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JP7015666B2 - 薄葉紙包装体、薄葉紙製品および薄葉紙製品の製造方法 - Google Patents

薄葉紙包装体、薄葉紙製品および薄葉紙製品の製造方法 Download PDF

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JP7015666B2
JP7015666B2 JP2017188232A JP2017188232A JP7015666B2 JP 7015666 B2 JP7015666 B2 JP 7015666B2 JP 2017188232 A JP2017188232 A JP 2017188232A JP 2017188232 A JP2017188232 A JP 2017188232A JP 7015666 B2 JP7015666 B2 JP 7015666B2
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Description

本発明は、薄葉紙包装体、薄葉紙製品および薄葉紙製品の製造方法に関する。
従来の薄葉紙包装体は、フィルム状の包装袋にティッシュペーパー等の薄葉紙が収容されており、包装袋に形成された取出し口から薄葉紙が取り出せるようになっている。また、この種の薄葉紙包装体では、包装体の上面にミシン目等の切り込みが設けられており、この切り込みに沿って包装袋の上面を破ることにより、取出し口が開封されるようになっている。
例えば、特開2016-188092公報(特許文献1)の図1等には、可撓性フィルムから形成された包装袋と、包装袋の上面に被包装物を取り出す開口を形成可能に設けられた仮綴部とを備えるフィルム包装体が開示されている。このフィルム包装体では、仮綴部が、ミシン目により形成されている。
特開2016-188092号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたフィルム包装体では、包装袋の上面がミシン目に沿って破れず、取出し口が破損する問題がある(図7、符号B参照)。また、ミシン目のピッチを小さくする等によって、取出し口をミシン目に沿って破れ易くすることもできるが、包装体の製造時や輸送時等にミシン目が破れて製品不良となるおそれがある。
本発明の課題は、開封時に取出部が破損し難い薄葉紙包装体を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る第1の態様は、薄葉紙を収容する、可撓性の第1フィルムで形成された包装袋と、前記包装袋の上面に形成されて、前記薄葉紙を取り出すための取出部とを有する薄葉紙包装体であって、可撓性の第2フィルムで形成され、前記包装袋の上面に積層されたシートと、前記包装袋の上面と前記シートに形成され、前記シートと前記包装袋の上面とを厚み方向に貫通する切込部とを有し、前記切込部が破断することにより、前記取出部が前記包装袋の上面および前記シートに形成される、薄葉紙包装体を提供する。
第1の態様では、可撓性の第1フィルムで形成された包装袋の上面に、可撓性の第2フィルムで形成されたシートを積層し、包装袋の上面とシートとを厚み方向に貫通する切込部が形成されている。そのため、切込部が破断されることにより形成される取出部の周囲は、第1フィルムと第2フィルムが積層された2層構造となる。
第1の態様では、取出部の周囲がこのような2層構造で構成されることで、取出部の周囲の強度を高くすることができる。これにより、切込部を破断する際に、取出部の周囲が切れたり、裂けたりするのを防ぐことができる。そのため、第1の態様では、開封時における取出部の破損を抑制することができる。
また、第1の態様では、上述のように取出部の周囲の強度が高くなることにより、取出部から薄葉紙を取り出す際にも、取出部の周囲が切れたり、裂けたりするのを防ぐことができる。そのため、第1の態様では、開封後の使用時においても取出部の破損を防ぐことができる(図6参照)。
さらに、第1の態様では、上述のように薄葉紙包装体の開封時に取出部が破損し難いことから、切込部のピッチを小さくする等によって予め切込部を破断し易くしておく必要がない。そのため、上述のように取出部の周囲の強度を高くすることができるので、薄葉紙包装体の製造時や開封前の輸送時に切込部が破断することによる薄葉紙包装体の製品不良を防ぐことができる。
第2の態様は、前記第1フィルムと前記第2フィルムとは、材質が異なる、薄葉紙包装体を提供する。第2の態様では、第1フィルムの材質と第2フィルムの材質が異なるため、切込部が破断されることにより形成される取出部の周囲は、材質が異なる2つのフィルムが積層された2層構造となる。また、このように材質が異なる2つのフィルムは、破断強度や破断伸び等の物性が異なる。
このような構成により、切込部を破断する際に、包装袋の上面とシートとの積層面の面方向に2つのフィルム間で引き合う力が得られ、切込部付近では包装袋とシートとが交互に破断され易くなる。これにより、切込部を破断する力が切込部に沿って伝わり易くなるため、取出部の周囲が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、第2の態様では、開封時における取出部の破損をさらに抑制することができる。
第3の態様は、前記第1フィルムと前記第2フィルムとは、配向方向(繊維方向)が交差する、薄葉紙包装体を提供する。第3の態様では、第1フィルムの配向方向と第2フィルムの配向方向とが交差するように、包装袋の上面にシートが積層されている。このような構成では、切込部を破断する際に、包装袋の上面とシートとの積層面の面方向に2つのフィルム間で引き合う力が交差することができる。
これにより、第3の態様では、切込部を破断する際に、包装袋の上面とシートとの積層面の面方向に2つのフィルム間で引き合う力が確実に得られるため、切込部付近では包装袋とシートとがさらに交互に破断され易くなる。これにより、切込部を破断する力が切込部に沿ってさらに伝わり易くなるため、取出部の周囲が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、第3の態様では、開封時における取出部の破損をさらに抑制することができる。
第4の態様は、前記第1フィルムの配向方向が、前記切込部の長手方向に沿う方向であり、前記第2フィルムの配向方向が、前記第1フィルムの配向方向と直交する方向である、薄葉紙包装体を提供する。第4の態様では、第1フィルムと第2フィルムとの配向方向が直交するように、包装袋にシートを積層されている。
このような構成により、第4の態様では、切込部を破断する際に、一方のフィルムが切込部に沿う方向と直交する方向(取出部の外側方向)へ破断しようとする力に対して、他方のフィルムが切込部に沿う方向に一方のフィルムを引っ張る力が生じる。そのため、さらに切込部付近では包装袋とシートとが交互に破断され易くなる。これにより、切込部を破断する力が切込部に沿って確実に伝わり易くなるため、取出部の周囲が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、第4の態様では、開封時における取出部の破損をさらに抑制することができる。
第5の態様は、第1乃至第4の態様のいずれかの薄葉紙包装体に前記薄葉紙が収容されてなる薄葉紙製品を提供する。第5の態様では、第1乃至第4の態様のいずれかの薄葉紙包装体を用いて薄葉紙製品が構成されているため、第1乃至第4の態様のいずれかの作用効果と同様の作用効果を有する薄葉紙製品を提供することができる。
第6の態様は、薄葉紙を取り出す取出部を備え、前記取出部が切込部を破断することにより形成される薄葉紙包装体に、前記薄葉紙が収容されてなる薄葉紙製品の製造方法であって、可撓性を有する第1フィルムに、可撓性を有する第2フィルムを積層する第1工程と、前記第1フィルムと前記第2フィルムに、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを厚み方向に貫通する前記切込部を形成する第2工程と、前記第1フィルムを折り込んだ包装袋に前記薄葉紙を収容する第3工程と、前記薄葉紙を収容した前記包装袋を密封する第4工程とを有する、薄葉紙製品の製造方法を提供する。
第6の態様では、このような第1工程と第2工程を含む薄葉紙包装体の製造方法を実施することにより、第1フィルムで形成された包装袋の上面に、第2フィルムで形成されたシートが積層され、シートと包装袋の上面とを厚み方向に貫通する切込部がシートの内側に形成することができる。これにより、第6の態様では、第1の態様と同様に、切込部が破断されることにより形成される取出部の周囲を、第1フィルムと第2フィルムが積層された2層構造にすることができる。そのため、第6の態様では、第1の態様で得られる作用効果と同様の作用効果が得られる薄葉紙包装体を製造することができる。
第7の態様は、前記第1フィルムと前記第2フィルムとは、材質が異なる、薄葉紙製品の製造方法を提供する。第7の態様では、第1フィルムの材質と第2フィルムの材質が異なるため、第2の態様と同様に、切込部が破断されることにより形成される取出部の周囲を、破断強度や破断伸び等の物性が異なる2つのフィルムが積層された2層構造にすることができる。これにより、第7の態様では、第2の態様の作用効果と同様の作用効果が得られる薄葉紙包装体を製造することができる。
第8の態様は、前記第1工程では、前記第1フィルムの配向方向が前記切込部の長手方向に沿う方向となり、かつ前記第2フィルムの配向方向が前記第1フィルムの配向方向と直交する方向となるように、前記第1フィルムに前記第2フィルムを積層する、薄葉紙製品の製造方法を提供する。第8の態様では、第4の態様と同様に、第1フィルムと第2フィルムとの配向方向が直交するように、包装袋にシートを積層されているため、第4の態様の作用効果と同様の作用効果が得られる薄葉紙包装体を製造することができる。
本発明の一態様によれば、開封時に取出部が破損し難い薄葉紙包装体を提供することができる。
本発明の実施形態(第1実施形態)に係る薄葉紙包装体を示す図である。 図1のII-II線断面図である。 図1のC1部分のX方向の断面を示し薄葉紙包装体の作用効果を説明する図である。 本発明の実施形態(第2実施形態)に係る薄葉紙包装体を示す図である。 図4のC2部分のX方向の断面を示し薄葉紙包装体の作用効果を説明する図である。 本発明の実施形態に係る薄葉紙包装体を用いた薄葉紙製品の開封後(使用時)の状態を示す図である。 従来の薄葉紙包装体を用いた薄葉紙製品の開封後(使用時)の状態を示す図である。 本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係る薄葉紙製品の製造工程を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す説明では、各図において共通する部分については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
<薄葉紙包装体>
図1は、本発明の実施形態(第1実施形態)に係る薄葉紙包装体を示す図であり、図2は図1のII-II線断面図であり、図3は、図1のC1部分のX方向の断面を示し薄葉紙包装体の作用効果を説明する図である。図1及び図2において、薄葉紙包装体100は、本発明に係る薄葉紙包装体の一例であり、包装袋10、取出し口20を備えている。
包装袋10は、薄葉紙包装体100の本体部を構成し、外観がほぼ直方体の立体形状を有している。包装袋10は、図1に示すX方向の長さはY方向の長さより長くなっている。なお、包装袋10の形状は、本実施形態の形状に限定されるものではなく、後述の収容される薄葉紙T、及び薄葉紙Tの積層体の形状に応じて別の立体形状を有していてよい。例えば、収容される薄葉紙Tの束(ウェブ)TWのX方向の長さは、Y方向の長さと等しくてもよいし、Y方向の長さより短くなっていてもよい。
包装袋10は、可撓性のフィルムF1で形成されている。包装袋10は、このフィルムF1がサイドシールにより袋状にされ、袋状のフィルムがさらにガセット状に折り込まれヒートシールHで封止されたピロー包装によって製造されている(図1、図2参照)。なお、本実施形態は、このピロー包装に限られず、マチが形成されるキャラメル包装等によって製造されていてもよい。なお、包装袋10は、本発明における包装袋の一例である。また、フィルムF1は、本発明における第1フィルムの一例である。
包装袋10に用いられるフィルムF1としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリアミド(PA)等の、薄葉紙包装体として一般的に用いられる汎用樹脂フィルムを用いることができる。また、ポリエチレンとしては、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等を用いることができる。
なお、フィルムF1の材質としては、柔軟で取扱い性に優れること、ヒートシールした場合のシール性も高いこと、安価であること等から、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等が好ましい。また、無臭であり、耐水性・耐薬品性にも優れ、低コストで大量生産が可能である点からは、ポリエチレンおよびポリプロピレンがさらに好ましい。また、フィルムF1は、複数のフィルムを積層したラミネートフィルムであってもよいし、上記のうち2以上の樹脂の混合物からなるフィルムであってもよい。
フィルムF1の厚さは、任意である。なお、包装袋10に十分な強度を付与し、柔軟性、軽量性を確保し、コストを抑える等の観点から、フィルムF1の厚さは、20~70μmの範囲が好ましく、25~60μmの範囲がより好ましい。
包装袋10には、薄葉紙Tが収容される。薄葉紙Tの積層体は、薄葉紙がポップアップ式に引き出されるように構成されている。例えば、薄葉紙Tは、折りの向きが互い違いになるように各々二つ折りされ、その折り返された面の縁部が上下に隣接する薄葉紙Tの折り返された内面にそれぞれ入り込んだ状態、すなわち、互い違いに入れ込まれた状態で積層されている。そして、一枚又は複数枚重ねた1組の薄葉紙を取り出すと、後続の薄葉紙が部分的に外部へ飛び出した状態となる。なお、ポップアップ式に引き出し可能であれば、薄葉紙は三つ折り又は四つ折りされていてもよい。
収容される薄葉紙Tは、ティシュペーパー、トイレットペーパー、キッチンペーパー、ペーパーハンドタオル、ペーパー布巾、ワイパー等の衛生薄葉紙であってよい。薄葉紙の1プライでの坪量は10~20g/m2の範囲が好ましく、また薄葉紙の2プライでの紙厚は130~200μmの範囲が好ましい。
ここで、坪量とは、JIS P 8124(1998)に基づいて測定した値を意味する。また、紙厚は、試験片をJIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて測定した値を意味する。
この紙厚を測定する具体的な手順は、以下のとおりである。まず、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、上記のダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせる。次いで、プランジャーを上げて試料を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろし、そのときのゲージを読み取る。この場合、プランジャーをのせるだけとする。プランジャーの端子は、金属製で直径10mmの円形の平面が紙平面に対し垂直に当たるようにする。なお、この紙厚の測定時の荷重は、約70gfである。紙厚は、測定を10回行って得られる平均値とする。
また、薄葉紙Tの積層体の寸法は、薄葉紙包装体100の長手方向(図1のX方向)の長さが180~250mm程度、上面視で薄葉紙包装体100の長手方向に直交する幅方向(図1のY方向)の長さが80~115mm程度、高さ(図1のZ方向)が30~90mm程度とすることができる。このような薄葉紙の積層体は、例えば、ロータリー式又はマルチスタンド式インタフォルダによって製造することができる。
取出し口20は、包装袋10の上面11に形成されて、包装袋10に収容された薄葉紙Tを取り出すための部分を構成する。具体的には、取出し口20は、図1、2に示すように、包装袋10の上面11の中央部12に配置された後述のミシン目40を破断することにより形成される。本実施形態では、取出し口20は、薄葉紙包装体100の長手方向に延びる細長い楕円形状を有する。なお、取出し口20の形状は、このような楕円形状に限定されず、長方形、円形、直線形状等であってもよい。なお、取出し口20は、本発明における取出部の一例である。
薄葉紙包装体100は、さらにシート30を備えている。シート30は、図1、図2に示すように、包装袋10の上面11に積層されている。具体的には、シート30は、包装袋10の上面11に形成される取出し口20を覆い、かつ包装袋10の上面11の一部13が露出するように包装袋10の上面11に接着または粘着されている。
シート30を包装袋10の上面11に接着する場合は、接着剤を用い、シート30を包装袋10の上面11に粘着する場合は、粘着剤を用いることができる。なお、シート30を包装袋10の上面11に積層する場合は、本発明の効果が確実に得られる点で、粘着剤を用いるのが好ましい。
シート30は、可撓性のフィルムF2で形成されている。シート30に用いられるフィルムF2は、包装袋10に用いられるフィルムF1と同じ材質または異なる材質のいずれでも良い。なお、シート30は、本発明におけるシートの一例である。また、フィルムF2は、本発明における第2フィルムの一例である。
シート30に用いられるフィルムF2としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリアミド(PA)等の、薄葉紙包装体として一般的に用いられる汎用樹脂フィルムを用いることができる。また、ポリエチレンとしては、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等を用いることができる。
なお、フィルムF2の材質も、柔軟で取扱い性に優れること、ヒートシールした場合のシール性も高いこと、安価であること等から、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等が好ましい。また、無臭であり、耐水性・耐薬品性にも優れ、低コストで大量生産が可能である点からは、ポリエチレンおよびポリプロピレンがさらに好ましい。また、フィルムF2は、複数のフィルムを積層したラミネートフィルムであってもよいし、上記のうち2以上の樹脂の混合物からなるフィルムであってもよい。
フィルムF2の厚さも、任意である。なお、包装袋10に十分な強度を付与し、柔軟性、軽量性を確保し、コストを抑える等の観点から、フィルムF2の厚さは、20~70μmの範囲が好ましく、25~60μmの範囲がより好ましい。
薄葉紙包装体100は、さらにミシン目40を有する。ミシン目40は、図1、図2に示すように、包装袋10の上面11とシート30に形成されている。そして、ミシン目40は、シート30と包装袋10の上面11とを厚み方向(図1のZ方向)に貫通する複数のスリットSで形成されている。ミシン目40のピッチは、任意であるが、薄葉紙包装体100の製造時や輸送時等にミシン目40が破れない強度を維持できる程度のピッチにするのが好ましい。なお、ミシン目40は、本発明における切込部の一例である。
薄葉紙包装体100では、ミシン目40が破断することにより、取出し口20が包装袋10の上面11およびシート30に形成されるようになっている。ミシン目40が破断するとは、ミシン目40を構成する複数のスリットS間に位置する包装袋10の上面部分が破断して各スリットSが繋がることを意味する。したがって、例えば、ミシン目40を楕円状に配置して、破断することにより、本実施形態のような楕円状の取出し口20が形成される。またミシン目40を直線状に配置して、破断することにより、直線状の取出し口を形成することができる。
本実施形態では、このように可撓性のフィルムF1で形成された包装袋10の上面11に、可撓性のフィルムF2で形成されたシート30が積層され、さらに包装袋10の上面11とシート30とを厚み方向に貫通するミシン目40が形成されている。これにより、本実施形態では、図2に示すように、ミシン目40が破断されることにより形成される取出し口20の周囲21が、フィルムF1とフィルムF2が積層された2層構造となる。
本実施形態では、取出し口20の周囲21がこのような2層構造で構成されることで、取出し口20の周囲21の強度を高くすることができる。これにより、ミシン目40を破断する際に、取出し口20の周囲21が切れたり、裂けたりするのを防ぐことができる。そのため、本実施形態は、薄葉紙包装体100の開封時に取出し口20が破損するのを抑制することができる(図6、図7参照)。
また、本実施形態では、取出し口20の周囲21の強度が高くなることにより、取出し口20から薄葉紙Tを取り出す際にも、取出し口20の周囲21が切れたり、裂けたりするのを防ぐことができる。そのため、第1の態様では、薄葉紙包装体100の開封後の使用時にも取出し口20が破損するのを防ぐことができる(図6、図7参照)。
さらに、本実施形態では、薄葉紙包装体100の開封時に取出し口20が破損し難くなることから、ミシン目40のピッチを小さくする等によって予めミシン目を破断し易くしておく必要がない。そのため、上述のように取出し口20の周囲21の強度を高くすることができ、薄葉紙包装体100の製造時や開封前の輸送時にミシン目40が破断することによる薄葉紙包装体100の製品不良を防ぐことができる。
本実施形態(第1実施形態)の薄葉紙包装体100では、本発明の効果を確実に得る観点から、フィルムF1とフィルムF2とで異なる材質が用いるのが好ましい。例えば、フィルムF1でポリエチレン(PE)を用いた場合は、フィルムF2ではポリプロピレン(PP)を用い、フィルムF1でポリプロピレン(PP)を用いた場合は、フィルムF2ではポリエチレン(PE)を用いる。
このように、第1フィルムであるフィルムF1の材質と第2フィルムであるフィルムF2の材質を異ならせることにより、ミシン目40が破断されることにより形成される取出し口20の周囲21は、材質が異なる2つのフィルムが積層された2層構造となる(図2、図3参照)。また、このように材質が異なる2つのフィルム、例えばポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)とでは、破断強度や破断伸び等の物性が異なる。
その結果、図3(図1のC1部分)に示すように、ミシン目40を破断する際に、包装袋10の上面11とシート30との積層面LSの面方向に2つのフィルム間で引き合う力が生じ、ミシン目40付近では包装袋10とシート30とが交互に破断され易くなる。これにより、ミシン目40を破断する力がミシン目40に沿って、図3の矢印BDの方向に伝わり易くなるため、取出し口20の周囲21が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、本実施形態では、薄葉紙包装体100の開封時における取出し口20の破損をさらに抑制することができる。
図4は、本発明の実施形態(第2実施形態)に係る薄葉紙包装体を示す図であり、図5は、図4のC2部分のX方向の断面を示し薄葉紙包装体の作用効果を説明する図である。なお、図5では、理解を容易にするため、断面のハッチングを省略し、配向を模式的に示した。
本実施形態(第2実施形態)の薄葉紙包装体100では、フィルムF1の配向方向(繊維方向)OD1とフィルムF2の配向方向(繊維方向)OD2とが交差するように、包装袋10の上面11にシート30が積層されている。このような構成では、ミシン目40を破断する際に、包装袋10の上面11とシート30との積層面LSの面方向にフィルムF1とフィルムF2との間で引き合う力を交差させることができる。
特に、本実施形態では、図5(図4のC2部分)に示すように、フィルムF1の配向方向OD1が、ミシン目40の長手方向(図4のX方向)に沿う方向であり、フィルムF2の配向方向OD2が、フィルムF1の配向方向OD1と直交する方向になっている。すなわち、フィルムF1の配向方向OD1とフィルムF2の配向方向OD2とが直交するように、包装袋10の上面11にシート30が積層されている。
これにより、本実施形態では、ミシン目40を破断する際に、包装袋10の上面11とシート30との積層面LSの面方向にフィルムF1とフィルムF2との間で引き合う力が確実に得られる。そのため、ミシン目40付近では、図5に示す矢印BDの方向にミシン目40が破断される力が伝わり、包装袋10とシート30とがさらに交互に破断され易くなる。これにより、ミシン目40を破断する力がミシン目40に沿ってさらに伝わり易くなるため、取出し口20の周囲21が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、本実施形態では、薄葉紙包装体100の開封時における取出し口20の破損をさらに抑制することができる。
また、本実施形態では、図4に示すように、フィルムF1の配向方向OD1とフィルムF2の配向方向OD2とが直交するように、包装袋10の上面11にシート30が積層されているため、ミシン目40が破断される際に、一方のフィルムF1がミシン目40に沿う方向と直交する方向(取出し口20の外側方向)へ破断しようとする力に対して、他方のフィルムF2がミシン目40に沿う方向に一方のフィルムF1を引っ張る力が生じる。
これにより、さらにミシン目40付近では、図5に示す矢印BDの方向にミシン目40が破断される力が確実に伝わり、包装袋10とシート30とが交互に破断され易くなる。そのため、ミシン目40を破断する力がミシン目40に沿って確実に伝わり易くなるため、取出し口20の周囲21が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、本実施形態では、薄葉紙包装体100の開封時における取出し口20の破損をさらに抑制することができる。
<薄葉紙製品>
本実施形態の薄葉紙包装体100は、包装袋10に薄葉紙Tの積層体が収容された状態で薄葉紙製品を構成することができる。なお、薄葉紙包装体100を用いた薄葉紙製品は、本発明に係る薄葉紙製品の一例である。この薄葉紙製品は、薄葉紙包装体100を用いて薄葉紙製品が構成されているため、上述の作用効果がそのまま得られる(図6参照)。
すなわち、本発明の実施形態に係る薄葉紙製品は、薄葉紙包装体100を用いて構成されているため、ミシン目が破断されることにより形成される取出し口の周囲を、第1フィルムであるフィルムF1と第2フィルムであるフィルムF2とが積層された2層構造とすることができる。これにより、本発明の実施形態に係る薄葉紙製品によれば、開封時における取出し口の破損を抑制すること、開封後の使用時における取出し口の破損を抑制すること、薄葉紙包装体の製品不良を防ぐこと等の効果が得られる。
<薄葉紙製品の製造方法>
次に、本発明の実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法について説明する。図8は、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法を示すフローチャートである。図9は、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造工程を示す図である。なお、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法は、本発明における薄葉紙製品の製造方法の一例である。
図8に示すように、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法は、フィルム積層工程ST1、ミシン目形成工程ST2、ウェブ収容工程ST3、及びシール工程ST4を有する。本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法で製造する薄葉紙製品は、薄葉紙包装体100に薄葉紙Tが収容されてなる薄葉紙製品である。また、薄葉紙製品に収容される薄葉紙包装体100は、薄葉紙Tを取り出す取出し口20を備え、取出し口20がミシン目40を破断することにより形成される。
フィルム積層工程ST1では、可撓性を有するフィルムF1に、可撓性を有するフィルムF2を積層する。具体的には、図9に示す薄葉紙製品の製造工程200において、フィーダ50(51)から搬送方向TDに搬送されたフィルムF1に、ラミネータ60で粘着剤を塗布し、フィーダ50(52)から搬送方向TDに搬送されたフィルムF2を、ラミネータ60で粘着剤を塗布したフィルムF1に積層する。なお、フィルム積層工程ST1は、本発明に係る薄葉紙製品の製造方法における第1工程の一例である。
ミシン目形成工程ST2では、フィルムF1とフィルムF2に、フィルムF1とフィルムF2とを厚み方向(図1のZ方向参照)に貫通するミシン目40を形成する。具体的には、図9に示すように、ラミネータ60でフィルムF1にフィルムF2を積層した積層体を搬送方向TDに搬送し、このフィルムF1とフィルムF2の積層体にダイカッタ70で複数のスリットSを形成することによりミシン目40を形成する。なお、本実施形態では、ダイカッタ70によりミシン目40を形成したが、ダイカッタの代わりにミシン刃を用いてミシン目40を形成してもよい。ミシン目形成工程ST2は、本発明に係る薄葉紙製品の製造方法における第2工程の一例である。
ウェブ収容工程ST3では、フィルムF1を折り込んだ包装袋10に薄葉紙Tを収容する。具体的には、図9に示すように、ダイカッタ70でミシン目40を形成したフィルムF1とフィルムF2の積層体をフォルダ80で折りたたみながら、薄葉紙TのウェブTWを折りたたまれた積層体(包装袋10)の空間に収容する。なお、ウェブ収容工程ST3は、本発明に係る薄葉紙製品の製造方法における第3工程の一例である。
シール工程ST4は、薄葉紙Tを収容した包装袋10(フィルムF1とフィルムF2の積層体)を密封する。具体的には、図9に示すように、フォルダ80で薄葉紙TのウェブTWが収容された包装袋10(フィルムF1とフィルムF2の積層体)の長手方向の両端部をシーラ90によりヒートシールしながら、シール部を切断する。これにより、薄葉紙包装体100に薄葉紙Tが収容されてなる薄葉紙製品が得られる。なお、シール工程ST4は、本発明に係る薄葉紙製品の製造方法における第4工程の一例である。
得られた薄葉紙製品は、薄葉紙Tを取り出す取出し口20を備え、取出し口20がミシン目40を破断することにより形成される薄葉紙包装体100に薄葉紙Tが収容された薄葉紙製品となる。そのため、上述の薄葉紙包装体100の作用効果がそのまま得られる(図6、図7参照)。
すなわち、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法により製造した薄葉紙製品は、薄葉紙包装体100を用いて構成されているため、ミシン目が破断されることにより形成される取出し口の周囲を、第1フィルムであるフィルムF1と第2フィルムであるフィルムF2とが積層された2層構造とすることができる。これにより、本発明の実施形態に係る薄葉紙製品によれば、開封時における取出し口の破損を抑制すること、開封後の使用時における取出し口の破損を抑制すること、薄葉紙包装体の製品不良を防ぐこと等の効果が得られる。
なお、本実施形態の薄葉紙製品の製造方法では、フィルムF1とフィルムF2とで材質が異なるフィルムが用いられている。このように、フィルムF1の材質とフィルムF2の材質が異ならせることにより、得られる薄葉紙製品では、上述の第1実施形態の薄葉紙包装体100を用いた薄葉紙製品と同様の作用効果が得られる。
すなわち、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法により得られる薄葉紙製品では、ミシン目40を破断する際に、包装袋10の上面11とシート30との積層面LSの面方向に2つのフィルム間で引き合う力が生じ、ミシン目40付近では包装袋10とシート30とが交互に破断され易くなる。これにより、ミシン目40を破断する力がミシン目40に沿って伝わり易くなるため、取出し口20の周囲21が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法により得られる薄葉紙製品では、薄葉紙包装体100の開封時における取出し口20の破損をさらに抑制することができる(図3参照)。
また、本実施形態の薄葉紙製品の製造方法におけるフィルム積層工程ST1では、フィルムF1の配向方向OD1がミシン目40の長手方向(図4のX方向参照)に沿う方向となり、かつフィルムF2の配向方向OD2がフィルムF1の配向方向OD2と直交する方向となるように、フィルムF1にフィルムF2が積層される。このように、フィルムF1とフィルムF2との配向方向が直交するように、フィルムF1にフィルムF2が積層されているため、得られる薄葉紙製品では、上述の第2実施形態の薄葉紙包装体100を用いた薄葉紙製品と同様の作用効果が得られる。
すなわち、ミシン目40を破断する際に、包装袋10の上面11とシート30との積層面LSの面方向にフィルムF1とフィルムF2との間で引き合う力が確実に得られる。そのため、ミシン目40付近では、図5に示す矢印BDの方向にミシン目40が破断される力が伝わり、包装袋10とシート30とがさらに交互に破断され易くなる。これにより、ミシン目40を破断する力がミシン目40に沿ってさらに伝わり易くなるため、取出し口20の周囲21が切れたり、裂けたりするのを確実に防ぐことができる。そのため、本実施形態に係る薄葉紙製品の製造方法により得られる薄葉紙製品では、薄葉紙包装体100の開封時における取出し口20の破損をさらに抑制することができる。
以下、本実施形態について、さらに実施例を用いて具体的に説明する。各実施例、比較例の測定、評価は、以下のようにして行った。
[開封性]
薄葉紙Tを収容する包装袋10の上面11に取出し口20が形成された薄葉紙包装体100について、取出し口20の開封性を検証した。開封性の検証では、薄葉紙包装体100の取出し口20の形状を楕円形状とし、取出し口20の寸法を、長手方向の長さ190mm(図1のX方向参照)、長手方向と直交する方向の幅30mm(図1のY方向参照)となるように、取出し口20に沿ってミシン目40を形成した。開封性の検証は、デジタルフォースゲージ(株式会社イマダ製 Model:Z2-20N)を用いて、薄葉紙包装体100の取出し口20の長手方向(図1のX方向参照)の端部をクリップ(コクヨ株式会社製 ダブルクリップ25mm幅)で挟み、薄葉紙包装体100を手や粘着テープ等で平面の台に固定し、薄葉紙包装体100の長手方向(図1のX方向参照)と平行な方向へゆっくりと引いたとき(約1秒でミシン目を30mm破断させる程度)の、開封抵抗値(gf)のピークを測定した。収容する薄葉紙Tは、大王製紙株式会社製の「エリエールキュートティシュー160組(320枚)」を用い、薄葉紙包装体100の寸法は幅225mm、奥行105mm、高さ47mmとした。開封抵抗値は、薄葉紙包装体100について開封抵抗値を3回測定した結果の平均値とした。開封性の評価は、開封抵抗値450gf以上のときに、取出し口20の強度が高い(良好である)ものと評価した。
[開封時の破損]
薄葉紙Tを収容する包装袋10の上面11に取出し口20が形成された薄葉紙包装体100について、開封時の破損を確認した。開封時の破損は、上記の開封性の検証において開封抵抗値を3回測定した際に、ミシン目40に沿わない方向へ薄葉紙包装体100(取出し口20)に裂けが発生しないか、目視にて確認した。開封時の破損の評価は、ミシン目に沿って開封できた回数が3回:○(良好)、2回:△(やや不良)、1回以下:×(不良)として評価した。
以下、実施例及び比較例について、説明する。
[実施例1]
実施例1では、フィルムF1(50μm、ポリエチレン製)で形成された包装袋10の上面11に、フィルムF2(50μm、ポリプロピレン製)で形成されたシート30が積層され、包装袋10の上面11とシート30を貫通するミシン目40が形成された薄葉紙包装体100を構成した(図1参照)。なお、実施例1では、フィルムF1(ポリエチレン製)の配向方向とフィルムF2(ポリプロピレン製)の配向方向とが同じ方向となるように、包装袋10の上面11にシート30を積層した。
結果を表1に示す。
[実施例2]
実施例2では、フィルムF1(50μm、ポリエチレン製)の代わりにフィルムF1(50μm、ポリプロピレン製)を用いた以外は、実施例1と同様にした(図1参照)。結果を表1に示す。
[実施例3]
実施例3では、フィルムF1の配向方向OD1がミシン目40の長手方向(図4のX方向)に沿う方向となり、フィルムF2の配向方向OD2がフィルムF1の配向方向OD1と直交する方向となるように、包装袋10の上面11にシート30を積層した以外は、実施例2と同様にした。結果を表1に示す。
[実施例4]
実施例4では、フィルムF2(50μm、ポリプロピレン製)の代わりにフィルムF2(50μm、ポリエチレン製)を用い、フィルムF1の配向方向OD1がミシン目40の長手方向(図4のX方向)に沿う方向となり、フィルムF2の配向方向OD2がフィルムF1の配向方向OD1と直交する方向となるように、包装袋10の上面11にシート30を積層した以外は、実施例1と同様にした(図4参照)。結果を表1に示す。
[比較例1]
比較例1では、フィルムF1(50μm、ポリプロピレン製)で形成された包装袋10の上面11に包装袋10の上面11を貫通するミシン目40が形成された薄葉紙包装体を構成した(図1参照)。
Figure 0007015666000001
表1より、フィルムF1で形成された包装袋10の上面11に、フィルムF2で形成されたシート30が積層され、包装袋10の上面11とシート30を貫通するミシン目40が形成された薄葉紙包装体100では、開封抵抗値450gf以上(開封性が良好)であり、開封時の破損は〇(良好)であった(実施例1~4)。
これに対して、フィルムF1で形成された包装袋10の上面11にフィルムF2をシート30を積層せずにミシン目40を形成した薄葉紙包装体では、開封抵抗値450gf未満となり、開封時の破損は×(不良)であった(比較例1)。
これらの結果から、フィルムF1で形成された包装袋10の上面11にフィルムF2で形成されたシート30が積層され、包装袋10の上面11とシート30を貫通するミシン目40が形成された薄葉紙包装体100(実施例1~4)では、開封時の取出し口20の破損を抑制することができる(図6参照)。また、包装体の製造時や輸送時等にミシン目が破れて製品不良となる可能性が少ないことも判った。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態および実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 薄葉紙包装体
T 薄葉紙
TW 薄葉紙の束(ウェブ)
10 包装袋
11 上面
20 取出し口
21 周囲
30 シート
40 ミシン目
F1 フィルム
F2 フィルム
OD1 配向方向
OD2 配向方向
200 薄葉紙製品の製造工程
50 フィーダ
60 ラミネータ
70 ダイカッタ
71 シール部
72 第1開口部
73 第2開口部
80 フォルダ
90 シーラ

Claims (6)

  1. 薄葉紙を収容する、可撓性の第1フィルムで形成された包装袋と、
    前記包装袋の上面に形成されて、前記薄葉紙を取り出すための取出部とを有する薄葉紙包装体であって、
    可撓性の第2フィルムで形成され、前記包装袋の上面に積層されたシートと、
    前記包装袋の上面と前記シートに形成され、前記シートと前記包装袋の上面とを厚み方向に貫通する切込部とを有し、
    前記第1フィルムと前記第2フィルムとは、配向方向が交差しており、
    前記切込部が破断することにより、前記取出部が前記包装袋の上面および前記シートに形成される、薄葉紙包装体。
  2. 前記第1フィルムと前記第2フィルムとは、材質が異なる、請求項1に記載の薄葉紙包装体
  3. 前記第1フィルムの配向方向が、前記切込部の長手方向に沿う方向であり、
    前記第2フィルムの配向方向が、前記第1フィルムの配向方向と直交する方向である、請求項1または2に記載の薄葉紙包装体。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の薄葉紙包装体に前記薄葉紙が収容されてなる薄葉紙製品。
  5. 薄葉紙を取り出す取出部を備え、前記取出部が切込部を破断することにより形成される薄葉紙包装体に、前記薄葉紙が収容されてなる薄葉紙製品の製造方法であって、
    可撓性を有する第1フィルムに、可撓性を有する第2フィルムを積層する第1工程と、
    前記第1フィルムと前記第2フィルムに、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを厚み方向に貫通する前記切込部を形成する第2工程と、
    前記第1フィルムを折り込んだ包装袋に前記薄葉紙を収容する第3工程と、
    前記薄葉紙を収容した前記包装袋を密封する第4工程とを有し、
    前記第1工程では、前記第1フィルムの配向方向が前記切込部の長手方向に沿う方向となり、かつ前記第2フィルムの配向方向が前記第1フィルムの配向方向と直交する方向となるように、前記第1フィルムに前記第2フィルムを積層する、薄葉紙製品の製造方法。
  6. 前記第1フィルムと前記第2フィルムとは、材質が異なる、請求項に記載の薄葉紙製品の製造方法。
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