以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本開示が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る商品情報連携システム100の機能構成の一例を示す図である。図2は、実施の形態1に係る商品情報連携システム100の店舗80へのタグ情報取得部13のアンテナ131を設置する一例を示す図である。
実施の形態1に係る商品情報連携システム100は、複数の店舗80が入居しているショッピングモールなどの施設内の各店舗80で扱う商品情報とECサイトで扱う商品情報とを連携させるシステムである。この商品情報連携システム100は、メインサーバ10を備えている。
メインサーバ10は、通信部11と、記憶部12と、タグ情報取得部13(以下、第一タグ情報取得部とも称する)と、制御部14とを備えている。
通信部11は、ネットワークNを介して他の装置(後述する端末装置60、報知装置70など)と無線通信を行うものである。通信部11は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、あるいはZigBee(登録商標)などの一般的な通信規格によって構成されている。
記憶部12は、顧客情報記憶部121と商品情報記憶部122とを備えている。記憶部12は、各種情報を記憶するものであり、例えば、フラッシュメモリ、EPROM、および、EEPROMなどの、データの書き換え可能な不揮発性の半導体メモリからなる。
顧客情報記憶部121は、顧客情報を記憶するものである。例えば、施設では、会員カードを発行する際に、顧客から氏名、年齢、性別、家族構成、趣味などの属性を取得する。顧客情報記憶部121には、これらの顧客の属性情報が、顧客毎に顧客情報として記憶されている。また、顧客情報記憶部121には、顧客の買い物の履歴が記憶されている。
商品情報記憶部122は、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を含む商品情報を記憶するものである。ここで、SKUコードとは、在庫を管理する上での最小単位を示すコードであり、JANコードとは、世界共通の商品識別番号のことである。また、商品番号とは、複数桁の数字であり、商品名、カテゴリ、アイテム、ブランド、カラー、サイズなど、様々な情報を含むものである。商品情報記憶部122には、商品番号に加え、在庫の有無、保管場所、決済の有無など、様々な情報が記憶されている。ここで、保管場所とは、商品がどこに保管されているかを示すものであり、この情報によって商品が施設内の店舗80に保管されているのか、施設内の店舗80ではなくECサイトの倉庫に保管されているのかなどが分かる。つまり、保管場所が「店舗」であれば施設内の店舗80に在庫があることを示しており、保管場所が「ECサイトの倉庫」であればECサイトのみに在庫があることを示している。そのため、商品情報記憶部122では、ECサイトで扱う商品情報に加え、施設内の店舗80で扱う商品情報も管理されている。なお、保管場所は、店舗80の商品陳列エリア81、店舗80のストックエリア82、ECサイトの倉庫A、倉庫Bなど、細分化してもよい。また、各店舗80で扱う商品情報は、各店舗80で独自のPOSシステムによっても管理されている。
タグ情報取得部13は、商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取るものである。ここで、RFIDタグには、商品を識別するための固有の情報である商品番号が記憶されている。タグ情報取得部13は、RFIDタグに電波を発信、あるいはRFIDタグから電波を受信するアンテナ131と、アンテナ131への電波の発信指示をするとともに、アンテナ131が受信した電波からRFIDのタグ情報を読み取るタグリーダー132とを備えている。タグ情報取得部13のアンテナ131は、図2に示すように、例えば施設内の各店舗80の商品が陳列されている商品陳列エリア81(破線で囲まれたエリア)の屋根裏など、および、施設内の各店舗80の商品が保管されているストックエリア82(二点鎖線で囲まれたエリア)の屋根裏などにそれぞれ複数設置されている。これらアンテナ131は、商品陳列エリア81およびストックエリア82の全体をカバーするように設置されている。このようにアンテナ131を各店舗80の商品陳列エリア81およびストックエリア82にそれぞれ設置することで、各店舗80の全エリアの商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取ることができる。なお、販売対象外の商品がある場合は、金属製の箱など電波を遮蔽する容器に入れることで、その商品のRFIDタグをタグ情報の読み取り対象から除外することができる。
制御部14は、変換部141(以下、第一変換部とも称する)と、処理部142(以下、第一処理部とも称する)とを備えている。制御部14が専用のハードウェアである場合、制御部14は、例えば、単一回路、複合回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。制御部14が実行する各機能のそれぞれを、個別のハードウェアで実現してもよいし、各機能を一つのハードウェアで実現してもよい。
制御部14がCPUの場合、制御部14が実行する各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。CPUは、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行することにより、制御部14の各機能を実現する。
なお、制御部14の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
変換部141は、タグ情報取得部13が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得るものである。なお、タグ情報は各店舗80によって異なるフォーマットとなっており、各店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従ってタグ情報を変換することで、各店舗80で共通の商品番号を得ることができる。また、タグ情報には、店舗80を識別するための固有の情報が含まれている場合と含まれていない場合とがあり、タグ情報に店舗80を識別するための固有の情報が含まれている場合、その情報に基づいた変換ルールに従って、タグ情報を変換する。一方、タグ情報に店舗80を識別するための固有の情報が含まれていない場合、同じエリアに複数の店舗80の商品が置かれることがないことを利用し、エリア毎にその店舗80の変換ルールをあらかじめ設定し、その変換ルールに従って、タグ情報を変換する。
処理部142は、変換部141がタグ情報を変換することで取得した商品情報を処理するものである。処理部142は、変換部141が変換した商品情報が、商品情報記憶部122に記憶されている商品情報と一致するか否かの判定を行い、変換部141が変換した商品情報が、商品情報記憶部122に記憶されている商品情報と一致した場合、変換部141が変換した商品情報を活用し、変換部141が変換した商品情報が、商品情報記憶部122に記憶されている商品情報と一致しなかった場合、変換部141が変換した商品情報を破棄する。
ここで、変換部141が変換した商品情報を活用することの一例として、処理部142は、変換部141が取得した商品番号が商品情報記憶部122に記憶されている商品番号と一致した場合、商品情報記憶部122に記憶されている商品番号の商品の在庫情報に店舗在庫を加算する。つまり、在庫の属性が「店舗」の在庫数に1を加算する。こうすることで、店舗80で扱う商品の在庫とECサイトで扱う商品の在庫とを一元管理することができる。従来では施設での商品情報とECサイトでの商品情報とが一元管理されておらず、店舗80で扱う商品の在庫とECサイトで扱う商品の在庫とを別々に抱える必要があった。しかし、実施の形態1では、施設での商品情報とECサイトでの商品情報とが連携しており、ECサイトから注文があった商品に対して、店舗在庫を割り当てることができるようになるため、ECサイトで扱う商品の在庫数を減らすことができる。
また、商品情報記憶部122には、ECサイトの在庫情報に加え、施設内の各店舗80の在庫情報も記憶されているため、メインサーバ10の処理部142は、顧客が所有するスマートフォンあるいはPC、または、施設で貸し出されるタブレットなどの顧客が閲覧する端末装置60の表示部に表示される施設アプリケーションの画面あるいは施設HP(ホームページ)の画面などに、施設内の店舗80に在庫がある商品情報をリアルタイムで表示させる。このように、施設アプリケーションあるいは施設HPの画面などに、施設内の店舗80に在庫がある商品情報をリアルタイムで表示することにより、施設内の各店舗80へ来店誘導することが可能となる。
また、商品情報記憶部122には、ECサイトの在庫情報に加え、施設内の各店舗80の在庫情報も記憶されているため、顧客が端末装置60などから、施設内の各店舗の在庫情報を検索することができる。つまり、顧客が端末装置60などから施設内の店舗80の在庫情報を検索する操作がされたら、メインサーバ10の処理部142は、商品情報記憶部122に記憶されている在庫情報に基づいて検索を行い、検索結果を端末装置60の表示部に表示させる。このようにすることで、顧客が施設内の各店舗80の在庫情報を容易に検索することが可能となる。
また、タグ情報取得部13のアンテナ131は、例えば施設内の各店舗80の商品が陳列されている商品陳列エリア81に複数設置されているため、タグ情報取得部13は、あらかじめ設定された時間(例えば、1時間)毎に、商品陳列エリア81の商品に付されたRFIDタグからタグ情報を取得する。このように、各店舗80の商品陳列エリア81の商品に付されたRFIDタグからタグ情報をあらかじめ設定された時間毎に取得することで、各店舗80内の商品陳列エリア81に陳列されている商品およびその数を把握することが可能となる。そして、メインサーバ10の処理部142は、あらかじめ設定された時間毎に各商品の数と商品毎にあらかじめ設定された閾値とを比較し、閾値未満となった商品があった場合、店員が業務中に携帯するPDA端末などの、店員が閲覧する報知装置70の表示部に商品陳列エリア81に陳列されている商品が減少している旨を表示させる。このようにすることで、自動棚卸を実現することができる。
以上、実施の形態1に係る商品情報連携システム100は、施設内の店舗80に設置され、該店舗80の商品に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取る第一タグ情報取得部と、第一タグ情報取得部が読み取ったタグ情報を、読み取った店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換してSKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る第一変換部と、ECサイトで扱う商品情報を記憶するものであり、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を商品情報に含む商品情報記憶部122と、第一変換部が得た商品番号と商品情報記憶部122に記憶されている商品番号とが一致するか否かの判定を行い、第一変換部が得た商品番号が商品情報記憶部122に記憶されている商品番号と一致した場合、商品情報記憶部122に記憶されている商品番号の商品の在庫情報に店舗在庫を加算する第一処理部と、を有するメインサーバ10を備えたものである。
実施の形態1に係る商品情報連携システム100によれば、第一変換部が得た商品番号と商品情報記憶部122に記憶されている商品番号とが一致するか否かの判定を行い、第一変換部が得た商品番号が商品情報記憶部122に記憶されている商品番号と一致した場合、商品情報記憶部122に記憶されている商品番号の商品の在庫情報に店舗在庫を加算する。そのため、莫大なコストおよび時間をかけることなく、施設内の各店舗80の商品情報をECサイトの商品情報に連携することができる。
また、実施の形態1に係る商品情報連携システム100において、第一処理部は、端末装置60の表示画面に、施設内の店舗80に在庫がある商品情報をリアルタイムで表示させるものである。
実施の形態1に係る商品情報連携システム100によれば、端末装置60の表示画面に、施設内の店舗80に在庫がある商品情報をリアルタイムで表示させるため、施設内の各店舗へ来店誘導することが可能となる。
また、実施の形態1に係る商品情報連携システム100において、第一処理部は、端末装置60から施設内の店舗80の在庫情報を検索する操作がされたら、商品情報記憶部122に記憶されている施設内の在庫情報に基づいて検索を行い、検索結果を端末装置60の表示部に表示させるものである。
実施の形態1に係る商品情報連携システム100によれば、端末装置60から施設内の店舗80の在庫情報を検索する操作がされたら、商品情報記憶部122に記憶されている施設内の在庫情報に基づいて検索を行い、検索結果を端末装置60の表示部に表示させるため、顧客が施設内の各店舗80の在庫情報を容易に検索することが可能となる。
また、実施の形態1に係る商品情報連携システム100において、第一タグ情報取得部はアンテナ131を有し、アンテナ131は、店舗80の商品が陳列されている商品陳列エリア81に複数設置されており、第一タグ情報取得部は、店舗80の商品に付されたRFIDタグのタグ情報をあらかじめ設定された時間毎に読み取り、第一処理部は、あらかじめ設定された時間毎に各商品の数と商品毎にあらかじめ設定された閾値とを比較し、閾値未満となった商品があった場合、報知装置70の表示部に商品陳列エリア81に陳列されている商品が減少している旨を表示させる。
実施の形態1に係る商品情報連携システム100によれば、第一タグ情報取得部が店舗80の商品に付されたRFIDタグのタグ情報をあらかじめ設定された時間毎に読み取ることで、店舗80内の商品陳列エリア81に陳列されている商品およびその数を把握することが可能となる。そして、第一処理部は、あらかじめ設定された時間毎に各商品の数と商品毎にあらかじめ設定された閾値とを比較し、閾値未満となった商品があった場合、報知装置70の表示部に商品陳列エリア81に陳列されている商品が減少している旨を表示させることで、自動棚卸を実現することができる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図3は、実施の形態2に係る商品情報連携システム100の機能構成の一例を示す図である。図4は、図3に示すメインサーバ10の詳細図である。図5は、図3に示すショッピングカート20の端末部20bの詳細図である。図6は、図3に示すデジタルサイネージ30の詳細図である。図7は、図3に示すセルフレジ40の端末部40bの詳細図である。図8は、図3に示す監視装置50の詳細図である。図9は、実施の形態2に係る商品情報連携システム100のショッピングカート20の端末部20bの表示部25の表示画面の一例を示す図である。図10は、実施の形態2に係る商品情報連携システム100のショッピングカート20の一例を示す概略図である。図11は、実施の形態2に係る商品情報連携システム100のセルフレジ40の一例を示す概略図である。
実施の形態2に係る商品情報連携システム100は、図3に示すように、メインサーバ10に加え、ショッピングカート20と、デジタルサイネージ30と、セルフレジ40と、監視装置50とを備えている。
メインサーバ10の制御部14は、図4に示すように、変換部141および処理部142に加え、関連商品選択部143と、店舗位置情報出力部144とを備えている。関連商品選択部143は、ショッピングカート20から送信される商品番号に基づいて、商品情報記憶部122に記憶されている商品情報を検索し、顧客に提案すべき商品を選択する。そして、関連商品選択部143は、選択した商品の商品情報をショッピングカート20に送信する。店舗位置情報出力部144は、ショッピングカート20から送信される商品番号に基づいて、施設内の複数の店舗80の中から、この商品が販売されている店舗80を検索し、商品が販売されている店舗80の位置を示す売場位置情報を取得する。そして、店舗位置情報出力部144は、取得した店舗位置情報をショッピングカート20に送信する。すなわち、店舗位置情報出力部144は、関連商品選択部143が選択した関連商品を扱う店舗80の位置を示す店舗位置情報を、後述するショッピングカート20の表示部25に表示させる。表示部25には、例えば、図9に示すように、施設内におけるショッピングカート20の現在位置25a、関連商品選択部143が選択した関連商品を扱う店舗位置25b、関連商品選択部143が選択した関連商品25cが表示される。
ショッピングカート20は、施設内において顧客が利用する装置であり、図10に示すようにカート部20aと端末部20bとを備えている。カート部20aは、購入候補の商品を収納する買い物かご(図示せず)が載置されるかご載置部20a1と、床面上を円滑に移動させるためのキャスタ部20a2と、小さい子供を乗せるチャイルドシート部20a3とを備えている。端末部20bは、例えばタッチパネル式のコンピュータを備えており、種々の操作の受付、および種々の画像や音声の提示を制御する。なお、かご載置部20a1は、カート部20aとは別体の買い物かごが載置されるように構成されているが、それに限定されず、買い物かごがかご載置部20a1と一体に構成されていてもよい。以下、かご載置部20a1に載置された買い物かごをかご部と称する。
ショッピングカート20の端末部20bは、図5に示すように、通信部21と、顧客情報取得部22と、タグ情報取得部23(以下、第二タグ情報取得部とも称する)と、制御部24と、表示部25(以下、第一表示部とも称する)と、操作部26とを備える。
通信部21は、ネットワークNを介して他の装置(メインサーバ10、デジタルサイネージ30、セルフレジ40、および、監視装置50など)と無線通信を行うものである。通信部21は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、あるいはZigBee(登録商標)などの一般的な通信規格によって構成されている。
顧客情報取得部22は、ショッピングカート20を利用する顧客を識別する情報(例えば、顧客番号)を取得するものであり、カードリーダーを備えている。施設は、顧客に対して会員カードを発行する。この会員カードには、顧客を識別するための固有の情報(例えば、会員番号)が記憶されている。顧客は、施設に来店し買い物を始める際に、顧客情報取得部22のカードリーダーに会員カードの情報を読み込ませる。顧客情報取得部22は、会員カードから顧客の会員番号を顧客番号として取得する。なお、この一例では、顧客番号は会員カードに記憶されているとして説明するが、それに限定されず、例えば、顧客番号はクレジットカードなどに記憶されていてもよい。
タグ情報取得部23は、商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取るものである。タグ情報取得部23は、RFIDタグに電波を発信、あるいはRFIDタグから電波を受信するアンテナ231と、アンテナ231への電波の発信指示をするとともに、アンテナ231が受信した電波からRFIDのタグ情報を読み取るタグリーダー232とを備えている。タグ情報取得部23のアンテナ231は、カート部20aのかご部に収納された商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取ることができる位置に設置されている。
制御部24は、変換部241(以下、第二変換部とも称する)と、処理部242(以下、第二処理部とも称する)と、位置情報取得部243と、商品情報取得部244と、表示制御部245(以下、第一表示制御部とも称する)とを備えている。制御部24が実行する各機能は、実施の形態1で説明したように実現することができる。
変換部241は、タグ情報取得部23が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得るものである。
処理部242は、変換部241がタグ情報を変換することで取得した商品情報を処理するものである。
位置情報取得部243は、位置情報を取得するものである。例えば、施設内には、位置情報を出力するビーコンなどの位置情報出力手段が設置されている。この場合、位置情報取得部243は、位置情報出力手段が出力する位置情報を取得することにより、ショッピングカート20の施設内における位置を把握する。
商品情報取得部244は、施設内の各店舗80において販売されている商品の商品情報をメインサーバ10などの外部の装置から取得するものである。
表示制御部245は、表示部25を制御するものである。
表示部25は、例えば液晶ディスプレイ(liquid crystal display)または有機ELパネルなどからなり、表示制御部245の制御に基づいて画面情報を表示するものである。
操作部26は、例えばタッチパネルからなり、顧客による入力操作を受け付けて、操作内容を示す操作信号を制御部24へ出力するものである。なお、操作部26は、複数の物理的な操作ボタンを備え、押下された操作ボタンに応じた操作信号を制御部24へ出力するものであってもよい。
デジタルサイネージ30は、施設内の壁面などに設置される情報広告媒体である。デジタルサイネージ30は、図6に示すように、通信部31と、接近検出部32と、制御部33と、表示部34(以下、第二表示部とも称する)と、記憶部35とを備える。
通信部31は、ネットワークNを介して他の装置(メインサーバ10、ショッピングカート20、セルフレジ40、および、監視装置50など)と無線通信を行うものである。通信部31は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、あるいはZigBee(登録商標)などの一般的な通信規格によって構成されている。
接近検出部32は、例えばカメラなどで構成されており、カメラが撮像した画像に基づいて顧客あるいはショッピングカート20がデジタルサイネージ30に接近したことを検出するものである。
制御部33は、位置情報取得部331と表示制御部332(以下、第二表示制御部とも称する)とを備えている。制御部33が実行する各機能は、実施の形態1で説明したように実現することができる。
位置情報取得部331は、位置情報を取得するものである。例えば、施設内には、位置情報を出力するビーコンなどの位置情報出力手段が設置されている。この場合、位置情報取得部331には、位置情報出力手段が出力する位置情報を取得することにより、デジタルサイネージ30の施設内における位置座標を示す情報(すなわち、位置情報)が記憶されている。
表示制御部332は、表示部34を制御するものである。
表示部34は、例えば液晶ディスプレイ(liquid crystal display)または有機ELパネルなどからなり、表示制御部332の制御に基づいて画面情報を表示するものである。
記憶部35は、位置情報記憶部351を備えている。記憶部35は、各種情報を記憶するものであり、例えば、フラッシュメモリ、EPROM、および、EEPROMなどの、データの書き換え可能な不揮発性の半導体メモリからなる。
位置情報記憶部351は、施設内においてデジタルサイネージ30が設置されている位置座標を示す情報である位置情報を記憶するものである。
セルフレジ40は、商品の精算を行う装置であり、図11に示すように商品載置部40aと端末部40bとを備えている。商品載置部40aは、精算対象の商品が載置される台である。
セルフレジ40の端末部40bは、図7に示すように、通信部41と、精算処理部42と、顧客情報取得部43と、タグ情報取得部44(以下、第三タグ情報取得部とも称する)と、制御部45と、表示部46と、操作部47とを備えている。
通信部41は、ネットワークNを介して他の装置(メインサーバ10、ショッピングカート20、デジタルサイネージ30、および、監視装置50など)と無線通信を行うものである。通信部41は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、あるいはZigBee(登録商標)などの一般的な通信規格によって構成されている。
精算処理部42は、商品購入の精算に用いられる金銭を受け付けるとともに、釣銭を払い出すものである。なお、精算処理部42は、現金だけでなく各種のクレジットカード、プリペイドカードなどの支払い用カードを受け付けてもよい。
顧客情報取得部43は、例えば、会員カードを読み取るカードリーダーを備えており、商品購入の精算を行う顧客の顧客番号を取得するものである。
タグ情報取得部44は、商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取るものである。タグ情報取得部44は、RFIDに電波を発信、あるいはRFIDから電波を受信するアンテナ441と、アンテナ441への電波の発信指示をするとともに、アンテナ441が受信した電波からRFIDのタグ情報を読み取るタグリーダー442とを備えている。タグ情報取得部44のアンテナ441は、商品載置部40aに載置された商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取ることができる位置に設置されている。
なお、顧客情報取得部43およびタグ情報取得部44は、ショッピングカート20の端末部20bが読み取った顧客番号および商品番号を、ショッピングカート20から通信部41を介して取得してもよい。
制御部45は、変換部451(以下、第三変換部とも称する)と、商品情報取得部452、精算演算部453と、表示制御部454とを備えている。制御部45が実行する各機能は、実施の形態1で説明したように実現することができる。
変換部451は、タグ情報取得部44が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得るものである。
商品情報取得部452は、施設内の各店舗80において販売されている商品の商品情報をメインサーバ10などの外部の装置から取得するものである
精算演算部453は、商品購入の精算の演算を行うものである。
表示制御部454は、表示部46を制御するものである。
表示部46は、例えば液晶ディスプレイ(liquid crystal display)または有機ELパネルなどからなり、表示制御部454の制御に基づいて画面情報を表示するものである。
操作部47は、例えばタッチパネルからなり、顧客による入力操作を受け付けて、操作内容を示す操作信号を制御部45へ出力するものである。なお、操作部47は、複数の物理的な操作ボタンを備え、押下された操作ボタンに応じた操作信号を制御部45へ出力するものであってもよい。
監視装置50は、万引きを防止するための装置である。監視装置50は、図8に示すように、通信部51と、接近検出部52と、タグ情報取得部53(以下、第四タグ情報取得部とも称する)と、制御部54と、報知部55とを備える。
通信部51は、ネットワークNを介して他の装置(メインサーバ10、ショッピングカート20、デジタルサイネージ30、および、セルフレジ40など)と無線通信を行うものである。通信部51は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、あるいはZigBee(登録商標)などの一般的な通信規格によって構成されている。
接近検出部52は、例えばカメラなどで構成されており、カメラが撮像した画像に基づいて顧客あるいはショッピングカート20が監視装置50に接近したことを検出するものである。
タグ情報取得部53は、商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取るものである。タグ情報取得部53は、RFIDタグに電波を発信、あるいはRFIDタグから電波を受信するアンテナ531と、アンテナ531への電波の発信指示をするとともに、アンテナ531が受信した電波からRFIDのタグ情報を読み取るタグリーダー532とを備えている。タグ情報取得部53のアンテナ531は、施設内の共用通路など買い物エリア外の商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取ることができる位置に設置されている。
制御部54は、変換部541(以下、第四変換部とも称する)と、処理部542(以下、第三処理部とも称する)と、報知制御部543を備えている。制御部54が実行する各機能は、実施の形態1で説明したように実現することができる。
変換部541は、タグ情報取得部53が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得るものである。
処理部542は、変換部541がタグ情報を変換することで取得した商品情報と、メインサーバ10の商品情報記憶部122に記憶されている商品の決済の情報とに基づいて、商品が決済済みか否かを判定するものである。
報知制御部543は、処理部542の判定結果に応じて、報知部55を制御するものである。
報知部55は、例えばブザーあるいはスピーカーからなり、音あるいは音声を発するものである。
図12は、実施の形態2に係る商品情報連携システム100の施設導入の一例を示す図である。
以下、実施の形態2に係る商品情報連携システム100の施設導入の一例について説明する。
図12に示すように、複数の店舗80(80-1~80-7)が入居している施設内の買い物エリアの入口付近のカート置場には、ショッピングカート20(20-1~20-3)が複数置かれている。施設内にはデジタルサイネージ30(30-1~30-5)が複数設置されている。施設内の買い物エリアの出口付近の精算エリアには、セルフレジ40(40-1~40-4)が複数設置されている。施設内の共用通路などの買い物エリア外には、監視装置50(50-1~50-2)が複数設置されている。
[精算]
次に、実施の形態2に係る商品情報連携システム100の精算方法について説明する。
顧客が施設に来店すると、顧客は、ショッピングカート20を利用して買い物を行う。ただし、顧客は、ショッピングカート20を利用しなくてもよい。顧客は、ショッピングカート20とともに施設内の買い物エリアを移動し、各店舗80で購入する商品を選び、その選んだ購入する商品を持ってセルフレジ40が設置されている精算エリアに向かい、商品の精算を行う。ここで、セルフレジ40は、オンラインバンキングあるいはクレジットカードでの精算、または購入ポイント付与などのために、顧客番号を取得することがある。この場合、セルフレジ40は、ショッピングカート20が既に読み取っている顧客番号をショッピングカート20から取得してもよい。以下、セルフレジ40がショッピングカート20から顧客番号を取得する場合の手順について説明する。
ショッピングカート20は、顧客情報取得部22が取得した顧客番号を、通信部21を介してセルフレジ40に送信する。セルフレジ40の顧客情報取得部43は、ショッピングカート20から送信される顧客番号を取得する。このように、ショッピングカート20からセルフレジ40に対して顧客番号を転送することにより、顧客はセルフレジ40に対して顧客番号を入力する操作を省略することができる。
顧客は、セルフレジ40の商品載置部40aに、購入する商品を全て載置する。セルフレジ40のタグ情報取得部44は、商品載置部40aに載置された商品に付されたRFIDタグからタグ情報を取得する。そして、変換部451は、タグ情報取得部44が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る。なお、ショッピングカート20が既に取得しているかご部内の商品の商品番号を、セルフレジ40に転送するようにしてもよい。この場合、商品情報取得部452は、ショッピングカート20のタグ情報取得部23からかご部内の商品番号を通信部21および通信部41を介して取得する。このように構成された商品情報連携システム100によれば、購入する商品をセルフレジ40の商品載置部40aに載置する作業を省略することができる。
セルフレジ40の精算演算部453は、変換部451が取得した商品番号と、メインサーバ10の商品情報記憶部122に記憶されている商品の単価の情報とに基づいて、購入商品の金額を算出する。その後、顧客は、算出された金額を支払う。顧客は現金で精算してもよいし、オンラインバンキングあるいはクレジットカードで精算してもよい。
従来では、施設全体で商品情報が一元管理されておらず、店舗80毎に商品を決済する必要があったが、実施の形態2に係る商品情報連携システム100では、施設内の各店舗80の商品情報とECサイトの商品情報とが連携しているため、施設全体で商品情報が一元管理されており、施設内の全店舗80の商品を一度に決済することが可能となる。
[関連商品の提案]
次に、実施の形態2に係る商品情報連携システム100の関連商品の提案方法について説明する。
顧客が施設に来店すると、顧客は、ショッピングカート20を利用して買い物を行う。顧客は、買い物の開始前にショッピングカート20のカードリーダーに、会員カードを読み込ませる。この会員カードには顧客の識別情報(顧客番号)が記憶されている。この顧客番号により、顧客とショッピングカート20とが紐づけされる。
ショッピングカート20の顧客情報取得部22は、会員カードから顧客番号を取得し、取得した顧客番号をメインサーバ10に送信する。メインサーバ10は、ショッピングカート20から送信される顧客番号によって、顧客毎の買い物の状況を記憶することができる。
メインサーバ10の処理部142は、ショッピングカート20から送信された顧客番号を取得したら、取得した顧客番号を顧客情報記憶部121に記憶させる。この顧客情報記憶部121には、ショッピングカート20を利用した買い物の履歴およびECサイトを利用した買い物の履歴が顧客毎に記憶される。
顧客は、施設内の各店舗80に陳列されている商品の中から購入候補の商品を選択し、ショッピングカート20のかご部に収納する。顧客によって、購入候補の商品がショッピングカート20のかご部に商品が入れられると、タグ情報取得部23は、かご部に収納された商品に付されたRFIDタグからタグ情報を取得する。そして、変換部241は、タグ情報取得部23が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る。処理部242は、取得した商品番号と、顧客番号とを紐づけてメインサーバ10に送信する。つまり、タグ情報取得部23は、顧客情報取得部22が取得する顧客番号によって識別される顧客が選択した購入候補の商品を識別する商品番号を取得する。メインサーバ10の処理部142は、ショッピングカート20から送信される商品番号を顧客情報記憶部121に顧客の買い物履歴情報として記憶させる。なお、顧客情報記憶部121には、施設内での顧客の買い物履歴情報に加え、ECサイトでの顧客の買い物履歴情報も記憶されている。
また、ショッピングカート20のタグ情報取得部23は、かご部に収納された商品がかご部から店舗80に戻されたことを検出する。例えば、タグ情報取得部23は、かご部に収納された商品に付されたRFIDタグからタグ情報を定期的に読み取る。処理部242は、タグ情報取得部23が、かご部にいったん収納された商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取ることができなくなった場合に、商品が店舗80に戻されたものと判定する。この場合、処理部242は、RFIDタグからタグ情報を読み取ることができなくなった商品の商品番号をメインサーバ10に送信する。この結果、メインサーバ10の顧客情報記憶部121には、ショッピングカート20に収納された商品の商品番号、あるいはショッピングカート20から店舗80に戻された商品の商品番号が時系列に並べられて買い物履歴情報として記憶される。
メインサーバ10の関連商品選択部143は、ショッピングカート20のかご部に収納された商品に関連する商品を検索する。以下の説明において、かご部に収納された商品に関連する商品を「関連商品」または「おすすめアイテム」とも記載する。ここで、関連商品の提案例について説明する。
関連商品選択部143は、複数の購入候補の商品がかご部に収納されている場合に、これら複数の購入候補商品のそれぞれに関連する第3の商品を提案する。例えば、関連商品選択部143は、顧客がショッピングカート20のかご部にシャツおよびパンツを収納した場合に、これらシャツおよびパンツとコーディネートすべき上着、帽子、アクセサリー、ベルト、靴下、靴などの商品を関連商品として提案する。すなわち、関連商品選択部143は、複数の購入候補商品それぞれについてタグ情報取得部23が取得するタグ情報から得られた商品番号どうしの組み合わせに基づいて、複数の購入候補商品のそれぞれに関連する商品を関連商品として選択する。そして、関連商品選択部143は、選択した商品の商品情報をショッピングカート20に送信する。表示制御部245は、メインサーバ10から受信した商品の商品情報を表示部25に表示させる。なお、表示制御部245は、メインサーバ10から受信した商品の商品情報を端末装置60の表示部に表示させてもよい。このように構成された商品情報連携システム100によれば、ショッピングカート20に収納した複数の商品の組合せに基づいて、関連商品(おすすめアイテム)を提案できるため、顧客の利便性を向上させるとともに、顧客の購買率を向上させることができる。
[広告]
次に、実施の形態2に係る商品情報連携システム100の広告方法について説明する。
ショッピングカート20の顧客情報取得部22は、顧客番号を取得する。顧客情報取得部22は、取得した顧客番号をメインサーバ10に送信する。メインサーバ10の処理部142は、ショッピングカート20から送信された顧客番号を取得したら、取得した顧客番号を顧客情報記憶部121に記憶させる。この顧客情報記憶部121には、ショッピングカート20を利用した買い物の履歴が顧客毎に記憶される。つまり、顧客情報記憶部121は、ショッピングカート20から送信される顧客番号によって、顧客毎の買い物の状況を記憶する。
顧客は、買い物中において各店舗80に陳列されている商品をショッピングカート20のかご部に収納する。ショッピングカート20のタグ情報取得部23は、かご部に収納された商品に付されたRFIDタグからタグ情報を取得する。そして、変換部241は、タグ情報取得部23が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る。ショッピングカート20の通信部21は、取得した商品番号をメインサーバ10に送信する。メインサーバ10の処理部142は、ショッピングカート20から送信された商品番号を取得したら、取得した商品番号を顧客情報記憶部121に顧客の買い物履歴情報として記憶させる。
各デジタルサイネージ30の接近検出部32は、ショッピングカート20がデジタルサイネージ30に接近したことを検出する。この例では、接近検出部32は、ショッピングカート20を利用する顧客の顔部を画像認識することにより、ショッピングカート20の接近を検出する。なお、接近検出部32によるショッピングカート20の接近検出の手段はこれに限定されない。例えば、接近検出部32は、ショッピングカート20との通信によってショッピングカート20の接近を検出してもよい。
接近検出部32がショッピングカート20の接近を検出したら、デジタルサイネージ30の通信部31は、デジタルサイネージ30の位置情報をショッピングカート20に対して送信する。ここで、デジタルサイネージ30の位置情報とは、デジタルサイネージ30の施設内における設置位置を示す情報である。この位置情報は、デジタルサイネージ30毎に位置情報記憶部351に記憶されている。ショッピングカート20は、デジタルサイネージ30から位置情報を取得することにより、ショッピングカート20の施設内の現在位置を把握することができる。このように、ショッピングカート20が施設内における現在位置を把握することにより、近くの店舗80に陳列されている商品の広告などをデジタルサイネージ30または端末装置60の表示部などに表示することができる。
メインサーバ10の通信部11は、ショッピングカート20およびデジタルサイネージ30から位置情報を受信する。そして、メインサーバ10の関連商品選択部143は、ショッピングカート20の施設内の位置に基づいて、ショッピングカート20の位置に応じた商品を関連商品(おすすめアイテム)として選択する。メインサーバ10の通信部11は、選択したおすすめアイテムの商品情報を、ショッピングカート20に最も近いデジタルサイネージ30に送信する。デジタルサイネージ30の表示制御部332は、メインサーバ10から送信された商品情報を表示部34に表示させる。なお、メインサーバ10は、選択したおすすめアイテムの商品情報を、ショッピングカート20の端末部20bの表示部25あるいは端末装置60の表示部などに表示させることもできる。
このように構成された商品情報連携システム100によれば、ショッピングカート20のかご部に収納されている商品に関連するおすすめアイテムの商品情報を、ショッピングカート20の近くのデジタルサイネージ30に表示することができる。そのため、顧客の利便性を向上させるとともに、再来店率、顧客の購買率を向上させることが可能となる。
また、顧客が所有するスマートフォンあるいはPC、または、施設で貸し出されるタブレットなどの顧客が閲覧する端末装置60の表示部に表示される施設アプリケーションの画面あるいは施設HP(ホームページ)の画面などから、顧客番号などを入力してマイページにログインすると、メインサーバ10の処理部142は、入力された顧客番号の買い物履歴情報を顧客情報記憶部121から取得する。また、処理部142は、買い物履歴情報に基づいて、おすすめアイテムの購入率を算出するなどの分析が可能になり、購入率が高いおすすめアイテムの傾向を把握することができる。そして、処理部142は、マイページに適切な商品をおすすめアイテムとして表示させる。このようにすることで、顧客の再来店率、購買率を向上させることが可能となる。
[スマート精算]
次に、実施の形態2に係る商品情報連携システム100のスマート精算方法について説明する。
商品情報連携システム100は、顧客がセルフレジ40を操作することなく商品購入の精算を行えるように構成されていてもよい。ショッピングカート20は、施設内に設置され、位置情報を出力する位置情報出力手段から位置情報を取得することにより、施設内の現在位置を把握することができる。そのため、例えばショッピングカート20の表示制御部245は、位置情報取得部243が精算エリアに接近したことを検出した場合に、表示部25に商品購入の精算を促す情報を表示させる。その後、顧客により操作部26に対して商品購入の精算操作が行われたら、ショッピングカート20の通信部21は、セルフレジ40に対して顧客番号および商品番号を送信する。セルフレジ40の精算演算部453は、ショッピングカート20から送信される顧客番号および商品番号に基づいてクレジット決済などの精算処理を行う。精算処理が完了するとショッピングカート20の表示制御部245は、表示部25に決済が完了したことを示す画面を表示させる。このようにすることで、短時間で手間の少ない精算を行うことが可能となる。
なお、顧客があらかじめ自動決済の許可設定を行うことで、顧客が操作部26に対して商品購入の精算操作を行うことなく、ショッピングカート20が精算エリアに接近したことを検出した場合に、自動で決済処理が行われるようにしてもよい。
[万引き監視]
次に、実施の形態2に係る商品情報連携システム100の万引き監視方法について説明する。
買い物エリア外には監視装置50のタグ情報取得部53が複数設置されており、そのタグ情報取得部53の周辺には、それぞれ報知部55が設置されている。そして、タグ情報取得部53は、施設内の買い物エリア外にある商品に付されているRFIDのタグからタグ情報を取得する。そして、変換部541は、タグ情報取得部53が読み取ったタグ情報を、そのタグ情報を読み取った商品を扱う店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換して、SKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る。処理部542は、タグ情報取得部53が取得した商品番号と、メインサーバ10の商品情報記憶部122に記憶されている商品の決済の情報とに基づいて、商品が決済済みか否かを判定する。処理部542が、商品が未決済であると判定した場合、報知制御部543は、タグ情報を読み取ったタグ情報取得部53の近くに設置されている報知部55に、商品が未決済である旨、商品の決済を促す旨などの報知を行わせる。こうすることで、万引きを防止することができる。
以上、実施の形態2に係る商品情報連携システム100は、画面情報を表示する第一表示部と、第一表示部を制御する第一表示制御部と、購入候補の商品を収納するかご部に収容された購入候補の商品に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取る第二タグ情報取得部と、第二タグ情報取得部が読み取ったタグ情報を、読み取った店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換してSKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る第二変換部と、顧客を識別する情報を取得する顧客情報取得部22と、第二変換部が取得した商品番号と、顧客情報取得部22が取得した顧客番号とを紐づけてメインサーバ10に送信する第二処理部とを有するショッピングカート20を備え、メインサーバ10は、ショッピングカート20から送信される商品番号に基づいて、商品情報記憶部122に記憶されている商品情報を検索し、顧客に提案すべき商品を選択し、選択した商品の商品情報をショッピングカート20に送信する関連商品選択部143を有し、第一表示制御部は、メインサーバ10から受信した商品の商品情報を第一表示部または端末装置60の表示部に表示させるものである。
実施の形態2に係る商品情報連携システム100によれば、メインサーバ10は、ショッピングカート20から送信される商品番号に基づいて、商品情報記憶部122に記憶されている商品情報を検索し、顧客に提案すべき商品を選択し、選択した商品の商品情報をショッピングカート20に送信し、ショッピングカート20の端末部20bは、メインサーバ10から受信した商品の商品情報を第一表示部または端末装置60の表示部に表示させる。そのため、顧客の利便性を向上させるとともに、再来店率、顧客の購買率を向上させることができる。
また、実施の形態2に係る商品情報連携システム100は、購入する商品が載置される載置部に載置された商品に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取る第三タグ情報取得部と、第三タグ情報取得部が読み取ったタグ情報を、読み取った店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換してSKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る第三変換部と、第三変換部が得た商品番号と、メインサーバ10の商品情報記憶部122に記憶されている商品の単価の情報とに基づいて、購入商品の金額を算出する精算演算部453とを有するセルフレジ40を備えたものである。
実施の形態2に係る商品情報連携システム100によれば、載置部に載置された商品に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取って得た商品番号と、メインサーバ10の商品情報記憶部122に記憶されている商品の単価の情報とに基づいて、購入商品の金額を算出するセルフレジ40によって、施設内の全店舗80の商品を一度に決済することが可能となる。
また、実施の形態2に係る商品情報連携システム100において、ショッピングカート20は、顧客による操作を受け付ける操作部26と、施設内に設置され位置情報を出力する位置情報出力手段から位置情報を取得する位置情報取得部243とを有し、第一表示制御部は、位置情報取得部243がセルフレジ40が設置されている精算エリアに接近したことを検出した場合に、商品購入の精算を促す情報を第一表示部に表示させ、第二処理部は、操作部26に対して商品購入の精算操作が行われたら、セルフレジ40に対して顧客番号および商品番号を送信し、精算演算部453は、顧客番号および商品番号を受信したら、ショッピングカート20から送信される顧客番号および商品番号に基づいて精算処理を行うものである。
実施の形態2に係る商品情報連携システム100によれば、ショッピングカート20が精算エリアに接近したら、商品購入の精算を促す情報が第一表示部に表示され、操作部26に対して商品購入の精算操作が行われたら、セルフレジ40で精算処理が行われるため、短時間で手間の少ない精算を行うことが可能となる。
また、実施の形態2に係る商品情報連携システム100は、施設内において設置されている位置情報を記憶する位置情報記憶部351と、画面情報を表示する第二表示部と、第二表示部を制御する第二表示制御部と、ショッピングカート20が接近したことを検出する接近検出部32とを有するデジタルサイネージ30を備え、第二表示制御部は、接近検出部32がショッピングカート20の接近を検出したら近くの店舗80に陳列されている商品の広告を第二表示部または端末装置60の表示部に表示させるものである。
実施の形態2に係る商品情報連携システム100によれば、デジタルサイネージ30によってショッピングカート20の接近を検出したらそのショッピングカート20の近くの店舗80に陳列されている商品の広告を第二表示部または端末装置60の表示部に表示させる。そのため、顧客の利便性を向上させるとともに、顧客の購買率を向上させることができる。
また、実施の形態2に係る商品情報連携システム100において、関連商品選択部143は、ショッピングカート20およびデジタルサイネージ30から受信した位置情報に基づいて、ショッピングカート20の位置に応じた商品を関連商品として選択し、ショッピングカート20に最も近いデジタルサイネージ30に送信し、第二表示制御部は、メインサーバ10から受信した商品情報を第二表示部に表示させるものである。
また、実施の形態2に係る商品情報連携システム100は、施設内の買い物エリア外に設置され、該買い物エリア外にある商品に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取る第四タグ情報取得部と、施設内の買い物エリア外に設置され、音あるいは音声を発する報知部55と、第四タグ情報取得部が読み取ったタグ情報を、読み取った店舗80のあらかじめ設定された変換ルールに従って変換してSKUコードまたはJANコードからなる商品番号を得る第四変換部と、第四変換部が得た商品情報と、メインサーバ10の商品情報記憶部122に記憶されている商品の決済の情報とに基づいて、商品が決済済みか否かを判定し、商品が未決済であると判定した場合、報知部55に報知を行わせる第三処理部とを有する監視装置50を備えたものである。
実施の形態2に係る商品情報連携システム100によれば、買い物エリア外にある商品に付されたRFIDタグのタグ情報から得た商品情報と、メインサーバ10の商品情報記憶部122に記憶されている商品の決済の情報とに基づいて、商品が決済済みか否かを判定し、商品が未決済であると判定した場合、報知部55に報知を行わせる監視装置50を備えている。そのため、万引きを防止することができる。