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JP6829351B1 - 医療デバイス - Google Patents

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JP6829351B1
JP6829351B1 JP2020115138A JP2020115138A JP6829351B1 JP 6829351 B1 JP6829351 B1 JP 6829351B1 JP 2020115138 A JP2020115138 A JP 2020115138A JP 2020115138 A JP2020115138 A JP 2020115138A JP 6829351 B1 JP6829351 B1 JP 6829351B1
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Abstract

【課題】体内に挿入された状態で、目的部位またはその周辺に造影剤や薬剤を容易に送り込むことができると共に、目的部位およびその周辺を傷つけることなく生検鉗子等を挿入することができる医療デバイスを提供する。【解決手段】医療デバイス1は、ガイドワイヤ10とダイレータ20とシース30とを組み合わせてガイドワイヤ10の誘導により体内の目的部位およびその周辺に送り込み、シース30を留置させ、留置されたシース30に生検鉗子を挿入し、複数回、胆石や組織等を取り出すために用いられる。ダイレータ20の外面とシース30の内面とが近接または接する接触部Sと、ダイレータ20の外面とシース30の内面とが離間する離間部Tが設けられている。シース30には、シース30の外面と内面とを貫通する孔32が離間部Tに設けられ、ダイレータ20とシース30が組み合わされた状態で、孔32を介して造影剤や薬剤を体内に注入できる。【選択図】図2

Description

本発明は、体内に挿入された状態で、造影剤や薬剤等を患部に注入できる医療デバイスに関する。
ダイレータおよびシースを備えた医療デバイスは、従来からいろいろ提案されている。
例えば、特許文献1には、少なくとも1つのルーメンが設けられ、遠位側端部の外径が遠位側に向かって減少するダイレータと、前記ダイレータを挿入可能な内腔を有する外シースと、前記ダイレータ、前記ダイレータと前記外シースの間または前記外シースに軸方向へ移動可能に配置され、前記ダイレータよりも遠位側へ突出可能な位置決め部と、前記ダイレータのルーメンに挿入可能である長尺な穿刺デバイスと、を有する医療デバイスであり、穿刺する位置を容易に把握でき、誤穿刺を抑制して安全性を高めることができることが開示されている。
一方、経内視鏡(乳頭)的胆管生検を行う際には、複数個、複数個所の生検が必要となる。そこで、従来は、検体採取後に生検鉗子を内視鏡から抜去し、生検鉗子を再挿入した後、2箇所目以降の生検を行う必要性があった。その結果、生検の回数に応じてこの一連の操作を繰り返す必要があった。
特開2018−50734号公報
特許文献1には、穿刺デバイス(ガイドワイヤ)と、ダイレータと、外シース(シース)とを組み合わせて、生体管腔内に挿入されて生体組織を穿刺し、穿刺して形成した孔を広げた状態で保持する医療デバイスが開示され、この医療デバイスのポート部からシース内に造影剤や薬剤等を注入することが開示されている。
しかしながら、この医療デバイスでは、ダイレータの外面とシース内面は密着しており、ダイレータを抜かない限り、造影剤や薬剤等を注入できないという問題点があった。
一方、上述したように、経内視鏡(乳頭)的胆管生検では、生検鉗子を乳頭部に複数回挿入する必要がある。その際に、生検鉗子よって乳頭部およびその周辺部を傷つけてしまう可能性があるという問題点があった。
本発明は、上述した事情に鑑み、体内に挿入された状態で、目的部位またはその周辺に造影剤や薬剤を容易に送り込むことができると共に、目的部位およびその周辺を傷つけることなく生検鉗子等を挿入することができる医療デバイスを提供することを目的とする。
本発明の発明者は、上述した問題点に関して鋭意研究・開発を続けた結果、以下のような画期的な医療デバイスを見出した。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様は、ガイドワイヤと、ダイレータと、シースとを組み合わせて体内に挿入し、シースを体内に留置させる医療デバイスであって、ダイレータは、ガイドワイヤが貫通し、ガイドワイヤが移動可能な開口部と、開口部の管径に近づくように先端に向かって外径が細くなるテーパ部と、を有し、シースは、ダイレータを覆い、先端に向かって外径が細くなるテーパ部を有し、シースのテーパ部からシースの後端寄りに、シースの外面と内面とを貫通する少なくとも一つ以上の孔が、シースに形成されていることを特徴とする、医療デバイスにある。
ここで、「テーパ部」の形状は、開口部の管径に近づくように先端に向かって外径が細くなっていれば、特に限定されない。例えば、滑らかに外径が細くなっている形状であってもよいし、階段状に外径が細くなっている形状であってもよい。
かかる第1の態様によれば、ダイレータおよびシースにテーパ部を設けることで、ガイドワイヤの誘導により体内器官に挿入されるダイレータおよびシースに対する体内器官内の移動性と追従性を図り、先端が狭い状態(先端が狭められた状態)においても、造影剤や薬剤等が孔を介して適切に体内に注入できる。また、シースを留置した状態で生体鉗子をシース内に挿入しても、確実に造影剤や薬剤等が孔を介して体内に注入できる。
本発明の第2の態様は、ダイレータは、先端部から後端部に向かって、第1パーツ、第2パーツおよび第3パーツで構成され、第1パーツの外面には、ダイレータのテーパ部が形成され、第2パーツの外径が最も大きく、かつ当該外径はシースの内径に近く、第3パーツの外径は第2パーツの外径よりも小さいことを特徴とする、第1の態様に記載の医療デバイスにある。
かかる第2の態様によれば、第2パーツの外面とシースの内面とが近接して体内移動時のシースのダイレータに対する追従性を良好にし、第3パーツの外面とシースの内面との摩擦を小さくしてダイレータをシースから引き抜き易くすることができる。
また、第3パーツの外面とシースの内面との間に空間ができるので、ダイレータおよびシースの後端から、造影剤や薬剤等を容易に注入することができる。
本発明の第3の態様は、第2パーツの外面とシースの内面とが近接または接触する接触部と、第3パーツの外面とシースの内面とが離間する離間部とが設けられていることを特徴とする、第1または第2の態様に記載の医療デバイスにある。
かかる第3の態様によれば、離間部によりダイレータの外面とシースの内面との摩擦を低減してダイレータをシースから引き抜き易くすることができる。また、離間部を設けることで、造影剤や薬剤をシース内に容易に注入することができる。
本発明の第4の態様は、孔は、離間部に形成されていることを特徴とする、第3の態様に記載の医療デバイスにある。
かかる第4の態様によれば、離間部に造影剤や薬剤を注入することで、孔を介して、目的部位およびその周辺への造影剤や薬剤の供給を容易にかつ確実に行うことができる。
本発明の第5の態様は、ダイレータとシースとが組み合わさった状態で、シースは、先端から孔が形成されている部分の間に、ダイレータの外径とシースの内径とが同一またはそれに最も近い径となる最近接部を有することを特徴とする第1の態様に記載の医療デバイスにある。
かかる第5の態様では、実施形態2と同様に、ダイレータの外面とシースの内面との摩擦を小さくしてダイレータをシースから引き抜き易くすることができる。
また、シースの最近接部の後端側に、ダイレータの外面とシースの内面との間に空間ができるので、ダイレータおよびシースの後端から、造影剤や薬剤等を容易に注入することができる。
本発明の第6の態様は、第1〜第5の態様の何れか1つに記載の医療デバイスであって、ダイレータとシースとが組み合わされた状態で、十二指腸乳頭部に挿入され、造影剤や薬剤等を体内に注入できる医療デバイスにある。
かかる第6の態様では、十二指腸乳頭部に挿入された状態で、十二指腸乳頭部に造影剤や薬剤を容易に送り込むことができると共に、乳頭部を傷つけることなく、十二指腸乳頭部に生検鉗子等を挿入することができる。
実施形態1に係る医療デバイスの一例を示す概略側面図である。 図1のA部を拡大した概略側面図である。 図1のA部を拡大した概略断面図である。 実施形態1に係るダイレータの一例を示し、(a)は概略正面図、(b)は(a)のA−A概略断面図、(c)は(a)のB−B概略断面図である。 本実施形態に係るシースの一例を示す概略側面図である。 本実施形態に係る医療デバイスを留置させる生体内の一例を模式図である。 本実施形態に係る医療デバイスの先端側の形状の一例を示す概略側面図であり、(a)は実施例1、(b)は実施例2である。 本実施形態に係る医療デバイスの接触部の変形例を示す概略側面図であり、(a)は変形例1、(b)は変形例2である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る医療デバイスの実施形態を説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る医療デバイスの一例を示す概略側面図である。図2は、図1のA部を拡大した概略側面図である。図3は、図1のA部を拡大した概略断面図である。図4は、本実施形態に係るダイレータの一例を示し、(a)は概略正面図、(b)は(a)のA−A概略断面図、(c)は(a)のB−B概略断面図である。図5は、本実施形態に係るシースの一例を示す概略側面図である。図1〜図5に基づいて、本実施形態の医療デバイスを説明する。
本実施形態の医療デバイス1は、少なくとも2つの生体器官の生体組織同士を貫通させる器具である。2つの生体器官とは、例えば総胆管と十二指腸、血管と血管、等を指し、同じ器官でもよく、必ずしも異なる生体器官に限定されない。なお、本実施形態では、十二指腸と総胆管とを医療デバイス1を用いて貫通させ、例えば胆石や組織を摘出する手術を一例として説明する。
図1に示すように、医療デバイス1は、ガイドワイヤ10と、ガイドワイヤ10が内部に挿入されたダイレータ20と、ダイレータ20が内部に挿入されたシース30とが組み合わせされて構成されている。
そして、このように構成された医療デバイス1は、ガイドワイヤ10の誘導により体内の目的部位(総胆管内)に送り込まれ、先端部が目的部位に到達した際に、シース30を留置させる。そして、ガイドワイヤ10およびダイレータ20がシース30から引き抜かれた後、留置されたシース30内に生検鉗子等が複数回挿入され、胆石や組織等を取り出すことができるようになっている。
ガイドワイヤ10は、内視鏡等を用いて、器官内を目的部位までダイレータ20およびシース30を誘導する線である。ガイドワイヤ10は、一般的に、鋼線の芯を中心にして極細でスプリングのまいた鋼線で螺旋状に覆い、先端には非常に弾力性と柔軟性に富む半円球の鋼線が溶接され、全体にテフロン(登録商標)加工が施されている。なお、ガイドワイヤ10の材質および形状は、上記のような機能を有するものであれば特に限定されない。本実施形態では、ガイドワイヤ10の後端側に、医者等が操作するコネクタ、内視鏡等が設けられた操作部40を有している。
ダイレータ20は、図4に示すように、円筒管形状となっており、内部にガイドワイヤ10を挿入することができるようになっている。そして、ダイレータ20は、挿入されたガイドワイヤ10の誘導によりガイドワイヤ10と共に体内に送り込まれる。
ダイレータ20の軸方向の中心部には、ガイドワイヤ10が挿入可能とする貫通する開口部21が設けられている。開口部21の径は、図2に示すように、ガイドワイヤ10の外径D1よりやや大きく形成されている。したがって、ガイドワイヤ10は、ダイレータ20の開口部21内で自由に移動することができる。
本実施形態では、図4に示すように、ダイレータ20は、3つのパーツに分けて構成されている。3つのパーツとは、先端側から第1パーツ22、第2パーツ23および第3パーツ24である。なお、これらの3つのパーツは、1つのパーツで構成されてもよく、その構成は特に限定されない。
第1パーツ22は、開口部21の管径に近づくように先端に向かって外径が細くなるテーパ部22aが形成され、先端の外径D2はガイドワイヤ10の外径D1に近いかやや大きくなっている(D1≒D2、D1<D2)。このように構成することにより、ガイドワイヤ10とダイレータ20の先端との段差が解消される。その結果、ガイドワイヤ10と共にダイレータ20の体内の移動がスムーズに行われる。ここで、ダイレータ20の先端とはガイドワイヤ10に誘導され、体内に最初に挿入される部分であり、図1の上部側の部分である。
第2パーツ23は、第1パーツ22から連続的に形成され、図4に示すように、一定の外径D3を有し、後端側に向かって径が小さくなるテーパ状を呈している。ここで、外径D3は、後述するシース30の内径と同一またはそれに近い径になっている。
第3パーツ24は、第2パーツ23から連続的に形成され、図4に示すように、所定の外径D4を有している。なお、第2パーツ23の外径D3が最も大きく(D3>D1、D3>D4)、第3パーツ24の外径D4は、第1パーツ22の先端外径D2に近いか、同一となっている。
次に、シース30について説明する。シース30は、図2および図3に示すように、円筒管形状を呈し、ダイレータ20が貫通する貫通孔31が形成されている。
シース30は、ダイレータ20と組み合わさった状態において、ダイレータ20の第1パーツ22の少なくとも一部が、シース30の先端より突出するようになっている。すなわち、ダイレータ20と組み合わさった状態において、第1パーツ22の少なくとも一部はシース30で覆われないが、第2パーツ23および第3パーツ24は、シース30に覆われることになる。
また、シース30は、図5に示すように、先端に向かって外径が細くなるテーパ部30aを有しており、ダイレータ20に接触する先端は、ダイレータ20の外径とほぼ同じとなり、ダイレータ20とシース30との段差をほぼ無くしている。これにより、ダイレータ20と共に体内の移動がスムーズに行われる。
また、シース30の内径(貫通孔31の管径)dは、ダイレータ20の第2パーツ23の外径D3とほぼ同じであり、シース30をダイレータ20に組み合わせた状態において、図3に示すように、シース30の内面とダイレータ20外面が接触または近接する接触部Sが設けられる。
シース30を目的部位に留置させた後、シース30からダイレータ20を引き抜く必要がある。その際に、ダイレータ20の第3パーツの外径D4は、シース30の内径dよりも小さい(D4<d)ことから、シース30とダイレータ20との接触(近接も含む)するのは、ほぼ接触部Sのみとなる。その結果、従来の医療デバイスと比較して、シース30からダイレータ20を引き抜く際の抵抗が小さくすることができるので、シース30からダイレータ20を容易に引き抜くことができる。
そして、シース30には、接触部Sよりもシース30の後端よりに、外面と内面とを貫通する孔32が複数形成されている。孔32が形成される部分は、図3に示すように、第2パーツ23のテーパ状部分から形成されるシース30の内面とダイレータ20の外面とが離間した離間部Tである。すなわち、孔32は、離間部Tに連通している。したがって、シース30をダイレータ20と組み合わせた状態において、シース30とダイレータ20の後端部から造影剤や薬剤等を注入すると、孔32から造影剤や薬剤等を体内に容易に送り込むことができる。なお、本実施形態では、孔32を複数形成したが、その数は限定されず、1つ以上形成されていればよい。
なお、ダイレータ20およびシース30は、可撓性がある材料から成形されることが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ETFE、PTFE等のフッ素ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミドなどを好適に使用することができる。
図6は、本実施形態に係る医療デバイス1を留置させる生体内の一例であり、シース30を留置させた状態を示す模式図である。以下に、図6に基づいて医療デバイス1の使用の一例を説明する。
医療デバイス1を、生体組織からなる生体器官である十二指腸100に、口から侵入させる。具体的には、この図に示すように、ガイドワイヤ10による誘導で、シース30とダイレータ20とが組み合わさった状態で、医療デバイス1を十二指腸100と総胆管101との境界にある十二指腸乳頭部102(目的部位)の近傍に配置する。そして、上述したようにして、シース30の形成された孔32から、造影剤や薬剤等を目的部位およびその周辺に注入する。その後、シース30からダイレータ20およびガイドワイヤ10を引き抜く。そして、シース内に生検鉗子を複数回挿入し、十二指腸乳頭部102(目的部位)またはその周辺部から、例えば生体組織や胆石等を摘出する。
なお、ダイレータ20およびシース30は、ガイドワイヤ10により誘導され、体内器官内を進行する。医療デバイス1は、ダイレータ20およびシース30の先端部の形状が、先端に向かって先細となるテーパ部22a、30aになっているので、進行する際の抵抗を極力抑えることができる。
ここで、ダイレータ20のテーパ部22a対して2つの形態が可能である。具体的には、図7(a)に示す様に、先端の厚み無い状態に近い場合と、図7(b)に示す様に、ダイレータ20の先端はやや厚みがある場合とがある。状況に応じて、どちらも選択可能である。
これらの図に示すように、シース30の先端は、ダイレータ20の外周を覆い、ダイレータ20の外面とシース30の内面が接触または近接している接触部Sを形成している。本実施形態において、その接触部Sは、所定の長さを有している。なお、先端以外で接触部Sを形成してもよい。例えば、図8(a)に示す様に、ダイレータ20の外径をやや大きくしてもよく、図8(b)に示す様に、シース30の内径をやや小さくしてもよい。接触部Sを形成させることで、ダイレータ20の動きに対するシース30の追従性が良好となる。
シース30は、体内の目的部位に留置させる必要があり、目的部位に到達したシース30からダイレータ20を引き抜く動作が必要となる。A接触部Sよりも後端側に、シース30の内径dよりもダイレータ20の外径D4を小さくした離間部Tが形成されているので、シース30からダイレータ20を容易に引き抜くことができる。本実施形態では、図4に示すように、ダイレータ20の第2パーツ23の後端よりから第3パーツ24に向かってテーパ部が設けられ、シース30との間に離間部Tが形成される。この離間部Tにより、離間部Tにおけるダイレータ20の引き抜きの抵抗が小さくなり、シース30からダイレータ20のスムーズな引き抜きが可能となる。また、離間部Tにより造影剤や薬剤等の注入を容易にしている。
さらに、ダイレータ20およびシース30の先端部は外径が先端に向かうに連れて小さくなっており、医療デバイス1の体内への挿入性やガイドワイヤ10への追従性を向上させている。
ここで、特許文献1に開示されている医療デバイスでは、ダイレータの表面とシースの内面とが密着状態にあるため、シースからダイレータを抜かない限り、造影剤や薬剤等は注入できない。一方、本発明では、シース30に孔32が形成されているので、ダイレータ20およびシース30を体内に挿入した状態であっても先端の形状に関わらず、造影剤や薬剤の投入が可能となる。また、離間部Tにより、造影剤や薬剤等の注入をより容易にしている。さらに、シース30を留置した状態で、器官等によってダイレータ20およびシース30の先端側が狭くなった場合(狭められた場合)であっても、体内への造影剤や薬剤の投入が容易に行うことができる。
本発明の医療デバイス1は、ガイドワイヤ10と、ダイレータ20と、シース30とを組み合わせて体内に挿入し、シース30を体内に留置させる医療デバイス1である。そして、ダイレータ20は、ガイドワイヤ10が貫通しガイドワイヤ10が移動可能な開口部21と、開口部21の管径に近づくように先端に向かって外径が細くなるテーパ部22aと、を有している。シース30は、ダイレータ20を覆い、先端に向かって外径が細くなるテーパ部30aを有し、シース30のテーパ部30aからシース30の後端よりに、シース30の外面と内面とを貫通する少なくとも一つ以上の孔32が、シース30に形成されている。
このように医療デバイス1を構成することにより、ダイレータ20およびシース30にテーパ部22a、30aを設けているため、ガイドワイヤ10の誘導により体内器官に挿入されるダイレータ20およびシース30に対する体内器官内の移動性と追従性を向上させると共に、孔32を介して、造影剤や薬剤等を適切に体内に注入できる。
本発明の医療デバイス1の一態様として例えば、ダイレータ20は、複数のパーツから構成され、第1パーツ22の外面には、ダイレータ20のテーパ部22aが形成され、第2パーツ22の外径D3が最も大きく、外径D3はシース30の内径dに近く、第3パーツ24の外径D4が小さい。このように医療デバイス1を構成することにより、第2パーツ23の外面とシース30の内面とが近接して体内移動時のシース30のダイレータ20に対する追従性を良好にし、第3パーツ24の外面とシース30の内面との摩擦をなくしてダイレータ20をシース30から引き抜き易くすることができる。
本発明の医療デバイス1の一態様として例えば、第2パーツ23の外面とシース30の内面とが近接または接触する接触部Sと、第3パーツ24の外面とシース30の内面とが離間する離間部Tとが設けられている。このように構成することにより、離間部Tによりダイレータ20の外面とシース30の内面との摩擦をなくしてダイレータ20をシース30から引き抜き易くすることができる。また、離間部Tを設けることで、造影剤や薬剤をシース30内に容易に注入できる。
本発明の医療デバイス1の一態様として例えば、孔32は、離間部Tに形成されている。これにより、離間部Tに造影剤や薬剤を注入することで、孔32を介して、目的部位およびその周辺への造影剤や薬剤の供給が確実に行われる。
本発明の医療デバイス1の一態様として例えば、ダイレータ20とシース30とが組み合わされた状態で、十二指腸乳頭部102に挿入されるので、造影剤や薬剤等を十二指腸乳頭部102およびその近傍に注入できる。
(実施形態2)
実施形態1では、ダイレータの先端部の一部(第2パーツ)の外径が、シース30の内径と同一またはそれに近い径になっていた。すなわち、第2パーツが、ダイレータの外径とシースの内径とが同一またはそれに最も近い径となる最近接部となっていたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、実施形態1のダイレータとは異なり、先端から後端にかけて径が一定のダイレータを用いてもよい。ただし、その場合には、ダイレータとシースとが組み合わされた状態において、実施形態1のダイレータの第2パーツに対応するシースの部分(最近接部)の内径を、ダイレータの外径と同一またはそれに近い径にする必要がある。なお、この場合のシースに形成される孔は、シースの最近接部よりも後端よりに形成されることは言うまでもない。このように医療デバイスを構成しても、実施形態1と同様の効果が得られる。
(実施形態3)
実施形態1では、ダイレータを構成する第2パーツは、後端側に向かって径が小さくなるテーパ状を呈していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2パーツは、テーパ状ではなく、軸方向に外径がD3となる所定の長さ部分と、その後端側に、例えば外径がD4となる部分とからなり、段差があるように構成されてもよいし、階段状に後端側に向かって径が小さくなるように構成されていてもよい。このように医療デバイスを構成しても、実施形態1と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明の医療デバイスは、ダイレータとシースが組み合わされた状態や留置されたシース状態において、造影剤や薬剤に注入を望む分野に最適である。
1 医療デバイス
10 ガイドワイヤ
20 ダイレータ
21 開口部
22 第1パーツ
22a ダイレータのテーパ部
23 第2パーツ
24 第3パーツ
30 シース
30a シースのテーパ部
31 貫通孔
32 孔
40 操作部
100 十二指腸
101 総胆管
102 十二指腸乳頭部

Claims (4)

  1. 消化器領域の軟性内視鏡を用いた手術に利用され、ガイドワイヤと、ダイレータと、シースとを組み合わせて体内に挿入し、シースを体内に留置させる医療デバイスであって、
    前記ダイレータは、前記ガイドワイヤが貫通し、前記ガイドワイヤが移動可能な開口部を有し、先端部から後端部に向かって、第1パーツ、第2パーツおよび第3パーツで構成され、
    前記第1パーツの外面には、前記開口部の管径に近づくように先端に向かって外径が細くなるテーパ部が形成され、
    前記第2パーツの外径が最も大きく、かつ当該外径は前記シースの内径に近く、
    前記第3パーツの外径は前記第2パーツの外径よりも小さく、
    前記シースは、前記ダイレータを覆い、先端に向かって外径が細くなるテーパ部を有し、
    前記第3パーツの外面と前記シースの前記内面とが離間する離間部が設けられ、
    前記第2パーツの外面と前記シースの内面とが離間する前記シースの部分またはその前記第3パーツ側近傍に、前記シースの外面と内面とを貫通し、前記離間部を流れる造影剤または薬剤を放出させることができる少なくとも一つ以上の孔が形成されていることを特徴とする、
    医療デバイス。
  2. 前記離間部を形成する前記第2パーツの後端部に、前記第3パーツに向かって外径が細くなるテーパ部が設けられていることを特徴とする、
    請求項1に記載の医療デバイス。
  3. 前記ガイドワイヤおよび前記ダイレータを引き抜いた後に、前記シース内に生検鉗子を挿入することを特徴とする請求項1または2に記載の医療デバイス。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の医療デバイスであって、
    前記ダイレータと前記シースとが組み合わされた状態で、十二指腸乳頭部に挿入され、造影剤や薬剤を体内に注入できる医療デバイス。
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