JP7489775B2 - 硬化性樹脂組成物、ドライフィルム、樹脂付き銅箔、硬化物、および電子部品 - Google Patents
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Description
前記課題を鑑みた本発明の目的は、高い耐熱性、および低誘電正接を備えた硬化物が得られる硬化性樹脂組成物、該組成物から得られる樹脂層を有するドライフィルム、樹脂付き銅箔、硬化物、および電子部品を提供することにある。
(式(I)中、6個のRのうち、2~6個が下記式(II)で表される基であり、
(式(II)中、R1、R2及びR3は、それぞれ、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロゲン、ニトロ、イソシアネートまたはRAO-基(式中、RAはアルキル、アリール又はアラルキルであってよい)のいずれかである)
式(I)の6個のRのうち、上記式(II)で表される基ではないRは、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロゲン、ニトロ、イソシアネートまたはRAO-基(式中、RAはアルキル、アリール又はアラルキルであってよい)のいずれかである)
(式中、X1はそれぞれ独立的にベンゼン環またはナフタレン環を有する基であり、kは0または1を表し、nは繰り返し単位の平均で0.05~2.5である。)で表される化合物であることが好ましい。
(式(2)中、X2はそれぞれ独立的に下記式(3):
で表される基または下記式(4):
で表される基であり、
mは1~6の整数であり、nはそれぞれ独立的に1~5の整数であり、qはそれぞれ独立的に1~6の整数であり、
式(3)中、kはそれぞれ独立的に1~5の整数であり、
式(4)中、Yは上記式(3)で表される基(kはそれぞれ独立的に1~5の整数)であり、tはそれぞれ独立的に0~5の整数である)
で表される構造部位を有し、その両末端が一価のアリールオキシ基である構造を有する化合物であることが好ましい。
銅箔またはキャリア付き銅箔上に、上記の硬化性樹脂組成物を樹脂層として有することを特徴とする樹脂付き銅箔、
上記の硬化性樹脂組成物、ドライフィルムの樹脂層、又は樹脂付き銅箔の樹脂層の硬化物、および
上記の硬化物を有することを特徴とする電子部品によっても、それぞれ達成される。
本発明の硬化性樹脂組成物は、
(A)エポキシ化合物、
(B)活性エステル基を有する化合物、及び
(C)無機フィラーを含有する硬化性樹脂組成物であって、
(A)エポキシ化合物が、後述の式(I)で表される(A-1)エポキシ化合物を含有することを特徴とする。
(A-1)エポキシ化合物は、ベンゼン環にエポキシ基が直接結合した構造であるため、硬化物の架橋密度を高くすることができると考えられるが、(B)活性エステル基を有する化合物と併用することにより、一般的なフェノール系硬化剤と併用するよりも、ガラス転移温度が高く、かつ、低誘電正接の硬化物を得ることができることが発明者により見出された。
本発明の硬化性樹脂組成物は、1種類または複数種類の(A)エポキシ化合物を含み、(A)エポキシ化合物は下記式(I)で表される(A-1)エポキシ化合物を含む。
(式(I)中、6個のRのうち、2~6個、好ましくは2~4個が下記式(II)で表される基であり、
(式(II)中、R1、R2及びR3は、それぞれ、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロゲン、ニトロ、イソシアネートまたはRAO-基(式中、RAはアルキル、アリール又はアラルキルであってよい)のいずれかである)
式(I)の6個のRのうち、上記式(II)で表される基ではないRは、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロゲン、ニトロ、イソシアネートまたはRAO-基(式中、RAはアルキル、アリール又はアラルキルであってよい)のいずれかである)
本発明の硬化性樹脂組成物は、A成分の硬化剤として(B)活性エステル基を有する化合物を含む。
(B)活性エステル基を有する化合物は、一分子中に1個以上、好ましくは2個以上の活性エステル基を有する化合物である。活性エステル基を有する化合物は、一般に、カルボン酸化合物とヒドロキシ化合物との縮合反応によって得ることができる。中でも、ヒドロキシ化合物としてフェノール化合物またはナフトール化合物を用いて得られる活性エステル基を有する化合物が好ましい。フェノール化合物またはナフトール化合物としては、ハイドロキノン、レゾルシン、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、フェノールフタリン、メチル化ビスフェノールA、メチル化ビスフェノールF、メチル化ビスフェノールS、フェノール、o-クレゾール、m-クレゾール、p-クレゾール、カテコール、α-ナフトール、β-ナフトール、1,5-ジヒドロキシナフタレン、1,6-ジヒドロキシナフタレン、2,6-ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシベンゾフェノン、トリヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン、フロログルシン、ベンゼントリオール、ジシクロペンタジエニルジフェノール、フェノールノボラック等が挙げられる。また、(B)活性エステル基を有する化合物としては、ナフタレンジオールアルキル/安息香酸型でもよい。(B)活性エステル基を有する化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。(B)活性エステル基を有する化合物としては、ベンゼン、α-ナフトール、β-ナフトールおよびジシクロペンタジエン骨格のいずれかを有するものが好ましい。
で表される構造のものがとりわけ硬化物の誘電正接が低く、かつ、有機溶剤に溶解させた際の溶液粘度が低くなる点から好ましい。前記ベンゼン環またはナフタレン環を有する基は、特に限定されず、フェニル基、ナフチル基等でもよく、また、他の原子を介してベンゼン環またはナフタレン環が分子末端に結合していてもよく、置換基を有していてもよい。また、(B1)活性エステル化合物は、その分子末端にナフタレン環を有するものであることが好ましい。
[一般式(1)中のnの求め方]
下記の条件にて行ったGPC測定によりn=1、n=2、n=3、n=4のそれぞれに対応するスチレン換算分子量(α1、α2、α3、α4)と、n=1、n=2、n=3、n=4のそれぞれの理論分子量(β1、β2、β3、β4)との比率(β1/α1、β2/α2、β3/α3、β4/α4)を求め、これら(β1/α1~β4/α4)の平均値を求める。GPCで求めた数平均分子量(Mn)にこの平均値を掛け合わせた数値を平均分子量とする。次いで、前記一般式(1)の分子量を前記平均分子量としてnの値を算出する。
測定装置:東ソー社製「HLC-8220 GPC」、
カラム:東ソー社製ガードカラム「HXL-L」
+東ソー社製「TSK-GEL G2000HXL」
+東ソー社製「TSK-GEL G2000HXL」
+東ソー社製「TSK-GEL G3000HXL」
+東ソー社製「TSK-GEL G4000HXL」
検出器:RI(示差屈折径)
データ処理:東ソー社製「GPC-8020モデルIIバージョン4.10」
測定条件:カラム温度 40℃
展開溶媒:テトラヒドロフラン
流速: 1.0ml/分
標準:前記「GPC-8020モデルIIバージョン4.10」の測定マニュアルに準拠して、分子量が既知の下記の単分散ポリスチレンを用いた。
(使用ポリスチレン)
東ソー社製「A-500」
東ソー社製「A-1000」
東ソー社製「A-2500」
東ソー社製「A-5000」
東ソー社製「F-1」
東ソー社製「F-2」
東ソー社製「F-4」
東ソー社製「F-10」
東ソー社製「F-20」
東ソー社製「F-40」
東ソー社製「F-80」
東ソー社製「F-128」
試料:樹脂固形分換算で1.0質量%のテトラヒドロフラン溶液をマイクロフィルターでろ過したもの(50μl)。
ここで使用し得るアルカリ触媒としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエチルアミン、ピリジン等が挙げられる。これらのなかでも特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが水溶液の状態で使用することができ、生産性が良好となる点から好ましい。
たとえば、m=1のとき、式(2)は下記式(2-I)の構造を表す。
式(2)中、mとnの関係を念のため記載するに、例えば、mが2以上の整数である場合、2以上のnが生じるが、その際、nはそれぞれ独立的な値である。すなわち、前記nの数値範囲内であるかぎり、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
(B2)の活性エステル基を有する化合物の製造方法は、ジヒドロキシナフタレン化合物とベンジルアルコールとを、酸触媒の存在下に反応させてベンジル変性ナフタレン化合物を得る工程(以下、この工程を「工程1」と略記する場合がある)、次いで、得られたベンジル変性ナフタレン化合物と芳香族ジカルボン酸塩化物と一価フェノール系化合物とを反応させる工程(以下、この工程を「工程2」と略記する場合がある)とから構成される。
従来は、硬化剤として活性エステル基を有する化合物を多量に配合すると耐熱性が悪化すると考えられたが、意外なことに、ガラス転移温度(Tg)が高く、低誘電正接かつ低線熱膨張係数の硬化物を得ることができる。詳しいメカニズムは明らかではないが、活性エステル基を有する化合物、好ましくは上記一般式(1)または(2)の構造を有する活性エステル基を有する化合物の割合を多くすると、活性エステルの構造、即ち、剛直かつ分子配向性が高い芳香族エステル構造の体積比率が大きくなることで、架橋点間の鎖状部分の運動が制御される為、ガラス転移温度が向上したと考えられる。
上述のエポキシ基の総量とは、組成物中に含まれる(A)エポキシ化合物の配合量を、(A)エポキシ化合物のエポキシ当量で除して求めることができる。前記(B)活性エステル基を有する化合物の活性エステル基の総量は、組成物中に含まれる(B)活性エステル基を有する化合物の配合量を、(B)活性エステル基を有する化合物の活性エステル当量で除して求めることができる。
なお、A成分およびB成分は、それぞれ後述のようにそれぞれ複数種類の化合物を含むものであってもよいが、その場合には化合物ごとに、配合量をエポキシ当量または活性エステル当量で除して、エポキシ基の総量またはエステル基の総量を求める。
本発明の硬化性樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、(B)活性エステル基を有する化合物以外の硬化剤を含有してもよく、例えば、フェノール性水酸基を有する化合物、ポリカルボン酸およびその酸無水物、シアネートエステル基を有する化合物、脂環式オレフィン重合体等が挙げられる。
本発明の硬化性樹脂組成物は、(C)無機フィラーを含む。(C)無機フィラーを含むことによって、得られる硬化物の硬化収縮を抑制し、より低CTEとなり、密着性、硬度、絶縁層の周囲にある銅等の導体層と熱強度を合わせることによるクラック耐性等の熱特性を向上させることができる。(C)無機フィラーとしては従来公知の無機フィラーが使用でき、特定のものに限定されないが、例えば、硫酸バリウム、チタン酸バリウム、無定形シリカ、結晶性シリカ、溶融シリカ、球状シリカなどのシリカ、タルク、クレー、ノイブルグ珪土粒子、ベーマイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化アルミニウム、ジルコン酸カルシウム等の体質顔料や、銅、錫、亜鉛、ニッケル、銀、パラジウム、アルミニウム、鉄、コバルト、金、白金等の金属粉体が挙げられる。(C)無機フィラーは球状粒子であることが好ましい。中でもシリカが好ましく、硬化性樹脂組成物の硬化物の硬化収縮を抑制し、より低CTEとなり、また、密着性、硬度などの特性を向上させることができる。(C)無機フィラーの平均粒子径(メディアン径、D50)は、0.01~10μmであることが好ましい。(C)無機フィラーとしては、平均粒子径が0.01~3μmのシリカであることが好ましい。なお、本明細書において、(C)無機フィラーの平均粒子径は、一次粒子の粒径だけでなく、二次粒子(凝集体)の粒径も含めた平均粒子径である。平均粒子径は、レーザー回折式粒子径分布測定装置により求めることができる。レーザー回折法による測定装置としては、マイクロトラック・ベル社製マイクロトラックMT3000IIなどが挙げられる。
なお、本明細書において、樹脂組成物中の固形分とは有機溶剤を除く成分を意味する。
本発明の硬化性樹脂組成物は、得られる硬化膜の機械的強度を向上させるために、さらに熱可塑性樹脂を含有することができる。熱可塑性樹脂は、溶剤に可溶であることが好ましい。溶剤に可溶である場合、ドライフィルム化した場合に柔軟性が向上し、クラックの発生や粉落ちを抑制することができる。熱可塑性樹脂としては、熱可塑性ポリヒドロキシポリエーテル樹脂や、エピクロルヒドリンと各種2官能フェノール化合物の縮合物であるフェノキシ樹脂或いはその骨格に存在するヒドロキシエーテル部の水酸基を各種酸無水物や酸クロリドを使用してエステル化したフェノキシ樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ブロック共重合体等が挙げられる。熱可塑性樹脂は1種を単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。これら熱可塑性樹脂の中でも、誘電正接を低く維持したまま、ガラス転移温度を向上させることができるので、フェノキシ樹脂が好ましい。
本発明の硬化性樹脂組成物は、硬化促進剤を含有することができる。硬化促進剤は、熱硬化反応を促進させるものであり、密着性、耐薬品性、耐熱性等の特性をより一層向上させるために使用される。
硬化性樹脂組成物は、必要に応じてゴム状粒子を含有することができる。このようなゴム状粒子としては、ポリブタジエンゴム、ポリイソプロピレンゴム、ウレタン変性ポリブタジエンゴム、エポキシ変性ポリブタジエンゴム、アクリロニトリル変性ポリブタジエンゴム、カルボキシル基変性ポリブタジエンゴム、カルボキシル基または水酸基で変性したアクリロニトリルブタジエンゴム、およびそれらの架橋ゴム粒子、コアシェル型ゴム粒子等が挙げられ、1種を単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらのゴム状粒子は、得られる硬化膜の柔軟性を向上させたり、クラック耐性が向上したり、酸化剤による表面粗化処理を可能とし、銅箔等との密着強度を向上させるために添加される。
本発明の硬化性樹脂組成物は、難燃剤を含有することができる。難燃剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水和金属系、赤燐、燐酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、ホウ酸亜鉛、錫酸亜鉛、モリブデン化合物系、臭素化合物系、塩素化合物系、燐酸エステル、含燐ポリオール、含燐アミン、メラミンシアヌレート、メラミン化合物、トリアジン化合物、グアニジン化合物、シリコンポリマー等が使用できる。難燃剤は、1種を単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。
有機溶剤としては、特に制限はないが、例えば、ケトン類、芳香族炭化水素類、グリコールエーテル類、グリコールエーテルアセテート類、エステル類、アルコール類、脂肪族炭化水素、石油系溶剤などが挙げることができる。より具体的には、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類;トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;セロソルブ、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、カルビトール、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールブチルエーテルアセテートなどのエステル類;エタノール、プロパノール、2-メトキシプロパノール、n-ブタノール、イソブチルアルコール、イソペンチルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール類;オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素;石油エーテル、石油ナフサ、水添石油ナフサ、ソルベントナフサ等の石油系溶剤等の他、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、テトラクロロエチレン、テレビン油等が挙げられる。また、丸善石油化学社製スワゾール1000、スワゾール1500、三共化学社製ソルベント#100、ソルベント#150、シェルケミカルズジャパン社製シェルゾールA100、シェルゾールA150、出光興産社製イプゾール100番、イプゾール150番等の有機溶剤を用いてもよい。有機溶剤は、1種を単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の硬化性樹脂組成物は、さらに必要に応じて、シリコンパウダー、フッ素パウダー、ナイロンパウダー等の有機フィラー、フタロシアニン・ブルー、フタロシアニン・グリーン、アイオジン・グリーン、ジスアゾイエロー、クリスタルバイオレット、酸化チタン、カーボンブラック、ナフタレンブラック等の従来公知の着色剤、アスベスト、オルベン、ベントン、微紛シリカ等の従来公知の増粘剤、シリコーン系、フッ素系、高分子系等の消泡剤および/またはレベリング剤、チアゾール系、トリアゾール系、シランカップリング剤等の密着性付与剤、チタネート系、アルミニウム系の従来公知の添加剤類を用いることができる。
本発明のドライフィルムは、本発明の硬化性樹脂組成物をキャリアフィルム上に塗布し、乾燥して、乾燥塗膜としての樹脂層を形成することにより、製造することができる。
樹脂層上には、必要に応じて、保護フィルムをラミネートすることができる。
本発明の樹脂付き銅箔は、本発明の硬化性樹脂組成物を銅箔またはキャリア付き銅箔の銅箔面に塗布、乾燥して得られる樹脂層を有する。
キャリア付き銅箔は、キャリア箔および銅箔をこの順に備えた構成であればよく、本発明の硬化性樹脂組成物からなる樹脂層は、銅箔と接するように積層されていればよい。銅箔としては極薄銅箔を用いることが好ましい。
本発明の硬化物は、本発明の硬化性樹脂組成物、本発明のドライフィルムの樹脂層、又は本発明の樹脂付き銅箔の樹脂層を硬化して得られる。
本発明の電子部品は、本発明の硬化物、すなわち、本発明の硬化性樹脂組成物、本発明のドライフィルムの樹脂層、又は本発明の樹脂付き銅箔の樹脂層の硬化物を有する。
電子部品としては、例えば、プリント配線板の永久保護膜が挙げられ、中でもソルダーレジスト層、層間絶縁層、フレキシブルプリント配線板のカバーレイが挙げられる。また、プリント配線板以外の用途、例えば、インダクタなどの受動部品も電子部品に含まれる。
また、実施例6は、参考例とする。
温度計、滴下ロート、撹拌機、pH計を取り付けたフラスコにDVB(ジビニルベンゼン)(781mg、6ミリモル)、ジメトキシエタン(47mL)及びアセトン(23mL)を仕込み溶解させた。次いで、炭酸水素ナトリウム(3024mg、36ミリモル)を水(38mL)に溶解させ、フラスコの中へ添加した。別途Oxone(5.52g、9ミリモル)を水(38mL)に溶解させ調製したOxone水溶液を、温度を25℃に維持しながら、15分間かけてフラスコ中に滴下し、その後2時間撹拌を続けた。GC分析によりDVBは、完全に生成物(上記式(III)で表される化合物のメタ体及びパラ体の混合物)に転化された。この反応混合物は99%のジビニルベンゼンジオキサイドを含有していた。
[合成例1]
温度計、滴下ロート、冷却管、分留管、撹拌器を取り付けたフラスコにイソフタル酸クロリド 203.0g(酸クロリド基のモル数:2.0モル)とトルエン 1338gを仕込み系内を減圧窒素置換し溶解させた。次いで、α-ナフトール96.0g(0.67モル)、ジシクロペンタジエンフェノール樹脂220g(フェノール性水酸基のモル数:1.33モル)を仕込み、系内を減圧窒素置換し溶解させた。その後、テトラブチルアンモニウムブロマイド 1.12gを溶解させ、窒素ガスパージを施しながら、系内を60℃以下に制御して、20%水酸化ナトリウム水溶液400gを3時間かけて滴下した。
次いでこの条件下で1.0時間撹拌を続けた。反応終了後、静置分液し、水層を取り除いた。更に反応物が溶解しているトルエン相に水を投入して約15分間撹拌混合し、静置分液して水層を取り除いた。水層のpHが7になるまでこの操作を繰り返した。その後、デカンタ脱水で水分を除去し不揮発分65%のトルエン溶液状態にある活性エステルを有する化合物(B-1)を得た。
活性エステルを有する化合物(B-1)の固形分換算のエステル基当量は223g/molであった。
温度計、滴下ロート、冷却管、分留管、撹拌器を取り付けたフラスコに、2,7-ジヒドロキシナフタレン 320g(2.0モル)、ベンジルアルコール 184g(1.7モル)、パラトルエンスルホン酸・1水和物 5.0gを仕込み、室温下、窒素を吹き込みながら撹拌した。その後、150℃に昇温し、生成する水を系外に留去しながら4時間攪拌した。反応終了後、メチルイソブチルケトン 900g、20%水酸化ナトリウム水溶液 5.4gを添加して中和した後、分液により水層を除去し、水280gで3回水洗を行い、メチルイソブチルケトンを減圧下除去してベンジル変性ナフタレン化合物(B-2中間体)を460g得た。得られたベンジル変性ナフタレン化合物(B-2中間体)は黒色固体であり、水酸基当量は180グラム/当量であった。
次いで、温度計、滴下ロート、冷却管、分留管、撹拌器を取り付けた別のフラスコに、イソフタル酸クロリド 203.0g(酸クロリド基のモル数:2.0モル)とトルエン 1400gを仕込み、系内を減圧窒素置換し溶解させた。次いで、α-ナフトール 96.0g(0.67モル)、ベンジル変性ナフタレン化合物(B-2中間体) 240g(フェノール性水酸基のモル数:1.33モル)を仕込み、系内を減圧窒素置換し溶解させた。その後、テトラブチルアンモニウムブロマイド 0.70gを溶解させ、窒素ガスパージを施しながら、系内を60℃以下に制御して、20%水酸化ナトリウム水溶液 400gを3時間かけて滴下した。次いでこの条件下で1.0時間撹拌を続けた。反応終了後、静置分液し、水層を取り除いた。更に反応物が溶解しているトルエン層に水を投入して15分間撹拌混合し、静置分液して水層を取り除いた。水層のpHが7になるまでこの操作を繰り返した。その後、デカンタ脱水で水分を除去し固形分65質量%のトルエン溶液状態にある活性エステル基を有する化合物(B-2)を得た。得られた活性エステル基を有する化合物(B-2)の固形分換算のエステル基当量は230g/molであった。
下記表1に示す種々の成分を、表1にそれぞれ示す割合(質量部)にて混練混合し、硬化後フィルム作製用の実施例1~6および比較例1~3の硬化性樹脂組成物を調製した。なお、表中の数値は質量部または質量%(固形分換算)を示す。
前記各硬化性樹脂組成物について、以下に示すように、試験用試料を作成し、ガラス転移温度(Tg)、および誘電正接を測定し、その評価を行った。結果を表1に示す。
フィルムアプリケーターを用いて、硬化性樹脂組成物を実施例および比較例ごとに銅箔(古河電気工業社製F2-WS、18μm厚)の光沢面上に塗布し、熱風循環式乾燥炉にて90℃で10分間乾燥後、続けて200℃で60分間硬化させた後、銅箔を剥離し、それぞれ厚み約40μmの実施例1~6および比較例1~3の硬化後フィルム(硬化膜)を作製した。
前記<2.硬化後フィルムの作製>で得られたフィルムサンプルを測定サイズ(3mm×10mmのサイズ)に切り出し、ティー・エイ・インスツルメント社製TMA Q400EMを用いて、ガラス転移温度(Tg)を測定した。10℃/分の昇温速度で室温より昇温、連続して2回測定し、2回目における線熱膨張係数の異なる2接線の交点であるガラス転移温度(Tg)を下記の基準で評価した。
◎:180℃以上
〇:180℃未満175℃以上
×:175℃未満
前記<硬化後フィルムの作製>で得られたフィルムサンプルを測定サイズ(50mm×60mmのサイズ)に切り出し、SPDR誘電体共振器とネットワークアナライザー(ともにアジレント社製)を用い、23℃における10GHzの誘電正接の測定を行った。下記の基準による評価結果を表1に記載した。
◎:0.003未満
○:0.003以上0.010未満
×:0.010以上
EXA-835LV: ビスフェノールA型エポキシ樹脂とビスフェノールF型エポキシ樹脂の混合品、液状、エポキシ当量:165g/eq (DIC社製)
NC-3000H: ビフェニル骨格含有多官能固形エポキシ樹脂(日本化薬社製、固形、エポキシ当量:290g/eq)
B-1: 合成例1により製造 (活性エステル当量:223g/eq)
B-2: 合成例2により製造 (活性エステル当量:230g/eq)
TD-2090: フェノールノボラック(DIC社製)
SO-C2: フェニルアミノシラン処理した球状シリカ(平均粒径:0.5μm、単位質量あたりのカーボン量0.18)(アドマテックス社製)
YX6954 BH30: フェノキシ樹脂(三菱ケミカル社製)
2E4MZ: イミダゾール系硬化促進剤(四国化成社製)
*1:組成物中の(A)エポキシ化合物のエポキシ基の総量/(B)活性エステル基を有する化合物の活性エステル基の総量の比
Claims (7)
- (A)エポキシ化合物、
(B)活性エステル基を有する化合物、及び
(C)無機フィラーを含有する硬化性樹脂組成物であって、
前記(A)エポキシ化合物が、下記式(I)で表される(A-1)エポキシ化合物を含有し、
前記(A)エポキシ化合物および前記(B)活性エステル基を有する化合物の合計量に対する前記(A-1)エポキシ化合物の含有率が固形分換算で1~10質量%であり、
前記(A)エポキシ化合物におけるエポキシ基の総量の、前記(B)活性エステル基を有する化合物におけるエステル基の総量に対する比が0.2~0.6である
ことを特徴とする硬化性樹脂組成物。
(式(I)中、6個のRのうち、2個が下記式(II)で表される基であり、
(式(II)中、R1、R2及びR3は、それぞれ、水素である)
式(I)の6個のRのうち、上記式(II)で表される基ではないRは、水素である) - 請求項1~3の何れか一項に記載の硬化性樹脂組成物を樹脂層として有することを特徴とするドライフィルム。
- 銅箔またはキャリア付き銅箔上に、請求項1~3の何れか一項に記載の硬化性樹脂組成物を樹脂層として有することを特徴とする樹脂付き銅箔。
- 請求項1~3の何れか一項に記載の硬化性樹脂組成物、請求項4に記載のドライフィルムの樹脂層、又は請求項5に記載の樹脂付き銅箔の樹脂層の硬化物。
- 請求項6に記載の硬化物を有することを特徴とする電子部品。
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