JP7034467B2 - 細胞の三次元培養方法、細胞構造体、細胞構造体の製造方法、細胞の運搬方法及び細胞の保存方法 - Google Patents
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本発明の第1態様に係る細胞の三次元培養方法は、多糖類を含有する第1の溶液と、マイクロキャリアと、接着性細胞とを混合し、前記多糖類に対する凝固剤を含む第2の溶液を添加して、前記多糖類をゲル化して、前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物を得るゲル化工程と、ポリアミノ酸を含む第3の溶液を添加して、前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物を前記ポリアミノ酸で被覆する第1の被覆工程と、前記ゲル状の多糖類の可溶化剤を含む第4の溶液を添加し、前記多糖類を除去する除去工程と、前記ポリアミノ酸で被覆された前記マイクロキャリア及び前記接着性細胞を含むファイバー状の混合物を培養する培養工程と、を備える方法である。
本発明の第5態様に係る細胞の保存方法は、上記第3態様に係る製造方法により得られた細胞構造体を4℃以上40℃以下で保存する保存工程を備える。
本実施形態の細胞の三次元培養方法は、ゲル化工程と、第1の被覆工程と、除去工程と、培養工程と、を備える方法である。
ゲル化工程では、まず、多糖類を含有する第1の溶液1aと、マイクロキャリア2と、接着性細胞3とを混合する。このとき、混合溶液が均一になるように、撹拌することが好ましい。次いで、均一な状態の混合溶液に多糖類に対する凝固剤を含む第2の溶液4を添加して、多糖類をゲル化する。混合溶液を第2の溶液に添加する方法としては、例えば、図1に示すように、注射器等に混合溶液を充填し、第2の溶液を含む容器に、混合溶液を注射器を用いて吐出する方法が挙げられる。又は、例えば、マイクロ流路に、混合溶液及び第2の溶液をそれぞれ送液し、接触させる方法が挙げられる。
第1の溶液に含まれる多糖類としては、凝固剤を添加することでハイドロゲルを形成でき、可溶化剤を添加することで可溶化できるものであればよい。多糖類として具体的には、例えば、カラギーナン、LM(Low Methylester)ペクチン、キシログルカン、ジェランガム、ヒアルロン酸及びその塩、アルギン酸及びその塩等が挙げられ、これらに限定されない。これら多糖類を1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。
ゲル化工程において用いられるマイクロキャリアとしては、細胞培養に一般的に用いられる公知のものを用いることができる。また、その形状は、特別な限定はなく、例えば、球状、多角体状、円球状、円錐状、角錐状、円錐台状、角錐台状等が挙げられる。中でも、表面積が大きく、万遍なく細胞が接着可能であることから、球状であることが好ましい。
ゲル化工程において用いられる接着性細胞としては、固体表面に接着して増殖する細胞であれば特に限定されない。接着性細胞として具体的には、例えば、上皮細胞(Vero細胞、MDCK細胞、CHO細胞、HEK293細胞、COS細胞、HmLu細胞等)、腫瘍細胞(Hela細胞、VACO細胞等)、内皮細胞(HUVEC細胞、DBAE細胞等)、白血球(HIT-T15細胞等)、線維芽細胞(WI38細胞、BHK21細胞、SFME細胞等)、筋肉細胞(HL1細胞、C2C12細胞等)、神経/内分泌腺細胞(ROC-1細胞、IMR-32細胞等)等が挙げられる。これら細胞を1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせ用いてもよい。
第2の溶液に含まれる多糖類に対する凝固剤としては、多糖類の種類に応じて適宜選択すればよい。
多糖類がカラギーナン、LM(Low Methylester)ペクチン、ジェランガム、アルギン酸及びその塩である場合、凝固剤として具体的には、例えば、2価の金属塩が挙げられる。2価の金属塩としては、例えば、バリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等が挙げられ、これらに限定されない。
第1の被覆工程では、ポリアミノ酸を含む第3の溶液5を添加して、マイクロキャリア2、接着性細胞3及びゲル状の多糖類1bを含む混合物をポリアミノ酸6で被覆する。混合物に第3の溶液5を添加する方法としては、例えば、図1に示すように、混合物を加温した第3の溶液に浸漬させる方法が挙げられる。又は、例えば、混合物に加温した第3の溶液を滴下する方法が挙げられる。第3の溶液の温度としては、例えば30℃以上40℃以下とすることができる。これにより、ポリアミノ酸で被覆されたマイクロキャリア2、接着性細胞3及びゲル状の前記多糖類1bを含む混合物(以下、「細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)」10と称する)が得られる。また、ポリアミノ酸で被覆することで、マイクロキャリア2、接着性細胞3及びゲル状の前記多糖類1bを含む混合物同士が凝集することを防止でき、該混合物に含まれるマイクロキャリア2及び接着性細胞3が拡散することを防止することができる。
第3の溶液に含まれるポリアミノ酸としては、例えば、ポリ-L-オルニチン、ポリ-L-リジン、ポリ-L-アルギニン、ポリ-L-ヒスチジン、ポリ-L-グルタミン酸、ポリ-L-アスパラギン酸等が挙げられ、これらに限定されない。これらポリアミノ酸を1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。
除去工程では、細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)10に、ゲル状の多糖類の可溶化剤を含む第4の溶液7を添加し、多糖類を除去する。第4の溶液を添加する方法としては、例えば、図1に示すように、細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)10を第4の溶液7に浸漬させる方法が挙げられる。又は、例えば、細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)10に第4の溶液7を滴下する方法が挙げられる。これにより、細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)10に含まれるゲル状の多糖類を分解し、除去して、細胞構造体(ゲル状の多糖類不含)が得られる。
第4の溶液に含まれるゲル状の多糖類の可溶化剤としては、多糖類の種類に応じて適宜選択すればよい。
培養工程では、ポリアミノ酸6で被覆されたマイクロキャリア2及び接着性細胞3を含む混合物(以下、「細胞構造体(ゲル状の多糖類不含)」20と称する場合がある)を培養する。培養方法としては、例えば、図1に示すように、培地9を含むスピンナーフラスコ8内に、細胞構造体(ゲル状の多糖類不含)20を入れて、培養する方法が挙げられる。又は、その他の三次元培養法として公知の方法を用いてもよい。これにより、細胞構造体(ゲル状の多糖類不含)20中において、上記除去工程で除去されたゲル状の多糖類が存在した空間を埋めるように接着細胞を増殖させることができる。また、ゲル状の多糖類の存在により、マイクロキャリア2及び接着性細胞3が均一に分散した状態が保たれたことで、ゲル状の多糖類の除去後においても、過剰な凝集を抑制することができ、細胞構造体の内部に存在する細胞にも、充分に栄養分及び酸素が供給される。これにより、本実施形態の三次元培養方法では、従来の三次元培養方法よりも、細胞生存率及び細胞増殖率が良好なものとなる。
第2の被覆工程では、第1の被覆工程で得られた細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)10に、多糖類を含む第1の溶液1a及び多糖類に対する凝固剤を含む第2の溶液4を添加する。第1の溶液1a及び第2の溶液4を添加する方法としては、例えば、細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)10及び第1の溶液1aの懸濁液を調製し、該懸濁液と第2の溶液4とをマイクロ流路に送液して、接触させる方法が挙げられる。
回収工程では、培養工程で得られた培養後の細胞構造体(ゲル状の多糖類不含)20から接着性細胞3を回収する。具体的には、まず、ポリアミノ酸を物理的に引き剥がして、内部からマイクロキャリア2及び接着性細胞3を含む混合物を取り出す。次いで、トリプシン処理等により、マイクロキャリア2と接着性細胞3とを解離させて、接着性細胞3を回収する。
洗浄工程では、上記ゲル化工程で得られたマイクロキャリア2、接着性細胞3及びゲル状の多糖類1bを含む混合物を洗浄するために行ってもよい。又は、上記第1の被覆工程で得られた細胞構造体(ゲル状の多糖類含有)10を洗浄するために行ってもよい。又は、上記第2の被覆工程で得られた細胞構造体(ゲル状の多糖類を内外に含有)を洗浄するために行ってもよい。上記除去工程で得られた細胞構造体(ゲル状の多糖類不含)20を洗浄するために行ってもよい。又は、培養工程で得られた培養後の細胞構造体(ゲル状の多糖類不含)20を洗浄するために行ってもよい。
本実施形態の細胞構造体は、上記細胞の三次元培養方法により得られる。図1の本実施形態の細胞の三次元培養方法の一例を示す概略構成図において、細胞構造体の構成図を示している。
本実施形態の細胞構造体の形状がファイバー状(繊維状)である場合、その筒径は、例えば100μm以上1000μm以下とすることができる。また、その長さは、例えば500μm以上100μm以下とすることができる。
本実施形態の細胞構造体の製造方法は、上記ゲル化工程と、上記第1の被覆工程とを備える方法である。
また、第2の除去工程では、マイクロキャリアの材質がセルロース、デキストラン、ヒアルロン酸、コラーゲン、ゼラチンである場合、該マイクロキャリアを除去する。具体的には、まず、上記培養工程において、所望の細胞数に達した後、マイクロキャリアの材質を分解する酵素(セルラーゼ、デキストラナーゼ、ヒアルロニダーゼ、コラゲナーゼ、プロテアーゼ)等で処理する。これにより、マイクロキャリアを容易に除去することができ、ポリアミノ酸で被覆されており、マイクロキャリアを含まず、接着性細胞を含む細胞構造体(以下、「細胞構造体(マイクロキャリア不含)」と称する場合がある)を得ることができる。
本実施形態の細胞の運搬方法は、上記細胞構造体を用いる方法である。
1.細胞構造体の作製
(1)ゲル化工程
2mg/mLのネイティブコラーゲン及び1%のアルギン酸を含む溶液を調製した。次いで、該溶液に、マイクロキャリア(終濃度:60mg/mL、商品名:Cytodex3、GEヘルスケア・ジャパン社製)及びマウス筋芽細胞株C2C12細胞(終濃度:1.0×106cells/mL)を混合して、混合溶液を調製した。次いで、該混合溶液を注射器に充填し、100mM塩化カルシウム溶液に吐出して、アルギン酸をゲル化した。これにより、マイクロキャリア、C2C12細胞及びゲル状のアルギン酸を含む混合物が得られた(図2A参照)。なお、図2A中、矢印は細胞を示す。
次いで、該混合物をポリリジン溶液に入れて37℃まで加温し、ポリリジンを被覆させた。これにより、ポリリジンで被覆されたマイクロキャリア、C2C12細胞及びゲル状のアルギン酸を含む細胞構造体(以下、「細胞構造体(ゲル状のアルギン酸含有)」と称する場合がある)が得られた(図2B参照)。なお、図2B中、矢印は細胞を示す。
次いで、40μg/mLのアルギン酸リアーゼ含有又は不含の培地を用いて、(2)で得られた細胞構造体(ゲル状のアルギン酸含有)を1日間培養した。培地としては、10%ウシ胎児血清(Fetal Bovine Serum;FBS)含有ダルベッコ改変イーグル培地(Dulbecco’s Modified Eagle’s Medium;DMEM)を用いた。培養条件は、37℃、5%CO2環境下とした。また、オービタルシェーカー(回転数:約50rpm)を用いて、撹拌培養した。次いで、培養後の各細胞構造体をカルセインAM(生細胞を染色)を用いて染色した。その結果を図3に示す。図3において、「Alginate lyase(-)」は細胞構造体(ゲル状のアルギン酸含有)を示し、「Alginate lyase(+)」は細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を示す。
次いで、アルギン酸リアーゼ不含のDMEM(10%FBS含有)に交換し、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸含有)及び細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を、さらに3日間(培養開始から4日間)培養した。
1.細胞構造体の作製
実施例1の「1.」の(1)~(2)と同様の方法を用いて、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸含有)を得た。
細胞構造体(ゲル状のアルギン酸含有)を、DMEM(10%FBS含有)を用いて、2日間培養した。
次いで、40μg/mLのアルギン酸リアーゼ含有DMEMに交換し、「2.」で2日間培養した細胞構造体(ゲル状のアルギン酸含有)を1日間培養し、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を得た。なお、培養条件としては、オービタルシェーカー(回転数:約50rpm)を用いて、撹拌培養した。次いで、培養後の細胞構造体を、カルセインAM(生細胞を染色)を用いて染色した。その結果を図5に示す。図5中、スケールバーは500μmである。
1.細胞構造体の作製
まず、セルトレーナー(孔:70μm)を100mM塩化カルシウム溶液に浸して、取り出した。次いで、2mg/mLのネイティブコラーゲン及び1%のアルギン酸を含む溶液を調製した。次いで、該溶液に、マイクロキャリア(終濃度:60mg/mL、商品名:Cytodex3、GEヘルスケア・ジャパン社製)及びマウス筋芽細胞株C2C12細胞(終濃度:1.0×106cells/mL)を混合して、混合溶液を調製した。次いで、この混合溶液を、ピペットを用いて、塩化カルシウム溶液に浸潤させたセルトレーナーの上に、T字状に滴下した。これにより、塩化カルシウム溶液に浸潤させたセルトレーナーと触れた部分がゲル化し、T字状の細胞構造体が得られた(図6参照)。また、セルトレーナーの孔サイズはマイクロキャリアを通さないため、細胞及びマイクロキャリアを損失しなかった。
1.細胞構造体の作製
実施例1の「1.」の(1)~(4)と同様の方法を用いて、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を得た。
次いで、「1.」で得られた細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)のポリリジンを物理的に引き剥がして、内部からマイクロキャリア及び細胞を含む混合物を取り出した。次いで、トリプシン-EDTA処理により、マイクロキャリアと細胞とを解離させて、細胞を回収した。得られた細胞を1継代目(Passage 1;P1)とした。
次いで、得られたP1の細胞を用いて、実施例1の「1.」の(1)~(4)と同様の方法を用いて、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を得た。次いで、得られた細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を用いて、上記「2.」と同様の方法で、細胞を回収した。得られた細胞を2継代目(Passage 2;P2)とした。
次いで、得られたP2の細胞を用いて、実施例1の「1.」の(1)~(4)と同様の方法を用いて、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を得た。次いで、得られた細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を用いて、上記「2.」と同様の方法で、細胞を回収した。得られた細胞を3継代目(Passage 3;P3)とした。
P1、P2及びP3の細胞の数を測定し、当初培養に用いた細胞数(2×106cells/細胞構造体1つ当たり)を1とした場合のP1、P2及びP3の各細胞数の比を細胞増殖率として算出した。結果を図7に示す。
1.細胞構造体の作製
実施例1の「1.」の(1)~(4)と同様の方法を用いて、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を得た。
次いで、「1.」で得られた細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を用いて、実施例4の「2.」と同様の方法で、細胞を回収した。
次いで、回収した細胞を播種し、2質量%のウマ血清含有DMEMを用いて、4日間培養することで、C2C12細胞を筋管細胞に分化誘導させた。また、対照群として、回収した細胞を、DMEMを用いて、3日間培養した。対照群(分化誘導前の細胞)の顕微鏡像を図8Aに、分化誘導後の細胞を図8Bに示す。図8A及び図8B中、スケールバーは500μmである。
1.細胞構造体の作製
実施例1の「1.」の(1)~(4)と同様の方法を用いて、細胞構造体(ゲル状のアルギン酸不含)を得た。
一方、対照群1では、細胞の凝集が制御できず、内部に死細胞が多く観察された。さらに、対照群2では、比較的小さい凝集塊を形成していたが、撹拌によるシアストレス(流体のせん断応力)によって、大量の死細胞が観察された。
Claims (13)
- 多糖類を含有する第1の溶液と、マイクロキャリアと、接着性細胞とを混合し、前記多糖類に対する凝固剤を含む第2の溶液を添加して、前記多糖類をゲル化して、前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物を得るゲル化工程と、
ポリアミノ酸を含む第3の溶液を添加して、前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物を前記ポリアミノ酸で被覆する第1の被覆工程と、
前記ゲル状の多糖類の可溶化剤を含む第4の溶液を添加し、前記多糖類を除去する除去工程と、
前記ポリアミノ酸で被覆された前記マイクロキャリア及び前記接着性細胞を含むファイバー状の混合物を培養する培養工程と、
を備える細胞の三次元培養方法。 - 前記第1の被覆工程の後であって、前記除去工程の前に、更に、前記第1の溶液及び前記第2の溶液を添加し、前記ポリアミノ酸で被覆された前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物を、更にゲル状の前記多糖類で被覆する第2の被覆工程を備える請求項1に記載の細胞の三次元培養方法。
- 前記第1の溶液が、更に細胞外マトリックスを含む請求項1又は2に記載の細胞の三次元培養方法。
- マイクロキャリア及び接着性細胞を含み、
前記マイクロキャリア及び前記接着性細胞を含む混合物がポリアミノ酸で被覆されており、
ファイバー状である、細胞構造体。 - 前記混合物が、更にゲル状の多糖類を含む請求項4に記載の細胞構造体。
- 前記混合物が、更に細胞外マトリックスを含む請求項4又は5に記載の細胞構造体。
- 前記ポリアミノ酸で被覆された前記混合物が、更にゲル状の多糖類で被覆されている請求項4~6のいずれか一項に記載の細胞構造体。
- マイクロキャリアと、接着性細胞と、多糖類を含有する第1の溶液とを混合し、前記多糖類に対する凝固剤を含む第2の溶液を添加して、前記多糖類をゲル化して、前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物を得るゲル化工程と、
ポリアミノ酸を含む第3の溶液を添加して、前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物をポリアミノ酸で被覆する第1の被覆工程と、
を備える細胞構造体の製造方法。 - 前記第1の被覆工程の後に、更に、前記ゲル状の多糖類の可溶化剤を含む第4の溶液を添加し、前記多糖類を除去する除去工程を備える請求項8に記載の細胞構造体の製造方法。
- 前記第1の被覆工程の後であって、前記除去工程の前に、更に、前記第1の溶液及び前記第2の溶液を添加し、前記ポリアミノ酸で被覆された前記マイクロキャリア、前記接着性細胞及びゲル状の前記多糖類を含むファイバー状の混合物を、更にゲル状の前記多糖類で被覆する第2の被覆工程を備える請求項9に記載の細胞構造体の製造方法。
- 前記第1の溶液が、更に細胞外マトリックスを含む請求項8~10のいずれか一項に記載の細胞構造体の製造方法。
- 請求項5~7のいずれか一項に記載の細胞構造体を用いる細胞の運搬方法。
- 請求項8に記載の製造方法により得られた細胞構造体を4℃以上40℃以下で保存する保存工程を備える、細胞の保存方法。
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