JP7382541B2 - ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物及びインサート成形品 - Google Patents
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Description
(1)(A)温度310℃及びせん断速度1200sec-1で測定した溶融粘度が5~500Pa・sの、カルボキシル基末端を有するポリアリーレンサルファイド樹脂100質量部に対して、
(B)(B1)長さが10000nm超3000000nm以下であり、アスペクト比が2000超500000以下のカーボンナノチューブを0.05~1.5質量部、(B2)無機ナノチューブ(但し、炭素原子を含まないものに限る。)を0.01質量部以上10質量部未満、又は(B3)カーボンナノストラクチャーを0.01~5質量部と、
(C)炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位を含有するオレフィン系共重合体を1.0~45.0質量部と、
を含む、ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
(C1)アミノ基、カルボキシル基、水酸基、酸無水物基、エポキシ基、グリシジル基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、アセトキシ基、シラノール基、アルコキシシラン基、アルキニル基、オキサゾリン基、チオール基、スルホン酸基、スルホン酸塩残基、及びカルボン酸エステル基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基を含有するオレフィン系共重合体、
(C2)エチレン由来の構成単位と炭素原子数3以上のα-オレフィン由来の構成単位とを含有するオレフィン系共重合体、並びに
(C3)炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位とα,β-不飽和カルボン酸アルキルエステル由来の構成単位とを含有するオレフィン系共重合体、
からなる群から選択される少なくとも1種のオレフィン系共重合体である、前記(1)~(4)のいずれかに記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
(B1)CNT
所定の長さで所定のアスペクト比を有するCNTによるバリが抑制されるメカニズムは、低せん断速度領域における溶融粘度の増加や、結晶化速度の向上(核剤効果による固化速度向上)が寄与していると推定される。また、低せん断速度領域における溶融粘度の増加により、離型抵抗の低減を図ることができ、結晶化速度の向上により、成形サイクルの短縮化を図ることができる。
(B2)無機ナノチューブ
無機ナノチューブの添加によりバリが抑制されるメカニズムは、結晶化速度の向上(核剤効果による固化速度向上)が寄与していると推定される。また、結晶化速度の向上により、成形サイクルの短縮化を図ることができる。
(B3)CNS
CNSの添加によりバリが抑制されるメカニズムは、低せん断速度領域における溶融粘度の増加や、結晶化速度の向上(核剤効果による固化速度向上)が寄与していると推定される。また、低せん断速度領域における溶融粘度の増加により、離型抵抗の低減を図ることができ、結晶化速度の向上により、成形サイクルの短縮化を図ることができる。
尚、本実施形態において、「核剤」は、「結晶核剤」、「造核剤」等と同義である。
また、(C)オレフィン系共重合体が特定の官能基を含有していると、当該官能基とPAS樹脂の末端基とが反応し、この反応によりPAS樹脂とオレフィン系共重合体との相互作用が高まることによって、耐ヒートショック性がより一層向上すると推測される。中でも、当該官能基がPAS樹脂のカルボキシル基末端と反応する官能基であることが好ましい。
耐ヒートショック性は、上記(B1)~(B3)の各成分を含むことによっても向上する。そのメカニズムは不明であるが、実験事実から明らかである(後記実施例参照)。
以下に、本実施形態のPAS樹脂組成物の各成分について説明する。
PAS樹脂は、機械的性質、電気的性質、耐熱性その他物理的・化学的特性に優れ、且つ加工性が良好であるという特徴を有する。
PAS樹脂は、主として、繰返し単位として-(Ar-S)-(但しArはアリーレン基)で構成された高分子化合物であり、本実施形態では一般的に知られている分子構造のPAS樹脂を使用することができる。
次いで、(B1)カーボンナノチューブ、(B2)無機ナノチューブ、及び(B3)カーボンナノストラクチャーについて説明する。
本実施形態において用いるCNTは、長さが10000nm超3000000nm以下であり、アスペクト比が2000超500000以下である。当該CNTを用いることで、比較的少量の添加であってもバリの発生を抑えることができる。尚、本実施形態で使用するCNTは、単層カーボンナノチューブ及び多層カーボンナノチューブのいずれでもよい。
ここで、CNTのアスペクト比は、CNTの長さをCNTの直径で除した数値であり、メーカー値(メーカーがカタログ等において公表している数値)を採用することができる。
本実施形態において、無機ナノチューブによるバリ発生の抑制は、上述の通り、核剤効果による固化速度向上に起因すると考えられる。従って、比較的少量の添加であってもバリの発生を抑制することができる。尚、本実施形態において、無機ナノチューブは炭素原子を含まないものに限る。従って、本実施形態において、無機ナノチューブにはカーボンナノチューブは含まない。尚、無機ナノチューブは、直径がナノメートルオーダーサイズのチューブ状の無機物質である。更に、無機ナノチューブは、一般に絶縁性を有するものが多く、絶縁性を有する無機ナノチューブを用いればPAS樹脂組成物の絶縁性が低下することはない。その点においてカーボンナノチューブを用いるものとは異なる。
アルミノシリケートナノチューブとしては、ハロイサイトナノチューブ又はメタハロイサイトナノチューブが好ましい。これらのうち、低コスト及び入手しやすさの観点からハロイサイトナノチューブが好ましい。
また、金属硫化物ナノチューブとしては、モリブデン硫化物、タングステン硫化物、又は銅硫化物ナノチューブ等が挙げられる。金属ハロゲン化物ナノチューブとしては、塩化ニッケル、塩化カドミウム、又はヨウ化カドミウムナノチューブ等が挙げられる。
ここで、無機ナノチューブのアスペクト比は、無機ナノチューブの長さを無機ナノチューブの直径で除した数値であり、メーカー値(メーカーがカタログ等において公表している数値)を採用することができる。
本実施形態で使用するCNSは、複数のカーボンナノチューブが結合した状態で含む構造体であり、カーボンナノチューブは分岐結合や架橋構造で他のカーボンナノチューブと結合している。このようなCNSの詳細は、米国特許出願公開第2013-0071565号明細書、米国特許第9,113,031号明細書、同第9,447,259号明細書、同第9,111,658号明細書に記載されている。
PAS樹脂組成物の調製時において、原料の溶融混練時に(B1)~(B3)成分を添加するタイミングとしては、例えば、一旦、PAS樹脂と(B1)~(B3)成分とを加熱・溶融混練し、ペレット化させたマスターバッチとしてからでもよい。その場合、(B1)~(B3)成分によるバリ抑制効果が損なわれない限り、PAS樹脂以外の樹脂を用いてマスターバッチを作製してもよい。
また、一旦、単にPAS樹脂と(B1)~(B3)成分とを攪拌させて得られる混合物としてから添加してもよい。その場合はPAS樹脂及び(B1)~(B3)成分をドライブレンドする方法等が挙げられ、タンブラー又はヘンシェルミキサー等を用いたブレンド方法としてもよい。
PAS樹脂及び(B1)~(B3)成分を配合して溶融混練する方法としては、例えば、PAS樹脂及び(B1)~(B3)成分をそれぞれ押出機に供給してもよいし、PAS樹脂及び(B1)~(B3)成分、その他の配合剤等をドライブレンドしてから押出機に供給してもよいし、一部の原料をサイドフィード方式で供給してもよい。
本実施形態において用いる(C)オレフィン系共重合体は、炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位を含有する。当該オレフィン系共重合体は、耐ヒートショック性を向上させるために使用される。すなわち、上述のように、当該オレフィン系共重合体を含むことで、樹脂部材に可撓性が付与されやすく、可撓性の付与により樹脂部材が軟らかくなることが、耐ヒートショック性の改善に寄与すると考えられる。
(C1)アミノ基、カルボキシル基、水酸基、酸無水物基、エポキシ基、グリシジル基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、アセトキシ基、シラノール基、アルコキシシラン基、アルキニル基、オキサゾリン基、チオール基、スルホン酸基、スルホン酸塩残基、及びカルボン酸エステル基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基を含有するオレフィン系共重合体
(C2)エチレン由来の構成単位と炭素原子数3以上のα-オレフィン由来の構成単位とを含有するオレフィン系共重合体
(C3)炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位とα,β-不飽和カルボン酸アルキルエステル由来の構成単位とを含有するオレフィン系共重合体
本実施形態において、(C1)~(C3)オレフィン系共重合体は、1種単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。以下、(C1)~(C3)オレフィン系共重合体のそれぞれについて詳述する。
(C1)オレフィン系共重合体は、上記特定の官能基を含有するオレフィン系共重合体である。すなわち、(C1)オレフィン系共重合体は、炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位とともに上記特定の官能基を含有するオレフィン系共重合体である。オレフィン系共重合体が上記特定の官能基を含有していると、当該官能基とPAS樹脂の末端基とが反応することで、PAS樹脂とオレフィン系共重合体との相互作用が高まる。そのような相互作用の高まりによって、耐ヒートショック性がより一層向上すると推測される。中でも、当該官能基がPAS樹脂のカルボキシル末端基と反応する官能基であることが好ましい。上記官能基の中でも、酸無水物基、エポキシ基、グリシジル基がより好ましく、エポキシ基、グリシジル基が更に好ましい。
以下に先ず、炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位について説明する。
炭素原子数2以上のα-オレフィン(以下、単に「α-オレフィン」とも呼ぶ。)としては、特に限定されず、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、4-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ヘキセン等を挙げることができる。中でも、エチレンが好ましい。当該α-オレフィンは、1種単独で使用することもでき、2種以上を併用することもできる。当該α-オレフィン由来の構成単位の含有量は、特に限定されないが、例えば、全樹脂組成物中0.5~20質量%とすることができる。
α,β-不飽和酸のグリシジルエステル(以下、単に「グリシジルエステル」とも呼ぶ。)としては、特に限定されず、例えば、以下の一般式(1)に示される構造を有するものを挙げることができる。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、特に限定されず、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸-n-プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸-n-ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸-n-ヘキシル、アクリル酸-n-アミル、アクリル酸-n-オクチル等のアクリル酸アルキルエステル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸-n-プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸-n-ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸-n-ヘキシル、メタクリル酸-n-アミル、メタクリル酸-n-オクチル等のメタクリル酸アルキルエステルが挙げられる。中でも、特にアクリル酸メチルが好ましい。(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、1種単独で使用することもでき、2種以上を併用することもできる。(メタ)アクリル酸アルキルエステルに由来する共重合成分の含有量は、特に限定されないが、例えば、全樹脂組成物中0.2~5.5質量%とすることができる。
(C2)オレフィン系共重合体は、共重合成分としてエチレンと炭素原子数3以上のα-オレフィンとを含有する。(C2)オレフィン系共重合体において、α-オレフィンの炭素数は3~20が好ましく、5~20がより好ましく、5~15が更に好ましい。尚、炭素原子数3以上のα-オレフィンの例示としては、上述の炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位のうち、炭素原子数が3以上のものが挙げられる。また、(C2)オレフィン系共重合体はランダム共重合体であっても、ブロック共重合体であってもよい。(C2)オレフィン系共重合体は、エチレン5~95質量%とα-オレフィン5~95質量%からなる共重合体であってもよい。(C2)オレフィン系共重合体の具体例としては、エチレン-オクテン共重合体(EO)、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-ブチレン共重合体、エチレン-ペンテン共重合体、エチレン-ヘキセン共重合体、エチレン-ヘプテン共重合体等が挙げられ、更にこれらの共重合体を混合しても使用できる。
(C3)オレフィン系共重合体は、共重合成分として炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位とα,β-不飽和カルボン酸アルキルエステル由来の構成単位とを含有する。また、ランダム、ブロック又はグラフト共重合体や、その共重合体を不飽和カルボン酸及びその酸無水物及びそれらの誘導体からなる群より選択される少なくとも1種で変性したものであってもよい(但し、(C1)オレフィン系共重合体に該当するものを除く。)。
炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位については上述したので、以下においてはα,β-不飽和カルボン酸アルキルエステル由来の構成単位について説明する。
α,β-不飽和カルボン酸アルキルエステルとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸-n-プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸-n-ブチル、アクリル酸-t-ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸-2-エチルヘキシル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸-n-プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸-n-ブチル、メタクリル酸-t-ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸-2-エチルヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル等を用いることができる。
オレフィン系共重合体C3の具体例としては、エチレンアクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレンメタクリル酸メチル共重合体等のエチレンと(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体等が挙げられる。
本実施形態のPAS樹脂組成物は、(D)無機充填剤(但し、(B1)カーボンナノチューブ、(B2)無機ナノチューブ、及び(B3)カーボンナノストラクチャーを除く。)を含むことが好ましい。中でも、無機充填剤は、機械的強度、耐ヒートショック性、耐熱性等をより向上させることができるため、繊維状無機充填剤を含んでいることが好ましい。特に、断面形状が丸型形状の繊維状無機充填剤と断面形状が扁平形状の繊維状無機充填剤とを併用すると、耐ヒートショック性をより向上させることができるため好ましい。
また、(D)無機充填剤は、繊維状無機充填剤と板状無機充填剤及び/又は粉粒状無機充填剤との組合せからなると、機械的強度や平面度をより向上させることができるため好ましい。
本実施形態において、「繊維状」とは、異径比が1以上4以下、かつ、平均繊維長(カット長)が0.01~3mmの形状をいう。また、「板状」とは、異径比が4より大きく、かつ、アスペクト比が1以上500以下の形状をいう。更に、「粉粒状」とは、異径比が1以上4以下、かつ、アスペクト比が1以上2以下の形状(球状を含む。)をいう。いずれの形状も初期形状(溶融混練前の形状)である。異径比とは、「長手方向に直角の断面の長径(断面の最長の直線距離)/当該断面の短径(長径と直角方向の最長の直線距離)」である。アスペクト比とは、「長手方向の最長の直線距離/長手方向に直角の断面の短径(当該断面における最長距離の直線と直角方向の最長の直線距離)」である。異径比及びアスペクト比は、いずれも、走査型電子顕微鏡及び画像処理ソフトを用いて算出することができる。また、平均繊維長(カット長)はメーカー値(メーカーがカタログなどにおいて公表している数値)を採用することができる。
繊維状無機充填剤の繊維径は、特に限定されないが、初期形状(溶融混練前の形状)において、例えば5μm以上30μm以下とすることができる。ここで、繊維状無機充填剤の繊維径とは、繊維状無機充填剤の繊維断面の長径をいう。
繊維状無機充填剤の断面形状は、特に限定されないが丸型形状や扁平形状等を挙げることができる。また、断面形状の異なる繊維状無機充填剤を併用してもよい。断面形状が丸型形状の繊維状無機充填剤と断面形状が扁平形状の繊維状無機充填剤とを併用すると、耐ヒートショック性をより向上させることができるため好ましい。
ガラスフレークの上市品の例としては、日本板硝子(株)製、REFG-108(平均粒子径(50%d):623μm)、(日本板硝子(株)製、ファインフレーク(平均粒子径(50%d):169μm)、日本板硝子(株)製、REFG-301(平均粒子径(50%d):155μm)、日本板硝子(株)製、REFG-401(平均粒子径(50%d):310μm)等が挙げられる。
タルクの上市品の例としては、松村産業(株)製 、クラウンタルクPP、林化成(株)製、 タルカンパウダーPKNN等が挙げられる。
板状無機充填剤は、繊維状無機充填剤と同様に表面処理されていてもよい。
炭酸カルシウムの上市品の例としては、東洋ファインケミカル(株)製、ホワイトンP-30(平均粒子径(50%d):5μm)等が挙げられる。また、ガラスビーズの上市品の例としては、ポッターズ・バロティーニ(株)製、EGB731A(平均粒子径(50%d):20μm)、ポッターズ・バロティーニ(株)製、EMB-10(平均粒子径(50%d):5μm)等が挙げられる。
粉粒状無機充填剤も、繊維状無機充填剤と同様に表面処理されていてもよい。
繊維状無機充填剤と板状無機充填剤及び/又は粉粒状無機充填剤との組合せの例としては、ガラス繊維とガラスフレーク、ガラス繊維と炭酸カルシウム、ガラス繊維とガラスビーズ、ガラス繊維とガラスフレークと炭酸カルシウム、ガラス繊維と異形断面(扁平形状)のガラス繊維と炭酸カルシウム、等の組合せが挙げられる。
本実施形態においては、その効果を害さない範囲で、上記各成分の他、その目的に応じた所望の特性を付与するために、一般に熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂に添加される公知の添加剤、すなわち、離型剤、潤滑剤、可塑剤、難燃剤、染料や顔料等の着色剤、結晶化促進剤、結晶核剤、各種酸化防止剤、熱安定剤、耐候性安定剤、腐食防止剤等を配合してもよい。尚、本実施形態のPAS樹脂組成物によりバリの発生を抑えることができるが、必要に応じてアルコキシシラン化合物や、例えば、国際公開第2006/068161号や国際公開第2006/068159号等に記載されているような、溶融粘度が非常に高い分岐型ポリフェニレンサルファイド系樹脂等のバリ抑制剤を併用してもよい。
本実施形態のPAS樹脂組成物は、特に耐ヒートショック性に優れることから、耐ヒートショック性が要求される成形品又はインサート成形品に適用することが有用である。
本実施形態のPAS樹脂組成物を用いて成形品を成形する方法としては特に限定はなく、当該技術分野で知られている各種方法を採用することができる。例えば、本実施形態のPAS樹脂組成物を押出機に投入して溶融混練してペレット化し、このペレットを所定の金型を装備した射出成形機に投入し、射出成形することで作製することができる。そして、得られる成形品は、本実施形態のPAS樹脂組成物を用いるためバリの発生が少ない。
また、その他の用途として、例えば、LED、センサー、ソケット、端子台、プリント基板、モーター部品、ECUケース等の電気・電子部品、照明部品、テレビ部品、炊飯器部品、電子レンジ部品、アイロン部品、複写機関連部品、プリンター関連部品、ファクシミリ関連部品、ヒーター、エアコン用部品等の家庭・事務電気製品部品に用いることができる。
本実施形態のインサート成形品が適用される部品としては、上記の本実施形態のPAS樹脂組成物を成形してなる成形品が適用される部品で挙げたものと同様であり、そのような部品の一部にインサート部材を有するものが挙げられる。
各実施例・比較例において、表1~2に示す各原料成分をドライブレンドした後、シリンダー温度320℃の二軸押出機に投入して(ガラス繊維は押出機のサイドフィード部より別添加)、溶融混練し、ペレット化した。尚、表1~2において、各成分の数値は質量部を示す。
また、使用した各原料成分の詳細を以下に示す。
・PPS樹脂1:(株)クレハ製、フォートロンKPS(溶融粘度:130Pa・s(せん断速度:1200sec-1、310℃))
・PPS樹脂2:(株)クレハ製、フォートロンKPS(溶融粘度:20Pa・s(せん断速度:1200sec-1、310℃))
上記PPS樹脂の溶融粘度は以下のようにして測定した。
(株)東洋精機製作所製、キャピログラフを用い、キャピラリーとして1mmφ×20mmLのフラットダイを使用し、バレル温度310℃、せん断速度1200sec-1での溶融粘度を測定した。
・CNT:LG化学社製、CP1002M(平均径:9nm、平均長さ:19000nm、アスペクト比:2111)
(3)オレフィン系共重合体
・オレフィン系共重合体C1-1(グリシジル基含有オレフィン系共重合体):住友化学(株)製、ボンドファースト(登録商標)BF-7L(エチレン-グリシジルジメタクリレート-メチルアクリレート共重合体、グリシジルメタクリレート含有量:3質量%)
・オレフィン系共重合体C1-2(グリシジル基含有オレフィン系共重合体):住友化学(株)製、ボンドファースト(登録商標)7M(エチレン-グリシジルジメタクリレート-メチルアクリレート共重合体、グリシジルメタクリレート含有量:6質量%)
・オレフィン系共重合体C2:エチレン-オクテン共重合体、ダウ・ケミカル日本(株)製、Engage 8440
・オレフィン系共重合体C3:エチレンエチルアクリレート共重合体、(株)NUC製、NUC-6570
・ガラス繊維:日本電気硝子(株)製、チョップドストランドECS 03 T-747H(繊維径:10.5μm、長さ3mm)
・炭酸カルシウム:旭鉱末(株)製、MC-35W(平均粒子径(50%d)25μm)
得られた各実施例・比較例のペレットを用いて以下の評価を行った。
(1)バリ長
一部に20μmの金型間隙を有するバリ測定部が外周に設けられている円盤状キャビティーの金型を用いて、シリンダー温度320℃、金型温度150℃で、キャビティーが完全に充填するのに必要な最小圧力で射出成形した。そして、その部分に発生するバリ長さを写像投影機((株)ミツトヨ製、CNC画像測定機(型式:QVBHU404-PRO1F))にて拡大して測定した。測定結果を表1~2に示す。
(株)東洋精機製作所製、キャピログラフを用い、キャピラリーとして1mmφ×20mmLのフラットダイを使用し、バレル温度310℃、せん断速度1000sec-1での溶融粘度(MV)を測定した。測定結果を表1~2に示す。
(耐ヒートショック性試験)
まず、各実施例・比較例で得たペレットと金属製のインサート部材を用い、図1~図3に示す試験片をインサート成形した。図1は、インサート成形した試験片1を示す図であり、図2は、インサート部材11を示す図であり、図3は試験片1の寸法を示す図である。試験片1は、図1に示すように、樹脂組成物からなる円柱形の樹脂部材10に金属製のインサート部材11が埋入した状態で成形されている。円柱形の樹脂部材10は、上記のようにして得られたペレットを用いて成形されたものである。インサート部材11は、図2に示すように、柱状であって、その上面及び底面の形状が一側が円弧状、他側が鋭角形状の涙型の形状をなす。鋭角形状部分は部分拡大図である図1(b)に示すように、先端が円弧状になっており、その曲率半径rは0.2mmである。また、インサート部材11は、円柱形の樹脂部材10の高さより高く、その一部が突出している(図1(a)参照)。更に、図3(a)に示すように、インサート部材11の円弧を一部とする円の中心O1と、樹脂部材10の円の中心O2とは一致せず、インサート部材11の鋭角形状側が樹脂部材10の側面に近接するように配置されている。そして、インサート部材11の鋭角形状の先端と、樹脂部材10の側面との距離dwは1mmであり、樹脂部材10において、インサート部材11の鋭角形状の先端近傍が肉厚の薄いウェルド部となっている。尚、図3に試験片の寸法を示しているが、その単位はmmである。
また、別の視点からは、オレフィン系共重合体もCNTも含まない比較例5及びCNTは含まないがオレフィン系共重合体は含む比較例1と、実施例1~2との比較(いずれもPAS樹脂はPPS樹脂1であり、他の成分の含有量は同等)から、オレフィン系共重合体を含むと耐ヒートショック性が向上し、バリ長が短くなるものの、バリの抑制効果としては不十分である。オレフィン系共重合体に加えて更にCNTを添加することでバリが抑制されるだけでなく、耐ヒートショック性の向上も認められる。同様のことが、オレフィン系共重合体もCNTも含まない比較例6及びCNTは含まないがオレフィン系共重合体は含む比較例3と、実施例3~4との比較(いずれもPAS樹脂はPPS樹脂2であり、他の成分の含有量は同等)においても言える。
更に、CNTの含有量が異なる比較例1及び実施例1~2の比較、並びに比較例3及び実施例3~4の比較から、CNTの含有量が増えるほど、耐ヒートショック性が顕著に向上していることが分かる。すなわち、耐ヒートショック性は、CNTを含むことによっても向上することが示された。
一方、実施例5及び6は、実施例1におけるオレフィン系共重合体(C1-1)6.2質量部を、それぞれ、オレフィン系共重合体(C1-1)3.1質量部と、オレフィン系共重合体(C2)又は(C3)3.1質量部との併用系に変更した例である。同様に、実施例7及び8は、実施例3におけるオレフィン系共重合体(C1-2)13.9質量部を、それぞれ、オレフィン系共重合体(C1-2)7.0質量部と、オレフィン系共重合体(C2)又は(C3)7.0質量部との併用系に変更した例である。実施例5~8のいずれの例も、バリ長が短くなり、かつ、耐ヒートショック性に優れることが分かる。
更に、比較例5は、実施例1からCNT及びオレフィン系共重合体を除いた例にほぼ等しく、また、比較例6は、実施例3からCNT及びオレフィン系共重合体を除いた例にほぼ等しい。比較例5及び6のいずれも、バリ長が長くなり、かつ、耐ヒートショック性に劣ることが分かる。
10 樹脂部材
11 インサート部材
Claims (9)
- (A)温度310℃及びせん断速度1200sec-1で測定した溶融粘度が5~500Pa・sの、カルボキシル基末端を有するポリアリーレンサルファイド樹脂100質量部に対して、
(B)(B1)長さが10000nm超3000000nm以下であり、アスペクト比が2000超500000以下のカーボンナノチューブを0.05~1.5質量部、又は(B3)カーボンナノストラクチャーを0.01~5質量部と、
(C)炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位を含有するオレフィン系共重合体を1.0~45.0質量部と、
を含む、ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。 - 前記(A)ポリアリーレンサルファイド樹脂100質量部に対して、更に(D)無機充填剤(但し、前記(B1)カーボンナノチューブ、及び(B3)前記カーボンナノストラクチャーを除く。)5~250質量部を含む、請求項1に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
- 前記(D)無機充填剤が、繊維状無機充填剤である、請求項2に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
- 前記(D)無機充填剤が、繊維状無機充填剤と、板状無機充填剤及び/又は粉粒状無機充填剤との組合せからなる、請求項2に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
- 前記(C)炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位を含有するオレフィン系共重合体が、
(C1)アミノ基、カルボキシル基、水酸基、酸無水物基、エポキシ基、グリシジル基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、アセトキシ基、シラノール基、アルコキシシラン基、アルキニル基、オキサゾリン基、チオール基、スルホン酸基、スルホン酸塩残基、及びカルボン酸エステル基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基を含有するオレフィン系共重合体、
(C2)エチレン由来の構成単位と炭素原子数3以上のα-オレフィン由来の構成単位とを含有するオレフィン系共重合体、並びに
(C3)炭素原子数2以上のα-オレフィン由来の構成単位とα,β-不飽和カルボン酸アルキルエステル由来の構成単位とを含有するオレフィン系共重合体、
からなる群から選択される少なくとも1種のオレフィン系共重合体である、請求項1~4のいずれか1項に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。 - 前記(C1)オレフィン系共重合体が、α,β-不飽和酸のグリシジルエステル由来の構成単位を含有する、請求項5に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
- 前記(C1)オレフィン系共重合体が、無水マレイン酸変性エチレン系共重合体、グリシジルメタクリレート変性エチレン系共重合体、グリシジルエーテル変性エチレン系共重合体からなる群から選択される少なくとも1種のオレフィン系共重合体である、請求項5に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
- 前記(C1)オレフィン系共重合体が、更に(メタ)アクリル酸アルキルエステル由来の構成単位を含有する、請求項5に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物を含む樹脂部材と、金属、合金又は無機固体物を含むインサート部材とを有する、インサート成形品。
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