[go: up one dir, main page]

JP7362119B2 - 測定装置 - Google Patents

測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7362119B2
JP7362119B2 JP2020016030A JP2020016030A JP7362119B2 JP 7362119 B2 JP7362119 B2 JP 7362119B2 JP 2020016030 A JP2020016030 A JP 2020016030A JP 2020016030 A JP2020016030 A JP 2020016030A JP 7362119 B2 JP7362119 B2 JP 7362119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
electrode
measuring device
electrolyte gel
biosensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020016030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021124305A (ja
Inventor
章玄 岡本
偉鵬 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute for Materials Science
Original Assignee
National Institute for Materials Science
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute for Materials Science filed Critical National Institute for Materials Science
Priority to JP2020016030A priority Critical patent/JP7362119B2/ja
Publication of JP2021124305A publication Critical patent/JP2021124305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7362119B2 publication Critical patent/JP7362119B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Description

本発明は、測定装置に関する。
生体由来の試料における測定対象物質の濃度等を測定する装置として、試料の電気化学的特性をバイオセンサを用いて測定するものが知られている。
特許文献1には、「バイオセンサが装置本体に着脱可能に設けられた測定装置であって、上記バイオセンサは、生体試料を吸引する吸引路、生体試料の測定対象物質の濃度を測定する測定電極および生体試料の吸引完了を検知する検知電極を備えてなり、上記装置本体は、電源、カラー液晶ディスプレイ、バイオセンサが挿入される挿入口および該挿入口周辺を照明する光源を備えてなり、上記光源は、上記電源がオンにされたときに点灯し、かつ、上記バイオセンサが上記装置本体に装着された後、生体試料を上記バイオセンサの上記検知電極が検知した後に消灯する測定装置。」が記載されている。
国際公開2014/181753号
微生物を含有する試料について、微生物の代謝等の活動に由来する電気化学的信号をバイオセンサを用いて測定しようとする場合、特許文献1に記載したような装置では、測定の感度が不十分であることを知見した。
そこで、本発明は、微生物の代謝等に由来する電気化学的信号を、優れた感度をもって検出できる測定装置を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を達成すべく鋭意検討した結果、以下の構成により上記課題を達成することができることを見出した。
[1] 下部基材、上記下部基材の表面Aに配置され、上記下部基材の一方の端部から、上記表面Aに沿う方向に、上記下部基材の略中心へと延びる作用電極を含む少なくとも2つの電極、上記電極の少なくとも一部と直接接するよう上記電極上に配置された電解質ゲル、上記電解質ゲルの上記電極側とは反対側の面に接して上記電解質ゲルを覆うカバー部材、及び、上記カバー部材を支持し上記下部基材上に配置された上部基材を有するバイオセンサの、上記電極と接続され、上記作用電極と上記電解質ゲルとに挟まれた微生物の電気化学特性を測定する電気化学測定部と、上記下部基材と上記上部基材とを両側から挟んで上記電解質ゲルを上記作用電極に押し付けて加圧する加圧密閉部と、を有する、測定装置。
[2] 上記電解質ゲルが、親水性高分子と、電解質と、酸素吸着剤とを含有する、[1]に記載の測定装置。
[3] 上記上部基材と上記下部基材との間に、スペーサ層を更に有し、上記上部基材は、一方の表面Bから他方の表面Cへと向かう厚み方向に沿って貫通孔を有し、上記スペーサ層は、上記電解質ゲルの外周に嵌合する形状に凹欠し、上記凹欠した部分の側面から、上記表面Bに配置された上記貫通孔の開口に向かって上記スペーサ層の表面に沿う方向に延びる第1切欠部とを有し、上記上部基材の表面Aと、上記表面Bと、上記第1切欠部の側面とにより区画されるキャビティが、上記開口を介して上記貫通孔と連通し、上記上部基材の表面Cから上記電解質ゲルに至る流通路が形成されている、[1]又は[2]に記載の測定装置。
[4] 上記スペーサ層、及び、上記上部基材は、その側面からその中心へと向かう上記表面Bと平行な方向に延びる第2切欠部を更に有しており、上記第2切欠部と上記表面Aとにより区画される凹部に上記電極の一部が露出している、[3]に記載の測定装置。
[5] 上記加圧密閉部は、互いの距離を調整可能な一対の板状部材を有し、上記板状部材を最も近づけた際のクリアランス距離は上記バイオセンサの最大厚み以下である、[4]に記載の測定装置。
[6] 上記加圧密閉部は更に上記一対の板状部材少なくとも一方の表面上に配置されたスペーサを有し、上記加圧の際、上記スペーサが上記表面C側の上記貫通孔の開口を閉塞する、[5]に記載の測定装置。
本発明によれば、優れた感度を有する測定装置を提供できる。
カーボン電極(作用電極、及び、対電極)上にShewanella oneidensis MR-1(Optical density : 1)と、乳酸(1mM)とを含有する試料液を接種し、そこに酸化インジウムスズを含有する寒天を乗せて、銀電極を参照電極として作用電極に+0.2Vを印加して好気培養したときの培養時間と電流値との関係を表したグラフである。 本発明に係る測定装置に使用できるバイオセンサの斜視図である。 上記バイオセンサの分解斜視図である。 下部基材の斜視図である。 バイオセンサのP-P′断面図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態の模式的な斜視図である。 クリップの上歯を開いた状態における測定装置の斜視図である。 バイオセンサを挿入口に挿入した状態における測定装置の斜視図である。 バイオセンサが挿入された状態におけるクリップの部分拡大図である。 上記クリップのQ-Q′断面図である。 測定装置のハードウェア構成図である。 測定装置の機能ブロック図である。 プログラムに従って動作する制御部の動作フローである。
以下、本発明について詳細に説明する。
以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施形態に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施形態に制限されるものではない。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
本発明者らは、微生物の代謝活動に由来する電気化学的な信号をより高感度に測定するための様々な検討を鋭意続けてきた。そのなかで、作用電極に対して測定対象の微生物を押し付ける、すなわち、加圧条件で測定を行うことが有効であることを知見した。
図1は、カーボン電極(作用電極、及び、対電極)上にShewanella oneidensis MR-1(Optical density : 1)と、乳酸(1mM)とを含有する試料液を接種し、そこに酸化インジウムスズを含有する寒天を乗せて、銀電極を参照電極として作用電極に+0.2Vを印加して好気培養したときの培養時間と電流値との関係を表したグラフである。
図1中、「1.5%Agar-ITO」とあるのは、試料液を接種しなかったもの、「1.5%Agar-ITO+MR1」とあるのは、試料液を接種したが、加圧しなかったもの、「1.5%Agar-ITO+MR1+Weight」とあるのは、試料液を接種して、更に寒天上におもりを乗せて加圧したもの、を表している。
図1の結果から、寒天上から試料液を電極側に加圧した「1.5%Agar-ITO+MR1+Weight」では、加圧しなかった「1.5%Agar-ITO+MR1」と比較して、より大きな電流値(電気化学的な信号)が得られることが分かった。
上記では、加圧により得られる電流値が大きくなっていることがわかるが、本発明者らの検討では、電流値の大きさだけでなく、電流の立ち上がり(電気化学的な信号が得られるのにかかる時間)がより早くなる場合があることも知見している。本発明は、上記の新規な知見に基づき完成されたものである。
[バイオセンサ]
図2には、本発明に係る測定装置に使用できるバイオセンサの一例として、バイオセンサ100の斜視図を示した。また、図3にはバイオセンサ100の分解斜視図を示した。
バイオセンサ100は、下部基材101と、スペーサ層106と、上部基材108と、カバー部材109とをこの順に有している。また、上部基材108の表面Cには、液体試料を導入するための開口113が設けられている。
図4は、下部基材101の斜視図である。下部基材101の表面A上には、それぞれ下部基材101の一方の端部から、下部基材101の表面Aに沿う方向に、下部基材101の略中心へと延びる電極102(作用電極103、対電極104、及び、作用電極105)が配置されている。
上記各電極はバイオセンサ100が後述する測定装置に挿入された際、測定装置内に設けられた接続端子とそれぞれ接続される。
下部基材101の材料としては特に制限されないがより優れた絶縁性を有する点で、樹脂、及び、ガラス等が好ましい。
また、電極の材料としては特に制限されず、バイオセンサ用の電極として公知の材料を特に制限なく使用できる。
図3に戻り、バイオセンサ100は、下部基材101上にスペーサ層106を有している。スペーサ層106は、上部基材108と下部基材101を接着する機能を有し、典型的には接着剤により形成される。
また、スペーサ層106は、凹欠しており、この凹欠部110には、その内周と嵌合する形状の外周を有する電解質ゲル107が、はめ込まれる様に配置されている。
電解質ゲル107は、略直方体状であり、下部基材101上に配置されて、電極102と接触する。スペーサ層106が有する凹欠部110は、電解質ゲル107の外周に嵌合する形状を有しているため、電解質ゲル107は、電極102に直接接触することができる。従って、上部基材108と下部基材101はスペーサ層106により接着されているが、電解質ゲル107の一方側の表面は、スペーサ層106を介さずに直接に下部基材101の表面Aと接触しており、この部分(すなわち、凹欠部110)においては、電解質ゲル107の表面と、下部基材101の表面Aとは互いに接着されていない。
上部基材108は、一方側の表面Bから、他方側の表面Cへと向かう厚み方向に沿って貫通孔111を有している。貫通孔111は、上部基材108の表面B側、及び、表面C側にそれぞれ開口112と開口113とを有している。
スペーサ層106は、更に、凹欠部110の側面から、前記開口112に向かってスペーサ層106の表面に沿う方向に延びる第1切欠部115を有している。
この第1切欠部115の側面と、表面Aと、表面BとによってキャビティCAVが区画される。
キャビティCAVは、開口112を介して貫通孔111と連通し、結果として、上部基材108の表面Cから上記電解質ゲル107に至る流通路として機能する。従って、開口113から導入された液体試料は、上記流通路を介して電解質ゲル107へと導かれる。
すでに説明したように、電解質ゲル107と電極102とは接着されていないため、流通路を介して提供される液体試料は、電解質ゲル107と電極102との間に浸入する。
液体試料は微生物を含有していることが好ましい。液体試料が電解質ゲル107と電極102との間に浸入すると、液体試料に含まれる微生物が電解質ゲル107と電極102との間に挟まれる。これにより、微生物と電極102との間の電子移動が電気化学的特性として測定できる。
本測定装置では、クリップ505により、電解質ゲル107が電極102に向けて押圧されるため、優れた感度が得られる。
微生物と電極との電子移動は微生物の代謝活性を反映することがすでに知られており、本測定装置によれば、より高感度に微生物の代謝活性を計測することができる。
液体試料としては、微生物を含有している、又は、その可能性のあるものであれば特に制限されない。例えば、ヒトに由来するものとしてだ液、及び、喀痰等が挙げられ、何らかの感染症が疑われる場合の血液、尿、及び、関節液等も使用できる。なかでも、だ液が好ましい。また、農業用水、及び、上下水等であってもよい。
また、対象とする微生物も特に制限されない。なかでも、病原性を有する微生物が好ましく、なかでも歯周病菌(アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス菌、及び、プロフィロモナス・ジンジバーリス菌等)が好ましい。
スペーサ層106及び上部基材108はその側面(一方端)から上部基材108の表面Bに沿う方向に(上部基材108の長手方向に沿って)延びる第2切欠部114を有している。この第2切欠部114と下部基材101の表面Aとによって区画される凹部から、下部基材101の表面A上に配置された電極102が露出している。
これにより、バイオセンサ100を後述する測定装置に挿入した際に、より容易に、測定装置とバイオセンサ100とを電気的に接続できる。
図5には、バイオセンサ100のP-P′断面図を示した。カバー部材109は電解質ゲル107を直接覆うように配置されており、その端部は上部基材108により支持されている。カバー部材109は、弾性材料から形成されており、カバー部材109を外側から加圧すると、電解質ゲル107と、下部基材101上に配置された電極102とがより強く接触する。
本バイオセンサ100によれば、電解質ゲル107と、電極102とが接着されいないため、開口113から、貫通孔111、開口112、及び、キャビティCAVによって構成される流通路を介して液体試料が電解質ゲル107と電極102との間に浸入する。その状態で、更に、弾性材料で形成されたカバー部材109を押圧することによって、電解質ゲル107と電極102とを加圧した状態で接触させることができるため、より優れた感度が得られる。
[測定装置]
次に、本発明に係る測定装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。
図6は、本発明に係る測定装置の一実施形態の模式的な斜視図である。測定装置500は、本体501中に電子部品が収容された電子装置である。本体501の表側には、タッチパネル502、バイオセンサを配置して挟持するためのクリップ505、バイオセンサを挿入するための挿入口506が設けられており、挿入口506に挿入されたバイオセンサをクリップ505で挟持することができるよう構成されている。
クリップ505は一対の板状部材(上歯503、下歯504)によって構成され、上歯503は、ヒンジ507により可動であり、一対の板状部材のクリアランス距離を調整できる。
クリアランス距離とは、クリップ505を閉じた状態における一対の板状部材の表面間の距離(図2中、「L」で示した)である。
測定装置500のクリップ505のクリアランス距離Lは、バイオセンサ100の最大厚み以下であり、バイオセンサ100を挟持する際にカバー部材109を押圧できるように構成されている。
図7は、クリップ505の上歯503を開いた状態における測定装置500の斜視図である。クリップ505を開くと、クリアランス距離が広がるためバイオセンサ100を挿入口506に挿入しやすくなる。
図8は、バイオセンサ100を挿入口506に挿入した状態における測定装置500の斜視図である。バイオセンサ100は、一方の端部が挿入口506に挿入され、測定装置500が有する図示しない電極端子と電気的に接続される。バイオセンサ100が挿入されると、ユーザによって、クリップ505(上歯503)が閉じられる。なお、測定装置500は、ユーザによって上歯503が閉じられる(図8中「F」として示した。)が、本発明に係る測定装置としては上記に制限されず、測定装置がクリップの自動開閉機構を有していてもよい。
図9は、バイオセンサ100が挿入された状態におけるクリップ505の部分拡大図であり、図10は、そのQ-Q′断面図である。
板状部材は、基材と、バイオセンサ100の厚み方向に沿って基材の端部から延びるスペーサとを有している。図10に示したように、クリップ505の上歯503は、基材901と、基材901からバイオセンサ100の厚み方向に沿って延びるスペーサ902とを有し、カギ状の断面を呈する。
上歯503のスペーサ902によって開口113が閉塞される。これにより電解質ゲルの押圧と、流通路の閉塞とが同時に行われ、より優れた感度が得られる。
電解質ゲルは、液体試料に不足する水、及び、電解質を供給したり、過剰の水、及び、電解質を吸収したりする機能を有する。電解質ゲルは一般に親水性高分子、及び、電解質を含有するが、更に、酸素吸着剤を含有する場合、流通路、電解質ゲル、及び、電極周辺を嫌気的に保持することができるため、より正確かつ迅速な測定を行うことができる。
図11は、測定装置500のハードウェア構成の説明図である。
測定装置500は、プロセッサ1001と、記憶デバイス1002と、入力デバイス1003と、出力デバイス1004と、測定デバイス1005と、クリップ505と接続端子1006とを有する。
測定装置500の接続端子1006は、バイオセンサ100が有する電極102と電気的に接続される。
プロセッサ1001、記憶デバイス1002、入力デバイス1003、出力デバイス1004、及び、測定デバイス1005は、バス1007を介して相互にデータを交換可能に構成されている。
プロセッサ1001は、測定装置500を制御する。記憶デバイス1002は、プロセッサ1001の作業エリアとなる。また、記憶デバイス1002は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的な、又は、一時的な記録媒体である。
プロセッサ1001としては、例えば、プロセッサ(CPU)、マイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)、及び、GPGPU(General-purpose computing on graphics processing units)等がある。
記憶デバイス1002としては、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、及び、SSD(Solid State Drive)等がある。
入力デバイス1003は、データを入力する。
入力デバイス1003は、タッチパネル502を含んで構成される。入力デバイス1003としては、タッチパネル以外にも、例えば、キーボード、ボタン、マウス、テンキー、及び、スキャナ等がある。
出力デバイス1004は、データを出力する。
出力デバイス1004は、タッチパネル502を含んで構成される。出力デバイス1004としては、タッチパネル以外にも、例えば、ディスプレイ、及び、プリンタがある。
測定デバイス1005は、電気的に接続された接続端子を介して、バイオセンサ100の電極102(作用電極、対電極、及び、参照電極)を制御して、試料の電気化学的測定を測定する、典型的にはポテンシオ/ガルバノスタットが使用できる。
図12は、測定装置500の機能ブロック図である。
測定装置500は制御部1101と、記憶部1102と、入力部1103と、出力部1104と、加圧密閉部1105と、電気化学測定部1106と、を有する。
制御部1101は、プロセッサ1001を含んで構成され、以下の各部を制御して測定装置500の各機能を実現する。
加圧密閉部1105は、クリップ505により実現される機能である。バイオセンサ100をクリップ505が挟持することでカバー部材109を介して電解質ゲル107を電極102側へと押圧して、電極102と電解質ゲル107と密着させ、加圧状態で測定を行えるようにする。また、バイオセンサ100が有する開口113をスペーサ902によって閉塞し、貫通孔111、キャビティCAV、及び、電解質ゲル107と下部基材101との間の空間からなるセル内を外気と遮断する。更に、電解質ゲル107が酸素吸着剤を含有している場合、セル内を嫌気環境として維持しやすくなり、より優れた感度が得られる。
電気化学測定部1106は、記憶部1102に記憶されたプログラムが制御部1101により実行され、これにより制御された測定デバイス1005、及び、バイオセンサ100の電極102と接続された接続端子1006等により実現される機能である。
具体的には、作用電極103の電極電位を測定したり、流れる電流の大きさを測定することにより、測定対象の微生物の代謝活性等の評価のためのデータが得られる。
入力部1103は、記憶部1102に記憶されたプログラムが制御部1101により実行され、これにより制御された入力デバイス1003によって実現される機能である。入力部1103は、ユーザによる測定開始の指示、及び、各種情報の入力等を受け付ける。
出力部1104は、記憶部1102に記憶されたプログラムが制御部1101により実行され、これにより制御された出力デバイス1004によって実現される機能である。
出力部1104は、測定装置500の状態、測定の進捗状況、及び、測定結果等を出力デバイス1004に表示する。
次に、測定装置500の動作について説明する。
測定装置500はプログラムに従って、以下のとおり動作する。図13は、上記プログラムに従って動作する測定装置500の制御部1101の動作フローである。
典型的には、上記動作はユーザによる測定開始の指示を入力部により受け付けることによって開始される。バイオセンサ100は、測定装置500の動作の前に、典型的にはユーザによって準備され、測定装置500の挿入口506に挿入される。
まず、測定装置500の挿入口506にバイオセンサ100が挿入され、クリップ505が閉じられ、カバー部材109を介して電解質ゲル107が加圧され、更に、開口113が閉塞される。
なお、測定装置500が、クリップの開閉機構を有している場合、記憶部1102に記憶されたプログラムを制御部1101が実行し、クリップ505を制御してこれを閉じさせ、電解質ゲル107を加圧してもよい。
入力部1103が測定開始の指示を受け付けると、電気化学測定部1106がバイオセンサ100の電極102を制御し、試料の電気化学特性の測定が行われる(ステップS1201)。
次に、測定結果が出力デバイス1004に表示される(ステップS1202)。
本測定装置は、下部基材と上部基材とを両側から挟んで電解質ゲルを作用電極に押し付けて加圧する加圧密閉部を有しているため、微生物の代謝に由来する信号をより高感度に検出することができる。本測定装置は、だ液、喀痰、及び、その他のヒトに由来する液体の検体中における微生物に由来する代謝の情報をより高感度に、かつ、迅速に得ることができるため、各種疾病の診断、進行状況の管理等に用いることができる。
100 :バイオセンサ
101 :下部基材
102 :電極
103 :作用電極
104 :対電極
105 :作用電極
106 :スペーサ層
107 :電解質ゲル
108 :上部基材
109 :カバー部材
110 :凹欠部
111 :貫通孔
112 :開口
113 :開口
114 :第2切欠部
115 :第1切欠部
207 :電解質ゲル
500 :測定装置
501 :本体
502 :タッチパネル
503 :上歯
504 :下歯
505 :クリップ
506 :挿入口
507 :ヒンジ
901 :基材
902 :スペーサ
1001 :プロセッサ
1002 :記憶デバイス
1003 :入力デバイス
1004 :出力デバイス
1005 :測定デバイス
1006 :接続端子
1007 :バス
1101 :制御部
1102 :記憶部
1103 :入力部
1104 :出力部
1105 :加圧密閉部
1106 :電気化学測定部

Claims (6)

  1. 下部基材、前記下部基材の表面Aに配置され、前記下部基材の一方の端部から、前記表面Aに沿う方向に、前記下部基材の略中心へと延びる作用電極を含む少なくとも2つの電極、前記電極の少なくとも一部と直接接するよう前記電極上に配置された電解質ゲル、前記電解質ゲルの前記電極側とは反対側の面に接して前記電解質ゲルを覆うカバー部材、及び、前記カバー部材を支持し前記下部基材上に配置された上部基材を有するバイオセンサの、前記電極と接続され、前記作用電極と前記電解質ゲルとに挟まれた微生物の電気化学特性を測定する電気化学測定部と、
    前記下部基材と前記上部基材とを両側から挟んで前記電解質ゲルを前記作用電極に押し付けて加圧する加圧密閉部と、を有する、測定装置。
  2. 前記電解質ゲルが、親水性高分子と、電解質と、酸素吸着剤とを含有する、請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記上部基材と前記下部基材との間に、スペーサ層を更に有し、
    前記上部基材は、一方の表面Bから他方の表面Cへと向かう厚み方向に沿って貫通孔を有し、
    前記スペーサ層は、前記電解質ゲルの外周に嵌合する形状に凹欠し、前記凹欠した部分の側面から、前記表面Bに配置された前記貫通孔の開口に向かって前記スペーサ層の表面に沿う方向に延びる第1切欠部とを有し、
    前記上部基材の表面Aと、前記表面Bと、前記第1切欠部の側面とにより区画されるキャビティが、前記開口を介して前記貫通孔と連通し、前記上部基材の表面Cから前記電解質ゲルに至る流通路が形成されている、請求項1又は2に記載の測定装置。
  4. 前記スペーサ層、及び、前記上部基材は、
    その側面からその中心へと向かう前記表面Bと平行な方向に延びる第2切欠部を更に有しており、前記第2切欠部と前記表面Aとにより区画される凹部に前記電極の一部が露出している、請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記加圧密閉部は、互いの距離を調整可能な一対の板状部材を有し、前記板状部材を最も近づけた際のクリアランス距離は前記バイオセンサの最大厚み以下である、請求項4に記載の測定装置。
  6. 前記加圧密閉部は更に前記一対の板状部材少なくとも一方の表面上に配置されたスペーサを有し、前記加圧の際、前記スペーサが前記表面C側の前記貫通孔の開口を閉塞する、請求項5に記載の測定装置。
JP2020016030A 2020-02-03 2020-02-03 測定装置 Active JP7362119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016030A JP7362119B2 (ja) 2020-02-03 2020-02-03 測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016030A JP7362119B2 (ja) 2020-02-03 2020-02-03 測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021124305A JP2021124305A (ja) 2021-08-30
JP7362119B2 true JP7362119B2 (ja) 2023-10-17

Family

ID=77458407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020016030A Active JP7362119B2 (ja) 2020-02-03 2020-02-03 測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7362119B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523419A (ja) 2006-01-12 2009-06-25 バイオセンス テクノロジーズ インク. 迅速に細胞の生存テストを実行するための方法及び構成物
JP2011502546A (ja) 2007-11-20 2011-01-27 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 環境試料採取物品及び方法
WO2014181753A1 (ja) 2013-05-10 2014-11-13 ニプロ株式会社 測定装置
JP2019140955A (ja) 2018-02-19 2019-08-29 福井県 微生物検出装置及び検出方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038813A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Toto Ltd 光電流を用いた被検物質の特異的検出に用いられるセンサチップ及びそれを用いた測定装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523419A (ja) 2006-01-12 2009-06-25 バイオセンス テクノロジーズ インク. 迅速に細胞の生存テストを実行するための方法及び構成物
JP2011502546A (ja) 2007-11-20 2011-01-27 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 環境試料採取物品及び方法
WO2014181753A1 (ja) 2013-05-10 2014-11-13 ニプロ株式会社 測定装置
JP2019140955A (ja) 2018-02-19 2019-08-29 福井県 微生物検出装置及び検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021124305A (ja) 2021-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6153069A (en) Apparatus for amperometric Diagnostic analysis
CN1163744C (zh) 血液测定仪
CN1175268C (zh) 电化学分析元件
CA2811565C (en) Analyte measurement method and system with error trapping
AU2011219583B2 (en) Capacitance detection in electrochemical assay
KR100446468B1 (ko) 시료도입의 능력을 향상시킨 크로마토그래피 기능의다공성 박막이 구비된 바이오센서
CA2794978A1 (en) Analyte measurement method and system
KR20120099452A (ko) 바이오센서용 언더필 인식 시스템
TWI512287B (zh) 具有樣品偵測功能的電化學生物感測器裝置、系統以及偵測方法
WO2009125563A1 (ja) バイオセンサシステム、センサチップおよび血液試料中の分析物濃度の測定方法
KR101462019B1 (ko) 혈액측정기
US20240060928A1 (en) Biosensor
CN206876623U (zh) 一种具有红细胞压积校正功能的电化学血糖生物传感器
Márquez et al. Reconfigurable multiplexed point of care system for monitoring type 1 diabetes patients
US20100025265A1 (en) Potentiometric biosensor and the forming method thereof
TWM467058U (zh) 生化感測器
AU2013322547B2 (en) System and method for determining hematocrit insensitive glucose concentration
JP7362119B2 (ja) 測定装置
CN1710418A (zh) 一种快速检测血红蛋白的生物传感器及其测试方法
CN209148584U (zh) 一种多参数检测的电化学传感器电极试片
Punter-Villagrasa et al. Amperometric and impedance monitoring systems for biomedical applications
JP2020514773A (ja) 干渉物を有する生理液の検体濃度判定
JPH026737A (ja) 糖分測定装置
JPH04501309A (ja) 電流測定による診断分析の方法及び装置
CN100415896C (zh) 肌酸激酶生物传感器及其试剂的制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7362119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150