詳細な説明
本開示をより詳細に説明する前に、この開示が記載される特定の実施形態に限定されず、従って当然ではあるが変動し得ることを理解されたい。本開示の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるので、本明細書中で使用される語は、単に特定の実施形態を記載する目的のためであり、限定するものではないことも理解されたい。
別段の定めがない限り、本明細書中で使用される全ての技術及び科学用語は、この開示が属する技術分野の熟練者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書中に記載のものと同様又は同等のあらゆる方法及び材料も本開示の実施又は試験で使用され得るが、好ましい方法及び材料をここで記載する。
本願で引用される全ての刊行物及び特許は、それぞれの個々の刊行物又は特許が具体的に及び個々に参照により組み込まれることが示されるかのように参照により本明細書中に組み込まれ、刊行物が引用される関係で方法及び/又は材料を開示し、記載するために参照により本明細書中に組み込まれる。何れの刊行物の引用も、提出日前のその開示に対するものであり、本開示が、事前開示を理由としてこのような公開に先行する権利を与えられないことを認めるものであると解釈されるべきではない。さらに、提供される公開の日付は、独立に確認される必要があり得る実際の公開日とは異なり得る。
本開示を読めば当業者に明らかになるであろうように、本明細書中に記載され例示される個々の実施形態のそれぞれが、本開示の範囲又は精神から逸脱することなく、他のいくつかの実施形態の何れかの特性から容易に分離され得るか、又は他のいくつかの実施形態の何れかの特性と組み合わせられ得る、別々の構成成分及び特性を有する。引用される何れの方法も、引用される事象の順序又は理論的に可能な何らかの他の順序で行われ得る。
本開示の実施形態は、別段示されない限り、医学、有機化学、生化学、分子生物学、薬理学などの技術を使用し、これらは当技術分野の技術の範囲内である。このような技術は、文献において完全に説明される。
本明細書中で報告される化学式が1個以上の不特定のキラル中心を含有する程度まで、式が、全ての安定な立体異性体、エナンチオマー及びジアステレオマーを包含することが意図される。全ての互変異生体形態を式が包含することも理解される。
本開示の代表的な化合物が、テノホビルに基づくプロドラッグ及び9-[2-(ホスホノメトキシ)エチル]グアニン(PMEG)に基づくプロドラッグのアンモニウム塩を含むことも認められよう。例証されない他の塩、ヌクレオシド及び非環式ヌクレオシドは同等に利用可能であり、本開示の範囲内に含まれる。
I.定義
本明細書中で使用される場合、単数形「a」、「an」及び「the」は、文脈から別段明らかに示されない限り、複数の参照を含むことに留意しなければならない。
「対象」は、あらゆる動物、好ましくはヒト患者、家畜又は家庭のペットを指す。
本明細書中で使用される場合、「予防する」及び「予防すること」という用語は、再発、蔓延又は発症の予防を含む。本開示は完全な予防に限定されるものではないものとする。いくつかの実施形態では、発症が遅延させられるか又は疾患の重症度が軽減される。
本明細書中で使用される場合、「処置する」及び「処置すること」という用語は、対象(例えば患者)が治癒し、疾患が根絶されるケースに限定されない。むしろ、本開示の実施形態は、単に症状を軽減する及び/又は疾患進行を遅延させる処置も企図する。
本明細書中で使用される場合、「と組み合わせる」という用語は、さらなる処置とともに投与を説明するために使用される場合、薬剤が、さらなる処置の前に、さらなる処置と一緒に又はさらなる処置の後に、又はそれらの組み合わせで投与され得ることを意味する。
「連結基」は、2つの分子部分を一緒に架橋するために使用され得るあらゆる様々な分子配置を指す。例となる式は、-Rm-であり得、ここでRは、個々に及び独立に、各出現において、-CRmRm-、-CHRm-、-CH-、-C-、-CH2-、-C(OH)Rm、-C(OH)(OH)-、-C(OH)H、-C(Hal)Rm-、-C(Hal)(Hal)-、-C(Hal)H-、-C(N3)Rm-、-C(CN)Rm-、-C(CN)(CN)-、-C(CN)H-、-C(N3)(N3)-、-C(N3)H-、-O-、-S-、-N-、-NH-、-NRm-、-(C=O)-、-(C=NH)-、-(C=S)-、-(C=CH2)-から選択され、これは、R基の間で単結合、二重結合又は三重結合を個々に及び独立に含有し得る。RがRmを伴い分岐状である場合、これは、-CH3、-H、-CH=CH2、-CCH、-OH、-SH、-NH2、-N3、-CN又は-Halなどの基が末端にあり得るか、又は2個の分岐状Rが環状構造を形成し得る。特定の例において、合計のR又は「m」は、100又は50又は25又は10未満であり得ることが企図される。連結基の例としては、架橋アルキル基及びアルコキシアルキル基が挙げられる。連結基が、置換又は未置換(ホスホノメトキシ)エチルを含む置換又は未置換アルコキシホスホナートなどの非環式連結基であり得ることが企図される。
本明細書中で使用される場合、「アルキル」は、1~25個の炭素原子を含有するものなどの、非環状、直鎖又は分岐鎖、不飽和又は飽和炭化水素を意味する。例えば、「C8~C18」は、8~18個の炭素原子を含有するアルキルを指す。同様に、「C6~C22」は、6~22個の炭素原子を含有するアルキルを指す。代表的な飽和直鎖アルキルは、メチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-セプチル、n-オクチル、n-ノニルなどを含み;一方で飽和分岐状アルキルは、イソプロピル、sec-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、イソペンチルなどを含む。不飽和アルキルは、隣接する炭素原子との間に少なくとも1個の二重又は三重結合を含有する(それぞれ「アルケニル」又は「アルキニル」と呼ばれる)。代表的な直鎖及び分岐状アルケニルとしては、エチレニル、プロピレニル、1-ブテニル、2-ブテニル、イソブチレニル、1-ペンテニル、2-ペンテニル、3-メチル-1-ブテニル、2-メチル-2-ブテニル、2,3-ジメチル-2-ブテニルなどが挙げられ;一方で代表的な直鎖及び分岐状アルキニルとしては、アセチレニル、プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、1-ペンチニル、2-ペンチニル、3-メチル-1-ブチニルなどが挙げられる。
本明細書中で使用される場合、「ヘテロアルキル」は、1個以上の炭素原子がO、N又はSなどのヘテロ原子で置き換えられるアルキル基を指す。アルキル基と同様に、ヘテロアルキル基は、直鎖状又は分岐状、飽和又は飽和であり得る。任意選択的に、窒素及び/又は硫黄ヘテロ原子は酸化され得、窒素ヘテロ原子は四級化され得る。適切なヘテロアルキル基は、1~25個の炭素原子及び1~4個のヘテロ原子を含有し得る。
非芳香族、単環式又は多環式アルキルは、本明細書中で「炭素環」又は「カルボシクリル」基と呼ぶ。代表的な飽和炭素環としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロへキシルなどが挙げられ;一方で代表的な不飽和炭素環としては、シクロペンテニル、シクロヘキセニルなどが挙げられる。多環式カルボシクリル基において、ペンダント形式で(即ち2個の環が単結合により連結される)、スピロ形式で(即ち2個の環が決定的な1個の共通原子を通じて連結される)、融合形式で(即ち2個の環が2個の隣接原子を共有する;言い換えると、2個の環が1個の共有結合を共有する)、架橋形式で(即ち2個の環が、少なくとも1個の原子を含有する架橋により2個の架橋される原子を分離する、3個以上の原子を共有する)又はそれらの組み合わせで環が一緒に連結され得る。カルボシクリル基の「員」数は、カルボシクリル基の環における炭素原子の総数を指す。
「ヘテロ炭素環」又は「ヘテロカルボシクリル」基は、窒素、酸素及び硫黄から独立に選択される1~4個のヘテロ原子を含有する炭素環であり、ここで窒素及び/又は硫黄ヘテロ原子が任意選択的に酸化され得、窒素ヘテロ原子は任意選択的に四級化され得る。ヘテロ炭素環は、飽和又は不飽和(しかし芳香族ではない)、単環式又は多環式であり得る。代表的なヘテロ炭素環としては、モルホリニル、ピロリジノニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ヒダントイニル、バレロラクタミル、オキシラニル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロピリジニル、テトラヒドロピリミジニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラヒドロチオピラニルなどが挙げられる。ヘテロカルボシクリル基の「員」数は、ヘテロカルボシクリル基の環における炭素原子及びヘテロ原子の総数を指す。
「アリール」という用語は、芳香族同素環(即ち炭化水素)単環式、二環式又は三環式環を含有する基、好ましくは6~12員を有するもの、例えばフェニル、ナフチル及びビフェニルを指す。任意選択的に、アリール基はフェニルである。多環式アリール基において、環は、ペンダント形式で一緒に連結され得るか、又は融合され得る。アルキル基の「員」数は、アルキル基の環における炭素原子の総数を指す。
本明細書中で使用される場合、「ヘテロアリール」又は「複素環式芳香族」は、単環式及び多環式環系の両方を含む、窒素、酸素及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有し、少なくとも1個の炭素原子を含有する、芳香族ヘテロ炭素環を指す。多環式環系は、環の1つが芳香族である限り、1個以上の非芳香族環を含有し得るが、含有する必要はない。代表的なヘテロアリールは、フリル、ベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、イソインドリル、アザインドリル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル、シンノリニル、フタラジニル及びキナゾリニルである。「ヘテロアリール」という用語の使用は、1-メチルイミダゾール-5-イル置換基などのN-アルキル化誘導体を含むことが企図される。ヘテロアリール基の「員」数は、ヘテロアリール基の環における炭素原子及びヘテロ原子の総数を指す。
本明細書中で使用される場合、「複素環」又は「ヘテロシクリル」は、窒素、酸素及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有し、少なくとも1個の炭素原子を含有する単環式及び多環式環系を指す。単環式及び多環式環系は、芳香族、非芳香族又は芳香族及び非芳香族環の混合物であり得る。複素環としては、ヘテロ炭素環、ヘテロアリールなどが挙げられる。多環式ヘテロシクリル基において、ペンダント形式で(即ち2個の環が単結合により連結される)、スピロ形式で(即ち2個の環が決定的な1個の共通原子を通じて連結される)、融合形式で(即ち2個の環が2個の隣接原子を共有する;言い換えると、2個の環が1個の共有結合を共有する)、架橋形式で(即ち2個の環が、少なくとも1個の原子を含有する架橋により2個の架橋される原子を分離する、3個以上の原子を共有する)又はそれらの組み合わせで、環が一緒に連結され得る。ヘテロシクリル基の「員」数は、ヘテロシクリル基の環における炭素原子及びヘテロ原子の総数を指す。
「アルコキシ」又は「アルキルオキシ」は、酸素架橋を通じて連結される炭素原子の指定される数を有する、上で定められるようなアルキル基を指す。アルコキシの例としては、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、s-ブトキシ、t-ブトキシ、n-ペントキシ及びs-ペントキシが挙げられるが限定されない。好ましいアルコキシ基は、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、s-ブトキシ、t-ブトキシである。
「アルコキシアルキル」は、アルキル架橋を通じて連結される指定される数の炭素原子を有する、上で定義されるようなアルコキシ基を指す(即ち-CH2-O-CH2CH3)。
「アルキルアミノ」は、アミノ架橋を通じて連結される指定される数の炭素原子を有する、上で定義されるようなアルキル基を指す。アルキルアミノの例はメチルアミノ(即ち-NH-CH3)である。
「アルキルチオ」は、硫黄架橋を通じて連結される指定される数の炭素原子を有する、上で定義されるようなアルキル基を指す。アルキルチオの例はメチルチオ(即ち-S-CH3)である。
「アルカノイル」は、カルボニル架橋を通じて連結される指定される数の炭素原子を有する、上で定義されるようなアルキル基を指す(即ち-(C=O)アルキル)。
「シクロアルキル」及び「シクロアルケニル」という用語は、それぞれ、完全飽和及び部分的不飽和である3~15個の炭素原子の単環式、二環式又は三環式の同素環式環基を指す(しかし芳香族ではない)。
「ハロゲン」又は「Hal」という用語は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素を指す。
「置換されている」という用語は、少なくとも1個の水素原子が置換基で置き換えられている分子を指す。この分子は多重置換され得る。オキソ置換基(「=O」)の場合、2個の水素原子が置き換えられている。この文脈内の例となる置換基の例としては、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルコキシ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボシクリル、カルボシクロアルキル、ヘテロカルボシクリル、ヘテロカルボシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、-NRaRb、-NRaC(=O)Rb、-NRaC(=O)NRaRb、-NRaC(=O)ORb、-NRaSO2Rb、-C(=O)Ra、-C(=O)ORa、-C(=O)NRaRb、-OC(=O)NRaRb、-ORa、-SRa、-SORa、-S(=O)2Ra、-OS(=O)2Ra及び-S(=O)2ORaが挙げられ得る。この文脈におけるRa及びRbは、同じであってもよいし、又は異なっていてもよく、独立して、水素、ハロゲン ヒドロキシル、アルキル、アルコキシ、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボシクリル、カルボシクロアルキル、ヘテロカルボシクリル、ヘテロカルボシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルであり得る。
「任意選択的に置換されている」という用語は、本明細書中で使用される場合、置換が任意選択であり、従って指定の原子が未置換であることが可能であることを意味する。
何れの置換も、置換される原子及び置換基の許可される価に従うこと及び置換の結果、安定な化合物、即ち、室温で、再配置、環状化、排除などにより自然に変換を受けない化合物が生じることが理解される。
「ヌクレオシド」という用語は、置換されている非芳香族5員環、例えば核酸塩基又はその複素環誘導体により5位で置換されているテトラヒドロフラン-2-イル、を指す。5員環及び/又は核酸塩基は、さらに置換され得るか又は誘導体化され得る。修飾されたアデノシン又はグアノシンがあるヌクレオシドの例としては、ヒポキサンチン、キサンチン及び7-メチルグアニンが挙げられるが限定されない。修飾されたシチジン、チミジン又はウリジンがあるヌクレオシドの例としては、5,6-ジヒドロウラシル、5-メチルシトシン及び5-ヒドロキシメチルシトシンが挙げられる。
「非環式ヌクレオシドホスホナート」という用語は、置換又は未置換(ホスホノメトキシ)エチルを含む置換又は未置換アルコキシホスホナートなどの非環式連結基で置換されている核酸塩基又はその複素環誘導体を指す。例としては、テノホビル、シドフォビル、アデフォビル、(9-[2-(ホスホノメトキシ)エチル]グアニン)、9-(3-ヒドロキシ-2-ホスホニルメトキシプロピル)アデニン及び9-(2-ホスホニルメトキシエチル)-2,6-ジアミノプリンが挙げられる。
「核酸塩基」は、窒素含有単環式又は二環式複素環のあらゆる変形物を指す。核酸塩基は一般的に、環に連結される少なくとも1個の任意選択的に置換されているアミノ基又は、環内のカルボニル/ヒドロキシル基、又は環に連結される任意選択的に置換されているアミドを有する。一般的には環において2~4個の窒素原子を有する。核酸塩基の例としては、アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、チミン、イノシン及び次の構造の複素環:
が挙げられる。
核酸塩基に関しては、この用語がイソ塩基(isobase)を包含することが企図される。企図されるイソ塩基(isobase)としては、2’-デオキシ-5-メチルイソシチジン(iC)及び2’-デオキシ-イソグアノシン(iG)が挙げられる。
本明細書中で使用される場合、「誘導体」という用語は、特定される類似体の十分な機能特性を保持する構造的に同様の化合物を指す。誘導体は、1個以上の原子を欠いており、置換され、異なる水和/酸化状態の塩であるので、又はヒドロキシル基の付加、硫黄原子での酸素原子の置換又はヒドロキシル基でのアミノ基の置換、カルボニル基へのヒドロキシル基の酸化、ヒドロキシル基へのカルボニル基の還元及びアルキル基への炭素-炭素二重結合の還元又は炭素-炭素単結合の二重結合への酸化などであるが限定されない、分子内の1個以上の原子の切り替えがあるので、構造的に同様であり得る。任意選択的な誘導体は1個以上の同じ又は異なる置換基を有する。誘導体は、参照により本明細書に組み込まれる、March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms, and Structure, Wiley, 6th Edition (2007) Michael B. Smith又はDomino Reactions in Organic Synthesis, Wiley (2006) Lutz F. Tietzeで提供されるものなど、合成又は有機化学の教科書で与えられるあらゆる様々な合成方法又は適切な適応によって調製され得る。
II.化合物
式Iの構造を有するヌクレオシドプロドラッグ又は薬学的に許容可能なその塩:
(式中、
Lは、非環式ヌクレオシドホスホナートであり;
Wは、存在しないか又は飽和C
1~C
9アルキル鎖(即ち架橋C
1~C
9アルキレン)であり;
Xは、存在しないか又は置換されているメチレン又はエチレン、-O-、-S-、-S(=O)-及び-S(O)
2-から選択され;
Yは、飽和C
2~C
20アルキル鎖(即ち架橋C
2~C
20アルキレン)であり;
Zは、水素、任意選択的に置換されているメチル又はエチル、任意選択的に置換されている不飽和C
2~C
3アルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール、任意選択的に置換されているヘテロアリール、Si-置換されているシリル、S-置換されているチオール、O-置換されているヒドロキシル、エステル及び-SF
5から選択される)
が開示される。
好ましくは、Xが-O-である場合、Zは、水素、メチル又はエチルではない。
好ましくは、W及びXの両方が存在しない場合、Zは、水素、メチル又はエチルではない。
好ましくは、Wが存在しない場合、Xも存在しない。
いくつかの実施形態では、W及びXの両方が存在し、即ちL-O-W-X-Y-Zである。
いくつかの実施形態では、W及びXの両方が存在せず、即ちL-O-Y-Zである。
いくつかの実施形態では、Wが存在し、Xが存在せず、即ち、L-O-W-Y-Zである。
式Iに記載の置換されている基又は任意選択的に置換されている基は、重水素、ハロゲン、アジド、シアノ、イソシアノ、ニトラート、ニトロソオキシ、ニトロソ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アゾ、アシル、ヒドロキシル、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、スルホナート、スルファモイル、アミノ、アシルアミノ、アミド、シリル、エステル、炭酸エステル、カルバマート、アミノオキシ、ヒドロキシアミノ及び-SF5から独立に選択される1個以上の置換基を有し得、ここで各置換基は、1個以上のRA基によりさらに置換され得る。いくつかの実施形態では、同じ原子上の2個の置換基は、その原子と一緒に連結して、炭素環又は複素環などの環状部分を形成し得る。
例えば、式I中のSi-置換されているシリルは、上記のものから独立に選択される1、2又は3個の置換基を有し得る。複数の置換基がある場合、置換基のうち2個はSi原子と一緒に連結して、複素環などの環状部分を形成し得る。いくつかの実施形態では、置換基は、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールから独立に選択され得、ここで各置換基は、1個以上のR
A基によりさらに置換され得る。いくつかの実施形態では、Si-置換されているシリルは、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールから独立に選択される3個の置換基を有し、ここで各置換基は、1個以上のR
A基によりさらに置換され得る。代表的なSi-置換されているシリル基としては、次のもの:
が挙げられるが限定されず、
R
Aは、各出現において、ハロゲン、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているアルキル、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているヘテロアルキル、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているカルボシクリル、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているヘテロシクリル、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているアリール、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているヘテロアリール、-OH、-SH、-NH
2、-N
3、-OCN、-NCO、-ONO
2、-CN、-NC、-ONO、-CONH
2、-NO、-NO
2、-ONH
2、-SCN、-SNCS、-SF
5、-CF
3、-CH
2CF
3、-CH
2Cl、-CHCl
2、-CH
2NH
2、-NHCOH、-CHO、-COOH、-SO
3H、-CH
2SO
2CH
3、-PO
3H
2、-OPO
3H
2、-P(=O)(OR
G1)(OR
G2)、-OP(=O)(OR
G1)(OR
G2)、-BR
G1(OR
G2)、-B(OR
G1)(OR
G2)、-Si(R
G1)(R
G2)(R
G3)又は-GR
G1(ここで-Gは、-O-、-S-、-NR
G2-、-C(=O)-、-S(=O)-、-SO
2-、-C(=O)O-、-C(=O)NR
G2-、-OC(=O)-、-NR
G2C(=O)-、-OC(=O)O-、-OC(=O)NR
G2-、-NR
G2C(=O)O-、-NR
G2C(=O)NR
G3-、-C(=S)-、-C(=S)S-、-SC(=S)-、-SC(=S)S-、-C(=NR
G2)-、-C(=NR
G2)O-、-C(=NR
G2)NR
G3-、-OC(=NR
G2)-、-NR
G2C(=NR
G3)-、-NR
G2SO
2-、-C(=NR
G2)NR
G3-、-OC(=NR
G2)-、-NR
G2C(=NR
G3)-、-NR
G2SO
2-、-NR
G2SO
2NR
G3-、-NR
G2C(=S)-、-SC(=S)NR
G2-、-NR
G2C(=S)S-、-NR
G2C(=S)NR
G3-、-SC(=NR
G2)-、-C(=S)NR
G2-、-OC(=S)NR
G2-、-NR
G2C(=S)O-、-SC(=O)NR
G2-、-NR
G2C(=O)S-、-C(=O)S-、-SC(=O)-、-SC(=O)S-、-C(=S)O-、-OC(=S)-、-OC(=S)O-、-SO
2NR
G2-、-BR
G2-又は-PR
G2-である)から独立に選択され得、ここでR
G1、R
G2及びR
G3の各出現は、独立に、水素原子、ハロゲン原子、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているアルキル基、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているヘテロアルキル基、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているカルボシクリル基、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているヘテロシクリル基、1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているアリール基又は1個以上のハロゲンにより任意選択的に置換されているヘテロアリール基である。R
Aが-Si(R
G1)(R
G2)(R
G3)である場合、R
G1、R
G2及びR
G3からの2つの基がSi原子と一緒に連結して複素環などの環状部分を形成し得る。
いくつかの実施形態では、同じ原子上の2個のRAは、その原子と一緒に連結して、炭素環又は複素環などの環状部分を形成し得る。
いくつかの実施形態では、式Iに記載の置換されている基又は任意選択的に置換されている基は、重水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アルキルシリル(トリメチルシリル、メチル(メチル)(エチル)シリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、メチル(メチル)(tert-ブチル)シリル、メチル(メチル)(イソブチル)シリルなど)、ホルミル、カルボキシル、メルカプト、スルファモイル、アルキル(メチル、エチル、イソプロピル、tert-ブチルなど)、アルキルオキシ(メトキシ、エトキシなど)、アシル(アセチルなど)、アシルオキシ(アセトキシなど)、アミノ、アルキルアミノ(メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N-メチル-N-エチルアミノなど)、アシルアミノ(アセチルアミノ)、カルバモイル、N-アルキルカルバモイル(N-メチルカルバモイル、N-エチルカルバモイル、N,N-ジメチルカルバモイル、N,N-ジエチルカルバモイル、N-メチル-N-エチルカルバモイルなど)、アルキルチオ(メチルチオ、エチルチオなど)、アルキルスルフィニル(メチルスルフィニル、エチルスルフィニルなど)、アルキルスルホニル(メシル、エチルスルホニルなど)、アルキルオキシカルボニル(メトキシカルボニル、エトキシカルボニルなど)、N-アルキルスルファモイル(N-メチルスルファモイル、N-エチルスルファモイル、N,N-ジメチルスルファモイル、N,N-ジエチルスルファモイル、N-メチル-N-エチルスルファモイルなど)、アリールアルキル(ベンジルなど)、アリールカルボニル(ベンゾイルなど)、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール及び-SF5から独立に選択される1個以上の置換基を有し得る。
いくつかの実施形態では、式Iに記載の置換されている基又は任意選択的に置換されている基は、重水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、トリメチルシリル、アミノ、ホルミル、カルボキシル、カルバモイル、メルカプト、スルファモイル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、アセチル、アセトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N-メチル-N-エチルアミノ、アセチルアミノ、N-メチルカルバモイル、N-エチルカルバモイル、N,N-ジメチルカルバモイル、N,N-ジエチルカルバモイル、N-メチル-N-エチルカルバモイル、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メシル、エチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、N-メチルスルファモイル、N-エチルスルファモイル、N,N-ジメチルスルファモイル、N,N-ジエチルスルファモイル、N-メチル-N-エチルスルファモイル、ベンジル、ベンゾイル、アルキル、カルボシクリル、アリール及びヘテロシクリルから独立に選択される1個以上の置換基を有し得る。
本明細書中で使用される場合、「アルキレン」は、2個の異なる炭素原子からの2個の水素原子の除去による、アルカン(即ち非環式飽和炭化水素)由来の2価官能基を指す。
本明細書中で使用される場合、「シリル」は、水素原子の除去による、シラン由来の1価ラジカル、即ち-SiH3を指す。
本明細書中で使用される場合、「チオール」は、1価ラジカル-SHを指す。
本明細書中で使用される場合、「アシル」は、-C(=O)RB(式中、RBは、アルキル基、ヘテロアルキル基、カルボシクリル基、ヘテロシクリル基、アリール基又はヘテロアリール基である)を指す。上記のように、アシル基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「スルホナート」は、-SO3
-を指す。
本明細書中で使用される場合、「アミド」は、-C(=O)NRCRD(式中、RC及びRDは、水素、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールから独立に選択される)を指す。RC及びRDの両方が水素である場合、アミド基はカルバモイルである。上記のように、アミド基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「スルファモイル」は、-S(=O)2NH2を指す。上記のように、スルファモイル基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「エステル」は、-C(=O)ORE又は-OC(=O)RF(式中、RE及びRFは、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールから独立に選択される)を指す。上記のように、エステル基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「炭酸エステル」は、-OC(=O)ORH(式中、RHは、アルキル基、ヘテロアルキル基、カルボシクリル基、ヘテロシクリル基、アリール基又はヘテロアリール基である)を指す。上記のように、炭酸エステル基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「カルバマート」は、-OC(=O)NRIRJ又は-NRK[(C=O)ORL](式中、RI、RJ、RK及びRLは、水素、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールから独立に選択される)を指す。上記のように、カルバマート基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「アミノオキシ」は、-O-NH2を指す。上記のように、アミノオキシ基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「ヒドロキシアミノ」は、-NH(OH)を指す。上記のように、ヒドロキシアミノ基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「スルフィニル」は、-S(=O)RM(式中、RMは、アルキル基、ヘテロアルキル基、カルボシクリル基、ヘテロシクリル基、アリール基又はヘテロアリール基である)を指す。上記のように、スルフィニル基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「スルホニル」は、-S(=O)2RN(式中、RNは、アルキル基、ヘテロアルキル基、カルボシクリル基、ヘテロシクリル基、アリール基又はヘテロアリール基である)を指す。上記のように、スルホニル基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
本明細書中で使用される場合、「アシルアミノ」は、-NRO[C(=O)RP](式中、ROは、水素、アルキル基、ヘテロアルキル基、カルボシクリル基、ヘテロシクリル基、アリール基又はヘテロアリール基であり、RPは、アルキル基、ヘテロアルキル基、カルボシクリル基、ヘテロシクリル基、アリール基又はヘテロアリール基である)を指す。上記のように、アシルアミノ基は、1個以上のRA基により任意選択的に置換され得る。
「薬学的に許容可能な塩」は、その酸性又は塩基性塩を生成させることによる元の化合物の修飾を指す。薬学的に許容可能な塩の例としては、アミンなどの塩基性残基の鉱酸又は有機酸塩並びにカルボン酸又はリン酸などの酸性残基のアルカリ若しくは有機塩が挙げられるが限定されない。塩基性残基を含有する元の化合物に対して、薬学的に許容可能な塩は、化合物を適切な量の無毒性無機又は有機酸で処理することによって調製され得;或いは、薬学的に許容可能な塩は、元の化合物の調製中にインシトゥで形成され得る。塩基性残基の代表的な塩としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸及び硝酸から選択される酸を伴う塩が挙げられ;適切な有機酸としては、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、ステアリン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、パモ酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グルタミン酸、安息香酸、サリチル酸、スルファニル酸、2-アセトキシ安息香酸、フマル酸、トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、シュウ酸及びイセチオン酸が挙げられる。酸性残基を含有する元の化合物に対して、薬学的に許容可能な塩は、無毒性塩基の適切な量で化合物を処理することによって調製され得;或いは、薬学的に許容可能な塩は、元の化合物の調製中にインシトゥで形成され得る。酸性残基の代表的な塩としては、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化第一鉄、水酸化亜鉛、水酸化銅、水酸化アルミニウム、水酸化第二鉄、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、2-ジメチルアミノエタノール、2-ジエチルアミノエタノール、リジン、アルギニン及びヒスチジンから選択される塩基を伴う塩が挙げられる。任意選択的に、薬学的に許容可能な塩は、水中、有機溶媒中、又はその混合物中で、それぞれ元の化合物の遊離酸又は塩基形態を化学量論的量以上の適切な塩基又は酸と反応させることによって調製され得る。適切な薬学的に許容可能な塩のリストは、Remington’s Pharmaceutical Sciences, 20th Ed., Lippincott Williams & Wilkins, Baltimore, MD, 2000, p.704;及びHandbook of Pharmaceutical Salts: Properties, Selection,and Use, Stahl and Wermuth,Eds., Wiley-VCH, Weinheim, 2002で見ることができる。
いくつかの実施形態では、本明細書中で開示される化合物の薬学的に許容可能な塩は、水酸化アンモニウムとの塩、即ちアンモニウム塩である。
開示される化合物は、立体異性体の混合物で存在し得る。いくつかの実施形態では、立体異性体の混合物における化合物は、60%、70%、80%、90%、95%、98%を超えるジアステレオマー又はエナンチオマー過剰率であり得る。いくつかの実施形態では、立体異性体の混合物における化合物は、90%を超えるジアステレオマー又はエナンチオマー過剰率であり得る。
代表的な化合物を作製する方法が開示される。本方法は、多岐にわたる官能基及び化合物と適合し、従って開示される方法から多岐にわたる誘導体を得ることができる。例えば、テノホビル及びPMEGに対するホスホン酸モノエステル化のための一般的な方法を実施例において例示する。本化合物において組み込まれるための脂質様部分(即ち-W-X-Y-Z)の特性に依存して、本合成法は、トリエチルアミン(TEA)及びDMAPの存在下でのカップリング剤としてのDCC又はEDCの使用を含む。18~24時間にわたり高温(例えば90~105℃)下で反応が行われ得、水での不活性化の直後に生成物を精製し得る。本化合物の精製は、連続的な順相(DCM:MeOH:NH4Cl)及び逆相(H2O:MeOH)カラムクロマトグラフィーアプローチを使用して行われ得る。いくつかの実施形態では、非保護生成物を生成させるためにNH3/MeOH又はAcOH/MeOHの何れかにおける脱保護段階が行われ得る。
A.構造特性
1.「L」部分
Lは、非環式ヌクレオシドホスホナートである。
いくつかの実施形態では、Lは、非環式連結基で置換されている核酸塩基又はその複素環誘導体であり、ここで非環式連結基は、置換又は未置換アルコキシホスホナートである。いくつかの実施形態では、アルコキシホスホナートは、置換又は未置換(ホスホノメトキシ)エチル基である。
いくつかの実施形態では、Lは、式V:
(式中、
Uは核酸塩基であり;
Vは-O-R
Y又は-S-R
Zであり;
R
1、R
2、R
3及びR
4は、水素、重水素、ハロゲン、アジド、シアノ、イソシアノ、ニトラート、ニトロソオキシ、ニトロソ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、任意選択的に置換されているアルキル、任意選択的に置換されているヘテロアルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール、任意選択的に置換されているヘテロアリール、アゾ、アシル、任意選択的にO-置換されているヒドロキシル、任意選択的にS-置換されているメルカプト、スルフィニル、スルホニル、スルホナート、任意選択的にN-置換されているアミノ、任意選択的にN-置換されているアミド、任意選択的にN-置換されているスルファモイル、任意選択的にSi-置換されているシリル、エステル、炭酸エステル、任意選択的に置換されているカルバマート、任意選択的にN-置換されているアミノオキシ及び任意選択的にN-及び/又はO-置換されているヒドロキシルアミノから独立に選択され;
R
Y及びR
Zは、水素、任意選択的に置換されているアルキル、任意選択的に置換されているヘテロアルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロカルボシクリル、任意選択的に置換されているアリール及び任意選択的に置換されているヘテロアリールから独立に選択される)
の構造を有する。
式Vに記載の任意選択的に置換されている基は、重水素、ハロゲン、アジド、シアノ、イソシアノ、ニトラート、ニトロソオキシ、ニトロソ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アゾ、アシル、ヒドロキシル、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、スルホナート、スルファモイル、アミノ、アシルアミノ、アミド、シリル、エステル、炭酸エステル、カルバマート、アミノオキシ、ヒドロキシアミノ及び-SF5から独立に選択される1個以上の置換基を有し得、ここで各置換基は、上の式Iに記載のような1個以上のRA基によりさらに置換され得る。いくつかの実施形態では、同じ原子上の2個の置換基は、その原子と一緒に連結して、炭素環又は複素環などの環状部分を形成し得る。
いくつかの実施形態では、Uは、アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、チミン、イノシン及び次の構造の複素環:
から選択される。
いくつかの実施形態では、Uはアデニンである。いくつかの実施形態では、Uはグアニンである。いくつかの実施形態では、Uはシトシンである。いくつかの実施形態では、Uは、
である。
いくつかの実施形態では、Vは-O-RYである。いくつかの実施形態では、RYは水素である。いくつかの実施形態では、RYは任意選択的に置換されているアルキル、例えばベンジルなどである。いくつかの実施形態では、RYは任意選択的に置換されているアリール、例えばフェニル又はナフチルなどである。
いくつかの実施形態では、Vは-S-RZである。いくつかの実施形態では、RZは水素である。いくつかの実施形態では、RZは任意選択的に置換されているアルキル、例えばベンジルなどである。いくつかの実施形態では、RZは任意選択的に置換されているアリール、例えばフェニル又はナフチルなどである。
いくつかの実施形態では、R1、R2、R3及びR4は、水素、任意選択的に置換されているアルキル、任意選択的に置換されているヘテロアルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール及び任意選択的に置換されているヘテロアリールから独立に選択される。
いくつかの実施形態では、R1は水素である。
いくつかの実施形態では、R2は水素である。
いくつかの実施形態では、R3は水素である。いくつかの実施形態では、R3は、任意選択的に置換されているアルキルである。いくつかの実施形態では、R3はメチル又はヒドロキシルメチルである。
いくつかの実施形態では、R4は水素である。いくつかの実施形態では、R4は任意選択的に置換されているアルキルである。いくつかの実施形態では、R4はメチル又はヒドロキシルメチルである。
いくつかの実施形態では、R1、R2、R3及びR4は水素である。
いくつかの実施形態では、R1及びR2は水素であり、R3及びR4のうち1つは水素であり、R3及びR4の他方は、任意選択的に置換されているアルキルである。いくつかの実施形態では、R1、R2及びR3は水素であり、R4は、メチル又はヒドロキシルメチルである。いくつかの実施形態では、R1、R2及びR4は水素であり、R3はメチル又はヒドロキシルメチルである。
いくつかの実施形態では、Lは、式V’の構造:
(式中、U、R
3及びR
4は、上で定義したものと同じである)を有する。いくつかの実施形態では、R
3は水素である。いくつかの実施形態では、R
3は、任意選択的に置換されているアルキルである。いくつかの実施形態では、R
3は、メチル又はヒドロキシルメチルである。いくつかの実施形態では、R
4は水素である。いくつかの実施形態では、R
4は、任意選択的に置換されているアルキルである。いくつかの実施形態では、R
4は、メチル又はヒドロキシルメチルである。いくつかの実施形態では、R
3及びR
4の両方が水素である。いくつかの実施形態では、R
3及びR
4のうち1つが水素であり、R
3及びR
4の他方が、任意選択的に置換されているアルキルである。いくつかの実施形態では、R
3は水素であり、R
4は、メチル又はヒドロキシルメチルである。いくつかの実施形態では、R
4は水素であり、R
3は、メチル又はヒドロキシルメチルである。
いくつかの実施形態では、Lは、以下:
で示されるような、テノホビル部分、シドフォビル部分、アデフォビル部分、9-[2-(ホスホノメトキシ)エチル]グアニン部分、9-(3-ヒドロキシ-2-ホスホニルメトキシプロピル)アデニン部分(好ましくは(S)-HPMPA立体異性体)及び9-(2-ホスホニルメトキシエチル)-2,6-ジアミノプリン部分から選択される。
他の代表的な非環式ヌクレオシドホスホナートは、Clercq, Biochemical Pharmacology, 2007, 73, 911-922で見ることができる。
2.「W」部分
Wは存在しないか又は飽和C1~C9アルキル鎖(即ちC1~C9アルキレン)である。いくつかの実施形態では、Wは存在しない。いくつかの実施形態では、Wは、飽和C1~C9アルキル鎖(即ちC1~C9アルキレン)である。いくつかの実施形態では、Wは、飽和、直鎖状C1~C9アルキル鎖(即ち直鎖状C1~C9アルキレン)、例えば、メチレン(-CH2-)、エチレン(-CH2CH2-)、プロピレン(-CH2CH2CH2-)、ブチレン(-CH2CH2CH2CH2-)、ペンチレン(-CH2CH2CH2CH2CH2-)、ヘキシレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)、ヘプチレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)、オクチレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)及びノニレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)などである。
いくつかの実施形態では、Wは、エチレン(-CH2CH2-)、プロピレン(-CH2CH2CH2-)又はノニレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)である。いくつかの実施形態では、Wは、エチレン(-CH2CH2-)又はプロピレン(-CH2CH2CH2-)である。
3.「X」部分
Xは存在しないか又は置換されているメチレン又はエチレン、-O-、-S-、-S(=O)-及び-S(O)2-から選択される。
いくつかの実施形態では、Xは存在しない。いくつかの実施形態では、Xは、置換されているメチレン又はエチレン、-O-、-S-、-S(=O)-及び-S(O)2-から選択される。いくつかの実施形態では、置換されているメチレン又はエチレンは、1個以上のハロゲン置換基を含有する。いくつかの実施形態では、1個以上のハロゲン置換基はフッ素である。
いくつかの実施形態では、Xは、置換されているメチレン、例えば-CF2-などである。いくつかの実施形態では、Xは-O-である。いくつかの実施形態では、Xは-S-である。
4.「Y」部分
Yは、飽和C2~C20アルキル鎖(即ちC2~C20アルキレン)である。いくつかの実施形態では、Yは、飽和、直鎖状C2~C20アルキル鎖(即ち直鎖状C2~C20アルキレン)、例えばエチレン(-CH2CH2-)、プロピレン(-CH2CH2CH2-)、ブチレン(-CH2CH2CH2CH2-)、ペンチレン(-CH2CH2CH2CH2CH2-)、ヘキシレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)、ヘプチレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)、オクチレン(-CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2CH2-)、ノニレン[-(CH2)9-]、デシレン[-(CH2)10-]、ウンデシレン[-(CH2)11-]、ドデシレン[-(CH2)12-]、トリデシレン[-(CH2)13-]、テトラデシレン[-(CH2)14-]、ペンタデシレン[-(CH2)15-]、ヘキサデシレン[-(CH2)16-]、ヘプタデシレン[-(CH2)17-]、オクタデシレン[-(CH2)18-]、ノナデシレン[-(CH2)19-]及びイコシレン[-(CH2)20-]などである。
いくつかの実施形態では、Yは、飽和、直鎖状C2~C7アルキル鎖(即ち直鎖状C2~C7アルキレン)である。いくつかの実施形態では、Yは、飽和、直鎖状C8~C20アルキル鎖(即ち直鎖状C8~C20アルキレン)である。
5.「Z」部分
Zは、水素、任意選択的に置換されているメチル又はエチル、任意選択的に置換されている不飽和C2~C3アルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール、任意選択的に置換されているヘテロアリール、Si-置換されているシリル、S-置換されているチオール、O-置換されているヒドロキシル、エステル及び-SF5から選択される。
Zの例としては、-CD
3、-CF
3、-CD
2CD
3、-CF
2CF
3、-S-Ph、-O-Ph、-C≡CH
、-C≡CCD
3、-CH
2FC≡C、-CHF
2C≡C、-C≡CSi(CH
3)
3、-C≡CC(CH
3)
3、-C≡CCF
3、-C≡CSF
5、-Si(CH
3)
3、-C(CH
3)
3、-C(O)OCH
3、-SF
5並びに次のもの:
(式中、
*はYへの連結点を示す)が挙げられるが限定されない。
いくつかの実施形態では、Zは、水素、メチル又はエチルである。いくつかの実施形態では、Zは水素である。
いくつかの実施形態では、Zは、置換されているメチル又はエチル、任意選択的に置換されている不飽和C2~C3アルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール、任意選択的に置換されているヘテロアリール、Si-置換されているシリル、S-置換されているチオール、O-置換されているヒドロキシル、エステル及び-SF5から選択される。
いくつかの実施形態では、Zは、1個以上の置換基を有する、置換されているメチル又はエチルである。いくつかの実施形態では、1個以上の置換基は、重水素、ハロゲン及びアルキルから独立に選択される。いくつかの実施形態では、Zは、-CD3、-CF3、-C(CH3)3、-CD2CD3及び-CF2CF3から選択される。いくつかの実施形態では、Zは-CF3である。
いくつかの実施形態では、Zは、1個以上の置換基を有し得る、任意選択的に置換されている不飽和C
2~C
3アルキルである。例えばZは、任意選択的に置換されているC
2~C
3アルキニル、例えば任意選択的に置換されているエチニル及び任意選択的に置換されているプロピニル(任意選択的に置換されている1-プロピニル及び任意選択的に置換されている2-プロピニルを含む)などであり得る。いくつかの実施形態では、1個以上の置換は、重水素、ハロゲン(フッ素など)、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル(シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロへキシルなど)、ヘテロシクリル、アリール(フェニルなど)、ヘテロアリール(ピリジニル及びチオフェニルなど)、シリル及び-SF
5から独立に選択され、ここで各置換基は、上の式Iに記載のような1個以上のR
A基によりさらに置換され得る。いくつかの実施形態では、Zは、-C≡CH、-C≡CCD
3、-C≡CCH
2F、-C≡CCHF
2、-C≡CCF
3、-C≡CSi(CH
3)
3、-C≡CC(CH
3)
3、-C≡CSF
5並びに次のもの:
(式中、
*はYへの連結点を示す)から選択される。いくつかの実施形態では、Zは-C≡CSi(CH
3)
3である。
いくつかの実施形態では、Zは、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール又は任意選択的に置換されているヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、置換基は、ハロゲン、アルキル、ヘテロアルキル、シリル及び-SF
5から独立に選択され、ここで各置換基は、上の式Iに記載のような1個以上のR
A基によりさらに置換され得る。Zの代表的な置換基としては、フッ素、トリフルオロメチル、エチニル、2-ペンタフルオロスルファニルエチニル、2-トリメチルシリルエチニル、2-(tert-ブチル)エチニル、tert-ブチル、トリメチルシリル及び-SF
5が挙げられる。いくつかの実施形態では、Zは、任意選択的に置換されているカルボシクリル、例えば任意選択的に置換されているシクロプロピル、任意選択的に置換されているシクロブチル、任意選択的に置換されているシクロペンチル及び任意選択的に置換されているシクロへキシルなどである。いくつかの実施形態では、Zは任意選択的に置換されているヘテロシクリルである。いくつかの実施形態では、Zは、任意選択的に置換されているアリール、例えば任意選択的に置換されているフェニル(例えばフェニル、2-フルロフェニル、3-フルロフェニル、4-フルオロフェニル、2,4,6-トリフルロフェニル、2,3,4,5,6-ペンタフルロフェニル、4-(tert-ブチル)フェニル、4-(ペンタフルオロスルファニル)フェニル、4-(トリフルオロメチル)フェニル、4-エチニルフェニル、4-(2-ペンタフルオロスルファニルエチニル)フェニル、4-(2-トリメチルシリルエチニル)フェニル、4-(2-(tert-ブチル)エチニル)フェニルなどである。いくつかの実施形態では、Zは、任意選択的に置換されているヘテロアリール、例えば任意選択的に置換されているピリジニル及び任意選択的に置換されているチオフェニルなどである。いくつかの実施形態では、Zは、次のもの:
(式中、
*はYへの連結点を示す)から選択される。
いくつかの実施形態では、Zは、1個以上の置換基を有するSi-置換されているシリルである。複数の置換基がある場合、置換基のうち2個は、Si原子と一緒に連結して複素環などの環状部分を形成し得る。いくつかの実施形態では、1個以上の置換基は、アルキル(メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、tert-ブチル及びイソブチルなど)、ヘテロアルキル、カルボシクリル(シクロへキシル及びビシクロ[2.2.1]ヘプチルなど)、ヘテロシクリル、アリール(フェニルなど)及びヘテロアリールから独立に選択され、ここで各置換基は、上の式Iに記載のような1個以上のR
A基によりさらに置換され得る。いくつかの実施形態では、Si-置換されているシリルは、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールから独立に選択される3個の置換基を有し、ここで各置換基は、1個以上のR
A基によりさらに置換され得る。いくつかの実施形態では、Zは、次のもの:
(式中、
*はYへの連結点を示す)から選択される。いくつかの実施形態では、Zはトリメチルシリルである。
いくつかの実施形態では、Zは、1個の置換基を有するS-置換されているチオールである。いくつかの実施形態では、置換基は、上の式Iに記載のような1個以上のRA基によりさらに置換され得る、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール(フェニルなど)及びヘテロアリールから選択される。いくつかの実施形態では、置換基は、1個以上のRA基によりさらに置換され得るアリールである。いくつかの実施形態では、Zは-S-Phである。
いくつかの実施形態では、Zは、1個の置換基を有するO-置換されているヒドロキシルである。いくつかの実施形態では、置換基は、上の式Iに記載のような1個以上のRA基によりさらに置換され得る、アルキル、ヘテロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール(フェニルなど)及びヘテロアリールから選択される。いくつかの実施形態では、置換基は、1個以上のRA基によりさらに置換され得るアリールである。いくつかの実施形態では、Zは-O-Phである。
いくつかの実施形態では、Zはエステルである。いくつかの実施形態では、Zは-C(O)OCH3である。
いくつかの実施形態では、Zは-SF5である。
B.代謝安定性及び薬学的特性
いくつかの実施形態では、本化合物は、CMX157よりも良好な安定性を有する。いくつかの実施形態では、本化合物は、酵素介在性ω-酸化、例えばチトクロムP450酵素(例えば、アイソフォーム3A4及び2D6)により触媒されるω-酸化に対して耐性があり得る。本化合物は、CMX157と比較して、チトクロムP450酵素によるω-酸化に対してより高い耐性を有し得る。
いくつかの実施形態では、本化合物は、CMX157(t1/2=42分)よりも高いヒト肝臓ミクロソーム(HLM)安定性(t1/2)を有する。いくつかの実施形態では、本化合物は、45分よりも長い、好ましくは60分よりも長い、より好ましくは90分よりも長い、最も好ましくは120分よりも長いHLMt1/2を有する。HLMt1/2値は実施例38に記載の方法を使用して決定され得る。
TFVの脂質由来プロドラッグなどの本明細書中に記載の脂質由来プロドラッグは、リンパ取り込みを標的とすることによって、肝臓において活性薬物(例えばTFV)に対する初回通過分解を回避し得る。腸細胞への接近を達成したら、これらのプロドラッグは、脂質結合タンパク質により小胞体(ER)に運搬され得る。ER膜に蓄積させられたら、カイロミクロンと呼ばれるトリグリセリドに富む及びリン脂質に富むリポタンパク質との会合が起こる。次に、小胞輸送を介して薬物会合カイロミクロンが間質に分泌される。密接した細胞間結合ゆえにカイロミクロンは門脈毛細管からサイズ排除され、その結果、より大きい細胞間ギャップがあるリンパ管へとより優先的に取り込まれるようになる。次に、薬物会合カイロミクロンが胸管に輸送され、これは心臓及び肺のちょうど上流で全身循環に注ぐ。従って、腸管の腸細胞におけるカイロミクロンとの会合により、脂溶性プロドラッグは、リンパ脈管系に効率的に近づくために生理学的脂質輸送機序を乗っ取る能力を有する。この機序は、TDF及びTAFを凌ぐ別個の長所がある本明細書中で開示されるTFV脂質由来プロドラッグを与える。まず第一に、初回通過の肝臓代謝を迂回することによって、肝臓及び血漿におけるTFVレベルが低下し、骨塩量欠乏、腎毒性及び肝毒性が軽減されるだけでなく、作用持続時間も延長される。さらに、腸管随伴及び腸リンパ系が身体のリンパ細胞の50~70%を受け入れるので、リンパにより送達されるTFVプロドラッグはHIV病原巣を直接標的とする。
いくつかの実施形態では、本明細書中で開示される脂質由来プロドラッグは、それらが重要な代謝部位を不活性化し得る官能基を含有するので、初回通過の肝臓代謝の特異的な機序に抵抗し得る。例えば、リンパ取り込みを標的とし、肝臓代謝に化学的に抵抗する本明細書中で開示されるTFVの脂質由来プロドラッグは、TDF-及びTAF-により誘導される臓器特異的な毒性を低下させ、薬物作用の持続時間を延長させ得、これらの両方によって、慢性的抗レトロウイルス投薬スケジュールに対する患者アドヒアランスが改善されることが期待される。HIV感染細胞への効率的なアクセス及び作用持続時間の延長により、これらのTFVプロドラッグは、世界中で全てのHIV/AIDS患者、特に発展途上国で治療への手頃なアクセスがない者、を処置するのに必要とされ薬物の量を劇的に減少させる潜在力を有する。
いくつかの実施形態では、脂質由来プロドラッグは、CYP介在性ω-酸化に耐性があり得る。いくつかの実施形態では、本脂質由来プロドラッグは、この酵素工程に耐性があるか又はこの工程を緩徐にし得る末端の官能基を含有する。例えば、本脂質由来プロドラッグは、本開示で例示されるような代謝的に反応性がより低い末端アルキンを含有し得る。末端アルキンを含有する本脂質由来プロドラッグは、それらの飽和カウンターパート(エタンC-H=101.1kcal/mol)と比較して遅い酵素性酸化をもたらし得るより大きいC-H結合解離エネルギー(アセチレンC-H=133.3kcal/mol)から恩恵を受け得る。末端アセチレン上にトリフルオロメチル又はペンタフルオロエチル基を導入することによって、ω-酸化を減弱させ得る。水素をフッ素で生物学的に等価に置き換えることにより、酸化的代謝の結果としての乏しい薬物動態学的性能に関係する問題が克服され得る。ペンタ重水素エチル及びトリ重水素メチル類似体は、速度論的同位体効果を介したω-酸化に抵抗し得る。末端でシリル化された脂質由来プロドラッグは、これらの化合物の末端が未置換アルカンカウンターパートと比較して立体的に密集し、電子的に不活性化されたものであり得るので、CYP介在性のω-酸化に抵抗し得る。末端でCF3置換されている脂質由来プロドラッグは、これらの化合物の末端が未置換アルカンカウンターパートと比較して電子的に不活性化されたものであり得るので、CYP介在性ω-酸化に抵抗し得る。末端でカルボシクリル-、ヘテロシクリル-、アリール-又はヘテロアリール置換されている脂質由来プロドラッグは、これらの化合物の末端が未置換アルカンカウンターパートと比較して立体的に密集し、電子的に不活性化されたものであり得るので、CYP介在性ω-酸化に抵抗し得る。
一般に、本脂質由来プロドラッグの「L」部分は、治療効果を決定する。いくつかの実施形態では、L部分は、投与後に構造の残りの部分から分離され、活性薬物になり得る。脂質由来プロドラッグの「W-X-Y-Z」分画は、脂質由来プロドラッグのバイオアベイラビリティー(特に経口バイオアベイラビリティー)及び薬物動態を調整し得る。
C.代表的な構造
1.L-O-W-X-Y-Z
いくつかの実施形態では、W及びXの両方が存在し、即ちL-O-W-X-Y-Zである。
いくつかの実施形態では、本化合物は、次の特性を有する:
Lは、
であり;
Wは、-CH
2CH
2-又は-CH
2CH
2CH
2-であり;
Xは、-CF
2-、-O-又は-S-であり;
Yは、飽和、直鎖状C
8~C
20アルキル鎖(即ち直鎖状C
8~C
20アルキレン)であり;
Zは、置換されているメチル又はエチル、任意選択的に置換されている不飽和C
2~C
3アルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール、任意選択的に置換されているヘテロアリール、Si-置換されているシリル、S-置換されているチオール、O-置換されているヒドロキシル、エステル及び-SF
5から選択される。
いくつかの実施形態では、本化合物は次の特性を有する:
Lは、
であり;
Wは、-CH
2CH
2-又は-CH
2CH
2CH
2-であり;
Xは、-CF
2-、-O-又は-S-であり;
Yは、飽和、直鎖状C
8~C
20アルキル鎖(即ち直鎖状C
8~C
20アルキレン)であり;
Zは、-CD
3、-CF
3、-CD
2CD
3、-CF
2CF
3、-S-Ph、-O-Ph、-C≡CH
、-C≡CCD
3、-CH
2FC≡C、-CHF
2C≡C、-C≡CSi(CH
3)
3、-C≡CC(CH
3)
3、-C≡CCF
3、-C≡CSF
5、-Si(CH
3)
3、-C(CH
3)
3、-C(O)OCH
3、-SF
5並びに次のもの:
(式中、
*はYへの連結点を示す)から選択される。
代表的な化合物としては、次の化合物及び薬学的に許容可能なその塩(例えばアンモニウム塩など):
4,4-ジフルオロイコス-19-イン-1-イル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
4,4-ジフルオロイコシル-19,19,20,20,20-d
5水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
4,4-ジフルオロ-18-(トリメチルシリル)オクタデク-17-イン-1-イル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
4,4-ジフルオロ-18-(トリメチルシリル)オクタデシル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
4,4,20,20,20-ペンタフルオロイコス-18-イン-1-イル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
4,4,20,20,20-ペンタフルオロイコシル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(フェニルチオ)ウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-フェノキシウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
メチル16-((3-((((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)(ヒドロキシ)ホスホリル)オキシ)プロピル)チオ)ヘキサデカノアート
3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルチオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-(オクタデク-17-イン-1-イルチオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((ヘキサデシル-15,15,16,16,16-d
5)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-(トリメチルシリル)テトラデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15,15-ジメチルヘキサデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((16,16,16-トリフルオロヘキサデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-フェニルドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(チオフェン-2-イル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(チオフェン-2-イル)トリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-フェニルドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(チオフェン-2-イル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(チオフェン-2-イル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(パーフルオロフェニル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ピリジン-3-イル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(パーフルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ピリジン-3-イル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-シクロヘキシルドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-シクロヘキシルドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(4-フルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(4-フルオロフェニル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(3-フルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(3-フルオロフェニル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2-フルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2-フルオロフェニル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロペンチルトリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロペンチルトリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-シクロプロピルテトラデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-シクロプロピルテトラデク-13-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(tert-ブチル)フェニル)デク-9-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(tert-ブチル)フェニル)デシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15,15-ジメチルヘキサデク-13-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロブチルトリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロブチルトリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(1-メチルシレタン-1-イル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(1-メチルシレタン-1-イル)トリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(エチルジメチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(エチルジメチルシリル)トリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリエチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリエチルシリル)トリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリイソプロピルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリイソプロピルシリル)トリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(tert-ブチルジメチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(tert-ブチルジメチルシリル)トリデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(フェニル)シリル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(フェニル)シリル)ウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(シクロヘキシルジメチルシリル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(シクロヘキシルジメチルシリル)ウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(イソブチルジメチルシリル)ドデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(イソブチルジメチルシリル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15,15,16,16,16-ペンタフルオロヘキサデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ペンタデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ペンタデク-14-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((9-(4-((ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)エチニル)フェニル)ノニル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ウンデシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(トリメチルシリル)フェニル)デシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(トリメチルシリル)フェニル)デク-9-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-エチニルフェニル)デシル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((8-(4-((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)オクチル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((8-(4-(3,3-ジメチルブト-1-イン-1-イル)フェニル)オクチル)チオ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(フェニルチオ)ウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-フェノキシウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
メチル16-(3-((((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)(ヒドロキシ)ホスホリル)オキシ)プロポキシ)ヘキサデカノアート
3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルオキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((ヘキサデシル-15,15,16,16,16-d
5)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15-(トリメチルシリル)ペンタデク-14-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-(トリメチルシリル)テトラデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15,15-ジメチルヘキサデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((16,16,16-トリフルオロヘキサデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-フェニルドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(チオフェン-2-イル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(チオフェン-2-イル)トリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-フェニルドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(チオフェン-2-イル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(チオフェン-2-イル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ピリジン-3-イル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ピリジン-3-イル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(パーフルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(パーフルオロフェニル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(4-フルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(4-フルオロフェニル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(3-フルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(3-フルオロフェニル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2-フルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2-フルオロフェニル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(tert-ブチル)フェニル)デク-9-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(tert-ブチル)フェニル)デシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15,15-ジメチルヘキサデク-13-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-シクロプロピルテトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-シクロプロピルテトラデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-シクロヘキシルドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-シクロヘキシルドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロペンチルトリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロペンチルトリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロブチルトリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-シクロブチルトリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(1-メチルシレタン-1-イル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(1-メチルシレタン-1-イル)トリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(エチルジメチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(エチルジメチルシリル)トリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリエチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリエチルシリル)トリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリイソプロピルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(トリイソプロピルシリル)トリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(tert-ブチルジメチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((13-(tert-ブチルジメチルシリル)トリデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(フェニル)シリル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(フェニル)シリル)ウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(シクロヘキシルジメチルシリル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(シクロヘキシルジメチルシリル)ウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(イソブチルジメチルシリル)ドデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((12-(イソブチルジメチルシリル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15,15,16,16,16-ペンタフルオロヘキサデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ペンタデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((15-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ペンタデク-14-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((9-(4-((ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)エチニル)フェニル)ノニル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ウンデシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((11-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(トリメチルシリル)フェニル)デシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-(トリメチルシリル)フェニル)デク-9-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((10-(4-エチニルフェニル)デシル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((8-(4-((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)オクチル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
3-((8-(4-(3,3-ジメチルブト-1-イン-1-イル)フェニル)オクチル)オキシ)プロピル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-(ヘプタデク-16-イン-1-イルチオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-(トリメチルシリル)ペンタデク-14-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-(トリメチルシリル)ペンタデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16,16-ジメチルヘプタデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((17,17,17-トリフルオロヘプタデク-15-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((17,17,17-トリフルオロヘプタデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((18,18,18-トリフルオロオクタデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-フェニルトリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(チオフェン-2-イル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(チオフェン-2-イル)テトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-フェニルトリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(チオフェン-2-イル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(チオフェン-2-イル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(パーフルオロフェニル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ピリジン-3-イル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(パーフルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ピリジン-3-イル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-シクロヘキシルトリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-シクロヘキシルトリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(4-フルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(4-フルオロフェニル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(3-フルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(3-フルオロフェニル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2-フルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2-フルオロフェニル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2,4,6-トリフルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2,4,6-トリフルオロフェニル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロペンチルテトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロペンチルテトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-シクロプロピルペンタデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-シクロプロピルペンタデク-14-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(tert-ブチル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(tert-ブチル)フェニル)ウンデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16,16-ジメチルヘプタデク-14-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロブチルテトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロブチルテトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(1-メチルシレタン-1-イル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(1-メチルシレタン-1-イル)テトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(エチルジメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(エチルジメチルシリル)テトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリエチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリエチルシリル)テトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリイソプロピルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリイソプロピルシリル)テトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(tert-ブチルジメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(tert-ブチルジメチルシリル)テトラデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(フェニル)シリル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(フェニル)シリル)ドデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ドデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(シクロヘキシルジメチルシリル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(シクロヘキシルジメチルシリル)ドデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ドデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(イソブチルジメチルシリル)トリデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(イソブチルジメチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16,16,17,17,17-ペンタフルオロヘプタデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ヘキサデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ヘキサデク-15-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((10-(4-((ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)エチニル)フェニル)デシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ドデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ドデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ドデク-11-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(トリメチルシリル)フェニル)ウンデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(トリメチルシリル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-エチニルフェニル)ウンデシル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((9-(4-((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)ノニル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((9-(4-(3,3-ジメチルブト-1-イン-1-イル)フェニル)ノニル)チオ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-(ヘプタデク-16-イン-1-イルオキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-(トリメチルシリル)ペンタデク-14-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-(トリメチルシリル)ペンタデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16,16-ジメチルヘプタデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((17,17,17-トリフルオロヘプタデク-15-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((17,17,17-トリフルオロヘプタデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((18,18,18-トリフルオロオクタデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-フェニルトリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(チオフェン-2-イル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(チオフェン-2-イル)テトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-フェニルトリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(チオフェン-2-イル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(チオフェン-2-イル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(パーフルオロフェニル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ピリジン-3-イル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(パーフルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ピリジン-3-イル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-シクロヘキシルトリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-シクロヘキシルトリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(4-フルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(4-フルオロフェニル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(3-フルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(3-フルオロフェニル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2-フルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2-フルオロフェニル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2,4,6-トリフルオロフェニル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(2,4,6-トリフルオロフェニル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロペンチルテトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロペンチルテトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-シクロプロピルペンタデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-シクロプロピルペンタデク-14-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(tert-ブチル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(tert-ブチル)フェニル)ウンデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16,16-ジメチルヘプタデク-14-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロブチルテトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-シクロブチルテトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(1-メチルシレタン-1-イル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(1-メチルシレタン-1-イル)テトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(エチルジメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(エチルジメチルシリル)テトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリエチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリエチルシリル)テトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリイソプロピルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(トリイソプロピルシリル)テトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(tert-ブチルジメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((14-(tert-ブチルジメチルシリル)テトラデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(フェニル)シリル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(フェニル)シリル)ドデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ジメチル(パーフルオロフェニル)シリル)ドデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(ジメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シリル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(シクロヘキシルジメチルシリル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(シクロヘキシルジメチルシリル)ドデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルジメチルシリル)ドデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(イソブチルジメチルシリル)トリデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((13-(イソブチルジメチルシリル)トリデク-12-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16,16,17,17,17-ペンタフルオロヘプタデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ヘキサデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)ヘキサデク-15-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((10-(4-((ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)エチニル)フェニル)デシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ドデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ドデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(ペンタフルオロ-λ
6-スルファニル)フェニル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((12-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ドデク-11-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(トリメチルシリル)フェニル)ウンデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-(トリメチルシリル)フェニル)ウンデク-10-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((11-(4-エチニルフェニル)ウンデシル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((9-(4-((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)ノニル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
2-((9-(4-(3,3-ジメチルブト-1-イン-1-イル)フェニル)ノニル)オキシ)エチル水素((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート
が挙げられるが限定されない。
他の代表的な化合物としては、次の化合物及び薬学的に許容可能なその塩(アンモニウム塩など):
2-((18,18,18-トリフルオロオクタデシル)オキシ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
2-((18,18,18-トリフルオロオクタデシル)チオ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
2-((19,19,19-トリフルオロノナデシル)オキシ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
2-((19,19,19-トリフルオロノナデシル)チオ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-(トリメチルシリル)ペンタデク-14-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
2-((15-(トリメチルシリル)ペンタデク-14-イン-1-イル)チオ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-イル)オキシ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
2-((16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-イル)チオ)エチル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
3-((16,16,16-トリフルオロヘキサデシル)オキシ)プロピル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
3-((16,16,16-トリフルオロヘキサデシル)チオ)プロピル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)プロピル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)オキシ)プロピル水素((2-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-9H-プリン-9-イル)エトキシ)メチル)ホスホナート
が挙げられるが限定されない。
いくつかの実施形態では、本化合物は次の特性を有する:
Lは、
であり;
Wは、飽和、直鎖状C
1~C
9アルキル鎖(即ち直鎖状C
1~C
9アルキレン)であり;
Xは、-CF
2-、-O-又は-S-であり;
Yは、飽和、直鎖状C
2~C
20アルキル鎖(即ち直鎖状C
2~C
20アルキレン)であり;
Zは、水素、メチル又はエチルである。
いくつかの実施形態では、本化合物は、次の特性を有する:
Lは、
であり;
Wは、飽和、直鎖状C
1~C
9アルキル鎖(即ち直鎖状C
1~C
9アルキレン)であり;
Xは、-CF
2-又は-S-であり;
Yは、飽和、直鎖状C
2~C
20アルキル鎖(即ち直鎖状C
2~C
20アルキレン)であり;
Zは、水素、メチル又はエチルである。
代表的な化合物としては、次の化合物及び薬学的に許容可能なその塩(アンモニウム塩など):
が挙げられるが限定されない。
2.L-O-Y-Z
いくつかの実施形態では、W及びXの両方が存在せず、即ちL-O-Y-Zである。
いくつかの実施形態では、本化合物は次の特性を有する:
Lは、
であり;
Yは、飽和、直鎖状C
8~C
20アルキル鎖(即ち直鎖状C
8~C
20アルキレン)であり;
Zは、置換メチル又はエチル、任意選択的に置換されている不飽和C
2~C
3アルキル、任意選択的に置換されているカルボシクリル、任意選択的に置換されているヘテロシクリル、任意選択的に置換されているアリール、任意選択的に置換されているヘテロアリール、Si-置換されているシリル、S-置換されているチオール、O-置換されているヒドロキシル、エステル及び-SF
5から選択される。
いくつかの実施形態では、本化合物は次の特性を有する:
Lは、
であり;
Yは、飽和、直鎖状C
8~C
20アルキル鎖(即ち直鎖状C
8~C
20アルキレン)であり;
Zは、-CD
3、-CF
3、-CD
2CD
3、-CF
2CF
3、-S-Ph、-O-Ph、-C≡CH
、-C≡CCD
3、-CH
2FC≡C、-CHF
2C≡C、-C≡CSi(CH
3)
3、-C≡CC(CH
3)
3、-C≡CCF
3、-C≡CSF
5、-Si(CH
3)
3、-C(CH
3)
3、-C(O)OCH
3、-SF
5並びに次のもの:
(式中、
*はYへの連結点を示す)から選択される。
代表的な化合物としては、次の化合物及び薬学的に許容可能なその塩(アンモニウム塩など):
が挙げられるが限定されない。
III.さらなる化合物
本開示の実施形態によれば、以下の式で示される化合物又はその塩:
(式中、
Lは、非環式ヌクレオシドホスホナート又はヌクレオシド若しくは核酸塩基にカップリングされる連結基であり;
Wは、飽和C
1~C
9アルキル鎖であるか又はその隣接原子の間の直接結合であり;
Xは、置換されているメチレン若しくはエチレン基又はヘテロ原子から選択されるか、又はその隣接原子間の直接結合であり;
Yは、飽和C
9~C
20アルキル鎖であり;
Zは、任意選択的に置換されているメチル又はエチル基、任意選択的に置換されている不飽和C
2~C
3アルキル又は任意選択的に置換されているヘテロ原子から選択されるか、又は存在せず;
任意選択的な置換基は、アルキル、重水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、トリメチルシリル、アミノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、メルカプト、スルファモイル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、アセチル、アセトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N-メチル-N-エチルアミノ、アセチルアミノ、N-メチルカルバモイル、N-エチルカルバモイル、N,N-ジメチルカルバモイル、N,N-ジエチルカルバモイル、N-メチル-N-エチルカルバモイル、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メシル、エチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、N-メチルスルファモイル、N-エチルスルファモイル、N,N-ジメチルスルファモイル、N,N-ジエチルスルファモイル、N-メチル-N-エチルスルファモイル、ベンジル、ベンゾイル、カルボシクリル、アリール及びヘテロシクリルから選択され得る)
が提供される。
さらなる特性は、
Lが、非環式ヌクレオシドホスホナート、例えばテノホビル、シドフォビル、アデフォビル、(9-[2-(ホスホノメトキシ)エチル]グアニン)、9-(3-ヒドロキシ-2-ホスホニルメトキシプロピル)アデニン又は9-(2-ホスホニルメトキシエチル)-2,6-ジアミノプリンなどであること;
Wが、飽和C
2、C
3又はC
9アルキル鎖であること;
XがCF
2、O、Sを含む群から選択されること;
YがC
13~C
19アルキル鎖であること;及び
Zが、
CD
3、CF
3、CD
2CD
3、SPh、C≡CH
、C≡CCD
3、CF
2HC≡C、Si(CH
3)
3、C≡CSi(CH
3)
3、C≡CCF
3、C(O)OCH
3、C≡CSF
5及びSF
5(式中、
*はYへの連結点を示す)を含む群から選択されること
を提供する。
本開示の別の実施形態によれば、次の式の化合物又はその塩
(式中、
Lは、非環式ヌクレオシドホスホナート又はヌクレオシド若しくは核酸塩基にカップリングされる連結基であり;
Wは、C
1~C
9アルキル鎖であるか又はその隣接原子間の直接結合であり;
Xは、置換されているメチレン若しくはエチレン基及びヘテロ原子から選択されるか又はその隣接原子間の直接結合であり;
Yは、C
9~C
20アルキル鎖であり;
任意選択的な置換基は、重水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アミノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、メルカプト、スルファモイル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、アセチル、アセトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N-メチル-N-エチルアミノ、アセチルアミノ、N-メチルカルバモイル、N-エチルカルバモイル、N,N-ジメチルカルバモイル、N,N-ジエチルカルバモイル、N-メチル-N-エチルカルバモイル、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メシル、エチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、N-メチルスルファモイル、N-エチルスルファモイル、N,N-ジメチルスルファモイル、N,N-ジエチルスルファモイル、N-メチル-N-エチルスルファモイル、ベンジル、ベンゾイル、カルボシクリル、アリール及びヘテロシクリルから選択され得る)
が提供される。
本開示のまた別の実施形態によれば、次の式の化合物又はその塩
(式中、
Lは、非環式ヌクレオシドホスホナート又はヌクレオシド若しくは核酸塩基にカップリングされる連結基であり;
Yは、C
9~C
20アルキル鎖であり;
Zは、置換メチル若しくはエチル基、任意選択的に置換されている不飽和C
2~C
3アルキル及び任意選択的に置換されているヘテロ原子から選択されるか又は存在せず;
任意選択的な置換基は、重水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アミノ、カルバモイル、メルカプト、スルファモイル、メチル、エチル、アセチル、アセトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N-メチル-N-エチルアミノ、アセチルアミノ、N-メチルカルバモイル、N-エチルカルバモイル、N,N-ジメチルカルバモイル、N,N-ジエチルカルバモイル、N-メチル-N-エチルカルバモイル、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メシル、エチルスルホニル、N-メチルスルファモイル、N-エチルスルファモイル、N,N-ジメチルスルファモイル、N,N-ジエチルスルファモイル、N-メチル-N-エチルスルファモイル、ベンジル、ベンゾイル、カルボシクリル、アリール及びヘテロシクリルから選択され得る)
が提供される。
特定の実施形態では、本開示は、本明細書中で開示される化合物の誘導体、例えば1個以上の同じ又は異なる置換基を含有するものを企図する。
IV.製剤処方物
本明細書中で開示される化合物を含有する製剤処方物が提供される。一般に、本製剤処方物は、薬学的に許容可能な担体も含有する。本製剤処方物は、錠剤、カプセル、丸剤、ゲル、顆粒、エアロゾル、溶液(水溶液、例えば生理食塩水又はリン酸緩衝食塩水など)、懸濁液、ナノ粒子処方物、エマルジョンなどの形態であり得る。
いくつかの実施形態では、本製剤処方物は経口処方物である。いくつかの実施形態では、本製剤処方物は局所処方物である。
本明細書中で開示される製剤処方物は、一般に本明細書中に記載のような薬学的に許容可能な塩の形態であり得る。本開示の化合物が酸性基並びに塩基性基を含有する場合、本開示の化合物は内部塩も形成し得、このような化合物は、本開示の範囲内である。化合物が水素供与ヘテロ原子(例えばNH)を含有する場合、塩は、前記水素原子を塩基性基又はその分子内の原子に移すことにより形成される異性体を包含することが企図される。
本化合物の薬学的に許容可能な塩としては、その酸付加塩及び塩基塩が挙げられる。適切な酸付加塩は、無毒性塩を形成する酸から形成される。例としては、酢酸塩、アジピン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベシル酸塩、重炭酸塩/炭酸塩、重硫酸塩/硫酸塩、ホウ酸塩、カンシル酸塩、クエン酸塩、シクラミン酸塩、エジシル酸塩、エシル酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルクロン酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩、ヒベンズ酸塩、塩酸塩/塩化物、臭化水素酸塩/臭化物、ヨウ化水素酸塩/ヨウ化物、イセチオン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メシル酸塩、メチル硫酸塩、ナフチル酸塩、2-ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オロト酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、リン酸塩/リン酸水素塩/リン酸二水素塩、ピログルタミン酸塩、糖酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、タンニン酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩、トリフルオロ酢酸塩及びキシナホ酸塩が挙げられる。適切な塩基塩は、無毒性塩を形成する塩基から形成される。例としては、アンモニウム、アルミニウム、アルギニン、ベンザチン、カルシウム、コリン、ジエチルアミン、ジオラミン、グリシン、リジン、マグネシウム、メグルミン、オラミン、カリウム、ナトリウム、トロメタミン及び亜鉛塩が挙げられる。例えばヘミ硫酸塩及びヘミカルシウム塩など、酸及び塩基のヘミ塩も形成され得る。適切な塩の概説については、参照により本明細書中に組み込まれる、Stahl and Wermuthによる、Handbook of Pharmaceutical Salts:Properties, Selection, and Use(Wiley-VCH、2002)を参照。いくつかの実施形態では、本化合物の薬学的に許容可能な塩はアンモニウム塩である。
一般的には本開示での使用のための製剤処方物は、本明細書中で開示される化合物の有効量と、適切な薬学的に許容可能な担体と、を含む。調製物は通常、1つ以上の薬学的に許容可能な担体と本開示による少なくとも1個の化合物を混合することを含む、それ自体公知の方式で調製され得、必要に応じて、必要とされる場合は無菌的な条件下で、他の薬学的に活性のある薬剤と組み合わせられる。Remington’s Pharmaceutical Sciencesの最新版など、標準的なハンドブックも参照のこと。
一般に、薬学的な使用に対して、本化合物は、本明細書中で開示される少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの薬学的に許容可能な担体、希釈剤又はアジュバントと、任意選択的に1つ以上のさらなる薬学的活性薬剤と、を含有する医薬調製物として処方され得る。
本開示の医薬調製物は、単位剤形において好ましく、例えば箱、ブリスター、バイアル、ボトル、サシェ、アンプル中又は何らかの他の適切な単回投与若しくは複数回投与ホルダー若しくは容器中で適切にパッケージ化され得(的確に表示され得る);製品情報及び/又は使用説明書を含有する1つ以上のリーフレットを任意選択的に伴う。一般に、このような単位投与量は、少なくとも1つの本開示の化合物の、1~1000mg、通常は5~500mg、例えば単位投与量あたり約10、25、50、100、200、300又は400mgを含有する。
導入方式に依存して、本明細書中に記載の化合物は、様々な方法で処方され得る。1つ以上の化合物を含有する処方物は、様々な薬学的形態、例えば顆粒、錠剤、カプセル、坐薬、粉末、制御放出製剤、液剤(水溶液、例えば生理食塩水、緩衝食塩水など)、懸濁液、エマルジョン、クリーム、ゲル、軟膏、サルブ、ローション又はエアロゾルなど、で調製され得る。好ましくは、これらの処方物は、単純で好ましくは経口の、的確な投与量の投与に適切な固体剤形で使用される。経口投与のための固体剤形としては、錠剤、軟若しくは硬ゼラチン又は非ゼラチンカプセル及びカプレットが挙げられるが限定されない。しかし、溶液、シロップ、懸濁液、シェイク(shake)などの液体剤形でも利用され得る。別の実施形態では、本処方物は局所投与される。適切な局所処方物としては、ローション、軟膏、クリーム及びゲルが挙げられるが限定されない。好ましい実施形態では、局所処方物はゲルである。別の実施形態では、処方物は鼻腔内投与される。
特定の実施形態では、本製剤処方物は、本明細書中で開示される化合物と、プロペラントと、を含む。特定の実施形態では、エアロゾル化プロペラントは、圧縮空気、エタノール、窒素、二酸化炭素、亜酸化窒素、ハイドロフルオロアルカン(HFA)、1,1,1,2,-テトラフルオロエタン、1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン又はそれらの組み合わせである。
特定の実施形態では、本開示は、本明細書中の化合物を含む加圧型又は非加圧型容器を企図する。特定の実施形態では、この容器は、手動ポンプスプレー、吸入器、定量噴霧式吸入器、乾燥粉末吸入器、ネブライザー、振動型のメッシュ式ネブライザー、ジェット式ネブライザー又は超音波式ネブライザーである。
本明細書中に記載の化合物のうち1つ以上を含有する処方物は、安全で有効であると考えられる物質から構成される薬学的に許容可能な担体を使用して調製され得、望ましくない生物学的副作用又は望まれない相互作用を引き起こさずに個体に投与され得る。担体は、有効成分以外の製剤処方物中に存在する全ての構成成分である。一般に本明細書中で使用される場合、「担体」としては、希釈剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、充填剤、pH調整剤、保存剤、抗酸化剤、溶解促進剤及びコーティング組成物が挙げられるが限定されない。
担体は、賦形剤、可塑剤、顔料、着色剤、安定化剤及び流動促進剤を含み得る、コーティング組成物の全ての構成成分も含む。“Pharmaceutical dosage form tablets”, eds. Liberman et. al.(New York, Marcel Dekker, Inc., 1989)、“Remington - The science and practice of pharmacy”, 20th ed., Lippincott Williams & Wilkins, Baltimore, MD, 2000及び“Pharmaceutical dosage forms and drug delivery systems”, 6th Edition, Ansel et al.,(Media, PA:Williams and Wilkins, 1995)などの標準的な参考文献に記載のように、遅延放出、持続放出及び/又は拍動放出剤形が調製され得る。これらの参考文献は、錠剤及びカプセル、及び錠剤、カプセル及び顆粒の遅延放出剤形を調製するための担体、材料、装置及び工程に対する情報を提供する。
適切なコーティング材料の例としては、セルロースポリマー、例えばフタル酸酢酸セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタル酸エステル及びヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート;ポリ酢酸フタル酸ビニル、アクリル酸ポリマー及びコポリマー及び商品名EUDRAGIT(登録商標)(Roth Pharma, Westerstadt, Germany)で市販されているメタクリル樹脂、ゼイン、セラック及び多糖類が挙げられるが限定されない。
さらに、コーティング材料は、可塑剤、顔料、着色剤、流動促進剤、安定化剤、ポア形成剤及び界面活性剤などの従来の担体を含有し得る。
薬物含有錠剤、ビーズ、顆粒又は粒子中に存在する任意選択的な薬学的に許容可能な賦形剤としては、希釈剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、着色剤、安定化剤及び界面活性剤が挙げられるが限定されない。「充填剤」とも呼ばれる希釈剤は、一般的には、錠剤の圧縮又はビーズ及び顆粒の形成のために実際的なサイズが提供されるように、固体剤形の嵩を増やすために必要とされる。適切な希釈剤としては、リン酸二カルシウム二水和物、硫酸カルシウム、ラクトース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、セルロース、微結晶セルロース、カオリン、塩化ナトリウム、乾燥デンプン、加水分解デンプン、アルファ化デンプン、二酸化ケイ素、酸化チタン、ケイ酸マグネシウムアルミニウム及び粉砂糖が挙げられるが限定されない。
結合剤は、固体投与処方物に粘着性を付与するために使用され、従って、錠剤又はビーズ又は顆粒が剤形の形成後にインタクトなままであることを確実にする。適切な結合剤材料としては、デンプン、アルファ化デンプン、ゼラチン、糖(スクロース、グルコース、デキストロース、ラクトース及びソルビトールを含む)、ポリエチレングリコール、ワックス、天然及び合成ゴム、例えばアカシア、トラガカント、アルギン酸ナトリウムなど、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロースを含むセルロース及びビーガム(veegum)及び合成ポリマー、例えばアクリル酸及びメタクリル酸コポリマー、メタクリル酸コポリマー、メチルメタクリル酸コポリマー、アミノアルキルメタクリル酸コポリマー、ポリアクリル酸/ポリメタクリル酸及びポリビニルピロリドンが挙げられるが限定されない。
滑沢剤は、錠剤の製造を容易にするために使用される。適切な滑沢剤の例としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸、ベヘン酸グリセロール、ポリエチレングリコール、タルク及び鉱物油が挙げられるが限定されない。
崩壊剤は、投与後の剤形崩壊又は「分解」を促進するために使用され、一般には、デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、アルファ化デンプン、粘土、セルロース、アルギニン、ゴム又は架橋ポリマー、例えば架橋PVP(GAF Chemical CorpからのPolyplasdone XL)が挙げられるが限定されない。
安定化剤は、例えば酸化反応を含む薬物分解反応を阻害するか又は遅らせるために使用される。
界面活性剤は、陰イオン性、陽イオン性、両性又は非イオン性界面活性剤であり得る。適切な陰イオン性界面活性剤としては、カルボン酸、スルホン酸及び硫酸イオンを含有するものが挙げられるが限定されない。陰イオン性界面活性剤の例としては、長鎖アルキルスルホン酸及びアルキルアリールスルホン酸ナトリウム、カリウム、アンモニウム、例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム;ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム;ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、例えばビス-(2-エチルチオキシル)-スルホコハク酸ナトリウム;及びアルキル硫酸塩、例えばラウリル硫酸ナトリウムが挙げられる。陽イオン性界面活性剤としては、四級アンモニウム化合物、例えば塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、臭化セトリモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、ポリオキシエチレン及びココナツアミンが挙げられるが限定されない。非イオン性界面活性剤の例としては、モノステアリン酸エチレングリコール、ミリスチル酸プロピレングリコール、モノステアリン酸グリセリン、ステアリン酸グリセリル、ポリグリセリル-4-オレアート、ソルビタンアシラート(sorbitan acylate)、スクロースアシラート(sucrose acylate)、ラウリン酸PEG-150、モノラウリン酸PEG-400、モノラウリン酸ポリオキシエチレン、ポリソルベート、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、PEG-1000セチルエーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリプロピレングリコールブチルエーテル、ポロキサマー(登録商標)401、ステアロイルモノイソプロパノールアミド及びポリオキシエチレン水素化獣脂アミドが挙げられる。両性界面活性剤の例としては、ナトリウムN-ドデシル-β-アラニン、ナトリウムN-ラウリル-β-イミノジプロピオナート、ミリストアンフォアセタート、ラウリルベタイン及びラウリルスルホベタインが挙げられる。
必要に応じて、錠剤、ビーズ、顆粒又は粒子は、少量の無毒性補助物質、例えば湿潤剤又は乳化剤、色素、pH緩衝剤又は保存剤も含有し得る。
担体及び/又は他の物質に対する化合物の濃度は、約0.5~約100wt%(重量パーセント)まで変動し得る。経口での使用の場合、本製剤処方物は一般に、約5~約100重量%の活性物質を含有する。他の使用の場合、製剤処方物は一般に、約0.5~約50wt.%の活性物質を有する。
本明細書中に記載の組成物は、調節放出又は制御放出のために処方され得る。制御放出剤形の例としては、持続放出剤形、遅延放出剤形、拍動放出剤形及びそれらの組み合わせが挙げられる。
持続放出処方物は一般に、拡散又は浸透圧系として、例えば“Remington - The science and practice of pharmacy”(20th ed., Lippincott Williams & Wilkins, Baltimore, MD, 2000)に記載のように調製される。拡散系は一般的に、2つのタイプの装置、リザーバ及びマトリクスからなり、当技術分野で周知であり、記載されている。マトリクス装置は一般に、ゆっくりと溶解するポリマー担体とともに薬物を圧縮して錠剤形態にすることによって調製される。マトリクス装置の調製で使用される物質の3つの主なタイプは不溶性のプラスチック、親水性ポリマー及び脂肪化合物である。プラスチック製マトリクスとしては、アクリル酸メチル-メタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル及びポリエチレンが挙げられるが限定されない。親水性ポリマーとしては、セルロース性ポリマー、例えばメチル及びエチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、例えばヒドロキシプロピル-セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムなど、及びCarbopol(登録商標)934、ポリエチレンオキシド及びそれらの混合物が挙げられるが限定されない。脂肪化合物としては、様々なワックス、例えばカルナウバロウ及びトリステアリン酸グリセリル及び水素化ヒマシ油又は水素化植物油を含むワックス型の物質又はそれらの混合物などが挙げられるが限定されない。
特定の好ましい実施形態では、プラスチック材料は、アクリル酸及びメタクリル酸コポリマー、メタクリル酸メチル、メタクリル酸メチルコポリマー、メタクリル酸エトキシエチル、メタクリル酸シアノエチル、メタクリル酸アミノアルキルコポリマー、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、メタクリル酸アルキルアミンコポリマーポリ(メタクリル酸メチル)、ポリ(メタクリル酸)(無水物)、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリ(メタクリル酸無水物)及びメタクリル酸グリシジルコポリマーを含むが限定されない薬学的に許容可能なアクリルポリマーである。
特定の好ましい実施形態では、アクリルポリマーは、1つ以上のメタクリル酸アンモニオコポリマーから構成される。メタクリル酸アンモニオコポリマーは当技術分野で周知であり、四級アンモニウム基が低含量であるアクリル酸及びメタクリル酸エステルの完全ポリマー化コポリマーとしてNF XVIIで記載される。
好ましい一実施形態では、アクリルポリマーは、商品名Eudragit(登録商標)でRohm Pharmaから市販されるものなど、アクリル樹脂ラッカーである。さらなる好ましい実施形態では、アクリルポリマーは、それぞれ商品名Eudragit(登録商標)RL30D及びEudragit(登録商標)RS30DでRohm Pharmaから市販される2つのアクリル樹脂ラッカーの混合物を含む。Eudragit(登録商標)RL30D及びEudragit(登録商標)RS30Dは、四級アンモニウム基が低含量であるアクリル及びメタクリルエステルのコポリマーであり、残留する中性(メタ)アクリルエステルに対するアンモニウム基のモル比は、Eudragit(登録商標)RL30Dにおいて1:20、Eudragit(登録商標)RS30Dにおいて1:40である。平均分子量は約150,000である。Edragit(登録商標)S-100及びEudragit(登録商標)L-100も好ましい。コード表示RL(高透過性)及びRS(低透過性)は、これらの物質の透過特性を指す。Eudragit(登録商標)RL/RS混合物は水中及び消化液中で不溶性である。しかし、同じものを含むために形成される多粒子系(multiparticulate system)は、水性溶液及び消化液中で膨潤性であり、透過性である。
Eudragit(登録商標)RL/RSなどの上記のポリマーは、所望の溶解プロファイルを有する持続放出処方物を最終的に得るために何らかの所望の比で一緒に混合され得る。所望の持続放出の多粒子系(multiparticulate system)は、例えば100%Eudragit(登録商標)RL、50%Eudragit(登録商標)RL及び50%Eudragit(登録商標)RS及び10%Eudragit(登録商標)RL及び90%Eudragit(登録商標)RSから得られ得る。当業者は、例えばEudragit(登録商標)Lなどの他のアクリルポリマーも使用され得ることを認識する。
或いは、持続放出処方物は、浸透圧系を使用して、又は剤形に半透性コーティングを適用することによって、調製され得る。後者の場合、所望の薬物放出プロファイルは、透過性が低いコーティング材料及び透過性が高いコーティング材料を適切な割合で組み合わせることによって達成され得る。
1単位又は複数単位を含む最終剤形において、上記の異なる薬物放出機序の装置を組み合わせ得る。複数単位の例としては、多層錠剤及び、錠剤、ビーズ又は顆粒を含有するカプセルなどが挙げられるが限定されない。コーティング又は圧縮工程を使用した持続放出コアの上部での即時放出層の適用又は持続及び即時放出ビーズを含有するカプセルなどの複数単位系において、の何れかにより、持続放出系に即時放出部分が添加され得る。
親水性ポリマーを含有する持続放出錠剤は、直接圧縮、湿式造粒又は乾式造粒などの当業者にとって一般的に知られる技術により調製される。それらの処方物は通常、ポリマー、希釈剤、結合剤及び滑沢剤並びに活性医薬成分を組み込む。通常の希釈剤としては、デンプン、粉末化セルロース、特に結晶性及び微結晶セルロース、糖、例えばフルクトース、マンニトール及びスクロースなど、穀物の粒粉及び同様の可食粉末などの不活性粉末物質が挙げられる。典型的な希釈剤としては、例えば様々なタイプのデンプン、ラクトース、マンニトール、カオリン、リン酸又は硫酸カルシウム、無機塩、例えば塩化ナトリウム及び粉砂糖などが挙げられる。粉末化セルロース誘導体も有用である。典型的な錠剤結合剤としては、デンプン、ゼラチン及び糖、例えばラクトース、フルクトース及びグルコースなどの物質が挙げられる。アカシア、アルギン酸塩、メチルセルロース及びポリビニルピロリドンを含む天然及び合成ゴムも使用され得る。ポリエチレングリコール、親水性ポリマー、エチルセルロース及びワックスも結合剤として働き得る。滑沢剤は、錠剤及びポンチが金型中で固着することを防ぐために錠剤処方物において必要である。滑沢剤は、タルク、ステアリン酸マグネシウム及びカルシウム、ステアリン酸及び水素化植物油としてこのようなよく滑る固形物から選択される。
ワックス物質を含有する持続放出錠剤は一般に、直接ブレンド法、凝結法及び水性分散法など、当技術分野で公知の方法を使用して調製される。凝結法において、ワックス物質と薬物を混合し、噴霧凝結又は凝結の何れかを行い、篩にかけ、加工する。
遅延放出処方物は、胃の酸性環境では不溶性であり、小腸の中性環境では可溶性であるポリマーフィルムで固体剤形をコーティングすることによって作製される。
遅延放出投与量単位は、例えば、選択されるコーティング材料で薬物又は薬物含有組成物をコーティングすることによって調製され得る。薬物含有組成物は、例えば、カプセルへの組み込みのための錠剤、「コーティングコア」剤形における内部コアとしての使用のための錠剤又は錠剤若しくはカプセルの何れかへの組み込みのための複数の薬物含有ビーズ、粒子又は顆粒であり得る。好ましいコーティング材料としては、生体内分解性、徐々に加水分解可能な、徐々に水溶性になる、及び/又は酵素により分解可能な、ポリマーが挙げられ、従来の「腸溶性」ポリマーであり得る。腸溶性ポリマーは、当業者により認められるように、pHがより高い環境である下部消化管で可溶性になるか、又は剤形が消化管を通過するにつれてゆっくりと分解され、一方で、酵素により分解可能なポリマーは、下部消化管に存在する細菌性酵素により、特に結腸において分解される。遅延放出をもたらすための適切なコーティング材料としては、セルロース性ポリマー、例えばヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタル酸エステル、メチルセルロース、エチルセルロース、酢酸セルロース、フタル酸酢酸セルロース、トリメリト酸酢酸セルロース及びカルボキシメチルセルロースナトリウム;アクリル酸ポリマー及びコポリマー、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル及び/又はメタクリル酸エチル及び、Eudragit(登録商標)L30D-55及びL100-55(pH5.5以上で可溶性)、Eudragit(登録商標)L-100(pH6.0以上で可溶性)、Eudragit(登録商標)S(より高いエステル化度の結果としてpH7.0以上で可溶性)及びEudragits(登録商標)NE、RL及びRS(透過度及び拡張度が異なる、水不溶性のポリマー)を含む、商品名Eudragit(登録商標)(Rohm Pharma;Westerstadt, Germany)で市販される他のメタクリル樹脂から形成されるもの;ビニルポリマー及びコポリマー、例えばポリビニルピロリドン、酢酸ビニル、酢酸フタル酸ビニル、酢酸ビニルクロトン酸コポリマー及びエチレン-酢酸ビニルコポリマー;酵素分解性ポリマー、例えばアゾポリマー、ペクチン、キトサン、アミロース及びグアーガム;ゼイン及びセラックが挙げられるが限定されない。異なるコーティング材料の組み合わせも使用され得る。異なるポリマーを使用した多層コーティングも適用され得る。
特定のコーティング材料に対する好ましいコーティング重量は、異なる量の様々なコーティング材料とともに調製される錠剤、ビーズ及び顆粒に対する個々の放出プロファイルを評価することによって、当業者により容易に決定され得る。これは、所望の放出の特徴を生じさせる材料、方法及び適用の形態の組み合わせであり、これは臨床試験からのみ決定し得る。
コーティング組成物は、従来の添加物、例えば可塑剤、顔料、着色剤、安定化剤、流動促進剤などを含み得る。可塑剤は通常、コーティングの脆弱性を軽減するために存在し、一般にポリマーの乾燥重量に対して約10重量%~50重量%に相当する。典型的な可塑剤の例としては、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリアセチン、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、セバシン酸ジブチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリエチル、ヒマシ油及びアセチル化モノグリセリドが挙げられる。安定化剤は好ましくは、分散物中で粒子を安定化するために使用される。典型的な安定化剤は、ソルビタンエステル、ポリソルベート及びポリビニルピロリドンなどの非イオン性乳化剤である。流動促進剤は、フィルム形成及び乾燥中に粘着効果を低下させるために推奨され、一般にコーティング溶液中のポリマー重量のおよそ25重量%~100重量%に相当する。ある有効な流動促進剤はタルクである。ステアリン酸マグネシウム及びモノステアリン酸グリセロールなどの他の流動促進剤も使用し得る。二酸化チタンなどの顔料も使用され得る。少量の消泡剤、例えばシリコーン(例えばシメチコン)などもコーティング組成物に添加され得る。
本処方物は、1個以上の化合物の拍動送達を提供し得る。「拍動性」とは、間を置いて離した時間間隔で薬物用量の複数回が放出されることを意味する。一般に剤形の摂取時に、最初の用量の放出が実質的に即時的であり、即ち、最初の薬物放出「パルス」が摂取の約1時間以内に起こる。この最初のパルスの後に第1の時間間隔(ラグ時間)が続き、その間は剤形から薬物が殆ど又は全く放出されず、その後、次いで第2の用量が放出される。同様に、第2と第3の薬物放出パルスの間の第2のほぼ薬物放出がない間隔が設計され得る。ほぼ薬物放出を含まない時間間隔の持続時間は、剤形設計に依存して変動し、例えば1日2回投与プロファイル、1日3回投与プロファイルなどである。1日2回の投与プロファイルを提供する剤形の場合、ほぼ薬物放出がない間隔は、第1と第2の投与の間でおよそ3時間~14時間の持続時間を有する。1日3回の投与プロファイルを提供する剤形の場合、ほぼ薬物放出がない間隔は、3回の投与のそれぞれの間でおよそ2時間~8時間の持続時間を有する。
一実施形態では、少なくとも2回の薬物含有「投与量単位」を収容する閉鎖及び好ましくは密封カプセルである剤形で、拍動放出プロファイルが達成され、ここでカプセル内の各投与量単位は、異なる薬物放出プロファイルを提供する。遅延放出投与量単位の調節は、投与量単位上の制御放出ポリマーコーティングにより、又は制御放出ポリマーマトリクス中の活性薬剤の組み込みにより、遂行される。各投与量単位は、圧縮又は成形錠剤を含み得、ここでカプセル内の各錠剤は、異なる薬物放出プロファイルを提供する。1日2回の投与プロファイルを模倣する剤形の場合、第1の錠剤は、剤形の摂取後実質的にすぐに薬物を放出し、一方で、第2の錠剤は、剤形の摂取後およそ3時間~14時間未満で薬物を放出する。1日3回の投与プロファイルを模倣する剤形の場合、第1の錠剤は、剤形の摂取後実質的にすぐに薬物を放出し、第2の錠剤は、剤形の摂取後およそ3時間~10時間未満で薬物を放出し、第3の錠剤は剤形の摂取後少なくとも5時間~およそ18時間で薬物を放出する。剤形が3個を超える錠剤を含むことが可能である。剤形が一般に3個を超える錠剤を含まないであろう一方で、3個を超える錠剤を収容する剤形を利用し得る。
或いは、カプセル中の各投与量単位は、複数の薬物含有ビーズ、顆粒又は粒子を含み得る。当技術分野で公知であるように、薬物含有「ビーズ」は、薬物及び1つ以上の賦形剤又はポリマーで作製されるビーズを指す。薬物含有ビーズは、内部支持体、例えば薬物でコーティングされた不活性糖ビーズに薬物を適用することにより、又は薬物及び1つ以上の賦形剤の両方を含む「コア」を作製することにより、作製され得る。これもまた公知のように、薬物含有「顆粒」及び「粒子」は、1個以上のさらなる賦形剤又はポリマーを含んでもよいし又は含まなくてもよい薬物粒子を含む。薬物含有ビーズと対照的に、顆粒及び粒子は、不活性支持体を含有しない。顆粒は一般に、薬物粒子を含み、さらなる加工を必要とする。一般に、粒子は顆粒よりも小さく、さらに加工されない。ビーズ、顆粒及び粒子は即時放出を提供するために処方され得るものの、ビーズ及び顆粒は一般に遅延放出を提供するために使用される。
一実施形態では、本化合物は局所投与用に処方される。適切な局所剤形としては、ローション、クリーム、軟膏及びゲルが挙げられる。「ゲル」は、液体ビヒクル中で溶解又は懸濁される増粘剤又はポリマー性材料の作用により半固形にされる、液体ビヒクル中に、活性薬剤、即ち化合物、の分散物を含有する半固体系である。液体は、脂溶性成分、水性成分又はその両方を含み得る。一部のエマルジョンは、ゲルであり得るか、又はそうでなければゲル成分を含む。しかし、一部のゲルは、混ざらない成分の均質化されたブレンド物を含有しないので、エマルジョンではない。ローション、クリーム、軟膏及びゲルを調製するための方法は当技術分野で周知である。
本製剤処方物は、本明細書中で記載のような1つ以上のさらなる薬学的に活性のある薬剤も含有し得る。
V.使用方法
特定の実施形態では、本開示は、必要とする対象に本明細書中で開示される化合物又はその製剤処方物の有効量を投与することを含む、ウイルス感染又はウイルス関連の癌を処置又は予防する方法に関する。いくつかの実施形態では、本対象は、ウイルス感染又はウイルス関連の癌のリスクがある、その症状を呈する、それに罹患している、又はそれと診断されている。いくつかの実施形態では、本化合物又はその製剤処方物は経口投与される。例えば、本化合物又はその製剤処方物は、HIV感染を処置するために経口投与され得る。いくつかの実施形態では、本化合物又はその製剤処方物は局所投与される。例えば、本化合物又はその製剤処方物は、HPV感染又はHPV関連の癌を処置するために局所投与され得る。
いくつかの実施形態では、開示される化合物及びその製剤処方物は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、肝炎ウイルス、ヘルペスウイルス、フラビウイルス、ポックスウイルス、パラミクソウイルス、インフルエンザ、コロナウイルス、天然痘ウイルス、ヒトパピローマウイルス(HPV)又はフィロウイルスなどにより引き起こされるものなどのウイルス感染を処置するために使用される。いくつかの実施形態では、開示される化合物及びその製剤処方物は、HIV感染を処置するために使用される。いくつかの実施形態では、開示される化合物及びその製剤処方物は、肝炎ウイルス(HBVなど)感染を処置するために使用される。いくつかの実施形態では、開示される化合物及びその製剤処方物は、HPV感染を処置するために使用される。いくつかの実施形態では、開示される化合物及びその製剤処方物は、天然痘ウイルス感染を処置するために使用される。
いくつかの実施形態では、対象は、サブタイプH1N1を含むA型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルス、A群ロタウイルス、B群ロタウイルス、C群ロタウイルス、D群ロタウイルス、E群ロタウイルス、天然痘ウイルス、SARSコロナウイルス、SARS-CoV-2、呼吸器多核体ウイルス(RSV)、ヒトアデノウイルスの(HAdV-1~55)型、HPV16、18、31、33、35、39、45、51、52、56、58、59型、パルボウイルスB19、伝染性軟属腫ウイルス、JCウイルス(JCV)、BKウイルス、メルケル細胞ポリオーマウイルス、コクサッキーAウイルス、ノロウイルス、風疹ウイルス、リンパ性脈絡髄膜炎ウイルス(LCMV)、黄熱ウイルス、麻疹ウイルス、流行性耳下腺炎ウイルス、呼吸器多核体ウイルス、牛疫ウイルス、カリフォルニア脳炎ウイルス、ハンタウイルス、狂犬病ウイルス、エボラウイルス、マーブルグウイルス、単純ヘルペスウイルス-1型(HSV-1)、単純ヘルペスウイルス-2型(HSV-2)、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)、エプスタイン-バーウイルス(EBV)、サイトメガロウイルス(CMV)、ヘルペスリンパ球向性ウイルス、ロゼオロウイルス、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(ヒトヘルペスウイルス8型又はHHV-8)、A型肝炎(HAV)、B型肝炎(HBV)、C型肝炎(HCV)、D型肝炎(HDV)、E型肝炎(HEV)、HIV、ヒトT-リンパ球向性ウイルスI型(HTLV-1)、フレンド脾限局巣形成ウイルス(SFFV)又は異種指向性MuLV関連ウイルス(XMRV)のリスクがあるか、その症状を示すか、又はそれと診断されている。
特定の実施形態では、ウイルス感染は、アルファウイルス、フラビウイルス、コロナウイルス、オルトミクソウイルス科、パラミクソウイルス科、ポワッサンウイルス又はフィロウイルス科である。特定の実施形態では、ウイルス感染は、MERSコロナウイルス、東部ウマ脳炎ウイルス、西部ウマ脳炎ウイルス、ベネズエラウマ脳炎ウイルス、ロスリバーウイルス、ポワッサンウイルス及びチクングニアウイルスから選択される。
いくつかの実施形態では、開示される化合物及びその製剤処方物は、ウイルス関連の癌、例えばHPV関連癌、HIV関連癌、EBV関連癌、HBV関連癌、HHV-8関連癌、HCV関連癌及びHTLV-1関連癌などを処置するために使用される。いくつかの実施形態では、ウイルス関連の癌は、HPV関連子宮頸癌、外陰部癌、膣癌、陰茎癌、肛門癌、口腔及び咽頭癌及び頭頸部癌を含むHPV関連の癌である。いくつかの実施形態では、HPV関連の癌はHPV関連の子宮頸癌である。
いくつかの実施形態では、本明細書中で開示される方法は、他の抗ウイルス剤、例えばアバカビル、アシクロビル、アシクロビル、アデフォビル、アマンタジン、アンプレナビル、アンプリゲン、アルビドール、アタザナビル、アトリプラ、ボセプレビル、シドフォビル、コンビビル、COMPLERA(登録商標)(エムトリシタビン、リルピビリン及びテノホビルジソプロキシルフマル酸塩の組み合わせ)、ダルナビル、デラビルジン、ジダノシン、ドコサノール、ドルテグラビル、エドクスジン、エファビレンツ、エムトリシタビン、エンフビルチド、エンテカビル、ファムシクロビル、フォミビルセン、フォサムプレナビル、フォスカルネット、フォスフォネット、ガンシクロビル、イバシタビン、イムノビル、イドクスウリジン、イミキモド、インジナビル、イノシン、インターフェロンIII型、インターフェロンII型、インターフェロンI型、ラミブジン、ロピナビル、ロビリド、マラビロク、モロキシジン、メチサゾン、ネルフィナビル、ネビラピン、ネクサビル、オセルタミビル、ペグインターフェロンアルファ-2a、ペンシクロビル、ペラミビル、プレコナリル、ポドフィロトキシン、ラルテグラビル、リバビリン、リマンタジン、リトナビル、ピラミジン、サキナビル、スタブジン、STRIBILD(登録商標)(エルビテグラビル、コビシスタット、エムトリシタビン及びテノホビルジソプロキシルの組み合わせ)、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルアラフェナミドフマル酸塩、チプラナビル、トリフルリジン、トリジビル、トロマンタジン、TRUVADA(登録商標)(エムトリシタビン及びテノホビルジソプロキシルフマル酸塩の組み合わせ)、バラシクロビル、バルガンシクロビル、ビクリビロク、ビダラビン、ビラミジン、ザルシタビン、ザナミビル又はジドブジン及びそれらの組み合わせと組み合わせて投与されることが企図される。
特定の実施形態では、本開示は、本明細書中で開示される化合物及びその製剤処方物を使用したウイルス感染の処置又は予防を企図し、ウイルス感染は、HIV、B型肝炎ウイルス、HPV又は天然痘ウイルスである。
本化合物及びその製剤処方物は、使用される具体的な調製物に主に依存して、経口、局所、眼、直腸、経皮、皮下、静脈内、筋肉内又は鼻腔内経路を含め、様々な経路により投与され得る。特定の実施形態では、本化合物及びその製剤処方物は、肺を通じた吸入により投与される。いくつかの実施形態では、本化合物及びその製剤処方物は経口投与される。いくつかの実施形態では、本化合物及びその製剤処方物は局所投与される。
本化合物は一般に、適切な投与時に、その化合物が投与される対象において所望の治療的又は予防的効果を達成するのに十分である化合物の何らかの量を意味する「有効量」で投与される。通常、予防又は処置しようとする状態及び投与経路に依存して、このような有効量は通常、0.01~1000mg/キログラム患者体重/日、より頻繁には0.1~500mg、例えば1~250mg、例えば約5、10、20、50、100、150、200又は250mg/キログラム患者体重/日であり、これは、単回1日用量として、1回以上の1日投与に分けて、投与され得る。投与しようとする量、投与経路及びさらなる治療レジメンは、患者の年齢、性別及び全般的状態並びに処置しようとする疾患/症状の性質及び重症度などの要素に依存して、処置する臨床家により決定され得る。
本明細書中に記載の化合物は、他の薬学的に活性である薬剤と併用して投与され得る。これらの化合物としては、鎮痛剤、抗炎症薬、解熱薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、抗ヒスタミン、抗片頭痛薬、抗ムスカリン、抗不安薬、鎮静剤、睡眠薬、統合失調症治療薬、気管支拡張薬、抗喘息薬、心血管系薬、コルチコステロイド、ドーパミン系、電解質、胃腸薬、筋弛緩剤、栄養剤、ビタミン、副交感神経刺激薬、刺激物質、食欲低下薬及び抗ナルコレプシー薬が挙げられるが限定されない。「補助的投与」は、本明細書中で使用される場合、同じ剤形中で又は個別の剤形中で1つ以上の他の活性薬剤とともに本化合物が投与され得ることを意味する。
本化合物と併用投与され得る薬学的活性薬剤の具体例としては、アセクロフェナク、アセトアミノフェン、アトモキセチン、アルモトリプタン、アルプラゾラム、アマンタジン、アムシノニド、アミノシクロプロパン、アミトリプチリン、アムロジピン、アモキサピン、アンフェタミン、アリピプラゾール、アスピリン、アトモキセチン、アザセトロン、アザタジン、ベクロメタゾン、ベナクチジン、ベノキサプロフェン、ベルモプロフェン、ベタメタゾン、ビシファジン、ブロモクリプチン、ブデソニド、ブプレノルフィン、ブプロピオン、ブスピロン、ブトルファノール、ブトリプチリン、カフェイン、カルバマゼピン、カルビドパ、カリソプロドール、セレコキシブ、クロルジアゼポキシド、クロルプロマジン、コリンサリチル酸塩、シタロプラム、クロミプラミン、クロナゼパム、クロニジン、クロニタゼン、クロラゼプ酸、クロチアゼパム、クロキサゾラム、クロザピン、コデイン、コルチコステロン、コルチゾン、シクロベンザプリン、シプロヘプタジン、デメキシプチリン、デシプラミン、デスモルフィン、デキサメタゾン、デキサナビノール、デキストロアンフェタミン硫酸塩、デキストロモラミド、デキストロプロポキシフェン、デゾシン、ジアゼパム、ジベンゼピン、ジクロフェナクナトリウム、ジフルニサル、ジヒドロコデイン、ジヒドロエルゴタミン、ジヒドロモルフィン、ジメタクリン、ジバルプロエクス、ジザトリプタン、ドラセトロン、ドネペジル、ドチエピン、ドキセピン、デュロキセチン、エルゴタミン、エスシタロプラム、エスタゾラム、エトスクシミド、エトドラク、フェモキセチン、フェナム酸、フェノプロフェン、フェンタニル、フルジアゼパム、フルオキセチン、フルフェナジン、フルラゼパム、フルルビプロフェン、フルタゾラム、フルボキサミン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ガランタミン、ゲピロン、ギンコ・ビルボア(ginko bilboa)、グラニセトロン、ハロペリドール、フペルジンA、ヒドロコドン、ヒドロコルチゾン、ヒドロモルホン、ヒドロキシジン、イブプロフェン、イミプラミン、インディプロン、インドメタシン、インドプロフェン、イプリンドール、イプサピロン、ケタンセリン、ケトプロフェン、ケトロラク、レソピトロン、レボドパ、リパーゼ、ロフェプラミン、ロラゼパム、ロキサピン、マプロチリン、マジンドール、メフェナム酸、メラトニン、メリトラセン、メマンチン、メペリジン、メプロバメート、メサラミン、メタプラミン、メタキサロン、メサドン、メサドン、メタンフェタミン、メトカルバモール、メチルドパ、メチルフェニデート、サリチル酸メチル、メチセルジド、メトクロプラミド、ミアンセリン、ミフェプリストン、ミルナシプラン、ミナプリン、ミルタザピン、モクロベミド、モダフィニル(抗ナルコレプシー)、モリンドン、モルヒネ、モルヒネ塩酸塩、ナブメトン、ナドロール、ナプロキセン、ナラトリプタン、ネファゾドン、ニューロンチン、ノミフェンシン、ノルトリプチリン、オランザピン、オルサラジン、オンダンセトロン、オピプラモール、オルフェナドリン、オキサフロザン、オキサプロジン、オキサゼパム、オキシトリプタン、オキシコドン、オキシモルフォン、パンクレリパーゼ、パレコキシブ、パロキセチン、ペモリン、ペンタゾシン、ペプシン、ペルフェナジン、フェナセチン、フェンジメトラジン、フェンメトラジン、フェニルブタゾン、フェニトイン、ホスファチジルセリン、ピモジド、ピルリンドール、ピロキシカム、ピゾチフェン、ピゾチリン、プラミペキソール、プレドニゾロン、プレドニゾン、プレガバリン、プロプラノロール、プロピゼピン、プロポキシフェン、プロトリプチリン、クアゼパム、キヌプラミン、レボキセチン、レセルピン、リスペリドン、リタンセリン、リバスチグミン、リザトリプタン、ロフェコキシブ、ロピニロール、ロチゴチン、サルサラート、セルトラリン、シブトラミン、シルデナフィル、スルファサラジン、スリンダク、スマトリプタン、タクリン、テマゼパム、テトラベナジン、チアジド、チオリダジン、チオチキセン、チアプリド、タジプリノン、チザニジン、トフェナシン、トルメチン、トロキサトン、トピラマート、トラマドール、トラゾドン、トリアゾラム、トリフルオペラジン、トリメトベンズアミド、トリミプラミン、トロピセトロン、バルデコキシブ、バルプロ酸、ベンラファキシン、ビロキサジン、ビタミンE、ジメルジン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、ゾルピデム、ゾピクロン及び異性体、塩、及びそれらの組み合わせが挙げられるが限定されない。
即時放出、制御放出又はそれらの組み合わせに対して、さらなる薬学的に活性のある薬剤を、本明細書中で開示される化合物と一緒に又はこれと別個に、の何れかで、処方し得る。
実施例
次の非限定例を参照して、本開示をここでより詳細に説明する。実施例セクションで使用される特定のアッセイは、活性の指標を提供するために設計されることに注意すべきである。
一般的化学合成及び特徴評価
シリカゲル封入カラム(SiliCycle Inc.又はRediSep(登録商標)Rf)とともにTeledyne ISCO CombiFlash Companionシステムを使用して、自動化フラッシュカラムクロマトグラフィーを行った。蛍光指示薬(F-254)を用いてアルミニウム支持シリカゲルプレート(厚さ:200μm)又はガラス支持(厚さ:240μm)シリカゲルプレート上で分析用薄層クロマトグラフィー(TLC, Sigma-Aldrichから市販)を行った。UV光(254nm)で及び/又はリンモリブデン酸(PMA)又はモリブデン酸アンモニウムセリウムで、TLCプレート上での化合物の可視化を遂行した。いくつかの場合において、PMA染色を用いてガラス支持シリカゲルプレート(厚さ:240μm)上で保持係数(Rf)を決定し、3回の操作の平均として計算した。Varian INOVA 600MHz分光光度計、Varian INOVA 500MHz分光光度計、Varian INOVA 400MHz分光光度計、Varian VNMR 400MHz分光光度計、Bruker AVIIIHD 600MHz分光光度計又はMercury 300MHz分光光度計の何れかを使用して、NMRスペクトル(1H、13C、19F及び31P)を得た。内部参照として残留溶媒ピーク(CDCl3:1H=7.26ppm、13C=77.16ppm;CD3OD:1H=3.31ppm、13C=49.0ppm)を使用して、重水素化クロロホルム(CDCl3)又は重水素化メタノール(CD3OD)中でNMR試料を調製した。或いは、19F NMRに対して外部参照としてトリフルオロ酢酸(19F=-76.55ppm)を使用し、一方で31P NMRに対する絶対参照として1H NMRにおける残留クロロホルムピークを使用した。いくつかの場合において、31P NMRに対して外部参照としてリン酸(31P=40.48ppm)を使用した。MestReNovaソフトウェアを使用して、全てのNMRスペクトルを処理した。ppmで報告される化学シフト(δ)、s(一重線)、d(二重線)、t(三重線)、q(四重線)、m(多重線)、br(ブロード)又はapp(アパレント(apparent))として示される多重性、Hz単位で報告されるカップリング定数(J)及び1個の原子(H、C、F又はP)に正規化される積分を含むためにNMRデータを報告する。高解像度質量分析(HRMS)は、Dr.Fred Strobelにより指揮されるEmory University Mass Spectrometry Centerが行った。分析的な逆相の、Agilent C18 XDB eclipseカラム(50mmx4.6mm、3.5μM)を通じて、HPLCグレードのMeOH及びH2O又はMeCN及びH2O(全て0.1%ギ酸を添加)の混合液で溶出して、6120 Quadrupole質量分析装置(ESI-API)を備えたAgilent 1200 HPLC上で液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)を行った。75:25 MeOH/H2O(0.1%ギ酸を添加)の溶液中でLC-MS試料を調製した。1H NMR及びLC-MSを使用して、最終化合物純度を評価した。中間体及び最終化合物の融点をRD-MPデジタル融点決定装置上で取った。
選択された実施例に対する合成手順を図1~12に記載する。
実施例1.アンモニウムペンタデク-14-イン-1-イル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.(ペンタデク-2-イン-1-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(EJM-8-003)の合成
ドデカン-1-オール(10.0g、53.7mmol、1.00eq)を撹拌バーが入った1Lフラスコに添加した。DCM(268mL)で希釈し、得られた溶液を室温で激しく撹拌した。イミダゾール(4.75g、69.8mmol、1.30eq)、トリフェニルホスフィン(18.3g、69.8mmol、1.30eq)及びヨウ素(17.7g、69.8mmol、1.30eq)を連続して添加した後、得られた反応混合物をアルゴン(Ar)下で室温にて激しく撹拌した。TLCにより反応進行を監視した。1.5時間後、TLCは、1つの主要スポットへの出発物質の変換を示した。反応混合物を150mLチオ硫酸ナトリウム飽和水溶液で不活性化した。得られた有機層を200mLヘキサンで希釈し、少量の沈殿物をろ過し、母液を減圧下で蒸発させて、白色固体を得た。400mLヘキサンの添加後、得られたスラリーをAr下で一晩激しく撹拌した。翌朝、スラリーをろ過し、母液を減圧下で蒸発させて、黄色油状物質を得た。シリカプラグを介して粗製物質を精製し、100%ヘキサンで溶出して、残留している少量の黄色固体とともに透明な油状物質を得た。この粗製物質を100%ペンタン中で吸収させ、ろ過し、母液を減圧下で蒸発させて透明な油状物質を得たが、これは、生成物1-ヨードドデカン(15.7g、53.0mmol、99%収率)に対応した。
オーブンで乾燥させ、火力乾燥させた、撹拌バーを備えた250mLフラスコに2-(2-プロピニルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(4.77g、34.0mmol、1.00eq)を添加し、40mL THF及びヘキサメチルホスホラミド(20.7mL、119mmol、3.50eq)で希釈し、-78℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。17mL/hrの速度でのシリンジポンプを介したn-ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、15.0mL、34.0mmol、1.00eq)の滴下による添加後、Ar下で-78℃にて10分間、得られた反応混合物を激しく撹拌し、その後、-30℃に温め、さらに45分間撹拌した。17mL/hrの速度でのシリンジポンプを介した14mL THF中の1-ヨードドデカン(10.1g、34.0mmol、1.00eq)の溶液の滴下による添加後、得られた反応混合物を室温までゆっくりと温め、Ar下で一晩激しく撹拌した。翌朝、TLCにより、1つのスポットへのヨウ化アルキル及びアルキン出発物質の完全な変換が示された(PMAで染色)。塩化アンモニウム飽和溶液を滴下して反応を不活性化し、得られた水層をEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、22.6gの黄色油状物質を得て、カラムクロマトグラフィーを介してこれを精製し、1:12 EtOAc対ヘキサンで溶出し、僅かに黄色の油状物質(8.40g、27.2mmol、80%収率)を得た。
B.ペンタデク-2-イン-1-オール(EJM-8-004)の合成
メタノール(136mL)中の(ペンタデク-2-イン-1-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(8.40g、27.2mmol、1.00eq)の溶液を撹拌バーが入った500mLフラスコに添加した。p-トルエンスルホン酸一水和物(0.520g、2.72mmol、0.10eq)の添加後、得られた反応混合物を室温にてAr下で激しく撹拌した。TLCにより反応進行を監視した。6.5時間後に、TLCによって殆ど完全な1つの主要スポットへの出発物質の変換が示された(PMAで染色)。溶媒を減圧下で蒸発させ、褐色の油状物質を得て、カラムクロマトグラフィーを介してこれを精製し、1:6 EtOAc対ヘキサンで溶出して、白色固体(3.96g、17.7mmol、65%収率)を得た。
C.ペンタデク-14-イン-1-オール(EJM-8-005)の合成
オーブンで乾燥させ、火力乾燥させた、撹拌バー及び還流コンデンサーを備えた50mLフラスコに水素化ナトリウム(鉱物油中60%、0.620g、15.6mmol、7.00eq)を添加した。分散液を10mLヘキサンで2回洗浄し、その後、8mL 1,3-ジアミノプロパンで希釈し、70℃に温め、Ar下で激しく撹拌した。1時間のコース後、溶液が褐色になり、その後Ar下で激しく撹拌しながら室温まで冷却した。1.3mL 1,3-ジアミノプロパン中のペンタデク-2-イン-1-オール(0.500g、2.23mmol、1.00eq)の溶液を滴下により添加した後、得られた混合物を室温で10分間激しく撹拌し、その後、55℃に温め、Ar下で一晩撹拌した。翌朝、反応混合物を0℃に冷却し、冷水を滴下して不活性化した。水層をゆっくりと1M水性塩酸でpH=2になるまで酸性化した。得られた水層をヘキサンで3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、褐色固体400mgを得た。粗製物質を1:4 EtOAc対ヘキサン中で溶解させ、ろ過して、不溶性物質を除去しようとした。しかし、粒子はろ紙を通過するのに十分微細であった。母液を減圧下で蒸発させ、カラムクロマトグラフィーを介して精製し、1:4EtOAc対ヘキサンで溶出して、白色結晶性固体(0.320g、1.43mmol、64%収率)を得た。
D.アンモニウムペンタデク-14-イン-1-イル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(EJM-8-006)の合成
撹拌バーが入った火力乾燥させた25mLフラスコにテノホビル(100mg、0.350mmol、1.00eq)を添加し、ピリジン(2.90mL)で希釈し、Ar下で室温にて激しく撹拌した。ペンタデク-14-イン-1-オール(117mg、0.520mmol、1.50eq)及び2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(316mg、1.04mmol、3.00eq)の添加後、得られた黄色の反応混合物を一晩、室温にてAr下で激しく撹拌した。2日後、TLCが顕著な生成物形成を示した。反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液で不活性化し、得られた混合物を減圧下で蒸発させた。得られた白色固体を50mLの4:1 DCM:MeOHで希釈し、得られたスラリーをAr下で一晩、室温にて激しく撹拌した。翌朝、内容物をろ過し、得られた母液を減圧下で蒸発させて、白色固体を得て、カラムクロマトグラフィーを介してこれを精製し、80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OHで溶出して、蝋様の白色固体(0.064g、0.130mmol、37%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.38(dd,J=14.4Hz,J=3.0Hz,1H),4.23(dd,J=14.4Hz,J=6.6Hz,1H),3.90(六重線,J=3.4Hz,1H),3.70-3.78(m,3H),3.46(dd,J=12.6Hz,J=10.2Hz,1H),2.14-2.18(m,3H),1.45-1.52(m,4H),1.40(p,J=7.5Hz,2H),1.22-1.28(m,16H),1.16(d,J=6.6Hz,3H).
13C NMR(150MHz,CD
3OD)δ 155.1,150.8,150.1,144.3,123.1,119.0,85.0,76.3(d,J=12.2Hz),68.8,65.7(d,J=5.9Hz),64.9 d(J=159.9Hz),31.7(d,J=6.2Hz),30.3,30.3,30.3,30.3,30.2,30.1,29.8,29.4,29.2,26.5,18.8,16.7.
31P NMR(122MHz,CD
3OD)δ 15.6.HRMS(APCI)m/z C
24H
41O
4N
5P[M+H]
+に対する計算値:494.28907、実測値494.28924.LC-MS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中50-95%MeOH、6分、rt=5.430、m/z=494.0[M+H]
+、491.9[M-H]
-.
実施例2.アンモニウムペンタデシル-14,14,15,15,15-d
5(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.14,14,15,15,15-ペンタジュウテリオペンタデカン-1-オール(EJM-8-033)の合成
ペンタデク-14-イン-1-オール(465mg、2.07mmol、1.00eq)を撹拌バー入りのオーブン乾燥させたフラスコに添加し、THF(20.7mL)で希釈し、-78℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。4mL/hrの速度でシリンジポンプを介してn-ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、2.49mL、6.22mmol、3.00eq)を滴下し、得られた混合物をAr下で-78℃にて30分間激しく撹拌した。この時間後、冷水浴を10分間外し、次いでゆっくりとトリジュウテリオ(ジュウテリオオキシ)メタン(0.470mL、10.4mmol、5.00eq)を用いて反応を不活性化した。2時間にわたり室温までゆっくりと温めながら、得られた混合物をAr下で激しく撹拌した。この時間後、反応混合物をD
2OとEtOAcとの間で分配した。得られた水層をEtOAcで2回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、450mgの白色固体を得て、これは、生成物15-ジュウテリオペンタデク-14-イン-1-オールに対応した。粗製物質をさらなる精製なく後の段階で使用した。
15-ジュウテリオペンタデク-14-イン-1-オール(295mg、1.31mmol、1.00eq)を撹拌バーが入ったオーブン乾燥100mLフラスコに添加した。EtOAc(26.2mL)での希釈及び10%パラジウム炭素(20.9mg、0.020mmol、0.15eq)の添加後、得られた不均一な混合物をAr下で室温にて激しく撹拌した。ハウスバキューム(house vacuum)下で5分間、溶媒を脱気し、続いてArパージを行った。これらの2つの段階をさらに2回反復した。最後に、1回の最終サイクルに対して溶媒を脱気し、この時間、重水素ガスのバルーンでパージした。重水素ガス下で一晩、得られた反応混合物を室温で激しく撹拌した。朝、ハウスバキュームを使用して重水素ガスをフラスコから除去し、Arで3回置き換えた。不均一な混合物をセライトのプラグでろ過し、続いてこれをEtOAcで洗浄した。溶媒を減圧下で蒸発させ、白色固体を得た。カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、24gカラム、35mL/min)を介して粗製物質を精製し、次の勾配で溶出して、白色固体(2段階にわたり、365mg、1.56mmol、78%収率)を得た:0~3分、ヘキサン中0%EtOAc;3~20分、ヘキサン中0~25%EtOAc;20~25分、ヘキサン中25%EtOAc;25~30分、ヘキサン中25~50%EtOAc。
B.アンモニウムペンタデシル-14,14,15,15,15-d
5(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(EJM-8-030)の合成
テノホビル(200mg、0.700mmol、1.00eq)を撹拌バーが入った火力乾燥させた25mLフラスコに添加し、ピリジン(5.80mL)で希釈し、Ar下で室温にて激しく撹拌した。14,14,15,15,15-ペンタジュウテリオペンタデカン-1-オール(228mg、0.970mmol、1.40eq)及び2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(633mg、2.09mmol、3.00eq)の添加後、得られた黄色の反応混合物を室温にてAr下で一晩激しく撹拌した。2日後、TLCが顕著な生成物形成を示した。反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液で不活性化し、得られた混合物を減圧下で蒸発させた。得られた白色固体を50mLの4:1 DCM対MeOHで希釈し、得られたスラリーをAr下で一晩室温にて激しく撹拌した。翌朝、内容物をろ過し、得られた母液を減圧下で蒸発させて、白色固体を得て、これをさらに、カラムクロマトグラフィーを介して精製し(CombiFlash、24gカラム、35mL/min)、80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OHで溶出して、143mgの白色粉末を得た。
1H NMR及びLC-MS分析は8%(iPr)
3PhSO
3H混入を示した。カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、12gカラム、30mL/min)を介してこの物質を精製し、次の勾配で溶出して白色固体(121mg、0.241mmol、35%収率)を得た:0~3分、DCM中25%80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OH;3~20分、DCM中25~100%80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OH;20~30分:100%80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OH。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.20(s,1H),4.37(dd,J=3.6Hz,J=14.4Hz,1H),4.22(dd,J=6.6Hz,J=14.4Hz,1H),3.87-3.91(m,1H),3.69-3.79(m,3H),3.46(dd,J=10.2Hz,J=12.6Hz,1H),1.47-1.52(m,2H),1.24-1.27(m,22H),1.16(d,J=6.0Hz,3H).
13C NMR(150MHz,CD
3OD)δ 155.0,150.9,150.0,144.0,118.8,76.2(d,J=12.5Hz),65.5(d,J=5.9Hz),64.7(d,J=159.2Hz),48.7,32.2-32.1(m,2C),31.5(d,J=6.2Hz),30.2(3C),30.1,30.1,29.9,29.8-29.6(m),29.8,26.3,22.6-21.8(m),16.7,13.6-13.0(m).
31P NMR(122MHz,CD
3OD)δ 15.5.HRMS(APCI)m/z C
24H
39D
5O
4N
5P[M-H]
-に対する計算値:501.33720、実測値501.33753.LC-MS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中75-95%MeOH、5分、rt=4.385、m/z=503.4[M+H]
+、525.3[M+Na]
+、499.6[M-H]
-;H
2O(0.1%HCO
2H)中50-95%MeOH、8分、rt=4.723、m/z=503.3[M+H]
+、525.3[M+Na]
+、499.6(M-H)
-。
実施例3.アンモニウムヘキサデシル-16,16,16-d
3(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.((ペンタデク-14-イン-1-イルオキシ)メチル)ベンゼン(NP-1-009)の合成
0℃で水素化ナトリウム(鉱物油中60%、196mg、4.90mmol、2.20eq)を10mL THF及び0.5mL DMF中のペンタデク-14-イン-1-オール(500mg、2.23mmol、1.00eq)に添加した。30分後、臭化ベンジル(0.300mL、2.50mmol、1.12eq)を滴下により添加し、反応物を一晩65℃に加熱した。翌朝、反応を室温まで冷却し、続いて塩化アンモニウム飽和水溶液で不活性化した。得られた水相をEtOAcで3回抽出し、合わせた有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、真空下で濃縮した。粗製物質をカラムクロマトグラフィーを介して精製し、白色固体(384mg、1.21mmol、55%収率)を得た。
B.(((ヘキサデク-14-イン-1-イル-16,16,16-d
3)オキシ)メチル)ベンゼン(EJM-8-028)の合成
THF(6.10mL)中の((ペンタデク-14-イン-1-イルオキシ)メチル)ベンゼン(192mg、0.610mmol、1.00eq)の溶液を撹拌バーが入った
オーブン乾燥させた3つ口フラスコに添加し、得られた溶液を-78℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。1mL/hrの速度でのシリンジポンプを介したn-ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、0.320mL、0.670mmol、1.10eq)の滴下による添加後、得られた混合物を-78℃で1時間撹拌した。この時間後、冷水浴を10分間外し、次いでさらに10分間再び置いた。次に、トリジュウテリオ(ヨード)メタン(0.110mL、1.83mmol、3.00eq)を滴下により添加し、得られた反応混合物を30分間にわたり-78℃にてAr下で激しく撹拌し、その後、室温までゆっくりと温めた。室温で20分後、塩化アンモニウム飽和水溶液で反応を不活性化し、得られた水層をジエチルエーテルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、黄色油状物質を得て、これを、さらにカラムクロマトグラフィー(CombiFlash、24g、35mL/min)を介して精製し、次の勾配で溶出して、透明な油状物質(174mg、0.525mmol、86%収率)を得た:0~3分、ヘキサン中0%EtOAc;3~13分、ヘキサン中0~5%EtOAc;13~23分、ヘキサン中5%EtOAc;23~30分、ヘキサン中5~10%EtOAc。
C.ヘキサデカン-16,16,16-d
3-1-オール(EJM-8-034)の合成
EtOAc(10.5mL)中の(((ヘキサデク-14-イン-1-イル-16,16,16-d
3)オキシ)メチル)ベンゼン(174mg、0.520mmol、1.00eq)の溶液を撹拌バーが入ったオーブン乾燥したフラスコに添加した。10%パラジウム炭素(55.9mg、0.050mmol、0.100eq)の添加後、得られた不均一な混合物をAr下で室温にて激しく撹拌した。溶媒をハウスバキューム下で5分間脱気し、続いてArでパージした。これらの2つの段階をさらに2回反復した。最後に、1回の最後のサイクルに対して溶媒を脱気し、この時、水素ガスのバルーンでパージした。水素下で一晩、得られた反応混合物を室温で激しく撹拌した。朝、ハウスバキュームを使用してフラスコから水素ガスを除去し、Arで3回置き換えた。次に反応混合物をセライト上でろ過し、続いてこれをEtOAcで徹底的に洗浄した。溶媒を減圧下で蒸発させ、173mgの透明な油状物質を得た。16,16,16-トリジュウテリオヘキサデコキシメチルベンゼンの粗製物質をさらに精製せずに後の段階で使用した。
16,16,16-トリジュウテリオヘキサデコキシメチルベンゼン(173mg、0.520mmol)を撹拌バーが入った100mLフラスコに添加し、完全な溶解のためにEtOH(10.3mL)及び小さい体積のEtOAcで希釈し、得られた溶液をAr下で室温にて激しく撹拌した。20%水酸化パラジウム炭素(72.4mg、0.103mmol、0.200eq)の添加後、得られた不均一な混合物をAr下で室温にて激しく撹拌した。溶媒をハウスバキューム下で5分間脱気し、続いてArでパージした。これらの2つの段階をさらに2回反復した。最後に、1回の最後のサイクルに対して溶媒を脱気し、この時、水素ガスのバルーンでパージした。得られた反応混合物を水素ガス下で一晩、室温で激しく撹拌した。翌朝、TLCは、出発物質の1つの主要な生成物への完全な変換を示した。反応混合物をセライトのプラグ上でろ過し、それを続いてEtOAcで洗浄した。得られた溶液を減圧下で蒸発させ、150mgの白色固体を得た。カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、12gカラム、25mL/min)を介して粗製物質を精製し、次の勾配で溶出して、白色固体(2つの段階にわたり122mg、0.497mmol、96%収率)を得た:0~3分、ヘキサン中0%EtOAc;3~20分、ヘキサン中0~25%EtOAc;20~30分、ヘキサン中25%EtOAc。
D.アンモニウムヘキサデシル-16,16,16-d
3(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(EJM-8-036)の合成
テノホビル(100mg、0.350mmol、1.00eq)を撹拌バーが入った火力乾燥25mLフラスコに添加し、ピリジン(3.48mL)で希釈した。得られたスラリーを室温にてAr下で激しく撹拌した。ヘキサデカン-16,16,16-d
3-1-オール(120mg、0.490mmol、1.40eq)及び2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(316mg、1.04mmol、3.00eq)の添加後、得られた黄色の反応混合物を室温にてAr下で一晩激しく撹拌した。2日後、TLCが顕著な生成物形成を示した。反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液で不活性化し、得られた混合物を減圧下で蒸発させた。得られた白色固体を60mLの5:1 DCM対MeOHで希釈し、得られたスラリーを室温にてAr下で1時間激しく撹拌した。この時間後、内容物をろ過し、ろ液を5:1 DCM対MeOHで徹底的に洗浄し、得られた母液を減圧下で蒸発させて、白色固体を得た。カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、12gカラム、30mL/min)を介して粗製物質をさらに精製し、次の勾配で溶出して白色固体(98.0mg、0.190mmol、55%収率)を得た:0~3分、DCM中25%80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OH;3~20分、DCM中25~100%80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OH;20~30分、100%80:20:3 DCM/MeOH/NH
4OH。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=3.3Hz,J=14.7Hz,1H),4.22(dd,J=6.6Hz,J=14.4Hz,1H),3.87-3.90(m,1H),3.70-3.78(m,3H),3.46(dd,J=10.2Hz,J=12.6Hz,1H),1.47-1.52(m,2H),1.23-1.27(m,26H),1.16(d,J=6.6Hz,3H).
13C NMR(150MHz,CD
3OD)δ 155.0,150.9,150.0,144.0,129.2,76.2(d,J=12.5Hz),65.5(d,J=5.7Hz),64.7(d,J=159.2Hz),48.7,32.5-32.3(m,3C),31.5(d,J=6.0Hz),30.2(3C),30.2,30.2,29.9,29.9-29.8(m),26.3,23.2-22.5(m),16.7,14.3,14.1-13.4(m).
31P NMR(122MHz,CD
3OD)δ 15.6.HRMS(APCI)m/z C
25H
41D
3O
4N
5P[M-H]
-に対する計算値:513.34029、実測値513.33931.LC-MS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中50-95%MeOH、8分、rt=4.613、m/z=515.3[M+H]
+、537.3[M+Na]
+.
実施例4.アンモニウム4,4-ジフルオロイコシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.N-メトキシ-4-((4-メトキシベンジル)オキシ)-N-メチルブタンアミド(EJM-8-038)の合成
ワインレブの塩(2.49g、25.6mmol、1.10eq)を撹拌バーが入ったオーブン乾燥500mLフラスコに添加し、DCM(155mL)で希釈し、0℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。流速10mL/hrでのシリンジポンプを介したクロロ(ジメチル)アルマン(25.6mL、25.6mmol、1.10eq)の滴下による添加後、得られた混合物をAr下で0℃にて1時間激しく撹拌した。4mL/hrの速度でのシリンジポンプを介したγ-ブチロラクトン(1.79mL、23.2mmol、1.00eq)の滴下による添加後、得られた反応混合物を室温までゆっくりと温め、Ar下で一晩激しく撹拌した。22時間後、水を滴下により添加して反応を不活性化した。得られた水層をDCMで3回抽出し、合わせた有機層をブラインで1回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、2.49gの黄色油状物質を得た。35mL DCM中の粗製物質(2.49g、17.3mmol、1.00eq)の溶液を撹拌バーが入ったオーブン乾燥100mLフラスコに添加し、0℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。19mL/hrの速度でのシリンジポンプを介した15mL DCM中の(4-メトキシフェニル)メチル2,2,2-トリクロロエタンイミダート(3.62mL、17.4mmol、1.10eq)の溶液の滴下による添加後、得られた混合物を0℃にてAr下で10分間激しく撹拌した。(1R)-(-)-10-カンファスルホン酸(200mg、0.860mmol、0.05eq)の添加後、Ar下で激しく撹拌しながら、得られた反応混合物を室温まで一晩ゆっくりと温めた。17時間後、重炭酸ナトリウム飽和水溶液で反応を不活性化した。得られた水層をDCMで4回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、7.10gの黄色油状物質及び白色固体の混合物を得た。カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、120gカラム、85mL/min)を介して精製し、勾配移動相(0~3分、ヘキサン中33%EtOAc;3~20分、ヘキサン中33~75%EtOAc;20~25分、ヘキサン中75%EtOAc;25~30分、ヘキサン中75~100%EtOAc)で溶出して、透明な油状物質(2.10g、7.86mmol、46%収率)を得た。
B.1-((4-メトキシベンジル)オキシ)イコス-5-イン-4-オン(EJM-8-056)の合成
ヘキサデク-1-イン(0.253mL、0.900mmol、1.20eq)を撹拌バーが入ったオーブン乾燥50mL 3つ口フラスコに添加し、5mL THFで希釈し、-78℃に冷却し、Ar下で15分間激しく撹拌した。この温度で溶液が濁っていたが、撹拌は激しかった。新鮮滴定n-ブチルリチウム(ヘキサン中2.0M、0.486mL、0.970mmol、1.30eq)の滴下による添加後、得られた混合物を-78℃で15分間撹拌した。この時間後、混合物を0℃に温め、Ar下で15分間激しく撹拌した。N-メトキシ-4-((4-メトキシベンジル)オキシ)-N-メチルブタンアミド(200mg、0.750mmol、1.00eq)を撹拌バーが入った50mLオーブン乾燥フラスコに添加した。2.5mL THFで希釈し、-78℃に冷却し、Ar下で15分間激しく撹拌した。次に、カニューレを介してリチウム化アルキンの溶液を移し、得られた混合物をAr下で-78℃にて30分間激しく撹拌した。この時間後、TLCは、出発物質のみを示した。従って、反応混合物を室温に温め、30分間撹拌した。この時間後、TLCは、新しい生成物の生成を示した。反応混合物をさらに90分間撹拌し、その時間後、TLCは、新しい生成物への出発物質のさらなる変換を示したが、経時的に2種類の不純物の濃度が上昇した。従って、反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液で不活性化した。得られた水層をジエチルエーテルで3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、455mgの僅かに黄色の油状物質を得て、カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、25gカラム、25mL/min)を介してさらに精製し、勾配移動相(0~3分、ヘキサン中0%EtOAc;3~10分、ヘキサン中0~33%EtOAc;10~13分、ヘキサン中33%EtOAc;13~20分、ヘキサン中33~100%EtOAc;20~25分、ヘキサン中100%EtOAc)で溶出して、49mgの出発アミド及び透明な油状物質(195mg、0.455mmol、61%収率)を得た。
C.1-(((4,4-ジフルオロイコス-5-イン-1-イル)オキシ)メチル)-4-メトキシ-ベンゼン(EJM-8-057)の合成
1-((4-メトキシベンジル)オキシ)イコス-5-イン-4-オン(970mg、2.26mmol、1.00eq)をDCE(2.26mL)中で溶解させ、撹拌バーとともにマイクロ波バイアルに添加した。得られた溶液をAr下で5分間激しく撹拌した。滴下によるジエチルアミノサルファトリフルオリド(0.900mL、6.79mmol、3.00eq)の添加後、続いてEtOHを1滴添加し、得られた反応チューブを密封し、60℃に温め、2.5時間激しく撹拌した。この時間後、重炭酸ナトリウム飽和水溶液を滴下して反応混合物を不活性化した。得られた水層をDCMで2回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、褐色の油状物質を得た。TLCは、幾分か生成物に変換され、出発物質が多く残っていることを示した。従って、1mL DCEのみを使用して、60℃で4時間撹拌して、粗製混合物を反応条件に再び供した。この時間後、重炭酸ナトリウム飽和水溶液を滴下して反応混合物を不活性化した。得られた水層をDCMで2回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させ、褐色の油状物質を得た。TLCは、産物へのより多くの変換及び幾分かの残留出発物質を示した。カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、30gカラム、35mL/min)を介してこの生成物を精製し、勾配移動相(0~2分、ヘキサン中0%EtOAc;2~15分、ヘキサン中0~10%EtOAc;15~20分、ヘキサン中10%EtOAc;20~25分、ヘキサン中10~100%EtOAc;25~30分、100%EtOAc)で溶出して、148mgの出発物質及び黄色油状物質(340mg、0.755mmol、33%収率)を得た。
D.4,4-ジフルオロイコサン-1-オール(EJM-8-058)の合成
1-(((4,4-ジフルオロイコス-5-イン-1-イル)オキシ)メチル)-4-メトキシ-ベンゼン(390mg、0.870mmol、1.00eq)を撹拌バーが入った50mLフラスコに添加した。酢酸エチル(4.5mL)及びエタノール(4.5mL)での希釈後、得られた溶液を室温にてAr下で激しく撹拌した。水酸化パラジウム炭素(20%wt.、60.8mg、0.090mmol、0.100eq)の添加後、得られた混合物をAr下で激しく撹拌した。次に混合物をハウスバキューム下で5分間脱気し、続いてArフラッシュを行った。この真空フラッシュサイクルをさらに2回反復し、その後、最後の1回で5分間、それを排気し、続いてH
2フラッシュを行った。得られた反応混合物をH
2バルーン下で一晩室温で激しく撹拌した。朝、反応混合物をセライトのプラグ上でろ過し、続いてこれをEtOAcで徹底的に洗浄した。溶媒を減圧下で蒸発させ、灰白色固体を得た。TLCは、出発物質から新しいより低いRfスポットへの約50%の変換のみを示した。従って、粗製物質を水酸化パラジウム炭素(20%wt.、121mg、0.180mmol、0.200eq)のより高い負荷量で反応条件に再び供し、得られた反応混合物を水素下で一晩、激しく撹拌した。翌朝、反応混合物をセライトのプラグ上でろ過し、続いてこれをEtOAcで徹底的に洗浄した。溶媒を減圧下で蒸発させ、白色固体を得た。TLCは、出発物質から単一のより低いRfスポットへのほぼ完全な変換を示した(PMAで染色)。カラムクロマトグラフィー(CombiFlash、10gカラム、35mL/min)を使用して粗製物質を精製し、勾配移動相(0~10分、DCM中0%MeOH;10~20分、DCM中0~20%MeOH)で溶出して、白色固体(203mg、0.607mmol、70%収率)を得た。
E.アンモニウム4,4-ジフルオロイコシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(EJM-8-060)を合成するための目的
4,4-ジフルオロイコシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートは、実施例1~3に記載の方法を使用してテノホビルを4,4-ジフルオロイコサン-1-オールとカップリングすることによって合成され得る。代表的な合成ワークフローを以下で説明する。テノホビル(125mg、0.440mmol、1.00eq)を撹拌バーが入った火力乾燥25mLフラスコに添加する。ピリジン(4.35mL)での希釈後、得られたスラリーを室温にてAr下で激しく撹拌する。4,4-ジフルオロイコサン-1-オール(204mg、0.610mmol、1.40eq)及び2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(395mg、1.31mmol、3.00eq)の添加後、得られた反応混合物を室温にてAr下で一晩激しく撹拌する。TLCが顕著な生成物形成を示す場合、反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液で不活性化し、得られた混合物を減圧下で蒸発させる。得られた固体を200mLの3:1 DCM対MeOHで希釈し、得られたスラリーをAr下で一晩室温にて激しく撹拌する。翌朝、内容物をろ過し、3:1 DCM対MeOHでろ液を徹底的に洗浄し、得られた母液を減圧下で蒸発させて、生成物を固体として得る。
実施例5.アンモニウム3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルオキシ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.2-(ヘキサデク-2-イン-1-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(MD-5-67)の合成
250mL3つ口丸底フラスコにおいて、2-(2-プロピニルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(2.0mL、14.2mmol、1.0eq)及び1,3-ジメチル-3,4,5,6-テトラヒドロ-2(1H)-ピリミジノン(5.1mL、42.8mmol、3.0eq)の混合物に無水THF(40mL)を添加し、-78℃に冷却した。30分後、20mL/hrの速度でシリンジポンプを介してn-ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、7.4mL、18.5mmol、1.3eq)を滴下により添加した。混合物を1時間撹拌し、次いで1-ブロモトリデカン(4.7mL、18.5mmol、1.3eq)を10分間にわたり滴下により添加した。反応物を室温まで温め、一晩撹拌した。21時間後、TLC分析は産物への完全な変換を示した。(R
f=0.43、7.5%EtOAc/ヘキサン、PMA染色)。塩化アンモニウム飽和溶液の添加によって反応混合物を不活性化し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、粗製油状物質を得た。シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、0~5%EtOAc/ヘキサンで溶出して、油状物質として生成物(3.5g、10.8mmol、76%)を得た。
B.ヘキサデク-2-イン-1-オール(MD-5-68)の合成
メタノール(20mL)中の2-(ヘキサデク-2-イン-1-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(2.5g、7.7mmol、1.0eq)の濁った溶液にp-トルエンスルホン酸(133.4mg、0.78mmol、0.1eq)を添加した。得られた均一な溶液を室温で一晩撹拌した。16時間後、TLC(7.5%EtOAc/ヘキサン、PMA染色)は、生成物への完全な変換を示した。反応混合物を減圧下で濃縮し、ヘキサン中で再び溶解させ、シリカゲル上に吸着させ、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、0~10%EtOAc/ヘキサンで溶出して、白色固体として生成物(1.6g、6.7mmol、86%)を得た。
C.ヘキサデク-15-イン-1-オール(MD-5-69)の合成
3つ口丸底フラスコにおいて、1,3-ジアミノプロパン(27.8mL、333.4mmol、50eq)中の水素化ナトリウム(鉱物油中60%分散液、2.1g、53.3mmol、8.0eq)の溶液を70℃で1時間加熱した。反応混合物を室温まで冷ました後、ヘキサデク-2-イン-1-オール(1.5g、6.6mmol、1.0eq)を固体として分割して添加し、懸濁液を55℃で一晩加熱した。17時間後、反応混合物を室温まで冷まし、水で不活性化し、pH=2まで3N HCl水で酸性化した。次に混合物をヘキサン(x3)で抽出し、Na
2SO
4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、褐色の油状物質を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、0~5%EtOAc/ヘキサンで溶出して、白色固体として生成物(1.0g、4.38mmol、65%収率)を得た。
D.16-ブロモヘキサデク-1-イン(MD-5-70)の合成
無水DCM(3mL)中のヘキサデク-15-イン-1-オール(500.0mg、2.1mmol)の溶液に四臭化炭素(1043.2mg、3.1mmol、1.5eq)及びトリフェニルホスフェン(825.1mg、3.1mmol、1.5eq)を添加した。得られた薄黄色溶液を室温で30分間撹拌し、TLC分析(7.5%EtOAc/ヘキサン、PMA染色)は、完全な変換を示した。反応混合物を減圧下で濃縮し、続いてヘキサンの添加を行い、その結果、固体の沈殿が生じた。固体をろ過により取り除き、ヘキサンですすいだ。ろ液を減圧下で濃縮して、半固形物を得て、高真空下で乾燥して白色固体を得た。
E.3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルオキシ)プロパン-1-オール(MD-5-71)の合成
0℃で無水DMF(3mL)中の1,3-ジヒドロキシプロパン(0.5mL、7.0mmol、4.5eq)の溶液に水素化ナトリウム(鉱物油中60%分散液、0.09g、2.3mmol、1.5eq)を数回に分けて添加し、室温で30分間撹拌した。これに16-ブロモヘキサデク-1-イン(0.5g、1.5mmol、1.0eq)を添加し、続いてヨードカリウム(0.2g、1.5mmol、1.0eq)を添加し、95℃で3時間加熱した。次に反応混合物を0℃に冷却し、氷冷水(15mL)をゆっくりと添加して不活性化し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を回収し、ブライン(2x15mL)で再洗浄した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、0~30%EtOAc/ヘキサンで溶出して、白色固体として生成物(0.16g、0.5mmol、35%収率)を得た。
F.アンモニウム3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルオキシ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-5-72)の合成
使用前に、真空オーブン下で55℃にて一晩、市販のテノホビルを乾燥させた。コンデンサーを備えた100mL 3つ口フラスコに3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルオキシ)プロパン-1-オール(155.0mg、0.522mmol、1.0eq)、テノホビル(150.15mg、0.522mmol、1.0eq)を入れ、無水DMF(2mL)中で懸濁し、トリエチルアミン(0.15mL、1.045mmol、2.0eq)を滴下により添加した。得られた均一な溶液に、N,N’-ジシクロヘキシルカルボジイミド(215.73mg、1.045mmol、2.0eq)及び4-ジメチルアミノピリジン(6.3mg、0.052mmol、0.1eq)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで95℃で一晩加熱した。17時間後、TLC分析は生成物を示した(10%NH
4OHを添加した30%MeOH/CH
2Cl
2)。混合物を室温まで冷まし、精製のためにシリカゲルクロマトグラフィー上に直接載せ、0~30%MeOH(10%NH
4OHを添加)/DCMで溶出して、白色固体として生成物を得た。固体を逆相C18クロマトグラフィー(CombiFlash)上での第2の精製に再び供し、5~100%MeOH/H
2Oで溶出して、70~90%の勾配で生成物を得た。生成物分画をプールし、濃縮し、10%NH
4OHを添加したメタノールと同時濃縮し(x3)、真空乾燥させ、白色固体として生成物(73.0mg、0.125mmol、24%収率)を得た。融点(MP)135℃-160.9℃。
1H NMR(399MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),4.37(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.22(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.92-3.81(m,3H),3.71(dd,J=12.7,9.4Hz,1H),3.50-3.45(m,1H),3.42(t,J=6.4Hz,2H),3.33(t,J=6.6Hz,2H),2.16-2.10(m,3H),1.77(p,J=5.5Hz,2H),1.51-1.44(m,4H),1.42-1.33(m,2H),1.33-1.24(m,18H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 156.2,152.3,150.5,144.1,119.2,85.0,76.6(d,J=12.9Hz),71.8,69.0,68.2,65.1(d,J=159.9Hz),62.8(d,J=5.5Hz),48.9,32.1(d,J=6.1Hz),30.5,30.4,30.4,30.4,30.3,29.9,29.5,29.4,27.0,18.9,16.7.
31P NMR(162MHz,CD
3OD)δ 15.45.HRMS(APCI)m/z C
28H
49N
5O
5P[M+H]
+に対する計算値:566.34658、実測値566.34623.LC-MS(ESI)85-95%MeOH/H
2O(0.1%HCO
2H)、5分、1.00mL/min、rt=2.56分、m/z=566.4[M+H]
+;LC-MS(ESI)80-95%MeOH/H
2O(0.1%HCO
2H)、5分、r=3.38分、m/z=566.4[M+H]
+.
実施例6.アンモニウムオクタデシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-105)の合成
不活性雰囲気下で無水DMF(2.3mL)中の乾燥テノホビル(200mg、0.696mmol、1.00eq)、DCC(287mg、1.39mmol、2.00eq)及び1-オクタデカノール(188mg、0.696mmol、1.00eq)の撹拌懸濁液にトリエチルアミン(194μL、1.39mmol、2.00eq)及びDMAP(8.51mg、0.0696mmol、10mol%)を添加した。反応混合物を室温で10分間撹拌し、次いで一晩105℃に加熱した。LC-MSにより生成物の形成を確認した後、反応混合物を水で不活性化し、室温で20分間撹拌し、すぐに順相カラムクロマトグラフィー(0~70%DCM:DCM/MeOH/NH
4OH(80:20:3))によって精製した。生成物分画を回収し、減圧下で濃縮し、逆相カラムクロマトグラフィー(0~85%H
2O:MeOH)によって精製した。生成物分画をもう一度回収し、減圧下で濃縮し、メタノール中7Nアンモニア(10mL)とともに室温で10分間撹拌し、真空下で乾燥させ、白色固体としてMD-1-105(132mg、35%収率)を得た。MP=154~184℃(Decomp.171℃で開始)。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.24(dd,J=14.5,6.7Hz,1H),3.91(pd,J=6.3,2.9Hz,1H),3.81-3.68(m,3H),3.48(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),1.56-1.44(m,2H),1.35-1.21(m,30H),1.16(d,J=6.3Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,150.9,144.2,119.6,76.9(d,J=12.8Hz),65.9(d,J=5.9Hz),65.6(d,J=160.3Hz),33.1,32.1(d,J=6.3Hz),30.8,30.7,30.7,30.7,30.5,26.9,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.4.HRMS(APCI)m/z C
27H
51N
5O
4P
+[M+H]
+に対する計算値:540.36732、実測値540.36763.HPLC H
2O中95%MeOH、10分、m/z=540.4(M+H)、t=2.440分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=540.4(M+H)、t=8.845分.
実施例7.アンモニウムペンタデシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-106)の合成
1-ペンタデカノール(159mg、0.696mmol、1.00eq)を使用してMD-1-105に対する次の一般的手順によりMD-1-106を合成した。精製によりMD-1-106を白色粉末として得た(124mg、36%収率)。MP=162~190℃(Decomp.179℃で開始)。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.5,3.1Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.90(pd,J=6.3,3.1Hz,1H),3.80-3.68(m,3H),3.47(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),1.55-1.44(m,2H),1.35-1.21(m,24H),1.16(d,J=6.3Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 157.1,153.3,150.9,144.3,119.5,76.9(d,J=12.9Hz),65.9(d,J=5.8Hz),65.5(d,J=159.7Hz),33.1,32.1(d,J=6.3Hz),30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,26.9,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.3.HRMS(APCI)m/z C
24H
45N
5O
4P
+[M+H]
+に対する計算値:498.32037、実測値498.32072.HPLC H
2O中95%MeOH、10分、m/z=498.2(M+H)、t=1.714分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=498.2(M+H)、t=5.635分.
実施例8.アンモニウム3-(ヘキサデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.3-(デキサデシルチオ)プロパン-1-オール(MD-1-121)の合成
DMF(33mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.13mL、13.1mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(1.96mL、13.1mmol、2.00eq)を添加し、室温で20分間溶液を撹拌した。1-ブロモヘキサデカン(2.00mL、6.55mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を1.5時間、60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(4x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~40%EtOAc)によって精製し、綿毛状の白色固体としてMD-1-121(1.85g、89%収率)を得た。
B.アンモニウム3-(ヘキサデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-123)の合成
3-(ヘキサデシルチオ)プロパン-1-オール(220mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-105に対する次の一般的手順によりMD-1-123を合成した。精製によって白色固体としてMD-1-123(136mg、33%収率)を得た。MP=160~184℃(Decomp.177℃で開始)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.95-3.78(m,3H),3.72(dd,J=12.7,9.5Hz,1H),3.47(dd,J=12.7,10.1Hz,1H),2.50(t,J=7.3Hz,2H),2.46-2.41(m,2H),1.82-1.69(m,2H),1.56-1.47(m,2H),1.39-1.21(m,26H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=6.9Hz,3H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 157.1,153.3,150.9,144.3,119.6,76.9(d,J=12.9Hz),65.5(d,J=160.0Hz),64.6(d,J=5.8Hz),33.1,32.8,32.2(d,J=6.4Hz),30.8,30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,30.4,29.9,29.2,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(162MHz,CD
3OD)δ 15.4. HRMS(NSI)m/z C
28H
53N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:586.35504、実測値586.35506.HPLC H
2O中95%MeOH、10分、m/z=586.2(M+H)、t=2.315分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=586.3(M+H)、t=8.697分.
実施例9.アンモニウム9-(デシルチオ)ノニル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.9-(デシルチオ)ノナン-1-オール(MD-1-120)の合成
DMF(34mL)中の1-デカンチオール(3.70mL、17.9mmol、2eq)のAr脱気溶液に、1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.68mL、17.9mmol、2eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。次にDMF(10mL)中の9-ブロモ-1-ノナノール(2.00g、8.96mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を1.5時間60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(4x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。粗製物質を冷ヘキサン(3x)で洗浄し、輝く白色固体としてMD-1-120(2.15g、76%収率)を得た。
B.アンモニウム9-(デシルチオ)ノニル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-122)の合成
9-(デシルチオ)ノナン-1-オール(220mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-105に対する次の一般的手順によりMD-1-122を合成した。精製によって白色固体としてMD-1-122(122mg、30%収率)を得た。MP=160~190℃(Decomp.176℃で開始)。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.5,3.1Hz,1H),4.24(dd,J=14.5,6.7Hz,1H),3.91(pd,J=6.2,3.0Hz,1H),3.80-3.68(m,3H),3.47(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.48(t,J=7.3Hz,2H),2.48(t,J=7.3Hz,2H),1.60-1.46(m,6H),1.42-1.22(m,24H),1.16(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 156.7,152.8,150.9,144.5,119.5,76.9(d,J=12.8Hz),65.9(d,J=5.9Hz),65.5(d,J=159.7Hz),33.1,32.9,32.1(d,J=6.3Hz),30.8,30.8,30.7,30.6,30.4,30.4,30.3,30.3,29.9,29.9,26.9,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.3.HRMS(APCI)m/z C
28H
51N
5O
4PS
-[M-H]
-に対する計算値:584.34049.実測値584.34077.HPLC H
2O中95%MeOH、10分、m/z=586.3(M+H)、t=1.459分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=586.3(M+H)、t=7.541分.
実施例10.アンモニウム3-((16-メトキシ-16-オキソヘキサデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.メチル16-((3-ヒドロキシプロピル)チオ)ヘキサデカノアート(MD-1-28)の合成
DMF(68mL)中の3-メルカプトプロパノール(2.35mL、27.2mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(4.07mL、27.2mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。次に、DMF(10mL)中の16-ブロモヘキサデカノアート(4.75g、13.6mmol、2.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を1.5時間60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(5xDMF体積)で希釈した。有機層を水(4x)及びブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~40%EtOAc)によって精製し、白色固体としてMD-1-28(4.29g、88%収率)を得た。
B.アンモニウム3-((16-メトキシ-16-オキソヘキサデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-124)の合成
メチル16-((3-ヒドロキシプロピル)チオ)ヘキサデカノアート(251mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-105に対する次の一般的手順によりMD-1-124を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-124(139mg、32%収率)を得た。MP=146~169℃(Decomp.163℃で開始)。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.93-3.80(m,3H),3.72(dd,J=12.8,9.5Hz,1H),3.65(s,3H),3.47(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.51(t,J=7.3Hz,2H),2.44(t,J=7.3Hz,2H),2.31(t,J=7.4Hz,2H),1.82-1.70(m,2H),1.60(p,J=7.2Hz,2H),1.52(p,J=7.3Hz,2H),1.37-1.25(m,22H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 176.1,157.0,153.2,150.9,144.3,119.6,76.9(d,J=12.8Hz),65.5(d,J=159.9Hz),64.6(d,J=5.7Hz),52.0,34.8,32.8,32.2(d,J=6.3Hz),30.8,30.7,30.7,30.7,30.7,30.6,30.4,30.2,29.9,29.2,26.0,16.8.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.3.HRMS(APCI)m/z C
29H
51N
5O
6PS
-[M-H]
-に対する計算値:628.33031.実測値628.33149.HPLC H
2O中85-95%MeOH、10分、m/z=630.3(M+H)、t=1.757分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=630.3(M+H)、t=4.839分.
実施例11.アンモニウム3-((11-(フェニルチオ)ウンデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.11-(フェニルチオ)ウンデカン-1-オール(MD-1-116)の合成
DMF(30mL)中のチオフェノール(1.62mL、15.9mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.38mL、15.9mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の11-ブロモ-1-ウンデカノール(2.00g、7.96mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を1.5時間、60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(4x)及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、薄黄色固体を得た。粗製生成物を冷ヘキサン(3x)で洗浄し、白色固体としてMD-1-116(1.95g、87%収率)を得た。
B.3-((11-(フェニルチオ)ウンデシル)チオ)プロパン-1-オール(MD-1-118)の合成
0℃にて不活性雰囲気下でDCM(9mL)中の11-(フェニルチオ)ウンデカン-1-オール(1.00g、3.57mmol 1.00eq)及びトリエチルアミン(745μL、5.35mmol、1.50eq)の溶液にメタンスルホニルクロリド(414μL、5.35mmol、1.50eq)を滴下により添加した。反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次いで室温まで30分間温めた。TLCにより完全な変換を確認したら、反応混合物をDCMで希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(2x)、NaHCO
3飽和水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、黄色油状物質として11-(フェニルチオ)ウンデシルメタンスルホナート(1.27g、>95%収率)を得て、これをさらに精製せずにすぐに使用した。
DMF(12mL)中の3-メルカプトプロパノール(612μL、7.08mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(1.06mL、7.08mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(5mL)中の11-(フェニルチオ)ウンデシルメタンスルホナートを滴下により添加し、反応混合物を1.5時間、60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈し、合わせた有機物をNH4Cl飽和水溶液(4x)及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、薄黄色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~40%EtOAc)によって精製し、生成物分画を回収し、濃縮し、冷ヘキサン(3x)で洗浄し、白色固体としてMD-1-118(2つの段階にわたり858mg、68%収率)を得た。
C.アンモニウム3-((11-(フェニルチオ)ウンデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-119)の合成
3-((11-(フェニルチオ)ウンデシル)チオ)プロパン-1-オール(247mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-105に対する次の一般的手順によりMD-1-119を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-119(111mg、25%収率)を得た。MP=146~173℃(Decomp.167℃で開始)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),7.33-7.23(m,4H),7.17-7.12(m,1H),4.38(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.94-3.79(m,3H),3.72(dd,J=12.7,9.4Hz,1H),3.47(dd,J=12.8,10.1Hz,1H),2.95-2.88(m,2H),2.50(t,J=7.3Hz,2H),2.46-2.41(m,2H),1.82-1.69(m,2H),1.65-1.56(m,2H),1.51(p,J=7.1Hz,2H),1.46-1.22(m,14H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 156.7,152.8,150.9,144.4,138.3,130.1,129.9,126.7,119.6,76.9(d,J=12.9Hz),65.4(d,J=159.6Hz),64.6(d,J=5.8Hz),34.3,32.8,32.2(d,J=6.2Hz),30.8,30.6,30.6,30.6,30.3,30.3,30.2,29.9,29.7,29.2,16.8.
31P NMR(162MHz,CD
3OD)δ 15.4.HRMS(APCI)m/z C
29H
45N
5O
4PS
2
-[M-H]
-に対する計算値:622.26561.実測値622.26573.HPLC H
2O中85-95%MeOH、10分、m/z=624.2(M+H)、t=1.866分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=624.2(M+H)、t=5.534分.
実施例12.アンモニウム3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.トリメチル(16-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)ヘキサデク-1-イン-1-イル)シラン(MD-1-154)の合成
-78℃にて不活性雰囲気下でTHF(28mL)中のトリメチルシリルアセチレン(6.88mL、49.7mmol、3.00eq)の溶液にn-BuLi(ヘキサン中2.5M、19.9mL、49.7mmol、3.00eq)を滴下により添加した。反応混合物を-78℃で15分間撹拌し、次に1時間、-40℃に温めた。THF中のHMPA(8.64mL、49.7mmol、3.00eq)及び2-(14-ブロモドデコキシ)テトラヒドロピラン(6.25g、16.6mmol、1.00eq)を-40℃で滴下により添加した。反応混合物を-40℃で1時間撹拌し、0℃に5時間温めた。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をNH
4Cl飽和水溶液で不活性化し、水層をEtOAc(3x)で抽出した。回収した有機物をNH
4Cl飽和水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、金褐色の油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~1%EtOAc)によって精製し、無色油状物質としてMD-1-154(5.72g、88%収率)を得た。
B.16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-オール(MD-1-158)の合成
不活性雰囲気下でMeOH(48mL)中のMD-1-154(5.72g、14.5mmol)の溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(276mg、1.45mmol、10mol%)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。TLCにより完全な変換を確認したら、反応混合物を減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色結晶性固体としてMD-1-158(3.09g、69%収率)を得た。
C.3-((16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-イル)チオ)プロパン-1-オール(MD-1-162)の合成
0℃にて不活性雰囲気下で無水DCM(20mL)中のMD-1-158(2.53g、8.14mmol、1.00eq)及びトリエチルアミン(1.70mL、12.2mmol、1.50eq)の溶液にメタンスルホニルクロリド(945μL、12.2mmol、1.50eq)を滴下により添加した。反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次いで室温まで30分間温めた。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をDCMで希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(2x)、NaHCO
3飽和水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、黄色油状物質として16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-イルメタンスルホナート(3.07g、>95%収率)を得て、これをさらに精製せずにすぐに使用した。
無水DMF(30mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.36mL、15.8mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.36mL、15.8mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の16-(トリメチルシリル)ヘキサデク-15-イン-1-イルメタンスルホナート(3.07g、7.89mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を2.5時間60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層をNH4Cl飽和水溶液(4x)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、黄色油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、無色油状物質としてMD-1-162(2.67g、88%収率)を得た。
D.3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルチオ)プロパン-1-オール(MD-1-165)の合成
無水THF(38mL)中のMD-1-162(2.21g、5.75mmol、1.00eq)の溶液にテトラブチルアンモニウムフルオリド(THF中1M、11.5mL、11.5mmol、2.00eq)を添加し、反応混合物を室温で45分間撹拌した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAcで希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、無色油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~20%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-165(1.56g、87%収率)を得た。
E.アンモニウム3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-182)の合成
不活性雰囲気下で無水NMP(2.3mL)中の乾燥テノホビル(200mg、0.696mmol、1.00eq)、DCC(287mg、1.39mmol、2.00eq)及び3-(ヘキサデク-15-イン-1-イルチオ)プロパン-1-オール(218mg、0.696mmol、1.00eq)の撹拌懸濁液にトリエチルアミン(194μL、1.39mmol、2.00eq)及びDMAP(8.51mg、0.0696mmol、10mol%)を添加した。反応混合物を室温で10分間撹拌し、次いで100℃に一晩加熱した。LC-MSにより生成物の形成を確認した後、反応混合物を水で不活性化し、室温で20分間撹拌し、すぐに順相カラムクロマトグラフィー(0~80%DCM:DCM/MeOH/NH
4OH(80:20:3))によって精製した。生成物分画を回収し、減圧下で濃縮して、薄橙色固体を得た。この固体をメタノール中のNH
4OH(1:1)の溶液中で吸収させ、逆相カラムクロマトグラフィー(0~85%H
2O:MeOH)によって精製した。生成物分画を回収し、減圧下で濃縮し、白色固体としてMD-1-182(206mg、51%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.22(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.24(dd,J=14.5,6.7Hz,1H),3.95-3.81(m,3H),3.73(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.49(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.51(t,J=7.3Hz,2H),2.47-2.42(m,2H),2.18-2.13(m,3H),1.82-1.71(m,2H),1.55-1.46(m,4H),1.43-1.25(m,20H),1.17(d,J=6.3Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.1,153.3,150.9,144.3,119.6,85.1,76.9(d,J=13.1Hz),69.3,65.5(d,J=160.0Hz),64.6(d,J=5.7Hz),32.8,32.2(d,J=6.3Hz),30.8,30.7,30.7,30.7,30.7,30.4,30.2,29.9,29.8,29.7,29.2,19.0,16.8.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.4.HRMS(NSI)m/z C
28H
49N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:582.3237、実測値582.3232.HPLC H
2O中85-95%MeOH、10分、m/z=582.2(M+H)、t=2.057分;H
2O中45-95%MeOH、10分、m/z=582.3(M+H)、t=6.502分.
実施例13.アンモニウム3-((12-フェニルドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.2-((12-フェニルドデク-11-イン-1-イル)オキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(MD-1-168)の合成
-78℃にて不活性雰囲気下でTHF(27mL)中のフェニルアセチレン(5.40mL、49.2mmol、3.00eq)の溶液にn-BuLi(ヘキサン中2.5M、19.7mL、49.2mmol、3.00eq)を滴下により添加した。反応混合物を-78℃で15分間撹拌し、次に1時間、-40℃に温めた。THF中のHMPA(8.56mL、49.2mmol、3.00eq)及び2-(10-ブロモデコキシ)テトラヒドロピラン(5.27g、16.4mmol、1.00eq)を-40℃で滴下により添加した。反応混合物を-40℃で1時間撹拌し、次に5時間0℃に温めた。TLCにより変換を確認した後、反応混合物をNH
4Cl飽和水溶液で不活性化し、水層をEtOAc(3x)で抽出した。回収した有機物をNH
4Cl飽和水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、金褐色の油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~1%EtOAc)によって精製し、薄黄色油状物質としてMD-1-168(4.96g、88%収率)を得た。
B.12-フェニルドデク-11-イン-1-オール(MD-1-170)の合成
不活性雰囲気下でMeOH(48mL)中のMD-1-168(4.96g、14.5mmol、1eq)の溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(276mg、1.45mmol、10mol%)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。TLCにより完全な変換を確認したら、反応混合物を減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、無色油状物質としてMD-1-170(3.03g、81%収率)を得た。
C.3-((12-フェニルドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロパン-1-オール(MD-1-174)の合成
0℃にて不活性雰囲気下で無水DCM(25mL)中のMD-1-170(2.61g、10.1mmol、1.00eq)及びトリエチルアミン(2.11mL、15.1mmol、1.50eq)の溶液にメタンスルホニルクロリド(1.17mL、15.1mmol、1.50eq)を滴下により添加した。反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次に30分間、室温まで温めた。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をDCMで希釈した。有機層をNaHCO
3飽和水溶液(2x)及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、黄色油状物質として12-フェニルドデク-11-イン-1-イルメタンスルホナート(3.29g、>95%収率)を得て、これをさらに精製せずにすぐに使用した。
無水DMF(40mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.69mL、19.5mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.92mL、19.5mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の12-フェニルドデク-11-イン-1-イルメタンスルホナート(3.29g、9.76mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を2時間、60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(4x)及びNH4Cl飽和水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、薄黄色油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色結晶性固体としてMD-1-174(3.09g、95%収率)を得た。
D.アンモニウム3-((12-フェニルドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-183)の合成
3-((12-フェニルドデク-11-イン-1-イル)チオ)プロパン-1-オール(232mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-182に対する次の一般的手順によりMD-1-183を合成した。精製により、蝋様の白色固体としてMD-1-183(235mg、56%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.21(s,1H),7.34-7.31(m,2H),7.29-7.23(m,3H),4.38(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.5,6.7Hz,1H),3.93-3.80(m,3H),3.72(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.48(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),2.50(t,J=7.3Hz,2H),2.46-2.42(m,2H),2.39(t,J=7.0Hz,2H),1.82-1.69(m,2H),1.62-1.55(m,2H),1.54-1.43(m,4H),1.38-1.25(m,10H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 156.7,152.8,150.9,144.4,132.4,129.3,128.5,125.6,119.6,90.9,81.6,76.9(d,J=13.0Hz),65.4(d,J=159.9Hz),64.6(d,J=5.7Hz),32.8,32.2(d,J=6.4Hz),30.8,30.6,30.6,30.3,30.2,29.9,29.9,29.9,29.2,20.0,16.8.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.4.HRMS(NSI)m/z C
30H
45N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:602.2924、実測値602.2918.HPLC H
2O中85-95%MeOH、10分、m/z=602.2(M+H)、t=2.022分;H
2O中60-95%MeOH、10分、m/z=602.2(M+H)、t=8.347分.
実施例14.アンモニウム3-((12-フェニルドデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.12-フェニルドデカン-1-オール(MD-1-175)の合成
不活性雰囲気下で無水MeOH(102mL)中のMD-1-170(2.65g、10.2mmol、1.00eq)の溶液にパラジウム炭素(10wt%、1.09g、10mol%)を添加した。ハウスバキューム下で系をパージした後、反応混合物を水素ガスのバルーンに供し、20時間撹拌した。TLCにより完全な変換を確認したら、セライトのパッドに通して反応混合物をろ過し、濃縮し、白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-175(2.18g、81%収率)を得た。
B.3-((12-フェニルドデシル)チオ)プロパン-1-オール(MD-1-181)の合成
0℃にて不活性雰囲気下で無水DCM(20mL)中のMD-1-175(2.09g、7.95mmol、1.00eq)及びトリエチルアミン(1.66mL、11.9mmol、1.50eq)の溶液にメタンスルホニルクロリド(924μL、11.9mmol、1.50eq)を滴下により添加した。反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次に30分間、室温まで温めた。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をDCMで希釈した。有機層をNaHCO
3飽和水溶液(2x)及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、黄色油状物質として12-フェニルドデシルメタンスルホナート(2.69g、>95%収率)を得て、これをさらに精製せずにすぐに使用した。
無水DMF(30mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.36mL、15.8mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.36mL、15.8mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の12-フェニルドデシルメタンスルホナート(2.69g、7.89mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を2.5時間60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(4x)及びNH4Cl飽和水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、薄黄色油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-181(2.37g、89%収率)を得た。
C.アンモニウム3-((12-フェニルドデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-184)の合成
3-((12-フェニルドデシル)チオ)プロパン-1-オール(234mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-182に対する次の一般的手順によりMD-1-184を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-184(263mg、62%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.21(s,1H),7.25-7.21(m,2H),7.17-7.10(m,3H),4.38(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.94-3.81(m,3H),3.72(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.48(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.61-2.56(m,2H),2.51(t,J=7.3Hz,2H),2.46-2.42(m,2H),1.83-1.70(m,2H),1.64-1.56(m,2H),1.51(p,J=7.3Hz,2H),1.37-1.24(m,16H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 155.3,151.3,149.5,143.1,142.6,128.0,127.8,125.2,118.2,75.5(d,J=12.8Hz),64.0(d,J=159.9Hz),63.2(d,J=5.6Hz),35.5,31.4,31.4,30.8(d,J=6.7Hz),29.4,29.3,29.2,29.0,28.9,28.5,27.8,15.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.4. HRMS(NSI)m/z C
30H
49N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:606.3237、実測値606.3230.HPLC H
2O中85-95%MeOH、10分、m/z=606.2(M+H)、t=3.206分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=606.2(M+H)、t=6.863分.
実施例15.アンモニウム3-(オクタデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.3-(オクタデシルチオ)プロパン-1-オール(MD-1-177)の合成
無水DMF(27mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.30mL、15.0mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.24mL、15.0mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(15mL)中の1-ブロモオクタデカン(2.5g、7.50mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を3時間60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(4x)及びNH
4Cl飽和水溶液で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~15%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-177(2.34g、90%収率)を得た。
B.アンモニウム3-(オクタデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-185)の合成
3-(オクタデシルチオ)プロパン-1-オール(240mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-182に対する次の一般的手順によりMD-1-185を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-185(269mg、61%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.94-3.81(m,3H),3.72(dd,J=12.8,9.5Hz,1H),3.48(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.51(t,J=7.3Hz,2H),2.47-2.42(m,2H),1.82-1.71(m,2H),1.56-1.48(m,2H),1.38-1.24(m,30H),1.16(d,J=6.3Hz,3H),0.89(t,J=7.3Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,150.9,144.2,119.6,76.9(d,J=13.0Hz),65.5(d,J=160.0Hz),64.6(d,J=5.6Hz),33.1,32.8,32.3(d,J=6.3Hz),30.8,30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,30.4,29.9,29.2,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.4. HRMS(NSI)m/z C
30H
57N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:614.3863、実測値614.3862.HPLC H
2O中95%MeOH、10分、m/z=614.3(M+H)、t=2.054分;H
2O中85-95%MeOH、10分、m/z=614.3(M+H)、t=6.976分.
実施例16.アンモニウム3-(イコシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.3-(イコシルチオ)プロパン-1-オール(MD-1-179)の合成
無水DMF(25mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.19mL、13.8mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.07mL、13.8mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の1-ブロモイコサン(2.5g、7.89mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を4時間65℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(4x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-179(2.12g、82%収率)を得た。
B.アンモニウム3-(イコシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-186)の合成
3-(イコシルチオ)プロパン-1-オール(260mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-182に対する次の一般的手順によりMD-1-186を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-186(274mg、60%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.5,6.7Hz,1H),3.93-3.80(m,3H),3.71(dd,J=12.7,9.4Hz,1H),3.47(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),2.51(t,J=7.3Hz,2H),2.46-2.42(m,2H),1.82-1.70(m,2H),1.52(tt,J=7.6,6.4Hz,2H),1.39-1.24(m,34H),1.16(d,J=6.3Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,151.0,144.2,119.6,76.9(d,J=13.0Hz),65.5(d,J=159.9Hz),64.6(d,J=5.7Hz),33.1,32.8,32.3(d,J=6.4Hz),30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,30.4,29.9,29.2,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.3.HRMS(NSI)m/z C
32H
61N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:642.4176、実測値642.4177.HPLC H
2O中95%MeOH、10分、m/z=642.4(M+H)、t=3.178分;H
2O中85-95%MeOH、15分、m/z=642.4(M+H)、t=11.720分.
実施例17.アンモニウム3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.トリメチル(14-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)テトラデク-1-イン-1-イル)シラン(MD-1-155)の合成
-78℃にて不活性雰囲気下でTHF(28mL)中のトリメチルシリルアセチレン(7.08mL、51.1mmol、3.00eq)の溶液にn-BuLi(ヘキサン中2.5M、20.5mL、51.1mmol、3.00eq)を滴下により添加した。反応混合物を-78℃で15分間撹拌し、次に1時間、-40℃に温めた。THF中のHMPA(8.90mL、51.1mmol、3.00eq)及び2-(12-ブロモドデコキシ)テトラヒドロピラン(5.96g、17.0mmol、1.00eq)を-40℃で滴下により添加した。反応混合物を-40℃で1時間撹拌し、次に5時間0℃に温めた。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をNH
4Cl飽和水溶液で不活性化し、水層をEtOAc(3x)で抽出した。回収した有機物をNH
4Cl飽和水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、金褐色の油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~1%EtOAc)によって精製し、無色油状物質としてMD-1-155(5.49g、88%収率)を得た。
B.14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-オール(MD-1-157)の合成
不活性雰囲気下でMeOH(50mL)中のMD-1-155(5.49g、15.0mmol、1eq)の溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(285mg、1.50mmol、10mol%)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。TLCにより完全な変換を確認したら、反応混合物を減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、無色油状物質としてMD-1-157(3.03g、72%収率)を得た。
C.3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)プロパン-1-オール(MD-1-160)の合成
0℃にて不活性雰囲気下で無水DCM(18mL)中のMD-1-157(2.06g、7.29mmol、1.00eq)及びトリエチルアミン(1.52mL、10.9mmol、1.50eq)の溶液にメタンスルホニルクロリド(846μL、10.9mmol、1.50eq)を滴下により添加した。反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次に室温まで30分間温めた。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をDCMで希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(2x)、NaHCO
3飽和水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、黄色油状物質として14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イルメタンスルホナート(2.60g、>95%収率)を得て、これをさらに精製せずにすぐに使用した。
無水DMF(26mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.24mL、14.4mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.15mL、14.4mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イルメタンスルホナート(2.60g、7.20mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を2.5時間60℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層をNH4Cl飽和水溶液(4x)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、黄色油状物質を得た。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、無色油状物質としてMD-1-160(2.22g、86%収率)を得た。
D.アンモニウム3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-187)の合成
不活性雰囲気下で無水NMP(2.3mL)中の乾燥テノホビル(200mg、0.696mmol、1.00eq)、DCC(287mg、1.39mmol、2.00eq)及び3-((14-(トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)チオ)プロパン-1-オール(248mg、0.696mmol、1.00eq)の撹拌懸濁液にトリエチルアミン(194μL、1.39mmol、2.00eq)及びDMAP(8.51mg、0.0696mmol、10mol%)を添加した。反応混合物を室温で10分間撹拌し、次いで100℃に一晩加熱した。LC-MSにより生成物の形成を確認した後、反応混合物を水で不活性化し、室温で20分間撹拌し、すぐに順相カラムクロマトグラフィー(0~80%DCM:MeOH)によって精製した。生成物分画を回収し、減圧下で濃縮して、薄橙色固体を得た。固体を水中の80%MeOH溶液中で吸収させ、リン酸ジアンモニウム(460mg、3.48mmol、5.00eq)を添加した。混合物を20分間撹拌し、すぐに逆相カラムクロマトグラフィー(0~85%H
2O:MeOH)によって精製した。生成物分画を回収し、減圧下で濃縮し、白色固体としてMD-1-187(226mg、52%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.34(s,1H),8.22(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.24(dd,J=14.5,6.8Hz,1H),3.94-3.80(m,3H),3.73(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.48(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),2.50(t,J=7.3Hz,2H),2.46-2.42(m,2H),2.20(t,J=7.0Hz,2H),1.81-1.70(m,2H),1.54-1.45(m,4H),1.42-1.24(m,16H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.11(s,9H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 156.5,152.4,150.8,144.6,119.5,108.7,84.8,76.9(d,J=12.8Hz),65.4(d,J=160.3Hz),64.6(d,J=5.8Hz),32.8,32.2(d,J=6.4Hz),30.8,30.7,30.7,30.7,30.6,30.4,30.1,29.9,29.8,29.7,29.18,20.4,16.8,0.3.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.5. HRMS(APCI)m/z C
29H
51N
5O
4PSSi
-[M-H]
-に対する計算値:624.3174、実測値624.3178.HPLC H
2O中95%MeOH、10分、m/z=626.3(M+H)、t=2.716分;H
2O中75-95%MeOH、10分、m/z=626.3(M+H)、t=7.843分.
実施例18.アンモニウム3-(ドデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.3-(ドデシルチオ)プロパン-1-オール(MD-1-192)の合成
無水DMF(42mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.46mL、16.9mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.52mL、16.9mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。1-ヨードドデカン(2.08mL、8.44mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を3時間65℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(2x)、NH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~15%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-192(1.92g、87%収率)を得た。
B.アンモニウム3-(ドデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-217)の合成
3-(ドデシルチオ)プロパン-1-オール(181mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-182に対する次の一般的手順によりMD-1-217を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-217(232mg、61%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),3.95-3.81(m,3H),3.72(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.48(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.51(t,J=7.3Hz,2H),2.44(t,J=7.3Hz,2H),1.82-1.71(m,2H),1.52(p,J=7.2Hz,2H),1.38-1.23(m,18H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 156.6,152.5,150.8,144.5,119.6,76.9(d,J=12.9Hz),65.4(d,J=160.0Hz),64.6(d,J=5.6Hz),33.1,32.8,32.2(d,J=6.2Hz),30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,30.4,29.9,29.2,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.4.HRMS(NSI)m/z C
24H
45N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:530.2924、実測値530.2916.
実施例19.アンモニウム3-(テトラデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.3-(テトラデシルチオ)プロパン-1-オール(MD-1-193)の合成
無水DMF(45mL)中の3-メルカプトプロパノール(1.56mL、18.0mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.70mL、18.0mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。1-ブロモテトラデカン(2.68mL、9.02mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を3時間65℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(2x)及びNH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~15%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-193(2.57g、>95%収率)を得た。
B.アンモニウム3-(テトラデシルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-218)の合成
3-テトラデシルスルファニルプロパン-1-オール(201mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-182に対する次の一般的手順によりMD-1-218を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-218(216mg、54%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),3.94-3.81(m,3H),3.73(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.49(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.51(t,J=7.2Hz,2H),2.44(t,J=7.3Hz,2H),1.82-1.71(m,2H),1.52(p,J=7.2Hz,2H),1.39-1.23(m,22H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 156.5,152.4,150.8,144.5,119.6,76.9(d,J=12.9Hz),65.4(d,J=160.1Hz),64.6(d,J=5.6Hz),33.1,32.8,32.2(d,J=6.2Hz),30.8,30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,30.4,29.9,29.2,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.5.HRMS(NSI)m/z C
26H
49N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:558.3237、実測値558.3231.
実施例20.アンモニウム6-(トリデシルチオ)ヘキシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.6-(トリデシルチオ)ヘキサン-1-オール(MD-1-194)の合成
無水DMF(45mL)中の6-メルカプトヘキサノール(2.08mL、15.2mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.27mL、15.2mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。1-ブロモトリデカン(1.94mL、7.60mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を3時間65℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(2x)及びNH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~15%EtOAc)によって精製し、白色固体としてMD-1-194(2.19g、91%収率)を得た。
B.アンモニウム6-(トリデシルチオ)ヘキシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-219)の合成
6-(トリデシルチオ)ヘキサン-1-オール(220mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-182に対する次の一般的手順によりMD-1-219を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-219(258mg、62%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),3.90(pd,J=6.3,3.1Hz,1H),3.79-3.68(m,3H),3.46(dd,J=12.7,10.1Hz,1H),2.49-2.44(m,4H),1.58-1.46(m,6H),1.40-1.24(m,24H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.1,153.3,150.9,144.3,119.6,76.9(d,J=12.8Hz),65.8(d,J=6.0Hz),65.5(d,J=159.8Hz),33.1,32.9,32.8,32.0(d,J=6.2Hz),30.8,30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,30.3,29.9,29.6,26.5,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.4.HRMS(APCI)m/z C
28H
51N
5O
4PS
-[M-H]
-に対する計算値:584.3405、実測値584.3408.
実施例21.アンモニウム12-(ヘプチルチオ)ドデシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-220)の合成
A.12-(ヘプチルチオ)ドデカン-1-オール(MD-1-195)の合成
無水DMF(32mL)中の1-ヘプタンチオール(2.66mL、17.0mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.54mL、17.0mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の12-ブロモ-1-ドデカノール(2.25g、8.48mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を3時間65℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(2x)及びNH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-195(2.36g、88%収率)を得た。
B.アンモニウム12-(ヘプチルチオ)ドデシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-220)の合成
不活性雰囲気下で無水NMP(2.3mL)中の乾燥テノホビル(200mg、0.696mmol、1.00eq)、DCC(287mg、1.39mmol、2.00eq)及び12-(ヘプチルチオ)ドデカン-1-オール(220mg、0.696mmol、1.00eq)の撹拌懸濁液にTEA(194μL、1.39mmol、2.00eq)及びDMAP(8.51mg、0.0696mmol、10mol%)を添加した。反応混合物を室温で10分間撹拌し、次いで100℃に一晩加熱した。LC-MSにより生成物の形成を確認した後、反応混合物を水で不活性化し、室温で20分間撹拌し、すぐに順相カラムクロマトグラフィー(0~80%DCM:DCM/MeOH/NH
4OH(80:20:3))によって精製した。生成物分画を回収し、減圧下で濃縮して、薄橙色固体を得た。固体をMeOH中のDCM:7N NH
3(1:1、10mL)の溶液中で吸収させ、室温で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、逆相カラムクロマトグラフィー(0~90%H
2O:MeOH)によって精製した。生成物分画を回収し、減圧下で濃縮し、白色固体としてMD-1-220(291mg、69%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),4.37(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.89(pd,J=6.3,3.1Hz,1H),3.79-3.67(m,3H),3.46(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),2.51-2.47(m,2H),2.52-2.46(m,2H),1.60-1.51(m,4H),1.53-1.44(m,2H),1.42-1.35(m,4H),1.35-1.21(m,20H),1.16(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,150.9,144.2,119.6,76.9(d,J=12.7Hz),65.9(d,J=5.8Hz),65.6(d,J=159.8Hz),33.0,32.9,32.1(d,J=6.4Hz),30.8,30.8,30.7,30.7,30.7,30.5,30.3,30.0,29.9,29.9,26.9,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.2.HRMS(NSI)m/z C
28H
53N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:586.3550、実測値586.3542.
実施例22.アンモニウム15-(ブチルチオ)ペンタデシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.15-(ブチルチオ)ペンタデカン-1-オール(MD-1-198)の合成
無水DMF(31mL)中の1-ブタンチオール(1.74mL、16.3mmol、2.00eq)のAr脱気溶液に1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク-7-エン(2.43mL、16.3mmol、2.00eq)を添加し、溶液を室温で20分間撹拌した。DMF(10mL)中の15-ブロモ-1-ペンタデカノール(2.5g、8.14mmol、1.00eq)を滴下により添加し、反応混合物を3時間65℃に加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(10xDMF体積)で希釈した。有機層を水(2x)及びNH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-198(2.31g、90%収率)を得た。
B.アンモニウム15-(ブチルチオ)ペンタデシル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-221)の合成
15-(ブチルチオ)ペンタデカン-1-オール(220mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-220に対する次の一般的手順によりMD-1-221を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-221(211mg、50%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),4.37(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.89(pd,J=6.3,3.0Hz,1H),3.79-3.67(m,3H),3.46(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),2.50(t,J=7.2Hz,2H),2.49(t,J=7.3Hz,2H),1.59-1.52(m,4H),1.53-1.44(m,2H),1.45-1.36(m,4H),1.33-1.21(m,20H),1.16(d,J=6.2Hz,3H),0.92(t,J=7.4Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,150.9,144.2,119.6,76.9(d,J=12.8Hz),65.9(d,J=5.8Hz),65.6(d,J=160.1Hz),33.0,32.9,32.6,32.1(d,J=6.3Hz),30.8,30.8,30.8,30.7,30.7,30.7,30.7,30.5,30.3,29.9,26.9,23.0,16.8,14.0.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.2.HRMS(NSI)m/z C
28H
53N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:586.3550、実測値586.3546.
実施例23.アンモニウム2-(ヘプタデシルチオ)エチル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.(ヘプタデシルチオ)エタン-1-オール(MD-1-212)の合成
DMF(39mL)中の1-ブロモヘプタデカン(2.50g、7.82mmol、1.00eq)のAr脱気溶液に炭酸セシウム(5.10g、15.7mmol、2.00eq)を添加した。2-メルカプトエタノール(1.10mL、15.7mmol、2.00eq)を懸濁液に滴下により添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(500mL)で希釈した。有機層をH
2O(2x)及びNH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~10%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-212(2.29g、92%収率)を得た。
B.アンモニウム2-(ヘプタデシルチオ)エチル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-222)の合成
(ヘプタデシルチオ)エタン-1-オール(220mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-220に対する次の一般的手順によりMD-1-222を合成し、精製によって、白色固体としてMD-1-222(231mg、55%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=14.5,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.94-3.84(m,3H),3.72(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.49(dd,J=12.8,10.1Hz,1H),2.62(hept,J=7.0Hz,2H),2.48(t,J=7.3Hz,2H),1.50(p,J=7.2Hz,2H),1.36-1.23(m,28H),1.16(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,151.0,144.2,119.6,77.0(d,J=12.9Hz),65.6(d,J=160.3Hz),65.5(d,J=5.9Hz),33.5(d,J=6.3Hz),33.2,33.1,31.0,30.8,30.8,30.8,30.7,30.7,30.5,30.4,29.9,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.2.HRMS(NSI)m/z C
28H
53N
5O
4PS
+[M+H]
+に対する計算値:586.3550、実測値586.3541.
実施例24.アンモニウム3-((11-フェノキシウンデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.((11-ブロモウンデシル)オキシ)ベンゼン(MD-1-211)の合成
0℃で不活性雰囲気下のTHF(24mL)中の11-ブロモ-1-ウンデカノール(3.00g、11.9mmol、1.00eq)、フェノール(1.12g、11.9mmol、1.00eq)及びトリフェニルホスフィン(3.13g、11.9mmol、1.00eq)の溶液にDIAD(2.59mL、13.1mmol、1.10eq)を滴下により添加した。反応混合物を室温まで温め、一晩撹拌した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物を濃縮し、すぐにカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~1%EtOAc)によって精製し、無色油状物質としてMD-1-211(2.75g、70%収率)を得た。
B.3-((11-フェノキシウンデシル)チオ)プロパン-1-オール(MD-1-213)の合成
DMF(21mL)中の((11-ブロモウンデシル)オキシ)ベンゼン(2.75g、8.40mmol、1.00eq)のAr脱気溶液に炭酸セシウム(5.47g、16.8mmol、2.00eq)を添加した。3-メルカプトプロパノール(1.45mL、16.8mmol、2.00eq)を懸濁液に滴下により添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物をEtOAc(500mL)で希釈した。有機層をH
2O(2x)及びNH
4Cl飽和水溶液(2x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、灰白色固体を得た。固体をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~15%EtOAc)によって精製し、白色粉末としてMD-1-213(2.54g、89%収率)を得た。
C.アンモニウム3-((11-フェノキシウンデシル)チオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(MD-1-223)の合成
3-((11-フェノキシウンデシル)チオ)プロパン-1-オール(236mg、0.696mmol、1.00eq)を使用して、MD-1-220に対する次の一般的手順によりMD-1-223を合成した。精製によって、白色固体としてMD-1-223(309mg、71%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),7.26-7.21(m,2H),6.90-6.85(m,3H),4.37(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.95(t,J=6.4Hz,2H),3.92-3.80(m,3H),3.71(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.47(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),2.50(t,J=7.3Hz,2H),2.44(t,J=7.3Hz,2H),1.81-1.70(m,4H),1.54-1.44(m,4H),1.39-1.26(m,12H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 160.6,157.2,153.4,150.9,144.2,130.4,121.5,119.6,115.5,76.9(d,J=13.0Hz),68.9,65.5(d,J=159.9Hz),64.6(d,J=5.7Hz),32.8,32.2(d,J=6.3Hz),30.8,30.7,30.7,30.6,30.5,30.4,30.4,29.9,29.2,27.2,16.8.
31P NMR(243MHz,CD
3OD)δ 15.3.HRMS(NSI)m/z C
29H
47N
5O
5PS
+[M+H]
+に対する計算値:608.3030、実測値608.3022.
実施例25.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(18-トリメチルシリルオクタデク-17-イノキシ)ホスフィナートの合成
A.2-オクタデク-2-イノキシテトラヒドロピラン(NP-PD-023)の合成
撹拌バーを備えたオーブン乾燥250mLフラスコに2-(2-プロピニルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(5.02mL、35.7mmol、1.00eq)、ヘキサメチルホスホラミド(21.7mL、125mmol、3.50eq)及びTHF(100mL)を添加した。反応混合物を-78℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。オーブン乾燥した圧力均等滴下漏斗によって15分間にわたりn-ブチルリチウム(THF中2.00M、23.2mL、46.4mmol、1.30eq)を滴下により添加し、反応物をおよそ1時間-78℃で激しく撹拌した。その後、1-ブロモペンタデカン(13.4mL、46.4mmol、1.30eq)を滴下により10分間にわたり圧力均等滴下漏斗によってゆっくりと添加し、その後、Ar下で激しく撹拌しながら、得られた反応混合物を一晩室温まで温めた。翌日、TLCは、出発アルキン全てが消費されたことを示した。反応混合物を塩化アンモニウムの飽和溶液で不活性化し、次いでEtOAcに3回抽出した。次に有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。カラムクロマトグラフィー(2%~10%EtOAc/ヘキサン)による得られた粗製物質のその後の精製によって、透明な油状物質(7.86g、22.4mmol、63%収率)が得られた。
B.オクタデク-2-イン-1-オール(NP-PD-026)の合成
撹拌バーを備えた100mLフラスコにメタノール(100mL)中の2-オクタデク-2-イノキシテトラヒドロピラン(7.86g、22.4mmol、1.00eq)の溶液を添加した。この溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(427mg、2.24mmol、0.10eq)を添加し、反応混合物を室温で3時間激しく撹拌した。TLCは、出発物質の完全な消費を確認した。反応混合物をその後、真空濃縮し、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(2%~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(3.18g、11.9mmol、53%)を得た。
C.ククタデク(cctadec)-17-イン-1-オール(NP-PD-028)の合成
雰囲気Ar下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥250mLフラスコに水素化ナトリウム(鉱物油中60%、3.82g、95.5mmol、8.00eq)を添加した。1,3-ジアミノプロパン(40.0mL)での希釈後、70℃に予め加熱した油浴にフラスコを入れた。この温度で1時間撹拌した後、反応混合物を55℃に冷却した。その後、オクタデク-2-イン-1-オール(3.18g、11.9mmol、1.00eq)を1,3-ジアミノプロパン(10.0mL)中で溶解させ、この温度で反応混合物に滴下によりゆっくりと添加した。次に反応混合物を一晩激しく撹拌した。翌朝、反応物を0℃に冷却し、水で不活性化し、1N HCl水溶液でpH2まで酸性化した。次に、得られた水相をヘキサンで3回抽出した。次に合わせた有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。次に、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(1.91g、7.17mmol、60%)を得た。
D.18-トリメチルシリルオクタデク-17-イン-1-オール(NP-PD-049)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにオクタデク-17-イン-1-オール(200mg、0.751mmol、1.00eq)、ヘキサメチルホスホラミド(0.392mL、2.25mmol、3.00eq)及びTHF(3.00mL)を添加した。フラスコをその後0℃に冷却し、その後、n-BuLi(THF中2.30M、0.979mL、2.25mmol、3.00eq)をゆっくりと滴下により添加した。次に反応を室温に温め、2時間激しく撹拌させ続け、その後、トリメチルシリルクロリド(0.476mL、3.75mmol、5.00eq)を反応混合物に滴下により添加した。室温でさらに2時間後、塩化アンモニウム飽和液で反応を不活性化し、EtOAcに3回抽出した。有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(100%ヘキサン~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(160mg、0.473mmol、63%)を得た。
E.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(18-トリメチルシリルオクタデク-17-イノキシ)ホスフィナート(NP-PD-042)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(100mg、0.348mmol、1.00eq)及びピリジン(2.00mL)を添加した。これに続いて18-トリメチルシリルオクタデク-17-イン-1-オール(177mg、0.522mmol、1.50eq)及び2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(316mg、1.05mmol、3.00eq)を添加した。反応を室温にて48時間、Ar下で激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度、真空濃縮した。次に得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、カラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)によって精製し、白色固体(51.0mg、0.0816mmol、24%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=14.4,2.8Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),3.93-3.86(m,1H),3.76-3.68(m,3H),3.46(dd,J=12.5,10.3Hz,1H),2.20(t,J=6.9Hz,2H),1.52-1.44(m,4H),1.43-1.37(m,2H),1.34-1.20(m,22H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.11(s,9H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 157.0,153.2,150.9,144.2,119.5,108.7,84.8,76.9(d,J
CP=13.1Hz),65.9(d,J
CP=6.2Hz),65.5(d,J
CP=160.2Hz),32.1(d,J
CP=6.4Hz),30.8(2C),30.7(2C),30.5,30.1,29.7(2C),26.9,20.4,16.8,0.3.
31P NMR(121MHz,CD
3OD)δ 15.27.HRMS(ESI)m/z C
30H
55N
5O
4PSi[M+H]
+に対する計算値、608.37554 実測値、608.37562.LCMS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中95%ISO MeOH、9分、rt=3.838、m/z=608.4[M+H]
+、606.3[M-H]
-;H
2O(0.1%HCO
2H)中85-95%MeOH、10分、rt=6.163、m/z=608.4[M+H]
+、606.4[M-H]
-.
実施例26.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(18-トリメチルシリルオクタデコキシ)ホスフィナートの合成
A.18-トリメチルシリルオクタデカン-1-オール(NP-PD-050)の合成
撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコに18-トリメチルシリルオクタデク-17-イン-1-オール(297mg、0.877mmol、1.00eq)及びEtOH(6.00mL)を添加し、密封した水素バルーンを取り付けた。その後、溶液をおよそ10分間、ハウスバキューム下で脱気し、次いで反応フラスコをArでパージした。このサイクルをさらに2回反復し、その後、パラジウム炭素の触媒量(10%wt、93.3mg、0.0877mmol、0.10eq)を添加した。もう一度、反応フラスコを真空下に置き、その後、取り付けた水素バルーンからの水素で最後のパージを行った。反応物をその後、室温で18時間、水素雰囲気下で激しく撹拌させた。この時間後、不均一な反応混合物をセライトのベッド上でろ過し、ろ液を回収し、真空濃縮した。得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(276mg、0.805mmol、92%)を得た。
B.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(18-トリメチルシリルオクタデコキシ)ホスフィナート(NP-PD-051)の合成
撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにAr雰囲気下でテノホビル(150mg、0.522mmol、1.00eq)及びピリジン(2.00mL)を添加した。これに続いて、18-トリメチルシリルオクタデカン-1-オール(268mg、0.783mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(475mg、1.57mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度、真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、カラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)によって精製し、白色固体(87.0mg、0.142mmol、27%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.21(s,1H),4.38(dd,J=14.4,2.8Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.9Hz,1H),3.93-3.86(m,1H),3.77-3.69(m,3H),3.47(dd,J=12.6,10.2Hz,1H),1.51-1.45(m,2H),1.31-1.23(m,30H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.51-0.47(m,2H),-0.03(s,9H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 156.7,152.8,150.8,144.3,119.5,77.0(d,J
CP=13.2Hz),65.9(d,J
CP=6.3Hz),65.5(d,J
CP=159.6Hz),34.7,32.1(d,J
CP=6.3Hz),30.8(2C),30.7,30.5(2C),26.9,25.1,17.6,16.9,-1.4.
31P NMR(121MHz,CD
3OD)δ 15.27.HRMS(APCI)m/z C
30H
59N
5O
4PSi[M+H]
+に対する計算値、612.40684 実測値、612.40676.LCMS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中95%ISO MeOH、7分、rt=5.087、m/z=612.5[M+H]
+、610.4[M-H]
-.
実施例27.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(20,20,20-トリフルオロイコス-18-イノキシ)ホスフィナートの合成
A.2-ノナデク-2-イノキシテトラヒドロピラン(NP-PD-092)の合成
撹拌バーを備えたオーブン乾燥250mLフラスコに2-(2-プロピニルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(2.01mL、14.3mmol、1.00eq)、ヘキサメチルホスホラミド(8.69mL、49.9mmol、3.50eq)及びTHF(50.0mL)を添加した。反応混合物を-78℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。オーブン乾燥圧力均等滴下漏斗によってn-ブチルリチウム(THF中2.00M、9.27mL、18.6mmol、1.30eq)を滴下により15分間にわたり添加し、反応物をおよそ1時間、-78℃で激しく撹拌した。その後、圧力均等滴下漏斗によってヘキサデシルブロミド(5.67mL、18.6mmol、1.30eq)を滴下によりゆっくりと10分間にわたり添加し、その後、Ar下で激しく撹拌しながら、得られた反応混合物を室温まで一晩温めた。翌日、TLCは、出発アルキン全てが消費されたことを示した。反応混合物を塩化アンモニウム飽和溶液で不活性化し、次いでEtOAcに3回抽出した。次に、有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。カラムクロマトグラフィー(2%~10%EtOAc/ヘキサン)による、得られた粗製物質のその後の精製によって、透明な油状物質(3.89g、10.7mmol、75%)が得られた。
B.ノナデク-2-イン-1-オール(NP-PD-094)の合成
撹拌バーを備えた100mLフラスコにメタノール(40.0mL)中の2-ノナデク-2-イノキシテトラヒドロピラン(3.88g、10.6mmol、1.00eq)の溶液を添加した。この溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(183mg、1.06mmol、0.10eq)を添加し、反応混合物を室温で3時間激しく撹拌した。TLCは、出発物質の完全な消費を確認した。その後、反応混合物を真空濃縮し、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(2%~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(2.24g、7.99mmol、75%)を得た。
C.ノナデク-18-イン-1-オール(NP-PD-095)の合成
雰囲気Ar下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥250mLフラスコに水素化ナトリウム(鉱物油中60%、2.56g、63.9mmol、8.00eq)を添加した。1,3-ジアミノプロパン(20.0mL)での希釈後、フラスコを70℃に予め加熱した油浴に入れた。この温度で1時間の撹拌後、反応混合物を55℃に冷却した。その後、ノナデク-2-イン-1-オール(2.24g、7.99mmol、1.00eq)を1,3-ジアミノプロパン(13.0mL)中で溶解させ、この温度で滴下によりゆっくりと反応混合物に添加した。次に反応混合物を一晩激しく撹拌させた。翌朝、反応物を0℃に冷却し、水で不活性化し、1N HCl水溶液でpH2まで酸性化した。次に、得られた水相をヘキサンで3回抽出した。次に合わせた有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。次に、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(1.24g、4.42mmol、55%)を得た。
D.1-メトキシ-4-(ノナデク-18-イノキシメチル)ベンゼン(NP-PD-096)の合成
0℃にてAr雰囲気下で、撹拌バーを備えた100mLオーブン乾燥フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、481mg、12.0mmol、2.50eq)をDMF(20.0mL)中のノナデク-18-イン-1-オール(1.35g、4.81mmol、1.00eq)の溶液に添加した。反応混合物を室温に温め、およそ40分後、p-メトキシベンジルクロリド(0.980mL、7.22mmol、1.50eq)を反応混合物に室温で滴下により添加した。反応物を50℃に加熱し、Ar下で一晩激しく撹拌した。翌日、反応混合物を室温まで冷却し、塩化アンモニウムの飽和溶液で不活性化し、EtOAcに3回抽出した。有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。次に、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(1.45g、3.62mmol、75%)を得た。
D.1-メトキシ-4-(20,20,20-トリフルオロイコス-18-イノキシメチル)ベンゼン(NP-PD-098)の合成
大気の雰囲気下(バルーン)で撹拌バーを備えたオーブン乾燥50mLフラスコにDMF(10.0mL)中のヨウ化銅(I)(610mg、3.20mmol、1.50eq)、K
2CO
3(885mg、6.40mmol、3.00eq)及びN,N,N’,N’-テトラメチルエチレンジアミン(0.483mL、3.20mmol、1.50eq)を入れた。得られた青色の混合物を室温で15分間激しく撹拌した。(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.630mL、4.27mmol、2.00eq)を反応混合物に添加し、反応物をさらに5分間撹拌し、その後0℃に冷却した。反応混合物にDMF(10.0mL)中の1-メトキシ-4-(ノナデク-18-イノキシメチル)ベンゼン(855mg、2.13mmol、1.00eq)及び(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.630mL、4.27mmol、2.00eq)の溶液を添加した(1回で)。反応を室温まで温めておき、48時間激しく撹拌した。仕上げ処理のために、H
2Oで反応を不活性化し、DCMで3回抽出した。有機相を合わせ、MgSO
4上で乾燥させ、ろ過し、真空濃縮した。粗製物質をその後、カラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(906mg、1.93mmol、91%)を得た。
E.20,20,20-トリフルオロイコス-18-イン-1-オール(NP-PD-101)の合成
撹拌バーを備えた25mLフラスコ中において、1-メトキシ-4-(20,20,20-トリフルオロイコス-18-イノキシメチル)ベンゼン(900mg、1.92mmol、1.00eq)をMeOH(9.00mL)及びH
2O(0.900mL)の混合液中で溶解させた。この反応を0℃に冷却し、硝酸アンモニウムセリウム、CAN(3.16g、5.76mmol、3.00eq)を分割して添加した。次に反応混合物を室温まで温め、3時間又はTLCが出発物質の消費を確認するまで、激しく撹拌した。その後、H
2Oで不活性化し、続いてDCMで3回抽出した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(100%ヘキサン~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(574mg、1.65mmol、86%)を得た。
F.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(20,20,20-トリフルオロイコス-18-イノキシ)ホスフィナート(NP-PD-102)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(100mg、0.348mmol、1.00eq)及びピリジン(2.00mL)を添加した。これに続いて、20,20,20-トリフルオロイコス-18-イン-1-オール(182mg、0.522mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(316mg、1.05mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、最初にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRP C18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により精製し、白色固体(69.0mg、0.109mmol、31%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.21(s,1H),4.38(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.9Hz,1H),3.90(pd,J=6.3,3.0Hz,1H),3.78-3.67(m,3H),3.47(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),2.38(dt,J=7.3,3.6Hz,1H),1.62-1.20(m,31H),1.17(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 156.9,153.0,150.9,144.3,119.5,115.6(q,J
CF=254.9Hz),94.5,91.5(q,J
CF=6.2Hz),77.0(d,J
CP=12.8Hz),68.7(q,J
CF=51.9Hz),65.9(d,J
CP=5.8Hz),65.5(d,J
CP=159.9Hz),32.1(d,J
CP=6.3Hz),30.8,30.7(2C),30.6(2C),30.5(2C),30.1,30.0,29.8(2C),29.7,28.3,26.9,21.3,18.6,16.8.
19F NMR(376MHz,CD
3OD)δ -51.45(t,J=4.0Hz,3F).
31P NMR(121MHz,CD
3OD)δ 15.27.HRMS(APCI)m/z C
29H
46O
4N
5F
3P[M-H]
-に対する計算値、616.32450 実測値、616.32505.LCMS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中95%ISO MeOH、9分、rt=1.260、m/z=618.4[M+H]
+、616.2[M-H]
-;H
2O(0.1%HCO
2H)中85-95%MeOH、10分、rt=2.946、m/z=618.4[M+H]
+、616.3[M-H]
-.
実施例28.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(20,20,20-トリフルオロイコスオキシ)ホスフィナートの合成
A.20,20,20-トリフルオロイコサン-1-オール(NP-PD-106)の合成
撹拌バーを備え、密封した水素バルーンを取り付けたオーブン乾燥25mLフラスコに20,20,20-トリフルオロイコス-18-イン-1-オール(230mg、0.660mmol、1.00eq)及びEtOH(5.00mL)を添加した。その後、溶液をおよそ10分間、ハウスバキューム下で脱気し、次いで反応フラスコをArでパージした。このサイクルをさらに2回反復し、その後、水酸化パラジウム炭素の触媒量(20%wt、46.3mg、0.0660mmol、0.100eq)を添加した。反応フラスコをもう一度真空下に置き、その後、取り付けた水素バルーンからの水素で最後のパージを行った。反応物をその後、室温で18時間、水素雰囲気下で激しく撹拌させた。この時間後、不均一な反応混合物をセライトのベッド上でろ過し、ろ液を回収し、真空濃縮した。得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(170mg、0.482mmol、73%)を得た。
B.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(20,20,20-トリフルオロイコスオキシ)ホスフィナート(NP-PD-105)の合成
室温にてAr雰囲気下で、撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコ中で、トリエチルアミン(0.0992mL、557mmol、2.00eq)をMeCN(2.00mL)中のテノホビル(80.0mg、0.279mmol、1.00eq)、20,20,20-トリフルオロイコサン-1-オール(147mg、0.418mL、1.50eq)、1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(107mg、0.418mmol、2.00eq)及び4-ジメチルアミノピリジン(3.40mg、0.0279mmol、0.100eq)に添加した。次いで反応混合物を90℃に加熱し、この温度で一晩激しく撹拌した。翌日、反応物を真空濃縮し、得られた粗製物質をDCM(4.00mL)及びMeOH(4.00mL)中の7M NH
4溶液の1:1混合物中で吸収させ、およそ2時間激しく撹拌した。その後真空濃縮し、続いてカラムクロマトグラフィー(100%DCM~80:30:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRPC18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により第2の精製を行い、白色固体(39.0mg、0.0611mmol、22%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.21(s,1H),4.39(dd,J=14.4,3.1Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),3.95-3.87(m,1H),3.79-3.69(m,3H),3.48(dd,J=12.8,10.0Hz,1H),2.19-2.04(m,2H),1.58-1.44(m,4H),1.42-1.21(m,30H),1.17(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.0,153.2,150.9,144.3,128.9(q,J
CF=275.4Hz),119.6,76.9(d,J
CP=12.9Hz),65.9(d,J
CP=5.9Hz),65.5(d,J
CP=159.8Hz),34.4(q,J
CF=28.2Hz),32.1(d,J
CP=6.3Hz),30.8(2C),30.7(2C),30.5(2C),30.3,29.8,26.9,23.0(q,J
CF=3.0Hz),16.8.
19F NMR(376MHz,CD
3OD)δ -68.71(t,J=11.2Hz,3F).
31P NMR(121MHz,CD
3OD)δ 15.28.HRMS(APCI)m/z C
29H
50O
4N
5F
3P[M-H]
-に対する計算値、620.35580 実測値、620.35498.LCMS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中95%ISO MeOH、9分、rt=1.367、m/z=622.4[M+H]
+、620.3[M-H]
-;H
2O(0.1%HCO
2H)中85-95%MeOH、10分、rt=4.007、m/z=622.4[M+H]
+、620.4[M-H]
-.
実施例29.アンモニウム3-((14-トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.2-テトラデク-2-イノキシテトラヒドロピラン(NP-PD-121)の合成
撹拌バーを備えたオーブン乾燥250mLフラスコに2-(2-プロピニルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(5.02mL、35.7mmol、1.00eq)、1,3-ジメチル-3,4,5,6-テトラヒドロ-2(1H)-ピリミジノン(12.9mL、107mmol、3.00eq)及びTHF(100mL)を添加した。反応混合物を-78℃に冷却し、Ar下で激しく撹拌した。オーブン乾燥圧力均等滴下漏斗によってn-ブチルリチウム(THF中2.30M、20.2mL、46.4mmol、1.30eq)を15分間にわたり滴下により添加し、反応物をおよそ1時間、-78℃で激しく撹拌した。その後、圧力均等滴下漏斗によって、1-ブロモウンデカン(10.4mL、46.4mmol、1.30eq)を10分間にわたりゆっくりと滴下により添加し、その後、Ar下で激しく撹拌しながら、得られた反応混合物を室温まで一晩温めた。翌日、TLCは、出発アルキン全てが消費されたことを示した。反応混合物を塩化アンモニウムの飽和溶液で不活性化し、次いでEtOAcに3回抽出した。次に有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。その後、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(2%~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質(6.64g、22.5mmol、63%)を得た。
B.テトラデク-2-イン-1-オール(NP-PD-122)の合成
撹拌バーを備えた100mLフラスコにメタノール(100mL)中の2-テトラデク-2-イノキシテトラヒドロピラン(6.64g、22.6mmol、1.00eq)の溶液を添加した。この溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(428mg、2.26mmol、0.10eq)を添加し、反応混合物を室温で3時間激しく撹拌した。TLCは、出発物質の完全な消費を確認した。その後、反応混合物を真空濃縮し、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(2%~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(3.77g、17.9mmol、80%)を得た。
C.テトラデク-13-イン-1-オール(NP-PD-123)の合成
雰囲気Ar下で、撹拌バーを備えたオーブン乾燥250mLフラスコに水素化ナトリウム(鉱物油中60%、5.73g、143mmol、8.00eq)を添加した。1,3-ジアミノプロパン(40.0mL)での希釈後、フラスコを70℃に予め加熱した油浴に入れた。この温度で1時間撹拌した後、反応混合物を55℃に冷却した。その後、テトラデク-2-イン-1-オール(3.77g、17.9mmol、1.00eq)を1,3-ジアミノプロパン(10.0mL)中で溶解させ、この温度で反応混合物にゆっくりと滴下により添加した。次に反応混合物を一晩激しく撹拌させた。翌朝、反応物を0℃に冷却し、水で不活性化し、1N HCl水溶液でpH2まで酸性化した。次に、得られた水相をヘキサンで3回抽出した。次に、合わせた有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。次に、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(2.50g、11.9mmol、66%)を得た。
D.2-(3-テトラデク-13-イノキシプロポキシ)テトラヒドロピラン(NP-PD-124)の合成
撹拌バーを備え、還流コンデンサーを取り付けた25mLフラスコにテトラデク-13-イン-1-オール(600mg、2.85mmol、1.00eq)を添加した。次に、テトラデク-13-イン-1-オールをTHF(3.00mL)及びNaOH飽和水溶液(3.00mL)で希釈した。テトラブチルアンモニウムブロミド(184mg、0.571mmol、0.200eq)及び2-(3-ブロモプロポキシ)テトラヒドロピラン(0.532mL、3.14mmol、1.10eq)を反応混合物に添加し、それをその後、還流温度(75℃)に加熱し、激しく一晩撹拌した。翌日、反応混合物を室温まで冷却し、次いでDCMと水との間で分配した。得られた水層をDCMで3回抽出し、得られた有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(100%ヘキサン~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質(486mg、1.38mmol、48%)を得た。
E.トリメチル-[14-(3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシプロポキシ)テトラデク-1-インイル]シラン(NP-PD-127)の合成
Ar雰囲気下で、撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコに2-(3-テトラデク-13-イノキシプロポキシ)テトラヒドロピラン(801mg、2.27mmol、1.00eq)、1,3-ジメチル-3,4,5,6-テトラヒドロ-2(1H)-ピリミジノン(0.824mL、6.82mmol、3.00eq)及びTHF(10.0mL)を添加した。フラスコをその後-78℃に冷却し、その後、n-BuLi(THF中2.00M、2.84mL、5.68mmol、2.50eq)をゆっくりと滴下により添加した。-78℃で2時間後、反応物を0℃に温め、1時間、激しく撹拌させた。次に反応物を-78℃に再冷却し、トリメチルシリルクロリド(0.307mL、5.68mmol、2.50eq)を反応混合物に滴下により添加した。次に、反応物を室温まで一晩温めた。翌朝、塩化アンモニウム飽和溶液で反応を不活性化し、EtOAcに3回抽出した。有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(100%ヘキサン~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質(528mg、1.24mmol、55%)を得た。
F.3-(14-トリメチルシリルテトラデク-13-イノキシ)プロパン-1-オール(NP-PD-128)の合成
撹拌バーを備えた100mLフラスコにメタノール(5.00mL)中のトリメチル-[14-(3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシプロポキシ)テトラデク-1-イニル]シラン(520mg、1.22mmol、1.00eq)の溶液を添加した。この溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(23.3mg、0.122mmol、0.100eq)を添加し、反応混合物を室温で3時間激しく撹拌した。TLCは、出発物質の完全な消費を確認した。その後、反応混合物を真空濃縮し、得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(2%~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質(310mg、0.910mmol、74%)を得た。
G.アンモニウム3-((14-トリメチルシリル)テトラデク-13-イン-1-イル)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(NP-PD-130)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(170mg、0.592mmol、1.00eq)及びピリジン(2.00mL)を添加した。これに続いて、3-(14-トリメチルシリルテトラデク-13-イノキシ)プロパン-1-オール(302mg、0.888mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(538mg、1.78mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、最初にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRP C18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により精製して、白色固体(145mg、0.231mmol、39%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.21(s,1H),4.38(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),3.94-3.82(m,3H),3.72(dd,J=12.8,9.5Hz,1H),3.52-3.39(m,3H),3.33(t,J=6.6Hz,2H),2.19(t,J=7.0Hz,2H),1.80-1.73(m,2H),1.54-1.44(m,4H),1.43-1.34(m,2H),1.32-1.25(m,14H),1.17(d,J=6.2Hz,3H),0.10(s,9H).
13C NMR(126MHz,CD
3OD)δ 156.8,152.9,150.9,144.3,119.5,108.7,84.8,76.9(d,J
CP=12.7Hz),72.0,68.4,65.4(d,J
CP=160.4Hz),63.1(d,J
CP=5.6Hz),49.1,32.4(d,J
CP=6.1Hz),30.8,30.72(2C),30.6(2C),30.1,29.7(2C),27.3,20.4,16.9.
31P NMR(121MHz,CD
3OD)δ 15.45 HRMS(APCI)m/z C
29H
51O
5N
5PSi[M-H]に対する計算値、608.34026 実測値、608.34068.LCMS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中95%ISO MeOH、7分、rt=2.025、m/z=610.4[M+H]
+、608.3M-H]
-;H
2O(0.1%HCO
2H)中85-95%MeOH、10分、rt=3.023、m/z=610.4[M+H]
+、608.2[M-H]
-.
実施例30.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イノキシ)プロポキシ]ホスフィナートの合成
A.3-[(4-メトキシフェニル)メトキシ]プロパン-1-オール(NP-PD-143)の合成
DMSO(50mL)中の1,3-ジヒドロキシプロパン(4.58mL、63.9mmol)の溶液を0℃に冷却した。この温度で、水酸化カリウム(3.58g、63.9mmol)を分割して添加し、KOHペレットの殆どが溶解されるまで混合物を室温で撹拌し、その後室温にて4-メトキシベンジルクロリド(PMBCl)(4.33mL、31.9mmol)で処理した。反応物を18時間撹拌した。TLCがPMBClの完全な消費を示した場合、混合物を0℃に再び冷却し、DCMで希釈し、1N HClの添加により慎重に不活性化した。その後、それを室温に再び温め、相を分離し、水層をDCMで3回抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO
4上で乾燥させ、次いで減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(10~50%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質として3-[(4-メトキシフェニル)メトキシ]プロパン-1-オール(4.26g、21.7mmol、68%収率)を得た。
B.1-(3-ブロモプロポキシメチル)-4-メトキシ-ベンゼン(NP-PD-144)の合成
0℃でトリフェニルホスフィン(8.54g、32.6mmol)をDCM(100mL)中の3-[(4-メトキシフェニル)メトキシ]プロパン-1-オール(4.26g、21.7mmol)及び四臭化炭素(8.64g、26.1mmol)の溶液に添加した。反応混合物を1時間撹拌し、次いで溶媒を真空下で除去し、残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(5~40%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質として1-(3-ブロモプロポキシメチル)-4-メトキシ-ベンゼン(3.13g、12.1mmol、56%収率)を得た。
C.1-メトキシ-4-(3-ペンタデク-14-イノキシプロポキシメチル)ベンゼン(NP-PD-145)の合成
撹拌バーを備え、還流コンデンサーを取り付けた250mLフラスコにNP-PD-144(3.25g、14.5mmol、1.20eq)を添加した。次に、ペンタデク-14-イン-オールをTHF(20mL)及びNaOH飽和水溶液(20mL)で希釈した。テトラブチルアンモニウムブロミド(779mg、2.42mmol、0.200eq)及び1-(3-ブロモプロポキシメチル)-4-メトキシ-ベンゼン(3.13g、12.1mmol、1.00eq)を反応混合物に添加し、これをその後、還流温度(75℃)に加熱し、激しく一晩撹拌した。翌日、反応混合物を室温まで冷却し、次いでDCMと水との間で分配した。得られた水層をDCMで3回抽出し、得られた有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(100%ヘキサン~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質(2.01g、4.99mmol、41%)を得た。
D.1-メトキシ-4-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イノキシ)プロポキシメチル]ベンゼン(NP-PD-146)の合成
大気の雰囲気下(バルーン)で撹拌バーを備えたオーブン乾燥100mLフラスコにDMF(10mL)中のヨウ化銅(I)(1.35g、7.08mmol、1.50eq)、K
2CO
3(1.96g、14.2mmol、3.00eq)及びN,N,N’,N’-テトラメチルエチレンジアミン(1.06mL、7.08mmol、1.50eq)を入れた。得られた青色の混合物を室温で15分間激しく撹拌した。(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(1.40mL、9.44mmol、2.00eq)を反応混合物に添加し、反応物をさらに5分間撹拌し、その後0℃に冷却した。反応混合物にDMF(10mL)中のNP-PD-145(1.90g、4.72mmol、1.00eq)及び(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(1.40mL、9.44mmol、2.00eq)の溶液を添加した(1回で)。反応を室温まで温め、48時間激しく撹拌した。仕上げ処理のために、H
2Oで反応を不活性化し、DCMで3回抽出した。有機相を合わせ、MgSO
4上で乾燥させ、ろ過し、真空濃縮した。粗製物質をその後、カラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、透明な油状物質(1.53g、3.25mmol、69%)を得た。
E.3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イノキシ)プロパン-1-オール(NP-PD-147)の合成
撹拌バーを備えた25mLフラスコ中において、メタノール(10mL)及び水(1mL)の混合液中でNP-PD-146(1.53g、3.25mmol)を溶解させた。この反応を0℃に冷却し、硝酸アンモニウムセリウム(5.35g、9.75mmol)を分割して添加した。次に、反応混合物を室温まで温め、3時間又はTLCが出発物質の消費を確認するまで、激しく撹拌した。その後、H
2Oで不活性化し、続いてDCMで3回抽出した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、真空濃縮した。得られた粗製物質をカラムクロマトグラフィー(100%ヘキサン~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体として3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イノキシ)プロパン-1-オール(1.08g、3.08mmol、95%収率)を得た。
F.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イノキシ)プロポキシ]ホスフィナート(NP-PD-149)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(250mg、0.870mmol、1.00eq)及びピリジン(3.00mL)を添加した。これに続いて、3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イノキシ)プロパン-1-オール(458mg、1.31mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(791mg、2.61mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、最初にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRP C18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により精製した。生成物分画をもう一度回収し、減圧下で濃縮し、室温で10分間、メタノール中7Nアンモニア(10mL)とともに撹拌し、真空下で乾燥させ、白色固体(105mg、0.165mmol、19%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.34(s,1H),8.22(s,1H),4.40(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.95-3.84(m,3H),3.73(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.50(dd,J=12.8,9.9Hz,1H),3.44(t,J=6.4Hz,2H),3.35(t,J=6.6Hz,2H),2.43-2.36(m,2H),1.82-1.74(m,2H),1.58(p,J=7.1Hz,2H),1.54-1.46(m,2H),1.46-1.38(m,2H),1.33-1.25(m,16H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 156.2,151.9,150.8,144.7,119.5,115.7(q,J
CP=254.9Hz),91.6(q,J
CF=6.2Hz),76.9(d,J
CP=12.7Hz),72.0,68.4,65.3(d,J
CP=159.9Hz),63.1(d,J
CP=5.6Hz),32.4(d,J
CP=6.3Hz),30.8,30.7(3C),30.6,30.5,30.0,29.8,28.3,27.3,18.6,16.8.
19F NMR(376MHz,CD
3OD)δ -51.54(t,J=3.9Hz,3F).
31P NMR(121MHz,CD
3OD)δ 15.53.HRMS(APCI)m/z C
28H
44O
5N
5F
3P[M-H]に対する計算値、618.30376 実測値、618.30418.LCMS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中95%ISO MeOH、5分、rt=0.704、m/z=620.4[M+H]
+、618.2[M-H]
-;H
2O(0.1%HCO
2H)中25-95%MeOH、6分、rt=4.417、m/z=620.2[M+H]
+、618.2[M-H]
-.
実施例31.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロポキシ]ホスフィナートの合成
A.3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロパン-1-オール(NP-PD-156)の合成
撹拌バーを備え、密封した水素バルーンを取り付けたオーブン乾燥50mLフラスコに3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデク-14-イノキシ)プロパン-1-オール(580mg、1.66mmol、1.00eq)及びEtOAc(10mL)を添加した。溶液をその後、およそ10分間、ハウスバキューム下で脱気し、次いで反応フラスコをArでパージした。このサイクルをさらに2回反復し、その後、水酸化パラジウム炭素の触媒量(20%wt、116mg、0.166mmol、0.10eq)を添加した。反応フラスコをもう一度真空下に置き、その後、取り付けた水素バルーンからの水素で最後のパージを行った。反応物をその後、室温で18時間、水素雰囲気下で激しく撹拌させた。この時間後、不均一な反応混合物をセライトのベッド上でろ過し、ろ液を回収し、真空濃縮した。得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体(460mg、1.30mmol、78%)を得た。
B.アンモニウム[(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロポキシ]ホスフィナート(NP-PD-158)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(200mg、0.696mmol、1.00eq)及びピリジン(3.00mL)を添加した。これに続いて、3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロパン-1-オール(370mg、1.05mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(633mg、2.09mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、最初にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRP C18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により精製した。生成物分画をもう一度回収し、減圧下で濃縮し、メタノール中7Nアンモニア(10mL)とともに室温で10分間撹拌し、真空下で乾燥させ、白色固体(203mg、0.317mmol、46%)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.32(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.24(dd,J=14.4,6.6Hz,1H),3.93-3.84(m,3H),3.71(dd,J=12.8,9.5Hz,1H),3.47(dd,J=12.8,9.9Hz,1H),3.44(t,J=6.4Hz,2H),3.34(t,J=6.6Hz,2H),2.17-2.07(m,2H),1.82-1.73(m,2H),1.57-1.52(m,2H),1.51-1.47(m,2H),1.41-1.35(m,2H),1.33-1.26(m,20H),1.16(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.0,153.2,150.9,144.3,128.9(q,J
CF=275.5Hz),119.6,76.9(d,J
CF=13.0Hz),72.0,68.5,66.0,64.9,63.1(d,J
CP=5.7Hz),34.4(q,J
CF=28.1Hz),32.4(d,J
CP=6.4Hz),30.8(2C),30.7(2C),30.6,30.5,30.3,29.8,27.3,23.0(q,J
CF=2.9Hz),16.8.
19F NMR(376MHz,CD
3OD)δ -68.76(t,J=11.2Hz,3F).
31P NMR(162MHz,CD
3OD)δ 15.39.HRMS(APCI)m/z C
28H
48O
5F
3N
5P[M-H]-に対する計算値、622.33506 実測値、622.33497.LCMS(ESI)H
2O(0.1%HCO
2H)中95%ISO MeOH、7分、rt=4.143、m/z=624.3[M+H]
+、622.3[M-H]
-;H
2O(0.1%HCO
2H)中85-95%MeOH、10分、rt=5.133、m/z=624.3[M+H]
+、622.2[M-H]
-.
実施例32.アンモニウム4-ペンタデコキシブトキシ-[[rac-(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル]ホスフィナートの合成
A.4-ペンタデコキシブタン-1-オール(NP-PD-148)の合成
Ar雰囲気下でオーブン乾燥2口フラスコ中で水素化ナトリウム(鉱物油中で懸濁60%、103mg、2.57mmol)を0℃でDMF(10mL)中のブタン-1,4-ジオール(0.23mL、2.6mmol)に添加した。0℃で1時間激しく撹拌した後、1-ブロモペンタデカン(0.50mL、1.7mmol)を滴下により添加した。その後、反応混合物を室温まで温め、5時間激しく撹拌した後、水でゆっくりと不活性化した。反応物をDCM中に3回抽出した。有機相を合わせ、MgSO
4上で乾燥させ、真空濃縮した。次に、得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(5%~30%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、4-ペンタデコキシブタン-1-オール(405mg、1.35mmol、79%収率)を白色固体として得た。
B.アンモニウム4-ペンタデコキシブトキシ-[[rac-(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル]ホスフィナート(NP-PD-150)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(250mg、0.870mmol、1.00eq)及びピリジン(3.00mL)を添加した。これに続いて、4-ペンタデコキシブタン-1-オール(392mg、1.31mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(791mg、2.61mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させておいた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、最初にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRP C18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により精製して、白色固体(278mg、0.474mmol、54%)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),4.37(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.7Hz,1H),3.93-3.86(m,1H),3.83-3.74(m,2H),3.71(dd,J=12.7,9.5Hz,1H),3.47(dd,J=12.7,10.0Hz,1H),3.39-3.35(m,4H),1.60-1.54(m,4H),1.54-1.48(m,2H),1.28(s,24H),1.16(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,151.0,144.3,119.6,76.9(d,J
CP=13.1Hz),71.9,71.5,66.1,65.7(d,J
CP=5.7Hz),65.0,33.1,30.8(5C),30.7(2C),30.6,30.5,28.9(d,J
CP=6.5Hz),27.3,27.1,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(162MHz,CD
3OD)δ 15.27.HRMS(APCI)m/z C
28H
51O
5N
5P[M-H]
-に対する計算値、568.36333 実測値、568.36270.
実施例33.アンモニウム[rac-(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(5-テトラデコキシペントキシ)ホスフィナートの合成
A.5-テトラデコキシペンタン-1-オール(NP-PD-152)の合成
Ar雰囲気下でオーブン乾燥2口フラスコにおいて、水素化ナトリウム(鉱物油中で懸濁60%、108mg、2.71mmol)を0℃でDMF(16mL)中のペンタン-1,5-ジオール(0.28mL、2.7mmol)に添加した。0℃で1時間激しく撹拌した後、1-ブロモテトラデカン(500g、1.80mmol)を滴下により添加した。反応混合物をその後、室温まで温め、5時間激しく撹拌した後、水でゆっくりと不活性化した。次に、反応物をDCM中に3回抽出した。有機相を合わせ、MgSO
4上で乾燥させ、真空濃縮した。次に、得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(5%~30%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体として5-テトラデコキシペンタン-1-オール(257mg、0.856mmol、47%収率)を得た。
B.アンモニウム[rac-(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル-(5-テトラデコキシペントキシ)ホスフィナート(NP-PD-154)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(120mg、0.418mmol、1.00eq)及びピリジン(2.00mL)を添加した。これに続いて、5-テトラデコキシペンタン-1-オール(188mg、0.627mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(380mg、1.25mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、最初にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRP C18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により精製し、白色固体(85mg、0.15mmol、35%)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.31(s,1H),8.20(s,1H),4.37(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),3.93-3.86(m,1H),3.79-3.68(m,3H),3.46(dd,J=12.7,10.1Hz,1H),3.37(q,J=6.4Hz,4H),1.56-1.49(m,6H),1.36-1.26(m,24H),1.16(d,J=6.2Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,151.0,144.2,119.6,76.9(d,J
CP=12.8Hz),71.9(d,J
CP=15.1Hz),66.1,65.8(d,J
CP=5.9Hz),65.0,33.1,31.9(2C),30.8(3C),30.7,30.6,30.5(2C),27.3,23.7,23.6,16.8,14.4.
31P NMR(162MHz,CD
3OD)δ 15.27.HRMS(APCI)m/z C
28H
51O
5N
5P[M-H]
-に対する計算値、568.36333 実測値、568.36284.
実施例34.アンモニウム2-ヘプタデコキシエトキシ-[[rac-(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル]ホスフィナートの合成
A.2-ヘプタデコキシエタノール(NP-PD-151)の合成
Ar雰囲気下でオーブン乾燥2口フラスコにおいて、水素化ナトリウム(鉱物油中で懸濁60%、188mg、4.70mmol)を0℃でDMF(16mL)中のエチレングリコール(0.26mL、4.7mmol)に添加した。0℃で1時間激しく撹拌した後、1-ブロモヘプタデカン(1.0g、3.13mmol)を分割して添加した。その後、反応混合物を室温まで一晩温めた。翌朝、反応物を水でゆっくりと不活性化した。次に反応をDCM中に3回抽出した。有機相を合わせ、MgSO
4上で乾燥させ、真空濃縮した。次に、得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(5%~30%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体として2-ヘプタデコキシエタノール(237mg、0.789mmol、25%収率)を得た。
B.アンモニウム2-ヘプタデコキシエトキシ-[[rac-(1R)-2-(6-アミノプリン-9-イル)-1-メチル-エトキシ]メチル]ホスフィナート(NP-PD-157)の合成
Ar雰囲気下で撹拌バーを備えたオーブン乾燥25mLフラスコにテノホビル(120mg、0.418mmol、1.00eq)及びピリジン(2.00mL)を添加した。これに続いて、2-ヘプタデコキシエタノール(188mg、0.627mmol、1.50eq)及び2,4,6,-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(380mg、1.25mmol、3.00eq)を添加した。反応をAr下で室温にて48時間激しく撹拌させた。反応物を真空濃縮し、塩化アンモニウムの飽和溶液中で吸収させ、もう一度真空濃縮した。次に、得られた塩をDCM及びMeOHの4:1溶液中でおよそ1時間激しく撹拌した。反応物をろ過し、得られたろ液を回収し、真空濃縮し、最初にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH)により精製し、次いでRP C18カラムクロマトグラフィー(10%MeOH/H
2O~100%MeOH)により精製し、白色固体(58mg、0.099mmol、24%)を得た。
1H NMR(600MHz,CD
3OD)δ 8.33(s,1H),8.20(s,1H),4.38(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),4.23(dd,J=14.4,6.6Hz,1H),3.96-3.86(m,3H),3.73(dd,J=12.8,9.4Hz,1H),3.53-3.44(m,3H),3.41-3.34(m,2H),1.51-1.44(m,2H),1.34-1.23(m,28H),1.15(d,J=6.3Hz,3H),0.90(t,J=7.0Hz,3H).
13C NMR(151MHz,CD
3OD)δ 157.2,153.5,151.0,144.3,119.6,76.9(d,J
CP=12.7Hz),72.3,71.7(d,J
CP=6.8Hz),66.2,65.1(d,J
CP=5.6Hz),33.1,30.8(4C),30.7,30.6,30.5,27.2,23.7,16.8,14.4.
31P NMR(162MHz,CD
3OD)δ 15.52.HRMS(APCI)m/z C
28H
51O
5N
5P[M-H]
-に対する計算値、568.36333 実測値、568.36321.
実施例35.アンモニウムオクタデク-17-イン-1-イル((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.オクタデク-17-イン-1-オール(BI-1-019)の合成
不活性雰囲気下の火力乾燥させたフラスコ中のTHF(10mL)中の1,3-ジメチル-3,4,5,6-テトラヒドロ-2(1H)-ピリミジノン(9.1mL、74.9mmol、12.2eq)の撹拌溶液に室温でナトリウムアセチリド(1.97g、14.8mmol、1.20eq)を添加した。次に、濃縮THF溶液中の2-(16-ブロモヘキサデコキシ)テトラヒドロピラン(2.50g、6.17mmol、1.00eq)をゆっくりと反応混合物に5分間にわたり添加した。反応物をその後、室温で一晩撹拌した。翌日、TLC(ヘキサン/EtOAc 4:1、PMAで染色)は、殆ど出発物質を示した。反応を前に進めるために、乾燥ヨウ化カリウム(0.250g、1.51mmol、0.245eq)を添加し、反応混合物を2時間60℃に加熱した。この時間後、TLCは、さらなる反応進行がないことを示した。従って、反応混合物を80℃に加熱し、さらに2時間撹拌した。この時間後、TLCは、さらなる反応進行を示さなかった。従って反応物を0℃に冷却し、さらなるナトリウムアセチリド(0.296g、6.17mmol、1.00eq)を添加し、得られた反応混合物を室温までゆっくりと温めた。1.5時間後、TLCは幾分かの反応進行を示した。DMPU(0.37mL、3.09mmol、0.500eq)及びさらなるヨウ化カリウムを添加し、得られた反応混合物を室温で激しく一晩撹拌した。翌日、反応物の少量のアリコートを重炭酸ナトリウム飽和水溶液で不活性化した。得られた水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製物質の
1H NMRは、出発物質の完全な消費、4:1の比での、所望のアルキンの形成及びアルケン副産物の形成(E2排除を介する)を明らかにした。従って、バルク反応混合物を水で不活性化し、ブラインで希釈し、得られた水層をEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(RediSep(登録商標)Goldカラム、20分間にわたりヘキサン/EtOAc、0~9%EtOAc)を介して粗製物質を精製し、所望のアルキン及びアルケン副産物の混合物を得た。次に、生成物の混合物をDCM(20mL)中で溶解させ、m-CPBA(1.60g、9.26mmol、1.50eq)で処理し、TLC(ヘキサン/EtOAc 4:1、KMnO
4で染色)によって、得られた反応の進行を監視した。5時間後、TLCは、アルケンの選択的消費を明らかにした。従って、反応混合物を重炭酸ナトリウム飽和液で洗浄し、これをDCMで戻し抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(RediSep(登録商標)Goldカラム、ヘキサン/EtOAc 0~4%)を介して、得られた残渣を精製し、所望の生成物、2-オクタデク-17-イノキシテトラヒドロピラン(0.477g、1.36mmol、22%収率)を提供した。
DCM/MeOHの混合物中の2-オクタデク-17-イノキシテトラヒドロピラン(0.477g、1.36mmol、1.00eq)の撹拌溶液に、10滴のH2SO4水(1.8M)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。この時間後、TLC(ヘキサン/EtOAc 4:1)は、出発物質の最小の変換を示した。従って、さらなる10滴のH2SO4水(1.8M)を添加し、反応混合物を室温でさらに5時間撹拌した。この時間後、TLCは、殆どの出発物質が消費されたことを示した。従って、反応を水で不活性化し、DCMで希釈した。得られた有機層をブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc 0~13%EtOAc)を介して粗製物質を精製し、表題化合物(0.220g、0.826mmol、61%収率)を得た。
B.アンモニウムオクタデク-17-イン-1-イル((((R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(BI-1-24)の合成
室温で無水ピリジン(3mL)中のテノホビル(0.075g、0.261mmol、1.00eq)及びオクタデク-17-イン-1-オール(0.084g、0.313mmol、1.20eq)の撹拌混合物に2,4,6-トリイソプロピルベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.237g、0.783mmol、3.00eq)を添加し、得られた反応混合物を24時間撹拌した。この時間後、混合物をMeOH(0.75mL)及び水(0.25mL)で処理し、15分間撹拌し、その後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗製物質をDCM中で溶解させ、10滴のトリフルオロ酢酸を添加し、得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この時間後、溶液をDCMで希釈し、重炭酸ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、ブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH 0~48%勾配)によって精製し、白色粉末として表題化合物(0.077g、0.139mmol、53%収率)を提供した。
1H NMR(399MHz,CDCl
3/CD
3OD)δ 8.26(s,1H),8.18(s,1H),4.69(s,2H),4.33(dd,J=14.3,2.7Hz,1H),4.05(dd,J=14.4,7.7Hz,1H),3.80-3.67(m,4H),3.32(dd,J=12.7,10.2Hz,1H),2.13(td,J=7.1,2.7Hz,2H),1.91(t,J=2.7Hz,1H),1.53-1.43(m,4H),1.38-1.29(m,2H),1.26-1.14(m,25H).
13C NMR(100MHz,CDCl
3/CD
3OD)δ 155.0,151.7,149.4,142.8,118.2,84.7,75.9(d,J=13.1Hz),73.7,68.0,65.0(d,J=5.8Hz),64.1(d,J=159.5Hz),30.9(d,J=6.2Hz),29.58,29.56,29.54,29.51,29.4,29.3,29.0,28.7,28.4,25.6,18.3,16.3.
31P NMR(162MHz,CDCl
3/CD
3OD)δ 16.1.HRMS(ESI)m/z C
27H
45N
5O
4P[M-H]
-に対する計算値:534.3214、実測値534.3217.元素分析C
27H
46N
5O
4Pに対する計算値:C、58.67;H、8.94;N、15.21;実測値C、58.33;H、8.85;N、14.29.
実施例36.アンモニウムイコス-19-イン-1-イル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.2-(イコス-2-イン-1-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(MD-1-40)の合成
-78℃にて不活性雰囲気下でTHF(43mL)中の2-(2-プロピニルオキシ)テトラヒドロピラン(2.10g、15.0mmol、1.00eq)及びヘキサメチルホスホラミド(9.12mL、52.4mmol、3.50eq)の溶液にn-ブチルリチウム(5.99mLのヘキサン中2.5M、15.0mmol、1.00eq)を滴下により添加した。反応混合物を1時間撹拌した後、THF中で溶解させた1-ブロモヘプタデカン(4.78g、15.0mmol、1.00eq)を滴下により添加した。反応混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。TLCにより顕著な変換が確認された後、反応混合物をNH
4Cl飽和水溶液(150mL)で不活性化し、10分間撹拌した。水層をEtOAc(3x)で抽出し、合わせた有機物を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮し、金褐色の油状物質が生じた。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~5%EtOAc)によって精製し、薄黄色油状物質としてMD-1-40(3.36g、59%収率)を得た。
B.イコス-2-イン-1-オール(MD-1-128)の合成
不活性雰囲気下でMeOH(32mL)中の2-(イコス-2-イン-1-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(3.60g、9.52mmol、1.00eq)の溶液にp-トルエンスルホン酸一水和物(181mg、0.952mmol、10mol%)を添加し、反応混合物を室温で8時間撹拌した。TLCにより完全な変換を確認したら、反応混合物を減圧下で濃縮し、灰白色固体を得た。固体をEtOAc中で吸収させ、有機層をNH
4Cl飽和水溶液(3x)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~15%EtOAc)によって精製し、白色固体としてMD-1-128(2.52g、90%収率)を得た。
C.イコス-19-イン-1-オール(MD-1-44)の合成
不活性雰囲気下で1,3-ジアミノプロパン(28.3mL)を水素化ナトリウム(鉱物油中60%分散液、2.17g、54.3mmol、8.00eq)に添加し、反応混合物を70℃に1時間加熱した。反応混合物を室温まで冷ました後、イコス-2-イン-1-オール(2.00g、6.79mmol、1.00eq)を固体として分割して添加し、懸濁液を55℃に一晩加熱した。TLCにより完全な変換を確認した後、反応混合物を水で不活性化し、pHが2に到達するまで3N HCl溶液で酸性化した。水層をヘキサン(3x)及びEtOAc(2x)で抽出し、Na
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、褐色の油状物質が生じた。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~20%EtOAc)によって精製し、白色固体としてMD-1-44(904mg、45%収率)を得た。
D.アンモニウムイコス-19-イン-1-イル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(BI-1-065)の合成
室温の無水ピリジン(13.9mL)中のイコス-19-イン-1-オール(0.492g、1.67mmol、1.20eq)及び2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(1.27g、4.18mmol、3.00eq)の撹拌溶液にテノホビル(0.400g、1.39mmol、1.00eq)を添加し、得られた反応混合物を48時間撹拌した。この時間後、溶媒を減圧下で蒸発させた。得られた粗製物質をDCM中で溶解させ、トリフルオロ酢酸(1.0mL)を添加し、得られた溶液を室温で30分間撹拌した。混合物をその後、DCMで希釈し、重炭酸ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、塩化アンモニウム飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH 0~48%勾配)によって精製し、白色粉末として表題化合物(0.057g、0.098mmol、7%収率)を提供した。
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.10(s,1H),8.04(s,1H),4.18(dd,J=14.4,2.9Hz,1H),3.97(dd,J=14.4,7.0Hz,1H),3.70-3.49(m,4H),3.23(dd,J=12.7,10.2Hz,1H),1.98(td,J=7.1,2.6Hz,2H),1.80(t,J=2.6Hz,1H),1.41-1.26(m,4H),1.21-1.17(m,2H),1.13-1.03(m,26H),1.00(d,J=6.2Hz,3H).
13C NMR(100MHz,CDCl
3)δ 155.03,151.61,149.43,142.80,118.17,84.58,75.70(d,J=13.0Hz),73.44,67.94,64.09(d,J=168.6Hz),64.87,47.94,30.85(d,J=6.4Hz),29.54,29.52,29.50,29.45,29.35,29.24,28.95,28.59,28.35,25.60,18.14,16.09.
31P NMR(162MHz,CDCl
3)δ 16.55.
実施例37.アンモニウム3-(オクタデク-17-イン-1-イルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナートの合成
A.16-((3-ヒドロキシプロピル)チオ)ヘキサデカン酸(BI-1-048)の合成
DMF(59.6mL)中の3-スルファニルプロパン-1-オール(0.77mL、8.95mmol、2.00eq)の撹拌溶液に窒素をフラッシュし、不活性雰囲気下で維持し、その後、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エン(1.34mL、8.95mmol、2.00eq)を添加した。混合物を20分間撹拌し、その後、濃縮DMF溶液中の16-ブロモヘキサデカン酸(1.50g、4.47mmol 1.00eq)を滴下により添加した。得られた反応混合物を60℃に加熱し、不活性雰囲気下で1時間撹拌し、その時間後、TLC(ヘキサン/EtOAc 1:1、KMnO
4)は、出発物質の完全な消費を示した。反応混合物を希釈水性塩酸で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、表題化合物(1.50g、4.33mmol、97%収率)が明らかになった。
1H NMR(399MHz,CDCl
3)δ 3.77(t,J=6.1Hz,2H),2.63(t,J=7.1Hz,2H),2.52(dd,J=8.0,6.9Hz,2H),2.34(t,J=7.5Hz,2H),1.85(tt,J=7.2,6.0Hz,2H),1.67-1.53(m,4H),1.40-1.17(m,26H).
B.16-((3-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)プロピル)チオ)ヘキサデカン-1-オール(BI-1-055)の合成
THF(15.7mL)及びDCM(39.2mL)中の16-((3-ヒドロキシプロピル)チオ)ヘキサデカン酸(1.00g、2.89mmol)の撹拌溶液に、ピリジニウムトシラート(0.218g、0.870mmol、0.300eq)及び3,4-ジヒドロ-2H-ピラン(0.53mL、5.77mmol、2.00eq)を添加した。得られた反応混合物を室温で1時間撹拌し、その時間後、TLC(4:1ヘキサン/EtOAc、KMnO
4)は、出発物質の完全な消費及び2つの生成物スポットを示した。反応混合物をDCMで希釈し、ブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(20分間にわたりヘキサン/EtOAc 0~4.5%EtOAc勾配)を介して粗製物質を精製し、所望の生成物16-((3-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)プロピル)チオ)ヘキサデカン酸(0.688g、1.60mmol、55%収率)として無色油状物質及び薄黄色結晶性固体(0.272g、0.528mmol、18%収率)として類似体THP-エステルテトラヒドロピラン-2-イル16-(3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシプロピルスルファニル)ヘキサデカノアートを得た。次に、これらの生成物のそれぞれを独立にボラン-ジメチルスルフィドで処理し、所望の一級アルコールに収束させた。THF(2.92mL)中のテトラヒドロピラン-2-イル16-(3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシプロピルスルファニル)ヘキサデカノアート(0.300g、0.580mmol、1.00eq)の溶液を不活性雰囲気下で10分間フラッシュし、その後、室温にて不活性雰囲気下でボラン-ジメチルスルフィド錯体(0.11mL、1.17mmol、2.00eq)を滴下により注入した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌し、その時間後、TLC(ヘキサン/EtOAc 4:1、PMAで可視化)は、出発物質の不完全な消費を示した。従って、さらなるボラン-ジメチルスルフィド錯体(0.11mL、1.17mmol、2.00eq)を室温で滴下により添加し、得られた反応混合物を室温で一晩撹拌した。翌日、TLCは、出発物質の完全な変換を示した。従って、水の滴下により反応を不活性化し、DCMで希釈し、ブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、所望の生成物16-(3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシプロピルスルファニル)ヘキサデカン-1-オール(0.066g、0.158mmol、27%収率)を得た。THF(31.9mL)中の16-(3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシプロピルスルファニル)ヘキサデカン酸(0.800g、1.86mmol、1.00eq)の溶液を不活性雰囲気下で10分間フラッシュし、その後、ボラン-ジメチルスルフィド錯体(0.35mL、3.71mmol、2.00eq)を不活性雰囲気下で滴下により注入した。得られた反応混合物を室温で撹拌した。TLC(ヘキサン/EtOAc 4:1、PMAで可視化)が出発物質の消失を示したら、水を滴下して反応を不活性化し、DCMで希釈し、ブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、所望の生成物16-((3-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)プロピル)チオ)ヘキサデカン-1-オール(0.715g、1.72mmol、92%収率)を得た。
C.16-((3-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)プロピル)チオ)ヘキサデシルメタンスルホナート(BI-1-062)の合成
0℃にて不活性雰囲気下でDCM(14.4mL)中の16-((3-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)プロピル)チオ)ヘキサデカン-1-オール(1.00g、2.40mmol、1.00eq)及びトリエチルアミン(0.84mL、6.00mmol、2.50eq)の撹拌溶液にメタンスルホニルクロリド(0.37mL、4.80mmol、2.00eq)を滴下により添加した。得られた乳白色の反応混合物を0℃で15分間撹拌し、その後、それを室温までゆっくりと温めた。出発物質の完全な変換がTLCにより確認された後、反応混合物をDCMで希釈し、水で1回洗浄し、水性塩酸(1.0N)で1回洗浄し、重炭酸ナトリウム飽和水溶液で1回洗浄し、ブラインで1回洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配、9~50%EtOAc)を介して粗製残渣を精製し、白色固体(1.03g、2.08mmol、87%収率)を得た。
D.2-(3-(オクタデク-17-イン-1-イルチオ)プロポキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(BI-1-063)の合成
リチウムアセチリドエチレンジアミン錯体(1.03g、10.1mmol、5.00eq)を火力乾燥させたフラスコに添加し、DMSO(8mL)で希釈し、Ar下で室温にて10分間激しく撹拌した。得られた橙色の溶液に、DMSO(2mL)中の16-((3-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)プロピル)チオ)ヘキサデシルメタンスルホナート(1.00g、2.02mmol、1.00eq)の溶液を添加し、得られた反応混合物を室温にてAr下で30分間撹拌した。この時間後、TLCは、出発物質の完全な消費を示した。従って、反応混合物を氷上に慎重に注ぎ、得られた水層をジエチルエーテルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc 0~3.8%)を介して粗製物質を精製し、所望の生成物(0.235g、0.553mmol、27%収率)を得た。
E.3-(オクタデク-17-イン-1-イルチオ)プロパン-1-オール(BI-1-064)の合成
DCM/MeOHの混合液中の2-(3-(オクタデク-17-イン-1-イルチオ)プロポキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(0.285g、0.670mmol、1.00eq)の撹拌溶液に硫酸水溶液(1.8M、0.37mL、0.670mmol、1.00eq)を添加した。TLC(ヘキサン/EtOAc 4:1)により反応進行を監視しながら、得られた反応混合物を室温で撹拌した。TLCが出発物質の完全な消費を示したら、反応物をDCMで希釈し、ブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)を介して粗製物質を精製し、所望の生成物(0.220g、0.646mmol、96%収率)を得た。
F.アンモニウム3-(オクタデク-17-イン-1-イルチオ)プロピル(R)-(((1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ホスホナート(BI-1-057)の合成
無水ピリジン(3.5mL)中のテノホビル(0.200g、0.700mmol、1.00eq)及び2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(0.211g、0.696mmol、1.00eq)の撹拌混合物に室温で3-(オクタデク-17-イン-1-イルチオ)プロパン-1-オール(0.261g、0.766mmol、1.10eq)を添加し、得られた反応混合物を室温で48時間激しく撹拌した。この時間後、反応を水で不活性化し、得られた混合物をさらに30分間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。粗製物質を塩化アンモニウム飽和液とDCMとの間で分配し、得られた水層をDCMで抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗製物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/80:20:3 DCM:MeOH:NH
4OH勾配)によって精製し、白色粉末として表題化合物を提供した。
1H NMR(399MHz,CDCl
3)δ 8.17(s,1H),8.12(s,1H),4.25(dd,J=14.3,3.0Hz,1H),4.03(dd,J=14.4,7.1Hz,1H),3.80-3.75(m,2H),3.70(td,J=6.6,2.9Hz,1H),3.62(dd,J=12.6,9.3Hz,1H),3.34-3.21(m,1H),2.43(t,J=7.2Hz,2H),2.35(t,J= 7.4Hz,2H),2.05(td,J=7.1,2.6Hz,2H),1.86(t,J=2.7Hz,1H),1.71(p,J=6.7Hz,2H),1.53-1.35(m,4H),1.28-1.20(m,4H),1.13(s,20H),1.07(d,J=6.3Hz,3H).
13C NMR(101MHz,CDCl
3)δ 154.7,151.3,149.4,143.0,118.2,84.8,75.9(d,J=13.2Hz),68.0,64.1(d,J=160.3Hz),63.5(d,J=5.8Hz),48.1,32.0,30.7(d,J=6.4Hz),29.6,29.6,29.6,29.6,29.6,29.5,29.5,29.3,29.1,28.9,28.7,28.4,28.1,18.3,16.3.
31P NMR(162MHz,CDCl
3)δ 16.07.
実施例38.テノホビルのプロドラッグのためのバイオ分析用アッセイ
A.方法
1.抗ウイルスアッセイ
HIV活性についてテノホビルのプロドラッグを評価した。これらのプロドラッグは全てテノホビル部分を含有するので、これらのプロドラッグ間で内因性HIV活性が同一であったことが予想された。形質膜透過性がこれらの脂溶性プロドラッグの活性化に対する制限因子ではないと仮定すると、CMX157(ヘキサデシルオキシプロピルテノホビル)(EC50=20.0nM)と比較したEC50値の変化は、ホスホリパーゼC(PLC)切断動態の変化を表すと解釈され得る。簡潔に述べると、ウイルス感染の指標として蛍ルシフェラーゼRNAを含有する、シュードウイルス粒子(J. Virol. 2009, 83, 9094-9101)を用いた、HIVシングルサイクル、複製不全アッセイ(AIDS 2010, 24, 1651-1655)をHEK293細胞において行った。この系でのルシフェラーゼタンパク質の発現はルシフェラーゼRNAからcDNAへのHIV RT介在性の逆転写に依存するので、ルシフェリン処理に応答した発光は、ウイルス感染レベルと直接相関し、これにより、IC50(50%逆転写を阻害するプロドラッグ濃度)として表されるHIV RT阻害剤活性の測定が円滑に進められる。抗ウイルス活性を測定するときに使用しようとする最大濃度を確立するために、シュードウイルスアッセイの前に、ミトコンドリア活性を監視することにより、HEK293細胞に対する細胞傷害性を評価した(Acta Pharmacol.Sin.2004, 25, 385-389)。
2.蛍光定量的なCYP450酵素阻害アッセイ
CYP450阻害アッセイは、ヒト組み換え体の個々のcDNA-発現CYPアイソフォーム3A4及び2D6並びに蛍光代謝産物を生成させる蛍光発生プローブを発現する昆虫細胞からのミクロソームを利用した。標準的な阻害剤を蛍光発生基質と同時に温置し、それらの阻害能(IC50)を決定した。CYP450タンパク質濃度及び温置時間に関するアッセイ条件を標準化し、各蛍光プローブ基質の酵素反応速度論パラメーターを推定し、阻害剤のIC50値を決定し、再現性を調べるために異なる日に検証した。
100%DMSO又は100%MeOH中で試験化合物を調製し、最終反応において<0.2%の最終濃度を超えなかった。100mMリン酸ナトリウム緩衝液を調製し、pH7.4に調整した。個別のファルコンチューブにおいて、2x酵素/基質(E/S)溶液をリン酸緩衝液中で調製した。それぞれ、CYP2D6(CORNING(登録商標))及び7-アミド-4-メチルクマル酸(AMMC)の最終濃度は10nM及び4μMであり、CYP3A4(CORNING(登録商標))及び7-ベンジルオキシ-4-(トリフルオロメチル)クマリン(BFC)は20nM及び40μMであった。個別のファルコンチューブにおいて、2xNADPH再生システム(NRS)をリン酸緩衝液中で調製した。アッセイ中の各成分に対する最終濃度は次のとおりであった:
CYP2D6アッセイ:0.008mM NADPH、3.3mMグルコース6リン酸、0.4Uのグルコース6リン酸デヒドロゲナーゼ/mL
CYP3A4アッセイ:2.45mM NADPH、24.7mMグルコース6リン酸、1.25Uのグルコース6リン酸デヒドロゲナーゼ/mL
100μLの最終体積で96ウェルマイクロタイタープレート(黒色、CORNING(登録商標)COSTAR(登録商標))において両酵素アッセイを行った。最初のウェルにおける74μLのE/S及び全ての続くウェル(2~11)への50μLの添加によってプレートの準備を始めた。試験化合物(1μL)を最初のウェル中で溶解させ、第1列の最終体積を75μLにした。最初のウェルから25μLを取り出し、第10列まで第2及びその後のウェルでそれを希釈することによって、試験化合物の1:3連続希釈を行った。最終濃度は200μM~0.01μMの範囲となった。ウェル番号11は、阻害剤を含有せず、ウェル番号12は酵素を含有しなかった。両方ともバックグラウンド蛍光に対する対照として使用した。プレートを37℃で30分間温置した。温置後、各ウェルへの50μLの2xNRSの添加によって、反応を開始させた。
マイクロプレートリーダー(BIOTEK(登録商標)Synergy Neo2)を使用して、すぐに(1分以内)蛍光を測定した。60分間にわたり5分毎にスキャンする速度論モードにおいて、Ex/Em=410/460nmでCYP2D6を監視し、Ex/Em=410/538nmでCYP3A4を監視した。データをエクスポートし、Graph Pad Prism 7を使用して分析した。試験物質非存在下(ウェル番号11、0%阻害)での反応及び「阻害剤カクテル」存在下(ウェル番号12、100%阻害)の反応成分の混合物の蛍光強度に対して蛍光読み取りを正規化した。4パラメーターロジスティック回帰モデルを使用して10点曲線上にデータをフィットさせた後、IC50値が導き出された。
3.代謝安定性アッセイ
Agilent G6460トリプル四重極質量分析(Agilent Technologies, USA)と組み合わせたAgilent 1260 Infinity II HPLCを使用して、LC-MS/MS分析を行った。データは全て、Agilent 6460 Quantitative Analysisデータ処理ソフトウェアを使用して得られた。
0.5mL/minの流速で(いくつかの化合物に対して変更)メタノール-水-ギ酸又はアセトニトリル-水-ギ酸(0.1%)から構成される移動相で、Agilent Porshell 120 EC-C8カラム(2.1x50mm、2.7μm)又はAgilent Zorbax XDB C18カラム(2.1x50mm、3.5μm)の何れかにおいて、各化合物に対する逆相HPLC分離を達成した。各方法は、内部標準(ISTD)d5-7-エトキシクマリンの存在下で展開された。カラム温度を試料の殆どに対して40℃に維持し、そうでない場合は記載した。多重反応監視モード(MRM)を使用して、Agilent JetStreamエレクトロスプレー陽イオン化において検出を操作した。
他のMS条件は次のとおりであった:ドウェルタイム(dwell time)100ms;ガス流10L/min;ネブライザー圧力45psi;デルタEMV200V;個々の化合物に対するフラグメンター電圧及び衝突エネルギーは変動する。
10mM保存溶液を調製するために100%DMSO又は100%MeOH中で試験化合物を溶解させた。ベラパミル(Sigma Aldrich)は陽性対照として支援し、100%DMSO中で溶解させて、10mM保存溶液を調製した。試験及び対照化合物の10mM保存溶液をリン酸カリウム緩衝液(100mM、pH7.4)中で500μMへとさらに希釈し、有機溶媒含量が<0.2%となることを確実にした。ヒト肝臓ミクロソーム(HLM)は20mg/mLでXenotechから購入した。NADPH(Sigma Aldrich)10mM保存液を脱イオン水中で調製した。
2つ組操作のために1.5mLエッペンドルフチューブ中で1100μLの最終体積でHLMアッセイを調製した。各反応は、リン酸緩衝液(928.4μL)、肝臓ミクロソーム(55μL)及び試験化合物を含有し、その結果、最終濃度は3μM(500μMが6.6μL)となった。10mM NADPHの110μLで反応を開始させた。0、15、30、60、120分(プロドラッグ化合物の場合)及び0、5、10、15、30分(ベラパミル、陽性対照化合物)の時間間隔でアリコート(100μL)を2つ組で取り出し、内部標準(ISTD:d5-7-エトキシクマリン4μM)を含有した100mLの冷100%メタノール中で不活性化した。遠心分離前に、分割したチューブのそれぞれをボルテックス処理して、化合物が溶液中にあることを確実にした。アリコートを12,000gで5分間遠心分離し、上清を取り出し、LC-MSバイアルに入れた。LC-MSを使用して各時間点を評価し、抽出されたイオンに基づいて、面積をISTDに関して積分した。550μLの最終体積で陽性対照を実施して、単回のランで各時間点を与えた。最長の時間点で単回のラン(150μL)で試験又は対照化合物とともにNADPHなし陰性対照を実施した。対照を処理し、試験化合物のように分析した。各時間点を2つ組で試験し、続いて合間にブランクを洗浄して持ち込みを回避し、カラムを平衡化した。
B.結果
次の表は、本開示の代表的な化合物の生体分析的な結果を詳述する。
実施例39.2-(2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-9-イル)エトキシメチル-[2-(18,18,18-トリフルオロオクタデコキシ)エトキシ]ホスフィン酸の合成
A.2-[(4-メトキシフェニル)メトキシ]エタノール(NP-PD-221)の合成
DMSO(100mL)中のエチレングリコール(7.12mL、128mmol、2.00eq)の溶液を0℃に冷却した。この温度で、水酸化カリウム(KOH)ペレット(7.17g、128mmol、2.00eq)を分割して添加し、混合物を室温まで温め、次いで、この温度でKOHペレットの殆どが溶解されるまで撹拌した。この点で、4-メトキシベンジルクロリド(PMBCl)(8.66mL、63.9mmol、1.00eq)を室温で反応混合物に滴下により添加した。反応物を18時間撹拌した。TLCがPMBClの完全な消費を示した場合、混合物を0℃に再び冷却し、30mL Et
2Oで希釈し、1N HClの添加により慎重に不活性化した。その後、それを室温に再び温め、その相を分離し、水層をEt
2Oで抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO
4上で乾燥させ、次いで減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(10%~40%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、黄色油状物質としてNP-PD-221(5.46g、30.0mmol、47%収率)を得た。
B.ヘプタデク-16-イニル4-メチルベンゼンスルホナート(NP-PD-215)の合成
0℃及びアルゴン雰囲気下でDCM(50mL)中のヘプタデク-16-イン-1-オール(3.05g、12.1mmol、1.00eq)の溶液にピリジン(1.95mL、24.2mmol、2.00eq)、次いでp-トルエンスルホニルクロリド(3.46g、18.1mmol、1.5eq)を添加し、反応を室温で一晩撹拌した。その後、反応物をDCMで希釈し、次いで水で不活性化した。相を分離し、2M HCl、続いてNaHCO
3飽和溶液、水及びブラインで有機層を洗浄し、次いでMgSO
4で乾燥させた。溶媒を真空濃縮し、次に、得られた粗製物質をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(100ヘキサン~10%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体としてNP-PD-215(2.21g、5.44mmol、45%収率)を得た。
C.1-(2-ヘプタデク-16-イノキシエトキシメチル)-4-メトキシ-ベンゼン(NP-PD-226)の合成
室温にてAr雰囲気下で撹拌バーが入ったオーブン乾燥100mL3つ口丸底フラスコに2-[(4-メトキシフェニル)メトキシ]エタノール(750mg、4.12mmol、1.00eq)を添加した。DMF(20mL)での2-[(4-メチオキシ(methyoxy)フェニル)メトキシ]エタノールの希釈後、得られた溶液を0℃に冷却した(氷浴)。次に、0℃で60%水素化ナトリウム(198mg、4.94mmol、1.20eq)を分割して添加した。およそ30分後、この温度でヘプタデク-16-イニル4-メチルベンゼンスルホナート(2.01g、4.94mmol、1.20eq)を分割して添加し、得られた懸濁液を室温まで温め、この温度で一晩激しく撹拌した。翌朝、TLCが出発物質の消費を示した。反応物をその後室温まで冷却し、塩化アンモニウム飽和溶液で不活性化し、DCMに3回抽出した。得られた有機相を合わせ、MgSO
4上で乾燥させ、次いで真空濃縮した。次に、粗製物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(20%~80%DCM/ヘキサン)によって精製し、白色固体として1-(2-ヘプタデク-16-イノキシエトキシメチル)-4-メトキシ-ベンゼン(1.13g、2.71mmol、66%収率)を得た。
D.1-メトキシ-4-[2-(18,18,18-トリフルオロオクタデク-16-イノキシ)エトキシメチル]ベンゼン(NP-PD-230)の合成
大気の雰囲気下(バルーン)で、撹拌バーを備えた100mLオーブン乾燥フラスコにDMF(10mL)中のヨウ化銅(775mg、4.07mmol、1.50eq)、炭酸カリウム(1.12g、8.14mmol、3.00eq)及びN,N,N’,N’-テトラメチルエチレンジアミン(608μL、4.07mmol、1.50eq)を入れた。得られた青色の混合物を室温で15分間激しく撹拌した。(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.80mL、5.4mmol、2.0eq)を反応混合物に添加し、反応物をさらに5分間撹拌し、その後0℃に冷却した。反応混合物に、DMF(10mL)中の1-(2-ヘプタデク-16-イノキシエトキシメチル)-4-メトキシ-ベンゼン(1.13g、2.71mmol、1.00eq)及び(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.80mL、5.4mmol、2.0eq)の溶液を(1回で)添加した。反応を室温まで温め、48時間激しく撹拌した。仕上げ処理のために、H
2Oで反応を停止させ、DCMで3回抽出した。有機相を合わせ、MgSO
4上で乾燥させ、ろ過し、真空濃縮した。粗製物質をその後、カラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体としてNP-PD-230(595mg、1.23mmol、45%収率)を得た。
E.2-(18,18,18-トリフルオロオクタデコキシ)エタノール(NP-PD-234)の合成
撹拌バーを備え、密封した水素バルーンを取り付けたオーブン乾燥50mLフラスコに、1-メトキシ-4-[2-(18,18,18-トリフルオロオクタデク-16-イノキシ)エトキシメチル]ベンゼン(595mg、1.23mmol、1.00eq)及び酢酸エチル(6.0mL)を添加した。その後、溶液をおよそ10分間、ハウスバキューム下で脱気し、次いで反応フラスコをArでパージした。このサイクルをさらに2回反復し、その後、水酸化パラジウム炭素の触媒量(20%wt、86mg、0.12mmol、0.10eq)を添加した。反応フラスコをもう一度真空下に置き、その後、取り付けた水素バルーンからの水素で最後のパージを行った。その後、反応物を室温で18時間、水素雰囲気下で激しく撹拌させた。この時間後、不均一な反応混合物をセライトのベッド上でろ過し、ろ液を回収し、真空濃縮した。得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフィー(5%~20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、白色固体としてNP-PD-234(353mg、0.958mmol、78%収率)を得た。
F.アンモニウム2-(2-アミノ-6-ブロモ-プリン-9-イル)エトキシメチル-[2-(18,18,18-トリフルオロオクタデコキシ)エトキシ]ホスフィナート(NP-PD-242)の合成
Holy et al.[J. Med. Chem. 1999.42, 2064-2086]及びYu et al.[J. Med. Chem. 1992. 35, 2958-2969]により記載の文献の手順に従い、2-(2-アミノ-6-ブロモ-プリン-9-イル)エトキシメチルホスホン酸を調製した。
アルゴン雰囲気下で、撹拌バーが入ったオーブン乾燥25mLシュレンクチューブに2-(2-アミノ-6-ブロモ-プリン-9-イル)エトキシメチルホスホン酸(50mg、0.14mmol、1.0eq)、N,N’-ジシクロヘキシルカルボジイミド(59mg、0.28mmol、2.0eq)、2-(18,18,18-トリフルオロオクタデコキシ)エタノール(63mg、0.17mmol、1.2eq)及びNMP(1.0mL)を添加した。室温でこの得られた懸濁液4-ジメチルアミノピリジン(1.73mg、0.0100mmol、0.100eq)を添加した。全ての試薬の添加後、反応物を100℃に加熱し、この温度で一晩激しく撹拌させた。翌朝、TLCが生成物形成を示した。反応混合物を室温まで冷却し、その後、蒸留水で不活性化した。反応混合物を真空濃縮し、得られた粗製物質をシリカフラッシュカラムクロマトグラフィー(15分間にわたり、100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH4OH溶液)によって精製し、薄黄色固体としてNP-PD-242(52mg、0.072mmol、51%収率)を得た。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.20(s,1H),4.32(t,J=5.0Hz,2H),3.96-3.83(m,4H),3.65(d,J=8.8Hz,2H),3.45(t,J=4.9Hz,2H),3.36(t,J=6.6Hz,2H),2.20-2.04(m,2H),1.58-1.44(m,4H),1.43-1.21(m,27H).HRMS(ESI)m/z C28H47O5N5
79BrF3P[M-H]-に対する計算値、700.24558 実測値、700.24642.
G.2-(2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-9-イル)エトキシメチル-[2-(18,18,18-トリフルオロオクタデコキシ)エトキシ]ホスフィン酸(NP-PD-243)の合成
25mL反応フラスコにマグネチック撹拌機及びコンデンサーを備えた。NP-PD-242(52mg、0.070mmol)、氷酢酸(1.6mL)及び水(0.4mL)を反応フラスコに添加した。得られた混合物を激しく撹拌し、還流温度に加熱した。反応物をTLCにより監視し、反応完了後(およそ3.5時間後)、反応混合物を5℃に冷却し、18時間撹拌した。得られた沈殿物をろ過し、その後、真空下で乾燥させ、次いで熱80:20イソプロパノール/水から再結晶化した。沈殿した固体をろ過し、真空下で乾燥させ、灰白色固体としてNP-PD-243(7.0mg、0.011mmol、15%収率)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO-d
6)δ 10.53(s,1H),7.66(s,1H),6.43(s,2H),4.09(t,J=5.3Hz,2H),3.95-3.86(m,2H),3.78(t,J=5.3Hz,2H),3.67(d,J=8.5Hz,2H),3.44(t,J=4.8Hz,2H),3.36-3.27(m,4H),2.29-2.14(m,2H),1.50-1.39(m,4H),1.37-1.16(m,25H).
19F NMR(376MHz,DMSO-d
6)δ -64.49(t,J=11.7Hz).HRMS(ESI)m/z C
28H
48O
6N
5F
3P[M-H]
-に対する計算値、638.32998 実測値、638.33096.
実施例40.2-(2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-9-イル)エトキシメチル-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロポキシ]ホスフィン酸の合成
A.アンモニウム2-(2-アミノ-6-ブロモ-プリン-9-イル)エトキシメチル-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロポキシ]ホスフィナート(NP-PD-245)の合成
Holy et al.[J. Med. Chem. 1999.42, 2064-2086]及びYu et al.[J. Med. Chem. 1992. 35, 2958-2969]により記載の文献の手順に従い、2-(2-アミノ-6-ブロモ-プリン-9-イル)エトキシメチルホスホン酸を調製した。
Ar雰囲気下で、撹拌バーが入ったオーブン乾燥25mLシュレンクチューブに、2-(2-アミノ-6-ブロモ-プリン-9-イル)エトキシメチルホスホン酸(100mg、0.280mmol、1.00eq)、N,N’-ジシクロヘキシルカルボジイミド(117mg、0.570mmol、2.00eq)、3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロパン-1-オール(121mg、0.340mmol、1.20eq)及びNMP(2.0mL)を添加した。この得られた懸濁液に室温で4-ジメチルアミノピリジン(3.5mg、0.030mmol、0.10eq)を添加した。全ての試薬を添加した後、反応物を100℃に加熱し、この温度で一晩、激しく撹拌させておいた。翌朝、TLCは生成物形成を示した。反応混合物を室温まで冷却し、その後、蒸留水で不活性化した。反応混合物を真空濃縮し、得られた粗製物質をシリカフラッシュカラムクロマトグラフィー(100%DCM~100%80:20:3 DCM:MeOH:NH4OH溶液)によって精製し、黄色固体としてNP-PD-245(122mg、0.173mmol、61%収率)を得た。1H NMR(600MHz,CD3OD)δ 8.19(s,1H),4.35-4.30(m,2H),3.91-3.83(m,4H),3.63(d,J=8.8Hz,2H),3.41(t,J=6.4Hz,2H),3.33(t,J=6.6Hz,2H),2.18-2.06(m,2H),1.78-1.72(m,2H),1.57-1.45(m,4H),1.41-1.23(m,22H).HRMS(ESI)m/z C27H45O5N5
79BrF3P[M-H]-に対する計算値、686.22993 実測値、686.23121.
B.2-(2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-9-イル)エトキシメチル-[3-(16,16,16-トリフルオロヘキサデコキシ)プロポキシ]ホスフィン酸(NP-PD-246)の合成
25mL反応フラスコにマグネチック撹拌機及びコンデンサーを備え付けた。NP-PD-245(122mg、0.173mmol)、氷酢酸(4.8mL)及び水(1.2mL)を反応フラスコに添加した。得られた混合物を激しく撹拌し、還流温度に加熱した。反応物をTLCにより監視し、反応完了後(およそ3.5時間後)、反応混合物を5℃に冷却し、18時間撹拌した。得られた沈殿物をろ過し、その後、真空下で乾燥させ、次いで熱80:20イソプロパノール/水から再結晶化した。沈殿した固体をろ過し、真空下で乾燥させ、灰白色固体としてNP-PD-246(40mg、0.064mmol、37%収率)を得た。
1H NMR(600MHz,DMSO-d
6)δ 10.52(s,1H),7.65(s,1H),6.41(s,2H),4.10(t,J=5.3Hz,2H),3.89(q,J=6.7Hz,2H),3.79(t,J=5.3Hz,2H),3.68(d,J=8.4Hz,2H),3.36(t,J=6.3Hz,2H),3.30(t,J=6.6Hz,2H),2.26-2.14(m,2H),1.73(p,J=6.4Hz,2H),1.50-1.41(m,4H),1.34-1.29(m,2H),1.28-1.21(m,20H).
13C NMR(151MHz,DMSO-d
6)δ 156.7,153.5,151.1,137.6,127.7(q,J
CF=276.7Hz),116.3,70.2(d,J
CP=11.4Hz),70.1,66.2,65.5,64.4,62.2(d,J
CP=5.9Hz),42.2,32.4(q,J
CF=27.3Hz),30.5(d,J
CP=5.8Hz),29.2,29.0(2 C),28.9(2 C),28.8,28.5,27.9,25.7,21.4(q,J
CF=3.0Hz).HRMS(ESI)m/z C
27H
46O
6N
5F
3P[M-H]
-に対する計算値、624.31433 実測値、624.31451.