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JP7058485B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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JP7058485B2
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Description

本発明は、プラズマ処理装置に関する。
プラズマ処理装置の天井部に複数のガス供給孔を設け、ガス供給源から供給されたガスを、複数のガス供給孔からプラズマ処理装置の内部にシャワー状に供給することが行われている(例えば、特許文献1~3を参照)。
特開2009-228054号公報 特開2016-119325号公報 特開2007-221116号公報
マイクロ波プラズマ処理装置では、マイクロ波が供給されるチャンバの天井部の表面(内壁面)にマイクロ波の表面波が伝播する。このため、マイクロ波プラズマ処理装置では、例えばCCP(Capacitively Coupled Plasma)等の平行平板型のプラズマ処理装置と比べて、天井部の表面を伝播するマイクロ波の表面波によって天井部の表面の電界強度は高くなる。このマイクロ波の高い電界強度のため、天井部の表面に開口するガス供給孔にて放電が生じ易い。このため、ガス供給孔でアーク放電(異常放電)が発生し、ガス供給孔を形成する部材が溶け、ガス供給孔が閉塞する場合がある。
これに対して、ガス供給孔にポーラスの誘電体を埋め込むことで、ポーラス部分にガスを通しながら、ガス供給孔へ侵入するマイクロ波の表面波による異常放電の発生を防止することが考えられる。しかしながら、この場合、ガス供給孔に埋め込むポーラスの誘電体が必要であり部品点数が増える。また、製造時において、ポーラスの誘電体材料をガス供給孔に流し込み、天板と接合及び焼成してポーラスの誘電体材料をガス供給孔に接着する工程が増える。
上記課題に対して、一側面では、本発明は、ガス供給孔の形状を適正化し、ガス供給孔にてマイクロ波の表面波により異常放電が生じることを防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、一の態様によれば、処理容器の天井部に配置され、ガスからプラズマを生成するためのマイクロ波を該処理容器の内部に導入するマイクロ波導入モジュールと、前記処理容器の天井部に形成され、ガスをプラズマ処理空間に導入する複数のガス供給孔と、を有するマイクロ波プラズマ処理装置であって、前記複数のガス供給孔のそれぞれは、前記ガス供給孔の細孔から拡大し、前記プラズマ処理空間に開口した開口部を備え、前記処理容器の前記天井部と水平な底部を有した空洞部を有し、前記空洞部のプラズマ処理空間側の直径は3mm以上であって、かつ、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長の1/8以下であり、前記処理容器の前記天井部と少なくとも前記空洞部の側壁は、絶縁性材料により被覆され、前記空洞部の前記底部は、前記絶縁性材料により被覆されておらず前記空洞部を構成する金属が露出しており、前記空洞部の前記側壁に被覆された前記絶縁性材料の厚さは、前記処理容器の前記天井部に被覆された前記絶縁性材料よりも薄い、プラズマ処理装置が提供される。
一の側面によれば、ガス供給孔の形状を適正化し、ガス供給孔にてマイクロ波の表面波により異常放電が生じることを防止することができる。
一実施形態に係るマイクロ波プラズマ処理装置の縦断面の一例を示す図。 一実施形態に係るガス供給孔の一例を示す図。 一実施形態に係るガス供給孔の開口部の一例を示す図。 一実施形態に係る誘電体窓部の一例を示す図。 一実施形態に係る空洞部内部のガスの流れを説明するための図。 変形例に係る空洞部内部のガスの流れのシミュレーション結果の一例を示す図。 ガス供給孔の形状と電磁界シミュレーション結果の一例を示す図。 変形例に係る空洞部の底部の角度とガスの滞留について説明するための図。 変形例に係る空洞部の一例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[マイクロ波プラズマ処理装置]
図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロ波プラズマ処理装置100の断面図の一例を示す。マイクロ波プラズマ処理装置100は、ウェハWを収容するチャンバ(処理容器)1を有する。マイクロ波プラズマ処理装置100は、マイクロ波によってチャンバ1側の表面に形成される表面波プラズマにより、半導体ウェハW(以下、「ウェハW」と称呼する)に対して所定のプラズマ処理を行うプラズマ処理装置の一例である。所定のプラズマ処理の一例としては、成膜処理またはエッチング処理が例示される。
マイクロ波プラズマ処理装置100は、チャンバ1の天井部に配置され、ガスからプラズマを生成するためのマイクロ波をチャンバ1の内部に導入するマイクロ波導入モジュールと、チャンバ1の天井部に形成され、ガスをプラズマ処理空間に導入する複数のガス供給孔とを有する。以下、本実施形態にかかるマイクロ波プラズマ処理装置100の構成の詳細について説明する。
チャンバ1は、気密に構成されたアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属材料からなる略円筒状の処理容器であり、接地されている。本体部10は、チャンバ1の天井部を構成する天板である。チャンバ1の上部と本体部10との接触面に設けられた支持リング129により、チャンバ1内は気密にシールされている。本体部10は、金属から構成されている。
マイクロ波プラズマ源2は、マイクロ波出力部30とマイクロ波伝送部40とマイクロ波放射部材50とを有する。マイクロ波プラズマ源2は、チャンバ1の天井部(天板)の内壁に形成された誘電体窓部1aからチャンバ1の内部に臨むように設けられている。マイクロ波出力部30は、複数経路に分配してマイクロ波を出力する。マイクロ波プラズマ源2から誘電体窓部1aを通ってチャンバ1内にマイクロ波が導入されると、チャンバ1内にて表面波プラズマが形成される。
チャンバ1内にはウェハWを載置する載置台11が設けられている。載置台11は、チャンバ1の底部中央に絶縁部材12aを介して立設された筒状の支持部材12により支持されている。載置台11および支持部材12を構成する材料としては、表面をアルマイト処理(陽極酸化処理)したアルミニウム等の金属や内部に高周波用の電極を有した絶縁部材(セラミックス等)が例示される。載置台11には、ウェハWを静電吸着するための静電チャック、温度制御機構、ウェハWの裏面に熱伝達用のガスを供給するガス流路等が設けられてもよい。
載置台11には、整合器13を介して高周波バイアス電源14が電気的に接続されている。高周波バイアス電源14から載置台11に高周波電力が供給されることにより、ウェハW側にプラズマ中のイオンが引き込まれる。なお、高周波バイアス電源14はプラズマ処理の特性によっては設けなくてもよい。
チャンバ1の底部には排気管15が接続されており、この排気管15には真空ポンプを含む排気装置16が接続されている。排気装置16を作動させるとチャンバ1内が排気され、これにより、チャンバ1内が所定の真空度まで高速に減圧される。チャンバ1の側壁には、ウェハWの搬入出を行うための搬入出口17と、搬入出口17を開閉するゲートバルブ18とが設けられている。
マイクロ波伝送部40は、マイクロ波出力部30から出力されたマイクロ波を伝送する。マイクロ波伝送部40に設けられた周縁マイクロ波導入機構43aおよび中央マイクロ波導入機構43bは、アンプ部42から出力されたマイクロ波をマイクロ波放射部材50に導入する機能およびインピーダンスを整合する機能を有する。
本実施形態のマイクロ波放射部材50では、6つの周縁マイクロ波導入機構43aに対応する6つの誘電体層123が、本体部10において周方向に等間隔に配置され、6つの誘電体窓部1aがチャンバ1の内部に円形に露出する。
また、中央マイクロ波導入機構43bに対応する1つの誘電体層133が、本体部10の中央に配置され、1つの誘電体窓部1aがチャンバ1の内部に円形に露出する。中央マイクロ波導入機構43bは、本体部10の中央にて6つの周縁マイクロ波導入機構43aから等間隔の位置に配置されている。
周縁マイクロ波導入機構43aおよび中央マイクロ波導入機構43bは、筒状の外側導体52およびその中心に設けられた棒状の内側導体53を同軸状に配置する。外側導体52と内側導体53の間には、マイクロ波電力が給電され、マイクロ波放射部材50に向かってマイクロ波が伝播するマイクロ波伝送路44となっている。
周縁マイクロ波導入機構43aおよび中央マイクロ波導入機構43bには、スラグ54と、その先端部に位置するインピーダンス調整部材140とが設けられている。スラグ54を移動させることにより、チャンバ1内の負荷(プラズマ)のインピーダンスをマイクロ波出力部30におけるマイクロ波電源の特性インピーダンスに整合させる機能を有する。インピーダンス調整部材140は、誘電体で形成され、その比誘電率によりマイクロ波伝送路44のインピーダンスを調整するようになっている。
マイクロ波放射部材50は、本体部10の内部に構成されている。マイクロ波出力部30から出力され、マイクロ波伝送部40から伝送されたマイクロ波は、マイクロ波放射部材50からチャンバ1内に放射される。
マイクロ波放射部材50は、誘電体天板121,131、スロット122,132及び誘電体層123,133を有する。誘電体天板121は、周縁マイクロ波導入機構43aに対応して本体部10の上部に配置され、誘電体天板131は、中央マイクロ波導入機構43bに対応して本体部10の上部に配置されている。誘電体天板121,131は、マイクロ波を透過させる円盤状の誘電体から形成されている。誘電体天板121,131は、真空よりも大きい比誘電率を有しており、例えば、石英、アルミナ(Al)等のセラミックス、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂やポリイミド系樹脂により形成され得る。誘電体天板121,131は、比誘電率が真空よりも大きい材料で構成される。これにより、誘電体天板121,131内を透過するマイクロ波の波長を、真空中を伝播するマイクロ波の波長よりも短くしてスロット122,132を含むアンテナを小さくする機能を有する。
誘電体天板121の下には、本体部10に形成されたスロット122を介して誘電体層123が本体部10の開口に嵌め込まれている。誘電体天板131の下には、本体部10に形成されたスロット132を介して誘電体層133が本体部10の開口に嵌め込まれている。
誘電体層123、133は、天井部の内部表面において均一にマイクロ波の表面波プラズマを形成するための誘電体窓としての機能を有する。誘電体層123、133は、誘電体天板121,131と同様、例えば、石英、アルミナ(Al)等のセラミックス、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂やポリイミド系樹脂により形成されてもよい。
本実施形態では、周縁マイクロ波導入機構43aの数は6つであるが、これに限らず、N個配置される。Nは、1であってもよく、2以上であってもよいが、3以上が好ましく、例えば3~6であってもよい。なお、マイクロ波放射部材50は、チャンバ1の天井部を構成する本体部10の周方向に配置され、プラズマを生成するためのマイクロ波を該処理容器内に導入するN個のマイクロ波導入モジュールの一例である。
本体部10の金属には、シャワー構造のガス導入部21が形成されている。ガス導入部21には、ガス供給源22が接続され、ガス供給源22から供給されるガスは、ガス供給配管111を介してガス拡散室62からガス導入部21を通ってチャンバ1内にシャワー状に供給される。ガス導入部21は、チャンバ1の天井部に形成された複数のガス供給孔60からガスを供給するガスシャワーヘッドの一例である。ガスの一例としては、例えばArガス等のプラズマ生成用のガスや、例えばOガスやNガス等の高エネルギーで分解させたいガスが挙げられる。
マイクロ波プラズマ処理装置100の各部は、制御装置3により制御される。制御装置3は、マイクロプロセッサ4、ROM(Read Only Memory)5、RAM(Random Access Memory)6を有している。ROM5やRAM6にはマイクロ波プラズマ処理装置100のプロセスシーケンス及び制御パラメータであるプロセスレシピが記憶されている。マイクロプロセッサ4は、プロセスシーケンス及びプロセスレシピに基づき、マイクロ波プラズマ処理装置100の各部を制御する。また、制御装置3は、タッチパネル7及びディスプレイ8を有し、プロセスシーケンス及びプロセスレシピに従って所定の制御を行う際の入力や結果の表示等が可能になっている。
かかる構成のマイクロ波プラズマ処理装置100においてプラズマ処理を行う際には、まず、ウェハWが、搬送アーム上に保持された状態で、開口したゲートバルブ18から搬入出口17を通りチャンバ1内に搬入される。ゲートバルブ18はウェハWを搬入後に閉じられる。ウェハWは、載置台11の上方まで搬送されると、搬送アームからプッシャーピンに移され、プッシャーピンが降下することにより載置台11に載置される。チャンバ1の内部の圧力は、排気装置16により所定の真空度に保持される。ガスがガス導入部21からシャワー状にチャンバ1内に導入される。周縁マイクロ波導入機構43aおよび中央マイクロ波導入機構43bを介してマイクロ波放射部材50から放射されたマイクロ波が天井部の内部表面を伝播する。表面波となって伝播するマイクロ波の強い電界により、ガスが分解され、チャンバ1側の天井部の表面近傍に生成された表面波プラズマによってウェハWにプラズマ処理が施される。以下では、チャンバ1の天井部と載置台11の間の空間を、プラズマ処理空間Uという。
[ガス供給孔の構成]
次に、本発明の一実施形態に係るガス導入部21のガス供給孔60の構成の一例について、図2を参照しながら説明する。図2(a)は、比較例のガス供給孔160の一例を示す。図2(b)は、本実施形態に係る複数のガス供給孔60のうち、図1のAに示す一のガス供給孔60の拡大図を示す。
本実施形態に係るマイクロ波プラズマ処理装置100では、本体部10の内部表面Sにてマイクロ波の表面波が伝播する。このため、本体部10の内部表面Sにおいて電界が強くなる。
図2(a)に示す比較例のガス供給孔160の直径は、例えば0.3mmであり、長さは、例えば1mmである。この場合、ガス供給孔160の内部の圧力をP1、チャンバ1内のプラズマ処理空間Uの圧力をP2とすると、圧力P1が圧力P2よりも顕著に高くなる。このため、比較例のガス供給孔160では、ガス供給孔160にて異常放電が生じ易い。ガス供給孔160で異常放電が発生すると、ガス供給孔160を形成する部材が溶け、ガス供給孔160が閉塞する場合がある。
そこで、本実施形態では、ガス供給孔60の形状を適正化し、ガス供給孔60にてマイクロ波の表面波により異常放電が生じることを防止する。具体的には、図2(b)に示すように、本実施形態に係るガス供給孔60は、その先端にてガス供給孔60の細孔60aから拡大し、プラズマ処理空間Uに開口する空洞部61を有する。ガス供給孔60の細孔60aの直径は、例えば0.3mmであり、長さは、例えば1mmである。空洞部61のプラズマ処理空間U側の開口部64から底部65までの深さDは、5mm以上である。また、空洞部61は、円筒形である。ただし、空洞部61は、円筒形に限らず、四角形や五角形等の多角形を底面とする角柱形状であってもよい。
図2(b)の開口部64のB-B断面の一例を示す図3(a)を参照すると、開口部64の直径φは3mm以上であって、かつ、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長λの1/8以下である。
プラズマ中のマイクロ波の表面波波長λは、真空中のマイクロ波の波長λの約1/3程度である。マイクロ波プラズマプロセスで使用する波長λは概ね120~480mmであるから、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長λは概ね40~160mmになる。よって、開口部64の直径φは3mm以上であって、かつ、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長λの1/8の5~20mmとなる。
開口部64の直径φが、3mm以上、かつ、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長λの1/8以下である技術的意味について説明する。例えば、開口部64の直径φがプラズマ中のマイクロ波の表面波波長λの1/4の場合、マイクロ波の表面波は、開口部64で止まり、その先には伝播できない。つまり、空洞部61の開口部64は、マイクロ波の表面波を開口部64の先に伝播させないように機能する。このとき、マイクロ波の表面波は、開口部64で全反射となるため、空洞部61の開口部64付近においてマイクロ波の電界強度が最大となり、臨界値を超えるとアーク放電が発生し、異常放電となる場合がある。
これに対して、開口部64の直径φがプラズマ中のマイクロ波の表面波波長λの1/8の場合、マイクロ波の表面波は、開口部64を通過することができる。このとき、マイクロ波の表面波は、開口部64で止まらず、かつ、空洞部61の内部圧力P1とプラズマ処理空間Uの圧力P2との圧力差が小さい。このため、空洞部61の内部にマイクロ波の強い電界はほぼ侵入せず、空洞部61における異常放電の発生を防止できる。よって、開口部64の直径φは、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長λの1/8、つまり、10mm以下である必要がある。
一方、開口部64の直径φが3mmよりも小さい場合、マイクロ波の表面波は、開口部64を通過することはできる。しかし、空洞部61の内部圧力P1とプラズマ処理空間Uの圧力P2との圧力差が大きくなる。このため、空洞部61における異常放電の発生を防止することは困難である。したがって、空洞部61の開口部64の直径φは、3mm以上にする。これによれば、空洞部61の内部の圧力P1は、チャンバ1内のプラズマ処理空間Uの圧力P2とほぼ同じ圧力になり、圧力差は小さくなる。これにより、空洞部61及びその周辺にて異常放電が発生することを防止できる。
次に、空洞部61にてマイクロ波が減衰するメカニズムについて説明する。図2(b-1)及び図2(b-2)に示すように、空洞部61の少なくとも底部65は、絶縁性材料66により被覆されていない。一方、空洞部61の側部の少なくとも一部は、絶縁性材料66により被覆されている。絶縁性材料66としては、イットリア(Y)又はアルミナ(Al)が好ましい。
図2(b-1)に示すように、空洞部61の側壁は、プラズマ処理空間U側の開口部64から空洞部61の底部65に向かって徐々に厚さが薄くなるように、絶縁性材料66により被覆されていてもよい。また、空洞部61の底部65及び側部の底部65に近い部分は、絶縁性材料66により被覆されていなくてもよい。
図2(b-2)に示すように、空洞部61の側壁に被覆された絶縁性材料66の厚さD2を、チャンバ1の天井部の壁面に被覆された絶縁性材料66の厚さD1よりも極端に薄くしてもよい。例えば、厚さD2は、厚さD1の1/100以下であってもよい。
マイクロ波は、誘電体の内部を透過して伝播する。そこで、チャンバ1の天井部の内部表面Sには、イットリア(Y)等の絶縁性材料66を溶射し、マイクロ波の表面波が、天井部の内部表面Sを通り易いようにする。
一方、上記のように、空洞部61の側壁の絶縁性材料66の厚さは、空洞部61の底部65に向かって徐々に薄くしたり、天井部の内部表面Sに溶射された絶縁性材料66の厚さと比べて極端に薄くしたりする。これにより、マイクロ波の表面波が空洞部61の底部65に向かって伝播する際にマイクロ波を指数関数的に減衰させることができる。
加えて、本実施形態では、空洞部61の少なくとも底部65は、絶縁性材料66により被覆されていない。つまり、空洞部61の底部65は、本体部10のアルミニウムの金属が露出している状態である。このため、空洞部61の底部65では、マイクロ波の表面波が伝播し難い。これにより、マイクロ波の表面波の減衰により、表面波は空洞部61の底部65の細孔60aまで到達しないか、又は、細孔60aに到達したとしてもそのマイクロ波の電界強度は低い。この結果、細孔60aにて異常放電が発生することを防止できる。
なお、図2(b-1)に示すように、空洞部61の側壁の絶縁性材料66の厚さを、空洞部61の底部65に向かって徐々に薄くすることで、細孔60aでの異常放電を防止しつつ、空洞部61の開口部64付近では、プラズマ生成空間Uにて生成されるプラズマに対する耐性を維持することができる。
以上に説明したように、本実施形態に係る複数のガス供給孔60のそれぞれは、先端に円筒状の空洞部61を有する。そして、空洞部61の開口部64が3mm以上であって、かつ、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長の1/8以下に形成されている。これにより、空洞部61の内部の圧力P1と、チャンバ1内のプラズマ処理空間Uの圧力P2との圧力差を小さくすることができる。
また、空洞部61内に溶射された絶縁性材料66の構成により、空洞部61の内部においてマイクロ波の表面波が充分に減衰し、細孔60aにマイクロ波の表面波が届かないか、又は届いても減衰が大きく、細孔60aに届いたマイクロ波の電界強度は低くなっている。これにより、細孔60aにて異常放電が発生することを防止できる。
このようにしてガス供給孔60の形状を適正化することにより、マイクロ波の表面波がガス供給孔60へ侵入して異常放電が生じることを防止し、プロセスウィンドウを広げることができる。
図2(c)は、本実施形態の変形例1に係るガス供給孔60の一例を示す。図3(b)は、図2(c)の開口部64のC-C断面の一例を示す。図2(c)に示すように、空洞部61は、段差部61cを有してもよい。このとき、空洞部61は、異なる直径の円筒形61a、61bを有し、それらの直径は、プラズマ処理空間U側の開口部64から底部65に向かって小さくなる。つまり、円筒形61aの直径は、円筒形61bの直径よりも大きい。
図2(c)に示す変形例1に係るガス供給孔60の構成においても、開口部64の直径φは3mm以上であるため、空洞部61の内部の圧力P1が、チャンバ1内のプラズマ処理空間Uの圧力P2とほぼ同じ圧力になっている。これにより、ガス供給孔60では、空洞部61にて異常放電が発生し難い構成となっている。
更に、変形例1に係るガス供給孔60によれば、段差部61cの角部でマイクロ波の表面波が反射し、その先に伝播し難い構造となっている。このため、さらに空洞部61の底部65にマイクロ波が到達し難くなり、細孔60aにて異常放電が発生することを確実に防止できる。なお、空洞部61の内部の段差部61cは、1段であってもよいし、2段以上であってもよい。段差部61cの数が多い程、各角部でマイクロ波の表面波が反射するため、さらに空洞部61の底部65にマイクロ波が到達し難くなり、好ましい。
図2(d)は、本実施形態の変形例2に係るガス供給孔60の一例を示す。図3(c-1)は、図2(d)の開口部64のD-D断面の一例を示す。図2(d)に示すように、本実施形態の変形例2に係るガス供給孔60では、空洞部61の開口部64に、金属製の部材63が設けられている。金属製の部材63は、アルミニウム等の金属製ワイヤーから構成されている。金属製の部材63は、アルミニウムに限らず、いずれの種類の金属のワイヤーであってもよい。
図2(d)に示す変形例2に係るガス供給孔60の構成においても、開口部64の直径φは3mm以上であるため、空洞部61の内部の圧力P1が、チャンバ1内のプラズマ処理空間Uの圧力P2とほぼ同じ圧力になっている。これにより空洞部61にて異常放電が発生し難い。
更に、変形例2に係るガス供給孔60では、開口部64に金属製の部材63が設けられている。マイクロ波は金属を透過しないため、変形例2に係るガス供給孔60によれば、金属製の部材63がマイクロ波の電磁波をカットする部材として機能し、マイクロ波が空洞部61に入り込むことを抑制できる。
金属製の部材63は、図3(c-1)に示すように、開口部64の両端部を同方向に複数本橋渡しするワイヤーであってもよい。金属製の部材63は、図2(d)の開口部64のD-D断面の他の例である図3(c-2)に示すように格子状であってもよい。
金属製の部材63は、1本のワイヤーの橋渡し、2本のワイヤーによる十字形状、3本のワイヤーの橋渡し等、開口部64の大きさによってワイヤーの本数を変えてもよい。ただし、金属製の部材63は、図3(c-1)及び図3(c-2)に示すように疎に形成し、網目状等のように密に形成しない。網目状に形成すると、マイクロ波プラズマ処理装置100において成膜時に金属製の部材63からパーティクルが発生し、ウェハW上に飛散してウェハWのプラズマ処理時に欠陥を生じさせ、生産性を悪くする原因となるためである。
[誘電体窓部の構成]
次に、本発明の一実施形態に係る誘電体窓部1aの構成の一例について、図4を参照しながら説明する。図4では、中央マイクロ波導入機構43bの下部にて、本体部10内に形成されたスロット132の下の誘電体層133による誘電体窓部1aの構成の一例を示す。しかしながら、周縁マイクロ波導入機構43aの下部にて、本体部10内に形成されたスロット122の下の誘電体層123による誘電体窓部1aの構成についても同一の構成を有する。そこで、以下では、図4に示す中央マイクロ波導入機構43bの下部の誘電体窓部1aの構成について説明し、同一構成を有する周縁マイクロ波導入機構43aの誘電体窓部1aの構成についての説明を省略する。
誘電体層133は下向きに凸形状をしており、チャンバ1の本体部10の開口部100aに外側から蓋をするように設けられている。本実施形態の誘電体層133は円板形状を有する。本体部10の開口部100aとのシールは誘電体層133の周辺部のO-リング149にて行う。誘電体層133のO-リング149より外側(プラズマ生成空間U側)の部分150は、PTFE(polytetrafluoroethylene:ポリテトラフルオロエチレン)のフッ素系樹脂によりコーティングされ、誘電体層133と本体部10とを接触させる。これにより、誘電体層133と本体部10の開口部100aとのギャップにて異常放電が生じることを防止できる。チャンバのO-リング149より内側の部分151及びチャンバ1の内壁全体は、イットリア(Y)でコーティングされている。
なお所望のプラズマを発生させるという観点から、誘電体天板131の直径φ2は120mm以下、チャンバ1の開口部100aの直径φ3は80mm以上とする。誘電体天板131の直径φ2を120mm以下にする理由は、チャンバ1のシール性の確保のために、ある程度大きくする必要があるが、これより大きくなると誘電体層133を伝搬するマイクロ波のモードジャンプが発生し、好ましくないためである。
また、チャンバ1の開口部100aの直径φ3を80mm以上にするのは、直径φ3が80mmより小さくなると誘電体層133の電力分布が悪化するためである。
[空洞部の変形例]
次に、空洞部61の変形例について図5~図9を参照しながら説明する。
図5は、一実施形態に係る空洞部61内を流れるガスを説明するための図である。図5の左図は、図5の右図に示す空洞部61の底部65の領域Kの拡大図である。図5の左図に矢印で示すように、空洞部61内では、ガスの滞留点K1,K2を中心にガスの渦があることが分かる。滞留点K1,K2及びその近傍に存在するガスは、滞留しているために他の物質と反応し易く、他の物質と反応した結果、発生する物質はパーティクルの原因となる。
そこで、以下では、ガスの流れを改善できる、変形例に係る空洞部61を有するガス供給孔60について図6を参照して説明する。図6の右図は、図6の左図に示す空洞部61の底部65の領域Qの拡大図である。
変形例に係る空洞部61では、底部65が開孔部64に向かって広がるようにテーパー状に傾斜している。図6の例では、ガス供給孔60の中心線Oから底部65の角度をθとすると、θ=30°である。つまり、本変形例では、細孔60aに続く空洞部61の底部65は、中心線Oを通る空洞部61の断面形状が60°のテーパー状となる円錐形に形成される。空洞部61は、円錐形に続く下側が円筒形になっており、開口部64に向かって垂直な壁面を有する。なお、本変形例においても、空洞部61のプラズマ処理空間側(開口部64)の直径は3mm以上であって、かつ、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長の1/8以下である。
このように、変形例では、空洞部61の底部65の角度θを30°にすることで、細孔60aからのガスは、細孔60aから空洞部61の円錐形の壁面(底部65)をスムーズに流れ、ガスの渦は形成されない。これにより、変形例にかかるガス供給孔60では、洞部61の内部にてガスの滞留が生じてパーティクルの原因となる物質が発生することを防止できる。この結果、プロセスウィンドウを広げることができる。なお、変形例に係るガス供給孔60は、ガスの滞留を防ぎつつ、上記実施形態と同様に異常放電の発生を防止することができる。
加工上、本変形例に係る空洞部61の円錐形と円筒形との境界部分にて角が取れて緩やかな曲線上になると、更に、ガスは、空洞部61の円錐形から円筒形の部分に向けてスムーズに流れ、滞留の生じ難い構造とすることができる。
図7は、ガス供給孔60における、マイクロ波の表面波により発生する電磁界のシミュレーション結果の一例を示す。図7(a)は、図2(a)に示す比較例のガス供給孔160における、電磁界シミュレーションの結果の一例を示し、図7(b)は、図2(b)の一実施形態に係るガス供給孔60における、電磁界シミュレーションの結果の一例を示す。更に、図7(c)は、本変形例に係るガス供給孔60における、電磁界シミュレーションの結果の一例を示す。電磁界は、図7の右側に示すように、電界強度が最も高いレベル1から最も低いレベル9まで、9段階のレベルで示されている。
図7(a)に示す比較例の場合、ガス供給孔160の直径は、例えば0.3mmであり、長さは例えば1mmである。この場合、ガス供給孔160の内部の圧力P1は、チャンバ1内のプラズマ処理空間Uの圧力P2よりも顕著に高くなる。よって、比較例では、ガス供給孔160の先端にて急激にマイクロ波の表面波電界E1がレベル9からレベル1に変化するため、ガス供給孔160にて異常放電が生じ易い。
これに対して、図7(b)の一実施形態に係るガス供給孔60では、空洞部61の内部の圧力P1とプラズマ処理空間Uの圧力P2との圧力差が小さい。このため、ガス供給孔60の内部におけるマイクロ波の表面波電界は、レベル9からレベル1まで段階的に徐々に変わる。このため、ガス供給孔60の先端におけるマイクロ波の表面波電界E2は、急激に変化せず、徐々に変化する。これにより、空洞部61における異常放電の発生を防止できることがわかる。
図7(c)の空洞部61の底部65の角度θは30°である。この場合においても、空洞部61の内部の圧力P1とプラズマ処理空間Uの圧力P2との圧力差は小さい。このため、ガス供給孔60の内部におけるマイクロ波の表面波電界は、図7(b)のガス供給孔60と同様にレベル9からレベル1まで段階的に徐々に変わる。このため、ガス供給孔60の先端においても、マイクロ波の表面波電界E3は急激に変化しておらず、徐々に変化する。これにより、空洞部61における異常放電の発生を防止できることがわかる。
次に、空洞部61の底部65の角度を30°から45°に変えたときのガスの滞留について、図8を参照しながら説明する。
図8の右上図は、図8の左図に示す空洞部61の底部65の細孔60aに続く領域Qの拡大図であり、図8の右下図は、図8の左図に示す底部65の領域Qと反対側の端部を含む領域Kの拡大図である。空洞部61の底部65の角度θを45°にすると、細孔60aからのガスは、細孔60aから空洞部61の円錐形の部分をスムーズに流れるが、領域Kの円錐形と円筒形の部分の境界付近にて、ガスが渦になる。これにより、空洞部61の内部のガスの滞留点K3,K4及びその周辺にて、ガスが他の物質と反応し、パーティクルの原因となる物質が発生する。
以上から、空洞部61の底部65の角度θが45°の場合には、空洞部61におけるガスの流れは改善されていないことがわかる。よって、図9(a)~図9(d)に示すように、ガス供給孔60の空洞部61の底部65の角度θは45°よりも小さいことが好ましい。
図9(a)は、これまで説明した変形例に係る空洞部61を示す。図9(b)~図9(d)は、ガス供給孔60に関するその他の変形例に係るガス供給孔60の一例を示す。図9(b)のガス供給孔60では、空洞部61の円筒形の高さは、1mmである。また、開口部64の角度θは、開口部64から1mm上の円筒形の端部と、細孔60aの端部とを結んだ直線68とガス供給孔60の中心線Oとのなす角度であって、45°よりも小さい角度となる。ただし、空洞部61の円筒形の高さは、1mmに限らず、1mm以上であればよく、例えば数mmであってもよい。
図9(c)のガス供給孔60では、空洞部61は円錐形であり、円筒形を有しない。この場合、開口部64の角度θは、空洞部61の端部(開口部64)と細孔60aの端部とを結んだ直線68が示す円錐形の両端部と、ガス供給孔60の中心線Oとのなす角度であって、45°よりも小さい角度になる。
なお、空洞部61の端部(開口部64)と細孔60aの端部とを結んだ、図9(c)の直線68と同じ図9(d)の仮想線66'に対して、空洞部61の壁面68が外側に湾曲した略円錐形又は略円筒形であってもよい。この場合においても、図9(d)の仮想線66'とガス供給孔60の中心線Oとのなす角度は、45°よりも小さい角度とする。
なお、空洞部61の壁面68は、図9(d)に示すように外側に湾曲してもよいが、内側には湾曲しない。壁面68が内側には湾曲すると、空洞部61からプラズマ処理空間Uにガスが導出されたときに、ガスが外側に拡散され易くなり、プラズマ処理空間Uにおけるガスの密度分布の制御が難しくなるためである。
なお、図1に示す本体部10の天井面に形成された複数のガス供給孔60のうち、エッジ側(本体部10の外周側)の領域のガス供給孔60と、センタ側(本体部10の内周側)の領域のガス供給孔60と、ミドル側(エッジとセンタの間)の領域のガス供給孔60の直径及び角度の少なくともいずれかを変えてもよい。これにより、ガス供給孔60の配置と形状とを適正化することができる。
例えば、上記3つの領域にてガス供給孔60の角度θを異なる角度に設定することで、プラズマ処理空間Uにおけるガスの密度分布の制御することができる。例えば、ガス供給孔60の角度θを小さくすることで、プラズマ処理空間Uにおけるガスの密度に勾配を作るように制御することができる。また、例えば、ガス供給孔60の角度θを大きくすることで、プラズマ処理空間Uにおけるガスの密度分布を平滑化することができる。
また、例えば、上記各領域にてガス供給孔60の直径を異なる大きさに適正化してもよい。例えば、直径を小さくしてガス供給孔60の数を増やせば、ガスの均一性を高めることができる。これに加えて、ガス供給孔60の空洞部61の高さを変化させてもよい。
以上、プラズマ処理装置を上記実施形態により説明したが、本発明にかかるプラズマ処理装置は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
本明細書では、基板の一例として半導体ウェハWを挙げて説明した。しかし、基板は、これに限らず、LCD(Liquid Crystal Display)、FPD(Flat Panel Display)に用いられる各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等であっても良い。
1 チャンバ
1a 誘電体窓部
2 マイクロ波プラズマ源
3 制御装置
10 本体部
11 載置台
21 ガス導入部
22 ガス供給源
30 マイクロ波出力部
40 マイクロ波伝送部
43a 周縁マイクロ波導入機構
43b 中央マイクロ波導入機構
44 マイクロ波伝送路
50 マイクロ波放射部材
52 外側導体
53 内側導体
54 スラグ
60 ガス供給孔
60a 細孔
61 空洞部
61c 段差部
62 ガス拡散室
63 金属製の部材
64 空洞部の開口部
65 空洞部の底部
100 マイクロ波プラズマ処理装置
121,131 誘電体天板
122,132 スロット
123、133 誘電体層
140 インピーダンス調整部材
U プラズマ処理空間

Claims (12)

  1. 処理容器の天井部に配置され、ガスからプラズマを生成するためのマイクロ波を該処理容器の内部に導入するマイクロ波導入モジュールと、
    前記処理容器の天井部に形成され、ガスをプラズマ処理空間に導入する複数のガス供給孔と、を有するマイクロ波プラズマ処理装置であって、
    前記複数のガス供給孔のそれぞれは、
    前記ガス供給孔の細孔から拡大し、前記プラズマ処理空間に開口した開口部を備え、前記処理容器の前記天井部と水平な底部を有した空洞部を有し、
    前記空洞部のプラズマ処理空間側の直径は3mm以上であって、かつ、プラズマ中のマイクロ波の表面波波長の1/8以下であり、
    前記処理容器の前記天井部と少なくとも前記空洞部の側壁は、絶縁性材料により被覆され、
    前記空洞部の前記底部は、前記絶縁性材料により被覆されておらず前記空洞部を構成する金属が露出しており、前記空洞部の前記側壁に被覆された前記絶縁性材料の厚さは、前記処理容器の前記天井部に被覆された前記絶縁性材料よりも薄い、
    プラズマ処理装置。
  2. 前記空洞部は、円筒形である、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記空洞部の前記開口部から前記底部までの深さは、5mm以上である、
    請求項1又は2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記空洞部は、前記開口部から前記底部に向かって厚さが薄くなるように絶縁性材料により被覆されている、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記空洞部の内部に被覆された絶縁性材料の厚さは、前記処理容器の天井部に被覆された絶縁性材料の厚さの1/100以下である、
    請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記空洞部は、1段以上の段差部を有する、
    請求項2~5のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記空洞部の直径は、前記開口部から前記底部に向かって小さくなる、
    請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記空洞部の前記開口部には、金属製の部材が設けられている、
    請求項1~7のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記空洞部は、前記細孔に繋がる円錐形を有し、
    前記円錐形の両端部と前記空洞部の中心線とによりなす角度θは、45°よりも小さい、
    請求項1~8のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記空洞部は、前記開口部側にて前記円錐形に繋がる円筒形を有する、
    請求項9に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記円筒形の部分の高さは、1mm以上である、
    請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記空洞部は、前記細孔に繋がる、円錐形よりも外側に湾曲した略円錐形を有し、
    前記略円錐形の両端部と前記空洞部の中心線とによりなす角度θは、45°よりも小さい、
    請求項1~8のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
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