JP7025585B1 - 波長変換シート用のバリアフィルム、並びに、これを用いた波長変換シート、バックライト及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プライマー層10、第1基材フィルム20、バリア層30、及び第2基材フィルム40をこの順に有する波長変換シート用のバリアフィルム100であって、前記プライマー層の屈折率をn1、前記プライマー層の厚みをt1、前記第1基材フィルムの屈折率をn2と定義した際に、下記条件1又は下記条件2を満たす、波長変換シート用のバリアフィルム。
条件1:n1<n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは奇数の整数)の範囲を示す。
条件2:n1>n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは偶数の整数)の範囲を示す。
式1:d1=n1×t1/112.5nm
【選択図】図1
Description
このような液晶表示装置は、一般的に、カラーフィルタ、液晶セル及びバックライトを有する構成からなり、液晶セル内の液晶層のシャッター機能により光の強弱をコントロールし、カラーフィルタにより各画素の色をR、G、Bの三原色に分けて表示することにより、画像を表示するものである。
通常のバックライトの光源として使用されるLEDは、青色LEDと、YAG系黄色蛍光体とを組み合わせてなる白色LEDとよばれるものを用いている。かかる白色LEDは、発光波長のスペクトル分布がブロードであり、疑似白色とよばれている。
量子ドットを用いたバックライトの基本構成は、一次光を生じる光源(青色光を放出する青色LED等)と、量子ドットとを組み合わせたものである。
また、量子ドットの発光波長は、このように量子化された化合物半導体微粒子のバンドギャップエネルギーにより決まるため、量子ドットの粒径を変化させることで任意の発光波長、すなわち任意の発光スペクトルを得ることができる。これらの量子ドットと青色LED等とを組み合わせたバックライトは、高発光効率で高い色純度を実現することが可能とされている(例えば、特許文献1~2参照)。
また、量子ドットは、液晶表示装置のバックライトの他、照明、量子ドットレーザー等にも用いられている。
特許文献3及び4には、プライマー層、第1基材フィルム、バリア層、及び第2基材フィルムをこの順に有するバリアフィルムが記載されているとともに、前記バリアフィルムによって量子ドット含有層を保護してなる波長変換シートが記載されている。
量子ドットは、色純度を高めることを特徴とするものである。このため、量子ドットを用いた液晶表示装置の色味が安定しないことは、前記液晶表示装置の特徴が損なわれ、前記液晶表示装置の品質において重要な問題であった。
[1] プライマー層、第1基材フィルム、バリア層、及び第2基材フィルムをこの順に有する波長変換シート用のバリアフィルムであって、
前記プライマー層の屈折率をn1、前記プライマー層の厚みをt1、前記第1基材フィルムの屈折率をn2と定義した際に、
下記条件1又は下記条件2を満たす、波長変換シート用のバリアフィルム。
条件1:n1<n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは奇数の整数)の範囲を示す。
条件2:n1>n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは偶数の整数)の範囲を示す。
式1:d1=n1×t1/112.5nm
[2] 前記条件1において、前記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは3以上5以下の奇数の整数)の範囲を示し、
前記条件2において、前記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは2以上4以下の偶数の整数)の範囲を示す、[1]に記載の波長変換シート用のバリアフィルム。
[3] 前記プライマー層の厚みであるt1が100nm以上900nm以下である、[1]又は[2]に記載の波長変換シート用のバリアフィルム。
[4] 前記第1基材フィルムの厚みが5μm以上である、[1]~[3]の何れかに記載の波長変換シート用のバリアフィルム。
[5] 前記バリア層が、無機酸化物層及び有機被覆層を含む、[1]~[4]の何れかに記載の波長変換シート用のバリアフィルム。
[6] 第1バリアフィルムと、量子ドットを含む量子ドット含有層と、第2バリアフィルムとがこの順に積層されてなる波長変換シートであって、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムが[1]~[5]の何れかに記載の波長変換シート用のバリアフィルムであり、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムの前記プライマー層側の面が、前記量子ドット含有層側を向くように積層されてなり、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムの前記量子ドット含有層と接する層が前記プライマー層であり、前記量子ドット含有層の屈折率をn0と定義した際に、n0<n1である、波長変換シート。
[7] 一次光を放出する少なくとも1つの光源と、前記光源に隣接して配置され、導光又は拡散のための光学板と、前記光学板の光出射側に配置された波長変換シートとを備えたバックライトにおいて、前記波長変換シートが[6]に記載の波長変換シートであるバックライト。
[8] バックライト及び液晶パネルを備えた液晶表示装置であって、前記バックライトが[7]に記載のバックライトである液晶表示装置。
なお、本明細書において、各層の屈折率は、波長632.8nmにおける屈折率を意味する。各層の屈折率は、例えば、反射光度計により測定した反射スペクトルと、フレネル係数を用いた多層薄膜の光学モデルから算出した反射スペクトルとのフィッティングにより算出することができる。
本開示の波長変換シート用のバリアフィルムは、
プライマー層、第1基材フィルム、バリア層、及び第2基材フィルムをこの順に有する波長変換シート用のバリアフィルムであって、
前記プライマー層の屈折率をn1、前記プライマー層の厚みをt1、前記第1基材フィルムの屈折率をn2と定義した際に、
下記条件1又は下記条件2を満たす、ことを特徴とする。
条件1:n1<n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは奇数の整数)の範囲を示す。
条件2:n1>n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは偶数の整数)の範囲を示す。
式1:d1=n1×t1/112.5nm
図2の波長変換シート用のバリアフィルム100は、バリア層30として、第1バリア層30A及び第2バリア層30Bを有している。
図1~図3の波長変換シート用のバリアフィルム100は、何れも、第1基材フィルム20と第2基材フィルム40との間に、接着剤層50を有している。
本明細書において、「本開示の波長変換シート用のバリアフィルム」及び「波長変換シート用のバリアフィルム」のことを、「本開示のバリアフィルム」及び「バリアフィルム」と称する場合がある。
本開示のバリアフィルムの積層構成としては、下記(1)~(4)が挙げられる。下記(1)~(4)の中では、量子ドット含有層に近い位置にバリア層を有する(2)が好ましい。なお、本開示のバリアフィルムは、下記(1)~(4)の積層構成に限定されるものではない。
(1)プライマー層、第1基材フィルム、バリア層、第2基材フィルム、をこの順に有する積層構成。
(2)プライマー層、第1基材フィルム、バリア層、接着剤層、第2基材フィルム、をこの順に有する積層構成。
(3)プライマー層、第1基材フィルム、接着剤層、バリア層、第2基材フィルム、をこの順に有する積層構成。
(4)プライマー層、第1基材フィルム、第1バリア層、接着剤層、第2バリア層、第2基材フィルム、をこの順に有する積層構成。
本開示のバリアフィルムにおいて、プライマー層の位置は、バリアフィルムの最外層であることが好ましい。前記の最外層とは、第1基材フィルムのバリア層とは反対側の最外層を意味する。プライマー層を前述した位置に有することにより、バリアフィルムと量子ドット含有層との密着性を良好にし得る点で好ましい。
ポリウレタン系樹脂は、量子ドット含有層との密着性を良好にしやすい。また、ポリウレタン系樹脂は、量子ドット含有層を電離放射線硬化あるいは熱硬化させる際に生じる応力を緩和し、第1基材フィルムに応力が伝わりにくくすることができる。
具体的に、多官能イソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネ-ト、あるいは、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート等が挙げられる。
また、ヒドロキシル基含有化合物としては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエステルポリウレタンポリオール、ポリアクリレートポリオールなどが挙げられる。本開示においては、量子ドット含有層との密着性、及び、耐久性の観点から、ポリエステルポリウレタンポリオールが特に好ましい。ポリエステルポリウレタンポリオールは、例えば特開2001-288408号公報、特開2003-26996号公報に記載の方法により製造することができる。
なお、プライマー層の伸長性を良好にするとともに、プライマー層のクラック発生を抑制するために、シランカップリング剤の含有量は、プライマー層の全量基準で、30質量%以下であることが好ましく、20質量%以下であることがより好ましい。
n1は、1.47以上であることが好ましく、1.52以上であることがより好ましく、1.55以上であることがさらに好ましい。n1を1.47以上とすることにより、量子ドット含有層の屈折率よりもプライマー層の屈折率を大きくしやすくできる。
また、n1は、1.66以下であることが好ましく、1.62以下であることがより好ましく、1.60以下であることがさらに好ましい。
このため、厚みt1の下限は、100nm以上であることが好ましく、150nm以上であることがより好ましく、200nm以上であることがさらに好ましい。厚みt1の上限は、900nm以下であることが好ましく、600nm以下であることがより好ましく、500nm以下であることがさらに好ましく、450nm以下がよりさらに好ましい。
例えば、上記のプライマー層の厚みの場合、100nm以上900nm以下、100nm以上600nm以下、100nm以上500nm以下、100nm以上450nm以下、150nm以上900nm以下、150nm以上600nm以下、150nm以上500nm以下、150nm以上450nm以下、200nm以上900nm以下、200nm以上600nm以下、200nm以上500nm以下、200nm以上450nm以下などの数値範囲の実施形態が挙げられる。
本開示のバリアフィルムは、基材フィルムとして、第1基材フィルム及び第2基材フィルムを有する。このように、2つの基材フィルムを有することにより、バリア層を形成する際の効率を良好にしつつ、バリアフィルムのコシ及び強度を良好にすることができる。
第1基材フィルム及び第2基材フィルムとしては、ポリエステル、トリアセチルセルロース(TAC)、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブチレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、アクリル、ポリカーボネート、ポリウレタン及び非晶質オレフィン(Cyclo-Olefin-Polymer:COP)等から選ばれる1種以上の樹脂から形成されてなる樹脂フィルムが挙げられる。
これらの樹脂フィルムの中でも、機械的強度、寸法安定性及び耐熱性の観点からは、延伸加工されたポリエステルフィルムが好ましく、二軸延伸加工されたポリエステルフィルムがより好ましい。ポリエステルフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルムが挙げられる。
第1基材フィルム及び第2基材フィルムは、同一種の樹脂フィルムであってもよいし、異種の樹脂フィルムであってもよい。
第1基材フィルムの厚みは、薄膜化及び端部からの水蒸気及び酸素の侵入を抑制しやすくするため、100μm以下であることが好ましく、75μm以下であることがより好ましく、50μm以下であることがより好ましく、27μm以下であることがより好ましい。
第2基材フィルムの厚みは、薄膜化のため、200μm以下であることが好ましく、150μm以下であることがより好ましく、100μm以下であることがより好ましく、75μm以下であることがより好ましい。
バリア層は、第1基材フィルムと第2基材フィルムとの間に位置する。
バリア層は、例えば、第1基材フィルム及び第2基材フィルムの少なくとも一方の上に、バリア層を構成する成分を、蒸着又は塗布することなどによって形成することができる。
バリア層は、図1及び図3のように、第1基材フィルム及び第2基材フィルムの一方に形成してもよい。また、バリア層は、図2のように、第1基材フィルム及び第2基材フィルムの両方に形成してもよい。
金属酸化物とリン化合物とを含む組成物の反応物を含む層としては、例えば、国際公開WO2011/122036に記載されている層が挙げられる。
以下、無機酸化物層及び有機被覆層の実施形態を説明する。
無機酸化物層を構成する無機酸化物としては、酸化アルミニウム、酸化ケイ素及び酸化マグネシウムから選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。バリアフィルムに十分なバリア性を付与するため、及び、バリアフィルムの生産効率のため、酸化アルミニウム又は酸化ケイ素が好ましい。また、色味の抑制のため、酸化アルミニウムがより好ましい。
無機酸化物層が酸化アルミニウムを含む場合、各層における酸化アルミニウムの含有割合は、質量基準で80質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることがより好ましく、95質量%以上であることがさらに好ましい。
また、無機酸化物層が酸化ケイ素を含む場合、無機酸化物層の厚みは、220nm以下であることが好ましく、180nm以下であることがより好ましく、160nm以下であることがより好ましく、140nm以下であることがより好ましく、100nm以下であることがより好ましい。厚みを220nm以下とすることにより、無機酸化物層に傷及びクラックが発生することを抑制するとともに、酸化ケイ素に由来する色味を抑制しやすくできる。
また、無機酸化物層が酸化アルミニウムを含む場合、無機酸化物層の厚みは、25nm以下であることが好ましく、20nm以下であることがより好ましく、15nm以下であることがより好ましく、12nm以下であることがより好ましく、10nm以下であることがより好ましい。厚みを25nm以下とすることにより、無機酸化物層に傷及びクラックが発生することを抑制しやすくできる。
有機被覆層は、水溶性高分子及び金属アルコキシド系化合物から選ばれる1種以上を含むことが好ましい。また、有機被覆層は、水溶性高分子及び金属アルコキシド系化合物のうち、水溶性高分子から選ばれる1種以上を含むことがより好ましく、水溶性高分子から選ばれる1種以上と、金属アルコキシド系化合物から選ばれる1種以上とを含むことがさらに好ましい。
有機被覆層は無機酸化物層に比べて可撓性が良好である。このため、無機酸化物層に加えて有機被覆層を有することにより、無機酸化物層に傷及びクラックが発生することを抑制しやすくでき、バリアフィルムのバリア性を良好にしやすくできる。
金属アルコキシドは、M(OR)nの一般式で表される化合物である。式中、Mは、Si、Ti、Al及びZr等の金属を示し、Rは、メチル基及びエチル基等のアルキル基を示す。金属アルコキシドの具体例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン及びイソプロポキシアルミニウム等が挙げられる。
また、有機被覆層の厚みは、600nm以下であることが好ましく、480nm以下であることがより好ましく、370nm以下であることがより好ましく、300nm以下であることがさらに好ましい。厚みを600nm以下とすることにより、バリアフィルムを薄膜化することができる。また、有機被覆層の厚みが厚すぎると、有機被覆層を塗布し、乾燥する際に生じる応力が大きくなり、前記応力によって無機酸化物層にクラックが生じ、バリア性が低下ことがある。このため、厚みを600nm以下とすることにより、初期のバリア性を良好にしやすくできる。
バリアフィルムは、バリアフィルムの効果を阻害しない範囲で、「プライマー層、第1基材フィルム、バリア層及び第2基材フィルム以外の層(その他の層)」を有していてもよい。
接着剤層は、汎用の接着剤組成物から形成することができる。接着剤層の厚みは3μm以上100μm以下であることが好ましく、3μm以上50μm以下であることがより好ましく、4μm以上8μm以下が更に好ましい。
貼り付き防止層は、フィラー及びバインダー樹脂を含むことが好ましい。
本開示のバリアフィルムは、前記プライマー層の屈折率をn1、前記プライマー層の厚みをt1、前記第1基材フィルムの屈折率をn2と定義した際に、
下記条件1又は下記条件2を満たす、ことを要する。
条件1:n1<n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは奇数の整数)の範囲を示す。
条件2:n1>n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは偶数の整数)の範囲を示す。
式1:d1=n1×t1/112.5nm
本開示のバリアフィルム(100a、100b)は、例えば、図4に示すように、量子ドット含有層(80)の両側に配置され、波長変換シート(200)の構成部材として用いられる。そして、波長変換シートを含むバックライトにおいて、バックライトの一次光源から射出する光(一般的に、波長450nmを中心とする青色光)は、波長変換シート(200)の下側のバリアフィルム(100b)の第2基材フィルム(40)に入射する。
図4の波長変換シート(200)の下側のバリアフィルム(100b)の第2基材フィルム(40)に一次光源の光が入射した場合、光の大部分は、第2基材フィルム(40)、接着剤層(50)、バリア層(30)、及び第1基材フィルム(20)を透過して、量子ドット含有層(80)に到達する。
そして、量子ドット含有層(80)に到達した一次光源の光のうち量子ドットに衝突した光は、一次光源とは別の波長の光に変換され(以下、量子ドットに衝突して変換された光のことをL2と称する。)、上側のバリアフィルム(100a)のプライマー層(10)に入射する。L2は、例えば、緑色光及び赤色光が挙げられる。一方、量子ドット含有層(50)に到達した一次光源の光のうち量子ドットに衝突しなかった光は、一次光源の波長の光のまま上側のバリアフィルム(100a)の有機被覆層D(32)に入射する。以下、量子ドットに衝突せず変換されなかった光のことをL1と称する。L1は、例えば、青色光が挙げられる。
そして、上側のバリアフィルム(100a)に入射した光(L1及びL2)の大部分は、プライマー層(10)、第1基材フィルム(20)、バリア層(30)、接着剤層(50)、及び第2基材フィルム(40)を透過して、波長変換シート(200)よりも視認者側に配置される部材に向かう。波長変換シートよりも視認者側に配置される部材としては、プリズムシート等の輝度向上シートが挙げられる。
バリアフィルムを含む波長変換シートを適用した液晶表示装置の色味は、L1とL2とのバランスにより成立している。よって、波長変換シートを適用した液晶表示装置の色味が経時的に変化する理由は、L1とL2とのバランスが変化するためであると考えられる。
本発明者らは、さらに鋭意研究した結果、上側のバリアフィルム100aのL1の透過率の変化(≒上側のバリアフィルムから出射するL1の光量の変化)と、量子ドットの劣化によるL2の光量の変化の相乗作用により、バリアフィルムを含む波長変換シートを適用した液晶表示装置の色味が変化していることを見出した。
そして、本発明者らは、上側のバリアフィルム100aのL1の透過率(≒上側のバリアフィルム100aから出射するL1の光量)が経時的に変化する主たる原因が、湿度等によるプライマー層の厚み変化であることを見出した。
図4の場合、L1は、上側のバリアフィルム100aを透過するまでに6つの界面を通過する。6つの界面は、量子ドット含有層とプライマー層との界面(界面1)、プライマー層と第1基材フィルムとの界面(界面2)、第1基材フィルムとバリア層との界面(界面3)、バリア層と接着剤層との界面(界面4)、接着剤層と第2基材フィルムとの界面(界面5)、第2基材フィルムと空気との界面(界面6)である。
量子ドット含有層の屈折率n0は、通常はプライマー層の屈折率n1よりも小さい。したがって、界面1の反射は、通常は固定端反射である。L1の透過率(%)は、概ね、「100(%)-反射率(%)」である。そして、L1の反射率は、界面1の反射と、他の界面の反射との干渉を考慮する必要がある。具体的には、界面1の反射が他の界面の反射との干渉によって減少する場合には、L1の透過率は高くなり、逆に、界面1の反射が他の界面の反射との干渉によって増加する場合には、L1の透過率は低くなる。
第1基材フィルムの厚みは、通常は光の波長よりも十分に厚く設計される。したがって、界面3~6の反射は、いわゆる薄膜干渉として無視できる反射となる。よって、界面1の反射の干渉に関して、界面2の反射のみを考慮すればよい。
2×n1×t1=λ/2 (式x-1)
n1×t1=λ/4 (式x-2)
式x-2より、条件1における界面反射の場合、「n1×t1」=「λ/4」を満たす際に、波長λの透過率が最も高くなるといえる。また、分光透過率には周期性があるため、条件1においては、「n1×t1」が「λ/4」の奇数倍の時にも、波長λの透過率が最も高くなるといえる。そして、「n1×t1」が「λ/4」の何倍となるかは、式x-2の左辺を右辺で割ることにより算出できる。
量子ドットを用いたバックライトの一次光の中心波長は概ね450nmである。λを450nmとすると、式x-2の「λ/4」は「112.5nm」である。
すなわち、本開示の式1は、「n1×t1」が、「112.5nm(λ/4)」の何倍であるかを表した式である。
そして、条件1における界面反射の場合、式1のd1が2x+1(xは0以上の整数)の場合、波長450nmの光の透過率が最も高くなり、式1のd1が2x(xは1以上の整数)の場合、波長450nmの光の透過率が最も低くなる。言い換えると、条件1における界面反射の場合、式1のd1が奇数の場合、波長450nmの光の透過率がピークを示し、式1のd1が偶数の場合、波長450nmの光の透過率がボトムを示す。波長450nmの光は、上述したL1とみなすことができる。
具体的には、条件2における界面反射の場合、式1のd1が2x(xは1以上の整数)の場合、波長450nmの光の透過率が最も高くなり、式1のd1が2x+1(xは0以上の整数)の場合、波長450nmの光の透過率が最も低くなる。言い換えると、条件2における界面反射の場合、式1のd1が偶数の場合、波長450nmの光の透過率がピークを示し、式1のd1が奇数の場合、波長450nmの光の透過率がボトムを示す。
一方、条件2における界面反射の場合(界面1の反射が固定端反射で、界面2の反射が自由端反射の場合)、式1のd1が偶数の場合に、波長450nmの光の透過率がピークを示すといえる。
本開示の条件1では、式1のd1の値が、x±0.10(但し、xは奇数の整数)であることを要する。また、本開示の条件2では、式1のd1の値が、x±0.10(但し、xは偶数の整数)であることを要する。
すなわち、本開示のバリアフィルムは、条件1では、d1の値が奇数の整数の近傍であることを示し、条件2では、d1の値が偶数の整数の近傍であることを示している。言い換えると、条件1又は条件2を満たす本開示のバリアフィルムは、バリアフィルムを透過した光の分光透過スペクトルの波形が、450nm近傍にピークを有するものであることを示している。
以上のように、バリアフィルムの分光透過スペクトルの波形が450nm近傍にピークを有することにより、高湿環境下に晒された際の色味の変化の抑制を抑制することができる。かかる効果を生じる理由は以下のように考えられる。
まず、バリアフィルムが高湿環境下に晒されると、バリアフィルムのプライマー層が膨潤する。そして、プライマー層が膨潤すると、プライマー層の厚みが増すため、バリアフィルムの分光透過率の波形がシフト(主として長波長側にシフト)する。そして、バリアフィルムの分光透過率は、ピーク及びボトム近傍では変化が小さいものの、ピーク及びボトムを外れた領域では変化が大きくなる傾向がある。また、ピーク及びボトム近傍は何れも分光透過率の変化が小さいものの、分光透過率の変化率で比較すると、ピーク近傍の方がボトム近傍よりも変化率は小さい。よって、バリアフィルムの波長450nmの透過率をピーク近傍とすることによりプライマー層が膨潤して分光透過スペクトルの波形がシフトした際の、450nmの透過率の変化を抑制することができると考えられる。量子ドットを用いたバックライトの一次光の中心波長は概ね450nmであるから、バリアフィルムの450nmの透過率の変化を抑制することは、量子ドット含有層(80)に到達した一次光源の光のうち量子ドットに衝突しなかった光(L1)の透過率の変化を抑制し、量子ドットを用いたバックライトの色味の変化を抑制できることになると考えられる。
なお、L2(緑及び赤)の波長領域は、L1(青)に比べて分光透過スペクトルの波形の周期が長くなるため、プライマー層の膨潤による影響は受けにくい。
本開示のバリアフィルムは、条件1においては、上記式1で示されるd1が、x±0.07(但し、xは奇数の整数)の範囲を示すことが好ましく、x±0.05(但し、xは奇数の整数)の範囲を示すことがより好ましく、x±0.03(但し、xは奇数の整数)の範囲を示すことがより好ましく、x±0.01(但し、xは奇数の整数)の範囲を示すことがより好ましい。
また、条件2においては、上記式1で示されるd1が、x±0.07(但し、xは偶数の整数)の範囲を示すことが好ましく、x±0.05(但し、xは偶数の整数)の範囲を示すことがより好ましく、x±0.03(但し、xは偶数の整数)の範囲を示すことがより好ましく、x±0.01(但し、xは偶数の整数)の範囲を示すことがより好ましい。
本開示のバリアフィルムは、条件1では、上記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは奇数の整数)の範囲を示し、条件2では、上記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは偶数の整数)の範囲を示すことを要する。
条件1及び条件2において、d1が小さすぎることはプライマー層の厚みが薄すぎることを意味し、d1が大きすぎることはプライマー層の厚みが厚すぎることを意味する。プライマー層の厚みが薄すぎると、プライマー層と量子ドット含有層との密着性が低下したり、量子ドット含有層の応力を十分に緩和できなくなったりする場合がある。また、プライマー層の厚みが厚すぎると、プライマー層の厚みにムラが生じやすくなり、プライマー層の面内に物理特性のバラツキが生じやすくなる。
また、条件1及び条件2において、d1の値が大きすぎると、分光透過率の波形の周期が短くなり、色味の変化を抑制しにくくなる。
このため、条件1においては、上記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは3以上9以下の奇数の整数)の範囲を示すことが好ましく、x±0.10(但し、xは3以上5以下の奇数の整数)の範囲を示すことがより好ましい。
また、条件2においては、上記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは2以上8以下の偶数の整数)の範囲を示すことが好ましく、x±0.10(但し、xは2以上4以下の偶数の整数)の範囲を示すことがより好ましい。
上記の好適な実施形態2において、「x±0.10」の部分は、x±0.07であることが好ましく、x±0.05であることがより好ましく、x±0.03であることがより好ましく、x±0.01であることがより好ましい。
また、本開示のバリアフィルムは、条件1においては、上記式1で示されるd1が、x以上x+0.10以下(但し、xは奇数の整数)の範囲を示すことが好ましく、x以上x+0.10以下(但し、xは3以上9以下の奇数の整数)の範囲を示すことがより好ましく、x以上x+0.10以下(但し、xは3以上5以下の奇数の整数)の範囲を示すことがさらに好ましい。
また、条件2においては、上記式1で示されるd1が、x以上x+0.10以下(但し、xは偶数の整数)の範囲を示すことが好ましく、x以上x+0.10以下(但し、xは2以上8以下の奇数の整数)の範囲を示すことがより好ましく、x以上x+0.10以下(但し、xは2以上4以下の奇数の整数)の範囲を示すことがさらに好ましい。
上記の好適な実施形態3において、「x+0.10」の部分は、x+0.07であることが好ましく、x+0.05であることがより好ましく、x+0.03であることがより好ましく、x+0.01であることがより好ましい。
一方、量子ドットで変換される光(L2)は、量子ドットの劣化により徐々に光量が低下する。
よって、好適な実施形態3では、量子ドットの劣化によってL2の光量が低下し、かつ、L1の透過率も減少するため、L1及びL2のバランスが崩れにくくなり、色味の変化をより抑制できる点で好ましい。
《水蒸気透過度》
バリアフィルムは、JIS K7129-2:2019による水蒸気透過度の値が、0.20g/m2・day以下であることが好ましく、0.15g/m2・day以下であることがより好ましい。水蒸気透過度を測定する際の条件は、温度40℃、相対湿度90%とする。
水蒸気透過度は、例えば、MOCON社製の水蒸気透過度測定装置(商品名:PERMATRAN)にて測定できる。
バリアフィルムは、JIS K7126-2:2006による酸素透過度の値が、0.5cc/m2・day・atm以下であることが好ましい。酸素透過度を測定する際の条件は、温度23℃、相対湿度90%とする。
酸素透過度は、例えば、MOCON社製の酸素透過度測定装置(商品名:OX-TRAN)にて測定できる(モコン法)。
バリアフィルムは、L*a*b*表色系のb*値が1.0以下であることが好ましく、-2.5以上1.0以下であることがより好ましく、-2.0以上0.8以下であることがさらに好ましい。
L*a*b*表色系は、1976年に国際照明委員会(CIE)により規格化されたL*a*b*表色系に基づくものであり、JIS Z8781-4:2013において採用されている。
バリアフィルムは、JIS K7361-1:1997の全光線透過率が80%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましく、87%以上であることがさらに好ましい。
本開示のバリアフィルムの製造方法は特に制限されない。下記の工程1~3は、本開示のバリアフィルムの製造方法の一実施形態である。
工程2:第1基材フィルムにプライマー層を形成する工程。(但し、工程1で、第1基材フィルム上にバリア層を形成した場合、第1基材フィルムのバリア層とは反対側にプライマー層を形成する。)
工程3:第1基材フィルムのプライマー層を有する側とは反対側と、第2基材フィルムとを接着剤層を介して積層する工程。(但し、工程1で、第2基材フィルム上にバリア層を形成した場合、第2基材フィルムを基準としてバリア層が第1基材フィルム側となるようにして、積層する。)
本開示の波長変換シート用のバリアフィルムは、例えば、面光源の波長変換シート用のバリアフィルムに用いることができる。面光源としては、液晶表示装置のバックライト光源、検査機器のバックライト光源等が挙げられる。すなわち、本開示の波長変換シート用のバリアフィルムは、「液晶表示装置のバックライト光源の波長変換シート用のバリアフィルム」、「検査機器のバックライト光源の波長変換シート用のバリアフィルム」等に用いることができる。
さらに、本開示の波長変換シート用のバリアフィルムは、「園芸の波長変換シート用のバリアフィルム」にも用いることができる。園芸の波長変換シートとしては、例えば、紫外線を植物の成長に適した波長に変換する機能を備えたシートが挙げられる。植物の成長に適した波長としては、光合成に適した波長が挙げられる。園芸の波長変換シートは、例えば、ビニールハウス及びガラス室の園芸施設の天井等に設置することができる。
本開示の波長変換シートは、第1バリアフィルムと、量子ドットを含む量子ドット含有層と、第2バリアフィルムとがこの順に積層されてなる波長変換シートであって、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムが上述した本開示の波長変換シート用のバリアフィルムであり、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムの前記プライマー層側の面が、前記量子ドット含有層側を向くように積層されてなり、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムの前記量子ドット含有層と接する層が前記プライマー層であり、前記量子ドット含有層の屈折率をn0と定義した際に、n0<n1である、ものである。
量子ドット含有層は、量子ドット及びバインダー樹脂を含む。
量子ドットは、半導体のナノメートルサイズの微粒子であり、量子閉じ込め効果(量子サイズ効果)を生じる材料であれば特に限定されない。量子ドットとしては、自らの粒径によって発光色が規制される半導体微粒子及びドーパントを有する半導体微粒子が挙げられる。
量子ドットは、赤に相当する波長の二次光を放出する量子ドット、及び緑に相当する波長の二次光を放出する量子ドットを含むことが好ましい。なお、量子ドットは、赤に相当する波長の二次光を放出する量子ドット、及び緑に相当する波長の二次光を放出する量子ドット以外の量子ドットを含有してもよい。
さらに、ドーパントを有する半導体微粒子からなる量子ドットとしては、上記半導体化合物に、Eu3+、Tb3+、Ag+、Cu+のような希土類金属のカチオン又は遷移金属のカチオンをドープしてなる半導体結晶を用いることもできる。
量子ドットのコアとなる材料としては、作製の容易性、可視域での発光を得られる粒径の制御性、蛍光量子収率の観点から、CdS、CdSe、CdTe、InP、InGaP等の半導体結晶が好適である。
コアシェル型の量子ドットを用いる場合にシェルを構成する半導体としては、励起子がコアに閉じ込められるように、コアを形成する半導体化合物よりもバンドギャップの高い材料を用いることで、量子ドットの発光効率を高めることができる。
このようなバンドギャップの大小関係を有するコアシェル構造(コア/シェル)としては、例えば、CdSe/ZnS、CdSe/ZnSe、CdSe/CdS、CdTe/CdS、InP/ZnS、Gap/ZnS、Si/ZnS、InN/GaN、InP/CdSSe、InP/ZnSeTe、InGaP/ZnSe、InGaP/ZnS、Si/AlP、InP/ZnSTe、InGaP/ZnSTe、InGaP/ZnSSe等が挙げられる。
一般的には、量子ドットの粒径(直径)は0.5nm以上20nm以下の範囲であることが好ましく、1nm以上10nm以下の範囲であることが好ましい。なお、量子ドットのサイズ分布が狭いほど、より鮮明な発光色を得ることができる。
量子ドットの形状は特に限定されず、例えば、球状、棒状、円盤状、その他の形状であってもよい。量子ドットの粒径は、粒子ドットが球状でない場合、同体積を有する真球状の値とすることができる。
量子ドットは、樹脂で被覆されているものであってもよい。
熱硬化性樹脂としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、尿素メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。熱硬化性樹脂組成物には、これら硬化性樹脂に、必要に応じて硬化剤が添加される。
なお、本明細書において「(メタ)アクリレート」は、メタクリレート及びアクリレートを指すものである。また、本明細書において、「電離放射線」は、電磁波又は荷電粒子線のうち、分子を重合あるいは架橋し得るエネルギー量子を有するものを意味し、通常、紫外線(UV)又は電子線(EB)が用いられるが、その他、X線、γ線などの電磁波、α線、イオン線などの荷電粒子線も使用可能である。
アルキレンオキシ基としては、例えば、炭素数が2以上4以下のアルキレンオキシ基が好ましく、炭素数が2又は3のアルキレンオキシ基がより好ましく、炭素数が2のアルキレンオキシ基がさらに好ましい。
多官能(メタ)アクリレート系化合物がアルキレンオキシ基を有する場合、一分子中のアルキレンオキシ基の数は、2個以上30個以下であることが好ましく、2個以上20個以下であることがより好ましく、3個以上10個以下であることがさらに好ましく、3個以上5個以下であることがよりさらに好ましい。
アルキレンオキシ基を有する多官能(メタ)アクリレート化合物としては、中でも、エトキシ化ビスフェノールA型ジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ビスフェノールA型ジ(メタ)アクリレート及びプロポキシ化エトキシ化ビスフェノールA型ジ(メタ)アクリレートが好ましく、エトキシ化ビスフェノールA型ジ(メタ)アクリレートがより好ましい。
チオール化合物は、R-SHで表される単位(Rは有機基)を一つ以上有する化合物である。本明細書において、R-SHで表される単位を一つ有する化合物を単官能チオール化合物、R-SHで表される単位を二つ以上有する化合物を多官能チオール化合物と称する。
なお、下記の反応は単官能チオール化合物と、一つのラジカル重合性官能基を有する化合物との反応例である。多官能チオール化合物と、二以上のラジカル重合性官能基を有する化合物との反応物はデンドリマー構造を形成しやすいと考えられる。そして、デンドリマー構造を形成した場合、量子ドット含有層の柔軟性が増し、量子ドット含有層自体が優れた応力緩和性を発揮しやすくなると考えられる。ラジカル重合性官能基としては、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基等のエチレン性不飽和結合含有基が挙げられる。
内部拡散粒子は、有機粒子及び無機粒子の何れも用いることができる。有機粒子としては、ポリメチルメタクリレート、アクリル-スチレン共重合体、メラミン樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ベンゾグアナミン-メラミン-ホルムアルデヒド縮合物、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂及びポリエステル等からなる粒子が挙げられる。無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、ジルコニア及びチタニア等からなる微粒子が挙げられる。
内部拡散粒子の形状は、球形、円盤状、ラグビーボール状、不定形等の形状が挙げられる。また、内部拡散粒子は、中空粒子、多孔質粒子及び中実粒子の何れであってもよい。
n0は、1.40以上であることが好ましく、1.43以上であることがより好ましく、1.46以上であることがさらに好ましい。また、n0は、1.55以下であることが好ましく、1.52以下であることがより好ましく、1.50以下であることがさらに好ましい。
量子ドット含有層の屈折率n0は、概ねバインダー樹脂の屈折率に支配される。量子ドット含有層は、量子ドットの含有量は少なく、また、内部拡散剤が入っていたとしても、内部拡散剤は粒子径が光の波長よりも大きく、層の屈折率には影響しないためである。
本開示のバックライトは、一次光を放出する少なくとも1つの光源と、前記光源に隣接して配置され、導光又は拡散のための光学板と、前記光学板の光出射側に配置された波長変換シートとを備えたバックライトにおいて、前記波長変換シートが上述した本開示の波長変換シートである、ものである。
反射板は、光学板の光出射面側と反対側に配置される。光拡散フィルム、プリズムシート、輝度上昇フィルム及び反射型偏光フィルムは、光学板の光出射面側に配置される。反射板、光拡散フィルム、プリズムシート、輝度上昇フィルム及び反射型偏光フィルム等から選ばれる一種以上の部材を備える構成とすることで、正面輝度、視野角等のバランスに優れたバックライトとすることができる。
光源210としては、バックライトを設置する装置が単純化及び小型化できるという観点から、LED光源であることが好ましく、青色単色のLED光源であることがより好ましい。光源210は、少なくとも1つであり、十分な一次光を放出するという観点から、複数個であることが好ましい。
高温高湿試験:温度60℃、相対湿度90%の雰囲気に1000時間晒す試験
なお、高温高湿試験後のx値及びy値は、高温高湿試験の環境から測定用サンプルを取り出した後、速やかに、温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下の雰囲気で測定するものとする。
本開示の液晶表示装置は、バックライト及び液晶パネルを備えた液晶表示装置であって、前記バックライトが上述した本開示のバックライトであるものである。
実施例及び比較例のバリアフィルム又は波長変換シートに関して、下記の測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
実施例及び比較例のバリアフィルムに関して、JIS K7129-2:2019による水蒸気透過度の値を測定した。測定装置は、MOCON社製の商品名「PERMATRAN」を用いた。水蒸気透過度を測定する際の温度及び相対湿度の条件は、40℃、90%とした。また、水蒸気透過度の測定前に、測定用のサンプルを温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下の雰囲気に30分以上晒した。このようにして測定された水蒸気透過度は、初期段階の水蒸気透過度を意味する。水蒸気透過度が0.20g/m2・day以下であるものが合格レベルである。
実施例及び比較例のバリアフィルムに関して、全光線透過率を測定した。測定装置は、ヘイズメーター(HM-150、村上色彩技術研究所製)を用いた。全光線透過率が85%以上のものが合格レベルである。
なお、全光線透過率は、温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下の雰囲気で測定した。また、測定前にサンプルを前記雰囲気に30分以上晒した。このようにして測定された全光線透過率は、初期段階の全光線透過率を意味する。
実施例及び比較例のバリアフィルムに関して、L*a*b*表色系のb*値を測定した。測定装置は日本分光社製の分光光度計(商品名:V670)を用いた。b*値が1.0以下のものが合格レベルである。
なお、b*値は、温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下の雰囲気で測定した。また、測定前にサンプルを前記雰囲気に30分以上晒した。このようにして測定されたb*値は、初期段階のb*値を意味する。
<測定用の直下型バックライトの準備>
直下型バックライトを備える市販の液晶テレビ(VIZIO社製、PQ65-F1)を分解し、直下型バックライトを取り出した。前記直下型バックライトには、光源として発光中心波長が450nm、半値全幅が20nmの直下型の青色LEDが搭載されている。また、前記光源の光出射側には、光拡散板、量子ドット含有層を含む波長変換シート、プリズムシート及び反射偏光板(輝度向上フィルム、スリーエム社製、DBEF(登録商標))が、この順に配置されている。また、光源の光出射側と反対側には、反射シートが備えられている。
前記直下型バックライト中の波長変換シートを、実施例及び比較例の波長変換シートに変更し、「初期段階のx値及びy値測定用の直下型バックライト」を得た。なお、実施例及び比較例の波長変換シートは、直下型バックライトに組み込む前に、温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下の雰囲気に30分以上晒した。
また、前記直下型バックライト中の波長変換シートを、高温高湿試験(温度60℃、相対湿度90%の雰囲気に1000時間晒す試験)を実施した実施例及び比較例の波長変換シートに変更し、「高温高湿試験後のx値及びy値の測定用の直下型バックライト」を得た。高温高湿試験を実施した実施例及び比較例の波長変換シートを直下型バックライトに組み込む作業は、温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下の雰囲気において速やかに行った。
そして、前記の測定用の直下型バックライトに関して、以下の測定環境下で測定を実施した。
<初期段階のx値及びy値>
初期段階のx値及びy値測定用の直下型バックライトを点灯し、暗室環境下において、500mm離れた正面方向から、国際照明委員会(CIE)のYxy表色系のx値及びy値を測定した。測定雰囲気は、温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下とした。また、測定前にサンプルを前記雰囲気に30分以上晒した。測定装置はトプコンテクノハウス社製の分光放射計(商品名:SR-3AR)を用いた。
<高温高湿試験後のx値及びy値>
高温高湿試験後のx値及びy値測定用の直下型バックライトを点灯し、暗室環境下において、500mm離れた正面方向から、国際照明委員会(CIE)のYxy表色系のx値及びy値を測定した。測定雰囲気は温度23℃±5℃、相対湿度40%以上65%以下とした。測定装置はトプコンテクノハウス社製の分光放射計(商品名:SR-3AR)を用いた。
<Δx、Δy>
初期段階のx値と高温高湿試験後のx値との差(Δx)、及び、初期段階のy値と高温高湿試験後のy値との差(Δy)を算出した。Δx及びΔyが何れも0.020以下であるものが合格レベルである。
酸素濃度が300ppm以下となるように窒素パージしたグローブボックス内において、量子ドット及びアミノ変性シリコーンを下記に示す組成比で混合し、90℃で湯煎しながら、マグネチックスターラーにて4時間攪拌した。その後、孔径0.2μmのポリプロピレン性フィルタでろ過して、CdSe/ZnSコアシェル型量子ドット分散液を得た。
・量子ドット 0.9質量部
(発光ピーク:540nm、製造番号:748056、シグマアルドリッチ社製)
・量子ドット 0.9質量部
(発光ピーク:630nm、製造番号:790206、シグマアルドリッチ社製)
・アミノ変性シリコーン 99質量部
(Genesee社製、品番:GP-344、粘度:670mPa・s)
[実施例1]
第1基材フィルム(二軸延伸PETフィルム、屈折率n2:1.636、厚みt0:12μm)の一方の面上に、真空蒸着法により酸化アルミニウムを蒸着し、厚み10nmの無機酸化物層を形成した。
次いで、無機酸化物層上に、下記の有機被覆層形成用塗布液をグラビア印刷により塗布し、180℃で60秒間加熱処理し、厚み400nmの有機被覆層を形成した。
次いで、第1基材フィルムの無機酸化物層を形成した面とは反対側の面に、下記のプライマー層形成用塗布液をグラビア印刷により塗布し、80℃で60秒間加熱処理し、プライマー層(屈折率n1:1.575、厚みt1:215nm)を形成し、プライマー層、第1基材フィルム、無機酸化物層、有機被覆層をこの順に有する積層体Aを得た。
次いで、第2基材フィルム(二軸延伸PETフィルム、屈折率:1.636、厚み:50μm)の一方の面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤をグラビア印刷により塗布、乾燥し、厚み5μmの接着剤層を形成し、第2基材フィルム上に接着剤層を有する積層体Bを得た。
次いで、積層体Aの有機被覆層側の面に、積層体Bの接着剤層側の面を重ね合わせて、積層体Aと積層体Bとをドライラミネートした。
上記の作業により、プライマー層、第1基材フィルム、無機酸化物層、有機被覆層、接着剤層及び第2基材フィルムをこの順に有する、実施例1のバリアフィルムを得た。なお、同一構成のバリアフィルムを2つ作製した。
水、イソプロピルアルコ―ル及び0.5N塩酸を混合した溶液(pH2.2)に、テトラエトキシシランを10℃になるように冷却しながら混合させて、溶液Aを調整した。別途、ケン化価99%以上のポリビニルアルコール、イソプロピルアルコールを混合した溶液Bを調整した。溶液Aと溶液Bとを混合し、有機被覆層形成用塗布液(固形分:5質量%)を調整した。有機被覆層形成用塗布液中において、テトラエトキシシランとポリビニルアルコールとの質量比は29:4である。
・ポリエステルポリウレタンポリオール 50質量部
(水酸基価:62mgKOH/g、固形分20質量%)
・シランカップリング剤 1質量部
(3-グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン)
・シリカフィラー 1質量部
(平均粒径5μm)
・硬化剤 1質量部
(1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート、固形分35%)
・溶剤 50質量部
(メチルエチルケトン)
次いで、積層体Cの電離放射線未照射の量子ドット含有層側の面と、他方のバリアフィルムのプライマー層側の面とが対向するように積層した後、紫外線を照射して、量子ドット含有層の電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化を進行させ、実施例1の波長変換シートを得た。量子ドット含有層の厚みは100μm、屈折率は1.48である。
実施例1の波長変換シートは、第2基材フィルム、接着剤層、有機被覆層、無機酸化物層、第1基材フィルム、プライマー層、量子ドット含有層、プライマー層、第1基材フィルム、無機酸化物層、有機被覆層、接着剤層及び第2基材フィルムをこの順に有している。
・多官能アクリレート系化合物 58.11質量部
(エトキシ化ビスフェノールAジアクリレート;新中村化学工業社の商品名「ABE-300」)
・多官能チオール化合物 38.74質量部
(ペンタエリスリトールテトラキス(3-メルカプトプロピオネート);SC有機化学社の商品名「PEMP」)
・光重合開始剤 0.5質量部
(IGM Resins B.V.社の商品名「Omnirad TPO H」)
・上記「2」で作製した量子ドット分散液 1.61質量部
・酢酸 0.79質量部
・酸化チタン 0.25質量部
(Chemours社の商品名「タイピュア R-706」;粒子径0.36μm)
プライマー層の厚みを表1の値に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2のバリアフィルム及び波長変換シートを得た。
プライマー層の厚みを表1の値に変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例1~3のバリアフィルム及び波長変換シートを得た。
表1の結果から明らかなように、実施例1~2のバリアフィルムは、波長変換シートに適用した際に、経時的な色味の変化を抑制し得ることが確認できる。一方、比較例1~3のバリアフィルムは、波長変換シートに適用した際に、経時的な色味の変化を抑制できないことが確認できる。
図7~8は、実施例1~2のバリアフィルムの分光透過率を示す図であり、図9~11は、比較例1~3のバリアフィルムの分光透過率を示す図である。図7~8から分かるように、実施例1及び2のバリアフィルムの分光透過率は、波長450nmの近傍で分光透過率がピークを示している。一方、図9~11から分かるように、比較例1~3のバリアフィルムの分光透過率は、波長450nmの近傍で分光透過率がピークを有していない。実施例1~2のバリアフィルムは、条件1を満たすことにより、波長450nmの近傍で分光透過率のピークを示すことができるため、波長変換シートに適用した際に、経時的な色味の変化を抑制し得ることが確認できると考えられる。
20:第1基材フィルム
30:バリア層
30A:第1のバリア層
30B:第2のバリア層
40:第2基材フィルム
50:接着剤層
80:量子ドット含有層
100:波長変換シート用のバリアフィルム
100a:第2バリアフィルム
100b:第1バリアフィルム
200:波長変換シート
210:光源
220:光学板
221:導光板
222:拡散板
230:反射板
240:プリズムシート
300:バックライト
301:エッジライト型バックライト
302:直下型バックライト
Claims (8)
- プライマー層、第1基材フィルム、バリア層、及び第2基材フィルムをこの順に有する波長変換シート用のバリアフィルムであって、
前記プライマー層の屈折率をn1、前記プライマー層の厚みをt1、前記第1基材フィルムの屈折率をn2と定義した際に、
下記条件1又は下記条件2を満たす、波長変換シート用のバリアフィルム。
条件1:n1<n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは奇数の整数)の範囲を示す。
条件2:n1>n2であって、下記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは偶数の整数)の範囲を示す。
式1:d1=n1×t1/112.5nm - 前記条件1において、前記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは3以上5以下の奇数の整数)の範囲を示し、
前記条件2において、前記式1で示されるd1が、x±0.10(但し、xは2以上4以下の偶数の整数)の範囲を示す、請求項1に記載の波長変換シート用のバリアフィルム。 - 前記プライマー層の厚みであるt1が100nm以上900nm以下である、請求項1又は2に記載の波長変換シート用のバリアフィルム。
- 前記第1基材フィルムの厚みが5μm以上である、請求項1~3の何れかに記載の波長変換シート用のバリアフィルム。
- 前記バリア層が、無機酸化物層及び有機被覆層を含む、請求項1~4の何れかに記載の波長変換シート用のバリアフィルム。
- 第1バリアフィルムと、量子ドットを含む量子ドット含有層と、第2バリアフィルムとがこの順に積層されてなる波長変換シートであって、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムが請求項1~5の何れかに記載の波長変換シート用のバリアフィルムであり、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムの前記プライマー層側の面が、前記量子ドット含有層側を向くように積層されてなり、
前記第1バリアフィルム及び前記第2バリアフィルムの前記量子ドット含有層と接する層が前記プライマー層であり、前記量子ドット含有層の屈折率をn0と定義した際に、n0<n1である、波長変換シート。 - 一次光を放出する少なくとも1つの光源と、前記光源に隣接して配置され、導光又は拡散のための光学板と、前記光学板の光出射側に配置された波長変換シートとを備えたバックライトにおいて、前記波長変換シートが請求項6に記載の波長変換シートであるバックライト。
- バックライト及び液晶パネルを備えた液晶表示装置であって、前記バックライトが請求項7に記載のバックライトである液晶表示装置。
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