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JP7678316B2 - 工作機械 - Google Patents

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JP7678316B2
JP7678316B2 JP2021155409A JP2021155409A JP7678316B2 JP 7678316 B2 JP7678316 B2 JP 7678316B2 JP 2021155409 A JP2021155409 A JP 2021155409A JP 2021155409 A JP2021155409 A JP 2021155409A JP 7678316 B2 JP7678316 B2 JP 7678316B2
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悟 副島
智博 廣瀬
一洋 布村
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Nachi Fujikoshi Corp
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Description

本発明は、工具主軸を垂直面内で旋回させる旋回テーブルを備えた工作機械に関する。
従来から、垂直面内で旋回する加工主軸を有するもののうち、さらに工具主軸とワーク軸の交差角を変更可能な工作機械が提案および提供されている。
特許文献1に記載の工作機械(5軸複合加工機)は、刃物台5に、工具7を設けた工具取付部6をA軸割出し方向に回動自在に設ける構成が提案されている(図4参照)。工具取付部6は、図4および図5に示されているように、回動ヘッド基体22を軸支し、ヘッド割出し駆動源24(モータおよびギヤ列)によって回動制御するものである。
特許文献1の構成では、YZ軸方向に移動可能な刃物台5の中に、工具取付部6を回動させるための駆動源24が備えられている。可動部である刃物台5が飛躍的に大きく、重くなってしまうため、刃物台5を移動させるための駆動装置も大きくなってしまうという問題がある。また工具取付部6の回動ヘッド基体22は駆動源24のギヤ列で位置決めしているだけであるため、工具主軸の剛性が低いという問題がある。
特許文献2に記載の工作機械(複合加工機)は、第1主軸(ワーク軸)の下方に第2主軸(工具主軸)を備え、旋回台5に第2主軸を支持した構成が開示されている(図1参照)。旋回台5は水平方向の旋回軸Bによってベッド2に旋回可能に支持されている。
特開2007-75995号公報 特開2010-253591号公報
特許文献2では旋回台(旋回テーブル)がベッドに直接配置されているため剛性を得やすいが、工具主軸は重量物であるため、旋回台とベッドの間に偏荷重を生じ、摺動面が偏摩耗してしまう。偏摩耗が生じると旋回台とベッドとの間に隙間が生じ、ガタつきを生じて剛性が低下してしまうという問題がある。また工具主軸とワーク軸の交差角を大きくするほど旋回台に大きな回転力が生じるため、切削負荷によって旋回台が旋回してしまう、すなわち旋回台の回転方向においても剛性が低下しているという問題がある。
そこで本発明は、旋回テーブルの摺動面の偏摩耗を抑制すると共に、旋回テーブルの回転方向における工具主軸の剛性の低下をも抑制することが可能な工作機械を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる工作機械の代表的な構成は、工具主軸と、工具主軸を垂直面内で旋回させる円形の旋回テーブルと、旋回テーブルの周囲かつ旋回テーブルの中心より上側に配置されたサポートローラを備え、サポートローラは、旋回テーブルの外周の工具主軸側に向いた面に当接して、工具主軸の重量によって旋回テーブルにかかる回転モーメントを支持することを特徴とする。
旋回テーブルの端面に形成されたV字溝と、V字溝にクランプ軸を圧接するテーブルクランプ装置とを備え、サポートローラは、V字溝の中の、工具主軸側に向いた面に当接することが好ましい。
旋回テーブルの周囲かつ旋回テーブルの中心より下側に配置された支持ローラを備え、支持ローラは、旋回テーブルの外周に当接して旋回テーブルの荷重を支持することが好ましい。
旋回テーブルの端面に形成されたV字溝と、V字溝にクランプ軸を圧接するテーブルクランプ装置とを備え、支持ローラは、V字溝の中に当接することが好ましい。
本発明によれば、サポートローラが旋回テーブルの偏荷重を相殺し、摺動面の偏摩耗を抑制した工作機械を提供することができる。またテーブルクランプ装置が旋回テーブルの旋回後の位置を強力に保持することができるため、切削負荷がかかっても旋回テーブルがずれることがなく、旋回テーブルの回転方向における工具主軸の剛性の低下をも抑制することができる。
本実施形態にかかる工作機械100の全体斜視図である。 旋回テーブルおよびその周辺を説明する図である。 テーブルクランプ装置について説明する図である。 サポートローラについて説明する図である。 支持ローラについて説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる工作機械100の全体斜視図である。図1に示すように、本実施形態にかかる工作機械100では、ベッド102の上にコラム103が設置されていて、コラム103にX軸テーブル104が取り付けられている。X軸テーブル104はレール103aによってX軸方向(左右方向)に走行可能に備えられており、X軸テーブル104においてZ軸テーブル105がレール104aによってZ軸方向(上下方向)に移動可能に備えられている。Z軸テーブル105に旋回テーブル106が回転可能に備えられている。旋回テーブル106には工具主軸112が取り付けられていて、旋回テーブル106が回転することによって工具主軸112の角度(軸交差角)を設定することができる。工具主軸112には主軸工具110が交換可能に取り付けられる。工具主軸112はモーターを内蔵していて、主軸工具110を回転させて切削などの加工を行うことができる。
ワーク主軸122はベッド102に形成されたレール102aによってY軸方向(前後方向)に移動可能である。ワーク主軸122はモーターを内蔵していて、交換可能に取り付けたワーク120を回転させることができる。
図2は旋回テーブル106およびその周辺を説明する図であって、図2(a)は旋回テーブル106の部分断面図、図2(b)は図2(a)のA-A断面図である。
旋回テーブル106(B軸テーブルまたは工具旋回テーブルともいう)は円形の部材であって、工具主軸112を垂直面内で旋回させる。旋回テーブル106の周囲には、テーブルクランプ装置140、サポートローラ150、支持ローラ160が備えられている。
旋回テーブル106の端面には、V字形のV字溝130が形成されている。V字溝130は、中央に底面132があり、X軸テーブル104側に後壁134があり、工具主軸112側に前壁136がある。ここで、後壁134が工具主軸側に向いた面である。
図3はテーブルクランプ装置140について説明する図である。テーブルクランプ装置140は旋回テーブル106の周囲に複数(本実施形態では4つ)備えられている。テーブルクランプ装置140は旋回テーブル106の中心に対して対称に配置されていることが好ましい。すなわち4つのテーブルクランプ装置140は、2対のテーブルクランプ装置140と考えることができる。
テーブルクランプ装置140はX軸テーブル104に取り付けられている。テーブルクランプ装置140はシリンダを内蔵していて、クランプ軸144をV字溝130に向かって進退させる。図3(a)に示すようにクランプ軸144を突出させて後壁134に圧接すると、旋回テーブル106の回動を抑制することができる。また図3(b)に示すようにクランプ軸144を後退させると、旋回テーブル106を自由に回動させることができる。
図4はサポートローラ150について説明する図である。サポートローラ150は旋回テーブル106の周囲に、かつ旋回テーブル106の中心より上側に複数(本実施形態では4つ)備えられている。サポートローラ150のベース152はZ軸テーブル105に取り付けられている。
サポートローラ150は、旋回テーブル106の外周のV字溝130の中の後壁134(工具主軸側に向いた面)に当接している。サポートローラ150は後壁134に常に当接していて、旋回テーブル106の回転に従動する。これにより、サポートローラ150は工具主軸112の重量によって旋回テーブル106にかかる回転モーメントの一部を支持している。
なお本実施形態ではサポートローラ150はV字溝130の後壁134に当接させているが、旋回テーブル106の外周の前面(前面の縁)に当接させてもよい。すなわちサポートローラ150は、旋回テーブル106が倒れる方向の力を受けるように配置すればよい。
図5は支持ローラ160について説明する図である。支持ローラ160は旋回テーブル106の周囲に、かつ旋回テーブル106の中心より下側に複数(本実施形態では2つ)備えられている。支持ローラ160のベース162はZ軸テーブル105に取り付けられている。
支持ローラ160は、旋回テーブル106の外周に当接して旋回テーブル106の荷重を支持する。本実施形態では、支持ローラ160はV字溝の底面132に当接する。支持ローラ160は旋回テーブル106に常に当接していて、旋回テーブル106の回転に従動する。これにより、支持ローラ160は工具主軸112の重量によって旋回テーブル106にかかる回転モーメントの一部を支持している。
なお本実施形態では支持ローラ160はV字溝130の底面132に当接させているが、旋回テーブル106の外周端面に当接させてもよい。ただし支持ローラ160がV字溝130の中に当接することにより、支持ローラ160の走行を安定させることができる。
上記説明したように、サポートローラ150は工具主軸112の重量によって旋回テーブル106にかかる回転モーメントの一部を支持する。支持ローラ160も同様に、工具主軸112の重量によって旋回テーブル106にかかる回転モーメントの一部を支持する。これにより旋回テーブル106とZ軸テーブル105の摺動面の偏摩耗を抑制することが可能である。
また、テーブルクランプ装置140によって旋回テーブル106の回転を固定することにより、切削負荷によって旋回テーブル106が旋回してしまうことを防止することができる。したがって、旋回テーブル106の回転方向における工具主軸112の剛性の低下をも抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は斯かる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、工具主軸を垂直面内で旋回させる旋回テーブルを備えた工作機械として利用することができる。
100…工作機械、102…ベッド、102a…レール、103…コラム、103a…レール、104…X軸テーブル、104a…レール、105…Z軸テーブル、106…旋回テーブル、110…主軸工具、112…工具主軸、120…ワーク、122…ワーク主軸、130…V字溝、132…底面、134…後壁、136…前壁、140…テーブルクランプ装置、144…クランプ軸、150…サポートローラ、152…サポートローラのベース、160…支持ローラ、162…支持ローラのベース

Claims (4)

  1. 工具主軸と、
    前記工具主軸を垂直面内で旋回させる円形の旋回テーブルと、
    前記旋回テーブルの周囲かつ該旋回テーブルの中心より上側に配置されたサポートローラを備え、
    前記サポートローラは、前記旋回テーブルの外周の前記工具主軸側に向いた面に当接して、前記工具主軸の重量によって前記旋回テーブルにかかる回転モーメントを支持することを特徴とする工作機械。
  2. 前記旋回テーブルの端面に形成されたV字溝と、
    前記V字溝にクランプ軸を圧接するテーブルクランプ装置とを備え、
    前記サポートローラは、前記V字溝の中の、前記工具主軸側に向いた面に当接することを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記旋回テーブルの周囲かつ該旋回テーブルの中心より下側に配置された支持ローラを備え、
    前記支持ローラは、該旋回テーブルの外周に当接して該旋回テーブルの荷重を支持することを特徴とする請求項1または請求項2に工作機械。
  4. 前記旋回テーブルの端面に形成されたV字溝と、
    前記V字溝にクランプ軸を圧接するテーブルクランプ装置とを備え、
    前記支持ローラは、前記V字溝の中に当接することを特徴とする請求項3に記載の工作機械。
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