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JP7398241B2 - 重ね継手の溶接検査装置及び方法 - Google Patents

重ね継手の溶接検査装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、第1部材及び第2部材の重ね合わせ部を溶接してなる溶接部を検査する装置及び方法に関する。
鉄道車両の構体等には、外板の内面に補強部材等を溶接してなる重ね継手が存在する。従来、重ね継手の溶接部の健全性検査には、超音波探傷法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。超音波探傷法では、超音波探傷子を検査対象部位に正しく接触させる必要がある。外板の内面側から溶接作業が行われる場合に外板の内面側には隆起した溶接ビードが形成されるため、外板の内面側からは超音波探傷作業を正確に行うのが難しい。そのため、外板の内面側において補強部材を外板に接合する溶接作業を一通り終わらせて構体モジュールを組み立てた後に、外板の外面側において構体モジュールの溶接部の検査を行うのが通常である。
特開2006-126068号公報
しかし、構体モジュールの組み立て完了後の検査において溶接不良が発見されると、補修作業が困難な場合がある。例えば、溶接不良箇所が複数の補強部材が立体的に重ねられた場所に存在する状況等では、補修作業が困難を極め、最悪の場合には構体モジュールを廃棄して始めからやり直さねばならない。
そこで本発明は、溶接不良の発生時における補修コストを低減することを目的とする。
本発明の一態様に係る重ね継手の溶接検査装置は、第1部材及び第2部材を互いに重ね合わせた状態で前記第1部材及び前記第2部材の重ね合わせ部を前記第2部材側から溶接してなる溶接部を検査する装置であって、前記重ね合わせ部の前記第2部材側から前記溶接部の温度を計測する温度計測装置と、前記温度計測装置に接続された演算処理装置と、を備え、前記演算処理装置は、前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において前記温度計測装置により計測された温度を記録する温度記録部と、前記記録された温度に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する健全性判定部と、を有する。
本発明の一態様に係る重ね継手の溶接検査方法は、第1部材及び第2部材を互いに重ね合わせた状態で前記第1部材及び前記第2部材の重ね合わせ部を前記第2部材側から溶接し、前記重ね合わせ部に溶接部を形成する溶接工程と、前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において、前記重ね合わせ部の前記第2部材側から前記溶接部の温度を計測する温度計測工程と、前記計測された温度に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する健全性判定工程と、を備える。
前記装置及び方法によれば、溶接の接合状態の違いにより溶接後の放熱状況が変わる現象を利用し、冷却途中(放熱中)における溶接部の温度から溶接部の冷却進行度を把握し、その冷却進行度が健全時に比べて遅いと判断される場合には未接合又は接合不十分の不良があると判定できるので、簡単に溶接部の健全性を判定できる。そして、第1部材及び第2部材の重ね合わせ部の第2部材側(即ち、溶接作業を行う側と同じ側)から溶接検査を行うことができる。そのため、製品の組み立て完了(一連の溶接作業の完了)を待たずに溶接作業に並行して検査を行うことができ、溶接不良の発生時における補修を容易に行うことができる。
本発明によれば、溶接不良の発生時における補修コストを低減できる。
図1は、重ね継手を含む構体の内面側から見た斜視図である。 図2は、重ね継手の溶接検査装置のブロック図である。 図3は、図2の演算処理装置のブロック図である。 図4(A)は、溶接部の健全箇所の断面図である。図4(B)は、溶接部の不良箇所の断面図である。 図5(A)は、溶接開始から冷却完了までの溶接部の温度の時系列データを示すグラフある。図5(B)は、図4(A)における健全データと不良データとの間の温度差の時系列データを示すグラフである。 図6(A)は、計測タイミングにおける溶接部の健全箇所の温度分布を示す熱画像である。図6(B)は、計測タイミングにおける溶接部の不良箇所の温度分布を示す熱画像である。図6(C)は、計測タイミングにおける溶接部のスパッタ付き健全箇所の温度分布を示す熱画像である。 図7は、溶接部を横断する幅方向の温度分布を示すグラフである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、重ね継手を含む構体1の内面側から見た斜視図である。図1に示すように、構体1は、例えば、鉄道車両や船舶や航空機等のボディである。構体1は、例えば、外板2と、外板2に溶接される横骨3と、外板2から離間した状態で横骨3に溶接される縦骨4とを備える。即ち、横骨3及び縦骨4は、外板2を補強する補強部材である。横骨3及び縦骨4は、例えば、断面ハット形状を有する長尺部材である。具体的には、横骨3及び縦骨4は、断面U状の本体部3a,4aと、本体部3a,4aからフランジ状に突出した一対のフランジ部3b,4bと、を有する。
外板2の内面には、互いに平行な複数の横骨3のフランジ部3bが重ねられる。外板2と横骨3のフランジ部3bとで構成される重ね合わせ部には、横骨3側(室内側)からレーザー溶接を行うことで溶接部W1が形成され、フランジ部3bが外板2に接合される。縦骨4は、複数の横骨3に交差するように配置される。縦骨4のフランジ部4bは、横骨3の本体部3aのうち外板2から離間した頭部(フランジ部3bとは反対側の部分)に重ねられる。横骨3と縦骨4とで構成される重ね合わせ部には、縦骨4側からレーザー溶接を行うことで溶接部W2が形成され、縦骨4が横骨3に接合される。
即ち、外板2と横骨3のフランジ部3bとが溶接により重ね継手を構成し、横骨3の本体部3aの頭部と縦骨4のフランジ部4bとが溶接により重ね継手を構成する。構体1の内面側(室内側)から見て、外板2と横骨3との溶接部W1の少なくとも一部は、縦骨4により覆われており、溶接部W1のうち縦骨4で覆われた部分には構体1の内面側からアクセスしにくい構成になっている。
なお、構体1の構造は、これに限られず、重ね継手を含む構造であれば他の構造でもよい。例えば、横骨3及び/又は縦骨4の形状は、断面ハット形状に限られず、他の形状(例えば、断面Z形状)でもよい。溶接部W1,W2の形状は、ライン形状に限られず、スポット状でもよい。溶接法は、レーザー溶接法に限られず、重ね合わせ部の一方面側から熱を付与するものであれば他の溶接法でもよい。構体1は、横骨3又は縦骨4の一方が無いものとしてもよい。
図2は、重ね継手の溶接検査装置20のブロック図である。図2では、図1を参照して前述した外板2及び横骨3で構成された重ね合わせ部や横骨3と縦骨4とで構成された重ね合わせ部を、第1部材11及び第2部材12で構成された重ね合わせ部10として一般化して説明する。溶接検査装置20は、フレーム21、溶接装置22、赤外線カメラ23(温度計測装置)、マーカー装置24、移動装置25、演算処理装置26、ユーザ入力装置27、表示装置28等を備える。
フレーム21は、溶接装置22と赤外線カメラ23とマーカー装置24とを支持する。即ち、赤外線カメラ23及びマーカー装置24は、フレーム21を介して溶接装置22と一体化されている。これにより、溶接装置22、赤外線カメラ23及びマーカー装置24は、互いに一体的に移動することになる。
溶接装置22は、第1部材11及び第2部材12の重ね合わせ部に第2部材12側から溶接を行う。溶接装置22は、例えばレーザー溶接機であり、第2部材12側からレーザー光を照射することでライン状の溶接部Wを形成する。なお、溶接装置22は、レーザー溶接機以外の溶接機でもよく、溶接部Wの形状はスポット状でもよい。
赤外線カメラ23は、溶接部W及びその近傍を第2部材12側(溶接装置22と同じ側)から撮影し、温度分布が示される熱画像(サーモグラフィ)を取得する。即ち、赤外線カメラ23は、溶接部Wの温度とともに溶接部Wに隣接した非溶接部の温度も非接触で計測する。なお、温度計測装置は、赤外線カメラ23のように面計測せずに、線計測又は点計測するものでもよい。温度計測装置は、赤外線カメラ23に限られず、他の種類のもの(例えば、熱電対等)が用いられてもよい。
赤外線カメラ23は、溶接進行方向Xにおいて溶接装置22のレーザー照射箇所L(溶接熱が付与される箇所)の後方領域を温度計測領域Aとし、その計測領域Aの温度を計測するように配置されている。これにより、赤外線カメラ23は、溶接装置22により溶接部Wが形成されてから溶接部Wの冷却が完了するまでの間の冷却途中の溶接部Wの温度を計測するように配置されている。
マーカー装置24は、溶接部Wのうち不良箇所Wf(未接合箇所)のロケーションを認識可能な目印Mを付すための装置である。マーカー装置24は、溶接進行方向Xにおいて赤外線カメラ23の温度計測領域Aの後方領域に目印Mを付与可能に配置されている。マーカー装置24は、例えば、インクジェットプリンタ又はレーザーマーカーである。なお、溶接検査装置20は、マーカー装置24を備えていなくてもよい。
移動装置25は、フレーム21を溶接進行方向Xに移動させるアクチュエータである。移動装置25は、例えば多関節ロボットであるが、これに限られず他のもの(例えば、移動テーブル)でもよい。移動装置25がフレーム21を溶接進行方向Xに移動させることで、溶接装置22と赤外線カメラ23とマーカー装置24とが一体に溶接進行方向Xに移動することになる。即ち、赤外線カメラ23及びマーカー装置24は、溶接装置22と同期して移動するように構成されている。なお、移動装置25は、溶接装置22と赤外線カメラ23とマーカー装置24との群が静止した状態で第1部材11と第2部材12との群を移動させるものとしてもよい。
演算処理装置26は、溶接装置22、赤外線カメラ23、マーカー装置24、移動装置25、入力装置27及び表示装置28に接続されている。入力装置27は、ユーザの操作又は外部の制御信号に応じて、演算処理装置26に溶接開始の信号等を入力する。表示装置28は、演算処理装置26からの出力に基づいてユーザが視認可能な表示画面を提供する。
図3は、図2の演算処理装置26のブロック図である。図3に示すように、演算処理装置26の入力側には、入力装置27及び赤外線カメラ23が接続されている。演算処理装置26の出力側には、溶接装置22、移動装置25、マーカー装置24及び表示装置28が接続されている。演算処理装置26は、ハードウェア面において、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ及びI/Oインターフェース等を有する。演算処理装置26は、ソフトウェア面において、溶接制御部30、温度記録部31、健全性判定部32及びマーキング出力部33を有する。溶接制御部30、健全性判定部32及びマーキング出力部33は、不揮発性メモリに保存されたプログラムに基づいてプロセッサが揮発性メモリを用いて演算処理することで実現される。温度記録部31は、揮発性メモリ等で実現される。
溶接制御部30は、入力装置27から入力される溶接開始指令に応じて、溶接装置22及び移動装置25を制御する。具体的には、溶接制御部30は、フレーム21(溶接装置22、赤外線カメラ23及びマーカー装置24)を重ね合わせ部10に対して溶接進行方向Xに移動させるように移動装置25を制御しながら、重ね合わせ部10の溶接予定箇所にレーザー光を照射させるように溶接装置22を制御する。
温度記録部31は、赤外線カメラ23に撮影された熱画像(サーモグラフィ)のうち、溶接部Wを横断するライン(図6の温度記録ラインRL)上の温度分布を記録する。即ち、温度記録部31は、当該熱画像のうち溶接部Wの長手方向に交差する幅方向の温度分布を記録する。本実施形態では、温度記録部31が記録する温度分布には、溶接部Wの温度だけでなく溶接部Wに隣接した非溶接部の温度も含まれる。
健全性判定部32は、温度記録部31に記録された温度に関するデータに基づいて、溶接部Wの健全性を判定する。この「温度に関するデータ」は、溶接部Wの形成後かつ冷却完了前の冷却途中における溶接部Wの温度から把握される溶接部Wの冷却進行度を示すデータであり、健全性判定部32は、後述するように溶接部Wの冷却進行度によって溶接部Wの健全性を判定する。健全性判定部32は、温度記録部31に記録された温度に関するデータが所定の高温条件を満たす場合に、溶接部Wに不良箇所Wf(未接合箇所)が発生したと判定する。
マーキング出力部33は、健全性判定部32が溶接部Wに不良箇所Wfがあると判定すると、重ね合わせ部10における不良箇所Wfのロケーションを認識可能な情報を提示するための出力を行う。具体的には、マーキング出力部33は、重ね合わせ部10における不良箇所Wfの近傍に目印Mを付ける制御信号をマーカー装置24に出力する。また、マーキング出力部33は、重ね合わせ部10における不良箇所Wfのロケーションを画面上で把握できる情報をユーザに提示する表示情報を表示装置28に出力する。なお、マーキング出力部33の出力先は、マーカー装置24及び表示装置28の両方でなくてもよく、マーカー装置24又は表示装置28の一方のみでもよい。また、マーキング出力部33は、不良箇所Wfのロケーションを認識可能な情報を記憶装置に出力し、検査記録を生成する構成としてもよい。
図4(A)は、溶接部Wの健全箇所Whの断面図である。図4(B)は、溶接部Wの不良箇所Wfの断面図である。図4(A)に示すように、溶接部Wの健全箇所Whでは、溶接部Wが第2部材12だけでなく第1部材11にも十分に到達しているため、溶接部Wが形成されてから大気中で冷却される際には、放熱経路(図4(A)中の矢印)が第2部材12だけでなく第1部材11にも形成される。即ち、健全状態の溶接部Wの熱は、第1部材11及び第2部材12の両方を介して大気に放出されるため、冷却速度が速くなる。
他方、図4(B)に示すように、溶接部Wの不良箇所Wf(未接合箇所)では、溶接部Wが第1部材11に十分に到達していないため、溶接部Wが形成されてから大気中で冷却される際には、放熱経路(図4(B)中の矢印)が第1部材11に形成されにくい。即ち、不良状態の溶接部Wの熱は、第1部材11を介して大気に放出されにくく、主に第2部材12を介して大気に放出されるため、冷却速度が遅くなる。
図5(A)は、溶接開始から冷却完了までの溶接部Wの温度の時系列データを示すグラフある。図5(B)は、図4(A)における健全データと不良データとの間の温度差の時系列データを示すグラフである。図5(A)に示すように、溶接開始前における重ね合わせ部10の溶接予定箇所の温度をT0とする。当該箇所の温度は溶接開始(時刻t0)から溶接終了(時刻t1)まで急上昇して溶接部Wが形成される。その後は、放熱により溶接部Wの温度が徐々に低下し、元の温度T0に戻った時点で冷却が完了する。
その際、不良箇所Wfの冷却完了に要する時間(時刻t1から時刻t5まで)は、健全箇所Whの冷却完了に要する時間(時刻t1から時刻t4まで)よりも長くなる。即ち、不良箇所Wfの冷却速度が健全箇所Whの冷却速度よりも遅いために、冷却途中では、不良箇所Wfの温度と健全箇所Whの温度との間に温度差ΔTが生じる(図5(B)も参照)。そこで、溶接終了(時刻t1)を基点として、温度差ΔTが所定値ΔT1より大きくなると見込まれる期間(時刻t2から時刻t3まで)内の所定の時期(時刻tm)に温度の計測タイミングを設定する。
その点、図2の溶接検査装置20においては、レーザー照射箇所Lから温度計測領域Aまでの距離と、溶接装置22及び赤外線カメラ23の移動速度とによって、溶接終了(時刻t1)を基点とした計測タイミングが決定される。言い換えると、温度の計測タイミングが溶接終了(時刻t1)を基点として所定の時期(時刻tm)に設定されるように、レーザー照射箇所Lから温度計測領域Aまでの距離と、溶接装置22及び赤外線カメラ23の移動速度とが決定される。
図6(A)は、計測タイミング(時刻tm)における溶接部Wの健全箇所Whの温度分布を示す熱画像である。図6(B)は、計測タイミング(時刻tm)における溶接部Wの不良箇所Wfの温度分布を示す熱画像である。図6(C)は、計測タイミング(時刻tm)における溶接部WのスパッタS付き健全箇所Whの温度分布を示す熱画像である。なお、温度記録部31(図3参照)は、熱画像において溶接部Wの長手方向に交差して延びた温度記録ラインRL上の温度情報を記録する。なお、レーザー照射箇所Lと温度計測領域Aとの間の位置関係が固定され、かつ、熱画像中における温度記録ラインRLの位置が固定されているので、レーザー照射箇所Lと温度記録ラインRLとの間の位置関係は固定されている。
図6(A)に示すように、計測タイミング(時刻tm)における溶接部Wの健全箇所Whでは、溶接後の冷却速度が速いために、温度が大きく低下している。他方、図6(B)に示すように、計測タイミング(時刻tm)における溶接部Wの不良箇所Wfでは、溶接後の冷却速度が遅いために、温度が大きくは低下していない。また、図6(C)に示すように、溶接部Wの健全箇所WhにスパッタSが付着する場合がある。スパッタSは、溶接中に飛散した溶融金属の微粒子であり、冷却が進んだ健全箇所Whの温度よりも高温となり得る。これらの現象の違いを更に図7を用いて説明する。
図7は、溶接部Wを横断する幅方向(温度記録ラインRL上)の温度分布を示すグラフである。図7に示すように、健全箇所Whの温度分布(二点鎖線)では、その最大温度が所定の最大温度閾値Taよりも低い。他方、不良箇所Wfの温度分布(実線)では、その最大温度が最大温度閾値Taよりも高い。
よって、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における最大温度が最大温度閾値Ta以下である場合には、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定できる。他方、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における最大温度が最大温度閾値Taを超えている場合には、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定できる。
但し、スパッタSが付着した健全箇所Whの温度分布(一点鎖線)では、スパッタSの温度が最大温度閾値Taよりも高くなる。そのため、スパッタSのような外乱の影響を考慮する必要がある場合には、最大温度以外のパラメータを健全性判定に用いる必要がある。
以下、最大温度以外に健全性判定に用いることができるパラメータについて説明する。図7に示すように、不良箇所Wfの温度分布(実線)では、基準温度閾値Taを超えた温度を有する領域の幅D1が大きい。他方、健全箇所Whの温度分布(二点鎖線)では、基準温度閾値Taを超えた温度を有する領域の幅がゼロである(温度分布の全体が基準温度閾値Taを超えていない)。また、スパッタS付き健全箇所Whの温度分布(一点鎖線)では、基準温度閾値Taを超えた温度を有する領域の幅D2が小さい。
よって、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における基準温度閾値Taを超えた温度を有する領域の幅が所定の幅閾値Da以下である場合には(D1>Da>D2)、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定できる。他方、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における基準温度閾値Taを超えた温度を有する領域の幅が所定の幅閾値Daを超えている場合には、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定できる。即ち、健全箇所WhにスパッタSが付着した場合であっても、スパッタS付き健全箇所Whを正しく健全箇所Whであると判定できる。なお、基準温度閾値Taを最大温度閾値Taと同じ値として説明したが、それらは互いに異なる値でもよい。
また、図7に示すように、不良箇所Wfの温度分布(実線)では、温度積分値I1が大きい。他方、健全箇所Whの温度分布(二点鎖線)では、温度積分値I2が小さい。また、スパッタS付き健全箇所Whの温度分布(一点鎖線)でも、温度積分値は小さい(温度積分値I2よりも若干大きいだけである。)。
よって、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における温度積分値が所定の積分閾値Ia以下である場合には(I1>Ia>I2)、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定できる。他方、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における温度積分値が積分閾値Iaを超えている場合には、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定できる。即ち、健全箇所WhにスパッタSが付着した場合であっても、スパッタS付き健全箇所Whを正しく健全箇所Whであると判定できる。
また、図7に示すように、不良箇所Wfの温度分布(実線)は、健全箇所Whの温度分布(二点鎖線)及びスパッタS付き健全箇所Whの温度分布(一点鎖線)とは分布形状(グラフの曲線形状)が異なる。よって、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布の分布形状(グラフの曲線形状)に基づいて、その判定対象箇所が不良箇所Wfであるか健全箇所Whであるかを判定できる。例えば、健全箇所Whの温度分布(一点鎖線)の最大勾配G2は、不良箇所Wfの温度分布(実線)の最大勾配G1よりも小さい。他方、スパッタS付き健全箇所Whの温度分布(一点鎖線)の最大勾配G3は、不良箇所Wfの温度分布(実線)の最大勾配G1よりも大きい。
よって、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布の最大勾配が所定の勾配範囲Ga内である場合には、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定できる。他方、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布の最大勾配が勾配範囲Ga外である場合には、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定できる。即ち、健全箇所WhにスパッタSが付着した場合であっても、スパッタS付き健全箇所Whを正しく健全箇所Whであると判定できる。なお、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布に基づく健全性判定に最大勾配を用いる態様を説明したが、その他の態様(例えば、人工知能等を用いたパターン認識等)により分布形状の違いを判定してもよい。
以下、図2,3及び7等を適宜参照しながら溶接検査装置20による検査方法について説明する。入力装置27から溶接開始の信号が演算処理装置26に入力されると、溶接制御部30が溶接装置22を制御して重ね合わせ部10をレーザー溶接しながら(溶接工程)、移動装置25を制御して溶接装置22、赤外線カメラ23及びマーカー装置24を溶接進行方向Xに移動させる。その際、赤外線カメラ23は、レーザー照射箇所Lの後方の温度計測領域Aを撮影し、溶接後の冷却途中の溶接部Wの温度計測を行う(温度計測工程)。
温度記録部31は、溶接装置22が溶接しながら移動装置25が駆動している最中、赤外線カメラ23で撮影された熱画像のうち温度記録ラインRL上の温度分布を記録し続ける。健全性判定部32は、温度記録部31に記録された温度に関するデータに基づいて、溶接部Wの健全性を判定する(健全性判定工程)。
具体的には、健全性判定部32は、溶接部Wの判定対象箇所(溶接進行方向Xの特定位置)の(温度記録ラインRL上の)温度分布における最大温度が最大温度閾値Ta以下である場合に、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定し、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における最大温度が最大温度閾値Taを超えている場合に、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定する。その際、健全性判定部32は、図7の温度分布において低温側に収束した部分の温度、即ち、図7の温度分布における非溶接部の温度T0(母材温度)をゼロ点温度とし溶接部Wの健全性を判定してもよい。
具体的には、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における最大温度をTとした場合に、[T-T0]の値が[Ta-T0]の値以下である場合に、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定し、[T-T0]の値が[Ta-T0]の値を超えている場合に、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定することで、気温変化に伴う母材温度の変化の影響を受けることなく、最大温度による健全性判定を行うことができる。
健全性判定部32は、このような最大温度を判定パラメータとした健全性判定に代えて又は加えて、以下のように温度分布における高温度幅、温度積分値及び分布形状の少なくとも1つの判定パラメータを用いて健全性判定することができる。なお、これら判定パラメータにおいても、上記同様に、図7の温度分布における非溶接部の温度T0(母材温度)をゼロ点温度とし、温度分布上の全点において母材温度T0との差分をとり、当該差分値を用いて溶接部Wの健全性を判定するとよい。
具体的には、健全性判定部32は、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における基準温度閾値Ta(例えば、母材温度T0に所定の差分値を足した値)を超えた温度を有する領域の幅(高温度幅)が所定の幅閾値Da以下である場合に、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定し、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における基準温度閾値Taを超えた温度を有する領域の幅が所定の幅閾値Daを超えている場合に、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定してもよい。
また、健全性判定部32は、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における温度積分値(例えば、計測された温度分布の各値から母材温度T0を引いた各値からなる分布の積分値)が所定の積分閾値Ia以下である場合に、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定し、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における温度積分値が積分閾値Iaを超えている場合に、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定してもよい。
また、健全性判定部32は、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布の最大勾配が所定の勾配範囲Ga内である場合に、その判定対象箇所は不良箇所Wfと判定し、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布の最大勾配が勾配範囲Ga外である場合に、その判定対象箇所は健全箇所Whと判定してもよい。
以上のように、溶接部Wの判定対象箇所の温度分布における最大温度・高温度幅・温度積分値・分布形状が、判定対象箇所の冷却進行度を示すデータである。健全性判定部32は、その冷却進行度を示すデータが所定の冷却遅延条件を満たす場合、即ち、温度記録部31に記録された温度分布が所定の高温条件を満たす場合に、溶接部Wに不良箇所Wf(未接合箇所)が発生したと判定する。
マーキング出力部33は、健全性判定部32が溶接部Wに不良箇所Wfがあると判定すると、マーカー装置24を制御して重ね合わせ部10における不良箇所Wfの近傍に目印Mを付けさせる(マーキング出力工程)。また、マーキング出力部33は、健全性判定部32が溶接部Wに不良箇所Wfがあると判定すると、表示装置28を制御して重ね合わせ部10における不良箇所Wfのロケーションを画面表示させる。なお、マーカー装置24又は表示装置28のいずれか一方はなくてもよい。
以上に説明した構成によれば、冷却途中における溶接部Wの温度から溶接部Wの冷却進行度を把握し、その冷却進行度が健全時に比べて遅いと判断される場合には未接合の不良があると判定できるので、簡単に溶接部Wの健全性を判定できる。そして、第1部材11及び第2部材12の重ね合わせ部10の第2部材12側(即ち、溶接作業を行う側と同じ側)から溶接検査を行うことができる。そのため、構体1の組み立て完了(一連の溶接作業の完了)を待たずに(縦骨4の組付け前に)、溶接作業に並行して検査を行うことができ、溶接不良の発生時における補修を容易に行うことができる。よって、溶接不良の発生時における補修コストを低減できる。
また、赤外線カメラ23は、溶接部Wに対して非接触で温度計測するため検査時間を短縮できる。即ち、従来の超音波探傷法では、重ね合わせ部10の溶接部Wに対して小さなエリアごとに順番に超音波探傷子を当てて検査する必要があり、検査に要する時間が長くなっていた。しかし、本実施形態の構成によれば、溶接部Wの温度が非接触にて瞬時に計測されて検査時間が短縮でき、かつ、連続的な全数検査を溶接施工中に実施できるため、検査のための追加作業時間を削減でき、かつ、検査の信頼性を向上させることができる。
また、温度記録部31には、溶接部Wを横断する温度記録ラインRL上の温度分布が記録され、その温度分布に基づいて健全性を判定するため、局所的に高温な健全箇所(例えば、スパッタ)を不良と誤判定することを防止できる。
また、健全性判定部32は、温度分布における最大温度が所定の最大温度閾値Taを超えている場合に、溶接部Wに不良箇所Wfがあると判定できるので、溶接部Wの健全性を簡易に判定できる。
また、健全性判定部32は、温度分布において所定の基準温度閾値Taを超えた温度を有する領域の幅(高温度幅)、温度分布における温度積分値、及び、温度分布の分布形状の少なくとも1つに基づいて、溶接部Wの健全性を判定できるので、局所的に高温な健全箇所(例えば、スパッタS)を不良と誤判定することを防止できる。
また、健全性判定部32は、温度分布における非溶接部の温度T0(母材温度)をゼロ点温度として溶接部Wの健全性を判定するので、気温変化に伴う母材温度変化という外乱の影響が抑制され、判定精度を高めることができる。
また、赤外線カメラ23は、溶接部Wを形成する溶接装置22と同期して移動するので、溶接作業に並行した検査を容易に行うことができる。
また、マーキング出力部33は、重ね合わせ部10における不良箇所Wfのロケーションを認識可能な情報を提示するための出力を行うので、検査終了後の補修作業を容易かつ確実に行うことができる。
10 重ね合わせ部
11 第1部材
12 第2部材
20 溶接検査装置
22 溶接装置
23 赤外線カメラ(温度計測装置)
26 演算処理装置
31 温度記録部
32 健全性判定部
33 マーキング出力部
W,W1,W2 溶接部
h 健全箇所
f 不良箇所

Claims (15)

  1. 第1部材及び第2部材を互いに重ね合わせた状態で前記第1部材及び前記第2部材の重ね合わせ部を前記第2部材側から溶接してなる溶接部を検査する装置であって、
    前記重ね合わせ部の前記第2部材側から前記溶接部の温度を計測する温度計測装置と、
    前記温度計測装置に接続された演算処理装置と、を備え、
    前記演算処理装置は、
    前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において前記温度計測装置により計測された温度を記録する温度記録部と、
    前記記録された温度に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する健全性判定部と、を有し、
    前記健全性判定部は、前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において前記温度計測装置により計測された前記温度が所定の閾値を超えている場合に、前記溶接部に不良箇所があると判定する、重ね継手の溶接検査装置。
  2. 第1部材及び第2部材を互いに重ね合わせた状態で前記第1部材及び前記第2部材の重ね合わせ部を前記第2部材側から溶接してなる溶接部を検査する装置であって、
    前記重ね合わせ部の前記第2部材側から前記溶接部の温度を計測する温度計測装置と、
    前記温度計測装置に接続された演算処理装置と、を備え、
    前記演算処理装置は、
    前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において前記温度計測装置により計測された温度を記録する温度記録部と、
    前記記録された温度に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する健全性判定部と、を有し、
    前記温度計測装置は、前記溶接部を横断する方向における前記溶接部の温度分布を計測するように構成されており、
    前記温度記録部は、前記温度計測装置により計測された前記温度分布を記録し、
    前記健全性判定部は、前記計測された温度分布に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する、重ね継手の溶接検査装置。
  3. 前記健全性判定部は、前記温度分布における最大温度が所定の最大温度閾値を超えている場合に、前記溶接部に不良箇所があると判定する、請求項に記載の重ね継手の溶接検査装置。
  4. 前記健全性判定部は、
    前記温度分布において所定の基準温度閾値を超えた温度を有する領域の幅、
    前記温度分布における温度積分値、及び、
    前記温度分布の分布形状、
    の少なくとも1つに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する、請求項2又は3に記載の重ね継手の溶接検査装置。
  5. 前記温度計測装置は、前記溶接部の温度とともに前記溶接部に隣接した非溶接部の温度も計測するように構成されており、
    前記健全性判定部は、前記計測された温度分布における前記非溶接部の温度をゼロ点温度として前記溶接部の健全性を判定する、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の重ね手の溶接検査装置。
  6. 前記温度計測装置は、前記溶接部に対して非接触の状態で前記溶接部の温度を計測するように構成されている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の重ね継手の溶接検査装置。
  7. 前記温度計測装置は、前記溶接部を形成する溶接装置と同期して移動するように構成されている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の重ね継手の溶接検査装置。
  8. 前記演算処理装置は、前記健全性判定部が前記溶接部に不良箇所があると判定すると、前記重ね合わせ部における前記不良箇所のロケーションを認識可能な情報を提示するための出力を行うマーキング出力部を更に有する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の重ね継手の溶接検査装置。
  9. 第1部材及び第2部材を互いに重ね合わせた状態で前記第1部材及び前記第2部材の重ね合わせ部を前記第2部材側から溶接し、前記重ね合わせ部に溶接部を形成する溶接工程と、
    前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において、前記重ね合わせ部の前記第2部材側から前記溶接部の温度を計測する温度計測工程と、
    前記計測された温度に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する健全性判定工程と、を備え
    前記健全性判定工程では、前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において温度計測装置により計測された前記温度が所定の閾値を超えている場合に、前記溶接部に不良箇所があると判定する、重ね継手の溶接検査方法。
  10. 第1部材及び第2部材を互いに重ね合わせた状態で前記第1部材及び前記第2部材の重ね合わせ部を前記第2部材側から溶接し、前記重ね合わせ部に溶接部を形成する溶接工程と、
    前記溶接部が形成されてから前記溶接部の冷却が完了するまでの間の冷却途中において、前記重ね合わせ部の前記第2部材側から前記溶接部の温度を計測する温度計測工程と、
    前記計測された温度に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する健全性判定工程と、を備え、
    前記温度計測工程では、前記溶接部を横断する方向における前記溶接部の温度分布を計測し、
    前記健全性判定工程では、前記計測された温度分布に関するデータに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する、重ね継手の溶接検査方法。
  11. 前記健全性判定工程では、前記温度分布における最大温度が所定の最大温度閾値を超えている場合に、前記溶接部に不良箇所があると判定する、請求項10に記載の重ね継手の溶接検査方法。
  12. 前記健全性判定工程では、
    前記温度分布において所定の基準温度閾値を超えた温度を有する領域の幅、
    前記温度分布における温度積分値、及び、
    前記温度分布の分布形状、
    の少なくとも1つに基づいて、前記溶接部の健全性を判定する、請求項10又は11に記載の重ね継手の溶接検査方法。
  13. 前記温度計測工程では、前記溶接部の温度とともに前記溶接部に隣接した非溶接部の温度も計測し、
    前記健全性判定工程では、前記計測された温度分布における前記非溶接部の温度をゼロ点温度として前記溶接部の健全性を判定する、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の重ね手の溶接検査方法。
  14. 前記温度計測工程では、前記溶接部に対して非接触の状態で前記溶接部の温度を計測する、請求項9乃至13のいずれか1項に記載の重ね継手の溶接検査方法。
  15. 前記健全性判定工程で前記溶接部に不良箇所があると判定されると、前記重ね合わせ部における前記不良箇所のロケーションを認識可能な情報を提示するための出力を行うマーキング出力工程を更に備える、請求項9乃至14のいずれか1項に記載の重ね継手の溶接検査方法。
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