JP7195655B2 - 抗ウイルス作用を有する発泡性組成物 - Google Patents
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(I-1)(A)全組成物あたり50~90容量%の量で存在するアルコール、
(B)全組成物あたり0.1~10質量%の量でビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコンを含む、シリコーンベースの界面活性剤、及び
(C)全組成物を100質量%とする量で存在する水
を含み、pHが5以下、好ましくはpH2~5の範囲にある発泡性組成物。
(I-2)上記(A)成分が、炭素数1-4の低級アルコール、好ましくはエタノール、1-プロパノール、及び2-プロパノールからなる群より選択される少なくとも1種の低級アルコールである(I-1)に記載する発泡性組成物。
(I-3)上記(A)成分が、全組成物あたり60~90容量%、好ましくは60~85容量%、より好ましくは60~80容量%の量で存在する(I-1)または(I-2)に記載する発泡性組成物。
(I-4)上記(B)成分に含まれるビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコンが、ビス-PEG/PPG-20/20-ジメチコン、ビス-PEG/PPG-14/14-ジメチコン、ビス-PEG/PPG-15/5-ジメチコン、及びビス-PEG/PPG-18/6-ジメチコンからなる群より選択される少なくとも1種である(I-1)乃至(I-3)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-5)全組成物あたり0.1~5質量%、好ましくは0.1~2質量%、より好ましくは0.5~2質量%の量でビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコンを含む、(I-1)乃至(I-4)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-6)上記(B)成分がさらにビス-PEG-[8-20]-ジメチコンを含む、(I-1)乃至(I-5)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-7)pHを調整するために、さらに酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を有する、(I-1)乃至(I-6)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-8)上記酸が塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、プロピオン酸、スルファミン酸、ギ酸、グルコン酸、アスコルビン酸、フェルラ酸、コハク酸、フィチン酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、リン酸、マレイン酸、マロン酸、カプリル酸、アジピン酸、及びフマル酸からなる群より選択される少なくとも1種である、(I-7)に記載する発泡性組成物。
(I-9)さらに約0.01~12質量%以下の量で存在する泡安定剤を含む、(I-1)乃至(I-8)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-10)上記泡安定剤が、グリコールエーテル、グリセリン、ブチレングリコール、ベヘントリモニウムクロリド、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒプロメロース、セトリモニウムクロリド、エチルセルロース及びメチルセルロースからなる群より選択される少なくとも1種である、(I-1)乃至(I-9)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-11)さらに約0.05~5質量%以下の総量で存在する、保湿剤及び/又はエモリエント剤として、アラントイン、アジピン酸ジイソブチル、グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン、ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、グリセリルオレエート及びソルビトール、ココグルコシド、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、セチルアルコール、アミノ酸、及びアミノ酸誘導体からなる群から選択される少なくとも1種を含む、(I-1)乃至(I-10)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-12)上記組成物が空気と混合されるときに発泡性であり、該組成物が空気と混合されるときに該組成物及び空気の混合物が泡を形成する、(I-1)乃至(I-11)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-13)抗ウイルス作用を有する、(I-1)乃至(I-12)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-14)上記ウイルスがMS2ファージ、ネコカリシウイルス、マウスノロウイルス(ノロウイルス代替)、ポリオウイルス、アデノウイルス、SV40、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、ウシウイルス性下痢ウイルス(C型肝炎ウイルス代替)及びこれらのウイルスによって代替されるウイルスからなる群より選択される少なくとも1種である、(I-1)乃至(I-13)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-15)発泡性アルコール消毒用組成物である、(I-1)乃至(I-14)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-16)皮膚消毒用組成物である、(I-1)乃至(I-15)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-17)環境消毒用組成物である、(I-1)乃至(I-15)のいずれかに記載する発泡性組成物。
(I-18)泡を分配する装置を有する吐出容器に収容されている、(I-1)乃至(I-17)のいずれかに記載の発泡性組成物であって、
上記分配装置が、上記吐出容器から上記発泡性組成物が分配される際に、空気と当該発泡性組成物とを混合して泡を形成するように構成された発泡部材を有するものである、上記発泡性組成物。
(I-19)上記吐出容器がガス型吐出容器またはノンガス型吐出容器である、(I-18)に記載の発泡性組成物。
(II-1)(I-1)乃至(I-17)のいずれかの発泡性組成物を、泡を分配する装置を有する吐出容器に収容する工程を有する、吐出容器入り発泡性組成物の製造方法であって、
上記分配装置が、上記吐出容器から上記発泡性組成物が分配される際に、空気と当該発泡性組成物とを混合して泡を形成するように構成された発泡部材を有するものである、上記製造方法。
(II-2)上記吐出容器がガス型吐出容器またはノンガス型吐出容器である(II-1)に記載する製造方法。
(III-1)消毒剤としての(I-1)乃至(I-18)のいずれかに記載する発泡性組成物の使用。
(III-2)皮膚を消毒するための(I-1)乃至(I-18)のいずれかに記載する発泡性組成物の使用。
(III-3)環境を消毒するための(I-1)乃至(I-18)のいずれかに記載する発泡性組成物の使用。
(IV-1)ビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコンを0.1~10質量%になるように、アルコール及び水を含有するpH2~5の組成物に配合して、50~90容量%のアルコール含有発泡性組成物を調製することにより、当該発泡性組成物に対して発泡性維持機能を付与する方法。
(IV-2)さらにビス-PEG-[8-20]ジメチコンを配合する、(IV-1)に記載する方法。
(IV-3)前記pH2~5の組成物が、酸及びその塩からなる群より選択されるpH調整剤により、pHが調整されてなるものである、(IV-1)または(IV-2)に記載する方法。
(IV-4)前記アルコール含有発泡性組成物が、抗ウイルス作用を有する消毒用組成物である(IV-1)~(IV-3)のいずれかに記載する方法。
(IV-5)前記アルコール含有発泡性組成物は、泡を分配する装置を有する吐出容器に収容された状態で調製され、
上記分配装置が、上記吐出容器から上記発泡性組成物が分配される際に、空気と当該発泡性組成物とを混合して泡を形成するように構成された発泡部材を有するものである、(IV-1)~(IV-4)のいずれかに記載する方法。
本発明の発泡性組成物は、下記の(A)~(C)を含有し、pHが5以下の範囲にあることを特徴とする:
(A)全組成物あたり50~90容量%の量で存在するアルコール、
(B)全組成物あたり0.1~10質量%の量でビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコンを含む、シリコーンベースの界面活性剤、及び
(C)全組成物を100質量%とする量で存在する水。
本発明に用いられるアルコールは低級炭化水素鎖アルコールである。具体的には、例えばメタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、イソブチルアルコール、及び第三ブチルアルコール等の炭素数1~6、好ましくは炭素数1~4の低級アルコールである。好ましいアルコールはエタノール、1-プロパノール及び2-プロパノールであり、より好ましくはエタノールである。これらのアルコールは1種単独で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
本発明において「シリコーンベースの界面活性剤」とは、親油性鎖にシリコーン鎖 -(R2Si-O)n-(式中、Rは1価の有機基である)を含有する界面活性剤または当該界面活性剤の混合物であり、当該界面活性剤に起因して、それを含有する組成物が発泡性を有するものを指す。
本発明の発泡性組成物は、水を溶媒として含有する水性組成物である。
硬度(mg/L)≒ カルシウム濃度×(100/40)+マグネシウム濃度×(100/24.3)
本発明の発泡性組成物は酸性に調整されていることを特徴とする。
本発明の発泡性組成物は、本発明の効果を損なわないことを限度として、他の成分を含有することができる。かかる他の成分としては、前述する界面活性剤以外の第三の界面活性剤、泡安定剤、抗菌剤、増粘剤、美容成分(例えば保湿剤、エモリエント剤など)、防腐剤、香料、顔料(着色料)、溶解助剤、錯形成剤、金属イオン封鎖剤などを制限なく例示することができる。
(a)下式で示される両性ポリテトラフルオロエチレンアセトキシプロピルベタイン: CF3CF2(CF2CF2)nCH2CH2(OAc)CH2N+(CH3)2CH2COO- (式中、n=2~4である);
(b)下式で示されるエトキシル化非イオン性フルオロ界面活性剤:
RfCH2CH2O(CH2CH2O)xH
(式中、Rf=F(CF2CF2)y であり、x=0~約15、y=1~約7である);
(c)下式で示される陰イオン性ホスフェートフルオロ界面活性剤:
(RfCH2CH2O)xP(O)(ONH4)y
(式中、Rf=F(CF2CF2)z であり、x=1又は2、y=2又は1、x+y=3、z=1~約7である)。
本発明の発泡性組成物の好ましい態様として、下記の発泡性組成物を例示することができる:
(a)(A)エタノール50~90容量%、(B)ビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコン0.1~10質量%、及び(C)残部の水を含有するpH2.5~6程度、好ましくはpH2.9~4の発泡性組成物。
上記(d)の発泡性組成物は、ファージ、特にMS2ファージに対して優れた不活化作用(抗ウイルス作用)を発揮することができる。
本発明の発泡性組成物は、前述する(A)、(B)及び(C)、並びに必要に応じてその他の成分を混合して、(D)を用いてpHを5以下の所望のpHに調整することで製造することができる。また本発明の発泡性組成物は、出荷し得る(市場に流通し得る)幾つかの成分だけを含む濃縮物として最初に製造し、次いで、例えば使用時に残りの成分を用いて発泡性組成物として最終調製することができる。例えば、濃縮物は、(B)全組成物あたり0.1~10質量%の量で存在する発泡のためのビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコンを含む、シリコーンベースの界面活性剤、及び(C)水を含むことができる。次いでこの濃縮組成物に、(A)全組成物(100容量%)あたり50~90容量%の量で存在するアルコール;及び(C)全組成物を100重量%とする量で存在する水を添加することにより、本発明の発泡性組成物として構成することができる。
本発明の発泡性組成物は、前述するその発泡性及び抗ウイルス作用に基づいて、洗浄剤、特に消毒剤として使用することができる。ここで「消毒」とは、有害な微生物の生育を阻止して死滅させ、または微生物の数を減少させることを意味する。この意味で「消毒」は、「抗菌(抗ウイルス)」や「殺菌(ウイルス不活化)」を包含する意味で用いられる。特に本発明で対象とする有害な微生物には、前述するように、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、及びC型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルス等のエンベロープウイルス;並びにノロウイルス、ポリオウイルス、アデノウイルス、及びロタウイルス等のノンエンベロープウイルスが含まれる。
アルコール、シリコーンベースの界面活性剤、pH調整剤及び水を含有する各種の発泡性組成物(pH 2.9~7.6)を調製し、発泡性を評価した。
表1に記載する処方に従って各成分(アルコール、シリコーンベースの界面活性剤、pH調整剤及び水)を混合して、被験試料(pH 2.9~7.6)を調製した(実施例1~25、比較例1~21、参考例1~3)。これらはいずれも調製直後、発泡性(起泡性)を有していた。次いでこれらの被験試料を保管し(室温、50℃条件)、調製直後の発泡性(起泡性)がどの程度の期間維持されているかを確認し、発泡性の安定性を評価した。
上記で調製した被験試料を、100 mL容量のボトル(ポリプロピレン製、株式会社サンプラテック)に入れ、室温(25±5℃)及び50℃の2条件下にて保管した。各温度で保管期間中、1週間ごとにポンプフォーマー(吐出口メッシュ(シングル):90メッシュ)を用いて、表面が黒色の実験台(ヤマト科学)上に内容物(発泡性組成物)を約1秒の速度で1回吐出した。吐出した泡の状態を目視にて観察し、下記の基準に従って、起泡の有無(発泡性のあり/なし)を評価した。
発泡性なし:大部分が液体の状態で吐出される。
[判定]
◎:保管4週間経過後も発泡性を有していた。
○:保管3~4週間で発泡性が失われた。
△:保管2~3週間で発泡性が失われた。
▲:保管1~2週間で発泡性が失われた。
×:保管1週間未満で発泡性が失われた。
結果を表1に示す。
シリコーンベースの界面活性剤としてビス-PEG/PPG-20/20-ジメチコンとビス-PEG-12ジメチコンを含む界面活性剤を用いて調製した発泡性組成物(pH4程度)(実施例26-29);並びにアルコールとして1-プロパノールまたは2-プロパノールを用いて調製した発泡性組成物(pH4程度)(実施例30-33)について、実験例1と同様にして発泡安定性を評価した。
表2に記載する処方に従って各成分(アルコール、シリコーンベースの界面活性剤、pH調整剤及び水)を混合して、被験試料(pH4程度)を調製した(実施例26~33)。これらはいずれも調製直後、発泡性(起泡性)を有していた。次いで、これらの被験試料を保管し(室温、50℃条件)、上記発泡性(起泡性)がどの程度の期間維持されるかを確認し、発泡性の安定性を評価した。
結果を表2に示す。
実験例1で調製した発泡性組成物(実施例1、2、4、6-21、23、参考例1-2)を被験試料として、そのファージ不活化効果(抗ウイルス作用)をMS2ファージを用いて評価した。
MS2ファージは、薬剤に対する抵抗性が強く、試験が比較的簡易に行えることから、各種ウイルスに対する有効性評価の代替ウイルスとしてよく用いられる(非特許文献7及び8参照)。このため、本実験ではMS2ファージを用いて、被験試料のファージ不活化効果(抗ウイルス作用)を評価した。
Escherichia coliNBRC13965(宿主菌)、およびこれを宿主菌とするEscherichia coli phage MS2 NBRC20015(MS2ファージ)を試験に使用した。
宿主菌をトリプトソーヤブイヨン培地(TSB培地)に植菌し、37℃で一晩振とう培養した。
宿主菌を3~4時間培養後、これにMS2ファージを加え一晩培養して宿主菌にファージを感染させた。遠心分離して得られた上清をファージ液として試験に用いた。
被験試料0.9mLに、上記で調製したファージ液を0.1mL加え、25℃で5分間作用させた。作用後、その0.1mLを中和剤溶液(0.1mMリン酸緩衝液)0.9mLに添加して作用を停止させ、滅菌生理食塩水で段階希釈した。この希釈液0.1mLと上記で調製した宿主菌液0.1mLを、それぞれあらかじめ調製しておいた4mLの10mM硫酸マグネシウム配合トリプトソーヤブイヨン軟寒天培地(TSB培地に0.75%の寒天末を加えたもの)に加え、泡立てないように攪拌後、あらかじめ作製していたトリプトソーヤブイヨン寒天培地に重層し、固化させて37℃で一晩培養した。培養後、プラーク数(pfu /mL)を測定した(処理後のファージのプラーク数)。
結果を表3に示す。表3中、「対数減少値」は「(未処理のファージのプラーク数の対数値)-(処理後のファージのプラーク数の対数値)」にて算出した。
実験例1で調製した発泡性組成物(実施例7、11、及び19)を被験試料として、それらの各種ウイルスに対する不活化作用(抗ウイルス作用)を評価した。
[対象ウイルス]
ネコカリシウイルスF9株(以下、「FCV」と称する)
マウスノロウイルスS7株(以下、「MNV」と称する)
ポリオウイルス1型(以下、「ポリオ」と称する)
アデノウイルス5型(以下、「アデノ」と称する)
インフルエンザウイルスA(H1N1)型(以下、「インフルエンザ」と称する)
ウシウイルス性下痢ウイルス(以下、「BVDV」と称する)
ヘルペスウイルス1型(以下、「ヘルペス」と称する)
なお、上記ネコカリシウイルスF9株(FCV)及びマウスノロウイルスS7株(MNV)は、いずれもノロウイルスの代替ウイルスである(非特許文献2、9及び10)。またウシウイルス性下痢ウイルスはC型肝炎ウイルスの代替ウイルスである。
FCV:CRFK細胞
MNV:RAW264細胞
ポリオ:Vero細胞
アデノ:Hela細胞
インフルエンザ:MDCK細胞
BVDV:MDBK細胞
ヘルペス:Vero細胞。
FCV、アデノおよびインフルエンザにはDulbecco’s modified Eagle’s 培地(DMEM)を用い、MNV、ポリオ、BVDVおよびヘルペスにはEagle’s minimum essential 培地(MEM)を用いた。培地に添加する血清には、FCVおよびインフルエンザには新生仔ウシ血清(NCS);MNV、ポリオ、アデノおよびヘルペスにはウシ胎児血清(FBS);並びにBVDVにはウマ血清(HS)を用いた。
あらかじめ用意しておいた各細胞に、上記各種のウイルスを加え、一定期間培養後、培養液を凍結融解処理し、遠心分離にて得られた上清をウイルス液とした。
被験試料0.9 mLにウイルス液を0.1 mL加え、20℃で1分間作用させた。作用後、10%血清配合培地で10倍希釈して反応を停止後、段階希釈した。この希釈液0.1 mLをあらかじめ細胞を培養しておいたプレートに入れ、FCV、MNV、ポリオ、アデノおよびBVDVは37℃、5%CO2の条件下で1時間、インフルエンザおよびヘルペスは34℃、5% CO2の条件下で1時間培養し、新しい培地に交換後、FCV、MNV、ポリオおよびアデノは37℃、5% CO2条件下で3~4日間、BVDVは同条件で5日間培養した。またインフルエンザ及びヘルペスは34℃、5%CO2条件下で5日間培養した。培養後、顕微鏡観察にて細胞変性効果を確認し、Behrens-Kaerber法でウイルス感染価(TCID50:培養細胞にウイルスを感染させ、その50%が感染するウイルス量を1 TCID50という)を求め、対数減少値(Log10 reduction)を算出した。
結果を表4に示す。
Claims (5)
- ビス-PEG/PPG-[14-20]/[5-20]-ジメチコンを0.1~10質量%になるように、アルコール及び水を含有するpH2~5の組成物に配合して、50~90容量%のアルコール含有発泡性組成物を調製することにより、前記pH2~5の組成物に対して発泡性維持機能を付与する方法。
- さらにビス-PEG-[8-20]ジメチコンを配合する、請求項1に記載する方法。
- 前記pH2~5の組成物が、酸及びその塩からなる群より選択されるpH調整剤により、pHが調整されてなるものである、請求項1または2に記載する方法。
- 前記pH2~5の組成物が、抗ウイルス作用を有する消毒用組成物である請求項1~3のいずれかに記載する方法。
- 前記アルコール含有発泡性組成物は、泡を分配する装置を有する吐出容器に収容することで実製品として調製され、
上記分配装置が、上記吐出容器から上記組成物が分配される際に、空気と当該組成物とを混合して泡を形成するように構成された発泡部材を有するものである、請求項1~4のいずれかに記載する方法。
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