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JP7038401B2 - 仕上面材切断位置罫書具及びそれを用いた仕上面材の施工方法 - Google Patents

仕上面材切断位置罫書具及びそれを用いた仕上面材の施工方法 Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 平成29年10月12日 「第15回勇気ある経営大賞」の顕彰式にて、「仕上面材切断位置罫書具及びそれを用いた仕上面材の施工方法」が録画された自社製作のPR動画を上映して公開した。
本発明は、タイルカーペットやPタイルなどの床仕上材、又はロックウール吸音板(岩綿吸音板)などの天井仕上材等の定尺寸法が決まった仕上面材の端尺部分の切断位置を罫書きするための仕上面材切断位置罫書具、及びそれを用いた仕上面材の施工方法に関するものである。
タイルカーペットやPタイルなどの床仕上材は、500mm角や300mm角などの定尺寸法が決まっている。また、天井仕上材なども同様に定尺寸法が決まっている。そして、それらの定尺な仕上面材は、室内の中央から壁などの端に向けて割り付けられ、コンクリートやモルタル、又はOAフロアなどの下地材の上に貼っていくこととなる。このため、壁際、柱廻り、建具廻り、パイプスペース廻りなどの障害物がある室内の端の部分においては、定尺寸法の仕上面材を貼着することができず、障害物に合せて切断した端尺の仕上面材が貼着されている。
このとき、建築物は、設計図通りに正確な寸法通りに建造することは極めて困難である。このため、仕上面材の端尺部分は、適宜中央から割り付けた際の残りの寸法を、柱などの障害物との各位置の距離を採寸して切断しなければ、仕上げに隙間ができてしまうという問題が発生する。その上、仕上面材自体にも厚みがあるため、障害物との距離を正確に測ることが困難であるという問題があった。
熟練工であれば、仕上面材の厚みを考慮した上、障害物との距離を定規やスケールで斜めに採寸する際の誤差や、仕上面材に罫書く際の誤差、実際に切断する際の誤差等を加味して作業することが可能である。しかし、熟練工が高齢化で減少している上、改修作業では、複数の作業を一人の作業員がこなさなければならないという問題もあり、熟練工でなくても端尺部分の採寸を正確かつ確実に行える仕上面材切断位置罫書具が切望されている。
例えば、特許文献1には、向い合う2本の横リンク片(4)(6)の両端に、向い合う2本の縦リンク片(8)(10)の両端がそれぞれ回転自在に枢支され、横リンク片(4)(6)と縦リンク片(8)(10)とで平行四辺形が形成され、向い合う2本の横リンク片(4)(6)の外側縁部(4a)(4b)に互いに平行な定規面が形成された平行線引き定規(2)が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0005]~[0015]、図面の図1~図5等参照)。
しかし、特許文献1に記載の平行線引き定規は、比較的採寸し易い傾斜した壁際の端尺部分には適用できるものの、柱廻り、建具廻り、パイプスペース廻りなどの複雑な端尺部分の罫書きや切断には適用することができないという問題があった。
また、特許文献2には、滑止め帯(N)の前縁部(Na)及び後縁部(Nb)を挟持することで段差部へ取付可能なクランプ体(2)と、このクランプ体(2)により滑止め帯(N)の前方でその長手方向に平行する方向に支持された整列用レール(3)と、を備え、整列用レール(3)の後面に段差部の踏面(FL)上へ載せられる板材(PB)の当接整列面(3a)が形成されている板材の切断用ゲージ(1)が開示されている(特許文献2の特許請求の範囲の請求項2、明細書の段落[0014]~[0030]、図面の図1、図2等参照)。
しかし、特許文献2に記載の板材の切断用ゲージ(1)は、Pタイルなどの板材を、階段の段部に貼り付ける際の切断用ゲージであり、特許文献1に記載の平行線引き定規と同様に、柱廻り、建具廻り、パイプスペース廻りなどの複雑な端尺部分の罫書きや切断には適用することができないという問題があった。
そして、特許文献3には、凸面形状の湾曲面となった2つの型付けローラを有し、床面から壁面に跨がって敷かれたシート状床材をほぼ型付けローラの湾曲面に沿った型付け状態にするとともに、これらの型付けローラが床面および壁面との間でシート状床材の一部を挟みつつ、壁面に沿って転動し、この転動に伴って2つの型付けローラ間に設けられたカッターによってシート状床材を切断するシート状床材のカッター装置が開示されている(特許文献3の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0017]~[0030]、図面の図1、図2、図5等参照)。
しかし、特許文献3に記載のシート状床材のカッター装置は、ある程度柔軟性のあるシート状床材にしか適用できず、Pタイルなどの硬質の床材や天井材には適用できないという問題があった。その上、床材は、壁や建具等を仕上げてから施工することが通常であり、特許文献3に記載のシート状床材のカッター装置では、仕上がった壁材や巾木、床材等を損傷するおそれもあった。
特開平10-258598号公報 特開平9-4209号公報 特開2006-158558号公報
そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、仕上面材の柱廻りや建具廻りなどの複雑な端尺部分の切断位置を熟練工でなくても誰でも簡単に罫書きすることができる仕上面材切断位置罫書具、及びそれを用いた仕上面材の施工方法を提供することにある。
請求項1に係る仕上面材切断位置罫書具は、定尺寸法が決まった仕上面材の端尺部分の切断位置を罫書きするための仕上面材切断位置罫書具であって、筐体に設けられた可動スペース内に長さが均一な複数の棒材又は板材が突没自在に並列された真弧部と、前記仕上面材の角に位置合せを行う際の目印となる位置合せ部と、前記真弧部と前記位置合せ部との間を長さ調整自在かつ角度調整自在に接続する接続手段と、を備え、前記接続手段は、前記位置合せ部及び前記真弧部に、それぞれ角度調整自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項2に係る仕上面材切断位置罫書具は、請求項1に記載の仕上面材切断位置罫書具において、前記接続手段は、帯状の板材又は棒材からなる第1腕部と、第2腕部とを有し、これらの第1腕部と第2腕部とが、スライド自在かつ角度調整自在に軸着されており、前記第1腕部は、前記位置合せ部に、前記第2腕部は、前記真弧部に、それぞれ角度調整自在に軸着されていることを特徴とする。
請求項3に係る仕上面材切断位置罫書具は、請求項2に記載の仕上面材切断位置罫書具において、前記第1腕部と前記第2腕部は、長さ方向に沿って形成されたスリットをそれぞれ有し、これらのスリット間に挿通された蝶ボルト又は蝶ナットでボルト止めされることにより、前記第1腕部と前記第2腕部とが、スライド自在かつ角度調整自在に軸着されていることを特徴とする。
請求項4に係る仕上面材の施工方法は、定尺寸法が決まった複数の仕上面材を並設して施工する仕上面材の施工方法であって、請求項1ないし3のいずれかに記載の仕上面材切断位置罫書具を用いて、既設の前記仕上面材の所定位置に前記位置合せ部を合せるとともに、前記仕上面材を並設する際の障害となる障害物に角度調整及び長さ調整を行って前記真弧部の複数の前記棒材又は前記板材を押し当てて前記障害物の形状を象ったうえ、前記接続手段を固定し、前記仕上面材切断位置罫書具を移動して、前記位置合せ部を前記仕上面材の一角に合せて前記真弧部に象った形状を前記仕上面材に卦書きし、前記仕上面材の端尺部分を切断することを特徴とする。
請求項1~4に記載の発明によれば、仕上面材の端尺部分の採寸が容易かつ正確に行える。このため、仕上面材の柱廻りや建具廻りなどの複雑な端尺部分の切断位置を熟練工でなくても誰でも簡単に罫書きすることができる。よって、この罫書きに基づいて、仕上面材の端尺部分の切断を、切断を行い易い適切な高さとスペースを確保した場所において誰でも簡単に行うことができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、安価で簡単な構成により、真弧部と位置合せ部との間の長さ調整及び角度調整を容易に行うことができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、スパナやレンチなどの工具を用いずに指で蝶ナットを緩めたり締めたりするだけで、長さ調整及び角度調整を行うことができ、さらに容易に短時間で調整作業を行うことができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、仕上面材の柱廻りや建具廻りなどの複雑な端尺部分の切断位置を熟練工でなくても誰でも簡単に罫書きすることができる。このため、この罫書きに基づいて、仕上面材の端尺部分の切断を、適切な高さとスペースを確保した場所において行うことができ、既に仕上がっている壁面や建具等を損傷するおそれもない。よって、熟練工でなくても誰でも簡単に仕上面材の施工を行うことができる。また、仕上面材の施工の際の切断失敗によるロスを低減することができ、材料費も低減することができる。その上、施工時間の短縮による施工費の低減を達成することができる。
本発明の実施形態に係る仕上面材切断位置罫書具の全体構成を示す平面図である。 同上の仕上面材切断位置罫書具の真弧部を示す部分拡大図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。 同上の仕上面材切断位置罫書具の接続手段のプレート本体を示す平面図である。 同上の接続手段の第1腕部と第2腕部との接合部を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る仕上面材の施工方法の定尺寸法の仕上面材の設置状況を示す平面図である。 同上の仕上面材の施工方法の端尺の仕上面材の設置状況を示す平面図である。 同上の仕上面材の施工方法の採寸工程を示す図6の柱廻りを拡大して示す部分拡大平面図である。 同上の仕上面材の施工方法の罫書工程を示す工程説明図である。
以下、本発明に係る仕上面材切断位置罫書具を実施するための一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[切断位置罫書具]
先ず、図1~図4を用いて、本発明の実施形態に係る仕上面材切断位置罫書具1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る仕上面材切断位置罫書具1の全体構成を示す平面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る仕上面材切断位置罫書具1は、真弧部2と、位置合せ部3と、これらの真弧部2と位置合せ部3との間を接続する接続手段4など、から構成された仕上面材の端尺部分の切断位置を罫書きするための工具である。
ここで、仕上面材とは、床仕上材や天井仕上材などの建物の室内外の床面や天井面の最表面に設置する定尺寸法が決まった矩形の化粧用の面材を指している。具体的には、床仕上材としては、タイルカーペットやPタイルなどが挙げられ、天井仕上材としては、ロックウール吸音板(岩綿吸音板)、石膏ボード、羽目板などが挙げられる。
(真弧部2)
図2は、本実施形態に係る仕上面材切断位置罫書具1の真弧部2を示す部分拡大図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。図2(b)の右半分は可動スペース21に棒材22が挿置されていない状態を示している。図2に示すように、真弧部2は、筐体20と、この筐体20に形成された貫通開口である可動スペース21と、この可動スペース21に長手方向の両端が突出するように挿置された複数の棒材22など、から構成されている。
筐体20は、図2(a)、図2(b)に示すように、上下2枚の長方形状の板材20a,20bが、長手方向の両端に介装された一対のスペーサ20cを介して接合された、全体が平面視長方形状の筐体である。
このスペーサ20cは、図2(b)に示すように、角柱状ブロックであり、これらの一対のスペーサ20c,20cの間が可動スペース21となっている。つまり、可動スペース21は、筐体20の短手方向(水平方向)の両端が開放された水平視長方形(矩形)の貫通孔となっている。
本実施形態に係る棒材22は、図2(b)に示すように、断面縦長な長方形状の角棒材である。勿論、本発明に係る棒材は、断面円形の丸棒材であっても構わないし、幅の狭い短冊状(長方形状)のプレートからなる板材であっても構わない。しかし、本発明に係る棒材は、障害物の形状を精度よく象るには、水平方向に密、即ち、可動スペース21の幅方向(筐体20の長手方向)に狭い部材が、多数設けられている方が好ましい。
また、この棒材22の高さ(図示せず)は、図2(b)に示すように、可動スペース21の高さH1より若干高く設定されている。このため、棒材22を可動スペース21に差し込むことは可能であるが、棒材22を可動スペース21内でスライド移動させる際には、摩擦抵抗が掛かるようになっている。
そして、図2(a)に示すように、棒材22の長さL1は、可動スペース21の奥行D1(板材20a,20bの幅)より長く設定されており、可動スペース21内で突没自在となっている。このため、棒材22が障害物に押し付けられると、障害物の壁面に沿って棒材22が進退動し、前記摩擦抵抗でそのまま障害物の形状が象られて静止・固定されることとなる。
なお、棒材22の長手方向の両端には、可動スペース21から棒材22が抜け落ちてしまないように、可動スペース21の開口端に掛け止められるように掛止片(図示せず)を設けてもよい。
(位置合せ部)
位置合せ部3は、位置合せを行う際の目印となる部材であり、本実施形態では、図1に示すように、直角3aを有する平面視L形のプレート30から主に構成されている。後述のように、切断位置を罫書く仕上面材から切り取られる角の対角に直角3aを設置して用いられる。勿論、位置合せを行う際の目印となればよく、平面視L形に限られない。
(接続手段)
接続手段4は、図1に示すように、第1腕部4aと、第2腕部4bとを備えており、これらの第1腕部4aの長手方向の一端と、第2腕部4bの長手方向の一端とが、スライド自在、かつ角度調整自在に接合部材で軸着されている。また、第1腕部4aの長手方向の他端は、前述の位置合せ部3に接合部材で軸着され、第2腕部4bの長手方向の他端は、真弧部2に接合部材で軸着されている。
図3は、接続手段4の第1腕部(又は第2腕部)の単体を示す平面図であり、図4は、第1腕部4aと、第2腕部4bとの接合部を示す側面図である。第1腕部4aと第2腕部4bは、同一形状の部材であり、図3に示すように、第1腕部4a(第2腕部4b)は、帯状の鋼板からなるプレート本体40を有している。勿論、本発明に係る接続手段は、板材のものに限られず、棒材などから構成してもよい。要するに、本発明に係る接続手段は、仕上面材の大きさに応じた所定の長さを有した二本の部材からなり、それらが真弧部2と位置合せ部3との間を長さ調整自在かつ角度調整自在に接続するものであればよい。
図3に示すように、このプレート本体40の中央には、長手方向に沿った長孔形状のスリット41が形成されている。また、プレート本体40は、帯状の両端部42が円弧状に形成されている。このため、第1腕部4aと第2腕部4bの端部に鋭利な角がないこととなり、両者をどのような角度で接合しても、動作の邪魔にならず、安全に角度調整を行うことができる。
また、第1腕部4aと第2腕部4bとは、図1、図4に示すように、両者のスリット41,41に挿通された接合部材で軸着されている。このように、第1腕部4aと第2腕部4bの長手方向に沿ったスリット41を介して接合されているため、第1腕部4aと第2腕部4bのいずれもが、スライド自在であり、両者が交わる角度も自在に調整することができる。
本実施形態に接続手段4では、図1、図4に示すように、接合部材は、蝶ボルトBと六角ナットNとから構成されるとともに、ワッシャWも介装されている。勿論、本発明に係る接続手段は、蝶ナットや他のボルト接合、リベット接合、ビス止め等とすることも可能である。しかし、本実施形態のように蝶ボルトBや蝶ナット等で接合することにより、スパナやレンチなどの工具を用いずに指だけで、接合部材を緩めたり締めたりすることができるため好ましい。
同様に、本実施形態に係る接続手段4では、図1に示すように、第1腕部4aと位置合せ部3、及び第2腕部4bと真弧部2も、蝶ボルトBと六角ナットNとがワッシャWを介して接合されおり、角度調整自在となっている。
なお、本実施形態に接続手段4として、同一平面上で長さ調整や角度調整が可能な二次元的な接続手段を例示して説明したが、第1腕部4aと第2腕部4bとを、三次元ヒンジを用いて高さ調整可能な接続手段とすることも可能である。そうすることで、多少の段差がある場合も障害物の採寸が容易となる。
[仕上面材の施工方法]
次に、図5~図8を用いて、本発明の実施形態に係る仕上面材の施工方法について説明する。仕上面材として床仕上材であるタイルカーペットを前述の仕上面材切断位置罫書具1を用いて敷設する場合を例示して説明する。図5は、本発明の実施形態に係る仕上面材の施工方法の定尺寸法の仕上面材の設置状況を示す平面図であり、図6は、本発明の実施形態に係る仕上面材の施工方法の端尺の仕上面材の設置状況を示す平面図である。
先ず、本実施形態に係る仕上面材の施工方法では、図5に示すように、従来のタイルカーペットの施工方法と同様に、下地材の上に、接着剤が塗布された定尺寸法が500mm角のタイルカーペットPを敷き並べて貼り付けて行く。なお、下地材は、一般的には、床板やコンクリート(モルタル含む)、又はOAフロアなどとなっている。また、定尺寸法がどのようなものであっても本発明を適用することできることはいうまでもない。
このとき、一般には、図5に示すように、タイルカーペットPの割付は、設計図等から室内の中央から壁などの端に向けて割り付けられる。また、通常、壁際や柱廻り、建具廻り、パイプスペース廻りなどの障害物に接するタイルカーペットPが、3分の1以下の小片とならないように割り付ける。
そして、図6に示すように、割付において、壁際や柱廻りのなどの障害物と接するタイルカーペットP’は、規格通りの定尺寸法のタイルカーペットPを貼着することができず、障害物に合せて切断した端尺のタイルカーペットP’とする必要がある。また、建物は、設計図通りに施工するものの、正確に施工することは困難であり、設計図から割り出した寸法でタイルカーペットPを切断することはできない。
つまり、計図から割り出した寸法で切断した場合、障害物との間に隙間ができたり、余ってもう一度切断し直したりする必要が生じる。特に、切り過ぎて必要寸法に足りない場合は、その端尺のタイルカーペットP’は、廃棄しなければならず、歩掛りが悪化して施工コストが悪化する要因となっていた。
そこで、本実施形態に係る仕上面材の施工方法では、前述の仕上面材切断位置罫書具1を用いて、既設の定尺寸法のタイルカーペットPの角から切断すべき位置を採寸する採寸工程、及びタイルカーペットPの裏面(又は表面)に罫書く罫書工程を行う。
(採寸工程)
次に、図7を用いて、本採寸工程について詳細に説明する。図6の破線の斜線で示す、柱廻りの端尺のタイルカーペットP’を切断するための寸法を採寸する場合を例示して説明する。図7は、図6の柱廻りを拡大して示す部分拡大平面図である。
本採寸工程では、仕上面材切断位置罫書具1の位置合せ部3を、既に床面に接着した既設の定尺寸法のタイルカーペットPの角に合せる。そして、接続手段4の蝶ボルトBを緩め、第1腕部4aや第2腕部4bの角度調整や長さ調整を行って、真弧部2を柱に押し当てる。勿論、位置合せ部3の位置合わせを行う位置は、タイルカーペットPの出隅の角に限られず、市松模様に貼り付ける場合など、既設のタイルカーペットP(P’)が並設された入隅の角に合せてもよい。要するに、位置合せ部3の位置合わせを行う位置は、仕上面材の割付に応じて適宜定めればよい。
真弧部2を柱に押し当てると、図7に示すように、棒材22が可動スペース21内でスライド移動し、柱の形状が真弧部2に象られることになる。そして、接続手段4の蝶ボルトBを締め、真弧部2と位置合せ部3との位置関係が変動しないように固定する。
(罫書工程)
次に、図8を用いて、本罫書工程について詳細に説明する。図8は、タイルカーペットPに切断位置を罫書きする状態を示す説明図である。
本罫書工程では、図8に示すように、定尺寸法のタイルカーペットPの裏面(又は表面)を上にして平らで作業し易い場所に設置し、前工程で柱の形状を象って固定した仕上面材切断位置罫書具1の位置合せ部3を、タイルカーペットPの一角に合せる。
そして、真弧部2の棒材22のラインに沿って、図8の一点鎖線で示す切断ラインを罫書きし、斜線部で示す切断部分を切断して切り離し、端尺のタイルカーペットP’を作成する。
図示する場合は、図6等の上方の壁際の切断ラインは、前述の採寸工程と罫書工程と同様の工程を繰り返し、上部の切断ラインを罫書きして切断部分を切り離し、端尺のタイルカーペットP’を作成する。
その後、作成した端尺のタイルカーペットP’を図6の破線部分に接着して本実施形態に係る仕上面材の施工方法が終了する。
以上説明した本発明の実施形態に係る仕上面材切断位置罫書具1及びそれを用いた仕上面材の施工方法によれば、障害物に真弧部2を押し当てるだけで障害物の形状を象ることができる。このため、仕上面材であるタイルカーペットPの端尺部分の採寸が容易かつ正確に行える。よって、柱廻りや建具廻り、パイプスペース廻りなどの直線ではない複雑な端尺部分のタイルカーペットP’の切断位置を熟練工でなくても誰でも簡単に罫書きすることができる。
また、この罫書きに基づいて、タイルカーペットPの端尺部分の切断を、切断を行い易い適切な高さとスペースを確保した場所に仕上面材切断位置罫書具1を移動して行うことができる。このため、誰でも簡単に正確に切断を行うことができるだけでなく、特許文献3に記載の発明のように、既に仕上がっている壁面や建具等を損傷するおそれもない。
その上、仕上面材切断位置罫書具1は、蝶ボルトBを緩めたり締めたりするだけで、長さ調整及び角度調整を行うことができ、スパナやレンチなどの工具が不要である。このため、さらに短時間で採寸、罫書き、切断の各作業を行うことができる。
それに加え、タイルカーペットPの切断失敗によるロスを低減することができ、材料費も低減することができる。その上、施工時間の短縮による施工費の低減を達成することができる。
以上、本発明の実施形態に係る仕上面材切断位置罫書具及びそれを用いた仕上面材の施工方法について詳細に説明した。しかし、前述した又は図示した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたって具体化した一実施形態を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
特に、仕上面材としてタイルカーペットを例示して説明したが、その他、Pタイルなどの床仕上材、又はロックウール吸音板(岩綿吸音板)、石膏ボード、羽目板などの天井仕上材に好適に適用することができる。要するに、本発明は、定尺寸法が決まった複数の仕上面材を並設して施工する仕上面材には適用することができる。
1:仕上面材切断位置罫書具
2:真弧部
20:筐体
20a,20b:板材
20c:スペーサ
21:可動スペース
22:棒材
3:位置合せ部
30:プレート
4:接続手段
4a:第1腕部
4b:第2腕部
40:プレート本体
41:スリット
42:両端部
B:蝶ボルト(接合部材)
N:六角ナット(接合部材)
W:ワッシャ(接合部材)
P:(定尺寸法の)タイルカーペット(仕上面材)
P’:(端尺の)タイルカーペット(仕上面材)

Claims (4)

  1. 定尺寸法が決まった仕上面材の端尺部分の切断位置を罫書きするための仕上面材切断位置罫書具であって、
    筐体に設けられた可動スペース内に長さが均一な複数の棒材又は板材が突没自在に並列された真弧部と、前記仕上面材の角に位置合せを行う際の目印となる位置合せ部と、前記真弧部と前記位置合せ部との間を長さ調整自在かつ角度調整自在に接続する接続手段と、を備え、
    前記接続手段は、前記位置合せ部及び前記真弧部に、それぞれ角度調整自在に取り付けられていること
    を特徴とする仕上面材切断位置罫書具。
  2. 前記接続手段は、帯状の板材又は棒材からなる第1腕部と、第2腕部とを有し、これらの第1腕部と第2腕部とが、スライド自在かつ角度調整自在に軸着されており、
    前記第1腕部は、前記位置合せ部に、前記第2腕部は、前記真弧部に、それぞれ角度調整自在に軸着されていること
    を特徴とする請求項1に記載の仕上面材切断位置罫書具。
  3. 前記第1腕部と前記第2腕部は、長さ方向に沿って形成されたスリットをそれぞれ有し、これらのスリット間に挿通された蝶ボルト又は蝶ナットでボルト止めされることにより、前記第1腕部と前記第2腕部とが、スライド自在かつ角度調整自在に軸着されていること
    を特徴とする請求項2に記載の仕上面材切断位置罫書具。
  4. 定尺寸法が決まった複数の仕上面材を並設して施工する仕上面材の施工方法であって、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の仕上面材切断位置罫書具を用いて、
    既設の前記仕上面材の所定位置に前記位置合せ部を合せるとともに、前記仕上面材を並設する際の障害となる障害物に角度調整及び長さ調整を行って前記真弧部の複数の前記棒材又は前記板材を押し当てて前記障害物の形状を象ったうえ、前記接続手段を固定し、
    前記仕上面材切断位置罫書具を移動して、前記位置合せ部を前記仕上面材の一角に合せて前記真弧部に象った形状を前記仕上面材に卦書きし、前記仕上面材の端尺部分を切断すること
    を特徴とする仕上面材の施工方法。
JP2017212711A 2017-11-02 2017-11-02 仕上面材切断位置罫書具及びそれを用いた仕上面材の施工方法 Expired - Fee Related JP7038401B2 (ja)

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