JP7630295B2 - プラズマ処理用載置部、およびプラズマ処理装置 - Google Patents
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Description
前記電極の上に設けられた複数の電極プレートと、
を備え、
前記電極の上面には、複数のピンが設けられ、
前記電極プレートの一方の面には、前記電極の前記複数のピンのそれぞれが挿入される凹部が設けられ、
前記電極の上に設けられる第1の電極プレートの他方の面には、複数の第1のピンが設けられ、
前記第1の電極プレートの上に設けられる第2の電極プレートの、前記第1の電極プレート側の面には、前記複数の第1のピンのそれぞれが挿入される凹部が設けられている。
他の実施形態に係るプラズマ処理用載置部は、プラズマ処理に用いられる載置部であって、
電極と、
前記電極の上に設けられた複数の電極プレートと、
を備え、
前記電極の上面には、複数のピンが設けられ、
前記電極プレートの一方の面には、前記電極の前記複数のピンのそれぞれが挿入される凹部が設けられ、
前記電極プレートの他方の面には、複数の第1のピンが設けられている。
図1に示すように、プラズマ処理装置1は、例えば、コントローラ2、収納部3、搬送部4、ロードロック部5、マスクリング収納部6、電極プレート収納部7、受け渡し部8、および処理部9を有する。
図2(a)、(b)は、マスクリング収納部6を例示するための模式断面図である。
なお、図2(a)は、後述する棚62が上昇端にある場合である。図2(b)は、棚62が下降端にある場合である。
図2(a)、(b)に示すように、マスクリング収納部6は、複数のマスクリング101を積層状(多段状)に収納する。なお、マスクリング101については後述する。
マスクリング収納部6には、例えば、チャンバ61、棚62、および昇降部63を設けることができる。
マスクリング101は、後述する載置部97に設けられた電極プレート102a~102cの上に設けられ、処理物100を支持する。
図3(a)は、マスクリング101の模式平面図である。
図3(b)は、マスクリング101の模式側面図である。
図3(a)、(b)に示すように、マスクリング101は、例えば、円板状を呈している。例えば、マスクリング101の平面寸法は、後述する電極プレート102a~102cの平面寸法と略同じとすることができる。例えば、マスクリング101の厚みは、処理物100厚みと略同じとすることができる。マスクリング101は、例えば、プラズマ処理に対する耐性を有する材料から形成される。マスクリング101は、例えば、石英などから形成することができる。
図1に示すように、電極プレート収納部7(チャンバ71(第3のチャンバの一例に相当する)は、後述する受け渡し部8(チャンバ81)に接続されている。
図4(a)、(b)は、電極プレート収納部7を例示するための模式断面図である。
なお、図4(a)は、棚72が上昇端にある場合である。図4(b)は、棚72が下降端にある場合である。
電極プレート収納部7は、複数の電極プレートを収納することができる。例えば、図4(a)、(b)に示すように、電極プレート収納部7は、電極プレート102a~102cを積層状(多段状)に収納する。なお、電極プレート102a~102cについては後述する。
例えば、前述したチャンバ61、棚62、および昇降部63を2組設け、一方をマスクリング101を収納するマスクリング収納部6とし、他方を電極プレート102a~102cを収納する電極プレート収納部7とすることができる。
そのため、電極プレート収納部7の構成に関する詳細な説明は省略する。
図5(b)は、電極プレート102aの模式側面図である。
図5(a)、(b)に示すように、電極プレート102aは、例えば、円板状を呈している。例えば、電極プレート102aの平面寸法は、後述する載置部97の電極97aの平面寸法と略同じとすることができる。電極97aに載置された電極プレート102aは、電極として機能する。そのため、電極プレート102aは金属などの導電性材料から形成することができる。例えば、電極プレート102aの材料は電極97aの材料と同じとすることができる。
図6(b)は、電極プレート102bの模式側面図である。
図6(a)、(b)に示すように、電極プレート102bは、例えば、円板状を呈している。例えば、電極プレート102bの平面寸法は、後述する載置部97の電極97aの平面寸法と略同じとすることができる。電極97aに載置された電極プレート102bは、電極として機能する。そのため、電極プレート102bは金属などの導電性材料から形成することができる。例えば、電極プレート102bの材料は電極97aの材料と同じとすることができる。
図7(b)は、電極プレート102cの模式側面図である。
図7(a)、(b)に示すように、電極プレート102cは、例えば、円板状を呈している。例えば、電極プレート102cの平面寸法は、後述する載置部97の電極97aの平面寸法と略同じとすることができる。電極97aに載置された電極プレート102cは、電極として機能する。そのため、電極プレート102cは金属などの導電性材料から形成することができる。例えば、電極プレート102cの材料は電極97aの材料と同じとすることができる。
図1に示すように、受け渡し部8は、ロードロック部5、マスクリング収納部6、電極プレート収納部7、および処理部9に接続されている。
受け渡し部8は、チャンバ81、搬送部82、排気部83、およびガス供給部84を有する。
搬送部82は、処理部9とロードロック部5との間における処理物100の受け渡しと搬送を行う。また、搬送部82は、処理部9とマスクリング収納部6との間におけるマスクリング101の受け渡しと搬送を行う。また、搬送部82は、処理部9と電極プレート収納部7との間における電極プレート102a~102cの受け渡しと搬送を行う。
例えば、搬送部82は、処理物100、マスクリング101、および電極プレート102a~102cを支持するハンド82aを有する搬送ロボット(例えば、多関節ロボット)とすることができる。
図8(b)は、ハンド82aを例示するための模式側面図である。
図8(a)、(b)に示すように、ハンド82aには、マスクリング101、および電極プレート102a~102cを支持するための凹部82a1(第2の支持部の一例に相当する)と、処理物100を支持するための凹部82a2(第1の支持部の一例に相当する)とが設けられている。
図9に示すように、平面視において、孔102a1~102a4は、ハンド82aと重なっていない。そのため、電極97aとハンド82aとの間における、処理物100、マスクリング101、および電極プレート102a~102cの受け渡しの際、あるいは、これらの搬送の際に、リフトピン98a1、98a2と、ハンド82aとが干渉するのを抑制することができる。
なお、ハンド82aと、電極プレート収納部7の棚62との間における電極プレート102b、102cの受け渡しも同様である。また、ハンド82aと、マスクリング収納部6の棚62との間におけるマスクリング101の受け渡しも同様である。
処理部9は、例えば、プラズマエッチング装置、プラズマアッシング装置などのプラズマ処理装置とすることができる。この場合、プラズマの発生方法には特に限定はなく、例えば、高周波やマイクロ波などを用いてプラズマを発生させるものとすることができる。 ただし、プラズマ処理装置の種類やプラズマ発生方法は例示をしたものに限定されるわけではない。すなわち、処理部9は、処理物100に入射するイオンのエネルギーを制御する電極を有するものであればよい。
図11に例示をする処理部9は、誘導結合プラズマ処理装置である。すなわち、高周波エネルギーにより励起、発生させたプラズマPを用いてプロセスガスGからプラズマ生成物を生成し、処理物100の処理を行うプラズマ処理装置の一例である。
本実施の形態においては、アンテナ92および高周波電源93が、プラズマPを発生させるプラズマ発生部となる。
載置部97は、例えば、電極97a、電極プレート102a~102c、およびマスクリング101を有する。
電極97aは、例えば、チャンバ91の底面に設けることができる。電極97aは、例えば、円柱状を呈し、金属などの導電性材料から形成されている。
また、チャンバ91の内部において、透過窓91aとチャンバ上部との間に部材を取り付けて、アンテナ92(透過窓91a)と、載置部97(電極97a)との間の距離を変化させると、透過窓91aと同程度の大きさの部材が必要となる。この様な大きさの部材は、チャンバ91の開口91bを通過させることができない。そのため、部材の取り付けや取り外しの際に、処理部9の分解、組み立て、調整などが必要となる。
そこで、本実施の形態に係るプラズマ処理装置1においては、プラズマ処理の処理条件などに応じて、適切な電極プレートを選択し、選択された電極プレートを電極97aの上に載置するようにしている。例えば、プラズマ処理を行う際には、電極プレート102a~102cの少なくともいずれかが、チャンバ91の内部に搬入され、電極97aの上に重ねて載置される(電極97aの上に積層される)。また、マスクリング101が、チャンバ91の内部に搬入され、電極プレートの上に重ねて載置される。
例えば、図12(a)に示すように、電極プレート102cを選択した場合には、電極プレート102cが電極97aの上に載置され、マスクリング101が電極プレート102cの上に載置される。すなわち、電極プレート102cとマスクリング101が、電極97aの上に積層される。なお、電極プレート102aまたは電極プレート102bが選択された場合も同様である。
図13(b)は、電極97aの上面近傍の模式側面図である。
前述したように、電極97aには、電極プレート102a~102c、およびマスクリング101が重ねて載置される。そのため、図13(a)に示すように、電極97aには、リフトピン98a1が挿通する孔97a1と、リフトピン98a2が挿通する孔97a2~97a5が設けられている。孔97a1~97a5は、電極97aを厚み方向に貫通している。
複数の孔97a2には、マスクリング101の受け渡しを行うための、後述するリフトピン98a2が挿通する。複数の孔97a2の数、配置、断面寸法は、電極プレート102a~102cに設けられた複数の孔102a2と略同じとすることができる。すなわち、平面視において、電極97aに設けられた複数の孔97a2は、電極プレート102a~102cに設けられた複数の孔102a2と重なっている。
図11に示すように、移載部98は、例えば、チャンバ91の外部に設けることができる。
移載部98は、例えば、複数のリフトピン98a1、98a2、複数のシール部98b、プッシャ98c、および駆動部98dを有することができる。
複数のリフトピン98a1は、処理物100の受け渡しを行うために設けられている。
複数のリフトピン98a1の数、配置は、電極97aに設けられた複数の孔97a1、および、電極プレート102a~102cに設けられた複数の孔102a1と略同じとなっている。そのため、リフトピン98a1は、孔97a1、および孔102a1を介して処理物100を突き上げ可能となっている。
複数のリフトピン98a1の、処理物100の受け渡しに用いられる端部とは反対側の端部にはフランジが設けられる。
複数のリフトピン98a2の数、配置は、電極97aに設けられた複数の孔97a2~97a5、および、電極プレート102a~102cに設けられた複数の孔102a2~102a4と略同じとなっている。そのため、リフトピン98a2は、孔97a2~97a5、および孔102a2~102a4を介して、電極プレート102a~102c、およびマスクリング101を突き上げ可能となっている。
複数のリフトピン98a2の、電極プレート102a~102c、およびマスクリング101の受け渡しに用いられる端部とは反対側の端部にはフランジが設けられる。
図14~図18は、プッシャ98cの作用を例示するための模式平面図である。
なお、図14~図18は、図11におけるプッシャ98cのA-A線方向の模式平面図である。
プッシャ98cと駆動部98dが設けられていれば、複数のリフトピン98a1、98a2ごとに昇降機構を設けた場合と比べて、機能の簡易化を図ることができる。
まず、図19に示すように、受け渡し部8のハンド82aに支持された電極プレート102aが、チャンバ91の開口91bを介してチャンバ91に内部に搬入される。
続いて、駆動部98dによりプッシャ98cを下降させることで、3つのリフトピン98a2とともに電極プレート102aを下降させる。下降した電極プレート102は、電極97aの上に載置される。
図22は、図21における移載部198のB-B線断面図である。
移載部198は、載置部197(電極197a)と、受け渡し部8のハンド82aとの間で、処理物100、電極プレート102a~102c、およびマスクリング101の受け渡しを行う。
ベース198c4は、環状を呈し、電極プレート102bの受け渡しを行う複数のリフトピン98a2の下端に接続されている。
ベース198c5は、環状を呈し、電極プレート102aの受け渡しを行う複数のリフトピン98a2の下端に接続されている。
移動部198d1は、受け渡しを行うリフトピン98a1、98a2の下方に昇降部198d2を移動させる。移動部198d1は、例えば、サーボモータとガイド機構などを有することができる。
前記駆動部198dは、ベース198c1~198c5を昇降可能な昇降部198d1(第2の昇降機構の一例に相当する)と、昇降部198d1を水平方向に移動可能な移動部198d1と、を備えている。
移動部198d1および昇降部198d2が設けられていれば、複数のリフトピン98a1、98a2ごとに昇降機構を設けた場合と比べて、機能の簡易化を図ることができる。
図23に示すように、処理部190は、例えば、チャンバ191、アンテナ92、高周波電源93、高周波電源94、ガス供給部95、排気部192、載置部97、移載部98、支持部193、およびカバー194を備えている。
支持部193およびカバー194が設けられていれば、移載部98をチャンバ191の内部に設けることができる。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、プラズマ処理装置1が備える各要素の形状、寸法、材質、配置、数などは、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、電極97aと電極プレート102aとの間の導電性を向上させるために、電極プレート102aの凹部101bの中に位置決めピン102a5を挟み込むような弾性のある導電性の板を設けてもよい。また、電極プレート102aの凹部101cの中に位置決めピン102a6を挟み込むような弾性のある導電性の板を設けてもよい。また、電極プレート102aの下面に、電極97aと接したときに撓み変形して密着する導電性の板バネが設けられていてもよい。電極プレート102bおよび電極プレート102cにも電極プレート102aと同様の導電性を向上させる機構を設けても良い。
Claims (8)
- プラズマ処理に用いられる載置部であって、
電極と、
前記電極の上に設けられた複数の電極プレートと、
を備え、
前記電極の上面には、複数のピンが設けられ、
前記電極プレートの一方の面には、前記電極の前記複数のピンのそれぞれが挿入される凹部が設けられ、
前記電極の上に設けられる第1の電極プレートの他方の面には、複数の第1のピンが設けられ、
前記第1の電極プレートの上に設けられる第2の電極プレートの、前記第1の電極プレート側の面には、前記複数の第1のピンのそれぞれが挿入される凹部が設けられている、
プラズマ処理用載置部。 - プラズマ処理に用いられる載置部であって、
電極と、
前記電極の上に設けられた複数の電極プレートと、
を備え、
前記電極の上面には、複数のピンが設けられ、
前記電極プレートの一方の面には、前記電極の前記複数のピンのそれぞれが挿入される凹部が設けられ、
前記電極プレートの他方の面には、複数の第1のピンが設けられているプラズマ処理用載置部。 - 前記電極プレートは、複数設けられ、
前記複数の電極プレートの平面形状は、略円であり、
前記複数の電極プレートの平面寸法は、略同じである請求項1または2に記載のプラズマ処理用載置部。 - 前記電極には前記電極の厚み方向に貫通する複数の孔が設けられ、
前記電極に設けられた前記複数の孔を介して、前記電極プレートを突き上げ可能な複数のリフトピンと、
前記複数のリフトピンを昇降可能な駆動部と、
を備えた請求項1~3のいずれか1つに記載のプラズマ処理用載置部。 - 平面視において、前記複数のリフトピンは、円周上に、等間隔で3つ設けられ、
前記駆動部は、
平面形状がY字状であって、前記3つのリフトピンに当接可能なプッシャと、
前記円周の中心を中心として、前記プッシャを回転可能な回転機構と、
前記プッシャを昇降可能な第1の昇降機構と、
を有する請求項4記載のプラズマ処理用載置部。 - 平面視において、前記複数のリフトピンは、円周上に、等間隔で設けられ、
前記複数のリフトピンの下端は、ベースに接続され、
前記駆動部は、
前記ベースを昇降可能な第2の昇降機構と、
前記第2の昇降機構を水平方向に移動可能な移動部と、
を備えた請求項4記載のプラズマ処理用載置部。 - 請求項1~6のいずれか1つに記載の載置部と、
内部に前記載置部が設けられ、処理物にプラズマ処理を施す第1のチャンバと、
前記載置部に設けられた電極プレートの上に設けられ、前記処理物を支持可能なマスクリングと、
前記第1のチャンバと接続された第2のチャンバと、
前記第2のチャンバの内部に設けられ、ハンドを有する搬送部と、
を備え、
前記ハンドは、
前記処理物を支持する第1の支持部と、
前記電極プレート、または前記マスクリングを支持する第2の支持部と、
前記電極プレート、または前記マスクリングの位置を決める第2のピンと、
を有するプラズマ処理装置。 - 複数の前記電極プレートを収納可能な電極プレート収納部をさらに備え、
前記電極プレート収納部は、
前記第2のチャンバと接続された第3のチャンバと、
前記第3のチャンバの内部に設けられ、前記複数の電極プレートを支持可能な棚と、
前記棚を昇降可能な第3の昇降機構と、
を有し、
前記棚は、1つの前記電極プレートを支持可能な支持部を昇降方向に複数有し、
前記複数の支持部のそれぞれは、前記電極プレートに設けられた凹部に挿入可能な第3のピンを有する請求項7記載のプラズマ処理装置。
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