JP7549285B1 - ラインパイプ用電縫鋼管 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)本発明の一態様に係るラインパイプ用電縫鋼管は、母材部及び電縫溶接部を有し、
前記母材部の化学組成が、質量%で、
C :0.010~0.059%、
Si:0.01~0.50%、
Mn:0.5~2.0%、
P :0.030%以下、
S :0.0050%以下、
Al:0.080%以下、
Ti:0.003~0.030%、
Nb:0.008~0.048%、
N :0.0010~0.0080%、
O :0.005%以下、
Cu:0~0.500%、
Ni:0~0.500%、
Cr:0~0.500%、
Mo:0~0.500%、
V :0~0.100%、
W :0~0.500%、
Ca:0~0.0040%、
REM:0~0.0050%、並びに、
残部:Fe及び不純物からなり、
下記(i)式で表されるCeqが0.16~0.53質量%であり、
下記(ii)式で表されるMが0.06~0.25質量%であり、
前記母材部の肉厚をtBとし、前記電縫溶接部の肉厚をtSとした場合に、
前記tBおよび前記tSが15.0~25.4mmであり、
外径が304.8~660.4mmであり、
前記母材部の1/2×tB部のミクロ組織において、
フェライトの面積率が40~80%であり、平均結晶粒径が35μm以下であり、
前記電縫溶接部の1/4×tS部のミクロ組織において、
フェライトの面積率が40~70%であり、島状マルテンサイトの面積率が0.2~10.0%であり、平均結晶粒径が35μm以下であり、
降伏応力が360MPa以上であり、引張強さが465MPa以上である。
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5 …(i)
M=C/3+5×Nb …(ii)
ここで、前記式(i)、(ii)の各元素記号には、対応する元素の含有量(質量%)が代入され、含有されない場合は0が代入される。
(2)上記(1)に記載のラインパイプ用電縫鋼管は、
前記母材部の化学組成が、質量%で、
Cu:0%超0.500%以下、
Ni:0%超0.500%以下、
Cr:0%超0.500%以下、
Mo:0%超0.500%以下、
V :0%超0.100%以下、
W :0%超0.500%以下、
Ca:0%超0.0040%以下、及び
REM:0%超0.0050%以下からなる群から選択される1種以上を含有してもよい。
ただし、本発明は本実施形態に開示の構成のみに制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以下、本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管の各要件について詳しく説明する
各元素の限定理由は下記の通りである。以下に「~」を挟んで記載する数値限定範囲には、下限値および上限値がその範囲に含まれる。「未満」または「超」と示す数値には、その値が数値範囲に含まれない。以下の説明において、化学組成についての「%」は特に断りがない限り「質量%」を意味する。
以下、各元素について詳細に説明する。
Cは、鋼の強度を高めるのに有効な元素であるとともに母材部の低温靭性に影響する元素である。C含有量が低すぎると、ラインパイプ用電縫鋼管において所望の強度を得ることができない。ラインパイプ用電縫鋼管において所望の強度を得るために、C含有量は0.010%以上とする。C含有量は、好ましくは0.020%以上である。
一方、C含有量が多くなり過ぎると、中心偏析部が硬化し、母材部の低温靭性、特にDWTT特性が劣化する。母材部の低温靭性を確保するために、C含有量は0.059%以下とする。C含有量は、好ましくは0.050%以下である。
Siは、鋼の脱酸のために有効な元素である。Si含有量が低すぎると、Siは脱酸により鋼を健全化する(鋼にブローホールなどの欠陥が生じることを抑制する)作用を十分に得ることができない。この作用を十分に得て、母材部において優れた低温靭性を得るため、Si含有量は0.01%以上とする。好ましくは0.10%以上である。
一方、Si含有量が、0.50%を超えると、電縫溶接部に酸化物が形成されてしまい、電縫溶接部の低温靭性が劣化する。そのため、Si含有量は0.50%以下とする。Si含有量は、好ましくは0.40%以下である。
Mnは、焼入れ性を高め、母材部の強度確保に有効な元素である。母材部において所望の強度を得るために、Mn含有量は0.5%以上とする。Mn含有量は、好ましくは0.7%以上である。
一方、Mn含有量が2.0%を超えると、中心偏析部に硬化相が生成し、母材部の低温靭性が著しく劣化する。そのため、Mn含有量は2.0%以下とする。Mn含有量は、好ましくは1.6%以下である。
Pは、不純物元素であり、鋼の低温靭性に影響を与える。P含有量が0.030%を超えると、母材部および電縫溶接部において粒界脆化が引き起こされ、低温靭性が著しく劣化する。そのため、P含有量は0.030%以下とする。
P含有量は少ないほど好ましく、0%でもよい。但し、量産鋼でのP含有量の実質的な下限は、0.002%であるため、P含有量は0.002%以上としてもよい。
Sは、不純物元素であり、鋼の低温靭性に影響を与える。S含有量が0.0050%を超えると、粗大な硫化物が生成し、母材部および電縫溶接部において低温靭性が劣化する。そのため、S含有量は0.0050%以下とする。
S含有量は少ないほど好ましく、0%でもよい。但し、量産鋼でのS含有量の実質的な下限は、0.0003%であるため、S含有量は0.0003%以上としてもよい。
Alは、脱酸材として有効な元素である。しかしながら、Al含有量が0.080%を超えると、Al酸化物が多量に生成し、母材部および電縫溶接部の靭性が劣化する。そのため、Al含有量は0.080%以下とする。Al含有量は、好ましくは0.050%以下である。
SiやTiでも脱酸は可能であるので、Al含有量は0%でも構わない。ただし、脱酸の効果を十分に得るためには、Al含有量は0.010%以上であることが好ましい。
Tiは、窒化物形成元素であり、窒化物を形成して結晶粒の細粒化に寄与する元素である。この効果を得て母材部の低温靭性を確保するため、Ti含有量は0.003%以上とする。Ti含有量は、好ましくは0.010%以上である。
一方、Ti含有量が0.030%を超えると、粗大炭窒化物の形成によって母材部の低温靭性が著しく劣化する。そのため、Ti含有量は0.030%以下とする。Ti含有量は、好ましくは0.025%以下である。
Nbは、炭化物、窒化物および/または炭窒化物を形成し、鋼の強度の向上に寄与する元素である。また、Nbは、未再結晶圧延温度域を拡大することで、ラインパイプ用電縫鋼管の母材部の低温靭性を向上させる効果を有する元素である。また、Nbは変態を停留させる効果があり、MAの適正化に有効な元素である。これらの効果を得るため、Nb含有量は0.010%以上とする。Nb含有量は、好ましくは0.011%以上である。
一方、Nb含有量が0.048%を超えると、Nb系炭窒化物が多量に生成し、母材部の低温靭性が劣化する。そのため、Nb含有量は0.048%以下とする。Nb含有量は、好ましくは0.030%以下である。
Nは、窒化物を形成して、鋼の結晶粒を細粒化し、母材部の低温靭性を向上させる元素である。この効果を得て母材部の低温靭性を確保するため、N含有量は0.0010%以上とする。
一方、N含有量が0.0080%を超えると、多量の窒化物が生成することで母材部の低温靭性が劣化する。そのため、N含有量は0.0080%以下とする。
Oは、鋼の低温靭性に影響を与える元素である。O含有量が0.005%を超えると、酸化物が多量に生成し、母材部および電縫溶接部の低温靭性が著しく劣化する。そのため、O含有量は0.005%以下とする。
O含有量は少ないほど好ましく、0%でもよい。但し、量産鋼でのO含有量の実質的な下限は、0.001%であるため、O含有量は0.001%以上としてもよい。
Cuは、低温靭性を劣化させずに強度を上昇させるために有効な元素である。そのため、必要に応じてCuを含有させてもよい。上記効果を得る場合、Cu含有量を0%超とすることが好ましく、0.010%以上とすることがより好ましい。
一方、Cu含有量が0.500%を超えると、鋼片の加熱時および電縫溶接時に割れが生じやすくなる。そのため、Cuを含有させる場合でも、Cu含有量は0.500%以下とする。
Niは、低温靭性および強度の改善に有効な元素である。そのため、必要に応じてNiを含有させてもよい。上記効果を得る場合、Ni含有量を0%超とすることが好ましく、0.010%以上とすることがより好ましい。
一方、Ni含有量が0.500%を超えると、電縫溶接性が劣化する。そのため、Niを含有させる場合でも、Ni含有量は0.500%以下とする。
Crは、析出強化によって鋼の強度を向上させる元素である。そのため、必要に応じてCrを含有させてもよい。この効果を得る場合、Cr含有量を0%超とすることが好ましく、0.010%以上とすることがより好ましい。
一方、Cr含有量が0.500%を超えると、焼入れ性が上昇して組織におけるベイナイトの割合が多くなり過ぎ、低温靭性が劣化する。そのため、Crを含有させる場合でも、Cr含有量は0.500%以下とする。
Moは、焼入れ性を向上させると同時に、炭窒化物を形成し、鋼の強度の向上に寄与する元素である。そのため、必要に応じてMoを含有させてもよい。上記効果を得る場合、Mo含有量を0%超とすることが好ましく、0.010%以上とすることがより好ましい。
一方、Mo含有量が0.500%を超えると、鋼の強度が必要以上に高くなり、低温靭性が劣化する。そのため、Moを含有させる場合でも、Mo含有量は0.500%以下とする。
Vは、炭化物および/または窒化物を形成し、鋼の強度の向上に寄与する元素である。そのため、必要に応じてVを含有させてもよい。上記効果を得る場合、V含有量を0%超とすることが好ましく、0.001%以上とすることがより好ましい。
一方、V含有量が0.100%を超えると、析出物が多くなり、低温靭性が劣化する。そのため、Vを含有させる場合でも、V含有量は0.100%以下とする。
Wは、炭化物を形成し、鋼の強度の向上に寄与する元素である。そのため、必要に応じてWを含有させてもよい。上記効果を得る場合、W含有量を0%超とすることが好ましく、0.100%以上とすることが好ましい。
一方、W含有量が0.500%を超えると、炭化物が多くなり、低温靭性が劣化する。そのため、Wを含有させる場合でも、W含有量は0.500%以下とする。
Caは、硫化物を生成することにより、伸長したMnSの生成を抑制し、低温靭性や耐ラメラティアー性の改善に寄与する元素である。そのため、必要に応じてCaを含有させてもよい。上記効果を得る場合、Ca含有量を0%超とすることが好ましく、0.0003%以上とすることがより好ましい。
一方、Ca含有量が0.0040%を超えると、電縫溶接部に多量のCaOが生成し、電縫溶接部の低温靭性が劣化する。そのため、Caを含有させる場合でも、Ca含有量は0.0040%以下とする。
REMは、Caと同様に、硫化物を生成することにより、伸長したMnSの生成を抑制し、低温靭性や耐ラメラティアー性の改善に寄与する元素である。そのため、必要に応じてREMを含有させてもよい。上記効果を得る場合、REM含有量を0%超とすることが好ましく、0.0010%以上とすることが好ましい。
一方、REM含有量が0.0050%を超えると、REMの酸化物の個数が増加し、低温靭性が劣化する。そのため、REMを含有させる場合でも、REM含有量は0.0050%以下とする。
ここで、REMはSc、Yおよびランタノイドからなる合計17元素を指し、REMの含有量はこれらの元素の合計含有量を意味する。
Ceqは、焼入れ性の指標となる値であり、下記(i)式で表わされる。Ceqが0.16質量%未満では、母材部および電縫溶接部において所望の強度を得ることができない。そのため、Ceqは0.16質量%以上とする。Ceqは、好ましくは0.25質量%以上であり、より好ましくは0.30質量%以上である。
一方、Ceqが0.53質量%を超えると、母材部および電縫溶接部において低温靭性が劣化する。そのため、Ceqは0.53質量%以下とする。Ceqは、好ましくは0.45質量%以下であり、より好ましくは0.40質量%以下である。
但し、上記式(i)中の各元素記号には、対応する元素の含有量(質量%)が代入され、含有されない場合は0が代入される。
Mは、未変態オーステナイト中への炭素濃化の指標となる値であり、下記(ii)で表される。Mが0.06質量%未満では、電縫溶接部において所望量のMAが得られず、YRを低下させることができない。そのため、Mは0.06質量%以上とする。Mは、好ましくは0.10質量%以上であり、より好ましくは0.12質量%以上である。
一方、Mが0.25質量%を超えると、MA面積率が増加し、電縫溶接部の低温靭性が劣化する。そのため、Mは0.25質量%以下とする。Mは、好ましくは0.20質量%以下である。
但し、上記式(ii)中の各元素記号には、対応する元素の含有量(質量%)が代入され、含有されない場合は0が代入される。
上述のように、ラインパイプ用電縫鋼管の強度および低温靭性を向上させるためには、母材部及び電縫溶接部のミクロ組織の制御が重要となる。母材部および電縫溶接部のそれぞれのミクロ組織について、以下に詳しく説明する。
なお、本実施形態では、母材部の肉厚をtBと表記し、電縫溶接部の肉厚をtSと表記する。また、本実施形態では、電縫溶接部は、電縫溶接部の突合せ面から母材部の周方向に600μm離れた位置までの範囲(すなわち、突合わせ面を中心とした、合計で1200μmの範囲)を示す。
[母材部の1/2×tB部のミクロ組織において、フェライトの面積率が40~80%]
ラインパイプ用電縫鋼管の強度および低温靭性を担保するため、母材部のミクロ組織の制御が重要となる。具体的には、母材部のミクロ組織が、面積率で、40~80%のフェライトを含むことが必要である。母材部に含まれるフェライトの面積率が40%未満であると母材部における低温靭性が劣化してしまう。そのため、母材部におけるフェライトの面積率は40%以上とする。フェライトの面積率は、好ましくは45%以上であり、より好ましくは50%以上である。
一方、母材部におけるフェライトの面積率が80%超であると、母材部において十分な強度を得ることができない。そのため、母材部におけるフェライトの面積率は80%以下とする。フェライトの面積率は、好ましくは75%以下であり、より好ましくは70%以下である。
母材部の外表面から(1/2)×tBの位置のミクロ組織を限定するのは、この位置における組織が母材部の低温靭性に影響を及ぼすからである。本実施形態において、単にラインパイプ用電縫鋼管の表面と言った場合には、内表面ではなく外表面を意味する。
ラインパイプ用電縫鋼管の母材部について、管軸方向(長手方向)と厚さ方向とに平行な断面が観察面となるように、ミクロ組織観察用の試料を電縫溶接部から周方向90°の位置から採取する。なお、電縫溶接部は電縫溶接で生じるビードを切削加工しているため、母材部と容易に区別することができる。採取したミクロ組織観察用の試料を、コロイダルシリカ研磨剤を用いて30~60分研磨する。研磨した試料をEBSP-OIM(商標)(Electron Back Scatter Diffraction Pattern-Orientation Image Microscopy)を用いて解析し、フェライトの面積率を求める。視野範囲は、厚さ方向については、外表面から厚さ方向に(1/2)×tBを中心とした200μmの範囲とし、管軸方向については、任意の位置における500μmの範囲とする。観察倍率は400倍とし、加速電圧は20kV、測定ステップは0.3μmとする。測定装置は、サーマル電界放射型走査電子顕微鏡(JEOL製JSM-7001F)とEBSD検出器(TSL製高速動作型Hikari検出器)とで構成されたEBSD装置を用いる。
KAM法では、測定データのうち、任意のひとつの正六角形のピクセルを中心のピクセルとする。この中心のピクセルに隣り合う6個のピクセルを用いた第一近似(全7ピクセル)、もしくはこれらの6個のピクセルのさらにその外側の12個のピクセルも用いた第二近似(全19ピクセル)、もしくはこれら12個のピクセルのさらに外側の18個のピクセルも用いた第三近似(全37ピクセル)について、各ピクセル間の方位差を求める。求めた方位差を平均し、得られた平均値をその中心のピクセルの値とする。この操作をピクセル全体に対して行う。
本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管では、母材部の良好な靭性を確保するため、母材部の1/2×tB部のミクロ組織における平均結晶粒径を35μm以下とする。平均結晶粒径が35μm超では、母材部において十分な靭性が劣化する。平均結晶粒径は、30μm以下とすることが好ましく、20μm以下とすることがより好ましい。
母材部の1/2×tB部のミクロ組織における平均結晶粒径の下限は特に限定しないが、1μm以上、3μm以上または5μm以上としてもよい。
フェライトの面積率を測定した試料と同じ試料を用いて、母材部の1/2×tB部におけるミクロ組織を、EBSP-OIMを用いて解析することで、平均結晶粒径を求める。視野範囲は、厚さ方向については、外表面から厚さ方向に(1/2)×tBを中心とした200μmの範囲とし、管軸方向については、任意の位置における500μmの範囲とする。観察倍率は400倍とし、測定ステップは0.3μmとする。測定で得られたデータから、傾角15°以上の大角粒界で囲まれる領域を結晶粒として、その結晶粒の円相当径を結晶粒径とみなす。得られた結晶粒径から、AREA FRACTION法を用いて平均結晶粒径を算出する。
ただし、円相当径で0.25μm以下の領域については平均結晶粒径の算出の対象から除外する。円相当径で0.25μm以下の領域は測定限界のため正しく評価されないためである。
[電縫溶接部の1/4×tS部におけるミクロ組織において、フェライトの面積率が40~70%]
電縫溶接部のミクロ組織の制御は、電縫溶接部に対して再加熱した後、外表面側から水冷することにより行うことができる。電縫溶接部では、外表面側の硬さが増加することで低温靭性が劣化する。そこで、本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管では、電縫溶接部における低温靭性を確保する観点から、電縫溶接部の1/4×tS部のミクロ組織に軟質なフェライトを含む必要がある。
また、電縫溶接部の1/4×tS部のミクロ組織において、フェライトの面積率が70%超であると、電縫溶接部の強度が低下する。フェライトの面積率は、好ましくは65%以下であり、より好ましくは60%以下である。
電縫溶接部の低温靭性には、島状マルテンサイト(MA)も影響を及ぼす。MAは破壊の起点や硬さを増加させるため、電縫溶接部の低温靭性は、MAの面積率が低いほど向上する。ここで、図1に電縫溶接部のMA面積率とδcとの関係を示す。δcは、後述の方法で行った-20℃でのCTOD試験における限界開口変位量を示す。図1に示す通り、電縫溶接部のMA面積率の低下に伴い、電縫溶接部の-20℃でのCTOD試験における限界開口変位量δcは増加しており、MA面積率が10.0%以下であれば、δcは0.15mm以上となることが分かる。
また、電縫溶接部の1/4×tS部のミクロ組織において、MAの面積率が10.0%超であると電縫溶接部の低温靭性が劣化する。MAの面積率は、好ましくは8.0%以下であり、より好ましくは7.0%以下であり、より一層好ましくは6.0%以下である。
電縫溶接部の外表面から厚さ方向に(1/4)×tSの位置のミクロ組織を限定するのは、この位置における組織が電縫溶接部の低温靭性およびYRに影響を及ぼすからである。
ラインパイプ用電縫鋼管から、電縫溶接部を含む管軸方向に垂直な断面が観察面になるように、ミクロ組織観察用の試料を採取する。なお、上述の通り本実施形態では、電縫溶接部は、電縫溶接部の突合せ面から母材部の周方向に600μm離れた位置までの範囲(すなわち、突合わせ面を中心とした、合計で1200μmの範囲)を示す。湿式研磨により上記観察面を鏡面に仕上げたのち、EBSDを用いて、母材部と同様の要領でフェライトの面積率を測定する。測定位置は、厚さ方向については、外表面から厚さ方向に(1/4)×tSを中心とした200μmの範囲とし、周方向については、電縫溶接部の突合せ面から400μm離れた位置を中心に200μmの範囲とする。
なお、電縫溶接部の突合せ面はナイタールでエッチングを行うことで母材と区別して特定することができる。
電縫溶接部のフェライトの面積率を測定したときと同様の方法により試料を採取する。観察面をレペラ(LePera)腐食した後、400倍の光学顕微鏡を用いて組織写真を撮影する。得られた組織写真に対し、白色に観察される箇所を島状マルテンサイトと特定することができ、画像解析を行うことによって、島状マルテンサイト(MA)の面積率を算出する。なお、視野範囲は、厚さ方向については、外表面から厚さ方向に(1/4)×tSを中心とした200μmの範囲とし、周方向については、電縫溶接部の突合せ面から400μm離れた位置を中心に200μmの範囲とする。
ただし、円相当径で1μm以下の領域についてはMAの面積率の対象から除外する。円相当径で1μm以下のMAは低温靭性およびYRに影響を及ぼさないためである。
電縫溶接部において良好な低温靭性を確保するためには、上述の通りフェライトおよびMAの面積率を制御するとともに、ミクロ組織の細粒化が重要である。本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管では、電縫溶接部の低温靭性の確保のため、電縫溶接部の1/4×tS部におけるミクロ組織において、平均結晶粒径を35μm以下に制御する。平均結晶粒径が35μmを超えると、電縫溶接部の低温靭性が劣化する。平均結晶粒径は、好ましくは30μm以下であり、より好ましくは20μm以下であり、より一層好ましくは15μm以下である。
平均結晶粒径の下限は特に限定しないが、1μm以上、3μm以上または5μm以上としてもよい。
なお、視野範囲は、厚さ方向については、外表面から厚さ方向に(1/4)×tSを中心とした200μmの範囲とし、周方向については、電縫溶接部の突合せ面から400μm離れた位置を中心に200μmの範囲とする。また、円相当径で0.25μm以下の領域については平均結晶粒径の算出の対象から除外する。円相当径で0.25μm以下の領域は電縫溶接部の低温靭性に悪影響を与えないためである。
(母材部および電縫溶接部)
降伏応力(YS):360MPa以上
引張強さ(TS):465MPa以上
降伏比(YR):93%以下
本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管は、ラインパイプとして使用されることを想定しているため、母材部、電縫溶接部のいずれにおいても測定される降伏応力(YS)は360MPa以上とし、引張強さ(TS)は465MPa以上とする。降伏応力は400MPa以上または450MPa以上とすることが好ましい。降伏応力は600MPa以下または550MPa以下としてもよい。引張強さは、500MPa以上または550MPa以上とすることが好ましい。また、引張強さは、700MPa以下または650MPa以下としてもよい。
また、降伏比(YR)は93%以下とすることが好ましい。降伏比は80%以上または85%以上としてもよい。なお、降伏比は、降伏比を引張強さで除する(YS/TS)ことで求めることができる。
-20℃におけるシャルピー衝撃吸収エネルギー:200J以上
-20℃でのDWTT試験における延性破面率SA:85%以上
本実施形態に係る電縫鋼管は、母材部において、-20℃におけるシャルピー衝撃吸収エネルギーが200J以上であることが好ましい。また、本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管は、母材部において、-20℃でのDWTT試験における延性破面率SAが85%以上であることが好ましい。母材部において、-20℃におけるシャルピー衝撃吸収エネルギーが200J以上であり、且つ、-20℃でのDWTT試験における延性破面率SAが85%以上であれば、低温靭性に優れると判断できる。
-20℃におけるシャルピー衝撃吸収エネルギーは、400J以下または350J以下としてもよい。-20℃でのDWTT試験における延性破面率SAは、100%以下としてもよい。
-20℃でのCTOD試験における限界開口変位量δc:0.15mm以上
本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管は、電縫溶接部において、-20℃でのCTOD試験における限界開口変位量δcが0.15mm以上であることが好ましい。電縫溶接部において、-20℃でのCTOD試験における限界開口変位量δcが0.15mm以上であれば、低温靭性に優れると判断することができる。
-20℃でのCTOD試験における限界開口変位量δcは、1.00mm以下または0.80mm以下としてもよい。
本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管の母材部の肉厚tBおよび電縫溶接部の肉厚tSは、ラインパイプとして使用する場合において、耐座屈性能の観点から、15.0mm以上とする。肉厚tBおよび肉厚tSは、17.0mm以上であるのが好ましい。一方、ラインパイプ用電縫鋼管の肉厚tBおよび肉厚tSは、一般的に25.4mmが上限となる。
本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管の外径は、ラインパイプとして使用する場合において、管内を通過する流体の輸送効率向上の観点から、304.8mm以上とする。一方、ラインパイプ用電縫鋼管の外径は、一般的に660.4mmが上限となる。
本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管は、製造方法によらず、上記の特徴を有していればその効果が得られる。本実施形態に係るラインパイプ用電縫鋼管は、例えば、以下の工程を含む製造方法により製造することができる。
(a)所定の化学組成を有するスラブを製造する鋳造工程
(b)スラブを加熱する加熱工程
(c)スラブ加熱後、熱間圧延して熱延鋼板とする熱間圧延工程
(d)熱間圧延工程後の熱延鋼板を冷却し、巻き取る、巻き取り工程
(e)巻き取り工程後の熱延鋼板を巻き戻した後、管状にロール成形し、電縫溶接して電縫鋼管とする電縫溶接工程
(f)電縫鋼管の電縫溶接部を熱処理する熱処理工程
(g)更に、必要に応じて真円度向上のためにサイジングを行っても良い
以下、各工程について好ましい条件を説明する。
鋳造工程では、上述の化学組成を有する鋼を炉で溶製したのち、鋳造によってスラブを作製する。鋳造の方法については、特に限定されず、通常の連続鋳造、インゴット法による鋳造の他、薄スラブ鋳造などの方法のいずれでもよい。
加熱工程では、製造されたスラブを加熱炉で加熱する。加熱炉でのスラブの加熱温度T(℃)は1100~1170℃であることが好ましい。在炉時間t(分)は100~450分であることが好ましい。
なお、本実施形態において、在炉時間t(分)とは、加熱炉にスラブを装入後、加熱炉からスラブを取り出すまでの時間である。
式(iii)中のTは加熱工程での加熱温度(℃)であり、tは在炉時間(分)である。
一方で、電縫鋼管の溶接部に対応するスラブ(コイル)端部の偏析状態は、スラブ加熱条件の影響を受け、結果的に電縫溶接部のMAの生成に影響を及ぼす。
電縫溶接部では、スラブ(コイル)起因の偏析帯が存在している。偏析帯は非偏析帯に比べて、CやMnなどの合金濃度が高いため、非偏析部と比べて相対的に変態が開始しにくく、先に変態した非偏析部から合金が濃化し、偏析帯に沿って、MAが生成する。偏析帯の合金濃度が高い場合は電縫溶接部に存在するMAの面積率が増加することで、電縫溶接部の低温靭性が劣化する場合がある。電縫溶接部の偏析帯の合金濃度が低い場合は、電縫溶接部に存在するMAの面積率が低下することで、YRが増加する。電縫溶接部はスラブ(コイル)の端部に対応しており、当該部の偏析帯はスラブ(コイル)の幅中央部の板厚中心に存在するような中心(マクロ)偏析ではなく、ミクロ偏析であるため、熱延鋼板時製造時の加熱条件の影響を顕著に受ける。
また、F1が3700を超える場合、加熱時のオーステナイト粒径が粗大化し、母材部の平均結晶粒径が粗大化することで、母材部の低温靭性が劣化する場合がある。また、F1が3700を超える場合、電縫溶接部のMA面積率が低下してしまい、電縫溶接部のYRが増加する場合がある。
熱間圧延工程では、再結晶域での圧下比を2.0以上とし、且つ未再結晶域での圧下比を2.0以上にすることが好ましい。特に未再結晶域での圧下比を2.0以上にすることで、母材部の平均結晶粒径を20μm以下にすることが可能になる。再結晶域と未再結晶域との境界は、鋼の組成に依存するが、900~950℃程度となる。
熱間圧延終了温度(仕上げ圧延終了温度)は、770℃以上とすることが好ましい。熱間圧延終了温度が770℃未満では、二相域圧延となり母材部の靭性が劣化する。
巻き取り工程では、熱間圧延工程後の鋼板を、板厚中央部の平均冷却速度が5~80℃/秒の範囲となるように、表面温度で500~650℃の温度範囲まで冷却し、当該温度範囲で巻き取る。板厚中央部の平均冷却速度は、外表面の温度履歴から伝熱計算で算出することが可能である。
一方、平均冷却速度が80℃/秒超の場合、冷却速度が速すぎるので、フェライト変態が起こらずフェライト面積率が40%未満となる場合がある。
コイルにされた熱延鋼板を巻戻しながら、ラインパイプ用電縫鋼管を製造する。具体的には、連続した成形ロールを用いた曲げ加工により、熱延鋼板をオープンパイプに加工する。続いて、オープンパイプの継目部、つまり熱延鋼板の幅方向の両端面を電縫溶接により溶接し、ラインパイプ用電縫鋼管を製造する。
熱処理工程では、電縫溶接工程において形成された電縫溶接部に対して、外表面から加熱を行った後に外表面側から水冷する。加熱は例えば、誘導加熱により行うことができる。
また、加熱温度が1070℃を超えると、熱処理中に粗大なオーステナイトが生成することで、冷却後のミクロ組織が粗大化し、電縫溶接部の低温靭性が劣化する場合がある。
なお、製造した電縫鋼管の肉厚tBおよび肉厚tSの範囲は15.0~25.4mmであり、外径の範囲は304.8~660.4mmであった。
得られた結果を表3Aおよび表3Bに示す。
なお、母材部の金属組織において、フェライト以外の残部は、ベイナイト、パーライトおよび残留オーステナイトであった。また、電縫溶接部の金属組織において、フェライト以外の残部は、ベイナイト、パーライトおよび残留オーステナイトであった。
得られた結果を表4Aおよび表4Bに示す。
一方、降伏比が93%超であった場合、母材部および電縫溶接部において低YRを有するラインパイプ用電縫鋼管でないとして不合格と判定した。
一方、比較例である試験No.35~61は、下記に示す理由により特性が合格条件を満足しなかった。
Claims (2)
- 母材部及び電縫溶接部を有し、
前記母材部の化学組成が、質量%で、
C :0.010~0.059%、
Si:0.01~0.50%、
Mn:0.5~2.0%、
P :0.030%以下、
S :0.0050%以下、
Al:0.080%以下、
Ti:0.003~0.030%、
Nb:0.008~0.048%、
N :0.0010~0.0080%、
O :0.005%以下、
Cu:0~0.500%、
Ni:0~0.500%、
Cr:0~0.500%、
Mo:0~0.500%、
V :0~0.100%、
W :0~0.500%、
Ca:0~0.0040%、
REM:0~0.0050%、並びに、
残部:Fe及び不純物からなり、
下記(i)式で表されるCeqが0.16~0.53質量%であり、
下記(ii)式で表されるMが0.06~0.25質量%であり、
前記母材部の肉厚をtBとし、前記電縫溶接部の肉厚をtSとした場合に、
前記tBおよび前記tSが15.0~25.4mmであり、
外径が304.8~660.4mmであり、
前記母材部の1/2×tB部のミクロ組織において、
フェライトの面積率が40~80%であり、平均結晶粒径が35μm以下であり、
前記電縫溶接部の1/4×tS部のミクロ組織において、
フェライトの面積率が40~70%であり、島状マルテンサイトの面積率が0.2~10.0%であり、平均結晶粒径が35μm以下であり、
降伏応力が360MPa以上であり、引張強さが465MPa以上であるラインパイプ用電縫鋼管。
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5 …(i)
M=C/3+5×Nb …(ii)
ここで、前記式(i)、(ii)の各元素記号には、対応する元素の含有量(質量%)が代入され、含有されない場合は0が代入される。 - 前記母材部の化学組成が、質量%で、
Cu:0%超0.500%以下、
Ni:0%超0.500%以下、
Cr:0%超0.500%以下、
Mo:0%超0.500%以下、
V :0%超0.100%以下、
W :0%超0.500%以下、
Ca:0%超0.0040%以下、及び
REM:0%超0.0050%以下からなる群から選択される1種以上を含有する請求項1に記載のラインパイプ用電縫鋼管。
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