックは行わず、次のステップに進む。
ステップS703において、ユーザウォレット501は、残高チェックステップの結果に基づいて出金を実行する。ユーザウォレット501は、出金が承認された場合、指定された出金先ウォレットに対して暗合資産を送金する。
ユーザウォレット501は、送金完了後、ユーザアプリに対して出金完了通知を送信する。ユーザアプリは、出金完了通知をユーザに表示する。精算コントラクト521は、移転処理の完了を記録し、必要に応じてイベントを発行する。サーバ10の制御部104は、ユーザテーブル1012の該当するユーザの残高情報を更新する。
限度額変更処理は、カード決済の上限金額を設定する処理である。
図24は、限度額変更処理の動作を示すフローチャートである。
図25は、限度額変更処理の動作を示すブロック図である。
図26は、限度額変更処理の動作を示すシーケンス図である。
限度額変更処理は、限度額変更操作ステップと、残高チェックと、限度額更新ステップと、からなる一連の処理である。
以下に、限度額変更処理の詳細を説明する。
ステップS901において、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、ユーザ端末20のユーザアプリを介して、利用限度額の変更操作を行う。ユーザは新しい利用限度額を指定する。ユーザアプリは、EOAウォレット2013に対して限度額変更操作の署名リクエストを送信する。EOAウォレット2013は、ユーザウォレット501に対して限度額変更操作の署名付きトランザクションを送信する。
ステップS902において、ユーザウォレット501は、要求された新しい限度額がウォレット残高を超えていないかをチェックする。新しい限度額がウォレット残高を超える場合、変更要求を拒否し、ユーザに通知する。ユーザウォレット501は、精算コントラクト521に対して未精算額の照会を行う。
精算コントラクト521は、当該ユーザの未精算額を確認し、ユーザウォレット501に返送する。ユーザウォレット501は、新しい限度額が未精算額以上であることを確認する。
ステップS903において、ユーザウォレット501は、残高チェックステップでの確認が全て通過した場合、新しい利用限度額を設定する。ユーザウォレット501は、更新が完了すると、ユーザアプリに対して限度額変更完了通知を送信する。
ユーザアプリは、限度額変更の結果をユーザに表示する。精算コントラクト521は、限度額変更の完了を記録し、必要に応じてイベントを発行する。サーバ10の制御部104は、ユーザテーブル1012の該当するユーザの利用限度額項目を更新する。
この限度額変更処理により、ユーザは柔軟に利用限度額を管理できる。ウォレット残高と未精算額との整合性が保たれ、システムの安全性が確保される。ユーザは、上限金額の範囲内で利便性良くカード決済を行うことができる。また、カード決済の際に、ユーザウォレットを照会する必要がないため、カード決済処理の速度を向上させることができる。
図27は、コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ90は、プロセッサ901、主記憶装置902、補助記憶装置903、通信IF991(インタフェース、Interface)を少なくとも備える。これらは通信バス921により相互に電気的に接続される。
ネットワークは、インターネット、LAN、無線基地局等によって構築される各種移動通信システム等で構成される。例えば、ネットワークには、3G、4G、5G移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、所定のアクセスポイントによってインターネットに接続可能な無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))等が含まれる。無線で接続する場合、通信プロトコルとして例えば、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。有線で接続する場合は、ネットワークには、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により直接接続するものも含む。
コンピュータ90の基本ハードウェア構成(図27)により実現されるコンピュータの機能構成を説明する。コンピュータは、制御部、記憶部、通信部の機能ユニットを少なくとも備える。
本明細書において、circuitry、ユニット、手段は、記載された機能を実現するようにプログラムされたハードウェア、又は実行するハードウェアである。当該ハードウェアは、本明細書に開示されているあらゆるハードウェア、又は、当該記載された機能を実現するようにプログラムされた、又は、実行するものとして知られているあらゆるハードウェアであってもよい。
当該ハードウェアがcircuitryのタイプであるとみなされるプロセッサである場合、当該circuitry、手段、又はユニットは、ハードウェアと、当該ハードウェア及び又はプロセッサを構成する為に用いられるソフトウェアの組合せである。
通常、各テーブル、各マスタにはレコードを一意に特定するための主キーとなるカラムが設定されるが、カラムへの主キーの設定は必須ではない。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、記憶部に記憶された特定のテーブル、マスタにレコードを追加、削除、更新を実行させることができる。
また、記憶部に、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶させることにより、本開示にかかる情報処理装置、情報処理システムが製造されたものとして捉えることができる。
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
ユーザが操作可能なユーザ端末、サーバからなる情報処理システムに用いられるプログラムであって、サーバが、暗号資産を、ユーザに関連づけられた所定のユーザウォレットに格納する格納ステップ(S104)と、所定のユーザウォレットに対して支払先にかかる精算コントラクトを割り当てる割当ステップ(S105)と、ユーザ端末により行われたカード決済に関するリクエストを受信したことに応じて、カード決済事業者が提供するカードシステムに対するカード決済を行う決済ステップ(S301)と、ユーザから当該カード決済に対応する出金の承認を得ることなく、カード決済に応じた暗号資産を、精算コントラクトに基づきユーザウォレットから移転する処理を実行する移転ステップ(S503)と、を実行するプログラム。
これにより、利便性に優れた暗号資産を用いたカード決済サービスを実現できる。具体的に、ユーザは、カード決済ごとに暗号資産の移転を承認する手間を要さない、使い勝手の良いカード決済サービスを実現できる。
情報処理システムは、サーバを提供する事業者とは異なる第三者が提供する情報処理装置である第三者承認エンティティを含み、移転ステップ(S503)は、ユーザウォレットから暗号資産を移転する際に、第三者承認エンティティからの承認を受け付けたことに応じて、ユーザウォレットから暗号資産を移転するステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、システムのセキュリティと信頼性を向上させることができる。不正取引や誤操作等を提言することができる。
第三者承認エンティティは、カードシステムに決済ステップにおけるカード決済の利用金額の照会を行い、当該照会結果がユーザウォレットから移転する暗号資産と整合している場合は承認を示す情報を出力し、整合しない場合は承認を示す情報を出力しない、付記2記載のプログラム。
これにより、暗号資産の移転が適切に行われ、システムの信頼性を向上させることができる。
サーバが、ユーザから、カード決済の上限金額を設定する上限金額設定ステップ(S901)と、を実行し、決済ステップ(S302)は、上限金額設定ステップにおいて設定した上限金額の範囲内でカード決済を行うステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、ユーザは、上限金額の範囲内で利便性良くカード決済を行うことができる。
決済ステップ(S303)は、上限金額設定ステップにおいて上限金額が設定されている場合に、所定のユーザウォレットを照会することなしにカード決済を行うステップである、付記4記載のプログラム。
これにより、ユーザウォレットを照会する必要がないため、カード決済処理の速度を向上させることができる。
サーバが、決済ステップの前に、カード決済に関するリクエストに基づいてオーソリ取得要求を受信するオーソリ取得ステップ(S302)と、オーソリ取得ステップにおいて受信したオーソリ取得要求に応じて、ユーザウォレット内の暗号資産の移転をロックするロックステップ(S303)と、を実行し、決済ステップ(S303)は、ロックステップの後に、カード決済を行うステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、取引の安全性を向上させることができる。システムの信頼性と安定性を向上させることができる。
サーバが、所定の期間ごとに、カードシステムからユーザの1または複数のカード決済の利用履歴に応じた請求金額を集計する請求集計ステップ(S502)と、を実行し、移転ステップ(S503)は、請求集計ステップにおいて集計した請求金額に応じた暗号資産をユーザウォレットから移転するステップである、付記1記載のプログラム。
定期的な請求集計により、複数の少額取引を一括して処理することができる。ブロックチェーン上のトランザクション数を削減することにより、システム全体の効率性と経済性を向上させることができる。
移転ステップ(S503)は、ユーザウォレットからサーバを提供する事業者の事業者ウォレットへ、暗号資産を移転するステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、ユーザウォレットから事業者ウォレットへ暗号資産を移転することができる。
情報処理システムは、サーバを提供する事業者とは異なる者が提供する情報処理装置であるBINスポンサーを含み、移転ステップ(S503)は、ユーザウォレットから暗号資産を移転する際に、BINスポンサーからの承認を受け付けたことに応じて、ユーザウォレットから暗号資産を移転するステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、システムのセキュリティと信頼性を向上させることができる。不正取引や誤操作等を提言することができる。
ユーザが操作可能なユーザ端末、サーバからなる情報処理システムに実行される方法であって、情報処理システムが、付記1から付記9のいずれかに係る発明において実行される全てのステップを実行する方法。
これにより、利便性に優れた暗号資産を用いたカード決済サービスを実現できる。
付記1から付記9のいずれかに係る発明において実行される全てのステップを実行する手段を備えるユーザが操作可能なユーザ端末、サーバからなる情報処理システム。
これにより、利便性に優れた暗号資産を用いたカード決済サービスを実現できる。
Claims (11)
- ユーザが操作可能なユーザ端末、サーバからなる情報処理システムに用いられるプログラムであって、
前記サーバに、
暗号資産を、前記ユーザに関連づけられた所定のユーザウォレットに格納する格納ステップと、
所定の支払先を暗号資産の移転先として関連付けられた精算コントラクトのアドレスを、前記ユーザウォレットに記憶する割当ステップと、
前記ユーザ端末により行われたカード決済に関するリクエストを受信したことに応じて、カード決済事業者が提供するカードシステムに対するカード決済を行う決済ステップと、
前記ユーザから当該カード決済に対応する出金の承認を得ることなく、前記カード決済に応じた暗号資産を、前記精算コントラクトに基づき前記ユーザウォレットから前記所定の支払先へ、ブロックチェーン上のトランザクションとして移転する処理を実行する移転ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 前記情報処理システムは、前記サーバを提供する事業者とは異なる第三者が提供する情報処理装置である第三者承認エンティティを含み、
前記移転ステップは、前記ユーザウォレットから暗号資産を移転する際に、前記第三者承認エンティティからの承認を受け付けたことに応じて、前記ユーザウォレットから暗号資産を移転するステップである、
請求項1記載のプログラム。 - 前記第三者承認エンティティは、前記カードシステムに前記決済ステップにおけるカード決済の利用金額の照会を行い、当該照会結果が前記ユーザウォレットから移転する暗号資産と整合している場合は承認を示す情報を出力し、整合しない場合は承認を示す情報を出力しない、
請求項2記載のプログラム。 - 前記サーバに、
前記ユーザから、前記カード決済の上限金額を設定する上限金額設定ステップと、
を実行させ、
前記決済ステップは、前記上限金額設定ステップにおいて設定した前記上限金額の範囲内でカード決済を行うステップである、
請求項1記載のプログラム。 - 前記決済ステップは、前記上限金額設定ステップにおいて上限金額が設定されている場合に、前記所定のユーザウォレットを照会することなしにカード決済を行うステップである、
請求項4記載のプログラム。 - 前記サーバに、
前記決済ステップの前に、前記カード決済に関するリクエストに基づいてオーソリ取得要求を受信するオーソリ取得ステップと、
前記オーソリ取得ステップにおいて受信した前記オーソリ取得要求に応じて、前記ユーザウォレット内の暗号資産の移転をロックするロックステップと、
を実行させ、
前記決済ステップは、前記ロックステップの後に、前記カード決済を行うステップである、
請求項1記載のプログラム。 - 前記サーバに、
所定の期間ごとに、前記カードシステムから前記ユーザの1または複数のカード決済の利用履歴に応じた請求金額を集計する請求集計ステップと、
を実行させ、
前記移転ステップは、前記請求集計ステップにおいて集計した前記請求金額に応じた暗号資産を前記ユーザウォレットから移転するステップである、
請求項1記載のプログラム。 - 前記移転ステップは、前記ユーザウォレットから前記サーバを提供する事業者の事業者ウォレットへ、暗号資産を移転するステップである、
請求項1記載のプログラム。 - 前記情報処理システムは、前記サーバを提供する事業者とは異なる者が提供する情報処理装置であるBINスポンサーを含み、
前記移転ステップは、前記ユーザウォレットから暗号資産を移転する際に、前記BINスポンサーからの承認を受け付けたことに応じて、前記ユーザウォレットから暗号資産を移転するステップである、
請求項1記載のプログラム。 - ユーザが操作可能なユーザ端末、サーバからなる情報処理システムが実行する方法であって、
前記サーバが、
暗号資産を、前記ユーザに関連づけられた所定のユーザウォレットに格納する格納ステップと、
所定の支払先を暗号資産の移転先として関連付けられた精算コントラクトを、前記ユーザウォレットと関連付けて記憶する割当ステップと、
前記ユーザ端末により行われたカード決済に関するリクエストを受信したことに応じて、カード決済事業者が提供するカードシステムに対するカード決済を行う決済ステップと、
前記ユーザから当該カード決済に対応する出金の承認を得ることなく、前記カード決済に応じた暗号資産を、前記精算コントラクトに基づき前記ユーザウォレットから前記所定の支払先へ、ブロックチェーン上のトランザクションとして移転する処理を実行する移転ステップと、
を実行する、
方法。 - ユーザが操作可能なユーザ端末、サーバからなる情報処理システムであって、
前記サーバが、
暗号資産を、前記ユーザに関連づけられた所定のユーザウォレットに格納する格納手段と、
所定の支払先を暗号資産の移転先として関連付けられた精算コントラクトを、前記ユーザウォレットと関連付けて記憶する割当手段と、
前記ユーザ端末により行われたカード決済に関するリクエストを受信したことに応じて、カード決済事業者が提供するカードシステムに対するカード決済を行う決済手段と、
前記ユーザから当該カード決済に対応する出金の承認を得ることなく、前記カード決済に応じた暗号資産を、前記精算コントラクトに基づき前記ユーザウォレットから前記所定の支払先へ、ブロックチェーン上のトランザクションとして移転する処理を実行する移転手段と、
を備える、
情報処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2024144505A JP7638041B1 (ja) | 2024-08-26 | 2024-08-26 | プログラム、方法、情報処理システム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7808904B1 (ja) | 2025-08-25 | 2026-01-30 | スラッシュ フィンテック リミテッド | プログラム、方法、情報処理システム |
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