JP7578991B2 - 細胞膜透過性ベシクル - Google Patents
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Description
(2)前記ポリイオンコンプレックスベシクルが以下の(a)及び(b)を含む、(1)に記載の細胞膜透過性ベシクル。
(a)カチオン性セグメントを含むポリマー、及び
(b)アニオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体
(3)前記ポリイオンコンプレックスベシクルが以下の(c)及び(d)から構成される、(1)に記載の細胞膜透過性ベシクル。
(c)アニオン性セグメントを含むポリマー、及び
(d)カチオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体
(4)前記カチオン性セグメントが、カチオン性アミノ酸残基を3個以上30個以下で連結してなり、及び/又は前記アニオン性セグメントが、アニオン性アミノ酸残基を3個以上30個以下で連結してなる、(2)又は(3)に記載の細胞膜透過性ベシクル。
(5)前記細胞膜透過性ペプチドが、前記ブロック共重合体に連結されている、(2)~(4)のいずれかに記載の細胞膜透過性ベシクル。
(6)一以上の機能性分子を内包する、(1)~(5)のいずれかに記載の細胞膜透過性ベシクル。
(7)前記機能性分子が機能性ペプチド及び/又は機能性核酸である、(6)に記載の細胞膜透過性ベシクル。
(8)前記機能性分子が、Cas9タンパク質及び標的遺伝子に対するガイドRNA分子である、(6)に記載の細胞膜透過性ベシクル。
(9)(6)~(8)のいずれかに記載の細胞膜透過性ベシクルを含む植物、植物組織、又は植物細胞。
(10)機能性分子を細胞内に導入する方法であって、前記細胞と(6)~(8)のいずれかに記載の細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程、及び前記細胞膜透過性ベシクルと接触した前記細胞に物理的刺激を付与する工程を含む、前記方法。
(11)細胞において標的遺伝子に変異を導入する方法であって、前記細胞と(8)に記載の細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程、及び前記細胞膜透過性ベシクルと接触した前記細胞に物理的刺激を付与する工程を含む、前記方法。
(12)前記細胞が植物細胞である、(10)又は(11)に記載の方法。
(13)前記植物細胞が、カルス又は本葉の植物細胞である、(12)に記載の方法。
(14)変異体植物を作製する方法であって、植物細胞と(8)に記載の細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程、前記細胞膜透過性ベシクルと接触した前記植物細胞に物理的刺激を付与することによって、前記細胞膜透過性ベシクルを前記植物細胞内に導入し、標的遺伝子に変異を導入する工程、及び前記工程で変異が導入された植物細胞から植物個体を得る工程を含む、前記方法。
(15)一以上の機能性分子を内包する細胞膜透過性ベシクルの調製方法であって、ポリマー及びブロック共重合体を機能性分子の存在下で混合することによって、前記機能性分子を内包するポリイオンコンプレックスベシクルを構築する工程、並びに細胞膜透過性ペプチドを前記ポリイオンコンプレックスベシクル表面上に提示する工程を含み、前記ポリマー及び前記ブロック共重合体は、(a)カチオン性セグメントを含むポリマー、及び(b)アニオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体、又は(c)アニオン性セグメントを含むポリマー、及び(d)のカチオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体の組合せからなる、前記方法。
[2]負イオンに荷電した荷電性セグメントを有するポリマーと、非イオン性の非荷電親水性セグメントと正イオンに荷電した荷電性セグメントとを有するブロック共重合体とにより形成されるベシクルであって、細胞膜透過性配列を含むぺプチドをその膜上に有するベシクル。
[3]少なくとも1種のタンパク質を内包する[1]又は[2]に記載のベシクル。
[4]タンパク質を内包するとともに、表面の少なくとも一部に細胞膜透過性配列を含むペプチドを有するベシクル(好ましくはポリイオンコンプレックスベシクル)を含む組成物。
[5]タンパク質を内包するとともに、表面の少なくとも一部に反応性基を有するベシクル(好ましくはポリイオンコンプレックスベシクル)を含む組成物。
[6]前記ベシクルが、側鎖にカチオン性基(例えばアミノ基)を有するカチオン性アミノ酸(天然及び非天然のカチオン性アミノ酸のいずれも含まれる)の3以上(3以上30以下、3以上20以下、3以上15以下又は3以上10以下)のオリゴもしくはポリペプチド(以下、「カチオニックセグメント」という場合がある)の少なくとも1種を含むカチオン性成分と、側鎖にアニオン性基(例えばカルボキシル基、)を有するアニオン性アミノ酸(天然及び非天然のカチオン性アミノ酸のいずれも含まれる)の3以上(3以上30以下、3以上20以下、3以上15以下又は3以上10以下)のオリゴもしくはポリペプチドの少なくとも1種を含むアニオン性成分とのポリイオンコンプレックスベシクルである、[1]~[4]のいずれかのベシクル又は組成物。
[7]植物細胞と、[3]に記載のベシクル又は[4]に記載の組成物とを接触させることを含む、植物細胞へのタンパク質の導入方法。
1-1.概要
本発明の第1の態様は、細胞膜透過性ベシクルである。本発明の細胞膜透過性ベシクルは、ポリイオンコンプレックスベシクル、及びその表面に提示される細胞膜透過性ペプチドを含み、一以上の機能性分子を内包することができる。本発明の細胞膜透過性ベシクルによれば、機能性分子を細胞内に導入し、機能させることができる。
本明細書において頻用する用語について以下で定義する。
本明細書において「ポリイオンコンプレックスベシクル(PICsome)」とは、荷電したブロック共重合体やポリマーなどの自己集合によって形成される集合体である。ポリイオンコンプレックスベシクルは、カプセル状集合体として、その内部に機能性分子を封入することができる。
以下、本発明の細胞膜透過性ベシクルについて具体的に説明をする。
本発明の細胞膜透過性ベシクルは、必須構成成分としてポリイオンコンプレックスベシクル(PICsome)、及びその表面に提示される細胞膜透過性ペプチドを含み、選択的成分として一以上の機能性分子を内包することができる。
本発明の細胞膜透過性ベシクルに含まれるPICsomeの種類は限定しない。
一実施形態において、本発明の細胞膜透過性ベシクルに含まれるPICsomeは、
(a)カチオン性セグメントを含むポリマー、並びに
(b)アニオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体
を含んでもよい。
(c)アニオン性セグメントを含むポリマー、並びに
(d)カチオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体
を含んでもよい。
(b)アニオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体、並びに
(d)カチオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体
を含んでもよい。
カチオン性セグメントは、限定しない。例えば、カチオン性アミノ酸残基を3個以上、3個以上30個以下、3個以上20個以下、3個以上15個以下、又は3個以上10個以下、例えば、3個、4個、5個、6個、7個、又は8個で連結してなるものであってもよい。
アニオン性セグメントは、限定しない。例えば、アニオン性アミノ酸残基を3個以上、3個以上30個以下、3個以上20個以下、3個以上15個以下、又は3個以上10個以下、例えば、3個、4個、5個、6個、7個、又は8個で連結してなるものであってもよい。
非荷電親水性セグメントは、限定しない。例えば、非荷電性親水性セグメントには、エチレングリコールの残基が含まれていてもよい。非荷電性親水性セグメントに含まれるポリエチレングリコールの残基数は、好ましくは2以上、2以上10以下、又は2以上6以下である。ベシクルの安定性の観点から、非荷電性親水性セグメントの分子量は1,000以下であるのが好ましい。一実施形態において、ポリエチレングリコールは、テトラエチレングリコール(TEG)である。
また、本発明の細胞膜透過性ベシクルに含まれる細胞膜透過性ペプチドの種類は限定せず、任意の細胞膜透過性ペプチドを使用することができる。例えば、BP100ペプチド、BP100(KH)9ペプチド、BP100CH7ペプチド、KAibAペプチドなどを使用してもよい。
細胞膜透過性ベシクルに内包される機能性分子は、限定しない。例えばペプチド、多糖、核酸、化合物、又はそれらの混合物であってよい。一実施形態では、機能性分子は、機能性ペプチド及び/又は機能性核酸である。
本発明の細胞膜透過性ベシクルによれば、植物細胞などの細胞内にタンパク質などの機能性分子を送達し、植物などの個体に対して新規形質を付与することができる。例えば、ゲノム編集タンパク質を細胞に送達し、核内で機能させることによって、変異を導入することが可能である。
2-1.概要
本発明の第2の態様は、本発明の細胞膜透過性ベシクルを含む植物、植物組織、又は植物細胞である。本態様の植物、植物組織、又は植物細胞は、細胞膜透過性ベシクルに内包される機能性分子に基づく新規形質を有する。
(1)細胞膜透過性ベシクル
本態様の植物、植物組織、又は植物細胞が含む細胞膜透過性ベシクルは、一以上の機能性分子を内包する。細胞膜透過性ベシクル、及び機能性分子の構成については、第1態様で既に詳述していることから、ここではその具体的な説明を省略する。
本態様における植物、植物組織、及び植物細胞の種類は限定しない。
植物は、特に制限はされず、被子植物又は裸子植物のいずれであってもよい。また、被子植物には、双子葉類又は単子葉類植物のいずれも包含される。代表的なものとしては、農業上、特に種苗産業及び花卉園芸産業上、重要な植物、例えば、穀類、花、野菜、果物などの作物植物が挙げられる。具体的には、双子葉類植物であればアブラナ科に属する種(例えば、キャベツ、ダイコン、ハクサイ、アブラナ)、マメ科に属する種(例えば、ダイズ、ピーナッツ、エンドウ、インゲンマメ、アズキ、ソラマメ、スイートピー)、ナス科に属する種(例えば、トマト、ナス、ジャガイモ、タバコ、ピーマン、トウガラシ、ペチュニア)、バラ科に属する種(例えば、イチゴ、バラ、リンゴ、ナシ、モモ、ビワ、アーモンド、スモモ、ウメ、サクラ)、ラン科に属する種(例えば、シンビジウム、ファレノプシス、カトレア、デンドロビウム)、ユリ科に属する種(例えば、ユリ、チューリップ、ヒアシンス、ムスカリ、ネギ、タマネギ、ニンニク)、ミカン科(例えば、ミカン、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ユズ)、ブドウ科に属する種(例えば、ブドウ)、キク科に属する種(例えば、レタス、キク、ダリア、マーガレット、ヒマワリ)、ナデシコ科に属する種(例えば、カーネーション、カスミソウ)、ツバキ科に属する種(例えば、サザンカ、チャノキ)が該当する。また、単子葉類植物であればイネ科に属する種(例えば、イネ、コムギ、オオムギ、トウモロコシ、サトウキビ、ソルガム、コウリャン)が該当する。
植物細胞は、上記の植物組織に含まれる任意の細胞種を使用することができる。
3-1.概要
本発明の第3の態様は、機能性分子を細胞内に導入する方法である。
本態様の方法は、細胞と細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程(接触工程)、及び細胞膜透過性ベシクルと接触した細胞に物理的刺激を付与する工程(物理的刺激工程)を含む。
本態様の方法は、細胞と細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程(接触工程)、及び細胞膜透過性ベシクルと接触した細胞に物理的刺激を付与する工程(物理的刺激工程)を含む。
(1)接触工程
接触工程は、細胞と細胞膜透過性ベシクルとを接触させ得る工程であれば、特に限定しない。例えば、細胞膜透過性ベシクルを含む水溶液に、細胞、細胞を含む組織、若しくは細胞を含む個体を混合、懸濁、若しくは浸漬する工程、又は細胞膜透過性ベシクルを含む水溶液を細胞、細胞を含む組織、若しくは細胞を含む個体に噴霧、塗布、若しくは投与する工程などであってもよい。
物理的刺激工程は、接触工程により細胞と接触した細胞膜透過性ベシクルの細胞膜の透過及び細胞内への移行を促進し得るものであれば、限定しない。物理的刺激は、好ましくは細胞膜の透過性を上昇し得る刺激である。例えば、加圧及び/若しくは減圧の圧力変化、昇温及び/若しくは降温の温度変化、凍結及び/若しくは融解、熱ショックなどの温度刺激、乾燥、切断、UV照射やX線照射、超音波照射、マイクロ波照射、又は浸透圧変化などを使用することができる。
本発明の第4の態様は、細胞において標的遺伝子に変異を導入する方法である。
本態様の方法は、細胞と細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程(接触工程)、及び細胞膜透過性ベシクルと接触した前記細胞に物理的刺激を付与する工程(物理的刺激工程)を含む。
本発明の第5の態様は、変異体植物を作製する方法である。
本態様の方法は、細胞と細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程(接触工程)、細胞膜透過性ベシクルと接触した植物細胞に物理的刺激を付与することによって、細胞膜透過性ベシクルを植物細胞内に導入し、標的遺伝子に変異を導入する工程(変異導入工程)、及び変異が導入された植物細胞から植物個体を得る工程を含む。
6-1.概要
本発明の第6の態様は、細胞膜透過性ベシクルの調製方法である。本態様の方法によれば、一以上の機能性分子を内包し、かつその表面に細胞膜透過性ペプチドを提示させたベシクルを調製することができる。
本態様の方法は、一以上の機能性分子を内包する細胞膜透過性ベシクルの調製方法である。本態様の方法は、必須工程として、ポリマー及び/又はブロック共重合体を機能性分子の存在下で混合することによって、機能性分子を内包するポリイオンコンプレックスベシクルを構築する工程(PICsome構築工程)、並びに細胞膜透過性ペプチドをポリイオンコンプレックスベシクル表面上に提示する工程(細胞膜透過性ペプチド提示工程)を含み、選択的工程として、PICsomeを架橋する工程(架橋工程)を含む。本態様における機能性分子及び細胞膜透過性ペプチドの構成は第1態様に準じる。
(1)PICsome構築工程
PICsome構築工程において機能性分子の存在下で混合されるポリマー及び/又はブロック共重合体の組合せは、以下の(1)~(3):
(1)(a)カチオン性セグメントを含むポリマー、並びに(b)アニオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体の組合せ、
(2)(c)アニオン性セグメントを含むポリマー、並びに(d)のカチオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体の組合せ、又は
(3)(b)アニオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体、並びに(d)カチオン性セグメント及び非荷電親水性セグメントを含むブロック共重合体の組合せ
のいずれかから選択される。
本態様における、細胞膜透過性ペプチドのPICsome表面への提示様式は限定しない。
PICsomeを架橋する架橋工程は、PICsomeに含まれる一部又は全部の構成成分の間を架橋する工程である。本工程は選択工程であり、PICsome構築工程と細胞膜透過性ペプチド提示工程の間、細胞膜透過性ペプチド提示工程の後、及び/又は細胞膜透過性ペプチド提示工程と同時に行うことができる。
(目的)
Alkyne-TEG-b-P(Lys)-OMe及びAlkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMeから構成される集合体を調製する。
(1)カチオン性ブロック共重合体Alkyne-TEG-b-P(Lys)-OMe、カチオン性ポリマーPolyLys、及びアニオン性ブロック共重合体Alkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMeの合成
パパインを用いた酵素重合法により、側鎖がBoc基により保護されたポリリジンP(Lys-(Boc))-OMeを合成した。ポリリジンにおけるリジン残基の反復回数は概ね5~7回である。これとアルキンを有するテトラエチレングリコール(TEG)とを無水コハク酸を用いて連結させることによって、Alkyne-TEG-b-P(Lys-(Boc))-OMeを合成した。このブロック共重合体の側鎖のBoc基をTFAにより脱保護した後、TEAを添加し透析することによって、カチオン性ブロック共重合体Alkyne-TEG-b-P(Lys)-OMe及びカチオン性ポリマーPolyLysを得た。また、得られたカチオン性ブロック共重合体の側鎖に無水コハク酸を反応させ、アニオン性ブロック共重合体Alkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMeを合成した。
合成したポリマーはNMR、MALDI-TOF MSにより同定した。
得られたポリマーをそれぞれMilliQ水に溶解させた。それらの溶液を1:1で混合し、10秒間Vortexミキサーにて撹拌することによって、PICsomeを調製した。
得られたPICsomeの粒径は、動的光散乱(DLS)測定を用いて評価した。
また、PICsome溶液をシリコンウェハ上に滴下し、減圧乾燥により乾燥後、電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)を用いて集合形態を観察した。
0.1 mM Alkyne-TEG-b-P(Lys)-OMe水溶液と0.1 mM Alkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMe水溶液とを混合し、10分間静置させた後、動的光散乱(DLS)測定を行なった。その結果、粒径200 nm程度の集合体の形成が確認された(図2、約0時間)。
(目的)
PICsomeを調製する際に用いるカチオン性ポリマーとしてTEG鎖を有しないPolyLysを使用し、PolyLys及びAlkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMeから構成される集合体を調製する。
PolyLys及びAlkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMeの合成は、実施例1の(1)及び(2)の方法に準じた。
PICsomeの粒子としての安定性を向上させるために、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC)を用いたポリマー側鎖の縮合反応によりPICsomeの架橋を行なった。アニオン性ブロック共重合体の側鎖のカルボキシル基に対して1s量のEDCを添加し12時間反応させた。架橋反応の進行は、MALDI-TOF MSによって確認した。NMRスペクトルより、反応後の架橋率は28%であった。反応後、透析によりEDCを除去した。その後、動的光散乱測定によって架橋後のPICsomeの粒径を評価した。
0.1 mM PolyLys水溶液と0.1 mM Alkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMe水溶液とを混合し、10分間静置させた後、動的光散乱測定を行なった。その結果、粒径150 nm程度の集合体の形成が観察された(図4)。
(目的)
PICsomeの内部にゲスト分子を封入する。本実施例では、ゲスト分子として、ローダミンで修飾されたネオマイシンリン酸転移酵素II(Neomycin phospho-transferaseII、NPTII)(以下、「RhB-NPTII」と表記する)を用いる。NPTIIは、抗生物質カナマイシンにATPのリン酸基を転移させる活性を有する酵素であり、当該活性によって、カナマイシンを不活性化させる。
RhB-NPTII存在下でPICsomeの構築を行うことによって、PICsomeにRhB-NPTIIを内包させた。PICsomeとしては、PolyLys及びAlkyne-TEG-b-P(Lys(COOH))-OMeから構成されるPICsomeを使用し、PICsomeの調製と架橋は実施例2の方法に準じて行った。PICsomeに内包されなかったRhB-NPTIIは、透析によって除去した。
PICsomeに内包されていないRhB-NPTIIについて、蛍光相関分光法を用いて拡散時間を測定した。その結果、PICsomeに内包されていないRhB-NPTIIの拡散時間は0.243 msであった。
以上の結果から、RhB-NPTIIのPICsomeへの内包に成功したと考えられた。
(目的)
RhB-NPTIIを内包する細胞膜透過性ベシクルをシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の芽生えの根毛に導入する。
RhB-NPTIIを内包するPICsomeの調製は実施例3の方法に準じて行った。
RhB-NPTIIを内包するPICsomeの表面に提示されているアルキンに対して、アジドを有する細胞膜透過性ペプチド(CPP)であるN3-(Lys-Aib-Ala)3(Aibは2-アミノイソ酪酸を示す;配列番号78)をクリック反応により修飾し、RhB-NPTIIを内包し、かつCPPを表面に提示するPICsome(以下、「細胞膜透過性ベシクル」と表記する)を得た。
シロイヌナズナの芽生えにPICsomeに内包されていないRhB-NPTIIを導入した後、共焦点レーザー顕微鏡観察を行った。その結果、芽生えの根毛内からRhBに由来する赤色蛍光が観察されなかった(図5、左側)。したがって、PICsomeに内包されていないRhB-NPTIIは、シロイヌナズナの根毛に導入されなかった。
(目的)
Cas9-ガイドRNA複合体を細胞膜透過性ベシクルに内包させて、シロイヌナズナの胚軸由来カルスに導入し、ゲノム編集を行う。
側鎖がBoc基により保護されたポリリジンP(Lys-(Boc))-OMeをエチレンジアミン四酢酸二無水物を用いて連結させることによって、側鎖がBoc基により保護された二本鎖ポリリジン(P(Lys-(Boc))-OMe)2を合成した。これとアルキンを有するテトラエチレングリコール(TEG)を連結させることによって、Alkyne-TEG-b-(P(Lys-(Boc))-OMe)2を合成した。このブロック共重合体の側鎖のBoc基をTFAにより脱保護し、その後、TEAを添加し透析することでカチオン性ブロック共重合体Alkyne-TEG-b-(P(Lys)-OMe)2を得た。また、カチオン性ポリマーPolyLysの側鎖に無水コハク酸を反応させ、アニオン性ポリマーP(Lys(COOH))-OMeを合成した。
カルスへの細胞膜透過性ベシクルの導入は、独立な3回の実験で行った。その結果、1回のサンプルにおいて、1塩基の欠失(図6(a)、「-1」)、及び14塩基の欠失と4塩基の挿入(図6(c)、「-14/+4」)が検出された。変異リード数/総リード数は6/81,677リードであり、変異率は約0.007%であった。
Claims (11)
- (a)リジン残基を3個以上30個以下で連結してなるカチオン性セグメントを含み、ポリエチレングリコールを含まない、ポリマー、及び
(b)カルボキシル化リジンを3個以上30個以下で連結してなるアニオン性セグメントと、ポリエチレングリコールを含む非荷電親水性セグメントとを含む、ブロック共重合体
を含む、ポリイオンコンプレックスベシクル、及び
前記ポリイオンコンプレックスベシクルの表面に提示され、BP100ペプチド、BP100(KH)9ペプチド、BP100CH7ペプチド、及びKAibAペプチドからなる群から選択される、細胞膜透過性ペプチド
を含む、細胞膜透過性ベシクル。 - 一以上の機能性分子を内包する、請求項1に記載の細胞膜透過性ベシクル。
- 前記機能性分子が、機能性ペプチド、機能性核酸、並びにCas9タンパク質及び標的遺伝子に対するガイドRNA分子からなる群から選択される、請求項2に記載の細胞膜透過性ベシクル。
- 請求項2又は3に記載の細胞膜透過性ベシクルを含む、植物、植物組織、又は植物細胞。
- (a)リジン残基を3個以上30個以下で連結してなるカチオン性セグメントを含み、ポリエチレングリコールを含まない、ポリマー、及び
(b)カルボキシル化リジンを3個以上30個以下で連結してなるアニオン性セグメントと、ポリエチレングリコールを含む非荷電親水性セグメントとを含む、ブロック共重合体
を含み、
前記ポリマー及び/又は前記ブロック共重合体の末端にアルキンを有する、ポリイオンコンプレックスベシクル。 - 機能性分子をヒトから単離された細胞又はヒト以外の細胞の細胞内に導入する方法であって、
前記細胞と請求項2又は3に記載の細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程、及び
前記細胞膜透過性ベシクルと接触した前記細胞に物理的刺激を付与する工程
を含む、前記方法。 - ヒトから単離された細胞又はヒト以外の細胞において標的遺伝子に変異を導入する方法であって、
前記細胞と、Cas9タンパク質及び標的遺伝子に対するガイドRNA分子を内包する請求項1に記載の細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程、及び
前記細胞膜透過性ベシクルと接触した前記細胞に物理的刺激を付与する工程
を含む、前記方法。 - 前記細胞が植物細胞である、請求項6又は7に記載の方法。
- 前記植物細胞が、カルス又は本葉の植物細胞である、請求項8に記載の方法。
- 変異体植物を作製する方法であって、
植物細胞と、Cas9タンパク質及び標的遺伝子に対するガイドRNA分子を内包する請求項1に記載の細胞膜透過性ベシクルとを接触させる工程、
前記細胞膜透過性ベシクルと接触した前記植物細胞に物理的刺激を付与することによって、前記細胞膜透過性ベシクルを前記植物細胞内に導入し、標的遺伝子に変異を導入する工程、及び
前記工程で変異が導入された植物細胞から植物個体を得る工程
を含む、前記方法。 - 一以上の機能性分子を内包する細胞膜透過性ベシクルの調製方法であって、
(a)カチオン性成分としてリジン残基を3個以上30個以下で連結してなるカチオン性セグメントを含み、ポリエチレングリコールを含まない、ポリマー、及び
(b)アニオン性成分としてカルボキシル化リジンを3個以上30個以下で連結してなるアニオン性セグメントと、ポリエチレングリコールとを含む、ブロック共重合体
を機能性分子の存在下で混合することによって、前記機能性分子を内包するポリイオンコンプレックスベシクルを構築する工程、並びに
BP100ペプチド、BP100(KH)9ペプチド、BP100CH7ペプチド、及びKAibAペプチドからなる群から選択される細胞膜透過性ペプチドを前記ポリイオンコンプレックスベシクルの表面上に提示する工程
を含む、前記方法。
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| Kogre Kentaro,Development of a Novel Artificial Gene Delivery System Multifunctional Envelope-type Nano Device for Gene Therapy,YAKUGAKU ZASSHI,日本,2007年05月31日,127(10),1685-1691 |
| PMCID:PMC2902597,Author Manuscript; available in PMC 2011 Aug 1,[online], Gaurav Sahay et al.,Endocytosis of Nanomedicines, 2010, 145(3), 182-195, [2024年7月17日検索],Internet, <URL:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2902597/> |
| 土屋康佑ほか,ポリペプチドイオンコンプレックスをキャリアとして利用した植物への遺伝子導入方法の開発,2017年度生命科学系学会合同年次大会要旨,日本,2017年11月15日,3P-1378(4AT26-07) |
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