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JP7620711B2 - アミドオキサゾール系化合物 - Google Patents

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JP7620711B2
JP7620711B2 JP2023538960A JP2023538960A JP7620711B2 JP 7620711 B2 JP7620711 B2 JP 7620711B2 JP 2023538960 A JP2023538960 A JP 2023538960A JP 2023538960 A JP2023538960 A JP 2023538960A JP 7620711 B2 JP7620711 B2 JP 7620711B2
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Description

本発明は下記の優先権を主張する。
中国特許出願第202011568684.7号、出願日は2020年12月25日である。中国特許出願第202110749304.8号、出願日は2021年07月01日である。中国特許出願第202110930084.9号、出願日は2021年08月13日である。中国特許出願第202111165942.1号、出願日は2021年09月30日である。
本発明は、アミドオキサゾール系化合物に関し、具体的には、式(IV)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩に関する。
インターロイキン-1受容体関連キナーゼ4(IRAK4)は、セリン/スレオニン特異的プロテインキナーゼであり、チロシンキナーゼ(TLK)ファミリーのメンバーに属し、インターロイキン-1、18、33受容体及びToll様受容体が関与する自然免疫応答の重要なノードである。細胞外シグナル伝達分子がインターロイキン受容体又はToll様受容体に結合した後、動員してMyD88:IRAK4:IRAK1/2ポリタンパク質複合体を形成して、IRAK1/2のリン酸化を引き起こし、一連の下流シグナル伝達を媒介し、それによってp38、JNK及びNF-κBシグナル伝達経路を活性化させ、最終的に炎症性サイトカインの発現を引き起こす。臨床病理学的研究は、IRAK4突然変異を持つ個人は慢性肺疾患、炎症性腸疾患に対して保護効果を持っていることを示した。IRAK4欠陥自体は致命的ではなく、個人は成人期まで生き残ることができ、感染のリスクは年齢とともに減少する。従って、IRAK4は重要な治療標的となり、炎症性疾患、免疫疾患、腫瘍性疾患等の様々な疾患の治療に広く使用できる。以下の図に示されるように、BAY-1とBAY-2はバイエル社が開発した小分子IRAK4阻害剤であり、現在、免疫疾患と腫瘍性疾患の臨床研究は既に行われていた。
Figure 0007620711000001
活性化B細胞様びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(ABC-DLBCL)は、非常に攻撃的で予後効果が不良なDLBCLであり、通常、B細胞受容体(BCR)経路と骨髄性分化因子88(MyD88)経路の異常で現れ、これにより、核因子κBタンパク質(NF-κB)シグナル伝達経路の持続的な活性化を引き起こす。CD79突然変異は、BCR経路でよく現れる異常な突然変異であり、イブルチニブなどのBTK阻害剤は、当該突然変異によって引き起こされるNF-κBシグナル伝達経路の異常な活性化を阻害でき、それによってABC-DLBCL細胞の増殖を阻害する。MyD88経路の異常は、約30%を占めるMyD88L265P点突然変異をメーインとし、IRAK4阻害剤は、異常に活性化されたMyD88シグナル伝達経路を効果的にブロックでき、NF-κB経路の異常な活性化をさらにブロックする。ただし、MyD88L265P突然変異を有するABC-DLBCL患者は、異常なMyD88シグナル伝達経路を有するため、BCR阻害剤に対する反応が悪く、バイエル、ニンバス及びアストラゼネカの多量の研究データは、ABC-DLBCL異種移植動物モデルにおいてIRAK4阻害剤とBTK阻害剤の併用はIbrutinibの生体内有効性を大幅に向上できることを示している。BCR経路とMyD88経路の異常を同時に効果的に抑制できれば、ABC-DLBCLを治療するより効果的な経路であり、RAK4とびBTKの二重標的阻害剤の開発によりNF-κB経路の遮断において2倍の効果が得られ、薬理学的メカニズムの観点から、これは非常に効率的且つ効果的な戦略であり、ABC-DLBCL患者に潜在的に効果的な新しい治療法を提供する。
本発明は、式(IV)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
Figure 0007620711000002
ただし、
、T、T、T及びTは、それぞれ独立してCH及びNから選択され、
構造単位
Figure 0007620711000003
は、
Figure 0007620711000004
から選択され、Rは、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルキル及びC1-3アルコキシは、それぞれ独立して任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、C1-3アルキル及び-C(=O)-C1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
あるいはR及びRが連結され、連結された原子と環を形成してピロリルを形成し、
は、
Figure 0007620711000005
から選択され、前記
Figure 0007620711000006
は、任意選択で1つのFにより置換され、
は、
Figure 0007620711000007
から選択され、
は、NH、O及びSから選択され、
及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
mは、1又は2であり、
nは、1又は2であり、
は、それぞれ独立してH及びC1-3アルキルから選択され、
は、それぞれ独立してH、C1-3アルキル及び-C(=O)-C1-3アルキルから選択され、
条件は下記の通りである:
1)構造単位
Figure 0007620711000008
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000009
から選択される場合、Rは、NR及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、あるいはR及びRと連結された原子とピロリルを形成し、
2)構造単位
Figure 0007620711000010
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000011
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000012
から選択され、
3)構造単位
Figure 0007620711000013
から選択され、Rは、
Figure 0007620711000014
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000015
から選択される。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH及びCH(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH、CH(CH、-C(=O)-CH、-C(=O)-CHCH及び-C(=O)-C(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-CH及びOCHから選択され、前記OCHは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、NH、-NHCH、-N(CH、-NHC(=O)CH、CH及び-OCHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R及びRが連結され、連結された原子と環を形成してピロリルを形成して、構造フラグメント
Figure 0007620711000016
を形成するようにさせ、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、
Figure 0007620711000017
から選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、CH、CHCH及びCH(CHから選択され、前記CH、CHCH及びCH(CHは、任意選択で1、2又は3つのFにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、CH及びCFから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明は、式(II)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
Figure 0007620711000018
ただし、
、T、T、T及びTは、それぞれ独立してCH及びNから選択され、
構造単位
Figure 0007620711000019
は、
Figure 0007620711000020
から選択され、Rは、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルキル及びC1-3アルコキシは、それぞれ独立して任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、C1-3アルキル及び-C(=O)-C1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
あるいはR及びRが連結され、連結された原子と環を形成してピロリルを形成し、
は、
Figure 0007620711000021
から選択され、前記
Figure 0007620711000022
は、任意選択で1つのFにより置換され、
は、
Figure 0007620711000023
から選択され、
は、NH、O及びSから選択され、
及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
mは、1又は2であり、
nは、1又は2であり、
は、H及びC1-3アルキルから選択され、
は、H、C1-3アルキル及び-C(O)-C1-3アルキルから選択され、
条件は下記の通りである:
1)構造単位
Figure 0007620711000024
が、
Figure 0007620711000025
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000026
から選択される場合、Rは、NR及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、あるいはR及びRと連結された原子とピロリルを形成し、
2)構造単位
Figure 0007620711000027
が、
Figure 0007620711000028
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000029
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000030
から選択され、
3)構造単位
Figure 0007620711000031
が、
Figure 0007620711000032
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000033
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000034
から選択される。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH及びCH(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH、CH(CH、-C(O)-CH、-C(O)-CHCH及び-C(O)-C(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-CH及びOCHから選択され、前記OCHは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、NH、-NHCH、-N(CH、-NHC(O)CH、CH及び-OCHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R及びRが連結され、連結された原子と環を形成して構造フラグメント
Figure 0007620711000035

Figure 0007620711000036
を形成するようにさせ、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、
Figure 0007620711000037
から選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、CH、CHCH及びCH(CHから選択され、前記CH、CHCH及びCH(CHは、任意選択で1、2又は3つのFにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、CH及びCFから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明は、式(II)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
Figure 0007620711000038
ただし、
、T、T、T及びTは、それぞれ独立してCH及びNから選択され、
構造単位
Figure 0007620711000039
は、
Figure 0007620711000040
から選択され、
は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルキル及びC1-3アルコキシは、それぞれ独立して任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、
は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、C1-3アルキル及び-C(=O)-C1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、
あるいはR及びRが連結され、連結された原子と環を形成してピロリルを形成し、
は、
Figure 0007620711000041
から選択され、
は、
Figure 0007620711000042
から選択され、
は、NH、O及びSから選択され、
及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、
mは、1及び2から選択され、
nは、1及び2から選択され、
は、H及びC1-3アルキルから選択され、
は、H、C1-3アルキル及び-C(O)-C1-3アルキルから選択され、
は、F、Cl、Br及びIから選択され、
は、F、Cl、Br及びIから選択され、
は、F、Cl、Br及びIから選択され、
条件は下記の通りである:
1)構造単位
Figure 0007620711000043
が、
Figure 0007620711000044
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000045
から選択される場合、Rは、NR及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、又はR及びRと連結された原子とピロリルを形成し、
2)構造単位
Figure 0007620711000046
が、
Figure 0007620711000047
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000048
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000049
から選択され、
3)構造単位
Figure 0007620711000050
が、
Figure 0007620711000051
から選択され、Rが、
Figure 0007620711000052
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000053
から選択される。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH及びCH(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH、CH(CH、-C(O)-CH、-C(O)-CHCH及び-C(O)-C(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-CH及びOCHから選択され、前記OCHは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、NH、-NHCH、-N(CH、-NHC(O)CH及び-OCHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R及びRが連結され、連結された原子と環を形成して構造フラグメント
Figure 0007620711000054

Figure 0007620711000055
を形成するようにさせ、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、
Figure 0007620711000056
から選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、CH、CHCH及びCH(CHから選択され、前記CH、CHCH及びCH(CHは、任意選択で1、2又は3つのFにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、CH及びCFから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明は、式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
Figure 0007620711000057
ただし、
は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルキル及びC1-3アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、
は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、C1-3アルキル及び-C(=O)-C1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、
あるいはR及びRは連結された原子と環を形成してピロリルを形成し、
は、
Figure 0007620711000058
から選択され、
は、
Figure 0007620711000059
から選択され、
は、NH、O及びSから選択され、
及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、
mは、1及び2から選択され、
nは、1及び2から選択され、
は、H及びC1-3アルキルから選択され、
は、H、C1-3アルキル及び-C(O)-C1-3アルキルから選択され、
は、F、Cl、Br及びIから選択され、
は、F、Cl、Br及びIから選択され、
は、F、Cl、Br及びIから選択され、
条件は下記の通りである:
1)Rが、
Figure 0007620711000060
から選択され、Rが、NR及びC1-3アルコキシから選択される場合、前記C1-3アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、又はR及びRと連結された原子とピロリルを形成し、
2)Rが、
Figure 0007620711000061
から選択され、且つRが、CHから選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000062
から選択され、
3)Rが、
Figure 0007620711000063
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000064
から選択され、
4)Rが、
Figure 0007620711000065
から選択される場合、Rは、
Figure 0007620711000066
から選択される。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH及びC(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、CH、CHCH、C(CH、-C(O)-CH、-C(O)-CHCH及び-C(O)-C(CHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NR、CH、-C(=O)-CH及びOCHから選択され、前記OCHは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、NH、NHCH、N(CH、NHC(O)CH及びOCHから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R及びRが連結された原子と環を形成して構造フラグメント
Figure 0007620711000067

Figure 0007620711000068
を形成するようにさせ、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、
Figure 0007620711000069
から選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、CH、CHCH及びC(CHから選択され、前記CH、CHCH及びC(CHは、任意選択で1、2又は3つのRにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記R、R及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、CH及びCFから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記化合物又はその薬学的に許容される塩は、下記の式から選択される。
Figure 0007620711000070
ただし、
、R、R、R、R及びRは、本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記化合物又はその薬学的に許容される塩は、下記の式から選択される。
Figure 0007620711000071
ただし、
及びRは、本発明で定義された通りであり、
は、CH及びNから選択され、
は、CH及びNから選択され、
且つT及びTは、同時にNではなく、
は、
Figure 0007620711000072
から選択され、
pは、0又は1である。
本発明の一部の形態において、前記化合物又はその薬学的に許容される塩は、下記の式から選択される。
Figure 0007620711000073
ただし、
及びRは、本発明で定義された通りであり、
は、
Figure 0007620711000074
から選択される。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、CH、CHCH及びCH(CHから選択され、前記CH、CHCH及びCH(CHは、任意選択で1、2又は3つのFにより置換され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明の一部の形態において、前記Rは、H、F、Cl、Br、I、CH及びCFから選択され、他の変量は本発明で定義された通りである。
本発明更なる一部の形態は、上記の各変量を任意に組み合わせすることによって得られる。
本発明は、更に下記の式で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
Figure 0007620711000075
Figure 0007620711000076
Figure 0007620711000077
本発明は、更に血液腫瘍に関連する疾患を治療するための医薬の製造における、前記化合物又はその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
本発明の一部の形態において、前記血液腫瘍は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫である。
(技術効果)
本発明の化合物は、IRAK4、BTKに対して良好な阻害活性を示している。本発明の化合物は、THP-1細胞において細胞TNF-α生成を阻害する活性を示し、OCI-LY10、TMD-8及びOCI-LY3細胞において良好な細胞増殖阻害活性を示した。本発明の化合物は、動物血漿TNF-αの分泌を減少させることができる。本発明の化合物は、TMD8細胞の皮下異種移植腫瘍モデルにおける体内薬力学研究において有意な腫瘍阻害効果を示している。本発明の化合物は、優れた薬物動態学的特性を有する。
(定義及び説明)
別途に説明しない限り、本明細書で用いられる下記の用語及び連語は以下の意味を含む。一つの特定の用語又は連語は、特別に定義されない場合、不確定又は不明瞭ではなく、普通の定義として理解されるべきである。本明細書で商品名が出た場合、相応の商品又はその活性成分を指す。
本明細書で用いられる「薬学的許容される」は、それらの化合物、材料、組成物及び/又は剤形に対するもので、これらは信頼できる医学判断の範囲内にあり、ヒト及び動物の組織との接触に適し、毒性、刺激性、アレルギー反応又はほかの問題又は合併症があまりなく、合理的な利益/リスク比に合う。
用語「薬学的に許容される塩」とは、本発明の化合物の塩で、本発明で発見された特定の置換基を有する化合物と比較的に無毒の酸又は塩基とで製造される。本発明の化合物に比較的に酸性の官能基が含まれる場合、単独の溶液又は適切な不活性溶媒において十分な量の塩基でこれらの化合物と接触させることで塩基付加塩を得ることができる。薬学的許容される塩基付加塩は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、有機アミン又はマグネシウム塩あるいは類似の塩を含む。本発明での化合物に比較的塩基性の官能基が含まれる場合、単独の溶液又は、適切な不活性溶媒において十分な量の酸でこれらの化合物と接触させることで酸付加塩を得ることができる。薬学的に許容される酸付加塩の実例は、無機酸塩及び有機酸塩、さらにアミノ酸(例えばアルギニンなど)の塩、及びグルクロン酸のような有機酸の塩を含み、上記無機酸は、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、炭酸、炭酸水素イオン、リン酸、リン酸一水素イオン、リン酸二水素イオン、硫酸、硫酸水素イオン、ヨウ化水素酸、亜リン酸などを含み、上記有機酸は、例えば酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、マレイン酸、マロン酸、安息香酸、コハク酸、スベリン酸、フマル酸、乳酸、マンデル酸、フタル酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、クエン酸、酒石酸やメタンスルホン酸などの類似の酸を含む。本発明の一部の特定的の化合物は、塩基性及び酸性の官能基を含有するため、任意の塩基付加塩又は酸付加塩に転換することができる。
本発明の薬学的に許容される塩は、酸基又は塩基性基を含む母体化合物から通常の化学方法で合成することができる。通常の場合、このような塩の製造方法は、水又は有機溶媒あるいは両者の混合物において、遊離酸又は塩基の形態のこれらの化合物を化学量論量の適切な塩基又は酸と反応させて製造する。
本発明の化合物は、特定の幾何又は立体異性体の形態が存在してもよい。本発明は、全てのこのような化合物を想定し、シス及びトランス異性体、(-)-及び(+)-エナンチオマー、(R)-及び(S)-エナンチオマー、ジアステレオマー、(D)-異性体、(L)-異性体、及びそのラセミ混合物並びに他の混合物、例えばエナンチオマー又は非エナンチオマーを多く含有する混合物を含み、全てのこれらの混合物は本発明の範囲内に含まれる。アルキル等の置換基に他の不斉炭素原子が存在してもよい。全てのこれらの異性体及びこれらの混合物はいずれも本発明の範囲内に含まれる。
本発明の化合物は、化合物を構成する一つまた複数の原子には、非天然の原子同位元素が含まれてもよい。例えば三重水素(H)、ヨウ素-125(125I)又はC-14(14C)のような放射性同位元素で化合物を標識することができる。又、例えば重水素を水素に置換して重水素化薬物を形成することができ、重水素と炭素で形成された結合は、通常の水素と炭素で形成された結合よりも強く、重水素化されていない薬物と比較して、重水素化された薬物には、毒性の副作用が軽減され、薬物の安定性が増し、治療効果が向上され、薬物の生物学的半減期が延ばされるという利点がある。本発明の化合物の同位体組成の変換は、放射性であるかないかに関わらず、本発明の範囲に含まれる。
用語「任意」また「任意に」は後記の事項又は状況によって可能であるが必ずしも現れるわけではなく、且つ当該記述はそれに記載される事項又は状況が生じる場合によってその事項又は状況が乗じない場合を含むことを意味する。
用語「置換された」は特定の原子における任意の1つ又は複数の水素原子が置換基で置換されたことで、特定の原子価状態が正常で且つ置換後の化合物が安定していれば、重水素及び水素の変形体を含んでもよい。置換基がケト基(即ち=O)である場合、2つの水素原子が置換されたことを意味する。ケト基置換は、芳香族基で生じない。用語「任意に置換される」は、置換されてもよく、置換されなくてもよく、別途に定義しない限り、置換基の種類と数は化学的に安定して実現できれば任意である。
変量(例えばR)のいずれかが化合物の組成又は構造に1回以上現れた場合、その定義はいずれの場合においても独立である。そのため、例えば、一つの基が0~2個のRで置換された場合、上記基は任意に2個以下のRで置換され、且ついずれの場合においてもRは独立して選択肢を有する。また、置換基及び/又はその変形体の組み合わせは、このような組み合わせであれば安定した化合物になる場合のみ許容される。
挙げられた連結基がほかの連結方向を明示しない場合、その連結方向は任意であり、例えば、
Figure 0007620711000078
における連結基Lは-M-W-であり、この時-M-W-は左から右への読み取る順序と同じ方向に環Aと環Bを構成
Figure 0007620711000079
することができ、また、左から右への読み取る順序と逆方向に環Aと環Bを構成
Figure 0007620711000080
することもできる。上記連結基、置換基及び/又はその変形体の組み合わせは、このような組み合わせであれば安定した化合物になる場合のみ許容される。
特に明記しない限り、ある基が一つ以上の結合可能な部位を有する場合、該基の任意の一つ以上の部位は、化学結合によって他の基に結合することができる。該化学結合の結合方式が非局在であり、且つ結合可能な部位にH原子が存在する場合、化学結合を結合すると、該部位のH原子の個数は、結合された化学結合の個数に応じて相応の価数の基に減少する。前記部位が他の基と結合する化学結合は、直線実線結合
Figure 0007620711000081
直線破線結合
Figure 0007620711000082
又は波線
Figure 0007620711000083
で表すことができる。例えば、-OCHの直線実線結合は、該基の酸素原子を介して他の基に結合されていることを意味する。
Figure 0007620711000084
中の直線の破線結合は、該基内の窒素原子の両端が他の基に結合されていることを意味する。
Figure 0007620711000085
中の波線は、当該フェニル基の部位1と2の炭素原子を介して他の基に結合されていることを意味する。
Figure 0007620711000086
は、当該ピペリジニル基の任意の結合可能な部位が1つの化学結合によって他の基に結合できることを意味し、少なくとも
Figure 0007620711000087
の四つの結合形態を含み、H原子が-N-に描かれていても、
Figure 0007620711000088
には
Figure 0007620711000089
この結合形態の基が含まれるが、1つの化学結合が接続されると、その部位のHは1つ減少して対応する一価ピペリジン基になる。
別途に定義しない限り、用語「C1-3アルキル」は直鎖又は分枝鎖の1~3個の炭素原子で構成された飽和炭化水素基を表す。前記C1-3アルキルにはC1-2とC2-3アルキル基などが含まれ、それは1価(例えばメチル)、2価(例えばメチレン)及び多価(例えばメチン)であってもよい。C1-3アルキルの実例は、メチル(Me)、エチル(Et)、プロピル(n-プロピル及びイソプロピルを含む)を含むが、これらに限定されない。
別途に定義しない限り、用語「C1-3アルコキシ」は酸素原子を介して分子の残り部分に連結された1~3個の炭素原子を含むアルキル基を表す。前記C1-3アルコキシには、C1-2、C2-3、C、C及びCアルコキシなどが含まれる。C1-3アルコキシの実例はメトキシ、エトキシ、プロポキシ(n―プロポキシ又はイソプロポキシを含む)などを含むが、これらに限定されない。
別途に定義しない限り、用語「ハロゲン」又は「ハロ」は、それ自体又は別の置換基の一部として、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素原子を意味する。
本発明の化合物は当業者に熟知の様々な合成方法によって製造することができ、以下に挙げられた具体的な実施形態、他の化学合成方法と合わせた実施形態及び当業者に熟知の同等の代替方法を含み、好適な実施形態は本発明の実施例を含むが、これらに限定されない。
本発明に使用されたすべての溶媒は市販品から得ることができる。本発明は下記の略語を用いる:DMSOはジメチルスルホキシドを表し、EtOHはエタノールを表し、MeOHはメタノールを表し、Mはmol/Lを表し、N/Aは検出されてないことを表し、MgClは塩化マグネシウムを表し、EGTAはエチレングリコール-ビス-(2-アミノエチルエーテル)テトラ酢酸を表し、NaVOはバナジン酸ナトリウムを表す。
本発明の化合物の構造は、当業者に周知の従来の方法によって確認することができ、本発明が化合物の絶対配置に関する場合、絶対配置は、当業者の従来の技術的手段によって確認することができる。例えば、単結晶X線回折(SXRD)、培養単結晶はBruker D8 venture回折計によって収集され、光源はCuKα放射線、走査方法:φ/ω走査、関連データを収集した後、更に直接法は(Shelxs97)結晶構造解析により、絶対配置を確認できる。
化合物は本分野の通常の名称又はChemDraw(R)ソフトによって名付けられ、市販化合物はメーカーのカタログの名称が使用される。
血漿TNF-α濃度グラフである。 試験化合物WX009を投与した後の、ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植片腫瘍モデルの担癌マウスにおける腫瘍増殖曲線である。 試験化合物WX017、WX027を投与した後の、ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植片腫瘍モデルの担癌マウスにおける腫瘍増殖曲線である。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明の不利な制限を意味するものではない。
本発明は本明細書で詳細に説明されており、その特定の実施形態も開示されており、当業者にとって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の特定の実施形態において様々な変更及び修正を行うことができることは明らかである。
参考例1:中間体BB-1の合成
Figure 0007620711000090
合成スキーム:
Figure 0007620711000091
ステップ1:化合物BB-1-2の合成
化合物BB-1-1(5g)をジクロロメタン(20mL)に加え、更に4-ジメチルアミノピリジン(353.07mg)及び二炭酸ジ-tert-ブチル(15.77g)を加え、得られた混合溶液を25℃で16時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮した後、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~70:30)で精製して化合物BB-1-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 216.9 [M-55]
ステップ2:化合物BB-1-4の合成
化合物BB-1-2(1.0g)にN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)を加え、更に化合物BB-1-3(620.04mg)、炭酸セシウム(2.39g)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(267.90mg)を加え、窒素ガスの保護下で、反応溶液を60℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~0:100)で精製して化合物BB-1-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 278.1 [M-55]
ステップ3:化合物BB-1の合成
化合物BB-1-4(0.6g)にメタノール(20mL)及び水(20mL)を加え、更に水酸化ナトリウム(144.00mg)を加え、反応溶液を40℃で0.5時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮してメタノールを除去し、水(50mL)を更に加え、0℃で撹拌する条件下で1Mの希塩酸を滴下し、約pH=2に調節し、固体を析出させた。濾過し、水(10mL)でケーキを洗浄した。ケーキを収集して減圧濃縮し、化合物BB-1を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 13.34 (s, 1H), 10.14 (s, 1H), 8.96 (s, 1H), 8.59-8.25 (m, 2H), 7.56 (dd, J=1.2 Hz, J=5.2 Hz, 1H), 1.51 (s, 9H).
LCMS (ESI) m/z: 250.0 [M-55]
参考例2:中間体BB-2の合成
Figure 0007620711000092
合成スキーム:
Figure 0007620711000093
ステップ1:化合物BB-2-2の合成
化合物BB-2-1(16g)、化合物BB-1-3(13.13g)をN,N-ジメチルホルムアミド(200.0mL)に加え、次に、酢酸パラジウム(4.18g)、炭酸セシウム(60.61g)、トリ-o-トリルホスフィン(11.32g)を加え、反応溶液を100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を濾過した後減圧濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~87:13)で精製して化合物BB-2-2を得た。
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 8.73 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.97 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 4.45-4.40 (m, 2H), 2.66 (s, 3H), 1.43-1.40 (m, 3H).
LCMS (ESI) m/z = 233.2[M+H]
ステップ2:化合物BB-2の合成
化合物BB-2-2(6g)を無水メタノール(30mL)及び水(30mL)に加えた後水酸化ナトリウム(2.07g)を加え、30℃で6時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮してメタノールを回転して除去し、6Mの塩酸で約pH=5に調節し、濾過した後ケーキを減圧濃縮した。トルエン(100.0mL)を加え、減圧濃縮して水を除去して化合物BB-2を得た。
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 8.69 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 2.66 (s, 3H).
LCMS (ESI) m/z = 205.2[M+H]
参考例3:中間体BB-3の合成
Figure 0007620711000094
合成スキーム:
Figure 0007620711000095
ステップ1:化合物BB-3-2の合成
化合物BB-3-1(230mg)にN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)を加え、更に化合物BB-1-3(207.16mg)、カリウムtert-ブトキシド(274.52mg)及び酢酸パラジウム(27.46mg)、トリ-o-トリルホスフィン(37.23mg)を加え、得られた混合溶液を窒素ガスの雰囲気で110℃で、16時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮して溶媒を除去し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~50:50)で精製して化合物BB-3-2を得た。
LCMS m/z: 249.1[M+H]
ステップ2:化合物BB-3の合成
化合物BB-3-2(150mg)にメタノール(3mL)及び水(3mL)を加え、更に水酸化ナトリウム(48.34mg)を加え、得られた混合溶液を40℃で、2時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮してメタノールを除去し、水(20mL)を更に加え、撹拌しながら0℃で1Mの希塩酸を滴下し、約pH=2に調節し、個体を析出させた。濾過し、水(2mL)でケーキを洗浄し、ケーキを収集し、減圧濃縮して化合物BB-3を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 8.95 (s, 1H), 8.36 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.52 (dd, J=1.2 Hz, J=5.2 Hz, 1H), 7.27 (s, 1H), 3.91 (s, 3H).
LCMS m/z: 221.0[M+H]
参考例4:中間体BB-4の合成
Figure 0007620711000096
合成スキーム:
Figure 0007620711000097
ステップ1:化合物BB-4-2の合成
化合物BB-4-1(1g)にN,N-ジメチルホルムアミド(20mL)を加え、更に化合物BB-1-3(842.27mg)、炭酸セシウム(3.24g)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(363.92mg)を加え、得られた混合溶液を60℃の窒素ガスの保護下で、16時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~80:20)で精製して化合物BB-4-2を得た。
LCMS m/z:261.9[M+H]
ステップ2:化合物BB-4の合成
化合物BB-4-2(250mg)にメタノール(10mL)及び水(10mL)を加え、更に水酸化ナトリウム水溶液(3M,、637.90μL)を加え、得られた混合溶液を25℃で16時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮してメタノール除去し、水(50mL)を加え、撹拌しながら0℃で1Mの希塩酸を滴下し、約pH=2に調節し、固体を析出させ、濾過し、水(10mL)でケーキを洗浄し、ケーキを収集した後化合物BB-4を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 13.30 (s, 1H), 8.92 (s, 1H), 8.26 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.09 (s, 2H), 3.10 (s, 6H).
LCMS m/z:233.9[M+H]
参考例5:中間体BB-5の合成
Figure 0007620711000098
合成スキーム:
Figure 0007620711000099
ステップ1:化合物BB-5-2の合成
反応フラスコに化合物BB-5-1(1g)、化合物BB-1-3(716.25mg)、炭酸セシウム(4.96g)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(371.36mg)を順次に加え、更にN,N-ジメチルホルムアミド(20mL)を加え、窒素ガスの保護下で、反応溶液を90℃で3時間撹拌して反応させた。反応溶液に酢酸エチル(50mL)、飽和食塩水(50mL)及び水(50mL)を加え、濾過した後濾液を抽出して分離し、水相を酢酸エチル(30mL)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~0:100)で精製して化合物BB-5-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 258.0 [M+H]
ステップ2:化合物BB-5の合成
反応フラスコに化合物BB-5-2(130mg)を加え、次に無水エタノール(2.5mL)を加え、最後に水(1.5mL)及び水酸化ナトリウム(60.64mg)の混合溶液を加え、反応溶液を50℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧濃縮した後、水(5mL)を加えて超音波で溶解させ、更に酢酸エチル(5mL)を加えて、抽出し、分離し、水相を収集して4Mの塩酸でpH=4に調節した後濾過し、ケーキを水(5mL)で洗浄した。ケーキを減圧濃縮して溶媒を除去し、化合物BB-5を得た。
LCMS(ESI)m/z:230.0[M+H]
参考例6:中間体BB-6の合成
Figure 0007620711000100
合成スキーム:
Figure 0007620711000101
ステップ1:化合物BB-6-2の合成
化合物BB-6-1(0.5g)にN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を加え、更に化合物BB-1-3(452.72mg)、炭酸セシウム(1.74g)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(7.80mg)を加え、得られた混合溶液を窒素ガスの保護下で、60℃で16時間撹拌して反応させた。減圧濃縮した後得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~80:20)で精製して化合物BB-6-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 247.9 [M+H]
ステップ2:化合物BB-6の合成
化合物BB-6-2(200mg)にメタノール(10mL)及び水(10mL)を加え、更に水酸化ナトリウム水溶液(3M,、539.27μL)を加え、得られた混合溶液を25℃で16時間撹拌して反応させた。減圧濃縮した後、水(50mL)を加え、撹拌しながら0℃で1Mの希塩酸を滴下し、約pH=7に調節し、固体を析出させ、濾過し、水(10mL)でケーキを洗浄し、ケーキを収集して化合物BB-6を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 8.88 (s, 1H), 8.16 (d, J =5.2 Hz, 1H), 7.15-6.96 (m, 2H), 6.91 (d, J =4.4 Hz, 1H), 2.83 (d, J=4.4 Hz, 3H).
LCMS (ESI) m/z: 219.9 [M+H]
下記表1の各中間体は、いずれも市販されている試薬である。
Figure 0007620711000102
参考例7:中間体B2の合成
Figure 0007620711000103
合成スキーム:
Figure 0007620711000104
ステップ1:化合物B2の合成
化合物B2-1(25g)をアセトニトリル(25g)に加え、次にトリメチルシリルジアゾメタン(2M、113.92mL)を加え、25℃で1時間反応させた。0℃に冷却させて臭化水素酸(46.55g、純度:33%)の酢酸溶液をゆっくりと加え、滴下完了後反応溶液を25℃に昇温させて1時間撹拌した。溶媒を減圧濃縮した後、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~90:10)で精製して化合物B2を得た。
H NMR (400MHz, CDCl) δ = 4.05-3.98 (m, 3H), 3.84 (s, 1H), 2.84-2.75 (m, 2H), 2.55-2.51 (m, 2H), 1.15-1.12 (m, 3H).
参考例8:中間体BB-7の合成
Figure 0007620711000105
合成スキーム:
Figure 0007620711000106
ステップ1:化合物BB-7の合成
化合物BB-2(1g)をN,N-ジメチルホルムアミド(15mL)に溶解させ、次に、塩化アンモニウム(523.96mg)、N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N-エチルカルボジイミド(1.41g)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(992.67mg)、ジイソプロピルエチルアミン(3.16g)を加え、反応系を25℃で16時間反応させた。反応溶液に水(20mL)を加え、次に酢酸エチル(20mL)で抽出し、水相を収集し、減圧濃縮して粗生成物化合物を得た。得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(250×50mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配アセトニトリル%:1%~35%、10min)で精製して、化合物BB-7を得た。
LCMS (ESI) m/z: 204.2 [M+H]
H NMR (400 MHz, DMSO-d) δ = 8.67 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.83-7.80 (m, 2H), 7.75-7.73 (m, 1H), 7.60 (s, 1H),
2.59 (s, 3H).
参考例9:中間体BB-8の合成
Figure 0007620711000107
合成スキーム:
Figure 0007620711000108
ステップ1:化合物BB-8-1の合成
化合物BB-6-1(1g)を無水テトラヒドロフラン(20mL)に加え、-5℃に冷却させ、1Mのリチウムビス(トリメチルシリル)アミドのn-ヘキサン溶液(10.69mL)を加え、10分間撹拌した後、二炭酸ジ-tert-ブチル(1.17g)を加え、25℃に昇温させて1時間反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(40mL)に加え、更に酢酸エチル(40mL×3)で抽出した後、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾液を濾過して減圧濃縮し、濃縮した後得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~95:5)で精製して化合物BB-8-1を得た。
LCMS (ESI)m/z:287.0[M+H]
ステップ2:化合物BB-8-2の合成
予め乾燥させた反応フラスコにBB-8-1(0.75g)、化合物BB-1-3(368.60mg)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(191.11mg)、炭酸セシウム(2.55g)及びN,N-ジメチルホルムアミド(7.5mL)を加え、窒素ガスで3回置換し、60℃で16時間反応させた。反応溶液を水(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、飽和食塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、吸引濾過し、減圧下でスピン乾燥させ、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~0:100)で精製して化合物BB-8-2を得た。
LCMS (ESI)m/z:348.2[M+H]
ステップ3:化合物BB-8の合成
化合物BB-8-2(0.55g)をメタノール(10mL)及び水(2mL)に加え、次に水酸化ナトリウム(126.66mg)を加え、25℃で2時間反応させた。反応溶液をメタノールが消失するまで減圧濃縮し、2Mの塩酸で約pH=4に調節して濾過し、ケーキを減圧濃縮して化合物BB-8を得た。
LCMS (ESI) m/z: 320.0[M+H]
H NMR (400MHz, CDOD) δ =8.64 (s, 1H), 8.54 (d, J=5.20 Hz, 1H), 8.34 (s, 1H), 7.76-7.75 (m, 1H), 3.42 (s, 3H), 1.56 (s, 9H).
参考例10:中間体BB-9の合成
Figure 0007620711000109
合成スキーム:
Figure 0007620711000110
ステップ1:化合物BB-9-2の合成
化合物BB-9-1(2g)、2,4ジメトキシベンジルアミン(1.53g)、ジメチルスルホキシド(10mL)、N,Nジイソプロピルエチルアミン(3.22g)を反応フラスコに加え、窒素ガスで3回置換し、120℃で2時間反応させた。反応溶液に水(10mL)を加え、メチルtert-ブチルエーテル(30mL×3)を加えて抽出し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して化合物BB-9-2を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 7.56 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 7.25 (d, J=8.00 Hz, 1 H), 6.84 (dd, J=5.20 Hz, J=4.00 Hz, 1 H), 6.53-6.40 (m, 2 H), 5.08 (s, 1 H), 4.58 (d, J=5.60 Hz, 2 H), 3.85 (s, 3 H), 3.81 (s, 3 H).
ステップ2:化合物BB-9-3の合成
化合物BB-9-2(3g)、トリフルオロ酢酸(15mL)を反応フラスコに加え、20℃で3時間反応させ、反応溶液に氷水(50mL)を加え、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で約pH=8に調節し、次にジクロロメタン(50mL×2)を加えて抽出し、有機相を合わせ、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して化合物BB-9-3を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 238.9[M+H]
H NMR (400 MHz, CDCl) δ =7.50 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 7.00 (dd, J=5.20 Hz, J=4.00 Hz, 1 H), 4.72 (s, 2 H).
ステップ3:化合物BB-9-4の合成
化合物BB-9-3(1.6g)、ジクロロメタン(30mL)、炭酸ジ-tert-ブチル(2.93g)、トリエチルアミン(2.04g)、4-ジメチルアミノピリジン(328.52mg)を反応フラスコに加え、次に20℃で12時間反応させ、反応溶液を濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=90:10~80:20)で分離・精製して化合物BB-9-4を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 7.96 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 7.69 (dd, J=4.80 Hz, J=4.20 Hz, 1 H), 1.44 (s, 18 H).
ステップ4:化合物BB-9-5の合成
化合物BB-9-4(1.6g)、化合物BB-1-3(541.01mg)、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(267.15mg)、フッ化セシウム(1.66g)を反応フラスコに加え、60℃で12時間反応させ、反応溶液に飽和食塩水(30mL)を加え、メチルtert-ブチルエーテル(30mL×3)を加えて抽出し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=95:5~94:6)で精製して化合物BB-9-5を得た。
LCMS: m/z (ESI) =452.2[M+H]
ステップ5:化合物BB-9の合成
化合物BB-9-5(1.1g)、メタノール(5mL)、水(5mL)、水酸化ナトリウム(194.93mg)を反応フラスコに加え、25℃で1時間反応させ、反応溶液を濃縮し、2Mの塩酸で約pH=3に調節し、固体の析出があり、濾過してケーキを得、濃縮して水を除去して化合物BB-9を得た。
LCMS:m/z(ESI)=324.1[M+H]
参考例11:中間体BB-10の合成
Figure 0007620711000111
合成スキーム:
Figure 0007620711000112
ステップ1:化合物BB-10-2の合成
化合物BB-10-1(1g)、化合物BB-1-3(1.16g)、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)、炭酸セシウム(4.48g)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(502.68mg)を反応フラスコに加え、60℃で12時間反応させ、反応溶液を濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~90:10)で分離・精製して化合物BB-10-2を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 8.44-8.38 (m, 2 H), 7.86 (t, J=5.20 Hz, 1 H), 4.45 (d, J=7.20 Hz, 2 H), 2.63 (d, J=3.20 Hz, 3 H), 1.42 (t, J=7.20 Hz, 3 H).
ステップ2:化合物BB-10の合成
化合物BB-10-2(1g)、水(5mL)、エタノール(10mL)、水酸化リチウム一水和物(191.43mg)を反応フラスコに加え、25℃で3時間反応させ、反応溶液を濃縮してエタノールを除去し、2Mの塩酸でpH=4に調節し、固体の析出があり、濾過し、ケーキを濃縮し、水を除去して化合物BB-10を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.02 (s, 1 H), 8.46 (d, J=4.80 Hz, 1 H), 7.83 (t, J=5.20 Hz, 1 H), 2.55 (d, J=3.60 Hz, 3 H).
参考例12:中間体BB-11の合成
Figure 0007620711000113
合成スキーム:
Figure 0007620711000114
ステップ1:化合物BB-11-2の合成
化合物BB-11-1(1g)、ジクロロメタン(10mL)、炭酸ジ-tert-ブチル(2.14g)、トリエチルアミン(1.19g)、4-ジメチルアミノピリジン(96.02mg)を反応フラスコに加え、次に20℃で12時間反応させた。反応溶液を濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(勾配溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=90:10~83:17)で分離・精製して化合物BB-11-2を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 8.03 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 7.77 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 1.42 (s, 18 H).
ステップ2:化合物BB-11-3の合成
化合物BB-11-2(1.6g)、化合物BB-1-3(521.43mg)、N,N-ジメチルホルムアミド(16mL)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(257.48mg)、炭酸セシウム(3.44g)を反応フラスコに加え、60℃で12時間反応させた。反応溶液に飽和食塩水(30mL)、メチルtert-ブチルエーテル(30mL×3)を加えて抽出し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(勾配溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=95:5~0:100)で分離・精製して化合物BB-11-3を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 312.0[M+H-156]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.18 (s, 1 H), 8.65 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 8.06 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 4.35 (t, J=7.20 Hz, 2 H), 1.37-1.34 (m, 21 H).
ステップ3:化合物BB-11の合成
化合物BB-11-3(1g)、エタノール(5mL)、水(2.5mL)、水酸化リチウム一水和物(102.37mg)を反応フラスコに加え、25℃で2.5時間反応させた。反応溶液を2Mの塩酸でpH=4に調節し、固体の析出があり、濾過し、ケーキをジクロロメタン:メタノール=8:1(100mL)に溶解させ、次に無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して化合物BB-11を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 340.1[M+H-100]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ =9.01 (s, 1 H),8.64 (d, J=5.20 Hz, 1 H),8.05 (d, J=5.20 Hz, 1 H),1.36 (s, 18 H).
参考例13:中間体BB-12の合成
Figure 0007620711000115
合成スキーム:
Figure 0007620711000116
ステップ1:化合物BB-12-2の合成
化合物BB-12-1(5.0g)をテトラヒドロフラン(50.0mL)に溶解させた後、トリエチルアミン(8.95g)を加え、0℃に冷却させてN-フェニルビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド(18.95g)のテトラヒドロフラン(10.0mL)溶液を加え、反応溶液を25℃で16時間反応させた。反応溶液に飽和塩化アンモニウム(50.0mL)を加え、酢酸エチル(50.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、吸引濾過して減圧濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=91:9~50:50)で精製して化合物BB-12-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 246.1 [M+H]
ステップ2:化合物BB-12の合成
反応フラスコに化合物BB-12-2(1g)を加え、ビス(ピナコラート)ジボロン(1.24g)を1,4-ジオキサン(30mL)に溶解させ、次に[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(596.88mg)及び酢酸カリウム(800.59mg)を加え、反応系を70℃で1.5時間反応させた。反応溶液に水(50.0mL)を加え、酢酸エチル(50.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、吸引濾過し、減圧濃縮して粗生成物化合物BB-12を得、直接に次のステップに使用した。
参考例14:中間体BB-13の合成
Figure 0007620711000117
合成スキーム:
Figure 0007620711000118
ステップ1:化合物BB-13の合成
反応フラスコに化合物BB-13-1(5.0g)及びテトラヒドロフラン(60mL)を加え、窒素ガスで置換し、-78℃に冷却させ、撹拌しながらn-ブチルリチウムのn-ヘキサン溶液(2.5M、11.36mL)を加え、-78℃で塩化トリ-n-ブチルすず(10.25g)を滴下し、-78℃で2時間反応を続けた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム(100mL)にゆっくりと注ぎ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、吸引濾過し、減圧濃縮した後カラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~90:10)で精製して化合物BB-13を得た。
実施例1:化合物WX001の合成
Figure 0007620711000119
合成スキーム:
Figure 0007620711000120
ステップ1:化合物1-3の合成
化合物1-1(50g)にテトラヒドロフラン(500mL)を加え、更に化合物1-2(122.65g)を加え、得られた反応溶液を20℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を濾過し、濾液をし収集し、濃縮して固体の粗生成物を得た。当該粗生成物にメチルtert-ブチルエーテル:石油エーテル(1:1、200mL)の混合溶媒を加え、16時間均一にスラリー化させた後濾過し、固体を収集して化合物1-3得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 8.55 (s, 1H), 6.92 (s, 2H), 5.92 (s, 1H), 3.08-2.85 (m, 4H), 1.59 (d, J=4.0 Hz, 6H).
LCMS (ESI) m/z: 223.1 [M+H]
ステップ2:化合物1-5の合成
化合物1-3(11g)に化合物1-4(83.05g)を加え、得られた反応溶液を40℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を濾過し、ケーキを酢酸エチル(10mL)で2回洗浄した。ケーキを収集し、乾燥させて化合物1-5の臭化水素酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 309.2 [M+H]
ステップ3:化合物1-6の合成
化合物1-5の臭化水素酸塩(10.5g)に1,2-ジクロロメタン(150mL)を加え、更にオキシ臭化リン(15.47g)を加え、得られた反応溶液を100~110℃で34時間撹拌して反応させた。更にオキシ臭化リン(15.5g)を加え、反応溶液を110℃で継いて36時間撹拌して反応させた。反応溶液を室温に冷却させた後、常温の水(150mL)にゆっくりと注いだ。注入後、クエンチ溶液に2Mの水酸化ナトリウム水溶液を滴下して、溶液を約pH=10に調節した。更にジクロロメタン(200mL×3)を加えて抽出し、有機相を合わせ、飽和食塩水(200mL)を加えて洗浄し、有機相を収集し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後濾過して濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~20:80)で精製して化合物1-6を得た。
LCMS (ESI) m/z: 327.1 [M+H]
ステップ4:化合物1-8の合成
化合物1-6(0.8g)にジオキサン(10mL)を加え、更に化合物1-7(2.12g)、炭酸カリウム(1.02g)、ジクロロパラジウム(87.26mg)及びトリシクロヘキシルホスフィン(137.99mg)を加え、窒素ガスの保護下で、反応溶液を110℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を珪藻土で濾過し、ケーキをジクロロメタン:メタノール(1:1、20mL)で2回洗浄し、濾液を収集し、減圧濃縮した後得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~70:30)で精製して化合物1-8を得た。
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 9.39 - 9.30 (m, 1H), 7.92 - 7.80 (m, 1H), 7.04 (s, 1H), 6.71 - 6.58 (m, 2H), 3.27 (s, 4H), 2.00 (s, 1H), 1.74 (s, 6H), 1.40 (s, 6H).
LCMS (ESI) m/z: 331.3 [M+H]
ステップ5:化合物1-9の合成
化合物1-8(650mg)にメタノール(100mL)を加え、微窒素気流下で湿式パラジウム/炭素(50mg、純度:10%)を加え、反応溶液を水素ガス(50psi)の条件下で、25℃で16時間反応させた。反応溶液を珪藻土で濾過し、ケーキをメタノール(20mL)で洗浄し、濾液を合わせて減圧濃縮し、化合物1-9を得た。
LCMS (ESI) m/z: 303.3 [M+H]
ステップ6:化合物1-10の合成
化合物1-9(100mg)にN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を加え、更に化合物BB-1(106.00mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(188.60mg)及びトリエチルアミン(100.38mg)を加え、得られた混合溶液を40℃で2時間撹拌して反応させた。反応溶液を濾過した後、粗生成物を分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:41%~71%、8min)で分離・精製しで化合物1-10のトリフルオロ酢酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 590.4 [M+H]
ステップ7:化合物WX001の合成
化合物1-10のトリフルオロ酢酸塩(5mg)にジクロロメタン(5mL)を加え、更にトリフルオロ酢酸(32.26mg)を加え、得られた混合溶液を40℃で0.5時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮して溶媒を除去し、アセトニトリル(10mL)及び水(1mL)を加えて溶解させた後、化合物WX001のトリフルオロ酢酸塩を得た。
H NMR (400MHz, CDOD) δ =9.58 (s, 1H), 8.90 (s, 1H), 8.08 (d, J=6.4 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.45 (d, J =6.4 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 3.17-3.12 (m, 4H), 2.98-2.91 (m, 2H), 1.99-1.89 (m, 6H), 1.78 (s, 2H), 1.30 (s, 6H).
LCMS (ESI) m/z: 490.4 [M+H]
実施例2:化合物WX002の合成
Figure 0007620711000121
合成スキーム:
Figure 0007620711000122
ステップ1:化合物WX002の合成
化合物WX001(40mg)にジクロロメタン(5mL)を加え、次に無水酢酸(43.60mg)及びトリエチルアミン(82.68mg)を加え、得られた混合溶液を20℃で16時間撹拌して反応させた後、混合溶液を40℃に昇温させて16時間撹拌して反応させた。反応溶液に3Mの水酸化ナトリウム水溶液(5mL)を加え、40℃で16時間撹拌した。反応溶液を濃縮した後、粗生成物を分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:27%~57%、8min)で分離・精製して化合物WX002のトリフルオロ酢酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 532.5 [M+H]
実施例3:化合物WX003の合成
Figure 0007620711000123
合成スキーム:
Figure 0007620711000124
ステップ1:化合物WX003の合成
化合物1-9(30mg)にジメチルホルムアミド(3mL)を加え、更に化合物BB-3(32.76mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(56.58mg)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(25.64mg)を加え、得られた混合溶液を40℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を濾過した後、直接に分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:45%~67%、8min)で分離・精製して化合物WX003のトリフルオロ酢酸塩を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 13.83 (s, 1H), 9.69 (s, 1H), 9.57 (s, 1H), 9.16 (s, 1H), 8.45 (d, J=5.2 Hz, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.55 (d, J=4.4 Hz, 1H), 7.34 (s, 2H), 3.94 (s, 3H), 3.07 (s, 4H), 2.88 - 2.78 (m, 2H), 1.87 (s, 4H), 1.81 - 1.73 (m, 2H), 1.68 (s, 2H), 1.17 (s, 6H).
LCMS m/z: 505.3[M+H]
実施例4:化合物WX004の合成
Figure 0007620711000125
合成スキーム:
Figure 0007620711000126
ステップ1:化合物WX004の合成
化合物1-9(30mg)にN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を加え、更に化合物BB-4(24.29mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(56.58mg)及びトリエチルアミン(30.11mg)を加え、得られた混合溶液を40℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を直接に分取HPLC(カラム:Phenomenex Gemini-NX C18(80×30mm×3μm);移動相:[(10mM)炭酸水素アンモニウムを含む水溶液-アセトニトリル];勾配B%:48%~78%、9min)で精製し、留分を濃縮した後、更に分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:41%~71%、8min)で分離・精製して化合物WX004のトリフルオロ酢酸塩を得た。
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 9.64 (s, 1H), 8.85 (s, 1H), 8.20 (d, J=6.0 Hz, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.41-7.35 (m, 2H), 3.31 (s, 6H), 3.19-3.09 (m, 4H), 3.01-2.88 (m, 2H), 2.09-1.88 (m, 6H), 1.77 (d, J=5.2 Hz, 2H), 1.30 (s, 6H).
LCMS m/z: 518.4[M+H]
実施例5:化合物WX005の合成
Figure 0007620711000127
合成スキーム:
Figure 0007620711000128
ステップ1:化合物WX005の合成
化合物BB-5(27mg)にN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(38.06mg)を加え、次にO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(67.19mg)を加え、最後に化合物1-9(35.63mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(0.5mL)の混合溶液を加え、反応溶液を30℃で1時間撹拌して反応させた。反応溶液に酢酸エチル(10mL)及び飽和食塩水(10mL)を加え、分離し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、濾過し、溶媒を減圧濃縮し、得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna C18 (100×30mm×5μm);移動相:[(0.04%)塩酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%: 10%~40%、10min)で分離・精製して化合物WX005の塩酸塩を得た。
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 9.62 (s, 1H), 8.91 (s, 1H), 8.49 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.96 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.76 (d, J=3.2 Hz, 1H), 7.46 (d, J=2.8 Hz, 1H), 7.37 (s, 1H), 3.18-3.10 (m, 4H), 2.98-2.88 (m, 2H), 2.03-1.88 (m, 6H), 1.79-1.67 (m, 2H), 1.32-1.27 (s, 6H).
LCMS (ESI) m/z: 514.3 [M+H]
実施例6:化合物WX006の合成
Figure 0007620711000129
合成スキーム:
Figure 0007620711000130
ステップ1:化合物WX006の合成
化合物1-9(30mg)にN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を加え、更に化合物BB-6(23.92mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(56.58mg)及びトリエチルアミン(72.70mg)を加え、得られた混合溶液を40℃で2時間撹拌して反応させた。反応溶液を濾過した後、得られた粗生成物を直接に分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:17%~47%、8min)で分離・精製して化合物WX006のトリフルオロ酢酸塩を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.66 (s, 1H), 9.59 (s, 1H), 9.17 (s, 1H), 8.22 (d, J=5.6 Hz, 1H), 8.12 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.18 (s, 1H), 7.15-7.09 (m, 1H), 3.09 (d, J=4.4 Hz, 4H), 2.90 (s, 3H), 2.87-2.80 (m, 2H), 2.68 (s, 1H), 2.34 (s, 1H), 1.87 (s, 4H), 1.82-1.74 (m, 2H), 1.69 (s, 2H), 1.19 (s, 6H).
LCMS (ESI) m/z: 504.4 [M+H]
実施例7:化合物WX007の合成
Figure 0007620711000131
合成スキーム:
Figure 0007620711000132
ステップ1:化合物7-1の合成
化合物1-1(1.0g)、化合物B1(1.1g)を無水エタノール(12.0mL)に加え、次にN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.23g)を加え、反応溶液を90℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液に酢酸エチル(80mL)を加えて希釈し、有機相を飽和塩化アンモニウム水溶液(30mL)で3回洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し減圧濃縮して化合物7-1を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 8.55 (s, 1H), 6.94 (s, 2H), 5.92 (s, 1H), 3.77-3.73 (m, 2H), 3.48 (s, 2H), 3.02-2.97 (m, 4H), 1.76-1.73 (s, 2H), 1.66-1.58 (m, 4H).
LCMS (ESI) m/z: 279.2 [M+H]
ステップ2:化合物7-2の合成
化合物7-1(1.5g)、炭酸水素ナトリウム(1.1g)を1,4-ジオキサン(33.0mL)に加え、撹拌しながら化合物B2(2.1g)を加え、窒素ガスの環境で反応溶液を75℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(50.0mL)に注ぎ、酢酸エチル(30.0mL×4)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、減圧濃縮し、得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=20:1)で精製して化合物7-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 403.3[M+H]
ステップ3:化合物7-3の合成
湿式パラジウム/炭素(0.3g)をアルゴンガスで保護した乾燥の水素化ボトルに加え、次にエタノール(15.0mL)を加え、更に化合物7-2(0.45g)を加え、反応溶液を水素ガス(50psi)の条件下で30℃で3時間反応させた。反応溶液を珪藻土で濾過して触媒を除去し、濾液を減圧濃縮して乾燥させ、化合物7-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 373.3[M+H]
ステップ4:化合物7-4の合成
化合物7-3(200.0mg)、化合物BB-2(131.5mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(408.3mg)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(173.5mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(3.0mL)に加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(50.0mL)に注ぎ、ジクロロメタン(50.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤除去し、濾液を減圧濃縮して得られた粗生成物を分取シリカゲルプレー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=20:1)で精製して化合物7-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 559.4[M+H]
ステップ5:化合物WX007の合成
0℃でメチルマグネシウムクロリド(3M、3.76mL)のテトラヒドロフラン溶液を無水テトラヒドロフラン(8.0mL)にゆっくりと加え、次に化合物7-4(90.0mg)の無水テトラヒドロフラン溶液(2.0mL)をゆっくりと滴下し、反応溶液を25℃に昇温させ、0.5時間撹拌して反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(50.0mL)に注ぎ、酢酸エチル(50.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去し、濾液を濃縮した後、得られた粗生成物を直接に分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(100×25mm×5μm);移動相:[(10mM)炭酸水素アンモニウムを含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:20%~60%、10min)で分離・精製して化合物WX007を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.82 (s, 1H), 9.33 (s, 1H), 9.08 (s, 1H), 8.69 (s, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.73 (s, 2H), 7.23 (s, 1H), 4.32 (s, 1H), 3.81-3.78 (m, 2H), 3.60 (s, 2H), 2.93-2.91 (m, 4H), 2.68-2.64 (m, 2H), 2.59 (s, 3H), 1.86-1.83 (m, 6H), 1.75-7.71 (m, 2H), 1.13 (s, 6H).
LCMS (ESI) m/z: 545.4[M+H]
実施例8:化合物WX008の合成
Figure 0007620711000133
合成スキーム:
Figure 0007620711000134
ステップ1:化合物8-1の合成
化合物1-1(0.65g)、化合物B3(500.14mg)を無水エタノール(7.5mL)に加え、次にN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.45g)を加え、反応溶液を90℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮して得られた粗生成物を直接にカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~50:50)で精製して化合物8-1を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 8.57 (s, 1H), 6.96 (s, 2H), 5.92 (s, 1H), 4.35 (s, 4H), 2.93-2.90 (s, 4H), 1.92-1.9 (m, 4H).
LCMS (ESI) m/z: 265.2[M+H]
ステップ2:化合物8-2の合成
化合物8-1(0.38g)、炭酸水素ナトリウム(289.91mg)を1,4-ジオキサン(8.0mL)に加え、撹拌しながら化合物B2(577.33mg)を加え、窒素ガスで置換した後反応溶液を75℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=20:1)で精製して化合物8-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 389.2[M+H]
ステップ3:化合物8-3の合成
ラネーニッケル(13.23mg)をアルゴンガスで保護した乾燥の水素化ボトルに加え、次に無水エタノール(10.0mL)及び化合物8-2(0.06g)を加え、反応溶液を水素ガス(50psi)の条件下で30℃で3時間反応させた。濾過して触媒を除去し、濾液を減圧濃縮して乾燥させ、化合物8-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 359.3[M+H]
ステップ4:化合物8-4の合成
化合物8-3(30mg)、化合物BB-2(20.51mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(47.74mg)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(21.63mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(2.0mL)に加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(15.0mL)に注ぎ、酢酸エチル(20.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去し、濾液を減圧濃縮して得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=20:1)で精製して化合物8-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 545.3[M+H]
ステップ5:化合物WX008の合成
0℃でメチルマグネシウムクロリド(3M、244.83μL)のテトラヒドロフラン溶液を無水テトラヒドロフラン(2.0mL)にゆっくりと加えた後、化合物8-4(5mg)の無水テトラヒドロフラン溶液(0.5mL)をゆっくりと滴下し、10℃で0.5時間撹拌した。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(10.0mL)に注ぎ、酢酸エチル(20.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して乾燥剤を除去し、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=20:1)で精製して化合物WX008を得た。
LCMS (ESI) m/z: 531.4[M+H]
実施例9:化合物WX009の合成
Figure 0007620711000135
合成スキーム:
Figure 0007620711000136
ステップ1:化合物9-1の合成
化合物1-1(2.0g)、化合物B4(1.69g)をトルエン(24.0mL)及びエタノール(6.0mL)に溶解させ、次にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(665.8mg)、1Mの炭酸ナトリウム水溶液(34.5mL)を加えた。反応溶液を100℃で12時間撹拌して反応させた後、酢酸エチル(100mL)を加えて希釈し、分離して得られた有機相を飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)で2回洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後濾過し、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=80:20~0:100)で精製して化合物9-1を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 8.81-8.74 (m, 1H), 7.43-7.29 (m, 7H), 6.40-6.31 (m, 1H).
ステップ2:化合物9-2の合成
化合物9-1(2.0g)、化合物B5(18.1g)を反応フラスコに加え、反応溶液を窒素ガスの雰囲気下で90℃で12時間撹拌して反応させた。メチルtert-ブチルエーテル/酢酸エチル(15:1、15mL)の混合溶液を反応溶液に注ぎ、撹拌して固体を析出させ、濾過し、ケーキを減圧濃縮して乾燥させ、化合物9-2を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ =9.76 (s, 1H), 8.76 (s, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.51-7.43 (m, 5H), 4.40-4.35(m, 2H), 1.37-1.32(m, 3H).
ステップ3:化合物9-3の合成
ラネーニッケル(247.69mg)をアルゴンガスで保護した乾燥の水素化ボトルに加え、次に、エタノール(10.0mL)を加え、更に化合物9-2(0.9g)を加え、反応溶液を水素ガス(50psi)の条件で25℃で2時間反応させた。反応溶液を珪藻土で濾過して触媒を除去し、濾液を減圧濃縮して乾燥させ、化合物9-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 282.1[M+H]
ステップ4:化合物9-4の合成
化合物9-3(0.5g)、化合物BB-2(544.37mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(1.35g)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(574.29mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(10.0mL)に加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(100mL)に注ぎ、ジクロロメタン(100mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して乾燥剤を除去し、濾液を濃縮した後、得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=20:1)で精製して化合物9-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 468.2[M+H]
ステップ5:化合物WX009の合成
0℃で、メチルマグネシウムクロリド(3M、5.13mL)のテトラヒドロフラン溶液を無水テトラヒドロフラン(5.0mL)にゆっくりと加え、次に化合物9-4(90mg)の無水テトラヒドロフラン(5.0mL)溶液をゆっくりと滴下し、反応溶液を25℃昇温させ、0.5時間撹拌して反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(50.0mL)に注ぎ、酢酸エチル(50.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して乾燥剤を除去し、濾液を濃縮した後、得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=15:1)で精製して化合物WX009を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.72 (s, 1H), 9.00 (s, 1H), 8.92 (s, 1H), 8.68 (s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.56-7.48 (m, 6H), 5.08 (s, 1H), 2.59 (s, 3H), 1.51 (s, 6H).
LCMS (ESI) m/z: 454.2[M+H]
実施例10:化合物WX010の合成
Figure 0007620711000137
合成スキーム:
Figure 0007620711000138
ステップ1:化合物10-1の合成
化合物1-1(2.2g)、化合物B6(1.53g)を無水エタノール(25.0mL)に加え、次にN,N-ジイソプロピルエチルアミン(4.91g)を加え、90℃で12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~40:60)で精製して化合物10-1を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 8.60 (s, 1H), 6.97 (s, 2H), 5.98 (s, 1H), 4.59-4.57 (m,1H), 3.37-3.34 (m,2H), 3.29-3.23 (m,2H), 2.86-2.80 (m,2H), 1.78-1.75 (m,2H), 1.37-1.31 (m,2H).
ステップ2:化合物10-2の合成
10-1(1g)及び化合物B2(1.3g)を1,4-ジオキサン(20.0mL)に溶解させ、炭酸水素ナトリウム(333.00mg)を加えた後、窒素ガスで置換し、反応溶液を窒素ガスの雰囲気で75℃で12時間反応させた。反応溶液を直接に減圧濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~99:1)で精製して化合物10-2を得た。
H NMR (400MHz, CDCl) δ = 8.83 (s, 1H), 8.11 (s, 1H), 7.15 (s, 1H), 4.49-4.44 (m,2H), 3.60-3.59 (m,2H), 3.35-3.32 (m,2H), 2.86-2.80 (m,2H), 1.89-1.86 (m,2H), 1.72(s, 1H), 1.52-1.51 (m,2H), 1.49-1.43 (m, 3H).
LCMS (ESI) m/z: 349.2[M+H]
ステップ3:化合物10-3の合成
ラネーニッケル(0.1g)をアルゴンガスで保護した乾燥の水素化ボトルに加え、次に無水エタノール(10.0mL)、化合物10-2(0.2g)を加え、反応溶液を水素ガス(50psi)の条件下で35℃で3時間反応させた。濾過して触媒を除去し、濾液を減圧濃縮して乾燥させ、化合物10-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 319.2[M+H]
ステップ4:化合物10-4の合成
化合物10-3(0.2g)、化合物BB-2(128.27mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(358.29mg)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(202.98mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(2.0mL)に加え、35℃で12時間撹拌した。反応溶液を半飽和食塩水(20.0mL)に注ぎ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した後、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤除去し、濾液を減圧濃縮して得られた粗生成物を分取シリカゲルプレー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=20:1)で精製して化合物10-4を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.71 (s, 2H), 9.67 (s, 1H), 9.32 (s, 1H), 8.86 (s, 1H), 8.14-8.10 (m,2H), 7.27 (s,1H), 4.47-4.41 (m,2H), 3.49-3.41 (m,4H), 2.93-2.88 (m,2H), 2.74 (s,3H) 1.92-1.89 (m,2H), 1.74-1.72 (m,3H), 1.41-1.36 (m,3H)
LCMS (ESI) m/z: 505.3[M+H]
ステップ5:化合物WX010の合成
0℃で、メチルマグネシウムクロリド(3M、3.17mL)のテトラヒドロフラン溶液を無水テトラヒドロフラン(5.0mL)にゆっくりと加え、次に化合物10-4(0.04g)の無水テトラヒドロフラン(2.0mL)溶液をゆっくりと滴下し、10℃で0.5時間撹拌した。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(30.0mL)に注ぎ、次に酢酸エチル(30.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去し、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=10:1)で精製して化合物WX010を得た。
LCMS (ESI) m/z: 491.4[M+H]
実施例11:化合物WX011の合成
Figure 0007620711000139
合成スキーム:
Figure 0007620711000140
ステップ1:化合物11-1の合成
化合物1-3(10g)に化合物B7(18.81g)を加え、得られた混合溶液を90℃で撹拌して2時間反応させた。反応溶液にジクロロメタン及びメタノールの混合溶液(1:1、100mL)を加え、カラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~70:30)で精製して化合物11-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 333.2 [M+H]
ステップ2:化合物11-2の合成
化合物11-1(6.5g)をエタノール(300mL)に溶解させ、ラネーニッケル(150mg)を加え、反応溶液を水素ガス(50psi)の条件で50℃で16時間反応させた。反応溶液を珪藻土で濾過し、濾液を収集し、減圧濃縮した後、分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配B%:15%~45%、8min)で精製して化合物11-2のトリフルオロ酢酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 303.3 [M+H]
ステップ3:化合物11-3の合成
化合物11-2のトリフルオロ酢酸塩(1.6g)にN,N-ジメチルホルムアミド(20mL)を加え、更にBB-1(997.11mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(2.92g)及び炭酸カリウム(1.59g)を加え、得られた混合溶液を40℃で2時間撹拌して反応させた。反応溶液にジクロロメタン(50mL)を加え、更に水(50mL)で3回洗浄し、有機相を収集し無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去し、濾過して減圧濃縮し、得られた粗生成物にメタノール(5mL)を加え、16時間均一にスラリー化させ、固体の析出があり、濾過した後、ケーキを収集して乾燥させ、化合物11-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 590.0 [M+H]
ステップ4:化合物11-4の合成
化合物11-3(550mg)にテトラヒドロフラン(20mL)を加え、-20℃に冷却させ、更にその中に水素化リチウムアルミニウム(88.50mg)とテトラヒドロフラン(2mL)の混合溶液を滴下し、得られた混合溶液を-20℃から10℃に戻せ、当該温度で16時間撹拌して反応させた。反応溶液に飽和酒石酸ナトリウムカリウム溶液(0.2mL)を滴下してクエンチングさせた。珪藻土濾過し、ケーキをテトラヒドロフラン(5mL)で洗浄し、濾液を収集して、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去し、濾過して減圧濃縮し、得られた粗生成物を分取シリカゲルプレート(溶離液:ジクロロメタン:メタノール=10:1)で精製して化合物11-4を得た。
H NMR (400MHz, CDCl) δ = 9.87 (s, 1H), 9.39 (s, 1H), 8.71 (s, 1H), 8.45 - 8.36 (m, 2H), 7.57 (dd, J=1.6, Hz J=5.2 Hz, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.21 (s, 1H), 4.00 (t, J=5.6 Hz, 2H), 3.71 (t, J=5.6 Hz, 1H), 3.03 - 2.89 (m, 6H), 2.18 (s, 2H), 2.04 - 1.94 (m, 4H), 1.57 (s, 9H)。
LCMS (ESI) m/z: 548.0[M+H]
ステップ5:化合物11-5の合成
化合物11-4(185mg)にトリクロロメタン(10mL)及びトリエチルアミン(102.56mg)を加え、0℃で、更にメタンスルホニルクロリド(0.88g)をトリクロロメタン(5mL)に溶解させた混合溶液に滴下し、得られた混合溶液を0℃から20℃に戻せ、1時間撹拌して反応させた。反応溶液を撹拌しながら氷水(10mL)にゆっくりと注ぎ、ジクロロメタン(10mL)を加えて2回抽出した後、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させて濾過し、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~80:20)で精製して化合物11-5を得た。
LCMS (ESI) m/z: 626.3[M+H]
ステップ6:化合物11-6の合成
化合物11-5(35mg)、メタンスルフィン酸ナトリウム塩(11.42mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、次にヨウ化カリウム(18.57mg)を加えた。当該反応系を80℃のマイクロ機器で1時間反応させた。反応溶液を直接に減圧濃縮して溶媒を除去し、化合物11-6を得た。
LCMS (ESI) m/z: 610.0 [M+H]
ステップ7:化合物WX011の合成
化合物11-6(35mg)にジクロロメタン(5mL)を加え、更にトリフルオロ酢酸(65.45mg)を加え、得られた混合溶液を40℃の条件2時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し溶媒を除去し、得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:11%~41%、8min)で分離・精製して化合物WX011のトリフルオロ酢酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 510.2 [M+H]
実施例12:化合物WX012の合成
Figure 0007620711000141
合成スキーム:
Figure 0007620711000142
ステップ1:化合物12-1の合成
化合物9-1(3.5g)及び化合物B-7(10.20g)を反応フラスコに加え、90℃で12時間反応させた。反応溶液に酢酸エチル(50mL)を加えて希釈した後、炭酸水素ナトリウム水溶液(50mL)に注いで分離し、水相を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した後有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させて濾過し、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~99.5:0.5)で精製して化合物12-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 326.2[M+H]
ステップ2:化合物12-2の合成
パラジウム炭素(500mg、純度:10%)をアルゴンガスで保護した乾燥の水素化ボトルに加え、次に無水エタノール(10.0mL)及び化合物12-1(0.8g)を加え、反応溶液を水素ガス(50psi)の雰囲気で35℃で3時間反応させた。濾過して触媒を除去し、濾液を減圧濃縮して乾燥させ、化合物12-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 296.2[M+H]
ステップ3:化合物12-3の合成
化合物12-2(0.7g)及び化合物BB-2(580.74mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(15.0mL)に加え、次にO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(1.35g)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(612.66mg)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を半飽和食塩水(50.0mL)に注ぎ、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後濾過し、減圧濃縮して粗生成物を得、カラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~99:1)で精製して化合物12-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 482.3[M+H]
ステップ4:化合物12-4の合成
化合物12-3(200mg)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させ、次に-10℃に冷却させた後水素化アルミニウムリチウム(15.76mg)を加え、1時間反応させた。反応溶液に飽和酒石酸ナトリウムカリウム溶液(0.3mL)を滴下し、5分間撹拌した後無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥させ、濾過し、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~97.5:2.5)で精製して化合物12-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 440.3[M+H]
ステップ5:化合物12-5の合成
化合物12-4(40mg)をクロロホルム(2.0mL)に加え、次にトリエチルアミン(27.63mg)を加え、10℃に冷却させた後メチルスルホニルクロリド(15.64mg)のクロロホルム(0.5mL)溶液を加え、25℃に昇温させて20分間反応させた。反応溶液を水(10.0mL)に注いで分離し、水相をジクロロメタン(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を減圧濃縮して化合物12-5を得た。
LCMS (ESI) m/z: 518.3[M+H]
ステップ6:化合物WX012の合成
化合物12-5(30mg)、メタンスルフィン酸ナトリウム塩(10.65mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(2.0mL)に加え、次に、ヨウ化カリウム(28.87mg)を加え、反応を80℃のマイクロ機器で1時間反応させた。反応溶液を酢酸エチル(10.0mL)で希釈した後半飽和食塩水(30.0mL)に注ぎ、分離し、水相を酢酸エチル(30mL×4)で抽出した後有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧濃縮し、粗生成物を直接に分取HPLC(カラム:Phenomenex Gemini-NX C18 (75×30mm×3μm);移動相:[(10mM)炭酸水素アンモニウムを含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:25%~45%、8min)で分離・精製して化合物WX012を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.06 (s, 1H), 8.94 (s, 1H), 8.67 (s, 1H), 7.95 (s, 1H), 7.72 (s, 1H),7.66-7.64 (m, 1H), 7.58-7.49 (m, 6H), 3.56-3.53 (m, 2H), 3.19-3.16 (m, 2H), 3.04 (m, 3H), 2.60 (s, 3H).
実施例13:化合物WX013の合成
Figure 0007620711000143
合成スキーム:
Figure 0007620711000144
ステップ1:化合物13-1の合成
予め乾燥させた一口フラスコに化合物BB-1(659.50mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)を加え、次にジイソプロピルエチルアミン(558.40mg)を加え、更にO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(1.23g)を加え、反応を20℃で0.5時間撹拌した。更に化合物12-2(638mg)を加え、反応を20℃で15.5時間撹拌した。反応溶液に酢酸エチル(10mL)及び飽和食塩水(10mL)を加えて分離し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後濾過し、減圧濃縮して得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~50:50)で精製し、濃縮留分した後得られた生成物にメタノール(1mL)及び酢酸エチル(5mL)を加え、5分間超音波処理した後、濾過し、ケーキを収集して化合物13-1を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 10.14 (s, 1H), 9.75 (s, 1H), 9.05 (s, 1H), 8.91 (s, 1H), 8.45 (d, J= 5.2 Hz, 1H), 8.41 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.60 - 7.40 (m, 7H), 3.82 (s, 2H), 3.32 - 3.16 (m, 2H), 1.50(s, 9H), 1.07-1.04 (m, 3H).
LCMS (ESI) m/z:583.4 [M+ H]
ステップ2:化合物13-2の合成
予め乾燥させた一口フラスコに化合物13-1(460mg)及び無水テトラヒドロフラン(10mL)を加え、0℃の氷浴で水素化リチウムアルミニウム(37.46mg)を加えて反応溶液を0℃で0.5時間撹拌して反応させた。反応溶液に水(2.0mL)をゆっくりと加え、反応をクエンチングさせ、クエンチング完了後酢酸エチル(5.0mL)を加え、濾過して得られたケーキをジクロロメタン/メタノール(1:1、10.0mL)の混合溶媒で濯ぎ、濾液を飽和食塩水(5.0mL)で洗浄して分離し、得られた有機相を前記の混合溶媒と混合し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を減圧濃縮して粗生成物を得、カラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~95:5)で精製して化合物13-2を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 10.16 (s, 1H), 9.74 (s, 1H), 8.99 (s, 1H), 8.91 (s, 1H), 8.47 - 8.43 (m, 1H), 8.41 (s, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.59 - 7.39 (m, 7H), 4.73 - 4.67 (m, 1H), 3.79 - 3.70 (m, 2H), 2.83 - 2.90 (m, 2H), 1.51 (s, 9H)
LCMS (ESI) m/z:541.4 [M+H]
ステップ3:化合物13-3の合成
化合物13-2(50mg)をクロロホルム(2.0mL)に加え、トリエチルアミン(46.26mg)を加え、0℃に冷却させた後10分間撹拌し、次にメチルスルホニルクロリド(63.58mg)のクロロホルム(1.0mL)溶液をゆっくりと加え、20℃に昇温させて13時間50分間反応させた。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液(5.0mL)を加えた後抽出し、分離し、有機相を5Mのクエン酸水溶液(5.0mL)で洗浄した後分離し、有機相を更に水(5.0mL)で洗浄した後分離し、有機相を収集し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させて濾過し、濾液を減圧濃縮して乾燥させ、化合物13-3を得た。
H NMR (400MHz, CDCl) δ =9.85 (s, 1H), 9. 29 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.40-8.35 (m, 2H), 7.83 - 7.69 (m, 3H), 7.65 (s, 1H), 7.57-7.52 (m, 2H), 7.36-7.30 (m, 2H),4.88-4.73 (m, 2H), 3.53-3.44 (m, 2H), 3.14 (s, 3H), 1.62 (S, 9H).
LCMS (ESI) m/z:619.4 [M+H]
ステップ4:化合物13-4の合成
予め乾燥させた反応フラスコに化合物13-3(35mg)、ヨウ化カリウム(28.17mg)、メタンスルフィン酸ナトリウム塩(16.18mg)を加え、次にN,N-ジメチルホルムアミド(2.0mL)を加え、油浴中で80℃で16時間撹拌した。反応溶液に酢酸エチル(10mL)及び飽和食塩水(10mL)を加え、分離し、水相をジクロロメタン/メタノール(10:1)の混合溶液(5.0mL×3)で抽出し、分離し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させて濾過し、減圧濃縮して溶媒を乾燥させた。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン/メタノール=100:0~95:5)で精製して化合物13-4を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 10.15 (s, 1H), 9.74 (s, 1H), 9.05 (s, 1H), 8.91 (s, 1H), 8.45 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.41 (s, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.60 - 7.40 (m, 7H), 3.54 (m, 2H), 3.21 - 3.13 (m, 2H), 3.03 (s, 3H), 1.52 (s, 9H)
LCMS (ESI) m/z:603.4 [M+H]
ステップ5:化合物WX013の合成
予め乾燥させた一口フラスコに化合物13-4(20mg)を加え、その中に塩酸/メタノール(4M、16.67mL)を加え、40℃で減圧蒸留して溶媒を乾燥させ、上記のステップを繰り返して化合物WX013の塩酸塩を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.96 (s, 1H), 9.37-9.28 (m, 1H), 9.02 (s, 1H), 8.24-8.18 (m, 1H), 8.13 (d, J= 6.4 Hz, 2H), 7.90-7.81 (m, 1H), 7.65-7.50 (m, 6H), 7.34-7.24 (m, 1H), 7.14-7.06 (m, 1H), 3.65-3.56 (m, 2H), 3.35-3.28 (m, 2H), 3.08 (s, 3H).
LCMS (ESI) m/z:503.3 [M+H]
実施例14:化合物WX014の合成
Figure 0007620711000145
合成スキーム:
Figure 0007620711000146
ステップ1:化合物14-1の合成
化合物11-5(40mg)、ジメチルアミン水溶液(14.41mg、純度:40%)を1,4-ジオキサン(5mL)に加え、次にヨウ化カリウム(21.22mg)及びトリエチルアミン(19.41mg)を加え、反応溶液を80℃で5時間撹拌して反応させた。反応溶液を濾過した後、濾液を収集して直接に減圧濃縮し、化合物14-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 575.1 [M+H]
ステップ2:化合物WX014の合成
化合物14-1(40mg)にジクロロメタン(5mL)を加え、更にトリフルオロ酢酸(79.36mg)を加え、得られた混合溶液を40℃で1時間撹拌して反応させた。減圧濃縮した後粗生成物を分取HPLC(カラム:Welch Xtimate C18(100×40mm×3μm);移動相:[(0.075%)トリフルオロ酢酸を含む水溶液)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:5%~36%、8min)で分離・精製して化合物WX014のトリフルオロ酢酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 475.4 [M+H]
実施例15:化合物WX015の合成
Figure 0007620711000147
合成スキーム:
Figure 0007620711000148
ステップ1:化合物WX015の合成
化合物12-5(25mg)、ジメチルアミン水溶液(27.22mg、純度:40%)をジオキサン(2.0mL)に加え、次にヨウ化カリウム(24.06mg)を加え、反応系を90℃で12時間反応させた。反応溶液を水(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した後有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後濾過し、減圧濃縮し、得られた粗生成物を直接に分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(100×30mm×10μm);移動相:[(10mM)炭酸水素アンモニウムを含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:10%~40%、10min)で分離・精製して化合物WX015を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.71 (s, 1H), 8.99 (s, 1H), 8.91 (s, 1H), 8.67 (s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.72 (s, 1H),7.65 (s, 1H), 7.56-7.46 (m, 5H), 2.91-2.87 (m, 3H), 2.75-2.74 (m, 3H), 2.67 (s, 1H), 2.59 (s, 4H), 2.30 (s, 3H).
LCMS (ESI) m/z:467.3 [M+H]
実施例16:化合物WX016の合成
Figure 0007620711000149
合成スキーム:
Figure 0007620711000150
ステップ1:化合物16-1の合成
予め乾燥させたマイクロチューブに化合物13-3(50mg)及び1,4-ジオキサン(10mL)を加え、次にヨウ化カリウム(33.54mg)、トリエチルアミン(18.18mg)及びジメチルアミン水溶液(178.00mg、純度:40%)を加え、80℃に昇温させて2時間撹拌し、ジメチルアミン水溶液(267.00mg、純度:40%)を加え、反応系を80℃で2時間撹拌した。反応溶液に酢酸エチル(10mL)、飽和食塩水(10mL)及び水(10mL)を加えた後分離し、水相に更にジクロロメタン/メタノール(10:1、10mL)の混合溶液を加えて抽出し、分離し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後濾過し、減圧濃縮して化合物16-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 568.4 [M+H]
ステップ2:化合物WX016の合成
一口フラスコに化合物16-1(60.00mg)を加えた後、塩酸/メタノール(4M、83.3mL)をフラスコに加え、45℃で減圧蒸留して溶媒を乾燥させた後、当該ステップを数回繰り返して粗生成物を得、得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna C18(100×30mm×5μm);移動相:[(0.04%)塩酸を含む水溶液-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:10%~40%、10min)で分離・精製して化合物WX016の塩酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 468.3 [M+H]
H NMR (400 MHz, DO) δ = 9.01 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.94-7.85 (m, 2H), 7.57-7.44 (m, 6H), 7.34-7.29 (m, 1H), 3.90 (s, 1H), 3.65-3.57 (m, 2H), 3.46-3.37 (m, 2H), 2.97 (s, 6H).
実施例17:化合物WX017の合成
Figure 0007620711000151
合成スキーム:
Figure 0007620711000152
ステップ1:化合物17-2の合成
化合物9-1(0.5g)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、次に化合物17-1(630.88mg)及び炭酸水素ナトリウム(585.55mg)を加え、反応系を70℃で16時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮した後水(50mL)及び酢酸エチル(50mL)に注ぎ、分離し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物化合物を得た。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=10:1~1:1)で精製して化合物17-2を得た。
ステップ2:化合物17-3の合成
化合物17-2(0.13g)をエタノール(3mL)及び酢酸(1mL)に溶解させ、次に鉄粉末(146.51mg)を加え、反応系を40℃で2時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮した後水(20mL)及び酢酸エチル(20mL)に注ぎ、濾過し、分離し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して化合物17-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 268.3 [M+H]
ステップ3:化合物17-4の合成
化合物17-3(0.12g)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、次にO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(256.02mg)及び化合物BB-1(274.08mg)、ジイソプロピルエチルアミン(174.04mg)を加え、反応系を25℃で16時間反応させた。反応溶液に酢酸エチル(20mL)及び水(20mL)を加えた後濾過し、ケーキを減圧濃縮して粗生成物化合物17-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 842.4 [M+H]
ステップ4:化合物17-5の合成
化合物17-4(0.08g)をテトラヒドロフラン(1mL)、水(0.5mL)及びメタノール(1mL)に溶解させ、次に水酸化リチウム一水和物(7.98mg)を加え、反応系を25℃で48時間反応させた。反応溶液を1Mの塩酸でpHを7に調節し、次に減圧濃縮して乾燥させ、化合物17-5を得た。
LCMS (ESI) m/z: 555.3 [M+H]
ステップ5:化合物WX017の合成
化合物17-5(0.03g)をジクロロメタン(1mL)及びトリフルオロ酢酸(0.5mL)に溶解させ、反応系を25℃で1時間反応させ、反応溶液を減圧濃縮して粗生成物化合物を得た。得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(100×30mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:15%~45%、8min)で分離・精製して化合物WX017を得た。
LCMS (ESI) m/z: 455.3 [M+H]
H NMR (400 MHz, DO) δ = 8.88 (s, 1H), 8.34 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.71-7.68 (m, 2H), 7.36-7.31 (m, 6H), 7.11-7.10 (m, 1H), 1.53 (s, 6H).
実施例18:化合物WX018の合成
Figure 0007620711000153
合成スキーム:
Figure 0007620711000154
ステップ1:化合物18-2の合成
化合物18-1(2g)及びフェニルボロン酸(1.36g)を1,4-ジオキサン(20mL)及び水(10mL)に溶解させ、次に炭酸ナトリウム(5.92g)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(645.54mg)を加え、反応系を100℃で16時間反応させた。反応溶液を水(50mL)に注ぎ、更に酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物化合物を得た。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=10:1~3:1)で精製して化合物18-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 221.2 [M+H]
ステップ2:化合物18-3の合成
窒素ガスの保護下で、湿式パラジウム炭素(0.5g、純度:10%)をメタノール(10mL)に溶解させ、次に化合物18-2(1.1g)及び水酸化ナトリウム水溶液(996.95mg、純度:20%)を加え、反応溶液を水素ガス(15psi)の条件で25℃で1時間反応させた。反応溶液を濾過し、濾液を減圧濃縮して粗生成物化合物を得た。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=10:1~3:1)で精製して化合物18-3を得た。
ステップ3:化合物18-4の合成
化合物18-3(0.3g)及び化合物17-1(437.47mg)、炭酸水素ナトリウム(406.02mg)を1,4-ジオキサン(5mL)に溶解させ、反応系を80℃で16時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、次に水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物化合物を得た。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=10:1~1:1)で精製して化合物18-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 269.2 [M+H]
H NMR (400 MHz, DMSO-d) δ = 8.25 (s, 1H), 7.81-7.79 (m, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.52-7.48 (m, 3H), 4.98 (s, 1H), 4.67 (s, 2H), 1.48 (s, 6H).
ステップ4:化合物WX018の合成
化合物18-4(0.24g)をN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解させ、次にO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(510.16mg)及び化合物BB-2(182.64mg)、ジイソプロピルエチルアミン(346.81mg)を加え、反応系を25℃で16時間反応させた。反応溶液に水(5mL)及び酢酸エチル(5mL)を加えた後濾過し、ケーキを減圧濃縮して乾燥させ、化合物WX018を得た。
LCMS (ESI) m/z: 455.3 [M+H]
H NMR (400 MHz, DMSO-d) δ = 10.24 (s, 1H), 9.28 (s, 1H), 8.96 (s, 1H), 8.69-8.68 (m, 1H), 7.82-7.79 (m, 4H), 7.73-7.71 (m, 1H), 7.50-7.49 (m, 3H), 5.21 (s, 1H), 2.74 (s, 3H), 1.53 (s, 6H).
実施例19:化合物WX019の合成
Figure 0007620711000155
合成スキーム:
Figure 0007620711000156
ステップ1:化合物19-2の合成
化合物19-1(10g)を水(200mL)に溶解させ、次に硫酸ヒドラジン(7.47g)を加え、反応系を100℃で16時間反応させた。反応溶液を直接に濾過し、ケーキを水(200mL)で濯ぎ、ケーキを減圧濃縮して化合物19-2を得た。
H NMR (400 MHz, CDOD) δ = 8.62 (s, 2H), 8.25-8.23 (m, 5H), 7.99 (s, 1H).
ステップ2:化合物19-3の合成
化合物19-2(3g)をオキシ塩化リン(24.44g)に溶解させ、反応系を80℃で16時間反応させた。反応溶液を水(300mL)に注ぎ、1時間撹拌した後濾過し、ケーキを水(100mL)で1時間撹拌し、濾過して化合物19-3を得た。
H NMR (400 MHz, DMSO-d) δ = 8.20 (s, 1H), 7.64-7.62 (m, 2H), 7.57-7.55 (m, 3H).
ステップ3:化合物19-4の合成
化合物19-3(2g)をジメチルスルホキシド(1mL)に溶解させ、次にp-メトキシベンジルアミン(6.09g)を加え、反応系を120℃で16時間反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム(50mL)に注ぎ、次に酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機相を飽和食塩水(50mL×3)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物化合物を得た。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=10:1~3:1)で精製して化合物19-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 326.2 [M+H]
ステップ4:化合物19-5の合成
化合物19-4(2g)をトリフルオロ酢酸(25mL)に溶解させ、反応系を70℃で2時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、次に、炭酸水素ナトリウム溶液(50mL)に注ぎ、酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物化合物を得た。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=3:1~1:1)で精製して化合物19-5を得た。
LCMS (ESI) m/z: 206.1 [M+H]
ステップ5:化合物19-6の合成
化合物19-5(0.1g)、化合物17-1(132.04mg)及び炭酸水素ナトリウム(122.55mg)を1,4-ジオキサン(2mL)に溶解させ、反応系を70℃で16時間反応させた。反応溶液を水(50mL)に注ぎ、次に酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物化合物を得た。残りの粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=10:1~1:1)で精製して化合物19-6を得た。
ステップ6:化合物WX019の合成
化合物19-6(0.1g)及び化合物BB-7(70.62mg)を1,4-ジオキサン(0.5mL)に溶解させ、次に炭酸セシウム(339.70mg)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(20.11mg)及びトリス(ジベンジルアセトン)ジパラジウム(31.82mg)を加え、反応系を0psiのマイクロ波で120℃で1時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮して粗生成物化合物を得た。得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Phenomenex C18(80×40mm×3μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:35%~65%、8min)で分離・精製して化合物WX019を得た。
LCMS (ESI) m/z: 455.3 [M+H]
H NMR (400 MHz, DO) δ = 8.30-8.32 (m, 2H), 7.91 (s, 1H), 7.81-7.76 (m, 3H), 7.25-7.14 (m, 5H), 2.41 (s, 3H),
1.29 (s, 6H).
実施例20:化合物WX020の合成
Figure 0007620711000157
合成スキーム:
Figure 0007620711000158
ステップ1:化合物20-1の合成
化合物1-1(5.0g)を1,4-ジオキサン(100.0mL)に溶解させ、次にブロモピルビン酸エチル(8.43g)及び炭酸水素ナトリウム(4.84g)を加え、反応溶液を70℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を直接に減圧下でスピン乾燥させ、粗生成物に水(150.0mL)を加えて均一にスラリー化させ、濾過して化合物20-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 270.1 [M+H]
ステップ2:化合物20-2の合成
反応フラスコに20-1(5.0g)を加え、酢酸エチル(75.0mL)に溶解させ、次に塩化すず(II)二水和物(25.11g)を加え、反応溶液を50℃で16時間反応させた。反応溶液に25%のアンモニア水を加えてpH=7に調節し、次に、濾過し、濾液を減圧濃縮してカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~91:9)で精製して化合物20-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 240.2 [M+H]
ステップ3:化合物20-3の合成
反応フラスコに20-2(0.5g)、化合物BB-2(511.18mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(674.09mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(1.19g)及びN,N-ジメチルホルムアミド(12mL)を加え、窒素ガスで置換した後、25℃で16時間反応させた。反応溶液に水(3mL)及び酢酸エチル(3mL)を加え、10分間撹拌し、濾過してケーキを収集した。ケーキを0.1Mの水酸化ナトリウム水溶液(10mL)で1時間均一にスラリー化させ、濾過し、ケーキを収集して化合物20-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 426.2 [M+H]
ステップ4:化合物20-4の合成
マイクロチューブに化合物20-3(0.3g)、4-ピリジンボロン酸(129.90mg)、炭酸ナトリウム(2M、880.64μL)、ビス(トリフェニルホスフィン)ジクロロパラジウム(24.72mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)を加え、窒素ガスで置換した後110℃、1barのマイクロ波で16時間反応させた。反応溶液を濾過し、ケーキを収集して化合物20-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 469.2 [M+H]
ステップ5:化合物WX020の合成
0℃で3Mのメチルマグネシウムクロリドのテトラヒドロフラン溶液(2.42mL)を無水テトラヒドロフラン(5mL)に加え、次に化合物20-4(170.00mg)の無水テトラヒドロフラン(2mL)溶液をゆっくりと滴下し、25℃に昇温させて0.5時間反応させた。反応溶液を水(20mL)に加え、次に、酢酸エチル(20mL×3)を加えて抽出し、分離し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(100×30mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:20%~40%、8min)で分離・精製して化合物WX020を得た。
LCMS (ESI) m/z: 455.3 [M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 10.08 (s, 1H), 8.89 (s, 1H), 8.45 (m, 1H), 8.69-8.68 (m, 1H), 8.63-8.68 (m, 2H), 7.88 (s, 1H), 7.81(s, 1H), 7.73-7.72 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.56-7.55 (m, 2H), 5.13 (s, 1H), 2.60 (s, 3H), 1.52 (s, 6H).
実施例21:化合物WX021の合成
Figure 0007620711000159
合成スキーム:
Figure 0007620711000160
ステップ1:化合物21-1の合成
化合物20-3(0.1g)、2-(トリブチルスタンニル)ピリジン(129.68mg)、クロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピル-1,1-ビフェニル)[2-(2-アミノ-1,1-ビフェニル)]パラジウム(II)(18.48mg)を1,4-ジオキサン(9mL)に溶解させ、反応溶液を100℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を直接に濾過し、水(10mL)でケーキを洗浄し、ケーキを収集して化合物21-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 469.2[M+H]
ステップ2:化合物WX021トリフルオロ酢酸塩の合成
反応フラスコにテトラヒドロフラン(10mL)を加え、窒素ガスで3回置換し、0℃に冷却させ、3Mのメチルマグネシウムクロリドのテトラヒドロフラン溶液(7.47mL)を加え、更に化合物21-1(0.35g)及びテトラヒドロフラン(5mL)の混合溶液を加え、25℃に昇温させ、1時間反応させた。反応溶液を水(10mL)にゆっくりと注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出して分離し、有機相を減圧下でスピン乾燥させて分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna(80×30mm×3μm);移動相:[水(トリフルオロ酢酸)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:15%~37%、8min)で分離・精製して化合物WX021のトリフルオロ酢酸塩を得た。
LCMS (ESI) m/z: 455.3[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 10.00 (s, 1H), 9.12 (s, 1H), 9.08-9.03 (m, 1H), 8.79-8.75 (m, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.25 (s, 1H) 8.24-8.21 (m, 2H), 7.89 (s, 1H), 7.86-7.83 (m, 1H), 7.79-7.75 (m, 1H), 2.66 (s, 3H), 1.61 (s, 6H).
実施例22:化合物WX022の合成
Figure 0007620711000161
合成スキーム:
Figure 0007620711000162
ステップ1:化合物22-1の合成
化合物9-1(5g)を無水ジクロロメタン(100mL)に加え、0℃に冷却させた後トリエチルアミン(3.53g)及び無水トリフルオロ酢酸(6.93g)をゆっくりと加え、0℃で1時間撹拌した。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液(100mL)を加え、ジクロロメタン(50mL×2)で抽出して分離し、有機相を合わせ無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を減圧濃縮して化合物22-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 312.0[M+H]
ステップ2:化合物22-2の合成
湿式パラジウム炭素(2g、純度:10%)をアルゴンガスで保護した乾燥の水素化ボトルに加え、無水メタノール(100mL)、化合物22-1(7g)を加え、水素ガス(50psi)で、30℃で2時間反応させた。反応完了後、珪藻土で濾過し、濾液を減圧濃縮した後カラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~75:25)で精製して化合物22-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 282.0[M+H]
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 7.91 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.48-7.41 (m, 4H), 7.40 (s, 1H).
ステップ3:化合物22-3の合成
化合物22-2(0.6g)、化合物BB-3(563.70mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に加え、次にO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(1.22g)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(827.19mg)を加え、25℃で12時間反応させた。反応溶液に水(10mL)を加え、2時間撹拌して濾過し、ケーキを減圧濃縮して化合物22-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 484.0[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 12.25-12.15 (m, 1H), 9.93 (s, 1H), 8.80 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.56-7.47 (m, 6H), 7.26 (s, 1H), 3.93 (s, 3H).
ステップ4:化合物22-4の合成
化合物22-3(0.32g)を無水メタノール(5mL)に加え、無水炭酸カリウム(228.73mg)を加え、60℃で2時間反応させた。反応溶液に水(4mL)を加えて0.5時間撹拌した後濾過し、ケーキを減圧濃縮して化合物22-4を得た。
ステップ5:化合物WX022の合成
化合物22-4(0.22g)、化合物17-1(185.05mg)を無水ジオキサン(4mL)に加え、炭酸水素ナトリウム(119.27mg)を加え、75℃で12時間反応させた。反応溶液を水(30mL)に加え、酢酸エチル(30mL×3)で抽出して分離し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、有機相を減圧下でスピン乾燥させ、分取HPLC(カラム:Phenomenex C18(80×40mm×3μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:25%~45%、8min)で分離・精製して化合物WX022を得た。
LCMS (ESI) m/z: 470.2[M+H]
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 9.23 (s, 1H), 8.56 (s, 1H), 8.28-8.27 (m, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.57-7.55 (m, 5H), 7.45 (s, 1H), 7.40-7.38 (m, 1H), 7.23 (s, 1H), 3.96 (s, 3H), 1.62 (s, 6H).
実施例23:化合物WX023の合成
Figure 0007620711000163
合成スキーム:
Figure 0007620711000164
ステップ1:化合物23-1の合成
化合物22-2(0.3g)、化合物BB-8(408.74mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(6mL)に加え、次に、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(608.41mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(344.67mg)を加え、40℃で16時間反応させた。反応溶液に水(10mL)を加えて1時間撹拌した後濾過し、ケーキを減圧濃縮し、粗生成物を0.1Mの水酸化ナトリウム水溶液(10mL)に加え、2時間撹拌した後、濾過し、ケーキを減圧濃縮して化合物23-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 583.2[M+H]
ステップ2:化合物23-2の合成
化合物23-1(0.46g)を無水メタノール(10mL)に加え、次に炭酸カリウム(272.84mg)を加え、60℃で16時間反応させた。反応溶液に水(10mL)を加えて1時間撹拌した後濾過し、ケーキを減圧濃縮して化合物23-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 487.3[M+H]
ステップ3:化合物23-3の合成
化合物23-2(0.32g)、化合物17-1(214.32mg)を無水ジオキサン(6mL)に加え、炭酸水素ナトリウム(138.13mg)を加え、反応溶液を75℃で5時間反応させた。反応溶液に水(6mL)を加えて1時間撹拌した後、濾過し、ケーキを減圧濃縮して水を除去し、化合物23-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 569.3[M+H]
ステップ4:化合物WX023の合成
化合物23-3(0.3g)を無水ジクロロメタン(36mL)、トリフルオロ酢酸(12mL)の混合溶液に加え、次に25℃で2時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮した後、得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(100×30mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:20%~50%、10min)で分離・精製して化合物WX023を得た。
LCMS (ESI) m/z: 469.3[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ =9.69 (s, 1H), 9.05 (s, 1H), 8.85 (s, 1H), 8.17 (s, 1H), 7.90 (s, 1H), 7.57-7.45 (m, 6H), 6.94-6.93 (m, 3H), 5.18 (s, 1H), 2.83 (s, 3H), 1.52 (s, 6H).
実施例24:化合物WX024の合成
Figure 0007620711000165
合成スキーム:
Figure 0007620711000166
ステップ1:化合物24-1の臭化水素酸塩の合成
化合物9-1(15g)及びブロモ酢酸メチル(106.62g)をバイアルに入れ、反応系を40℃で16時間撹拌した。反応溶液にメチルtert-ブチルエーテル(200.0mL)を加え、次に、濾過し、ケーキを減圧濃縮して化合物24-1の臭化水素酸塩を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.36 (s, 1H), 7.60-7.40 (m, 5H), 7.16 (s, 1H), 5.35 (s, 2H)。
ステップ2:化合物24-2の合成
化合物24-1の臭化水素酸塩(21g)をアセトニトリル(20mL)に溶解させ、次に、オキシ臭化リン(35.82g)のアセトニトリル(20mL)溶液を加え、反応を80℃で144時間反応させた。反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液(200.0mL)に注ぎ、更に酢酸エチル(50.0mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、吸引濾過し、スピン乾燥させ、カラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=91:9~0:100)で精製して化合物24-2を得た。
ステップ3:化合物24-3の合成
反応フラスコに化合物24-2(0.6g)、化合物BB-12(1.51g)を加え、1,4-ジオキサン(20mL)に溶解させ、次に[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(61.64mg)及び炭酸カリウム(2M、1.89mL)を加え、反応系を100℃で2.5時間反応させた。反応溶液に水(50.0mL)を加え、ジクロロメタン(50.0mL)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン:メタノール=99:1~91:9)で精製して化合物24-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 335.2 [M+H]
ステップ4:化合物24-4の合成
窒素ガスの保護下で、化合物、湿式パラジウム炭素(0.1g、純度:10%)を水素化バイアルに入れ、次に、メタノール(10mL)を加え、化合物24-3(0.06g)を加え、反応系を50psiの水素ガスの圧力で、30℃で16時間反応させた。反応溶液を珪藻土で濾過し、濾液を減圧濃縮して化合物24-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 307.2 [M+H]
ステップ5:化合物WX024の合成
化合物24-4(0.1g)をN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、次に、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(186.17mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(126.56mg)及び化合物BB-2(79.98mg)を加え、反応系を40℃で16時間撹拌した。反応溶液に水(50.0mL)を加えて濾過し、ケーキを減圧濃縮して粗生成物化合物を得た。得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge Prep OBD C18(150×40mm10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配アセトニトリル%:25%~45%、8min)で精製して化合物WX024を得た。
LCMS (ESI) m/z: 493.2 [M+H]
H NMR (400MHz, DO-d) δ = 8.82 (s, 1H), 8.34-8.32 (m, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.90-7.85 (m, 2H), 7.64-7.62 (m, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.20 (s, 5H), 3.10-3.09 (m, 1H), 3.08-3.07 (m, 2H), 2.58-2.52 (m, 1H), 2.45 (s, 3H), 2.32-2.25 (m, 1H), 1.97-1.95 (m, 1H), 1.69-1.67 (m, 1H).
実施例25:化合物WX025及びWX037の合成
Figure 0007620711000167
合成スキーム:
Figure 0007620711000168
ステップ1:化合物25-1の合成
化合物9-1(78g)、ジクロロメタン(390mL)、4-ジメチルアミノピリジン(6.64g)、Boc酸無水物(237.30g)を反応フラスコに加え、次に20℃で12時間反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム(50mL)に加え、分離し、有機相を飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)で1回洗浄し、有機相を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をメタノール(1200mL)で80℃に加熱し、溶解させ、反応溶液を20℃の室温に移動させ、水(600mL)を加え、30分間撹拌し、濾過し、ケーキを濃縮して生成物を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 1.55 (s, 18 H), 7.35 (dd, J=6.40 Hz, J=3.20 Hz, 2 H), 7.50-7.44 (m, 3 H), 7.66 (s, 1 H), 8.93 (s, 1 H).
ステップ2:化合物25-2の合成
湿式パラジウム炭素(7.4g、純度:10%)を水素化ボトルに加え、メタノール(10mL)で湿らせ、更に化合物25-1(74g)のメタノール(730mL)溶液を加え、30℃の温度で、50psiの水素ガス圧力で12時間反応させた。反応溶液に珪藻土を加えて濾過し、ケーキをジクロロメタン:メタノール=10:1(3000mL)で濯ぎ、濾液を濃縮して化合物25-2を得た。
H NMR (400MHz, CDOD) δ = 1.43 (s, 18 H), 6.96 (s, 1 H), 7.55-7.43 (m, 5 H), 7.94 (s, 1 H).
ステップ3:化合物25-3の合成
化合物25-2(128g)、メタノール(1280mL)、水(300mL)、水酸化ナトリウム(53.13g)を反応フラスコに加え、次に、40℃で12時間反応させた。反応溶液に水(65mL)を加え、酢酸エチル(45mL×2)を加えて抽出して分離し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して化合物25-3を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 1.52 (s, 9 H), 3.61 (s, 2 H), 7.51-7.40 (m, 6 H), 7.76 (s, 1 H), 7.84 (s, 1 H).
ステップ4:化合物25-4の合成
化合物BB-2(40.00g)、化合物25-3(46.58g)、N,N-ジメチルホルムアミド(120mL)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(63.29g)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(93.11g)を反応フラスコに加え、次に40℃で12時間反応させた。反応溶液を濾過し、ケーキを1Mの水酸化ナトリウム水溶液(200mL)で30分間均一にスラリー化させ、濾過し、ケーキを45℃の温度で24時間乾燥させ、化合物25-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 472.3[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ =9.95 (s, 1H), 9.83 (s, 1H), 8.89 (s, 1H), 8.66-8.65 (m, 1H), 8.50 (s, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.67-7.66 (m, 1H), 7.51-7.46 (m, 5H), 2.57 (s, 3H), 1.46 (s, 9H).
ステップ5:化合物25-5の合成
化合物25-4(66.5g)、トリフルオロ酢酸(220mL)、ジクロロメタン(660mL)を反応フラスコに加え、次に20℃で12時間反応させた。反応溶液を濃縮して粗生成物を得、粗生成物に1Mの水酸化ナトリウム水溶液(400mL)を加えてpHを7に調節し、ジクロロメタン:メタノール=3:1(500mL×5)を加えて抽出し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を0.5Mの水酸化リチウム水溶液(130mL)で10分間均一にスラリー化させ、濾過し、ケーキをアセトニトリル(100mL)でスラリー化させ、濾過し、ケーキを濃縮し、溶媒残留物を除去して化合物25-5を得た。
LCMS (ESI) m/z: 372.2[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ =9.58 (s, 1H), 8.82 (s, 1H), 8.66-8.65 (m, 1H), 8.04 (s, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.69-7.68 (m, 1H), 7.44-7.39 (m, 5H), 6.47 (s, 1H), 6.06 (s, 2H), 2.57 (s, 3H).
ステップ6:化合物25-6の合成
化合物25-5(1g)、1,4-ジオキサン(10mL)、化合物B7(1.41g)、炭酸水素ナトリウム(678.58mg)を反応フラスコに加え、75℃で12時間反応させた。反応溶液に水(10mL)を加え、固体の析出があり、濾過し、ケーキを濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(勾配溶離液:ジクロロメタン:メタノール=95:5~90:10)で分離・精製して化合物25-6を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 482.2[M+H]
ステップ7:化合物WX037の合成
化合物25-6(0.44g)、エタノール(6mL)を反応フラスコに加え、水酸化リチウム一水和物(43.77mg)の水(2mL)溶液を加え、25℃で3時間反応させた。反応溶液に1Mの塩酸を加えてpHを4に調節し、ジクロロメタン:メタノール=8:1(50mL×3)を加えて抽出し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して粗生成物化合物WX037を得た。
一部の粗生成物WX037(0.18g、396.96μmol、1eq)を取って分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna C18(75×30mm×3μm);移動相:[水(ギ酸)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:20%~50%、8min)で分離・精製して化合物WX037を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 453.2[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.88 (s, 1 H), 9.43 (s, 1 H), 9.00 (s, 1 H), 8.69 (d, J=4.80 Hz, 1 H), 8.28 (s, 1 H), 7.86 (s, 1 H), 7.72 (s, 1 H), 7.66-7.57 (m, 6 H), 3.99 (s, 2 H), 2.60 (s, 3 H).
ステップ8:化合物WX025の合成
化合物WX037(0.2g)、塩化アンモニウム(117.96mg)、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)、1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(126.83mg)、ジイソプロピルエチルアミン(570.03mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(89.39mg)を反応フラスコに加え、25℃で12時間反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(20mL)に加え、更に酢酸エチル(20mL×3)を加え、抽出して分離し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して粗生成物を得、分取HPLC(カラム:Waters Xbridge Prep OBD C18(150×40mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:15%~50%、8min)で分離・精製して化合物WX025を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 453.2[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.73 (s, 1 H), 9.02 (s, 1 H), 8.92 (s, 1 H), 8.67 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 7.91 (s, 1 H), 7.73 (s, 1 H), 7.65 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 7.58-7.44 (m, 7 H), 6.98 (s, 1 H), 3.56 (s, 2 H), 2.59 (s, 3 H).
実施例26:化合物WX026の合成
Figure 0007620711000169
合成スキーム:
Figure 0007620711000170
ステップ1:化合物26-1の合成
化合物9-4(0.2g)をエタノール(4mL)及び水(4mL)に溶解させ、更に水酸化リチウム一水和物(53.86mg)を加え、反応溶液を25℃で3時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧下でスピン乾燥させ、エタノール相を遠心分離して除去し、残りの水相を1Mの塩酸水溶液でpHを4~5まで調節し、10分間撹拌した後直接に濾過し、更に水(10mL)でケーキを洗浄し、ケーキを収集し、アセトニトリル(10mL)で1時間均一にスラリー化させた後濾過し、ケーキを収集して化合物26-1を得た。
ステップ2:化合物WX026の合成
反応フラスコに26-1(0.14g)、塩化アンモニウム(34.08mg)、1-エチル-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(91.61mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(64.58mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(205.88mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を加え、窒素ガスで3回置換し、反応溶液を40℃で16時間撹拌して反応させた。反応溶液を水(20mL)にゆっくりと注ぎ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出して分離し、有機相をスピン乾燥させ、分取HPLC(カラム:Waters Xbridge Prep OBD C18(150×40mm10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:20%~50%、8min)で分離・精製して化合物WX026を得た。
LCMS (ESI) m/z: 439.1[M+H]
H NMR (400MHz, DO-d) δ =9.00 (s, 1H), 8.30-8.29 (m, 1H), 8.24 (s, 2H), 7.84 (s, 1H), 7.81-7.79 (m, 1H), 7.54 (s, 1H) 7.71 (s, 5H), 2.42 (s, 3H).
実施例27:化合物WX027の合成
Figure 0007620711000171
合成スキーム:
Figure 0007620711000172
ステップ1:化合物27-1の合成
化合物BB-9(0.44g)、化合物22-2(459.33mg)、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)、2-(7-アゾベンゾトリアゾール)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(776.28mg)、ジイソプロピルエチルアミン(527.71mg)を反応フラスコに加え、40℃で12時間反応させ、反応溶液に飽和塩化アンモニウム溶液(15mL)を加え、10分間撹拌し、濾過し、ケーキを濃縮して水を除去し、粗生成物化合物27-1を得た。
LCMS: m/z (ESI) =587.2[M+H]
ステップ2:化合物27-2の合成
化合物27-1(0.7g)、メタノール(15mL)、炭酸カリウム(412.40mg)を反応フラスコに加え、60℃で、1時間反応させ、反応溶液に水(20mL)を加え、固体の析出があり、濾過し、ケーキを濃縮し、水を除去して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ジクロロメタン:メタノール=96:4~95:5~90:10)で分離・精製して化合物27-2を得た。
LCMS: m/z (ESI) =491.1[M+H]
ステップ3:化合物27-3の合成
化合物27-2(260mg)、化合物17-1(160.06mg)、1,4ジオキサン(3mL)、炭酸水素ナトリウム(111.42mg)を反応フラスコに加え、75℃で3時間反応させ、反応溶液に水(15mL)を加え、濾過して固体を得、ケーキを濃縮して水を除去して化合物27-3を得た。
LCMS: m/z (ESI) =573.3[M+H]
ステップ4:化合物WX027の合成
化合物27-3(0.18g)、ジクロロメタン(2mL)、トリフルオロ酢酸(0.5mL)を反応フラスコに加え、25℃で12時間反応させ、反応溶液を濃縮して粗生成物を得、得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Phenomenex C18(80×30mm×3μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:15%~45%、8min)で分離・精製して化合物WX027を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 473.2[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.67 (s, 1 H), 9.04 (s, 1 H), 8.92 (s, 1 H), 7.93-7.87 (m, 2 H), 7.57-7.45 (m, 6 H), 6.96-6.92 (m, 1 H), 6.62 (s, 2 H), 5.17-5.04 (m, 1 H), 1.51 (s, 6 H).
実施例28:化合物WX028の合成
Figure 0007620711000173
合成スキーム:
Figure 0007620711000174
ステップ1:化合物28-1の合成
化合物BB-10(0.89g)、化合物22-2(1.02g)、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)、2-(7-アゾベンゾトリアゾール)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(2.08g)、ジイソプロピルエチルアミン(1.41g)を反応フラスコに加え、40℃で12時間反応させた。反応完了後、反応溶液に水(15mL)を加え、10分間撹拌し、濾過し、ケーキを濃縮して水を除去して化合物28-1を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 486.1[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 12.17 (d, J=3.60 Hz, 1 H), 9.93 (s, 1 H), 9.00 (s, 1 H), 8.81 (s, 1 H), 8.49 (d, J=4.80 Hz, 1 H), 8.00 (s, 1 H), 7.76 (t, J=5.20 Hz, 1 H), 7.59-7.48 (m, 5 H), 2.56 (d, J=3.20 Hz, 3 H).
ステップ2:化合物28-2の合成
化合物28-1(1.1g)、メタノール(15mL)、炭酸カリウム(626.41mg)を反応フラスコに加え、25℃で12時間反応させた。反応溶液に水(30mL)を加え、ジクロロメタン(20mL)を加えて抽出し、分離し、水相をジクロロメタン:メタノール=10:1(30mL×3)で抽出して分離し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して化合物28-2を得た。
LCMS: m/z (ESI) =390.1[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.57 (s, 1 H), 8.87 (s, 1 H), 8.47 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 8.03 (s, 1 H), 7.78 (t, J=5.20 Hz, 1 H), 7.47-7.36 (m, 5 H), 6.46 (s, 1 H), 6.06 (s, 2 H), 2.54 (d, J=3.20 Hz, 3 H).
ステップ3:化合物WX028の合成
化合物28-2(0.15g)、1,4ジオキサン(2mL)、化合物17-1(106.18mg)、炭酸水素ナトリウム(82.12mg)を反応フラスコに加え、75℃で、3時間反応させ、反応溶液を25℃に冷却させて水(15mL)を加え、10分間撹拌し、濾過し、ケーキを濃縮して粗生成物を得、粗生成物にメタノール(5mL)を加え、70℃で2時間撹拌し、熱いうちに濾過し、ケーキをエタノール(3mL)で25℃で1時間均一にスラリー化させ、濾過して化合物WX028を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 472.2[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.71 (s, 1 H), 8.98 (d, J=10.00 Hz, 2 H), 8.49 (d, J=5.20 Hz, 1 H), 7.85 (s, 1 H), 7.74 (t, J=5.20 Hz, 1 H), 7.57-7.52 (m, 2 H), 7.51-7.42 (m, 4 H), 5.08 (s, 1 H), 2.56 (d, J=3.20 Hz, 3 H), 1.51 (s, 6 H).
実施例29:化合物WX029の合成
Figure 0007620711000175
合成スキーム:
Figure 0007620711000176
ステップ1:化合物29-1の合成
化合物24-2(1g)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、次に塩化すず(II)二水和物(4.26g)を加え、反応を50℃で16時間反応させた。反応溶液を酢酸エチル(50mL)に加え、更に25%のアンモニア水でpHを7に調節し、濾過して得られた濾液を減圧濃縮して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=50:50~25:75)で分離・精製して化合物29-1を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 288.1[M+H]
ステップ2:化合物29-2の合成
化合物29-1(0.7g)をN,N-ジメチルホルムアミド(14mL)に溶解させ、次に2-(7-アゾベンゾトリアゾール)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(1.39g)、ジイソプロピルエチルアミン(941.93mg)及び化合物BB-6(595.24mg)を加え、反応系を40℃で16時間撹拌した。反応溶液に水(30mL)及び酢酸エチル(30mL)を加え、濾過し、ケーキを0.1Mの水酸化ナトリウムの水溶液(20mL)で0.5時間撹拌した後濾過し、ケーキを減圧濃縮して水を除去して化合物29-2を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 9.57 (s, 1H), 9.08 (s, 1H), 8.66-8.65 (m, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.66-7.64 (m, 4H), 7.56-7.52 (m, 4H), 7.44 (s, 1H), 2.68 (s, 3H).
ステップ3:化合物WX029の合成
化合物29-2(0.4g)をジメチルスルホキシド(1mL)に溶解させ、次にヨウ化第一銅(481.84mg)及びメタンスルフィン酸ナトリウム(258.28mg)を加え、反応系を120℃のマイクロ波で1時間反応させた。反応溶液に水(50mL)を加え、次に、濾過し、濾液に酢酸エチル(20mL)を加え、分離し、有機相を減圧濃縮して粗生成物化合物を得、得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(100×30mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];アセトニトリル%:20%~50%、8min)で分離・精製して化合物WX029を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 474.2[M+H]
H NMR (400MHz, DO) δ = 9.02 (s, 1 H), 9.37 (s, 1 H), 8.30-8.28 (m, 1 H), 8.21 (s, 1 H), 7.81-7.77 (m, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.21-7.16 (m, 5 H), 3.07 (s, 3 H), 2.41 (s, 3 H).
実施例30:化合物WX032の合成
Figure 0007620711000177
合成スキーム:
Figure 0007620711000178
ステップ1:化合物WX032の合成
化合物29-2(0.2g)、ジメチルスルフィンイミド(58.92mg)をジオキサン(4mL)に加え、次に、ナトリウムtert-ブトキシド(81.05mg)、2-ジ-tert-ブチルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル(17.91mg)、メタンスルホン酸(2-ジ-tert-ブチルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピル-1,1-ビフェニル)(2-アミノ-1,1-ビフェニル-2-イル)パラジウム(II)(33.50mg)を加え、100℃で16時間反応させた。反応溶液を水(50mL)に加え、次に酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して得られた濾液を減圧濃縮した。粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge BEH C18(100×30mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:30%~50%、8min)で分離・精製して化合物WX032を得た。
LCMS (ESI) m/z: 487.2[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.68 (s, 1H), 8.92 (s, 1H), 8.88 (s, 1H), 8.68(s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.57-7.55 (m, 1H), 7.52-7.50 (m, 2H), 7.48-7.45 (m, 3H), 7.40 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 3.37 (s, 6H), 2.60 (s, 3H).
実施例31:化合物WX033の合成
Figure 0007620711000179
合成スキーム:
Figure 0007620711000180
ステップ1:化合物33-2の合成
化合物33-1(2.0g)をクロロホルム(20.0mL)に溶解させ、窒素ガスで3回置換し、三塩化アルミニウム(33.33mg)及び臭素(2.58g)を加え、反応溶液を25℃で16時間反応させた。反応溶液に水(20mL)を加え、ジクロロメタン(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、吸引濾過して減圧濃縮し、濃縮した後カラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~0:100)で精製して化合物33-2を得た。
ステップ2:化合物WX033の合成
反応フラスコに化合物25-5(0.1g)、化合物33-2(86.86mg)、炭酸水素ナトリウム(67.86mg)及び1,4-ジオキサン(3mL)を加え、窒素ガスで3回置換し、100℃で16時間反応させた。反応溶液を直接に濃縮し、粗生成物をメタノール(5mL)及びジクロロメタン(5mL)で溶解させ、濾過し、濾液を減圧濃縮して粗生成物を得、粗生成物を分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna C18(75×30mm×10μm);移動相:[水(ギ酸)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:1%~45%、8min)で分離・精製して化合物WX033を得た。
LCMS (ESI) m/z: 488.1 [M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.75 (s, 1H), 9.13 (s, 1H), 8.94 (s, 1H), 8.68-8.66 (m, 1H), 8.13 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.66-7.64 (m, 1H), 7.59-7.56 (m, 3H), 7.54-7.47 (m, 3H), 4.64 (s, 2H), 3.08 (s, 3H), 2.59 (s, 3H).
実施例32:化合物WX036の合成
Figure 0007620711000181
合成スキーム:
Figure 0007620711000182
ステップ1:化合物36-1の合成
化合物22-2(0.85g)、化合物BB-11(486.20mg)、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(1.31g)、ジイソプロピルエチルアミン(1.12g)を反応フラスコに加え、40℃で12時間反応させた。反応溶液に水(20mL)を加え、10分間撹拌し、濾過し、ケーキを濃縮して水を除去して粗生成物を得、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(勾配溶離液:ジクロロメタン:メタノール=94:6~91:9)で分離・精製して化合物36-1を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 703.2[M+H]
ステップ2:化合物36-2の合成
化合物36-1(0.22g)、メタノール(5mL)、炭酸カリウム(129.74mg)を反応フラスコに加え、25℃で24時間反応させた。反応溶液に水(10mL)を加え、濾過し、ケーキをジクロロメタン:メタノール=5:1(30mL)で溶解させ、無水硫酸ナトリウムで有機相を乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して化合物36-2を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 507.3[M+H-100]
ステップ3:化合物36-3の合成
化合物36-2(0.122g)、1,4ジオキサン(2mL)、化合物17-1(72.76mg)、炭酸水素ナトリウム(50.65mg)を反応フラスコに加え、75℃で3時間反応させた。反応溶液に水(20mL)を加え、ジクロロメタン:メタノール=6:1(70mL×2)を加え、抽出して分離し、有機相を合わせ、有機相を濃縮して化合物36-3を得た。
LCMS: m/z (ESI) = 589.2 [M+H-100]
ステップ4:化合物WX036の合成
化合物36-3(0.12g)、ジクロロメタン(1mL)を反応フラスコに加え、0℃に冷却させ、トリフルオロ酢酸(1mL)を滴下し、25℃で12時間反応させた。反応溶液を濃縮して粗生成物を得、粗生成物を分取HPLC(カラム:Phenomenex Luna C18(75×30mm×3μm);移動相:[水(ギ酸)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:1%~40%、8min)で分離・精製し化合物WX036を得た。
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 9.56 (s, 1 H), 9.12 (s, 1 H), 8.95 (s, 1 H), 8.06 (d, J=4.80 Hz, 1 H), 7.90 (s, 1 H), 7.57- 7.53 (m, 2 H), 7.51-7.44 (m, 4 H), 7.02 (d, J=4.80 Hz, 1 H), 6.70 (s, 2 H), 5.14 (s, 1 H), 1.52 (s, 6 H).
実施例33:化合物WX038の合成
Figure 0007620711000183
合成スキーム:
Figure 0007620711000184
ステップ1:化合物38-2の合成
化合物38-1(0.5g)を無水メタノール(3mL)に加え、次に、0℃に冷却させた後、臭素(687.89mg)をゆっくりと滴下し、0℃で3時間反応を続けた。反応溶液を水(30mL)に加えた後ジクロロメタン(40mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させて濾過し、濾液を減圧濃縮して化合物38-2を得た。
H NMR (400 MHz, CDCl) δ = 3.86 (s, 2 H), 2.77 (s, 2 H), 1.23 (s, 6 H).
ステップ2:化合物WX038の合成
化合物25-5(0.11g)、化合物38-2(103.99mg)を無水ジオキサン(2mL)に加え、次に、炭酸水素ナトリウム(62.20mg)を加え、75℃で16時間反応させた。反応溶液を水(30mL)に加え、更に酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を減圧濃縮した。粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge Prep OBD(150×40mm×10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:30%~55%、8min)で分離・精製して化合物WX038を得た。
LCMS (ESI) m/z: 468.2[M+H]
H NMR (400MHz, DMSO) δ =9.72 (s, 1H), 9.02 (s, 1H), 8.93 (s, 1H), 8.68(s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.51-7.50 (m, 2H), 7.49-7.48 (m, 4H), 4.71 (s, 1H), 2.82 (s, 2H), 2.60 (s, 3H), 1.16(s, 6H).
実施例34:化合物WX039の合成
Figure 0007620711000185
合成スキーム:
Figure 0007620711000186
ステップ1:化合物39-1の合成
化合物1-1(10.0g)を2-ブタノン(100.0mL)に溶解させ、次に、ヨウ化水素酸(8.84g)及びヨウ化ナトリウム(25.91g)を加え、反応溶液を85℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を直接に減圧濃縮し、粗生成物に水(250.0mL)を加えて15分間撹拌し、濾過して粗生成物を得た。15gの亜硫酸ナトリウムを飽和水溶液に調製し、粗生成物と亜硫酸ナトリウム飽和溶液を混合し、1時間撹拌した後、濾過して化合物39-1を得た。
LCMS (ESI) m/z: 265.9 [M+H]
H NMR (400MHz, DMSO) δ =8.72 (s, 1H), 7.42 (s, 2H), 7.12 (s, 1H).
ステップ2:化合物39-2の合成
反応フラスコに化合物39-1(5.0g)を加え、1,4-ジオキサン(75.0mL)に溶解させ、次に、ブロモピルビン酸エチル(5.52g)、炭酸水素ナトリウム(4.76g)を加え、反応溶液を70℃で16時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、水(50mL)及び酢酸エチル(50mL)で透明に溶解させ、分離し、水相を酢酸エチル(50mL)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を減圧濃縮した後カラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~50:50)で精製して化合物39-2を得た。
LCMS (ESI) m/z: 362.0 [M+H]
ステップ3:化合物39-3の合成
反応フラスコに化合物39-2(2.0g)、塩化すず(II)二水和物(7.50g)及び酢酸エチル(30mL)を加え、窒素ガスで置換した後50℃で16時間反応させた。反応溶液に酢酸エチル(30.0mL)を加え、25%のアンモニア水でpHを7~8に調節し、濾過し、濾液を収集し、減圧濃縮した後カラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~50:50)で精製して化合物39-3を得た。
LCMS (ESI) m/z: 332.1 [M+H]
ステップ4:化合物39-4の合成
反応フラスコに化合物39-3(1.0g)、化合物BB-2(739.99mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(975.83mg)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(1.72g)及びN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を加え、窒素ガスで置換した後40℃で16時間反応させた。反応溶液に水(10mL)及び酢酸エチル(10mL)を加え、0.5時間撹拌し、濾過し、ケーキを収集して0.1Mの水酸化ナトリウム水溶液(20mL)で1時間撹拌し、濾過し、ケーキを収集して化合物39-4を得た。
LCMS (ESI) m/z: 518.1 [M+H]
ステップ5:化合物39-5の合成
反応フラスコに化合物39-4(0.44g)、化合物BB-13(492.47mg)、ビス(トリ-tertブチルホスフィン)パラジウム(43.47mg)及びジオキサン(5mL)を加え、窒素ガスで置換し、100℃で16時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮した後カラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~90:10)で精製して化合物39-5を得た。
LCMS (ESI) m/z: 487.2 [M+H]
ステップ6:化合物WX039の合成
0℃で3Mのメチルマグネシウムクロリドテトラヒドロフラン溶液(2.06mL)をテトラヒドロフラン(4mL)にゆっくりと滴下し、更に化合物39-5(0.05g)を溶解させたテトラヒドロフラン(1mL)溶液を加え、25℃で1時間反応させた。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(30mL)にゆっくりと加え、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した後有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ濾過し、濾液を減圧下でスピン乾燥させ、得られた粗生成物を分取HPLC(カラム:Waters Xbridge Prep OBD C18(150×40mm10μm);移動相:[水(炭酸水素アンモニウム)-アセトニトリル];勾配:アセトニトリル%:10%~40%、8min)で分離・精製して化合物WX039を得た。
LCMS (ESI) m/z: 473.2 [M+H]
H NMR (400MHz, DMSO-d) δ = 10.00 (s, 1H), 8.87-8.84 (m, 2H), 8.68-8.64 (m, 2H), 8.48-8.46 (m, 1H), 7.92 (s, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.70-7.68 (m, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.55-7.50 (m, 1H), 5.13 (s, 1H), 2.58 (s, 3H), 1.51 (s, 6H).
生物学的試験データ
試験例1:体外IRAK4キナーゼ活性評価
33P同位体標識キナーゼ活性試験(Reaction Biology Corp)を使用して、IC50値を測定し、ヒトIRAK4に対する試験化合物の阻害能力を評価した。
緩衝液条件:20mMのHepes(pH7.5)、10mMのMgCl、1mMのEGTA、0.02%のBrij35、0.02mg/mLのBSA、0.1mMのNaVO、2mMのDTT、1%のDMSO。
試験ステップ:室温で、試験化合物をDMSOに溶解させ、10mMの溶液に調製して準備した。基質を新しく調製した緩衝液に溶解させ、それに試験IRAK4キナーゼを加え、均一に混合した。音響技術(Echo550)を使用して、試験化合物を含むDMSO溶液を上記の均一に混合した反応溶液に加えた。15分間インキュベーションした後、33P-ATPを加えて反応を開始させた。室温で120分間反応させた後、反応溶液をP81イオン交換濾紙(Whatman#3698-915)にスポットした。0.75%のリン酸溶液で濾紙を繰り返し洗浄した後、濾紙上に残っているリン酸化基質の放射能を測定した。キナーゼ活性データは、試験化合物を含むキナーゼ活性とブランク群(DMSOのみを含む)のキナーゼ活性を比較することで表され、Prism4ソフトウェア(GraphPad)を用いたカーブフィッティングによってIC50値を得、実験結果は表2に示される通りである。
表2 本発明の化合物の体外IRAK4キナーゼ活性スクリーニング試験結果
Figure 0007620711000187
Figure 0007620711000188
結論:本発明の化合物は、IRAK4に対して一般的に良好な阻害活性を示した。
試験例2:体外BTKキナーゼ活性評価:
33P同位体標識キナーゼ活性試験(Reaction Biology Corp)を使用して、IC50値を測定し、ヒトBTKに対する試験化合物の阻害能力を評価した。
緩衝液条件:20mMのHepes(pH7.5)、10mMのMgCl、1mMのEGTA、0.02%のBrij35、0.02mg/mLのBSA、0.1mMのNaVO、2mMのDTT、1%のDMSO。
試験ステップ:室温で、試験化合物をDMSOに溶解させ、10mMの溶液に調製して準備した。基質を新しく調製した緩衝液に溶解させ、それに試験BTKキナーゼを加え、均一に混合した。DMSOに溶解させた化合物をEcho550(Acoustic technology; nanoliter range)を使用してキナーゼ反応混合物に加えた。室温で20分間インキュベーションした後、33P-ATPを加えて反応を開始させた。反応を室温で2時間実行した後、反応溶液をP81イオン交換濾紙にスポットし、濾過-結合法により放射性を検出した。キナーゼ活性データは、試験化合物を含むキナーゼ活性とブランク群(DMSOのみを含む)のキナーゼ活性の比較により表され、Prism4ソフトウェア(GraphPad)を用いたカーブフィッティングによりIC50値を得、実験結果は表3に示される通りである。
表3 本発明の化合物の体外BTKキナーゼ活性スクリーニング試験結果
Figure 0007620711000189
結論:本発明の化合物は、BTKに対して一般的に良好な阻害活性を示した。
試験例3:体外THP-1細胞学活性評価
THP-1細胞学TNF-α Elisa実験
1.実験材料:
THP-1ヒト急性単球性白血病細胞株はATCC(Cat # TIB-202)から購入し、37℃、5%のCOのインキュベータで培養した。培地の成分は、RPMI1640(Gibco、Cat # 22400-105)であり、追加成分は、10%のFBS(Gibco、Cat # 10091148);1%のPenStrep(Gibco、Cat # 15140);0.05mMのβ-メルカプトエタノール(Sigma、Cat #M6250)であった。
2.実験方法:
TNF-α Elisaキットで細胞培養上清試料のTNF-αの含有量を検出した。TNF-αは、150ng/mLのLPS(Sigma、Cat # L6529)でTHP-1細胞を刺激して産生した。
対数増殖期の正常培養されたTHP-1細胞を所定の濃度(1×10/100μL)で96ウェルプレート(Corning #3599)に播種した後、細胞培養インキュベータに入れて培養した。2時間後に異なる濃度の16.7μLの試験化合物(8×最終濃度)を加え、インキュベータで培養した。1時間後に16.7μLの1200ng/mLのLPSを加え、インキュベータで培養した。18時間後に遠心分離して培養上清試料を収集し、TNF-α ElisaキットでTNF-αの含有量を検出することができた。最後に、envisionプレートリーダーでOD信号(OD450-OD570)を読み取った。
3.データ分析:
OD450-OD570信号値を阻害率%に変換した。
阻害率%=(ZPE-sample)/(ZPE-HPE)×100。
「HPE」は、LPS刺激細胞を含まない対照ウェルのOD450-OD570信号値を示し、「ZPE」は、LPS刺激細胞を含む対照ウェルのOD450-OD570信号値を表す。excelアドインのXLFitを使用して化合物のIC50値を計算した。
式:Y=Bottom+(Top-Bottom)/(1+(IC50/X)^HillSlope)。
試験結果の要約は表4に示される通りである。
表4:本発明の化合物の体外スクリーニング試験結果
Figure 0007620711000190
結論:本発明の化合物は、THP-1細胞活性実験において一般に、良好な細胞TNF-αの産生を阻害する活性を示した。
試験例4:体外OCI-LY10及びTMD-8細胞学活性評価
1.実験目的:
腫瘍細胞株OCI-LY10及びTMD-8を使用して、本発明の化合物の体外腫瘍細胞増殖阻害効果を検出した。
2.材料及び方法
2.1 細胞株
OCI-LY10 ヒトびまん性大細胞型Bリンパ腫細胞、Nanjing Cobioer Biosciences Co.、Ltd.から購入した。
TMD-8 ヒトびまん性大細胞型Bリンパ腫細胞、Nanjing Cobioer Biosciences Co.、Ltd.から購入した。
2.2 試薬と消耗品
Cell Titer Glo (Cat # G7571、Promega)
96ウェル透明底白色細胞培養プレート(Cat # 3610、Corning Costar)
ウシ胎児血清(Cat # 10099-141、GIBCO)
培地(Invitrogen)
デスクトップマイクロプレートリーダーENVISION(PE、2104)
実験ステップ
3.1試薬の調製
a).培地の調製
細胞株 培地
TMD-8 MEM+10%のFBS
OCI-LY10 IMDM+20%のFBS+55μMの2-メルカプトエタノール
b).化合物の調製
DMSOで化合物を10mMの最終濃度に希釈した。化合物は、新しく調製され、直ちに使用した。
3.2 実験プロセス
a).対数増殖期の細胞を収集し、計数し、完全培地で細胞を再懸濁し、細胞濃度を適切な濃度(細胞密度最適化試験の結果に従って決定)に調節し、96ウェルプレートに接種し、各ウェルに100μLの細胞懸濁液を加えた。細胞を37℃、100%の相対湿度、5%のCOインキュベータで24時間培養した。
b).培地で試験化合物を50μMに希釈した後8回勾配希釈した。25μL/ウェルで細胞を加えた。化合物の最終濃度は10μM~0μMであり、合計9個濃度に3倍勾配希釈した。
c).細胞を37℃、100%の相対湿度、5%のCOのインキュベータでそれぞれ72時間培養した。
d).培地に60μLのCTG検出試薬を加えた。
e).十分に振盪し、暗所で10分間反応させた。ENVISIONでLuminescenceを測定し、阻害率を計算した。
3.3.データの処理
細胞増殖阻害率%=[(RLUv-RLUs)/(RLUv-RLUb)]×100%
RLUs:試料処理細胞(試料処理群)のRLU(細胞+試験化合物+CTG)
RLUv:溶媒処理細胞(溶媒対照群)のRLU(細胞+DMSO+CTG)
RLUb:無細胞ブランク対照(ブランク群)のRLU(培地+DMSO+CTG)
4.実験結果
実験結果は表5に示された通りである。
表5:本発明の化合物の体外スクリーニング試験結果
Figure 0007620711000191
結論:本発明の化合物は、それぞれOCI-LY10及びTMD-8細胞株において、細胞増殖に対して良好な阻害活性を示した。
試験例5:体外OCI-LY3細胞学活性評価
実験目的:
腫瘍細胞株OCI-LY3を使用して本発明の化合物の体外腫瘍細胞増殖阻害効果を検出した。
実験細胞株の情報と細胞培養
当該実験に使用した腫瘍細胞株は、Nanjing Cobioer Biosciences Co.、Ltd.から提供されたものであり、具体的な情報は下記の表6に示される通りである。
表6 実験細胞株情報
Figure 0007620711000192
実験方法
OCI-LY3細胞株を対応する培地で、37℃、5%のCOの条件下で培養し、対数増殖期に達した細胞を取り実験プレートに広げた。細胞を収集し、800rpmで5分間遠心分離し、培地を再懸濁し、96ウェルプレートに広げた。37℃、5%COのインキュベーターで一晩培養した後、異なる濃度の医薬(10μLの調製した試験化合物希釈液を加える)を加え、37℃、5%のCOインキュベータで72時間培養した。細胞培養プレートとCTG試薬を暗所で室温で30分間培養し、室温に戻せた。生物学的安全キャビネットで暗所で100μL/ウェルのCTG溶液を加え、振盪プレートマシンで暗所で2分間振盪し、室温で暗所で10分間培養した。Perkin Elmer Envisionを使用して、発光値を読み取り、記録した。
データ処理及び分析
各薬物濃度下で測定された発光値結果からブランク対照群の発光値を差し引き、当該値とDMSO群の比を細胞阻害率(%)とした。GraphPadソフトウェアを使用して、薬物濃度の対数(log薬物濃度)を阻害率に対してプロットし、ソフトウェアは、非線形回帰(Nonlinear Regression)のlog(inhibitor)vs. response-variable slop (four parameters)アルゴリズムを自動的に適合させて、IC50値と95%信頼限界の値を計算した。
実験結果
実験結果は表7に示される通りである。
表7 本発明の化合物の体外スクリーニング試験結果
Figure 0007620711000193
結論:本発明の化合物は、OCI-LY3細胞株において、細胞増殖に対して有意な阻害効果を有した。
実験例6:マウスにおける薬物動態研究
試験目的:
本実験の目的は、静脈内注射及び経口投与後のCD-1オスマウスの血漿中における試験化合物の薬物動態を研究するためである。
実験操作:
静脈内注射群:適量の試験化合物を秤量し、5%のDMSO/10%のSolutol/85%のHOで溶解させ、6Mの塩酸でpHを4~5に調節し、ボルテックスして1.5mg/mLの透明な溶液を調製し、使用のために0.22μmの微孔性濾過膜で濾過した。6~10週齢のCD-1オスマウスを選択し、試験化合物溶液を静脈内注射し、投与量は3mg/kgであった。試料収集時間は:0.083、0.25、0.5、1、2、4、6、8、24時間であった。
経口投与群:適量の試験化合物を秤量し、5%のDMSO/10%のSolutol/85%のHOで溶解させ、6Mの塩酸でpHを3~4に調節し、使用のためにボルテックスして2.0mg/mLの透明な溶液を調製した。6~10週齢のCD-1オスマウスを選択し、試験化合物を経口投与し、投与量は10mg/kgであった。試料収集時間は:0.25、0.5、1、2、4、6、8、10、24時間であった。
各時点で頸静脈から約50uLの全血を収集し、高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)に用いられる血漿を調製して、濃度を測定した。すべての動物は在最後の時点でPK試料を収集した後、CO麻酔で安楽死させた。WinNonlinTM Version 6.3(Pharsight、 Mountain View、CA)薬物動態学ソフトの非コンパートメントモデルを使用して血漿濃度を処理し、線形対数ラダー法によって薬物動態パラメーターを計算し、実験結果は、下記の表8に示される通りである。
表8 試験化合物の薬物動態結果
Figure 0007620711000194
結論:本発明の化合物はCD-1マウスの薬物動態研究において低い薬物クリアランスを示し、経口投与した後、快速にピークに達し、高い経口吸收バイオアベイラビリティを示した。
試験例7:ラットにおける薬物動態研究
試験目的:
本実験の目的は、静脈内注射及び経口投与後のSDオスラットの血漿における試験化合物の薬物動態を研究するためである。
実験操作:
7~10週齢のSDオスラットを選択し、静脈及び経口投与の投与量はそれぞれ1mg/kg及び3mg/kgであった。胃内投与群のラットは投与する前に少なくとも12時間絶食させ、投与4時間後に回復させ、静脈内注射群は自由に飲食させ、実験全体を通して、自由に水を飲ませた。
医薬の製造:静脈内注射群、適量の試験化合物を秤量し、5%のDMSO/10%のSolutol/85%のHOで溶解させ、ボルテックスして0.5mg/mLの透明な溶液を調製し、使用のために0.22μmの微孔性濾過膜で濾過し、胃内投与群は、適量の試験化合物を秤量し、5%のDMSO/10%のSolutol/85%のHOで溶解させ、使用のためにボルテックスして均一な懸濁液を調製した。実験当日、静脈内注射群の動物は尾静脈から単回注射により対応する化合物を投与され、投与体積は2mL/kgであり;経口投与群は対応する化合物を単回胃内投与され、投与体積は5mL/kgであった。投与前に動物の体重を測定し、体重により体積を計算した。試料収集時間は:0.083(注射群)、0.25、0.5、1、2、4、6、8、10(胃内投与群)、24hであった。各時点で頸静脈から約250uLの全血を収集し、高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)に用いられる血漿を調製して、濃度を測定した。すべての動物は在最後の時点でPK試料を収集した後、CO麻酔で安楽死させた。WinNonlinTM Version 6.3(Pharsight、 Mountain View、CA)薬物動態学ソフトの非コンパートメントモデルを使用して血漿濃度を処理し、線形対数ラダー法によって薬物動態パラメーターを計算し、実験結果は、下記の表9に示される通りである。
表9:化合物の薬物動態結果
Figure 0007620711000195
結論:本発明の化合物はSDラットの薬物動態研究において低い薬物クリアランスを示し、経口投与した後、快速にピークに達し、高い経口吸收バイオアベイラビリティを示した。
試験例8:SDラットにおけるLPS誘導性TNF-α分泌モデルの活性評価
実験目的:
SDラットにおけるLPS誘導性TNF-α分泌モデルに対する化合物WX009の薬力学的効果を調査するためである。
材料及び方法
実験ではメスSDラットを使用し、蛇行無作為群分け法により動物の体重に応じて4つの群に分け、それぞれ偽モデル群(Sham)、モデル群(Model)、デキサメタゾン(投与量:0.5mpk、DEX-0.5mpk)群及び試験薬物WX009(投与量:25mpk、WX009-25mpk)群であり、各群に6~9匹の動物にした。モデリング方法は1mg/kgのLPSを単回腹腔内注射する方法を使用し、モデリングの0.5時間前にデキサメタゾン及び試験薬物を経口胃内投与した。モデリング2時間後、動物の体重を測定し、すべての実験動物をペントバルビタールナトリウムの腹腔内注射により麻酔し、抗凝固(抗凝固剤:EDTA-K2)処理された全血を舌下静脈から採取し、炎症性サイトカインTNF-αの含有量を検出するために、血漿を分離し、約200μLの血漿の体積を使用した。
結果
実験終了時点の動物血漿TNF-α濃度の検出結果(図1)は、偽モデル群と比較して、モデル群の動物の血漿TNF-α含有量は有意に増加した(p<0.001)ことを示した。モデル群と比較して、デキサメタゾン-0.5mpk群の動物の血漿TNF-α含有量は有意に減少し(p<0.01);試験化合物WX009-25mpk群は、動物の血漿TNF-α含有量を有意に減少させることができ、有意な統計的差異(p<0.01)を有した。
試験例9:ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植腫瘍モデルに対する試験化合物WX009の体内薬力学的研究
1.実験目的
本研究では、メスSCIDマウスモデルにおけるヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植腫瘍の体内効果を使用し、化合物ibrutinib(イブルチニブ)、BAY-1、ibrutinibとBAY-1の併用、及びWX009高、中、低3つの投与量の抗腫瘍効果を評価した。
2.実験方法
2.1 モデルの構築
TMD8細胞は10%のFBSを含むRPMI-1640培地で培養され、5%のCO、37℃、飽和湿度のインキュベーターで維持された。対数増殖期のTMD8細胞を収集し、RPMI-1640基本培地に再懸濁し、1:1でMatrigelを加え、細胞濃度を4×10/mLに調節した。無菌条件下で、4×10/0.1mL/マウスの接種濃度で、SCIDマウスの右背中の皮下に細胞懸濁液0.1mLを接種した。
2.2 群分け及び投与観察
腫瘍がある程度成長した時点で、腫瘍体積が大きすぎる動物、小さすぎる動物又は腫瘍の形が不規則な動物を排除し、腫瘍体積が100.72~184.05mm3の範囲の動物を選択し、腫瘍体積に応じて、無作為群分け法により動物を7つの群に分け、各群に8匹のマウスとし、平均腫瘍体積は約140.82mm3であった。動物の健康と死亡を毎日モニタリングし、定期的に腫瘍の成長及び薬物治療が動物の日常行動に与える影響、例えば、行為活動、食物と水の摂取量、体重の変化(週に2回体重を測定)、腫瘍の大きさ(週に2回腫瘍体積を測定)、外観的兆候又はその他の異常を検出した。
表10 ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8 SCIDマウス異種移植腫瘍モデルの研究方法
Figure 0007620711000196
2.3 評価指標
腫瘍体積(tumor volume、TV)の計算式は:1/2×a×bであり、ここで、a、bはそれぞれ腫瘍の長さと幅を表した。腫瘍阻害率TGI(%)の計算式は:TGI(%)=[(1-(特定の処理群の投与終了時の平均腫瘍体積-当該処理群の投与開始時の平均腫瘍体積)/(溶媒対照群の治療終了時の平均腫瘍体積-溶媒対照群の治療開始時の平均腫瘍体積)]×100%。
2.4 データ分析
本実験では、実験データはいずれもMean±SEMで表した。統計分析は、試験終了時のRTVデータに基づいてIBM SPSS Statisticsソフトを使用して実行された。2つの群間の比較にはT testを使用し、3つの群又はそれ以上の群間の比較にはone-way ANOVAを使用して分析し、分散が均一である場合(F値に有意差がない場合)、Tukey’s法で分析し、分散が均一でない場合(F値に有意差がある場合)、Games-Howell法で検定した。p<0.05は、有意差があると見なされた。
3.実験結果と考察
本研究では、化合物ibrutinib、BAY-1、BAY-1とibrutinibの併用及びWX009の高、中、低3つの投与量でのメスSCIDマウスモデルにおけるヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植腫瘍の体内効果を評価した。本試験では、動物の平均体重は投与期間を通じてすべての実験群で有意に減少せず、マウスの耐薬性は良好であった。実験結果は表11及び図2に示される通りである。
表11 ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植モデルにおける化合物の抗腫瘍効果の評価
(投与後18日目の腫瘍体積に基づいて計算)
Figure 0007620711000197
実験結論:IRAK4とBTK二重標的阻害剤WX009の5mg/kg(BID)単独の低用量投与群は、有意な腫瘍抑制効果(TGI=86%)を示し、BTK阻害剤ibrutinib(20mg/kg、QD)の単剤有効性(TGI=13%)及びIRAK4阻害剤BAY-1(50mg/kg、QD)の単剤有効性(TGI=18%)より有意に優れており、IRAK4とBTK二重経路を同時に阻害する有意な効果を示た。
試験例10:ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植腫瘍モデルに対する試験化合物WX017及びWX027の体内薬力学的研究
1.実験目的
本研究では、メスSCIDマウスモデルにおけるヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植腫瘍の体内効果性を使用して、化合物ibrutinib(イブルチニブ)、BAY-1、ibrutinibとBAY-1の併用、及びWX017及びWX027の高、中、低の3つの投与量における抗腫瘍効果を評価した。
2.実験方法
2.1 モデルの構築
TMD8細胞は10%のFBSを含むRPMI-1640培地で培養され、5%のCO、37℃、飽和湿度のインキュベーターで維持された。対数増殖期のTMD8細胞を収集し、RPMI-1640基本培地に再懸濁し、1:1でMatrigelを加え、細胞濃度を4×10/mLに調節した。無菌条件下で、4×10/0.1mL/マウスの接種濃度で、SCIDマウスの右背中の皮下に細胞懸濁液0.1mLを接種した。
2.2 群分け及び投与観察
腫瘍がある程度成長した時点で、腫瘍体積が大きすぎる動物、小さすぎる動物又は腫瘍の形が不規則な動物を排除し、腫瘍体積が108.76~188.11mmの範囲の動物を選択し、腫瘍体積に応じて、無作為群分け法により動物を10つの群に分け、各群に6匹のマウスとし、平均腫瘍体積は約152.11mm3であった。動物の健康と死亡を毎日モニタリングし、定期的に腫瘍の成長及び薬物治療が動物の日常行動に与える影響、例えば、行為活動、食物と水の摂取量、体重の変化(週に2回体重を測定)、腫瘍の大きさ(週に2回腫瘍体積を測定)、外観的兆候又はその他の異常を検出した。
表12 ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8 SCIDマウス異種移植腫瘍モデルの研究方法
Figure 0007620711000198
2.3 評価指標
腫瘍体積(tumor volume、TV)の計算式は:1/2×a×bであり、ここで、a、bはそれぞれ腫瘍の長さと幅を表した。腫瘍阻害率TGI(%)の計算式:TGI(%)=[(1-(特定の処理群の投与終了時の平均腫瘍体積-当該処理群の投与開始時の平均腫瘍体積)/(溶媒対照群の治療終了時の平均腫瘍体積-溶媒対照群の治療開始時の平均腫瘍体積)]×100%。
2.4 データ分析
本研究では、実験データはいずれもMean±SEMで表した。統計分析は、試験終了時のRTVデータに基づいてIBM SPSS Statisticsソフトを使用して実行された。2つの群間の比較にはT testを使用し、3つの群又はそれ以上の群間の比較にはone-way ANOVAを使用して分析し、分散が均一である場合(F値に有意差がない場合)、Tukey’s法で分析し、分散が均一でない場合(F値に有意差がある場合)、Games-Howell法で検定した。p<0.05は、有意差があると見なされた。
3. 実験結果と考察
本実験では、化合物ibrutinib、BAY-1、BAY-1とibrutinibの併用及びWX017及びWX027の高、中、低3つの投与量でのメスSCIDマウスモデルにおけるヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植腫瘍の体内効果を評価した。本試験では、動物の平均体重は投与期間を通じてすべての実験群で有意に減少せず、マウスの耐薬性は良好であった。実験結果は表13及び図3に示される通りである。
表13 ヒトびまん性大規模Bリンパ腫TMD8細胞皮下異種移植モデルにおける化合物の抗腫瘍効果の評価
(投与後11日目の腫瘍体積に基づいて計算)
Figure 0007620711000199
実験結論:IRAK4とBTK二重標的阻害剤WX017及びWX027の3mg/kg(BID)単独の低用量投与群は、有意な腫瘍抑制効果(TGIはそれぞれ86%及び78%)を示し、BTK阻害剤ibrutinib(20mg/kg、QD)の単剤有効性(TGI=39%)及びIRAK4阻害剤BAY-1(50mg/kg、QD)の単剤有効性(TGI=43%)より有意に優れており、IRAK4とBTK二重経路を同時に阻害する有意な効果を示した。

Claims (22)

  1. 式(IV)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 0007620711000200
    (ただし、T、T、T、T及びTは、それぞれ独立してCH及びNから選択され、
    構造単位
    Figure 0007620711000201
    は、
    Figure 0007620711000202
    から選択され、
    は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、-NR、CH、-C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルキル及びC1-3アルコキシは、それぞれ独立して任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、-NR、C1-3アルキル及び-C(=O)-C1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    あるいはR及びRが連結され、連結された原子とピロリルを形成し、
    は、
    Figure 0007620711000203
    から選択され、前記
    Figure 0007620711000204
    は、任意選択で1つのFにより置換され、
    は、
    Figure 0007620711000205
    から選択され、
    は、NH、O及びSから選択され、
    及びRは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 2、 -NH(CH )、-N(CH 2、 -C(=O)-C1-3アルキル及びC1-3アルキルから選択され、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    mは、1又は2であり、
    nは、1又は2であり、
    は、独立してH及びC1-3アルキルから選択され、
    は、独立してH、C1-3アルキル及び-C(=O)-C1-3アルキルから選択され、条件は下記の通りである:
    1)構造単位
    Figure 0007620711000206
    が、
    Figure 0007620711000207
    から選択され、Rが、
    Figure 0007620711000208
    から選択される場合、Rは、NR及びC1-3アルコキシから選択され、前記C1-3アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、あるいはR及びRが連結され、連結された原子とピロリルを形成し、 は、独立してC 1-3 アルキルから選択され、R は、独立してC 1-3 アルキル及び-C(=O)-C 1-3 アルキルから選択され、
    2)構造単位
    Figure 0007620711000209
    が、
    Figure 0007620711000210
    から選択され、Rが、
    Figure 0007620711000211
    から選択される場合、Rは、
    Figure 0007620711000212
    から選択され、
    3)構造単位
    Figure 0007620711000213
    が、
    Figure 0007620711000214
    から選択され、Rは、
    Figure 0007620711000215
    から選択される場合、Rは、
    Figure 0007620711000216
    から選択される。)
  2. 式(IV)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 0007620711000217
    (ただし、T 、T 、T 、T 及びT は、それぞれ独立してCH及びNから選択され、
    構造単位
    Figure 0007620711000218
    は、
    Figure 0007620711000219
    から選択され、
    は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、-NR 、CH 、-C(=O)-C 1-3 アルキル及びC 1-3 アルコキシから選択され、前記C 1-3 アルキル及びC 1-3 アルコキシは、それぞれ独立して任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    は、F、Cl、Br、I、OH、CN、-NR 、C 1-3 アルキル及び-C(=O)-C 1-3 アルキルから選択され、前記C 1-3 アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    あるいはR 及びR が連結され、連結された原子とピロリルを形成し、
    は、
    Figure 0007620711000220
    から選択され、前記
    Figure 0007620711000221
    は、任意選択で1つのFにより置換され、
    は、
    Figure 0007620711000222
    から選択され、
    は、NH、O及びSから選択され、
    及びR は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 2、 -NH(CH )、-N(CH 2、 -C(=O)-C 1-3 アルキル及びC 1-3 アルキルから選択され、前記C 1-3 アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    mは、1又は2であり、
    nは、1又は2であり、
    は、独立してH及びC 1-3 アルキルから選択され、
    は、独立してH、C 1-3 アルキル及び-C(=O)-C 1-3 アルキルから選択され、条件は下記の通りである:
    1)構造単位
    Figure 0007620711000223
    が、
    Figure 0007620711000224
    から選択され、R が、
    Figure 0007620711000225
    から選択される場合、R は、NR 及びC 1-3 アルコキシから選択され、前記C 1-3 アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、あるいはR 及びR が連結され、連結された原子とピロリルを形成し、
    2)構造単位
    Figure 0007620711000226
    が、
    Figure 0007620711000227
    から選択され、R が、
    Figure 0007620711000228
    から選択される場合、R
    Figure 0007620711000229
    から選択され、
    3)構造単位
    Figure 0007620711000230

    Figure 0007620711000231
    から選択され、R
    Figure 0007620711000232
    から選択される場合、R
    Figure 0007620711000233
    から選択される。)
  3. 式(IV)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩
    Figure 0007620711000234
    (ただし、T 、T 、T 、T 及びT は、それぞれ独立してCH及びNから選択され、
    構造単位
    Figure 0007620711000235
    は、
    Figure 0007620711000236
    から選択され、
    は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、-NR 、CH 、-C(=O)-C 1-3 アルキル及びC 1-3 アルコキシから選択され、前記C 1-3 アルキル及びC 1-3 アルコキシは、それぞれ独立して任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、-NR 、C 1-3 アルキル及び-C(=O)-C 1-3 アルキルから選択され、前記C 1-3 アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    あるいはR 及びR が連結され、連結された原子とピロリルを形成し、

    Figure 0007620711000237
    から選択され、前記
    Figure 0007620711000238
    は、任意選択で1つのFにより置換され
    は、
    Figure 0007620711000239
    から選択され、
    は、NH、O及びSから選択され、
    は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 2、 -NH(CH )、-N(CH 2、 -C(=O)-C 1-3 アルキル及びC 1-3 アルキルから選択され、前記C 1-3 アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    は、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 2、 -NH(CH )、-N(CH 2、 -C(=O)-C 1-3 アルキル及びC 1-3 アルキルから選択され、前記C 1-3 アルキルは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、
    mは、1又は2であり、
    nは、1又は2であり、
    は、独立してH及びC 1-3 アルキルから選択され、
    は、独立してH、C 1-3 アルキル及び-C(=O)-C 1-3 アルキルから選択され、条件は下記の通りである:
    1)構造単位
    Figure 0007620711000240
    が、
    Figure 0007620711000241
    から選択され、R
    Figure 0007620711000242
    から選択される場合、R は、NR 及びC 1-3 アルコキシから選択され、前記C 1-3 アルコキシは、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換され、あるいはR 及びR が連結され、連結された原子とピロリルを形成し、
    2)構造単位
    Figure 0007620711000243
    が、
    Figure 0007620711000244
    から選択され、R
    Figure 0007620711000245
    から選択される場合、R
    Figure 0007620711000246
    から選択され、
    3)構造単位
    Figure 0007620711000247

    Figure 0007620711000248
    から選択され、R
    Figure 0007620711000249
    から選択される場合、R
    Figure 0007620711000250
    から選択される。
  4. は、H、CH 、CH CH 及びCH(CH から選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩
  5. は、H、CH 、CH CH 、CH(CH 、-C(=O)-CH 、-C(=O)-CH CH 及び-C(=O)-C(CH から選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩
  6. は、H、F、Cl、Br、I、OH、CN、-NR 、CH 、-C(=O)-CH 及び-OCH から選択され、前記-OCH は、任意選択で1、2又は3つのハロゲンにより置換される、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩
  7. は、NH 、-NHCH 、-N(CH 、-NHC(=O)CH 、CH 及び-OCH から選択される、請求項6に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  8. 及びR が連結され、連結された原子とピロリルを形成し、構造フラグメント
    Figure 0007620711000251

    Figure 0007620711000252
    を形成する、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。

  9. Figure 0007620711000253
    から選択される、請求項2又は3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  10. は、
    Figure 0007620711000254
    から選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩
  11. 、R 及びR は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 、-NH(CH )、-N(CH 、CH 、CH CH 及び-CH(CH から選択され、前記CH 、CH CH 及び-CH(CH は、任意選択で1、2又は3つのFにより置換される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  12. 、R 及びR は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、CH 及びCF から選択される、請求項11に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  13. は、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 、-NH(CH )、-N(CH 、CH 、CH CH 及び-CH(CH から選択され、前記CH 、CH CH 及び-CH(CH は、任意選択で1、2又は3つのFにより置換され、
    及びR は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 、-NH(CH )、-N(CH 、CH 、CH CH 及び-CH(CH から選択され、前記CH 、CH CH 及び-CH(CH は、任意選択で1、2又は3つのFにより置換される、請求項2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  14. は、F、Cl、Br、I、CH 及びCF から選択され、
    及びR は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、CH 及びCF から選択される、請求項13に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  15. は、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 、-NH(CH )、-N(CH 、CH 、CH CH 及び-CH(CH から選択され、前記CH 、CH CH 及び-CH(CH は、任意選択で1、2又は3つのFにより置換され、
    及びR は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、OH、CN、NH 、-NH(CH )、-N(CH 、CH 、CH CH 及び-CH(CH から選択され、前記CH 、CH CH 及び-CH(CH は、任意選択で1、2又は3つのFにより置換される、請求項3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  16. は、F、Cl、Br、I、CH 及びCF から選択され、
    及びR は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、CH 及びCF から選択される、請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  17. 化合物が下記の式から選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 0007620711000255
    (ただし、R 、R 、R 、R 、R 及びR は、請求項1~3のいずれか一項で定義された通りである。)
  18. 化合物が下記の式から選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 0007620711000256
    (ただし、R は、請求項1で定義された通りであり、R は、請求項1で定義された通りであり、T は、CH及びNから選択され、T は、CH及びNから選択され、且つT 及びT は、同時にNではなく、
    は、
    Figure 0007620711000257
    から選択され、pは、0又は1である。)
  19. 化合物が下記の式から選択される、請求項2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 0007620711000258
    (ただし、R は、請求項2で定義された通りであり、R は、請求項2で定義された通りであり、T は、CH及びNから選択され、T は、CH及びNから選択され、且つT 及びT は、同時にNではなく、
    は、
    Figure 0007620711000259
    から選択され、pは、0又は1である。)
  20. 下記式で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 0007620711000260
    Figure 0007620711000261
  21. 血液腫瘍に関連する疾患を治療するための医薬の製造における、請求項1~3及び20のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
  22. 前記血液腫瘍は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫である、請求項21に記載の使用。
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