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JP7510485B2 - 緩衝器 - Google Patents

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JP7510485B2 JP2022196705A JP2022196705A JP7510485B2 JP 7510485 B2 JP7510485 B2 JP 7510485B2 JP 2022196705 A JP2022196705 A JP 2022196705A JP 2022196705 A JP2022196705 A JP 2022196705A JP 7510485 B2 JP7510485 B2 JP 7510485B2
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Description

本発明は、緩衝器に関する。
振動を抑制する減衰力を発揮する緩衝器にあっては、減衰力を調整可能なものがある。このような緩衝器では、たとえば、ソレノイドを利用した電磁弁を減衰弁として減衰力調整を可能とするものがよく知られている。ここで、伸長作動時と収縮作動時の両方で減衰力調整を行えるようにする場合、伸長作動時で減衰力を発揮する減衰弁と収縮作動時で減衰力を発揮する減衰弁の双方を設けるとコスト高となってしまう。
そこで、緩衝器が伸長しても収縮しても作動油が通過する減衰通路を設け、この減衰通路に減衰弁を設置して、伸長作動時と収縮作動時の両方で減衰力調整を行える構造を採用する緩衝器が開発されている。
具体的には、この緩衝器は、シリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されるピストンと、シリンダ内に移動自在に挿入されてピストンに連結されるピストンロッドと、シリンダ内に挿入したピストンで区画したロッド側室とピストン側室と、シリンダの外周を覆ってシリンダとの間に減衰通路を形成する中間筒と、さらに、中間筒の外周を覆って中間筒との間にリザーバを形成するアウターチューブと、リザーバからピストン側室へ向かう作動油の流れのみを許容する吸込通路と、ピストンに設けられてピストン側室からロッド側室へ向かう作動油の流れのみを許容するピストン通路と、減衰通路とリザーバとの間に設けた減衰弁とを備えて構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2014-231912号公報
このように構成された従来の緩衝器では、減衰弁を通過した作動油が噴流となって勢いよくリザーバ内へ流入し、この噴流によって気体に面するリザーバ内の作動油が撹拌されて、リザーバ内の作動油に気体が巻き込まれて混入されてしまうと、緩衝器の変位に対して発生される減衰力の波形(減衰波形)に乱れが生じてしまい狙い通りの減衰力を発揮しづらくなる問題がある。
よって、従来の緩衝器では、リザーバ内の油量を多くしてリザーバ内の油面を可能な限り減衰弁の液体の吹き出し口から遠ざけておく必要があり、そのため、リザーバを形成するアウターチューブの軸方向長さが長くなって緩衝器の基本長が長くなる。このように緩衝器の基本長が長くなってしまうと、緩衝器の設置対象への搭載性が悪化してしまう。
そこで、本発明は、設置対象への搭載性を損なうことなく狙い通りの減衰力を発揮可能な緩衝器の提供を目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の緩衝器は、シリンダと、シリンダ内に移動自在に挿入されるとともにシリンダ内を液体が充填される伸側室と圧側室とに区画するピストンと、シリンダ内に挿入されてピストンに連結されるピストンロッドと、シリンダの外周側に配置されて内方に液体のみで満たされる液溜室を形成するアウターチューブと、伸側室を液溜室に連通する減衰通路と、減衰通路に設けられて伸側室から液溜室へ向かう液体の流れに与える抵抗を調整可能な可変減衰バルブと、アウターチューブの外方に配置されるとともに液溜室に連通されて液体を貯留するタンクとを備えている。
このように構成された緩衝器では、タンクをアウターチューブの外方に備えることで液溜室内を液体のみで満たすことができ、伸縮作動時に可変減衰弁を通じて液体が液溜室内に流入しても、液溜室内で液体が気体を巻き込むのを防止できる。
さらに、アウターチューブがシリンダを軸方向の全長に亘って覆ってもよい。このように構成された緩衝器によれば、アウターチューブがシリンダの全長をカバーしているので、可変減衰バルブのアウターチューブに対する設置位置をアウターチューブの軸方向の全長の範囲で任意の位置に設定できるから、可変減衰バルブの設置位置の設計自由度が向上する。
また、緩衝器は、シリンダとアウターチューブとの間に配置されて、シリンダとの間に減衰通路を形成する中間筒を備え、中間筒とアウターチューブとの間に液溜室を形成してもよい。このように構成された緩衝器によれば、中間筒をシリンダとアウターチューブとの間に設置することによって減衰通路と液溜室とを簡単な構造で容易に形成できるので、製造コストを低減できるとともに組立作業も容易となる。
本発明の緩衝器によれば、設置対象への搭載性を損なうことなく狙い通りの減衰力を発揮可能である。
一実施の形態における緩衝器の断面図である。 一実施の形態における緩衝器の減衰力特性を示した図である。 一実施の形態の変形例における緩衝器の断面図である。
以下、本発明の緩衝器Dを図に基づいて説明する。一実施の形態における緩衝器Dは、図1に示すように、シリンダ1と、シリンダ1内に移動自在に挿入されるとともにシリンダ1内を液体が充填される伸側室R1と圧側室R2とに区画するピストン2と、シリンダ1内に挿入されてピストン2に連結されるピストンロッド3と、シリンダ1の外周側に配置されて内方に液体のみで満たされる液溜室R3を形成するアウターチューブ4と、伸側室R1を液溜室R3に連通する減衰通路Pと、減衰通路Pに設けられて伸側室R1から液溜室R3へ向かう液体の流れに与える抵抗を調整可能な可変減衰バルブVと、アウターチューブ4の外方に配置されるとともに液溜室R3に連通されて液体を貯留するタンク6とを備えて構成されている。
以下、緩衝器Dの各部について詳細に説明する。シリンダ1は、筒状であって内部には、前述したようにピストン2が移動自在に挿入されており、ピストン2の図1中上方に伸側室R1が、図1中下方には圧側室R2がそれぞれ区画されている。伸側室R1と圧側室R2内には、液体として、具体的にはたとえば、作動油が充填されている。なお、液体としては、作動油の他にも、水、水溶液等を充填してもよい。
また、シリンダ1は、外周側に配置される有底筒状のアウターチューブ4内に収容されている。また、シリンダ1とアウターチューブ4との間には、中間筒7が挿入されており、シリンダ1と中間筒7との間の環状隙間によって減衰通路Pが形成され、中間筒7とアウターチューブ4との間の環状隙間によって液溜室R3が形成されている。なお、シリンダ1の上端近傍には、伸側室R1と減衰通路Pに連通する孔1aが設けられている。さらに、アウターチューブ4は、シリンダ1の全長に亘ってシリンダ1の外周を覆っており、シリンダ1の全体を内部に収容している。減衰通路P内および液溜室R3内には、シリンダ1内と同様に、作動油で満たされている。
そして、シリンダ1と中間筒7の図1中下端には、バルブケース8が嵌合されており、また、シリンダ1と中間筒7の図1中上端には、ピストンロッド3を摺動自在に軸支するロッドガイド9が嵌合されている。シリンダ1と中間筒7とは、バルブケース8とロッドガイド9とによって挟み込まれて径方向で同心となるように位置決めされている。また、シリンダ1の下端と中間筒7の下端とは、ともにバルブケース8によって閉塞されており、シリンダ1内の圧側室R2とシリンダ1外であってアウターチューブ4内に形成された液溜室R3とがバルブケース8によって区画されている。
このように、シリンダ1と中間筒7とを挟み込んだバルブケース8とロッドガイド9とは、アウターチューブ4の内周に挿入される。そして、アウターチューブ4の上端を加締めると、アウターチューブ4の加締められた部分と底部とでシリンダ1、中間筒7、バルブケース8およびロッドガイド9が挟持されてアウターチューブ4内で固定される。ロッドガイド9とピストンロッド3との間およびロッドガイド9とアウターチューブ4との間は、符示しないシール部材によってシールされており、緩衝器D内からの液体の漏洩が防止されている。なお、アウターチューブ4の上端開口端を加締める代わりに、アウターチューブ4の上端開口部にキャップを螺着して、このキャップとアウターチューブ4の底部とで、ロッドガイド9、シリンダ1、中間筒7およびバルブケース8を挟持して、これら部材をアウターチューブ4内で固定してもよい。
ピストン2は、環状であってピストンロッド3に連結されており、シリンダ1内を図1中上方の伸側室R1と図1中下方の圧側室R2とに区画するとともに、伸側室R1と圧側室R2とを連通する伸側ポート2aと、圧側室R2と伸側室R1とを連通する圧側ポート2bとを備えている。
また、ピストン2の図1中上側である伸側室側には、環状板を複数枚積層して構成された圧側チェックバルブ12が設けられている。圧側チェックバルブ12は、内周がピストンロッド3の外周に固定されており外周側の撓みが許容されている。圧側チェックバルブ12は、圧側室R2の圧力が伸側室R1の圧力より高くなり、圧側ポート2bを介して作用する圧側室R2の圧力を受けて撓むと圧側ポート2bを開放して圧側室R2と伸側室R1とを連通させて圧側室R2から伸側室R1へ向かう作動油の流れを許容する。
反対に、圧側チェックバルブ12は、伸側室R1の圧力が圧側室R2の圧力より高いと背面側から作用する伸側室R1の圧力によって押しつけられて圧側ポート2bを閉塞して圧側室R2と伸側室R1との連通を遮断する。なお、圧側チェックバルブ12は、伸側室R1が負圧にならない程度に圧側ポート2bを開いた状態で通過する作動油の流れに抵抗を与えてもよい。
他方、ピストン2の図1中下側である圧側室側には、環状板を複数枚積層して構成された伸側減衰バルブ13が設けられている。伸側減衰バルブ13は、内周がピストンロッド3の外周に固定されており外周側の撓みが許容されており、初期撓みが与えられている。また、伸側減衰バルブ13のピストン2に離着座する環状板の外周には切欠によって形成されたオリフィス13aが設けられている。伸側減衰バルブ13は、伸側室R1の圧力が圧側室R2の圧力より高くなっても伸側室R1の圧力と圧側室R2の圧力の差が前記初期撓みによって設定される開弁圧に達するまではピストン2に着座したままの状態を維持する。よって、この状態では、作動油は、オリフィス13aのみを介して伸側室R1から圧側室R2へ移動し、当該作動油の流れに対してオリフィス13aが抵抗を与える。伸側減衰バルブ13は、伸側室R1の圧力が圧側室R2の圧力より高くなり、伸側室R1の圧力と圧側室R2の圧力の差が前記開弁圧に達すると、伸側ポート2aを介して作用する伸側室R1の圧力を受けて撓んで伸側ポート2aを開放して伸側室R1と圧側室R2とを連通させて伸側室R1から圧側室R2へ向かう作動油の流れを許容するとともに、当該作動油の流れに抵抗を与える。反対に、伸側減衰バルブ13は、圧側室R2の圧力が伸側室R1の圧力より高いと背面側から作用する圧側室R2の圧力によって押しつけられて伸側ポート2aを閉塞してオリフィス13aのみによって伸側室R1と圧側室R2との連通を許容する。
つづいて、バルブケース8は、図1に示すように、環状であって、シリンダ1の下端に嵌合する小径な小径部8aと、小径部8aより図1中下方であって外径が小径部8aよりも大径であって中間筒7の下端に嵌合する中径部8bと、中径部8bよりも下方であって外径が中径部8bより大径な環状のスカート8cと、スカート8cに設けられてスカート8cの内外を連通する切欠8dと、圧側室R2に臨む図1中上端となる圧側室端からスカート8c内に臨む反圧側室端へと通じる減衰ポート8eおよび吸込ポート8fとを備えて構成されている。
そして、バルブケース8は、シリンダ1の図1中下端に小径部8aを、中間筒7の図1中下端に中径部8bを嵌合し、スカート8cの下端をアウターチューブ4の底部に当接させて、アウターチューブ4とシリンダ1とで挟持されてアウターチューブ4に固定されている。スカート8c内は、切欠8dを介して液溜室R3に通じており、減衰ポート8eおよび吸込ポート8fを通じて圧側室R2に連通されている。よって、圧側室R2と液溜室R3とは、切欠8d、スカート8c内、減衰ポート8eおよび吸込ポート8fとによって互いに連通されている。
バルブケース8の図1中上側である圧側室側には、環状板を複数枚積層して構成された伸側チェックバルブ14が設けられている。伸側チェックバルブ14は、内周がバルブケース8の内周に挿通されたセンターロッド15の外周に固定されており、外周側の撓みが許容されている。伸側チェックバルブ14は、液溜室R3の圧力が圧側室R2の圧力より高くなり、吸込ポート8fを介して作用する液溜室R3の圧力を受けて撓んで吸込ポート8fを開放すると液溜室R3から圧側室R2へ向かう作動油の流れを許容する。反対に、伸側チェックバルブ14は、圧側室R2の圧力が液溜室R3の圧力より高いと背面側から作用する圧側室R2の圧力によって押しつけられて吸込ポート8fを閉塞して圧側室R2と液溜室R3との連通を遮断する。伸側チェックバルブ14は、シリンダ1内が負圧にならない程度に吸込ポート8fを開いた状態で通過する作動油の流れに抵抗を与えてもよい。
他方、バルブケース8の図1中下側である反圧側室側には、環状板を複数枚積層して構成された圧側減衰バルブ16が設けられている。圧側減衰バルブ16は、内周がセンターロッド15の外周に固定されており外周側の撓みが許容されており、初期撓みが与えられている。また、圧側減衰バルブ16のバルブケース8に離着座する環状板の外周には切欠によって形成されたオリフィス16aが設けられている。圧側減衰バルブ16は、圧側室R2の圧力が液溜室R3の圧力より高くなっても圧側室R2の圧力と液溜室R3の圧力の差が前記初期撓みによって設定される開弁圧に達するまではバルブケース8に着座したままの状態を維持する。よって、この状態では、作動油は、オリフィス16aのみを介して圧側室R2から液溜室R3へ移動し、当該作動油の流れに対してオリフィス16aが抵抗を与える。圧側減衰バルブ16は、圧側室R2の圧力が液溜室R3の圧力より高くなり、圧側室R2の圧力と液溜室R3の圧力の差が前記開弁圧に達すると、減衰ポート8eを介して作用する圧側室R2の圧力を受けて撓んで減衰ポート8eを開放して圧側室R2と液溜室R3とを連通させて圧側室R2から液溜室R3へ向かう作動油の流れを許容するとともに、当該作動油の流れに抵抗を与える。反対に、圧側減衰バルブ16は、液溜室R3の圧力が圧側室R2の圧力より高いと背面側から作用する液溜室R3の圧力によって押しつけられて減衰ポート8eを閉塞してオリフィス16aのみによって圧側室R2と液溜室R3との連通を許容する。
中間筒7は、前述した通り、シリンダ1の外周を覆ってロッドガイド9とバルブケース8との間で挟持されており、シリンダ1との間に環状の減衰通路Pを形成している。減衰通路Pは、シリンダ1に設けられた孔1aによって伸側室R1に連通されるとともに、可変減衰バルブVを通じて液溜室R3に連通されている。中間筒7は、シリンダ1とアウターチューブ4との間を仕切っており、アウターチューブ4との間で環状の液溜室R3を形成している。
中間筒7は、下方に孔7aと、外周に孔7aを取り囲んで径方向へ突出するソケット7bとを備えている。そして、ソケット7b内には、内部に可変減衰バルブVを備えたバルブハウジング17が嵌合されている。ソケット7bとバルブハウジング17との間は図示しないシール部材によってシールされており、バルブハウジング17とソケット7bとの間を介して減衰通路Pと液溜室R3とが連通するのが防止されている。なお、中間筒7内の減衰通路Pと伸側室R1との連通に際してシリンダ1に設けた孔1aを利用しているが、孔1aの代わりにロッドガイド9に伸側室R1と、シリンダ1と中間筒7との間の環状隙間とを連通する通路を設けて、減衰通路Pと伸側室R1とを連通させてもよい。
また、アウターチューブ4は、中間筒7の孔7aおよびソケット7bと径方向で対向する位置に設けられた孔4aと、外周に孔4aを取り囲んで径方向へ突出するバルブ取付筒4bとを備えている。そして、バルブ取付筒4b内には、前述のバルブハウジング17が嵌合されており、バルブ取付筒4bの外周に螺着される有底筒状のキャップ19によってバルブ取付筒4bの開口部が閉塞されている。また、バルブハウジング17とバルブ取付筒4bとの間には、図示しないシール部材が設けられており、バルブハウジング17とバルブ取付筒4bとの間から液溜室R3内の作動油がアウターチューブ4外へ漏洩するのが防止されている。
バルブハウジング17は、先端が中間筒7におけるソケット7b内に挿入されるとともに後端がアウターチューブ4のバルブ取付筒4b内に挿入されており、先端を減衰通路Pに臨ませるとともに側部を液溜室R3に臨ませている。そして、バルブハウジング17は、先端から開口して側方へ通じて中間筒7内の減衰通路Pとアウターチューブ4内の液溜室R3とを連通する流路18と、流路18の途中に設置される可変減衰バルブVとを備えている。バルブハウジング17における流路18は、中間筒7とアウターチューブ4との間に形成されて伸側室R1に連通される環状隙間を液溜室R3に連通しており、前記環状隙間とともに減衰通路Pを形成している。よって、可変減衰バルブVは、減衰通路Pの途中に設けられている。
可変減衰バルブVは、減衰通路Pを伸側室R1から液溜室R3へ向かう作動油の流れのみを許容するとともに減衰通路Pを通過する作動油の流れに抵抗を与える。より詳細には、可変減衰バルブVは、ソレノイドを備えた電磁弁とされており、伸側室R1から液溜室R3へ向かって減衰通路Pを流れる作動油に抵抗を与えるとともに、ソレノイドへ与える電流によって開弁圧を調節できるようになっている。このように構成される可変減衰バルブVは、ソレノイドへの通電量に応じて開弁圧を調整する圧力制御弁として機能し、緩衝器が発生する減衰力を調節できる。なお、可変減衰バルブVは、開弁圧の調整によって減衰力を可変にする減衰バルブ以外にも減衰力の調整が可能であれば任意構成の減衰バルブを利用できる。
つづいて、タンク6は、アウターチューブ4の外方に設けられており、筒状の容器6aと、容器6a内に移動自在に挿入されて容器6a内を作動油が充填された液室Lと気体が封入された気室Gとに区画するフリーピストン6bとを備えている。気室G内には、圧縮状態で気体が封入されており、気室Gの圧力でタンク6における液室L内を加圧している。また、タンク6の液室Lとアウターチューブ4内の液溜室R3とは、配管5を通じて互いに連通されており、液室Lと液溜室R3とを作動油が行き来できるようになっている。
配管5は、フレキシブルホースで形成されており、一端が容器6aの下端に接続され、他端がアウターチューブ4の外周であってバルブハウジング17と干渉しない位置に接続されている。配管5は、フレキシブルホース以外にも鋼管等の可撓性を持たない材料によって形成されてもよい。なお、タンク6における液室Lと気室Gとは、フリーピストン6bによって区画されているが、液室Lと気室Gとを区画可能であって容器6a内の液室Lの容積と気室Gの容積との配分を変更可能なブラダ、ダイヤフラム或いはベローズといった区画部材によって区画されてもよい。また、たとえば、容器6aにおける配管5の接続部を下方に配置するなどして、タンク6における容器6aから液溜室R3へ気体の移動を阻止できれば液室Lと気室Gとを区画する区画部材を廃止してもよい。さらに、容器6aの一端を大気開放して、容器6a内に液室Lを加圧する方向にフリーピストン6bを付勢するばねを収容する構造を採用してもよい。この場合、容器6a内に気体が封入された気室Gを設けなくともよい。
なお、配管5の他端は、アウターチューブ4の側部であれば、バルブハウジング17と離間して干渉しない箇所に接続されればよいのでアウターチューブ4の軸方向の全長の範囲で何処に接続されても構わない。また、配管5の他端をロッドガイド9に接続して、ロッドガイド9に配管5内と液溜室R3とを連通する通路を設けてもよい。
以下、前述のように構成された緩衝器Dの作動について説明する。まず、緩衝器Dが伸長する場合について説明する。ピストン2がシリンダ1に対して図1中上方側へ移動して、緩衝器Dが伸長行程にある場合、伸側室R1が圧縮されて、圧側室R2が拡大される。ピストン2のシリンダ1に対する移動速度であるピストン速度が低速の場合、伸側室R1の圧力が圧側室R2の圧力より高くなるが、両者の差圧は伸側減衰バルブ13の開弁圧に達しない。そのため、伸側減衰バルブ13が閉弁状態を維持するので、作動油は、オリフィス13aを通じて伸側室R1から圧側室R2へ移動する。
ここで、可変減衰バルブVの開弁圧を伸側減衰バルブ13の開弁圧よりも低くすれば、伸側減衰バルブ13が開弁するピストン速度よりも低いピストン速度で可変減衰バルブVが開弁するため、作動油は、オリフィス13aの他にも伸側室R1から減衰通路Pを通じて液溜室R3へ移動する。また、可変減衰バルブVの開弁圧を伸側減衰バルブ13の開弁圧よりも高くすれば、可変減衰バルブVが閉弁したままとなるので、作動油は、オリフィス13aのみを通じて伸側室R1から圧側室R2へ移動することになる。
よって、伸長行程時であってピストン速度が低速域にある場合、緩衝器Dは、図2に示すように、可変減衰バルブVの調整により、可変減衰バルブVの開弁圧を最小にする際の減衰力(図2中一点鎖線)からオリフィス13aのみによって発生される減衰力(図2中実線)までの範囲で減衰力を調整できる。
また、緩衝器Dの伸長行程時には、ピストンロッド3がシリンダ1内から退出するので、このピストンロッド3がシリンダ1から退出する体積分の作動油がシリンダ1内で不足する。シリンダ1内で不足する体積分の作動油は、伸側チェックバルブ14が開弁して液溜室R3および配管5を介してタンク6の液室Lからシリンダ1内に供給される。タンク6内では、液室Lから作動油が排出されるのでフリーピストン6bが容器6a内で移動して液室Lの容積を減少させる一方で気室Gの容積を拡大させる。このように、緩衝器Dの伸長行程時では、タンク6から作動油がシリンダ1内に供給されて、ピストンロッド3がシリンダ1内から退出する体積の補償が行われる。
また、伸長行程の際のピストン速度が高速となると、伸側室R1と圧側室R2の差圧が大きくなる。伸側室R1と圧側室R2の差圧が伸側減衰バルブ13の開弁圧に達するまでは、可変減衰バルブVの開弁圧の調整によって伸側室R1内の圧力を制御できる。伸側室R1と圧側室R2の差圧が伸側減衰バルブ13の開弁圧に達すると、伸側減衰バルブ13が開弁して伸側ポート2aを開放する。すると、作動油は、伸側減衰バルブ13とピストン2との間に出現する環状隙間を通過して伸側室R1から圧側室R2へ移動するようになる。
よって、伸長行程時であってピストン速度が高速域にある場合、緩衝器Dは、図2に示すように、可変減衰バルブVの調整により、可変減衰バルブVの開弁圧を最小にする際の減衰力(図2中一点鎖線)から伸側減衰バルブ13によって発生される減衰力(図2中実線)までの範囲で減衰力を調整できる。
また、伸長行程時において可変減衰バルブVが開弁する場合、作動油は、減衰通路Pおよび可変減衰バルブVを通過して伸側室R1から液溜室R3に流出するものの、液溜室R3内は作動油のみで満たされており可変減衰バルブVを通過した流速の速い作動油が液溜室R3内で気体に一切触れることがないので気体の巻き込みを防止できる。本実施の形態の緩衝器Dでは、タンク6の容器6a内は、フリーピストン6bによって液室Lと気室Gとに区画されているので、タンク6内においても作動油が気体に直接触れることがないため、タンク6内に作動油が流れても問題はないが、気体と作動油とを分離するフリーピストン6bその他の区画部材を廃止しても、可変減衰バルブVを通過した作動油がタンク6内の液室Lへ向かうようなことがあっても、配管5を通過中に流れが穏やかになるためタンク6内において作動油が気体を巻き込むのを防止できる。
つづいて、緩衝器Dが収縮する場合について説明する。ピストン2がシリンダ1に対して図1中下方側へ移動して、緩衝器Dが収縮行程にある場合、圧側室R2が圧縮されて、伸側室R1が拡大される。ピストン速度が低速の場合、圧側室R2の圧力が伸側室R1の圧力より高くなる。すると、圧側チェックバルブ12が開弁して圧側室R2から伸側室R1へ作動油が移動する。
また、緩衝器Dの収縮行程時には、ピストンロッド3がシリンダ1内へ侵入するので、このピストンロッド3がシリンダ1へ侵入する体積分の作動油がシリンダ1内で過剰となる。ピストン速度が低速の場合、圧側室R2と液溜室R3と差圧が小さいため圧側減衰バルブ16が閉弁状態を維持するので、作動油は、オリフィス16aを通じて圧側室R2から液溜室R3へ移動する。
ここで、可変減衰バルブVの開弁圧を圧側減衰バルブ16の開弁圧よりも低くすれば、圧側減衰バルブ16が開弁するピストン速度よりも低いピストン速度で可変減衰バルブVが開弁するため、作動油は、オリフィス16aの他にもシリンダ1内から減衰通路Pを通じて液溜室R3へ移動する。また、可変減衰バルブVの開弁圧を圧側減衰バルブ16の開弁圧よりも高くすれば、可変減衰バルブVが閉弁したままとなるので、作動油は、オリフィス16aのみを通じて圧側室R2から液溜室R3へ移動することになる。
よって、収縮行程時であってピストン速度が低速域にある場合、緩衝器Dは、図2に示すように、可変減衰バルブVの調整により、可変減衰バルブVの開弁圧を最小にする際の減衰力(図2中一点鎖線)からオリフィス16aのみによって発生される減衰力(図2中実線)までの範囲で減衰力を調整できる。
収縮行程の際のピストン速度が高速となると、圧側室R2と液溜室R3の差圧が大きくなる。そして、圧側室R2と液溜室R3の差圧が圧側減衰バルブ16の開弁圧に達すると、圧側減衰バルブ16が減衰ポート8eを開放するようになる。圧側室R2と液溜室R3の差圧が圧側減衰バルブ16の開弁圧に達するまでは、可変減衰バルブVの開弁圧の調整によってシリンダ1内の圧力を制御できる。
よって、収縮行程時であってピストン速度が高速域にある場合、緩衝器Dは、図2に示すように、可変減衰バルブVの調整により、可変減衰バルブVの開弁圧を最小にする際の減衰力(図2中一点鎖線)から圧側減衰バルブ16によって発生される減衰力(図2中実線)までの範囲で減衰力を調整できる。
また、収縮行程時において可変減衰バルブVが開弁する場合、作動油は、減衰通路Pおよび可変減衰バルブVを通過して伸側室R1から液溜室R3に流出するものの、液溜室R3内は作動油のみで満たされており可変減衰バルブVを通過した流速の速い作動油が液溜室R3内で気体に一切触れることがないので気体の巻き込みを防止できる。なお、本実施の形態の緩衝器Dでは、タンク6の容器6a内は、フリーピストン6bによって液室Lと気室Gとに区画されているので、タンク6内においても作動油が気体に直接触れることがないため、タンク6内に作動油が流れても問題はないが、気体と作動油とを分離するフリーピストン6bその他の区画部材を廃止しても、可変減衰バルブVを通過した作動油がタンク6内の液室Lへ向かっても、配管5を通過中に流れが穏やかになるためタンク6内において作動油が気体を巻き込むのを防止できる。
前述したところから理解できるように、緩衝器Dは、基本的には、伸長しても収縮してもシリンダ1内から作動油が可変減衰バルブVを通じて液溜室R3へ流れるユニフロー型の緩衝器として振る舞う。また、伸側室R1内の圧力が過剰となると伸側減衰バルブ13がリリーフバルブとして機能して、伸側室R1から圧側室R2へ作動油を移動させ、圧側室R2内の圧力が過剰となると圧側減衰バルブ16がリリーフバルブとして機能して、圧側室R2から液溜室R3へ作動油を移動させるようになっている。
以上のように緩衝器Dは、シリンダ1と、シリンダ1内に移動自在に挿入されるとともにシリンダ1内を作動油(液体)が充填される伸側室R1と圧側室R2とに区画するピストン2と、シリンダ1内に挿入されてピストン2に連結されるピストンロッド3と、シリンダ1の外周側に配置されて内方に作動油(液体)のみで満たされる液溜室R3を形成するアウターチューブ4と、伸側室R1を液溜室R3に連通する減衰通路Pと、減衰通路Pに設けられて伸側室R1から液溜室R3へ向かう作動油(液体)の流れに与える抵抗を調整可能な可変減衰バルブVと、アウターチューブ4の外方に配置されるとともに液溜室R3に配管5を通じて連通されて作動油(液体)を貯留するタンク6とを備えている。
このように構成された緩衝器Dでは、タンク6をアウターチューブ4の外方に備えることで液溜室R3内を作動油(液体)のみで満たすことができ、伸縮作動時に可変減衰バルブVを通じて作動油(液体)が液溜室R3内に流入しても、液溜室R3内で作動油(液体)が気体を巻き込むのを防止できる。なお、タンク6内が気体と液体とが区画部材によって区画されていなくても、配管5を通じて液溜室R3がタンク6に連通されているので、作動油(液体)の流速が緩和されるからタンク6内での作動油(液体)への気体の巻き込みも防止できる。
よって、本実施の形態の緩衝器Dによれば、液溜室R3内での気体の巻き込みの心配がないので、アウターチューブ4の全長を短くすることが可能となるため、緩衝器Dの基本長を短くして設置対象への搭載性を損なわずに済むだけでなく、作動油(液体)への気体の巻き込みを阻止できることからシリンダ1内への気体の混入を防止でき狙い通りの減衰力の発揮が可能となる。
なお、本実施の形態の緩衝器Dは、アウターチューブ4内の液溜室R3には作動油(液体)のみが充填されるため、シリンダ1、ピストン2、ピストンロッド3およびアウターチューブ4を備えた緩衝器本体をシリンダ1を上方にしてピストンロッド3を下方にする倒立配置での使用や横置きでの使用も可能となり、緩衝器Dの設置箇所の仕様に応じて緩衝器本体を設置できるから、この点でも緩衝器Dの搭載性が向上する。
また、本実施の形態の緩衝器Dでは、液溜室R3内が作動油(液体)のみで満たされるため、可変減衰バルブVをアウターチューブ4のどこに設置しても作動油(液体)への気体の巻き込みを阻止できる。よって、本実施の形態の緩衝器Dによれば、可変減衰バルブVのアウターチューブ4に対する設置位置を自由に設定できるので、緩衝器Dの設計自由度が向上する。なお、可変減衰バルブVは、アウターチューブ4以外にもロッドガイド9或いはバルブケース8に設置されてもよい。
さらに、本実施の形態の緩衝器Dでは、アウターチューブ4がシリンダ1を軸方向の全長に亘って覆っている。このように構成された緩衝器Dによれば、アウターチューブ4がシリンダ1の全長をカバーしているので、可変減衰バルブVのアウターチューブ4に対する設置位置をアウターチューブ4の軸方向の全長の範囲で任意の位置に設定できるから、可変減衰バルブVの設置位置の設計自由度が向上する。
また、本実施の形態の緩衝器Dでは、シリンダ1とアウターチューブ4との間に配置されて、シリンダ1との間に減衰通路Pを形成する中間筒7を備え、中間筒7とアウターチューブ4との間に液溜室R3を形成している。このように構成された緩衝器Dによれば、中間筒7をシリンダ1とアウターチューブ4との間に設置することによって減衰通路Pと液溜室R3とを簡単な構造で容易に形成できるので、製造コストを低減できるとともに組立作業も容易となる。なお、減衰通路Pの形成にあたって、中間筒7を廃止して、一端がロッドガイド9に取り付けられてシリンダ1とアウターチューブ4との間に収容されるパイプを設けて、当該パイプ内をロッドガイド9に設けた通路によって伸側室R1に連通するとともにパイプの他端をシリンダ1とアウターチューブ4との間の環状隙間で形成される液溜室R3に連通させて、当該パイプによって減衰通路Pを形成するようにしてもよい。パイプの途中に可変減衰バルブVを設ければよい。
さらには、中間筒7を廃止して、ロッドガイド9に設けた通路によって伸側室R1をシリンダ1とアウターチューブ4との間の環状隙間で形成される液溜室R3に連通するようにし、ロッドガイド9に可変減衰バルブVを設置するようにしてもよい。この場合には、中間筒7やパイプが不要となるので、緩衝器Dの部品点数を削減できる。
また、本実施の形態の緩衝器Dでは、アウターチューブ4がシリンダ1および中間筒7を軸方向の全長に亘って覆うようになっているが、アウターチューブ4内に作動油(液体)が気体を巻き込むのを防止できるように液溜室R3を形成でき、かつ、アウターチューブ4の軸方向の全長の範囲に可変減衰バルブVを収めることを条件にアウターチューブ4の軸方向長さはシリンダ1および中間筒7よりも短くてもよい。
なお、配管5のアウターチューブ4或いはロッドガイド9への接続位置は、可変減衰バルブVの設置位置から周方向および上下方向で離間した位置にしておくと、可変減衰バルブVを通過してシリンダ1内から液溜室R3内に流入した流速の速い作動油がタンク6へ流れ込むのを防止でき、緩衝器Dの伸長作動時にシリンダ1内で不足する作動油をタンク6内からスムーズに送り込むことができ、より一層安定した減衰力の発揮が期待できる。
また、前述したところでは、ピストン2に圧側チェックバルブ12と伸側減衰バルブ13とを設け、バルブケース8に伸側チェックバルブ14と圧側減衰バルブ16とを設けているが、緩衝器Dは、ピストン2に圧側ポート2bと圧側チェックバルブ12のみを備え、バルブケース8に吸込ポート8fと伸側チェックバルブ14のみを備えて、可変減衰バルブVのみで減衰力を発生するユニフロー型の緩衝器とされてもよい。
さらに、前述した緩衝器Dでは、タンク6と液溜室R3とが配管5を通じて連通されているが、図3に示した一実施の形態の変形例における緩衝器D1のようにアウターチューブ4にタンク6を形成する容器6aが一体に形成される場合、配管5を廃止してアウターチューブ4と容器6aとを貫通する孔20を通じて液溜室R3とタンク6の液室Lとを連通してもよい。このように構成された緩衝器D1でもタンク6をアウターチューブ4の外方に備えることで液溜室R3内を作動油(液体)のみで満たすことができ、伸縮作動時に可変減衰バルブVを通じて作動油(液体)が液溜室R3内に流入しても、液溜室R3内で作動油(液体)が気体を巻き込むのを防止できる。なお、タンク6内が気体と液体とが区画部材によって区画されていなくても、孔20を通じて液溜室R3がタンク6に連通されているので、作動油(液体)の流速が緩和されるからタンク6内での作動油(液体)への気体の巻き込みも防止できる。よって、このように構成された緩衝器D1によれば、液溜室R3内での気体の巻き込みの心配がないので、アウターチューブ4の全長を短くすることが可能となり、緩衝器D1の基本長を短くして設置対象への搭載性を損なわずに済むだけでなく、作動油(液体)への気体の巻き込みを阻止できることからシリンダ1内への気体の混入を防止でき狙い通りの減衰力の発揮が可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱しない限り、改造、変形、および変更が可能である。
1・・・シリンダ、2・・・ピストン、3・・・ピストンロッド、4・・・アウターチューブ、6・・・タンク、7・・・中間筒、D・・・緩衝器、P・・・減衰通路、R1・・・伸側室、R2・・・圧側室、R3・・・液溜室、V・・・可変減衰バルブ

Claims (3)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内に移動自在に挿入されるとともに前記シリンダ内を液体が充填される伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダ内に挿入されて前記ピストンに連結されるピストンロッドと、
    前記シリンダの外周側に配置されて内方に液体のみで満たされる液溜室を形成するアウターチューブと、
    前記伸側室を前記液溜室に連通する減衰通路と、
    前記減衰通路に設けられて前記伸側室から前記液溜室へ向かう液体の流れに与える抵抗を調整可能な可変減衰バルブと、
    前記アウターチューブの外方に配置されるとともに前記液溜室に連通されて液体を貯留するタンクとを備えた
    ことを特徴とする緩衝器。
  2. 前記アウターチューブは、前記シリンダを軸方向の全長に亘って覆う
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
  3. 前記シリンダと前記アウターチューブとの間に配置されて、前記シリンダとの間に前記減衰通路を形成する中間筒を備え、
    前記中間筒と前記アウターチューブとの間に前記液溜室を形成した
    ことを特徴とする請求項2に記載の緩衝器。
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