[go: up one dir, main page]

JP7591571B2 - 医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法 - Google Patents

医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7591571B2
JP7591571B2 JP2022532534A JP2022532534A JP7591571B2 JP 7591571 B2 JP7591571 B2 JP 7591571B2 JP 2022532534 A JP2022532534 A JP 2022532534A JP 2022532534 A JP2022532534 A JP 2022532534A JP 7591571 B2 JP7591571 B2 JP 7591571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle tip
needle
medical puncture
puncture needle
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022532534A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021261554A1 (ja
Inventor
陽一郎 岩瀬
泰之 吉田
みなみ 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Publication of JPWO2021261554A1 publication Critical patent/JPWO2021261554A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7591571B2 publication Critical patent/JP7591571B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M37/00Other apparatus for introducing media into the body; Percutany, i.e. introducing medicines into the body by diffusion through the skin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、生体の薄い組織に薬剤を投与するための医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法に関する。
生体の薄い組織には、特異的な機能を有する細胞が含まれており、このような薄い組織に薬剤を投与することにより、少ない投与量でより効率よく薬効が得られることが期待されている。
例えば、胃腸粘膜や後眼部の組織及び鼻の粘膜等は、厚さが1mm以下と、薄い組織となっており、このような薄い組織に薬液を選択的に注入する器具が求められている。
生体の薄い組織内に薬剤を注入する技術として、米国特許第8562589号明細書がある。米国特許第8562589号明細書は、薬剤を塗布した短いマイクロニードル(穿刺針)を穿刺する技術を開示する。
しかしながら、米国特許第8562589号明細書の技術では、マイクロニードルに塗布された薬剤の量が微量であり、十分な量の薬剤を効率よく投与できないという問題がある。
十分な量の薬液を投与するためには、薬液が通過する中空部を有する針を用いることが考えられる。しかしながら、従来の中空針(医療用穿刺針)では、1mm以下の押込み深さで生体組織に確実に穿刺可能な穿刺性と、薄い組織から薬液を漏洩させずに投与できる機能の両立は実現できていない。そのため、既存の医療用穿刺針の流用では、胃腸粘膜や後眼部の組織及び鼻の粘膜等の薄い生体組織に十分な量の薬液を確実に投与できないという問題がある。
そこで、本発明の一実施形態は、生体内の薄い組織に対して十分な量の薬剤を確実に投与できる医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法を提供することを目的とする。
以下の開示の一観点は、内部に薬液が流通する内腔が形成された本体部と、前記本体部から先端部に向けて一定の肉厚を維持しつつ縮径しながら突出し、内部に前記内腔と連通した空洞部を有する針先部と、を備え、前記針先部には、前記針先部を貫通して前記空洞部に連通する薬液通過孔が形成され、前記針先部の前記先端部が、前記本体部から前記内腔の軸方向に1mm以下の範囲に形成されている、医療用穿刺針にある。
別の一観点は、内部に薬液が流通する内腔が形成された本体部と、前記本体部から先端部に向けて一定の肉厚を維持しつつ縮径しながら突出し、内部に前記内腔と連通した空洞部を有する針先部と、前記針先部には、前記針先部を貫通して前記空洞部に連通する薬液通過孔が形成され、前記針先部の前記先端部が、前記本体部から前記内腔の軸方向に1mm以下の範囲に形成されている、医療用穿刺針の製造方法であって、先端に向けてテーパー状に先細りした心材を用意する工程と、前記心材の表面に電気鋳造法で金属膜を堆積させることで前記本体部及び前記針先部を形成する工程と、前記本体部及び前記針先部から前記心材を分離除去する工程と、を有する、医療用穿刺針の製造方法にある。
上記観点の医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法によれば、生体内の薄い組織に対して十分な量の薬剤を確実に投与できる医療用穿刺針が得られる。
第1実施形態に係る医療用穿刺針の斜視図である。 図1の医療用穿刺針の断面図である。 図3Aは、図1の医療用穿刺針の製造方法に用いる心材の断面図であり、図3Bは図3Aの心材に電気鋳造を行う工程を示す断面図である。 図4Aは、鋳造体から心材を引き抜く工程を示す断面図であり、図4Bは針先部に放電加工により薬液通過孔を形成する工程を示す断面図である。 図1の医療用穿刺針の作用を示す説明図である。 図6Aは、第2実施形態に係る医療用穿刺針の製造方法に用いる心材の断面図であり、図6Bは図6Aの心材に電気鋳造を行って形成される鋳造体を示す断面図である。 図7Aは、第3実施形態の医療用穿刺針の断面図であり、図7Bは図7Aの医療用穿刺針の製造方法を示す断面図である。 第4実施形態の医療用穿刺針の斜視図である。 第5実施形態の医療用穿刺針の斜視図である。
以下、医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態に係る医療用穿刺針10は、図1に示すように、内部に内腔12が形成された円筒状の本体部14と、本体部14の先端側から突出した針先部16と、本体部14の周囲に設けられたストッパー部18とを備える。本体部14は、長尺な円筒状に形成されており、中心線Cに沿って直線状に延在している。本体部14は、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、銀、白金、金及びこれらの合金等の電気鋳造法が適用可能な金属によって形成されている。図2に示す本体部14の直径d1は24G(約0.55mm)よりも細く、望ましくは27G(約0.4mm)よりも細く、例えば、34G~36G(約0.1mm)に形成される。
内腔12は、本体部14の中心線Cを中心とした断面円形の空洞として形成されており、中心線Cに沿って軸方向に延びて形成されている。内腔12は、本体部14の基端部において開口しており、基端側から導入された薬液を針先部16に向けて流通させることができる。本体部14の肉厚T2は例えば、0.025mm程度であり、内腔12の内径d2は、例えば0.05mm程度である。
針先部16は、本体部14から先端部20に向けて円錐状に突出した部分である。針先部16は、中心線Cに対して傾斜した円錐面状の針先面16aを有している。針先面16aは、本体部14と同じ材料で、かつ本体部14と略同じ肉厚T1で本体部14と一体的に形成されている。針先面16aは、内腔12の軸方向にそった中心線Cに対して4°~36°傾斜して形成されている。
図1に示すように、針先面16aの内部には、円錐状の空洞部22が形成されている。空洞部22は内腔12とつながっており、内腔12と共に薬液を流通させる流路を構成する。空洞部22は、針先部16の針先面16aによって封じられている。
図2に示すように、針先部16は、本体部14及びストッパー部18からの軸方向の突出長さL1(中心線Cに沿った長さ)が1mm以下に形成されており、薄い生体組織80(図5参照)の内部に針先部16が留まるように構成されている。
針先部16の針先面16aには、薬液通過孔24が形成されている。薬液通過孔24は、針先面16aを厚さ方向に貫通しており、針先面16aの外側と針先面16aの内部の空洞部22とを連通させる。薬液通過孔24は、本体部14の先端部20から0.05mm離間した位置(中心線Cに沿った離間距離)に形成されている。このような位置に配置することにより、薄い生体組織80の内部に確実に薬液を注入することができる。なお、図示の例では、ストッパー部18は、その先端面18aが針先面16aと接するように設けられているが、これに限定されるものではなく、先端面18aが針先面16aから基端側に離間して設けられてもよい。
なお、図示の例では、薬液通過孔24は1つのみ設けられているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、周方向に互いに離間した複数の薬液通過孔24が設けられていてもよい。
針先部16の先端には、先端部20が針先として形成されている。突出長さL1が1mm以下と短い針先部16を生体組織80に確実に穿刺するためには、先端部20が鋭利であることが求められる。そのため、先端部20は、曲率半径が50μm以下、好ましくは15μm以下であればよい。また、先端部20の直径は、例えば30μm以下としてもよい。
ストッパー部18は、本体部14の先端に設けられている。本体部14の全周を覆うように形成されており、本体部14の外周側に円形リング状に突出している。ストッパー部18の先端面18aは、中心線Cに対して略垂直な向きに形成されており、医療用穿刺針10を生体組織80に穿刺した際に、生体組織80と当接することで、針先部16が深く入りすぎるのを阻止する。ストッパー部18は例えば樹脂材料、又は金属材料によって形成されており、本体部14と嵌合、接着、又は溶着等の手法で接合されている。なお、ストッパー部18は、本体部14を構成する材料によって、本体部14と一体的に形成されてもよい。
本実施形態の医療用穿刺針10は以上の方法で製造される。
本実施形態の医療用穿刺針10は、電気鋳造法により形成される。まず、図3Aに示すように、心材26を用意する。心材26は、内腔12(図2参照)の内径d2と同じ直径(例えば、0.05mm)を有する円柱部26aと、円柱部26aの先端に形成された円錐状の円錐部26bと、円錐部26bの先端に形成された先端部26cとを有している。円錐部26bの形状は、空洞部22の形状と同じである。また、鋭利な先端部20を形成するべく、先端部26cの直径及び曲率半径は先端部20と同等の値に形成されている。心材26は、導電性を有する材料により形成されている。なお、心材26は、絶縁材料の表面に導電性のシード層を形成したものであってもよい。
次に、図3Bに示すように、心材26を電極28と共にメッキ液30に浸漬し、電源32を通じて心材26と電極28との間に電流を流すことにより、電気鋳造法により心材26の表面に金属膜を堆積させて鋳造体34を形成する。メッキ液30には、例えばCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Pd、Ag、Au等のイオンを含むものを使用することができる。鋳造体34としては、例えばCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Pd、Ag、Au等の金属又は、これらの合金が形成される。より好ましくは、鋳造体34は、Ni/Cr合金、Cu/Cr合金等とすることができる。鋳造体34は、心材26の形状を転写した形状となり、円筒状の本体部14と、テーパー状に縮径する針先部16と、針先部16の先端に形成された鋭利な先端部20とが鋳造体34として形成され、34G~36Gの微細な本体部14の先端に、鋭利な先端部20を有する円錐状の針先部16を形成することができる。
次に、図4Aに示すように、鋳造体34から、心材26を引き抜く。これにより、鋳造体34の内部に円柱状の内腔12と円錐状の空洞部22とが形成される。
次に、図4Bに示すように、鋳造体34の針先部16に薬液通過孔24を形成する。薬液通過孔24は、鋳造体34を液体中に配置し、鋳造体34に接近させたワイヤー38と鋳造体34との間に放電電源36を通じて放電電流を流す、放電加工により形成される。
その後、鋳造体34の本体部14の外周に円形リング状のストッパー部18を取り付けることで、図1に示す医療用穿刺針10が完成する。ストッパー部18は、本体部14の直径d1と略同じ内径を有する円形リング状のストッパー部18を鋳造体34に嵌め込む方法で形成することができる。また、本体部14の外周部に円板状のキャビティを有する金型を装着して、そのキャビティに樹脂を流し込むインサート成形を行うことで、ストッパー部18を形成してもよい。以上の工程により、医療用穿刺針10が完成する。
以下、医療用穿刺針10の作用について説明する。
医療用穿刺針10は、図5に示すように、本体部14を薄い層状の生体組織80に対して垂直な方向から押圧して、針先部16を生体組織80の厚さ方向に穿刺して使用される。ストッパー部18により、針先部16の穿刺深さが規制されることにより、針先部16が薄い生体組織80を貫通するのを防ぐことができる。針先部16は、ストッパー部18から1mm以下と短い突出長さとなっているが、鋭利な先端部20を有することにより、生体組織80内に確実に穿刺することができる。
医療用穿刺針10の基端側にはシリンジ(不図示)が接続されており、シリンジから供給された薬液が内腔12を通じて空洞部22に供給される。そして、薬液通過孔24を通じて生体組織80の内部に注入される。本実施形態の薬液通過孔24は、薄い肉厚で形成された針先部16の針先面16aに形成されているため、流動抵抗が少なく、生体組織80にスムーズに薬液を注入できる。これにより、十分な量の薬液を、薄い生体組織80に確実に投与できる。
本実施形態の医療用穿刺針10及び医療用穿刺針10の製造方法は、以下の効果を奏する。
本実施形態の医療用穿刺針10は、内部に薬液が流通する内腔12が形成された本体部14と、本体部14から先端部20に向けて一定の肉厚を維持しつつ縮径しながら突出し、内部に内腔12と連通した空洞部22を有する針先部16と、を備え、針先部16には、針先部16を貫通して空洞部22に連通する薬液通過孔24が形成され、針先部16の先端部20が、本体部14から内腔12の軸方向(中心線C方向)に1mm以下の範囲に形成されている。
上記の構成によれば、針先部16を薄い生体組織80に留めつつ、薬液通過孔24から確実に薬液を投与することができる。
上記の医療用穿刺針10において、針先部16は電気鋳造法により形成されてなり、針先部16の先端部20の曲率半径が50μm以下に形成されていてもよい。この構成によれば、鋭い先端部20を有することにより、生体組織80に針先部16を浅く穿刺することができ、生体組織80から薬液を漏洩させることなく、薄い生体組織80に確実に薬液を投与できる。
上記の医療用穿刺針10において、本体部14は筒状に形成されると共に、本体部14の直径d1が0.53mm以下であり、内腔12の内径d2が0.29mm以下であり、針先部16の本体部14からの突出長さL1が内腔12の軸方向に1mm以下であってもよい。この構成によれば、薄い生体組織80に確実に針先部16を穿刺することができ、生体組織80に確実に薬液を投与できる。
上記の医療用穿刺針10において、本体部14の肉厚と針先部16の肉厚が同じであってもよい。針先部16の肉厚が本体部14の肉厚と同一の一定値に形成されることで、薬液通過孔24を空洞部22に連通させることが容易となる。
上記の医療用穿刺針10において、本体部14の外周部に本体部14より外周側に広がったストッパー部18を有してもよい。この構成によれば、ストッパー部18が生体組織80に当接して医療用穿刺針10の穿刺深さを規制するため、針先部16が生体組織80を貫通するのを防ぐことができ、薄い生体組織80に確実に薬液を投与できる。
上記の医療用穿刺針10において、針先部16の針先面16aは、内腔12の軸方向に対して4°~36°傾斜している。この構成によれば、生体組織80への穿刺が容易になる。
本実施形態は、内部に薬液が流通する内腔12が形成された本体部14と、本体部14から先端部20に向けて一定の肉厚を維持しつつ縮径しながら突出し、内部に内腔12と連通した空洞部22を有する針先部16と、針先部16には、針先部16を貫通して空洞部22に連通する薬液通過孔24が形成され、針先部16の先端部20が、本体部14から内腔12の軸方向(中心線C方向)に1mm以下の範囲に形成されている医療用穿刺針10の製造方法であって、先端に向けてテーパー状に先細りした心材26を用意する工程と、心材26の表面に電気鋳造法で金属膜を堆積させることで本体部14及び針先部16を有する鋳造体34を形成する工程と、本体部14及び針先部16から心材26を分離除去する工程と、を有する。
上記の医療用穿刺針10の製造方法によれば、本体部14の直径d1を34G~36Gと細くした場合であっても、針先部16に鋭利な先端部20を形成することができ、浅く穿刺することができる医療用穿刺針10が得られる。
上記の医療用穿刺針10の製造方法において、さらに、針先部16の傾斜した針先部16の針先面16aに放電加工により薬液通過孔24を形成する工程を有してもよい。これにより、微細な直径の薬液通過孔24を針先部16に形成することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、医療用穿刺針10の製造方法において、薬液通過孔24の別の形成方法について説明する。
図6Aに示すように、本実施形態の医療用穿刺針10の製造方法では、電気鋳造法に用いる心材26の円錐部26bの一部がマスク40で覆われている。マスク40は、薬液通過孔24(図1参照)の形成予定位置に配置されている。マスク40は、絶縁材料よりなり、マスク40の形状は薬液通過孔24の断面の形状と同じとなっている。
図6Bに示すように、マスク40が形成された心材26に対して電気鋳造法を行うと、心材26の表面のマスク40で覆われていない部分に金属膜が形成され、マスク40の部分が金属膜で覆われていない鋳造体34Aが形成される。この鋳造体34Aから心材26を引き抜くと、マスク40の部分が薬液通過孔24となる。すなわち、鋳造体34Aの形成と同時に薬液通過孔24が形成される。このように、本実施形態の医療用穿刺針10の製造方法によれば、薬液通過孔24を追加で放電加工を行うことなく形成できるため、生産性に優れる。
(第3実施形態)
本実施形態の医療用穿刺針10Aは、本体部14Aの構成において、図1の医療用穿刺針10と異なる。なお、本実施形態の医療用穿刺針10Aの構成において、図1の医療用穿刺針10と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
医療用穿刺針10Aは、板状に形成された本体部14Aと、本体部14Aから先端側に突出した針先部16とを有している。針先部16の先端には鋭利な先端部20が形成されており、針先部16の針先面16aには薬液通過孔24が形成されている。
本体部14Aは、板部材42と、板部材42の表面を覆う金属膜44とを有している。板部材42は、軸方向に貫通する内腔12が形成されている。その内腔12が形成された部分に針先部16が形成されている。針先部16の空洞部22は、内腔12と連通している。図示のように、本体部14Aには、複数の内腔12が形成されており、これらの内腔12に対応して複数の針先部16が形成されている。また、本体部14Aには、内腔12が1つのみ形成されており、針先部16も内腔12に対応して1つのみ形成されていてもよい。
金属膜44は、針先部16の電気鋳造法による形成の際に、針先部16と同時に形成される部分であり、針先部16と同一の材料により、略同一の厚さで形成されている。
本実施形態の医療用穿刺針10Aでは、本体部14Aが図1のストッパー部18を兼ねているため、特にストッパー部18は設ける必要はない。この医療用穿刺針10Aを生体組織80に穿刺すると、本体部14Aが生体組織80に当接することにより、針先部16の穿刺深さを規制することができ、針先部16を薄い生体組織80に確実に穿刺できる。
本実施形態の医療用穿刺針10Aを以下の方法で製造することができる。
図7Bに示すように、内腔12が形成された板部材42と、心材26とを用意する。そして、心材26の円錐部26bが板部材42から突出するように心材26を内腔12に挿入する。
次に、板部材42と心材26の表面に電気鋳造法により金属膜を形成する。これにより、針先部16を有する鋳造体46が得られる。また、板部材42の表面には金属膜44が形成される。
次に、板部材42から、心材26を引き抜く。そして、針先部16の針先面16aに薬液通過孔24を形成することで、本実施形態の医療用穿刺針10Aが得られる。
以上のような本実施形態の医療用穿刺針10Aによっても、図1の医療用穿刺針10と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
図8に示すように、本実施形態の医療用穿刺針10Bは、針先部16Bの形状において、図1の医療用穿刺針10と異なっている。なお、医療用穿刺針10Bの構成において、図1の医療用穿刺針10と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図8に示すように、医療用穿刺針10Bの針先部16Bは、中心線Cに対して斜めに傾斜した平坦な第1傾斜面48と、第1傾斜面48と対向する方向に形成され、中心線Cに対して斜めに傾斜した平坦な第2傾斜面50とを有している。針先部16Bは、第1傾斜面48と第2傾斜面50とにより、先端に向けてテーパー状に狭まるように形成されている。そして、第1傾斜面48と第2傾斜面50とが交わって形成される稜線部分52により、先端部20Bが構成されている。また、針先部16Bの内側には、第1傾斜面48と第2傾斜面50とに対応する形状の空洞部22Bが形成されている。
本実施形態の医療用穿刺針10Bは、空洞部22B及び内腔12と同形状の不図示の心材の表面に電気鋳造法により金属膜を堆積させることで形成できる。電気鋳造法によれば、稜線部分52が丸まらずに鋭利な先端部20Bを形成できるため、生体組織80に浅く押し込んだだけでも確実に穿刺可能な医療用穿刺針10Bが得られる。
(第5実施形態)
図9に示すように、本実施形態の医療用穿刺針10Cは、針先部16Cの形状において、図1の医療用穿刺針10と異なっている。なお、医療用穿刺針10Cの構成において、図1の医療用穿刺針10と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図示のように、針先部16Cは、円筒状の本体部14を平坦な一つの傾斜面54で斜めに切り欠いた形状に形成されている。先端部20Cは、傾斜面54と本体部14から延びる外周面との交わる部分に形成されている。針先部16Cの傾斜面54は、内腔12及び空洞部22Cの大部分を覆っている。傾斜面54には、内腔12の内径よりも小さな内径に形成された薬液通過孔24が形成されており、薬液通過孔24を通じて針先部16Cの外側と空洞部22Cとが連通している。
本実施形態の医療用穿刺針10Cは、円柱を平坦な1つの傾斜面で斜めに切り欠いた心材(不図示)を用意し、この心材に電気鋳造法で金属膜を形成することで製造できる。
本実施形態の医療用穿刺針10Cによっても、第1実施形態の医療用穿刺針10と同様の効果が得られる。
上記において、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。

Claims (8)

  1. 内部に薬液が流通する内腔が形成された本体部と、
    前記本体部から先端部に向けて一定の肉厚を維持しつつ縮径しながら突出し、内部に前記内腔と連通した空洞部を有する針先部と、を備え、
    前記針先部には、前記針先部を貫通して前記空洞部に連通する薬液通過孔が形成され、
    前記針先部の前記先端部が、前記本体部から前記内腔の軸方向に1mm以下の範囲に形成され、
    前記本体部は筒状に形成されると共に、前記本体部の前記内腔の内径が0.29mm以下であり、前記針先部の基端部の直径が0.53mm以下である、医療用穿刺針。
  2. 請求項1記載の医療用穿刺針であって、前記針先部は電気鋳造法により形成されてなり、前記針先部の前記先端部の曲率半径が50μm以下である、医療用穿刺針。
  3. 請求項1又は2記載の医療用穿刺針であって、前記本体部の肉厚と前記針先部の肉厚とが同じである、医療用穿刺針。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の医療用穿刺針であって、前記本体部の外周部に前記本体部より外周側に広がったストッパー部を有する、医療用穿刺針。
  5. 請求項1~のいずれか1項に記載の医療用穿刺針であって、前記針先部の針先面は、前記内腔の軸方向に対して4°~36°傾斜している、医療用穿刺針。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の医療用穿刺針の製造方法であって、
    先端に向けてテーパー状に先細りした心材を用意する工程と、
    前記心材の表面に電気鋳造法で金属膜を堆積させることで前記本体部及び前記針先部を形成する工程と、
    前記本体部及び前記針先部から前記心材を分離除去する工程と、
    を有する、医療用穿刺針の製造方法。
  7. 請求項記載の医療用穿刺針の製造方法であって、さらに、前記針先部の傾斜した前記針先部の針先面に放電加工により前記薬液通過孔を形成する工程を有する、医療用穿刺針の製造方法。
  8. 請求項記載の医療用穿刺針の製造方法であって、前記心材の前記薬液通過孔の形成予定位置にマスクを形成する工程を有し、前記針先部の形成と同時に前記薬液通過孔を形成する、医療用穿刺針の製造方法。
JP2022532534A 2020-06-24 2021-06-24 医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法 Active JP7591571B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020108766 2020-06-24
JP2020108766 2020-06-24
PCT/JP2021/023935 WO2021261554A1 (ja) 2020-06-24 2021-06-24 医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021261554A1 JPWO2021261554A1 (ja) 2021-12-30
JP7591571B2 true JP7591571B2 (ja) 2024-11-28

Family

ID=79281298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022532534A Active JP7591571B2 (ja) 2020-06-24 2021-06-24 医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7591571B2 (ja)
WO (1) WO2021261554A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010503454A (ja) 2006-09-18 2010-02-04 エージェンシー フォー サイエンス、テクノロジー アンド リサーチ 針構造および針構造を製作するための方法
JP2013153959A (ja) 2012-01-30 2013-08-15 Toppan Printing Co Ltd 針状体の構造
JP2018512227A (ja) 2015-04-01 2018-05-17 ノボ・ノルデイスク・エー/エス 電鋳された針カニューレ
JP2018171331A (ja) 2017-03-31 2018-11-08 凸版印刷株式会社 経皮投与デバイス
JP2018201969A (ja) 2017-06-07 2018-12-27 花王株式会社 微細突起ユニット
WO2020001918A1 (en) 2018-06-27 2020-01-02 Novo Nordisk A/S Method of electroforming a hollow needle with a side-hole

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010503454A (ja) 2006-09-18 2010-02-04 エージェンシー フォー サイエンス、テクノロジー アンド リサーチ 針構造および針構造を製作するための方法
JP2013153959A (ja) 2012-01-30 2013-08-15 Toppan Printing Co Ltd 針状体の構造
JP2018512227A (ja) 2015-04-01 2018-05-17 ノボ・ノルデイスク・エー/エス 電鋳された針カニューレ
JP2018171331A (ja) 2017-03-31 2018-11-08 凸版印刷株式会社 経皮投与デバイス
JP2018201969A (ja) 2017-06-07 2018-12-27 花王株式会社 微細突起ユニット
WO2020001918A1 (en) 2018-06-27 2020-01-02 Novo Nordisk A/S Method of electroforming a hollow needle with a side-hole

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021261554A1 (ja) 2021-12-30
JPWO2021261554A1 (ja) 2021-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070256289A1 (en) Method of manufacturing injection needle and injection needle
US7097776B2 (en) Method of fabricating microneedles
EP3895870B1 (en) Method for manufacturing catheter
EP1188456B1 (en) Injection needle
JP7335439B2 (ja) Rf電極カニューレ
RU2288746C2 (ru) Игольчатая канюля, способ изготовления игольчатой канюли и использование игольчатой канюли
JP4295667B2 (ja) 薬液注入用カテーテル
US7785459B2 (en) Microneedles and methods of fabricating
WO2017135060A1 (ja) マイクロニードル
JP5897293B2 (ja) マイクロニードルシートおよびその製造方法、ならびにマイクロニードルシート用のスタンパ
JP7591571B2 (ja) 医療用穿刺針及び医療用穿刺針の製造方法
EP2726144B1 (en) Arrangement for defining a location within an organism and method for manufacturing a mandrin to be accommodated in a needle
JP2007283132A (ja) 液体注入針および液体注入装置
JP2018512227A (ja) 電鋳された針カニューレ
KR102165489B1 (ko) 무통 주사바늘 제조방법 및 그 무통 주사바늘
US5409652A (en) Method of making medico-surgical devices
JP7373055B2 (ja) 薬液注入針システム
CN113082500A (zh) 经皮输送装置及制备方法
JP7536084B2 (ja) 医療用穿刺針
JP2008043583A (ja) 微細注射針
CN115379868B (zh) 药液注入针以及药液注入针系统
WO2022201252A1 (ja) 薬液注入針および薬液注入針装置
JP2001309977A (ja) 液体注入針および液体注入器具
JP6145249B2 (ja) 中空微細針及びその作製方法
JP3168428U (ja) バイポーラ型電気処置器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20241112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20241118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7591571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150