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JP7037970B2 - ロータ、回転電機及びロータの磁石取付方法 - Google Patents

ロータ、回転電機及びロータの磁石取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、ロータ、回転電機及びロータの磁石取付方法に関する。
SPM式回転電機(例えば、表面磁石型同期モータ:Surface Permanent Magnet Synchronous Motor)では、磁石がロータの表面に設けられている。そこで、当該ロータでは、磁石が遠心力で飛散しないように磁石の外表面上に炭素繊維などで構成される補強材を巻いている(特許文献1参照)。
特開2011-188612号公報
しかしながら、前記特許文献1の技術は、磁石も含めてロータの外表面に単純に補強材を巻いているだけである。そのため、かかる技術では、磁石が遠心力で飛び出すのを防止するために、補強材の張力を効果的に使うことができていない。よって、前記特許文献1の技術では、補強材で磁石を効果的にロータコアにとどめておくことができないという不具合がある。
本発明の課題は、磁石保持部の張力を効果的に使って、磁石を効果的にロータコア上に保持させることができるロータ、回転電機及びロータの磁石取付方法を提供することである。
本発明のロータは、SPM式回転電機のロータであって、ロータコアと、前記ロータコアの周面に設けられる磁石と、前記磁石を前記周面に保持させる磁石保持部とを備え、前記磁石保持部は、前記ロータコアの周面から半径方向内部にかけて形成された複数の溝部と、前記磁石を前記周面上で覆って当該磁石を当該周面上に保持し、当該覆う部分の両端側がそれぞれ異なる前記溝部内に入り込んでいる保持具と、前記各溝部の前記ロータコアの奥側に設けられ前記保持具が当該溝部から抜け出すのを防止するように当該保持具を止着する止着部と、を備え、前記止着部は、前記ロータコアの周方向に千鳥状に複数個配置されていることを特徴とする。
別の本発明のロータの磁石取付方法は、周面から半径方向内部にかけて複数の溝部が形成されたロータコアの一つの前記溝部に保持具を2枚折りして収納する第1収納工程と、前記保持具を収納した溝部の奥側に設けられた止着部で当該保持具を止着する第1止着工程と、前記保持具を止着した溝部である止着溝部と当該止着溝部に隣接する前記溝部である隣接溝部の2つの溝部間に位置する前記周面上に磁極を構成するための磁石を配置する配置工程と、前記隣接溝部に前記止着溝部から飛び出している前記保持具の2枚折りの一枚を再度2枚折りして収納する第2収納工程と、前記保持具で前記磁石を前記周面に押さえつけた状態で、前記隣接溝部の奥側に設けられた止着部で当該保持具を止着する第2止着工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、磁石保持部の張力を効果的に使って、磁石を効果的にロータコア上に保持させることができるロータ、回転電機及びロータの磁石取付方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係るロータの斜視図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係るロータを径方向に切断した部分断面図であり、(b)は、(a)のA部分(1つの磁極部分)の拡大図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の第2工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の予備工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の第3工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の第3工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の第4工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の第4工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の第5工程及び第6工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの磁石取付方法の第7工程を説明するロータコアの部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るロータの作用効果を説明するロータの単一の磁極部分の径方向断面図である。 本発明の一実施形態に対する比較例であるロータの作用効果を説明するロータの部分断面図である。
以下本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係るSPM式回転電機、ここでは表面磁石型同期モータ(SPMSM:Surface Permanent Magnet Synchronous Motor)のロータ1の斜視図である。このロータ1は、表面磁石型同期モータのインナーロータであり、回転軸2と、この回転中心としての回転軸2に固定された円柱状のロータコア3とを備えている。
ロータコア3の周面3aには、例えば4つの磁極4が設けられている。各磁極4は、例えば6本の磁石11を連続的にロータコア3の周方向に並べて形成されている。各磁石11は、ロータコア3の長さと略同じ長さである。
図2(a)は、ロータ1を径方向に切断した部分断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA部分(1つの磁極4部分)の拡大図である。各磁極4が形成されるロータコア3の周面3aには、磁石11を収納する凹状の磁石収納凹部3bが形成されている。そして、各磁石収納凹部3bには、各6本の磁石11が収納され、磁石保持部12によってロータコア3の周面3a(磁石収納凹部3b内)に保持されている。
磁石保持部12は、溝部13、保持具14及び止着部15を備えている。
まず、磁石保持部12は、ロータコア3の周面3aから半径方向内部にかけて形成された複数の溝部13を備えている。溝部13は、磁石収納凹部3b内に形成されている。本例では磁極4ごとに7本の溝部13が形成されている。すなわち、各磁極4における溝部13の本数は当該磁極4に設けられた磁石11の数より1本多い。この各溝部13は、長手方向がロータコア3の長手方向であり、ロータコア3の長さの端から端まで形成されている。各磁極4において、隣り合う溝部13同士の間隔は略同じである。そして、各磁極4において、各溝部13の深さは、ロータコア3の周方向に浅いものと深いものが交互に出現する。
保持具14は、シート状の部材であり、例えば炭素繊維など、可撓性を有する強靭な材料で形成されている。保持具14は、各磁石11をロータコア3の周面3a上で覆って磁石11を周面3a上に保持している。保持具14は、各磁石11を覆う部分の両端14a,14a側がそれぞれ隣り合う溝部13,13内に入り込んでいる。具体的には、保持具14は2枚折りして各溝部13内に入り込んでいる。そして、少なくとも単一の磁極4においては、全ての溝部13に1枚の保持具14が入り込んでいる。なお、全ての磁極4において、1枚の保持具14を各溝部13に入れるようにしてもよい。
また、各溝部13のロータコア3の奥側、例えば最深部には、保持具14が当該溝部13から抜け出すのを防止するように保持具14を止着する止着部15が設けられている。すなわち、各溝部13の最深部には当該溝部13の幅より直径が長い径方向断面が略円形である孔である円筒15aが形成されている。この円筒15aの長手方向はロータ1の長手方向と同じである。2枚折りした保持具14の折られている部分は円筒15a内で当該円筒15aの内周面に沿うように拡がっている。これにより、保持具14の2枚折り部分も円筒形状をなしていて、その内部には、拡径部材15bが長手方向を円筒15aの長手方向として収納されている。すなわち、拡径部材15bは、例えばコイルスプリングのような部材であり、円筒15a内で保持具14の2つ折り部分の内側で弾性的に拡径している。これにより、拡径部材15bは、保持具14を円筒状に拡げて円筒15aの内周面に保持具14を押しつけている。円筒15aは溝部13の幅より直径が長いため、ロータコア3の外部から保持具14が引っ張られても拡径部材15bが円筒15a内で突っ張る。そのため、保持具14は溝部13内から抜けず、保持具14は止着部15により止着される。
各磁極4において、各止着部15は、ロータコア3の周方向に千鳥状に配置されている。すなわち、各磁極4において、周方向に視て各止着部15は浅い溝部13の最深部に設けられているものと、深い溝部の最深部に設けられているものとが交互に出現する。なお、各止着部15は、溝部13の最深部に設けられている必要は必ずしもなく、溝部13の深さの中間地点に設けられていてもよい。
このようにして、単一の磁極4に対して複数個、本例で6個の磁石11が磁石保持部12によりロータコア3の周面3a(磁石収納凹部3b内)に保持される。単一の磁極4の各磁石11を1枚の保持具14で支持する場合、その磁極4におけるロータコア3の周方向両端側の各溝部13内から1枚の保持具14の両端部14b.14bがはみ出す。この両端部14b,14bは、接着その他の手段により、ロータコア3に止着して、溝部13から保持具14が飛び出さないようにするのが望ましい。また、全ての磁極4において1枚の保持具14を使用する場合も、2つの溝部13からそれぞれ保持具14の端部がはみ出す。これもロータコア3にそれぞれ止着して、溝部13から保持具14が飛び出さないようにするのが望ましい。
次に、前記の構造のロータ1を製造するためのロータの磁石取付方法について説明する。ロータの磁石取付方法は、第1工程から第7工程までの各工程を順次行うことにより実施する。
(1)第1工程
ロータの磁石取付方法で必要なのは、前記の構造のロータコア3、保持具14、拡径部材15b、さらに細いワイヤ51(図3A)である。作業者はこれらを準備する。
(2)第2工程(第1収納工程)
図3Aに示すように、作業者は保持具14を磁極4の一番端に位置する溝部13内に挿入する(矢印a)。この場合、溝部13が狭いので、保持具14にワイヤ51を掛けて円筒15aに達するまでワイヤ51を溝部13に通すことで保持具14を挿入する。保持具14にワイヤ51を掛けて溝部13内に押し通すに際しては、ワイヤ51により保持具14は2枚折りの状態になって溝部13内に入っていく。
この場合に、溝部13が狭くて、ワイヤ51を使って保持具14を挿入しにくい場合には、事前に第2工程の前の予備工程を行う。すなわち、作業者は「ロータコア3を、液体窒素等を用いて冷却し、図3Bに矢印bで示すように収縮させて、溝部13の間隔を拡大する。
(3)第3工程
保持具14が円筒15aまで達したら、図3Cに示すように、円筒15a内で保持具14を袋状に拡げる。この場合、保持具14をロータコア3の外側から溝部13を介して円筒15a内に送り込むことによって保持具14を袋状に拡げてもよい。あるいは、引き続きワイヤ51を用いて、保持具14を円筒15aの内周面に押しつけるようにしてもよい。図3Cではワイヤ51を用いている。
これによって、作業者は、図3Dに示すように、円筒15aの内周面全面に保持具14を接触させ、円筒15a内で保持具14を円筒状部14cにする。
(4)第4工程(第1止着工程)
図3Eに示すように、作業者は、長手方向に引き延ばして径サイズを縮小した拡径部材15bを、円筒状部14c内に挿入する。この拡径部材15bの挿入は、可能であれば溝部13内から行ってもよいし、ロータコア3の端面に形成されている円筒15aの開口から行ってもよい。
次に、図3Fに示すように、作業者は、拡径部材15bの長手方向への引き延ばしを解除し、拡径部材15bの径サイズを弾性的に拡大する。これにより、拡径部材15bの径サイズが拡大し、保持具14を円筒状部14cの内周面に内側から押しつける。これにより、円筒状部14cは円筒15aの内周面に内側から押しつけられる。円筒15aの直径は溝部13の幅より長いため、円筒15a内の保持具14は溝部13を通って円筒15a外に抜けることはない。すなわち、円筒15a内に止着部15が形成される。
(5)第5工程(配置工程)
図3Gに示すように、止着部15が形成された溝部13と、当該止着溝部131と隣接する溝部との間に位置するロータコア3の周面3a上(磁石収納凹部3b内)に磁石11を配置する。止着部15が形成された溝部13は止着溝部131となり、これに隣接する溝部13は隣接溝部132となる。
なお、磁石11は、磁石収納凹部3b内に接着剤その他の手段で固定することが望ましい。
(6)第6工程(第2収納工程)
図3Gに示すように、作業者は、第2工程と同様な方法によって、止着溝部131から飛び出している隣接溝部132側の保持具14を隣接溝部132に挿入する。
(7)第7工程(第2止着工程)
図3Hに示すように、作業者は、第3工程及び第4工程と同様な方法によって、隣接溝部132の円筒15a内に止着部15を形成する。このとき、保持具14を張って、保持具14によって第5工程で配置した磁石11をロータコア3の周面3a(磁石収納凹部3b内)に押さえつけた状態とする。
以下、図3Hに示すように、第2工程~第7工程を繰り返すことにより、磁石収納凹部3b内の一方側から他方側に順次1個ずつ磁石11を取り付ける。本例で6個の磁石11が取り付けられることにより、単一の磁極4が形成される。他の磁極4も同様の手段により形成する。
なお、単一の磁極4の各磁石11を1枚の保持具14で支持する場合、その磁極4におけるロータコア3の周方向両端側の各溝部13内から1枚の保持具14の両端部14b,14bがはみ出す。この両端部14b,14bは、接着その他の手段により、ロータコア3に止着して、溝部13から保持具14が飛び出さないようにするのが望ましい。また、全ての磁極4において1枚の保持具14を使用する場合も、2つの溝部13からそれぞれ保持具14の端部がはみ出す。これもロータコア3にそれぞれ止着して、溝部13から保持具14が飛び出さないようにするのが望ましい。なお、保持具14の両端部14b,14bは、磁石11に生じる遠心力を受けることがないので、当該両端部14b,14bがロータコア3の周面3aから剥がれるおそれはない。
次に、本実施形態のロータ1の作用効果について説明する。
図5(a)は、本実施形態のロータ1の比較例となるロータ101の正面図である。このロータ101は、円筒状のロータコア102の周面103に4個の磁極104が設けられている。ここでは、便宜上、単一の磁極104は単一の磁石で形成されているものとする。ロータコア102には回転軸105が設けられている。磁極104を含めたロータコア102の周面103の全体には炭素繊維のシート106が巻かれている。これによって、遠心力でロータコア102から磁極(磁石)104が脱落するのを、その張力で防止している。
図5(b)は、ロータ101の単一の磁極(磁石)104とその磁極104を覆っているシート106の正面図である。矢印Fは、ロータ101の回転により磁極104にかかる遠心力を示している。また、矢印Tは、磁極104をロータコア102の周面103上に保持させる炭素繊維のシート106の張力を示している。
遠心力Fを張力Tで効果的に抑え込むには、張力Tの向きが遠心力Fの向きと真逆の向きになることが理想である。しかしながら、図(b)に示すように、現実には、炭素繊維のシート106の幅方向はロータコア102の周面103の方向にある。そのため、炭素繊維のシート106による現実の張力Tと、前記の理想的な張力Tとの角度差は、図5(b)に示す角度θである。当該角度θは大きな角度である。そのため、シート106の張力Tは磁極(磁石)104にかかる遠心力に抗して磁極(磁石)104をロータコア102にとどめるために効果的に使いきれてはいない。すなわち、張力Tの遠心力Fとは真逆である向きの成分の大きさは、張力Tの大きさに比べてだいぶ小さい。
これに対して、図4は、本実施形態のロータ1の単一の磁極4部分の径方向断面図である。なお、図4においては、便宜上、拡径部材15bの図示は省略している。本実施形態では、遠心力Fに対抗する保持具14の張力Tは、ロータコア3の半径方向下向きである(符号31が半径の中心である)。本実施形態でも遠心力Fに最も効果的に対抗できる張力Tの向きは遠心力Fの向きと真逆の向きである。図4の例でも張力Tの向きは遠心力Fと真逆ではないが、その理想的な向きと現実の張力Tの向きとがなす角度θは、相当程度小さい。そのため、張力Tの遠心力Fとは真逆である向きの成分の大きさは、張力T自体の大きさと比べて大きな差はない。そのため、比較例のロータ101の場合におけるシート106に比べて、本実施形態のロータ1の保持具14では、張力Tを効果的に活用して遠心力Fに対抗することができる。
また、保持具14はシート状であるため、ワイヤ51等を使用してロータコア3の溝部13内に入れ易くすることができる。
さらに、単一の磁極4に対して複数個、前記の例で6個の磁石11が磁石保持部12によりロータコア3の周面3aに保持される。そのため、個々の磁石11におけるロータコア3の周方向の幅は短い。よって、前記の角度θを小さくすることができるので、この点でも、張力Tを効果的に活用して遠心力Fに対抗することができる。
また、単一の磁極4に対して複数個の磁石11に分割され、保持具14で仕切られているため、各磁石11におけるロータコア3の周方向の断面積は狭い。よって、磁石11に発生する渦電流を低減し、磁石11の発熱を抑制することができる。
さらに、各磁極4において、止着部15は、ロータコア3の周方向に千鳥状に配列されている。すなわち、止着部15が位置するロータコア3の深さは交互に浅くなったり深くなったりしている。そのため、止着部15のロータコア3内での深さが一律である場合、同じ深さに数多くの円筒15aが形成されることになる。これと比較して、本実施形態のロータ1はロータコア3の機械的強度を高めることができる。
その上、止着部15は、各溝部13に設けられ、溝部13の幅より直径の長い円筒15a内に収納されてその内部で拡径できる拡径部材15bで保持具14を止着している。よって、磁石収納凹部3b内での磁石11の保持作業を容易に行うことができる。
なお、本発明は、以上説明した本実施形態に限定されるものでないことは言うまでもない。例えば、前記の例では、各磁極4は磁石11を6個使用しているが、5個以下でもよいし、7個以上でもよい。
さらに、前記実施形態はインナーロータ型のロータ1に本発明を適用しているが、アウターロータ型のロータの各磁極に前記のような構成の磁極4を用いるようにしてもよい。
1 ロータ
3 ロータコア
4 磁極
3a 周面
11 磁石
12 磁石保持部
13 溝部
14 保持具
14a 両端
15 止着部
15a 孔(円筒)
15b 拡径部材
131 止着溝部
132 隣接溝部

Claims (7)

  1. SPM式回転電機のロータであって、
    ロータコアと、
    前記ロータコアの周面に設けられる磁石と、
    前記磁石を前記周面に保持させる磁石保持部とを備え、
    前記磁石保持部は、
    前記ロータコアの周面から半径方向内部にかけて形成された複数の溝部と、
    前記磁石を前記周面上で覆って当該磁石を当該周面上に保持し、当該覆う部分の両端側がそれぞれ異なる前記溝部内に入り込んでいる保持具と、
    前記各溝部の前記ロータコアの奥側に設けられ前記保持具が当該溝部から抜け出すのを防止するように当該保持具を止着する止着部と、を備え、
    前記止着部は、前記ロータコアの周方向に千鳥状に複数個配置されている
    ことを特徴とするロータ。
  2. 前記保持具は、シート状の部材であることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 単一の磁極に対して複数個の前記磁石が前記磁石保持部により前記周面に保持されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロータ。
  4. 前記止着部は、前記各溝部に設けられ当該溝部の幅より直径の長い孔内に収納されて前記孔内で拡径できる拡径部材で前記保持具を止着することを特徴とする請求項1乃至請求項の何れかの一項に記載のロータ。
  5. 請求項1乃至請求項の何れかの一項に記載のロータを備えることを特徴とする回転電機。
  6. 周面から半径方向内部にかけて複数の溝部が形成されたロータコアの一つの前記溝部に保持具を2枚折りして収納する第1収納工程と、
    前記保持具を収納した溝部の奥側に設けられ前記ロータコアの周方向に千鳥状に複数個配置した止着部で当該保持具を止着する第1止着工程と、
    前記保持具を止着した溝部である止着溝部と当該止着溝部に隣接する前記溝部である隣接溝部の2つの溝部間に位置する前記周面上に磁極を構成するための磁石を配置する配置工程と、
    前記隣接溝部に前記止着溝部から飛び出している前記保持具の2枚折りの一枚を再度2枚折りして収納する第2収納工程と、
    前記保持具で前記磁石を前記周面に押さえつけた状態で、前記隣接溝部の奥側に設けられた止着部で当該保持具を止着する第2止着工程とを備えることを特徴とするロータの磁石取付方法。
  7. 前記第1収納工程、前記第1止着工程、前記配置工程、前記第2収納工程及び前記第2止着工程を繰り返すことにより、前記周面に前記磁石を連続的に複数個保持させて、当該複数個の磁石で単一の磁極を形成する請求項に記載のロータの磁石取付方法。
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