JP7043469B2 - Alert device and alert system - Google Patents
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Description
本発明は、車両貸出サービスにおける注意喚起装置およびこれを備える注意喚起システムに関する。 The present invention relates to an alert device in a vehicle rental service and an alert system including the alert device.
昨今、予め登録したICカード等を用いて無人での車両の貸し出しを行い、車両の返却時に車両の利用時間や利用距離に応じてユーザに課金する車両貸出サービスが普及している(例えば特許文献1参照)。 Recently, a vehicle rental service in which an unmanned vehicle is rented using a pre-registered IC card or the like and the user is charged according to the usage time and distance of the vehicle when the vehicle is returned has become widespread (for example, patent documents). 1).
このような車両貸出サービスでは、車両の駐車スペースに入出庫を規制する駐車場看板が配置されており、車両貸出サービスの利用時には、ユーザが駐車場看板を移動させて車両を駐車スペースから出し、空いた駐車スペースに駐車場看板を戻してから車両の利用を開始する。 In such a vehicle rental service, a parking lot sign that regulates entry and exit is placed in the parking space of the vehicle, and when using the vehicle rental service, the user moves the parking lot sign to take the vehicle out of the parking space. Return the parking lot sign to the vacant parking space and then start using the vehicle.
しかし、このような車両貸出サービスでは、ユーザが車両を出した後の空いた駐車スペースに駐車場看板を戻し忘れる場合があるという問題があった。 However, in such a vehicle rental service, there is a problem that the user may forget to return the parking lot signboard to the vacant parking space after leaving the vehicle.
本発明の一態様は、車両貸出サービスに用いられる車両の駐車スペースに移動可能に配置され、車両の入出庫を規制する駐車場看板の、駐車スペースへの戻し忘れを注意喚起する注意喚起装置である。注意喚起装置は、車両が走行して駐車スペースを出る移動開始情報を取得する移動情報取得部と、移動開始情報を取得した車両の動作情報を取得する動作情報取得部と、動作情報取得部が取得した車両の動作に駐車場看板の移動に関する所定の動作が含まれない場合に、駐車場看板の戻し忘れの注意喚起信号を出力する注意喚起判定部と、を備える。 One aspect of the present invention is a warning device that is movably arranged in the parking space of a vehicle used for a vehicle rental service and alerts the user to forget to return the parking sign to the parking space, which regulates the entry and exit of the vehicle. be. The alert device includes a movement information acquisition unit that acquires movement start information when the vehicle travels and leaves the parking space, an operation information acquisition unit that acquires the operation information of the vehicle that has acquired the movement start information, and an operation information acquisition unit. It is provided with a warning determination unit that outputs a warning signal for forgetting to return the parking lot signboard when the acquired movement of the vehicle does not include a predetermined movement related to the movement of the parking lot signboard.
本発明の他の態様である注意喚起システムは、上述の注意喚起装置と、該注意喚起装置と通信可能な車両と、を備える。 The alert system according to another aspect of the present invention includes the above-mentioned alert device and a vehicle capable of communicating with the alert device.
本発明によれば、車両貸出サービスにおいて、ユーザが車両を出した後の駐車スペースに駐車場看板の戻し忘れることを防止することができる。 According to the present invention, in the vehicle rental service, it is possible to prevent the user from forgetting to return the parking lot signboard to the parking space after leaving the vehicle.
以下、図1~図7Dを参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る注意喚起装置を用いる車両貸出サービスには、カーシェアリングやレンタカー等のサービスがある。カーシェアリングは、予め登録したICカード等を用いて無人での車両(共有車両)の貸出しを行い、車両の返却時に車両の利用時間や利用距離(走行距離)に応じてユーザに課金するサービスである。レンタカーは、店員と対面して車両(共有車両)の貸出が行われる点でカーシェアリングと異なる。本実施形態に係る注意喚起装置は、これを用いるサービスとして、カーシェアリングに用いることが適している。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 7D. Vehicle rental services using the alert device according to the embodiment of the present invention include services such as car sharing and rental cars. Car sharing is a service that rents out unmanned vehicles (shared vehicles) using pre-registered IC cards, etc., and charges the user according to the usage time and distance (mileage) of the vehicle when returning the vehicle. be. Rent-a-car differs from car-sharing in that the vehicle (shared vehicle) is rented face-to-face with the clerk. The alert device according to the present embodiment is suitable for car sharing as a service using the device.
図7A~図7Dは、カーシェアリングの一例を説明する図である。例えばカーシェアリングに用いられる車両1は、図7Aに示すように、複数の駐車スペース2,2A,2Bを有する無人の駐車場の一区画を駐車スペース2として使用する。そして、この駐車スペース2がカーシェアリング用の駐車スペースであることを明示するために、この駐車スペース2には、駐車場看板3が配置される。駐車場看板3は、カーシェアリング用の駐車スペース2に駐車された車両1の前方に配置されており、ユーザによって移動可能に構成される。
7A-7D are diagrams illustrating an example of car sharing. For example, as shown in FIG. 7A, the
ユーザがカーシェアリングの利用を開始するときには、先ず、図7Bに示すように、駐車スペース2から車両1を出庫可能となるように、ユーザが駐車場看板3を移動させる。次いで、図7Cに示すように、ユーザが車両1を運転して、車両1を駐車スペース2から出す。次いで、図7Dに示すように、車両1を駐車スペース2から出した位置で一旦停止して、ユーザが駐車場看板3を空いた駐車スペース2に戻す。カーシェアリングの利用を開始するには、このようなユーザによる一連の行為が必要となる。
When the user starts using the car sharing, first, as shown in FIG. 7B, the user moves the
一方で、上述のカーシェアリングにおいては、カーシェアリングを利用するユーザが駐車場看板3を空いた駐車スペース2に戻し忘れる場合がある。ユーザが駐車場看板3を戻し忘れると、カーシェアリング用の駐車スペース2に他の車両が駐車してしまうおそれがある。カーシェアリング用の駐車スペース2に他の車両が駐車すると、カーシェアリング用の車両1が戻ってきたときに該車両1を返却できなくなり、他の駐車場等に止める必要が生じる。
On the other hand, in the above-mentioned car sharing, the user who uses the car sharing may forget to return the
これにより、例えば、カーシェアリング事業を行う事業体のスタッフが他の駐車場からカーシェアリング用の駐車スペース2にカーシェアリング用の車両1を戻す作業が生じたり、他の駐車場の駐車代金を負担したりする必要が生じる。また、ユーザが他の駐車場に止めること等の対応をするコールセンターの対応コストや他の駐車場に止めることによりこの車両1が使用できなくなることの使用機会の損失等が生じる。さらに、カーシェアリング用の駐車スペース2がコインパーキングの一区画の場合、他の車両がカーシェアリング用の駐車スペース2に無断で駐車すると、コインパーキングの使用機会の損出も発生する。
As a result, for example, the staff of the business entity engaged in the car-sharing business may have to return the car-sharing
またユーザが駐車場看板3を戻し忘れると、例えば、駐車場看板3をカーシェアリング用の駐車スペース2の隣の駐車スペース2A,2Bの前等においた場合、隣の駐車スペース2A,2Bを利用する車両1A,1Bを使用するときや駐車場に戻ってきたときに、隣の駐車スペース2A,2Bの利用者(車両1A,1Bの所有者)が駐車場看板3を退かす必要が生じ、手間がかかる。
If the user forgets to return the
本実施形態に係る注意喚起装置は、ユーザがカーシェアリングの利用を開始するときに、カーシェアリング用の車両1の動作に、駐車場看板に関連する所定の動作が含まれない場合には、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力する。例えば注意喚起装置は、カーシェアリング用の駐車スペース2から出たカーシェアリング用の車両1が一旦停止(車速が0km/h)し、かつこの車両1のドアの開閉が行われる等の所定の動作が検出されない場合には、駐車場看板3の戻し忘れと判断する。そして注意喚起装置は、この車両1に搭載される車載端末やユーザが使用するユーザ端末に駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力する。これにより、ユーザが駐車場看板3を戻し忘れることを防止することができる。
The alert device according to the present embodiment is parked when the user starts using car sharing and the operation of the
本実施形態に係る注意喚起システムでは、上述の注意喚起装置と、注意喚起装置と通信可能なカーシェアリング用の車両1とを用い、上述のようなカーシェアリングを提供する。これにより、ユーザが駐車場看板3を戻し忘れることを防止することができる。このようなカーシェアリングの提供を良好に実現するため、本実施形態では、以下のようなサーバ装置を用いた注意喚起システムを構成する。
In the alert system according to the present embodiment, the above-mentioned alert device and the
図1は、本発明の実施形態に係るサーバ装置40を用いた注意喚起システム100の概略構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る注意喚起システム100では、注意喚起装置は、サーバ装置40により構成される。
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an
カーシェアリング事業を行う事業体が保有し、カーシェアリング事業に供される車両1(以下、単に「車両1」ともいう)には、車載端末10が搭載されており、各車載端末10はサーバ装置40と通信可能である。本実施形態では、カーシェアリングを利用するユーザはユーザ端末20を有しており、ユーザ端末20はサーバ装置40と通信可能である。サーバ装置40からの注意喚起信号は、車載端末10およびユーザ端末20の一方または両方に出力される。なお、図1には、便宜上、1つの駐車スペース2に駐車される1台の車両1を示しているが、カーシェアリング事業を行う事業体は複数の車両1を保有し、それぞれが対応する駐車スペース2に駐車される。
An in-
車両1は、カーシェアリング事業のための専用車種でもよいが、車両1には、セダン、ミニバン、ワンボックスカー、ワゴン、トラック等の体格(車体の大きさ、荷室容量等)の異なる種々のタイプの四輪車両が含まれる。様々なタイプの車両1を用意することで、ユーザの選択肢が増え、カーシェアリングの利便性が向上する。
The
カーシェアリングに用いられる駐車スペース2は、車両1の貸出場所および返却場所となる場所であり、ユーザが車両1を使用するとき、例えば同一の駐車スペースが車両1の貸出場所および返却場所となる。本実施形態では、各駐車スペース2には、当該駐車スペース2に駐車される車両1を撮像可能に配置された駐車場カメラ30がそれぞれ設置されており、駐車場カメラ30およびサーバ装置40と通信可能である。
The
駐車スペースに配置される駐車場看板3は、例えば合成樹脂製の略直方体状に形成されており、その前面および後面にカーシェアリング用の駐車スペース2である旨の表示がなされている。また駐車場看板3は、安易に移動せず、ユーザによって移動可能に構成されており、例えば下部に錘を有する構造となっている。
The
カーシェアリングを利用するユーザは、カーシェアリング事業を行う事業体に必要な情報を予め登録した者である。サーバ装置40が注意喚起信号を出力するための端末は、上述の車載端末10に加え、ユーザ自身が所有するユーザ端末20が適している。
A user who uses car sharing is a person who has registered in advance information necessary for a business entity that conducts a car sharing business. As a terminal for the
本実施形態では、カーシェアリングを利用するユーザの信頼度が判定される。カーシェアリングの利用開始行為として、ユーザは、貸出場所である駐車スペース2に配置された駐車場看板3を移動して車両1を駐車スペースから出し、車両1を一旦停止して空いた駐車スペース2に駐車場看板3を戻すが、この利用開始行為に基づいてユーザの信頼度が判定される。すなわちユーザの信頼度とは、利用ルールを守るユーザであること、言い換えると、カーシェアリングの利用マナーがよいことを示す指標であり、ユーザそれぞれのマナーレイティングなるものである。
In this embodiment, the reliability of the user who uses car sharing is determined. As an act of starting the use of car sharing, the user moves the
図2は、図1に示す注意喚起システム100の要部構成を示すブロック図であり、図3は、図2に示すサーバ装置40の要部構成を示すブロック図である。図1および図2に示すように、本実施形態に係る注意喚起システム100は、カーシェアリング事業を行う事業体が保有する車両1に設けられた車載端末10と、カーシェアリングを利用するユーザが有するユーザ端末20と、カーシェアリング事業を行う事業体が保有する車両1の駐車スペース2に設けられる駐車場カメラ30と、サーバ装置40とを備える。
FIG. 2 is a block diagram showing a main part configuration of the
図2に示すように、車載端末10、ユーザ端末20、駐車場カメラ30およびサーバ装置40は、無線通信網、インターネット網、電話回線網などの通信ネットワーク50に接続される。図2には、便宜上、車載端末10、ユーザ端末20および駐車場カメラ30がそれぞれ1つずつ示されているが、実際には、通信ネットワーク50には、複数の端末10,20およびカメラ30が接続されている。
As shown in FIG. 2, the in-
車載端末10は、例えば車載ナビゲーション装置を含んで構成される。図2に示すように、車載端末10は、通信部11と、入出力部12と、記憶部13と、演算部14とを有する。車載端末10には、センサ群15と、アクチュエータ16とが接続される。
The in-
通信部11は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。入出力部12は、ユーザが操作可能な各種スイッチやボタン、マイク、スピーカ、モニタ等を有する。この他、入出力部12は、ユーザが有する認証カードからユーザ情報を読み取るカードリーダ121を有する。認証カードには、例えば集積回路(IC)が組み込まれてユーザの個人情報が格納された運転免許証(ICカード免許証)が用いられる。カードリーダ121は、車両外部から近づけられた認証カードを認識可能なように、車両1の所定部位(例えばリアウインドの下方)に設けられる。
The
記憶部13は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部13には、演算部14が実行する各種のプログラムや各種のデータ等が記憶される。例えば、ナビゲーション機能に関するプログラムや地図データ等が記憶される。またセンサ群15による検出データ等が一時的に記憶される。
The
演算部14はCPUを有し、入出力部12を介して入力された信号、センサ群15で検出された信号、通信部11を介して車載端末10の外部から受信した信号、および記憶部13に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、車両1の各部のアクチュエータ16、入出力部12、記憶部13および通信部11に制御信号を出力する。
The
例えば演算部14は、通信部11に制御信号を出力し、車載端末10とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。例えば演算部14は、カーシェアリング利用開始時にユーザがカードリーダ121に予め登録したICカード(認証カード)を近づけたとき、カードリーダ121を介して読み取ったユーザ情報を、通信部11を介してサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、受信したユーザ情報に対応する予約情報等の有無を判定し、対応する車両予約情報等があれば演算部14に解錠指令を送信し、対応する車両予約情報等がなければ施錠信号を送信する。演算部14は、解錠指令を受信すると解錠信号を、施錠指令を受信すると施錠信号を、それぞれ後述のロックアクチュエータ161に出力する。
For example, the
また演算部14は、車両1を識別する車両IDとともに、センサ群15からの信号の一部を、通信部11を介して所定時間毎にサーバ装置40に送信する。例えば演算部14は、カーシェアリングの利用開始時に、車両1が走行して駐車スペース2を出る移動開始情報および移動開始情報を取得した車両1の動作情報を、通信部11を介してサーバ装置40に送信する。移動開始情報には、例えば後述の車速センサ152が検出する車速情報が含まれ、動作情報には、例えば車速センサ152が検出する車速情報および後述のドア開閉センサ153が検出するドアの開閉情報が含まれる。
Further, the
サーバ装置40は、受信した動作情報に、駐車場看板3の移動に関する所定の動作が含まれない場合に駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を送信する。演算部14は、通信部11を介して注意喚起信号を受信すると、音声および画像の一方または両方により注意喚起を行う信号を入出力部12(例えば、モニタやスピーカ)に出力する。さらに本実施形態では、演算部14は、注意喚起信号を受信した後、さらに車両1を停止させる信号を受信すると、アクチュエータ16の有する後述のエンジン駆動用アクチュエータ162にエンジン停止信号を出力する。
The
センサ群15は、車両状態を検出する各種センサを含む。センサ群15は、一例として、GPS衛星からの信号を受信して車両1の位置を検出するGPSセンサ151と、車速を検出する車速センサ152と、ドアの開閉を検出するドア開閉センサ153とを有する。なお、図示は省略するが、車両1に作用する加速度を検出する加速度センサ、角速度を検出するジャイロセンサ、走行距離を検出する走行距離センサ、残燃料量を検出する残燃料検出センサおよび残バッテリ容量を検出する残バッテリ容量検出センサなどもセンサ群15に含まれる。
The
アクチュエータ16は、車載端末10(演算部14)からの指令により車両1に搭載される各種機器を駆動する。アクチュエータ16は、一例として、ドアロックを解錠または施錠するロックアクチュエータ161と、車両のエンジンを始動または停止させるエンジン駆動用アクチュエータ162とを有する。ロックアクチュエータ161は演算部14から解錠信号が出力されるとドアロックを解錠し、施錠信号が出力されるとドアロックを施錠する。エンジン駆動用アクチュエータ162は、演算部14からエンジン始動信号が出力されるとエンジンを始動し、エンジン停止信号が出力されるとエンジンと停止する。
The
なお、図示は省略するが、変速機駆動用アクチェータ、制動装置駆動用アクチュエータ、転舵用アクチュエータ等もアクチュエータ16に含まれる。
Although not shown, the
ユーザ端末20は、ユーザにより操作されるパーソナルコンピュータやスマートフォンに代表される携帯無線端末等により構成される。図2に示すように、ユーザ端末20は、通信部21と、入出力部22と、センサ群23と、記憶部24と、演算部25とを有する。
The
通信部21は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。入出力部22は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。ユーザは、入出力部22を介してユーザ情報を入力する。ユーザ情報には、ユーザの住所、氏名、連絡先、免許証番号、決済に必要な情報(例えばクレジットカード番号)等が含まれる。ユーザは、ユーザ情報を入力して会員登録した後にユーザIDが発行され、カーシェアリングが利用可能となる。
The
車両予約の申し込み時には、車両予約情報がユーザにより入力される。例えば、ユーザは、車両1の利用日時(利用開始日時と利用終了日時)を入力する。このとき、サーバ装置40は、利用日時の条件を満たす予約可能な車両1を検索するとともに、検索された車両1および駐車場の情報をユーザ端末20に送信する。
When applying for a vehicle reservation, the vehicle reservation information is input by the user. For example, the user inputs the usage date and time (use start date and time and use end date and time) of the
車両情報および駐車場情報は入出力部22に表示される。表示された車両1および駐車場の中から入出力部22を介してユーザが所望の車両1および駐車場を選択すると、あるいは表示された車両1および駐車場をユーザが承諾すると、車両予約が確定する。
Vehicle information and parking lot information are displayed on the input /
センサ群23は、ユーザ端末20の状態を検出する各種センサを含む。センサ群23は、一例として、GPS衛星からの信号を受信してユーザ端末20の位置を検出するGPSセンサ231を有する。なお、図示は省略するが、残バッテリ容量を検出する残バッテリ容量検出センサ、電波の受信状況を検出する電波受信センサなどもセンサ群23に含まれる。サーバ装置40は、GPSセンサ231が検出したユーザの位置情報を受信することで、車両1が駐車スペース2から出たことを判定することができる。
The
記憶部24は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部24には、演算部25が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。例えば記憶部24は、カーシェアリングの予約情報等を記憶することができる。
The
演算部25は、CPUを有し、入出力部22を介して入力された信号、通信部21を介してユーザ端末20の外部から受信した信号、センサ群23を介して入力されたユーザ端末20の位置情報および記憶部24に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部21と入出力部22と記憶部24とにそれぞれ制御信号を出力する。
The
例えば演算部25は、通信部21に制御信号を出力し、ユーザ端末20とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。例えば演算部25は、ユーザを識別するユーザIDとともに、車両1の予約申し込みやキャンセル等を指令する信号およびセンサ群23が検出した端末の位置情報等を、通信部21を介してサーバ装置40に送信する。演算部25でのこの処理により、ユーザは入出力部22(モニタなど)を介して予約車両の変更や確認等を行うことができる。
For example, the
駐車場カメラ30は、駐車場に固定配置されるCCDやCMOS等の撮像素子を有するカメラであり、防水機能を有して構成される。図2に示すように、駐車場カメラ30は、通信部31と、撮像部32と、記憶部33と、演算部34と、を有する。
The
通信部31は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。撮像部32は、CCDやCMOS等の撮像素子を有する。記憶部33は、揮発性または不揮発性のメモリを有し、記憶部33には、演算部25が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。
The communication unit 31 is configured to enable wireless communication with the
演算部34はCPUを有し、通信部31を介して駐車場カメラ30の外部から受信した信号および記憶部33に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部31と撮像部32と記憶部33とにそれぞれ制御信号を出力する。例えば演算部34は、通信部31に制御信号を出力し、駐車場カメラ30とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。例えば演算部34は、駐車場を識別する駐車場IDとともに、撮像部32が撮像した画像を、通信部31を介してサーバ装置40に送信する。
The
サーバ装置40は、例えばカーシェアリングサービスを行う事業体に設けられる。サーバ装置40は、クラウド上で仮想サーバ機能を利用して構成することもできる。図3に示すように、サーバ装置40は、通信部41と、入出力部42と、記憶部43と、演算部44とを有する。
The
通信部41は、通信ネットワーク50を介して、車載端末10、ユーザ端末20および駐車場カメラ30とそれぞれ無線通信可能に構成される。入出力部42は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。
The
記憶部43は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部43には、演算部44が実行する各種プログラムや各種データ等が記憶される。記憶部43は、メモリが担う機能的構成として、車両データベース431と、駐車場データベース432と、ユーザデータベース433とを有する。
The
車両データベース431は、カーシェアリングに供される複数の車両1それぞれの車両情報、すなわち、各車両1の車種、年式、車体番号、車両番号、走行距離、メンテナンス履歴、稼働率等の車両状態や車両特性を表す車両情報と、各車両1の利用計画とを車両IDとともに記憶する。利用計画には、各車両1の時系列の利用実績と、現在および未来の時系列の予約情報(利用開始日時および利用終了日時等)と、予約情報の合間に行われる車両1のメンテナンス計画とが含まれる。
The vehicle database 431 contains vehicle information for each of the plurality of
駐車場データベース432は、カーシェアリングに供される車両1が駐車される駐車スペース2を有する駐車場の駐車場情報、すなわち、各駐車場の住所、各駐車場における駐車スペース2の位置および該駐車スペース2に駐車される車両1(車両ID)等を、駐車場IDとともに記憶する。
The
ユーザデータベース433は、ユーザ端末20(入出力部22)を介して入力された各ユーザの住所、氏名、連絡先、免許証番号および決済に必要な情報等のユーザ情報と、各ユーザのカーシェアリングの利用マナーを含む信頼度を表す情報(信頼情報)とをユーザIDとともに記憶する。
The
演算部44は、CPUを有する。演算部44は、通信部41を介してサーバ装置40の外部から受信した信号、入出力部42を介して入力された信号、および記憶部43に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部41、入出力部42および記憶部43に制御信号を出力する。
The
演算部44は、プロセッサが担う機能的構成として、ユーザ予約管理部441と、施錠信号送信部442と、移動情報取得部443と、動作情報取得部444と、画像情報取得部445と、注意喚起判定部446と、信頼度判定部447と、信頼度出力部448と、を備える。
The
ユーザ予約管理部441は、ユーザ端末20(入出力部22)を介してユーザにより入力された車両1の利用申し込みを受け付ける。例えばユーザ予約管理部441は、車両1の利用日時等、ユーザにより入力された車両予約情報に合致する予約可能な車両1の情報を、通信部41を介して受信する。ユーザ予約管理部441は、受信した車両予約情報の条件を満たす予約可能な車両1を検索する。ユーザ予約管理部441は、検索された車両1および駐車スペース2の情報をユーザ端末20に送信し、選択されたまたは承認された車両1を予約車両として利用予約の申し込みを受け付ける。
The user reservation management unit 441 accepts the usage application of the
またユーザ予約管理部441は、車両1ごとに、現在および将来の利用計画を作成し、利用計画を車両データベース431に登録する。具体的には、ユーザ端末20(入出力部22)を介して受け付けられた予約車両の利用計画を作成し、これを車両データベース431に登録する。
Further, the user reservation management unit 441 creates current and future usage plans for each
施錠信号送信部442は、ユーザ予約管理部441にて受け付けたユーザ情報に対応する予約情報等の有無を判定し、通信部41を介して、対応する車両予約情報等があれば車載端末10に解錠信号を送信し、対応する車両予約情報等がなければ施錠信号を送信する。
The lock
移動情報取得部443は、車両1が走行して駐車スペース2を出る移動開始情報を受け付ける。車両1の移動開始情報には、車両1の1km/h以上の車速が含まれる。本実施形態では、移動情報取得部443は、車載端末10に接続される車速センサ152が検出する車両1の車速情報に基づいて、移動開始情報を受け付ける。
The movement
動作情報取得部444は、移動開始情報を取得した車両1の動作情報を受け付ける。言い換えると、動作情報取得部444は、駐車スペース2を出た車両1の動作情報を受け付ける。車両1の動作情報には、駐車スペース2を出た車両1の停止情報およびドアの開閉情報が含まれる。本実施形態では、動作情報取得部444は、車載端末10に接続される車速センサ152が検出する車両1の車速情報および車載端末10に接続されるドア開閉センサ153が検出する車両1のドアの開閉情報等に基づいて、動作情報を受け付ける。
The operation
画像情報取得部445は、駐車場カメラ30(撮像部32)が撮像する車両1の駐車スペース2の画像情報を受け付ける。
The image
注意喚起判定部446は、動作情報取得部444が取得した車両1の動作に駐車場看板3の移動に関する所定の動作が含まれない場合に、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力する。所定の動作には、車両1の停止および車両1のドアの開閉が含まれる。本実施形態では、注意喚起判定部446は、車両1が停止せず、かつ車両1のドアの開閉が行われない場合、ユーザによる駐車場看板3の戻し忘れがあると判定して、注意喚起信号を出力する。例えば、注意喚起判定部446は、動作情報取得部444が取得した車両1の動作情報に基づいて、駐車場看板3の戻し忘れを判定し、注意喚起信号を出力する。具体的には、注意喚起判定部446は、所定時間内に動作情報取得部444が駐車スペース2を出た車両1の停止情報およびドアの開閉情報を取得しない場合には、ユーザによる駐車場看板3の戻し忘れがあると判定して、注意喚起信号を出力する。
The
注意喚起判定部446が出力する注意喚起信号には、音声および画像による注意喚起信号が含まれる。例えば、車載端末10が、通信部11を介して、音声および画像による注意喚起信号を受信すると、演算部14が入出力部12に注意喚起を出力制御する。例えば、モニタに注意喚起の画像を表示させるとともに、スピーカで注意喚起の音声を出力させる。また例えば、ユーザ端末20が、通信部21を介して、音声および画像による注意喚起信号を受信すると、演算部25が入出力部22に注意喚起を出力制御する。例えば、モニタに注意喚起の画像を表示させるとともに、スピーカで注意喚起の音声を出力させる。
The alert signal output by the
信頼度判定部447は、ユーザの信頼度を判定する。信頼度判定部447は、カーシェアリングの利用開始行為に基づいてユーザの信頼度を判定する。例えば信頼度判定部447は、ユーザが一連のカーシェアリングの利用開始行為を行う場合には、信頼度を「良」と判定し、注意喚起を行った後に駐車場看板3を戻す行為を行った場合には、信頼度を「やや良」と判定する。また信頼度判定部447は、注意喚起を行った後に駐車場看板3を戻す行為を行わない場合には、信頼度を「悪」と判定する。
The
信頼度出力部448は、信頼度判定部447にて判定されたユーザの信頼度を、ユーザデータベース433に記憶するとともに、通信部41を介して、ユーザ端末20に送信する。これにより、ユーザは自己のカーシェアリングの利用マナーを知ることができる。
The
また信頼度判定部447が判定したユーザの信頼度に基づいて、例えばユーザに対して、カーシェアの優先予約権を付与したり、月会費等の免除や割引をしたりするサービスを提供することもできる。本実施形態では、信頼度判定部447は、カーシェアリングの利用開始行為に基づいてユーザの信頼度を判定したが、カーシェアリングの利用開始行為に加え、例えば、車両1の使用マナーやカーシェアリング利用時の交通違反の有無等に基づいて、ユーザの信頼度を判定してもよい。
Further, based on the reliability of the user determined by the
図4は、図3のサーバ装置40の演算部44で実行される注意喚起処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えば、ユーザがカードリーダ121に予め登録したICカード(認証カード)を近づけて認証(車載端末10に解錠信号を送信)されると開始され、ユーザの信頼度が評価されるまで実行される。
FIG. 4 is a flowchart showing an example of an alert process executed by the
図4に示すように、先ず、ステップS1において、移動情報取得部443での処理により、車両1の移動開始情報を取得する。次いで、ステップS2で、動作情報取得部444での処理により、移動開始情報を取得した車両1の動作情報を取得する。次いで、ステップS3で、注意喚起判定部446での処理により、動作情報取得部444にて取得した動作情報に所定の動作が含まれるか否かを判定する。本実施形態では、動作情報取得部444にて取得した動作情報に、車両1の停止および車両1のドアの開閉が含まれるか否かを判定する。
As shown in FIG. 4, first, in step S1, the movement start information of the
ステップS3で肯定されると、ステップS4で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「良」と判定し、処理を終了する。一方、ステップS3で否定されると、ステップS5で、注意喚起判定部446での処理により、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力する。次いで、ステップS6で、注意喚起判定部446での処理により、動作情報取得部444が所定の動作を取得したか否かを判定する。
If affirmed in step S3, in step S4, the reliability of the user is determined to be "good" by the process of the
ステップS6で肯定されると、ステップS7で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「やや良」と判定し、処理を終了する。一方、ステップS6で否定されると、ステップS8で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「悪」と判定し、処理を終了する。
If affirmed in step S6, in step S7, the reliability of the user is determined to be "slightly good" by the process of the
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)車両貸出サービスに用いられる車両1の駐車スペース2に移動可能に配置され、車両の入出庫を規制する駐車場看板3の、駐車スペース2への戻し忘れを注意喚起するサーバ装置40である。車両1が走行して駐車スペース2を出る移動開始情報を取得する移動情報取得部443と、移動開始情報を取得した車両1の動作情報を取得する動作情報取得部444と、動作情報取得部444が取得した車両1の動作に駐車場看板3の移動に関する所定の動作が含まれない場合に、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力する注意喚起判定部446と、を備える。
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) A
この構成により、ユーザが車両1を出した後の空いた駐車スペース2に駐車場看板3を戻し忘れることを容易に防止することができる。そのため、カーシェアリング用の駐車スペース2に他の車両が駐車してしまうことを防止することができる。これにより、例えば、カーシェアリング用の車両1を他の駐車場に止めたりすることを防止することができる。
With this configuration, it is possible to easily prevent the user from forgetting to return the
その結果、例えば、カーシェアリング事業を行う事業体のスタッフが他の駐車場からカーシェアリング用の駐車スペース2にカーシェアリング用の車両1を戻す作業が生じたり、他の駐車場の駐車代金を負担したりすることを防止することができる。またユーザが他の駐車場に止めること等の対応をするコールセンターの対応コストや他の駐車場に止めることによりこの車両1が使用できなくなることの使用機会の損失等が生じることも防止することができる。さらに、カーシェアリング用の駐車スペース2がコインパーキングの一区画の場合、他の車両がカーシェアリング用の駐車スペース2に無断で駐車すると、コインパーキングの使用機会の損出も発生するが、これも防止することができる。
As a result, for example, the staff of the business entity engaged in the car-sharing business may have to return the car-sharing
さらにまた、例えば、駐車場看板3をカーシェアリング用の駐車スペース2の隣の駐車スペース2A,2Bの前等においた場合、隣の駐車スペース2A,2Bを利用する車両1A,1Bを使用するときや駐車場に戻ってきたときに、隣の駐車スペース2A,2Bの利用者(車両1A,1Bの所有者)が駐車場看板3を退かす必要が生じるが、これも防止することができる。
Furthermore, for example, when the
(2)車両貸出サービスは、登録したICカードを用いて無人での車両1の貸し出しを行うカーシェアリングを含む。これにより、簡単な構成で、カーシェアリングの利用マナーを容易に向上させることができる。
(2) The vehicle rental service includes car sharing in which an
(3)注意喚起判定部446が出力する注意喚起信号は、音声および画像により注意喚起を行う信号を含む。これにより、車両貸出サービスを利用するユーザに確実に注意喚起を行うことができ、駐車場看板3の戻し忘れを防止することができる。
(3) The alerting signal output by the alerting
(4)注意喚起判定部446は、動作情報取得部444が取得した車両1の動作に所定の動作が含まれない場合に、車両1を停止させる信号を出力する。これにより、車両貸出サービスを利用するユーザにより確実に注意喚起を行うことができ、駐車場看板3の戻し忘れをより防止することができる。
(4) The
(5)車両1の駐車スペース2を撮像する駐車場カメラ30が撮像した画像を取得する画像情報取得部445をさらに備える。注意喚起判定部446は、画像情報取得部445が取得した画像に基づいて、注意喚起信号を出力する。これにより、簡単な構成で、ユーザが車両1を出した後の空いた駐車スペース2に駐車場看板3を戻し忘れることを防止することができる。
(5) An image
(6)注意喚起システム100は、上述のサーバ装置40と、サーバ装置40と通信可能な車両1とを備える。これにより、ユーザが車両1を出した後の空いた駐車スペース2に駐車場看板3を戻し忘れることを防止することができる。
(6) The
なお、上記実施形態では、注意喚起判定部446は、動作情報取得部444が取得した車両1の動作に駐車場看板3に関する所定の動作が含まれない場合に、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力したが、画像情報取得部445が取得した画像に基づいて、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力してもよい。具体的には、注意喚起判定部446は、画像情報取得部445が取得した画像に、駐車場看板3が含まれない場合に、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力してもよい。
In the above embodiment, the attention
図5は、図3のサーバ装置40の演算部44で実行される注意喚起処理の他の例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、図4に示すフローチャートと同様に、例えば、ユーザがカードリーダ121に予め登録したICカード(認証カード)を近づけて認証(車載端末10に解錠信号を送信)されると開始され、ユーザの信頼度が評価されるまで実行される。
FIG. 5 is a flowchart showing another example of the alert processing executed by the
図5に示すように、先ず、ステップS11において、移動情報取得部443での処理により、車両1の移動開始情報を取得する。次いで、ステップS12で、画像情報取得部445での処理により、駐車場カメラ30(撮像部32)が撮像する車両1の駐車スペース2の画像情報を取得する。次いで、ステップS13で、注意喚起判定部446での処理により、画像情報取得部445にて取得した画像情報に駐車場看板が含まれるか否かを判定する。
As shown in FIG. 5, first, in step S11, the movement start information of the
ステップS13で肯定されると、ステップS14で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「良」と判定し、処理を終了する。一方、ステップS13で否定されると、ステップS15で、注意喚起判定部446での処理により、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力する。次いで、ステップS6で、注意喚起判定部446での処理により、画像情報取得部445にて取得した画像情報に駐車場看板が含まれるか否かを判定する。
If affirmed in step S13, the reliability of the user is determined to be "good" by the process of the
ステップS16で肯定されると、ステップS17で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「やや良」と判定し、処理を終了する。一方、ステップS16で否定されると、ステップS18で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「悪」と判定し、処理を終了する。
If affirmed in step S16, the reliability of the user is determined to be "slightly good" by the process of the
また、上記実施形態では、注意喚起判定部446は、動作情報取得部444が取得した車両1の動作に所定の動作が含まれない場合に、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力したが、注意喚起信号を出力した後、動作情報取得部444が取得した車両1の動作に所定の動作が含まれない場合に、車両1を停止させる信号を出力してもよい。車載端末10(演算部14)は、通信部11を介して、車両1を停止させる信号を受信すると、アクチュエータ16の有する後述のエンジン駆動用アクチュエータ162にエンジン停止信号を出力する。
Further, in the above embodiment, the
図6は、図3のサーバ装置40の演算部44で実行される注意喚起処理の他の例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、図4に示すフローチャートと同様に、例えば、ユーザがカードリーダ121に予め登録したICカード(認証カード)を近づけて認証(車載端末10に解錠信号を送信)されると開始され、ユーザの信頼度が評価されるまで実行される。
FIG. 6 is a flowchart showing another example of the alert processing executed by the
図6に示すように、先ず、ステップS21において、移動情報取得部443での処理により、車両1の移動開始情報を取得する。次いで、ステップS22で、動作情報取得部444での処理により、移動開始情報を取得した車両1の動作情報を取得する。次いで、ステップS23で、注意喚起判定部446での処理により、動作情報取得部444にて取得した動作情報に所定の動作が含まれるか否かを判定する。本実施形態では、動作情報取得部444にて取得した動作情報に、車両1の停止および車両1のドアの開閉が含まれるか否かを判定する。
As shown in FIG. 6, first, in step S21, the movement start information of the
ステップS23で肯定されると、ステップS24で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「良」と判定し、処理を終了する。一方、ステップS23で否定されると、ステップS25で、注意喚起判定部446での処理により、駐車場看板3の戻し忘れの注意喚起信号を出力する。次いで、ステップS26で、注意喚起判定部446での処理により、動作情報取得部444が所定の動作を取得したか否かを判定する。
If affirmed in step S23, in step S24, the reliability of the user is determined to be "good" by the process of the
ステップS26で肯定されると、ステップS27で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「やや良」と判定し、処理を終了する。一方、ステップS26で否定されると、ステップS28で、注意喚起判定部446での処理により、車両1を停止させる信号を出力する。次いで、ステップS29で、サーバ装置40が通信部41を介してエンジン始動信号を受信すると、ステップS30で、信頼度判定部447での処理により、ユーザの信頼度を「悪」と判定し、処理を終了する。一方、ステップS29でエンジン始動信号が受信されない場合にはステップS26に戻り、上述を繰り返す。
If affirmed in step S26, the reliability of the user is determined to be "slightly good" by the process of the
上記実施形態では、演算部44は、ユーザ予約管理部441と、施錠信号送信部442と、移動情報取得部443と、動作情報取得部444と、画像情報取得部445と、注意喚起判定部446と、信頼度判定部447と、信頼度出力部448と、を備えて構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば演算部44は、移動情報取得部443と、動作情報取得部444と、注意喚起判定部446と、を備える構成であればよい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、移動情報取得部443が取得する車両1の移動情報として、1km/h以上の車速情報を用いて説明したが、移動情報取得部443が取得する車両1の移動情報は、例えば、駐車スペース2の位置情報と異なる車両1の位置情報であってもよい。例えば、車載端末10から送信される位置情報が駐車スペース2の位置情報と異なると、これを移動情報として受け付ける構成であってもよい。
In the above embodiment, the movement information of the
上記実施形態では、注意喚起判定部446が出力する注意喚起信号として、音声および画像による注意喚起信号を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。注意喚起判定部446が出力する注意喚起信号は、音声および画像の一方であってもよい。
In the above embodiment, the attention alert signal output by the attention
上記実施形態では、注意喚起判定部446は、注意喚起信号を出力した後、動作情報取得部444が取得した車両1の動作に所定の動作が含まれない場合に、車両1を停止させる信号を出力したが、本発明はこれに限定されない。例えば注意喚起判定部446は、注意喚起信号を出力するとともに、車両1を停止させる信号を出力する構成であってもよい。
In the above embodiment, the attention
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。 The above description is merely an example, and the present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications as long as the features of the present invention are not impaired. It is also possible to arbitrarily combine one or a plurality of the above-described embodiments and the modified examples, and it is also possible to combine the modified examples.
1 車両、2 駐車スペース、3 駐車場看板、10 車載端末、40 サーバ装置(注意喚起装置)、100 注意喚起システム、441 ユーザ予約管理部、443 移動情報取得部、444 動作情報取得部、445 画像情報取得部、446 注意喚起判定部 1 vehicle, 2 parking space, 3 parking lot signboard, 10 in-vehicle terminal, 40 server device (attention device), 100 attention system, 441 user reservation management unit, 443 movement information acquisition unit, 444 operation information acquisition unit, 445 images Information acquisition unit, 446 alert judgment unit
Claims (6)
前記車両が走行して前記駐車スペースから出る移動開始情報を取得する移動情報取得部と、
移動開始情報を取得した前記車両の動作情報を取得する動作情報取得部と、
前記動作情報取得部が取得した前記車両の動作に、前記駐車場看板の移動に関連する所定の動作が含まれない場合に、前記駐車場看板の戻し忘れの注意喚起信号を出力する注意喚起判定部と、を備えることを特徴とする注意喚起装置。 It is a warning device that is movably placed in the parking space of the vehicle used for the vehicle rental service and alerts the user to forget to return to the parking space of the parking sign that regulates the entry and exit of the vehicle.
A movement information acquisition unit that acquires movement start information when the vehicle travels and exits from the parking space.
The operation information acquisition unit that acquires the operation information of the vehicle that acquired the movement start information, and
When the operation of the vehicle acquired by the operation information acquisition unit does not include a predetermined operation related to the movement of the parking lot signboard, a warning determination that outputs a warning signal for forgetting to return the parking lot signboard is output. A warning device characterized by having a part and a part.
前記車両貸出サービスは、登録したICカードを用いて無人での車両の貸し出しを行うカーシェアリングを含む、ことを特徴とする注意喚起装置。 In the alert device according to claim 1,
The vehicle lending service is a caution device including car sharing in which an unmanned vehicle is rented using a registered IC card.
前記注意喚起判定部が出力する注意喚起信号は、音声および画像の一方または両方により注意喚起を行う信号を含む、ことを特徴とする注意喚起装置。 In the alert device according to claim 1 or 2,
The alerting device, characterized in that the alerting signal output by the alerting determination unit includes a signal for alerting by one or both of voice and image.
前記注意喚起判定部は、前記動作情報取得部が取得した前記車両の動作に前記所定の動作が含まれない場合に、前記車両を停止させる信号を出力する、ことを特徴とする注意喚起装置。 In the alert device according to any one of claims 1 to 3,
The alerting determination unit is characterized in that it outputs a signal for stopping the vehicle when the operation of the vehicle acquired by the operation information acquisition unit does not include the predetermined operation.
前記車両の前記駐車スペースを撮像する撮像部が撮像した画像を取得する画像情報取得部をさらに備え、
前記注意喚起判定部は、前記画像情報取得部が取得した画像に基づいて、前記注意喚起信号を出力する、ことを特徴とする注意喚起装置。 In the alert device according to any one of claims 1 to 4,
Further, an image information acquisition unit for acquiring an image captured by the image pickup unit that captures the parking space of the vehicle is provided.
The alerting determination unit is an alerting device characterized in that it outputs the alerting signal based on the image acquired by the image information acquisition unit.
前記注意喚起装置と通信可能な車両と、を備える注意喚起システム。 The alert device according to any one of claims 1 to 5, and
A warning system including a vehicle capable of communicating with the warning device.
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