JP6809191B2 - 転がり軸受ユニット - Google Patents
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Description
尚、本明細書及び特許請求の範囲で、軸方向に関して内とは、車両への組み付け状態で車両の幅方向中央側となる側を言い、同じく外とは、車両の幅方向外側となる側を言う。
このうちの摺接環17は、金属板製で、全体が円環状に構成されており、ハブ本体7の外周面のうち、回転側フランジ12の軸方向内側に隣接する部分に外嵌固定されている。シールリング18は、外輪2の軸方向外端部に外嵌固定された芯金19と、この芯金19により補強された、弾性材製で円環状のシール材20とを備えている。シール材20には、それぞれの先端縁を摺接環17の表面に全周に亙り摺接させた、3本のシールリップ21a〜21cが設けられている。
このうちの外輪は、例えば略円筒状に構成され、内周面に1乃至複数の外輪軌道を有しており、例えば使用時に懸架装置に支持固定されて回転しない。
前記ハブは、前記外輪の内径側にこの外輪と同心に配置され、外周面のうち前記外輪軌道と対向する部分に内輪軌道を、同じく前記外輪の軸方向外端開口から突出した部分に回転側フランジを、それぞれ有しており、例えば使用時にこの回転側フランジに車輪を結合固定した状態でこの車輪と共に回転する。
前記各転動体は、例えば玉や円すいころであり、前記外輪軌道と前記内輪軌道との間に転動自在に設けられている。
前記密封装置は、前記外輪の内周面と前記ハブの外周面との間に存在する内部空間の軸方向外端開口を塞ぐ為のもので、摺接環と、シールリングとを有している。
このうちの摺接環は、全体が円環状に構成されており、前記ハブの外周面のうち、例えば前記回転側フランジの軸方向内側に隣接する部分に外嵌固定され、前記ハブの外周面及び前記回転側フランジの軸方向内側面を覆う。
前記シールリングは、前記外輪の軸方向外端部に支持固定され、前記摺接環の表面にシールリップの先端縁を全周に亙り摺接させる。
更に本発明の場合には、前記摺接環を、前記ハブの外周面に外嵌固定された、例えば金属製で円環状の内径側摺接素子と、例えば金属製で円環状の外径側摺接素子とを、弾性材により接合する事により構成している。
本発明を実施する場合には、前記密封装置に、前記摺接環の軸方向外側面と前記回転側フランジの軸方向内側面との間で弾性的に挟持される密封シールを更に備えさせる事ができる。この場合、前記弾性材の一部に、前記密封シールを設ける事もできるし、これら弾性材と密封シールとをそれぞれ別々に設ける事もできる。
又、接合部に必要な剛性の大きさ(内径側摺接素子に対する外径側摺接素子の相対変位量)に応じて、前記内径側摺接素子の外径側端部と前記外径側摺接素子の内径側端部との近接態様(位置関係、対向関係、端部同士の距離等)や弾性材の種類を変更する事ができる。
本発明の第1態様では、前記弾性材の内部で、前記内径側摺接素子の外径側端部と前記外径側摺接素子の内径側端部とを、互いに離隔した状態で、一方の端部に設けられた円輪状又は円環状の端縁(例えば円筒状部分の軸方向端縁、又は円輪状部分の外周縁若しくは内周縁)と、他方の端部に設けられた円周方向に連続した側面(例えば円輪状部分の側面、円筒状部分の周面である径方向側面、円すい筒状部分の周面である径方向側面)とを対向させている。
又、端縁と側面とを対向させる場合よりも、接合部の剛性を高くしたい場合には、本発明の第2態様のように、前記弾性材の内部で、前記内径側摺接素子の外径側端部と前記外径側摺接素子の内径側端部とを、互いに離隔した状態で、円周方向に連続した側面同士を対向させる構成を採用する事もできる。
本発明の実施の形態の第1例に就いて、図1〜2を参照しつつ説明する。本例の転がり軸受ユニット1aは、自動車の車輪(従動輪)を懸架装置に対して回転自在に支持する為に利用するもので、外輪2aと、ハブ3aと、複数個の転動体(玉)4a、4aと、密封装置14bと、カバー16aとを備えている。
このうちの摺接環17bは、全体が円環状に構成されており、それぞれがステンレス鋼板等の耐食性を有する金属板製の内径側摺接素子33及び外径側摺接素子34と、これら内径側摺接素子33と外径側摺接素子34とを接合するゴムや合成樹脂等の弾性材製の弾性材35とを備えている。
このうちの芯金19aは、鋼板等の金属板に打ち抜き及び曲げ等のプレス加工を施す事により、断面略横T字形で全体を円環状に構成されており、円筒状の固定筒部48と、固定筒部48の軸方向外端部から径方向外方に向けて折れ曲がった外向鍔部49と、固定筒部48の軸方向内端部から軸方向外側に向けて折り返されると共に径方向内方に向けて折れ曲がった内径支持部50とを備えている。そして、このうちの固定筒部48を、外輪2aの軸方向外端部内周面に締り嵌めで内嵌固定している。
実施の形態の第1例では、図2に示した様に、内径側筒部38の軸方向内端縁と円板部37の軸方向外側面の外径側端部とを軸方向に近接対向させた状態で、接合環部44によって弾性材35を介して接着固定する事により、内径側摺接素子33と外径側摺接素子34とを接合している。そして、内径側筒部38の外周面と円板部37の外周縁とが、ほぼ同じ径方向位置になる様にしている。内径側摺接素子33と外径側摺接素子34との接合部の剛性を、前記実施の形態の第1例と同程度に設定する場合には、例えば図3の(A)に示した変形例の第1例の様に、接合環部44の内部で、内径側筒部38の内周面の軸方向内端部と円板部37の外周縁とを径方向に近接対向させる(弾性材35を介して径方向に重畳させる)構成を採用しても良い。変形例の第1例の構造では、内径側筒部38の軸方向内端縁と円板部37の軸方向内側面とが、ほぼ同じ軸方向位置になっている。
尚、変形例の第1例の構造では、円板部37の外周縁が、特許請求の範囲に記載した端縁に相当し、内径側筒部38の内周面である径方向内側面が、特許請求の範囲に記載した側面に相当する。
この様に、本例の場合には、内径側摺接素子33の外径側端部と外径側摺接素子34の内径側端部との位置関係を調節する事で、弾性材35に対する接着力を変化させたり、内径側摺接素子33の外径側端部と外径側摺接素子34の内径側端部との間部分に存在する弾性材35の厚さを変化させたりして、内径側摺接素子33と外径側摺接素子34との接合部の剛性の大きさを適宜調整する事ができる。
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図4を参照しつつ説明する。本例の密封装置14cの場合には、摺接環17cを構成する内径側摺接素子33aと外径側摺接素子34との接合部の剛性を、前記実施の形態の第1例の構造の場合よりも高くしている。
又、本例を実施する場合には、接合用円筒部53と内径側筒部38とのうちの何れか一方又は両方に、切り欠き又は貫通孔を、円周方向に関して等間隔となる複数の位置に設ける事ができる。この様な構成により、内径側摺接素子33aと外径側摺接素子34との接合部の剛性を調整可能にする事ができると共に、ゴムとの接着性を更に高める事ができる。又、接合環部44aを加硫成形する際に、ゴムの流動性を向上する事もできる。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
実施の形態の第2例では、図4に示した様に、内径側摺接素子33aと外径側摺接素子34との接合部の剛性を確保する為に、接合環部44aの内部で、内径側筒部38の径方向外側面と接合用円筒部53の径方向内側面とを径方向に近接対向させている。
但し、接合部に同程度の剛性を持たせる為には、内径側摺接素子の外径側端部と外径側摺接素子の内径側端部との対向方向は、径方向に限らず、摺接環と共に用いるシールリングの構成や、ハブ本体の外周面の形状(例えば凹曲面部28の曲率半径の大きさ)に応じて適宜変更する事ができる。
尚、この様な変形例の第3例の構造の場合、円板部37の軸方向外側面及び接合用円輪部54の軸方向内側面が、特許請求の範囲に記載した側面に相当する。
尚、この様な変形例の第4例の構造の場合、接合用円すい筒部55の径方向内側面及び内径側筒部33aの径方向外側面が、特許請求の範囲に記載した側面に相当する。
2、2a 外輪
3、3a ハブ
4、4a 転動体
5、5a 静止側フランジ
6a〜6d 外輪軌道
7、7a ハブ本体
8、8a 内輪
9 ナット
10a〜10d 内輪軌道
11、11a 保持器
12、12a 回転側フランジ
13 スタッド
14、14a〜14c 密封装置
15、15a 内部空間
16、16a カバー
17、17a〜17c 摺接環
18、18a シールリング
19、19a 芯金
20、20a シール材
21a〜21f シールリップ
22 蛇腹部
23 弾性部材
24 厚肉部
25 薄肉部
26 段部
27 円筒面部
28 凹曲面部
29 小径段部
30 かしめ部
31 支持筒部
32 底板部
33、33a、33b 内径側摺接素子
34、34a、34b 外径側摺接素子
35、35a 弾性材
36 嵌合筒部
37 円板部
38、38a 内径側筒部
39 側板部
40 外径側筒部
41 内径側円輪部
42 傾斜板部
43 外径側円輪部
44、44a〜44c 接合環部
45 覆い部
46 ガスケット部
47 係止段部
48 固定筒部
49 外向鍔部
50 内径支持部
51 外径側覆部
52 補助リップ
53 接合用円筒部
54 接合用円輪部
55 接合用円すい筒部
Claims (2)
- 内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、
外周面に内輪軌道を有すると共に外向フランジ状の回転側フランジを有し、前記外輪の内径側にこの外輪と同心に配置されて使用時に回転するハブと、
前記外輪軌道と前記内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、
前記外輪の内周面と前記ハブの外周面との間に存在する内部空間の軸方向外端開口を塞ぐ密封装置と、を備え、
この密封装置は、前記ハブの外周面に外嵌固定された摺接環と、前記外輪の軸方向外端部に支持固定され、前記摺接環の表面にシールリップの先端縁を全周に亙り摺接させたシールリングとを有しており、
前記摺接環が、前記ハブの外周面に外嵌固定された内径側摺接素子と、外径側摺接素子とを、弾性材により接合する事により構成されており、
前記弾性材の内部で、前記内径側摺接素子の外径側端部と前記外径側摺接素子の内径側端部とが、互いに離隔した状態で、一方の端部に設けられた端縁と他方の端部に設けられた側面とを対向させている、
転がり軸受ユニット。 - 内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、
外周面に内輪軌道を有すると共に外向フランジ状の回転側フランジを有し、前記外輪の内径側にこの外輪と同心に配置されて使用時に回転するハブと、
前記外輪軌道と前記内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、
前記外輪の内周面と前記ハブの外周面との間に存在する内部空間の軸方向外端開口を塞ぐ密封装置と、を備え、
この密封装置は、前記ハブの外周面に外嵌固定された摺接環と、前記外輪の軸方向外端部に支持固定され、前記摺接環の表面にシールリップの先端縁を全周に亙り摺接させたシールリングとを有しており、
前記摺接環が、前記ハブの外周面に外嵌固定された内径側摺接素子と、外径側摺接素子とを、弾性材により接合する事により構成されており、
前記弾性材の内部で、前記内径側摺接素子の外径側端部と前記外径側摺接素子の内径側端部とが、互いに離隔した状態で、側面同士を対向させている、
転がり軸受ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016241091A JP6809191B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | 転がり軸受ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016241091A JP6809191B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | 転がり軸受ユニット |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2018096444A JP2018096444A (ja) | 2018-06-21 |
| JP2018096444A5 JP2018096444A5 (ja) | 2019-11-28 |
| JP6809191B2 true JP6809191B2 (ja) | 2021-01-06 |
Family
ID=62634685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2016241091A Active JP6809191B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | 転がり軸受ユニット |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP6809191B2 (ja) |
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| JP7528839B2 (ja) * | 2021-03-30 | 2024-08-06 | 日本精工株式会社 | ハブユニット軸受 |
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2016
- 2016-12-13 JP JP2016241091A patent/JP6809191B2/ja active Active
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|---|---|
| JP2018096444A (ja) | 2018-06-21 |
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