JP7164959B2 - 保持装置、および、保持装置の製造方法 - Google Patents
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Description
A-1.静電チャック100の構成:
図1は、本実施形態における静電チャック100の外観構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、本実施形態における静電チャック100のXZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図3は、本実施形態における静電チャック100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。図3には、図2のIII-IIIの位置における静電チャック100のXY断面構成が示されている。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向というものとするが、静電チャック100は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。
次に、有機部70、ヒータ電極層50およびヒータ電極層50への給電のための構成について詳述する。有機部70は、第1の有機層71と第2の有機層72とを含む。第1の有機層71と第2の有機層72とは、いずれも、第1のセラミックス部材10やベース部材20と略同径の円盤状のシートである。第1の有機層71と第2の有機層72とは、第1の有機層71の上面と第2の有機層72の下面とが上下方向(Z軸方向)に対向するように配置されている。第1の有機層71の下面は、第2のセラミックス部材11の上面S3に接しており、第2の有機層72の上面は、第1のセラミックス部材10の下面S2に接している。なお、第1のセラミックス部材10および第2のセラミックス部材11の凹凸を吸収させるため、第2の有機層72の上下方向の厚さは、第1の有機層71の上下方向の厚さより厚いことが好ましい。
図4は、本実施形態における静電チャック100の製造方法を示すフローチャートであり、図5は、静電チャック100の製造工程を模式的に示す説明図である。初めに、第1のセラミックス部材10と中間接合体26とを準備する(S110,S120)。
第1のセラミックス部材10は、公知の製造方法によって製造可能である。例えば、第1のセラミックス部材10は、以下の方法で製造される。すなわち、複数のセラミックスグリーンシート(例えばアルミナグリーンシート)を準備し、各セラミックスグリーンシートに、チャック電極40等を構成するためのメタライズインクの印刷等を行う。その後、複数のセラミックスグリーンシートを積層して熱圧着し、所定の円板形状にカットした上で例えば1500~1600℃で焼成し、最後に研磨加工等を行うことにより、第1のセラミックス部材10が製造される(図5(A)参照)。
中間接合体26は、静電チャック100のうち、第1のセラミックス部材10および第2の有機層72を除いた残りの部分である。具体的には、ベース部材20と、第2のセラミックス部材11と、ベース部材20と第2のセラミックス部材11との間に配置され、ベース部材20と第2のセラミックス部材11とを接合する接合部30と、第2のセラミックス部材11の上面に配置された第1の有機層71と、第1の有機層71上に配置されたヒータ電極500と、を備える(図5(D)参照)。
次に、中間接合体26の給電端子740(電極パッド720)に電力を供給した状態で、中間接合体26におけるヒータ電極500が形成された表面側の面方向の温度分布を測定する(S130)。このとき、実際に静電チャック100が使用される使用条件下で中間接合体26のヒータ電極500を発熱させることが好ましい。温度分布の測定は、例えば、赤外線放射温度計や、熱電対付きウェハを用いて行うことができる。
次に、中間接合体26の温度分布の測定結果に基づき、中間接合体26の温度分布が所望の分布(例えば面方向における温度が略均一)になるように複数のヒータ電極500の少なくとも1つに追加工を施す。具体的には、測定された中間接合体26の温度分布が所望の分布になっていない場合、ヒータ電極500のうち、所望の分布に対する温度特異点の近傍に位置するヒータ電極500の部分に対して追加工を施す。例えば、ヒータ電極500のうち、所望の分布に対して低温の温度特異点の近傍に位置する部分に対して、該部分の抵抗値を増加させる加工を施す。例えば、ヒータ電極500の低温の温度特異点の近傍に位置する部分に対して、レーザ光の照射によるトリミングによって切り欠きや溝を形成する。また、ヒータ電極500のうち、所望の分布に対して高温の温度特異点の近傍に位置する部分に対して、該部分の抵抗値を減少させる加工を施す。例えば、ヒータ電極500の高温の温度特異点の近傍に位置する部分に対して、導電性材料をメッキしたり印刷したりする。これらの追加工により、中間接合体26における温度分布を所望の分布に近づけることができる。なお、追加工後に、再度、中間接合体26の温度分布を測定し、その結果、まだ、中間接合体26の温度分布が所望の分布になっていない場合、さらに中間接合体26に追加工を施すことを繰り返すことが好ましい。
追加工後の中間接合体26における第2のセラミックス部材11の上面S3と、第1のセラミックス部材10の下面S2との間に有機部70および複数のヒータ電極500とが介在するように、中間接合体26に対して第1のセラミックス部材10を接合する。具体的には、ポリイミド樹脂を主成分とする樹脂フィルム(厚さが例えば50μm)である第2の有機層72を準備し、接着剤により、第2の有機層72を、中間接合体26における第1の有機層71上に接着する。さらに、接着剤により、第1のセラミックス部材10を、中間接合体26に接着された第2の有機層72上に接着する。なお、接着剤は、ポリイミド系接着剤やシリコーン系接着剤を用いることが好ましい。これにより、静電チャック100の製造が完了する(図2等参照)。
以上説明したように、複数のヒータ電極500の少なくとも1つの一端部とドライバ電極60とを電気的に接続するヒータ側ビア部710A~710Dと、ドライバ電極60と電極パッド720とを電気的に接続する給電側ビア722とは、第1の方向視で互いに異なる位置に配置されている。このため、ヒータ側ビア部710A~710Dと給電側ビア722とが互いに一致する位置に配置された構成に比べて、電流集中に起因する温度特異点の発生を抑制することができる。ここで、仮に、ドライバ電極60を有機部70の内部に配置しようとすると、例えば次のような不具合が生じるおそれがある。すなわち、ドライバ電極60を形成することで、熱伝導率が比較的に低い有機部70が厚くなるため、それに伴って、静電チャック100の温度の応答性の低下に起因して第1のセラミックス部材10の吸着面S1の温度分布の制御性(ひいては、ウェハの温度分布の制御性)が低下する。また、有機部70の厚みを抑えようとすると、ドライバ電極60の厚みに起因した凹凸を吸収できず有機部70に気泡が含まれやすくなり、有機部70の熱伝導率がさらに悪化し、かつ温度特異点も発生する。このため、ドライバ電極60を薄くする必要があるが、そうすると、ドライバ電極60の抵抗値が大きくなり、その結果、ドライバ電極60が発熱し、第1のセラミックス部材10の吸着面S1の温度分布の制御性を低下させる。これに対して、本実施形態によれば、ヒータ側ビア部710A~710Dと給電側ビア722とを電的に接続するドライバ電極60は、有機部70ではなく、第2のセラミックス部材11の内部に配置されている。これにより、ドライバ電極60を第2のセラミックス部材11の内部に配置する構成に比べて、第1のセラミックス部材10の吸着面S1の温度分布の制御性(ひいては、ウェハの温度分布の制御性)が低下することを抑制することができる。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
Claims (2)
- 第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面とを有する第1のセラミックス部材と、
第3の表面と、前記第3の表面とは反対側の第4の表面とを有し、前記第3の表面が前記第1のセラミックス部材の前記第2の表面に対向するように配置された第2のセラミックス部材と、
前記第1のセラミックス部材の前記第2の表面と前記第2のセラミックス部材の前記第3の表面との間に配置され、有機材料を主成分とする有機部と、
前記有機部に配置された複数のヒータ電極と、
第5の表面と、前記第5の表面とは反対側の第6の表面とを有するとともに冷媒流路が形成され、前記第5の表面が前記第2のセラミックス部材の前記第4の表面に接合されたベース部材と、
前記第2のセラミックス部材の前記第4の表面側に配置された給電部と、
を備え、前記第1のセラミックス部材の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置において、
さらに、前記第2のセラミックス部材の内部に配置されたドライバ電極と、
前記複数のヒータ電極の少なくとも1つの一端部と前記ドライバ電極とを電気的に接続する第1の導電部と、
前記第1の表面に略垂直な第1の方向視で前記第1の導電部とは異なる位置に配置され、前記ドライバ電極と前記給電部とを電気的に接続する第2の導電部と、を備え、
前記ベース部材の前記第6の表面から前記第2のセラミックス部材の前記第4の表面に至る端子用孔が形成されており、前記第2のセラミックス部材の前記第4の表面側のうち、前記端子用孔内に露出する領域に前記給電部が配置された構成であり、
少なくとも2つの前記第1の導電部は、前記第1の方向視で前記端子用孔より外側の位置に配置されている、
ことを特徴とする保持装置。 - 第1の表面を有し、前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置の製造方法において、
前記第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面とを有する第1のセラミックス部材を準備する工程と、
中間接合体を準備する工程であって、前記中間接合体は、
第3の表面と、前記第3の表面とは反対側の第4の表面とを有する第2のセラミックス部材と、
第5の表面と、前記第5の表面とは反対側の第6の表面とを有するとともに冷媒流路が形成され、前記第5の表面が前記第2のセラミックス部材の前記第4の表面に接合されたベース部材と、
前記第2のセラミックス部材の前記第4の表面側に配置された給電部と、
前記第2のセラミックス部材の前記第3の表面上に配置され、有機材料を主成分とする有機部と、
前記有機部の前記第2のセラミックス部材とは反対側の表面上に配置された複数のヒータ電極と、
前記第2のセラミックス部材の内部に配置されたドライバ電極と、
前記複数のヒータ電極の少なくとも1つの一端部と前記ドライバ電極とを電気的に接続する第1の導電部と、
前記第3の表面に略垂直な第1の方向視で前記第1の導電部とは異なる位置に配置され、前記ドライバ電極と前記給電部とを電気的に接続する第2の導電部と、を備える、工程と、
前記中間接合体の前記給電部に電力を供給した状態で、前記中間接合体における前記第3の表面に略平行な面方向の温度分布を測定する工程と、
前記中間接合体の温度分布の測定結果に基づき、前記中間接合体の温度分布が所望の分布になるように前記複数のヒータ電極の少なくとも1つに加工を施す工程と、
加工後の前記中間接合体における前記第2のセラミックス部材の前記第3の表面と、前記第1のセラミックス部材の前記第2の表面との間に前記有機部および前記複数のヒータ電極とが介在するように、前記中間接合体に対して前記第1のセラミックス部材を接合する工程と、を含む、
ことを特徴とする保持装置の製造方法。
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