[go: up one dir, main page]

JP7668245B2 - 信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7668245B2
JP7668245B2 JP2022050434A JP2022050434A JP7668245B2 JP 7668245 B2 JP7668245 B2 JP 7668245B2 JP 2022050434 A JP2022050434 A JP 2022050434A JP 2022050434 A JP2022050434 A JP 2022050434A JP 7668245 B2 JP7668245 B2 JP 7668245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
value
signal processing
processing device
analysis target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022050434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023143190A (ja
Inventor
琢磨 柴原
泰穂 山下
翔太 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2022050434A priority Critical patent/JP7668245B2/ja
Priority to US18/096,155 priority patent/US20230307145A1/en
Publication of JP2023143190A publication Critical patent/JP2023143190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7668245B2 publication Critical patent/JP7668245B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H50/00ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics
    • G16H50/20ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics for computer-aided diagnosis, e.g. based on medical expert systems
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H50/00ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics
    • G16H50/70ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics for mining of medical data, e.g. analysing previous cases of other patients

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、信号を処理する信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラムに関する。
疾病に罹患している患者について、患者と疾病固有の生体情報(血液、遺伝子情報など)とを用いて分類し、個別の医療行為を施せるようにすることを、医学用語で患者層別化と呼ぶ。患者層別化により、医師は個々の患者に薬剤を投与すべきか否かを、素早く正確に判断することが可能になる。したがって、患者層別化は、患者個人の迅速な回復に貢献すると共に加速度的に増大する医療費の削減につながり、個人と社会全体の利益の双方に資するものである。
また、非特許文献1は、皮膚がん患者(メラノーマ)を免疫細胞の特性によって層別化する手法を開示する。非特許文献2は、マルチスペクトル画像(カラー画像)を取り扱う構成を開示する。
Subrahmanyam, Priyanka B., et al. "Distinct predictive biomarker candidates for response to anti-CTLA-4 and anti-PD-1 immunotherapy in melanoma patients." Journal for immunotherapy of cancer 6,Article number: 18 (2018), Published: 06 March 2018 Volodymyr Mnih, Koray Kavukcuoglu, et al."Playing atari with deep reinforcement learning." arXiv preprint arXiv:1312.5602 (2013), Published: 19 December 2013
非特許文献1は、皮膚がん患者(メラノーマ)を免疫細胞の特性によって層別化する手法を開示する。その際、Table 3に示される40種類の免疫細胞の分布を、viSNE法により画像として可視化する(Fig.1のbおよびcを参照。)。この画像を目視比較することによって、薬剤が効果を示した患者群(奏効群)と示せなかった患者群(非奏効群)とについて層別化が可能である。
非特許文献1の手法は、煩雑な目視確認作業であるが故に因子の特定に至らない可能性がある。また、複数因子の組み合わせにより、奏効群と非奏効群が層別化される薬剤の場合において、非特許文献1のFig. 1のcに示される可視化画像から目視で組み合わせを見いだすことは著しく困難である。特に、viSNE法によって変換されたFig. 1のbおよびcの縦軸および横軸が、医学的にどのような意味を持つのかは定かではない。機序が不明な値に基づいて治療を行うのは治療にかかわる信頼性が低下する要因となる。
本発明は、患者を層別化する信号の生成式を通して機序の探求の支援を図ることを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる信号処理装置は、分析対象についての説明変数の値と目的変数の値とを有する分析対象データを前記分析対象ごとに有する分析対象データ群と、前記説明変数である行動及び前記説明変数を変調する変調方法である行動を保持する行動履歴情報と、を記憶する記憶部と、前記行動履歴情報に基づいて、前記分析対象ごとに前記分析対象データを変調した第1信号を生成する変調部と、前記変調部によって変調された前記分析対象ごとの前記第1信号を、前記目的変数の値別の第1スペクトル信号に分類した第1マルチスペクトル信号を生成する生成部と、前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記第1信号の分布に基づく前記目的変数の値を1次元に配列した信号分布を生成して、表示可能に出力する出力部と、を有することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、患者を層別化する信号の生成式を通して機序の探求の支援を図るができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、信号処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図2は、分析対象DBの一例を示す説明図である。 図3は、パターンDBの一例を示す説明図である。 図4は、信号処理回路の回路構成例を示すブロック図である。 図5は、コントローラの構成例を示すブロック図である。 図6は、実施例1にかかる信号処理装置による処理手順例として、メインルーチンを示すフローチャートである。 図7は、実施例1にかかる表示画面の一例を示す説明図である。 図8は、行動履歴情報の一例を示す説明図である。 図9は、ステップS602におけるメインルーチン内のサブルーチンの詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図10は、実施例1にかかるマルチスペクトル信号の一例を示す説明図である。 図11は、実施例1にかかるOverwrapおよびMarginの計算例を示す説明図である。 図12は、実施例1にかかる信号処理装置の動作実験で用いた患者データの一例を示す説明図である。 図13は、実施例1にかかる信号処理装置の動作実験結果の例1を示すグラフである。 図14は、実施例1にかかる信号処理装置の動作実験結果の例2を示すグラフである。 図15は、実施例2にかかる信号処理装置による処理手順例として、メインルーチンを示すフローチャートである。 図16は、実施例2にかかる表示画面の一例を示す説明図である。 図17は、ステップS1502におけるメインルーチン内のサブルーチン1700の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図18は、実施例2にかかるマルチスペクトル信号S(t)の一例を示す説明図である。 図19は、実施例2にかかるマルチスペクトル信号S(t)の可視化例を示す説明図である。
以下、実施例1にかかる信号処理装置、分析方法、および分析プログラムの一例について添付図面を参照して説明する。また、実施例1では、分析対象となるデータ群は、たとえば、50人の糖尿病患者の各々について、体重および身長を含む患者の100種類の患者情報を説明変数として示す分析対象データと健康状態を示す目的変数との組み合わせである分析対象データセットの集合である。なお、患者の人数や患者情報の種類の数は一例である。
<信号処理装置のハードウェア構成例>
図1は、信号処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。信号処理装置100は、プロセッサ101と、記憶デバイス102と、入力デバイス103と、出力デバイス104と、通信インターフェース(IF)105と、バス106と、信号処理回路107と、を有する。プロセッサ101、記憶デバイス102、入力デバイス103、出力デバイス104、通信IF105および信号処理回路107は、バス106により接続される。
プロセッサ101は、信号処理装置100を制御する。記憶デバイス102は、プロセッサ101の作業エリアとなる。また、記憶デバイス102は、各種プログラムやデータ、を記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス102としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス103は、データを入力する。入力デバイス103としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナがある。出力デバイス104は、データを出力する。出力デバイス104としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタがある。通信IF105は、ネットワークと接続し、データを送受信する。
また、信号処理装置100は、記憶デバイス102に、分析対象DB(Data Base)121、パターンDB122を格納する。以下、具体的に説明する。
<分析対象DB121の構成例>
図2は、分析対象DB121の一例を示す説明図である。分析対象DB121には、第1分析対象データ210と第2分析対象データ220が格納されている。第2分析対象データ220は、実施例2で用いるため、後述する。
第1分析対象データ210は、フィールドとして、患者ID201と、目的変数202と、説明変数群203と、を有する。同一行における各フィールドの値の組み合わせが、1人の患者の分析対象データセットとなる。患者ID201は、分析対象の一例である患者を他の患者と区別するための識別情報であり、患者ID201の値は、たとえば、1~50で表現される。目的変数202は、患者の健康状態を示す値を示す。
実施例1では、BMI(Body Mass Index)が基準値を上回るか否か(1:該当、0:非該当)を示す値が格納されている。説明変数群203の各説明変数は、患者情報を示す。実施例1では、「x:年齢」と「x:性別」、「x:身長」、「x:体重」を含む合計100種類の患者情報が含まれている。たとえば、説明変数群203のうち「x」という説明変数の患者ID201が「1」の値は、「35」である。
<パターンDB122の構成例>
図3は、パターンDB122の一例を示す説明図である。パターンDB122は、パターンテーブル300と、価値マップ310と、を記憶する。パターンテーブル300は、後述するモジュレータ401の制御信号の種類を規定する。パターンテーブル300の内容はあらかじめ設定される。
パターンテーブル300は、フィールドとして、行動番号行301と、行動行302と、を有する。行動番号行301の各カラムにおける0~108の昇順の数値が行動番号であり、以降、行動番号301と称す。行動行302の各カラムの値が行動であり、以降、行動302と称す。
行動番号301は、行動302を一意に特定する識別番号である。行動302は、説明変数群203の各説明変数x、x、…、x100と、説明変数x、x、…、x100を被演算子とする演算子と、演算の終了を示す指示子Endと、を含む。演算子には、単項演算子と多項演算子が含まれる。単項演算子には、たとえば、sin関数、cos関数、指数関数、対数関数が含まれる。たとえば、多項演算子には四則演算子が含まれる。価値マップ310については、後述する。
<信号処理回路107の構成例>
図4は、信号処理回路107の回路構成例を示すブロック図である。信号処理回路107は、データメモリ400、モジュレータ401、スペクトルジェネレータ402、エバリュエータ403、コントローラ404を有する。図4の矢印は各部(401~404)で生成されたデータの流れを表している。なお、信号処理回路107は、回路構成により実現されるが、記憶デバイス102に記憶されたプログラムをプロセッサ101に実行させることにより実現されてもよい。
データメモリ400は、リプレイメモリ411と、行動履歴情報412と、信号x´と、を有する。リプレイメモリ411の詳細は、図5で後述する。行動履歴情報412の詳細は、図8で後述する。信号x´は、患者を層別化するための数値である。
<コントローラ404の構成例>
図5は、コントローラ404の構成例を示すブロック図である。コントローラ404は、ネットワークユニット500と、リプレイメモリ411と、学習パラメータ更新ユニット520と、を有する。ネットワークユニット500は、Q*ネットワーク501と、Qネットワーク502と、ランダムユニット503と、を有する。Q*ネットワーク501およびQネットワーク502は、価値と呼ばれる値を最大化する行動を学習する同一構成の価値関数である。Q*ネットワーク501は、学習パラメータθ*を有する。Qネットワーク502は、学習パラメータθを有する。ランダムユニット503は、たとえば、0.0から1.0の範囲で乱数値を出力する。
リプレイメモリ411は、データパックD(t)を格納する。データパックD(t)は、タイムステップtにおける、報酬r(t)、マルチスペクトル信号S(t),S(t+1)、制御信号a(t)、停止信号K(t)および統計量V(t)を含む。データパックD(t)により、タイムステップtの状態(マルチスペクトル信号S(t))において行動302(制御信号a(t))を取った場合に、行動履歴行802およびタイムステップtをリセットするか(停止信号K(t))が特定される。
学習パラメータ更新ユニット520は、勾配算出ユニット521を有する。学習パラメータ更新ユニット520は、勾配算出ユニット521を用いて報酬r(t)を考慮した勾配gを算出し、勾配gを学習パラメータθに加算することにより、学習パラメータθを更新する。なお、コントローラ404は、回路構成により実現されるが、記憶デバイス102に記憶されたプログラムをプロセッサ101に実行させることにより実現されてもよい。
<処理手順例>
図6は、実施例1にかかる信号処理装置100による処理手順例として、メインルーチン600を示すフローチャートである。以下、図6のフローチャートを用いて、メインルーチン600の処理の流れを説明する。
[ステップS600]
出力デバイス104には、表示画面が表示される。
図7は、実施例1にかかる表示画面の一例を示す説明図である。表示画面700は、ロードボタン710と、開始ボタン720と、生成条件入力領域730と、目標尺度入力領域740と、結果表示領域750と、を有する。
ロードボタン710は、分析対象DB121内の第1分析対象データ210とパターンDB122内のパターンテーブル300をロードするためのユーザインタフェースである。ステップS600では、ユーザの操作によりロードボタン710がクリックされると、プロセッサ101は、記憶デバイス102に格納された分析対象DB121内の第1分析対象データ210とパターンDB122内のパターンテーブル300をオペレーションシステムの機能を用いてロードする。そして、プロセッサ101は、信号処理回路107のデータメモリ400に第1分析対象データ210とパターンテーブル300を転送する。
開始ボタン720は、信号処理装置100は処理を開始するためのユーザインタフェースである。ユーザの操作により開始ボタン720をクリックされると、ステップS601から処理が開始される。
生成条件入力領域730は、数式の生成条件の入力を受け付ける領域であり、具体的には、たとえば、数式長入力領域731と、単項演算子入力領域732と、多項演算子入力領域733と、を有する。
数式長入力領域731は、生成される数式の長さの上限値の入力を受け付ける入力欄である。数式長入力領域731が空欄の場合、デフォルトの最大数式長(本例では、30)の数値が自動的に設定される。
単項演算子入力領域732は、モジュレータ401における変調方法の一つである単項演算子の追加入力を受け付ける入力欄である。単項演算子入力領域732の追加入力可能な単項演算子には、たとえば、パターンテーブル300に未登録な双曲線関数や定数倍関数がある。追加入力されない場合は、パターンテーブル300に登録されている単項演算子(sin関数、cos関数、指数関数、対数関数)が適用される。
多項演算子入力領域733は、モジュレータ401における変調方法の一つである多項演算子の追加入力を受け付ける入力欄である。追加入力可能な多項演算子には、たとえば、パターンテーブル300に未登録なmax関数やmin関数がある。追加入力されない場合は、パターンテーブル300に登録されている多項演算子(+、-、×、/)が適用される。
目標尺度入力領域740は、ユーザの操作により目標尺度の入力を受け付ける領域である。具体的には、たとえば、目標尺度入力領域740は、統計量選択部(Measure)741と、目標値設定部(Threshold)742と、重複率選択部(Overwrap ratio)743と、クラス間マージン選択部(Class margin)744と、を有する。
統計量選択部741は、識別モデルの予測精度を評価するための統計量V(t)(たとえば、accuracy、precision、recall、f-measureなど)をユーザが選択するためのユーザインタフェースである。図7では、奏効と非奏功の良し悪しを判断するため、統計量V(t)として「AUC」(accuracy)が選択されている。
目標値設定部742は、統計量選択部741によって選択された統計量V(t)の目標値の入力を受け付けるユーザインタフェースである。図7では、目標値として「0.9」が入力されている。
重複率選択部743は、異なるクラスの信号値同士が同じ値を持つ割合をスコアとして組み入れるか否かを選択するユーザインタフェースであり、ON(組み入れる)またはOFF(組み入れない)のいずれかが選択される。図7では、ONに設定されている。
クラス間マージン選択部744は、異なるクラス間のマージンとして組み入れるか否かを選択するユーザインタフェースであり、ON(組み入れる)またはOFF(組み入れない)のいずれかが選択される。図7では、ONに設定されている。
結果表示領域750は、信号処理装置100による処理結果を表示する領域である。具体的には、たとえば、結果表示領域750は、信号分布760と、生成式770と、を含む。信号分布760は、患者の各々に対応する点(●および○)の集合の1次元的な分布を示すグラフィックユーザインタフェースである。図7の例では、患者群を2クラス(クラス0とクラス1)に分類しており、クラス0に所属する患者に対応する点(●)の集合がクラス0の点群761であり、クラス1に所属する患者に対応する点(○)の集合がクラス1の点群762である。
また、各点(●および○)の位置は、当該点に対応する患者の説明変数群203の各値のうち生成式770に存在する説明変数にその値を代入した結果、生成式770で計算される値、すなわち、信号x´であり、この計算値が大きいほど点が右側に位置し、小さいほど左側に位置する。
クラス0の点群761の左端の点761Lは、クラス0の境界点761Lであり、クラス0の点群761の中で最大計算値となる患者に対応する。クラス1の点群762の右端の点762Rは、クラス1の境界点762Rであり、クラス1の点群762の中で最小計算値となる患者に対応する。マージン763は、境界点761Lと境界点762Rとの間隔、すなわち、計算値の差分である。
生成式770は、医師や研究者が扱いやすい層別化を信号分布760で実現する式であり、信号処理装置100によって生成される。生成式770の生成方法については後述する。
ユーザの操作により開始ボタン720をクリックされると、ステップS601から処理が開始される。
[ステップS601]
図6に戻り、信号処理装置100は、計算ステップmをm=0に初期する。Q*ネットワーク501およびQネットワーク502は、価値と呼ばれる値を最大化する行動302である制御信号a(t)を学習する同一構成の価値関数である。この場合の価値とは、制御信号a(t)が報酬r(t)に影響を与える量である。報酬r(t)が大きくなるような制御信号a(t)であれば高い価値となる。
ここで、図3に示した価値マップ310について具体的に説明する。価値マップ310は、ある状態(マルチスペクトル信号S(t))において、ある行動302(制御信号a(t))を取ったときのパターンテーブル300内の各行動302における価値を表している。なお、タイムステップtの価値マップ310を、価値マップz(t)と表記する。
Qネットワーク502およびQ*ネットワーク501は、マルチスペクトル信号S(t)が入力されると、価値マップ310を計算し、価値マップ310内の最大値を持つ行動番号301に対応する行動302を選択する。図3の例では、最大値は「0.9」であるため、行動番号301の値が「102」である「exp」(指数関数)が行動302として選択される。
実施例1におけるQネットワーク502およびQ*ネットワーク501は、価値マップ310を出力可能である。具体的な価値マップ310の計算方法として、非特許文献2で示したような深層強化学習DQN(Deep Q-Network)が適用可能である。
実施例1におけるマルチスペクトル信号S(t)の場合におけるQ*ネットワーク501の構成例を具体的に説明する。Q*ネットワーク501は、たとえば、84次元のスペクトル信号の集合であるマルチスペクトル信号S(t)を入力とした場合を例に説明する。実施例1では、マルチスペクトル信号S(t)は、2種(0,1の2クラス)のスペクトル信号を持つ。
ここで、Q*ネットワーク501の構成例を説明する。Q*ネットワーク501の第1層は畳み込みネットワーク(カーネル(ニューロン):8信号、ストライド:4、アクチベーション関数:ReLU)である。第2層は畳み込みネットワーク(カーネル(ニューロン):4信号、ストライド:2、アクチベーション関数:ReLU)である。第3層は全結合ネットワーク(ニューロン数:256、アクチベーション関数:ReLU)である。
また、出力層は全結合ネットワークであり、パターンテーブル300の行動行302に対応する価値マップ310としてz(t)を出力する。価値マップz(t)はパターンテーブル300の各行動302に1対1に対応する。即ち、価値マップz(t)は、109個の行動302に対応する価値を持つ配列である。
Q*ネットワーク501の学習パラメータθ*は、Q*ネットワーク501の第1層から第3層のニューロン(即ち、実数値行列)である。また、Qネットワーク502はQ*ネットワーク501と同一の構成である。以上により、Qネットワーク502およびQ*ネットワーク501は、マルチスペクトル信号S(t)を入力として価値マップz(t)を計算し、最大値を持つ行動番号301に対応する行動302をパターンテーブル300から選択することが可能である。
図6に戻り、ステップS601では、信号処理装置100は、Q*ネットワーク501の学習パラメータθ*をランダムユニット503の乱数値で初期化し、Qネットワーク502の学習パラメータθをランダムユニット503の乱数値で初期化する。
ここで、Qネットワーク502およびQ*ネットワーク501において、マルチスペクトル信号S(t)を取り扱った場合の効果を説明する。信号処理装置100において、マルチスペクトル信号S(t)が占有する計算機上のメモリ量はO(n)となる。他方、非特許文献2に示されるようなマルチスペクトル画像(つまり、RGB3種のスペクトルによるカラー画像)の場合、1枚の画像が占有する計算機上のメモリ量はO(n)となる。
実施例1において、スペクトル信号の信号長n=84(すなわち、84次元)とした場合、マルチスペクトル信号S(t)を取り扱うことで、単純に84倍メモリ量が少なく、リプレイメモリ411の容量を1/nに削減することができる。また、マルチスペクトル信号S(t)を用いることで、コントローラ404において、ネットワークユニット500と学習パラメータ更新ユニット520、リプレイメモリ411の間で行われる通信速度をn倍に改善することができる。
コントローラ404が記憶デバイス102に記憶されたプログラムをプロセッサ101に実行させる場合にも、バス106で行われる通信がn倍に改善する。他方、Qネットワーク502が価値マップ310を計算する際に使われる入力データの情報量は、マルチスペクトル画像と比較して情報量が1/nになる。
その際、価値マップ310の計算が正しく行われるのではないかとの懸念がある。しかし、実施例1では、後述するサブルーチン900を用いてマルチスペクトル信号S(t)を生成することで、価値マップ310が正確に生成されると共に、医師や研究者が扱いやすい層別化を実現する生成式770を得ることができる。
[ステップS602]
信号処理装置100は、コントローラ404を初期化する。具体的には、たとえば、信号処理装置100は、行動履歴情報412を初期状態に設定し、メインルーチン600内のサブルーチンを実行する。
図8は、行動履歴情報412の一例を示す説明図である。行動履歴情報412は、タイムステップ行801と、行動履歴行802と、を有する。タイムステップ行801は、計算ステップmにおける時系列なタイムステップt(m)である。タイムステップ行801の各カラム内の0、1、2、…、29の昇順の数値は、タイムステップt(m)である。行動履歴行802は、タイムステップt(m)に対応する時系列な行動302のシークエンスデータとなる行動履歴A(m)である。行動履歴行802の各カラム内の値(x2、x1、/、…)は、タイムステップt(m)における行動302である。
ステップS602では、信号処理装置100は、タイムステップ行801のタイムステップtをt=0に設定し、行動履歴行802の全カラムを空欄にすることで、行動履歴情報412を初期状態に設定する。そして、信号処理回路107がサブルーチンを実行して、マルチスペクトル信号S(t=0)および信号x´を算出する。メインルーチン600の終了時の数式800が、図7に示した生成式770となる。
<サブルーチン>
図9は、ステップS602におけるメインルーチン600内のサブルーチンの詳細な処理手順例を示すフローチャートである。サブルーチン900は、メインルーチン600のステップS602およびステップS605により呼び出されて実行される。
[ステップS901]
モジュレータ401は、識別変調を実行する。具体的には、たとえば、モジュレータ401は、タイムステップt(tは0以上T-1以下の整数。Tはタイムステップtの総ステップ回数であり、たとえば、T=30)においてコントローラ404から出力されてくる制御信号a(t)から説明変数または変調方法を選択する。モジュレータ401は、ユーザから選択された説明変数または変調方法の選択を受け付けてもよい。
つぎに、モジュレータ401は、行動履歴行802のタイムステップtのカラムに、選択した説明変数または変調方法を追加する。行動履歴情報412は、タイムステップt=0~T-1の行動302をカラムとするシークエンスデータである。行動履歴行802の初期値は、ステップS602で説明したように、すべてのカラムについて空白である。
モジュレータ401は、行動履歴行802が示すシークエンスデータを、タイムステップtの昇順に1カラムずつ読み出すと、逆ポーランド記法により、数式を生成する。図8の例では、数式800が生成される。
モジュレータ401は、逆ポーランド記法以外の数式記法、たとえば、ポーランド記法や中置記法を用いてもよい。なお、中置記法の場合には演算の種類として、パターンテーブル300に「(」「)」が追加される。
数式800による信号x´の算出例を説明する。モジュレータ401は、数式800が生成されると、数式800に、患者ID201の値がi(iは整数)である患者(以下、患者i)の説明変数群203のうち数式800に存在する説明変数の値を代入することで、患者iについて数式800を適用したときの信号x´を算出する。患者iの信号x´を信号x´と表記する。信号x´は、数式800の算出値である。なお、図2の第1分析対象データ210では、患者数(患者ID201の総数)が50であるため、信号x´の個数は50個である。
信号x´はデータメモリ400に記憶され、コントローラ404に出力される。なお、モジュレータ401は、行動履歴行802が示すシークエンスデータから数式800を構成できない場合、すべての信号x´の値を0にする。これにより、ステップS901が終了し、ステップS902に移行する。
[ステップS902]
モジュレータ401は、行動履歴行802のすべてのカラムが埋められたとき(すなわち、タイムステップt=T-1)、または変調方法として「End」が選ばれたときに、停止信号K(t)を、K(t)=1に設定し、そうでなければ、K(t)=0に設定する。これにより、ステップS902が終了し、ステップS903に移行する。
[ステップS903]
スペクトルジェネレータ402は、現在のタイムステップtにおいて、ステップS901で得られた信号x´から、識別信号となるマルチスペクトル信号S(t)を生成する。具体的には、たとえば、スペクトルジェネレータ402は、下記式(1)により、信号位置SP(t)を算出する。
Figure 0007668245000001
上記式(1)の右辺において、d(0以上の整数)はスペクトル信号の信号長である。min(x´)は、全信号x´内の最小値を選択する演算であり、max(x´)は、全信号x´内の最大値を選択する演算である。また、関数floor()は整数値へ切り捨てる関数である。
図10は、実施例1にかかるマルチスペクトル信号S(t)の一例を示す説明図である。マルチスペクトル信号S(t)は、スペクトル番号kごとのスペクトル信号を示すカラムの配列Bk(t)の集合である。スペクトル番号kは、患者が所属するクラスを一意に特定する番号である。図10では、k=0~10までの11クラスがある。また、配列番号nは、d=0~83の整数である。
また、マルチスペクトル信号S(t)は、(d+1)×(k+1)の行列として表現される。なお、図10では、d=83、k=10とした。また、配列番号nの最大値はd-1である。
配列Bk(t)の各カラムには、上記式(1)から出力される整数値に該当するか否かを示す値が設定される。該当する場合には「1」、該当しない場合には「0」が設定される。カラムの初期値も「0」である。
配列Bk(t)のカラムの値を「0」から「1」に更新する処理例について説明する。スペクトルジェネレータ402は、患者iの信号x´と全患者の信号x´とを上記式(1)に適用して、タイムステップtにおける患者iの信号位置SP(t)を算出し、算出した信号位置SP(t)に一致する配列番号nを特定する。
また、スペクトルジェネレータ402は、患者iの目的変数202の値を第1分析対象データ210から取得し、取得した値に一致するスペクトル番号kを特定する。スペクトルジェネレータ402は、特定した配列番号nと特定したスペクトル番号kとに該当する配列Bk(t)のカラムの値を「0」から「1」に更新する。
たとえば、特定した配列番号nがn=82だとする。また、患者ID201の値iがi=1とすると、その目的変数202の値は「1」であるため、k=1となる。したがって、患者i(i=1)についてはハッチングが施された配列B1(t)における配列番号n=82のカラムに「1」が設定される。患者i(i=2~50)についても同様に処理されることで、タイムステップtのマルチスペクトル信号S(t)が生成される。マルチスペクトル信号S(t)は、タイムステップtごとにデータメモリ400に記憶され、コントローラ404に出力され、サブルーチン900はメインルーチン600に処理を返す。
[ステップS603]
サブルーチン900から図6に戻り、コントローラ404は、タイムステップtの制御信号a(t)を決定する。具体的には、たとえば、コントローラ404は、ランダムユニット503は、0.0から1.0の範囲で乱数値を出力する。コントローラ404は、ランダムユニット503から出力された乱数値が、しきい値e(たとえば、e=0.5)以上であれば、パターンテーブル300からランダムに1つの行動302を選択し、選択した行動302で制御信号a(t)を決定する。
たとえば、あるタイムステップtにおいて、パターンテーブル300からランダムに選択された行動302が、行動番号301の値「104」の「/」であれば、コントローラ404は、「/」を制御信号a(t)に決定する。
一方、あるタイムステップtにおいて、ランダムユニット503が出力した乱数値がしきい値e未満であれば、コントローラ404は、ネットワークユニット500内のQ*ネットワーク501に、マルチスペクトル信号S(t)を入力し、価値マップz(t)を生成する。
コントローラ404は、価値マップz(t)内の価値が最大値となった行動番号301に対応する行動302をパターンテーブル300から1つ選択し、選択した行動302を制御信号a(t)に決定する。
たとえば、図3では、価値マップz(t)内の価値の最大値は「0.9」であり、行動番号102に対応する。パターンテーブル300において、行動番号301の値「102」に対応する行動302は、「exp」である。コントローラ404は、制御信号a(t)を最大値「0.9」に対応する「exp」に決定する。このように、価値が最大値となった行動302を選択することにより、コントローラ404は、より価値の高い制御信号a(t)を選択することができ、コントローラ404がより好適な行動302を取ることができる。
[ステップS604]
エバリュエータ403は、タイムステップtにおける報酬r(t)の計算を実行する。具体的には、たとえば、エバリュエータ403は、ステップS602:コントローラ初期化のサブルーチン900から出力された信号x´と、データメモリ400からロードした目的変数202の値と、を用いて、識別モデルを学習し、予測精度を計算する。
識別モデルとしては、ロジスティック回帰、Support Vector Machine(SVM)、勾配ブーストのような予測モデルを用いることできる。いずれの予測モデルを用いても、識別が正しく行われたかを知ることのできる統計量V(t)(AUC、accuracy、precision、recall、f-measureなど)を用いて、タイムステップtの報酬r(t)を計算することが可能である。実施例1では、最もシンプルな構成であるロジスティック回帰を例に説明する。
Figure 0007668245000002
上記式(2)を用いて説明すると、エバリュエータ403は、学習後の識別モデル(実施例1では、ロジスティック回帰モデル)に信号x´を入力して予測値pを計算する。つぎに、エバリュエータ403は、上記式(3)に示すように、予測値pと目的変数202(式(3)中、「target」と表記)とをスコア関数score()に代入して、あるタイムステップtにおける統計量V(t)を計算する。
実施例1では、図7に示したように、ステップS600において、ユーザが統計量選択部(Measure)741でスコア関数score()として「AUC」を選択したが、f-measureなど、識別モデルの予測精度を評価できる統計量V(t)であれば、同様に上記式(2)を構成することができる。
そして、エバリュエータ403は、下記式(4)により、統計量V(t)を用いて、タイムステップtにおける報酬r(t)を算出する。医師や研究者が信号x´から優れた識別が行われたと直感的に感じられるように、報酬r(t)の計算式として下記式(4)を構成した。
Figure 0007668245000003
上記式(4)の右辺のOverwrapは、異なるクラス同士の点が重なった割合である。図7の信号分布760を例に挙げると、クラス0の点群761のいずれの点も、クラス1の点群762のいずれの点とも重複していない。したがって、異なるクラス同士の点が1つも重なっていないことになる。この場合、異なるクラス同士の点が重なった割合は0となる。
また、図10を例にあげると、配列B0(t)と配列B1(t)とを比較すると、ともに配列番号n=82のカラムが「1」である。したがって、クラス0(k=0)の点とクラス1(k=1)の点が信号分布760において重複していることを示す。重複位置がこの1か所であるとすると、異なるクラス同士の点が重なった割合は、信号長d=84であるため、1/84となる。
また、上記式(4)の右辺のMarginは、異なるクラス間の幅である。図7の信号分布760を例に挙げると、境界点761Lと境界点762Rとの間隔を示すマージン763が、Marginとなる。また、図10を例にあげると、配列B0(t)と配列B1(t)とを比較すると、ともに配列番号n=82の値が「1」であるため、異なるクラス同士の点が重なる。したがって、Margin=0となる。
なお、クラス数が2より大きい場合(k≧2)には、異なるクラス同士で、OverwrapとMarginを総当たり計算して、上記式(4)に加算される。ここで、図11を用いて、Marginの計算例について具体的に説明する。
図11は、実施例1にかかるOverwrapおよびMarginの計算例を示す説明図である。(A)は、信号分布1100Aと、そのクラス分布を示すパネル1110Aと、を示す。(B)は、信号分布1100Bと、そのクラス分布を示すパネル1110Bと、を示す。(C)は、信号分布1100Cと、そのクラス分布を示すパネル1110Cと、を示す。
なお、信号分布1100A、1100B、1100Cを区別しない場合は、信号分布1100と称す。パネル1110A、1110B、1110Cを区別しない場合は、パネル1110と称す。また、パネル1110の各点(●および○)は、各患者の信号x´、すなわち、生成式770の計算値である。
また、信号分布1100は、出力デバイス104から表示可能に出力され、また、信号分布1100に関するデータを通信IF105を介して他のコンピュータに送信することで当該他のコンピュータにおいて表示可能に出力される。また、パネル1110は、内部処理的なデータであるが、信号分布1100とともに、または、信号分布1100に替えて、表示可能に出力されてもよい。
(A)信号分布1100Aにおいて、クラス0の点群(●)の分布と、クラス1の点群(○)の分布と、は重なり合っている。信号分布1100Aでは、Overwrapの値が0.3であるため、クラス0およびクラス1の間で25個の点が重複している。また、クラス0の点群(●)の分布と、クラス1の点群(○)の分布と、は重なり合っているため、Marginの値は0である。
パネル1110Aは、数直線1111と、クラス0の点群の分布範囲1112Aと、クラス1の点群の分布範囲1113Aと、を含む。クラス0の点群の分布範囲1112Aの左端の黒丸は、クラス0において信号x´が最小となる点であり、右端の黒丸は、クラス0において信号x´が最大となる点である。同様に、クラス1の点群の分布範囲1113Aの左端の白丸は、クラス1において信号x´が最小となる点であり、右端の白丸は、クラス1において信号x´が最大となる点である。
(B)信号分布1100Bにおいて、クラス0の点群(●)の分布と、クラス1の点群(○)の分布と、は重なり合っておらず(Overwrap=0)、マージン1101Bを有する(Margin>0)。マージン1101Bは、クラス0の点群のうち信号x´が最大となる点1102Bと、クラス1の点群のうち信号x´が最小となる点1103Bと、の間隔である。すなわち、マージン1101Bは、点1103Bの位置を示す信号x´から点1102Bの位置を示す信号x´を減算した値である。
パネル1110Bは、数直線1111と、クラス0の点群の分布範囲1112Bと、クラス1の点群の分布範囲1113Bと、を含む。クラス0の点群の分布範囲1112Bの左端の黒丸は、クラス0において信号x´が最小となる点であり、右端の黒丸は、クラス0において信号x´が最大となる点である。同様に、クラス1の点群の分布範囲1113Bの左端の白丸は、クラス1において信号x´が最小となる点であり、右端の白丸は、クラス1において信号x´が最大となる点である。
(C)信号分布1100Cにおいて、クラス0の点群(●)の分布と、クラス1の点群(○)の分布と、は重なり合っておらず(Overwrap=0)、マージン1101Cを有する(Margin>0)。マージン1101Cは、クラス0の点群のうち信号x´が最大となる点1102Cと、クラス1の点群のうち信号x´が最小となる点1103Cと、の間隔である。
パネル1110Cは、数直線1111と、クラス0の点群の分布範囲1112Cと、クラス1の点群の分布範囲1113Cと、を含む。クラス0の点群の分布範囲1112Cの左端の黒丸は、クラス0において信号x´が最小となる点であり、右端の黒丸は、クラス0において信号x´が最大となる点である。同様に、クラス1の点群の分布範囲1113Cの左端の白丸は、クラス1において信号x´が最小となる点であり、右端の白丸は、クラス1において信号x´が最大となる点である。
これにより、エバリュエータ403は、上記式(3)で算出した統計量V(t)と、算出したOverwrapおよびMarginを上記式(4)に代入することで報酬r(t)を算出することになる。なお、図11では、2クラス分類の例について説明したが、3クラス以上の場合、すべてのクラス間の組み合わせから計算された(1-Overwrap)とMarginが上記式(4)に代入される。
上記式(4)によって算出された報酬r(t)は、(a)統計量V(t)により予測精度が高いこと、(b)異なるクラスの点が互いに重なっていないこと(つまり、(1-Overwrap)の値が大きい)、(c)異なるクラスの点が離れて分布していること(Marginの値が大きい)の3条件のうち該当する条件が多いほど大きくなる。
図11において、(A)では予測精度(AUC)がV(t)=0.6と低く、異なるクラス間で3割の点が重なっており、クラス間の距離を示すマージンは0である。したがって、報酬r(t)=1.3となる。
(B)および(C)では、等しい予測精度(V(t)=1.0)を持ち、クラス間で重なりも無い。一方、クラス間の距離を示すマージンについては、(C)の方が大きく、(C)の報酬r(t)が0.3ポイント(=2.4-2.1)高い結果となる。なお、エバリュエータ403は、報酬r(t)をデータメモリ400に保存するとともにコントローラ404に出力する。
[ステップS605]
信号処理装置100は、図8に示したタイムステップt+1における信号データ生成処理を実行する。具体的には、たとえば、信号処理装置100は、サブルーチン900によりマルチスペクトル信号S(t+1)と信号x´とを計算する。
[ステップS606]
ネットワークユニット500は、報酬r(t)、マルチスペクトル信号S(t)、S(t+1)、制御信号a(t)、および停止信号K(t)をデータパックD(t)として、データメモリ400内のリプレイメモリ411に保存する。
[ステップS607]
停止信号K(t)=0であれば(ステップS607:Yes)、信号処理装置100は、t=t+1としてタイムステップtを更新し、ステップS603に戻る。一方、停止信号K(t)=1であれば(ステップS607:No)、信号処理装置100は、ステップS608に処理を移行する。
[ステップS608]
学習パラメータ更新ユニット520は、リプレイメモリ411からランダムにJ個のデータパックD(1),…,D(j),…,D(J)(j=1,…,J)(以下、データパック群Ds)をロードし、下記式(5)により教師信号y(j)を更新する。なお、実施例1では、例としてJ=100とする。
Figure 0007668245000004
上記式(5)において、γは割引率であり、実施例1では、γ=0.998とする。上記式(5)における計算処理maxQ(S(j+1);θ)は、ネットワークユニット500内のQネットワーク502にマルチスペクトル信号S(j+1)を入力し、Qネットワーク502が学習パラメータθを適用して算出した価値マップz(j)の中から最大値、すなわち、最大の行動価値を出力する処理である。たとえば、図3の価値マップz(t)が価値マップz(j)である場合、計算処理maxQ(S(j+1);θ)は、行動番号=102の値「0.9」を最大の行動価値として出力する。
[ステップS609]
学習パラメータ更新ユニット520は学習計算を実行する。勾配算出ユニット521は、下記式(6)を用いて学習パラメータθについて勾配を出力することで学習パラメータθを更新する。
Figure 0007668245000005
上記式(6)の右辺第2項のgradθは、学習パラメータθについて勾配を計算する関数である。αは、正の実数値を持つ学習係数である(実施例1では、例として、α=0.001)。これにより、Qネットワーク502は、報酬r(t)が考慮された更新後の学習パラメータθにより、報酬r(t)、すなわち、目的変数の予測精度が高くなるような行動302を示す制御信号a(t)を生成することができる。
また、ステップS609において、学習パラメータ更新ユニット520は、Qネットワーク502の更新後の学習パラメータθを、Q*ネットワーク501の学習パラメータθ*に上書きする。すなわち、Q*ネットワーク501が、更新後の学習パラメータθと同一の値となる。これにより、Q*ネットワーク501は、行動価値、すなわち、目的変数の予測精度が高くなると期待できる行動として制御信号a(t)を特定することができる。
[ステップS610]
信号処理装置100は、統計量V(t)が目標値設定部742に入力された目標値を下回り、かつ、計算ステップmが所定の回数M未満であれば(ステップS610:Yes)、信号処理装置100による分析を継続するため、ステップS602に戻り、計算ステップmをm=m+1として更新する。実施例1では、例として、M=100万回とする。
一方、信号処理装置100は、統計量V(t)が目標値設定部742に入力された目標値以上、または、計算ステップmが所定の回数Mに到達した場合(ステップS610:No)、ステップS611に移行する。
[ステップS611]
信号処理装置100は、データメモリ400に保存されたデータパック群Dsのうち、統計量V(t)が目標値以上となったすべての計算ステップm’=1,…,M’の行動履歴A(m’)と、計算ステップm’におけるタイムステップt’以下のデータパックD(t≦t’)を記憶デバイス102に保存する。
[ステップS612]
信号処理装置100は、出力部として結果表示を実行する。具体的には、たとえば、信号処理回路107は、記憶デバイス102に保存された複数の行動履歴A(m’)と計算ステップm’に付随するタイムステップt’以下のデータパックD(t≦t’)から最終的な信号分布760および生成式770を出力する。プロセッサ101は、出力部として、信号処理回路107から出力された最終的な信号分布760および生成式770を、結果表示領域750に表示する。これにより、メインルーチン600の全処理が終了する。
以上のように生成された信号x´とその生成式770は、医師や研究者が結果を医学的に考察しやすく、また、薬剤の効果などを判断しやすい。このため、生成式770を通して機序の探求に質することができる。また、マルチスペクトル信号S(t)を取り扱うことで、計算処理に要するメモリ量を削減することができると共に、計算処理の高速化に寄与することができる。
<実験>
図12は、実施例1にかかる信号処理装置100の動作実験で用いた患者データの一例を示す説明図である。患者データ1200は、第1分析対象データ210の具体例である。ここで、実施例1にかかる信号処理装置100の動作結果を示す。図12の患者データ1200は実験に用いた患者データの抜粋である。
患者数は442名(図12では、患者ID201が1~10であるため10名)、説明変数群203は、age(年齢)、sex(性別)、height(身長)およびweight(体重)と、96個の一様乱数の合計100種類とされている。age(年齢)の値は平均0、分散1に正規化されている。sex(性別)の値は「0」が女性、「1」が男性である。Target(目的変数)は、weight/heightから計算されたBMIについて、患者全体のBMIの中央値より大きければ「1」、そうでなければ「0」に設定されている。
図13は、実施例1にかかる信号処理装置の動作実験結果の例1を示すグラフであり、図14は、実施例1にかかる信号処理装置の動作実験結果の例2を示すグラフである。図13および図14において、パネル1301,1302,1401,1402はカーネル密度推定を用いて、各患者の信号x´の値の分布を図示した。横軸は信号x´の値であり、縦軸はカーネル密度推定量(概して、頻度とする)である。
信号処理装置100を動作させた結果、
パネル1301については、
統計量V(t)=AUC:0.893
生成式770:weight+exp(age)、
パネル1302については、
統計量V(t)=AUC:0.959
生成式770:height/weight、
パネル1401については、
統計量V(t)=AUC:1.0
生成式770:weight/height
パネル1402については、
統計量V(t)=AUC:1.0
生成式770:height/weight
が得られた。
パネル1401の統計量V(t)はAUC:1.0であり、横軸の値からもBMIが正しく復元されている。つぎに、パネル1402の結果である生成式770のheight/weightは、BMIの逆数であり、層別化の用途であればBMIと同様に取り扱うことができる。このように、医師や研究者は生成式を通して、医学的な妥当性を判断することができる。以上の結果から、実施例1にかかる構成は、意図する通りに層別化が行えることを確認できた。
実施例2は、実施例1において、図2に示した第1分析対象データ210に替えて、第2分析対象データ220を適用する場合の例である。第1分析対象データ210との違いは、第1分析対象データ210の目的変数202が質的変数であったのに対し、第2分析対象データ220の目的変数212が量的変数であるという点である。実施例2では、実施例1との相違点を中心に説明するため、実施例1と同一構成には同一符号を付し、説明を省略する。
<処理手順例>
図15は、実施例2にかかる信号処理装置100による処理手順例として、メインルーチン1500を示すフローチャートである。以下、図15のフローチャートを用いて、メインルーチン1500の処理の流れを説明する。また、実施例2では、サブルーチン900に替えて図17に示すサブルーチンが実行される。
[ステップS1500]
出力デバイス104には、表示画面が表示される。
図16は、実施例2にかかる表示画面の一例を示す説明図である。表示画面1600は、ロードボタン710と、開始ボタン720と、生成条件入力領域730と、目標尺度入力領域740と、結果表示領域750と、を有する。ユーザがロードボタン710をクリックすると、記憶デバイス102に格納された分析対象DB121内の第2分析対象データ220とパターンDB122内のパターンテーブル300とが、オペレーションシステムの機能を用いてロードされる。プロセッサ101は、信号処理回路107のデータメモリ400に第2分析対象データ220とパターンテーブル300とを転送する。ユーザが開始ボタン720をクリックすることによりメインルーチン1500の処理が開始する。
実施例1と異なる点としては、実施例2では量的変数を表すマルチスペクトル信号S(t)を生成するため、統計量選択部741に、相対二乗誤差(RSE:Relative Squared Error)が入力され、目標値設定部742には「0.9」が設定されている。統計量選択部741は、回帰モデルの予測精度を評価できるRSE以外の他の統計量(2乗誤差、Relative Absolute Error、決定係数など)を選択することもできる。
目標尺度入力領域740の損失関数設定部1643にはマルチスペクトル信号S(t)を計算する際の損失関数を1以上設定することができる。実施例2では、下記式(7)の符号付き2乗誤差が設定されたものとする。
Figure 0007668245000006
損失関数設定部1643には、このほか、符号付き絶対値誤差(下記式(8))、符号付きヒンジ誤差(下記式(9))を1以上設定することができる。
Figure 0007668245000007
上記式(7)~(9)のsign関数は、値を受け取って符号を返す関数であり、引数が0以上であれば「1.0」、引数が0未満であれば「-1.0を」出力する。また、上記式(9)のεは、許容誤差を表すパラメータであり、実施例2では「0.1」に設定されている。なお、損失関数設定部1643には、ユーザが誤差関数を式として入力してもよい。たとえば、下記式(10)のように符号付き対数変換ヒンジ誤差関数を入力することが可能である。
Figure 0007668245000008
また、結果表示領域750は、信号分布1660と、生成式770と、を含む。信号分布1660において、縦軸は損失の大きさ(Pの値)を示す。また、横軸は、目的変数212(target)の大きさを小さい順に並び替えた場合の目的変数212のインデックス(後述する式(11)のargsort関数の出力値)を示す。図16の信号分布1660では、各々の患者について損失関数P=0であることを示している。すなわち、各患者の目的変数212と信号x´とが完全一致したことを意味する。
[ステップS1502]
図15に戻り、ステップS1501の実行後、信号処理装置100は、ステップS602のように、コントローラ404の初期化を実行する。ただし、ステップS1502では、信号処理装置100は、サブルーチン900に替わってサブルーチン1700を実行する。
<サブルーチン>
図17は、ステップS1502におけるメインルーチン1500内のサブルーチン1700の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。サブルーチン1700は、メインルーチン1500のステップS1502およびステップS1505により呼び出されて実行される。
[ステップS1701]
モジュレータ401は、回帰変調を実行する。具体的には、たとえば、モジュレータ401は、タイムステップtにおいてコントローラ404から出力されてくる制御信号a(t)から説明変数または変調方法を選択する。モジュレータ401は、ユーザから選択された説明変数または変調方法の選択を受け付けてもよい。
モジュレータ401は、行動履歴行802のタイムステップtのカラムに、選択した変数または変調方法を追加する。行動履歴行802の初期値はすべてのカラムについて空白である。
モジュレータ401は、行動履歴行802が示すシークエンスデータを、タイムステップtの昇順に1カラムずつ読み出すと、逆ポーランド記法により、数式を生成する。図8の例では、数式800が生成される。また、モジュレータ401は、数式800に、患者iの説明変数群203のうち数式800に存在する説明変数の値を代入することで、患者iについて数式800を適用したときの信号x´を算出する。信号x´は、数式800の算出値である。なお、図2の第2分析対象データ220では、患者数(患者ID201の総数)が50であるため、信号x´の個数は50個である。
信号x´はデータメモリ400に記憶され、コントローラ404に出力される。なお、モジュレータ401は、行動履歴行802が示すシークエンスデータから数式800を構成できない場合、すべての信号x´の値をすべて0にする。これにより、ステップS1701が終了し、ステップS1702に移行する。
[ステップS1702]
モジュレータ401は、行動履歴行802のすべてのカラムが埋められたとき(すなわち、t=T-1)、または変調方法として「End」が選ばれたときに、停止信号K(t)を、K(t)=1と設定し、そうでなければ、K(t)=0に設定する。これにより、ステップS1702が終了し、ステップS1703に移行する。
[ステップS1703]
スペクトルジェネレータ402は、現在のタイムステップtにおいて、ステップS1701で得られた信号x´からマルチスペクトル信号S(t)を生成する。具体的には、たとえば、スペクトルジェネレータ402は、下記式(11)により、信号位置SP(t)を算出する。
Figure 0007668245000009
上記式(11)において、Nは患者ID201の総数(実施例2では、N=50)である。argsortは、目的変数212(target)の大きさを小さい順に並び替えた場合の目的変数212のインデックス(0から始まる整数)を出力する関数である。たとえば、仮にtarget={0.1,0.0,1}とすると、「0.1」のインデックスは「1」、「0.0」のインデックスは「0」、「1」のインデックスは「2」となるため、argsort(target)={1,0,2}となる。
図18は、実施例2にかかるマルチスペクトル信号S(t)の一例を示す説明図である。マルチスペクトル信号S(t)は、スペクトル番号kごとのカラムの配列Bk(t)の集合である。スペクトル番号kは、患者の目的変数202の値である。図10では、k=0~10までの11クラスがある。また、配列番号nは、d=0~83の整数である。また、実施例1では、カラムに設定される値が「0」(初期値)または「1」であったのに対し、実施例2では、「0」(初期値)または損失関数設定部1643に設定された損失関数の計算結果である。
スペクトルジェネレータ402は、上記式(7)を用いて、マルチスペクトル信号S(t)を計算する。たとえば、上記式(11)で信号位置SP(t)=0、上記式(7)で損失関数P=-0.1と計算された場合には、スペクトル番号k=0の配列B0(t)の配列番号n=SP(t)=0のカラムに、損失関数P=-0.1を設定する。
図19は、実施例2にかかるマルチスペクトル信号S(t)の可視化例を示す説明図である。(A)は、図16に示した信号分布1660を示す。(B)は、各々の患者iの信号x´に損失が存在(P≠0)する信号分布1901を示す。
また、損失関数設定部1643において、符号付き2乗誤差(上記式(7))と符号付き絶対値誤差(上記式(8))が入力されている場合、すなわち、複数の損失関数が入力されている場合には、スペクトルジェネレータ402は、損失関数の入力順にスペクトル番号kを付与して損失関数Pの計算を実行する。マルチスペクトル信号S(t)は、損失関数別に、図18に示したようなデータが保持される。
(C)は、損失関数P別にマルチスペクトル信号S(t)が保存された場合の信号分布1902を示す。具体的には、たとえば、患者iの信号x´は、損失関数設定部1643への1番目の入力である符号付き2乗誤差(上記式(7))については黒丸(●)として表示され、2番目の入力である符号付き絶対値誤差(上記式(8))については白丸(○)として表示される。
(D)は、ユーザが損失関数設定部1643に入力した誤差関数(たとえば、上記式(10))が適用された場合の信号分布1903を示す。たとえば、上記式(10)のように損失関数Pに対数が存在する場合には、信号分布1903の縦軸は対数スケールの表示となる。マルチスペクトル信号S(t)はデータメモリ400に記憶され、コントローラ404に出力され、サブルーチン1700はメインルーチン1500に処理を返し、ステップS603に戻る。
[ステップS1504]
図15に戻り、ステップS603の実行後、エバリュエータ403は、タイムステップtの報酬r(t)の計算を実行する。ただし、実施例2では、エバリュエータ403は、実施例1とは異なるタイムステップtの報酬r(t)の計算を実行する。具体的には、たとえば、エバリュエータ403は、ステップS602:コントローラ初期化のサブルーチン900から出力された信号x´と、データメモリ400からロードした目的変数202の値と、を用いて、回帰モデルを学習し、予測精度を計算する。
識別モデルとしては、線形回帰、SVM回帰、勾配ブースト回帰を用いることできる。いずれの予測モデルを用いても、回帰がどの程度正しく行われたかを知ることのできる統計量(相対二乗誤差(RSE)、2乗誤差、決定計数など)を計算することが可能である。実施例2では、最もシンプルな構成である線形回帰モデルを例に説明する。
医師や研究者が信号x´から優れた識別が行われたと直感的に感じるように、報酬r(t)を下記式(12)で構成した。
Figure 0007668245000010
上記式(12)から計算される報酬r(t)は、相対二乗誤差(RSE)が小さいほど値が大きくなるように設計されている。上記式(12)において、ユーザが統計量選択部741により予測精度として相対二乗誤差(RSE)を選択したものとする。決定係数の場合には上記式(4)が採用されるが、実施例2に適用する場合には、上記式(4)中、OverwrapおよびMarginの値を0に設定することになる。
[ステップS1505]
信号処理装置100は、図8に示したタイムステップt+1における信号データ生成処理を実行する。具体的には、たとえば、信号処理装置100は、サブルーチン1700によりマルチスペクトル信号S(t+1)と信号x´とを計算する。
[ステップS1512]
実施例1と同様にステップS606~S611が実行されたあと、信号処理装置100は、記憶デバイス102に保存された複数の行動履歴A(m’)と計算ステップm’に付随するタイムステップt’以下のデータパックD(t≦t’)から信号処理回路107を動作さることにより、結果表示領域750に最終的な図19に示したような信号分布および生成式770を表示して、メインルーチン1500の全処理を終了する。
実施例2によれば、以上のように生成された信号x´とその生成式770は、医師や研究者が結果を医学的に考察しやすく、また、薬剤の効果などを判断しやすい。このため、生成式770を通して機序の探求に質することができる。また、マルチスペクトル信号S(t)を取り扱うことで、計算処理に要するメモリ量を削減することができると共に、計算処理の高速化に寄与することができる。
また、上述した実施例1および実施例2にかかる信号処理装置100は、下記(1)~(13)のように構成することもできる。
(1)信号処理装置100は、分析対象(患者)についての説明変数群203の各説明変数の値と目的変数202の値とを有する分析対象データを前記分析対象ごとに有する分析対象データ群(第1分析対象データ210または第2分析対象データ220)と、前記説明変数または前記説明変数を変調する変調方法のいずれか一方である行動302を1以上保持する行動履歴情報412と、を記憶する記憶部(記憶デバイス102)と、前記行動履歴情報に基づいて、前記分析対象ごとに前記分析対象データを変調した第1信号を生成する変調部であるモジュレータ401と、前記変調部によって変調された前記分析対象ごとの前記第1信号x´を、前記目的変数202の値別の第1スペクトル信号に分類した第1マルチスペクトル信号S(t)を生成する生成部であるスペクトルジェネレータ402と、前記第1マルチスペクトル信号S(t)に基づいて、前記目的変数202の値に基づく前記第1信号x´の分布を1次元に配列した信号分布(760、1100、1660、1901~1903)を生成して、表示可能に出力する出力部と、を有する。
(2)上記(1)の信号処理装置100において、前記変調部は、前記行動履歴情報内の前記行動を組み合わせて数式800を立案し、前記数式800に含まれる前記説明変数の値を前記分析対象データから取得して前記数式800の計算結果である前記第1信号x´を前記分析対象ごとに出力する。
(3)上記(1)の信号処理装置100において、前記記憶部は、1以上の前記説明変数と1以上の前記変調方法とを含むパターンテーブル300を記憶しており、前記パターンテーブル300から第1行動を選択して、前記行動履歴情報412に追加する制御部であるコントローラ404と、を有する。
(4)上記(1)の信号処理装置100において、前記制御部は、前記パターンテーブル300から前記第1行動をランダムに選択する。
(5)上記(3)の信号処理装置100において、前記制御部は、学習パラメータθ*と、前記第1マルチスペクトル信号S(t)と、に基づいて、前記行動ごとの価値を示す第1配列(価値マップz(t))を生成し、前記第1配列(価値マップz(t))の中の特定の価値に対応する前記第1行動を選択して、前記行動履歴情報412に追加する。
(6)上記(3)の信号処理装置100は、前記分析対象ごとの前記第1信号x´と前記目的変数202の値とに基づいて学習モデルを生成し、前記分析対象ごとの前記第1信号x´を前記学習モデルに入力することにより前記分析対象ごとの予測値pを算出し、前記分析対象ごとの前記予測値pと前記目的変数202の値とに基づいて、前記第1行動の価値を評価する報酬r(t)を算出する評価部であるエバリュエータ403を有し、前記変調部は、前記制御部によって前記第1行動が追加された追加後の行動履歴情報412に基づいて、前記分析対象ごとに前記分析対象データを変調した第2信号x´を生成し(ステップS901)、前記生成部は、前記変調部によって変調された前記分析対象ごとの前記第2信号x´を、前記目的変数202の値に基づく第2スペクトル信号に分類した第2マルチスペクトル信号S(t+1)を生成し(ステップS903)、前記制御部は、前記報酬r(t)と、学習パラメータθと、前記第2マルチスペクトル信号S(t+1)と、に基づいて、前記行動ごとの価値を示す第2配列(価値マップz(j))を生成して、前記第2配列(価値マップz(j))の中の特定の価値を選択(たとえば、行動番号=102の値「0.9」を最大の行動価値として選択)するとともに(ステップS608)、前記学習パラメータθを更新する(ステップS609)。
(7)上記(6)の信号処理装置100において、前記報酬r(t)は、前記学習モデルの予測精度が大きいほど大きい値となる。
(8)上記(6)の信号処理装置100において、前記目的変数202の値は、前記分析対象に関する識別値であり、前記出力部は、前記第1マルチスペクトル信号S(t)に基づいて、前記目的変数202の値別の前記第1信号x´の複数の分布を1次元に配列した信号分布(760、1100)を生成して、表示可能に出力し、前記報酬r(t)は、前記複数の分布が重なる部分が少ないほど大きい値となる。
(9)上記(6)の信号処理装置100において、前記目的変数202の値は、前記分析対象に関する識別値であり、前記出力部は、前記第1マルチスペクトル信号S(t)に基づいて、前記目的変数202の値別の前記第1信号x´の複数の分布を1次元に配列した信号分布(760、1100)を生成して、表示可能に出力し、前記報酬r(t)は、前記複数の分布間の間隔が大きいほど大きい値となる。
(10)上記(8)の信号処理装置100において、前記出力部は、前記複数の分布間の間隔を表示可能に出力する。
(11)上記(1)の信号処理装置100において、前記目的変数202の値は、前記分析対象に関する回帰結果を示す予測値であり、前記生成部は、前記変調部によって変調された前記分析対象ごとの前記第1信号x´と、前記目的変数202の値と、に基づいて、前記分析対象ごとに損失関数Pを計算し、前記損失関数Pの計算結果を、前記目的変数202の値別に分類した第1マルチスペクトル信号S(t)を生成し、前記出力部は、前記第1マルチスペクトル信号S(t)に基づいて、前記目的変数202の値順に配列された前記第1信号x´についての前記損失関数Pの計算結果を示す信号分布(1660、1901~1903)を生成して、表示可能に出力する。
(12)上記(11)の信号処理装置100において、前記生成部は、複数の前記損失関数Pが設定されている場合、前記損失関数Pごとに前記第1マルチスペクトル信号S(t)を生成し、前記出力部は、前記損失関数Pごとの前記第1マルチスペクトル信号S(t)に基づいて、前記目的変数202の値順に配列された前記第1信号x´についての複数の前記損失関数Pの計算結果を含む1つの信号分布1902を生成して、表示可能に出力する。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 信号処理装置
101 プロセッサ
102 記憶デバイス
107 信号処理回路
202、212 目的変数
203 説明変数群
210 第1分析対象データ
220 第2分析対象データ
300 パターンテーブル
301 行動番号(行)
302 行動(行)
310 価値マップ
400 データメモリ
401 モジュレータ
402 スペクトルジェネレータ
403 エバリュエータ
404 コントローラ
411 リプレイメモリ
412 行動履歴情報
500 ネットワークユニット
501 Q*ネットワーク
502 Qネットワーク
503 ランダムユニット
520 学習パラメータ更新ユニット
521 勾配算出ユニット
600 メインルーチン
760、1100、1660、1901~1903 信号分布
770 生成式
800 数式
900、1700 サブルーチン
a(t) 制御信号
x´ 信号
z(t) 価値マップ
θ、θ* 学習パラメータ

Claims (14)

  1. 分析対象についての説明変数の値と目的変数の値とを有する分析対象データを前記分析対象ごとに有する分析対象データ群と、前記説明変数である行動及び前記説明変数を変調する変調方法である行動を保持する行動履歴情報と、を記憶する記憶部と、
    前記行動履歴情報に基づいて、前記分析対象ごとに前記分析対象データを変調した第1信号を生成する変調部と、
    前記変調部によって変調された前記分析対象ごとの前記第1信号を、前記目的変数の値別の第1スペクトル信号に分類した第1マルチスペクトル信号を生成する生成部と、
    前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記第1信号に基づく前記目的変数の値の分布を1次元に配列した信号分布を生成して、表示可能に出力する出力部と、
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の信号処理装置であって、
    前記変調部は、前記行動履歴情報内の前記行動を組み合わせて数式を立案し、前記数式に含まれる前記説明変数の値を前記分析対象データから取得して前記数式の計算結果である前記第1信号を前記分析対象ごとに出力する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  3. 請求項1に記載の信号処理装置であって、
    前記記憶部は、1以上の前記説明変数と1以上の前記変調方法とを含むパターン情報を記憶しており、
    前記パターン情報から第1行動を選択して、前記行動履歴情報に追加する制御部と、
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  4. 請求項3に記載の信号処理装置であって、
    前記制御部は、前記パターン情報から前記第1行動をランダムに選択する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  5. 請求項3に記載の信号処理装置であって、
    前記制御部は、学習パラメータと、前記第1マルチスペクトル信号と、に基づいて、前記行動ごとの価値を示す第1配列を生成し、前記第1配列の中の特定の価値に対応する前記第1行動を選択して、前記行動履歴情報に追加する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  6. 請求項3に記載の信号処理装置であって、
    前記分析対象ごとの前記第1信号と前記目的変数の値とに基づいて学習モデルを生成し、前記分析対象ごとの前記第1信号を前記学習モデルに入力することにより前記分析対象ごとの予測値を算出し、前記分析対象ごとの前記予測値と前記目的変数の値とに基づいて、前記第1行動の価値を評価する報酬を算出する評価部を有し、
    前記変調部は、前記制御部によって前記第1行動が追加された追加後の行動履歴情報に基づいて、前記分析対象ごとに前記分析対象データを変調した第2信号を生成し、
    前記生成部は、前記変調部によって変調された前記分析対象ごとの前記第2信号を、前記目的変数の値に基づく第2スペクトル信号に分類した第2マルチスペクトル信号を生成し、
    前記制御部は、前記報酬と、学習パラメータと、前記第2マルチスペクトル信号と、に基づいて、前記行動ごとの価値を示す第2配列を生成して、前記第2配列の中の特定の価値を選択するとともに、前記学習パラメータを更新する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  7. 請求項6に記載の信号処理装置であって、
    前記報酬は、前記学習モデルの予測精度が大きいほど大きい値となる、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  8. 請求項6に記載の信号処理装置であって、
    前記目的変数の値は、前記分析対象に関する識別値であり、
    前記出力部は、前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記第1信号別の前記目的変数の値の複数の分布を1次元に配列した信号分布を生成して、表示可能に出力し、
    前記報酬は、前記複数の分布が重なる部分が少ないほど大きい値となる、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  9. 請求項6に記載の信号処理装置であって、
    前記目的変数の値は、前記分析対象に関する識別値であり、
    前記出力部は、前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記第1信号別の前記目的変数の値の複数の分布を1次元に配列した信号分布を生成して、表示可能に出力し、
    前記報酬は、前記複数の分布間の間隔が大きいほど大きい値となる、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  10. 請求項8に記載の信号処理装置であって、
    前記出力部は、前記複数の分布間の間隔を表示可能に出力する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  11. 請求項1に記載の信号処理装置であって、
    前記目的変数の値は、前記分析対象に関する回帰結果を示す予測値であり、
    前記生成部は、前記変調部によって変調された前記分析対象ごとの前記第1信号と、前記目的変数の値と、に基づいて、前記分析対象ごとに損失関数を計算し、前記損失関数の計算結果を、前記目的変数の値別の第1スペクトル信号に分類した第1マルチスペクトル信号を生成し、
    前記出力部は、前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記目的変数の値順に配列された前記第1信号についての前記損失関数の計算結果を示す信号分布を生成して、表示可能に出力する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  12. 請求項11に記載の信号処理装置であって、
    前記生成部は、複数の前記損失関数が設定されている場合、前記損失関数ごとに前記第1マルチスペクトル信号を生成し、
    前記出力部は、前記損失関数ごとの前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記目的変数の値順に配列された前記第1信号についての複数の前記損失関数の計算結果を含む1つの信号分布を生成して、表示可能に出力する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  13. 分析対象についての説明変数の値と目的変数の値とを有する分析対象データを前記分析対象ごとに有する分析対象データ群と、前記説明変数である行動及び前記説明変数を変調する変調方法である行動を保持する行動履歴情報と、を記憶する信号処理装置が、
    前記行動履歴情報に基づいて、前記分析対象ごとに前記分析対象データを変調した第1信号を生成する変調処理と、
    前記変調処理によって変調された前記分析対象ごとの前記第1信号を、前記目的変数の値別の第1スペクトル信号に分類した第1マルチスペクトル信号を生成する生成処理と、
    前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記第1信号に基づく前記目的変数の値の分布を1次元に配列した信号分布を生成して、表示可能に出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする信号処理方法。
  14. 分析対象についての説明変数の値と目的変数の値とを有する分析対象データを前記分析対象ごとに有する分析対象データ群と、前記説明変数である行動及び前記説明変数を変調する変調方法である行動を保持する行動履歴情報と、を記憶するコンピュータに、
    前記行動履歴情報に基づいて、前記分析対象ごとに前記分析対象データを変調した第1信号を生成する変調処理と、
    前記変調処理によって変調された前記分析対象ごとの前記第1信号を、前記目的変数の値別の第1スペクトル信号に分類した第1マルチスペクトル信号を生成する生成処理と、
    前記第1マルチスペクトル信号に基づいて、前記第1信号に基づく前記目的変数の値の分布を1次元に配列した信号分布を生成して、表示可能に出力する出力処理と、
    を実行させることを特徴とする信号処理プログラム。
JP2022050434A 2022-03-25 2022-03-25 信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラム Active JP7668245B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022050434A JP7668245B2 (ja) 2022-03-25 2022-03-25 信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラム
US18/096,155 US20230307145A1 (en) 2022-03-25 2023-01-12 Signal processing apparatus, signal processing method, and non-transitory computer readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022050434A JP7668245B2 (ja) 2022-03-25 2022-03-25 信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023143190A JP2023143190A (ja) 2023-10-06
JP7668245B2 true JP7668245B2 (ja) 2025-04-24

Family

ID=88096438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022050434A Active JP7668245B2 (ja) 2022-03-25 2022-03-25 信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20230307145A1 (ja)
JP (1) JP7668245B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014535040A (ja) 2011-09-29 2014-12-25 ウィリアム・ブレイクリー バイオドシメトリパネルおよび方法
US20160032395A1 (en) 2013-03-14 2016-02-04 Elai Davicioni Cancer biomarkers and classifiers and uses thereof
JP2021043626A (ja) 2019-09-10 2021-03-18 株式会社日立製作所 データ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラム
WO2021092071A1 (en) 2019-11-07 2021-05-14 Oncxerna Therapeutics, Inc. Classification of tumor microenvironments

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014535040A (ja) 2011-09-29 2014-12-25 ウィリアム・ブレイクリー バイオドシメトリパネルおよび方法
US20160032395A1 (en) 2013-03-14 2016-02-04 Elai Davicioni Cancer biomarkers and classifiers and uses thereof
JP2021043626A (ja) 2019-09-10 2021-03-18 株式会社日立製作所 データ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラム
WO2021092071A1 (en) 2019-11-07 2021-05-14 Oncxerna Therapeutics, Inc. Classification of tumor microenvironments

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
免疫チェックポイント阻害剤(PD-1/PD-L1阻害剤)の治療効果を高精度に予測するバイオマーカーを同定 免疫療法でのプレシジョン・メディシンの実現を目指す,国立がん研究センター,2020年09月01日,[検索日 2025.03.14], Internet<URL: https://ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2020/0901/index.html >

Also Published As

Publication number Publication date
US20230307145A1 (en) 2023-09-28
JP2023143190A (ja) 2023-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Dayhoff et al. Artificial neural networks: opening the black box
Kruse et al. Machine learning principles can improve hip fracture prediction
CN109791804B (zh) 对cad系统个性化以提供cad系统推荐的置信水平指示的方法和部件
JP7536154B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラム
JP2008532104A (ja) 複数の医療関連アウトカムの予測を行い、インターベンション計画の評価を行い、更に同時にバイオマーカー因果性検証を行うことのできる、予測モデルを生成して適用する方法、そのシステム、及びそのコンピュータ・プログラム製品
CN111225614A (zh) 诊断辅助装置、信息处理方法、诊断辅助系统以及程序
Roffman et al. Development and validation of a multiparameterized artificial neural network for prostate cancer risk prediction and stratification
Khazaal et al. Predicting coronary artery disease utilizing support vector machines: optimizing predictive model
Chen et al. Improved interpretability of machine learning model using unsupervised clustering: predicting time to first treatment in chronic lymphocytic leukemia
Narasimha et al. Assessing the Resilience of Machine Learning Models in Predicting Long-Term Breast Cancer Recurrence Results
Sufian et al. Enhancing clinical validation for early cardiovascular disease prediction through simulation, AI, and web technology
US20240203595A1 (en) Characteristics of patient influencing disease progession
Sánchez-Moreno et al. Ensemble-based Convolutional Neural Networks for brain tumor classification in MRI: Enhancing accuracy and interpretability using explainable AI
Langbein et al. Interpretable machine learning for survival analysis
Huang et al. Regularized continuous-time Markov model via elastic net
JP7668245B2 (ja) 信号処理装置、信号処理方法および信号処理プログラム
Nurmaini et al. Breast cancer classification using deep learning
El-Sherbiny et al. Visual analytics for the integrated exploration and sensemaking of cancer cohort radiogenomics and clinical information
Martinez et al. Understanding and predicting cognitive improvement of young adults in ischemic stroke rehabilitation therapy
Langbein et al. Gradient-based Explanations for Deep Learning Survival Models
Qu et al. Enhancing understandability of omics data with shap, embedding projections and interactive visualisations
Osl et al. Demoting redundant features to improve the discriminatory ability in cancer data
Nayak et al. Explainable Artificial Intelligence for Breast Cancer Classification Using SHAP: A Comprehensive Analysis
AIT BRAHIM et al. Machine learning analysis of breast cancer treatment protocols and cycle counts: A case study at Mohammed vi hospital, Morocco
Hickey et al. Adaptive Discretization for Event PredicTion (ADEPT)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20241031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20241105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7668245

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150