JP7375251B1 - W1/o/w2型乳化調味料 - Google Patents
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Abstract
Description
[1] 内水相(W1)、油相(O)、及び外水相(W2)からなるW1/O/W2型乳化調味料であって、
前記油相(O)が、食用油脂を含有し、
前記食用油脂の含有量が、前記乳化調味料の全量に対して1質量%以上35質量%以下であり、
W1/O型乳化物の含有量が、前記乳化調味料の全量に対して40質量%以下であり、
前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記食用油脂1質量部に対して0.060質量部以下であり、
前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記外水相(W2)の全量に対して3.0質量%以下であり、
粘度が1.0Pa・s以上10Pa・s以下であることを特徴とする、
W1/O/W2型乳化調味料。
[2] W1/O型乳化物が、前記乳化調味料の全量に対して5質量%以上であることを特徴とする、
[1]に記載のW1/O/W2型乳化調味料。
[3] 前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記食用油脂1質量部に対して0.001質量部以上であることを特徴とする、
[1]または[2]に記載のW1/O/W2型乳化調味料。
[4] 前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記外水相(W2)の全量に対して0.01質量%以上であることを特徴とする、
[1]~[3]のいずれかに記載のW1/O/W2型乳化調味料。
[5] 前記油相(O)が、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルをさらに含有することを特徴とする、
[1]~[4]のいずれかに記載のW1/O/W2型乳化調味料。
[6] 前記外水相(W2)が、増粘剤をさらに含有することを特徴とする、
[1]~[5]のいずれかに記載のW1/O/W2型乳化調味料。
[7] 前記増粘剤の含有量が、前記乳化調味料の全量体に対して、0.01質量%以上2.0質量%以下であることを特徴とする、
[6]に記載のW1/O/W2型乳化調味料。
[8] 前記外水相(W2)に含まれるタンパク質が、卵黄タンパク質、乳タンパク質、および大豆タンパク質からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする、
[1]~[7]のいずれかに記載のW1/O/W2型乳化調味料。
本発明のW1/O/W2型乳化調味料は、内水相(W1)、油相(O)、及び外水相(W2)からなる。詳細には、本発明のW1/O/W2型乳化調味料は、内水相(W1)が油相(O)中に分散し、乳化されたW1/O型乳化物を含み、当該W1/O型乳化物が外水相(W2)中に分散され、乳化されたものである。
油相(O)は、食用油脂を含むものであり、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(PGPR)をさらに含むことが好ましい。
W1/O/W2型乳化調味料は、25℃で測定した粘度が、1.0Pa・s以上10Pa・s以下であり、好ましくは1.5Pa・s以上であり、より好ましくは2.0Pa・s以上であり、さらに好ましくは2.5Pa・s以上であり、また、好ましくは9.0Pa・s以下であり、より好ましくは8.0Pa・s以下であり、さらに好ましくは7.0Pa・s以下であり、さらにより好ましくは4Pa・s未満である。
なお、W1/O/W2型乳化調味料の粘度は、BH型粘度計を用いて、品温25℃、回転数10 rpmの条件で、ローターNo.3を使用し、測定開始後ローターが2回転した時の示度により算出した値である。
W1/O/W2型乳化調味料のpHは、特に限定されないが、下限値は好ましくは2.6以上であり、より好ましくは2.8以上であり、さらに好ましくは3.0以上であり、また、上限値は好ましくは6.0以下であり、より好ましくは5.5以下であり、さらに好ましくは5.0以下であり、さらにより好ましくは4.5以下であり、最も好ましくは4.0以下である。W1/O/W2型乳化調味料のpHが上記数値範囲内であれば、W1/O/W2型乳化調味料の微生物発生を制御して保存性を高めながら、W1/O/W2型乳化調味料の風味のバランスを良好にすることができる。本発明においては、酸材の種類や配合量を調節することで、W1/O/W2型乳化調味料のpHを上記の好適な数値範囲に調整することができる。なお、W1/O/W2型乳化調味料のpHの値は、1気圧、品温20℃とした時に、pH測定器(株式会社堀場製作所製卓上型pHメータF-72)を用いて測定した値である。
W1/O型乳化物の含有量は、W1/O/W2型乳化調味料の全量に対して40質量%以下であり、好ましくは39質量%以下であり、より好ましくは38質量%以下であり、また、好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは10質量%以上であり、さらに好ましくは12質量%以上である。W1/O/W2型乳化調味料中のW1/O型乳化物の含有量を上記の通り低くすることで、すっきりとした後味を感じることができる。
外水相(W2)に用いるタンパク質は、特に限定されないが、例えば、卵黄タンパク質、乳タンパク質、および大豆タンパク質等が挙げられる。乳タンパク質としては、例えば、チーズ、バター、生クリーム、牛乳、乳清(ホエイ)、脱脂粉乳、及び乳脂肪等が挙げられる。これらの中でも、バター、生クリーム、牛乳、乳清(ホエイ)、脱脂粉乳、及び乳脂肪等が好ましい。外水相(W2)に含まれるタンパク質は、例えば卵黄、乳製品、及び大豆製品等の食材由来であってもよいし、タンパク質として別途添加したものであってもよい。これらの中でも卵黄を用いることが好ましい。
外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量は、食用油脂1質量部に対して0.060質量部以下であり、好ましくは0.050以下であり、より好ましくは0.040以下であり、さらに好ましくは0.020以下であり、さらにより好ましくは0.010以下であり、また、好ましくは0.001以上であり、より好ましくは0.0015以上であり、さらに好ましくは0.002以上である。
外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、外水相(W2)の全量に対して3.0質量%以下であり、好ましくは2.5質量%以下であり、より好ましくは2.0質量%以下であり、さらに好ましくは1.5質量%以下であり、さらにより好ましくは1.0質量%以下であり、また、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上であり、さらに好ましくは0.10質量%以上である。
また、外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量は、W1/O/W2型乳化調味料の全量に対して、好ましくは0.10質量%以上であり、より好ましくは0.15質量%以上であり、さらに好ましくは0.20質量%以上であり、また、好ましくは2.0質量%以下であり、より好ましくは1.8質量%以下であり、さらに好ましくは1.5質量%以下である。
本発明においては、外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量を、食用油脂に対して、かつ、外水相(W2)の全量に対して上記数値範囲内に調節することで、低粘度(25℃で10Pa・s以下)であっても、油のコクを感じられ、かつ、すっきりとした後味を感じられるW1/O/W2型乳化調味料の提供を提供することができる。さらに、外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量を、W1/O/W2型乳化調味料の全量に対して上記数値範囲内に調節することで、油のコクを強く感じられ、かつ、すっきりとした後味をとても感じられるW1/O/W2型乳化調味料の提供を提供することができる。
なお、本発明において、外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量は、日本食品成分表分析マニュアルに記載の方法に準拠して、外水相(W2)中のアミノ酸の総量及び遊離アミノ酸の量の分析を行い、アミノ酸の総量から遊離アミノ酸の量を除いたものをタンパク質の量として換算したものである。
油相(O)に用いる食用油脂は、特に限定されず、従来公知の食用油脂を用いることができる。食用油脂としては、例えば、菜種油、大豆油、パーム油、綿実油、コーン油、ひまわり油、サフラワー油、胡麻油、オリーブ油、亜麻仁油、米油、椿油、荏胡麻油、グレープシードオイル、ピーナッツオイル、アーモンドオイル、アボカドオイル等の植物油脂、魚油、牛脂、豚脂、鶏脂、又はMCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)、ジグリセリド、硬化油、エステル交換油等のような化学的あるいは酵素的処理等を施して得られる油脂等を挙げることができる。これらの中でも、菜種油、大豆油、コーン油、パーム油、又はこれらの混合油を用いることが好ましい。
油相(O)に用いるポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(PGPR)は、本発明のW1/O/W2型乳化調味料において乳化剤として機能し、食用油脂と共に油相(O)を形成する。PGPRとしては、食用として供されるものであれば、特に限定されず、従来公知のPGPRを用いることができる。
外水相(W2)に用いる増粘剤は、特に限定されず従来公知の食品用の増粘剤を用いることができる。増粘剤としては、増粘剤としては、加工澱粉及び/又はガム類を用いることができる。加工澱粉としては、例えば、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、アセチル化リン酸架橋澱粉、アセチル化酸化澱粉、オクテニルコハク酸澱粉ナトリウム、酢酸澱粉、酸化澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉、リン酸モノエステル化リン酸架橋澱粉、リン酸架橋澱粉、及びリン酸化澱粉等が挙げられる。これらの加工澱粉の中でも、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉やオクテニルコハク酸澱粉ナトリウムを用いることが好ましい。ガム類としては、例えば、キサンタンガム、コンニャクガム、グアーガム、タマリンドシードガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、及びアラビアガム等が上げられる。これらのガム類の中でも、キサンタンガムを用いることが好ましい。但し、ウェランガムを用いないことが好ましい。これらの増粘剤は1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
内水相(W1)及び外水相(W2)に用いる酸材は、特に限定されず、従来公知の食品用酸材を用いることができる。酸材としては、例えば、食酢(酢酸)、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、ソルビン酸、安息香酸、アジピン酸、フマル酸、コハク酸等の有機酸及びそれらの塩、燐酸、塩酸等の無機酸及びそれらの塩、レモン果汁、リンゴ果汁、オレンジ果汁、乳酸発酵乳等を用いることができる。これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの酸材を配合することで、W1/O/W2型乳化調味料のpHを所望の数値範囲内に調節したり、W1/O/W2型乳化調味料の風味のバランスを良好にしたりすることができる。
本発明のW1/O/W2型乳化調味料には、糖類をさらに配合してもよい。糖類としては、例えば、ぶどう糖、果糖、蔗糖、麦芽糖、オリゴ糖、トレハロース等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
さらに、内水相(W1)全体に対する内水相中の糖類の濃度をX(質量%)とし、外水相(W2)全体に対する外水相中の糖類の濃度をY(質量%)とした時の、X/Yの値が0.5以下であると好ましく、0.3であるとより好ましく、さらに0であること(すなわち、内水相が糖類を含まないこと)がより好ましい。
本発明のW1/O/W2型乳化調味料には、上述した原料以外に、本発明の効果を損なわない範囲で乳化調味料に通常用いられている各種原料を適宜選択し含有させることができる。例えば、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の乳化剤、醤油、みりん、食塩、白胡麻、茶胡麻、胡麻、グルタミン酸ナトリウム、ブイヨン等の調味料、からし粉、胡椒等の香辛料、アスコルビン酸、ビタミンE等の酸化防止剤、静菌剤等が挙げられる。
具材としては、植物性の具材および動物性の具材のいずれでも用いることができる。植物性の具材としては、タマネギ、大根、人参、牛蒡、筍、キャベツ、白菜、セロリ、アスパラガス、ほうれん草、小松菜、青梗菜、トマト等の野菜、ジャガイモ、薩摩芋、里芋等の芋類、大豆、小豆、蚕豆、エンドウ豆等の豆類、米、麦、稗、粟等の穀類、リンゴ、モモ、パイナップル等の果実類、椎茸、シメジ、エノキ、ナメコ、松茸等のきのこ類、若布、昆布、ひじき等の海藻等を挙げることができる。また、動物性の具材としては、牛肉、豚肉、鳥肉、羊肉、馬肉、鹿肉、猪肉、山羊肉、兎肉、鯨肉、それらの内臓等の肉類や、鯵、鮎、鰯、鰹、鮭、鯖、鮪等の魚類、鮑、牡蠣、帆立、蛤等の貝類、エビ、カニ、イカ、タコ、ナマコ等の魚介類を挙げることができる。また、ゆで卵、卵焼き、オムレツ等の卵製品、蒲鉾等の練製品やハム・ソーセージ等の畜肉製品、麺類、漬物等の加工食品であってもよい。食用の食品製造原料または素材であれば、これらに限定されない。これらの具材は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明のW1/O/W2型乳化調味料の製造方法の一例について説明する。例えば、第1工程では、まず、清水、酸材、及び調味料等の他の水相原料を混合して、内水相(W1)を調製する。続いて、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル等の乳化剤を含有させた食用油脂からなる油相(O)に、撹拌しながら、上記で調製した内水相(W1)を注加し、乳化処理を行って、W1/O型乳化物を調製する。撹拌条件及び乳化条件は特に限定されず、内水相(W1)及び油相(O)の組成等に応じて、適宜設定することができる。
[実施例1]
(第1工程)
表1に記載の配合割合に準じ、W1/O/W2型乳化調味料を製造した。
具体的には、まず、撹拌タンクに、醸造酢(酸度11%)、食塩、及び清水を均一になるように混合して、内水相(W1)を調製した。その後、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(PGPR)を含有させた食用油脂(菜種油)からなる油相(O)に、(12000rpm)の条件で撹拌しながら内水相(W1)を注加し、乳化処理を行って、W1/O型乳化物を調製した。
撹拌タンクに、卵黄(タンパク質の含有量16.5%)、醸造酢(酸度11%)、食塩、砂糖、増粘剤(キサンタンガム)、及び清水を均一になるように混合して、外水相(W2)を調製した。続いて、外水相(W2)に、(12000rpm)の条件で撹拌しながら上記で調製したW1/O型乳化物を注加し、乳化処理を行って、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
なお、「タンパク質の含有量」は、上記の(タンパク質の含有量及びその測定方法)の欄で詳述した方法により測定した値である。
第1工程において、食用油脂の配合量を15質量%に変更し、清水の配合量を10質量に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、増粘剤の配合量を0.4質量%に変更し、清水の配合量を52.6質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を20質量%に変更し、清水の配合量を10質量に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄の配合量を1質量%に変更し、増粘剤の配合量を0.33質量%に変更し、清水の配合量を47.17質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を25質量%に変更し、清水の配合量を10質量に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、増粘剤の配合量を0.24質量%に変更し、清水の配合量を42.76質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を20質量%に変更し、清水の配合量を15質量に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄の配合量を0.18質量%に変更し、食塩の配合量を2.52質量%に変更し、増粘剤の配合量を0.3質量%に変更し、清水の配合量を43質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を20質量%に変更し、清水の配合量を10質量に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄を配合せずに、乳タンパク質(乳清等、タンパク質の含有量86.4%)を0.5質量%配合し、増粘剤の配合量を0.3質量%に変更し、清水の配合量を47.7質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を30質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄を配合せずに、乳タンパク質(タンパク質の含有量86.4%)を2質量%配合し、増粘剤の配合量を0.2質量%に変更し、清水の配合量を41.3質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を20質量%に変更し、清水の配合量を10質量に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄を配合せずに、大豆タンパク質(タンパク質の含有量86.3%)を0.1質量%配合し、増粘剤の配合量を0.3質量%に変更し、清水の配合量を48.1質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を20質量%に変更し、清水の配合量を10質量に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄を配合せずに、大豆タンパク質(タンパク質の含有量86.3%)を0.3質量%配合し、増粘剤の配合量を0.3質量%に変更し、清水の配合量を47.9質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を30質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄の配合量を0.25質量%に変更し、さらに乳タンパク質(タンパク質の含有量86.4%)を0.25質量%配合し、増粘剤の配合量を0.2質量%に変更し、清水の配合量を42.8質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を30質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄の配合量を2.5質量%に変更し、さらに大豆タンパク質(タンパク質の含有量86.3%)を0.1質量%配合し、増粘剤の配合量を0.2質量%に変更し、清水の配合量を40.7質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を30質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄の配合量を2.5質量%に変更し、さらに大豆タンパク質(タンパク質の含有量86.3%)を0.3質量%配合し、増粘剤の配合量を0.2質量%に変更し、清水の配合量を40.5質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を20質量%に変更し、PGPRの配合量を2質量%に変更し、清水の配合量を17質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄の配合量を15質量%に変更し、増粘剤を配合せずし、清水の配合量を25.0質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
第1工程において、食用油脂の配合量を20質量%に変更し、清水の配合量を10質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O型乳化物を調製した。
第2工程において、卵黄を配合せず、大豆タンパク質(タンパク質の含有量86.3%)を2.2質量%配合し、増粘剤の配合量を0.3質量%に変更し、清水の配合量を46質量%に変更した以外は実施例1と同様にして、W1/O/W2型乳化調味料を調製した。
上記で調製した各W1/O/W2型乳化調味料について、BH形粘度計を使用し、品温25℃、回転数10rpmの条件で、ローターNo.3を使用し、測定開始後ローターが2回転した時の示度により算出した。測定結果を表1に示した。
上記で調製した各W1/O/W2型乳化調味料について、1気圧、品温20℃とした時に、pH測定器(株式会社堀場製作所製卓上型pHメータF-72)を用いてpHを測定した。各水中油型乳化食品のpHは2.85~3.86の範囲内であった。
上記で調製した各W1/O/W2型乳化調味料について、複数の訓練されたパネルより、下記の4段階の評価基準で、「油のコク」及び「すっきりとした後味」の各項目を評価した。各パネルの点数の平均値を評価点として表1に示した。「油のコク」及び「すっきりとした後味」の評価点がともに2.0点以上であれば、良好な結果であると言える。
[評価基準]
(油のコク)
4点:油のコクを強く感じた。
3点:油のコクを感じた。
2点:油のコクを少し感じた。
1点:油のコクをほとんど感じなかった。
(すっきりとした後味)
4点:すっきりとした後味をとても感じた。
3点:すっきりとした後味を感じた。
2点:すっきりとした後味をやや感じた。
1点:すっきりとした後味を感じなかった。
比較例1のW1/O/W2型乳化調味料は、W1/O型乳化物の含有量が多かったため、すっきりとした後味を感じなかった。
比較例2のW1/O/W2型乳化調味料は、外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が食用油脂に対して多かったため、すっきりとした後味を感じなかった。
Claims (8)
- 内水相(W1)、油相(O)、及び外水相(W2)からなるW1/O/W2型乳化調味料であって、
前記油相(O)が、食用油脂を含有し、
前記食用油脂の含有量が、前記乳化調味料の全量に対して1質量%以上35質量%以下であり、
W1/O型乳化物の含有量が、前記乳化調味料の全量に対して5質量%以上40質量%以下であり、
前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記食用油脂1質量部に対して0.060質量部以下であり、
前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記外水相(W2)の全量に対して3.0質量%以下であり、
粘度が、1.0Pa・s以上10Pa・s以下であることを特徴とする、
W1/O/W2型乳化調味料。 - W1/O型乳化物の含有量が、前記乳化調味料の全量に対して10質量%以上であることを特徴とする、
請求項1に記載のW1/O/W2型乳化調味料。 - 前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記食用油脂1質量部に対して0.001質量部以上であることを特徴とする、
請求項1または2に記載のW1/O/W2型乳化調味料。 - 前記外水相(W2)に含まれるタンパク質の含有量が、前記外水相(W2)の全量に対して0.01質量%以上であることを特徴とする、
請求項1または2に記載のW1/O/W2型乳化調味料。 - 前記油相(O)が、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルをさらに含有することを特徴とする、
請求項1または2に記載のW1/O/W2型乳化調味料。 - 前記外水相(W2)が、増粘剤をさらに含有することを特徴とする、
請求項1または2に記載のW1/O/W2型乳化調味料。 - 前記増粘剤の含有量が、前記乳化調味料の全量体に対して、0.01質量%以上2.0質量%以下であることを特徴とする、
請求項6に記載のW1/O/W2型乳化調味料。 - 前記外水相(W2)に含まれるタンパク質が、卵黄タンパク質、乳タンパク質、および大豆タンパク質からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする、
請求項1または2に記載のW1/O/W2型乳化調味料。
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