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JP7650551B1 - 再剥離用粘着剤組成物、表面保護フィルム、及び粘着剤層付き光学部材 - Google Patents

再剥離用粘着剤組成物、表面保護フィルム、及び粘着剤層付き光学部材 Download PDF

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JP7650551B1 JP2024117208A JP2024117208A JP7650551B1 JP 7650551 B1 JP7650551 B1 JP 7650551B1 JP 2024117208 A JP2024117208 A JP 2024117208A JP 2024117208 A JP2024117208 A JP 2024117208A JP 7650551 B1 JP7650551 B1 JP 7650551B1
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Abstract

【課題】本発明は、ヌレ性に優れ、低速・高速剥離時の粘着力を低減する再剥離用粘着剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】
炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)85~98.5質量%と、官能基を有する重合性単量体(a2)1.5~15質量%と、からなる(メタ)アクリル系ポリマー(A)を含み、前記炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、少なくともn-オクチルアクリレートを含み、前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価が7.5mg KOH/g以下である。

【選択図】なし

Description

本発明は、再剥離用粘着剤組成物、表面保護フィルム、及び粘着剤層付き光学部材に関する。
液晶ディスプレイを構成する光学部材(例えば、偏光板)の製造工程において、光学部材の表面を一時的に保護するために、表面保護フィルムが光学部材に貼着されている。表面保護フィルムは用済み後に、ユーザーによって光学部材から剥がされるため、表面保護フィルムは微粘着性の粘着剤層を備える。昨今、液晶ディスプレイのサイズの拡大に伴い、光学部材用の表面保護フィルムのサイズも拡大している。一般的に表面保護フィルムのサイズが大きくなればなるほど、表面保護フィルムを光学部材から速やかに剥離することが困難となる。そのため、表面保護フィルムに対して高速剥離時の粘着力の低減が求められている。また、粘着剤層が被着体表面を充分に濡らすことができる、良好なヌレ性を有している(切断した場合に切断端がめくり上がらない)ことも求められている。
そこで、特許文献1、2は、2-エチルヘキシルアクリレートと官能基を含有する共重合性ビニルモノマーを含む粘着剤組成物を提案している。特許文献3、4は、n-オクチルアクリレートとアクリル酸を含む粘着剤を提案している。特許文献5、6は、2-エチルヘキシルアクリレートとn-オクチルアクリレートを含む粘着剤組成物を架橋してなる粘着剤層を備える表面保護フィルムを提案している。
特開昭63-225677号公報 特開2023-133557号公報 特許第6607330号公報 特許第7338444号公報 特開2023-160818号公報 特開2020-183460号公報
しかしながら、特許文献1、2では、高速剥離時の粘着力を低減するには粘着剤層の架橋密度を高める必要があるが、ヌレ性が低下する。特許文献3、4では、アクリル系共重合体の酸価が高く、粘着剤層の極性が高くなり、被着体表面との分子間力が強いため、低速・高速剥離時の粘着力を低減できない。特許文献5、6では、n-オクチルアクリレートの含有量が少ないため、低速剥離時の粘着力を低減できない。また、ヌレ性が悪化する。
そこで、本発明は、ヌレ性に優れ、低速・高速剥離時の粘着力を低減する再剥離用粘着剤組成物を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、本発明の再剥離用粘着剤組成物は以下の構成を備える。すなわち、炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)と、官能基を有する重合性単量体(a2)1.5~14.5質量%と、を構成単位として含む(メタ)アクリル系ポリマー(A)を含み、前記炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、n-オクチルアクリレート20~85質量%を含み、前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価が7.5mg KOH/g以下であり、前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)5~25質量%を構成単位として更に含み、ここで、少なくとも1つのヒドロキシ基を有する前記ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、前記官能基を有する重合性単量体(a2)に属さず、前記ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、メトキシポリエチレングリコールメタクリレートである。
本発明によれば、ヌレ性に優れ、低速・高速剥離時の粘着力を低減する再剥離用粘着剤組成物を提供することができる。
以下、実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。
本明細書において、数値範囲を表す「A~B」の表記は、A以上、B以下と同義であり、A及びBを含むものとする。
本明細書における「(メタ)アクリル」という用語は、「アクリル」および「メタクリル」の双方を意味する。また、「(メタ)アクリレート」という用語は、「アクリレート」および「メタクリレート」の双方を意味する。
(メタ)アクリル系ポリマー(A)の構成単位である単量体成分には、重合性不飽和結合を有する単量体(以下、「重合性単量体」と記載することがある。)のうちの1種又は2種以上を用いることができる。(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、好ましくは2種以上の重合性単量体の共重合体である。
<再剥離用粘着剤組成物>
一実施形態に係る再剥離用粘着剤組成物は、少なくとも(メタ)アクリル系ポリマー(A)を含む。本明細書において、再剥離性とは、再剥離用粘着剤組成物からなる粘着剤層を備える表面保護フィルムを各種被着体に貼り付けて一定期間経過後に表面保護フィルムを剥がす際の剥がしやすさと糊残りしにくいこととを含む性質のことをいう。
<(メタ)アクリル系ポリマー(A)>
一実施形態に係る(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)85~98.5質量%と、官能基を有する重合性単量体(a2)1.5~15質量%とからなる。ここで、炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、少なくともn-オクチルアクリレートを含む。炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、n-オクチルアクリレートに加えて、n-オクチルアクリレート以外の単量体を更に含むことができる。この場合、n-オクチルアクリレートの含有量が、n-オクチルアクリレート以外の単量体の含有量よりも多いという関係が成立すれば良い。つまり、n-オクチルアクリレート以外の単量体の種類及び含有量は、上記の関係が成立する範囲内であれば特に限定されるものではない。(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価が7.5mg KOH/g以下である。なお、酸価は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)を製造する際に使用したカルボキシ基を有する重合性単量体の仕込み量から求めた計算値である。
一実施形態に係る(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)と、官能基を有する重合性単量体(a2)1.5~14.5質量%と、を構成単位として含む。ここで、炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、n-オクチルアクリレート20~85質量%を含む。(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価が7.5mg KOH/g以下である。なお、酸価は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)を製造する際に使用したカルボキシ基を有する重合性単量体の仕込み量から求めた計算値である。
ここで、酸価とは、カルボキシ基という酸性官能基の量を示すパラメータのことである。より具体的には、酸価とは、試料1g中に含まれている遊離脂肪酸を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数をいう(単位:mg KOH/g)。酸価は、後述のカルボキシ基を有する重合性単量体の配合量に基づいて、調整され得る。(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価の上限値は、低速・高速剥離時の粘着力を低減する観点から、7.5mg KOH/g以下、7.4mg KOH/g以下、7.3mg KOH/g以下、7.2mg KOH/g以下、7.1mg KOH/g以下、7.0mg KOH/g以下、6.9mg KOH/g以下、6.8mg KOH/g以下、6.7mg KOH/g以下、6.6mg KOH/g以下、6.5mg KOH/g以下、6.4mg KOH/g以下、好ましくは6.3mg KOH/g以下である。本明細書において、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価の下限値は0mg KOH/gを含むものとする。酸価の下限値は、0mg KOH/g以上、0.1mg KOH/g以上、0.2mg KOH/g以上、0.3mg KOH/g以上、0.4mg KOH/g以上、0.5mg KOH/g以上、0.6mg KOH/g以上、0.7mg KOH/g以上、0.8mg KOH/g以上、0.9mg KOH/g以上、1.0mg KOH/g以上、1.5mg KOH/g以上、2.0mg KOH/g、2.5mg KOH/g以上、又は3.0mg KOH/g以上である。酸価の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。なお、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価が7.5mg KOH/gを超える場合、低速・高速剥離時の粘着力が高くなる。
<炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)>
炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n-プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert-ブチル(メタ)アクリレート、sec-ブチル(メタ)アクリレート、n-アミル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、n-ヘキシル(メタ)アクリレート、n-ヘプチル(メタ)アクリレート、n-オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、1-メチルヘプチル(メタ)アクリレート、n-ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、n-デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、n-ウンデシル(メタ)アクリレート、n-ドデシル(メタ)アクリレート、n-トリデシル(メタ)アクリレート、n-テトラデシル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、及びステアリル(メタ)アクリレート等の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル;シクロヘキシル(メタ)アクリレート、4-tert-ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、及びジシクロペンタニル(メタ)アクリレート等の脂環式炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル等を挙げることができる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、少なくともn-オクチルアクリレートを含む。また、炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、2-エチルヘキシルアクリレートを更に含むことができる。
一実施形態に係るn-オクチルアクリレートの含有量は、全重合性単量体100質量%に対して好ましくは85~98.5質量%である。n-オクチルアクリレートの含有量の上限値は、98.5質量%以下、98質量%以下、97.5質量%以下、97質量%以下、96.5質量%以下、96質量%以下、95.5質量%以下、95質量%以下、94.5質量%以下、又は94.2質量%以下である。n-オクチルアクリレートの含有量の下限値は、85質量%以上、86質量%以上、87質量%以上、88質量%以上、89質量%以上、又は90質量%以上である。n-オクチルアクリレートの含有量が上記所定の範囲にある場合、低速・高速剥離時の粘着力を低減できる。一方で、n-オクチルアクリレートの含有量が98.5質量%を超える場合又は85質量%未満である場合、低速・高速剥離時の粘着力が高くなる。
一実施形態に係るn-オクチルアクリレートの含有量は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)が(a1)成分としてn-オクチルアクリレート以外の単量体を構成単位として含む場合、全重合性単量体100質量%に対して好ましくは20~85質量%である。n-オクチルアクリレートの含有量の上限値は、85質量%以下、84質量%以下、83質量%以下、82質量%以下、81質量%以下、又は80質量%以下である。n-オクチルアクリレートの含有量の下限値は、20質量%以上、25質量%以上、30質量%以上、35質量%以上、40質量%以上、45質量%以上、又は50質量%以上である。n-オクチルアクリレートの含有量の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。n-オクチルアクリレートの含有量が上記所定の範囲にある場合、低速・高速剥離時の粘着力を低減でき、良好なヌレ性が得られる。一方で、n-オクチルアクリレートの含有量が20質量%未満である場合、低速剥離時の粘着力が高くなり、ヌレ性が低下する。
一実施形態に係るn-オクチルアクリレート以外の単量体の含有量は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)がn-オクチルアクリレートを構成単位として含む場合、全重合性単量体100質量%に対して好ましくは0.5~78質量%である。n-オクチルアクリレート以外の単量体の含有量の上限値は、78質量%以下、75質量%以下、70質量%以下、65質量%以下、60質量%以下、59質量%以下、又は58.5質量%以下である。n-オクチルアクリレート以外の単量体の含有量の下限値は、0.5質量%以上、1質量%以上、5質量%以上、10質量%以上、15質量%以上、20質量%以上、25質量%以上、30質量%以上、35質量%以上、38.5質量%以上、40質量%以上、45質量%以上、48.5質量%以上、50質量%以上、55質量%以上、又は58.5質量%以上である。n-オクチルアクリレート以外の単量体の含有量の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。
<官能基を有する重合性単量体(a2)>
官能基を有する重合性単量体(a2)は、カルボキシ基を有する重合性単量体、ヒドロキシ基を有する重合性単量体、及びアミド基を有する重合性単量体の少なくともいずれかを含む。官能基を有する重合性単量体(a2)は、後述の硬化剤(B)と反応し得る官能基を有するラジカル重合性モノマーである。官能基と硬化剤(B)との架橋反応によりポリマーネットワークを形成し、再剥離用粘着剤組成物の凝集力及び再剥離性を向上させることができる。官能基を有する重合性単量体(a2)は、再剥離用粘着剤組成物の再剥離性を向上させ得る観点で、ヒドロキシ基を有する重合性単量体であることが好ましい。
一実施形態に係る官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量は、全重合性単量体100質量%に対して、好ましくは1.5~15質量%又は1.5~14.5質量%である。官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量の上限値は、15質量%以下、14.9質量%以下、14.8質量%以下、14.7質量%以下、14.6質量%以下、又は14.5質量%以下である。官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量の下限値は、1.5質量%以上、2質量%以上、3質量%以上、4質量%以上、5質量%以上、又は5.8質量%以上である。官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量が上記所定の範囲にある場合、低速・高速剥離時の粘着力を低減できる。一方で、官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量が1.5質量%未満である場合又は15質量%を超える場合、低速・高速剥離時の粘着力が高くなる。
カルボキシ基を有する重合性単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸2-カルボキシエチル等のカルボキシ基を有する(メタ)アクリル酸エステル;(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、シトラコン酸、及びメサコン酸等の不飽和カルボン酸等を挙げることができる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。カルボキシ基を有する重合性単量体は、好ましくは、アクリル酸を含む。
一実施形態に係るカルボキシ基を有する重合性単量体の含有量は、全重合性単量体100質量%に対して0.1~0.8質量%、好ましくは0.2~0.8質量%である。カルボキシ基を有する重合性単量体の含有量の上限値は、0.8質量%以下、0.75質量%以下、0.7質量%以下、0.65質量%以下、又は0.6質量%以下である。カルボキシ基を有する重合性単量体の含有量の下限値は、0.1質量%以上、0.2質量%以上、0.3質量%以上、0.4質量%以上、又は0.5質量%以上である。カルボキシ基を有する重合性単量体の含有量の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。カルボキシ基を有する重合性単量体の含有量が上記所定の範囲にある場合、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価を所定の酸価にすることができ、低速・高速剥離時の粘着力を低減できる。なお、カルボキシ基を有する重合性単量体の含有量が0.8質量%を超える場合、低速・高速剥離時の粘着力が高くなる。
ヒドロキシ基を有する重合性単量体としては、例えば、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、及び4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ基を有する(メタ)アクリル酸エステル(ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート)等を挙げることができる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。ヒドロキシ基を有する重合性単量体は、好ましくは、2-ヒドロキシエチルアクリレートと、4-ヒドロキシブチルアクリレートの少なくともいずれかを含む。
一実施形態に係るヒドロキシ基を有する重合性単量体の含有量は、全重合性単量体100質量%に対して、好ましくは1.5~15質量%又は1.5~14.5質量%である。ヒドロキシ基を有する重合性単量体の含有量の上限値は、15質量%以下、14.9質量%以下、14.8質量%以下、14.7質量%以下、14.6質量%以下、又は14.5質量%以下である。ヒドロキシ基を有する重合性単量体の含有量の下限値は、1.5質量%以上、2質量%以上、3質量%以上、4質量%以上、5質量%以上、又は5.8質量%以上である。ヒドロキシ基を有する重合性単量体の含有量の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。ヒドロキシ基を有する重合性単量体の含有量が上記所定の範囲にある場合、低速・高速剥離時の粘着力を低減できる。一方で、ヒドロキシ基を有する重合性単量体の含有量が1.5質量%未満である場合又は15質量%を超える場合、低速・高速剥離時の粘着力が高くなる。
アミド基を有する重合性単量体としては、例えば、(メタ)アクリルアミド、イソプロピル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド等を挙げることができる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。アミド基を有する重合性単量体は、好ましくは、メタクリルアミドを含む。
一実施形態に係るアミド基を有する重合性単量体の含有量は、全重合性単量体100質量%に対して0.1~3質量%、好ましくは0.1~2質量%である。アミド基を有する重合性単量体の含有量の上限値は、3質量%以下、2.5質量%以下、2質量%以下、1.5質量%以下、又は1質量%以下である。アミド基を有する重合性単量体の含有量の下限値は、0.1質量%以上、0.2質量%以上、0.3質量%以上、0.4質量%以上、又は0.5質量%以上である。アミド基を有する重合性単量体の含有量の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。
<ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)>
一実施形態に係る(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)を構成単位として更に含む。ここで、少なくとも1つのヒドロキシ基を有するポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、官能基を有する重合性単量体(a2)に属さないものとする。
ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、ポリアルキレングリコールの有する複数のヒドロキシ基のうち、一つのヒドロキシ基が(メタ)アクリレートとしてエステル化された化合物であれば良い。ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、アクリロイル基が重合性基となるので、上記で説明した(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重合性単量体と共重合し得る。他のヒドロキシ基は、ヒドロキシ基のままでもよく、メチルエーテルやエチルエーテル等のアルキルエーテルや、酢酸エステル等の飽和カルボン酸エステル等となっていても良い。なお、他のヒドロキシ基がヒドロキシ基のままである、ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)、すなわちヒドロキシ基を有するポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、官能基を有する重合性単量体(a2)に属さない。
ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)において、ポリアルキレングリコールの有するアルキレン基としては、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコール-ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール-ポリブチレングリコール、ポリプロピレングリコール-ポリブチレングリコール等、1分子中に2種類以上のアルキレン基を有するポリアルキレングリコールであっても良い。ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、ポリアルキレンオキサイドを構成するアルキレンオキサイドの平均繰り返し数が4~14である化合物の少なくとも1種以上であることが好ましい。
ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)(メタ)アクリレート(a3)としては、例えば、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリアルキレングリコール(メタ)アクリレートの中から選択された、少なくとも1種以上であることが好ましい。
より具体的なポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)としては、例えば、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリブチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリブチレングリコール(メタ)アクリレートが挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、好ましくは、メトキシポリエチレングリコールメタクリレートを含む。
一実施形態に係るポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)の含有量は、全重合性単量体100質量%に対して5~25質量%、好ましくは5~20質量%である。ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)の含有量の上限値は、25質量%以下、20質量%以下、又は15質量%以下である。ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)の含有量の下限値は、5質量%以上又は10質量%以上である。ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)の含有量の範囲は、上記の任意の下限値及び上限値の組み合わせであって良い。
<その他の単量体>
一実施形態に係る(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、その他の単量体を構成単位として含んでもよい。
その他の単量体としては、例えば、2-メトキシエチル(メタ)アクリレート、2-エトキシエチル(メタ)アクリレート、2-ブトキシエチル(メタ)アクリレート、及び2-フェノキシエチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル;ベンジル(メタ)アクリレート、2-フェニルエチル(メタ)アクリレート、及びナフチルメチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アラルキルエステル;フェニル(メタ)アクリレート、トリル(メタ)アクリレート、及びナフチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アリールエステル;スチレン、α-メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、酢酸ビニル及びアクリロニトリル等のビニル系モノマー等を挙げることができる。
<(メタ)アクリル系ポリマー(A)の製造方法>
(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、公知の方法により製造することができるが、溶液重合により製造することが好ましい。具体的には、溶剤、モノマー、重合開始剤等を窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で、反応温度50~90℃程度に加熱し、4~12時間で重合反応させるのが一般的である。溶液重合において、重合する際に使用する溶剤としては、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素系溶剤を使用することが好ましい。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。
重合開始剤は、ラジカル重合を開始する能力を有するものであれば良く、従来公知の重合開始剤を使用できる。
重合開始剤としては、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩類;2,2'-アゾビスイソブチロニトリル、2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)、2,2'-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)、2,2'-アゾビス(4-メトキシ-2,4-ジメチルバレロニトリル)、2,2'-アゾビス(イソ酪酸)ジメチル、1,1'-アゾビス(シクロヘキサン-1-カルボニトリル)等の油溶性アゾ化合物類;2,2'-アゾビス[2-メチル-N-(2-ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]、2,2'-アゾビス[2-(2-イミダゾリン-2-イル)プロパン]及びその塩類、2,2'-アゾビス(2-メチルプロピオンアミジン)及びその塩類、4,4'-アゾビス(4-シアノ吉草酸)及びその塩類等の水溶性アゾ化合物;過酸化ベンゾイル、クメンハイドロパーオキサイド、t-ブチルハイドロパーオキサイド、t-ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート、t-ブチルパーオキシイソブチレート等の有機過酸化物類等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。
<硬化剤(B)>
一実施形態に係る再剥離用粘着剤組成物は、硬化剤(B)を更に含む。再剥離用粘着剤組成物が硬化剤(B)を含むことで、再剥離用粘着剤組成物の凝集力が高まり、再剥離性が向上する。
一実施形態に係る硬化剤(B)の含有量は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)100質量部に対して0.3~8質量部、好ましくは0.3~5質量部、より好ましくは0.3~4質量部である。
硬化剤(B)としては、例えば、イソシアネート系硬化剤、エポキシ系硬化剤、金属キレート系硬化剤、アジリジン系硬化剤が挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、上記硬化剤(B)の少なくともいずれかにより、架橋されることが好ましい。一実施形態に係る硬化剤(B)は、好ましくは、イソシアネート系硬化剤である。
イソシアネート系硬化剤は、例えば、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、およびポリメチレンポリフェニルイソシアネート等のイソシアネート化合物と、トリメチロールプロパン等のポリオール化合物とのアダクト体、ならびにそのビュレット体、ならびにそのイソシアヌレート体、ならびに上記イソシアネート化合物と、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオール、ポリブタジエンポリオール、およびポリイソプレンポリオール等の内のいずれかのポリオールとのアダクト体などの分子内に3個以上のイソシアネート基を有する化合物;またはこれらのアロファネート体等の分子内に2個のイソシアネート基を有する化合物等が挙げられる。
エポキシ系硬化剤は、例えば、ビスフェノールAとエピクロロヒドリンとの反応から得られるエポキシ系樹脂、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、1,6-ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、N,N-ジグリシジルアニリン、N,N,N',N'-テトラグリシジル-m-キシリレンジアミン、1、3-ビス(N、N'-ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、およびN,N,N',N'-テトラグリシジル-4,4'-ジアミノジフェニルメタン等が挙げられる。
金属キレート系硬化剤は、例えば、アルミニウム、鉄、銅、亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、アンチモン、マグネシウム、バナジウム、クロムおよびジルコニウムなどの多価金属と、アセチルアセトンまたはアセト酢酸エチルとの配位化合物等が挙げられる。
アジリジン系硬化剤は、例えば、N,N'-(4,4'-メチレンジフェニル)ビス(アジリジン-1-カルボキサミド)、1,1'-イソフタロイルビス(2-メチルアジリジン)、トリス(1-アジリジニル)ホスフィンオキサイド、1,1'-ヘキサメチレンビス(イミノカルボニル)ビスアジリジン、トリメチロールプロパン-トリス(2-アジリジニルプロピオネート)、2,4,6-トリス(1ーアジリジニル)-1,3,5ートリアジン等が挙げられる。
<硬化遅延剤(C)>
一実施形態に係る再剥離用粘着剤組成物は、硬化遅延剤(C)を更に含む。
一実施形態に係る硬化遅延剤(C)の含有量は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)100質量部に対して0.3~8質量部、好ましくは0.3~5質量部、より好ましくは0.3~4質量部である。
再剥離用粘着剤組成物は、硬化遅延剤(C)として、ケトエノール互変異性体化合物を更に含有することが好ましい。ケトエノール互変異性体化合物は、3官能以上のイソシアネート化合物等のポリイソシアネート化合物を硬化剤(B)として使用する場合に、硬化剤(B)が有するイソシアネート基をブロックする。これにより、硬化剤(B)の配合後における再剥離用粘着剤組成物の過剰な粘度上昇やゲル化を抑制し、再剥離用粘着剤組成物のポットライフを延長することができる。
ケトエノール互変異性体化合物としては、例えば、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸オクチル、アセト酢酸オレイル、アセト酢酸ラウリル、アセト酢酸ステアリル等のβ-ケトエステルや、アセチルアセトン、2,4-ヘキサンジオン、ベンゾイルアセトン等のβ-ジケトン等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。ケトエノール互変異性体化合物は、好ましくは、アセチルアセトンである。
<帯電防止剤(D)>
一実施形態に係る再剥離用粘着剤組成物は、帯電防止剤(D)を更に含む。再剥離用粘着剤組成物は、粘着剤層に対して帯電防止性を付与するために、帯電防止剤(D)を含有しても良い。これにより、本発明の表面保護フィルムを、帯電防止性を有する表面保護フィルムとして好適に用いることができる。
一実施形態に係る粘着剤層の表面抵抗率は、1.0×10+11Ω/□以下である。表面抵抗率は、物質の単位面積当たりの電気の通しやすさを示す指標である。表面抵抗率が大きいことは、粘着剤層を被着体から剥離する時に帯電で発生した静電気を逃がす性能が劣ることを表す。一方で、表面抵抗率が小さいことは、粘着剤層を被着体から剥離する時に帯電で発生した静電気を逃がす性能が高いことを表す。粘着剤層の表面抵抗率をできるだけ小さくすることにより、粘着剤層を被着体から剥がす時に発生する剥離帯電が低減されるため、被着体(例えば、光学部材)の破損及び故障を回避できる。なお、粘着剤層の帯電防止性は、必須の性能ではなく、被着体の種類に応じて任意の性能であって良い。
一実施形態に係る帯電防止剤(D)の含有量は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)100質量部に対して0.05~10質量部、好ましくは0.05~7質量部、より好ましくは1~4質量部である。
帯電防止剤(D)としては、例えば、ピリジニウムカチオン、イミダゾリウムカチオン、アンモニウムカチオン、アルカリ金属カチオン等のカチオンと、六フッ化リン酸塩(PF )、チオシアン酸塩(SCN)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(RCSO )、過塩素酸塩(ClO )、四フッ化ホウ酸塩(BF )、ビス(フルオロスルホニル)イミド塩(FSI)、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド塩(TFSI)、テトラブチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩(TF)等のアニオンとを有するイオン性化合物が挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。帯電防止剤(D)は、好ましくは、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(TFSI)又はテトラブチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを含む。
<その他の添加剤>
本発明の再剥離用粘着剤組成物は、性能に影響を及ぼさない範囲であれば、各種樹脂及び添加剤を含有しても良い。添加剤としては、例えば、粘着付与剤、酸化防止剤、シランカップリング剤、熱または光安定剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、消泡剤、抗菌剤、保湿剤、顔料、染料、及び香料が挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。
<表面保護フィルム>
表面保護フィルムは、基材上に本発明の再剥離用粘着剤組成物の硬化物である粘着剤層を有する。表面保護フィルムは、例えば、基材上に再剥離用粘着剤組成物を塗工し、乾燥することにより製造できる。粘着剤層は、基材の少なくとも一方の面に設けられていれば良い。また、粘着剤層の粘着面に剥離性シートが設けられても良い。なお、表面保護フィルムに使用される再剥離用粘着剤組成物は、上記で説明した通りであるため、詳細な説明を省略する。
粘着剤層は、表面保護フィルムを偏光板及び位相差板などの光学部材に貼着するための微粘着性を有する層である。また、粘着剤層は、被着体が静電気を嫌う場合には帯電防止性を有していても良い。粘着剤層を微粘着性とする理由は、用済み後の表面保護フィルムを、光学部材から剥離する際に、剥がしやすくかつ糊残りがないようにするためである。表面保護フィルムが光学部材に貼着される場合、粘着剤層は十分な透明性を有することが好ましい。
<粘着剤層付き光学部材>
一実施形態に係る粘着剤層付き光学部材は、光学部材の少なくとも一方の面に、本発明の再剥離用粘着剤組成物を硬化させた粘着剤層を積層することにより得られる。光学部材としては、例えば、偏光フィルム、位相差フィルム、反射防止フィルム、防眩(アンチグレア)フィルム、紫外線吸収フィルム、赤外線吸収フィルム、光学補償フィルム、及び輝度向上フィルムが挙げられる。光学部材を備える表示装置としては、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、及びタッチパネルが挙げられる。
再剥離用粘着剤組成物を塗工する際に使用する液状媒体としては、例えば、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素系溶剤;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素系溶剤;ジエチルエーテル、メトキシトルエン、ジオキサン等のエーテル系溶剤、その他の炭化水素系溶剤等の有機溶剤が挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。任意の液状媒体を再剥離用粘着剤組成物に添加して、粘度を調整することができる。また、再剥離用粘着剤組成物を加熱して粘度を低下させることもできる。
基材としては、例えば、セロハン、プラスチックシート、ゴム、発泡体、布帛、ゴム布、樹脂含浸布、ガラス板、及び木材が挙げられる。基材は、板状であっても良く、フィルム状であっても良い。さらに、基材は単独の材質で構成されても良く、あるいは複数の材質の基材を積層してなる多層基材で構成されても良い。さらに、基材の表面を剥離処理したものを用いることもできる。表面保護フィルムが光学部材に貼着される場合、基材は十分な透明性を有することが好ましい。
プラスチックシートとしては、例えば、ポリビニルアルコールフィルム、トリアセチルセルロースフィルム、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリシクロオレフィン、エチレン-酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン系樹脂のフィルム、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂のフィルム、ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂のフィルム、ポリカーボネート系樹脂のフィルム、ポリノルボルネン系樹脂のフィルム、ポリアリレート系樹脂のフィルム、アクリル系樹脂のフィルム、ポリフェニレンサルファイド樹脂のフィルム、ポリスチレン樹脂のフィルム、ポリアミド系樹脂のフィルム、ポリイミド系樹脂のフィルム、エポキシ系樹脂のフィルムなどが挙げられる。これらは単独で又は2種以上の組み合わせで用いて良い。
粘着剤層の粘着面を保護する剥離性シート(セパレーター)としては、ポリエステルフィルムなどの樹脂フィルム等を用いることができる。粘着剤層の粘着面と合う側の剥離性シートの面には、シリコーン系及びフッ素系の離型剤などにより離型処理が施される。
再剥離用粘着剤組成物の塗工方法としては、例えば、マイヤーバー、アプリケーター、刷毛、スプレー、ローラー、グラビアコーター、ダイコーター、リップコーター、コンマコーター、ナイフコーター、リバースコ-ター、スピンコーターが挙げられる。乾燥方法としては、例えば、熱風乾燥、赤外線、及び減圧法が挙げられる。乾燥条件は、再剥離用粘着剤組成物の硬化形態、膜厚、及び溶剤の種類に応じて適宜変更され得るが、例えば、60~130℃の熱風乾燥であって良い。
一実施形態に係る粘着剤層の厚さは、1~200μm、好ましくは3~100μmである。
<再剥離用粘着剤組成物の製造>
表1は、製造例1~6の(メタ)アクリル系ポリマー(A)の原料配合と物性を示す。表2は、製造例7~13の(メタ)アクリル系ポリマー(A)の原料配合と物性を示す。表3は、製造例14~17の(メタ)アクリル系ポリマー(A)の原料配合と物性を示す。表4は、実施例1~7の再剥離用粘着剤組成物の原料配合と試験結果を示す。表5は、実施例8~15の再剥離用粘着剤組成物の原料配合と試験結果を示す。表6は、比較例1~4の再剥離用粘着剤組成物の原料配合と試験結果を示す。
Figure 0007650551000001
(略語の説明)
・(a1)成分:炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)を表す。
・(a2)成分:官能基を有する重合性単量体(a2)を表す。
・(a3)成分:ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)を表す。
・NOAA:n-オクチルアクリレート
・2EHA:2-エチルヘキシルアクリレート
・MPEGMA:メトキシポリエチレングリコールメタクリレート
・4HBA:4-ヒドロキシブチルアクリレート
・HEA:2-ヒドロキシエチルアクリレート
・AAc:アクリル酸
・mAM:メタクリルアミド
Figure 0007650551000002
(略語の説明)
・表1の略語の説明を参照
Figure 0007650551000003
(略語の説明)
・表1の略語の説明を参照
Figure 0007650551000004
(略語の説明)
・硬化剤(B):イソシアネート系硬化剤(サイデン化学社製)
・Li-TFSI:リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド
・FC-4400:テトラブチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(3M社製)
・低速剥離時の粘着力(gf/25mm)0.3m/分:後述の試験1を参照
・高速剥離時の粘着力(gf/25mm)30m/分:後述の試験1を参照
・ヌレ性(秒):後述の試験2を参照
・表面抵抗率(Ω/□):後述の試験3を参照
Figure 0007650551000005
(略語の説明)
・表4の略語の説明を参照
Figure 0007650551000006
(略語の説明)
・表4の略語の説明を参照
<製造例1:(メタ)アクリル系ポリマー(A)の製造方法>
表1を参照しつつ製造例1の(メタ)アクリル系ポリマー(A)の製造方法について説明する。攪拌機、温度計、逐次滴下装置、還流冷却器を備えた反応装置に、酢酸エチル45部、アセトン5部、重合開始剤(アゾビスイソブチロニトリル)0.05部を仕込んだ。一方、別の容器に、n-オクチルアクリレート98.5部、4-ヒドロキシブチルアクリレート1.5部、酢酸エチル30部とからなるモノマー、溶剤混合物を用意した。反応装置を撹拌しながら、73℃に昇温し、別の容器に計量したモノマー、溶剤混合物を75分間かけて滴下させ、80℃で7時間重合反応を行った。反応終了後、冷却し、酢酸エチルを加えて希釈し、固形分44.0質量%の(メタ)アクリル系ポリマー(A)溶液を得た。
<製造例2~13:(メタ)アクリル系ポリマー(A)の製造方法>
表1、2の原料配合と製造例1と同様の製造方法に基づいて、製造例2~13の(メタ)アクリル系ポリマー(A)を製造したため、詳細な説明は省略する。なお、製造例11の(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価(mg KOH/g)は、6.22(計算値)であった。
<製造例14~17:(メタ)アクリル系ポリマー(A)の製造方法>
表3の原料配合と製造例1と同様の製造方法に基づいて、製造例14~17の(メタ)アクリル系ポリマー(A)を製造したため、詳細な説明は省略する。なお、製造例17の(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価(mg KOH/g)は、7.78(計算値)であった。
<実施例1:再剥離用粘着剤組成物の製造方法>
表4を参照しつつ実施例1の再剥離用粘着剤組成物の製造方法について説明する。製造例1の(メタ)アクリル系ポリマー(A)溶液の固形分100部に対して、硬化剤(B)としてイソシアネート系硬化剤(サイデン化学社製)を固形分で3.4部、硬化遅延剤(C)としてアセチルアセトンを4.0部添加して、充分に混合して再剥離用粘着剤組成物を得た。
<実施例1:表面保護フィルムの製造方法>
実施例1の再剥離用粘着剤組成物を、基材である38μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに直接塗工した。その後、110℃で乾燥させることによって溶媒を除去し、厚さ15μmの粘着剤層を形成した。この粘着剤層を形成した面に、シリコーン樹脂コートされたポリエステルフィルム(剥離性シート)を被覆して、表面保護フィルムを作製した。さらに、作製した表面保護フィルムを、40℃で3日間養生することで、各試験用の試料を得た。
<実施例2~15:再剥離用粘着剤組成物の製造方法>
表4、5の原料配合と実施例1と同様の製造方法に基づいて、実施例2~15の再剥離用粘着剤組成物を製造したため、詳細な説明は省略する。なお、実施例9では、帯電防止剤(D)としてリチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを1部添加した。また、実施例10では、帯電防止剤(D)としてテトラブチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを4部添加した。
<実施例2~15:表面保護フィルムの製造方法>
実施例1と同様の製造方法に基づいて、実施例2~15の表面保護フィルムを製造したため、詳細な説明を省略する。
<比較例1~4:再剥離用粘着剤組成物の製造方法>
表6の原料配合と実施例1と同様の製造方法に基づいて、比較例1~4の再剥離用粘着剤組成物を製造したため、詳細な説明は省略する。
<比較例1~4:表面保護フィルムの製造方法>
実施例1と同様の製造方法に基づいて、比較例1~4の表面保護フィルムを製造したため、詳細な説明を省略する。
<試験方法>
実施例1~15及び比較例1~4の表面保護フィルムを用いて以下の試験1~3を行った。
(試験1:粘着力の測定)
試料(表面保護フィルム)を幅25mm・長さ70mmに切断して試験片を作製した。試験片から剥離性シートを剥がし、被着体であるPETの表面に貼着し、2kgロールを1往復して圧着した。その後、23℃、50%の雰囲気下に24時間放置した。放置後、JIS Z-0237:2000に準じ、引張試験機を用いて、引張速度0.3m/分又は30m/分、剥離角度180°の条件で粘着力を測定した。
[評価基準]
・低速剥離時の粘着力(gf/25mm)、引張速度0.3m/分
○:2.0~9.9gf/25mm
×:10.0gf/25mm以上

・高速剥離時の粘着力(gf/25mm)、引張速度30m/分
○:100gf/25mm未満
×:100gf/25mm以上
(試験2:ヌレ性の確認)
試料(表面保護フィルム)を100mm×100mmに切断して試験片とした。試験片から剥離性シートを剥がし、被着体であるPETの上に静置させ、試験片の中心を軽く指で押した。試験片の中心を押してから、試験片の全面がPETに濡れ広がるまでの時間を測定した。
[評価基準]
〇:12.0秒未満である場合
×:12.0秒以上である場合
(試験3:表面抵抗率の測定)
試験片(表面保護フィルム)から剥離性シートを剥がして粘着剤層を表出し、抵抗率計を用いて粘着剤層の表面抵抗率を測定した。
<試験結果>
上記の表4~6を参照しつつ、実施例1~15と比較例1~4の試験結果について説明する。
実施例1~15は、試験1~2の結果が示す通り、低速・高速剥離時の粘着力及びヌレ性の両方に優れることを示した。なお、実施例9、10は、粘着剤層が優れた帯電防止性を有することを示した。一方で、比較例1~4は、試験1~2の結果が示す通り、低速・高速剥離時の粘着力及びヌレ性の両方に優れることを示さなかった。
試験結果によれば、比較例1は、n-オクチルアクリレートの含有量が本発明で規定した下限値未満であるため、低速剥離時の粘着力が高くなった。また、ヌレ性が低下した。比較例2は、官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量が本発明で規定した上限値を超えており、粘着剤層の極性が高くなり、被着体表面との分子間力が強いため、低速・高速剥離時の粘着力が高くなった。比較例3は、官能基を有する重合性単量体(a2)の含有量が本発明で規定した下限値未満であり、架橋密度が低く、皮膜が柔らかいため、低速・高速剥離時の粘着力が高くなった。比較例4は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価が本発明で規定した上限値を超えており、粘着剤層の極性が高くなり、被着体表面との分子間力が強いため、低速・高速剥離時の粘着力が高くなった。
以上の通り、本発明の再剥離用粘着剤組成物は、ヌレ性に優れ、低速・高速剥離時の粘着力を低減することができるといった顕著な効果を有する。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。

Claims (14)

  1. 炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)と、官能基を有する重合性単量体(a2)1.5~14.5質量%と、を構成単位として含む(メタ)アクリル系ポリマー(A)を含み、
    前記炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、n-オクチルアクリレート20~85質量%を含み、
    前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)の酸価が7.5mg KOH/g以下であり、
    前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)5~25質量%を構成単位として更に含み、
    ここで、少なくとも1つのヒドロキシ基を有する前記ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、前記官能基を有する重合性単量体(a2)に属さず、
    前記ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリレート(a3)は、メトキシポリエチレングリコールメタクリレートである、
    再剥離用粘着剤組成物。
  2. 前記官能基を有する重合性単量体(a2)は、カルボキシ基を有する重合性単量体0.1~0.8質量%を含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  3. 前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、前記官能基を有する重合性単量体(a2)1.5~2質量%を構成単位として含み、
    前記炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、n-オクチルアクリレート20~50質量%を含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  4. 前記炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、2-エチルヘキシルアクリレート38.5~78質量%を更に含む、
    請求項3に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  5. 前記炭素数1~18のアルキル基を有するアルキル基含有不飽和単量体(a1)は、2-エチルヘキシルアクリレート0.5~78質量%を更に含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  6. 前記官能基を有する重合性単量体(a2)は、ヒドロキシ基を有する重合性単量体を含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  7. 前記官能基を有する重合性単量体(a2)は、カルボキシ基を有する重合性単量体又はアミド基を有する重合性単量体を更に含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  8. 前記官能基を有する重合性単量体(a2)は、アミド基を有する重合性単量体0.1~3質量%を含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  9. 硬化剤(B)を更に含み、
    前記硬化剤(B)は、イソシアネート系硬化剤を含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  10. 硬化遅延剤(C)を更に含み、
    前記硬化遅延剤(C)は、ケトエノール互変異性体化合物を含む、
    請求項9に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  11. 帯電防止剤(D)を更に含む、
    請求項1に記載の再剥離用粘着剤組成物。
  12. 基材と、
    前記基材の少なくとも一方の面に設けられた請求項1から11のいずれか一項に記載の再剥離用粘着剤組成物からなる粘着剤層と、を備える、
    表面保護フィルム。
  13. 前記粘着剤層の表面抵抗率は、1.0×1011Ω/□以下である、
    請求項12に記載の表面保護フィルム。
  14. 光学部材と、
    前記光学部材の少なくとも一方の面に設けられた請求項1から11のいずれか一項に記載の再剥離用粘着剤組成物からなる粘着剤層と、を備える、
    粘着剤層付き光学部材。
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