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JP7032117B2 - 油性組成物 - Google Patents

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JP7032117B2
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Description

本発明は、植物由来の油剤であるアーモンド油及び/又はマカデミアナッツ油と、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ステアリン酸水添ヒマシ油から選ばれる1種以上を含有する油性組成物に関するものである。
油性組成物とは、主に油剤からなる組成物であり、用いる油剤の組み合わせによって、多種多様な性質を付与することができ、保湿効果等に優れるため化粧料等に広く用いられている。近年では、リラクゼーション効果等を目的として、植物由来の油剤(アーモンド油等)を皮膚に適用する技術(特許文献1)、爪表皮への栄養補給、保湿効果を目的として、植物由来の油剤(ユズオイル、ライムオイル)、シスチン、イオン化カルシウム飽和水等を用いる技術(特許文献2)、肌なじみ等が良く浸透感に優れた液状油性ボディオイルを得るために、液状高級アルコールと植物油を用いる技術(特許文献3)等が報告されており、様々な効果を有する植物由来の油剤を含有した組成物が求められてきている。
また近年では、マニキュアの使用等によって傷ついた爪表皮の手入れをするために用いられる爪用油性組成物において、栄養補給、保湿効果以外にも使用時の浸透感、コク感、膜厚感といった官能面において優れたものが求められてきている。組成物にコク感、膜厚感を向上させる技術としては、特定の構造を有するイソステアリン酸のエステル化合物を用いる技術(特許文献4)等が報告されている。
特表2012-510513号公報 特開2008-127358号公報 特開2012-87109号公報 特開2004-51586号公報
しかしながら、特許文献1~3の技術では、植物由来の油剤の効果は得られるものの、使用時のコク感、膜厚感が得られなかった。また、例えば特許文献3の技術に特許文献4の技術を用いたとしても、選択する油剤によっては、低温環境下で変質(固化など)してしまう組合せがあり、使用時の浸透感、膜厚感、コク感に優れながらも、低温環境下で変質(固化など)しない低温安定性に優れた油性組成物を得ることは困難であった。
従って本発明は、浸透感、膜厚感、コク感のすべてに優れながらも、低温安定性に優れた油性組成物を提供することを課題とする。
このような実情に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、植物由来の油剤であるアーモンド油及び/又はマカデミアナッツ油を60~99質量%と、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ステアリン酸水添ヒマシ油から選ばれる1種以上を用いることで、使用時の浸透感、膜厚感、コク感のすべてに優れながらも、低温環境下(約5℃)での安定性にも優れた油性組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
次の成分(A)及び(B);
(A)アーモンド油及び/又はマカデミアナッツ油 60~99質量%
(B)ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ステアリン酸水添ヒマシ油から選ばれる1種以上
を含有する油性組成物に関するものである。
前記成分(A)と前記成分(B)の含有質量割合が(A)/(B)=2.8~99である油性組成物に関するものである。
前記成分(A)が、アーモンド油である油性組成物に関するものである。
前記成分(B)が、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルである油性組成物に関するものである。
前記油性組成物が25℃で液状である油性組成物に関するものである。
前記油性組成物が爪用組成物である油性組成物に関するものである。
本発明の油性組成物は、浸透感、膜厚感、コク感のすべてに優れながらも、低温安定性に優れるものである。
本発明の詳細について以下に説明する。なお、本明細書において、「~」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。
本発明に用いられる成分(A)のアーモンド油及び/又はマカデミアナッツ油は、トリグリセライドを主成分とする天然植物由来の油剤であり、通常化粧料等に使用されるものであれば、特に限定されず、1種以上を用いることができる。これらの中でも、浸透感により優れる点等でアーモンド油を用いることがより好ましい。
成分(A)の抽出部位や、抽出方法等は特に制限はなく、例えば果実、種子等から抽出することができ、これらを乾燥、細切、圧搾、或いは発酵等、適宜処理を施し、種々の適当な溶媒を用いて低温もしくは室温~加温下で抽出することができる。抽出溶媒としては、例えば、水;メチルアルコール、エチルアルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等の液状多価アルコール等の一種または二種以上を用いることができる。また、ヘキサン、アセトン、酢酸エチル、エーテル等の親油性溶媒を用いて抽出することもできる。得られた抽出液は濾過またはイオン交換樹脂を用い、吸着、脱色、精製して液状、ペースト状、ゲル状とすることもできるが、浸透感により優れる点等から液状であることが好ましい。必要ならば、効果に影響のない範囲で更に、脱臭、脱色等の精製処理をしても良い。
市販品としては、スイートアルモンド油、マカデミアンナッツ油(いずれも日光ケミカルズ社製)等が挙げられ、これらを1種以上を用いることができる。
本発明における成分(A)の含有量は60~99質量%(以下単に「%」と記す)であることが好ましく、65~85%であることがさらに好ましく、65~75%であることが特に好ましい。含有量が60%未満であると満足のいく浸透感が得られない。
本発明に用いられる成分(B)のヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ステアリン酸水添ヒマシ油は、通常化粧料等に使用されるものであれば特に限定されず、1種以上を用いることができる。本発明で用いられる、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルとは、ジペンタエリスリトールと、ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸、ロジン酸からなる混合脂肪酸とのフルエステルであり、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)とは、ラウロイルグルタミン酸と、オクチルドデシル、フィトステリル、ベヘニルからなる混合アルコールとのジエステルであり、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルとは、マカデミアナッツ油から得られる脂肪酸とフィトステロールズとのエステルであり、ステアリン酸水添ヒマシ油とは、ステアリン酸と水添ヒマシ油とのエステルである。これらの中でも、コク感、膜厚感、浸透感等により優れる点から、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルを用いることが好ましい。
成分(B)の融点は、特に限定されないが、30~60℃であるものが好ましく、35~45℃であることがより好ましい。この範囲であれば、コク感や膜厚感等により優れる点でより好ましい。なお、本発明における融点の測定は、医薬部外品原料規格2006一般試験法、融点試験法第1法にて測定することができる。
市販品としては、コスモール168ARNV(日清オイリオ社製)、エルデュウ PS306 (味の素社製)、PLANDOOL MAS(日本精化社製)、キャストライド MS (ナショナル美松社製)等が挙げられ、これらを1種以上用いることができる。
本発明における成分(B)の含有量は、特に限定されないが、1~25%であることが好ましく、2~15%であることがさらに好ましく、3~7%であることが特に好ましい。この範囲であれば、コク感、膜厚感に優れ、低温安定性にもより優れる点等でより好ましい。
本発明における成分(A)と成分(B)の含有質量割合は(A)/(B)=2.8~99であることが好ましく、9~70であることがより好ましく、9~20であることが特に好ましい。この範囲であれば、浸透感、コク感、膜厚感のすべてに優れ、かつ、低温安定性にもより優れる点等でより好ましい。
本発明の油性組成物には、上記成分の他、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、成分(A)、(B)以外の油剤や、水性成分、粉体、タンパク質,ムコ多糖,コラーゲン,エラスチン等の保湿剤、α-トコフェロール,アスコルビン酸等の酸化防止剤、ビタミン類,消炎剤,生薬等の美容成分、パラオキシ安息香酸エステル,フェノキシエタノール等の防腐剤、香料、色材等を適宜含有することができる。
成分(A)以外の油剤としては、通常化粧料等に使用されるものであれば、特に制限されず、動物油、植物油、合成油等の起源を問わず、炭化水素油類、エステル油類、油脂類、脂肪酸類、高級アルコール類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等を用いることができる。例えば、炭化水素油としては、流動パラフィン、スクワラン、ポリブテン、ポリイソブチレン等、高級アルコールとしては、2-オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール等、高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、イソステアリン酸、12-ヒドロキシステアリン酸等、エステル油としては、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、イソステアリン酸イソセチル、イソノナン酸イソトリデシル、ステアリン酸イソセチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸-2-エチルヘキシル、パルミチン酸-2-ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、オクタン酸セチル、2-エチルヘキサン酸セチル、コハク酸-2-エチルヘキシル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸アルキレングリコール、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル等、フッ素系油剤としては、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオクタン等が挙げられ、これらの油剤は必要に応じて1種又は2種以上用いることができる。
水性成分としては、エタノール,イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール,1,3-ブチレングリコール,ジプロピレングリコール,ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン,ジグリセリン,ポリグリセリン等のグリセロール類等を1種又は2種以上添加して用いることもできる。本発明の油性組成物中の水性成分の含有量は、特に限定されないが、本発明の効果を顕著に発揮できる点から、0.5%以下であることが好ましく、0.1%以下であることがさらに好ましく、0%であることが特に好ましい。
粉体としては、特に制限されず、化粧料等に使用されるものであればいずれのものも使用できる。具体的には、無機粉体としては、タルク、カオリン、マイカ、合成マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、無水ケイ酸、炭化珪素、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化鉄雲母、酸化鉄雲母チタン、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等が挙げられ、有機粉体としては、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、シリコーン粉末、メチルメタアクリレート粉末、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、タール系色素及びそのレーキ色素等、又、これらの粉体を複合化したものが挙げられる。
本発明の油性組成物の形態としては、特に限定されないが、固形状、半固形状、液状のものが挙げられ、本発明の効果が顕著に発揮される点で25℃で液状のものが好ましい。
本発明の油性組成物中の水の含有量は、特に限定されないが、本発明の効果を顕著に発揮できる点から、0.5%以下であることが好ましく、0.1%以下であることがさらに好ましく、0%であることが特に好ましい。
本発明の油性組成物は、化粧料、皮膚外用剤、食品、インク、洗剤、衣料用柔軟仕上剤、芳香剤、消臭剤、織物等の用途としても利用可能である。なかでも、本発明の効果が顕著に発揮される点から、化粧料又は皮膚外用剤に用いることが好適である。また、使用部位としては、皮膚、爪、睫毛、頭髪等が挙げられるが、本発明の効果が顕著に発揮される点から爪に用いることがより好ましい。
化粧料の例としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、化粧油、パック、日焼け止め料等のスキンケア化粧料、ファンデーション、頬紅、口紅、アイカラー、マスカラ、アイライナー等のメーキャップ化粧料、マニキュア、ネイルオイル等の爪用化粧料、養毛料、ヘアトニック、シャンプー、リンス、ヘアワックス、ヘアオイル等の頭髪用化粧料、洗顔料、ボディソープ、クレンジングオイル等の洗浄料等が挙げられ、これらの中でも、本発明の効果が顕著に発揮される点からマニキュア、ネイルオイル等の爪用化粧料であることが好適である。
皮膚外用剤の例としては、特に限定されず、例えば、外用ゲル剤、クリーム剤、軟膏剤、液剤、リニメント剤、ハップ剤等が挙げられる。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
実施例1~10及び比較例1~13:爪用油性組成物。
下記表1に示す処方の爪用の油性組成物を調製し、(イ)コク感、(ロ)膜厚感、(ハ)浸透感、及び(ニ)低温安定性について、について、下記の方法により評価を行った。その結果も併せて表に示す。
Figure 0007032117000001
(製造方法)
A.成分1~12を70℃にて均一に混合溶解する。
B.Aを容器に充填し、爪用油性組成物を得た。
下記評価項目について、各々下記判定方法により判定を行った。
(評価項目及び判定方法)
(イ)コク感、(ロ)膜厚感、(ハ)浸透感
化粧品評価専門パネル10名に、実施例及び比較例の各爪用油性組成物を爪に塗布し、指の腹で延び広げて使用してもらい、各爪用油性組成物のコク感、膜厚感、浸透感を、以下の基準に従って5段階評価し、爪用油性組成物毎に評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。その評価結果を併せて表1に示す。なお、本判定において、コク感とは、爪用油性組成物を延び広げた際に、爪に対して適度な付着力があり、爪に食いつく感触を有していることを指し、膜厚感とは、爪用油性組成物を延び広げた後の爪上に残る爪用油性組成物の膜感を指し、浸透感とは、爪用油性組成物を延び広げた際の爪へのなじみ及びおさまりが良好で、上滑りが少ない感触に仕上がることを指す。
<評価基準>
(評価結果):(評点)
非常に良好:5点
良好 :4点
普通 :3点
やや不良 :2点
不良 :1点
<判定基準>
(評点の平均点) :(判定)
4.5以上 :◎
3.5以上~4.5未満:○
2.5以上~3.5未満:△
2.5未満 :×

(二)低温安定性
実施例1~10及び比較例1~13の爪用油性組成物を、3号薬びん(第一硝子株式会社)に15ml入れ、5℃の恒温槽にて1時間静置し、その後薬びんを5℃の恒温槽中で90°倒した際、爪用油性組成物の液面が水平になるまでに要する時間を測定することで、低温条件下での安定性を評価した。
<判定基準>
○:液面が水平になるまでの時間が10秒未満
△:液面が水平になるまでの時間が10秒以上60秒未満
×:液面が水平になるまでの時間が60秒以上
表1の結果から明らかなように、本発明の実施例1~10の爪用油性組成物は、コク感、膜厚感及び浸透感が高く、かつ低温安定性にも優れたものであった。特に、実施例1に関しては、コク感、膜厚感及び浸透感の全てにおいて非常に優れていた。これに対して、成分(B)を含有しない比較例1、2は、コク感、膜厚感について満足できるものが得られなかった。成分(A)の代わりにメドウフォーム油を用いた比較例3は、満足のいく浸透感が得られず、低温安定性も劣っていた。また、成分(B)の代わりに成分(B)の融点に近い油剤を用いた比較例4~13は、いずれも低温安定性において満足のいくものが得られなかった。
実施例11~21及び比較例14~16:ネイルオイル
下記表2に示す処方のネイルオイルを調製し、(イ)コク感、(ロ)膜厚感、(ハ)浸透感、及び(二)低温安定性について、下記の方法により評価を行った。その結果も併せて表に示す。
Figure 0007032117000002
(製造方法)
A.各成分を70℃にて均一に混合溶解する。
B.Aを容器に充填し、ネイルオイルを得た。
下記評価項目について、各々下記判定方法により判定を行った。
(イ)コク感
(ロ)膜厚感
(ハ)浸透感
(二)低温安定性
いずれも表1の判定方法に準ずる。
表2の結果から明らかなように、本発明の実施例11~21の油性組成物は、コク感、膜厚感及び浸透感に優れ、かつ低温安定性も優れたものであった。特に、実施例11に関しては、コク感、膜厚感及び浸透感のすべてにおいて非常に優れたものであった。これに対して、成分(B)の代わりにワセリンを用いた比較例14は、浸透感及び低温安定性において満足できるものが得られなかった。また、成分(B)を含有しない比較例15は、コク感、膜厚感において満足できるものが得られなかった。また、成分(A)の含有量が60%未満である比較例16は、浸透感において満足できるものが得られなかった。
実施例22:ヘアオイル
(成分) (%)
1.トリプロピレングリコール 5
2.オレイン酸エチル 0.5
3.オレイルアルコール 5
4.コハク酸ジ2-エチルヘキシル 2
5.ジメチコノール※12 2
6.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル※3 5
7.ラウロイルグルタミン酸ジ
(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)※4 1
8.アーモンド油※1 70
9.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 残量
10.イソステアリン酸デキストリン※13 0.3
11.リンゴ酸ジイソステアリル 1
12.椿油 5
13.2,6-ジ-ターシャリーブチル-パラクレゾール 0.5
14.天然ビタミンE 0.1
15.香料 0.5
※12:XF49-C2497(モメンティブパフォーマンスマテリアルズジャパン社製)(ジメチコノール35%水添ポリイソブテン溶液)
※13:ユニフィルマHVY(千葉製粉社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(13)を90℃にて均一に加熱溶解する。
B:Aを室温に冷却した後に成分(14)~(15)を加え、均一混合する。
C:Bをディスペンサー容器に充填する。
実施例22のヘアオイルは、コク感、膜厚感及び浸透感に優れ、かつ低温安定性も優れたものであった。
実施例23:クレンジングオイル
(成分) (%)
1.重質流動イソパラフィン※14 1
2.流動パラフィン 5
3.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット※15 10
4.マカデミアナッツ油※2 65
5.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル※3 3
6.ラウロイルグルタミン酸ジ
(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)※4 1
7.2-エチルヘキサン酸セチル 残量
8.トリプロピレングリコール 5
9.コメヌカ油 2
10.デカメチルペンタシロキサン 5
11.フェノキシエタノール 0.5
12.2,6-ジ-ターシャリーブチル-パラクレゾール 0.02
13.ローズヒップ油 0.05
14.ブドウ種子油 0.05
15.精製ホホバ油 0.05
16.香料 0.2
※14:パールリーム24(日油社製)
※15:レオドール430V(花王社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(12)を80℃にて均一に加熱溶解する。
B:Aに成分(13)~(16)を加え、均一に混合溶解する。
C:Bをディスペンサー容器に室温にて充填する。
実施例23のクレンジングオイルは、コク感、膜厚感及び浸透感に優れ、かつ低温安定性も優れたものであった。
実施例24:バスオイル(入浴剤)
(成分) (%)
1.アーモンド油※1 70
2.香料 5
3.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット※15 16
4.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 残量
5.トリプロピレングリコール 1
6.マカデミアナッツ油※2 0.1
7.パーシック油 0.05
8.オレイン酸エチル 1
9.オレイン酸 1
10.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル※3 4
11.ラウロイルグルタミン酸ジ
(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)※4 1
(製造方法)
A:成分(1)~(11)を均一に混合溶解する。
B:Aをボトル容器に室温にて充填する。
実施例24のバスオイル(入浴剤)は、コク感、膜厚感及び浸透感に優れ、かつ低温安定性も優れたものであった。
実施例25:化粧油
(成分) (%)
1.ジカプリン酸プロピレングリコール 10
2.マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル※5 2
3.フェノキシエタノール 0.1
4.テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 4
5.無水エタノール 5
6.コムギ胚芽油 0.05
7.コメ胚芽油 0.05
8.オリーブ油 0.05
9.ラベンダー油 0.05
10.メチルポリシロキサン※16 3
11.トリプロピレングリコール 2
12.コメヌカ油 残量
13.ジイソステアリン酸ポリグリセリル※17 2
14.アーモンド油※1 60
15.マカデミアナッツ油※2 5
16.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル※3 3
17.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 2
18.香料 0.3
※16:KF96-10cs(信越化学工業社製)
※17:コスモール42V(日清オイリオグループ社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(18)を均一に混合溶解する。
B:Aをガラス製ボトル容器に室温にて充填する。
実施例25の化粧油は、コク感、膜厚感及び浸透感に優れ、かつ低温安定性も優れたものであった。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)及び(B);
    (A)アーモンド油及び/又はマカデミアナッツ油 60~99質量%
    (B)ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ステアリン酸水添ヒマシ油から選ばれる1種以上
    を含有する化粧料
  2. 前記成分(A)と前記成分(B)の含有質量割合が(A)/(B)=2.8~99である請求項1に記載の化粧料
  3. 前記成分(A)が、アーモンド油である請求項1または2のいずれかに記載の化粧料
  4. 前記成分(B)が、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルである請求項1~3のいずれかに記載の化粧料
  5. 25℃で液状である請求項1~4のいずれかに記載の化粧料
  6. 爪用組成物である請求項1~5のいずれかに記載の化粧料
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