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JP7631651B2 - スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整剤 - Google Patents

スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整剤 Download PDF

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Description

本発明は、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整剤に関する。
近年、人体に有用な作用を有する菌体を有効成分として含む化粧料が提案されている(特許文献1)。
例えば、特許文献2には、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)を有効成分とした、アトピー性皮膚炎の治療用途が開示されている。
そして、肌状態に良い効果を示す特定の菌体を、特異的にコントロールする技術も注目を集めている。
ところで、従来技術として、特許文献3には、オタネニンジン(高麗ニンジン)抽出物を含有する、皮膚バリア機能増強剤が開示されている。
また、特許文献4には、チンピ(Citrus unshiu Mare.)が、肌を色白にし、人工又は自然の紫外線に露出されたときの色素沈着を軽減する作用を有することが開示されている。
また、特許文献5には、チンピ(Citrus unshiu peel)を含む、ニキビ肌用皮膚外用剤が開示されている。
また、上記の植物抽出物と、糖類を組み合わせた皮膚外用組成物として、特許文献6には、オタネニンジン(高麗ニンジン)及び、トレハロースを含む皮膚外用組成物が開示されている。
また、特許文献7には、ウコギ科ニンジンエキス(高麗ニンジン)とサイクロデキストリン化合物とからなる組成物が開示されている。
また、特許文献8には、チンピ抽出物及び、オリゴ糖を含む皮膚外用剤が開示されている。
特開平09-020638号公報 特表2018-515488号公報 特開2015-105268号公報 特表2004-506677号公報 国際公開2009/084200号パンフレット 特開2008-208118号公報 特開平11-290024号公報 特開2007-204449号公報
前述の先行技術のあるところ、本発明は、特定の菌体の量を特異的にコントロールする新規な技術を提供することを課題とする。
本発明者らは鋭意研究努力の結果、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物に、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進作用があることを見出し、本発明を完成させた。
上記課題を解決する本発明は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物からなる、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整剤である。
本発明の好ましい形態では、高麗ニンジン抽出物、チンピ抽出物、テンニンカ抽出物から選ばれる二以上を組み合わせることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前述の菌量調整剤は、
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、
テンニンカ抽出物と、
を有効成分として含む、
スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制のための菌量調整剤である。
本発明の好ましい形態では、前述の菌量調整剤は、
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、
キシリトールと、
を有効成分として含む、
スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制のための菌量調整剤である。
なお、本明細書において、「菌量促進」の概念は、菌量の増加、菌量の減少抑制の何れも含む。また、「菌量抑制」の概念は、菌量の減少、菌量の増加抑制の何れも含む。
本発明の好ましい形態では、前述の菌量調整剤は、皮膚外用組成物である。
また本発明は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、
キシリトールと、
を含むことを特徴とする、皮膚外用組成物でもある。
また本発明は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、
テンニンカ抽出物と、
を含むことを特徴とする、皮膚外用組成物でもある。
本発明の好ましい形態では、前述の皮膚外用組成物は、目立つ毛穴個数の増加及び/又はメラニン量の増加、シワ本数に基づく肌状態を予防又は改善するためのものである。
また、本発明の好ましい形態では、前述の皮膚外用組成物は、肌荒れ、皮脂量の増加、シミ、くすみ、色素沈着、シワから選ばれる1又は2以上のために用いられる。
また、本発明の好ましい形態では、前述の皮膚外用組成物は、化粧料である。
また、本発明の好ましい形態では、前述の皮膚外用組成物は、医薬品である。
本発明によれば、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進作用に優れた剤を提供することができる。
また、本発明の好ましい実施の形態によれば、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制作用に優れた剤を提供することができる。
試験例1の結果を示すグラフである。 参考試験例の結果を示すグラフである。 試験例2の結果を示すグラフである。 試験例3の結果を示すグラフである。 試験例4の結果を示すグラフである。 試験例5の結果を示すグラフである。 試験例6の結果を示すグラフである。 <実施例3>塗布試験における、S.hominis量の結果を示すグラフである。 <実施例3>塗布試験における、S.aureus量の結果を示すグラフである。 <実施例3>塗布試験における、P.acnes量の結果を示すグラフである。 <実施例4>肌状態に関するパラメータとスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)との関連性の検証試験における、S.hominis量の結果を示すグラフである。 <実施例4>肌状態に関するパラメータとスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)との関連性の検証試験における、目立つ毛穴個数の変化量についての結果を示す図である。 <実施例4>肌状態に関するパラメータとスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)との関連性の検証試験における、メラニン指数の変化量についての結果を示す図である。 <実施例4>肌状態に関するパラメータとスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)との関連性の検証試験における、シワ本数の変化量についての結果を示す図である。 <実施例5>のテンニンカ抽出物単体によるスタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)量の推移結果を示すグラフである。 <実施例6>の高麗ニンジン抽出物(ニンジンLAH2A)とテンニンカ抽出物の組み合わせによる、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)量の推移結果を示すグラフである。 <実施例6>のチンピ抽出物とテンニンカ抽出物の組み合わせによる、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)量の推移結果を示すグラフである。 <実施例6>の高麗ニンジン抽出物(ニンジン抽出液)とテンニンカ抽出物の組み合わせによる、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)量の推移結果を示すグラフである。 <実施例6>の高麗ニンジン抽出物(ニンジンLAH2A)とテンニンカ抽出物の組み合わせによる、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)量の推移結果を示すグラフである。 <実施例6>のチンピ抽出物とテンニンカ抽出物の組み合わせによる、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)量の推移結果を示すグラフである。 <実施例6>の高麗ニンジン抽出物(ニンジン抽出液)とテンニンカ抽出物の組み合わせによる、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)量の推移結果を示すグラフである。
本発明のスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整剤は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物からなる。
ここで、本発明においては、高麗ニンジン抽出物、チンピ抽出物、テンニンカ抽出物から選ばれる二以上を組み合わせる形態とすることが好ましい。
高麗ニンジン抽出物は、日本において自生又は生育された高麗ニンジン及び/又はチンピを抽出することで、作製することができる。
また、植物原料を扱う会社より販売されている市販の高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物を購入し、使用することもできる。
高麗ニンジン抽出物は、植物原料を扱う会社より販売されている市販の高麗ニンジン抽出物を購入し、使用することもできる。
また、高麗ニンジン抽出物は、日本において自生又は生育された高麗ニンジンの根を抽出することで、作製することができる。
高麗ニンジンエキスの抽出に際し、高麗ニンジンの根は予め、粉砕或いは細切して抽出効率を向上させるように加工することが好ましい。
抽出物は、以下の方法で得ることができる。高麗ニンジンの根又はその乾燥物1質量部に対して、溶媒を1~30質量部加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬する。浸漬後は、室温まで冷却し、所望により不溶物を除去した後、溶媒を減圧濃縮するなどにより除去する。しかる後、シリカゲルやイオン交換樹脂を充填したカラムクロマトグラフィ-などで分画精製し、所望の抽出物を得ることができる。
抽出溶媒としては、極性溶媒が好ましく、水、エタノ-ル、イソプロピルアルコ-ル、ブタノ-ルなどのアルコ-ル類、1,3-ブタンジオ-ル、ポリプロピレングリコ-ルなどの多価アルコ-ル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチルエ-テル、テトラヒドロフランなどのエ-テル類から選択される1種乃至は2種以上が好適に例示できる。
中でも、抽出溶媒としてエタノールを好ましく挙げることができる。
チンピ抽出物は、植物原料を扱う会社より販売されている市販のチンピ抽出物を購入し、使用することもできる。
また、チンピ抽出物は、日本において自生又は生育されたミカン科植物(例えば、マンダリンオレンジ)の果皮を抽出することで、作製することができる。
また、チンピエキスの抽出に際し、ミカン科植物の果皮は、予め、粉砕或いは細切して抽出効率を向上させるように加工することが好ましい。
抽出物は、以下の方法で得ることができる。ミカン科植物の果皮又はその乾燥物1質量に対して、溶媒を1~30質量部加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬する。浸漬後は、室温まで冷却し、所望により不溶物を除去した後、溶媒を減圧濃縮するなどにより除去する。しかる後、シリカゲルやイオン交換樹脂を充填したカラムクロマトグラフィ-などで分画精製し、所望の抽出物を得ることができる。
抽出溶媒としては、極性溶媒が好ましく、水、エタノ-ル、イソプロピルアルコ-ル、ブタノ-ルなどのアルコ-ル類、1,3-ブタンジオ-ル、ポリプロピレングリコ-ルなどの多価アルコ-ル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチルエ-テル、テトラヒドロフランなどのエ-テル類から選択される1種乃至は2種以上が好適に例示できる。
中でも、抽出溶媒としてエタノールを好ましく挙げることができる。
テンニンカ抽出物は、日本において自生又は生育されたテンニンカを抽出することで、作製することができる。
また、植物原料を扱う会社より販売されている市販のテンニンカ抽出物を購入し、使用することもできる。
テンニンカ抽出物の抽出に際し、テンニンカの果実は予め、粉砕或いは細切して抽出効率を向上させるように加工することが好ましい。
抽出物は、以下の方法で得ることができる。テンニンカの果実又はその乾燥物1質量部に対して、溶媒を1~30質量部加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬する。浸漬後は、室温まで冷却し、所望により不溶物を除去した後、溶媒を減圧濃縮するなどにより除去する。しかる後、シリカゲルやイオン交換樹脂を充填したカラムクロマトグラフィ-などで分画精製し、所望の抽出物を得ることができる。
抽出溶媒としては、極性溶媒が好ましく、水、エタノ-ル、イソプロピルアルコ-ル、ブタノ-ルなどのアルコ-ル類、1,3-ブタンジオ-ル、ポリプロピレングリコ-ルなどの多価アルコ-ル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチルエ-テル、テトラヒドロフランなどのエ-テル類から選択される1種乃至は2種以上が好適に例示できる。
中でも、抽出溶媒としてエタノールを好ましく挙げることができる。
本発明の菌量調整剤における高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物の含有量は、好ましくは0.02質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.08質量%以上、特に好ましくは0.1質量%以上である。
また、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物の含有量は、2質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.2質量%以下である。
本発明の菌量調整剤におけるテンニンカ抽出物の含有量は、好ましくは0.02質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.08質量%以上、特に好ましくは0.1質量%以上である。
また、テンニンカ抽出物の含有量は、2質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.2質量%以下である。
本発明においては、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物とテンニンカ抽出物とを組み合わせて用いることが好ましい。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物とを組み合わせることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができる。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物とを組み合わせることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制を両立することができる。
本発明の菌量調整剤における高麗ニンジン抽出物と、テンニンカ抽出物の含有比は、好ましくは、1:1.5~1:0.5、より好ましくは1:1.2~1:0.8である。
また、本発明の菌量調整剤におけるチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物の含有比は、好ましくは1:2~1:0.5、より好ましくは、1:1.5~1:0.5、さらに好ましくは1:1.2~1:0.8である。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物の含有量を上記範囲とすることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができる。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物の含有量を上記範囲とすることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制を両立することができる。
本発明においては、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物とキシリトールとを組み合わせて用いることが好ましい。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールとを組み合わせることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができる。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールとを組み合わせることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制を両立することができる。
本発明の菌量調整剤におけるキシリトールの含有量は、好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは0.8質量%以上である。
また、本発明の菌量調整剤におけるキシリトールの含有量は、2質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.2質量%以下である。
本発明の菌量調整剤における高麗ニンジン抽出物と、キシリトールの含有比は、好ましくは、1:1.5~1:0.5、より好ましくは1:1.2~1:0.8である。
また、本発明の菌量調整剤におけるチンピ抽出物と、キシリトールの含有比は、好ましくは1:2~1:0.5、より好ましくは、1:1.5~1:0.5、さらに好ましくは1:1.2~1:0.8である。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールの含有量を上記範囲とすることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができる。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールの含有量を上記範囲とすることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制を両立することができる。
本発明の菌量調整剤は、皮膚外用組成物又は経口用組成物の形態とすることができる。
中でも、本発明の菌量調整剤は、皮膚外用組成物の形態とすることが好ましい。
皮膚外用組成物としては化粧料、医薬品などが好適に例示できる。
中でも、継続的に使用できる化粧料の形態とすることが好ましく、例えば化粧水、乳液、美容液、クリーム、ジェル、サンケア品等の形態とすることができる。
皮膚外用組成物における高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物の含有量は、0.05質量%以上、好ましくは0.08質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上である。
また、皮膚外用組成物における高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物の含有量は、2質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.2質量%以下である。
皮膚外用組成物におけるテンニンカ抽出物の含有量は、0.05質量%以上、好ましくは0.08質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上である。
また、皮膚外用組成物におけるテンニンカ抽出物の含有量は、2質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.2質量%以下である。
皮膚外用組成物におけるキシリトールの含有量は、好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは0.8質量%以上である。
また、皮膚外用組成物におけるキシリトールの含有量は、2質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.2質量%以下である。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールの含有量を上記範囲とすることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができる。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールの含有量を上記範囲とすることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制を両立することができる。
また、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物の含有量を上記範囲とすることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができる。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物の含有量を上記範囲とすることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制を両立することができる。
ここで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進により、アトピー性皮膚炎を改善することができることが知られている。
また、後述の実施例に示すように、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進により、目立つ毛穴個数の増加、メラニン量の増加、シワ本数の増加の何れかに基づく肌状態を予防又は改善することができる。
ここで、目立つ毛穴個数の増加により引き起こされる皮膚の状態としては、肌荒れ、皮脂量の増加を挙げることができる。
また、メラニン量の増加により引き起こされる皮膚の状態としては、シミ、くすみ、色素沈着、炎症後色素沈着、日光色素斑などを挙げることができる。
また、シワ本数の増加により引き起こされる皮膚の状態としては、シワを挙げることができる。
また、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制により、アトピー性皮膚炎を改善することができることが知られている。
また、プロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制により、ニキビを改善することができることが知られている。
そのため、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、さらに、キシリトールとを組み合わせて用いることで、上述の菌体の量を特異的にコントロールし、上記の肌状態改善作用を複合的に奏する皮膚外用組成物を提供することができる。
また、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、さらに、テンニンカ抽出物とを組み合わせて用いることで、上述の菌体の量を特異的にコントロールし、上記の肌状態改善作用を複合的に奏する皮膚外用組成物を提供することができる。
皮膚外用組成物の形態として提供する場合、その組成も特に限定されず、本発明の効果を損ねない限度において、通常使用される任意成分を含有することもできる。このような任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボカド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類;流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類;オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等;イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類等の油剤類;脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;イミダゾリン系両性界面活性剤(2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキサイド-1-カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE-ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE-グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2-オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2-デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類;ポリエチレングリコール、グリセリン、エリスリトール、ソルビトール、マルチトール、プロピレングリコール、2,4-ヘキサンジオール等の多価アルコール類;ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;アントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸系紫外線吸収剤;桂皮酸系紫外線吸収剤;ベンゾフェノン系紫外線吸収剤;糖系紫外線吸収剤;2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4-メトキシ-4'-t-ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類などが好ましく例示できる。
経口組成物とする場合、本発明の有効成分を含む食品用組成物とすることが好ましい。
具体的には、一般食品、錠剤、顆粒剤、ドリンク剤等の剤形を有するサプリメントの形態とすることができる。
ここで、経口組成物における高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物の含有量、及び含有量比については、前述の皮膚外用組成物の好ましい実施の形態の記載を準用することができる。
また、経口組成物におけるテンニンカ抽出物の含有量、及び含有量比については、前述の皮膚外用組成物の好ましい実施の形態の記載を準用することができる。
また、経口組成物とする場合、本発明の効果を損なわない範囲において、任意成分を適宜配合してもよい。
また、本発明は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物を含む組成物と、キシリトールを含む組成物とを含むキットの形態とすることもできる。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物を含む組成物と、キシリトールを含む組成物とを含むキットにおける、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物を含む組成物と、キシリトールを含む組成物とを混合したときの各有効成分の含有量は、前述の事項を適用することができる。
また、本発明は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物を含む組成物と、テンニンカ抽出物を含む組成物とを含むキットの形態とすることもできる。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物を含む組成物と、テンニンカ抽出物を含む組成物とを含むキットにおける好ましい実施の形態は、前述の説明を援用することができる。
また、本発明は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールとを皮膚に適用することを特徴とする、皮膚上の菌量調整方法とすることもできる。
ここで、本発明の皮膚上の菌量調整方法は非治療的方法であり、好ましくは美容方法、さらに好ましくは皮膚の美容方法である。
本発明の皮膚上の菌量調整方法によれば、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができる。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールとを皮膚に適用することで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制をすることができる。
本発明の方法によれば、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールとを皮膚に適用し上述の菌量調整をすることにより、より効果的に目立つ毛穴個数の増加、メラニン量の増加、シワ本数の増加の何れかに基づく肌状態を予防又は改善することができる。
より具体的には、本発明の方法によれば、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールとを皮膚に適用し上述の菌量調整をすることにより、肌荒れ、皮脂量の増加、シミ、くすみ、色素沈着、炎症後色素沈着、日光色素斑、シワの予防又は改善をすることができる。
また、本発明は、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物とを皮膚に適用することを特徴とする、皮膚上の菌量調整方法とすることもできる。
高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物とを皮膚に適用することを特徴とする、皮膚上の菌量調整方法における好ましい実施の形態は、前述の説明を援用することができる。
なお、本発明の皮膚上の菌量調整方法における好ましい実施の形態には、前述した内容を適用することができる。
以下、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、キシリトールとを組み合わせたときの菌量調整能を調べた。
<実施例1> 高麗ニンジン抽出物とキシリトールの組み合わせによる菌量の推移試験
(1)試験例1:スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)量の推移の検討
(1-1)細菌懸濁液の用意
まず、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)GTC485株(以下、単にS.hominisとも表記する)を37℃の好気条件で、pH7.0の802培地(下表 参照)を用いて培養した。
ここで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)GTC485株は、日本細菌学会(郵便番号:170-0003、住所:東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル (一財)口腔保健協会内)を通じて購入した。
培養した細菌懸濁液のOD660を、濁度測定器(NovaspecII(amercham pharmacia biotech))を用いて測定し、細菌濃度を算出した。
(1-2)試験の方法及び結果
前述の方法で用意した細菌懸濁液を表1に示す実施例用培地(表1 実施例1)及び比較例用培地(表1 比較例1)に、その全体量が5mLとなるよう、添加した。
細菌添加後の培地における、菌体の量は5×10cellsであった。
添加後、37℃の好気条件下、振とう培養を行った。
振とう培養開始から、1時間ごとに濁度測定器(NovaspecII(amercham pharmacia biotech))を用いてOD660を測定した。
計測した時間のOD660の測定値を、振とう培養開始時のOD660の測定値で引くことにより、OD660の測定値の変化量(OD660Δ初期値)を算出した。
(1-3)参考試験例:高麗ニンジン抽出物の効果の検討
試験培地を比較例用培地(表1 比較例1)、参考例用培地(表1 参考例1)に変更した以外は、前述の(1)と同様の方法により、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)量の推移について検証を行った。
計測した時間のOD660の測定値を、振とう培養開始時のOD660の測定値で引くことにより、OD660の測定値の変化量(OD660Δ初期値)を算出した。
(2)試験例2:スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)量の推移
また、上記と同様の方法により、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)量の推移についても、試験を行った(試験例2)。
ここで、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)として、スタフィロコッカス・アウレウスATCC6538株(以下、単にS.aureusとも表記する)を用いた。ここで、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)ATCC6538株は、製品評価技術基盤機構(郵便番号:292-0818、住所:千葉県木更津市かずさ鎌足2丁目5-8)を通じて購入した。
計測した時間のOD660の測定値を、振とう培養開始時のOD660の測定値で引くことにより、OD660の測定値の変化量(OD660Δ初期値)を算出した。
結果を表2、図1に示す。
なお、結果は、N=3の平均±標準偏差(s.d.)で表した。
また、統計処理はt-検定に基づいて行った(*P<0.05)。
(3) プロピオバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の培養試験
(3-1)細菌懸濁液の用意
まず、プロピオバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)を37℃の嫌気条件で、pH7.0のGAM培地(下表3 参照)を用いて培養した。
ここで、プロピオバクテリウム・アクネス(Propionibacterium Acnes)として、プロピオバクテリウム・アクネスATCC6919株(以下、単にP.acnesとも表記する)を用いた。ここで、プロピオバクテリウム・アクネスATCC6919株は、住商ファーマインターナショナル株式会社(郵便番号:100-0003、住所:東京都千代田区一ツ橋一丁目2番2号 住友商事竹橋ビル12階)を通じて購入した。
(3-2)試験の方法及び結果
前述の方法で用意した細菌懸濁液を表に示す実施例用培地10mL(実施例3)及び比較例用培地10mL(比較例3)に移し替えた。
ここで、他の糖類による影響を排除するため、実施例用培地及び比較例用培地として、GAM培地から糖類を除いた培地(糖類非含有培地)を用いた。
調製した細菌懸濁液の細菌濃度を血球計算盤を用いて算出し、生理食塩水を用いて希釈し、1×10CFU/mL菌液を調製した。
実施例用培地10mL(実施例3)及び比較例用培地10mL(比較例3)での培養開始時から16時間後、20時間後、24時間後のOD660を、濁度測定機(吸光度測定器)を用いて測定した。
結果を表4、図4に示す。
計測した時間のOD660の測定値を、培養開始時のOD660の測定値で引くことにより、OD660の測定値の変化量(OD660Δ初期値)を算出した。
なお、結果は、N=3の平均±標準偏差(s.d.)で表した。
また、統計処理はt-検定に基づいて行った(*P<0.05)。
(4) 考察
実施例1の表2、表4の結果から、高麗ニンジン抽出物とキシリトールとを組み合わせて用いることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができることがわかった。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物とキシリトールとを組み合わせて用いることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制を両立することができることがわかった。
また、試験例1と、参考試験例の結果の比較から、高麗ニンジン抽出物には、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進作用があることがわかった。
<実施例2> チンピ抽出物とキシリトールの組み合わせによる菌量の推移試験
(1)試験例4、5:スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)及び、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の培養試験
実施例1の表1のニンジンLAH-2-A(高麗ニンジンエキス、丸善製薬)を、チンピ抽出液-J(チンピエキス、丸善製薬)に置き換え、実施例1と同様の方法により、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)量及び、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)量の推移を計測した。
結果を、表5、図5、図6に示す。
(2)試験例5:プロピオバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の培養試験
実施例1の表3のニンジンLAH-2-A(高麗ニンジンエキス、丸善製薬)を、チンピ抽出液-J(チンピエキス、丸善製薬)に置き換え、実施例1と同様の方法により、プロピオバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)量の推移を計測した。
結果を、表6、図7に示す。
(3) 考察
実施例2の結果から、キシリトールとチンピ抽出物とを組み合わせて用いることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができることがわかった。
より具体的には、キシリトールとチンピ抽出物とを組み合わせて用いることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制を両立することができることがわかった。
<実施例3>塗布試験
(1)試験の方法
(1-1)被験者
被験者となる男性は20-40代の健常日本人男性6名である。
(1-2)試験方法
(1-2-1)有効成分含有化粧料(実施例)及び有効成分非含有化粧料(比較例、プラセボ化粧料)の製造
PBS40mLに、ニンジンLAH-2-A(高麗ニンジンエキス、丸善製薬)が1質量%、キシリトールが1質量%となるよう混合し、有効成分含有化粧料(実施例)を製造した。
併せて、ニンジンLAH-2-A(高麗ニンジンエキス、丸善製薬)、キシリトールの代わりにPBSを混合し、有効成分非含有化粧料(比較例、プラセボ化粧料)を製造した。
(1-2-2)化粧料の塗布
被験者の左右頬部の一方に有効成分含有化粧料(実施例)を、他方に有効成分非含有化粧料(比較例、プラセボ化粧料)を、0.2mLずつ塗布した。
化粧料の塗布開始から8時間後に、以下の方法により、頬部における菌量の測定を行った。
(1-3) 菌量の測定
化粧料塗布開始前及び、化粧料塗布試験終了時(化粧料の塗布開始から8時間後)に、以下の方法により、各頬部における菌量を測定した。
なお、菌量の測定は、被験者の男性頬部から菌採取用の綿棒(Swab法)にて、細菌叢を採取した。次に、採取した細菌叢よりDNAの抽出を行い、S.hominis、S.aureus、P.acnesについて、下記のプライマーセットを用いて定量PCRを行い、各細菌に由来する16SrDNAを計測することにより、行った。
S.hominis量測定用プライマーセット:
フォワードプライマー(配列番号1);5-TAGATGGATCTGAAACAGTAGTAT-3
リバースプライマー(配列番号2);5-CCTTCAACAATACCAAATTCGTC-3
プローブ(配列番号3);5-AGGTGCTTCATGTACTACAAACTCATTG-3
S.aureus量測定用プライマーセット:
フォワードプライマー(配列番号4);5-AACTGTTGGCCACTATGAGT-3
リバースプライマー(配列番号5);5-CCAGCATTACCTGTAATCTCG-3
P.acnes量測定用プライマーセット:
フォワードプライマー(配列番号6);5-AGGGCTCGTAGGTGGTTG-3
リバースプライマー(配列番号7);5-CCGTTTACAGCGTGGACTA-3
プローブ(配列番号8);5-AGGTGCTTCATGTACTACAAACTCATTG-3
そして、化粧料の塗布前の菌の16SrDNA数を1とし、8時間後の16SrDNA数の比率を算出することにより、化粧料塗布試験完了時の菌量を測定した。
なお、結果は各被験者の平均±標準偏差(s.d.)で表した。
結果を、表7、図8~図10に示す。
図8に示すように、高麗ニンジン抽出物に、さらに、キシリトールを組み合わせて用いた場合であっても、高麗ニンジン抽出物のスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進能は維持できることがわかった。
また、図9、図10に示すように、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)とプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量について、比較例との有意差がなかった。
ここで、高麗ニンジン抽出物のみを適用した場合には、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)とプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量は増加する。
すなわち、高麗ニンジン抽出物に、さらに、キシリトールを組み合わせて用いることで、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)とプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量を抑制できることがわかった。
以上より、実施例3の結果から、キシリトールと高麗ニンジン抽出物とを含む皮膚外用組成物を用いることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができることがわかった。
より具体的には、キシリトールと高麗ニンジン抽出物とを含む皮膚外用組成物を用いることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制を両立することができることがわかった。
<実施例4> 肌状態に関するパラメータとスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)との関連性
以下、本発明の好ましい実施の形態における、用途を裏付ける各種試験結果を示す。
以下の肌状態に関するパラメータとスタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)との関連性を調べた。
なお、以下に記載の菌量は、特に断りのない限り、リード数であり、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis、S.hominis)の存在量を表す。
<1>菌株の培養
本実施例では、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)として、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)GTC485株(以下、単にS.hominisとも表記する)を用いた。
ここで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)GTC485株は、日本細菌学会(郵便番号:170-0003、住所:東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル (一財)口腔保健協会内)を通じて購入した。
取得したS.hominisを37℃の好気条件で、pH7.3のBBL-Tripticase Soybean Agar 培地(Becton Dicknson, ND, USA)で培養した。培養した菌体を採取し、10%スキムミルク溶液に懸濁したものをL-乾燥法により真空凍結乾燥処理をすることで、S.hominis凍結乾燥物(約1011CFU)を得た。製造したS.hominis凍結乾燥物を以下の試験に用いた。
<2>試験の方法、S.hominis量及び肌状態の測定
<2-1>試験の方法
(1)被験者
被験者となる女性は30代のアトピーなどの疾患を有しない健常日本人女性11名である。
(2)試験方法
(2-1)S.hominis含有化粧料(実施例)及びS.hominis非含有化粧料(比較例、プラセボ化粧料)の製造
前述のS.hominis凍結乾燥物を10mL蒸留水に懸濁させ懸濁液(S.hominis含有量:約1010CFU/mL)を調製した。
調製した懸濁液1mLと、化粧水(ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、水酸化カリウム、水を含む)1mLを混和し、S.hominis含有化粧料(実施例、S.hominis含有量:約5×10CFU/mL)を製造した。
併せて、S.hominis非含有スキムミルク凍結乾燥品をS.hominis凍結乾燥物の代わりに用い、S.hominis含有化粧料と同様の方法により、S.hominis非含有化粧料(比較例、プラセボ化粧料)を製造した。
(2-2)化粧料の塗布
被験者の左右頬部の一方にS.hominis含有化粧料(実施例)を、他方にS.hominis非含有化粧料(比較例、プラセボ化粧料)を、一回あたり0.2mL(一回あたりのS.hominis適用量:10CFU個)、週2回、1ヶ月間塗布した。
化粧料の塗布開始から1ヶ月後に、以下の方法により、頬部における肌状態及びS.hominis量の測定を行った。
<2-2> S.hominis量及び肌状態の測定
(1) 頬部におけるS.hominis量の測定及び評価
化粧料塗布開始前及び、化粧料塗布期間中、化粧料塗布試験終了時(化粧料の塗布開始から1ヶ月後)に、以下の方法により、各頬部におけるS.hominis量を測定した。
被験者の女性頬部から菌採取用のシール又は綿棒(Swab法)にて、細菌叢を採取した。次に、採取した細菌叢よりDNAの抽出を行い、S.hominisについて、OTU(Operational Taxonomic Unit)解析を行い、各OTUに属するリード数を計測することにより、S.hominis量の測定を行った。
そして、各被験者の、「各化粧料塗布試験時点のS.hominis量は、化粧料の塗布前のS.hominisのリード数を1とし、各塗布1週目、塗布2週目、塗布3週目、塗布1ヶ月後のリードの比率を算出した。
なお、結果は各被験者(N=11)の平均±標準誤差(s.e)で表した。また、統計処理は二元配置分散分析に基づいて行った(*P<0.05)。
(2) 目立つ毛穴個数の測定及び評価
化粧料塗布開始前及び、化粧料塗布試験終了時(化粧料の塗布開始から1ヶ月後)に、以下の方法により、頬部における目立つ毛穴個数の評価を行った。
まず、皮膚画像解析カウンセリングシステム(Canfield社製、VISIA-EVOLUTION)を用いて皮膚画像を採取し、画像解析することにより、被験者の目立つ毛穴個数を計測した。計測した化粧料塗布試験終了時の毛穴個数と化粧料塗布開始前の毛穴個数との差分を算出し、目立つ毛穴個数の変化量(Δ目立つ毛穴個数)とした。
ここで、目立つ毛穴個数の変化量(Δ目立つ毛穴個数)の値が大きいほど、目立つ毛穴個数が減少したことを示す。
また、結果は、ウィルコクソンの符号順位検定 (Wilcoxon signed rank test)に基づき、各被験者(N=11)の目立つ毛穴個数の変化量の平均±標準誤差(s.e)で表した(*P<0.05)。
(3) メラニン指数の測定及び評価
化粧料塗布開始前及び、化粧料塗布試験終了時(化粧料の塗布開始から1ヶ月後)に、以下の方法により、頬部におけるメラニン指数の評価を行った。
まず、分光測色計(コニカミノルタセンシング(株)製、CM2600d)を用いて、吸光度(Absorbance:A)を測定し、その後、メラニン指数(MI)算出式(MI=A640-A670、Featherの公式)を用いてメラニン指数を算出することにより、被験者のメラニン指数を計測した。計測した化粧料塗布試験終了時のメラニン指数と化粧料塗布開始前のメラニン指数との差分を算出し、メラニン指数の変化量(Δメラニン指数)とした。
ここで、メラニン指数の変化量(Δメラニン指数)の値が大きいほど、メラニン指数が減少したことを示す。
また、結果は、ウィルコクソンの符号順位検定 (Wilcoxon signed rank test)に基づき、各被験者(N=11)の平均±標準誤差(s.e)で表した(*P<0.05)。
(4) シワ本数の測定及び評価
化粧料塗布開始前及び、化粧料塗布試験終了時(化粧料の塗布開始から1ヶ月後)に、以下の方法により、頬部における目立つシワ本数の評価を行った。
まず、皮膚画像解析カウンセリングシステム(Canfield社製、VISIA-EVOLUTION)を用いて皮膚画像を採取し、画像解析することにより、被験者のシワ本数を計測した。計測した化粧料塗布試験終了時のシワ本数と化粧料塗布開始前のシワ本数との差分を算出し、シワ本数の変化量(Δシワ本数)とした。
ここで、シワ本数の変化量(Δシワ本数)の値が大きいほど、シワ本数が減少したことを示す。
また、結果は、ウィルコクソンの符号順位検定 (Wilcoxon signed rank test)に基づき、各被験者(N=11)のシワ本数の変化量(Δシワ本数)の平均±標準誤差(s.e)で表した(*P<0.05)。
<2-3>結果
結果を、表8、表9及び図11~図14に示す。
表8及び図11に示す通り、S.hominis含有化粧料を継続使用した被験者には、S.hominis量が多くなることが分かった。
また、表9及び図12に示す通り、S.hominis含有化粧料を継続使用した被験者の頬は、S.hominis非含有化粧料を用いた被験者の頬に比して、目立つ毛穴個数の変化量(Δ目立つ毛穴個数)が大きい。すなわち、S.hominis含有化粧料を継続使用した被験者の頬は、S.hominis非含有化粧料を用いた被験者の頬に比して、目立つ毛穴個数が減少していることが分かった。
以上より、S.hominisには、目立つ毛穴個数の増加に基づく肌状態を予防又は改善する作用があることがわかった。
また、表9及び図13に示す通り、S.hominis含有化粧料を継続使用した被験者は、S.hominis非含有化粧料を用いた被験者の頬に比して、メラニン指数の変化量(Δメラニン指数)が大きい。すなわち、S.hominis含有化粧料を継続使用した被験者の頬は、S.hominis非含有化粧料を用いた被験者の頬に比して、メラニン指数が減少していることが分かった。
以上より、S.hominisには、メラニン量の増加に基づく肌状態を予防又は改善する作用があることがわかった。
表9及び図14に示す通り、S.hominis含有化粧料を継続使用した被験者の頬は、S.hominis非含有化粧料を用いた被験者の頬に比して、シワ本数の変化量(Δシワ本数)が大きい。すなわち、S.hominis含有化粧料を継続使用した被験者の頬は、S.hominis非含有化粧料を用いた被験者の頬に比して、シワ本数が減少していることが分かった。
以上より、S.hominisには、シワ本数の増加に基づく肌状態を予防又は改善する作用があることがわかった。
そして、前述の試験の通り、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、さらに、キシリトールとを組み合わせて用いることで、S.hominisの菌量促進作用が得られる。
すなわち、高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、さらに、キシリトールとを組み合わせて用いることで、上述の肌状態改善作用を複合的に奏する組成物を提供することができる。
<実施例5> テンニンカ抽出物による菌量の推移試験
(1)細菌懸濁液の用意
まず、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)を、pH7.0の802培地(下表 参照)を用い培養した。
培養した細菌懸濁液のOD660を、濁度測定器(NovaspecII(amercham pharmacia biotech))を用いて測定し、細菌濃度を算出した。
(2)試験の方法及び結果
前述の方法で用意した細菌懸濁液を表10に示す実施例用培地及び比較例用培地に、その全体量が5mLとなるよう、添加した。
細菌添加後の培地における、菌体の量は5×10cellsであった。
添加後、37℃の好気条件下、振とう培養を行った。
振とう培養開始から、1時間ごとに濁度測定器(NovaspecII(amercham pharmacia biotech))を用いてOD660を測定した。
計測した時間のOD660の測定値を、振とう培養開始時のOD660の測定値で引くことにより、OD660の測定値の変化量(OD660Δ初期値)を算出した。
なお、結果は、N=3の平均±標準偏差(s.d.)で表した。
また、統計処理はt-検定に基づいて行った(*P<0.05)。
結果を表11、図15に示す。
(3)考察
表11の結果から、テンニンカ抽出物には、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制作用があることがわかった。
<実施例6> 高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、テンニンカ抽出物の組み合わせによる菌量の推移試験
(1)試験の方法及び結果
前述の方法で用意した細菌懸濁液を表12に示す実施例用培地及び比較例用培地に、その全体量が5mLとなるよう、添加した。
細菌添加後の培地における、菌体の量は5×10cellsであった。
添加後、37℃の好気条件下、振とう培養を行った。
振とう培養開始から、1時間ごとに濁度測定器(NovaspecII(amercham pharmacia biotech))を用いてOD660を測定した。
計測した時間のOD660の測定値を、振とう培養開始時のOD660の測定値で引くことにより、OD660の測定値の変化量(OD660Δ初期値)を算出した。
(2)結果
結果を表13、図16~図21に示す。
なお、結果は、N=3の平均±標準偏差(s.d.)で表した。
また、統計処理はt-検定に基づいて行った(*P<0.05)。
(3) 考察
表13の結果から、高麗ニンジン抽出物とテンニンカ抽出物とを組み合わせて用いることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができることがわかった。
より具体的には、高麗ニンジン抽出物とテンニンカ抽出物とを組み合わせて用いることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制を両立することができることがわかった。
表13の結果から、チンピ抽出物とテンニンカ抽出物とを組み合わせて用いることで、特定の菌体の量を特異的にコントロールすることができることがわかった。
より具体的には、チンピ抽出物とテンニンカ抽出物とを組み合わせて用いることで、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制を両立することができることがわかった。
本発明は、化粧料に応用できる。

Claims (5)

  1. 高麗ニンジン抽出物及び/又はチンピ抽出物と、
    キシリトール及び/又はテンニンカ抽出物と、を有効成分とし、
    菌量調整剤における前記高麗ニンジン抽出物及び/又は前記チンピ抽出物の含有量が、0.02質量%以上かつ2質量%以下であり、
    前記キシリトールを含む場合には、菌量調整剤における前記キシリトールの含有量が、0.5質量%以上かつ2質量%以下であり、
    前記テンニンカ抽出物を含む場合には、菌量調整剤における前記テンニンカ抽出物の含有量が、0.02質量%以上かつ2質量%以下である、
    スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整剤。
  2. 前記高麗ニンジン抽出物を含む場合には、菌量調整剤における前記高麗ニンジン抽出物と、前記キシリトール及び/又は前記テンニンカ抽出物の含有比が1:1.5~1:0.5であり、
    前記チンピ抽出物を含む場合には、菌量調整剤における前記チンピ抽出物と、前記キシリトール及び/又は前記テンニンカ抽出物の含有比が1:2~1:0.5である、請求項1に記載の菌量調整剤。
  3. 前記高麗ニンジン抽出物及び/又は前記チンピ抽出物と、
    前記キシリトールと、
    を有効成分として含む、
    スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)及び/又はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)の菌量抑制のための、請求項1又は2に記載の菌量調整剤。
  4. 前記高麗ニンジン抽出物及び/又は前記チンピ抽出物と、
    前記テンニンカ抽出物と、
    を有効成分として含む、
    スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進と、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)の菌量抑制のための、請求項1~3の何れか一項に記載の菌量調整剤。
  5. 請求項1~4の何れか一項に記載の菌量調整剤を含む、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整用皮膚外用組成物。
JP2020083411A 2019-06-21 2020-05-11 スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)の菌量促進のための菌量調整剤 Active JP7631651B2 (ja)

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