JP7340265B2 - 異常検出装置、異常検出方法、およびプログラム - Google Patents
異常検出装置、異常検出方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Description
本願は、2018年10月30日に、日本に出願された特願2018-204515号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態の異常検出装置1の構成の一例を示す図である。異常検出装置1は、異常検出対象の装置やシステムにおいて生じた異常を検出する。異常検出装置1は、例えば、制御部100と、記憶部200とを備える。制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサが記憶部200に記憶されるプログラム(ソフトウェア)を実行することにより、取得部102と、解析部104と、導出部106と、非類似度算出部108と、推定部109と、出力部110とを機能部として実現する。また、これらの構成要素のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
以下、解析部104の処理の詳細について説明する。まず、解析部104は、例えば、取得部102によって取得された検出結果に、公知の技術である滑走窓法などを利用して単変量の時系列情報を部分時系列とよばれる近傍の計測値を要素とするベクトルの集まりに変換する。これにより、解析部104は、検出結果を近傍の計測値を変数としてもつ多変量データとして再構成する。滑走窓法により再構成された検出結果に対して、複数のモード情報取得が可能な行列分解法を用いて多変量解析を行う場合、解析部104は、主成分分析結果に時間構造(ラグ構造)を取り込むことができるだけでなく、且つ窓幅の数だけ、検出結果から複数のモード情報を取得することができる。滑走窓法の詳細については、後述する。このようにして得られた複数のモード情報には、それぞれ異なる性質の異常(周期性の変化、不定期ノイズの混入、計測値の振動等)が示されており、推定部109は、解析部104によって取得された各モード情報に基づいて、多様な異常を判定する。
である。
以下、導出部106の処理の詳細について説明する。導出部106は、解析部104によって取得された複数のモード情報に基づいて、公知の手法(例えば、位相面法)によりモード情報を可視化する。以降は、導出部106は、解析部104によって取得された複数のモード情報に基づいて、位相平面、又は位相空間上に軌道を導出し、モード情報を可視化する場合について説明する。これにより、導出部106は、導出した軌道により検出結果の変化の特徴を拡大し、軌道の観察者に対してわずかな変化でも見逃しなく検知させることができる。更には、導出部106は、導出した軌道により、軌道の観察者に対して多くの物理的な情報を保持したまま視認性良く、異常の検知、異常の種類及び原因の推定などを行わせることができる。また、以降の説明において、導出部106が、解析部104によって取得された複数のモード情報に基づいて、位相平面、又は位相空間上に軌道を導出する手法を、(2)「軌道形状を利用したモード情報の可視化法」とも記載する。
また、非類似度算出部108は、例えば、導出部106によって位相平面に導出された軌道形状を、複素自己回帰係数に基づいて計算したユークリッド距離、対数尤度比距離、複素パワーケプストラム距離、複素パワーメルケプストラム距離、動的時間伸縮法、或いはニューラルネットワークなどを用いて、通常時との軌道形状の差を数値化する非類似度を算出し、この数値とこの非類似度に基づいてクラスタリングを行うことにより、異常事例と通常事例を分類する。推定部109は、このクラスタリング結果を用いて、閾値によらずに異常の有無を推定するとともに、異常の種類や原因の推定などを行う。以降の説明において、非類似度算出部108が軌道形状を数値化する手法を、(3-1)「モード情報により生成される軌道形状の定量法」と記載する。同じく非類似度算出部108が数値化した軌道形状を複数の通常事例における数値化した軌道形状との非類似度を計算し、これを基にクラスタリングを実行して異常事例と通常事例の分類を行う手法を、(3-2)「軌道形状の数値化情報に基づく非類似度の算出とこれに基づくクラスタリング法」とも記載する。
以下、解析部104が実行するモード情報取得処理の内容について説明する。上述したように、解析部104は、取得部102によって取得された単一センサの時系列情報に対して、例えば、滑走窓法を適用して時系列情報をベクトルの集まりに変換することにより、近傍の時間情報を変数としてもつ多変量データとして再構成することができる。これにより、解析部104は、多変量解析に適用する行列分解法を利用して窓幅の数だけ、複数モードの異常抽出が可能になる。また、解析部104は、同時にモード情報にラグ構造を取り込むこともできる。同時にモード情報にラグ構造を取り込む処理は、上述した「第1種モード情報取得処理」である。
以下、軌道形状を利用したモード情報の可視化法によって、導出部106がモード情報取得情報を可視化するための処理の内容について説明する。位相面法は、時間を横軸、計測値を縦軸にとった通常のプロットでは見分けることが困難なわずかな変化でも位相面上に拡大する効果があるため、感度よく状態変化を可視化する手法としてよく知られた手法である。導出部106は、位相面法を利用した軌道だけでなく、図6D、Eに示したような横軸時間、縦軸主成分スコアのような時系列プロットによる軌道生成を行うこともできる。時系列プロットによる軌道でも、位相面法を利用した軌道に用いる検知手順を応用して、非類似度算出部108、推定部109を経て、異常を検知することができる。
以下、モード情報取得情報により生成される軌道形状の定量法と軌道形状の数値化情報に基づく非類似度の算出とこれに基づくクラスタリング法の例として、非類似度算出部108が算出する複素自己回帰係数によって位相面軌道形状を数値化し、通常時の位相面軌道情報を記憶した軌道形状情報204から算出される通常時の位相面軌道形状の数値と検出対象のデータを用いて生成した位相面軌道から算出した数値を用いて非類似度を算出する処理の内容について説明する。軌道形状情報204には、予め以下に述べる方法で軌道形状を数値化した結果を位相面軌道情報と合わせて記録しておき、この数値情報を読み出して非類似度の算出を行ってもよい。これによって位相面軌道形状の数値化にかかる処理時間を短縮することができる。一例として、非類似度算出部108は、導出部106によって導出された軌道の形状を軌道形状毎に複素自己回帰係数を利用するといった画像抽出手法で数値情報に変換する。以降の説明では、非類似度算出部108が、複素自己回帰係数から計算された複素パワーケプストラム距離を用いて、通常状態との非類似度を算出する方法を説明する。非類似度算出部108は、複素自己回帰係数により軌道形状を数値化した情報を用いて、複数の通常状態の軌道形状を同様に数値化した情報との間で、2つの複素自己回帰係数間の差分(距離)である複素パワーケプストラム距離を算出する。さらに、非類似度算出部108は、算出された複素パワーケプストラム距離に基づいて、クラスタリングを行って、通常事例と異常事例を分類する。複素パワーケプストラム距離は、「位相面軌道形状間の非類似度計算」の一例であり、「位相面軌道形状間の非類似度計算」の手法は、これに限られない。非類似度算出部108は、ユークリッド距離、対数尤度比距離、複素パワーケプストラム距離、複素パワーメルケプストラム距離などの手法を用いて非類似度の算出を行うことができる。
以下、推定部109において、非類似度算出部108の計算結果を状態遷移マトリクスを用いて統合することによって、異常を示しているセンサを特定し、センサ異常かシステム異常かを判定する方法について説明する。推定部109は、非類似度に基づくクラスタリングの結果を用いて、検出対象のセンサの組み合わせが、異常値を示しているか否かを推定した結果を、状態遷移マトリクスを生成して整理することにより、異常値を示しているセンサを特定し、異常の種類や原因の推定をするなどの詳細な分析を行うことができる。例えば、図12に示すように、状態遷移マトリクスは、センサをそれぞれ縦軸、及び横軸として対応付けて、異常推定結果を書き込んだものである。以下に状態遷移マトリクスの生成法について説明する。
以下、異常検出装置1の動作の内容について説明する。図13は、異常検出装置1の処理の一連の流れを示すフローチャートである。例えば、取得部102は、異常検出対象のログ情報から検出結果情報300を取得する(ステップS100)。次に、解析部104、導出部106、非類似度算出部108を経て、取得部102によって取得された検出結果情報300を解析した結果に基づいて、推定部109が異常値を示している特定センサを推定する(ステップS102)。ステップS102の処理の詳細については、後述する。出力部110は、推定部109によって特定センサであると推定されたセンサに係る情報を出力する(ステップS104)。
以下、(1)多様な異常の特徴を抽出するためのモード情報取得処理を行って、モード情報取得情報を軌道形状を利用して可視化し、可視化した軌道形状を定量した軌道形状の数値化情報に基づいて非類似度を算出し、算出した非類似度に基づくクラスタリングの結果を利用して状態遷移マトリクスを生成する処理(2)状態遷移マトリクスを用いた詳細判定の順で、ステップS102の処理を実行する方法の一例について説明する。
図14は、ステップS102に係る特定センサの推定処理の一連の流れを示すフローチャートである。以下、図14を参照し、解析部104が各センサから得られた時系列情報に対して「第1種モード情報取得処理」により異常の特徴を抽出し、導出部106が「モード情報取得処理」が行われていない0次モードも含めた複数モードの中から適切と思われる組み合わせを選んで2次元位相面軌道を生成し、非類似度算出部108によって軌道形状を数値化し、これに基づいて算出された非類似度に基づくクラスタリングを行った結果を利用して、推定部109が状態遷移マトリクスを生成する場合を例にとって説明する。図13の一例において、閾値が設定されておらず、単一センサの時系列情報からは、センサが異常値を示しているかどうかの推定が難しい場合について説明する。閾値が設定されていない場合は、縦軸と横軸とに示される要素が一致する対角要素の異常推定は、この対角要素より下の部分の状態遷移マトリクスの完成を待って行われる。なお上述したように、状態遷移マトリクスは、縦軸と横軸とに示される要素が一致する対角要素をはさんで上下対称であり、本実施例では「センサA-センサB」と「センサB-センサA」は区別しないので、図12に示すように、対角要素を含む下半分だけを生成すればよい。また上記の実施例に示したように、図12と同じように、「センサA」から「センサF」までの6個のセンサの計測値に対して、異常推定を実施する場合を想定して以下の説明を行う。例えば、「第1種モード情報取得処理」を行うため、解析部104は、取得部102が取得した検出結果情報300を滑走窓法を利用してセンサ毎に時間ベクトルに変換する(ステップS300)。解析部104は、この変換により多変量データに再構成されたデータセットが互いに独立であるとみなして、センサ毎に行列分解法を利用した多変量解析法を用いて、多様な異常の特徴を複数のモード情報として抽出する(ステップS302)。
以下、推定部109で状態遷移マトリクスを用いた詳細判定を行うステップS320の処理について説明する。図15は、ステップS320に係る特定センサの推定処理の一連の流れを示すフローチャートである。図15に示されるフローチャートにおいて、各種指標値や軌道の算出対象であるセンサが、「センサA」「センサB」「センサC」「センサD」「センサE」「センサF」の6個であり、相関関係情報202によれば、この中で相関関係にあるセンサは、「センサA」「センサB」のみであることがわかっている場合を例に説明する。この例では、複数のセンサ故障は、起きない場合について説明する。推定部109は、センサ名が一致しない要素の記入が終わった状態遷移マトリクス情報を取得し(ステップS400)、「×」の付されたセンサ対があるかどうかを調べる(ステップS402)。推定部109は、「×」の付されたセンサ対がひとつもなければ、異常なしと推定し(ステップS428)、事前に選定された全モードの状態遷移マトリクスで検証を行ったかの判定へすすむ(ステップS420)。ステップS420以降の手順は、以下のステップを合わせて説明する。「×」の付されたセンサ対があれば、そのうちのひとつ選ぶ(例えば、縦軸「センサA」と横軸「センサB」の要素から「センサA」と「センサB」のセンサ対)(ステップS404)。選んだセンサ対の一方(例えば、「センサB」)を特定センサであるか否かを推定する推定対象のセンサ(以後第1センサとよぶ)とする(ステップS406)。このとき、同一の状態遷移マトリクスの同一のペアですでに第1センサに選ばれたセンサは第1センサには選ばない。
なお、上述では、特定センサを推定するステップS102において、解析部104における(1)「多様な異常の特徴を抽出するためのモード情報取得」(2)「軌道形状を利用したモード情報取得情報の可視化」(3-1)「モード情報取得情報により生成される軌道形状の定量化」(3-2)「軌道形状の数値化情報に基づく非類似度の算出とこれに基づくクラスタリング」(4)「非類似度算出部の計算結果を状態遷移マトリクスにより統合して実行する詳細な推定処理」を順番に実行する場合のフローチャートについて説明したが、本発明の実施例は、これに限定されない。ステップS102では、(1)~(4)の手順のうち、異常検出の目的に応じて、適切な手順を組み合わせてフローチャートを実行することができる。異常の性質によっては、高次モード変換を行わない0次モードの情報を利用して(あるいは高次モード情報と適当に組み合わせて)位相面軌道を生成するほうが適切な場合もある。また必ずしもすべてのモードについて状態遷移マトリクスを生成する必要もない。検知したい異常の特徴が分かっている場合には、適切なモードの組み合わせを選んで、異常検出を行うことで検知にかかる計算処理時間を短縮することができる。また必ずしもすべてのセンサ対について位相面軌道を生成する必要もない。ここで実施例として説明したのは記録された情報をオフラインで解析するのに適した手法であったが、例えば、オンラインでの素早い異常検出による緊急停止が目的であれば、対象とする故障モードを限定し、解析対象のセンサ対を絞ることで、異常検出にかかる時間を短縮することができる。0.01秒を争う検知が必要でなければ効率的な整備を行うための異常検出やその原因の推定、あるいは異常の予兆の検知などが目的であれば、多少時間がかかっても、網羅的に解析を行う方法が望ましい。またモード情報取得処理の前に検出結果の平均と分散をそろえる標準化のようなモード情報取得処理以外の処理を加えてもよいし、モード情報取得処理後にこのような処理を行ってもよい。モード情報取得処理にも上述のように「第1種モード情報取得処理」、「第2種モード情報取得処理」、およびこれらを組み合わせた処理があり、位相面軌道の導出にもどのようなモード情報を選ぶかで任意の情報を組み合わせて軌道を導出できることや、位相面を用いない通常の時系列情報がつくる軌道からも同様の処理で非類似度が計算できることも述べている。
上記、2つのセンサ間の位相面軌道形状を利用した異常検出の処理フローは、2つのセンサ間の相関関係を推定する際にも用いることができる。例えば、図11は、複数の通常事例間で「センサA」と「センサB」がつくる位相面軌道の非類似度の判定を行った結果を示したものだが、検出対象と複数の通常事例間の「センサA」と「センサB」のつくる位相面軌道形状の非類似度の比較ではなく、通常事例における全センサの組合せについて、位相面軌道形状を生成し、物理的な関係式などから相関関係が明らかなセンサ対をモデルペアとして、複数のモードでの非類似度を比較することにより、相関関係のあるグループとないグループにクラスタリングすることが可能である。このように上記異常検出装置を用いて解析した結果を、上記状態遷移マトリクス上に相関関係があると推定される場合に「〇」、相関関係がないと推定される場合に「×」を書き込むことにすれば、センサ間の相関関係マトリクスを上記異常検出装置を用いて生成することができる。複数モードで相関関係を調べることにより、ノイズが多く、判断が難しい場合も、相関関係の判定が可能になる。相関関係表の生成は、異常判定と並行して行うこともできるが、予め通常データを用いて実行しておき、相関関係情報202に記録しておいてもよい。
また、上述では、「第1種モード情報取得処理」と名付けた、滑走窓毎の時系列データをベクトルの集まりに変換することにより得られたデータを、近傍の時間情報を変数としてもつ多変量データとして再構成することによって行列分解法を用いた多変量解析を行うことで複数モードにより多様な異常を抽出する例を説明したが、「第2種モード情報取得処理」も含めて、多様なモード情報を抽出する方法は、主成分分析に限られない。導出部106は、因子分析や、スパース主成分分析、ファジィ主成分分析、カーネル主成分分析、確率的主成分分析、ロバスト主成分分析など主成分分析と同様のモード情報取得が可能な行列分解手法を用いた多変量解析により複数モードの特徴抽出ができる方法を適用して、異常の特徴抽出を行ってもよい。また実施例の中で説明したように「第2種モード情報取得」と名付けた公知の時間領域での主成分分析や因子分析の手法に「第1種モード情報取得」の結果を利用することで、ラグ構造を導入できることから、センサの測定値がラグを伴って作用しあうような場合の異常検出にも力を発揮する。周波数の変化や、ラグを伴って発生する異常など検知する異常の性質にふさわしいモードを選定することで、見逃しや誤検知を減らし、正確な異常検出が可能になる。また「第1種モード情報取得処理」には、ラグ構造を導入して多変量データに再構成し、主成分分析をかける一連の処理には、ノイズフィルタのような効果が生まれるため、例えば窓幅などによって決まる多変量データに再構成する際のベクトル化の次元を検出結果に応じて調整することで、ノイズの多いデータからノイズを除去し、誤検知を減らすこともできる。
なお、上述では、解析部104、導出部106、非類似度算出部108、推定部109が(1)~(4)の手順によって特定センサを推定する場合について説明したが、本発明の実施例は、これに限られない。解析部104、導出部106、非類似度算出部108、推定部109は、例えば、検出結果情報300のような情報を取得すると、通常時の検出結果と非類似度の高い異常値を計測しているセンサを、特定センサとして出力するように学習された学習モデルに基づいて、特定センサを推定してもよい。この場合、推定部109は、当該学習モデルに検出結果情報300に示される検出結果を入力し、出力として得られたセンサを特定センサとして推定する。
Claims (22)
- 複数のセンサの各々が検出対象の状態を所定時間毎に検出した複数の検出結果を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された複数の前記検出結果のそれぞれに対して、異常の性質に応じた特徴を抽出する複数のモード情報取得処理を行って得られた複数のモード情報に基づいて、前記複数のセンサのうち、異常の可能性がある特定センサを推定する推定部と、
前記取得部により所定時間毎に取得された前記検出結果の時系列情報を時間構造によって前記センサ毎の多変量データに再構成し、再構成した前記多変量データを多変量解析手法によって解析することにより、前記複数のモード情報を取得する解析部と、
を備え、
前記推定部は、前記解析部によって取得された前記複数のモード情報に基づいて、前記特定センサを推定する、
異常検出装置。 - 前記解析部は、滑走窓法によって前記多変量データに前記時間構造を導入する、
請求項1に記載の異常検出装置。 - 前記解析部は、前記滑走窓法の窓幅を、所定値以上にすることにより、前記多変量データのノイズを除去する、
請求項2に記載の異常検出装置。 - 前記解析部は、2つ以上の前記センサを選択したセンサグループ毎に、前記センサグループの同一時刻の検出結果を検出時刻毎に組み合わせることで、前記検出結果を多変量データに再構成し、再構成された前記多変量データを多変量解析手法によって解析することにより、前記複数のモード情報を取得する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の異常検出装置。 - 前記解析部は、2つ以上の前記センサを選択したセンサグループ毎に、時間構造の導入によって前記センサ毎に再構成した前記多変量データから多変量解析により得られたモード情報を検出時刻毎に組み合わせることで、前記センサ毎のモード情報を多変量データに再構成し、再構成された前記多変量データを多変量解析手法によって解析することにより、前記複数のモード情報を取得する、
請求項4に記載の異常検出装置。 - 前記解析部は、前記複数のセンサの中で、所定の数のセンサについて、所定の種類のセンサについて、又は互いに相関関係にあるセンサについて、前記モード情報を取得する、
請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の異常検出装置。 - 前記モード情報を2つ組合せ、一方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ、2次元の位相平面の第1軸上の値とし、他方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ前記位相平面の第2軸上の値とし、同時刻の要素を座標とした軌道を導出する導出部を更に備え、
前記推定部は、前記導出部によって導出された前記軌道に基づいて、前記特定センサを推定する、
請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の異常検出装置。 - 前記モード情報の計測時刻に係る情報を、座標平面の第1軸とし、前記モード情報の計測値に係る情報を、前記座標平面の第2軸とする2次元平面上の軌道を導出する導出部を更に備える、
請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の異常検出装置。 - 前記導出部は、
相関関係のある前記センサに関して前記軌道を導出する、
請求項7又は請求項8に記載の異常検出装置。 - 前記推定部は、前記導出部によって導出された前記軌道の形状が、通常状態の軌道の形状と異なる場合、前記軌道に係る前記センサを、前記特定センサとして推定する、
請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の異常検出装置。 - 前記軌道の形状に基づいて、非類似度を算出する非類似度算出部を更に備え、
前記推定部は、前記非類似度算出部によって算出された前記非類似度が通常時のデータ相互間の非類似度と比して大きい場合、当該非類似度に係る前記センサを、前記特定センサとして推定する、
請求項7から請求項10のうちいずれか一項に記載の異常検出装置。 - 前記非類似度算出部は、クラスタリング手法によって複数の通常データと検出対象データを前記非類似度に基づいて分類し、
前記推定部は、検出対象が通常データと異なるクラスタに分類された場合、前記センサを、前記特定センサとして推定する、
請求項11に記載の異常検出装置。 - 相関関係がある前記センサを示す相関関係情報を生成する相関関係情報生成部を更に備え、
前記相関関係情報生成部は、前記非類似度算出部によって算出された相関関係にあるセンサの組合せがつくる位相面軌道形状と相関関係の判定をするセンサの組合せがつくる位相面軌道形状を非類似度によりクラスタリングした結果に基づいて、相関関係の判定をするセンサの組合せが、前記推定部により相関関係のあるセンサグループに分類されていると推定された結果を、前記相関関係情報として生成する、
請求項12に記載の異常検出装置。 - 前記推定部は、前記センサの組合せ毎に、前記センサ、及びセンサの組合せが異常値を示しているか否かを推定した要素を有する状態のマトリクスを生成し、生成した前記状態のマトリクスに基づいて、前記特定センサの推定、特定センサに係る異常の原因、又は異常の種類を推定する、
請求項7から請求項13のうちいずれか一項に記載の異常検出装置。 - 前記推定部は、前記状態のマトリクスにおいて、前記センサ間の相関関係の破綻の有無に基づいて、前記特定センサに係る異常の原因、又は異常の種類を推定する、
請求項14に記載の異常検出装置。 - 前記推定部は、前記状態のマトリクスに異常値を示している要素があり、且つ当該要素に係るセンサと相関関係にあるセンサの要素が異常値を示していない場合、センサ間の相関関係が破綻していると推定し、異常値を示している要素に係るセンサが故障していると推定する、
請求項14又は請求項15に記載の異常検出装置。 - 前記推定部は、前記状態のマトリクスに異常値を示している要素があり、且つ当該要素に係るセンサと相関関係にあるセンサの要素が異常値を示している場合、センサ間の相関関係が破綻していないと推定し、前記センサの検出対象のシステムが故障していると推定する、
請求項14から請求項16のうちいずれか一項に記載の異常検出装置。 - コンピュータに、
複数のセンサの各々が検出対象の状態を所定時間毎に検出した複数の検出結果を取得させ、
取得された複数の前記検出結果のそれぞれに対して、異常の性質に応じた特徴を抽出する複数のモード情報取得処理を行って得られた複数のモード情報に基づいて、前記複数のセンサのうち、異常の可能性がある特定センサを推定させる、
プログラムであって、
所定時間毎に取得された前記検出結果の時系列情報を時間構造によって前記センサ毎の多変量データに再構成させ、再構成された前記多変量データを多変量解析手法によって解析することにより、前記複数のモード情報を取得させ、
取得された前記複数のモード情報に基づいて、前記特定センサを推定させる、
プログラム。 - 複数のセンサの各々が検出対象の状態を所定時間毎に検出した複数の検出結果を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記検出結果の時系列情報を時間構造によって前記センサ毎の多変量データに再構成し、再構成した前記多変量データを主成分分析法によって解析することにより、前記センサ毎に特徴が抽出された主軸上のスコアの時系列情報であるモード情報を取得する解析部と、
前記解析部で取得された複数のモード情報から選択した2つのモード情報について、一方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ、2次元の位相平面の第1軸上の値とし、他方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ前記位相平面の第2軸上の値とし、同時刻の要素を座標とした軌道を導出する導出部と、
前記導出部によって導出された前記軌道の形状が、通常状態の軌道の形状と異なる場合、前記軌道に係る2つのセンサを、異常の可能性がある特定センサとして推定する推定部と、
を備える異常検出装置。 - 前記導出部は、前記複数のセンサそれぞれについて、当該センサに係るモード情報および他のセンサに係るモード情報に基づく軌道を導出し、
前記推定部は、前記導出部によって導出されたそれぞれの軌道に基づいて、当該センサおよび他のセンサを特定センサとして推定し、
前記複数のセンサそれぞれについて、当該センサと他のセンサの組合せ毎に、前記センサの組合せが特定センサとして推定したか否かを示す要素を有する状態のマトリクスを生成し、
生成した前記状態のマトリクスに基づいて、異常の可能性のある1のセンサを推定する、
請求項19に記載の異常検出装置。 - 複数のセンサの各々が検出対象の状態を所定時間毎に検出した複数の検出結果を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された複数の前記検出結果のそれぞれに対して、異常の性質に応じた特徴を抽出する複数のモード情報取得処理を行って得られた複数のモード情報に基づいて、前記複数のセンサのうち、異常の可能性がある特定センサを推定する推定部と、
前記モード情報を2つ組合せ、一方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ、2次元の位相平面の第1軸上の値とし、他方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ前記位相平面の第2軸上の値とし、同時刻の要素を座標とした軌道を導出する導出部と、
を備え、
前記推定部は、前記導出部によって導出された前記軌道の形状が、通常状態の軌道の形状と異なる場合、前記軌道に係る前記センサを、前記特定センサとして推定する、
異常検出装置。 - 複数のセンサの各々が検出対象の状態を所定時間毎に検出した複数の検出結果を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された複数の前記検出結果のそれぞれに対して、異常の性質に応じた特徴を抽出する複数のモード情報取得処理を行って得られた複数のモード情報に基づいて、前記複数のセンサのうち、異常の可能性がある特定センサを推定する推定部と、
前記モード情報を2つ組合せ、一方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ、2次元の位相平面の第1軸上の値とし、他方のモード情報に含まれる要素をそれぞれ前記位相平面の第2軸上の値とし、同時刻の要素を座標とした軌道を導出する導出部と、
前記軌道の形状に基づいて、非類似度を算出する非類似度算出部と、
を備え、
前記推定部は、前記非類似度算出部によって算出された前記非類似度が通常時のデータ相互間の非類似度と比して大きい場合、当該非類似度に係る前記センサを、前記特定センサとして推定する、
異常検出装置。
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